JP2024504501A - 自動車のガラス面洗浄システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、自動車のガラス面(3)を洗浄するためのシステム(1)であって、洗浄液(9)を貯留するための貯留槽(8)を備えた液体噴射洗浄装置(4)と、代替洗浄装置(5)と、液体噴射洗浄装置(4)及び/又は代替洗浄装置(5)を選択的に制御するように構成された制御モジュール(7)とを更に備え、洗浄システム(1)は洗浄システム(1)の定性的又は定量的特性を検出するように構成されたデータ取得部(6)を備え、制御モジュール(7)は、検出された定性的又は定量的特性に応じて、液体噴射洗浄装置(4)及び/又は代替洗浄装置(5)を制御するように構成されていることを特徴とする。

Description

本発明は、車両のガラス面の洗浄の分野に関する。より詳細には、本発明は、検出部材及び/又は発信部材と、この検出部材及び/又は発信部材を洗浄するためのシステムとを備える運転支援システム又は車両の照明若しくは信号モジュールに関する。
最新の車両は、駐車操作時や他の車両との関わりがある交通において走行する際に運転者を支援するため、或いは自律走行車両において運転者を代替するため、運転支援システムを装備していることが多い。これらのシステムはそれぞれ、車両の周囲を識別できるようにする少なくとも1つの検出部材及び/又は発信部材を有し、この部材は、例えば、非網羅的に、カメラ又はレーダ形式のセンサで構成することができる。
各検出部材及び/又は発信部材は、この部材に関連するガラス面を通して、車両の周囲に関するデータを取得するように構成されており、この状況において、ガラス面は様々な種類の飛沫又は汚れに曝され、その結果、取得されたデータの信頼性に悪影響を及ぼす可能性がある。しかし、特に、これらの部材が自律走行機能の範囲内で実装される場合、その自律性の度合いに係わらず、取得されるデータが信頼できるものであることが、全ての道路利用者の安全のために不可欠である。
このような状況において、検出部材及び/又は発信部材は、多くの場合、洗浄システムを備えており、この洗浄システムには様々な形態が採用され得る。
このようなガラス面を洗浄するために、液体を噴射して洗浄する装置を用いることが知られている。この形式の洗浄は特に効果的であるが、車両に残っている洗浄液の量に注意を払う必要がある。
最新又は将来の車両、例えば自律走行車両には、相当数の検出部材及び/又は発信部材が搭載される可能性があり、このような車両が提供する各運転支援機能を実行するために必要とされるが、これには、検出部材及び/又は発信部材が複数の液体噴射装置を備え、全ての検出部材及び/又は発信部材を洗浄するために必要な液体の量が増加することを伴う。
洗浄液を必要としない代替洗浄装置を使用することも知られている。このような代替洗浄装置は、洗浄剤を備えることなく動作するという利点を提供するが、それにも係わらず、全ての形式の洗浄に適しているわけではない。例えば、代替洗浄手段は圧縮空気の噴射で構成されていることがあるが、ガラス面に頑固な汚れがある場合、空気の噴射による洗浄効果は最適ではない。
本発明は、車両のガラス面を洗浄するためのシステムであって、洗浄液を貯留するための少なくとも1つの貯留槽を備えた少なくとも1つの液体噴射洗浄装置を備え、前記洗浄システムは、少なくとも1つの代替洗浄装置と、洗浄動作中に前記液体噴射洗浄装置及び/又は前記代替洗浄装置を選択的に制御するように構成された少なくとも1つの制御モジュールとを更に備え、前記洗浄システムは、前記洗浄システムの定性的又は定量的特性を検出するように構成されたデータ取得部を備え、前記制御モジュールは、前記検出された定性的又は定量的特性に応じて、前記液体噴射洗浄装置及び/又は前記代替洗浄装置を制御するように構成されていることを特徴とする洗浄システムを提案することによって、液体噴射洗浄装置の使用と代替洗浄装置の使用との折衷物を確保する。
したがって、このような洗浄システムは、少なくとも2つの洗浄装置を備え、1つは液体噴射洗浄装置であり、どの洗浄装置が所与の状況に最も適しているかを選択できるように制御される。代替洗浄装置は、洗浄液の貯留に一切依存しないため、任意に使用できるという利点を提供する。液体噴射洗浄装置は、代替洗浄装置よりも効果的に洗浄する能力を提供するが、洗浄液が存在するという条件で動作する。このように、本発明による洗浄システムは、データ取得部によって検出された定性的又は定量的特性に応じて、各洗浄装置が正しく動作することを確保しながら、1つ又は複数のガラス面を最適な方法で洗浄するために、洗浄装置の一方又は他方を選択することを可能にする。
