JP2024517811A - ワイヤレス通信ネットワークにおいてセカンダリセルグループ動作モードをハンドリングするためのネットワークノードおよび方法 - Google Patents
ワイヤレス通信ネットワークにおいてセカンダリセルグループ動作モードをハンドリングするためのネットワークノードおよび方法 Download PDFInfo
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Abstract
ワイヤレス通信ネットワークにおける通信デバイスのための第2のネットワークノードの動作モード変更をハンドリングするための第1のネットワークノードおよびその方法が開示される。通信デバイスは、第1のネットワークノードが第1のセルグループを有し、第2のネットワークノードが第2のセルグループを有するマルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成される。第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードの動作モードの変更および/または設定の変更を求める要求を第2のネットワークノードから受信し(913)、動作モードの変更および/または設定の変更を求める要求を受け入れるべきか、または拒絶するべきかを決定する(914)。第2のセルグループの動作モードの変更および/または第2のセルグループ設定の変更が受け入れられることが決定された場合、第1のネットワークノードは、第2のセルグループ設定および/または第2のセルグループの動作モードを変更するための再設定またはコマンドを含むメッセージを通信デバイスに送信する(915)か、あるいは、動作モードの変更を求める要求を拒絶することが決定された場合、拒絶理由を示す表示とともに応答を第2のネットワークノードに送信する(917)。【選択図】図9
Description
本明細書の実施形態は、ネットワークノードおよびその方法に関する。具体的には、それらの実施形態は、ワイヤレス通信ネットワークにおいてマスターセルグループ(MCG)およびセカンダリセルグループ(SCG)とのデュアル接続で動作する通信デバイスの動作モードをハンドリングすることに関する。
典型的なワイヤレス通信ネットワークでは、ワイヤレス通信デバイス、移動局、局(STA)、および/またはユーザ機器(UE)としても知られているワイヤレスデバイスは、無線アクセスネットワーク(RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。RANは、ビームまたはビームグループと呼ばれることもあるサービスエリアまたはセルエリアに分割される地理的エリアをカバーし、各サービスエリアまたはセルエリアは、いくつかのネットワークでは、たとえば、「ノードB」または「eノードB」または「gNB」と示されることもある、無線アクセスノード、たとえば、Wi-Fiアクセスポイントまたは無線基地局(RBS)などの無線ネットワークノードによってサービスされる。サービスエリアまたはセルエリアは、無線カバレージが無線ネットワークノードによって提供される地理的エリアである。無線ネットワークノードは、無線周波数上で動作するエアインターフェースを介して、無線ネットワークノードの範囲内のワイヤレス通信デバイスと通信する。
ユニバーサル移動体通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)は、第2世代(2G)のGSM(Global System for Mobile Communications)から進化した第3世代(3G)の電気通信ネットワークである。第4世代(4G)ネットワークまたはロングタームエボリューション(LTE)とも呼ばれる発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)の仕様は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内で完了しており、この作業は、たとえば、第5世代(5G)新無線(NR)ネットワークおよび今後のリリースを指定するために、今後の3GPPリリースにおいて継続される。
3GPP Rel-12では、マスターeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)と標記されたLTEアクセスノード、eNBによって各々が制御される2つのセルグループにおいてUEが接続されることを可能にするために、LTE機能デュアル接続(DC)が導入された。UEは、依然としてネットワークノードとの1つのRRC接続のみを有する。3GPPでは、それ以来、デュアル接続(DC)ソリューションが発展してきており、現在では、LTEとNRとの間だけでなく、NRについても規定されている。5Gの導入により、マルチ無線デュアル接続(MR-DC)という用語(3GPP TS37.340も参照)が、少なくとも1つのNRアクセスノードを含むすべてのデュアル接続オプションの総称として定義された。MR-DCにおける一般化された用語を使用すると、UEは、マスターノード(MN)によって制御されるマスターセルグループ(MCG)と、セカンダリノード(SN)によって制御されるセカンダリセルグループ(SCG)とにおいて接続される。
さらに、MR-DCでは、デュアル接続がUEのために構成されるとき、2つのセルグループ、すなわちMCGおよびSCGの各々の内で、キャリアアグリゲーションも使用され得る。この場合、マスターノード(MN)によって制御されるMCG内で、UEは、1つのPCellと、1つまたは複数のSCellとを使用することがある。また、セカンダリノード(SN)によって制御されるSCG内で、UEは、NRにおけるプライマリSCGセルとしても知られている1つのプライマリSCell(PSCell)と、1つまたは複数のSCellとを使用することがある。この組み合わされた場合、すなわち、MR-DCにおけるキャリアアグリゲーションと組み合わされたデュアル接続が図1に示されており、ここで、MN110、SN120、UE130、MCG140、SCG150、MCG140におけるPCell160、SCG150におけるPSCell170、および複数のSCellが示されている。NRでは、マスターセルグループまたはセカンダリセルグループのプライマリセルは、場合によっては、スペシャルセル(SpCell)と呼ばれることもある。したがって、MCG中のSpCellはPCellであり、SCG中のSpCellはPSCellである。
E-UTRAおよび発展型パケットコア(EPC:evolved packet core)とも呼ばれる、LTEとの連携を伴うか、または伴わない5Gネットワークを展開するための様々な方法がある。原則として、NRおよびLTEは、オプション2としても知られている、NRスタンドアロン(SA)動作によって示される、いかなる連携も伴わずに展開することができ、すなわち、NR中のgNBは、5Gコアネットワーク(5GC)に接続することができるが、LTE中のeNBは、オプション1としても知られている、2者の間の相互接続を伴わずに、EPCに接続することができる。
他方で、NRの第1のサポートされたバージョンは、図2に示すように、オプション3としても知られているEN-DC(E-UTRAN-NRデュアル接続)として示されるデュアル接続を使用する。そのような展開では、NRとLTEとの間のデュアル接続が適用され、ここで、UE210は、LTE無線インターフェースLTE Uu221によってLTEアクセスノードLTE MeNB220に接続され、NR無線インターフェースNR Uu231によってNRアクセスノードNR SgNB230に接続される。さらに、EN-DCでは、LTEアクセスノードは、マスターセルグループ(MCG)を制御する、この場合マスターeNB(MeNB)として知られているマスターノードとして作用し、NRアクセスノードは、セカンダリセルグループ(SCG)を制御する、この場合セカンダリgNB(SgNB)としても知られることがあるセカンダリノードとして作用する。SgNBは、コアネットワークのEPC240への制御プレーン接続を有しないことがあり、接続は、代わりに、MeNB、この場合はNRによって提供される。これは、「非スタンドアロンNR」または略して「NSA NR」とも呼ばれる。この場合、NRセルの機能は、制限され、ブースタおよび/またはダイバーシティレグとして接続モードのUEのために使用されるが、UEがオンに切り替えられている一方で、いかなる確立されたRRC接続も有しないRRC_IDLE状態のUEは、これらのNRセルにキャンプオンすることができないことに留意されたい。
