JP2500220Y2 - 洗面設備 - Google Patents

洗面設備

Info

Publication number
JP2500220Y2
JP2500220Y2 JP1990063370U JP6337090U JP2500220Y2 JP 2500220 Y2 JP2500220 Y2 JP 2500220Y2 JP 1990063370 U JP1990063370 U JP 1990063370U JP 6337090 U JP6337090 U JP 6337090U JP 2500220 Y2 JP2500220 Y2 JP 2500220Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
dental
tank
supply pipe
mixing valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990063370U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0422914U (ja
Inventor
悟 里村
Original Assignee
株式会社イナックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP1990063370U priority Critical patent/JP2500220Y2/ja
Publication of JPH0422914U publication Critical patent/JPH0422914U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500220Y2 publication Critical patent/JP2500220Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はデンタルウォッシャ(口腔洗浄装置)を備え
た洗面設備に関する。
[従来の技術] 近年、口腔衛生と予防歯科への関心の高まりにつれて
デンタルウォッシャが普及しつつある。従来のデンタル
ウォッシャはポータブル式のものであり、可搬ケース内
にタンクとポンプを設置すると共に、該ポンプに連通さ
れたチューブの先端にデンタルノズル(口腔挿入用ノズ
ル)を設けたものである。デンタルウォッシャの使用者
は、使用の都度、可搬ケースからタンクを取り出して水
道蛇口まで運んでタンク内に水を注ぎ込み、その後、該
タンクをケースにセットする。
[考案が解決しようとする課題] 上記の如く、従来のデンタルウォッシャは、使用の度
毎にタンクを取り出してタンクに水を入れる必要があ
り、不便であった。また、タンクに水道水をそそまま入
れることが多いが、特に冬期などにあっては、冷水が口
腔内に射出されるため、歯ぐきがしみたりして使用感に
劣ることもあった。
[課題を解決するための手段] 本考案の洗面設備は、洗面器、該洗面器に向って吐水
する吐水具及び給水管と給湯管とが接続されると共に混
合水用配管により該吐水具と接続された吐水具用の混合
弁を備えた洗面設備において、給水管から分岐した分岐
給水管と給湯管から分岐した分岐給湯管とが接続された
デンタルウォッシャ用の混合弁と、該デンタルウォッシ
ャ用混合弁から混合水が供給されるタンクと、該タンク
から混合水が供給されるデンタルノズルと、該タンクの
水を排出する水抜配管とを設けたことを特徴とするもの
である。
[作用] かかる本考案の洗面設備においては、デンタルウォッ
シャ用の混合弁で所望温度となるように湯と水が混合さ
れた混合水がタンクを介してデンタルノズルに供給され
る。従って、冬期などにあっても、歯茎が冷水でしみた
りすることがない。
また、本考案の洗面設備にあっては、タンクから水抜
配管によって水を直に排出できる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る洗面設備としての洗髪
洗面化粧台の斜視図、第2図はこの洗髪洗面化粧台に組
み込まれているデンタルウォッシャの斜視図、第3図は
給水系統図である。
この洗髪洗面化粧台10は、洗面器12が上面に設置され
た洗面キャビネット14と、該洗面キャビネット14の奥側
に立設されたミラーキャビネット16を備えている。洗面
キャビネット14の背面側からは給水管18と給湯管20とが
該キャビネット14内に差し込まれており、これら給水管
18、給湯管20は配管18a、20aを介して湯水混合弁22に接
続されている。この湯水混合弁22は湯と水とを所望の割
合にて混合して混合水とするためのものであり、この湯
と水との混合割合を調節すると共に混合水の吐出水量を
調節するためのレバーハンドル24を備えている。湯水混
合弁22の吐出口は混合水用の配管26、継手28及びフレキ
パイプ30を介して吐水具32に接続されている。この吐水
具32は本実施例ではシャワーと通常吐水とを切り替えて
使用することができるタイプのものである。
給水管18及び給湯管20からは配管18b、20bが分岐され
ており、これら配管18b、20bはデンタルウォッシャ用の
混合弁(以下、デンタル用混合弁と略。)33に接続され
ている。デンタル用混合弁33の混合水吐出口は配管34を
介してミラーキャビネット16に設けられたデンタルウォ
ッシャ36に接続されている。なお、デンタル用混合弁33
のレバーハンドル33aを正面向って右側に回すと混合水
温度が低下し、左側に回すと混合水温度が高くなる。ま
た、レバーハンドル33aを上下方向に回動することによ
り吐水、止水及び水量調節を行なうことができる。
ミラーキャビネット16は、正面部分にミラー38を備え