本発明の1つの特徴によれば、制御モジュールは、検出された定性的又は定量的特性に応じて、代替洗浄装置を瞬間的又は連続的に作動させるように構成されている。瞬間的な作動は、例えば、ガラス面に堆積した汚れを除去する目的で行われ得る。一方、連続的な作動は、ガラス面に汚れが堆積するのを防ぐための予防措置として作動され得る。
本発明の1つの特徴によれば、前記検出された定性的又は定量的特性は、ガラス面上で検出された汚れの量及び/又は種類であり、前記制御モジュールは、前記液体噴射洗浄装置又は前記代替洗浄装置を瞬間的に作動させるように構成されている。
この文脈において、データ取得部は、ガラス面に存在する汚れの量又はそのような汚れの種類のいずれにおいても、特にガラス面の清浄度を分析するように構成されている。このようなデータ取得部は、動画取得手段並びに画像処理及び分析手段を備える少なくとも1つのデータ取得装置で形成される。
汚れの種類は、使用する洗浄装置を選択する際の決定的な要因である。例えば、液体が液滴の形で付着している場合など、ガラス面上で検出された汚れの量及び/又は種類が、代替洗浄装置を使用して除去できる場合は、液体噴射洗浄装置を使用する必要はないかもしれない。これによって、汚れがより頑固に、又はより大量に付着している後の洗浄動作で使用するために、利用可能な洗浄液を保存しておくことが可能になる。
逆に、汚れの量及び/又は種類が、例えば虫である場合など、液体を噴射することによってのみ洗浄除去できることが検出された場合、代替洗浄装置の使用は不要である。このような状況では、制御モジュールは液体噴射洗浄装置を作動させる。
本発明の1つの特徴によれば、制御モジュールは、検出された汚れの種類をデータベースと比較し、検出された汚れの種類が頑固な種類の汚れに対応する場合に、代替洗浄装置の作動に優先して液体噴射洗浄装置を作動するように構成されている。データベースとの比較は、汚れが頑固な汚れで代替洗浄装置を使用しても効果的に洗浄できない場合に、代替洗浄装置を不必要に作動させないために有用となり得る。
本発明の1つの特徴によれば、前記検出された定性的又は定量的特性は、前記液体噴射洗浄装置の貯留槽内に残っている洗浄液の量であり、前記制御モジュールは、前記液体噴射洗浄装置又は前記代替洗浄装置を瞬間的又は連続的に作動させるように構成されている。洗浄液の残量に基づいて決定することの目的は、貯留槽が空になる状況に遭遇しないように、この洗浄液をできるだけ節約することにある。したがって、貯留槽に残っている洗浄液の量が少ないほど、制御モジュールは、洗浄液を節約するために代替洗浄装置の使用を優先する傾向となる範囲が広まる。
この状況において、データ取得部は、特に、貯留槽内に残っている液体の液位を検出することを意図しており、特に、貯留槽内のフロートの位置が残存する液体の液位を示すフロート形式のデータ取得装置、又は、波を発信及び受信する手段を備えた光学形式のデータ取得装置の少なくとも1つによって形成され得る。
あるいは、洗浄システムは、1つの定性的又は定量的特性を他の特性よりも優先するように設定することもできる。洗浄システムは、例えば、まず、残存する洗浄液の量を確認し、当該量に応じて動作してもよいし、あるいは、残存する洗浄液の量を考慮することなく、汚れの量及び/又は汚れの種類に着目し、最適な洗浄装置を使用してもよい。
本発明の1つの特徴によれば、前記制御モジュールは、前記液体噴射洗浄装置の前記貯留槽内に残っている前記洗浄液の量が第1の閾値を超えている場合に、前記代替洗浄装置の作動に優先して前記液体噴射洗浄装置を作動させるように構成されている。本発明の文脈において、洗浄液の残量が前記第1の閾値を超えているということは、短期的にこの洗浄液が不足する危険性がなく、何が起こっても洗浄システムが液体噴射洗浄装置を作動させるのに充分な洗浄液が残されていることを意味する。これにより、貯留槽に残っている洗浄液の量を心配することなく、汚れを効果的に除去することができる。
一例として、第1の閾値は貯留槽の充填率に相当してもよく、この例では、洗浄液貯留槽の総容積の50%の容量に相当し得る。