5GCの導入により、他のオプションも有効になることがある。上述のように、オプション2は、gNBが5GCに接続されるスタンドアロンNR展開をサポートする。同様に、LTEはまた、eLTE、E-UTRA/5GC、またはLTE/5GCとしても知られているオプション5を使用して、5GCに接続することができ、ノードは、ng-eNBと呼ぶことができる。これらの場合、NRおよびLTEのどちらも、NG-RANの一部として見なされ、ng-eNBおよびgNBのどちらも、NG-RANノードと呼ぶことができる。
5GCに接続されたNG-RANの一部として標準化されている、LTEとNRとの間のデュアル接続の他の変形形態も存在することに留意されたい。MR-DCアンブレラの下では、以下のようになる。
・EN-DC(オプション3):LTEはマスターノードであり、NRはセカンダリノードである(図2に示すように、EPC CNが採用される)。
・NE-DC(オプション4):NRはマスターノードであり、LTEはセカンダリである(5GCNが採用される)。
・NGEN-DC(オプション7):LTEはマスターノードであり、NRはセカンダリである(5GCNが採用される)。
・NR-DC(オプション2の変形形態):図3に示すように、MCGを制御するマスターノード(MN)と、SCGを制御するセカンダリノード(SN)との両方がNR 5GCNであるデュアル接続が採用される。
・EN-DC(オプション3):LTEはマスターノードであり、NRはセカンダリノードである(図2に示すように、EPC CNが採用される)。
・NE-DC(オプション4):NRはマスターノードであり、LTEはセカンダリである(5GCNが採用される)。
・NGEN-DC(オプション7):LTEはマスターノードであり、NRはセカンダリである(5GCNが採用される)。
・NR-DC(オプション2の変形形態):図3に示すように、MCGを制御するマスターノード(MN)と、SCGを制御するセカンダリノード(SN)との両方がNR 5GCNであるデュアル接続が採用される。
これらのオプションの移行は、異なる事業者とは異なり得るので、同じネットワーク内で並行して複数のオプションを伴う展開を有することが可能であり、たとえば、2および4をサポートするNR基地局と同じネットワーク内にオプション3、5および7をサポートするeNB基地局が存在し得る。LTEとNRとの間のデュアル接続ソリューションと組み合わせて、各セルグループ、すなわち、MCGおよびSCGにおけるキャリアアグリゲーション(CA)と、同じRAT上のノード間のデュアル接続、たとえば、NR-NR DCとをサポートすることも可能である。LTEセルの場合、これらの異なる展開の結果は、EPC、5GC、またはEPCと5GCとの両方に接続されたeNBに関連付けられたLTEセルの共存である。
先に述べたように、DCは、LTEとE-UTRA-NR DC(EN-DC)との両方のために標準化される。
LTE DCおよびEN-DCは、どのノードが何を制御するかに関しては、様々に設計される。基本的には、2つのオプションがある。
1)LTE-DCなどの集中型ソリューション、
2)EN-DCなどの分散型ソリューション。
LTE DCおよびEN-DCは、どのノードが何を制御するかに関しては、様々に設計される。基本的には、2つのオプションがある。
1)LTE-DCなどの集中型ソリューション、
2)EN-DCなどの分散型ソリューション。
図4は、LTE DC、EN-DC、およびNR-DCなどの概略の制御プレーンアーキテクチャを示す。ここでの主な違いは、EN-DCおよびNR-DCでは、SNが別個のNR RRCエンティティを有することである。このことは、SNが、場合によってはMNの知識がなくてもUEを制御することができるが、SNがしばしばMNと協調する必要があることを意味する。LTE-DCでは、RRC決定は、常にMNから来ており、すなわちMNからUEに来ている。しかしながら、どのような種類のリソース、能力などを有するかについての知識を有するのはSN自体のみであるので、SNは、依然としてSNの構成を決定することに留意されたい。
EN-DCおよびNR-DCに関して、LTE DCと比較した主な変更は、以下の通りである。
・SNからのスプリットデータ無線ベアラ(DRB)の導入(SN終端スプリットDRBとして知られている)。
・RRCのためのスプリットシグナリング無線ベアラ(SRB)の導入。
・SNからのダイレクトSRB(SCG SRBまたはSRB3とも呼ばれる)の導入。
・SNからのスプリットデータ無線ベアラ(DRB)の導入(SN終端スプリットDRBとして知られている)。
・RRCのためのスプリットシグナリング無線ベアラ(SRB)の導入。
・SNからのダイレクトSRB(SCG SRBまたはSRB3とも呼ばれる)の導入。
図5は、ネットワークノードの観点から、EPCを有するMR-DC(EN-DC)におけるユーザプレーンプロトコルアーキテクチャを示す。この場合、ネットワークノードは、MN終端MCG DRBについてE-UTRAパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)またはNR PDCPのいずれかを構成することができるが、NR PDCPは、他のすべてのDRBについて常に使用される。
図6は、ネットワークノードの観点から、5GCを有するMR-DC(NGEN-DC、NE-DC、およびNR-DC)におけるユーザプレーンプロトコルアーキテクチャを示す。5GCを有するMR-DCでは、NR PDCPは、すべてのデータ無線ベアラ(DRB)タイプについて常に使用される。NGEN-DCでは、MNにおいて、E-UTRA無線リンク制御/媒体アクセス制御(RLC/MAC)が使用されるが、SNにおいて、NR RLC/MACが使用される。NE-DCでは、MNにおいて、NR RLC/MACが使用されるが、SNにおいて、E-UTRA RLC/MACが使用される。NR-DCでは、MNとSNとの両方において、NR RLC/MACが使用される。
SCG省電力モード:
MR-DCにおけるネットワークエネルギー効率とUEのUEバッテリ寿命とを改善するために、Rel-17業務項目は、効率的なSCG/SCellアクティブ化/非アクティブ化を導入することを計画している。これは、場合によってはNR UE電力消費量がLTEよりも3~4倍高いことが3GPP寄稿文献RP-190919において評価されているので、NR SCGを用いたMR-DC構成にとっては特に重要であり得る。
MR-DCにおけるネットワークエネルギー効率とUEのUEバッテリ寿命とを改善するために、Rel-17業務項目は、効率的なSCG/SCellアクティブ化/非アクティブ化を導入することを計画している。これは、場合によってはNR UE電力消費量がLTEよりも3~4倍高いことが3GPP寄稿文献RP-190919において評価されているので、NR SCGを用いたMR-DC構成にとっては特に重要であり得る。
3GPPは、(LTEにおける)休止状態のSCellと、(NRについての)SCellの休止状態のような挙動との概念を規定している。
LTEでは、SCellが非アクティブ状態のような休止状態にあるとき、UEは、対応する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)またはPDSCHを監視する必要がなく、対応するアップリンクにおいて送信することができない。しかしながら、非アクティブ状態とは異なり、UEは、チャネル品質指標(CQI)測定を実行し、それを報告することを必要とされる。PUCCH SCell、すなわち、PUCCHを用いて構成されたSCellは、休止状態になることができない。
NRでは、SCellについての休止状態のような挙動が、休止状態の帯域幅部分(BWP)の概念を使用して実現される。NRにおけるSCellについての休止状態のような挙動の図である図7を参照されたい。RRCシグナリングを介してネットワークノードによって構成された専用のBWPのうちの1つである1つの休止状態のBWPが、SCellのために構成され得る。アクティブ化されたSCellのアクティブなBWPが休止状態のBWPである場合、UEは、SCell上のPDCCHを監視することを停止するが、設定されていれば、チャネル状態情報(CSI)測定、自動利得制御(AGC)、およびビーム管理を実行し続ける。ダウンリンク制御情報(DCI)は、1つもしくは複数のSCellまたは1つもしくは複数のSCellグループについての休止状態のBWPに入る/そのBWPから出ることを制御するために使用され、SCellが属するセルグループのスペシャルセル(SpCell)に、すなわち、SCellがMCGに属する場合はPCellに、SCellがSCGに属する場合はPSCellに送られる。SpCell、すなわち、PSCellのPCell、およびPUCCH SCellは、休止状態のBWPとともに構成することができない。
