JP2024508984A - 開封挙動が改良された注ぎ口要素および積層包装体 - Google Patents

開封挙動が改良された注ぎ口要素および積層包装体 Download PDF

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Abstract

積層包装体(P、P’)のための注ぎ口要素(1、1’)が図示および説明されている。注ぎ口要素(1、1’)は、- フランジ(4、4’)と、中心軸線(Z)を画定する中空円筒状の注ぎ口(5、5’)と、注ぎ口(5、5’)の中に形成された、中心軸線(Z)にほぼ直交する閉鎖部(6、6’)と、を有する本体(3、3’)であって、閉鎖部(6、6’)は、中心領域(8、8’)と中心領域(8、8’)の周囲にリング状に延びる脆弱ゾーン(7、7’)とを有し、脆弱ゾーン(7、7’)と中心領域(8、8’)との間に円錐リング状の中間領域(9、9’)が形成されている、本体(3、3’)と、- 注ぎ口(5、5’)の中を移動可能に案内される中空円筒状の切断要素(11、11’)であって、注ぎ口(5、5’)と積層包装体とを開封するために、脆弱ゾーン(7、7’)を切断するための切歯(12、12’)を少なくとも1つ有する、切断要素(11、11’)と、- 再封可能なねじ式キャップ(2、2’)であって、積層包装体の初回開封時に切断要素(11、11’)を駆動する役割を担う、ねじ式キャップ(2、2’)と、を備えている。液状食品用の2つの代替積層包装体(P、P’)も説明されている。これら積層包装体(P、P’)は、本発明による注ぎ口要素が積層包装体のゲーブル領域に一体化されるようになっている。明確に規定された、且つ滑らかな、切断プロセスを可能にするために、切歯(12、12’)の突起の少なくとも一部が中間領域(9、9’)の上に中心軸線(Z)に平行に載るように、切断要素(11、11’)と閉鎖部(6、6’)とが設計されている。【選択図】図3

Description

本発明は、積層包装体のための注ぎ口要素であって、
- フランジと、中心軸線を画定する中空円筒状の注ぎ口と、この注ぎ口に形成された、中心軸線にほぼ直交する閉鎖部と、を有する本体であって、閉鎖部は中心領域とこの中心領域の周囲にリング状に延びる脆弱ゾーンとを有し、脆弱ゾーンと中心領域との間に円錐リング状の中間領域が形成されている、本体と、
- 注ぎ口の中を移動可能に案内される中空円筒状の切断要素であって、注ぎ口と積層包装体とを開封するために、脆弱ゾーンを切断するための切歯を少なくとも1つ有する、切断要素と、
- 再封可能なねじ式キャップであって、積層包装体の初回開封時に切断要素を駆動するために使用される、ねじ式キャップと、
を備えた注ぎ口要素に関する。
このような注ぎ口要素は、注ぎ出し中の取り扱いの簡素化と積層包装体の再封可能性とのために、積層包装体のゲーブルの一部として一体化されている。この種の注ぎ口要素は、例えば、本出願人の特許文献1に示されている。中空円筒状の切断要素は、本体、ひいてはそれ迄気密であった包装体、を初めて開封し、ひいては注出用開口部を形成する。この場合、ねじ式キャップは、現在開封されている積層包装体の再封を可能にする。注ぎ口の中を移動可能に案内される切断要素は、複数の力伝達要素を備え、これにより、キャップ側の対応する力伝達要素によって駆動される。初回開封プロセス中、切断要素は閉鎖部に接近し、この2つの要素の初回接触後、切断要素の切歯は、閉鎖部をほぼ脆弱ゾーンの領域において切り離す。切断要素の移動経路は、リング状の脆弱ゾーンに対応する。