本発明の1つの特徴によれば、前記制御モジュールは、前記液体噴射洗浄装置の前記貯留槽内に残っている前記洗浄液の量が前記第1の閾値から前記第1の閾値よりも少ない第2の閾値までの間の場合に、前記液体噴射洗浄装置の作動に優先して前記代替洗浄装置を瞬間的に作動させるように構成されている。本発明の文脈において、液体の量がこれら2つの閾値の間にある場合、洗浄液の残量がまだ危機的段階に達していないが、それにも係わらず洗浄液を節約することが賢明であることを意味する。
したがって、制御モジュールは、液体噴射洗浄装置を優先的且つ体系的に使用するのではなく、液体噴射洗浄装置の使用を制限して、液体の噴射を必要とする状況のために貯留槽に残っている洗浄液を節約するため、代替洗浄装置の使用を優先する。
また、第2の閾値は、貯留槽の充填率に相当してもよく、この例では、第2の閾値は、例えば、洗浄液貯留槽の総容積の20%の容量に対応し得る。
この状況では、前述のように、例えば、ガラス面に付着した一片の汚れ、又は少量のそのような汚れを除去する目的で、代替洗浄装置を瞬間的に使用することができる。
本発明の1つの特徴によれば、代替洗浄装置が作動して発する吐出は、1秒~3秒の持続時間を有する。この持続時間の範囲は、代替洗浄装置が汚れを除去するのに必要な時間に相当するよう定められている。これより短い時間で代替洗浄装置を作動させると、ガラス面を洗浄するのに充分な効果が得られず、逆に、これより長い時間で作動させると、消費電力の増加につながる。
本発明の1つの特徴によれば、制御モジュールは、代替洗浄装置の吐出動作が行われていないときに、ガラス面の清浄度の状態の検出を命令するように構成されている。代替洗浄装置の瞬間的な使用後に清浄度の状態を検出することで、代替装置によって実行された洗浄の効果を確認することができ、この代替装置の推定される効果は洗浄液を使用する装置の効果よりも低いと理解される。効果がなかった場合、すなわち、例えばガラス面に汚れが残っている場合、制御モジュールは、例えば、代替洗浄装置を更に瞬間的に使用し、その後、清浄度の状態を更に検出することが理解される。制御モジュールはまた、ガラス面の清浄度の状態の検出が、洗浄が充分ではないという結果を返した場合、貯留槽に残っている洗浄液の量の減少につながるとしても、ガラス面の清浄度を良好にするために、液体噴射洗浄装置を実施することができる。
本発明の1つの特徴によれば、前記制御モジュールは、前記液体噴射洗浄装置の前記貯留槽内に残っている前記洗浄液の量が第2の閾値を下回る場合に、前記液体噴射洗浄装置の作動よりも優先して前記代替洗浄装置を作動させるように構成されている。この状況では、洗浄液の残量は危機的水準にある。したがって、液体噴射洗浄装置は、貯留槽に洗浄液が補充されるまで、絶対に使用されない。一方で、ガラス面の清浄度を確保するために、代替洗浄装置が連続的に作動する。このような作動により、ガラス面に汚れが堆積するのを防ぐことができる。例えば、ガラス面に向かって空気を吹き付ける代替装置の場合、代替洗浄装置を作動させることにより、ガラス面と外部環境との間にバリアを形成し、ガラス面に汚れが堆積するのを防ぐことができる。
本発明の1つの特徴によれば、前記検出された定性的又は定量的特性は、前記液体噴射洗浄装置の動作状態であり、前記制御モジュールは、前記液体噴射洗浄装置が動作不良である場合に、前記代替洗浄装置を連続的に作動させるように構成されている。言い換えれば、液体噴射洗浄装置が使用できない場合、又は、液体噴射洗浄装置が、性能が不十分とみなされる劣化モードでのみ動作可能な場合にも、代替洗浄装置を連続的に使用することができる。液体噴射洗浄装置の動作不良は、例えば、洗浄液の損失、洗浄液の循環に使用されるポンプの故障、洗浄液の噴射に使用される噴射ノズルの故障、又は洗浄液の効果の劣化として現れる可能性がある。
本発明の1つの特徴によれば、代替洗浄装置は圧縮空気洗浄装置であってもよい。ガラス面に付着した汚れを除去するために、高圧でガラス面に空気を吹き付ける。空気は、例えば、圧縮装置を用いて圧縮され、電気的に作動する弁に向かって導かれ、その弁が開くことにより、圧縮空気が適切な噴射ノズルを介して噴射される。
本発明の1つの特徴によれば、代替洗浄装置は機械的及び/又は電気的洗浄装置である。圧縮空気洗浄装置の代替として、代替洗浄装置は、例えば、ガラス面を拭くことができるワイパーブレード、又はセンサの表面を覆い、汚れが堆積しやすい透明な表面からなる高速回転ケーシングであってもよく、この汚れは遠心回転効果によって除去される。代替洗浄装置は、ガラス面を変形させて汚れを除去する電気機械装置や、電気パルスを使用して汚れを除去する電気装置で構成することもできる。