しかしながら、SCellのみが、(LTEにおいて)休止状態にされるか、または休止状態のような挙動(NR)で動作し得る。また、LTEとNRとの両方において、SCellのみを非アクティブ状態にすることができる。したがって、UEがMR-DCを用いて構成される場合、PSCellをその特徴を用いて構成することができないので、休止状態または休止状態のような挙動の電力節約オプションから完全に利益を得ることは可能ではない。代わりに、既存のソリューションは、電力節約のために解放し、トラフィック需要がSCGを必要とするときに必要に応じて追加することができる。しかしながら、トラフィックは、バースト的である可能性が高く、SCGを追加および解放することは、著しい量のRRCシグナリングと、MNとSNとの間のノード間メッセージングとを伴い、これは、著しい遅延を引き起こす。
3GPP rel-16では、SCG Suspensionとも呼ばれる、PSCellも休止状態にすることに関していくつかの議論が行われた。RAN-2 108において、さらなる研究(FFS)を明確にするために、さらなる議論が行なわれた。Rel-16ではいくつかのソリューションが提案されたが、これらは異なる問題を有する。
以下では、「一時停止されたSCG」、「電力節約モードのSCG」、「SCG非アクティブ状態」、または「非アクティブ化SCG」という用語は、互換的に使用される。「一時停止されたSCG」という用語は、「非アクティブ化SCGもしくは非アクティブなSCG」、または「休止状態のSCG」と呼ばれることもある。「再開されたSCG」、「通常動作モードのSCG」、「SCGアクティブ状態」、および「非電力節約モードのSCG」という用語は、互換的に使用される。「再開されたSCG」という用語は、「アクティブ化SCG」または「アクティブなSCG」と呼ばれることもある。再開モードまたはアクティブモードで動作するSCGの動作は、通常のSCG動作またはレガシーSCG動作と呼ばれることもある。動作の例は、UE信号受信/送信手順、たとえば、信号メッセージの受信、信号メッセージの送信などである。「通信デバイス」および「UE」という用語は、互換的に使用される。「ネットワークノード」、「gNB」、「eNB」、「gNodeB」という用語は、互換的に使用される。
本明細書の実施形態を発展させることの一部として、問題が識別され、最初に議論される。
SCG動作モードの変更は、SNによって開始されるか、すなわちSN開始であるか、または、MNによって開始される、すなわちMN開始であることが可能である。
SN開始の変更:MNが拒絶する、および/または受け入れることができる
SCG動作モードの変更がSNによって開始されるとき、MNは、要求が受け入れられるか、または拒絶されるかを決定する必要があることがある。しかしながら、特に要求が拒絶される場合、SNは拒絶の理由を認識しない。1つの問題は、MNにおいてSN開始の要求を拒絶するためのSCGアクティブ化/非アクティブ化決定への関連する入力がUEから来る場合があることである。これは、たとえば、UEが過熱している、またはUEのバッテリが低下しているという情報であることがある。この情報は、典型的には、UE支援情報手順の一部としてMNに送信され、SNには利用可能ではない。拒絶を知らないことにより、SNが後続のアクションを取ること、たとえば、SCGを解放すること、および/または別の要求を送信することができるようになる前にしばらく待つことを決定することが妨げられ得る。たとえば、SCGが非アクティブ化されていると仮定されたい。また、MNは、たとえばUE支援を介して、UEが過熱していることを認識する。SNがSCGのアクティブ化を要求する場合、MNは、SCGをアクティブ化するためのSNからの要求を拒絶するが、SNは、その理由を認識しない。
SCG動作モードの変更がSNによって開始されるとき、MNは、要求が受け入れられるか、または拒絶されるかを決定する必要があることがある。しかしながら、特に要求が拒絶される場合、SNは拒絶の理由を認識しない。1つの問題は、MNにおいてSN開始の要求を拒絶するためのSCGアクティブ化/非アクティブ化決定への関連する入力がUEから来る場合があることである。これは、たとえば、UEが過熱している、またはUEのバッテリが低下しているという情報であることがある。この情報は、典型的には、UE支援情報手順の一部としてMNに送信され、SNには利用可能ではない。拒絶を知らないことにより、SNが後続のアクションを取ること、たとえば、SCGを解放すること、および/または別の要求を送信することができるようになる前にしばらく待つことを決定することが妨げられ得る。たとえば、SCGが非アクティブ化されていると仮定されたい。また、MNは、たとえばUE支援を介して、UEが過熱していることを認識する。SNがSCGのアクティブ化を要求する場合、MNは、SCGをアクティブ化するためのSNからの要求を拒絶するが、SNは、その理由を認識しない。
MN開始の変更:SNが拒絶する、および/または受け入れることができる
SCG動作モードの変更が、MNによって、たとえばMNにおける何らかの内部アルゴリズムに起因して開始される場合には、要求が受け入れられるかまたは拒絶されるかを決定する必要があり得るのは、SNである。しかしながら、特に要求が拒絶された場合は、MNは、SNの内部にあるもの、および/またはSCG設定に関連するものであり得る拒絶の理由を認識しない。1つの問題は、SNにおいてMN開始の要求を拒絶するためのSCGアクティブ化/非アクティブ化決定への関連する入力が、SRB3を介してUEから、たとえばSRB3を介してUE支援情報から来る場合があることである。これは、たとえば、UEが過熱している、またはUEのバッテリが低下しているという情報であることがある。SRB3を介する場合、この情報は、UE支援情報手順の一部としてSNに送信され、MNには利用可能ではない。拒絶を知らないことにより、MNが後続のアクションを取ること、たとえば、SCGを解放すること、および/または別の要求を送信することができるようになる前にしばらく待つことを決定することを防止することができる。
SCG動作モードの変更が、MNによって、たとえばMNにおける何らかの内部アルゴリズムに起因して開始される場合には、要求が受け入れられるかまたは拒絶されるかを決定する必要があり得るのは、SNである。しかしながら、特に要求が拒絶された場合は、MNは、SNの内部にあるもの、および/またはSCG設定に関連するものであり得る拒絶の理由を認識しない。1つの問題は、SNにおいてMN開始の要求を拒絶するためのSCGアクティブ化/非アクティブ化決定への関連する入力が、SRB3を介してUEから、たとえばSRB3を介してUE支援情報から来る場合があることである。これは、たとえば、UEが過熱している、またはUEのバッテリが低下しているという情報であることがある。SRB3を介する場合、この情報は、UE支援情報手順の一部としてSNに送信され、MNには利用可能ではない。拒絶を知らないことにより、MNが後続のアクションを取ること、たとえば、SCGを解放すること、および/または別の要求を送信することができるようになる前にしばらく待つことを決定することを防止することができる。
したがって、本明細書の実施形態の目的は、ワイヤレス通信ネットワークにおいてSCG動作モード変更をハンドリングするための改善された方法を提供することである。
本明細書の実施形態の一態様によれば、この目的は、第2のネットワークノード、たとえばSNに拒絶理由を提供することによってSCG動作モードをハンドリングするための第1のネットワークノード、たとえばMN、およびそれにおける方法によって達成される。拒絶理由は、たとえば、UEに対するSCGモードの変更の要求を拒絶するための原因値であり得る。第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードがSCG動作モードを決定することを可能にする情報、たとえば、アクティビティ通知(ACTIVITY NOTIFICATION)メッセージを第2のネットワークノードに送信することがある。
第1のネットワークノードは、SCGの動作モードの変更を求める要求を第2のネットワークノードから受信する。
第1のネットワークノードは、第2のネットワークノードに応答を送信し、ここで、SCG動作モードの変更が受け入れられるか、または拒絶される。
SCG動作モードの変更が拒絶された場合、応答は、拒絶に関する特定の理由の表示を含む。
SCG動作モードの変更が受け入れられた場合、第1のネットワークノードは、SCG動作モードを変更するための再設定またはコマンドを含むメッセージを通信デバイスに送信する。