開封プロセスは、例えば、以下の部分に分割可能である。上記の切断要素の接近は、組み立てられた状態で上記2つの要素が既に接触している場合は、省くこともできる。その後、切断要素は閉鎖部を貫いて移動し、切歯によって閉鎖部を切断線に沿って切り離す。この切り離しプロセスは、切り離しと、塑性変形と、材料変位との組み合わせである。この場合、力の一様な、且つ制御された、印加が有利である。円周の大部分が切り離されるや否や、切断要素は閉鎖部を脇に折り曲げ始め、ひいては中身のための注ぎ口を解放し始める。折り曲げは、脆弱ゾーンの切り離されていない残片を枢動軸として行われる。この場合、折り曲げの過程において、最初に切歯が、次に切断要素の外側が、閉鎖部に力を加え、ひいては閉鎖部を脇に押しやる。注ぎ口要素が完全に開封された後、閉鎖部は、ねじ込まれた切断要素の外壁に沿って、中心軸線Zにほぼ平行である。
このような閉鎖部を有する注ぎ口要素は、主に無菌包装体に使用されるが、これだけには限定されない。この場合、所謂無菌包装体を得るために、事前に滅菌された食品が同様に滅菌済みの包装材料に無菌状態で包装される。無菌の問題は別として、本発明による注ぎ口要素を一体化できる各種の積層包装体が存在する。
第1の方法では、注ぎ口要素は、積層包装体の一体部分である。注ぎ口要素は、その製造プロセス中に導入されている。この目的のために、最初に長手方向シームの封着によって包装スリーブに形成される積層材料の切り抜きが、通常、最初に所謂「フォームフィルシール(FFS)」包装機において注ぎ口要素に接続される。この場合、片側が開口している、これら半造形製品は、製品が充填され、その後に封着される。第1ステップは、さまざまな方法で提供され得る。例えば、包装機において直接射出成形された更なるプラスチック要素によって、フランジを包装スリーブの片側に接続できる。追加のプラスチック要素を使用せずに、フランジを包装スリーブに直接溶接または接着することもできる。この場合、フランジを包装スリーブの開口部と同じサイズで設計することも、プラスチックを節約するために、それより小さいサイズで設計することもできる。フランジの方が小さい場合、包装スリーブの各表面を折り重ね合わせ、その後にフランジに載置し、フランジに溶接する必要がある。この場合、このような積層包装体は、注ぎ口要素の多面形状のフランジに対応付けて接続される多面形状のゲーブル面を有することが好ましい。この場合、多面形状のフランジはピラミッド断端にほぼ対応する。
第2の方法では、最初に完全に封着された積層包装体が製造される。この場合、注ぎ口要素を導入するための打ち抜き穴が積層包装体に、通常はゲーブル領域に、存在する。注ぎ口要素の挿入は、通常、フランジを積層材料の少なくとも1つの層に溶接することによって行われる。あるいは、これらの部分を接着することもできる。この第2の種類の積層包装体は、更に、注ぎ口要素の挿入を積層包装体の製造とは独立に行えることを特に特徴とする。したがって、穴の製作および注ぎ口要素の挿入を積層包装体自体の製造の前、中、または後、に行うことができる。包装機自体を無用に複雑にしないため、両ステップは製造前に行われることが好ましい。これら製作ステップのこの配置は、打ち抜き穴への注ぎ口要素の挿入を内側から最も簡単に行えることも意味している。このような積層包装体の製造は、通常、2種類の包装機のうちの1つで行われる。この第1の代替案では、滅菌済みの積層材料から成る無端ウェブが筒状に形成されて封着されている。その後、同様に滅菌済みの製品で充填され、封着され、等距離で横断方向に切断される。得られた「包装パッド」は、その後、折り癖が付けられた折り山に沿って平行六面体の包装体に形成される。ゲーブル領域における横断方向の封着中に形成された封着シームは、通常、ゲーブルシームと称される。第2の代替案は、積層材料製のブランクを使用する。ブランクは、最初に、長手方向シームの封着によって、包装スリーブに形成され、その後、マンドレル上で片側が開口している包装体に形成され、その後、滅菌、充填され、最後に封着され、最終的に造形される。この場合、ゲーブル領域をさまざまに設計できる。例えば、底面に平行な表面として(平坦ゲーブル型包装体)、または少なくとも一部が底面に対して斜めに形成された表面として(傾斜ゲーブル型包装体)、または2つの対向する傾斜面を有する両流れ屋根として(「ゲーブルトップ型」包装体)、設計できる。
