JP2502014B2 - 複合板の製造方法 - Google Patents

複合板の製造方法

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JP2502014B2
JP2502014B2 JP4249726A JP24972692A JP2502014B2 JP 2502014 B2 JP2502014 B2 JP 2502014B2 JP 4249726 A JP4249726 A JP 4249726A JP 24972692 A JP24972692 A JP 24972692A JP 2502014 B2 JP2502014 B2 JP 2502014B2
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村 弘 之 西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合板の接着方法に関
し、特に、製造効率の向上を図った複合板の接着方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複合板の接着装置は、表面材搬送
手段により搬送される表面材と基材搬送手段により搬送
される基材(該基材は、接着剤が塗布されている。)と
を合わせ、加熱手段等を使って表面材と基材を接着して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表面材
と基材を搬送しつつ位置合わせを行なう関係上、位置合
わせが難しく、特に、表面材搬送手段の搬送速度の変
化、基材搬送手段の搬送速度の変化等により、位置ずれ
が生じやすく、後の工程で基材又は表面材を大幅に切断
しなければならず材料が無駄になると共に位置ずれが生
じた場合、装置を停止して調整を行なわなければならず
製造効率が大幅に低下するという問題点が生じた。
【0004】本発明は、前記した従来の問題点を除去す
るようにした複合板の接着方法を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の複合板の接着方法は、表面材の先端を保持
して搬送する表面材搬送手段と、この表面材搬送手段に
より搬送された表面材の先端側をガイドすると共に該表
面材を所定位置に待機させるガイド体と、接着剤を塗布
した基材を搬送して前記ガイド体の下方に位置する基材
搬送手段と、前記表面材に当接又は非当接する表面材当
接ローラとを備え、前記表面材搬送手段により前記表面
材を前記ガイド体の所定位置に待機させ、前記表面材が
前記ガイド体の所定位置に待機している間、前記基材搬
送手段により搬送される前記基材の先端部を前記表面材
に接触させると共に前記表面材が前記基材と共に移動し
ないように、前記表面材の後端側を押さえて、前記基材
搬送手段により前記基材を所定位置に搬送させて、前記
ガイド体で待機している前記表面材の先端側と前記基材
の先端側とを略一致させ、その後、前記表面材当接ロー
ラを前記表面材に当接させて接着するものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1は、複合板の接着装置1の概略的全体構成図で
ある。図1及び図2において、複合板の接着装置1は、
基材2(例えば、木材、合成樹脂、パーチクルボード、
中質繊維板、合板、石膏ボード、石綿セメント、ケイ酸
カルシュウム板、石膏スラグ板等)を供給する基材供給
部A、この基材供給部Aにより供給された基材2に接着
剤[例えば、ホットメルト、酢ビ系、溶剤タイプ(ポリ
アミド系接着剤)等]を塗布するロールコータ等の塗布
部B、表面材3(例えば、ツキ板、ポリエステル、塩
ビ、プリント紙、ダップシート、フェノールシート、メ
ラミンシート等)を供給する表面材供給部C、基材2と
表面材3とを合わせる合わせ部D、基材2と表面材3と
を押圧する押圧部E(例えば、図示しないが、ベルトで
表面材3に当接して押圧する。)、基材2と表面材3と
を例えば、高周波により加熱して接着剤の糊の水分を蒸
発させ、基材2と表面材3の接着を促進する接着部F
と、基材2上に表面材3を積層した複合板を所定形状に
カットするトリミング部Gとから概略構成される。
【0007】表面材供給部Cには、表面材3を受入部4
からガイド体16の所定位置まで搬送する表面材搬送手
段6が設けられている。表面材搬送手段6は、例えば、
受入部4に積層された表面材3を真空吸着等により吸着
する吸着部7と、吸着された表面材3の一端を保持して