本明細書の実施形態の一態様によれば、この目的は、第1のネットワークノード、たとえばMNにSCG動作モードの変更を要求することによって、SCG動作モードをハンドリングするための第2のネットワークノード、たとえばSN、およびそれにおける方法によって達成される。
第2のネットワークノードは、第2のネットワークノードがSCG動作モードを決定することを可能にする情報、たとえば、第2のネットワークノードによって受信されるアクティビティ通知メッセージを受信することがある。
第2のネットワークノードは、SCG動作モードの変更を求める要求を第1のネットワークノードに送信する。
第2のネットワークノードは、第1のネットワークノードから応答を受信し、ここで、SCG動作モードの変更は、第1のネットワークノードによって受け入れられるか、または拒絶されることがある。
SCG動作モードの変更が拒絶される場合、第1のネットワークノードからの応答は、拒絶の理由の表示を含む。
本明細書のいくつかの実施形態によれば、第1のネットワークノードは、マスターセルグループ(MCG)およびセカンダリセルグループ(SCG)を有するMR-DCを用いて構成されたUEのためのマスターノード(MN)として動作していることがある。SCG動作モードの変更を求める要求は、MNによって拒絶され得るSN開始の要求であり得る。
本明細書のいくつかの実施形態によれば、第2のネットワークノードは、MR-DCを用いて構成されたUEのためのセカンダリノード(SN)として動作していることがある。SCG動作モード変更を求める要求は、MNによって拒絶され得るSN開始の要求であり得る。
本明細書のいくつかの実施形態によれば、第1のネットワークノードは、MR-DCを用いて構成されたUEのためのセカンダリノード(SN)として動作していることがある。SCG動作モード変更を求める要求は、SNによって拒絶され得るMN開始の要求であり得る。
本明細書のいくつかの実施形態によれば、第2のネットワークノードは、MR-DCを用いて構成されたUEのためのマスターノード(MN)として動作していることがある。SCG動作モードの変更を求める要求は、SNによって拒絶され得るMN開始の要求であり得る。
言い換えれば、本明細書の実施形態によれば、MNは、SCG(非)アクティブ化に関する要求を拒絶するとき、詳細な理由をSNに通知する。SNは、SCG(非)アクティブ化に関する要求を拒絶するとき、詳細な理由をMNに通知する。
本明細書の実施形態の利点は、以下の通りである。
SNがSCG(非)アクティブ化の拒絶の理由を理解し、それ自体のリソース割振りのために十分に準備されるのを助けること。
SNが、正確な原因値に応じてさらなるアクションをとること、たとえば、SCGリソースを解放することなどを可能にすること。
SNがSCG(非)アクティブ化の拒絶の理由を理解し、それ自体のリソース割振りのために十分に準備されるのを助けること。
SNが、正確な原因値に応じてさらなるアクションをとること、たとえば、SCGリソースを解放することなどを可能にすること。
同様の利点が、MNの場合にも存在する。
拒絶理由は、SNが、さらなる可能なアクション、たとえば、SCG動作モードの変更を再び要求すべきかどうか、もしくはいつ要求すべきか、および/または、SCGを解放すべきかどうか、もしくはいつ解放すべきか、および/または、PSCellを変更すべきかどうか、もしくはいつ変更すべきかに関する決定を行うために重要である。たとえば、SCGアクティブ化の拒絶の理由が、UEの過熱である場合、SNは、アクティブ化要求を再び送る前に待機すべきである。他方では、SCG非アクティブ化の拒絶の理由が、MNがより多くのデータを予想することである場合、SNは、データが送信されると、非アクティブ化要求を再送信することができる。
したがって、本明細書における実施形態は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるネットワークノードのマスターセルグループ(MCG)およびセカンダリセルグループ(SCG)とのデュアル接続において動作する通信デバイスのためのSCG動作モードをハンドリングするための改善された方法を提供する。
本明細書における実施形態の例は、添付の図面を参照してより詳細に説明される。
本明細書の実施形態は、一般には、通信ネットワークに関する。図8は、通信ネットワーク800を示す概略図である。通信ネットワーク800は、1つまたは複数のRANと1つまたは複数のCNとを備えるワイヤレス通信ネットワークであり得る。通信ネットワーク800は、いくつかの可能な実装形態を挙げると、Wi-Fi、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE-Advanced、NR、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、GSM/GSM進化型高速データレート(GSM/EDGE)、ワイマックス(WiMax)、またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)などの、いくつかの異なる技術を使用し得る。
ワイヤレス通信ネットワーク800では、UE、移動局、またはワイヤレス端末などの1つまたは複数のワイヤレス通信デバイス830、831は、1つまたは複数の無線アクセスネットワーク(RAN)を介して、1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。「ワイヤレス通信デバイス」が、任意の端末、ワイヤレス通信端末、ユーザ機器、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)端末、またはノード、たとえば、スマートフォン、ラップトップ、モバイルフォン、センサ、リレー、モバイルタブレット、またはさらにはセル内で通信する小型基地局を意味する非限定的な用語であることを、当業者は理解するべきである。
第1のネットワークノード811および第2のネットワークノード812などのネットワークノードは、ワイヤレス通信ネットワーク800において動作する。第1のネットワークノード811および第2のネットワークノード812は、gNB、eNB、en-gNB、ng-eNB、gNBなどのRANノードのいずれかとすることができる。第1のネットワークノード811は、地理的エリア、サービスエリア11にわたって無線カバレージを提供し、ビームまたはビームグループと呼ばれることもあり、ここで、ビームグループは、5G、LTE、Wi-Fiなどの第1の無線アクセス技術(RAT)のサービスエリアをカバーしている。第2のネットワークノード812は、地理的エリア、サービスエリア12にわたって無線カバレージを提供し、ビームまたはビームグループと呼ばれることもあり、ここで、ビームグループは、5G、LTE、Wi-Fiなどの第1または第2の無線アクセス技術(RAT)のサービスエリアをカバーしている。ネットワークノードは、RANノード、CNノード、またはOAMノードであり得ることに留意されたい。
第1および第2のネットワークノード811および812は、送信および受信ポイント、たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイントまたはアクセスポイント局(AP STA)などの無線アクセスネットワークノード、アクセスコントローラ、基地局、たとえば、NodeB、gNB、進化型ノードB(eNB、eNode B)、送受信基地局、無線リモートユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信構成、スタンドアローンアクセスポイント、または、たとえば、使用される無線アクセス技術および用語に応じて第1および第2のネットワークノード811および812のそれぞれによりサービスされるサービスエリア内のワイヤレス通信デバイスと通信することが可能な任意の他のネットワークユニットであり得る。第1のネットワークノード811および第2のネットワークノード812は、それぞれ、ソースネットワークノードおよびターゲットネットワークノードと呼ばれることがあり、ワイヤレス通信デバイス830、831へのダウンリンク(DL)送信およびワイヤレス通信デバイス830、831からのアップリンク(UL)送信によってワイヤレス通信デバイス830、831と通信し得る。
図1に示すように、第1および第2のネットワークノード1211、1212は各々、マスターセルグループMCGを有するマスターノード(MN)、またはセカンダリセルグループSCGを有するセカンダリノード(SN)のいずれかであり得る。