積層材料の精確な層構造は、要件に応じて可変であるが、少なくとも厚紙製のキャリア層とプラスチック製の被覆層とで構成される。加えて、無菌製品のために気体に対する、およびアルミニウムの場合は光にも対する、バリア効果の向上を保証するために、バリア層(例えば、アルミニウム(Al)、ポリアミド(PA)、またはエチレンビニルアルコール共重合体(EVOH))が必要になり得る。この理由により、このような積層包装体は、厚紙/プラスチック積層包装体とも称される。注ぎ口要素が積層包装体の一部として一体化される場合、注ぎ口要素は、使用される積層材料と同様に強力な、気体および光に対するバリア効果を有するべきである。同時に、一緒にリサイクルし易い安価な材料が使用されるべきであることは言うまでもない。このことは、特に、使用される注ぎ口要素の材料にも当てはまる。
残念なことに、複数材料のこのような組み合わせは、相対的に悪い開封結果に至る。例えば、切断要素によって閉鎖部を脆弱ゾーンの領域において切り離すとき、完全に切断されずに、脆弱ゾーンのプラスチックの塑性変形が発生し得る。これにより、糸状残留片が残ることになる。回転中、切断要素の切歯が閉鎖部の中心領域に力を適切に伝達しなかったために、開封プロセスの最後に、閉鎖部がきれいに脇に折り曲げられないということも起こり得る。切断要素の材料が低剛性または低硬度である場合、脆弱ゾーンに対応するきれいな円軌道で切歯が移動しないことが多い。したがって、制御された、且つ再現可能な、開封結果がもたらされることが少ない。更に、脆弱ゾーンが周方向に完全に切断されることもあり得る。これは、積層包装体の開封を保証するが、遊離した閉鎖部が包装体の内部に存在することになる。これは、如何なる場合でも回避されるべきである。
欧州特許出願公開第2 627 569A号
上記に基づき、本発明の基礎を成す目的は、所与の材料選択に拘わらず、上記の諸欠点を克服するように、冒頭で言及し、上でより詳細に説明した注ぎ口要素を設計し更に発展させることである。
この目的は、切歯の突起の少なくとも一部が中間領域の上で中心軸線に平行であるように、切断要素と閉鎖部とが設計されることで、請求項1の前提部分の諸特徴を有する注ぎ口要素において達成される。この目的は、本発明による注ぎ口要素が積層包装体のゲーブル領域に一体化されるようになっている、液状食品用の積層包装体の2つの実施形態変形例によっても達成される。
切断要素と閉鎖部の各部とがこの配置であると、切歯を中間領域に支持することによって、明確に規定された、且つ滑らかな、切断プロセスが可能になる。閉鎖部の折り曲げプロセス中に円錐リング状の中間領域に力を加えると、一方では、このプロセスが適切に開始されること、しかし閉鎖部はその後に完全に脇に折り曲げられること、が保証される。したがって、換言すると、積層包装体の初回開封時に切歯が中間領域に当たってそこに力を加えるように、切断要素および閉鎖部が設計される。これは、切断要素が閉鎖要素に向かって(中心軸線に平行に)移動すると同時に、中心軸線を中心に回転するからである。したがって、この突起は、開封プロセス中に切断要素が閉鎖部の複数の異なる領域に当たって、その大部分を切り離す半径方向位置を規定する。予想外に有利であることが分かったのは、切断要素が脆弱ゾーンに当たるばかりでなく、更に半径方向内方の中間領域にも当たり、そこで閉鎖要素を切り離す場合である。この2つの領域に力を加えた場合でも、脆弱ゾーンは依然として閉鎖要素の最も肉薄の領域であるので、切断要素によって好適に切り離される。しかし、本発明による本体および切断要素の配置および形成は、閉鎖要素のきれいな、且つ制御された、切り離しを保証する。更に、注ぎ口の内壁からの力の印加の梃子作用が増大するお陰で、開封プロセスの最後における閉鎖要素の折り曲げをより容易にすることも可能である。
