JP2024501299A - ワイヤレス通信ネットワーク内のセンシングシステム、方法、および装置 - Google Patents

ワイヤレス通信ネットワーク内のセンシングシステム、方法、および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2024501299A
JP2024501299A JP2023538887A JP2023538887A JP2024501299A JP 2024501299 A JP2024501299 A JP 2024501299A JP 2023538887 A JP2023538887 A JP 2023538887A JP 2023538887 A JP2023538887 A JP 2023538887A JP 2024501299 A JP2024501299 A JP 2024501299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensing
coordinator
network
radio access
access network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023538887A
Other languages
English (en)
Inventor
ジャン リーチン
トン ウェン
マー ジアンレイ
ジュー ペイイン
チェン ダーゴン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2024501299A publication Critical patent/JP2024501299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W64/00Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/30Services specially adapted for particular environments, situations or purposes
    • H04W4/40Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/029Location-based management or tracking services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータは、インターフェイスリンクを介して第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信し得る。第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを含んでよく、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信し得る。同様に、第2のセンシングコーディネータは、インターフェイスリンクを介して無線アクセスネットワークの第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信し得、第2のセンシングコーディネータがセンシングプロトコルレイヤを含み、そのセンシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信する。センシングデバイスまたは装置は、無線アクセスネットワークを介してインターフェイスリンクにアクセスし、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと、センシング構成またはセンシングデータを含む第1の信号を通信し得る。通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み得る。

Description

本出願は、一般に通信に関し、詳細にはワイヤレス通信ネットワーク内のセンシングに関する。
コアネットワークおよび1つまたは複数の無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信システム内で、測位に関連するセンシングの調整は、通常ではコアネットワークに基づいており、測位を要求し測位情報を提供するためのすべてのシグナリングがコアネットワークを介してルーティングされる。このタイプのアーキテクチャは測位に固有のものであり、コアネットワークの外部のエンティティのための測位機能の可用性を著しく制限する可能性がある。
一般に、センシング動作は、測位よりも多くの特徴を含み得る。測位は、本明細書に開示されたセンシングサービスに関するセンシング特徴の1つであることが可能ではあるが、本開示は、決して測位に限定されない。センシング動作は、ワイヤレスネットワークオペレータまたは他のネットワークオペレータ以外のネットワークに、ワイヤレスネットワーク内の通信の強化のためのリアルタイムまたは非リアルタイムのセンシング情報、ならびに、独立したセンシングサービスを提供することができる。
本開示の実施形態は、ワイヤレス通信システム内のセンシングを調整するためのセンシングアーキテクチャ、方法、および装置を提供する。センシングの調整は、無線アクセスネットワーク内に置かれた1つもしくは複数のデバイスもしくは要素、またはコアネットワーク内に置かれた1つもしくは複数のデバイスもしくは要素、または無線アクセスネットワーク内に位置する1つもしくは複数のデバイスもしくは要素とコアネットワーク内に位置する1つもしくは複数のデバイスもしくは要素との両方を含み得る。
位置決定は、ワイヤレスネットワーク内(たとえば、セル内)のUEの物理的な位置を決定することに関連する非常に特殊な特徴である。位置決定は、UE自体によるものであること、および/または基地局などのネットワークデバイスによるものであることがあり、また、基準信号を測定すること、およびUEとネットワークデバイスとの間の信号遅延などの測定された情報を分析することを含み得る。実際のワイヤレス通信および最適化された制御では、UEの測位は、複数の可能な測定メトリクスのうちの単なる1つの測定要素である。たとえば、ネットワークは、より良い通信スケジューリングおよび制御のために、チャネル条件、周囲の環境などのUEの周囲に関する情報を使用することができる。センシング動作の際には、より良い通信のために、関連するすべての測定情報が取得されることが可能である。
本開示の一態様によれば、方法は、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む。第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本開示の別の態様による装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合され、少なくとも1つのプロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、プログラミングが、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とを含む。第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
別の態様によるコンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む。プログラミングは、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む。上記で言及された他の態様と同様に、第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本開示はまた、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む方法も包含する。第2のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
装置実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合され、少なくとも1つのプロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、プログラミングが、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とを含み得る。第2のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
別の態様によるコンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む。プログラミングは、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む。再び、第2のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本開示のさらに別の態様によれば、方法は、装置によって無線アクセスネットワークを介して、インターフェイスリンクにアクセスすることと、装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信することとを含み、通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み、第1の信号はセンシング構成またはセンシングデータを含む。
装置が、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合され、少なくとも1つのプロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とを含む、別の装置実施形態において、プログラミングは、装置によって無線アクセスネットワークを介して、インターフェイスリンクにアクセスするための、および装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含み得る。通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み、第1の信号はセンシング構成またはセンシングデータを含む。
別の態様によるコンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含み、プログラミングは、装置によって無線アクセスネットワークを介して、インターフェイスリンクにアクセスするための、および装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための、命令を含む。通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。上記で言及された他の実施形態と同様に、第1の信号はセンシング構成またはセンシングデータを含む。
本開示の実施形態の他の態様および特徴は、以下の説明を検討すれば当業者には明らかになろう。
これらの実施形態、およびその潜在的な利点についてのより完全な理解が得られるように、次に、例として以下の説明が添付の図面と併せて参照される。
通信システムの簡略化された概略説明図であるブロック図である。 他の例示的な通信システムを示すブロック図である。 例示的な電子デバイスおよびネットワークデバイスを示すブロック図である。 デバイス内のユニットまたはモジュールを示すブロック図である。 ロングタームエボリューション(LTE)/新無線(NR)測位アーキテクチャのブロック図である。 センシングコーディネータがコアネットワーク内に置かれている実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。 センシングコーディネータがコアネットワークの外部に置かれ、コアネットワークを介してRANと通信する、別の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。 センシングコーディネータがコアネットワークの外部に置かれ、RANと直接通信する、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、中央ユニット(CU)/分散ユニット(DU)RANアーキテクチャを持つ実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、中央ユニット(CU)/分散ユニット(DU)RANアーキテクチャを含む実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、中央ユニット(CU)/分散ユニット(DU)RANアーキテクチャを含む実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、CU制御プレーン(CP)/ユーザプレーン(UP)RANアーキテクチャを持つ実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、CU制御プレーン(CP)/ユーザプレーン(UP)RANアーキテクチャを含む実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、CU制御プレーン(CP)/ユーザプレーン(UP)RANアーキテクチャを含む実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図8Aから図8Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図8Aから図8Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図8Aから図8Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 さらなる実施形態による、センシングアーキテクチャのブロック図である。 図12に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。 図12に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る別の例示的な方法を示す信号フロー図である。 さらに別の実施形態による、センシングアーキテクチャのブロック図である。 図15に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。 さらなる実施形態による、センシングアーキテクチャのブロック図である。 図17に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。 別の実施形態による、センシングアーキテクチャのブロック図である。 図19に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。 図19に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る別の例示的な方法を示す信号フロー図である。 実施形態による、例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。 別の実施形態による、例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。 さらなる実施形態による、例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。 コアネットワークとRANとの間の例示的なインターフェイスを示すブロック図である。 実施形態による、プロトコルスタックの別の例を示すブロック図である。 例示的なセンシングアプリケーションを示すブロック図である。
次に、例示を目的として、特定の例示的な実施形態が、図と併せて以下でより詳細に説明される。
本明細書に記載される実施形態は、特許請求される主題を実施するのに十分な情報を示し、そのような主題を実施する方法を例示する。添付の図に照らして以下の説明を読むことにより、当業者には、特許請求される主題の概念が理解され、本明細書で特に扱われないこれらの概念の適用例が認識されよう。これらの概念および適用例は、本開示および添付の特許請求の範囲内にあることを理解されたい。
図1を参照すると、限定なしの説明的な例として、通信システムの簡略化された概略図が提示されている。通信システム100は、無線アクセスネットワーク120を含む。無線アクセスネットワーク120は、次世代(たとえば、第6世代(6G)以降)無線アクセスネットワークであっても、レガシー(たとえば、5G、4G、3Gまたは2G)無線アクセスネットワークであってもよい。1つまたは複数の通信電気デバイス(ED)110a~120j(総称して110と呼ばれる)が、互いに相互接続されてよく、さらにまた、または代わりに、無線アクセスネットワーク120内の1つまたは複数のネットワークノード(170a、170b、総称して170と呼ばれる)に接続されてもよい。コアネットワーク130は、通信システムの一部であってよく、通信システム100で使用されている無線アクセス技術に依存していても、依存していなくてもよい。また、通信システム100は、公衆交換電話網(PSTN)140、インターネット150、および他のネットワーク160も含む。
図2は、例示的な通信システム100を示す。一般に、通信システム100は、複数のワイヤレス要素または有線要素がデータおよび他のコンテンツを通信することを可能にする。通信システム100の目的は、ブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャストなどを介して、音声、データ、ビデオ、および/またはテキストなどのコンテンツを提供することであり得る。通信システム100は、その構成要素間で搬送波スペクトル帯域幅などのリソースを共有することによって動作し得る。通信システム100は、地上通信システムおよび/または非地上通信システムを含み得る。通信システム100は、広範囲の通信サービスおよび用途(地球監視、リモートセンシング、パッシブセンシングおよび測位、ナビゲーションおよび追跡、自律配送および移動度など)を提供し得る。通信システム100は、地上通信システムと非地上通信システムの共同動作によって、高度の可用性および堅牢性を提供し得る。たとえば、非地上通信システム(またはそのコンポーネント)を地上通信システムに統合することにより、複数のレイヤを含む異種ネットワークと考えられ得るものを実現することができる。従来の通信ネットワークと比較して、異種ネットワークは、効率的なマルチリンク共同動作と、より柔軟な機能性共有と、地上ネットワークと非地上ネットワークとの間のより速い物理レイヤリンク切り替えとによって、より良好な総合性能を達成し得る。
地上通信システムおよび非地上通信システムは、この通信システムのサブシステムと見なされることも可能である。図示の例では、通信システム100は、電子デバイス(ED)110a~110d(総称してED110と呼ばれる)、無線アクセスネットワーク(RAN)120a~120b、非地上通信ネットワーク120c、コアネットワーク130、公衆交換電話網(PSTN)140、インターネット150、および他のネットワーク160を含む。RAN120a~120bは、総称して地上送受信ポイント(T-TRP)170a~170bと呼ばれることがある、それぞれの基地局(BS)170a~170bを含む。非地上通信ネットワーク120cは、総称して非地上送受信ポイント(NT-TRP)172と呼ばれることがある、アクセスノード120cを含む。
任意のED110は、代替または追加として、他の任意のT-TRP170a~170bおよびNT-TRP172、インターネット150、コアネットワーク130、PSTN140、他のネットワーク160、または前述の任意の組合せとインターフェイスする、アクセスする、または通信するように構成され得る。いくつかの例では、ED110aはインターフェイス190aを通じて、T-TRP170aとアップリンクおよび/またはダウンリンク送信信号を通信し得る。いくつかの例では、ED110a、110bおよび110dはまた、1つまたは複数のサイドリンクエアインターフェイス190bを介して、互いに直接通信してもよい。いくつかの例では、ED110dはインターフェイス190cを通じて、NT-TRP172とアップリンクおよび/またはダウンリンク送信信号を通信し得る。
エアインターフェイス190aおよび190bは、任意の適切な無線アクセス技術などの、同様の通信技術を使用することもある。たとえば、通信システム100は、エアインターフェイス190aおよび190bにおいて、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、またはシングルキャリアFDMA(SC-FDMA)などの、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を実装し得る。エアインターフェイス190aおよび190bは、直交次元および/または非直交次元の組合せを含み得る、他の高次元信号空間を利用することもある。
エアインターフェイス190cは、ワイヤレスリンクまたは単なるリンクを介して、ED110dと1つまたは複数のNT-TRP172との間の通信を可能にすることができる。いくつかの例では、リンクは、ユニキャスト送信用の専用接続、ブロードキャスト送信用の接続、またはマルチキャスト送信用のEDのグループと1つもしくは複数のNT-TRPとの間の接続である。
RAN120aおよび120bは、ED110a、110bおよび110cに音声、データ、および他のサービスなどの様々なサービスを提供するために、コアネットワーク130と通信している。RAN120aおよび120bならびに/またはコアネットワーク130は、1つまたは複数の他のRAN(図示せず)と直接または間接的に通信していてもよく、これら他のRANは、コアネットワーク130によって直接サービスされることもされないこともあり、また、RAN120aもしくはRAN120bまたはその両方と同じ無線アクセス技術を採用することもしないこともある。コアネットワーク130は、(i)RAN120aと120b、またはED110aと110bと110c、またはその両方の間、ならびに(ii)他のネットワーク(PSTN140、インターネット150、および他のネットワーク160など)の間のゲートウェイアクセスとしてサービスすることもある。加えて、ED110a、110b、110cの一部または全部は、異なるワイヤレス技術および/またはプロトコルを使用して、異なるワイヤレスリンクを通じて異なるワイヤレスネットワークと通信するための機能性を含み得る。ワイヤレス通信の代わりに(またはそれに加えて)、ED110a、110bおよび110cは、有線通信チャネルを介してサービスプロバイダまたはスイッチ(図示せず)、およびインターネット150と通信し得る。PSTN140は、従来の普通の電話サービス(POTS)を提供するための回線交換電話網を含み得る。インターネット150は、コンピュータおよびサブネット(イントラネット)のネットワークまたは両方を含み、インターネットプロトコル(IP)、送信制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)などのプロトコルを組み込み得る。ED110a、110b、および110cは、複数の無線アクセス技術によって動作することが可能なマルチモードデバイスであってもよく、そのような技術をサポートするために必要な複数のトランシーバを組み込み得る。
図3は、(170における)基地局170a、170bおよびNT-TRP172を含む、ED110およびネットワークデバイスの別の例を示す。ED110は、人、物体、マシンなどを接続するために使用される。ED110は様々なシナリオにおいて、たとえば、セルラ通信、デバイス間通信(D2D)、ビークルツーエブリシング(V2X)、ピアツーピア(P2P)、マシン間通信(M2M)、マシンタイプ通信(MTC)、モノのインターネット(IOT)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、産業制御、自動運転、遠隔医療、スマートグリッド、スマート家具、スマートオフィス、スマートウェアラブル、スマート輸送、スマートシティ、ドローン、ロボット、リモートセンシング、パッシブセンシング、測位、ナビゲーションおよび追跡、自律配送、ならびに移動度などで、広く使用され得る。
各ED110は、ワイヤレス動作のための任意の適切なエンドユーザデバイスであり、可能性のあるものの中でとりわけ、ユーザ機器/デバイス(UE)、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)、移動局、固定またはモバイル加入者ユニット、セルラ電話、局(STA)、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、コンピュータ、タブレット、ワイヤレスセンサ、家電デバイス、スマートブック、車両、自動車、トラック、バス、列車、またはIoTデバイス、産業用デバイス、または前述のデバイス内の装置(たとえば、通信モジュール、モデム、もしくはチップ)などのデバイスを含み得る(またはそのように言及されることがある)。次世代ED110は、他の用語を用いて言及されることもある。基地局170a、170bは、T-TRPであり、以下ではT-TRP170と呼ばれる。また、図3に示されているNT-TRPは、以下ではNT-TRP172と呼ばれる。T-TRP170および/またはNT-TRP172に接続された各ED110は、接続可用性および接続必要性の複数のうちの1つに応じて、動的または半静的にオンされ(すなわち、確立され、活性化され、もしくは有効化され)、オフされ(すなわち、解除され、非活性化され、または無効化され)、および/または構成され得る。
ED110は、1つまたは複数のアンテナ204に結合された送信機201および受信機203を含む。1つのアンテナ204だけが図示されている。アンテナのうちの1つ、いくつか、またはすべてが、代替としてパネルであってもよい。送信機201と受信機203は、たとえばトランシーバとして統合されてもよい。トランシーバは、データまたは他のコンテンツを変調して、少なくとも1つのアンテナ204またはネットワークインターフェイスコントローラ(NIC)によって送信するように構成される。トランシーバはまた、少なくとも1つのアンテナ204によって受信されたデータまたは他のコンテンツを復調するように構成される。各トランシーバは、ワイヤレス送信用または有線送信用の信号を生成するための、および/またはワイヤレスまたは有線で受信された信号を処理するための任意の適切な構造を含む。各アンテナ204は、ワイヤレス信号または有線信号を送信および/または受信するための任意の適切な構造を含む。
ED110は、少なくとも1つのメモリ208を含む。メモリ208は、ED110によって使用、生成、または収集される命令およびデータを記憶する。たとえば、メモリ208は、本明細書に記載の機能性および/または実施形態の一部または全部を実装するように構成されて処理ユニット(単数または複数)210によって実行される、ソフトウェア命令またはモジュールを記憶することができる。各メモリ208は、任意の適切な揮発性および/または不揮発性の記憶および検索デバイスを含む。ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(disk)、光ディスク(disc)、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード、オンプロセッサキャッシュなどの、任意の適切なタイプのメモリが使用されてよい。
ED110は、1つまたは複数の入出力デバイス(図示せず)またはインターフェイス(図1のインターネット150との有線インターフェイスなど)をさらに含むことができる。入出力デバイスは、ネットワーク内のユーザまたは他のデバイスとの対話を可能にする。各入出力デバイスは、ユーザに情報を提供する、またはユーザから情報を受信するためのスピーカ、マイク、キーパッド、キーボード、ディスプレイ、またはタッチスクリーンなどの、ネットワークインターフェイス通信を含む任意の適切な構造を含む。
ED110は、NT-TRP172および/またはT-TRP170へアップリンク送信するための送信信号を準備することに関連するもの、NT-TRP172および/またはT-TRP170から受信されたダウンリンク送信信号を処理することに関連するもの、および別のED110との間のサイドリンク送信を処理することに関連するものを含む動作を実施するための、プロセッサ210をさらに含む。アップリンク送信用の送信信号を準備することに関連する処理動作は、送信のためのエンコーディング、変調、送信ビームフォーミング、およびシンボルを生成することなどの動作を含み得る。ダウンリンク送信信号を処理することに関連する処理動作は、受信ビームフォーミング、復調、受信されたシンボルを復号することなどの動作を含み得る。実施形態によっては、ダウンリンク送信信号は、場合により受信ビームフォーミングを使用して受信機203によって受信されてもよく、プロセッサ210は、(たとえば、シグナリングを検出および/または復号することによって)ダウンリンク送信信号からシグナリングを抽出してもよい。シグナリングの例は、NT-TRP172および/またはT-TRP170によって送信される基準信号であり得る。いくつかの実施形態において、プロセッサ210は、T-TRP170から受信されたビーム方向の表示、たとえばビーム角度情報(BAI)に基づいて、送信ビームフォーミングおよび/または受信ビームフォーミングを実装する。いくつかの実施形態において、プロセッサ210は、同期シーケンスを検出すること、システム情報を復号および取得することなどに関する動作などの、ネットワークアクセス(たとえば初期アクセス)および/またはダウンリンク同期に関連する動作を実施してもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ210は、たとえば、NT-TRP172および/またはT-TRP170から受信された基準信号を使用して、チャネル推定を実施してもよい。
図示されていないが、プロセッサ210は、送信機201および/または受信機203の一部を形成し得る。図示されていないが、メモリ208は、プロセッサ210の一部を形成し得る。
プロセッサ210、ならびに送信機201および受信機203の処理コンポーネントはそれぞれ、メモリ(たとえばメモリ208内)に記憶された命令を実行するように構成された、同じまたは異なる1つまたは複数のプロセッサによって実装されてもよい。代替として、プロセッサ210の一部または全部、ならびに送信機201および受信機203の処理コンポーネントは、プログラムされたフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、グラフィック処理ユニット(GPU)、または特定用途向け集積回路(ASIC)などの専用回路を使用して実装されてもよい。
T-TRP170は、いくつかの実装において、可能性のあるものの中でとりわけ、基地局、基地トランシーバ局(BTS)、無線基地局、ネットワークノード、ネットワークデバイス、ネットワーク側のデバイス、送受信ノード、ノードB、進化型ノードB(eNodeBまたはeNB)、ホームeNodeB、次世代ノードB(gNB)、送信ポイント(TP)、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、または無線ルータ、中継局、リモート無線ヘッド、地上ノード、地上ネットワークデバイス、または地上基地局、ベースバンドユニット(BBU)、リモート無線ユニット(RRU)、アクティブアンテナユニット(AAU)、リモート無線ヘッド(RRH)、中央ユニット(CU)、分散ユニット(DU)、測位ノードなどの、他の名称で知られていることがある。T-TRP170は、マクロBS、ピコBS、中継ノード、ドナーノードなど、またはこれらの組合せであってもよい。T-TRP170は、鍛造デバイス、または前述のデバイス内の装置(たとえば、通信モジュール、モデム、またはチップ)を指すこともある。
いくつかの実施形態では、T-TRP170のパーツは分散されてもよい。たとえば、T-TRP170のモジュールのいくつかは、T-TRP170のアンテナを収容する機器から離れて置かれてもよく、共通公衆無線インターフェイス(CPRI)などの、ときにはフロントホールとして知られている通信リンク(図示せず)を通じて、アンテナを収容する機器に結合され得る。したがって、いくつかの実施形態では、用語T-TRP170は、ED110の位置を決定すること、リソース割り当て(スケジューリング)、メッセージ生成、およびエンコーディング/デコーディングなどの処理動作を実施する、また、必ずしもT-TRP170のアンテナを収容する機器の一部ではない、ネットワーク側のモジュールを指すこともある。モジュールは、他のT-TRPに結合されることもある。いくつかの実施形態では、T-TRP170は、実際には、たとえば、調整されたマルチポイント送信によってED110にサービスするために一緒に動作している、複数のT-TRPであってもよい。
T-TRP170は、1つまたは複数のアンテナ256に結合された、少なくとも1つの送信機252および少なくとも1つの受信機254を含む。ただ1つのアンテナ256が図示されている。アンテナのうちの1つ、いくつか、または全部は、代替としてパネルであってもよい。送信機252と受信機254は、トランシーバとして統合されてもよい。T-TRP170は、ED110へのダウンリンク送信用の送信信号を準備すること、ED110から受信されたアップリンク送信信号を処理すること、NT-TRP172へのバックホール送信用の送信信号を準備すること、およびNT-TRP172からバックホールを通じて受信された送信信号を処理すること、に関連するものを含む動作を実施するためのプロセッサ260をさらに含む。ダウンリンク送信またはバックホール送信用の送信信号を準備することに関連する処理動作は、エンコーディング、変調、プリコーディング(たとえば、多入力多出力(MIMO)プリコーディング)、送信ビームフォーミング、および送信用のシンボルを生成することなどの動作を含み得る。アップリンクの際の、またはバックホールを通じて受信された送信信号を処理することに関連する処理動作は、受信ビームフォーミング、および受信されたシンボルを復調および復号するなどの動作を含み得る。プロセッサ260は、同期信号ブロック(SSB)のコンテンツを生成すること、システム情報を生成することなどの、ネットワークアクセス(たとえば、初期アクセス)および/またはダウンリンク同期に関連する動作を実施してもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ260はまた、スケジューラ253による送信のためにスケジューリングされ得るビーム方向の表示、たとえばBAIも生成する。プロセッサ260は、ED110の位置を決定すること、NT-TRP172を配備すべき所を決定することなどの、本明細書に記載の他のネットワーク側処理動作を実施する。いくつかの実施形態において、プロセッサ260は、たとえば、ED110の1つまたは複数のパラメータおよび/またはNT-TRP172の1つまたは複数のパラメータを構成するために、シグナリングを生成することがある。プロセッサ260によって生成されたどのシグナリングも、送信機252によって送信される。本明細書で使用される「シグナリング」は、代替として制御シグナリングと呼ばれることがあることに留意されたい。動的シグナリングは、制御チャネルで、たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で送信されてもよく、静的または半静的上位レイヤシグナリングは、データチャネルで、たとえば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で送信されるパケットに含まれてもよい。
スケジューラ253は、プロセッサ260に結合され得る。スケジューラ253は、T-TRP170内に含まれてもよく、T-TRP170とは別個に動作されてもよく、スケジューリンググラントの発行および/またはスケジューリングフリー(「構成されたグラント」)リソースを構成することを含めて、アップリンク送信、ダウンリンク送信、および/またはバックホール送信をスケジューリングし得る。T-TRP170は、情報およびデータを記憶するためのメモリ258をさらに含む。メモリ258は、T-TRP170によって使用、生成、または収集される命令およびデータを記憶する。たとえば、メモリ258は、本明細書に記載されプロセッサ260によって実行される、機能性および/または実施形態の一部または全部を実装するように構成されたソフトウェア命令またはモジュールを記憶することもできる。
図示されていないが、プロセッサ260は、送信機252および/または受信機254の一部を形成し得る。また、図示されていないが、プロセッサ260は、スケジューラ253を実装してもよい。図示されていないが、メモリ258は、プロセッサ260の一部を形成し得る。
プロセッサ260、スケジューラ253、ならびに送信機252および受信機254の処理コンポーネントはそれぞれ、メモリに、たとえばメモリ258に記憶された命令を実行するように構成されている、同じまたは異なる1つまたは複数のプロセッサによって実装されてもよい。代替として、プロセッサ260、スケジューラ253、ならびに送信機252および受信機254の処理コンポーネントの一部または全部は、FPGA、GPU、またはASICなどの専用回路を使用して実装されてもよい。
NT-TRP172は、例としてドローンとしてのみ図示されているが、NT-TRP172は、任意の適切な非地上形で実装されてよい。また、NT-TRP172は、いくつかの実装において、非地上ノード、非地上ネットワークデバイス、または非地上基地局などの他の名称で知られていることもある。NT-TRP172は、1つまたは複数のアンテナ280に結合された送信機272および受信機274を含む。ただ1つのアンテナ280が図示されている。アンテナのうちの1つ、いくつか、または全部は、代替としてパネルであってもよい。送信機272と受信機274は、トランシーバとして統合されてもよい。NT-TRP172は、ED110へのダウンリンク送信用の送信信号を準備すること、ED110から受信されたアップリンク送信信号を処理すること、T-TRP170へのバックホール送信用の送信信号を準備すること、およびT-TRP170からバックホールを通じて受信された送信信号を処理すること、に関連するものを含む動作を実施するためのプロセッサ276をさらに含む。ダウンリンク送信またはバックホール送信用の送信信号を準備することに関連する処理動作は、エンコーディング、変調、プリコーディング(たとえば、MIMOプリコーディング)、送信ビームフォーミング、および送信用のシンボルを生成することなどの動作を含み得る。アップリンクの際の、またはバックホールを通じて受信された送信信号を処理することに関連する処理動作は、受信ビームフォーミング、および受信されたシンボルを復調および復号するなどの動作を含み得る。いくつかの実施形態において、プロセッサ276は、T-TRP170から受信されたビーム方向情報(たとえば、BAI)に基づいて、送信ビームフォーミングおよび/または受信ビームフォーミングを実装する。いくつかの実施形態において、プロセッサ276は、たとえば、ED110の1つまたは複数のパラメータを構成するためのシグナリングを生成し得る。いくつかの実施形態において、NT-TRP172は、物理レイヤ処理を実装するが、媒体アクセス制御(MAC)または無線リンク制御(RLC)レイヤにおける機能などの上位レイヤ機能は実装しない。これは単なる例であるので、より一般的には、NT-TRP172は、物理レイヤ処理に加えて上位レイヤ機能を実装し得る。
NT-TRP172は、情報およびデータを記憶するためのメモリ278をさらに含む。図示されていないが、プロセッサ276は、送信機272および/または受信機274の一部を形成することもある。図示されていないが、メモリ278はプロセッサ276の一部を形成することもある。
プロセッサ276、ならびに送信機272および受信機274の処理コンポーネントはそれぞれ、メモリに、たとえばメモリ278に記憶された命令を実行するように構成されている、同じまたは異なる1つまたは複数のプロセッサによって実装されてもよい。代替として、プロセッサ276、ならびに送信機272および受信機274の処理コンポーネントの一部または全部は、プログラムされたFPGA、GPU、またはASICなどの専用回路を使用して実装されてもよい。いくつかの実施形態では、NT-TRP172は、実際には、たとえば、調整されたマルチポイント送信によってED110にサービスするために一緒に動作している、複数のNT-TRPであってもよい。
T-TRP170、NT-TRP172、および/またはED110は、他のコンポーネントを含み得るが、これらは分かりやすくするために省略されている。
本明細書で提供される実施形態方法の1つまたは複数のステップは、図4に従って、対応するユニットまたはモジュールによって実施され得る。図4は、ED110内、T-TRP170内、またはNT-TRP172内などの、デバイス内のユニットまたはモジュールを示す。たとえば、信号が送信ユニットまたは送信モジュールによって送信され得る。信号は、受信ユニットまたは受信モジュールによって受信され得る。信号は、処理ユニットまたは処理モジュールによって処理され得る。他のステップは、人工知能(AI)またはマシン学習(ML)モジュールによって実施され得る。それぞれのユニットまたはモジュールは、ソフトウェアを実行するハードウェア、1つもしくは複数のコンポーネントまたはデバイス、またはこれらの組合せを使用して実装されてもよい。たとえば、ユニットまたはモジュールのうちの1つまたは複数は、プログラムされたFPGA、GPU、またはASICなどの集積回路であってもよい。モジュールが、たとえば、プロセッサによって実行するためのソフトウェアを使用して実装される場合、それらは、必要に応じて全体的または部分的に、処理のために個別または一緒に、単一または複数のインスタンスでプロセッサによって取り込まれてもよいこと、ならびに、モジュール自体は、さらなる配備およびインスタンス化のための命令を含み得ることを理解されたい。
ED110、T-TRP170、およびNT-TRP172に関する追加の詳細は、当業者には知られている。そのため、これらの詳細はここでは省略される。
将来のワイヤレスネットワークに進むと、多様な機能性を持つ新たなデバイスの数が指数関数的に増加する可能性もある。また、5Gよりも新しい多くのアプリケーションおよびユースケースが、より多様なサービス品質要望とともに出現する可能性もある。これらは、極めて困難なものとなる可能性がある将来のワイヤレスネットワーク(たとえば、6Gネットワーク)の新たな主要性能表示(KPI)をもたらすので、センシング技術、およびAI技術、特にML(深層学習)技術が、システム性能および効率を改善するために電気通信に導入されていた。
AI/ML技術は、物理レイヤにおけるAI/ML通信と、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおけるAI/ML通信を含む通信とに適用された。物理レイヤでは、AI/ML通信は、コンポーネント設計を最適化し、チャネルコーディング、チャネルモデリング、チャネル推定、チャネルデコーディング、変調、復調、MIMO、波形、多重アクセス、PHY要素パラメータ最適化と更新、ビーム形成と追跡、およびセンシングと測位などでのAI/MLのように、アルゴリズム性能を向上させるのに有用であり得る。MACレイヤでは、AI/ML通信は、たとえば、MACの機能性を最適化するための、たとえばインテリジェントTRP管理、インテリジェントビーム管理、インテリジェントチャネルリソース割り当て、インテリジェント電力制御、インテリジェントスペクトル利用、インテリジェントMCS、インテリジェントハイブリッド自動繰返し要求(HARQ)戦略、インテリジェント送受信(Tx/Rx)モード適応などを最適化するための、より良い戦略および最適な解決策を用いて複雑な最適化問題を解決するために、学習、予測を含むAI/ML能力を利用し、決定を行い得る。
AI/MLアーキテクチャは通常、複数のノードを含み、これらは2つのモードに、すなわち集中型および分散型に編成されることが可能であり、両方ともアクセスネットワーク、コアネットワーク、またはエッジコンピュータシステムもしくはサードパーティネットワークに配備されることが可能である。集中型のトレーニングおよびコンピュータアーキテクチャは、膨大な通信オーバーヘッドおよび厳格なユーザデータプライバシーによって制限される。分散型のトレーニングおよびコンピュータアーキテクチャは、いくつかのフレームワーク、たとえば分散型マシン学習および連合型学習を含む。AI/MLアーキテクチャは、共同最適化または個別最適化に基づいてシングルエージェントまたはマルチエージェントとして実施できるインテリジェントコントローラを備える。対応するインターフェイスリンクが、シグナリングオーバーヘッドを最小化しながら、また、パーソナライズされたAI技術によってシステム全体のスペクトル効率を最大化しながら、特定の要件を満たすためにカスタマイズされたパラメータを用いてパーソナライズされることが可能になるように、新たなプロトコルおよびシグナリングメカニズムが必要とされる。
さらなる地上および非地上ネットワークが、地球監視、リモートセンシング、パッシブセンシングおよび測位、ナビゲーション、および追跡、自律配送および移動度などの、新たなサービスおよびアプリケーションの範囲を可能にすることができる。地上ネットワークベースのセンシングおよび非地上ネットワークベースのセンシングは、UE体験を向上させるためのインテリジェントコンテキストを意識したネットワークを提供することもできる。たとえば、地上ネットワークベースのセンシングおよび非地上ネットワークベースのセンシングは、新たな特徴のセットおよびサービス能力に基づくローカライゼーションおよびセンシングアプリケーションの機会を含み得る。THzイメージングおよび分光法などのアプリケーションは、将来のデジタルヘルス技術のための動的、非侵襲的、非接触測定による継続的なリアルタイム生理学的情報を提供する潜在能力を持っている。同時ローカライゼーションおよびマッピング(SLAM)法は、先進のクロスリアリティ(XR)アプリケーションを可能にするだけでなく、車両およびドローンなどの自律物体のナビゲーションを強化する。さらに、地上および非地上ネットワークにおいて、測定されたチャネルデータ、ならびにセンシングおよび測位データが、大帯域幅、新スペクトル、高密度ネットワーク、およびより多くの見通し(LOS)リンクによって取得されることが可能である。これらのデータに基づいて、AI/ML法により無線環境マップが描かれることが可能であり、チャネル情報は、その対応する測位または環境情報にリンクされて、このマップに基づいた拡張物理レイヤ設計を提供する。
センシングコーディネータは、センシング動作を支援することができるネットワーク内のノードである。これらのノードは、センシング動作だけに専用のスタンドアロンノードであっても、通信送信と並行してセンシング動作を行う他のノード(たとえば、TRP170、ED110、またはコアネットワークノード)であってもよい。対応するインターフェイスリンクが、シグナリングオーバーヘッドを最小化しながら、また、システム全体のスペクトル効率を最大化しながら、特定の要件を満たすためにカスタマイズされたパラメータを用いて実施されることが可能になるように、新たなプロトコルおよびシグナリングメカニズムが必要とされる。