ると共に、上辺部分に照明灯40を備えている。また、ミ
ラー38の側辺部分には、収納棚42と、収納扉44付きの収
納部とが設けられている。46はコンセント、48は照明ス
イッチである。
ミラーキャビネット16はミラー38の下側の部分に中空
の突部50が設けられており、この突部50内に前記デンタ
ルウォッシャ36が設けられている。なお、本実施例では
突部50の前面が開閉自在な扉51となっており、該扉51を
開けてデンタルウォッシャ36の設置や修理等を行なえる
ようになっている。扉51は、デンタルウォッシャ36のス
イッチ52と水量調整ダイヤル54を前方に露出させるため
の開口を備えている。
第2、3図に示す如く、このデンタルウォッシャ36
は、前記スイッチ52及びダイヤル54を前面に備えたケー
シング56と、該ケーシング56に着脱可能に設置された温
水タンク58と、該温水タンク58内に設けられた給水制御
用のボールタップ60と、温水タンク58内の水(温水でも
冷水でも良い)を送水するためのポンプ62と、ポンプ62
に流量調整弁64及びフレキチューブ66を介して接続され
たデンタルノズル68と、給水の受入れ口70とボールタッ
プ60とを接続する配管72と、該配管72の途中に設けられ
た開閉弁74と、タンク58の底部に接続された水抜配管76
と、該水抜配管76の途中に設けられた開閉弁78を備えて
いる。図示はしないが、タンク58にはオーバーフロー管
が設けられており、過剰な水をオーバーフローさせて水
抜配管76へ抜き出しうるように構成されている。
第1図に示す如く、前記突部50の近傍部分にはブラケ
ット80が設けられており、デンタルノズル68はこのブラ
ケット80に係止しておくことが可能とされている。
前記洗面器12の排水口82には排水パイプ84が接続され
ているが、前記水抜配管76はこの排水パイプ84の途中に
接続されている。
このように構成されたデンタルウォッシャ付き洗髪洗
面化粧台において、スイッチ52をオフとしておくと、こ
の洗髪洗面化粧台10を通常の洗髪や洗面の用途に使用す
ることができる。即ち、混合弁22のレバーハンドル24を
操作すると、所望温度の混合水が配管26、フレキパイプ
30を介して吐水具32に供給され、シャワー又は通常吐水
が行なわれる。
また、スイッチ52をオンとするとデンタルウォッシャ
36の開閉弁74が開弁する。そこで、デンタル用混合弁33
のレバーハンドル33aを操作すると、所望温度の混合水
が配管34を介してデンタルウォッシャ36に供給される。
この混合水は受入れ口70、開閉弁74、配管72を介してタ
ンク58内に導入される。ボールタップ60の作用によりタ
ンク58内には所定水位まで混合水が貯留される。この状
態において、水量調整ダイヤル54を吐出側に移動させる
と、ポンプ62が作動すると共に水量調整弁64がダイヤル
54の操作量に応じて開弁し、タンク58内の混合水がチュ
ーブ66を経てデンタルノズル68に供給され、その先端か
ら噴出される。これにより、口腔内の洗浄を行なうこと
ができる。
デンタルウォッシャ36の使用を終了する時には、スイ
ッチ52をオフとする。そうすると、ポンプ62が停止され
ると共に開閉弁74が閉弁する。さらに、水抜配管76の開
閉弁78が開弁し、温水タンク58内に溜まっていた温水が
水抜配管76を経て排水パイプ84に排出される。
このように本実施例によると所望温度の混合水にて口
腔の洗浄を行なうことができる。しかも、スイッチ操作
するだけでタンク58内に混合水を貯留させることがで
き、従来の如く使用の度毎にデンタルウォッシャのタン
クを取り出して水を注ぎ込むという煩雑な操作が不要で
ある。
また、本実施例にあっては、洗面器用の吐水具に混合
水を供給するための混合弁22とは別にデンタルウォッシ
ャ36に混合水を供給するための専用の混合弁33を設置し
ているから、洗髪や洗面時の所定温度とは異なる口腔洗
浄時特有の希望温度の温水を噴出させることができる。
上記実施例においては、ミラーキャビネット16の前面
部分にデンタルウォッシャ36を設けたが、本考案にあっ
ては第4図の如く洗面キャビネット14内にデンタルウォ
ッシャ36を設置しても良い。なお、第4図の実施例で
は、デンタルウォッシャのスイッチ部分をミラーキャビ
ネット16のミラー38の下側部分に設けている。この実施
例では、チューブ66は洗面器12の奥側部分に設けられた
開口から引き出されているが、ミラーキャビネット16の
前面部分から該チューブ66を引き出すように構成しても
良い。
本考案において、第5図の如く洗面台の側方にサイド
キャビネット90が設置されている場合には、このサイド
キャビネット90内にデンタルウォッシャ36を設置するよ
うにしても良い。第6図の実施例ではサイドキャビネッ
ト90の側面部分にスイッチ52、水量調整ダイヤル54が設
けられている。また、デンタルノズル68もこのサイドキ
ャビネットの側面部分に係止されている。
上記実施例はいずれも洗髪洗面化粧台に係るものであ
るが、本考案は洗面化粧台に適用しても良い。さらに、
本考案は第6図に示す如く洗面カウンターに適用しても
良い。第6図において、カウンター92に洗面器12が取り
付けられ、カウンター92の下側にデンタルウォッシャ36
が設置されている。カウンター92の奥側の上面にスイッ
チ52、水量調整ダイヤル54が配置されており、また、デ
ンタルノズル68もこの奥側の部分に載置されている。な
お、第4、5、6図においてその他の符号は第1図と同
一部材を示している。
本考案では、吐水具と吐水具用混合弁とを一体とした
湯水混合水栓を用いても良い。
[効果] 以上の通り、本考案の洗面設備においては、混合弁で
所望温度となるように混合された混合水がデンタルノズ
ルから噴出されるようになるので、冬期などにあっても