本発明の更なる一教示は、脆弱ゾーンの高さが中心軸線に平行に測定した中心領域の高さの50%未満であることを提供する。これは、安定した中心領域と組み合わされた、脆弱ゾーンのきれいな切り離しを保証する。中心領域も開封プロセスの最後に完全に脇に折り曲げ可能である。
更なる有利な一実施形態において、脆弱ゾーンは、内半径と外半径との間に、中心軸線にほぼ直交して延在する。このように設計された脆弱ゾーンを有する本体は、製造がより容易であり、肉薄部分のより制御された切り離しと開封も可能にする。
これらの効果を更に強化する本発明の更なる一設計では、内半径と外半径との間の高さの差が中心軸線に平行に測定された脆弱ゾーンの高さの少なくとも2倍である。
本発明の更なる一教示によると、中空円筒状の切断要素の内半径は、脆弱ゾーンの内半径の最大95%であるべきである。これら境界半径によって規定された、切断要素と中間領域との重なりのためのこの寸法は、上記の切断および折り曲げプロセスの効果の向上を可能にする。
更なる好都合な一実施形態において、脆弱ゾーンは注ぎ口に直接接続される。これは、一方では、本体の製作の簡素化を可能にする。その理由は、注ぎ口と閉鎖部との間の移行領域の形成をより精確に行えるからである。他方、切り離しプロセス中に力がより良好に伝達され、注ぎ口によって吸収される。
本発明の更なる一構成において、切歯は、脆弱ゾーンに面する端部の内側が研磨されるように設計される。これにより、切歯に切刃がもたらされる。この切刃は、一方では、閉鎖部への突刺を容易にし、他方では、円錐リング状の中間領域の表面に対応する、したがって円錐リング状の中間領域の表面にほぼ平行に配置された、表面を形成する。開封プロセスの過程で、切断要素が中心軸線に沿って移動し、中心軸線に沿った切歯の突起の少なくとも一部が中間領域に載るので、切歯および中間領域の対応する表面同士が接触する。この場合、これは、切断要素から中間領域への力のより良好な伝達をより大きな領域にわたって保証する。
本発明の更なる一教示は、切歯の研磨部分が、面取りされた内面から中心軸線に平行に形成された内面まで、中心軸線に対して、且つ中心軸線に沿って、連続的に移行することを提供する。これにより、切り離しプロセスの開始時に切歯が中間領域に接触するだけでなく、中心軸線に沿った切断要素の更なる移動中に中間領域に力を加え続けることも可能になる。勿論、これにより、上記の諸利点を失わずに、切断要素全体のより軽量バージョンの設計も可能になる。
更なる有利な一実施形態において、切歯は、脆弱ゾーンに面する端部が、中心軸線に直交する平面に周方向に延在する。切歯の端部が平らであることによって、切歯が脆弱ゾーンをより安定して切り離すことと、切歯が中間領域に沿って案内されることと、が保証される。中間領域上の突起の部分が大きいため、中心軸線に直交する平面に周方向に延在するこの端部が中間領域の上方に配置される場合は、切歯のこの刃先が、切り離しのために十分に肉薄の領域、例えば脆弱ゾーン自体など、に達するまで、中間領域から外方に適切に向けられることも保証される。
本発明の更なる一設計では、切断要素は、切歯の領域が半径方向内方に肥厚化されるように設計される。切歯の位置合わせを強化することによって、開封プロセスのさまざまな段階において発生する力が何の問題もなく吸収されることを保証する。これが特に有用であるのは、切歯は切断要素の突出部であり、したがって欠け易いからである。切り離しプロセスに関連する切断要素に対する諸調整は、例えば上記の各実施形態に示されているように、通常、切歯の領域に位置する。ただし、このような変更は、残りの切断要素の材料をできるだけ節約するため、局部に限定すれば通常十分である。この点において、切断要素の何れの補強も肥厚化と見做され得る。この肥厚化は、中空円筒体の内方に突出するように設計され、例えば、残りの中空円筒体の内半径の最大95%を有する。