AI/MLおよびセンシング方法は、データを大量に消費する。AI/MLおよびセンシングをワイヤレス通信に含むためには、ますます多くのデータが収集、記憶、および交換される必要がある。ワイヤレスデータの特性は、たとえば、サブ6GHz、ミリメートルからテラヘルツキャリア周波数まで、宇宙、屋外から屋内シナリオまで、テキスト、音声からビデオまで、多次元的に非常に大きな範囲に拡大している。これらのデータ収集、処理、および使用動作は、統一されたフレームワークまたは別のフレームワークで実施される。
測位に関して、図5は、LTE/NR測位アーキテクチャのブロック図である。
測位アーキテクチャ500では、コアネットワークが510で示され、コアネットワークの外部にあり得るデータネットワーク(NW)が530で示され、NG-RAN(次世代無線アクセスネットワーク)が540で示される。NG-RAN540はgNB550およびNg-eNB560を含み、NG-RANがコアネットワーク510へのアクセスを提供するUEが、570で示されている。
コアネットワーク510は、第5世代コアサービスベースのアーキテクチャ(5GC SBA)として示されており、サービスベースのインターフェイス(SBI)バス528によって結合される様々な機能または要素を含む。これらの機能または要素は、ネットワークスライス選択機能(NSSF)512、ポリシー制御機能(PCF)514、ネットワーク露出機能(NEF)516、位置管理機能(LMF)518、5G位置サービス(LCS)エンティティ520、セッション管理機能(SMF)522、アクセスおよび移動度管理機能(AMF)524、ならびにユーザプレーン機能(UPF)526を含む。AMF524およびUPF526は、N2、N3、およびN6インターフェイスとして示されているインターフェイスを介して、コアネットワーク510の外部の他の要素と通信する。
gNB550およびNg-eNB560は両方とも、CU(集中型ユニット)/DU(分散型ユニット)/RU(またはRRU、リモート無線ユニット)アーキテクチャを有し、それぞれが、1つのCU552、CU562と、2つのRU557/559、RU567/569とを含む。gNB550は2つのDU554、DU556を含み、Ng-eNB560は1つのDU564を含む。gNB550とNg-eNB560が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE570と通信するためのインターフェイスは、それぞれXnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示されている。
当業者であれば、測位アーキテクチャ500、図5に示された要素、およびそれらの動作に精通しているであろう。本開示は主としてセンシングに関連し、したがって、LMF518、LCSエンティティ520、AMF524、およびUPF526、ならびに測位に関連するそれらの動作は関連し得る。
位置サービスでは、5G LCSエンティティ520は、AMF524を介してワイヤレスネットワークから測位サービスを要求してもよく、次に、AMF524はその要求をLMF518に送信してもよく、関連するRANノードおよびUEは、測位サービスのために決定されてもよく、付随する測位構成は、LMF518によって開始される。位置サービスは、クライアントに提供されるものであり、情報を与える。これらのサービスは、次のものに、すなわち、付加価値サービス(ルート計画情報など)と、法的な、および法によって認められた傍受サービス(法的手続きにおける証拠として使用され得るものなど)と、緊急サービス(これらは、警察、消防、救急車サービスなどの組織に位置情報を提供する)とに分割されることが可能である。たとえば、UEの位置を推定するために、ネットワークはアップリンク基準信号を送信するようにUEを構成してよく、複数の基地局が受信信号を到着方向および遅延に関して測定し得るので、UE位置がネットワークによって推定されることが可能である。ワイヤレスネットワークでは、UE自体の位置を除いて、より良い通信をサポートするためのより多くの情報もまた要求され、この情報は、UEの周囲の情報、たとえば、チャネル条件、周囲の環境などを含むことがあり、これは、センシング動作によって達成されることが可能である。
本開示の実施形態は、第6世代ネットワークなどの将来のワイヤレス通信ネットワークのためのセンシングに関する。統合されたセンシングと通信、およびスタンドアロンセンシングのいずれかまたは両方がサポートされ得る。本開示では、任意の実施形態の文脈で開示された特徴が、必ずしもその特定の実施形態に限られるわけではなく、さらにまた、または代わりに、他の実施形態に適用されてもよい。
6Gネットワークのような将来のネットワークは、高精度の測位、マッピングおよび再構成、ならびにジェスチャ/アクティビティ認識によって環境をセンシングすることを含み得、したがって、センシングは、周囲の環境に関する情報を取得することによる様々なアクティビティおよび動作を持つ新たな6Gサービスになる。6Gネットワークは、以下のような能力につながる端末、デバイス、ネットワークインフラを含む。
・帯域幅のより大きい、より多くより高いスペクトル、
・超大型アレイおよびメタサーフェスを用いる進化したアンテナ設計、
・基地局とUEとの間の大規模のコラボレーション、
・干渉キャンセルのための先進技術、
・統合された先進信号処理と人工知能(AI)。
したがって、将来のネットワークは、異なるアプリケーションシナリオに基づいて提案される新たなKPIとしてサービスするための新たなメトリクス(センシング精度およびセンシング分解能など)を使用または要求し得る。たとえば、レイテンシは約1cmから10cmと厳しい可能性があり、センシング精度は分解能が最大で1mmになる可能性がある。さらに、6Gネットワークは、環境のマップおよびサイバ空間内の仮想環境を構築するのに無人航空機(UAV)、車両、IoTデバイスなどの多数のユースケースを含み得るので、6Gネットワークは、スペクトル効率およびセンシング性能を低下させることなく、効率的な信号設計を提供し、時間、周波数、および空間ドメインでのリソース割り当てを調整するための新たなセンシングシステムおよびフレームワークを使用し得るか必要とし得る。たとえば、新たなセンシングシステムは、以下のうちの少なくとも1つを提供する統合されたセンシングと通信(ISAC)とすることができる。

・センシング支援通信:より決定論的および予測可能な伝搬チャネルにより、媒体を意識した通信を可能にするため。センシング支援通信は、UEへのビームフォーミングを最適化するのに使用される環境知識(媒体を意識したビームフォーミング)、伝搬チャネル内の潜在的なすべての自由度(DoF)を利用するのに使用される環境知識(媒体を意識したチャネルランクブースティング)、およびUE間干渉を低減または軽減するための媒体認識などの、通信を改善するためにセンシングによって獲得される環境知識を提供することができる。通信にとってのセンシング利点は、たとえば、スループットスペクトル利用改善および干渉緩和を含むことができる。

・センシング使用可能通信:バックスキャッタ通信と呼ばれる可能性もある。処理能力が限定されたデバイス(将来のシステムのほとんどのIoTデバイス)がデータを収集するシナリオにおいて利点をもたらすため。説明的な例には、情報を伝達するために通信媒体が意図的に変更されるメディアベースの通信がある。

・通信支援センシング:センシングノードを接続することによって、より効率的でスマートなセンシングを達成するため。この例では、センシングネットワークがユーザを接続してオンデマンドセンシングを実現する。たとえば、複数のセンシングノードが環境情報を取得する協調センシングを可能にするために、センシングが、別のノードの要求に基づいて実施されること、または別のノードに委任されることができる。これらの先進の特徴はすべて、DL、UL、SLチャネルを介するセンシングノード間の通信を最小のオーバーヘッドおよび最大のセンシング効率で実施するためのシステム設計を要求する。

・センシング支援測位:測位とも呼ばれ、UEとの間の信号の送信または受信によってUEの位置特定をすることを含む。潜在的な主な利点は、UEの位置の正確な知識を取得するための単純な動作であり、マルチパス、不完全な時間/周波数同期、限られたユーザサンプリング/処理能力、およびUEの限定されたダイナミックレンジを含む多くのタイプの情報を取得することを含む。
新たなセンシングシステムおよびフレームワークは、無線周波数(RF)センシングと非RFセンシングに分類されることが可能である。たとえば、RFセンシングは、RF信号を送信し、反射された信号を受信し処理することによって環境を学習することを含む。非RFセンシングの例は、周囲の環境から(たとえばカメラを介して)取得された画像およびビデオを利用することを含む。
センシングは、ネットワークに関連するデバイスの周囲の環境情報を測定する特徴であり、この環境情報は、たとえば、測位、近くの物体、交通、温度、チャネルなどのいずれかを含み得る。センシング測定はセンシングノードによって行われ、センシングノードは、センシング専用のノード、またはセンシング能力を持つ通信ノードとすることができる。センシングノードは、たとえば、レーダ局、センシングデバイス、UE、基地局、ドローン、UAVなどのモバイルアクセスノードのいずれかを含み得る。
センシング動作が起こるようにするために、センシングアクティビティは、ネットワーク内のセンシング制御デバイスまたは機能によって管理および制御される。本明細書には、センシングのための2つの管理機能および制御機能が開示されており、統合されたセンシングと通信、およびスタンドアロンのセンシングサービスをサポートすることができる。
センシングのためのこれら2つの新たな機能は、本明細書でセンシング管理機能(SensMF)として参照される第1の機能と、センシングエージェント機能(SAF)とを含む。SensMFは、コアネットワークまたはRAN内のネットワークデバイス内などの、コアネットワークまたはRANに実装されてよく、SAFは、センシングが実施されるべきRANに実装されてよい。より多くの、より少ない、または異なる機能が、本明細書に開示された特徴を実装する際に使用されてもよく、したがって、SensMFおよびSAFは説明的な例である。
SensMFには、たとえば、以下のうちのいずれか1つまたは複数を含む、様々なセンシング関連の特徴または機能が含み得る。
センシングアクティビティのために、1つもしくは複数のRANノードおよび/または1つもしくは複数のUEを管理および調整すること、
次のもの、すなわち、センシングのためのRAN構成手順、センシング測定データ、処理されたセンシング測定データ、および/またはセンシング測定データレポートなどのセンシング関連情報の転送のうちのいずれか1つまたは複数を潜在的に含む、RAN内のセンシング手順のための、AMFまたは別の方法によって通信すること、
センシング測定データ、処理されたセンシング測定データ、およびセンシング測定データレポートのうちのいずれか1つまたは複数などのセンシング関連情報の転送を潜在的に含む、RAN内のセンシング手順のための、UPFまたは別の方法で通信すること、
センシング測定データを処理すること、および/またはセンシング測定データレポートを生成することなどの、センシング測定データに別の方法で対処すること。
SAFには、同様に、たとえば、以下のうちのいずれか1つまたは複数を含む、様々なセンシング関連の特徴または機能が含み得る。
センシング制御プレーンとセンシングユーザプレーン(SAF-CPとSAF-UP)を分割すること、
ローカル測定データおよび/または他のローカルセンシング情報を記憶または別の方法で維持すること、
センシング測定データをSensMFへ通信すること、
センシング測定データを処理すること、
RAN内の通信制御および/または他の目的のために、SensMFからセンシング分析レポートを受信すること、
センシングおよび/または制御プロセス全体を管理、調整、または別の方法で支援すること、
AIモジュールまたはAI機能とインターフェイスすること。
SAFは、専用デバイスまたは基地局のようなセンシングノードに置かれること、または配備されることが可能であり、センシングノードまたはセンシングノードのグループを制御することができる。センシングノードは、たとえば、バックホール、Uuリンク、もしくはサイドリンクSLを介してセンシング結果をSAFノードへ送ることができ、または、センシング結果をSensMFへ直接送ることができる。
要約すると、基本的なセンシング動作は、センシングアクティビティまたは手順を物理的に実施するために、少なくとも、UEおよび/またはTRPなどの1つまたは複数のセンシングノードを含むことがあり、SensMFおよびSAFなどのセンシング管理機能および制御機能は、センシングアクティビティ全体を編成、管理、構成、および制御する助けになり得る。
少なくとも1つのRANノードを含むRANでは、たとえば、その(または各)RANノードは、基地局、TRP、ドローン、UAV、衛星局などとすることができる。RAN内でセンシングを動作可能にするために、1つまたは複数のRANノードがSAFを含み得るが、必ずしもすべてのRANノードがSAFを含む必要はない。1つのRANノード内の1つのSAFは、1つまたは複数の他のRANノード、および/またはセンシング用の他の電気デバイスを管理、制御、および構成することができる。センシング能力を有するUEおよび/またはRANノードなどの電気デバイスは、たとえば、セットアップおよび測定をセンシングするように管理、制御、および/または構成され得る。一般に、センシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のネットワークデバイスに実装されてよく、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の他のネットワークデバイスを制御するように構成され得る。
本開示では、センシングコーディネータは、SensMF、SAF、センシングデバイスもしくはノード、または、SensMF、SAF、センシング、またはセンシングに関連する特徴もしくは機能が実装される他のデバイスのいずれかを指すことがある。
センシングは、測位を包含し得るが、本開示は、特定のタイプのセンシングに限定されない。たとえば、センシングは、様々なパラメータまたは特性のいずれかをセンシングすることを含み得る。説明的な例は、位置パラメータ、物体サイズ、3次元寸法を含む1つまたは複数の物体寸法、速度および方向のどちらかまたは両方などの1つまたは複数の移動度パラメータ、温度、ヘルスケア情報、ならびに、木材、レンガ、金属などの材料タイプを含む。これらのパラメータもしくは特性、または他のもののうちのいずれか1つまたは複数がセンシングされ得る。
図6Aは、センシングコーディネータがコアネットワークに置かれている実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。例示的なアーキテクチャ600では、サードパーティネットワーク602が、収束要素604を介してコアネットワーク606とインターフェイスする。コアネットワーク606は、例として図6AにSensMF608と示されているセンシングコーディネータを含む。コアネットワーク606は、インターフェイスリンクと、610で示されているインターフェイスとを介してRAN612に接続する。RAN612はまた、例として図6AにSAF614と示されているセンシングコーディネータを含む。RANは、全体が612で示され、RAN内のセンシングコーディネータは、センシングコーディネータを含む任意のタイプのRANノードを表すために、同様に全体がSAF614と示されている。
サードパーティネットワーク602は、コアネットワークまたはセンシング管理機能と直接インターフェイスまたは相互作用し得る様々なタイプのネットワークのいずれかを表すものである。この場合、サードパーティネットワーク602は、コアネットワークを介して、または直接SensMF608にセンシングサービスを要求することができる。インターネットはサードパーティネットワーク602の例であり、サードパーティネットワークの他の例は、オートメーション業界および自動運転業界、電力監視ネットワーク、および他の固定ネットワークなどを含む。
収束要素604は、他のネットワーク(たとえば、有線ネットワーク)との制御され統一されたコアネットワークインターフェイスを提供するために、様々な方法のいずれかで実装され得る。たとえば、収束要素604は、図6Aでは別個に示されているが、コアネットワーク606内の1つまたは複数のネットワークデバイス、およびサードパーティネットワーク602内の1つまたは複数のネットワークデバイスは、コアネットワークとコアネットワーク外のサードパーティネットワークとの間のインターフェイスをサポートするためのそれぞれのモジュールまたは機能を実装し得る。
コアネットワーク606ネットワークは、たとえば、SBAまたは他のコアネットワークであってもよく、またはそれを含んでもよい。コアネットワーク606内のSensMF608は、図12を参照して本明細書の他の箇所で例として開示されているように、いくつかの実施形態ではSBA内のコアネットワーク機能であってもよい。
コアネットワーク606内のSensMF608は、その制御プレーンおよびユーザプレーンのために、バックホールを介して、SAF614を含むRAN612と接続し得る。したがって、バックホール接続またはリンクは、SensMF608などのセンシングコーディネータとSAF614との間のインターフェイスリンクの一例である。バックホールリンク、または他のインターフェイスリンクは、有線および/またはワイヤレスとすることができる。ワイヤレスリンクの場合には、エアインターフェイスプロトコルが使用される。エアインターフェイスリンクの例は、LTE/NR Uuリンク、サイドリンク、新無線ビークルツーエニィシング(NR v2x)、ロングタームエボリューションマシンタイプ通信(LTE-M)、パワークラス5(PC5)、電気電子学会(IEEE)802.15.4、または802.11のエアインターフェイスリンク、およびセンシングのための新プロトコルによるエアインターフェイスを含む。他の例もまた、本明細書の他の箇所に提示されている。
RAN612は、図6Aでは単一のブロックとして示されているが、基地局などの1つまたは複数のネットワークデバイスまたはRANノードを含み得る。RAN内のネットワークデバイスは、地上ノードまたはモバイルノードとすることができる。モバイルノードの例は、とりわけ、統合アクセスバックホール(IAB)ノード、ドローンベースのノード、無人航空機(UAV)ベースのノード、および衛星ベースのノードを含む。SAF614は、RAN内のネットワークデバイスに実装されてよく、潜在的に複数のネットワークデバイスがSAFを含み得る。たとえば、1つのネットワークデバイスまたはRANノード内のSAFは、複数のネットワークデバイスまたはRANノードを制御することが可能であり得る。
図2から図5を参照して開示されているものなどの、本明細書で開示された他の特徴がまた、または代わりに、図6Aに示されているコンポーネントに適用されてもよい。
図6Aに示された特定のアーキテクチャ例からのさらなる変形もまた可能である。たとえば、RAN612の外部のSensMF608は、RAN612内の複数のRANノードまたは複数のRANに実装され得る、614などの複数のSAFに接続され得る。したがって、1つのコアネットワークが複数のRANとインターフェイスしてもよく、言い換えれば、612などの1つまたは複数のRANがコアネットワークへのアクセスを提供し得る。
上記のいくつかの例では、センシングコーディネータSensMF608およびSAF614はそれぞれ、コアネットワークサービスとして実装されている、および、ネットワークデバイス内に実装されている、と説明されている。しかし、センシングは、スタンドアロン特徴またはサービスとして動作可能になるように構成されることが可能であること、または動作可能になるように通信ネットワークもしくはシステム内の通信動作と組み合わされることが可能であることを理解されたい。
図6Bは、別の実施形態によるセンシングアーキテクチャ620を示すブロック図であり、SensMF628の形のセンシングコーディネータは、コアネットワーク626の外部に置かれ、コアネットワークを介してRAN632、およびSAF634の形の別のセンシングコーディネータと通信する。SensMF628は、コアネットワーク626の外部にあり、サードパーティネットワーク622に対して開かれているが、いくつかの実施形態では、その制御プレーンおよびユーザプレーンのためにバックホールを介して、SAF634を含むRAN632と接続する。SensMF628は、強力なコンピュータ能力を得るために、たとえば、MECなどのエッジクラウドに置かれてもよい。例示的なセンシングアーキテクチャ620はまた、インターフェイス630および収束要素624も含む。
例示的なアーキテクチャ620およびそのコンポーネントのほとんどは、図6Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図6Bに示される例示的なアーキテクチャ620では、SensMF628はコアネットワーク626の外部にある。このことは、SensMF628がサードパーティネットワーク622およびコアネットワーク626とどのように相互作用するかに影響を及ぼすことがあり、したがって、サードパーティネットワークおよびコアネットワークは、図6Bでは図6Aとは異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲で、他のコンポーネントもまた図6Bに図6Aとは異なる参照番号で示されている。図6Aとの重要な違いの1つは、図6Bでは、SensMF628とコアネットワーク626との間に新たなインターフェイスを導入していることである。たとえば、新たなインターフェイスは、ソフトウェア機能性インターフェイスに使用されるタイプのアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)とすること、またはコアネットワーク626を介して、SAF634を含むRAN632にセンシングするための新たに設計されたインターフェイスとすることができる。他のコンポーネントは、図6Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図6Cは、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャ640を示すブロック図であり、例としてSensMF648と示されているセンシングコーディネータが、コアネットワーク646の外部に置かれ、インターフェイスリンクおよびインターフェイス650bを介してRAN652と直接通信する。たとえば、SensMF648は、その制御プレーンおよびユーザプレーンのためにバックホールを介して、SAF654を含むRAN652と直接接続し得る。SensMF648は、図6BのSensMF628のように、MECなどのエッジクラウドに置かれてもよい。例示的なセンシングアーキテクチャ640はまた、収束要素644と、コアネットワーク646がRAN652と通信するためのインターフェイス650aとを含む。
例示的なアーキテクチャ640およびそのコンポーネントのほとんどは、図6Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図6Cに示された例示的なアーキテクチャ640では、SensMF648がRAN652と直接相互作用する。このことは、SensMF648が少なくともRAN652とどのように相互作用するかに影響を及ぼし、したがってRANは、図6Cでは図6Bと異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲で、他のコンポーネントもまた図6Cに図6Aおよび図6Cとは異なる参照番号で示されている。図6Bとの重要な違いの1つは、図6Cでは、SAF654を含むSensMF648とSAF652との間に新たなインターフェイス650bを導入していることである。たとえば、新たなインターフェイス650bは、有線ベースのバックホールまたはワイヤレスベースのバックホールとすることができ、バックホールプロトコルは、現在のプロトコルを再使用しても、または特にワイヤレスバックホール設計のための、新たに定義されたプロトコルを再使用してもよい。他のコンポーネントは、図6Aおよび/または図6Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図7Aから図7Cは、図6Aから図6Cと同様の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図であるが、CU/DU RANアーキテクチャを持っている。
図7Aでは、図6Aと同様に、サードパーティネットワーク702が、収束要素704を介してコアネットワーク706とインターフェイスする。コアネットワーク706は、例としてSensMF708と示されているセンシングコーディネータを含む。コアネットワーク706は、インターフェイスリンクと、710で示されているインターフェイスとを介してRAN712に接続する。RAN712はまた、例としてSAF714と示されているセンシングコーディネータを含む。図7Aの例示的なアーキテクチャ700およびそのコンポーネントのほとんどは、図6Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図7Aに示される例示的なアーキテクチャ700ではRAN712内で、またはRAN内の1つまたは複数のRANノードで、CU716およびDU718になるRAN機能分割またはモジュール分割がある。たとえば、CU716は、制御プレーンのためのPDCPおよびRRC、ならびにデータプレーンのためのPDCPおよびSDAPなどの上位プロトコルレイヤを含んでもよく、またはサポートしてもよく、DU718は、RLC、MAC、およびPHYなどの下位レイヤを含んでもよい。SAF714は、RANまたは1つもしくは複数のRANノード内の制御モジュールおよびデータモジュールの一部として、CU716およびDU718のいずれかまたは両方と対話形である。
図7AのCU/DU RANアーキテクチャは、コアネットワーク706とRAN712、したがってSensMF708とSAF714が互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。したがって、これらのコンポーネントは、図7Aでは図6Aとは異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲で、他のコンポーネントもまた図7Aに図6Aとは異なる参照番号で示されている。たとえば、SAF714は、制御プレーンおよび/またはユーザプレーンを介してCU716およびDU718と相互作用し得る。少なくともこれらの他のコンポーネントは、図6Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図7Bは、図7Aと実質的に同様であり、SensMF728の形のセンシングコーディネータがコアネットワーク726の外部に置かれ、コアネットワークを介してRAN732、およびSAF734の形の別のセンシングコーディネータと通信するセンシングアーキテクチャ720を示す。SensMF728は、コアネットワーク726の外部にあり、サードパーティネットワーク722に開かれており、いくつかの実施形態では、その制御プレーンおよびユーザプレーンのためのバックホールを介して、SAF734を含むRAN732と接続する。図7Aのように、RAN732、またはその中の1つまたは複数のノードは、CU736およびDU738を持つCU/DUアーキテクチャを有する。例示的なセンシングアーキテクチャ720はまた、インターフェイス730および収束要素724を含む。
例示的なアーキテクチャ720およびそのコンポーネントのほとんどは、図7Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図7Bに示された例示的なアーキテクチャ720では、SensMF728はコアネットワーク726の外部にある。このことは、SensMF728がサードパーティネットワーク722およびコアネットワーク726とどのように相互作用するかに影響を及ぼすことがあり、したがって、サードパーティネットワークおよびコアネットワークは、図7Bでは図7Aとは異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲において、他のコンポーネントもまた図7Bに図7Aとは異なる参照番号で示されている。図7Bはまた、SensMF728とコアネットワーク726との間のインターフェイスを導入しており、そのようなインターフェイスの例が少なくとも上記で提示されている。他のコンポーネントは、図7Aの同様にラベル標示されたコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図7Cは、図7Bと実質的に同様であり、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャ740を示し、例としてSensMF748と示されているセンシングコーディネータが、コアネットワーク746の外部に置かれ、インターフェイスリンクおよびインターフェイス750bを介してRAN752と直接通信する。たとえば、SensMF748は、その制御プレーンおよびユーザプレーンのためのバックホールを介して、SAF754を含むRAN752と直接接続し得る。図7Aと同様に、RAN752、またはその中の1つまたは複数のノードは、CU756およびDU758を含むCU/DUアーキテクチャを有する。例示的なセンシングアーキテクチャ740はまた、収束要素744と、コアネットワーク746がRAN752と通信するためのインターフェイス750aとを含む。
例示的なアーキテクチャ740およびそのコンポーネントのほとんどは、図7Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図7Cに示された例示的なアーキテクチャ740では、SensMF748がRAN752と直接相互作用する。このことは、SensMF748が少なくともRAN752とどのように相互作用するかに影響を及ぼし、したがってRANは、図7Cでは図7Bと異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲で、他のコンポーネントもまた図7Cに図7Aおよび図7Bとは異なる参照番号で示されている。図7Cはまた、SensMF748とRAN752との間のインターフェイス750bを導入しており、このようなインターフェイスの例が少なくとも上記で提示されている。他のコンポーネントは、図7Aおよび/または図7Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図8Aから図8Cは、図7Aから図7Cのものと同様であるが、CU制御プレーン(CP)/ユーザプレーン(UP)RANアーキテクチャを持つ実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。
図8Aは、図7Aのように、サードパーティネットワーク802と、収束要素804と、SensMF808として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むコアネットワーク806と、インターフェイス810と、SAF814として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むRAN812とを含む。図8Aの例示的なアーキテクチャ800およびそのコンポーネントのほとんどは、図7Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図8Aに示された例示的なアーキテクチャ800では、RAN812において、またはRAN内の1つまたは複数のRANノードにおいて、さらなる機能分割またはモジュール分割がある。図示のように、CUは、制御プレーンとユーザプレーン、CU-CP816aとCU-UP816bにさらに分割され、複数のDU818a、818bがある。CU-CPは、1つまたは複数のCU-UPを含むことがあり、複数のCU-UP816bが図8Aに示されている。他の実施形態では、1つのRANノードが1つのCU-CPおよび1つのCU-UPを含むことがあり、またはただ1つのCU-UPを含み、CU-CPは含まないことがある。CU-CPを持つRANノードは、CU-UPだけを持つ複数のRANノードと接続し、それを制御し得る。すなわち、1つのCU-CPが1つまたは複数のCU-UPを制御し得る。CU-CPおよび任意のCU-UPがそれぞれ、インターフェイスF1-cおよびF1-uを介してDUと接続し得る。これらは図8Aに例として示されている。
SAF814は、いくつかの実施形態において、インターフェイスF1-cおよびF1-uを介して、816aおよびCU-UP816bなどのCU-CPそれぞれと接続することもある。図8Aには明示的に示されていないが、SAF814は、任意選択で、制御プレーン要素とユーザプレーン要素に分割されることが可能である。
図8Aのセンシングアーキテクチャ800は、そのCU-CP/CU-UP/マルチDU RANアーキテクチャが図7Aのものとは異なり、このことは、コアネットワーク806とRAN812、したがってSensMF808とSAF814が互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図8Aと図7Aとの間で異なることもまたある。アーキテクチャ700、800は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図8Bを参照すると、図8Aのセンシングアーキテクチャ800のように、図8Bのセンシングアーキテクチャ820は、サードパーティネットワーク822と、収束要素824と、SensMF828として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むコアネットワーク826と、インターフェイス830と、SAF834として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むRAN832とを含む。RAN832もまた、CU-CP836a、複数のCU-UP836b、および複数のDU838a、838bを持つ、図8Aと同じタイプのアーキテクチャを有する。図8Bの例示的なアーキテクチャ820、およびそのコンポーネントのほとんどは、図8Aまたは図7Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
図7Bと比べて、図8Bに示されたセンシングアーキテクチャ820では、RAN832は異なるアーキテクチャを有し、RANまたは1つもしくは複数のRANノードがCU-CP836a、複数のCU-CP836b、および複数のDU838a、838bを含む。このことは、図7Bと比べて図8Bでは、コアネットワーク826とRAN832、したがってSensMF828とSAF834が互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図8Bと図7Bとの間で異なることもある。アーキテクチャ720、820は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図8Aと比べて、図8Bのセンシングアーキテクチャ820は、SensMF828の形のセンシングコーディネータがコアネットワーク826の外部に置かれ、コアネットワークを介してRAN832、およびSAF834の形の別のセンシングコーディネータと通信する点で異なる。このことは、SensMF828がサードパーティネットワーク822およびコアネットワーク826とどのように相互作用するかに影響を及ぼすことがあり、さらにまた、または代わりに、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある。図8Bはまた、SensMF828とコアネットワーク826との間のインターフェイスを導入しており、そのようなインターフェイスの例が少なくとも上記で提示されている。センシングアーキテクチャ820は、別の方法で図8Aのセンシングアーキテクチャ800と実質的に同様に実装されてもよい。
図8Cでは、センシングアーキテクチャ840は、サードパーティネットワーク842と、収束要素844と、SensMF848として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むコアネットワーク846と、インターフェイス850aと、SAF854として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むRAN852とを含む。RAN852は、CU-CP856a、複数のCU-UP856b、および複数のDU858a、858bを持つ、図8Bと同じタイプのアーキテクチャを有する。図8Cの例示的なアーキテクチャ840およびそのコンポーネントのほとんどは、図8Bまたは図7Cで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
図7Cと比べて、図8Cに示されたセンシングアーキテクチャ840では、RAN852は異なるアーキテクチャを有し、RANまたは1つもしくは複数のRANノードは、CU-CP856a、複数のCU-CP856b、および複数のDU858a、858bを含む。このことは、図7Cと比べて図8Cでは、コアネットワーク846とRAN852、したがってSensMF848とSAF854が互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図8Cと図7Cとの間で異なることもある。アーキテクチャ740、840は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図8Bと比較して、図8Cのセンシングアーキテクチャ840は、SensMF848がRAN852と直接相互作用する点で異なる。このことは、SensMF848が少なくともRAN852とどのように相互作用するかに影響を及ぼし、また、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。図8Cはまた、SensMF848とRAN852との間のインターフェイス850bを導入しており、このようなインターフェイスの例が少なくとも上記で提示されている。その他の点では、センシングアーキテクチャ840の実装は、図8Bのセンシングアーキテクチャ820の実装と実質的に同様であってもよい。
図9Aから図9Cは、図6Aから図6Cのものと同様の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図であるが、センシング調整がRAN(またはRANノード)に集中している。RANに集中したセンシング調整とは、SensMFとSAFの両方がRAN内に置かれることを指している。SensMFおよび1つのSAFは、たとえば、RANノードもしくはRAN内の他のネットワークデバイスに統合もしくは結合されてもよく、または別々に実装されてもよい。参照しやすいように、RANベースのSensMFおよびSAFは、本明細書では主に「SMAF」(SensMF+SAF)と呼ばれ、SMAFには、個々のSensMFおよびSAFによって提供される様々なセンシング関連の特徴または機能が含むことがあり、SMAFは、2つの機能(SensMFおよびSAF)が1つの機能モジュールまたはコンポーネントに一緒に組み合わされることにより、関連するインターフェイス変更を有し得る。たとえば、サードパーティが、SMAFに接続するためにRANノードと直接インターフェイスすることがある。SAFの配備シナリオのように、SMAFが専用のデバイスに、または基地局などのセンシングノードに置かれる、または配備されることが可能であり、センシングノードまたはセンシングノードのグループを制御することができる。センシングノードは、たとえばバックホール、Uuリンク、またはサイドリンクSLを介して、センシング結果をSMAFノードへ送ることができる。SMAFの潜在的な利点は、別個のSensMFとSAFとの間の通信に起因する遅延が生じないので、通信レイテンシが短縮することであり、このことは、時間的制約のある要件付きの制御手順および/または他のアプリケーションには特に重要になる可能性がある。
SMAFには、たとえば、以下のうちのいずれか1つまたは複数を含む、様々なセンシング関連の特徴または機能が含み得る。
センシングアクティビティのために、1つまたは複数のRANノードおよび/または1つもしくは複数のセンシングノードを管理および調整すること、
RANノードでのセンシング手順のために、センシングのためのRAN構成手順、センシング測定データなどのセンシング関連情報の転送、処理されたセンシング測定データ、および/またはセンシング測定データレポートのうちのいずれか1つまたは複数を潜在的に含めて通信すること、
RANノードでのセンシング手順のために、センシング測定データ、処理されたセンシング測定データ、およびセンシング測定データレポートのうちのいずれか1つまたは複数などのセンシング関連情報の転送を潜在的に含めて通信すること、
センシング測定データを処理すること、および/またはセンシング測定データレポートを生成することなどの、センシング測定データに別の方法で対処すること。
SMAFには、たとえば、以下のうちのいずれか1つまたは複数を含む、様々なセンシング関連特徴または機能が含むこともある。
センシング制御プレーンとセンシングユーザプレーン(SMAF-CPとSMAF-UP)を分割すること、
ローカル測定データおよび/または他のローカルセンシング情報を記憶または別の方法で維持すること、
センシング測定データを通信すること、
センシング測定データを処理すること、
RAN内の通信制御のため、および/または他の目的のためにセンシング分析レポートを受信すること、
センシングおよび/または制御プロセス全体を管理、調整、または別の方法で支援すること、
人工知能(AI)モジュールまたは機能とインターフェイスすること。
SMAFに言及することは、SensMFとSAFの必然的に組み合わされた実装を示す、もしくは暗示するものではなく、またはSensMFとSAFを別々に実装することを排除するものではない。
図9Aは、図6Aのように、サードパーティネットワーク902、収束要素904、コアネットワーク906、インターフェイス910、およびRAN912を含む。図9Aの例示的なアーキテクチャ900およびそのコンポーネントのほとんどは、図6Aに同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図9Aに示された例示的なアーキテクチャ900では、914でSMAFによって示されるように、SensMFおよびSAFは両方ともRAN912に置かれる。
コアネットワーク906および/またはサードパーティネットワーク902内の電気デバイスは、SMAFサービスを取得するために、インターフェイスリンクを介してRAN912およびSMAF914にアクセスする。サードパーティネットワーク902の場合、そのようなアクセスは収束要素904を介する。SMAF914は、たとえば、RANノードに実装されてもよく、本明細書に開示された他のSAF実装オプションがSMAF実装に適用されてもよい。たとえば、コアネットワーク906は、複数のSMAFへのアクセスを提供してもよく、これらのSMAFは、1つのRANノードに実装されてもよく、または同じもしくは異なるRAN内の複数のRANノードに実装されてもよい。コアネットワーク906およびSMAF914内の、制御機能とデータ機能との間のプロトコルは、制御構成およびデータ通信のために使用され得る。
図9Aのセンシングアーキテクチャ900は、センシングの調整がRAN912に集中している点で図6Aのものとは異なり、このことは、コアネットワーク906とRANが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。たとえば、図9AのSMAFからセンシングサービスを得るために、RANノード912は、RANノード912内の内部接続インターフェイスを採用する代わりに、出て行く明示的なシグナリングを有する必要がなくてもよく、コアネットワーク906は、SMAF914が置かれているRANノード912と直接インターフェイスしてもよい。他のコンポーネント間の相互作用が、図9Aと図6Aで異なることもある。アーキテクチャ600、900は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
次に、図9Bを参照すると、図9Aのセンシングアーキテクチャ900と同様に、図9Bのセンシングアーキテクチャ920は、サードパーティネットワーク922と、収束要素924と、コアネットワーク926と、インターフェイス930と、SMAF934を含むRAN932とを含む。図9Bの例示的なアーキテクチャ920およびそのコンポーネントのほとんどは、図9Aまたは図6Bの同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
図6Bと比べて、図9Bに示されたセンシングアーキテクチャ920は、インターフェイス930のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク922は、収束要素924およびコアネットワーク926を介して、またはより直接的にコアネットワークを介して、SMAF934に接続してSMAFサービスを取得できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク922とコアネットワーク926が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図6Bと比べて図9Bでは、サードパーティネットワークがRAN932およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF934)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。たとえば、図9BのSMAFからセンシングサービスを得るために、RANノード932は、RANノード932内の内部接続インターフェイスを採用する代わりに、出て行く明示的なシグナリングを有する必要がなくてもよく、コアネットワーク926は、SMAF934が置かれているRANノード932と直接インターフェイスしてもよい。他のコンポーネント間の相互作用が、図9Bと図6Bで異なることもある。アーキテクチャ620、920は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図9Aと比べて、図9Bのセンシングアーキテクチャ920は、サードパーティネットワーク922がコアネットワーク926を介してRAN932と通信してもよく、必ずしも収束要素924もまた介さなくてもよい点で異なる。サードパーティネットワーク922とRAN932との間の通信は、新たなインターフェイスを含み得る。SensMFとの新たなコアネットワークインターフェイスの例が少なくとも上記に提示されており、これらの例は、サードパーティネットワークとの新たなコアネットワークインターフェイスに適用されることもある。このことは、サードパーティネットワーク922とコアネットワーク926が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図9Aと比べて図9Bでは、サードパーティネットワークとRAN932およびSMAF934とが互いにどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。このことがまた、または代わりに、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある。センシングアーキテクチャ920は、別の方法で図9Aのセンシングアーキテクチャ900と実質的に同様に実装されてもよい。