ガイド体16の所定位置まで搬送する保持部8とからな
る。
【0008】吸着部7は、後述する第1のセンサ9(光
電管)で基材2の先端側を検知した後、吸着部7は、図
2の実線で示す位置に降下し、その後、表面材3を吸着
して図2の二点鎖線で示す位置へと移動する。
【0009】又、保持部8は、サーボモータ(図示せ
ず)によりボールねじ(図示せず)を駆動して移動させ
ると共に移動する際シリンダ(図示せず)によりローラ
10を倣いガイド11に当接させて図2に示す実線の保
持部8を二点鎖線で示す保持部8’、保持部8’’、保
持部8’’’、実線で示す保持部8・・・・へと移動さ
せるものである。
【0010】なお、保持部8のチャック12で表面材3
を保持して倣いガイド11に沿って走り出すタイミング
は、後述する第2のセンサ13(光電管)で基材2の先
端側を検知した後である。
【0011】又、図2に示す倣いガイド11の手前側中
途部には、表面材3の浮上がりを防止する表面材浮上り
防止ローラ14が設けられている。なお、図示の表面材
浮上り防止ローラ14の位置は、保持部8が合わせ部D
側へ移動した後、シリンダーにより突き出された状態を
示している。15は、表面材3の下方側のガイドであ
る。又、16は、ガイド体で、ガイド体16は、例え
ば、図2乃至図4に示すように、表面材搬送手段6によ
り搬送された表面材3の先端側をガイドすると共に該表
面材3を所定位置に待機させるもので、17は、ガイド
体16に設けられた窪み部で、窪み部17で表面材3の
位置が規制され、又、図示18で、基材2の幅方向が規
制される。19は、ローラである。
【0012】なお、表面材3がガイド体16の所定位置
で待機している間、表面材3の下に後述する基材2が送
られ、基材2が表面材3に接触して、表面材3が基材2
と共に移動しないように、表面材3の後端側を表面材浮
上り防止ローラ14(図2の二点鎖線で示す位置)で押
えている。
【0013】一方、基材供給部Aにより供給され基材2
は、塗布部Bで接着剤を塗布され、ガイド体16の下方
に位置する基材搬送手段20(例えば、駆動ローラ2
0)で搬送される。
【0014】駆動ロール20の間には、基材2の進行方
向に従って、第1のセンサ9(例えば、光電管)、第2
のセンサ13(例えば、光電管)、第3のセンサ21
(例えば、光電管)、第4のセンサ22(例えば、光電
管)がそれぞれ設けられている。
【0015】又、第2のセンサ13と第3のセンサ21
との間には、シリンダで昇降するストッパ部23が設け
られている。図2記載のストッパ部23は、上昇してい
る状態を示している。
【0016】ストッパ部23に当接した基材2は、一瞬
停止し、その後、ストッパ部23が下降し、基材2を安
定した状態で第3のセンサ21側へ供給される。
【0017】なお、第1のセンサ9で基材2の先端を検
知すると、吸着部7の真空吸着により表面材3を吸着す
る。又、第2のセンサ13で基材2の先端を検知する
と、保持部8のチャック12で表面材3を挟んで保持部
8が合わせ部D側へと走行する。
【0018】又、第3のセンサ21で基材2の後端を検
知すると、図2に示すように、ストッパ部23が上昇す
る。
【0019】そして、24は、表面材当接ローラで、表
面材当接ローラ24は、当接手段25により、表面材3
に当接又は非当接するもので、例えば、基材2が第4の
センサ22の位置から距離H(距離Hは、第4のセンサ
22の位置からガイド体16で待機している表面材3の
先端側との間)進んだ状態、つまり、ガイド体16で待
機している表面材3の先端側と基材2の先端側とが略一
致した状態(より望ましくは、表面材3の先端と基材2
の先端とが一致した状態)時に、当接手段25(例え
ば、シリンダ25を動作させる。)により、表面材当接
ローラ24を図2に示すように実線状態から二点鎖線で
示す状態移動させて、表面材3に当接させるものであ
る。
【0020】なお、前記距離Hは、例えば、駆動ロール
20の速度が一定とすれば、タイマによる所定時間或
は、基材搬送手段20の駆動所定パルス数をカウントす
ることにより制御することができる。
【0021】そして、表面材3を基材2に対して押し付
けた状態で押圧部E、接着部F、トリミング部G側へ供
給することとなる。
【0022】従って、複合板の接着装置1を動作させる
と、表面材3を表面材搬送手段6により搬送して所定位
置に待機させる(表面材待機工程)と、一方、基材2側
においては、塗布部Bで接着剤を塗布した基材2を基材
搬送手段20により搬送して待機した表面材3の下方に
位置させると共に表面材3の先端側を基材2の先端側に