本明細書の説明は、SCG、およびSCGに関連付けられたセルのうちの1つとしてPSCellなど、用語について説明する。それは、たとえば、以下のように、SCGのスペシャルセル(SpCell)として定義される、NR仕様、たとえば、RRC TS38.331において定義されるPSCell、またはプライマリSCGセル(PSCell)であり得る。
- セカンダリセルグループ:デュアル接続を用いて構成されたUEの場合、PSCellとゼロ以上のセカンダリセル(SCell)とから成るサービングセルのサブセット。
- スペシャルセル:デュアル接続動作の場合、スペシャルセルという用語は、MCGのPCellまたはSCGのPSCellを指し、そうでない場合、スペシャルセルという用語は、PCellを指す。
- プライマリSCGセル(PSCell):デュアル接続動作の場合、UEが同期を伴う再設定手順を実行するときにランダムアクセスを実行するSCGセル。
- セカンダリセルグループ:デュアル接続を用いて構成されたUEの場合、PSCellとゼロ以上のセカンダリセル(SCell)とから成るサービングセルのサブセット。
- スペシャルセル:デュアル接続動作の場合、スペシャルセルという用語は、MCGのPCellまたはSCGのPSCellを指し、そうでない場合、スペシャルセルという用語は、PCellを指す。
- プライマリSCGセル(PSCell):デュアル接続動作の場合、UEが同期を伴う再設定手順を実行するときにランダムアクセスを実行するSCGセル。
簡潔にするために、本明細書の説明は、主に、第2のセルグループが、マルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成されたUEのための、非アクティブ化もしくは一時停止された、または電力節約動作モードにあるセカンダリセルグループ(SCG)である例を参照し、それらを示す。しかしながら、本方法は、第2のセルグループが、デュアル接続(たとえば、MR-DC)を用いて構成されたUEのためのマスターセルグループ(MCG)である場合にも等しく適用可能であり、ここにおいて、MCGは、SCGが通常モードで動作している間、一時停止され得る。
本明細書の説明は、第2のセルグループが非アクティブ化されるとき、たとえば、SCGがネットワークノードからの表示の受信時に非アクティブ化されるとき、UEがSCGセル上のPDCCHを監視することを停止する、すなわち、SCGのPSCellおよびSCellのPDCCHを監視することを停止することについて説明する。ソリューションは、主に、MR-DCを用いて構成されるUEが構成されるセカンダリセルグループである第2のセルグループを一例として使用して説明され、SCGは、UEが本方法において開示されるアクションを実行するとき、UEでは非アクティブ化された動作モードである。しかしながら、本方法は、第2のセルグループが、非アクティブ化されたマスターセルグループ(MCG)であると仮定する場合にも適用可能であり、したがって、UEは、MCG上のPDCCHを監視することを停止し、SCG上のPDCCHを監視し続ける。
それに応じて、本明細書の説明は、主に、第1のセルグループがマルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成されたUEのためのマスターセルグループ(MCG)である例を参照し、それらを示す。しかしながら、本方法は、第1のセルグループが、マルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成されたUEのための、非アクティブ化もしくは一時停止された、または電力節約動作モードにあるセカンダリセルグループ(SCG)である場合に等しく適用可能である。
本明細書の実施形態によれば、ワイヤレス通信ネットワーク800におけるSCG動作モード変更をハンドリングするための、第1のネットワークノード811、たとえばMNまたはSNによって実行される方法が提供される。本方法は、図9を参照して詳細に説明され、ここで、SCGアクティブ化/非アクティブ化がSNによって開始され、第1のネットワークノード811によって実行されるアクションまたはステップが示される。本方法は、以下の動作を含み、これらの動作は、任意の適切な順序で実行され得る。
アクション911
本アクションはオプションである。MN、すなわち第1のネットワークノード811は、UE、たとえば第1の通信デバイス830からUE支援情報メッセージを受信することがある。このメッセージは、UEがUE状態に関する情報のためにネットワークノードに中継することを望む情報を含む。このメッセージは、たとえばUEの過熱、UEの電力節約に関する支援情報を含むことがある。UE電力節約に関する情報は、最大アグリゲート帯域幅、コンポーネントキャリアの最大数、MIMOレイヤの最大数などであり得る。
本アクションはオプションである。MN、すなわち第1のネットワークノード811は、UE、たとえば第1の通信デバイス830からUE支援情報メッセージを受信することがある。このメッセージは、UEがUE状態に関する情報のためにネットワークノードに中継することを望む情報を含む。このメッセージは、たとえばUEの過熱、UEの電力節約に関する支援情報を含むことがある。UE電力節約に関する情報は、最大アグリゲート帯域幅、コンポーネントキャリアの最大数、MIMOレイヤの最大数などであり得る。
アクション912
本アクションはオプションである。第1のネットワークノード811は、アクティビティ通知メッセージをSN、たとえば、第2のネットワークノード812に送信することがある。このメッセージは、特定のセッション上にユーザプレーントラフィックがあるという情報、または特定のセッション上にユーザプレーントラフィックがないという情報を含む。
本アクションはオプションである。第1のネットワークノード811は、アクティビティ通知メッセージをSN、たとえば、第2のネットワークノード812に送信することがある。このメッセージは、特定のセッション上にユーザプレーントラフィックがあるという情報、または特定のセッション上にユーザプレーントラフィックがないという情報を含む。
アクション913
第1のネットワークノード811は、SCGの動作モードの変更を求める要求を、第2のネットワークノード812、たとえば、SNまたはMNから受信する。
第1のネットワークノード811は、SCGの動作モードの変更を求める要求を、第2のネットワークノード812、たとえば、SNまたはMNから受信する。
本要求は、アクティブ化または非アクティブ化されたSCGの要求を伴う、S-NODE要求修正(S-NODE MODIFICATION REQUIRED)であり得る。
本要求は、アクティブ化または非アクティブ化されたSCGの要求を伴う、S-NODE修正要求(S-NODE MODIFICATION REQUEST)であり得る。
言い換えれば、本要求は、第2のネットワークノード812が、たとえばSCGを非アクティブ化またはアクティブ化することを提案する、SCGのための動作モードの変更の表示を含む。
本明細書のいくつかの実施形態によれば、第2のネットワークノード812は、非アクティブ化モードのSCGを、アクティブ化動作モードに変更するように第1のネットワークノード811に要求し得る。
本明細書のいくつかの実施形態によれば、第2のネットワークノード812は、アクティブ化モードのSCGを、非アクティブ化動作モードに変更するように第1のネットワークノード811に要求し得る。
アクション914
第1のネットワークノード811は、たとえば、受信したUE支援情報または現在のUEトラフィック状況などに基づいて、SCG動作モードにおける変更の要求を受け入れるべきか、または拒絶するべきかを決定する。
第1のネットワークノード811は、たとえば、受信したUE支援情報または現在のUEトラフィック状況などに基づいて、SCG動作モードにおける変更の要求を受け入れるべきか、または拒絶するべきかを決定する。
アクション915
SCG設定の変更および/またはSCG動作モードの変更が受け入れられる場合、第1のネットワークノード811は、SCG設定および/またはSCGの動作モードを変更するための再設定またはコマンドを含むメッセージをUEに送信する。
SCG設定の変更および/またはSCG動作モードの変更が受け入れられる場合、第1のネットワークノード811は、SCG設定および/またはSCGの動作モードを変更するための再設定またはコマンドを含むメッセージをUEに送信する。
アクション916
第1のネットワークノード811は、UEから応答、たとえば、RRC再設定完了メッセージを受信する。
第1のネットワークノード811は、UEから応答、たとえば、RRC再設定完了メッセージを受信する。