図9Cでは、センシングアーキテクチャ940は、サードパーティネットワーク942と、収束要素944と、コアネットワーク946と、インターフェイス950aと、SMAF954を含むRAN952とを含む。図9Cのセンシングアーキテクチャ940およびそのコンポーネントのほとんどは、図9Bまたは図6Cの同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
センシングアーキテクチャ940では、サードパーティネットワーク942は、RAN952内のSMAF954に接続することによってSMAFサービスを直接取得することができる。他の実施形態と同様に、サードパーティネットワーク942およびSMAF954内の、制御機能とデータ機能との間のプロトコルが、制御構成およびデータ通信のために使用され得る。図9Cは、サードパーティネットワーク942とRAN952との間のインターフェイス950bを導入している。RANとSensMFとの間の新たなインターフェイスの例は、少なくとも上記に提示されており、これらの例は、サードパーティネットワークとの新たなインターフェイスに適用されることもある。
図6Cと比べて、図9Cに示されたセンシングアーキテクチャ940は、インターフェイス950のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク952は、収束要素944およびコアネットワーク946を介して、または直接SMAF954に接続できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク942とコアネットワーク946が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図6Cと比べて図9Cでは、サードパーティネットワークがRAN952およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF954)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。たとえば、図9CのSMAFからセンシングサービスを得るために、RANノード952は、RANノード952内の内部接続インターフェイスを採用する代わりに、出て行く明示的なシグナリングを有する必要がなくてもよく、コアネットワーク946は、SMAF954が置かれているRANノード952と直接インターフェイスしてもよい。他のコンポーネント間の相互作用が、図9Cと図6Cで異なることもある。アーキテクチャ640、940は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図9Bと比較して、図9Cのセンシングアーキテクチャ940は、サードパーティネットワーク942がインターフェイス950bを介してRAN952およびSMAF954と直接相互作用できる点で異なる。このことは、他のコンポーネントがどのように互いに相互作用するかにも影響を及ぼすこともある。その他の点では、センシングアーキテクチャ940の実装は、図9Bのセンシングアーキテクチャ920の実装と実質的に同様であってもよい。
図10Aから図10Cは、図7Aから図7Cと同様の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図であるが、センシング調整がRANに集中している。
図10Aでは、図7Aのように、サードパーティネットワーク1002は、収束要素1004を介してコアネットワーク1006とインターフェイスし、コアネットワーク1006は、インターフェイスリンクと1010で示されているインターフェイスとを介してRAN1012に接続し、RANは、CU1016およびDU1018を含むRAN内の1つまたは複数のRANノードを含む。図10Aのセンシングアーキテクチャ1000は、図10Aのコアネットワーク1006にSensMFがなく、RAN1012またはRAN内の1つまたは複数のノードがSMAF1014を含む点で、図7Aのセンシングアーキテクチャ700と異なる。SMAF1014は、RANまたは1つもしくは複数のRANノード内の制御モジュールおよびデータモジュールの一部として、CU1016およびDU1018のいずれかまたは両方と対話形である。
図10Aのセンシングアーキテクチャ1000では、センシング調整はRAN1012に集中しており、このことは、コアネットワーク1006とRANが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図10Aと図7Aで異なることもある。アーキテクチャ700、1000は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図10Bは、図10Aと実質的に同様であり、サードパーティネットワーク1022、収束要素1024、コアネットワーク1026、インターフェイス1030、およびRAN1032を含むセンシングアーキテクチャ1020を示し、RAN1032は、SMAF1034を含むとともに、CU1036およびDU1038を含むCU/DUアーキテクチャを有する。
図7Bと比べて、図10Bに示されたセンシングアーキテクチャ1020は、インターフェイス1030のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク1022は、収束要素1024およびコアネットワーク1026を介して、またはより直接的にコアネットワークを介して、SMAF1034に接続してSMAFサービスを取得できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1022とコアネットワーク1026が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図7Bと比べて図10Bでは、サードパーティネットワークがRAN1032およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF1034)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。サードパーティネットワーク1002とRAN1012との間の通信は、新たなインターフェイスを含むことがあり、その例は少なくとも上記で提示されている。他のコンポーネント間の相互作用が、図10Bと図7Bで異なることもある。アーキテクチャ720、1020は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図10Aと比べて、図10Bのセンシングアーキテクチャ1020は、サードパーティネットワーク1022がコアネットワーク1026を介してRAN1032と通信してもよく、必ずしも収束要素1024をまた介さなくてもよい点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1022とコアネットワーク1026が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図10Aと比べて図10Bでは、サードパーティネットワークとRAN1032およびSMAF1034とが互いにどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。再び、サードパーティネットワーク1022とRAN1032との間の通信は、新たなインターフェイスを含むことがあり、その例は少なくとも上記で提示されている。このことがまた、または代わりに、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある。センシングアーキテクチャ1020は、別の方法で図10Aのセンシングアーキテクチャ1000と実質的に同様に実装されてもよい。
図10Cでは、センシングアーキテクチャ1040は、サードパーティネットワーク1042、収束要素1044、コアネットワーク1046、インターフェイス1050a、およびRAN1052を含み、RAN1052は、SMAF1054を含むとともに、CU1056およびDU1058を含むCU/DUアーキテクチャを有する。センシングアーキテクチャ1040およびそのコンポーネントのほとんどは、図10Bまたは図7Cで同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
センシングアーキテクチャ1040では、サードパーティネットワーク1042は、RAN1052内のSMAF1054に接続することによってSMAFサービスを直接取得することができる。他の実施形態と同様に、サードパーティネットワーク1042およびSMAF1054内の、制御機能とデータ機能との間のプロトコルが、制御構成およびデータ通信のために使用され得る。サードパーティネットワーク1042とRAN1052との間の通信は、新たなインターフェイスを含むことがあり、その例は少なくとも上記で提示されている。
図7Cと比べて、図10Cに示されたセンシングアーキテクチャ1040は、インターフェイス1050のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク1052は、収束要素1044およびコアネットワーク1046を介して、または直接インターフェイス1050bを介して、SMAF1054に接続できるという点で異なり、その例は少なくとも上記で提示されている。このことは、サードパーティネットワーク1042とコアネットワーク1046が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図7Cと比べて図10Cでは、サードパーティネットワークがRAN1052およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF1054)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図10Cと図7Cで異なることもある。アーキテクチャ740、1040は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図10Bと比較して、図10Cのセンシングアーキテクチャ1040は、サードパーティネットワーク1042がインターフェイス1050bを介してRAN1052およびSMAF1054と直接相互作用できる点で異なる。このことは、他のコンポーネントがどのように互いに相互作用するかにも影響を及ぼすこともある。その他の点では、センシングアーキテクチャ1040の実装は、図10Bのセンシングアーキテクチャ1020の実装と実質的に同様であってもよい。
図11Aから図11Cは、図8Aから図8Cと同様の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図であるが、センシング調整がRANに集中している。
図11Aは、図8Aと同様に、サードパーティネットワーク1102、収束要素1104、コアネットワーク1106、インターフェイス1110、およびRAN1112を含む。図11Aのセンシングアーキテクチャ1100およびそのコンポーネントのほとんどは、図8Aの同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。しかし、図11Aに示されている例示的なアーキテクチャ1100では、センシング調整は、SMAF1114を含むRAN1112に集中しており、RAN1112には、さらなる機能分割またはモジュール分割がある。RAN1112、またはRAN内の1つもしくは複数のRANノードは、CU-CP1116aおよび複数のCU-UP1116bを含み、複数のDU1118a、1118bもまたある。CU-CP/CU-UP/DUアーキテクチャに関して本明細書の他の箇所に開示されている特徴がまた、または代わりに、アーキテクチャ1100に適用されてもよい。
図11Aのセンシングアーキテクチャ1100は、図11Aのコアネットワーク1106にSensMFがなく、RAN1112またはRAN内の1つまたは複数のノードがSMAF1114を含み、RAN1112がCU-CP/CU-UP/マルチDUアーキテクチャを有する点で、図8Aのセンシングアーキテクチャ800と異なる。SMAF1114は、RANまたは1つもしくは複数のRANノード内の制御モジュールおよびデータモジュールの一部として、CU-CP1116a、CU-UP1116bのうちの1つまたは複数、および/またはDU1118a、1118bのうちの1つまたは複数と対話形である。
図11Aのセンシングアーキテクチャ1100では、センシング調整はRAN1112に集中しており、このことは、コアネットワーク1106とRANが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図11Aと図8Aで異なることもある。アーキテクチャ800、1100は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図11Bは、図11Aと実質的に同様であり、サードパーティネットワーク1122、収束要素1124、コアネットワーク1126、インターフェイス1130、およびRAN1132を含むセンシングアーキテクチャ1120を示し、RAN1132は、SMAF1134を含むとともに、CU-CP1136a、CU-UP1136b、およびDU1138a、1138bを含むCU-CP/CU-UP/マルチDUアーキテクチャを有する。
図8Bと比べて、図11Bに示されたセンシングアーキテクチャ1120は、インターフェイス1130のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク1122は、収束要素1124およびコアネットワーク1126を介して、またはより直接的にコアネットワークを介して、SMAF1134に接続してSMAFサービスを取得できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1122とコアネットワーク1126が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図8Bと比べて図11Bでは、サードパーティネットワークがRAN1132およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF1134)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。サードパーティネットワーク1122とRAN1132との間の通信は、新たなインターフェイスを含むことがあり、その例は少なくとも上記で提示されている。他のコンポーネント間の相互作用が、図11Bと図8Bで異なることもある。アーキテクチャ820、1120は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図11Aと比べて、図11Bのセンシングアーキテクチャ1120は、サードパーティネットワーク1122がコアネットワーク1126および新たなインターフェイスを介してRAN1132と通信してもよく、必ずしも収束要素1124もまた介さなくてもよい点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1122とコアネットワーク1126が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図11Aと比べて図11Bでは、サードパーティネットワークとRAN1132およびSMAF1134とが互いにどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。このことがまた、または代わりに、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある。センシングアーキテクチャ1120は、別の方法で図11Aのセンシングアーキテクチャ1100と実質的に同様に実装されてもよい。
図11Cでは、センシングアーキテクチャ1140は、サードパーティネットワーク1142、収束要素1144、コアネットワーク1146、インターフェイス1150a、およびRAN1152を含み、RAN1152は、SMAF1154を含むとともに、CU-CP1156a、CU-UP1156b、およびDU1158a、1158bを含むCU-CP/CU-UP/マルチDUアーキテクチャを有する。センシングアーキテクチャ1140およびそのコンポーネントのほとんどは、図11Bまたは図8Cで同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
センシングアーキテクチャ1140では、サードパーティネットワーク1142は、インターフェイス1150bを介してRAN1152内のSMAF1154に接続することによって、SMAFサービスを直接取得することができ、その例は少なくとも上記で提示されている。他の実施形態と同様に、サードパーティネットワーク1142およびSMAF1154内の、制御機能とデータ機能との間のプロトコルが、制御構成およびデータ通信のために使用され得る。
図8Cと比べて、図11Cに示されたセンシングアーキテクチャ1140は、インターフェイス1150のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク1152は、収束要素1144およびコアネットワーク1146を介して、または直接インターフェイス1150bを介して、SMAF1154に接続できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1142とコアネットワーク1146が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図8Cと比べて図11Cでは、サードパーティネットワークがRAN1152およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF1154)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図11Cと図8Cで異なることもある。アーキテクチャ840、1140は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図11Bと比較して、図11Cのセンシングアーキテクチャ1140は、サードパーティネットワークがRAN1152およびSMAF1154と直接相互作用できる点で異なる。このことが、他のコンポーネントがどのように互いに相互作用するかにも影響を及ぼすこともある。その他の点では、センシングアーキテクチャ1140の実装は、図11Bのセンシングアーキテクチャ1120の実装と実質的に同様であってもよい。
図12は、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャ1200のブロック図である。センシングアーキテクチャ1200は、センシングコーディネータ(SensMF)がコアネットワーク内に置かれ、別のセンシングコーディネータ(SAF)がRAN内に、たとえば1つまたは複数のRANノード内に置かれている例を示す。このタイプのアーキテクチャの他の例は、図6A、図7A、および図8Aにも示されている。
図12では、コアネットワークが1210で示され、コアネットワークの外部にある外部ネットワークが1230でエッジクラウドとして例示的に示され、NG-RANが1240で示されている。NG-RAN1240は基地局(BS)1250、1260を含み、NG-RANがコアネットワーク1210へのアクセスを提供するUEが、1270で示されている。
コアネットワーク1210は、たとえば、SBAネットワークであってもよく、図示の実施形態では、コアネットワークは、SBIバス1228によって結合されている様々な機能または要素を含む。これらの機能または要素は、NSSF1212、PCF1214、NEF1216、SensMF1218、SMF1222、AMF1224、およびUPF1226を含む。AMF1224およびUPF1226は、N2、N3、およびN6インターフェイスと示されているインターフェイスを介して、コアネットワーク1210の外部の他の要素と通信する。
BS1およびBS2は、両方ともCU/DU/RUアーキテクチャを有し、それぞれが、SAFを含む1つのCU/SAF1252、CU/SAF1262と、2つのRU1257/1259、RU1267/1269とを含む。BS1は2つのDU1254、DU1256を含み、BS2は1つのDU1264を含む。図12では、SAFがCUと組み合わせて示されているが、SAFは必ずしもCUに統合される必要はなく、または別の方法でCUと組み合わされる必要はない。BS1およびBS2が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE1270と通信するためのインターフェイスはそれぞれ、XnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示され、F1CU/DUインターフェイスもまた例として示されている。
図12のアーキテクチャ表現は、図5のものと同様である。ただし、図12では、SensMF1218は、図5のLMF118およびLCSエンティティ120ではなく、コアネットワーク1210の一部であり、図12のBS1250、BS1260はSAF1252、SAF1254を含む。
図12に示されるようなアーキテクチャにおけるセンシング動作が、図13および図14の信号フロー図を参照して例として説明される。これらの例は、図6A、図7A、および図8Aに示されるものなどの他の実施形態に少なくともある程度まで当てはまることもある。
図13は、図12に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。本明細書では、図12に示されたセンシングアーキテクチャに関して説明されるが、図13と一致する方法またはその一部がまた、または代わりに、異なるセンシングアーキテクチャに適用されてもよい。同様に、本明細書における他の方法は、そのような方法が説明されているコンテキストのもの以外のセンシングアーキテクチャに適用されてもよい。
図13によって示された方法は、UE1302、NG-RANノード1304、AMF1306、およびSensMF1308を含む。これらのコンポーネントは、たとえば、図12にそれぞれ、1270、1250/1260、1224、および1218で示されるようなものであってよい。
1322で、センシングサービス要求(SSR)が、NG-RANノード1304のSAFによってAMF1306へ送信され、AMF1306によって受信される。SSRは、通信制御により多く関連しており、したがって、SSRメッセージコンテキストは、通信により多く関連するセンシング要求情報を含み得る。たとえば、SSRは、特定のUEおよび/もしくは他のデバイスの、または特定のエリアにおけるUEおよび/もしくは他のデバイスの、測位、移動度、ドップラー、移動方向、ビームフォーミング方向または角度などのうちのいずれか1つまたは複数などの、センシング要件を示す情報を含み得る。SSRは、センシングノード、センシングサービス期間、センシング動作モード、センシング報告期間、他のセンサとの共同センシング、または個別センシングなどのセンシング構成パラメータを含むこともある。
いくつかの実施形態において、SSRは、いくつかのセンシングノード(たとえば、センシングデバイスおよびTRP)を介して、車両および道路交通の測定値を要求することができ、また、たとえば、夜間またはワイヤレスネットワーク内でデータ通信がほとんどないときに送信されるように、タイミングが合わせられることが可能である。その結果、SensMFおよびSAFは、要求されたサービスを達成するための適切なデバイス、TRP、および基地局を構成し得る。採取されるべき測定値を示す情報、および/または他のセンシングパラメータまたは要件は、様々な形のいずれかを取ることができる。本開示は、センシングパラメータまたは要件を示すいかなる特定の方法にも限定されない。暗黙的および明示的なシグナリングが可能である。SSRは、たとえば、採取されるべき測定値を明示的に指定してもよく、または、そのような測定値は、測定値を採取すべき特定のセンシングデバイスを指定するSSRにおいて暗黙的であってもよい。
SSRが周期的に、または要望に応じてトリガされ得る。SSRの要望ベースのトリガは、たとえば、アプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関連してもよく、またはその条件に関してであってもよい。実施形態において、RAN動作が初期化されるとき、管理および保守(OAM)モジュールは、センシング要求周期性を得るために、またはセンシング要求もしくはプロセスをトリガするためのイベントを定義するために、1つまたは複数のRANノードを構成し得る。このような構成は、いくつかの実施形態では半静的であってもよい。
図13で、SSRは、AMF1306によってSensMF1308へ送信され、1324でSensMF1308によって受信される。図13では2つのステップの2つの部分のプロセスとして示されているが、NG-RANノード1304のSAFからSensMF1308へのSSRのこの転送は、ワイヤレス通信システムのコアネットワークへのアクセスを提供する無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータ(NG-RANノード1304のSAF)によって、この例ではAMF1306を介するインターフェイスリンクによって、またはそれを介して、第1の信号(SSR)を第2のセンシングコーディネータ(SensMF1308)と通信する例である。
図13の1326および1328はそれぞれ、SensMF1308と、NG-RANノード1304およびUE1302のそれぞれとの間の相互作用を示す。図13には示されていないが、たとえば、1328の前、またはUE1302が、初期アクセス中にワイヤレス通信システムに最初に入るときに、UEは、サポートされるセンシング特徴、およびサポートされる動作可能センシングモードのうちのいずれか1つまたは複数の能力を含めて、そのセンシング能力を、NG-RANノード1304のSAFおよび/またはSensMF1308に報告し得る。
1326で、SensMF1308は、センシング手順のために1つまたは複数のNG-RANノードを管理および制御する。たとえば、センシング能力およびセンシング要件に基づいて、SensMF1308は、センシング分析のためのSensMFへのセンシングデータまたは測定結果配信を含み得るセンシングアクティビティのための、関連するRANノードを構成し得る。1328で、SensMF1308は、センシング手順のために1つまたは複数のUEを管理および制御する。たとえば、UEのセンシング能力(たとえば、ネットワークへの初期アクセス中にUEによって報告される)およびセンシング要件、SensMF1308およびRANノードは、センシングアクティビティのための関連するUEノードを構成してよく、このセンシングアクティビティは、センシング分析のためのセンシングデータまたは測定結果のSensMFへの配信を含み得る。1326および1328におけるような、センシングデバイスとSensMFおよび/またはSAFとの間の通信は、センシングコーディネータ間で信号を通信する例である。
SensMF1308は、センシング手順1326、センシング手順1328中に、UE1302(および場合によっては1つもしくは複数の他のUEまたはセンシングデバイス)および/またはNG-RANノード1304(および場合によっては1つまたは複数の他のノード)から送信されたセンシング測定データを受信する。図13は、単に例示の目的で、NG-RANノードセンシング手順1326とUEセンシング手順1328の両方を含む。センシングは、NG-RANノードセンシング手順およびUEセンシング手順のいずれかまたは両方を含み得る。
センシングサービス応答(SSResp)は、SensMF1308によって送信され、1330でAMF1306によって受信され、AMF1306によって送信され、1332でNG-RANノード1304によって受信される。これは、センシングコーディネータ間で信号を通信する別の例である。
SSResp1330、SSResp1332は、SensMF1308による様々なタイプの処理されたセンシング関連情報のいずれかを、SensMF1308がすべてのセンシング情報または測定情報を1326および/または1328において関連するセンシングノード/センシングデバイスから受信した後に、含んでよく、センシング情報または測定情報は、通信関連SSR1322、SSR1324のセンシング要件に基づいている。SensMF1308は、たとえば、要求されたセンシング情報を推定するために、受信された生の測定データを使用してもよい。要求されたセンシング情報は、たとえば、測位、ドップラー、移動方向、ビームフォーミング方向/角度、および/または移動度などの特定のデバイスセンシング情報を含み得る。要求されたセンシング情報がまた、または代わりに、特定のエリアにおけるUEまたは他のデバイスのグループのセンシング情報を含むこともある。センシング測定データを処理すること、および/またはセンシング測定データレポートを生成することなどの、センシング測定データに別の方法で対処すること。
一般に、SensMF1308は、1326、1328で例として示されているように、1つまたは複数のセンシングデバイスから少なくともセンシング測定データを受信し、受信されたセンシング測定データに基づいて応答またはレポートを生成し、応答を要求元へ、または要求元に向けて送信し得る。応答またはレポートは、受信された生の測定データ、処理されたデータ、および/または別の形のセンシング測定データレポートのうちの1つまたは複数を含み得る。
1334におけるSSRespのようなセンシング応答またはレポートのSAF処理は、たとえば、最適化された制御および/または通信のためにセンシング情報を利用することを含み得る。例として、センシングレポートは、自動運転またはドライバが、センシングレポートが少ない交通量を示している代替ルートをとることによって交通量の多い渋滞区域を回避するのを助けることができる、車両交通量情報を提供し得る。
図14は、図12に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る別の例示的な方法を示す信号フロー図である。図14の動作シナリオは図13のものと同様であり、UE1402、NG-RANノード1404、AMF1406、およびSensMF1408を含む。たとえば、コアネットワークの一部であり得る、または図12のエッジクラウド1230などの外部ネットワーク内にあり得るセンシングサービスセンタ1410もまた、センシングサービスを使用することもある別のエンティティの例として、図14に示されている。
図14の全体的な信号フローは図13のものと同様であり、AMF1406によって送信され1422でSensMF1408によって受信されるSSRと、いずれかまたは両方が実施され得る1424、1426のセンシング手順と、SensMF1408によって送信され1428でAMF1406によって受信されるSSRespとを含む。図14はさらに、SSRの他の潜在的なソースおよび/またはSSRespの宛先を示す。
特に、SSRは、1420aで示されるように、センシングサービスセンタ1410によって送信され、AMF1406によって受信され、1420bで示されるように、自己トリガされ、もしくはAMF1406によって発信され、または、1420cで示されるように、UE1402によって送信されAMF1406によって受信されてよく、1420bおよび1420cは、通信および制御により多く関連するセンシング要求とすることができる。SSR1420aはセンシングサービスセンタ1410からのものであるので、SSRメッセージコンテキストは、スタンドアロンセンシングサービスにより多く関連するセンシング要求コンテキストを含み得る。たとえば、SSRは、特定のUEおよび/もしくは他のデバイスの、または特定のエリア内のUEおよび/もしくは他のデバイスの、測位、車両交通負荷および混雑状況、環境温度、湿度などのうちのいずれか1つまたは複数などの、センシング要件を示す情報を含み得る。SSRは、センシングノード、センシングサービス期間、センシング動作モード、センシング報告期間、他のセンサとの共同センシングまたは個別センシングなどの、センシング構成パラメータを含むこともある。これらのオプションのいずれかまたはすべてが、および図13にあるようなSAF/RANノードSSRなどの、場合により他のものがサポートされてもよい。それらの発信源に関係なく、SSRは、図14に示される例では、AMF1406によってSensMF1408へ送信される。
図14のSSResp1428は、SensMF1408による様々なタイプの処理されたセンシング関連情報のいずれかを、SensMF1408がすべてのセンシング情報または測定情報を1424および/または1426において関連するセンシングノード/センシングデバイスから受信した後に(1つまたは複数のRANノードにおいて)、含んでよく、センシング情報または測定情報は、SSR1420a、1420bまたは/および1420cのセンシング要件に基づいている。SensMF1408は、たとえば、要求されたセンシング情報を推定するために、受信された生の測定データを使用してもよい。要求されたセンシング情報は、たとえば、測位、車両交通負荷および混雑状況、環境温度、湿度、ドップラー、移動方向、ビームフォーミング方向/角度、交通負荷、および/または移動度などの特定のデバイスセンシング情報を含み得る。SSResp1428は、SSResp1430a、1430b、または/および1430c(図14には示されていない)の個々のセンシング応答を含んでもよく、SSResp1430a、1430b、および1430cはそれぞれ、センシングサービス要求SSR1420a、1420b、および1420cにより得られた結果である。
SSResp1430a、1430b、および1430cの中の任意のSSRespに関して、図14に示されているオプションは、SSRespを送信するAMF1406、および1430aでSSRespを受信するセンシングサービスセンタ1410と、SSRespを受信し、1430bで示されるようにコアネットワーク内でSSRespを内部で処理する、または場合によりルーティングするAMF1406と、SSRespを送信するAMF1406、および1420cに示されるようにSSRespを受信するUE1402と、SSRespを送信するAMF1406、および1432に示されるようにSSRespを受信するNG-RANノード1404とを含む。1432のオプションは、SSRespがSAFへ、またはより一般的には、SSRを発信または送信しない別のエンティティへ送信されてもよい実施形態を示している。たとえば、SAFはより正確なセンシング情報を得るために、ならびに1つまたは複数のRANノードにおけるより良い通信制御のために、SensMF1408からのセンシング分析レポートからのそのローカルセンシング情報を更新してもよい。
これらのオプションのいずれかまたはすべてが、および場合により他のものがサポートされ得る。図示の例では、SSRespは常に、SensMF1408によってAMF1406へ送信され、AMF1406によって受信される。
図13と同様に、SSRespなどのセンシング応答またはレポートのSAF処理が図14の1434に示されている。
図15は、さらに別の実施形態によるセンシングアーキテクチャ1500のブロック図である。図15を参照すると、コアネットワークが1510で示され、コアネットワークの外部にある外部ネットワークが1530で示され、NG-RANが1540で示されている。SensMF1520は、コアネットワーク1510に接続してもしなくてもよい。NG-RAN1540は、BS1 1550およびBS2 1560を含み、NG-RANがコアネットワーク1510へのアクセスを提供するUEが1570で示されている。
BS1およびBS2は両方ともCU/DU/RUアーキテクチャを有し、それぞれが、SAFを含む1つのCU/SAF1552、CU/SAF1562と、2つのRU1557/1559、RU1567/1569とを含む。BS1は2つのDU1554、DU1556を含み、BS2は1つのDU1564を含む。BS1とBS2が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE1570と通信するためのインターフェイスはそれぞれ、XnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示され、F1CU/DUインターフェイスもまた例として示されている。
センシングアーキテクチャ1500は、図12のセンシングアーキテクチャ1200と実質的に同様であるが、センシングコーディネータ(SensMF1520)がコアネットワーク1510の外部に置かれている。SensMF1520は、たとえば、コアネットワーク1510を介して、または直接、NG-RAN1540と、ならびにBS1および/またはBS2などの1つまたは複数のRANノード内の1つまたは複数のSAFと、通信することができる。SensMFとSAFとの間にコアネットワークまたは直接通信がある、このタイプのアーキテクチャの他の例が、図6B、図6C、図7B、図7C、図8B、および図8Cにも示されている。
図16は、図15に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。図16に示されている例は、UE1602と、NG-RANノード1604と、SensMF1606と、示されているように、図15の他のネットワーク1530内に置かれてもよいセンシングサービスセンタ1608とを含む、動作シナリオに関連する。SAFは、図16のNG-RANノード1604に置かれる。
SSRは、1620で、センシングサービスセンタ1608によって送信され、SensMF1606によって受信され、1622で、SensMF1606によって送信され、NG-RANノード1604によって受信される。UEセンシング手順は1624で示され、この例ではSSRespが、NG-RANノード1604のSAFによって生成され送信される。SSRespは、NG-RANノード1604によって送信され1626でSensMF1608によって受信され、次に、1628で、SensMFはSSRespを送信し、このSSRespはセンシングサービスセンタ1608によって受信される。この例では、1622および1626は両方とも、センシングコーディネータ(SensMFおよびSAF)間で信号を通信することを示しており、そのうちの一方(NG-RANノード1604のSAF)はRAN内にある。
図17は、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャのブロック図である。コアネットワーク1710がSBAネットワークとして例示的に示され、コアネットワークの外部にある外部ネットワーク1730がエッジクラウドとして例示的に示され、NG-RANが1740で示されている。NG-RAN1740は、BS1 1750およびBS2 1760を含み、NG-RANがコアネットワーク1710へのアクセスを提供するUEが、1770で示されている。
BS1およびBS2は両方ともCU/DU/RUアーキテクチャを有し、それぞれが、SMAFを含む1つのCU/SMAF1752、CU/SMAF1762と、2つのRU1757/1759、RU1767/1769とを含む。BS1は2つのDU1754、DU1756を含み、BS2は1つのDU1764を含む。図17では、SMAFがCUと組み合わせて示されているが、SMAFは必ずしもCUに統合される必要はなく、または別の方法でCUと組み合わされる必要はない。BS1とBS2が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE1770と通信するためのインターフェイスはそれぞれ、XnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示され、F1CU/DUインターフェイスもまた例として示されている。
センシングアーキテクチャ1700は、図12のセンシングアーキテクチャ1200と実質的に同様であるが、SensMFがNG-RAN1740の外部にない。NG-RAN1740は、1つまたは複数のSMAFを含み、そのうちの1つは、図示の例では、BS1750、BS1760のそれぞれに実装される。センシング調整がRANに集中し、コアネットワークを介して1つまたは複数のSMAFと通信する、このタイプのアーキテクチャの他の例が、図9A、図10A、および図11Aにも示されている。
図18は、図17に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る、例示的な方法を示す信号フロー図である。図18に示されている例は、UE1802と、NG-RANノード1804と、SensMF1806と、示されるように、図17のエッジクラウド1730などの別のネットワークに置かれてもよいセンシングサービスセンタ1808とを含む、動作シナリオに関連する。SAFは、図18のNG-RANノード1804に置かれる。
図18の全体的な信号フローは、AMF1806によって送信され1822でセンシングコーディネータ(NG-RANノード1804内のSMAF)によって受信されるSSRと、1824のUEのセンシング手順と、センシングコーディネータ(NG-RANノード1804内のSMAF)によって送信され1826でAMF1806によって受信されるSSRespとを含む、他の信号フロー図のものと同様である。図18におけるSSRの潜在的なソースは、1820aで示されるように、AMF1806によって受信されるSSRを送信するソースとしてのセンシングサービスセンタ1808、または、1820bで示されるように、SSRを自己発信もしくは自己トリガするソースとしてのAMF1806、または、1820cで示されるように、AMF1806によって受信されるSSRを送信するソースとしてのUE1802を含む。SSRは、図18に示された例では、そのSSRがAMF1806自体で発信されようと、他のエンティティから発信されようと、AMF1806によってNG-RANノード1804へ送信される。図18のSSRespの潜在的な宛先は、1828aで示されているように、AMF1806によって送信されたSSRespを受信するセンシングサービスセンタ1808と、1828bで示されているように、コアネットワークによって送信されたSSRespを受信し、そのSSRespをコアネットワーク内部で処理する、または場合によりルーティングするAMF1806と、1820cで示されているように、AMF1806によって送信されたSSRespを受信するUE1802とを含む。これらのオプションのいずれかまたはすべて、および場合により他のものがサポートされ得る。図示の例では、SSRおよびSSRespは、少なくともNG-RANノード1804のSMAFとAMF1806との間で通信される。
図18には示されていないが、NG-RANノード1804において、たとえばSSRespを生成するための処理の代わりに、またはその処理に加えて、他のSMAF処理があり得る。
図19は、別の実施形態によるセンシングアーキテクチャのブロック図である。コアネットワークが1910で示され、コアネットワークの外部にある外部ネットワークが1930で示され、NG-RANが1940で示されている。センシングサービスセンタ1920は、コアネットワーク1910に接続してもしなくてもよい。NG-RAN1940はBS1 1950およびBS2 1960を含み、NG-RANがコアネットワーク1910へのアクセスを提供するUEが1970で示されている。
BS1およびBS2は両方ともCU/DU/RUアーキテクチャを有し、それぞれが、SMAFを含む1つのCU/SMAF1952、CU/SMAF1962と、2つのRU1957/1959、RU1967/1969とを含む。BS1は2つのDU1954、DU1956を含み、BS2は1つのDU1964を含む。BS1とBS2が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE1970と通信するためのインターフェイスはそれぞれ、XnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示されており、F1CU/DUインターフェイスもまた例として示されている。
センシングアーキテクチャ1900は、図15のセンシングアーキテクチャ1500と実質的に同様であるが、NG-RAN1940の外部にSensMFがない。NG-RAN1940は、1つまたは複数のSMAFを含み、そのうちの1つは、図示の例ではBS1950、BS1960のそれぞれに実装される。センシング調整がRANに集中し、コアネットワークを介して、または直接1つまたは複数のSMAFと通信する、このタイプのアーキテクチャの他の例が、図9B、図9C、図10B、図10C、図11B、および図11Cにも示されている。
図20は、図19に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。図20に示されている例は、UE2002と、NG-RANノード2004と、示されるように、図19のネットワーク1930などの別のネットワークに置かれてもよいセンシングサービスセンタ2006とを含む、動作シナリオに関連する。SMAFは、図20のNG-RANノード2004に置かれる。
図20の全体的な信号フローは、他の信号フロー図のものと同様である。SSRが、この例ではセンシングサービスセンタ2006によって送信され、2020でセンシングコーディネータ(NG-RANノード2004内のSMAF)によって受信され、UEセンシング手順が2022で実施され、SSRespが、センシングコーディネータ(NG-RANノード2004内のSMAF)によって送信され、2024でセンシングサービスセンタ2006によって受信される。これは、たとえば、図20にSensMFがないことを除いて図16と同様であり、図20にAMFがないことを除いて図18と同様である。
図20には示されていないが、NG-RANノード2004において、たとえばSSRespを生成するための処理の代わりに、またはその処理に加えて、他のSMAF処理があり得る。