本発明はまた、本明細書に記載のガラス面を洗浄するためのシステムによって実施される洗浄方法であって、以下の前記洗浄システムに関する定性的又は定量的特性が検出される第1の工程と、前記検出された定性的又は定量的特性に従って、前記液体噴射洗浄装置及び前記代替洗浄装置が制御される第2の工程とを含む。
第2の工程において、これら2つの洗浄装置の制御とは、これら2つの装置が動作又は停止の指示を受けることを意味し、これは必ずしも2つの装置が同時に動作することを意味しないことに留意すべきである。本方法の1つの特徴によれば、第1の工程は、ガラス面上の汚れの検出に続いて開始し得る。言い換えれば、汚れを検出できるデータ取得装置は、ガラス面に汚れが堆積するとすぐに洗浄方法を自動的に開始するように、常時作動している。しかし、洗浄方法は、車両の使用者が、例えばボタンを押すなどして、手動で開始することもできる。
本発明の更なる特徴及び利点は、以下の説明、及び添付の概略図面を参照して非限定的に示される多数の例示的な実施形態の両方から、より明確に示されるであろう。
図1は、検出部材及び/又は放出部材と、この検出部材及び/又は放出部材を洗浄するように構成された本発明による洗浄システムとを備えた車両の正面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態による、ガラス面を洗浄するためのシステムを示す図である。 図3は、洗浄システムの第1の動作モードを示す。 図4は、洗浄システムの第2の動作モードを示す。 図5は、洗浄システムの第3の動作モードを示す。 図6は、洗浄システムの第4の動作モードを示す。
以下に詳細に説明する本発明の特徴、変形例、及び異なる実施形態は、相互に互換性がなく、又は、相互に排他的な場合を除き、様々な組み合わせで、相互に組み合わせることができることに留意すべきである。特に、以下に記載される特徴の選択が、技術的な利点を付与するのに充分であり、及び/又は、本発明を従来技術と差別化するのに充分である場合には、この特徴の選択のみからなる本発明の変形を、記載される他の特徴とは独立して想定することが可能である。
以下の説明では、本発明によるガラス面の洗浄システムの1つの特定の実施形態について特に説明するが、このシステムは、洗浄システムの定性的又は定量的特性を検出するように構成されたデータ取得部を備え、制御モジュールは、検出された定性的又は定量的特性に従って液体噴射洗浄装置及び/又は代替洗浄装置を制御するように構成されている点に特徴がある。
この洗浄システムは、特に、ガラス面が検出部材及び/又は放出部材のガラス面からなる場合について説明されるが、以下に説明される全ての事項は、本発明の文脈から逸脱することなく、車両のフロントガラス又はリアウィンドウなど、車両の乗員室を区画するガラス面の洗浄に適用され得ることが理解される。
まず図1を参照すると、車両100は、少なくとも1つの検出部材及び/又は発信部材104と、本発明による洗浄システム1とを含む検出部及び/又は発光部102とを備えることができ、洗浄システム1は、本明細書中では検出部材及び/又は発信部材に関連するガラス面に汚れがないように、すなわち本明細書中では最適な画像取得を可能にするように、検出部材及び/又は発信部材104の発光/受光野がクリアであることを確実にするように構成されている。検出部及び/又は発光部102は、本明細書中では、車両100の運転支援システムのデータ取得システム、又はこの車両の照明及び/又は信号システムの照明モジュールのいずれかで構成することができ、特にどちらが好ましいということはない。
検出部材及び/又は発信部材104は、例えば、カメラなど画像捕捉光学センサである。これは、CCD(電荷結合素子)センサ又は小型フォトダイオードのアレイを含むCMOSセンサであり得る。別の変形例によれば、以下の一覧は決して網羅的なものではないが、赤外線カメラなど赤外線センサ、ヘッドランプなど発光素子、LED(発光ダイオード)など光電子デバイス、ライダ(レーザ撮像、検出、測距)又はレーダ(無線検出、測距)装置など電磁放射センサ/発光素子であってもよい。さらに別の変形例によれば、音響、例えば超音波放射、検出部材及び/又は発信部材であってもよい。