位置合わせた状態で(表面材3に表面材当接ローラ24
を当接させ表面材当接ローラ24と基材搬送手段20に
より)基材2と表面材3を押圧部E側へと送り込む(送
り込み工程)と、この送り込み工程の後、表面材3と基
材2を加熱して表面材3と基材2を接着させる(接着工
程)ものである。
【0022】なお、本実施例にいう複合板とは、基材2
(例えば、木材、合成樹脂、パーチクルボード、中質繊
維板、合板、石膏ボード、石綿セメント、ケイ酸カルシ
ュウム板、石膏スラグ板等である。)の上に接着剤を介
して表面材3(例えば、ツキ板、ポリエステル、塩ビ、
プリント紙、ダップシート、フェノールシート、メラミ
ンシート等)を積層したものをいう。
【0023】
【発明の効果】本発明の複合板の接着方法は、表面材の
先端を保持して搬送する表面材搬送手段と、この表面材
搬送手段により搬送された表面材の先端側をガイドする
と共に該表面材を所定位置に待機させるガイド体と、接
着剤を塗布した基材を搬送して前記ガイド体の下方に位
置する基材搬送手段と、前記表面材に当接又は非当接す
る表面材当接ローラとを備え、前記表面材搬送手段によ
り前記表面材を前記ガイド体の所定位置に待機させ、前
記表面材が前記ガイド体の所定位置に待機している間、
前記基材搬送手段により搬送される前記基材の先端部を
前記表面材に接触させると共に前記表面材が前記基材と
共に移動しないように、前記表面材の後端側を押さえ
て、前記基材搬送手段により前記基材を所定位置に搬送
させて、前記ガイド体で待機している前記表面材の先端
側と前記基材の先端側とを略一致させ、その後、前記表
面材当接ローラを前記表面材に当接させて接着するか
ら、厚みが薄く腰が弱い表面材でも、表面材搬送手段に
より表面材の先端を保持して、表面材をガイド体に導
き、表面材をガイド体の所定位置に待機させることがで
き、しかも、表面材がガイド体の所定位置に待機してい
る間、基材搬送手段により搬送される基材が表面材に接
触して表面材が基材と共に移動しようとするが、表面材
の後端側を押さえているため、その移動を防ぐことがで
き、ガイド体で待機している表面材の先端側と基材の先
端側をより一致させて表面材を基材に接着させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の複合板の接着方法を実施す
るための複合板の接着装置の概略的全体構成図である。
【図2】図1の複合板の接着装置の要部を示す概略的な
側面図である。
【図3】図3のガイド体部分を拡大して示す概略的な側
面図である。
【図4】図3のA−A線によって切断し、矢印方向から
見た概略的な断面図である。
【図5】図1の保持部を拡大して示す概略的な側面図で
ある。
【符号の説明】
1 複合板の接着装置 2 基材 3 表面材 6 表面材搬送手段 16 ガイド体 24 表面材当接ローラ 25 当接手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面材の先端を保持して搬送する表面材
    搬送手段と、この表面材搬送手段により搬送された表面
    材の先端側をガイドすると共に該表面材を所定位置に待
    機させるガイド体と、接着剤を塗布した基材を搬送して
    前記ガイド体の下方に位置する基材搬送手段と、前記表
    面材に当接又は非当接する表面材当接ローラとを備え、 前記表面材搬送手段により前記表面材を前記ガイド体の
    所定位置に待機させ、前記表面材が前記ガイド体の所定
    位置に待機している間、前記基材搬送手段により搬送さ
    れる前記基材の先端部を前記表面材に接触させると共に
    前記表面材が前記基材と共に移動しないように、前記表
    面材の後端側を押さえて、前記基材搬送手段により前記
    基材を所定位置に搬送させて、前記ガイド体で待機して
    いる前記表面材の先端側と前記基材の先端側とを略一致
    させ、その後、前記表面材当接ローラを前記表面材に当
    接させて接着することを特徴とする複合板の接着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6118995U (ja) * 1984-07-10 1986-02-03 三菱重工業株式会社 二重反転プロペラの潤滑装置
JPS6140487U (ja) * 1984-08-18 1986-03-14 松下電工株式会社 局部洗浄装置

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