他の手順または特徴がまた、または代わりに提供されてもよい。図21は、図19に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る別の例示的な方法を示す信号フロー図であり、いくつかの実施形態において提供され得る追加の特徴の例を含む。特に、図20と同様に、UE2102、NG-RANノード2104、およびセンシングサービスセンタ2106と、2120、2124、2126のSSR/UEセンシング手順/SSRespプロセスとを含む同じ動作シナリオ内で、図21はまた、2122でセンシングコーディネータ(NG-RANノード2104のSMAF)によって要求元(センシングサービスセンタ2106)へ送信される、SSRに対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)も含む。SSRに対するNACKは、たとえば、センシングサービスが利用できない、またはSSRが別の理由で処理されることが可能ではない場合に、2122で送信され得る。
ACK/NACKシグナリングが図21に示されているが、他のタイプのシグナリングがまた、または代わりに、他の実施形態で、センシングサービス要求が受信されたかどうか、および/または処理されているかどうかを要求元に確認するために使用されてもよい。ACK/NACKなどの確認シグナリングは、SMAFおよび/またはセンシングサービスセンタを含む実施形態に決して限定されず、本明細書に開示された他の実施形態と組み合わせて実装されてよいこともまた理解されたい。
図22は、実施形態による例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。UE、RAN、およびSensMFにおける例示的なプロトコルスタックがそれぞれ、UEとRANとの間のuuエアインターフェイスに基づいている例について、2210、2230、2260に示されている。図22、およびプロトコルスタックを示す他のブロック図は、例にすぎない。他の実施形態は、同様または別様に配列された、同様または異なるプロトコルレイヤを含み得る。
例示的なUE2210およびSensMFプロトコルスタック2260で示されたセンシングプロトコルまたはSensProtocol(SensP)レイヤ2212、2262は、図示の例ではuuインターフェイスである、または少なくともそれを含むエアインターフェイスを通じた制御情報の転送および/またはセンシング情報転送をサポートするための、SensMFとUEとの間の上位プロトコルレイヤである。
例示的なUE2210およびSensMFプロトコルスタック2260にも示されている非アクセス層(NAS)レイヤ2214、2264は、別の上位プロトコルレイヤであり、図示の例では、無線インターフェイスにおけるUEとコアネットワークとの間の制御プレーンの最上位層を形成する。NASプロトコルは、図示の例では、UEの移動度をサポートすることと、UEとコアネットワークとの間のIP接続性を確立および維持するためのセッション管理手順とのいずれか1つまたは複数のような特徴を担い得る。NASセキュリティは、たとえば、NASシグナリングメッセージの完全性保護および/または暗号化などの、NASプロトコルに対する1つまたは複数のサービスをサポートするために、いくつかの実施形態において提供されることがあるNASレイヤの追加機能である。
2210、2230でUEおよびRANプロトコルスタック内に示されている無線リソース制御(RRC)レイヤ2216、2232は、以下のような特徴、すなわち、NASレイヤに関連するシステム情報のブロードキャスト、アクセス層(AS)に関連するシステム情報のブロードキャスト、ページング、UEと基地局または他のネットワークデバイスとの間のRRC接続の確立、維持および解放、セキュリティ機能、などのいずれかを担っている。
パケットデータ収束プロトコル(PDCP)レイヤ2218、2234もまた、例示的なUEおよびRANプロトコルスタック2210、2230に示されており、以下のような特徴、すなわち、シーケンス番号付け、ヘッダ圧縮および伸長、ユーザデータの転送、PDCPより上位のレイヤへの順序配信が要求される場合のリオーダリングおよび重複検出、スプリットベアラの場合のPDCPプロトコルデータユニット(PDU)ルーティング、暗号化および解読、PDCP PDUの複写、などのいずれかを担っている。
無線リンク制御(RLC)レイヤ2220、2236が、例示的なUE2210およびRANプロトコルスタック2230に示されており、以下のような特徴、すなわち、上位レイヤPDUの転送、PDCPのシーケンス番号付けとは独立したシーケンス番号付け、自動繰返し要求(ARQ)セグメント化および再セグメント化、サービスデータユニット(SDU)の再アセンブリ、などのいずれかを担っている。
例示的なUE2210およびRANプロトコルスタック2230にさらに示されている、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ2222、2238は、以下のような特徴、すなわち、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、1つの論理チャネルまたは異なる論理チャネルから、トランスポートチャネル上の物理レイヤに配信されるべきトランスポートブロック(TB)へのMAC SDUの多重化、1つの論理チャネルまたは異なる論理チャネルから、トランスポートチャネル上の物理レイヤから配信されたTBからのMAC SDUのデマルチプレクッス、スケジューリング情報報告、ならびに1つまたは複数のUEに対するダウンリンクおよびアップリンクデータ送信の動的スケジューリング、などのいずれかを担っている。
物理(PHY)レイヤ2224、2240は、以下のような特徴、すなわち、チャネルエンコーディングおよびデコーディング、ビットインターリーブ、変調、信号処理、などのいずれかを提供またはサポートし得る。PHYレイヤは、エアインターフェイスを通じたMACレイヤトランスポートチャネルからのすべての情報に対処し、また、たとえば適応変調および符号化(AMC)によるリンク適応、電力制御、初期同期およびハンドオーバ目的のいずれかもしくは両方のためのセルサーチ、および/または他の測定のような手順に対処して、MACレイヤと共同で機能してもよい。
中継2242は、1つのインターフェイスから別のインターフェイスへのプロトコル変換による、異なるプロトコルスタックを通じた情報中継を表し、このプロトコル変換は、エアインターフェイス(UE2210とRAN2230との間)と有線インターフェイス(RAN2230とSensMF2260との間)との間にある。
RAN2230、およびSensMFの例示的なプロトコルスタック2260内のNG(次世代)アプリケーションプロトコル(NGAP)レイヤ2244、2266は、UEと関連付けられた制御プレーンメッセージをRANとSensMFとの間のインターフェイスを通じて交換する方法を提供し、NGAPレイヤ2244でのRANとのUEアソシエーションは、RAN内で一意のUE NGAP IDによるものであり、NGAPレイヤ2266でのSensMFとのUEアソシエーションは、SensMF内で一意のUE NGAP IDによるものであり、2つのUE NGAP IDは、セッションセットアップと同時に、RANおよびSensMF内で結合され得る。
RAN2230、およびSensMFの例示的なプロトコルスタック2260はまた、ストリーム制御送信プロトコル(SCTP)レイヤ2246、2268を含み、これらは、PDCPレイヤ2218、2234と同様の特徴を提供し得るが、有線SensMF-RANインターフェイス用である。
同様に、図示の例のインターネットプロトコル(IP)レイヤ2248、2270、レイヤ2(L2)2250、2272、およびレイヤ1(L1)2252、2274プロトコルレイヤは、NR/LTE UuエアインターフェイスのRLC、MAC、およびPHYレイヤと同様の特徴を提供し得るが、図示の例の有線SensMF-RANインターフェイス用である。
図22は、SensMF/UE相互作用のためのプロトコルレイヤ化の例を示す。この例では、SensPが現在のエアインターフェイス(uu)プロトコルの最上部に使用されている。他の実施形態では、SensPは、下位レイヤ内のセンシング用に新たに設計されたエアインターフェイスとともに使用されることがある。SensPは、UEとSensMFなどのセンシングモジュールまたはコーディネータとの間のデータ送信用に定義されたセンシングフォーマットに従って、センシングデータを任意選択で暗号化によって搬送するための上位レイヤプロトコルを表すものである。
図23は、別の実施形態による例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。RANおよびSensMFにおける例示的なプロトコルスタックがそれぞれ、2310および2330に示されている。図23は、RAN/SensMF相互作用に関連し、UEとRANとの間の様々なタイプのインターフェイスのいずれにも当てはまり得る。
SensMFRANプロトコル(SMFRP)レイヤ2312、2332は、この例では有線接続インターフェイスであるSensMFとRANノードとの間のインターフェイスを通じた制御情報およびセンシング情報の転送をサポートするための、SensMFとRANノードとの間の上位プロトコルレイヤを表す。他の図示されたプロトコルレイヤは、NGAPレイヤ2314、2334、SCTPレイヤ2316、2336、IPレイヤ2318、2338、L2 2320、2340、およびL1 2312、2342を含み、これらは少なくとも上記で例として説明されている。
図23は、SensMF/RANノード相互作用のためのプロトコルレイヤ化の例を示す。SMFRPは、図示の例にあるような有線接続インターフェイスの最上部で、現在のエアインターフェイス(uu)プロトコルの最上部で、または下位レイヤでのセンシング用に新たに設計されたエアインターフェイスとともに、使用されることが可能である。SensPは、センシングデータを任意選択で暗号化によって、センシングコーディネータ間のデータ送信用に定義されたセンシングフォーマットを用いて搬送するための別の上位レイヤプロトコルであり、このセンシングコーディネータは、図22に示されたUE、SAFまたはSMAFを持つRANノード、および/またはコアネットワークもしくはサードパーティネットワーク内に実装されたSensMFなどのセンシングコーディネータを含み得る。
図24は、さらなる実施形態によるプロトコルスタックの例を示すブロック図であり、センシングのための新制御プレーンと、センシングのための新ユーザプランとのための例示的なプロトコルスタックを含む。UE、RAN、およびSensMFにおける例示的な制御プレーンプロトコルスタックがそれぞれ、2410、2430、2450で示されており、UEおよびRAN用の例示的なユーザプレーンプロトコルがそれぞれ、2460および2480で示されている。
図22の例は、UEとRANとの間のuuエアインターフェイスに基づいており、図24の例示的なセンシング接続性プロトコルスタックでは、UE/RANエアインターフェイスは、プロトコルレイヤの「s-」ラベルによって示された、新たに設計または修正されたセンシング固有インターフェイスである。一般に、センシングのためのエアインターフェイスは、RANとUEとの間とすることができ、および/または、SensMFとRANとの間のワイヤレスバックホールを含むことができる。
SensPレイヤ2412、2452およびNASレイヤ2414、2454は、少なくとも上記で例として説明されている。
s-RRCレイヤ2416、2432は、4Gもしくは5GエアインターフェイスRRCプロトコルを再使用してもよく、またはセンシングのために新たに定義または修正されたRRCレイヤを使用してもよい。たとえば、s-RRCのシステム情報ブロードキャストは、ネットワークへの初期アクセス中のデバイスのセンシング構成、センシング能力情報サポートなどを含み得る。
s-PDCPレイヤ2418、2434は、同様に、4Gもしくは5GエアインターフェイスPDCPプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、1つまたは複数の中継ノードなどを通じたPDCPルーティングおよび中継を提供するために、センシングのために新たに定義または修正されたPDCPレイヤを使用してもよい。
s-RLCレイヤ2420、2436は、4Gもしくは5GエアインターフェイスRLCプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、SDUセグメント化を用いずに、センシングのために新たに定義または修正されたRLCレイヤを使用してもよい。
s-MACレイヤ2422、2438は、4Gもしくは5GエアインターフェイスMACプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、1つまたは複数の新たなMAC制御要素、1つまたは複数の新たな論理チャネル識別子、異なるスケジューリングなどを使用して、センシングのための新たに定義または修正されたMACレイヤを使用してもよい。
同様に、s-PHYレイヤ2424、2440は、4Gもしくは5GエアインターフェイスPHYプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、異なる波形、異なるエンコーディング、異なるデコーディング、異なる変調およびコーディング方式(MCS)などのうちの1つまたは複数を使用して、センシングのための新たに定義または修正されたPHYレイヤを使用することができる。
センシングのための例示的な新ユーザプレーンでは、以下のレイヤ、すなわち、s-PDCP2464、2484、s-RLC2466、2486、s-MAC2468、2488、s-PHYレイヤ2470、2490が、少なくとも上記で例として説明されている。サービスデータアダプテーションプロトコル(SDAP)レイヤは、たとえば、サービス品質(QoS)フローとデータ無線ベアラとの間をマッピングすること、およびダウンリンクパケットとアップリンクパケット両方でQoSフロー識別子(QFI)をマーク付けすることを担っており、SDAPの単一のプロトコルエンティティは、2つのエンティティが構成されることが可能であるデュアル接続性を除いて、個々のPDUセッションごとに構成される。s-SDAPレイヤ2462、2482は、4Gもしくは5GエアインターフェイスSDAPプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、ダウンリンクおよびアップリンクデータベアラとは異なるように、またはセンシングのための特別な識別などで、センシングパケット用のQoSフローIDを定義するために、センシングのために新たに定義または修正されたSDAPレイヤを使用してもよい。
図25は、コアネットワークとRANとの間の例示的なインターフェイスを示すブロック図である。例2500は、コアネットワーク2510とRAN2520との間の「NG」インターフェイスを示しており、2つのBS2530、BS2540が例示的なRANノードとして示されている。BS2540は、s-CU2542および2つのs-DU2544、s-DU2546を含むセンシング固有のCU/DUアーキテクチャを有する。BS2530は、いくつかの実施形態において、同じまたは同様の構造を有し得る。
図26は、RANノードでのCP/UPスプリットのための、一実施形態によるプロトコルスタックの別の例を示すブロック図である。プロトコルスタックに基づくRAN特徴が、CUおよびDUに分割され得、そのようなスプリッティングは、いくつかの実施形態においてPHYレイヤからPDCPレイヤへのどこでも適用することができる。
例2600では、s-CU-CPプロトコルスタックは、s-RRCレイヤ2602およびs-PDCPレイヤ2604を含み、s-CU-UPプロトコルスタックは、s-SDAPレイヤ2606およびs-PDCPレイヤ2608を含み、s-DUプロトコルスタックは、s-RLCレイヤ2610、s-MACレイヤ2612、およびs-PHYレイヤ2614を含む。これらのプロトコルレイヤについて、少なくとも上記に例として記載されている。E1およびF1インターフェイスもまた、例として図26に示されており、図26におけるs-CUおよびs-DUは、SAFもしくはSMAFを有するレガシーCUおよびDU、または/ならびにセンシング能力を有するセンシングノードを示す。
図26における例は、RLCレイヤでのCU/DUスプリッティングを示し、s-CUは、s-RRCおよびs-PDCPレイヤ2602、2604(制御プレーン用)と、s-SDAPおよびs-PDCPレイヤ2606、2608(ユーザプレーン用)とを含み、s-DUは、s-RLC、s-MAC、およびs-PHYレイヤ2610、2612、2614を含む。あらゆるRANノードがCU-CP(またはs-CU-CP)を必ずしも含まないが、少なくとも1つのRANノードは、1つのCU-UP(またはs-CU-CP)および少なくとも1つのDU(s-DU)を含み得る。1つのCU-CP(またはs-CU-CP)は、CU-UP(またはs-CU-CP)およびDU(またはs-DU)を有する複数のRANノードに接続し、それらを制御することができ得る。
図27は、例示的なセンシングアプリケーションを示すブロック図を示す。
超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)もしくはURLLC+などのサービスまたはアプリケーションは、UEのためのサービスまたはアプリケーションに関連付けられた、または結合された時間および周波数リソースなどのパラメータおよび/または送信パラメータを構成し得る。このシナリオでは、サービス構成は、制御プレーン2714およびユーザプレーン2712を含む2710で例として示されているセンシングプレーン上のセンシング構成に関係し、または結合され、アプリケーション要件を達成する、または信頼性を高めることなど性能を向上させるために共に機能し得る。したがって、サービスのためのRRC構成パラメータなど構成パラメータは、サービスに関連付けられたセンシングアクティビティ構成など1つまたは複数のセンシングパラメータを含み得る。
例として2720および2730に示されているURLLCまたはURLLC+のユースケースまたはサービスは、センシングプレーンとの異なる結合構成を有し得る。非総合データ(またはユーザ)プレーン、センシングプレーン、および制御プレーンが2724、2726、および2728に示されており、総合センシングを有する総合データ(またはユーザ)プレーンおよび制御プレーンが2732および2734に示されている。同様に、エンハンスドモバイルブロードバンド(eMBB)+サービス2740およびeMBB+サービス2750は、非総合データプレーン、センシングプレーン、および制御プレーン2744、2746、および2748、または総合センシングを有する総合データプレーンおよび制御プレーン2752および2754を含み、センシングプレーンとの異なる構成を有し得る。別の例示的なアプリケーションは、非総合データプレーン、センシングプレーン、および制御プレーン2764、2766、および2768、または総合センシングを有する総合データプレーンおよび制御プレーン2772および2774を含む、センシングプレーンとの異なる構成を有し得るマッシブマシンタイプ通信(mMTC)+サービス2760およびmMTC+サービス2770である。
たとえば、工場内または自動運転産業における産業向けモノのインターネット(IoT)アプリケーションでは、高い信頼性および極度に低レイテンシが必要とされる。たとえば、自動運転ネットワークは、安全で有効な自動車自動運転のためにネットワーク(たとえば市街地)における、たとえば道路交通負荷、環境条件についてのオンラインまたはリアルタイムセンシング情報を利用することができる。図16に示されているセンシング構成手順と共に、ネットワークにおけるセンシングアーキテクチャが図15(または図6A、図6B、または図6Cのいずれか)に示されているようなものである例が使用されることを考えられたい(図6A、図6B、または図6Cのいずれかについては、ここでは、SensMFとRAN/SAFとのメッセージ交換間のインタラクションだけに焦点が当てられているが、SensMFからRAN/SAFの間のその完全な接続経路は、各個々の図およびアーキテクチャについて記載するとき上記で提供されている)。
自動運転ネットワークは、センシング機能を有するワイヤレスネットワークに、ある時間周期で、または常時、センシングサービスを要求し得、センシングサービス要求は、自動運転ネットワークのそのセンシングサービスセンタ1608(自動運転ネットワークにおけるオフィスとすることができる)を介し、RAN/SAF1604を含むワイヤレスネットワークに関連付けられたSensMF1606へのものである。市街地交通および道路条件に関するオンラインまたはリアルタイムのセンシング情報を得るために、センシングサービスセンタ1608は、特定のセンシング要件と共にSensMF1606にセンシングサービス要求(SSR)メッセージ1620を送り得、これは、一実施形態では、いくつかの特定のロケーション(たとえば、重要な道路)における特定のセンシングノードのセットによるネットワークにわたるセンシング車両交通に関する要求を含み得る。SSR1620は、インターフェイスリンクを通じて送信されることが可能である。
SensMF1606は、SSR1620に基づいて1つもしくは複数のRANノードおよび/または1つもしくは複数のUEを調整し得る。たとえば、SensMF1606は、RANノードによって提供される能力およびサービスに基づいて、オンラインまたはリアルタイムのセンシング測定を実施するための1つまたは複数のRANノードを決定し、1つまたは複数のRANノードと構成手順を通信することを通じて、オンラインまたはリアルタイムのセンシング測定を実施するようにそれらを構成する。1つもしくは複数のRANノードおよび/または1つもしくは複数のUEを構成または調整した後、SensMF1606は、SSR1622をNG RAN/SAF104に送る。たとえば、SensMF1606は、測定される車両の移動度、方向、および関心のセンシングエリア内の各個々のセンシングノードについてセンシングレポートの頻度など、センシングKPIの点でより多くの詳細を把握し得る。次いでSSR1622は、センシング動作およびタスクのための関連のセンシングノードを構成するために、SAFを有する関連のRANノードに(図6Cのアーキテクチャにおいて直接、または図6Aもしくは図6Bのアーキテクチャにおいてコアネットワークを介して間接的に)送られ得る。
たとえば、SSR1622は、センシングタスク、センシングパラメータ、センシングリソース、またはオンラインまたはリアルタイムのセンシング測定のための他のセンシング構成の複数のうちの1つを含み得る。1つのSensMF1606は、SAFを有する複数のRANノードに対処し得、したがって、それに応じて複数のSSR1622が送られ得ることに留意されたい。これらのセンシングノードのそれぞれは、その個々の付近でKPIを測定するように構成され得、構成インターフェイスは、たとえば、構成シグナリングを、SensMFとセンシングノードとの間でセンシング固有プロトコルを介した、SensMF構成センシング情報を含み得るRRCメッセージとすることができるエアインターフェイスであり得る。たとえば、センシングプロトコルは、図23および図24に示されているいずれか1つとすることができる。
RANノード/SAF1604は、1つまたは複数のUE1602でセンシング測定手順を実施する。たとえば、RANノードは、オンラインまたはリアルタイムのセンシング測定を実施するために、UEの能力、移動度、ロケーション、またはサービスに基づいて1つまたは複数のUEを決定し、関連のUEからセンシング測定情報またはデータを受信することができる。RANノードは、センシング測定情報またはデータをSAFに送り共有することができ、SAFは、センシング測定情報またはデータを解析および処理し、SAFとSensMF1606との間の要件に基づいて、センシング測定情報またはデータをSensMF1606に、またはセンシング解析レポートをSensMF1606に転送することができる。別の選択肢では、各センシングノードは、構成された時間スロット(たとえば、持続時間、および周期的なレポート)でその関連のRANノードおよびSAF1604に測定(たとえばKPI)情報を送り返し得る。
1つのRANノード/SAF1604では、すべての関連のセンシングノードからのセンシング情報(たとえばKPI)の一部または全部が、SSResp1626として収集され(また任意選択で、たとえば、ローカル通信制御などSAFでのRANノードローカル使用のために処理され)、次いで、SensMF1606に送られ得る。たとえば、SSResp1626は、いずれか1つのセンシング測定情報、データ、または解析レポートとすることができ、各センシングノードからのセンシング測定情報、データ、または解析レポートは、制御プレーンまたはユーザプレーンのセンシング関連情報転送経路を介してセンシング固有プロトコルを適用することによって、SensMFに転送され得る。
SensMF1606は、たとえば、合計、数の平均化および平滑化、補間、他の解析方法など、関連のセンシングRANノード内のすべてのセンシングノードからのSSResp1626を処理し、オンライン交通情報のために自動運転ネットワークのセンシングサービスセンタに送るために、RRS1628として、関心のいくつかの市街地エリアまたは街路についてリアルタイムの車両交通および道路条件を有する市街地マップを創出し得る。そのようなオンラインおよびリアルタイムのセンシングタスクは、安全で効果的な自動車自動運転運用をもたらし得る。
センシング機能を有する上記の実施形態は、他のユースケースまたはサービスケースにも当てはまり得る。
URLLC解決策は、いくつかのシナリオにおいて、センシング特徴を含むことがよりよいものとなり得る。たとえば、URLLC+の場合、急な動き、環境変化、ネットワークトラフィック輻輳変動などセンシング情報は、データ送信制御を最適化するため、偶発的な出来事をオンザフライで回避するため、および/または緊急の状況による衝突制御のためなどにとって何より重要なものでもあり得る。
これらの特徴などは、センシング動作と共に機能することになる他のアプリケーションまたはサービスにも、または代わりに適用可能となり得る。
様々な特徴および実施形態について上記に詳細に記載されている。開示されている実施形態は、たとえば、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む方法を含む。第1および第2のセンシングコーディネータの例は、SAFおよびSensMFだけでなく、センシング手順に含まれ得るUEまたは他の電気デバイスにおけるものを含む他のセンシングコンポーネントをも含む。たとえば、SMAF実施形態の場合のように複数のセンシングコーディネータも、または代わりに共に実装され得る。
第1のセンシングコーディネータは、センシングプロトコルレイヤを実装し、または含み得、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み得る。センシングコーディネータ間で信号を通信することに含まれ得るセンシングプロトコルレイヤを含むセンシングプロトコルスタックの様々な例が、図22から図26に提供されている。図23は、RAN内の第1のセンシングコーディネータと、CN内または別のネットワーク内に位置し得る第2のセンシングコーディネータSensMFとの間で信号を通信することに含まれ得る、RANプロトコルスタック2310内のSMFRPレイヤ2312の形態にあるセンシングプロトコルレイヤの特定の例を提供する。センシング、およびUEまたはセンシングのための他のデバイスにおける1つまたは複数のコンポーネントを含み得るセンシングコーディネータ間で信号を通信することに含まれ得るセンシングプロトコルレイヤの他の例が、図22から図26に示されている。
インターフェイスリンクは、様々なタイプのリンクのいずれかであり、またはそれを含み得る。センシングのためのエアインターフェイスリンクは、たとえば、RANとUEとの間のもの、および/または、たとえば、SensMFとRANとの間のワイヤレスバックホールとすることができる。新しい設計もまた、または代わりに、センシングに含まれるコンポーネント間の制御プレーンおよびユーザプレーンのいずれか、または両方のために提供される。
たとえば、インターフェイスリンクは、UEまたは他のデバイスなど第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のNR v2x、LTE-M/PC5、IEEE 802.154、および802.11のエアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンク、図22から図26に示されている例を含む、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のNGインターフェイスリンクまたはセンシングインターフェイスリンク、いくつかの実施形態において図6A、図7A、図8A、図9A、図10A、または図11Aに示されている、例示的なアーキテクチャにおいて、第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクおよび/またはセンシングデータリンク、いくつかの実施形態において図6B、図6C、図7B、図7C、図8B、図8C、図9B、図9C、図10B、図10C、図11B、または図11Cに示されている例示的なアーキテクチャにおいて、第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部にあるネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクおよび/またはセンシングデータリンクのうちのいずれか1つまたは複数であり、またはそれを含み得る。
これらのインターフェイスリンク例は、センシング固有エアインターフェイスリンクを指す。たとえば、図24は、センシング固有エアインターフェイスリンクがセンシング固有s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤを含む実施形態を示す。これらのセンシング固有プロトコルレイヤは、従来のPHY、MAC、およびRLCプロトコルレイヤとは異なり、これらのセンシング固有プロトコルレイヤのうちのいずれか1つまたは複数が、いくつかの実施形態において提供され得る。
様々なプロトコルスタック実施形態もまた開示されている。たとえば、センシングコーディネータは、たとえば図23のように、上位レイヤがs-PDCPおよびs-RRCの一方または両方を含む、センシングプロトコル用の制御プレーンスタック、たとえば図24のように、上位レイヤがs-PDCPおよびs-SDAPの一方または両方を含む、センシングプロトコル用のユーザプレーンスタック、ならびに例として図25および図26に示されている、s-CU-CP、s-CU-UP、およびs-DUなどセンシング固有s-CUまたはs-DUのうちのいずれか1つまたは複数を含み得る。
第1のセンシングコーディネータは、実装に応じたものとなり得る様々な方法のいずれかで、第2のセンシングコーディネータと信号を通信し得る。たとえば、いくつかの実施形態において第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFであり、それを含み、またはそれを実装し、コアネットワーク内のSensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータと信号を通信する。これは、たとえば、図6A、図7A、および図8Aに示されている実施形態と一貫している。
たとえば、図6B、図7B、および図8Bと一貫した別の実施形態では、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFであり、それを含み、またはそれを実装し得、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークを介して信号を通信する。
SAFを備え、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部の、第2のセンシングコーディネータとしてのSensMFと信号を直接通信する第1のセンシングコーディネータの場合のように、より直接的な通信も可能である。例が図6C、図7C、および図8Cに示されている。
センシングコーディネータ間の通信のこれらの例は、図6Aから図8Cを包含する。図7Aから図8Cは、CU/DU RANノードアーキテクチャを示す。そのようなアーキテクチャでは、第1のセンシングコーディネータは、RANのCUおよび/またはDUに接続するSAFであり、それを実装し、またはそれを含み得る。SAFは、たとえば図7Aおよび図8Aのように、第2のセンシングコーディネータとしてのコアネットワーク内のSensMFと、CUおよび/またはDUを介して信号を通信し得る。SAFはまた、または代わりに、たとえば図7Bおよび図8Bのように、CUおよび/またはDUと、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部の、SensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータを有するコアネットワークとの間で信号を通信し得る。やはり、または代わりに提供され得る別の可能な選択肢は、例として図7Cおよび図8Cに示されている、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFなど第2のセンシングコーディネータと、CUおよび/またはDUを介して信号を直接通信するSAFである。
図8Aから図8Cにおけるより特定のRANノードアーキテクチャ詳細を考えると、これらの例示的なアーキテクチャでは、RAN内の第1のセンシングコーディネータは、SAFであり、それを実装し、またはそれを含み得、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続する。この文脈では、SAFは、図8Aのように、コアネットワーク内のSensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して信号を通信し得る。SAFはまた、または代わりに、図8Bのように、CU-CP、CU-UP、および/またはDUと、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にある、SensMFの形態にあるコアネットワーク第2のセンシングコーディネータとの間で信号を通信し得る。図8Cは、SAFが、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にある第2のセンシングコーディネータ、やはりこの例ではSensMFとCU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して信号を直接通信し得る実施形態を示す。
上記の通信例は、図6Aから図8Cと一貫している。図9Aから図11Cと一貫している、および/または本明細書において別段開示されている他の例は、第1のセンシングコーディネータが、SAFであり、それを実装し、またはそれを含み、第2のセンシングコーディネータが、SensMFであり、それを実装し、またはそれを含み、SAFおよびSensMFが共に、無線アクセスネットワーク内に位置する実施形態に関する。たとえばSMAF実施形態では、センシング調整は、無線アクセスネットワーク内で集中化される。SAFおよびSensMF、またはそれらの特徴が無線アクセスネットワーク内で実装される他の実施形態も可能である。下記の例示的な例は、RAN内に位置するSAFおよびSensMFの文脈で記載されている。これらの例、および本明細書における他の例は、SMAF実施形態、および/またはセンシング調整がRAN内で集中化される他の実施形態において適用され得る。
RANベースのSAFとSensMFとの間での第1の信号の通信に加えて、SAFおよびSensMFの一方または両方は、たとえば図9A、図10A、または図11Aのように、コアネットワーク内のエンティティと、コアネットワークを介して第2の信号を通信し得る。SAFおよびSensMFの一方または両方はまた、または代わりに、たとえば図9B、図10B、または図11Bのように、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、コアネットワークを介して信号を通信し得る。図9C、図10C、および図11Cにおける例と一貫しているがそれだけには限らないが、RAN内のSAFおよびSensMFの一方または両方は、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと信号を直接通信し得る。
例として図10Aから図10Cおよび図11Aから図11Cに示されているCU/DU RANノードアーキテクチャの文脈では、SAFおよびSensMFの一方または両方は、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し得る。次いで方法は、たとえば、SAFおよびSensMFの一方または両方が、コアネットワーク内のエンティティとCUおよび/もしくはDUを介して(たとえば、図10Aおよび図11A参照)、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CUおよび/もしくはDUとコアネットワークとの間で(たとえば、図10Bおよび図11B参照)、ならびに/またはコアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CUおよび/もしくはDUを介して直接(たとえば、図10Cおよび図11C参照)、信号を通信することを含み得る。
図11Aから図11Cは、RANベースのSAFおよびSensMFの一方または両方が無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し得る例示的なRANノードアーキテクチャを示す。この文脈では、方法は、SAFおよびSensMFの一方または両方が、たとえば図11Aに示されているアーキテクチャにおいて、コアネットワーク内のエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/もしくはDUを介して、たとえば図11Bに示されているアーキテクチャにおいて、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/もしくはDUとコアネットワークとの間で、ならびに/または、たとえば図11Cに示されているアーキテクチャにおいて、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/もしくはDUを介して直接、信号を通信することを含み得る。
センシングコーディネータと通信される信号は、たとえば、SSR、SSResp、およびセンシングに関係する他のシグナリングのいずれかを含み得る。
図13を例として考える。1322では、SSRを第2のセンシングコーディネータ(SensMF1308)に送信することによって、コアネットワーク内のAMF1306を介してRAN内の第1のセンシングコーディネータ(NG-RANノード1304におけるSAF)によって信号が通信される。
RAN内の第1のセンシングコーディネータによって信号を通信することの別の例が、1332に示されており、NG-RANノード1304におけるSAFによって、コアネットワーク内のAMF1306を介して第2のセンシングコーディネータ(SensMF1308)からSSRespを受信することを含む。SSRespは、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される。たとえば、図13では、SSRespは、1332で、AMF1306によってSensMF1308から転送され、SensMFは、1324でAMFから受信されたSSRに基づいてSSRespを取得し、次いで、1326および/または1328でデータを収集する。これは、SSRespが、SSRおよびセンシングデータに基づいて決定、または他の方法で取得されるセンシング結果または出力であることを意味する。
SSRは、入力の形態であり、センシングモデル、パラメータ、および/またはサービスなど入力情報を含み得、出力のためのセンシングデータ(SSResp)は、センシングターゲットから収集される。したがって、センシング出力は、SSRなどセンシング入力、およびセンシングデータに基づいて決定、または他の方法で取得される。
センシング入力に関して、RAN内の第1のセンシングコーディネータ、およびRAN内に位置してもしなくてもよい第2のコーディネータの一方または両方によって通信(送信および/または受信)され得るSSRなどセンシング要求は、1つまたは複数のセンシング要件を示す情報を含み得る。センシング要求内で指定され得るセンシング要件の例は、とりわけ、特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、湿度を含む。少なくとも1つの上記にも記載のように、センシング要求は、1つまたは複数の条件によってトリガされ得る。たとえば、RAN内の第1のセンシングコーディネータ、およびRAN内に位置してもしなくてもよい第2のコーディネータの一方または両方は、周期的に、および要望に応じてのうちのいずれか1つまたは複数に従ってトリガされるSSRなどセンシング要求を通信し得る。要望に応じてトリガすることは、たとえばアプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて、いくつかの実施形態において半静的に構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表され得る。
SSRなどセンシング出力は、SSRを送信した同じコンポーネントもしくは要素によって、またはそれだけによって受信される必要は必ずしもない。たとえば、図14における1432で示されているように、RAN内の第1のセンシングコーディネータ(この例では、NG-RANノード1404におけるSAF)によって信号を通信することは、AMF1406を介して第2のセンシングコーディネータ(SensMF1408)からセンシング応答を受信することを含み得、センシング応答は、SSR、および1424および/または1406で収集されたセンシングデータに基づいて取得される。この場合、SSRは、1420aでセンシングサービスセンタ1410によって送信されたものでも、1420bでAMF1406によって生成されたものでも、1420cでUE1402によって送信されたものでもよいが、NG-RANノード1404におけるSAFは、1432でSSRespを受信し得る。
1つまたは複数のセンシングターゲットからセンシングデータを収集するためのセンシング手順が、例として図13における1326、1328、および図14における1424、1426に、また他の図面にも示されている。これらの手順は、センシングのための1つもしくは複数の電気デバイスの構成を含み得、または構成は、別々に取り扱われ得る。たとえば、RAN内の第1のセンシングコーディネータ、およびRAN内に位置してもしなくてもよい第2のセンシングコーディネータの一方または両方は、RAN内の1つまたは複数の電気デバイスと、その1つまたは複数の電気デバイスを1つまたは複数のセンシング要件で構成するために通信し得る。そのような構成は、たとえばセンシング要求に基づき得る。構成された電気デバイスは、たとえば、RAN内の1つもしくは複数のコンポーネントもしくは要素、1つもしくは複数のUE、および/または1つもしくは複数のセンシングデバイスを含み得る。センシング要件で構成され得る電気デバイスの特定の例は、センシングデバイス、UE、ドローン、TRP、および基地局を含む。無線アクセスネットワーク内の他のタイプの電気デバイスもまた、または代わりに、センシング要件で構成され、および/または他の方法でセンシングに含まれ得る。
方法は、第1のセンシングコーディネータがセンシング応答を処理することを含み得、センシング応答は、AMFを介して第2のセンシングコーディネータから受信され、センシングデータおよびセンシング要求によって取得された。これは、例として、図13における1334、および図14における1434でSAF処理として示されている。SAF処理の例は、本明細書における他のところにも提供されている。
RAN内の第1のセンシングコーディネータによって信号を通信することはまた、または代わりに、第1のセンシングコーディネータによって、センシング要求を第2のセンシングコーディネータから直接受信することを含み得る。これは、例として図16において1622で示されており、NG-RAN/SAFノード1604におけるSAFは、SSRをSensMF1606から直接受信する。この例における受信は、上記の例のいくつかのようにAMFを介するものではない。
いくつかの実施形態において提供され得る別の特徴は、RAN内の第1のセンシングコーディネータがセンシング要求を受信したことに応答してRANにおけるセンシング手順を開始することである。図16を再度参照すると、これが例として1624で示されており、ここにおいて、UEセンシング手順は、1622でSSRを受信したことに応答して、SAFおよびNG-RAN/SAFノード1604によって開始される。
信号を通信することはまた、または代わりに、例として図16において1626で示されているように、RAN内の第1のセンシングコーディネータによって、センシング応答をコアネットワーク内の第2のセンシングコーディネータに直接送信することを含み得、SSRespが、NG-RAN/SAFノード1604におけるSAFによってSensMF1606に送信される。
SMAF実施形態、および/または他の実施形態は、RANにおけるセンシング調整を集中し得る。そのような実施形態では、SMAF、またはより一般的にはRAN内の第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、RAN内の様々な特徴のいずれかを提供またはサポートし得る。たとえば、方法は、第1および第2のセンシングコーディネータの一方または両方がコアネットワーク内のAMFを介して、または直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからセンシング要求を受信することを含み得る。AMFを介してセンシング要求を受信することは、例として図18における1822で示されており、センシング要求を直接受信することは、例として図10および図21における2020および2120にそれぞれ示されている。
方法はまた、または代わりに、第1のセンシングコーディネータおよびセンシングコーディネータの一方または両方が、センシング要求を受信したことに応答してRANにおけるセンシング手順を開始することを含み得る。例が図18における1824、図20における2022、および図21における2124に示されている。
第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方はまた、または代わりに、コアネットワーク内のAMFを介して、または直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティにセンシング応答を送信し得る。これは、例として、AMFを介してSSRespを送信することについて1826に、また、SSRespを直接送信することについて図20における2024、および図21における2126に示されている。