本発明の更なる一教示によると、切断要素に面する中間領域の表面の少なくとも30%、好ましくは少なくとも50%、が中心軸線に平行な切断要素の突起によってカバーされるはずである。このようなカバー率は、本発明の効果を更に強化するために有用であることが分かっている。この場合、切断要素は中心軸線を中心に回転し、ひいては切歯も中間領域全体に沿って移動するので、この重なりを規定するために、切断要素全体の突起を使用することに意味がある。
更なる好都合な一実施形態において、切断要素は2つの切歯を有する。原理上、切断要素に形成されている切歯の数が多いほど、切断要素は切り離し段階をより素早く通過して折り曲げに移行する。ただし、これら切歯が円周にわたって合理的に規則的に分散されている場合に限られる。他方、追加の各切歯によって開封時の力が増加する。これら切歯は、同じ長さの複数の切歯が同時に閉鎖部に入り込む。この選択では、ねじ式キャップの必要な回転とそのために必要とされる力との間で良好に折り合いがつく。
本発明の更なる一構成においては、射出成形点が閉鎖部の中心軸線上に位置する。大半の場合、注ぎ口要素の個々の構成要素は、射出成形プロセスによって製造される。この場合、製作される部品のネガ形状を有する工具に液状プラスチックが充填される。その後、この液状プラスチックは凝固し、この工具が開かれ、ひいては完成した部品が突き出される。通常、液状プラスチックの充填は単一ノズルを介して行われる。この場合、中実に形成されたプラスチック部品は、突き出し時に、依然としてノズル内にある残りのプラスチックから切り離される。
勿論、この切り離しは、突き出し前にノズル自体を介して行うこともできる。何れの場合も、目に見える、通常は突き出た、表面起伏がこのプラスチック部品に生じる。これは一般に射出点と称される。液状プラスチックの充填が低速であるほど、より多くの材料を狭い箇所、例えば脆弱ゾーンなど、を通して押し込む必要がある。驚くべきことに、中心射出点、ひいては本体全体の均一な充填、の諸利点が勝ることが分かっているが、その場合、液状プラスチックの大部分を脆弱ゾーン経由で移動させる必要がある。
本発明の好都合な一実施形態においては、本発明による注ぎ口要素が積層包装体のゲーブル領域に一体化された液状食品用の積層包装体が提供される。このような積層包装体の製造方法は、既に説明したように、各種存在する。この場合、注ぎ口要素は、多くの場合、ゲーブル領域の開口部を封じる役割を主に担い、積層包装体の寸法安定性に関してはやや二次的な効果を有する。
本発明の別の有利な実施形態は、本発明による注ぎ口要素が積層包装体のゲーブル領域に一体化されている積層包装体に関する。この場合、ゲーブル領域は、注ぎ口要素の多面形状のフランジに対応付けて接続される多面形状のゲーブル面を有する。既に説明したように、この組み合わせは、更なる構成要素を必要とせずに、瓶状積層包装体の形成を可能にする。
以下においては、好適な例示的実施形態を単に表している図面に基づき、本発明をより詳細に説明する。図面は、以下の図を示している。
本発明による注ぎ口要素の斜視図である。 本発明による注ぎ口要素の平面図である。 図2の本発明による注ぎ口要素のIII-III線に沿った縦断面図である。 図3の縦断面図の詳細図である。 開封プロセス中の図3の縦断面図の詳細図である。 ねじ式キャップの平面図である。 図6のねじ式キャップのVII-VII線に沿った縦断面図である。 図6のねじ式キャップの斜視図である。 図3による切断要素の上からの斜視図である。 切断要素の下からの斜視図である。 注ぎ口要素が一体化された本発明による積層包装体の初回開封後およびねじ式キャップの再封後の切開斜視図である。 本発明による注ぎ口要素の第2の例示的実施形態の斜視図である。 図12の本発明による注ぎ口要素の平面図である。 図13の本発明による注ぎ口要素のXIV-XIV線に沿った縦断面図である。 図13の本発明による注ぎ口要素のXV-XV線に沿った縦断面図である。 図15の縦断面図の詳細図である。 第2の例示的実施形態のねじ式キャップの斜視図である。 第2の例示的実施形態の切断要素の斜視図である。