図2は、前述の検出部材及び/又は発信部材104を形成する光学センサのガラス面3を洗浄するように構成された洗浄システム1を、より具体的に示している。ガラス面3の清浄度によって、このセンサの正しい動作が変化する。したがって、洗浄システム1は、ガラス面3が常に清浄であることを確保するように構成されている。
このため、洗浄システム1は液体噴射洗浄装置4と代替洗浄装置5から構成されている。つまり、洗浄システム1は、ガラス面3を洗浄するための少なくとも2つの異なる手段から構成されている。
液体噴射洗浄装置4は、貯留槽8から第1の噴射ノズル11まで延びている。貯留槽8は洗浄液9の容器に相当する。第1の噴射ノズル11は、洗浄液9がガラス面3に対して噴射されるように配置されている。
液体噴射洗浄装置4は、貯留槽8と第1の噴射ノズル11に加えて、ポンプ15と第1の電気作動弁13とを備える。ポンプ15は洗浄液9を循環させる。第1の電気作動弁13は、洗浄液9が貯留槽8から第1の噴射ノズル11まで循環するように開位置にあるように構成され、或いは、ガラス面を洗浄するために液体を噴射する必要がないときには、第1の噴射ノズル11に向かう洗浄液9の通過を阻止するように閉位置にあるように構成されている。
液体噴射洗浄装置4が使用されると、貯留槽8内に残留する洗浄液9の量が減少する。洗浄液9の残量は、貯留槽内に配置され、液体の残量に関連するデータを、例えば貯留槽の充填率の形式で検出するように構成された、少なくともセンサ、例えばフロート形式の液位センサ又は他の光学センサを備える第2のデータ取得装置62によって測定される。洗浄液の残量は、例えば、第1の閾値17及び第2の閾値18を超えるか否かの観点から定義することができる。これらの閾値は、特に、制御モジュール7又はデータ取得部6に実装されたデータベースに記録される。したがって、液体噴射洗浄装置4の動作は、これらの閾値に対する洗浄液の残量に応じて変化する可能性があり、第2の閾値18は第1の閾値17よりも低い。本発明の非限定的な例として、第2の閾値が第1の閾値よりも低い条件下では、第1の閾値は、例えば、貯留槽8の総容積の50%に相当し、第2の閾値18は、例えば、貯留槽8の総容積の20%に相当してもよい。
図2に部分的に描かれている代替洗浄装置5は、一例として、圧縮空気洗浄装置である。あるいは、代替洗浄装置5は、ワイパーブレード、遠心回転式洗浄装置、圧電式の電気機械装置、電極を作動させて洗浄する装置、又は、ガラス面3を拭き取り及び/又は洗浄することができるその他の装置であってもよい。
圧縮空気洗浄装置として、代替洗浄装置5は、第2の噴射ノズル12と、第2の電気作動弁14と、圧縮装置16とを備える。圧縮装置16は空気を圧縮することができ、第2の電気作動弁14が開位置にあるとき、圧縮空気は第2の噴射ノズル12に向けられ得る。第2の噴射ノズル12は、圧縮空気をガラス面3に向けて噴射できるように構成されている。図2では、2つの電動作動弁が閉位置にあるように描かれている。
洗浄システム1はまた、洗浄システムの定性的又は定量的特性を検出するように構成されたデータ取得部6を備える。このデータ取得部は、特定の特性を検出するために特別に意図された1つ又は複数のデータ取得装置で構成され得る。以下の一覧は網羅的でなく、したがって本発明を限定するものではないが、これらのデータ取得装置は、特に、車両に搭載されたセンサがデータを送受信する能力、又は対応する洗浄システム内の充分な量の洗浄液の存在を検出することができる。以下から理解されるように、洗浄システムのデータ取得部は、1つ又は複数のこれらのデータ取得装置から構成され得る。
図2に示されるように、データ取得部6は、この例では任意に第1のデータ取得装置61として参照されるが、ガラス面の清浄度を検出することができ、特に車両の運転中にガラス面3上に堆積する可能性のある汚れを検出することができるデータ取得装置と、この例では任意に第2のデータ取得装置62として参照されるが、貯留槽8内に残っている洗浄液9の量を検出することができるデータ取得装置とから、特に形成されていてもよい。第1のデータ取得装置61は、特に、光学センサの検出及び/又は発信野が妨害されているか否かを判定する画像処理手段を備え得る。
洗浄システム1は、最後に制御モジュール7を構える。制御モジュール7は、液体噴射洗浄装置4及び代替洗浄装置5に命令するように構成されている。