いくつかの実施形態は、センシング要求の肯定応答を含み得る。たとえば、RAN内の第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方は、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティに、そのエンティティから受信されたセンシング要求の肯定応答を送信し得る。図21は、2122で一例を示すが、そのような肯定応答は、図21に示されている実施形態だけに限定されないことを理解されたい。肯定応答は、たとえばコアネットワークを介して間接的に、および/またはコアネットワーク内のAMFもしくは他のコンポーネントもしくは要素によって送信され得る。
いくつかの実施形態において、センシングは、少なくとも第1のセンシングコーディネータが位置するRANを含むワイヤレス通信ネットワーク内で、セルラサービス動作など通信サービス動作から独立している。センシングは、代わりに、通信サービス動作と組み合わされ、または一体化され得る。独立の、または一体化されたセンシングは、たとえば、バックグラウンドセンシング、サードパーティサービスのためのセンシング、および/または機械学習もしくはAIのためのセンシングを提供し得る。独立の、または一体化されたセンシングは、直接通信を介した、またはAMFおよび/もしくはUPFなど要素もしくは機能によるコアネットワークを介したセンシング、SensMFおよびSAFを介したセンシング、SMAFを介したセンシング、ならびに他の開示されている実施形態を含む実施形態を含む、様々な実施形態のいずれかに適用され得る。
本開示は、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む方法をも包含する。そのような実施形態では、第2のセンシングコーディネータは、センシングプロトコルレイヤを実装し、または含み得、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み得る。
他の実施形態の文脈で本明細書に開示されている特徴もまた、または代わりに、そのような第2のセンシングコーディネータに関する実施形態に適用され得る。これは、たとえば、第1のセンシングコーディネータを参照して上記および/または本明細書における他のところに開示されている特徴を含む。
第2のセンシングコーディネータがそれを介して第1の信号を無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと通信するインターフェイスリンクおよびセンシングプロトコルを考える。センシングプロトコル例は、本明細書における他のところに提供されており、第2のセンシングコーディネータに焦点を当てる実施形態においても、または代わりに適用され得る。
インターフェイスリンク例は、無線アクセスネットワーク内の第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間に以下を含む。
uuエアインターフェイスリンク
以下のタイプ、すなわち、NR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク
例として図24に示されているように、s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク
インターフェイスリンクは、様々なタイプのリンクのいずれかであり、またはそれを含み得る。センシングのためのエアインターフェイスリンクは、たとえば、RANとUEとの間のもの、および/または、たとえばSensMFとRANとの間のワイヤレスバックホールとすることができる。新しい設計もまた、または代わりに、センシングに含まれるコンポーネント間の制御プレーンおよびユーザプレーンのいずれか、または両方のために提供され得る。
他のインターフェイスリンク例は、図22から図26に示されている例を含むセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のNGインターフェイスリンクまたはセンシングインターフェイスリンク、いくつかの実施形態において図6A、図7A、図8A、図9A、図10A、または図11Aに示されている例示的なアーキテクチャにおける、センシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクおよび/またはセンシングデータリンク、ならびに、いくつかの実施形態において図6B、図6C、図7B、図7C、図8B、図8C、図9B、図9C、図10B、図10C、図11B、または図11Cに示されている例示的なアーキテクチャにおける、センシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部にあるネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクおよび/またはセンシングデータリンクを含む。
様々なプロトコルスタック実施形態もまた、本明細書における他のところに開示されており、たとえば図23のように、上位レイヤがs-PDCPおよびs-RRCの一方または両方を含む、センシングプロトコルのための制御プレーンスタック、たとえば図24のように、上位レイヤがs-PDCPおよびs-SDAPの一方または両方を含む、センシングプロトコルのためのユーザプレーンスタック、および、例として図25および図26に示されているように、s-CU-CP、s-CU-UP、およびs-DUなどセンシング固有s-CUまたはs-DUを含む。
センシングコーディネータは、実装に応じたものとなり得る様々な方法のいずれかで信号を通信し得る。第1のセンシングコーディネータに関するSAFおよびSensMF実施形態は、少なくとも上記に開示されており、同様の例は、以下など第2のセンシングコーディネータの観点から実施形態に当てはまり得る。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し、たとえば図6A、図7A、および図8Aに示されている実施形態と一貫して、無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し、たとえば図6B、図7B、および図8Bと一貫して、第1のセンシングコーディネータ、特に無線アクセスネットワーク内のSAFとコアネットワークを介して第1の信号を通信する。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し得、例として図6C、図7C、および図8Cに示されているように、無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータと第1の信号を直接通信する。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し得、第1のセンシングコーディネータは無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にあり、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、この場合、SensMFは、たとえば、例として図7Aおよび図8Aに示されているように、CUおよび/またはDUを介してSAFと第1の信号を通信する。
図7Bおよび図8Bと一貫して、たとえば、第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し得、無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間でSAFと第1の信号を通信する。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し得、無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、例として図7Cおよび図8Cに示されているように、CUおよび/またはDUを介してSAFと第1の信号を直接通信する。
無線アクセスネットワーク内のSensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータおよびSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータが無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または、DUに接続することにより、以下のさらなる実施形態が可能である。すなわち、例として図8Aに示されているように、SensMFがCU-CP、CU-UP、および/またはDUを介してSAFと第1の信号を通信すること、例として図8Bに示されているように、SensMFがCU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間でSAFと第1の信号を通信すること、ならびに、例として図8Cに示されているように、SensMFがCU-CP、CU-UP、および/またはDUを介してSAFと第1の信号を直接通信すること。
他の実施形態のように、センシングコーディネータ間で通信される信号は、たとえば、SSR、SSResp、およびセンシングに関係する他のシグナリングのいずれかを含み得る。
図13を例として考える。1324では、コアネットワーク内のAMF1306を介してSSRを受信することによって、信号がセンシングコーディネータ(SensMF1308)によって通信される。
第2のセンシングコーディネータによって信号を通信することの別の例が、1330に示されており、SensMF1308によって、コアネットワーク内のAMF1306を介してSSRespを送信することを含む。SSRespは、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される。図13では、SSRは、1324で、AMF1306によってSensMF1308に転送され、SensMFは、AMFから受信されたSSRに基づいてSSRespを取得し、次いで、1326および/または1328でデータを収集する。
図14は、1422、1424/1426、および1428で、AMFを介してSSRを受信すること、センシング手順を開始すること、または他の方法でSSRespを取得すること、およびAMFを介してSSRespを送信することの別の例を示す。
信号を通信することはまた、または代わりに、例として図16において1622で示されているように、第2のセンシングコーディネータによってセンシング要求を第1のセンシングコーディネータに直接送信することを含み得、SensMF1606は、NG-RAN/SAFノード1604においてSSRをSAFに直接送信する。
いくつかの実施形態において提供され得る別の特徴は、図14における1424、1426、および図16における1624で例として示されているように、第2のセンシングコーディネータが、センシング要求を受信したことに応答してRAN内でセンシング手順を開始することであり、センシング手順は、SensMFによって、SSRを受信したことに応答して、AMFを介して(図14)、または直接(図16)開始される。
信号を通信することはまた、または代わりに、例として図16において1626で示されているように、RAN内のセンシングコーディネータにセンシング応答を直接受信することを含み得、SSRespがNG-RAN/SAFノード1604においてSAFによって送信され、SensMF1606によって受信される。
方法は、図20における2020、および図21における2120で例として示されているように、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからセンシングコーディネータにセンシング要求を直接送信すること、図20における2024、および図21における2126で例として示されているように、センシング応答をそのようなエンティティにセンシングコーディネータから直接受信すること、ならびに/または例として図21における2122で示されているように、そのようなエンティティによって、センシングコーディネータから直接、そのようなエンティティによって送信されたセンシング要求の肯定応答を受信することを含み得る。
他の実施形態のように、センシングコーディネータは、特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および/または湿度など、1つまたは複数のセンシング要件を示す情報を含むセンシング要求を通信し得、センシング要求は、周期的に、ならびにアプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じて、のうちの1つまたは複数に従ってトリガされ得る。
いくつかの実施形態において提供され得る別の特徴は、RANの外部に位置し得るセンシングコーディネータが、1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件で構成するために、RAN内の1つまたは複数の電気デバイスと通信することを含む。
RAN内のUEまたは他の電気デバイスなどセンシングデバイスまたはノードに関する実施形態もまた、可能である。
1つのそのような実施形態によれば、方法は、無線アクセスネットワークを介した装置によって、インターフェイスリンクにアクセスすること、およびその装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む。通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み、第1の信号は、センシング構成またはセンシングデータを含む。
本明細書における他のところで開示されている少なくともいくつかのインターフェイスリンク例は、少なくともuuエアインターフェイスリンク、以下のタイプ、すなわちNR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク、センシング固有s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク、センシング制御リンク、ならびにセンシングデータリンク、を含むセンシングデバイスまたはセンシングノード実施形態に適用可能である。これらのタイプのリンクのすべての例が本明細書における他のところで提供されている。
センシングデバイス方法では、通信することは、センシングコーディネータから、センシング構成を含む第1の信号を受信することを含み得る。センシング構成は、たとえば最初のアクセス中、および/またはセンシング手順が開始されるとき、センシングデバイスと通信される信号内で提供され得る。
センシングデバイス方法は、たとえば図13、図14、図16、図18、図20、および図21に示されているように、センシング構成に基づいてセンシングデータを収集すること、およびセンシング手順中にセンシングデータをセンシングコーディネータに送信することなどの動作をも含む。
いくつかの実施形態において通信することは、センシングコーディネータに、センシングデータを含む第1の信号を送信することを含む。
センシングデバイスが信号を通信するセンシングコーディネータは、例として図16、図18、図20、および図21においてUEセンシング手順として示されているようにRAN内に、または例として図13および図14においてNG-RANノードおよびUEセンシング手順として示されているようにRANの外部に位置し得る。
上記の例示的な方法は、実施形態の例示であり、他の実施形態も可能である。たとえば、方法はまた、または代わりに、ワイヤレス通信システム内のコアネットワークにアクセスを提供するRANなどアクセスネットワークのためにセンシング手順を調整するセンシングコーディネータと第1のシグナリングを通信することを含み得る。第1のシグナリングは、アクセスネットワーク内で実施されることになるセンシング手順のためのセンシング要求に関連付けられる。そのような方法は、センシングコーディネータと第2のシグナリングを通信することをも含み、第2のシグナリングは、センシング手順の結果を提供するセンシング応答に関連付けられる。
図14におけるUE1402、AMF1406、もしくはセンシングサービスセンタ1410などサービス要求側の観点から、そのような第1のシグナリングを通信することは、第1のシグナリングをセンシングコーディネータに送信することを含み得、これは、この例では、SSRをSensMF1408に送信している。応答に関連付けられた第2のシグナリングを通信する例もまた図14に示されており、第2のシグナリング(SSResp)をセンシングコーディネータ(SensMF1408)から受信することを含む。
シグナリングを通信するこれらの例、および本明細書における他の例は、必ずしも必要ではないが直接通信を含み得る。たとえば図14では、シグナリングを通信することは、AMFおよび/または1つもしくは複数の他の中間コンポーネントによってそのようなシグナリングを「中継すること」を含み得る。たとえば、方法は、第1のシグナリングをこの特定の例ではSensMF1408であるセンシングコーディネータに送信する前に、AMF1406によってセンシングサービスセンタ1410またはUE1402)からSSRを受信することなど、要求側からセンシング要求を受信することを含み得る。方法はまた、または代わりに、1428で第2のシグナリングをセンシングコーディネータから受信した後、たとえば図14におけるAMF1406によってセンシング応答を要求側に送信することを含み得る。
例として図14におけるSensMF1408を見ると、センシングコーディネータは、要求を受信し、センシングを調整し、結果を返す。SensMF1408の観点からセンシングコーディネータによって第1のシグナリングを通信することは、1422で、センシングコーディネータによって、第1のシグナリングを受信することを含み得、第2のシグナリングを通信することは、1428で、センシングコーディネータによって、第2のシグナリングを送信することを含み得る。方法は、1424および/または1426で、アクセスネットワーク内で、センシングコーディネータによって、センシング手順の実施を調整することをも含み得る。
図14に示されている例ではUE1402および/またはNG-RANノード1404であり得るセンシングターゲットまたはデバイスの観点から、方法は、センシング手順を実施することを含み得る。センシング手順は、1424で例として示されているアクセスノードセンシング手順、および1426で例として示されているアクセス端末センシング手順の一方または両方を含み得る。センシングデータが収集され得るセンシング手順の例は、本明細書における他のところに提供されている。
上記で参照されているセンシング手順は、アクセスネットワーク内で実施されることになるが、SensMFなどセンシングコーディネータは、アクセスネットワークがアクセスを提供するコアネットワーク内で展開されてもよい。SensMFなどセンシングコーディネータは、代わりにコアネットワークの外部で展開され、コアネットワークを介してアクセスネットワークと通信するように構成され、またはアクセスネットワークへのインターフェイスを介してアクセスネットワークと通信するように構成され得る。これらのタイプのセンシングアーキテクチャの様々な例が、本明細書において開示されている。
開示されているアーキテクチャは、センシングコーディネータがアクセスネットワーク内で展開される例をも含む。次いで、センシング要求に関連付けられた第1のシグナリングを通信すること、および応答に関連付けられた第2のシグナリングを通信することは、たとえば図18のように、コアネットワークを介してセンシングコーディネータと通信することを含み得る。図20および図21は、センシング要求に関連付けられた第1のシグナリングを通信すること、および応答に関連付けられた第2のシグナリングを通信することがアクセスネットワークへのインターフェイスを介してセンシングコーディネータと通信することを含む直接通信を示す。
第1および第2のシグナリングを通信することに関するこれらの例は、特定の図面を参照するが、これらの例に開示されている特徴もまた、または代わりに、他の実施形態において実装され得る。
図6C、図7C、図8C、図9C、図10C、および図11Cなどいくつかの図面は、アクセスネットワーク内のセンシングコーディネータとの直接通信、または少なくともコアネットワークを介した通信より直接的である通信を提供するアーキテクチャを示す。そのようなアーキテクチャ、およびおそらくは他のアーキテクチャの文脈では、方法は、アクセスシステムと、コアネットワークの外部にあるセンシング要求側との間で、ワイヤレス通信システム内のコアネットワークへのアクセスを提供するアクセスネットワークにおいて実施されることになるセンシング手順に関連付けられたシグナリングを通信することを含み得る。本明細書において主に直接通信実施形態と称される実施形態では、そのような通信することは、コアネットワークをバイパスするアクセスネットワークインターフェイスを介してアクセスシステムとセンシング要求側との間でシグナリングを通信することを含み得る。
本明細書における他のところで開示されている特徴は、コアネットワークをバイパスするアクセスネットワークインターフェイスを介して通信することを含む実施形態において実装され得る。たとえば、シグナリングは、センシング手順のためのセンシング要求に関連付けられた上記で参照されている第1のシグナリング、およびセンシング手順の結果を提供するためのセンシング応答に関連付けられた第2のシグナリングであり、またはそれを含み得る。他の実施形態のようにそのようなシグナリングを通信することは、第1のシグナリングをアクセスネットワークに送信すること、および/または第2のシグナリングをアクセスネットワークから受信することを含み得る。方法はまた、または代わりに、アクセスネットワークにおいて第1のシグナリングを受信すること、および/または第2のシグナリングをアクセスネットワークから送信することによって、そのようなシグナリングを通信することを含み得る。
他の実施形態において開示されており、または代わりに、直接通信実施形態に適用され得る追加の特徴は、とりわけ、以下を含む。
アクセスネットワークにおいてセンシング手順を実施すること、
センシング手順は、アクセスノードセンシング手順およびアクセス端末センシング手順の一方または両方であり、またはそれを含む。
本開示は、これらおよび他の方法を包含する。
実施形態はまた、または代わりに、たとえば装置および非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む他の形態で実装され得る。
非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、たとえば、プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶し得る。そのような記憶媒体は、コンピュータプログラム製品を含み、またはやはり記憶媒体に結合された少なくとも1つのプロセッサを含む装置内で実装され得る。
プロセッサ210、260、276、およびメモリ208、258、278の形態にある記憶媒体の例は、図3にも示されている。したがって、装置実施形態は、図3において110で例として示されているED、図3において170で例として示されているT-TRP、および/または図3において172で例として示されているNT-TRPを含み得る。いくつかの実施形態において、装置は、プロセッサが結合される通信インターフェイスなど他のコンポーネントを含み得る。通信インターフェイスは、図3において201/203/204、252/254/256および/または272/274/280で示されているものなどの要素を含み得る。これらは装置の例示的な例であり、他の装置実施形態が可能である。
一実施形態では、コンピュータプログラム製品として、それとも装置内で実装されるかにかかわらず、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶されたプログラミングは、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含み得る。第1のセンシングコーディネータは、センシングプロトコルレイヤを含み、またはそれを実装し、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本明細書における他のところで開示されている特徴は、そのような装置および/またはコンピュータプログラム製品実施形態において実装され得る。これらの特徴は、たとえば、以下のいずれかを、単独で、または様々な組合せのいずれかで含む。
インターフェイスリンクは、以下のうちの1つまたは複数であり、またはそれを含む。すなわち、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間の以下のタイプ、すなわちNR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンクであって、s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のNGインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンク、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンク、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンク、ならびに第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンク。
第1のセンシングコーディネータは、以下のうちの1つまたは複数を含み、または提供する。すなわち、上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびs-RRCレイヤの一方または両方を含む、センシングプロトコル用の制御プレーンスタック、上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびs-SDAPレイヤの一方または両方を含む、センシングプロトコル用のユーザプレーンスタック、センシングプロトコル用のs-CU-CP、センシングプロトコル用のs-CU-UP、センシングプロトコル用のs-DU。
第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する第1のセンシングコーディネータは、以下のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、コアネットワーク内のSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークを介して第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと第1の信号を直接通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワーク内のSensMFを含む第2のセンシングコーディネータとCUおよび/またはDUを介して第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間で第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、CUおよび/またはDUを介して第1の信号を直接通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワーク内のSensMFを含む第2のセンシングコーディネータとCU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間で第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して第1の信号を直接通信する。
第1のセンシングコーディネータはSAFを含み、第2のセンシングコーディネータはSensMFを含み、SAFおよびSensMFは共に無線アクセスネットワーク内に位置し、プログラミングは、以下のうちのいずれか1つまたは複数のための命令をさらに含む。すなわち、SAFおよびSensMFの一方または両方が、コアネットワーク内のエンティティと、コアネットワークを介して第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、コアネットワークを介して第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、第2の信号を直接通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCUおよび/または(DU)に接続し、コアネットワーク内のエンティティと、CUおよび/またはDUを介して第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間で第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CUおよび/またはDUを介して第2の信号を直接通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、コアネットワーク内のエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間で第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUと接続し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して第2の信号を直接通信すること。
プログラミングは、以下のうちの少なくとも1つのための命令をさらに含む。すなわち、通信することは、第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介してSSRを第2のセンシングコーディネータに送信することを含む。通信することは、第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介してSSRespを第2のセンシングコーディネータから受信することを含み、SSRespは、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される。第1のセンシングコーディネータが、AMFを介して第2のセンシングコーディネータから受信されたSSRespを処理することであって、SSRespは、センシングデータおよびセンシング要求に基づいて取得されること。通信することは、第1のセンシングコーディネータによって、SSRを第2のセンシングコーディネータから直接受信することを含む。第1のセンシングコーディネータが、SSRを受信したことに応答して無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始すること。通信することは、第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内の第2のセンシングコーディネータにSSRespを直接送信することを含む。第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、コアネットワーク内のAMFを介して、または直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからSSRを受信すること。第1のセンシングコーディネータおよびセンシングコーディネータの一方または両方が、SSRを受信したことに応答して無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始すること。第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、コアネットワーク内のAMFを介して、または直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティにSSRespを送信すること。第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティに、そのエンティティから受信されたSSRの肯定応答を送信すること。
センシングは、無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信ネットワークにおいて通信サービス動作から独立している。
センシングは、無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信ネットワークにおいて通信サービス動作と統合される。
プログラミングは、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、以下のセンシング要件、すなわち特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および湿度のうちの1つまたは複数を示す情報を含むセンシング要求を通信するための命令を含む。
プログラミングは、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、周期的に、ならびにアプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じてのうちの1つまたは複数に従ってトリガされるセンシング要求を通信するための命令を含む。
プログラミングは、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件で構成するために、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の電気デバイスと通信するための命令を含む。
1つまたは複数の電気デバイスは、センシングデバイス、UE、ドローン、TRP、基地局、または無線アクセスネットワーク内の別の電気デバイスを含む。
装置は、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の他のネットワークデバイスを制御するように構成される無線アクセスネットワーク内のネットワークデバイスを含む。
別の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶されたプログラミングは、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含み得る。第2のセンシングコーディネータは、センシングプロトコルレイヤを含み、またはそれを実装し、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本明細書における他のところに開示されている特徴は、そのような装置および/またはコンピュータプログラム製品実施形態において実装され得る。これらの特徴は、たとえば、以下のいずれかを、単独で、または様々な組合せのいずれかで含む。
インターフェイスリンクは、以下のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンク、第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間の以下のタイプ、すなわちNR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク、第2のセンシングコーディネータと電気デバイスまたはUEとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンクであって、s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のNGインターフェイスリンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンク。
第2のセンシングコーディネータは、以下のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびs-RRCレイヤの一方または両方を含むセンシングプロトコル用の制御プレーンスタック、上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびs-SDAPレイヤの一方または両方を含むセンシングプロトコル用のユーザプレーンスタック、センシングプロトコル用のs-CU-CP、センシングプロトコル用のs-CU-UP、センシングプロトコル用のs-DU。
第2のセンシングコーディネータが第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することは、以下のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFを含み、無線アクセスネットワーク内のSAFを含む第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、無線アクセスネットワーク内のSAFを含む第1のセンシングコーディネータとコアネットワークを介して第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、無線アクセスネットワーク内のSAFを含む第1のセンシングコーディネータと第1の信号を直接通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、CUおよび/またはDUを介してSAFと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間でSAFと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、CUおよび/またはDUを介してSAFと第1の信号を直接通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SensMFは、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介してSAFと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SensMFは、CU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間でSAFと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SensMFは、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介してSAFと第1の信号を直接通信する。
プログラミングは、以下のうちの少なくとも1つのための命令をさらに含む。すなわち、通信することは、第2のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介して第1のセンシングコーディネータからSSRを受信することを含む。通信することは、第2のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介して第1のセンシングコーディネータにSSRespを送信することを含み、SSRespは、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される。第2のセンシングコーディネータは、センシングデータおよびセンシング要求に基づいてSSRespを取得する。通信することは、第2のセンシングコーディネータによって、SSRを第1のセンシングコーディネータに直接送信することを含む。第2のセンシングコーディネータは、SSRを受信したことに応答して無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始する。通信することは、第2のセンシングコーディネータによって、SSRespを第1のセンシングコーディネータから直接受信することと、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方に直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからSSRを送信することと、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方から直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティへのSSRespを受信することと、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方から直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティによって、そのエンティティによって送信されたSSRの肯定応答を受信することとを含む。
センシングは、無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信ネットワークにおいて通信サービス動作から独立している。
センシングは、無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信ネットワークにおいて通信サービス動作と統合される。
プログラミングは、第2のセンシングコーディネータが、以下のセンシング要件、すなわち特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および湿度のうちのいずれか1つまたは複数を示す情報を含むセンシング要求を通信するための命令を含む。
プログラミングは、第2のセンシングコーディネータが、周期的に、ならびにアプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じて、のうちの1つまたは複数に従ってトリガされるセンシング要求を通信するための命令を含む。
プログラミングは、第2のセンシングコーディネータが、1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件で構成するために、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の電気デバイスと通信するための命令を含む。
別の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたプログラミングは、無線アクセスネットワークを介して装置によって、インターフェイスリンクにアクセスすること、およびその装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信することのための命令を含み得る。通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み、第1の信号は、センシング構成またはセンシングデータを含む。
本明細書における他のところで開示されている特徴は、装置および/またはコンピュータプログラム製品実施形態において実装され得る。これらの特徴は、たとえば、以下を、単独で、または様々な組合せのいずれかで含む。
インターフェイスリンクは、以下ののうちのいずれか1つまたは複数であり、またはそれを含む。すなわち、uuエアインターフェイスリンク、以下のタイプ、すなわちNR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク、s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク、センシング制御リンク、センシングデータリンク。
通信することは、センシングコーディネータから、センシング構成を含む第1の信号を受信することを含む。
プログラミングは、センシング構成に基づいてセンシングデータを収集すること、およびセンシングデータをセンシングコーディネータに送信することのための命令をさらに含む。
通信することは、センシングコーディネータに、センシングデータを含む第1の信号を送信することを含む。
センシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内に位置する。
センシングコーディネータは、無線アクセスネットワークの外部に位置する。
センシングコーディネータは、たとえばSMAF内にSAF、SensMF、または両方を含む。
センシングは、無線アクセスネットワーク内の装置の通信サービス動作から独立している。
センシングは、無線アクセスネットワーク内の装置の通信サービス動作と統合される。
記載されているものは、本開示の実施形態の原理のアプリケーションを例示するものにすぎない。他の構成および方法を当業者なら実装することができる。
たとえば、特徴の組合せが例示的な実施形態において示されているが、本開示の様々な実施形態の利益を実現するために、それらのすべてが組み合わされることを必要とすることはない。換言すれば、本開示の一実施形態に従って設計されたシステムまたは方法は、図のいずれか1つに示されている特徴のすべて、または図に概略的に示されている部分のすべてを必ずしも含まない。さらに、1つの例示的な実施形態の選択された特徴を、他の例示的な実施形態の選択された特徴と組み合わせることができる。
本開示は例示的な実施形態を参照して記載されているが、この記載は、限定的な意味で解釈されることを意図されていない。説明を参照すれば、例示的な実施形態、ならびに本開示の他の実施形態の様々な修正および組合せが、当業者には明らかになろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、任意のそのような修正または実施形態を包含することが意図されている。
本発明の態様について特定の特徴およびその実施形態を参照して記載されているが、本発明から逸脱することなく、様々な修正および組合せをそれになすことができる。したがって、説明および図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明のいくつかの実施形態を単に例示するものとみなされるべきであり、本発明の範囲内に入る任意の、およびすべての修正、変形、組合せ、または均等物を包含することが企図されている。したがって、実施形態および潜在的な利点について詳細に記載されているが、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明から逸脱することなく、様々な変更、置き換え、および改変を本明細書においてなすことができる。さらに、本出願の範囲は、本明細書に記載されている処理、機械、製造、物質の組成、手段、方法、およびステップの特定の実施形態に限定されることは意図されていない。当業者なら本発明の本開示から容易に理解するように、現在存在する、または後に開発されることになる、本明細書に記載の対応する実施形態と実質的に同じ機能を実施する、または実質的に同じ結果を達成する処理、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップは、本発明に従って利用され得る。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのような処理、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップをそれらの範囲内に含むことが意図されている。
さらに、主に方法および装置の文脈で記載されているが、たとえば、非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶された命令など他の実装もまた企図されている。そのような媒体は、本開示と一貫している様々な方法のいずれかを実施するためのプログラミングまたは命令を記憶することができる。