歯茎が冷水でしみたりすることがない。また、使用の度
毎にデンタルウォッシャからタンクを取り出して水を注
ぎ込んだり残水を捨てたりしなければならないという不
便がなく、極めて使用し易い。更に、本考案にあって
は、洗面器用の吐水具に混合水を供給する混合弁とは別
にデンタルウォッシャ専用の混合弁を設置しており、口
腔洗浄に適した温度の湯を吐出させることが容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る洗髪洗面化粧台の斜視
図、第2図はデンタルウォッシャ36の斜視図、第3図は
給水系統図である。第4図、第5図及び第6図はそれぞ
れ異なる実施例に係る洗面設備を示す斜視図である。 10…洗髪洗面化粧台、12…洗面器、14…洗面キャビネッ
ト、16…ミラーキャビネット、22…混合弁、24…レバー
ハンドル、33…混合弁、36…デンタルウォッシャ、52…
スイッチ、54…水量調整ダイヤル、66…チューブ、68…
デンタルノズル、92…カウンター。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面器、該洗面器に向って吐水する吐水具
    及び給水管と給湯管とが接続されると共に混合水用配管
    により該吐水具と接続された吐水具用の混合弁を備えた
    洗面設備において、 給水管から分岐した分岐給水管と給湯管から分岐した分
    岐給湯管とが接続されたデンタルウォッシャ用の混合弁
    と、 該デンタルウォッシャ用混合弁から混合水が供給される
    タンクと、 該タンクから混合水が供給されるデンタルノズルと、 該タンクの水を排出する水抜配管とを設けたことを特徴
    とする洗面設備。
JP1990063370U 1990-06-15 1990-06-15 洗面設備 Expired - Lifetime JP2500220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990063370U JP2500220Y2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 洗面設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990063370U JP2500220Y2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 洗面設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0422914U JPH0422914U (ja) 1992-02-25
JP2500220Y2 true JP2500220Y2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=31593355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990063370U Expired - Lifetime JP2500220Y2 (ja) 1990-06-15 1990-06-15 洗面設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500220Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606304Y2 (ja) * 1977-03-23 1985-02-27 松下電器産業株式会社 洗面化粧台

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0422914U (ja) 1992-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU655679B2 (en) Energy and water saving shower assembly
US5987659A (en) Bidet device providing repeatable solution treatments
US6092540A (en) Sink side dishwasher
JPH0584284U (ja) 一般的な浴槽用自浄式還流システム
JP2012530858A (ja) 洗面装置
US20040148692A1 (en) Automatic hair washing device
JP2500220Y2 (ja) 洗面設備
JPH11169309A (ja) 洗面ボウル
CN207341698U (zh) 一种能够自动去污的无垢浴缸
KR200364804Y1 (ko) 구강용 세척노즐이 구비된 수도꼭지
JP2607269Y2 (ja) 便 器
JP2510486Y2 (ja) 口腔洗浄器付き洗面化粧台
JPS606304Y2 (ja) 洗面化粧台
JP2629850B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP3080286B2 (ja) 口腔洗浄装置を備えた洗面化粧台
JPS5968449A (ja) 衛生洗浄装置
JPH04297208A (ja) 洗面台
KR910000427Y1 (ko) 샤워 겸용 세정기
JP2529858Y2 (ja) ハンド式口腔洗浄器付き洗面化粧台
KR20020014885A (ko) 비눗물이 분사되는 샤워기
JP2733332B2 (ja) 洗面化粧台
JP2591018Y2 (ja) シンク装置
KR100451904B1 (ko) 세면대
KR200289234Y1 (ko) 세면대
JP3068033U (ja) 口腔洗浄装置を内蔵した洗面化粧台