制御モジュール7は、データ取得部6から送信される定性的又は定量的特性、例えば、データ取得部が第1のデータ取得装置61によって形成されている場合には、ガラス面3上に汚れが堆積したことの通知、又は、データ取得部が第2のデータ取得装置62によって形成されている場合には、貯留槽8内に残っている洗浄液9の量の通知を受信することができる。例えば、データ取得部が少なくとも第1のデータ取得装置61と第2のデータ取得装置62とから構成されている場合など、場合によっては、制御モジュールは、洗浄システムの複数の定性的又は定量的特性を受信することができる。
データ取得部6によって送られた定性的及び/又は定量的特性に応じて、制御モジュール7は、前記定性的及び/又は定量的特性を分析し、一方では、液体噴射洗浄装置4による洗浄液の噴射を許可又は阻止するようにポンプ15及び第1の電気作動弁13に作用し、他方では、代替洗浄装置5の動作を許可又は阻止するように圧縮装置16及び第2の電気作動弁14に作用し得る。
図3~図6は、制御モジュール7によって受信された情報に特に依存する洗浄システムの様々な実施形態を示す。制御モジュール7によって液体噴射洗浄装置4及び代替洗浄装置5に送信される指示命令は、矢印の有無、及び、これらの矢印が実線で描かれているか破線で描かれているかによって示される。実線で描かれた矢印は、洗浄装置の一方又は他方が連続的に作動することを示し、破線で描かれた矢印は、洗浄装置の一方又は他方が瞬間的に作動することを示す。制御モジュールと洗浄装置の1つとの間に矢印がない場合、これは、指示命令が形成されていないか、さもなければ、対応する洗浄装置の作動が要求されておらず、命令が洗浄装置を非作動状態に保つよう求めていることを示す。
図3は、本発明に係わる洗浄システム1の第1の動作モードを示す。図3において、車両は例えば走行中であり、汚れ19がガラス面3上に堆積しており、そのため、検出部材及び/又は発信部材104の正しい動作が損なわれている。
そして、汚れ19は、データ取得部6の第1のデータ取得装置61によって検出され、第1のデータ取得装置61は、汚れ19の定性的及び定量的特性、例えば汚れ19の種類及び/又はその表面積を制御モジュール7に送信する。
この実施例では、制御モジュール7はまた、第2のデータ取得装置62を介してデータ取得部6から、貯留槽8に関連する定量的特性、すなわち貯留槽8の中に残っている洗浄液9の量を受け取る。図3に示される動作モードにおいて、データ取得部6が2つのデータ取得装置61、62を備えるように構成されているため、制御モジュール7は、汚れ19の存在と、貯留槽8内に残っている洗浄液9の量との両方に関して、洗浄システムに関連する定性的又は定量的特性を受信するが、制御モジュール7が洗浄システムの特性の一方のみを受信することも、これら2つの特性の受信に起因する動作が一方の特性を他方よりも優先させることも、同様に可能であることに留意されたい。
図3において、貯留槽8に残っている洗浄液9の量は、第1の閾値17を超えている。つまり、この定量的特性は、液体噴射洗浄装置4が、短期的には洗浄液の不足を生じる危険性なく、ガラス面3の洗浄のために使用できることを示している。この状況で、制御モジュール7は、液体噴射洗浄装置4を優先して作動させ、洗浄液9をガラス面3に瞬間的に噴射するために、ポンプ15に指示する命令と、第1の電気作動弁13に指示する命令とを生成する。より具体的には、このようにして生成される指示命令により、例えば数秒間などの所定の時間ポンプ15を作動させ、第1の電気作動弁13を開位置に切り替えて、洗浄液を第1の噴射ノズル11まで循環させ、ガラス面3に対して噴射して、ガラス面3から汚れ19を除去し、それによって、検出部材及び/又は発信部材104を再び作動可能にする。
図4は、洗浄システム1の第2の動作モードの説明図であり、この第2の動作モードは、特に、貯留槽8内に残っている洗浄液9の量が第1の閾値17未満であり、第2の閾値18よりも多いという点で、本明細書で上述した第1の動作モードとは異なる。
上述の実施例によれば、図4において、貯留槽8に残る洗浄液9の量は、この貯留槽8の総容積の20%~50%である。このような状況は、液体噴射洗浄装置4を使用することはまだ考えられるが、短期的に洗浄液が不足する状況に陥ることを避けるために、可能な限り代替洗浄装置5を使用する工夫が必要であることを意味する。