さらに、命令を実行する、本明細書で例示されている任意のモジュール、コンポーネント、またはデバイスは、コンピュータ可読もしくはプロセッサ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、および/または他のデータなど情報の非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体へのアクセスを含む、または他の方法で有し得る。非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体の例の非包括的なリストは、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD-ROM)、デジタルビデオディスクもしくはデジタル多用途ディスク(DVD)、Blu-rayディスク(商標)、または他のストレージなど光ディスク、任意の方法または技術で実装される揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、電子的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、または他のメモリ技術を含む。任意のそのような非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体は、デバイスの一部であっても、そこにアクセス可能または接続可能であってもよい。本明細書に記載のアプリケーションまたはモジュールは、コンピュータまたはプロセッサによって可読および実行可能であり、そのような非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体によって記憶または他の方法で保持され得る命令を使用して実装され得る。
本出願は、一般に通信に関し、詳細にはワイヤレス通信ネットワーク内のセンシングに関する。
コアネットワークおよび1つまたは複数の無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信システム内で、測位に関連するセンシングの調整は、通常ではコアネットワークに基づいており、測位を要求し測位情報を提供するためのすべてのシグナリングがコアネットワークを介してルーティングされる。このタイプのアーキテクチャは測位に固有のものであり、コアネットワークの外部のエンティティのための測位機能の可用性を著しく制限する可能性がある。
一般に、センシング動作は、測位よりも多くの特徴を含み得る。測位は、本明細書に開示されたセンシングサービスに関するセンシング特徴の1つであることが可能ではあるが、本開示は、決して測位に限定されない。センシング動作は、ワイヤレスネットワークオペレータまたは他のネットワークオペレータ以外のネットワークに、ワイヤレスネットワーク内の通信の強化のためのリアルタイムまたは非リアルタイムのセンシング情報、ならびに、独立したセンシングサービスを提供することができる。
本開示の実施形態は、ワイヤレス通信システム内のセンシングを調整するためのセンシングアーキテクチャ、方法、および装置を提供する。センシングの調整は、無線アクセスネットワーク内に置かれた1つもしくは複数のデバイスもしくは要素、またはコアネットワーク内に置かれた1つもしくは複数のデバイスもしくは要素、または無線アクセスネットワーク内に位置する1つもしくは複数のデバイスもしくは要素とコアネットワーク内に位置する1つもしくは複数のデバイスもしくは要素との両方を含み得る。
位置決定は、ワイヤレスネットワーク内(たとえば、セル内)のUEの物理的な位置を決定することに関連する非常に特殊な特徴である。位置決定は、UE自体によるものであること、および/または基地局などのネットワークデバイスによるものであることがあり、また、基準信号を測定すること、およびUEとネットワークデバイスとの間の信号遅延などの測定された情報を分析することを含み得る。実際のワイヤレス通信および最適化された制御では、UEの測位は、複数の可能な測定メトリクスのうちの単なる1つの測定要素である。たとえば、ネットワークは、より良い通信スケジューリングおよび制御のために、チャネル条件、周囲の環境などのUEの周囲に関する情報を使用することができる。センシング動作の際には、より良い通信のために、関連するすべての測定情報が取得されることが可能である。
本開示の一態様によれば、方法は、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む。第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本開示の別の態様による装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合され、少なくとも1つのプロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、プログラミングが、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とを含む。第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
別の態様によるコンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む。プログラミングは、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む。上記で言及された他の態様と同様に、第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本開示はまた、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む方法も包含する。第2のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
装置実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合され、少なくとも1つのプロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、プログラミングが、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とを含み得る。第2のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
別の態様によるコンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む。プログラミングは、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む。再び、第2のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本開示のさらに別の態様によれば、方法は、装置によって無線アクセスネットワークを介して、インターフェイスリンクにアクセスすることと、装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信することとを含み、通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み、第1の信号はセンシング構成またはセンシングデータを含む。
装置が、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合され、少なくとも1つのプロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とを含む、別の装置実施形態において、プログラミングは、装置によって無線アクセスネットワークを介して、インターフェイスリンクにアクセスするための、および装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含み得る。通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み、第1の信号はセンシング構成またはセンシングデータを含む。
別の態様によるコンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含み、プログラミングは、装置によって無線アクセスネットワークを介して、インターフェイスリンクにアクセスするための、および装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための、命令を含む。通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。上記で言及された他の実施形態と同様に、第1の信号はセンシング構成またはセンシングデータを含む。
本開示の実施形態の他の態様および特徴は、以下の説明を検討すれば当業者には明らかになろう。
これらの実施形態、およびその潜在的な利点についてのより完全な理解が得られるように、次に、例として以下の説明が添付の図面と併せて参照される。
通信システムの簡略化された概略説明図であるブロック図である。 他の例示的な通信システムを示すブロック図である。 例示的な電子デバイスおよびネットワークデバイスを示すブロック図である。 デバイス内のユニットまたはモジュールを示すブロック図である。 ロングタームエボリューション(LTE)/新無線(NR)測位アーキテクチャのブロック図である。 センシングコーディネータがコアネットワーク内に置かれている実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。 センシングコーディネータがコアネットワークの外部に置かれ、コアネットワークを介してRANと通信する、別の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。 センシングコーディネータがコアネットワークの外部に置かれ、RANと直接通信する、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、中央ユニット(CU)/分散ユニット(DU)RANアーキテクチャを持つ実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、中央ユニット(CU)/分散ユニット(DU)RANアーキテクチャを含む実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、中央ユニット(CU)/分散ユニット(DU)RANアーキテクチャを含む実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、CU制御プレーン(CP)/ユーザプレーン(UP)RANアーキテクチャを持つ実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、CU制御プレーン(CP)/ユーザプレーン(UP)RANアーキテクチャを含む実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、CU制御プレーン(CP)/ユーザプレーン(UP)RANアーキテクチャを含む実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図6Aから図6Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図7Aから図7Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図8Aから図8Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図8Aから図8Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 図8Aから図8Cのものと同様であるが、センシング調整がRANに集中している実施形態による、センシングアーキテクチャを示すブロック図である。 さらなる実施形態による、センシングアーキテクチャのブロック図である。 図12に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。 図12に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る別の例示的な方法を示す信号フロー図である。 さらに別の実施形態による、センシングアーキテクチャのブロック図である。 図15に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。 さらなる実施形態による、センシングアーキテクチャのブロック図である。 図17に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。 別の実施形態による、センシングアーキテクチャのブロック図である。 図19に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。 図19に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る別の例示的な方法を示す信号フロー図である。 実施形態による、例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。 別の実施形態による、例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。 さらなる実施形態による、例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。 コアネットワークとRANとの間の例示的なインターフェイスを示すブロック図である。 実施形態による、プロトコルスタックの別の例を示すブロック図である。 例示的なセンシングアプリケーションを示すブロック図である。
次に、例示を目的として、特定の例示的な実施形態が、図と併せて以下でより詳細に説明される。
本明細書に記載される実施形態は、特許請求される主題を実施するのに十分な情報を示し、そのような主題を実施する方法を例示する。添付の図に照らして以下の説明を読むことにより、当業者には、特許請求される主題の概念が理解され、本明細書で特に扱われないこれらの概念の適用例が認識されよう。これらの概念および適用例は、本開示および添付の特許請求の範囲内にあることを理解されたい。
図1を参照すると、限定なしの説明的な例として、通信システムの簡略化された概略図が提示されている。通信システム100は、無線アクセスネットワーク120を含む。無線アクセスネットワーク120は、次世代(たとえば、第6世代(6G)以降)無線アクセスネットワークであっても、レガシー(たとえば、5G、4G、3Gまたは2G)無線アクセスネットワークであってもよい。1つまたは複数の通信電気デバイス(ED)110a~120j(総称して110と呼ばれる)が、互いに相互接続されてよく、さらにまた、または代わりに、無線アクセスネットワーク120内の1つまたは複数のネットワークノード(170a、170b、総称して170と呼ばれる)に接続されてもよい。コアネットワーク130は、通信システムの一部であってよく、通信システム100で使用されている無線アクセス技術に依存していても、依存していなくてもよい。また、通信システム100は、公衆交換電話網(PSTN)140、インターネット150、および他のネットワーク160も含む。
図2は、例示的な通信システム100を示す。一般に、通信システム100は、複数のワイヤレス要素または有線要素がデータおよび他のコンテンツを通信することを可能にする。通信システム100の目的は、ブロードキャスト、マルチキャスト、ユニキャストなどを介して、音声、データ、ビデオ、および/またはテキストなどのコンテンツを提供することであり得る。通信システム100は、その構成要素間で搬送波スペクトル帯域幅などのリソースを共有することによって動作し得る。通信システム100は、地上通信システムおよび/または非地上通信システムを含み得る。通信システム100は、広範囲の通信サービスおよび用途(地球監視、リモートセンシング、パッシブセンシングおよび測位、ナビゲーションおよび追跡、自律配送および移動度など)を提供し得る。通信システム100は、地上通信システムと非地上通信システムの共同動作によって、高度の可用性および堅牢性を提供し得る。たとえば、非地上通信システム(またはそのコンポーネント)を地上通信システムに統合することにより、複数のレイヤを含む異種ネットワークと考えられ得るものを実現することができる。従来の通信ネットワークと比較して、異種ネットワークは、効率的なマルチリンク共同動作と、より柔軟な機能性共有と、地上ネットワークと非地上ネットワークとの間のより速い物理レイヤリンク切り替えとによって、より良好な総合性能を達成し得る。
地上通信システムおよび非地上通信システムは、この通信システムのサブシステムと見なされることも可能である。図示の例では、通信システム100は、電子デバイス(ED)110a~110d(総称してED110と呼ばれる)、無線アクセスネットワーク(RAN)120a~120b、非地上通信ネットワーク120c、コアネットワーク130、公衆交換電話網(PSTN)140、インターネット150、および他のネットワーク160を含む。RAN120a~120bは、総称して地上送受信ポイント(T-TRP)170a~170bと呼ばれることがある、それぞれの基地局(BS)170a~170bを含む。非地上通信ネットワーク120cは、総称して非地上送受信ポイント(NT-TRP)172と呼ばれることがある、アクセスノード120cを含む。
任意のED110は、代替または追加として、他の任意のT-TRP170a~170bおよびNT-TRP172、インターネット150、コアネットワーク130、PSTN140、他のネットワーク160、または前述の任意の組合せとインターフェイスする、アクセスする、または通信するように構成され得る。いくつかの例では、ED110aはインターフェイス190aを通じて、T-TRP170aとアップリンクおよび/またはダウンリンク送信信号を通信し得る。いくつかの例では、ED110a、110bおよび110dはまた、1つまたは複数のサイドリンクエアインターフェイス190bを介して、互いに直接通信してもよい。いくつかの例では、ED110dはインターフェイス190cを通じて、NT-TRP172とアップリンクおよび/またはダウンリンク送信信号を通信し得る。
エアインターフェイス190aおよび190bは、任意の適切な無線アクセス技術などの、同様の通信技術を使用することもある。たとえば、通信システム100は、エアインターフェイス190aおよび190bにおいて、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、またはシングルキャリアFDMA(SC-FDMA)などの、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を実装し得る。エアインターフェイス190aおよび190bは、直交次元および/または非直交次元の組合せを含み得る、他の高次元信号空間を利用することもある。
エアインターフェイス190cは、ワイヤレスリンクまたは単なるリンクを介して、ED110dと1つまたは複数のNT-TRP172との間の通信を可能にすることができる。いくつかの例では、リンクは、ユニキャスト送信用の専用接続、ブロードキャスト送信用の接続、またはマルチキャスト送信用のEDのグループと1つもしくは複数のNT-TRPとの間の接続である。
RAN120aおよび120bは、ED110a、110bおよび110cに音声、データ、および他のサービスなどの様々なサービスを提供するために、コアネットワーク130と通信している。RAN120aおよび120bならびに/またはコアネットワーク130は、1つまたは複数の他のRAN(図示せず)と直接または間接的に通信していてもよく、これら他のRANは、コアネットワーク130によって直接サービスされることもされないこともあり、また、RAN120aもしくはRAN120bまたはその両方と同じ無線アクセス技術を採用することもしないこともある。コアネットワーク130は、(i)RAN120aと120b、またはED110aと110bと110c、またはその両方の間、ならびに(ii)他のネットワーク(PSTN140、インターネット150、および他のネットワーク160など)の間のゲートウェイアクセスとしてサービスすることもある。加えて、ED110a、110b、110cの一部または全部は、異なるワイヤレス技術および/またはプロトコルを使用して、異なるワイヤレスリンクを通じて異なるワイヤレスネットワークと通信するための機能性を含み得る。ワイヤレス通信の代わりに(またはそれに加えて)、ED110a、110bおよび110cは、有線通信チャネルを介してサービスプロバイダまたはスイッチ(図示せず)、およびインターネット150と通信し得る。PSTN140は、従来の普通の電話サービス(POTS)を提供するための回線交換電話網を含み得る。インターネット150は、コンピュータおよびサブネット(イントラネット)のネットワークまたは両方を含み、インターネットプロトコル(IP)、送信制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)などのプロトコルを組み込み得る。ED110a、110b、および110cは、複数の無線アクセス技術によって動作することが可能なマルチモードデバイスであってもよく、そのような技術をサポートするために必要な複数のトランシーバを組み込み得る。
図3は、(170における)基地局170a、170bおよびNT-TRP172を含む、ED110およびネットワークデバイスの別の例を示す。ED110は、人、物体、マシンなどを接続するために使用される。ED110は様々なシナリオにおいて、たとえば、セルラ通信、デバイス間通信(D2D)、ビークルツーエブリシング(V2X)、ピアツーピア(P2P)、マシン間通信(M2M)、マシンタイプ通信(MTC)、モノのインターネット(IOT)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、産業制御、自動運転、遠隔医療、スマートグリッド、スマート家具、スマートオフィス、スマートウェアラブル、スマート輸送、スマートシティ、ドローン、ロボット、リモートセンシング、パッシブセンシング、測位、ナビゲーションおよび追跡、自律配送、ならびに移動度などで、広く使用され得る。
各ED110は、ワイヤレス動作のための任意の適切なエンドユーザデバイスであり、可能性のあるものの中でとりわけ、ユーザ機器/デバイス(UE)、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)、移動局、固定またはモバイル加入者ユニット、セルラ電話、局(STA)、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、コンピュータ、タブレット、ワイヤレスセンサ、家電デバイス、スマートブック、車両、自動車、トラック、バス、列車、またはIoTデバイス、産業用デバイス、または前述のデバイス内の装置(たとえば、通信モジュール、モデム、もしくはチップ)などのデバイスを含み得る(またはそのように言及されることがある)。次世代ED110は、他の用語を用いて言及されることもある。基地局170a、170bは、T-TRPであり、以下ではT-TRP170と呼ばれる。また、図3に示されているNT-TRPは、以下ではNT-TRP172と呼ばれる。T-TRP170および/またはNT-TRP172に接続された各ED110は、接続可用性および接続必要性のうちの1つまたは複数に応じて、動的または半静的にオンされ(すなわち、確立され、活性化され、もしくは有効化され)、オフされ(すなわち、解除され、非活性化され、または無効化され)、および/または構成され得る。
ED110は、1つまたは複数のアンテナ204に結合された送信機201および受信機203を含む。1つのアンテナ204だけが図示されている。アンテナのうちの1つ、いくつか、またはすべてが、代替としてパネルであってもよい。送信機201と受信機203は、たとえばトランシーバとして統合されてもよい。トランシーバは、データまたは他のコンテンツを変調して、少なくとも1つのアンテナ204またはネットワークインターフェイスコントローラ(NIC)によって送信するように構成される。トランシーバはまた、少なくとも1つのアンテナ204によって受信されたデータまたは他のコンテンツを復調するように構成される。各トランシーバは、ワイヤレス送信用または有線送信用の信号を生成するための、および/またはワイヤレスまたは有線で受信された信号を処理するための任意の適切な構造を含む。各アンテナ204は、ワイヤレス信号または有線信号を送信および/または受信するための任意の適切な構造を含む。
ED110は、少なくとも1つのメモリ208を含む。メモリ208は、ED110によって使用、生成、または収集される命令およびデータを記憶する。たとえば、メモリ208は、本明細書に記載の機能性および/または実施形態の一部または全部を実装するように構成されて処理ユニット(単数または複数)210によって実行される、ソフトウェア命令またはモジュールを記憶することができる。各メモリ208は、任意の適切な揮発性および/または不揮発性の記憶および検索デバイスを含む。ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(disk)、光ディスク(disc)、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード、オンプロセッサキャッシュなどの、任意の適切なタイプのメモリが使用されてよい。
ED110は、1つまたは複数の入出力デバイス(図示せず)またはインターフェイス(図1のインターネット150との有線インターフェイスなど)をさらに含むことができる。入出力デバイスは、ネットワーク内のユーザまたは他のデバイスとの対話を可能にする。各入出力デバイスは、ユーザに情報を提供する、またはユーザから情報を受信するためのスピーカ、マイク、キーパッド、キーボード、ディスプレイ、またはタッチスクリーンなどの、ネットワークインターフェイス通信を含む任意の適切な構造を含む。
ED110は、NT-TRP172および/またはT-TRP170へアップリンク送信するための送信信号を準備することに関連するもの、NT-TRP172および/またはT-TRP170から受信されたダウンリンク送信信号を処理することに関連するもの、および別のED110との間のサイドリンク送信を処理することに関連するものを含む動作を実施するための、プロセッサ210をさらに含む。アップリンク送信用の送信信号を準備することに関連する処理動作は、送信のためのエンコーディング、変調、送信ビームフォーミング、およびシンボルを生成することなどの動作を含み得る。ダウンリンク送信信号を処理することに関連する処理動作は、受信ビームフォーミング、復調、受信されたシンボルを復号することなどの動作を含み得る。実施形態によっては、ダウンリンク送信信号は、場合により受信ビームフォーミングを使用して受信機203によって受信されてもよく、プロセッサ210は、(たとえば、シグナリングを検出および/または復号することによって)ダウンリンク送信信号からシグナリングを抽出してもよい。シグナリングの例は、NT-TRP172および/またはT-TRP170によって送信される基準信号であり得る。いくつかの実施形態において、プロセッサ210は、T-TRP170から受信されたビーム方向の表示、たとえばビーム角度情報(BAI)に基づいて、送信ビームフォーミングおよび/または受信ビームフォーミングを実装する。いくつかの実施形態において、プロセッサ210は、同期シーケンスを検出すること、システム情報を復号および取得することなどに関する動作などの、ネットワークアクセス(たとえば初期アクセス)および/またはダウンリンク同期に関連する動作を実施してもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ210は、たとえば、NT-TRP172および/またはT-TRP170から受信された基準信号を使用して、チャネル推定を実施してもよい。
図示されていないが、プロセッサ210は、送信機201および/または受信機203の一部を形成し得る。図示されていないが、メモリ208は、プロセッサ210の一部を形成し得る。
プロセッサ210、ならびに送信機201および受信機203の処理コンポーネントはそれぞれ、メモリ(たとえばメモリ208内)に記憶された命令を実行するように構成された、同じまたは異なる1つまたは複数のプロセッサによって実装されてもよい。代替として、プロセッサ210の一部または全部、ならびに送信機201および受信機203の処理コンポーネントは、プログラムされたフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、グラフィック処理ユニット(GPU)、または特定用途向け集積回路(ASIC)などの専用回路を使用して実装されてもよい。
T-TRP170は、いくつかの実装において、可能性のあるものの中でとりわけ、基地局、基地トランシーバ局(BTS)、無線基地局、ネットワークノード、ネットワークデバイス、ネットワーク側のデバイス、送受信ノード、ノードB、進化型ノードB(eNodeBまたはeNB)、ホームeNodeB、次世代ノードB(gNB)、送信ポイント(TP)、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、または無線ルータ、中継局、リモート無線ヘッド、地上ノード、地上ネットワークデバイス、または地上基地局、ベースバンドユニット(BBU)、リモート無線ユニット(RRU)、アクティブアンテナユニット(AAU)、リモート無線ヘッド(RRH)、中央ユニット(CU)、分散ユニット(DU)、測位ノードなどの、他の名称で知られていることがある。T-TRP170は、マクロBS、ピコBS、中継ノード、ドナーノードなど、またはこれらの組合せであってもよい。T-TRP170は、前述のデバイス、または前述のデバイス内の装置(たとえば、通信モジュール、モデム、またはチップ)を指すこともある。
いくつかの実施形態では、T-TRP170のパーツは分散されてもよい。たとえば、T-TRP170のモジュールのいくつかは、T-TRP170のアンテナを収容する機器から離れて置かれてもよく、共通公衆無線インターフェイス(CPRI)などの、ときにはフロントホールとして知られている通信リンク(図示せず)を通じて、アンテナを収容する機器に結合され得る。したがって、いくつかの実施形態では、用語T-TRP170は、ED110の位置を決定すること、リソース割り当て(スケジューリング)、メッセージ生成、およびエンコーディング/デコーディングなどの処理動作を実施する、また、必ずしもT-TRP170のアンテナを収容する機器の一部ではない、ネットワーク側のモジュールを指すこともある。モジュールは、他のT-TRPに結合されることもある。いくつかの実施形態では、T-TRP170は、実際には、たとえば、調整されたマルチポイント送信によってED110にサービスするために一緒に動作している、複数のT-TRPであってもよい。
T-TRP170は、1つまたは複数のアンテナ256に結合された、少なくとも1つの送信機252および少なくとも1つの受信機254を含む。ただ1つのアンテナ256が図示されている。アンテナのうちの1つ、いくつか、または全部は、代替としてパネルであってもよい。送信機252と受信機254は、トランシーバとして統合されてもよい。T-TRP170は、ED110へのダウンリンク送信用の送信信号を準備すること、ED110から受信されたアップリンク送信信号を処理すること、NT-TRP172へのバックホール送信用の送信信号を準備すること、およびNT-TRP172からバックホールを通じて受信された送信信号を処理すること、に関連するものを含む動作を実施するためのプロセッサ260をさらに含む。ダウンリンク送信またはバックホール送信用の送信信号を準備することに関連する処理動作は、エンコーディング、変調、プリコーディング(たとえば、多入力多出力(MIMO)プリコーディング)、送信ビームフォーミング、および送信用のシンボルを生成することなどの動作を含み得る。アップリンクの際の、またはバックホールを通じて受信された送信信号を処理することに関連する処理動作は、受信ビームフォーミング、および受信されたシンボルを復調および復号するなどの動作を含み得る。プロセッサ260は、同期信号ブロック(SSB)のコンテンツを生成すること、システム情報を生成することなどの、ネットワークアクセス(たとえば、初期アクセス)および/またはダウンリンク同期に関連する動作を実施してもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサ260はまた、スケジューラ253による送信のためにスケジューリングされ得るビーム方向の表示、たとえばBAIも生成する。プロセッサ260は、ED110の位置を決定すること、NT-TRP172を配備すべき所を決定することなどの、本明細書に記載の他のネットワーク側処理動作を実施する。いくつかの実施形態において、プロセッサ260は、たとえば、ED110の1つまたは複数のパラメータおよび/またはNT-TRP172の1つまたは複数のパラメータを構成するために、シグナリングを生成することがある。プロセッサ260によって生成されたどのシグナリングも、送信機252によって送信される。本明細書で使用される「シグナリング」は、代替として制御シグナリングと呼ばれることがあることに留意されたい。動的シグナリングは、制御チャネルで、たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で送信されてもよく、静的または半静的上位レイヤシグナリングは、データチャネルで、たとえば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で送信されるパケットに含まれてもよい。
スケジューラ253は、プロセッサ260に結合され得る。スケジューラ253は、T-TRP170内に含まれてもよく、T-TRP170とは別個に動作されてもよく、スケジューリンググラントの発行および/またはスケジューリングフリー(「構成されたグラント」)リソースを構成することを含めて、アップリンク送信、ダウンリンク送信、および/またはバックホール送信をスケジューリングし得る。T-TRP170は、情報およびデータを記憶するためのメモリ258をさらに含む。メモリ258は、T-TRP170によって使用、生成、または収集される命令およびデータを記憶する。たとえば、メモリ258は、本明細書に記載されプロセッサ260によって実行される、機能性および/または実施形態の一部または全部を実装するように構成されたソフトウェア命令またはモジュールを記憶することもできる。
図示されていないが、プロセッサ260は、送信機252および/または受信機254の一部を形成し得る。また、図示されていないが、プロセッサ260は、スケジューラ253を実装してもよい。図示されていないが、メモリ258は、プロセッサ260の一部を形成し得る。
プロセッサ260、スケジューラ253、ならびに送信機252および受信機254の処理コンポーネントはそれぞれ、メモリに、たとえばメモリ258に記憶された命令を実行するように構成されている、同じまたは異なる1つまたは複数のプロセッサによって実装されてもよい。代替として、プロセッサ260、スケジューラ253、ならびに送信機252および受信機254の処理コンポーネントの一部または全部は、FPGA、GPU、またはASICなどの専用回路を使用して実装されてもよい。
NT-TRP172は、例としてドローンとしてのみ図示されているが、NT-TRP172は、任意の適切な非地上形で実装されてよい。また、NT-TRP172は、いくつかの実装において、非地上ノード、非地上ネットワークデバイス、または非地上基地局などの他の名称で知られていることもある。NT-TRP172は、1つまたは複数のアンテナ280に結合された送信機272および受信機274を含む。ただ1つのアンテナ280が図示されている。アンテナのうちの1つ、いくつか、または全部は、代替としてパネルであってもよい。送信機272と受信機274は、トランシーバとして統合されてもよい。NT-TRP172は、ED110へのダウンリンク送信用の送信信号を準備すること、ED110から受信されたアップリンク送信信号を処理すること、T-TRP170へのバックホール送信用の送信信号を準備すること、およびT-TRP170からバックホールを通じて受信された送信信号を処理すること、に関連するものを含む動作を実施するためのプロセッサ276をさらに含む。ダウンリンク送信またはバックホール送信用の送信信号を準備することに関連する処理動作は、エンコーディング、変調、プリコーディング(たとえば、MIMOプリコーディング)、送信ビームフォーミング、および送信用のシンボルを生成することなどの動作を含み得る。アップリンクの際の、またはバックホールを通じて受信された送信信号を処理することに関連する処理動作は、受信ビームフォーミング、および受信されたシンボルを復調および復号するなどの動作を含み得る。いくつかの実施形態において、プロセッサ276は、T-TRP170から受信されたビーム方向情報(たとえば、BAI)に基づいて、送信ビームフォーミングおよび/または受信ビームフォーミングを実装する。いくつかの実施形態において、プロセッサ276は、たとえば、ED110の1つまたは複数のパラメータを構成するためのシグナリングを生成し得る。いくつかの実施形態において、NT-TRP172は、物理レイヤ処理を実装するが、媒体アクセス制御(MAC)または無線リンク制御(RLC)レイヤにおける機能などの上位レイヤ機能は実装しない。これは単なる例であるので、より一般的には、NT-TRP172は、物理レイヤ処理に加えて上位レイヤ機能を実装し得る。
NT-TRP172は、情報およびデータを記憶するためのメモリ278をさらに含む。図示されていないが、プロセッサ276は、送信機272および/または受信機274の一部を形成することもある。図示されていないが、メモリ278はプロセッサ276の一部を形成することもある。
プロセッサ276、ならびに送信機272および受信機274の処理コンポーネントはそれぞれ、メモリに、たとえばメモリ278に記憶された命令を実行するように構成されている、同じまたは異なる1つまたは複数のプロセッサによって実装されてもよい。代替として、プロセッサ276、ならびに送信機272および受信機274の処理コンポーネントの一部または全部は、プログラムされたFPGA、GPU、またはASICなどの専用回路を使用して実装されてもよい。いくつかの実施形態では、NT-TRP172は、実際には、たとえば、調整されたマルチポイント送信によってED110にサービスするために一緒に動作している、複数のNT-TRPであってもよい。
T-TRP170、NT-TRP172、および/またはED110は、他のコンポーネントを含み得るが、これらは分かりやすくするために省略されている。
本明細書で提供される実施形態方法の1つまたは複数のステップは、図4に従って、対応するユニットまたはモジュールによって実施され得る。図4は、ED110内、T-TRP170内、またはNT-TRP172内などの、デバイス内のユニットまたはモジュールを示す。たとえば、信号が送信ユニットまたは送信モジュールによって送信され得る。信号は、受信ユニットまたは受信モジュールによって受信され得る。信号は、処理ユニットまたは処理モジュールによって処理され得る。他のステップは、人工知能(AI)またはマシン学習(ML)モジュールによって実施され得る。それぞれのユニットまたはモジュールは、ソフトウェアを実行するハードウェア、1つもしくは複数のコンポーネントまたはデバイス、またはこれらの組合せを使用して実装されてもよい。たとえば、ユニットまたはモジュールのうちの1つまたは複数は、プログラムされたFPGA、GPU、またはASICなどの集積回路であってもよい。モジュールが、たとえば、プロセッサによって実行するためのソフトウェアを使用して実装される場合、それらは、必要に応じて全体的または部分的に、処理のために個別または一緒に、単一または複数のインスタンスでプロセッサによって取り込まれてもよいこと、ならびに、モジュール自体は、さらなる配備およびインスタンス化のための命令を含み得ることを理解されたい。
ED110、T-TRP170、およびNT-TRP172に関する追加の詳細は、当業者には知られている。そのため、これらの詳細はここでは省略される。
将来のワイヤレスネットワークに進むと、多様な機能性を持つ新たなデバイスの数が指数関数的に増加する可能性もある。また、5Gよりも新しい多くのアプリケーションおよびユースケースが、より多様なサービス品質要望とともに出現する可能性もある。これらは、極めて困難なものとなる可能性がある将来のワイヤレスネットワーク(たとえば、6Gネットワーク)の新たな主要性能表示(KPI)をもたらすので、センシング技術、およびAI技術、特にML(深層学習)技術が、システム性能および効率を改善するために電気通信に導入されていた。
AI/ML技術は、物理レイヤにおけるAI/ML通信と、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおけるAI/ML通信を含む通信とに適用された。物理レイヤでは、AI/ML通信は、コンポーネント設計を最適化し、チャネルコーディング、チャネルモデリング、チャネル推定、チャネルデコーディング、変調、復調、MIMO、波形、多重アクセス、PHY要素パラメータ最適化と更新、ビーム形成と追跡、およびセンシングと測位などでのAI/MLのように、アルゴリズム性能を向上させるのに有用であり得る。MACレイヤでは、AI/ML通信は、たとえば、MACの機能性を最適化するための、たとえばインテリジェントTRP管理、インテリジェントビーム管理、インテリジェントチャネルリソース割り当て、インテリジェント電力制御、インテリジェントスペクトル利用、インテリジェントMCS、インテリジェントハイブリッド自動繰返し要求(HARQ)戦略、インテリジェント送受信(Tx/Rx)モード適応などを最適化するための、より良い戦略および最適な解決策を用いて複雑な最適化問題を解決するために、学習、予測を含むAI/ML能力を利用し、決定を行い得る。
AI/MLアーキテクチャは通常、複数のノードを含み、これらは2つのモードに、すなわち集中型および分散型に編成されることが可能であり、両方ともアクセスネットワーク、コアネットワーク、またはエッジコンピュータシステムもしくはサードパーティネットワークに配備されることが可能である。集中型のトレーニングおよびコンピュータアーキテクチャは、膨大な通信オーバーヘッドおよび厳格なユーザデータプライバシーによって制限される。分散型のトレーニングおよびコンピュータアーキテクチャは、いくつかのフレームワーク、たとえば分散型マシン学習および連合型学習を含む。AI/MLアーキテクチャは、共同最適化または個別最適化に基づいてシングルエージェントまたはマルチエージェントとして実施できるインテリジェントコントローラを備える。対応するインターフェイスリンクが、シグナリングオーバーヘッドを最小化しながら、また、パーソナライズされたAI技術によってシステム全体のスペクトル効率を最大化しながら、特定の要件を満たすためにカスタマイズされたパラメータを用いてパーソナライズされることが可能になるように、新たなプロトコルおよびシグナリングメカニズムが必要とされる。
さらなる地上および非地上ネットワークが、地球監視、リモートセンシング、パッシブセンシングおよび測位、ナビゲーション、および追跡、自律配送および移動度などの、新たなサービスおよびアプリケーションの範囲を可能にすることができる。地上ネットワークベースのセンシングおよび非地上ネットワークベースのセンシングは、UE体験を向上させるためのインテリジェントコンテキストを意識したネットワークを提供することもできる。たとえば、地上ネットワークベースのセンシングおよび非地上ネットワークベースのセンシングは、新たな特徴のセットおよびサービス能力に基づくローカライゼーションおよびセンシングアプリケーションの機会を含み得る。THzイメージングおよび分光法などのアプリケーションは、将来のデジタルヘルス技術のための動的、非侵襲的、非接触測定による継続的なリアルタイム生理学的情報を提供する潜在能力を持っている。同時ローカライゼーションおよびマッピング(SLAM)法は、先進のクロスリアリティ(XR)アプリケーションを可能にするだけでなく、車両およびドローンなどの自律物体のナビゲーションを強化する。さらに、地上および非地上ネットワークにおいて、測定されたチャネルデータ、ならびにセンシングおよび測位データが、大帯域幅、新スペクトル、高密度ネットワーク、およびより多くの見通し(LOS)リンクによって取得されることが可能である。これらのデータに基づいて、AI/ML法により無線環境マップが描かれることが可能であり、チャネル情報は、その対応する測位または環境情報にリンクされて、このマップに基づいた拡張物理レイヤ設計を提供する。
センシングコーディネータは、センシング動作を支援することができるネットワーク内のノードである。これらのノードは、センシング動作だけに専用のスタンドアロンノードであっても、通信送信と並行してセンシング動作を行う他のノード(たとえば、TRP170、ED110、またはコアネットワークノード)であってもよい。対応するインターフェイスリンクが、シグナリングオーバーヘッドを最小化しながら、また、システム全体のスペクトル効率を最大化しながら、特定の要件を満たすためにカスタマイズされたパラメータを用いて実施されることが可能になるように、新たなプロトコルおよびシグナリングメカニズムが必要とされる。
AI/MLおよびセンシング方法は、データを大量に消費する。AI/MLおよびセンシングをワイヤレス通信に含むためには、ますます多くのデータが収集、記憶、および交換される必要がある。ワイヤレスデータの特性は、たとえば、サブ6GHz、ミリメートルからテラヘルツキャリア周波数まで、宇宙、屋外から屋内シナリオまで、テキスト、音声からビデオまで、多次元的に非常に大きな範囲に拡大している。これらのデータ収集、処理、および使用動作は、統一されたフレームワークまたは別のフレームワークで実施される。
測位に関して、図5は、LTE/NR測位アーキテクチャのブロック図である。
測位アーキテクチャ500では、コアネットワークが510で示され、コアネットワークの外部にあり得るデータネットワーク(NW)が530で示され、NG-RAN(次世代無線アクセスネットワーク)が540で示される。NG-RAN540はgNB550およびNg-eNB560を含み、NG-RANがコアネットワーク510へのアクセスを提供するUEが、570で示されている。
コアネットワーク510は、第5世代コアサービスベースのアーキテクチャ(5GC SBA)として示されており、サービスベースのインターフェイス(SBI)バス528によって結合される様々な機能または要素を含む。これらの機能または要素は、ネットワークスライス選択機能(NSSF)512、ポリシー制御機能(PCF)514、ネットワーク露出機能(NEF)516、位置管理機能(LMF)518、5G位置サービス(LCS)エンティティ520、セッション管理機能(SMF)522、アクセスおよび移動度管理機能(AMF)524、ならびにユーザプレーン機能(UPF)526を含む。AMF524およびUPF526は、N2、N3、およびN6インターフェイスとして示されているインターフェイスを介して、コアネットワーク510の外部の他の要素と通信する。