開封時の動作モードを明らかにするために、本発明による注ぎ口要素1、1’の2つの好適な実施形態が図面に示されている。図1は、第1の注ぎ口要素1の閉状態を、積層包装体Pなしに、中心軸線Zと共に示す。積層包装体Pの初回開封および再封のために使用される再封可能なねじ式キャップ2が本体3の上に配置されている。本体3は、図3にのみ明らかに見える。図1では、本体3の単一の周縁フランジ4のみが見える。周縁フランジ4は、積層包装体Pとの接続および一体化のために使用される。図2の平面図には、III-III断面線も描かれている。
図3は、注ぎ口要素1の全体をIII-III切断線に沿った縦断面図で示す。本体3は、中空円筒状の注ぎ口5とこの注ぎ口5に形成された閉鎖部6とを更に有する。閉鎖部6は、注ぎ口5に隣接したリング状の脆弱ゾーン7と、注出用開口部の大部分を閉鎖する中心領域8と、脆弱ゾーン7と中心領域8との間に延在する円錐リング状の中間領域9と、を備える。中間領域9の面取りは、中心領域8と脆弱ゾーン7との間の厚さの差を滑らかにする。
ねじ式キャップ2と注ぎ口5の外側との間に、第1ねじ山対10A、10Bが存在する。ねじ山対10A、10Bは、ねじ式キャップ2のねじ込みと締め付けとを可能にする。2つの切歯12を有する中空円筒状の切断要素11が本体3の内側に配置されている。注ぎ口要素1ひいては積層包装体Pの初回開封時、切断要素11は閉鎖部6を切り離す。中心軸線Zは、同心円状に配置された中空円筒状の注ぎ口5および切断要素11の両要素によって画定されている。開封プロセス中、切断要素11は中心軸線Zを中心に回転して中心軸線Zに沿って移動する。この移動は、第2ねじ山対13A、13Bによって規定される。第2ねじ山対13A、13Bは、注ぎ口5の内側と切断要素11との間に配置されている。この移動において、切断要素11は、少なくとも1つの力引継要素14の上で駆動される。力引継要素14は、ねじ式キャップ2の少なくとも1つの対応する力伝達要素15と連携する。
図4および図5の詳細図は、切歯12が脆弱ゾーン7および中間領域9にどのように突き当たってこの領域を切り離し始めるかを示す。図3および図4は、初回開封前の各要素の元の配置を示し、図5は、開封プロセス中の配置を示す。これらの図では、切歯12の突起の内側境界も投影線で示されているので、切断要素11ひいては切歯12が中間領域9の上方にどのように配置されているのかが特に容易に分かる。
図6~図8は、図1~図3の図にほぼ対応し、ねじ式キャップ2のみが示されている。この場合、図7には第1ねじ山対の半分10Aが特にはっきりと見え、図8には3つの力伝達要素15が特にはっきりと見える。ねじ式キャップ2は、不正開封防止シールとしての役割を担う帯片16と係留リング17とを更に有する。この目的のために、帯片16は、初回開封時にねじ式キャップ2の残りの部分から直ちに引き離され、視認可能に分離されてその元の位置に留まっている。帯片16に設けられた複数の停止要素18は、本体3の対応要素に引っ掛かるので、切り離し中、切断要素11が閉鎖部6の完全性を損ねる前に、帯片16がねじ式キャップ2の残りの部分から既に引き離されていることを保証する。係留リング17も初回開封プロセス中に切り離され、その後、注ぎ口5に留まる。係留リング17とねじ式キャップ2の残りの部分とは、複数の保持要素によって接続されている。これらは、ねじ式キャップ2が注ぎ口5から螺合解除された後、注ぎ出しを可能にするために、脇に折り曲げられるように、設計されている。ねじ式キャップ2の上記部分および注ぎ口5の対応要素の配置は、図4および図5の詳細図でも見ることができる。