いずれにせよ、ガラス面3に堆積した汚れ19の除去が必要である。図4の実施例では、データ取得部6は、汚れ19の存在に関連する特性を制御モジュール7に送信するとともに、貯留槽8に残っている洗浄液9の量を送信する。制御モジュール7は、例えば、汚れ19の特性を、制御モジュール7又はデータ取得部6のメモリに読み出され得る図示しないデータベースと比較した後に、代替洗浄装置5を使用して汚れを洗浄除去することができると判断した場合、制御モジュール7は、圧縮装置16を瞬間的に作動させ、第2の電気作動弁14を開いて、例えば1秒~3秒間、ガラス面3上に圧縮空気の噴射を送るようにする指示命令を生成することによって、代替洗浄装置5を優先的に作動させる。
制御装置による代替洗浄装置5の作動には、汚れが確実に除去されたことを確認するために、汚れ19の存在を検出する追加の工程が伴う。
この追加の検出工程によって、圧縮空気を噴射したにも係わらず汚れ19が依然として存在することが特定された場合、或いは、汚れ19に関する特性が頑固な種類の汚れと関連していると制御モジュール7によって解釈された場合、洗浄システム1は、図5に示されるような動作モードに従って動作し得る。
図5において、制御モジュール7は、図3で説明したように液体噴射洗浄装置4を作動させるが、これは、貯留槽8内に残っている洗浄液9の量が第1の閾値17から第2の閾値18の間ではあるが、本質的な目的が検出部材及び/又は発信部材104の正しい動作を確保することにあるためである。
図示されていない変形例では、本発明による洗浄システムのデータ取得部は、貯留槽8に残っている洗浄液の液位に関するデータを取得する装置のみからなり、洗浄システムのデータ取得部が、ガラス面上の汚れの存在に関するデータを取得するための装置を備えるという規定はない。この変形例では、制御モジュール7による液体噴射洗浄装置4又は代替洗浄装置5の優先的起動は、貯留槽内の液体量のみに依存する。液体噴射洗浄装置の貯留槽内の洗浄液の残量が第1の閾値17を超えている場合、制御モジュールは、代替洗浄装置5を作動させるのに優先して液体噴射洗浄装置4を作動させる指示を生成する。さらに、貯留槽内の洗浄液の残量が第1の閾値17から第2の閾値18の間の場合、制御モジュール7は、液体噴射洗浄装置4を作動させるのに優先して、代替洗浄装置5を瞬間的に作動させる指示を生成する。
図6は、貯留槽8内の洗浄液9の残量が第2の閾値18を下回る場合の別の動作モードを示す。この状況では、洗浄液9の液位は危機的である。したがって、貯留槽8に洗浄液9が補充されるまで、液体噴射洗浄装置4の使用を避けることが絶対に不可欠である。
データ取得部6を介して貯留槽8に関するこの定量的特性を受け取った後、制御モジュール7は、圧縮装置16を作動させ、第2の電気作動弁14を長時間にわたって開位置に維持することによって、代替洗浄装置5を優先的に、そしてこの例では連続的に作動させる。ここでいう長時間とは、図6に示されたこの動作モードにおける代替洗浄装置の作動の継続時間が、何よりもまず、先に述べた吐出による作動の継続時間よりも長い継続時間であることを意味する。より具体的には、この長い継続時間は、車両が次に停止するまで代替洗浄装置の作動が継続するようなものであってもよい。このようにして、第2の噴射ノズル12からガラス面3に向けて、空気が連続的に噴出される。ここでの目的は、代替洗浄装置5を予防的に作動させ、ガラス面3上に汚れが堆積する危険性と、この汚れが頑固になり、この不足期間に液体を噴射する必要が生じる危険性を抑えることである。このように、連続的な空気の噴射は、ガラス面3に対するバリアとして機能する。
代替洗浄装置5の起動はまた、貯留槽8内の洗浄液9の残量とは無関係な状況で、すなわち、液体噴射洗浄装置4の動作状態に応じて実行することもできる。つまり、制御モジュール7は、データ取得部6から、より詳細には、データ取得部の一部を形成し、液体噴射洗浄装置4の構成要素の一方又は他方に関連する追加のデータ取得装置63から、液体噴射洗浄装置4の作動を妨げる液体噴射洗浄装置4の動作不良に関連する定性的特性を受信することができる。このような動作不良は、例えば、漏水、ポンプ15の故障、第1の噴射ノズル11の閉塞、又は洗浄液9の品質低下の可能性がある。このような状況では、液体噴射洗浄装置4は使用不可能であり、したがって制御モジュール7は、液体噴射洗浄装置4の動作不良の影響を軽減するため、代替洗浄装置5を連続的に作動させる。
当然のことながら、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、これらの実施例に多数の変更を加えることができる。