gNB550およびNg-eNB560は両方とも、CU(集中型ユニット)/DU(分散型ユニット)/RU(またはRRU、リモート無線ユニット)アーキテクチャを有し、それぞれが、1つのCU552、CU562と、2つのRU557/559、RU567/569とを含む。gNB550は2つのDU554、DU556を含み、Ng-eNB560は1つのDU564を含む。gNB550とNg-eNB560が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE570と通信するためのインターフェイスは、それぞれXnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示されている。
当業者であれば、測位アーキテクチャ500、図5に示された要素、およびそれらの動作に精通しているであろう。本開示は主としてセンシングに関連し、したがって、LMF518、LCSエンティティ520、AMF524、およびUPF526、ならびに測位に関連するそれらの動作は関連し得る。
位置サービスでは、5G LCSエンティティ520は、AMF524を介してワイヤレスネットワークから測位サービスを要求してもよく、次に、AMF524はその要求をLMF518に送信してもよく、関連するRANノードおよびUEは、測位サービスのために決定されてもよく、付随する測位構成は、LMF518によって開始される。位置サービスは、クライアントに提供されるものであり、情報を与える。これらのサービスは、次のものに、すなわち、付加価値サービス(ルート計画情報など)と、法的な、および法によって認められた傍受サービス(法的手続きにおける証拠として使用され得るものなど)と、緊急サービス(これらは、警察、消防、救急車サービスなどの組織に位置情報を提供する)とに分割されることが可能である。たとえば、UEの位置を推定するために、ネットワークはアップリンク基準信号を送信するようにUEを構成してよく、複数の基地局が受信信号を到着方向および遅延に関して測定し得るので、UE位置がネットワークによって推定されることが可能である。ワイヤレスネットワークでは、UE自体の位置を除いて、より良い通信をサポートするためのより多くの情報もまた要求され、この情報は、UEの周囲の情報、たとえば、チャネル条件、周囲の環境などを含むことがあり、これは、センシング動作によって達成されることが可能である。
本開示の実施形態は、第6世代ネットワークなどの将来のワイヤレス通信ネットワークのためのセンシングに関する。統合されたセンシングと通信、およびスタンドアロンセンシングのいずれかまたは両方がサポートされ得る。本開示では、任意の実施形態の文脈で開示された特徴が、必ずしもその特定の実施形態に限られるわけではなく、さらにまた、または代わりに、他の実施形態に適用されてもよい。
6Gネットワークのような将来のネットワークは、高精度の測位、マッピングおよび再構成、ならびにジェスチャ/アクティビティ認識によって環境をセンシングすることを含み得、したがって、センシングは、周囲の環境に関する情報を取得することによる様々なアクティビティおよび動作を持つ新たな6Gサービスになる。6Gネットワークは、以下のような能力につながる端末、デバイス、ネットワークインフラを含む。
・帯域幅のより大きい、より多くより高いスペクトル、
・超大型アレイおよびメタサーフェスを用いる進化したアンテナ設計、
・基地局とUEとの間の大規模のコラボレーション、
・干渉キャンセルのための先進技術、
・統合された先進信号処理と人工知能(AI)。
したがって、将来のネットワークは、異なるアプリケーションシナリオに基づいて提案される新たなKPIとしてサービスするための新たなメトリクス(センシング精度およびセンシング分解能など)を使用または要求し得る。たとえば、レイテンシは約1cmから10cmと厳しい可能性があり、センシング精度は分解能が最大で1mmになる可能性がある。さらに、6Gネットワークは、環境のマップおよびサイバ空間内の仮想環境を構築するのに無人航空機(UAV)、車両、IoTデバイスなどの多数のユースケースを含み得るので、6Gネットワークは、スペクトル効率およびセンシング性能を低下させることなく、効率的な信号設計を提供し、時間、周波数、および空間ドメインでのリソース割り当てを調整するための新たなセンシングシステムおよびフレームワークを使用し得るか必要とし得る。たとえば、新たなセンシングシステムは、以下のうちの少なくとも1つを提供する統合されたセンシングと通信(ISAC)とすることができる。

・センシング支援通信:より決定論的および予測可能な伝搬チャネルにより、媒体を意識した通信を可能にするため。センシング支援通信は、UEへのビームフォーミングを最適化するのに使用される環境知識(媒体を意識したビームフォーミング)、伝搬チャネル内の潜在的なすべての自由度(DoF)を利用するのに使用される環境知識(媒体を意識したチャネルランクブースティング)、およびUE間干渉を低減または軽減するための媒体認識などの、通信を改善するためにセンシングによって獲得される環境知識を提供することができる。通信にとってのセンシング利点は、たとえば、スループットスペクトル利用改善および干渉緩和を含むことができる。

・センシング使用可能通信:バックスキャッタ通信と呼ばれる可能性もある。処理能力が限定されたデバイス(将来のシステムのほとんどのIoTデバイス)がデータを収集するシナリオにおいて利点をもたらすため。説明的な例には、情報を伝達するために通信媒体が意図的に変更されるメディアベースの通信がある。

・通信支援センシング:センシングノードを接続することによって、より効率的でスマートなセンシングを達成するため。この例では、センシングネットワークがユーザを接続してオンデマンドセンシングを実現する。たとえば、複数のセンシングノードが環境情報を取得する協調センシングを可能にするために、センシングが、別のノードの要求に基づいて実施されること、または別のノードに委任されることができる。これらの先進の特徴はすべて、DL、UL、SLチャネルを介するセンシングノード間の通信を最小のオーバーヘッドおよび最大のセンシング効率で実施するためのシステム設計を要求する。

・センシング支援測位:測位とも呼ばれ、UEとの間の信号の送信または受信によってUEの位置特定をすることを含む。潜在的な主な利点は、UEの位置の正確な知識を取得するための単純な動作であり、マルチパス、不完全な時間/周波数同期、限られたユーザサンプリング/処理能力、およびUEの限定されたダイナミックレンジを含む多くのタイプの情報を取得することを含む。
新たなセンシングシステムおよびフレームワークは、無線周波数(RF)センシングと非RFセンシングに分類されることが可能である。たとえば、RFセンシングは、RF信号を送信し、反射された信号を受信し処理することによって環境を学習することを含む。非RFセンシングの例は、周囲の環境から(たとえばカメラを介して)取得された画像およびビデオを利用することを含む。
センシングは、ネットワークに関連するデバイスの周囲の環境情報を測定する特徴であり、この環境情報は、たとえば、測位、近くの物体、交通、温度、チャネルなどのいずれかを含み得る。センシング測定はセンシングノードによって行われ、センシングノードは、センシング専用のノード、またはセンシング能力を持つ通信ノードとすることができる。センシングノードは、たとえば、レーダ局、センシングデバイス、UE、基地局、ドローン、UAVなどのモバイルアクセスノードのいずれかを含み得る。
センシング動作が起こるようにするために、センシングアクティビティは、ネットワーク内のセンシング制御デバイスまたは機能によって管理および制御される。本明細書には、センシングのための2つの管理機能および制御機能が開示されており、統合されたセンシングと通信、およびスタンドアロンのセンシングサービスをサポートすることができる。
センシングのためのこれら2つの新たな機能は、本明細書でセンシング管理機能(SensMF)として参照される第1の機能と、センシングエージェント機能(SAF)とを含む。SensMFは、コアネットワークまたはRAN内のネットワークデバイス内などの、コアネットワークまたはRANに実装されてよく、SAFは、センシングが実施されるべきRANに実装されてよい。より多くの、より少ない、または異なる機能が、本明細書に開示された特徴を実装する際に使用されてもよく、したがって、SensMFおよびSAFは説明的な例である。
SensMFには、たとえば、以下のうちのいずれか1つまたは複数を含む、様々なセンシング関連の特徴または機能が含み得る。
センシングアクティビティのために、1つもしくは複数のRANノードおよび/または1つもしくは複数のUEを管理および調整すること、
次のもの、すなわち、センシングのためのRAN構成手順、センシング測定データ、処理されたセンシング測定データ、および/またはセンシング測定データレポートなどのセンシング関連情報の転送のうちのいずれか1つまたは複数を潜在的に含む、RAN内のセンシング手順のための、AMFまたは別の方法によって通信すること、
センシング測定データ、処理されたセンシング測定データ、およびセンシング測定データレポートのうちのいずれか1つまたは複数などのセンシング関連情報の転送を潜在的に含む、RAN内のセンシング手順のための、UPFまたは別の方法で通信すること、
センシング測定データを処理すること、および/またはセンシング測定データレポートを生成することなどの、センシング測定データに別の方法で対処すること。
SAFには、同様に、たとえば、以下のうちのいずれか1つまたは複数を含む、様々なセンシング関連の特徴または機能が含み得る。
センシング制御プレーンとセンシングユーザプレーン(SAF-CPとSAF-UP)を分割すること、
ローカル測定データおよび/または他のローカルセンシング情報を記憶または別の方法で維持すること、
センシング測定データをSensMFへ通信すること、
センシング測定データを処理すること、
RAN内の通信制御および/または他の目的のために、SensMFからセンシング分析レポートを受信すること、
センシングおよび/または制御プロセス全体を管理、調整、または別の方法で支援すること、
AIモジュールまたはAI機能とインターフェイスすること。
SAFは、専用デバイスまたは基地局のようなセンシングノードに置かれること、または配備されることが可能であり、センシングノードまたはセンシングノードのグループを制御することができる。センシングノードは、たとえば、バックホール、Uuリンク、もしくはサイドリンクSLを介してセンシング結果をSAFノードへ送ることができ、または、センシング結果をSensMFへ直接送ることができる。
要約すると、基本的なセンシング動作は、センシングアクティビティまたは手順を物理的に実施するために、少なくとも、UEおよび/またはTRPなどの1つまたは複数のセンシングノードを含むことがあり、SensMFおよびSAFなどのセンシング管理機能および制御機能は、センシングアクティビティ全体を編成、管理、構成、および制御する助けになり得る。
少なくとも1つのRANノードを含むRANでは、たとえば、その(または各)RANノードは、基地局、TRP、ドローン、UAV、衛星局などとすることができる。RAN内でセンシングを動作可能にするために、1つまたは複数のRANノードがSAFを含み得るが、必ずしもすべてのRANノードがSAFを含む必要はない。1つのRANノード内の1つのSAFは、1つまたは複数の他のRANノード、および/またはセンシング用の他の電気デバイスを管理、制御、および構成することができる。センシング能力を有するUEおよび/またはRANノードなどの電気デバイスは、たとえば、セットアップおよび測定をセンシングするように管理、制御、および/または構成され得る。一般に、センシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のネットワークデバイスに実装されてよく、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の他のネットワークデバイスを制御するように構成され得る。
本開示では、センシングコーディネータは、SensMF、SAF、センシングデバイスもしくはノード、または、SensMF、SAF、センシング、またはセンシングに関連する特徴もしくは機能が実装される他のデバイスのいずれかを指すことがある。
センシングは、測位を包含し得るが、本開示は、特定のタイプのセンシングに限定されない。たとえば、センシングは、様々なパラメータまたは特性のいずれかをセンシングすることを含み得る。説明的な例は、位置パラメータ、物体サイズ、3次元寸法を含む1つまたは複数の物体寸法、速度および方向のどちらかまたは両方などの1つまたは複数の移動度パラメータ、温度、ヘルスケア情報、ならびに、木材、レンガ、金属などの材料タイプを含む。これらのパラメータもしくは特性、または他のもののうちのいずれか1つまたは複数がセンシングされ得る。
図6Aは、センシングコーディネータがコアネットワークに置かれている実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。例示的なアーキテクチャ600では、サードパーティネットワーク602が、収束要素604を介してコアネットワーク606とインターフェイスする。コアネットワーク606は、例として図6AにSensMF608と示されているセンシングコーディネータを含む。コアネットワーク606は、インターフェイスリンクと、610で示されているインターフェイスとを介してRAN612に接続する。RAN612はまた、例として図6AにSAF614と示されているセンシングコーディネータを含む。RANは、全体が612で示され、RAN内のセンシングコーディネータは、センシングコーディネータを含む任意のタイプのRANノードを表すために、同様に全体がSAF614と示されている。
サードパーティネットワーク602は、コアネットワークまたはセンシング管理機能と直接インターフェイスまたは相互作用し得る様々なタイプのネットワークのいずれかを表すものである。この場合、サードパーティネットワーク602は、コアネットワークを介して、または直接SensMF608にセンシングサービスを要求することができる。インターネットはサードパーティネットワーク602の例であり、サードパーティネットワークの他の例は、オートメーション業界および自動運転業界、電力監視ネットワーク、および他の固定ネットワークなどを含む。
収束要素604は、他のネットワーク(たとえば、有線ネットワーク)との制御され統一されたコアネットワークインターフェイスを提供するために、様々な方法のいずれかで実装され得る。たとえば、収束要素604は、図6Aでは別個に示されているが、コアネットワーク606内の1つまたは複数のネットワークデバイス、およびサードパーティネットワーク602内の1つまたは複数のネットワークデバイスは、コアネットワークとコアネットワーク外のサードパーティネットワークとの間のインターフェイスをサポートするためのそれぞれのモジュールまたは機能を実装し得る。
コアネットワーク606ネットワークは、たとえば、SBAまたは他のコアネットワークであってもよく、またはそれを含んでもよい。コアネットワーク606内のSensMF608は、図12を参照して本明細書の他の箇所で例として開示されているように、いくつかの実施形態ではSBA内のコアネットワーク機能であってもよい。
コアネットワーク606内のSensMF608は、その制御プレーンおよびユーザプレーンのために、バックホールを介して、SAF614を含むRAN612と接続し得る。したがって、バックホール接続またはリンクは、SensMF608などのセンシングコーディネータとSAF614との間のインターフェイスリンクの一例である。バックホールリンク、または他のインターフェイスリンクは、有線および/またはワイヤレスとすることができる。ワイヤレスリンクの場合には、エアインターフェイスプロトコルが使用される。エアインターフェイスリンクの例は、LTE/NR Uuリンク、サイドリンク、新無線ビークルツーエニィシング(NR v2x)、ロングタームエボリューションマシンタイプ通信(LTE-M)、パワークラス5(PC5)、電気電子学会(IEEE)802.15.4、または802.11のエアインターフェイスリンク、およびセンシングのための新プロトコルによるエアインターフェイスを含む。他の例もまた、本明細書の他の箇所に提示されている。
RAN612は、図6Aでは単一のブロックとして示されているが、基地局などの1つまたは複数のネットワークデバイスまたはRANノードを含み得る。RAN内のネットワークデバイスは、地上ノードまたはモバイルノードとすることができる。モバイルノードの例は、とりわけ、統合アクセスバックホール(IAB)ノード、ドローンベースのノード、無人航空機(UAV)ベースのノード、および衛星ベースのノードを含む。SAF614は、RAN内のネットワークデバイスに実装されてよく、潜在的に複数のネットワークデバイスがSAFを含み得る。たとえば、1つのネットワークデバイスまたはRANノード内のSAFは、複数のネットワークデバイスまたはRANノードを制御することが可能であり得る。
図2から図5を参照して開示されているものなどの、本明細書で開示された他の特徴がまた、または代わりに、図6Aに示されているコンポーネントに適用されてもよい。
図6Aに示された特定のアーキテクチャ例からのさらなる変形もまた可能である。たとえば、RAN612の外部のSensMF608は、RAN612内の複数のRANノードまたは複数のRANに実装され得る、614などの複数のSAFに接続され得る。したがって、1つのコアネットワークが複数のRANとインターフェイスしてもよく、言い換えれば、612などの1つまたは複数のRANがコアネットワークへのアクセスを提供し得る。
上記のいくつかの例では、センシングコーディネータSensMF608およびSAF614はそれぞれ、コアネットワークサービスとして実装されている、および、ネットワークデバイス内に実装されている、と説明されている。しかし、センシングは、スタンドアロン特徴またはサービスとして動作可能になるように構成されることが可能であること、または動作可能になるように通信ネットワークもしくはシステム内の通信動作と組み合わされることが可能であることを理解されたい。
図6Bは、別の実施形態によるセンシングアーキテクチャ620を示すブロック図であり、SensMF628の形のセンシングコーディネータは、コアネットワーク626の外部に置かれ、コアネットワークを介してRAN632、およびSAF634の形の別のセンシングコーディネータと通信する。SensMF628は、コアネットワーク626の外部にあり、サードパーティネットワーク622に対して開かれているが、いくつかの実施形態では、その制御プレーンおよびユーザプレーンのためにバックホールを介して、SAF634を含むRAN632と接続する。SensMF628は、強力なコンピュータ能力を得るために、たとえば、MECなどのエッジクラウドに置かれてもよい。例示的なセンシングアーキテクチャ620はまた、インターフェイス630および収束要素624も含む。
例示的なアーキテクチャ620およびそのコンポーネントのほとんどは、図6Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図6Bに示される例示的なアーキテクチャ620では、SensMF628はコアネットワーク626の外部にある。このことは、SensMF628がサードパーティネットワーク622およびコアネットワーク626とどのように相互作用するかに影響を及ぼすことがあり、したがって、サードパーティネットワークおよびコアネットワークは、図6Bでは図6Aとは異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲で、他のコンポーネントもまた図6Bに図6Aとは異なる参照番号で示されている。図6Aとの重要な違いの1つは、図6Bでは、SensMF628とコアネットワーク626との間に新たなインターフェイスを導入していることである。たとえば、新たなインターフェイスは、ソフトウェア機能性インターフェイスに使用されるタイプのアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)とすること、またはコアネットワーク626を介して、SAF634を含むRAN632にセンシングするための新たに設計されたインターフェイスとすることができる。他のコンポーネントは、図6Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図6Cは、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャ640を示すブロック図であり、例としてSensMF648と示されているセンシングコーディネータが、コアネットワーク646の外部に置かれ、インターフェイスリンクおよびインターフェイス650bを介してRAN652と直接通信する。たとえば、SensMF648は、その制御プレーンおよびユーザプレーンのためにバックホールを介して、SAF654を含むRAN652と直接接続し得る。SensMF648は、図6BのSensMF628のように、MECなどのエッジクラウドに置かれてもよい。例示的なセンシングアーキテクチャ640はまた、収束要素644と、コアネットワーク646がRAN652と通信するためのインターフェイス650aとを含む。
例示的なアーキテクチャ640およびそのコンポーネントのほとんどは、図6Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図6Cに示された例示的なアーキテクチャ640では、SensMF648がRAN652と直接相互作用する。このことは、SensMF648が少なくともRAN652とどのように相互作用するかに影響を及ぼし、したがってRANは、図6Cでは図6Bと異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲で、他のコンポーネントもまた図6Cに図6Aおよび図6Cとは異なる参照番号で示されている。図6Bとの重要な違いの1つは、図6Cでは、SAF654を含むSensMF648とSAF652との間に新たなインターフェイス650bを導入していることである。たとえば、新たなインターフェイス650bは、有線ベースのバックホールまたはワイヤレスベースのバックホールとすることができ、バックホールプロトコルは、現在のプロトコルを再使用しても、または特にワイヤレスバックホール設計のための、新たに定義されたプロトコルを再使用してもよい。他のコンポーネントは、図6Aおよび/または図6Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図7Aから図7Cは、図6Aから図6Cと同様の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図であるが、CU/DU RANアーキテクチャを持っている。
図7Aでは、図6Aと同様に、サードパーティネットワーク702が、収束要素704を介してコアネットワーク706とインターフェイスする。コアネットワーク706は、例としてSensMF708と示されているセンシングコーディネータを含む。コアネットワーク706は、インターフェイスリンクと、710で示されているインターフェイスとを介してRAN712に接続する。RAN712はまた、例としてSAF714と示されているセンシングコーディネータを含む。図7Aの例示的なアーキテクチャ700およびそのコンポーネントのほとんどは、図6Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図7Aに示される例示的なアーキテクチャ700ではRAN712内で、またはRAN内の1つまたは複数のRANノードで、CU716およびDU718になるRAN機能分割またはモジュール分割がある。たとえば、CU716は、制御プレーンのためのPDCPおよびRRC、ならびにデータプレーンのためのPDCPおよびSDAPなどの上位プロトコルレイヤを含んでもよく、またはサポートしてもよく、DU718は、RLC、MAC、およびPHYなどの下位レイヤを含んでもよい。SAF714は、RANまたは1つもしくは複数のRANノード内の制御モジュールおよびデータモジュールの一部として、CU716およびDU718のいずれかまたは両方と対話形である。
図7AのCU/DU RANアーキテクチャは、コアネットワーク706とRAN712、したがってSensMF708とSAF714が互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。したがって、これらのコンポーネントは、図7Aでは図6Aとは異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲で、他のコンポーネントもまた図7Aに図6Aとは異なる参照番号で示されている。たとえば、SAF714は、制御プレーンおよび/またはユーザプレーンを介してCU716およびDU718と相互作用し得る。少なくともこれらの他のコンポーネントは、図6Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図7Bは、図7Aと実質的に同様であり、SensMF728の形のセンシングコーディネータがコアネットワーク726の外部に置かれ、コアネットワークを介してRAN732、およびSAF734の形の別のセンシングコーディネータと通信するセンシングアーキテクチャ720を示す。SensMF728は、コアネットワーク726の外部にあり、サードパーティネットワーク722に開かれており、いくつかの実施形態では、その制御プレーンおよびユーザプレーンのためのバックホールを介して、SAF734を含むRAN732と接続する。図7Aのように、RAN732、またはその中の1つまたは複数のノードは、CU736およびDU738を持つCU/DUアーキテクチャを有する。例示的なセンシングアーキテクチャ720はまた、インターフェイス730および収束要素724を含む。
例示的なアーキテクチャ720およびそのコンポーネントのほとんどは、図7Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図7Bに示された例示的なアーキテクチャ720では、SensMF728はコアネットワーク726の外部にある。このことは、SensMF728がサードパーティネットワーク722およびコアネットワーク726とどのように相互作用するかに影響を及ぼすことがあり、したがって、サードパーティネットワークおよびコアネットワークは、図7Bでは図7Aとは異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲において、他のコンポーネントもまた図7Bに図7Aとは異なる参照番号で示されている。図7Bはまた、SensMF728とコアネットワーク726との間のインターフェイスを導入しており、そのようなインターフェイスの例が少なくとも上記で提示されている。他のコンポーネントは、図7Aの同様にラベル標示されたコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図7Cは、図7Bと実質的に同様であり、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャ740を示し、例としてSensMF748と示されているセンシングコーディネータが、コアネットワーク746の外部に置かれ、インターフェイスリンクおよびインターフェイス750bを介してRAN752と直接通信する。たとえば、SensMF748は、その制御プレーンおよびユーザプレーンのためのバックホールを介して、SAF754を含むRAN752と直接接続し得る。図7Aと同様に、RAN752、またはその中の1つまたは複数のノードは、CU756およびDU758を含むCU/DUアーキテクチャを有する。例示的なセンシングアーキテクチャ740はまた、収束要素744と、コアネットワーク746がRAN752と通信するためのインターフェイス750aとを含む。
例示的なアーキテクチャ740およびそのコンポーネントのほとんどは、図7Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図7Cに示された例示的なアーキテクチャ740では、SensMF748がRAN752と直接相互作用する。このことは、SensMF748が少なくともRAN752とどのように相互作用するかに影響を及ぼし、したがってRANは、図7Cでは図7Bと異なる参照番号で示されている。このことが、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある範囲で、他のコンポーネントもまた図7Cに図7Aおよび図7Bとは異なる参照番号で示されている。図7Cはまた、SensMF748とRAN752との間のインターフェイス750bを導入しており、このようなインターフェイスの例が少なくとも上記で提示されている。他のコンポーネントは、図7Aおよび/または図7Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと同じであり得ることが予想される。
図8Aから図8Cは、図7Aから図7Cのものと同様であるが、CU制御プレーン(CP)/ユーザプレーン(UP)RANアーキテクチャを持つ実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図である。
図8Aは、図7Aのように、サードパーティネットワーク802と、収束要素804と、SensMF808として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むコアネットワーク806と、インターフェイス810と、SAF814として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むRAN812とを含む。図8Aの例示的なアーキテクチャ800およびそのコンポーネントのほとんどは、図7Aで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図8Aに示された例示的なアーキテクチャ800では、RAN812において、またはRAN内の1つまたは複数のRANノードにおいて、さらなる機能分割またはモジュール分割がある。図示のように、CUは、制御プレーンとユーザプレーン、CU-CP816aとCU-UP816bにさらに分割され、複数のDU818a、818bがある。CU-CPは、1つまたは複数のCU-UPを含むことがあり、複数のCU-UP816bが図8Aに示されている。他の実施形態では、1つのRANノードが1つのCU-CPおよび1つのCU-UPを含むことがあり、またはただ1つのCU-UPを含み、CU-CPは含まないことがある。CU-CPを持つRANノードは、CU-UPだけを持つ複数のRANノードと接続し、それを制御し得る。すなわち、1つのCU-CPが1つまたは複数のCU-UPを制御し得る。CU-CPおよび任意のCU-UPがそれぞれ、インターフェイスF1-cおよびF1-uを介してDUと接続し得る。これらは図8Aに例として示されている。
SAF814は、いくつかの実施形態において、インターフェイスF1-cおよびF1-uを介して、816aおよびCU-UP816bなどのCU-CPそれぞれと接続することもある。図8Aには明示的に示されていないが、SAF814は、任意選択で、制御プレーン要素とユーザプレーン要素に分割されることが可能である。
図8Aのセンシングアーキテクチャ800は、そのCU-CP/CU-UP/マルチDU RANアーキテクチャが図7Aのものとは異なり、このことは、コアネットワーク806とRAN812、したがってSensMF808とSAF814が互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図8Aと図7Aとの間で異なることもまたある。アーキテクチャ700、800は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図8Bを参照すると、図8Aのセンシングアーキテクチャ800のように、図8Bのセンシングアーキテクチャ820は、サードパーティネットワーク822と、収束要素824と、SensMF828として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むコアネットワーク826と、インターフェイス830と、SAF834として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むRAN832とを含む。RAN832もまた、CU-CP836a、複数のCU-UP836b、および複数のDU838a、838bを持つ、図8Aと同じタイプのアーキテクチャを有する。図8Bの例示的なアーキテクチャ820、およびそのコンポーネントのほとんどは、図8Aまたは図7Bで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
図7Bと比べて、図8Bに示されたセンシングアーキテクチャ820では、RAN832は異なるアーキテクチャを有し、RANまたは1つもしくは複数のRANノードがCU-CP836a、複数のCU-CP836b、および複数のDU838a、838bを含む。このことは、図7Bと比べて図8Bでは、コアネットワーク826とRAN832、したがってSensMF828とSAF834が互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図8Bと図7Bとの間で異なることもある。アーキテクチャ720、820は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図8Aと比べて、図8Bのセンシングアーキテクチャ820は、SensMF828の形のセンシングコーディネータがコアネットワーク826の外部に置かれ、コアネットワークを介してRAN832、およびSAF834の形の別のセンシングコーディネータと通信する点で異なる。このことは、SensMF828がサードパーティネットワーク822およびコアネットワーク826とどのように相互作用するかに影響を及ぼすことがあり、さらにまた、または代わりに、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある。図8Bはまた、SensMF828とコアネットワーク826との間のインターフェイスを導入しており、そのようなインターフェイスの例が少なくとも上記で提示されている。センシングアーキテクチャ820は、別の方法で図8Aのセンシングアーキテクチャ800と実質的に同様に実装されてもよい。
図8Cでは、センシングアーキテクチャ840は、サードパーティネットワーク842と、収束要素844と、SensMF848として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むコアネットワーク846と、インターフェイス850aと、SAF854として例示的に示されたセンシングコーディネータを含むRAN852とを含む。RAN852は、CU-CP856a、複数のCU-UP856b、および複数のDU858a、858bを持つ、図8Bと同じタイプのアーキテクチャを有する。図8Cの例示的なアーキテクチャ840およびそのコンポーネントのほとんどは、図8Bまたは図7Cで同様にラベル標示されているコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
図7Cと比べて、図8Cに示されたセンシングアーキテクチャ840では、RAN852は異なるアーキテクチャを有し、RANまたは1つもしくは複数のRANノードは、CU-CP856a、複数のCU-CP856b、および複数のDU858a、858bを含む。このことは、図7Cと比べて図8Cでは、コアネットワーク846とRAN852、したがってSensMF848とSAF854が互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図8Cと図7Cとの間で異なることもある。アーキテクチャ740、840は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図8Bと比較して、図8Cのセンシングアーキテクチャ840は、SensMF848がRAN852と直接相互作用する点で異なる。このことは、SensMF848が少なくともRAN852とどのように相互作用するかに影響を及ぼし、また、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。図8Cはまた、SensMF848とRAN852との間のインターフェイス850bを導入しており、このようなインターフェイスの例が少なくとも上記で提示されている。その他の点では、センシングアーキテクチャ840の実装は、図8Bのセンシングアーキテクチャ820の実装と実質的に同様であってもよい。
図9Aから図9Cは、図6Aから図6Cのものと同様の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図であるが、センシング調整がRAN(またはRANノード)に集中している。RANに集中したセンシング調整とは、SensMFとSAFの両方がRAN内に置かれることを指している。SensMFおよび1つのSAFは、たとえば、RANノードもしくはRAN内の他のネットワークデバイスに統合もしくは結合されてもよく、または別々に実装されてもよい。参照しやすいように、RANベースのSensMFおよびSAFは、本明細書では主に「SMAF」(SensMF+SAF)と呼ばれ、SMAFには、個々のSensMFおよびSAFによって提供される様々なセンシング関連の特徴または機能が含むことがあり、SMAFは、2つの機能(SensMFおよびSAF)が1つの機能モジュールまたはコンポーネントに一緒に組み合わされることにより、関連するインターフェイス変更を有し得る。たとえば、サードパーティが、SMAFに接続するためにRANノードと直接インターフェイスすることがある。SAFの配備シナリオのように、SMAFが専用のデバイスに、または基地局などのセンシングノードに置かれる、または配備されることが可能であり、センシングノードまたはセンシングノードのグループを制御することができる。センシングノードは、たとえばバックホール、Uuリンク、またはサイドリンクSLを介して、センシング結果をSMAFノードへ送ることができる。SMAFの潜在的な利点は、別個のSensMFとSAFとの間の通信に起因する遅延が生じないので、通信レイテンシが短縮することであり、このことは、時間的制約のある要件付きの制御手順および/または他のアプリケーションには特に重要になる可能性がある。
SMAFには、たとえば、以下のうちのいずれか1つまたは複数を含む、様々なセンシング関連の特徴または機能が含み得る。
センシングアクティビティのために、1つまたは複数のRANノードおよび/または1つもしくは複数のセンシングノードを管理および調整すること、
RANノードでのセンシング手順のために、センシングのためのRAN構成手順、センシング測定データなどのセンシング関連情報の転送、処理されたセンシング測定データ、および/またはセンシング測定データレポートのうちのいずれか1つまたは複数を潜在的に含めて通信すること、
RANノードでのセンシング手順のために、センシング測定データ、処理されたセンシング測定データ、およびセンシング測定データレポートのうちのいずれか1つまたは複数などのセンシング関連情報の転送を潜在的に含めて通信すること、
センシング測定データを処理すること、および/またはセンシング測定データレポートを生成することなどの、センシング測定データに別の方法で対処すること。
SMAFには、たとえば、以下のうちのいずれか1つまたは複数を含む、様々なセンシング関連特徴または機能が含むこともある。
センシング制御プレーンとセンシングユーザプレーン(SMAF-CPとSMAF-UP)を分割すること、
ローカル測定データおよび/または他のローカルセンシング情報を記憶または別の方法で維持すること、
センシング測定データを通信すること、
センシング測定データを処理すること、
RAN内の通信制御のため、および/または他の目的のためにセンシング分析レポートを受信すること、
センシングおよび/または制御プロセス全体を管理、調整、または別の方法で支援すること、
人工知能(AI)モジュールまたは機能とインターフェイスすること。
SMAFに言及することは、SensMFとSAFの必然的に組み合わされた実装を示す、もしくは暗示するものではなく、またはSensMFとSAFを別々に実装することを排除するものではない。
図9Aは、図6Aのように、サードパーティネットワーク902、収束要素904、コアネットワーク906、インターフェイス910、およびRAN912を含む。図9Aの例示的なアーキテクチャ900およびそのコンポーネントのほとんどは、図6Aに同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。ただし、図9Aに示された例示的なアーキテクチャ900では、914でSMAFによって示されるように、SensMFおよびSAFは両方ともRAN912に置かれる。
コアネットワーク906および/またはサードパーティネットワーク902内の電気デバイスは、SMAFサービスを取得するために、インターフェイスリンクを介してRAN912およびSMAF914にアクセスする。サードパーティネットワーク902の場合、そのようなアクセスは収束要素904を介する。SMAF914は、たとえば、RANノードに実装されてもよく、本明細書に開示された他のSAF実装オプションがSMAF実装に適用されてもよい。たとえば、コアネットワーク906は、複数のSMAFへのアクセスを提供してもよく、これらのSMAFは、1つのRANノードに実装されてもよく、または同じもしくは異なるRAN内の複数のRANノードに実装されてもよい。コアネットワーク906およびSMAF914内の、制御機能とデータ機能との間のプロトコルは、制御構成およびデータ通信のために使用され得る。
図9Aのセンシングアーキテクチャ900は、センシングの調整がRAN912に集中している点で図6Aのものとは異なり、このことは、コアネットワーク906とRANが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。たとえば、図9AのSMAFからセンシングサービスを得るために、RANノード912は、RANノード912内の内部接続インターフェイスを採用する代わりに、出て行く明示的なシグナリングを有する必要がなくてもよく、コアネットワーク906は、SMAF914が置かれているRANノード912と直接インターフェイスしてもよい。他のコンポーネント間の相互作用が、図9Aと図6Aで異なることもある。アーキテクチャ600、900は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
次に、図9Bを参照すると、図9Aのセンシングアーキテクチャ900と同様に、図9Bのセンシングアーキテクチャ920は、サードパーティネットワーク922と、収束要素924と、コアネットワーク926と、インターフェイス930と、SMAF934を含むRAN932とを含む。図9Bの例示的なアーキテクチャ920およびそのコンポーネントのほとんどは、図9Aまたは図6Bの同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
図6Bと比べて、図9Bに示されたセンシングアーキテクチャ920は、インターフェイス930のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク922は、収束要素924およびコアネットワーク926を介して、またはより直接的にコアネットワークを介して、SMAF934に接続してSMAFサービスを取得できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク922とコアネットワーク926が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図6Bと比べて図9Bでは、サードパーティネットワークがRAN932およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF934)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。たとえば、図9BのSMAFからセンシングサービスを得るために、RANノード932は、RANノード932内の内部接続インターフェイスを採用する代わりに、出て行く明示的なシグナリングを有する必要がなくてもよく、コアネットワーク926は、SMAF934が置かれているRANノード932と直接インターフェイスしてもよい。他のコンポーネント間の相互作用が、図9Bと図6Bで異なることもある。アーキテクチャ620、920は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図9Aと比べて、図9Bのセンシングアーキテクチャ920は、サードパーティネットワーク922がコアネットワーク926を介してRAN932と通信してもよく、必ずしも収束要素924もまた介さなくてもよい点で異なる。サードパーティネットワーク922とRAN932との間の通信は、新たなインターフェイスを含み得る。SensMFとの新たなコアネットワークインターフェイスの例が少なくとも上記に提示されており、これらの例は、サードパーティネットワークとの新たなコアネットワークインターフェイスに適用されることもある。このことは、サードパーティネットワーク922とコアネットワーク926が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図9Aと比べて図9Bでは、サードパーティネットワークとRAN932およびSMAF934とが互いにどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。このことがまた、または代わりに、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある。センシングアーキテクチャ920は、別の方法で図9Aのセンシングアーキテクチャ900と実質的に同様に実装されてもよい。
図9Cでは、センシングアーキテクチャ940は、サードパーティネットワーク942と、収束要素944と、コアネットワーク946と、インターフェイス950aと、SMAF954を含むRAN952とを含む。図9Cのセンシングアーキテクチャ940およびそのコンポーネントのほとんどは、図9Bまたは図6Cの同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