図9および図10には、単一の切断要素11が2つの異なる斜視図で示されている。切断要素11の下端に形成されている2つの切歯12がはっきりと見える。3つの力引継要素14も内壁に見ることができ、第2ねじ山対のねじ山13Bは外壁に見える。
図11の切開図では、ねじ式キャップ2が再封された開封後の積層包装体Pを内側から見ることができる。タブが特に目立つ。これは、切断要素11が完全な円を切断できる前に、切り離しプロセス中に閉鎖部6がその張力を失うために生じる。タブは、中心領域8と中間領域9とにほぼ対応しているが、このとき、脆弱ゾーン7の単一セグメントで保持されているだけであり、切断要素11の更なる移動によって脇に押しやられて、注出用開口部を解放する。脆弱ゾーン7のこのセグメントは、積層包装体Pの開封時、タブの不測の引きちぎれと脆弱ゾーン7の完全な切断とを確実に防止するために、タブをその「折り曲げられた」状態に保持するために十分である。回転方向前方に形成されている切歯12は、初回開封の最後に、タブの高さにあって、タブを脇に安定的に保持するように、位置付けられる。
図面の図12~図18は、第2の好適な例示的実施形態を示す。これらの図には、相違点が特に示されている。したがって、第1の例示的実施形態の残りの各実施形態は、以下の部分にも該当する。この実施形態において、本体3’のフランジ4’は、多面形状のピラミッド断端として設計されている。特に注目すべき点は、特に図12~図14において識別可能であるように、積層包装体P’の積層材との接触面が最早一平面にはなく、ピラミッド断端の4つの側面によって設けられていることである。フランジ4’を除き、注ぎ口要素1’の基本構造は、第1の例示的実施形態に匹敵する。更に、この基本構造は、本体3’と、ねじ式キャップ2’と、切断要素11’とを有する三部構成の注ぎ口要素1’である。ねじ式キャップ2’と本体3の注ぎ口5’の外側との間に、第1ねじ山対10A’、10B’が配置されている。第2ねじ山対13A’、13B’は、切断要素11’を移動可能に配置するために、注ぎ口5’の内側を切断要素11’に接続する。開封プロセス中にねじ式キャップ2’から切断要素11’に力を伝達するための、相当する要素も設計されている。図17および図18では、ねじ式キャップ2’と切断要素11’とが、それぞれ2つの力引継要素14’および力伝達要素15’によって、互いに接続されることが分かる。
最後に、図15および図16は、切歯12’が、特に上方領域において、その厚さが補強されて設計されているという点で、切断要素11’の改造も可能であることを明らかに示している。したがって、切断要素11’は、組み立てられた状態において中間領域9’の上に突出し、開封プロセス中に中間領域9’と接触するように、半径方向内方に肥厚化されている。

Claims (15)

  1. 積層包装体(P、P’)のための注ぎ口要素(1、1’)であって、
    - フランジ(4、4’)と、中心軸線(Z)を画定する中空円筒状の注ぎ口(5、5’)と、前記注ぎ口(5、5’)に形成された、前記中心軸線(Z)にほぼ直交する閉鎖部(6、6’)とを有する本体(3、3’)であって、前記閉鎖部(6、6’)は、中心領域(8、8’)と前記中心領域(8、8’)の周囲にリング状に延びる脆弱ゾーン(7、7’)とを有し、前記脆弱ゾーン(7、7’)と前記中心領域(8、8’)との間に円錐リング状の中間領域(9、9’)が形成されている、本体(3、3’)と、