SCG設定およびSCG動作モードの変更が受け入れられない場合、上記のアクション915および916は実行されず、第1のネットワークノード811は、代わりに以下のアクションを実行する。SCG設定の変更は受け入れられるが、SCG動作モードの変更が受け入れられない場合、第1のネットワークノード811は、上記のアクション915および916を実行し、以下のアクションをさらに実行する。
アクション917
第1のネットワークノード811は、第2のネットワークノード812、たとえばSNまたはMNに応答を送信し、ここで、SCGモードの変更が受け入れられるかまたは拒絶される。
第1のネットワークノード811は、第2のネットワークノード812、たとえばSNまたはMNに応答を送信し、ここで、SCGモードの変更が受け入れられるかまたは拒絶される。
一代替形態では、第1のネットワークノード811は、SCG動作モードの要求された変更を受け入れないが、SCG設定に対する他の変更を受け入れることがある。この場合、要求された動作モードの拒絶は、SCG動作モードの変更が拒絶されるという表示と、たとえば、UEの過熱、UEの電力節約の選好、予想される新しいデータなどの拒絶の理由とを含む確認応答メッセージ、たとえば、S-NODE修正確認(S-NODE MODIFICATION CONFIRM)またはS-NODE修正要求確認応答(S-NODE MODIFICATION REQUEST ACKNOWLEDGE)を、第1のネットワークノード811が送信することによって示され得る。
別の代替形態では、第1のネットワークノード811は、SCG動作モードの要求された変更も、SCG設定に対する他のいかなる変更も受け入れない。この場合、拒絶は、S-NODE修正拒絶(S-NODE MODIFICATION REFUSE)またはS-NODE修正要求拒絶(S-NODE MODIFICATION REQUEST REJECT)メッセージを第1のネットワークノード811が送信することによって示される。場合によっては、これは、メッセージ中の新しい原因値または複数の原因値、たとえば、UEの過熱、UEの電力節約の選好、予想される新しいデータなどによって示され得る。加えて、これは、SCG設定を受け入れない理由が動作モードの変更を受け入れないことによるものであったことを示すことができ、すなわち、第2のネットワークノード812が異なるSCG動作モードで別のS-NODE要求修正またはS-NODE修正要求を送れば受け入れられ得るということを示す。
アクティブ化の拒絶時の原因値のさらなる例は、たとえば、リソースの不足、PSCell/SCGのカバレージ外のUEなどであり得る。非アクティブ化の拒絶時の原因値のさらなる例は、たとえば、ネットワークノードが多くのデータを予期せず、リソースを解放し、および/またはリソースを一時停止する表示などを含み得るUEにまもなく解放および/または非アクティブ化/一時停止を行うことであり得る。
本明細書の実施形態によれば、ワイヤレス通信ネットワーク800においてSCG動作モード変更をハンドリングするための、第2のネットワークノード812、たとえばMNまたはSNによって実行される方法が提供される。本方法は、図10を参照して詳細に説明され、ここで、SCGアクティブ化/非アクティブ化は、SN、たとえば、第2のネットワークノード811によって開始され、第2のネットワークノード812によって実行されるアクションまたはステップが示される。本方法は、以下の動作を含み、これらの動作は、任意の適切な順序で実行され得る。
アクション1010
本アクションはオプションである。第2のネットワークノード812は、第1のネットワークノード811からアクティビティ通知メッセージを受信することがある。第2のネットワークノード812は、たとえば、受信したアクティビティ通知(ACTIVITY NOTIFICATION)に基づいて、UEから受信した測定報告に基づいて、および/または、トラフィック要求などのさらなる入力に基づいて、セカンダリセルグループ(SCG)設定の動作モードを、たとえば非アクティブ化からアクティブ化へ、またはアクティブ化から非アクティブ化へ変更することを決定し得る。
本アクションはオプションである。第2のネットワークノード812は、第1のネットワークノード811からアクティビティ通知メッセージを受信することがある。第2のネットワークノード812は、たとえば、受信したアクティビティ通知(ACTIVITY NOTIFICATION)に基づいて、UEから受信した測定報告に基づいて、および/または、トラフィック要求などのさらなる入力に基づいて、セカンダリセルグループ(SCG)設定の動作モードを、たとえば非アクティブ化からアクティブ化へ、またはアクティブ化から非アクティブ化へ変更することを決定し得る。
アクション1020
第2のネットワークノード812は、アクティブ化から非アクティブ化への、または非アクティブ化からアクティブ化へのSCG動作モードの変更を求める要求、たとえばSN修正要求を第1のネットワークノード811に送信する。
第2のネットワークノード812は、アクティブ化から非アクティブ化への、または非アクティブ化からアクティブ化へのSCG動作モードの変更を求める要求、たとえばSN修正要求を第1のネットワークノード811に送信する。
アクション1030
第2のネットワークノード812は、第1のネットワークノード811から応答を受信し、ここで、SCGの動作モードの修正は、受け入れられるか、または拒絶され得る。
第2のネットワークノード812は、第1のネットワークノード811から応答を受信し、ここで、SCGの動作モードの修正は、受け入れられるか、または拒絶され得る。
一代替形態では、第2のネットワークノード812は、第1のネットワークノード811から応答を受信することがあり、ここで、SCGの動作モードの修正は拒絶されるが、SCGの他の修正は受け入れられることがある。動作モードの変更の拒絶理由は、SCG動作モードの変更が拒絶されるという表示と、たとえば、UEの過熱、UEの電力節約の選好、予想される新しいデータなどの拒絶の理由とを含む確認応答メッセージ、たとえば、S-NODE修正確認(S-NODE MODIFICATION CONFIRM)またはS-NODE修正要求確認応答(S-NODE MODIFICATION REQUEST ACKNOWLEDGE)において示される。
別の代替形態では、第2のネットワークノード812は、第1のネットワークノード811から、SCGの動作モードの修正が拒絶されるとの応答を受信することがある。拒絶は、S-NODE修正拒絶(S-NODE MODIFICATION REFUSE)またはS-NODE修正要求拒絶(S-NODE MODIFICATION REQUEST REJECT)において、場合によっては、新しい原因値または複数の原因値、たとえば、UEの過熱、UEの電力節約の選好、予想される新しいデータなどとともに示されることがある。
アクティブ化の拒絶時の原因値のさらなる例は、たとえば、リソースの不足、PSCell/SCGのカバレージ外のUEなどであり得る。非アクティブ化の拒絶時の原因値のさらなる例は、たとえば、ネットワークノードが多くのデータを予期せず、リソースを解放し、および/またはリソースを一時停止する表示を含み得るUEにまもなく解放および/または非アクティブ化/一時停止を行うことであり得る。
SCG動作モード変更をハンドリングするための第1および第2のネットワークノード811、812に関する上述の方法は、SCGアクティブ化/非アクティブ化がSNによって開始されることが想定されている。しかしながら、上述の方法は、SCGアクティブ化/非アクティブ化がMNによって開始される状態にも等しく適用し得る。図11は、SCGアクティブ化/非アクティブ化がMNによって開始されるそのような例と、SCG設定および動作モードの変更が受け入れられないときにMNおよびSNにおいて実行されるアクションとを示す。アクション1111、1113、1114、1117は、図9に示された上述のアクション911、913、914、917に対応している。
本明細書の実施形態によれば、ワイヤレス通信ネットワーク800においてSCG動作モード変更をハンドリングするための、通信デバイス830によって実行される方法が提供される。通信デバイス830は、UE支援情報をMNに送る。通信デバイス830は、SCG設定の変更および/またはSCG動作モードの変更、たとえば、アクティブ化から非アクティブ化への変更または非アクティブ化からアクティブ化への変更のための再設定またはコマンドをMNから受信し、応答、たとえばRRC再設定完了メッセージなどをMNへ送る。
第1/第2のネットワークノード811/812において本方法を実行するために、第1/第2のネットワークノード811/812は、図12に示されるモジュールを備える。第1/第2のネットワークノード811/812は、受信モジュール1210、送信モジュール1220、決定モジュール1230、処理モジュール1240、メモリ1250などを備える。