以上説明したように、本発明は、上述した目的を確かに達成するものであり、最適な洗浄を確保すると同時に洗浄液を節約するガラス面の洗浄システムを提案することができる。本発明に従って、本発明による洗浄システム、すなわち、洗浄システムの正しい動作に関連する情報を検出することができ、この洗浄システムの一部を構成する異なる洗浄装置を実装することができる洗浄システムが構成されていることを条件として、本発明の文脈から逸脱することなく、本明細書中に記載されない変形例を実施することができる。

Claims (10)

  1. 車両(100)のガラス面(3)を洗浄するためのシステム(1)であって、洗浄液(9)を貯留するための少なくとも1つの貯留槽(8)を備えた液体噴射洗浄装置(4)を備え、前記洗浄システム(1)は、少なくとも1つの代替洗浄装置(5)と、洗浄動作中に前記液体噴射洗浄装置(4)及び/又は前記代替洗浄装置(5)を選択的に制御するように構成された少なくとも1つの制御モジュール(7)とを更に備え、前記洗浄システム(1)は、前記洗浄システム(1)の定性的又は定量的特性を検出するように構成されたデータ取得部(6)を備え、前記制御モジュール(7)は、前記検出された定性的又は定量的特性に応じて、前記液体噴射洗浄装置(4)及び/又は前記代替洗浄装置(5)を制御するように構成されていることを特徴とする洗浄システム。
  2. 前記制御モジュール(7)が、前記検出された定性的又は定量的特性に応じて、前記代替洗浄装置(5)を瞬間的又は連続的に作動させるように構成されている、請求項1に記載の洗浄システム(1)。
  3. 前記検出された定性的又は定量的特性は、前記ガラス面(3)上で検出された汚れ(19)の量及び/又は種類であり、前記制御モジュール(7)は、前記液体噴射洗浄装置(4)又は前記代替洗浄装置(5)を瞬間的に作動させるように構成されている、請求項2に記載の洗浄システム(1)。
  4. 前記検出された定性的又は定量的特性は、前記液体噴射洗浄装置(4)の前記貯留槽(8)内に残っている洗浄液(9)の量であり、前記制御モジュール(7)は、前記液体噴射洗浄装置(4)又は前記代替洗浄装置(5)を瞬間的又は連続的に作動させるように構成されている、請求項2に記載の洗浄システム(1)。
  5. 前記制御モジュール(7)は、前記液体噴射洗浄装置(4)の前記貯留槽(8)内に残っている前記洗浄液(9)の量が第1の閾値(17)を超えている場合に、前記代替洗浄装置(5)の作動に優先して前記液体噴射洗浄装置(4)を作動させるように構成されている、請求項4に記載の洗浄システム(1)。
  6. 前記制御モジュール(7)は、前記液体噴射洗浄装置(4)の前記貯留槽(8)内に残っている前記洗浄液(9)の量が前記第1の閾値(17)から前記第1の閾値(17)よりも少ない第2の閾値(18)までの間の場合に、前記液体噴射洗浄装置(4)の作動に優先して前記代替洗浄装置(5)を瞬間的に作動させるように構成されている、請求項5に記載の洗浄システム(1)。
  7. 前記制御モジュール(7)は、前記液体噴射洗浄装置(4)の前記貯留槽(8)内に残っている前記洗浄液(9)の量が前記第2の閾値(18)よりも少ない場合に、前記液体噴射洗浄装置(4)の作動に優先して前記代替洗浄装置(5)を連続して作動させるように構成されている、請求項6に記載の洗浄システム(1)。
  8. 前記検出された定性的又は定量的特性は、前記液体噴射洗浄装置(4)の動作状態であり、前記制御モジュール(7)は、前記液体噴射洗浄装置(4)が動作不良である場合に、前記代替洗浄装置(5)を連続的に作動させるように構成されている、請求項2に記載の洗浄システム(1)。
  9. 前記代替洗浄装置(5)は圧縮空気洗浄装置である、請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の洗浄システム(1)。
  10. 請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の洗浄システム(1)によって実施される、ガラス面(3)を洗浄するための方法であって、前記洗浄システム(1)に関する定性的又は定量的特性が検出される第1の工程と、前記検出された定性的又は定量的特性に応じて、前記液体噴射洗浄装置(4)及び前記代替洗浄装置(5)が制御される第2の工程とを含む方法。
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