    - 前記注ぎ口(5、5’)の中を移動可能に案内される中空円筒状の切断要素(11、11’)であって、前記注ぎ口(5、5’)と積層包装体とを開封するために、前記脆弱ゾーン(7、7’)を切断するための切歯(12、12’)を少なくとも1つ有する、切断要素(11、11’)と、
    - 再封可能なねじ式キャップ(2、2’)であって、前記積層包装体の初回開封時に前記切断要素(11、11’)を駆動する役割を担う、ねじ式キャップ(2、2’)と、
    を備え、
    前記切歯(12、12’)の突起の少なくとも一部が前記中間領域(9、9’)に前記中心軸線(Z)に平行に載るように、前記切断要素(11、11’)と前記閉鎖部(6、6’)とが設計されている、ことを特徴とする注ぎ口要素。
  2. 前記脆弱ゾーン(7、7’)の高さは、前記中心軸線(Z)に平行に測定された前記中心領域(9、9’)の高さの50%未満であることを特徴とする、請求項1に記載の注ぎ口要素。
  3. 前記脆弱ゾーン(7、7’)は、前記中心軸線(Z)にほぼ直交する内半径と外半径との間に延在することを特徴とする、請求項1または2に記載の注ぎ口要素。
  4. 前記内半径と前記外半径との間の差は、前記中心軸線(Z)に平行に測定された前記脆弱ゾーン(7、7’)の高さの少なくとも2倍であることを特徴とする、請求項3に記載の注ぎ口要素。
  5. 前記中空円筒状の切断要素(11、11’)の内半径が前記脆弱ゾーン(7、7’)の前記内半径の最大95%を備えることを特徴とする、請求項3または4に記載の注ぎ口要素。
  6. 前記脆弱ゾーン(7、7’)は、前記注ぎ口(5、5’)に直接接続されていることを特徴とする、請求項1~5の何れか一項に記載の注ぎ口要素。
  7. 前記切歯(12、12’)は、前記脆弱ゾーン(7、7’)に面する端部の内側が研磨されるように設計されていることを特徴とする、請求項1~6の何れか一項に記載の注ぎ口要素。
  8. 前記切歯(12、12’)の前記研磨された区間は、面取りされた内面から前記中心軸線(Z)に平行な内面まで前記中心軸線(Z)に対して、且つ前記中心軸線(Z)に沿って、連続的に移行することを特徴とする、請求項7に記載の注ぎ口要素。
  9. 前記切歯(12、12’)は、前記脆弱ゾーン(7、7’)に面する前記端部が前記中心軸線(Z)に直交する平面に、周方向に延在することを特徴とする、請求項1~8の何れか一項に記載の注ぎ口要素。
  10. 前記切断要素(11、11’)は、前記切歯(12、12’)の領域が半径方向内方に肥厚化するように設計されていることを特徴とする、請求項1~9の何れか一項に記載の注ぎ口要素。
  11. 前記切断要素(11、11’)に面する前記中間領域(9、9’)の表面の少なくとも30%、好ましくは少なくとも50%、が前記中心軸線(Z)に平行な前記切断要素(11、11’)の突起によってカバーされることを特徴とする、請求項1~10の何れか一項に記載の注ぎ口要素。
  12. 前記切断要素(11、11’)は2つの切歯(12、12’)を有することを特徴とする、請求項1~11の何れか一項に記載の注ぎ口要素。
  13. 射出成形点が前記閉鎖部(6、6’)の前記中心軸線(Z)上に位置することを特徴とする、請求項1~12の何れか一項に記載の注ぎ口要素。
  14. 液状食品用の積層包装体(P)であって、請求項1~13の何れか一項に記載の注ぎ口要素(1)が前記積層包装体のゲーブル領域に一体化されている、積層包装体(P)。
  15. 液状食品用の積層包装体(P’)であって、請求項1~13の何れか一項に記載の注ぎ口要素(1’)が前記積層包装体(P’)のゲーブル領域に一体化され、前記ゲーブル領域は多面形状のゲーブル面を複数有し、前記多面形状のゲーブル面は前記注ぎ口要素(1’)の多面形状のフランジ(4’)に対応付けて接続されている、積層包装体(P’)。
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