第1/第2のネットワークノード811/812は、上述のアクション911~917、1010~1030のいずれか1つを実行するように構成される。
本明細書の実施形態による方法は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、ネットワークノード811/812内のプロセッサ1260などの1つまたは複数のプロセッサを通して実装され得る。上述のプログラムコードはまた、ネットワークノード811/812にロードされたときに本明細書の実施形態を実行するために、たとえば、図12に示すコンピュータプログラムコード1270を搬送するコンピュータ可読媒体またはデータキャリア1280の形態で、コンピュータプログラム製品として提供され得る。そのような1つのキャリアは、CD-ROMディスクの形態であり得る。しかしながら、それは、メモリスティックなどの他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバまたはクラウド上の純粋なプログラムコードとして提供され、ネットワークノード811/812にダウンロードされることがある。
いくつかの例示的な実施形態を以下に列挙する。
実施形態1:ワイヤレス通信ネットワーク800においてSCG動作モード変更をハンドリングするために第1のネットワークノード811によって実行される方法であって、本方法は、
SCG動作モードの変更を求める要求を第2のネットワークノードから受信することと、
SCG動作モードの変更を求める要求を受け入れるか、または拒絶するかを決定することと、
SCG動作モードの変更を求める要求を拒絶することが決定された場合、拒絶理由を示す表示とともに応答を第2のネットワークノードに送信することと
を含む、方法。
SCG動作モードの変更を求める要求を第2のネットワークノードから受信することと、
SCG動作モードの変更を求める要求を受け入れるか、または拒絶するかを決定することと、
SCG動作モードの変更を求める要求を拒絶することが決定された場合、拒絶理由を示す表示とともに応答を第2のネットワークノードに送信することと
を含む、方法。
実施形態2:ワイヤレス通信ネットワーク800においてSCG動作モード変更をハンドリングするために第2のネットワークノード812によって実行される方法であって、本方法は、
SCG動作モードの変更を求める要求を第1のネットワークノードに送信することと、
第1のネットワークノードによって、SCG動作モードの変更を求める要求を拒絶することが決定された場合、拒絶理由を示す表示とともに、第1のネットワークノードから応答を受信することと
を含む、方法。
SCG動作モードの変更を求める要求を第1のネットワークノードに送信することと、
第1のネットワークノードによって、SCG動作モードの変更を求める要求を拒絶することが決定された場合、拒絶理由を示す表示とともに、第1のネットワークノードから応答を受信することと
を含む、方法。
Claims (24)
- ワイヤレス通信ネットワーク(800)内の通信デバイス(830)についての第2のネットワークノードの動作モード変更をハンドリングするための、第1のネットワークノード(811)において実行される方法であって、前記通信デバイス(830)は、マルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成され、前記第1のネットワークノード(811)は、第1のセルグループを有し、前記第2のネットワークノード(812)は、第2のセルグループを有し、前記方法は、
前記第2のネットワークノード(812)の動作モードの変更および/または設定の変更を求める要求を前記第2のネットワークノード(812)から受信すること(913)、
前記動作モードの変更および/または前記設定の変更を求める前記要求を受け入れるか、または拒絶するかを決定すること(914)、
前記第2のセルグループの動作モードの変更および/または前記第2のセルグループの設定の変更が受け入れられることが決定された場合、前記第2のセルグループの設定および/または前記第2のセルグループの動作モードを変更するための再設定またはコマンドを含むメッセージを前記通信デバイス(830)に送信すること(915)、または
前記動作モードの変更を求める前記要求を拒絶することが決定された場合、拒絶理由を示す表示とともに応答を前記第2のネットワークノード(812)に送信すること(917)
を含む、方法。 - 前記要求は、前記動作モードの変更が、前記第2のセルグループについての非アクティブ化モードからアクティブ化モードへの変更、またはアクティブ化モードから非アクティブ化モードへの変更であることを示す表示を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記要求は、前記第2のセルグループの設定の変更を示す表示を含む、請求項1に記載の方法。
- 要求された前記動作モードの変更は拒絶されるが前記第2のセルグループの設定の変更が受け入れられることが決定された場合、表示とともに応答を前記第2のネットワークノード(812)に送信すること(917)が、前記動作モードの変更が拒絶されることを示す表示と、前記拒絶理由とを含む確認応答メッセージを前記第2のネットワークノード(812)に送信することによって実行される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 要求された前記動作モードの変更および前記第2のセルグループの設定に対する任意の他の変更が受け入れられないことが決定された場合、表示とともに応答を前記第2のネットワークノード(812)に送信すること(917)が、1つまたは複数の原因値を含む拒絶メッセージまたは拒否メッセージを前記第2のネットワークノード(812)に送信することによって実行される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第2のセルグループの設定の変更に対する前記拒絶理由は、前記第2のセルグループの動作モードの変更を受け入れないことに起因する、請求項5に記載の方法。
- 前記通信デバイス(830)の状態に関する情報を含む支援情報メッセージを、前記通信デバイス(830)から受信することをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記通信デバイス(830)の前記状態は、過熱、電力節約のうちのいずれか1つを含む、請求項7に記載の方法。
- 前記動作モードの変更および/または前記設定の変更を求める前記要求を受け入れるか、または拒絶するかを決定すること(914)は、前記通信デバイス(830)の支援情報またはトラフィック状況に基づく、請求項7または8に記載の方法。
- ワイヤレス通信ネットワーク(800)内の通信デバイス(830)についての動作モード変更をハンドリングするための、第2のネットワークノード(812)において実行される方法であって、前記通信デバイス(830)は、マルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成され、第1のネットワークノード(811)は、第1のセルグループを有し、前記第2のネットワークノード(812)は、第2のセルグループを有し、前記方法は、
動作モードの変更および/または設定の変更を求める要求を前記第1のネットワークノード(811)に送信すること(1020)と、
前記動作モードの変更および/または前記設定の変更を求める前記要求が前記第1のネットワークノード(811)によって拒絶されることが決定された場合、拒絶理由を示す表示を有する応答を前記第1のネットワークノード(811)から受信すること(1030)と
を含む、方法。 - 要求された動作モードの前記変更は拒絶されるが前記第2のセルグループの設定に対する前記変更は受け入れられることが、前記第1のネットワークノード(811)によって決定された場合、前記拒絶理由は、前記第1のネットワークノード(811)から受信された確認応答メッセージにおいて示される、請求項10に記載の方法。
- 要求された動作モードの前記変更および前記第2のセルグループの設定に対する任意の他の変更が受け入れられないことが、前記第1のネットワークノード(811)によって決定された場合、前記拒絶理由は、前記第1のネットワークノード(811)から受信された1つまたは複数の原因値を含む拒絶メッセージまたは拒否メッセージにおいて示される、請求項10に記載の方法。
- マスターセルグループ(MSG)およびセカンダリセルグループ(SCG)を有するMR-DCを用いて構成された前記通信デバイス(830)のために、前記第1のネットワークノード(811)はマスターノード(MN)として動作しており、前記第2のネットワークノード(812)はセカンダリノード(SN)として動作している、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
- マスターセルグループ(MSG)およびセカンダリセルグループ(SCG)を有するMR-DCを用いて構成された前記通信デバイス(830)のために、前記第1のネットワークノード(811)はセカンダリノード(SN)として動作しており、前記第2のネットワークノード(812)はマスターノード(MN)として動作している、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
- 非アクティブ化モードからアクティブ化モードへの変更に対する前記拒絶理由は、
a)前記通信デバイス(830)の過熱、
b)前記通信デバイス(830)の電力節約の選好、
c)リソースの不足、
d)前記通信デバイス(830)が前記第2のセルグループのカバレージ外にあること
のうちのいずれか1つである、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。 - アクティブ化モードから非アクティブ化モードへの変更に対する前記拒絶理由は、
a)新しいデータが予想されること、
b)前記第2のネットワークノードがまもなく解放および/または非アクティブ化/一時停止を行うこと
のうちのいずれか1つである、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。 - ワイヤレス通信ネットワーク(800)内の通信デバイス(830)についての第2のネットワークノードの動作モード変更をハンドリングするための第1のネットワークノード(811)であって、前記通信デバイス(830)は、マルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成され、前記第1のネットワークノード(811)は、第1のセルグループを有し、第2のネットワークノード(812)は、第2のセルグループを有し、前記第1のネットワークノード(811)は、
前記第2のネットワークノード(812)の動作モードの変更および/または設定の変更を求める要求を前記第2のネットワークノード(812)から受信すること、
前記動作モードの変更および/または前記設定の変更を求める前記要求を受け入れるか、または拒絶するかを決定すること、
前記第2のセルグループの動作モードの変更および/または前記第2のセルグループの設定の変更が受け入れられることが決定された場合、前記第2のセルグループの設定および/または前記第2のセルグループの動作モードを変更するための再設定またはコマンドを含むメッセージを、前記通信デバイス(830)に送信すること、または
前記動作モードの変更を求める前記要求を拒絶することが決定された場合、拒絶理由を示す表示とともに応答を、前記第2のネットワークノード(812)に送信すること
を行うように構成される、第1のネットワークノード(811)。 - 請求項2から9のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された、請求項17に記載の第1のネットワークノード(811)。
- ワイヤレス通信ネットワーク(800)内の通信デバイス(830)についての動作モード変更をハンドリングするための第2のネットワークノード(812)であって、前記通信デバイス(830)は、マルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成され、第1のネットワークノード(811)は、第1のセルグループを有し、前記第2のネットワークノード(812)は、第2のセルグループを有し、前記第2のネットワークノード(812)は、
動作モードの変更および/または設定の変更を求める要求を前記第1のネットワークノード(811)に送信することと、
前記動作モードの変更および/または前記設定の変更を求める前記要求が拒絶されることが、前記第1のネットワークノード(811)によって決定された場合、拒絶理由を示す表示を有する応答を、前記第1のネットワークノード(811)から受信することと
を行うように構成される、第2のネットワークノード(812)。 - 請求項9から12のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された、請求項19に記載の第2のネットワークノード(812)。
- ワイヤレス通信ネットワーク(800)内の通信デバイス(830)についての動作モード変更をハンドリングするための方法であって、前記通信デバイス(830)は、マルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成され、第1のネットワークノード(811)は、第1のセルグループを有し、第2のネットワークノード(812)は、第2のセルグループを有し、前記方法は、
前記第2のネットワークノード(812)によって、動作モードの変更および/または設定の変更を求める要求を前記第1のネットワークノード(811)に送信すること(1020)、
前記第1のネットワークノード(811)によって、前記第2のネットワークノード(812)から前記要求を受信すること(913)、
前記第1のネットワークノード(811)によって、前記動作モードの変更および/または前記設定の変更を求める前記要求を受け入れるか、または拒絶するかを決定すること(914)、
前記第2のセルグループの動作モードの変更および/または前記第2のセルグループの設定の変更が受け入れられることが決定された場合、前記第2のセルグループの設定および/または前記第2のセルグループの動作モードを変更するための再設定またはコマンドを含むメッセージを、前記第1のネットワークノード(811)によって前記通信デバイス(830)に送信すること(915)、または
前記動作モードの変更を求める前記要求を拒絶することが決定された場合、前記第1のネットワークノード(811)によって、拒絶理由を示す表示とともに応答を前記第2のネットワークノード(812)に送信すること(917)
を含む、方法。 - マスターセルグループ(MSG)およびセカンダリセルグループ(SCG)を有するMR-DCを用いて構成された前記通信デバイス(830)のために、前記第1のネットワークノード(811)はマスターノード(MN)として動作しており、前記第2のネットワークノード(812)はセカンダリノード(SN)として動作している、請求項21に記載の方法。
- マスターセルグループ(MSG)およびセカンダリセルグループ(SCG)を有するMR-DCを用いて構成された前記通信デバイス(830)のために、前記第1のネットワークノード(811)はセカンダリノード(SN)として動作しており、前記第2のネットワークノード(812)はマスターノード(MN)として動作している、請求項21に記載の方法。
- ワイヤレス通信ネットワーク(800)内の通信デバイス(830)についての動作モード変更をハンドリングするための通信システムであって、前記通信デバイス(830)は、マルチ無線デュアル接続(MR-DC)を用いて構成され、第1のネットワークノード(811)は、第1のセルグループを有し、第2のネットワークノード(812)は、第2のセルグループを有し、前記システムは、
前記第2のネットワークノード(812)によって、動作モードの変更および/または設定の変更を求める要求を前記第1のネットワークノード(811)に送信すること、
前記第1のネットワークノード(811)によって、前記第2のネットワークノード(812)から前記要求を受信すること、
前記第1のネットワークノード(811)によって、前記動作モードの変更および/または前記設定の変更を求める前記要求を受け入れるか、または拒絶するかを決定すること、
前記第2のセルグループの動作モードの変更および/または前記第2のセルグループの設定の変更が受け入れられることが決定された場合、前記第2のセルグループの設定および/または前記第2のセルグループの前記動作モードを変更するための再設定またはコマンドを含むメッセージを、前記第1のネットワークノード(811)によって前記通信デバイス(830)に送信すること、または
前記動作モードの変更を求める前記要求を拒絶することが決定された場合、拒絶理由を示す表示とともに応答を、前記第1のネットワークノード(811)によって前記第2のネットワークノード(812)に送信すること
を行うように構成される、通信システム。
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