センシングアーキテクチャ940では、サードパーティネットワーク942は、RAN952内のSMAF954に接続することによってSMAFサービスを直接取得することができる。他の実施形態と同様に、サードパーティネットワーク942およびSMAF954内の、制御機能とデータ機能との間のプロトコルが、制御構成およびデータ通信のために使用され得る。図9Cは、サードパーティネットワーク942とRAN952との間のインターフェイス950bを導入している。RANとSensMFとの間の新たなインターフェイスの例は、少なくとも上記に提示されており、これらの例は、サードパーティネットワークとの新たなインターフェイスに適用されることもある。
図6Cと比べて、図9Cに示されたセンシングアーキテクチャ940は、インターフェイス950のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク952は、収束要素944およびコアネットワーク946を介して、または直接SMAF954に接続できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク942とコアネットワーク946が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図6Cと比べて図9Cでは、サードパーティネットワークがRAN952およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF954)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。たとえば、図9CのSMAFからセンシングサービスを得るために、RANノード952は、RANノード952内の内部接続インターフェイスを採用する代わりに、出て行く明示的なシグナリングを有する必要がなくてもよく、コアネットワーク946は、SMAF954が置かれているRANノード952と直接インターフェイスしてもよい。他のコンポーネント間の相互作用が、図9Cと図6Cで異なることもある。アーキテクチャ640、940は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図9Bと比較して、図9Cのセンシングアーキテクチャ940は、サードパーティネットワーク942がインターフェイス950bを介してRAN952およびSMAF954と直接相互作用できる点で異なる。このことは、他のコンポーネントがどのように互いに相互作用するかにも影響を及ぼすこともある。その他の点では、センシングアーキテクチャ940の実装は、図9Bのセンシングアーキテクチャ920の実装と実質的に同様であってもよい。
図10Aから図10Cは、図7Aから図7Cと同様の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図であるが、センシング調整がRANに集中している。
図10Aでは、図7Aのように、サードパーティネットワーク1002は、収束要素1004を介してコアネットワーク1006とインターフェイスし、コアネットワーク1006は、インターフェイスリンクと1010で示されているインターフェイスとを介してRAN1012に接続し、RANは、CU1016およびDU1018を含むRAN内の1つまたは複数のRANノードを含む。図10Aのセンシングアーキテクチャ1000は、図10Aのコアネットワーク1006にSensMFがなく、RAN1012またはRAN内の1つまたは複数のノードがSMAF1014を含む点で、図7Aのセンシングアーキテクチャ700と異なる。SMAF1014は、RANまたは1つもしくは複数のRANノード内の制御モジュールおよびデータモジュールの一部として、CU1016およびDU1018のいずれかまたは両方と対話形である。
図10Aのセンシングアーキテクチャ1000では、センシング調整はRAN1012に集中しており、このことは、コアネットワーク1006とRANが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図10Aと図7Aで異なることもある。アーキテクチャ700、1000は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図10Bは、図10Aと実質的に同様であり、サードパーティネットワーク1022、収束要素1024、コアネットワーク1026、インターフェイス1030、およびRAN1032を含むセンシングアーキテクチャ1020を示し、RAN1032は、SMAF1034を含むとともに、CU1036およびDU1038を含むCU/DUアーキテクチャを有する。
図7Bと比べて、図10Bに示されたセンシングアーキテクチャ1020は、インターフェイス1030のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク1022は、収束要素1024およびコアネットワーク1026を介して、またはより直接的にコアネットワークを介して、SMAF1034に接続してSMAFサービスを取得できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1022とコアネットワーク1026が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図7Bと比べて図10Bでは、サードパーティネットワークがRAN1032およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF1034)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。サードパーティネットワーク1002とRAN1012との間の通信は、新たなインターフェイスを含むことがあり、その例は少なくとも上記で提示されている。他のコンポーネント間の相互作用が、図10Bと図7Bで異なることもある。アーキテクチャ720、1020は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図10Aと比べて、図10Bのセンシングアーキテクチャ1020は、サードパーティネットワーク1022がコアネットワーク1026を介してRAN1032と通信してもよく、必ずしも収束要素1024をまた介さなくてもよい点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1022とコアネットワーク1026が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図10Aと比べて図10Bでは、サードパーティネットワークとRAN1032およびSMAF1034とが互いにどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。再び、サードパーティネットワーク1022とRAN1032との間の通信は、新たなインターフェイスを含むことがあり、その例は少なくとも上記で提示されている。このことがまた、または代わりに、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある。センシングアーキテクチャ1020は、別の方法で図10Aのセンシングアーキテクチャ1000と実質的に同様に実装されてもよい。
図10Cでは、センシングアーキテクチャ1040は、サードパーティネットワーク1042、収束要素1044、コアネットワーク1046、インターフェイス1050a、およびRAN1052を含み、RAN1052は、SMAF1054を含むとともに、CU1056およびDU1058を含むCU/DUアーキテクチャを有する。センシングアーキテクチャ1040およびそのコンポーネントのほとんどは、図10Bまたは図7Cで同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
センシングアーキテクチャ1040では、サードパーティネットワーク1042は、RAN1052内のSMAF1054に接続することによってSMAFサービスを直接取得することができる。他の実施形態と同様に、サードパーティネットワーク1042およびSMAF1054内の、制御機能とデータ機能との間のプロトコルが、制御構成およびデータ通信のために使用され得る。サードパーティネットワーク1042とRAN1052との間の通信は、新たなインターフェイスを含むことがあり、その例は少なくとも上記で提示されている。
図7Cと比べて、図10Cに示されたセンシングアーキテクチャ1040は、インターフェイス1050のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク1052は、収束要素1044およびコアネットワーク1046を介して、または直接インターフェイス1050bを介して、SMAF1054に接続できるという点で異なり、その例は少なくとも上記で提示されている。このことは、サードパーティネットワーク1042とコアネットワーク1046が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図7Cと比べて図10Cでは、サードパーティネットワークがRAN1052およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF1054)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図10Cと図7Cで異なることもある。アーキテクチャ740、1040は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図10Bと比較して、図10Cのセンシングアーキテクチャ1040は、サードパーティネットワーク1042がインターフェイス1050bを介してRAN1052およびSMAF1054と直接相互作用できる点で異なる。このことは、他のコンポーネントがどのように互いに相互作用するかにも影響を及ぼすこともある。その他の点では、センシングアーキテクチャ1040の実装は、図10Bのセンシングアーキテクチャ1020の実装と実質的に同様であってもよい。
図11Aから図11Cは、図8Aから図8Cと同様の実施形態によるセンシングアーキテクチャを示すブロック図であるが、センシング調整がRANに集中している。
図11Aは、図8Aと同様に、サードパーティネットワーク1102、収束要素1104、コアネットワーク1106、インターフェイス1110、およびRAN1112を含む。図11Aのセンシングアーキテクチャ1100およびそのコンポーネントのほとんどは、図8Aの同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。しかし、図11Aに示されている例示的なアーキテクチャ1100では、センシング調整は、SMAF1114を含むRAN1112に集中しており、RAN1112には、さらなる機能分割またはモジュール分割がある。RAN1112、またはRAN内の1つもしくは複数のRANノードは、CU-CP1116aおよび複数のCU-UP1116bを含み、複数のDU1118a、1118bもまたある。CU-CP/CU-UP/DUアーキテクチャに関して本明細書の他の箇所に開示されている特徴がまた、または代わりに、アーキテクチャ1100に適用されてもよい。
図11Aのセンシングアーキテクチャ1100は、図11Aのコアネットワーク1106にSensMFがなく、RAN1112またはRAN内の1つまたは複数のノードがSMAF1114を含み、RAN1112がCU-CP/CU-UP/マルチDUアーキテクチャを有する点で、図8Aのセンシングアーキテクチャ800と異なる。SMAF1114は、RANまたは1つもしくは複数のRANノード内の制御モジュールおよびデータモジュールの一部として、CU-CP1116a、CU-UP1116bのうちの1つまたは複数、および/またはDU1118a、1118bのうちの1つまたは複数と対話形である。
図11Aのセンシングアーキテクチャ1100では、センシング調整はRAN1112に集中しており、このことは、コアネットワーク1106とRANが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図11Aと図8Aで異なることもある。アーキテクチャ800、1100は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図11Bは、図11Aと実質的に同様であり、サードパーティネットワーク1122、収束要素1124、コアネットワーク1126、インターフェイス1130、およびRAN1132を含むセンシングアーキテクチャ1120を示し、RAN1132は、SMAF1134を含むとともに、CU-CP1136a、CU-UP1136b、およびDU1138a、1138bを含むCU-CP/CU-UP/マルチDUアーキテクチャを有する。
図8Bと比べて、図11Bに示されたセンシングアーキテクチャ1120は、インターフェイス1130のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク1122は、収束要素1124およびコアネットワーク1126を介して、またはより直接的にコアネットワークを介して、SMAF1134に接続してSMAFサービスを取得できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1122とコアネットワーク1126が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図8Bと比べて図11Bでは、サードパーティネットワークがRAN1132およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF1134)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。サードパーティネットワーク1122とRAN1132との間の通信は、新たなインターフェイスを含むことがあり、その例は少なくとも上記で提示されている。他のコンポーネント間の相互作用が、図11Bと図8Bで異なることもある。アーキテクチャ820、1120は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図11Aと比べて、図11Bのセンシングアーキテクチャ1120は、サードパーティネットワーク1122がコアネットワーク1126および新たなインターフェイスを介してRAN1132と通信してもよく、必ずしも収束要素1124もまた介さなくてもよい点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1122とコアネットワーク1126が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図11Aと比べて図11Bでは、サードパーティネットワークとRAN1132およびSMAF1134とが互いにどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。このことがまた、または代わりに、他のコンポーネントが互いにどのように相互作用するかに影響を及ぼすこともある。センシングアーキテクチャ1120は、別の方法で図11Aのセンシングアーキテクチャ1100と実質的に同様に実装されてもよい。
図11Cでは、センシングアーキテクチャ1140は、サードパーティネットワーク1142、収束要素1144、コアネットワーク1146、インターフェイス1150a、およびRAN1152を含み、RAN1152は、SMAF1154を含むとともに、CU-CP1156a、CU-UP1156b、およびDU1158a、1158bを含むCU-CP/CU-UP/マルチDUアーキテクチャを有する。センシングアーキテクチャ1140およびそのコンポーネントのほとんどは、図11Bまたは図8Cで同様にラベル標示されたコンポーネントと実質的に同様または同じであり得る。
センシングアーキテクチャ1140では、サードパーティネットワーク1142は、インターフェイス1150bを介してRAN1152内のSMAF1154に接続することによって、SMAFサービスを直接取得することができ、その例は少なくとも上記で提示されている。他の実施形態と同様に、サードパーティネットワーク1142およびSMAF1154内の、制御機能とデータ機能との間のプロトコルが、制御構成およびデータ通信のために使用され得る。
図8Cと比べて、図11Cに示されたセンシングアーキテクチャ1140は、インターフェイス1150のコアネットワーク側にSensMFがなく、サードパーティネットワーク1152は、収束要素1144およびコアネットワーク1146を介して、または直接インターフェイス1150bを介して、SMAF1154に接続できるという点で異なる。このことは、サードパーティネットワーク1142とコアネットワーク1146が互いにどのように相互作用するかに、したがって、図8Cと比べて図11Cでは、サードパーティネットワークがRAN1152およびRANベースのセンシングコーディネータ(SMAF1154)とどのように相互作用するかに、影響を及ぼし得る。他のコンポーネント間の相互作用が、図11Cと図8Cで異なることもある。アーキテクチャ840、1140は、別の方法で実質的に同様に実装されてもよい。
図11Bと比較して、図11Cのセンシングアーキテクチャ1140は、サードパーティネットワークがRAN1152およびSMAF1154と直接相互作用できる点で異なる。このことが、他のコンポーネントがどのように互いに相互作用するかにも影響を及ぼすこともある。その他の点では、センシングアーキテクチャ1140の実装は、図11Bのセンシングアーキテクチャ1120の実装と実質的に同様であってもよい。
図12は、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャ1200のブロック図である。センシングアーキテクチャ1200は、センシングコーディネータ(SensMF)がコアネットワーク内に置かれ、別のセンシングコーディネータ(SAF)がRAN内に、たとえば1つまたは複数のRANノード内に置かれている例を示す。このタイプのアーキテクチャの他の例は、図6A、図7A、および図8Aにも示されている。
図12では、コアネットワークが1210で示され、コアネットワークの外部にある外部ネットワークが1230でエッジクラウドとして例示的に示され、NG-RANが1240で示されている。NG-RAN1240は基地局(BS)1250、1260を含み、NG-RANがコアネットワーク1210へのアクセスを提供するUEが、1270で示されている。
コアネットワーク1210は、たとえば、SBAネットワークであってもよく、図示の実施形態では、コアネットワークは、SBIバス1228によって結合されている様々な機能または要素を含む。これらの機能または要素は、NSSF1212、PCF1214、NEF1216、SensMF1218、SMF1222、AMF1224、およびUPF1226を含む。AMF1224およびUPF1226は、N2、N3、およびN6インターフェイスと示されているインターフェイスを介して、コアネットワーク1210の外部の他の要素と通信する。
BS1およびBS2は、両方ともCU/DU/RUアーキテクチャを有し、それぞれが、SAFを含む1つのCU/SAF1252、CU/SAF1262と、2つのRU1257/1259、RU1267/1269とを含む。BS1は2つのDU1254、DU1256を含み、BS2は1つのDU1264を含む。図12では、SAFがCUと組み合わせて示されているが、SAFは必ずしもCUに統合される必要はなく、または別の方法でCUと組み合わされる必要はない。BS1およびBS2が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE1270と通信するためのインターフェイスはそれぞれ、XnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示され、F1CU/DUインターフェイスもまた例として示されている。
図12のアーキテクチャ表現は、図5のものと同様である。ただし、図12では、SensMF1218は、図5のLMF18およびLCSエンティティ20ではなく、コアネットワーク1210の一部であり、図12のBS1250、BS1260はSAF1252、SAF1262を含む。
図12に示されるようなアーキテクチャにおけるセンシング動作が、図13および図14の信号フロー図を参照して例として説明される。これらの例は、図6A、図7A、および図8Aに示されるものなどの他の実施形態に少なくともある程度まで当てはまることもある。
図13は、図12に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。本明細書では、図12に示されたセンシングアーキテクチャに関して説明されるが、図13と一致する方法またはその一部がまた、または代わりに、異なるセンシングアーキテクチャに適用されてもよい。同様に、本明細書における他の方法は、そのような方法が説明されているコンテキストのもの以外のセンシングアーキテクチャに適用されてもよい。
図13によって示された方法は、UE1302、NG-RANノード1304、AMF1306、およびSensMF1308を含む。これらのコンポーネントは、たとえば、図12にそれぞれ、1270、1250/1260、1224、および1218で示されるようなものであってよい。
1322で、センシングサービス要求(SSR)が、NG-RANノード1304のSAFによってAMF1306へ送信され、AMF1306によって受信される。SSRは、通信制御により多く関連しており、したがって、SSRメッセージコンテキストは、通信により多く関連するセンシング要求情報を含み得る。たとえば、SSRは、特定のUEおよび/もしくは他のデバイスの、または特定のエリアにおけるUEおよび/もしくは他のデバイスの、測位、移動度、ドップラー、移動方向、ビームフォーミング方向または角度などのうちのいずれか1つまたは複数などの、センシング要件を示す情報を含み得る。SSRは、センシングノード、センシングサービス期間、センシング動作モード、センシング報告期間、他のセンサとの共同センシング、または個別センシングなどのセンシング構成パラメータを含むこともある。
いくつかの実施形態において、SSRは、いくつかのセンシングノード(たとえば、センシングデバイスおよびTRP)を介して、車両および道路交通の測定値を要求することができ、また、たとえば、夜間またはワイヤレスネットワーク内でデータ通信がほとんどないときに送信されるように、タイミングが合わせられることが可能である。その結果、SensMFおよびSAFは、要求されたサービスを達成するための適切なデバイス、TRP、および基地局を構成し得る。採取されるべき測定値を示す情報、および/または他のセンシングパラメータまたは要件は、様々な形のいずれかを取ることができる。本開示は、センシングパラメータまたは要件を示すいかなる特定の方法にも限定されない。暗黙的および明示的なシグナリングが可能である。SSRは、たとえば、採取されるべき測定値を明示的に指定してもよく、または、そのような測定値は、測定値を採取すべき特定のセンシングデバイスを指定するSSRにおいて暗黙的であってもよい。
SSRが周期的に、または要望に応じてトリガされ得る。SSRの要望ベースのトリガは、たとえば、アプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関連してもよく、またはその条件に関してであってもよい。実施形態において、RAN動作が初期化されるとき、管理および保守(OAM)モジュールは、センシング要求周期性を得るために、またはセンシング要求もしくはプロセスをトリガするためのイベントを定義するために、1つまたは複数のRANノードを構成し得る。このような構成は、いくつかの実施形態では半静的であってもよい。
図13で、SSRは、AMF1306によってSensMF1308へ送信され、1324でSensMF1308によって受信される。図13では2つのステップの2つの部分のプロセスとして示されているが、NG-RANノード1304のSAFからSensMF1308へのSSRのこの転送は、ワイヤレス通信システムのコアネットワークへのアクセスを提供する無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータ(NG-RANノード1304のSAF)によって、この例ではAMF1306を介するインターフェイスリンクによって、またはそれを介して、第1の信号(SSR)を第2のセンシングコーディネータ(SensMF1308)と通信する例である。
図13の1326および1328はそれぞれ、SensMF1308と、NG-RANノード1304およびUE1302のそれぞれとの間の相互作用を示す。図13には示されていないが、たとえば、1328の前、またはUE1302が、初期アクセス中にワイヤレス通信システムに最初に入るときに、UEは、サポートされるセンシング特徴、およびサポートされる動作可能センシングモードのうちのいずれか1つまたは複数の能力を含めて、そのセンシング能力を、NG-RANノード1304のSAFおよび/またはSensMF1308に報告し得る。
1326で、SensMF1308は、センシング手順のために1つまたは複数のNG-RANノードを管理および制御する。たとえば、センシング能力およびセンシング要件に基づいて、SensMF1308は、センシング分析のためのSensMFへのセンシングデータまたは測定結果配信を含み得るセンシングアクティビティのための、関連するRANノードを構成し得る。1328で、SensMF1308は、センシング手順のために1つまたは複数のUEを管理および制御する。たとえば、UEのセンシング能力(たとえば、ネットワークへの初期アクセス中にUEによって報告される)およびセンシング要件、SensMF1308およびRANノードは、センシングアクティビティのための関連するUEノードを構成してよく、このセンシングアクティビティは、センシング分析のためのセンシングデータまたは測定結果のSensMFへの配信を含み得る。1326および1328におけるような、センシングデバイスとSensMFおよび/またはSAFとの間の通信は、センシングコーディネータ間で信号を通信する例である。
SensMF1308は、センシング手順1326、センシング手順1328中に、UE1302(および場合によっては1つもしくは複数の他のUEまたはセンシングデバイス)および/またはNG-RANノード1304(および場合によっては1つまたは複数の他のノード)から送信されたセンシング測定データを受信する。図13は、単に例示の目的で、NG-RANノードセンシング手順1326とUEセンシング手順1328の両方を含む。センシングは、NG-RANノードセンシング手順およびUEセンシング手順のいずれかまたは両方を含み得る。
センシングサービス応答(SSResp)は、SensMF1308によって送信され、1330でAMF1306によって受信され、AMF1306によって送信され、1332でNG-RANノード1304によって受信される。これは、センシングコーディネータ間で信号を通信する別の例である。
SSResp1330、SSResp1332は、SensMF1308による様々なタイプの処理されたセンシング関連情報のいずれかを、SensMF1308がすべてのセンシング情報または測定情報を1326および/または1328において関連するセンシングノード/センシングデバイスから受信した後に、含んでよく、センシング情報または測定情報は、通信関連SSR1322、SSR1324のセンシング要件に基づいている。SensMF1308は、たとえば、要求されたセンシング情報を推定するために、受信された生の測定データを使用してもよい。要求されたセンシング情報は、たとえば、測位、ドップラー、移動方向、ビームフォーミング方向/角度、および/または移動度などの特定のデバイスセンシング情報を含み得る。要求されたセンシング情報がまた、または代わりに、特定のエリアにおけるUEまたは他のデバイスのグループのセンシング情報を含むこともある。センシング測定データを処理すること、および/またはセンシング測定データレポートを生成することなどの、センシング測定データに別の方法で対処すること。
一般に、SensMF1308は、1326、1328で例として示されているように、1つまたは複数のセンシングデバイスから少なくともセンシング測定データを受信し、受信されたセンシング測定データに基づいて応答またはレポートを生成し、応答を要求元へ、または要求元に向けて送信し得る。応答またはレポートは、受信された生の測定データ、処理されたデータ、および/または別の形のセンシング測定データレポートのうちの1つまたは複数を含み得る。
1334におけるSSRespのようなセンシング応答またはレポートのSAF処理は、たとえば、最適化された制御および/または通信のためにセンシング情報を利用することを含み得る。例として、センシングレポートは、自動運転またはドライバが、センシングレポートが少ない交通量を示している代替ルートをとることによって交通量の多い渋滞区域を回避するのを助けることができる、車両交通量情報を提供し得る。
図14は、図12に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る別の例示的な方法を示す信号フロー図である。図14の動作シナリオは図13のものと同様であり、UE1402、NG-RANノード1404、AMF1406、およびSensMF1408を含む。たとえば、コアネットワークの一部であり得る、または図12のエッジクラウド1230などの外部ネットワーク内にあり得るセンシングサービスセンタ1410もまた、センシングサービスを使用することもある別のエンティティの例として、図14に示されている。
図14の全体的な信号フローは図13のものと同様であり、AMF1406によって送信され1422でSensMF1408によって受信されるSSRと、いずれかまたは両方が実施され得る1424、1426のセンシング手順と、SensMF1408によって送信され1428でAMF1406によって受信されるSSRespとを含む。図14はさらに、SSRの他の潜在的なソースおよび/またはSSRespの宛先を示す。
特に、SSRは、1420aで示されるように、センシングサービスセンタ1410によって送信され、AMF1406によって受信され、1420bで示されるように、自己トリガされ、もしくはAMF1406によって発信され、または、1420cで示されるように、UE1402によって送信されAMF1406によって受信されてよく、1420bおよび1420cは、通信および制御により多く関連するセンシング要求とすることができる。SSR1420aはセンシングサービスセンタ1410からのものであるので、SSRメッセージコンテキストは、スタンドアロンセンシングサービスにより多く関連するセンシング要求コンテキストを含み得る。たとえば、SSRは、特定のUEおよび/もしくは他のデバイスの、または特定のエリア内のUEおよび/もしくは他のデバイスの、測位、車両交通負荷および混雑状況、環境温度、湿度などのうちのいずれか1つまたは複数などの、センシング要件を示す情報を含み得る。SSRは、センシングノード、センシングサービス期間、センシング動作モード、センシング報告期間、他のセンサとの共同センシングまたは個別センシングなどの、センシング構成パラメータを含むこともある。これらのオプションのいずれかまたはすべてが、および図13にあるようなSAF/RANノードSSRなどの、場合により他のものがサポートされてもよい。それらの発信源に関係なく、SSRは、図14に示される例では、AMF1406によってSensMF1408へ送信される。
図14のSSResp1428は、SensMF1408による様々なタイプの処理されたセンシング関連情報のいずれかを、SensMF1408がすべてのセンシング情報または測定情報を1424および/または1426において関連するセンシングノード/センシングデバイスから受信した後に(1つまたは複数のRANノードにおいて)、含んでよく、センシング情報または測定情報は、SSR1420a、1420bまたは/および1420cのセンシング要件に基づいている。SensMF1408は、たとえば、要求されたセンシング情報を推定するために、受信された生の測定データを使用してもよい。要求されたセンシング情報は、たとえば、測位、車両交通負荷および混雑状況、環境温度、湿度、ドップラー、移動方向、ビームフォーミング方向/角度、交通負荷、および/または移動度などの特定のデバイスセンシング情報を含み得る。SSResp1428は、SSResp1430a、1430b、または/および1430c(図14には示されていない)の個々のセンシング応答を含んでもよく、SSResp1430a、1430b、および1430cはそれぞれ、センシングサービス要求SSR1420a、1420b、および1420cにより得られた結果である。
SSResp1430a、1430b、および1430cの中の任意のSSRespに関して、図14に示されているオプションは、SSRespを送信するAMF1406、および1430aでSSRespを受信するセンシングサービスセンタ1410と、SSRespを受信し、1430bで示されるようにコアネットワーク内でSSRespを内部で処理する、または場合によりルーティングするAMF1406と、SSRespを送信するAMF1406、および1420cに示されるようにSSRespを受信するUE1402と、SSRespを送信するAMF1406、および1432に示されるようにSSRespを受信するNG-RANノード1404とを含む。1432のオプションは、SSRespがSAFへ、またはより一般的には、SSRを発信または送信しない別のエンティティへ送信されてもよい実施形態を示している。たとえば、SAFはより正確なセンシング情報を得るために、ならびに1つまたは複数のRANノードにおけるより良い通信制御のために、SensMF1408からのセンシング分析レポートからのそのローカルセンシング情報を更新してもよい。
これらのオプションのいずれかまたはすべてが、および場合により他のものがサポートされ得る。図示の例では、SSRespは常に、SensMF1408によってAMF1406へ送信され、AMF1406によって受信される。
図13と同様に、SSRespなどのセンシング応答またはレポートのSAF処理が図14の1434に示されている。
図15は、さらに別の実施形態によるセンシングアーキテクチャ1500のブロック図である。図15を参照すると、コアネットワークが1510で示され、コアネットワークの外部にある外部ネットワークが1530で示され、NG-RANが1540で示されている。SensMF1520は、コアネットワーク1510に接続してもしなくてもよい。NG-RAN1540は、BS1 1550およびBS2 1560を含み、NG-RANがコアネットワーク1510へのアクセスを提供するUEが1570で示されている。
BS1およびBS2は両方ともCU/DU/RUアーキテクチャを有し、それぞれが、SAFを含む1つのCU/SAF1552、CU/SAF1562と、2つのRU1557/1559、RU1567/1569とを含む。BS1は2つのDU1554、DU1556を含み、BS2は1つのDU1564を含む。BS1とBS2が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE1570と通信するためのインターフェイスはそれぞれ、XnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示され、F1CU/DUインターフェイスもまた例として示されている。
センシングアーキテクチャ1500は、図12のセンシングアーキテクチャ1200と実質的に同様であるが、センシングコーディネータ(SensMF1520)がコアネットワーク1510の外部に置かれている。SensMF1520は、たとえば、コアネットワーク1510を介して、または直接、NG-RAN1540と、ならびにBS1および/またはBS2などの1つまたは複数のRANノード内の1つまたは複数のSAFと、通信することができる。SensMFとSAFとの間にコアネットワークまたは直接通信がある、このタイプのアーキテクチャの他の例が、図6B、図6C、図7B、図7C、図8B、および図8Cにも示されている。
図16は、図15に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。図16に示されている例は、UE1602と、NG-RANノード1604と、SensMF1606と、示されているように、図15の他のネットワーク1530内に置かれてもよいセンシングサービスセンタ1608とを含む、動作シナリオに関連する。SAFは、図16のNG-RANノード1604に置かれる。
SSRは、1620で、センシングサービスセンタ1608によって送信され、SensMF1606によって受信され、1622で、SensMF1606によって送信され、NG-RANノード1604によって受信される。UEセンシング手順は1624で示され、この例ではSSRespが、NG-RANノード1604のSAFによって生成され送信される。SSRespは、NG-RANノード1604によって送信され1626でSensMF160によって受信され、次に、1628で、SensMFはSSRespを送信し、このSSRespはセンシングサービスセンタ1608によって受信される。この例では、1622および1626は両方とも、センシングコーディネータ(SensMFおよびSAF)間で信号を通信することを示しており、そのうちの一方(NG-RANノード1604のSAF)はRAN内にある。
図17は、さらなる実施形態によるセンシングアーキテクチャのブロック図である。コアネットワーク1710がSBAネットワークとして例示的に示され、コアネットワークの外部にある外部ネットワーク1730がエッジクラウドとして例示的に示され、NG-RANが1740で示されている。NG-RAN1740は、BS1 1750およびBS2 1760を含み、NG-RANがコアネットワーク1710へのアクセスを提供するUEが、1770で示されている。
BS1およびBS2は両方ともCU/DU/RUアーキテクチャを有し、それぞれが、SMAFを含む1つのCU/SMAF1752、CU/SMAF1762と、2つのRU1757/1759、RU1767/1769とを含む。BS1は2つのDU1754、DU1756を含み、BS2は1つのDU1764を含む。図17では、SMAFがCUと組み合わせて示されているが、SMAFは必ずしもCUに統合される必要はなく、または別の方法でCUと組み合わされる必要はない。BS1とBS2が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE1770と通信するためのインターフェイスはそれぞれ、XnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示され、F1CU/DUインターフェイスもまた例として示されている。
センシングアーキテクチャ1700は、図12のセンシングアーキテクチャ1200と実質的に同様であるが、SensMFがNG-RAN1740の外部にない。NG-RAN1740は、1つまたは複数のSMAFを含み、そのうちの1つは、図示の例では、BS1750、BS1760のそれぞれに実装される。センシング調整がRANに集中し、コアネットワークを介して1つまたは複数のSMAFと通信する、このタイプのアーキテクチャの他の例が、図9A、図10A、および図11Aにも示されている。
図18は、図17に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る、例示的な方法を示す信号フロー図である。図18に示されている例は、UE1802と、NG-RANノード1804と、SensMF1806と、示されるように、図17のエッジクラウド1730などの別のネットワークに置かれてもよいセンシングサービスセンタ1808とを含む、動作シナリオに関連する。SAFは、図18のNG-RANノード1804に置かれる。
図18の全体的な信号フローは、AMF1806によって送信され1822でセンシングコーディネータ(NG-RANノード1804内のSMAF)によって受信されるSSRと、1824のUEのセンシング手順と、センシングコーディネータ(NG-RANノード1804内のSMAF)によって送信され1826でAMF1806によって受信されるSSRespとを含む、他の信号フロー図のものと同様である。図18におけるSSRの潜在的なソースは、1820aで示されるように、AMF1806によって受信されるSSRを送信するソースとしてのセンシングサービスセンタ1808、または、1820bで示されるように、SSRを自己発信もしくは自己トリガするソースとしてのAMF1806、または、1820cで示されるように、AMF1806によって受信されるSSRを送信するソースとしてのUE1802を含む。SSRは、図18に示された例では、そのSSRがAMF1806自体で発信されようと、他のエンティティから発信されようと、AMF1806によってNG-RANノード1804へ送信される。図18のSSRespの潜在的な宛先は、1828aで示されているように、AMF1806によって送信されたSSRespを受信するセンシングサービスセンタ1808と、1828bで示されているように、コアネットワークによって送信されたSSRespを受信し、そのSSRespをコアネットワーク内部で処理する、または場合によりルーティングするAMF1806と、1820cで示されているように、AMF1806によって送信されたSSRespを受信するUE1802とを含む。これらのオプションのいずれかまたはすべて、および場合により他のものがサポートされ得る。図示の例では、SSRおよびSSRespは、少なくともNG-RANノード1804のSMAFとAMF1806との間で通信される。
図18には示されていないが、NG-RANノード1804において、たとえばSSRespを生成するための処理の代わりに、またはその処理に加えて、他のSMAF処理があり得る。
図19は、別の実施形態によるセンシングアーキテクチャのブロック図である。コアネットワークが1910で示され、コアネットワークの外部にある外部ネットワークが1930で示され、NG-RANが1940で示されている。センシングサービスセンタ1920は、コアネットワーク1910に接続してもしなくてもよい。NG-RAN1940はBS1 1950およびBS2 1960を含み、NG-RANがコアネットワーク1910へのアクセスを提供するUEが1970で示されている。
BS1およびBS2は両方ともCU/DU/RUアーキテクチャを有し、それぞれが、SMAFを含む1つのCU/SMAF1952、CU/SMAF1962と、2つのRU1957/1959、RU1967/1969とを含む。BS1は2つのDU1954、DU1956を含み、BS2は1つのDU1964を含む。BS1とBS2が互いに通信するためのインターフェイス、およびUE1970と通信するためのインターフェイスはそれぞれ、XnインターフェイスおよびUuインターフェイスとして示されており、F1CU/DUインターフェイスもまた例として示されている。
センシングアーキテクチャ1900は、図15のセンシングアーキテクチャ1500と実質的に同様であるが、NG-RAN1940の外部にSensMFがない。NG-RAN1940は、1つまたは複数のSMAFを含み、そのうちの1つは、図示の例ではBS1950、BS1960のそれぞれに実装される。センシング調整がRANに集中し、コアネットワークを介して、または直接1つまたは複数のSMAFと通信する、このタイプのアーキテクチャの他の例が、図9B、図9C、図10B、図10C、図11B、および図11Cにも示されている。
図20は、図19に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る例示的な方法を示す信号フロー図である。図20に示されている例は、UE2002と、NG-RANノード2004と、示されるように、図19のネットワーク1930などの別のネットワークに置かれてもよいセンシングサービスセンタ2006とを含む、動作シナリオに関連する。SMAFは、図20のNG-RANノード2004に置かれる。
図20の全体的な信号フローは、他の信号フロー図のものと同様である。SSRが、この例ではセンシングサービスセンタ2006によって送信され、2020でセンシングコーディネータ(NG-RANノード2004内のSMAF)によって受信され、UEセンシング手順が2022で実施され、SSRespが、センシングコーディネータ(NG-RANノード2004内のSMAF)によって送信され、2024でセンシングサービスセンタ2006によって受信される。これは、たとえば、図20にSensMFがないことを除いて図16と同様であり、図20にAMFがないことを除いて図18と同様である。
図20には示されていないが、NG-RANノード2004において、たとえばSSRespを生成するための処理の代わりに、またはその処理に加えて、他のSMAF処理があり得る。
他の手順または特徴がまた、または代わりに提供されてもよい。図21は、図19に示されたタイプのアーキテクチャに適用可能であり得る別の例示的な方法を示す信号フロー図であり、いくつかの実施形態において提供され得る追加の特徴の例を含む。特に、図20と同様に、UE2102、NG-RANノード2104、およびセンシングサービスセンタ2106と、2120、2124、2126のSSR/UEセンシング手順/SSRespプロセスとを含む同じ動作シナリオ内で、図21はまた、2122でセンシングコーディネータ(NG-RANノード2104のSMAF)によって要求元(センシングサービスセンタ2106)へ送信される、SSRに対する肯定応答/否定応答(ACK/NACK)も含む。SSRに対するNACKは、たとえば、センシングサービスが利用できない、またはSSRが別の理由で処理されることが可能ではない場合に、2122で送信され得る。
ACK/NACKシグナリングが図21に示されているが、他のタイプのシグナリングがまた、または代わりに、他の実施形態で、センシングサービス要求が受信されたかどうか、および/または処理されているかどうかを要求元に確認するために使用されてもよい。ACK/NACKなどの確認シグナリングは、SMAFおよび/またはセンシングサービスセンタを含む実施形態に決して限定されず、本明細書に開示された他の実施形態と組み合わせて実装されてよいこともまた理解されたい。
図22は、実施形態による例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。UE、RAN、およびSensMFにおける例示的なプロトコルスタックがそれぞれ、UEとRANとの間のuuエアインターフェイスに基づいている例について、2210、2230、2260に示されている。図22、およびプロトコルスタックを示す他のブロック図は、例にすぎない。他の実施形態は、同様または別様に配列された、同様または異なるプロトコルレイヤを含み得る。
例示的なUE2210およびSensMFプロトコルスタック2260で示されたセンシングプロトコルまたはSensProtocol(SensP)レイヤ2212、2262は、図示の例ではuuインターフェイスである、または少なくともそれを含むエアインターフェイスを通じた制御情報の転送および/またはセンシング情報転送をサポートするための、SensMFとUEとの間の上位プロトコルレイヤである。
例示的なUE2210およびSensMFプロトコルスタック2260にも示されている非アクセス層(NAS)レイヤ2214、2264は、別の上位プロトコルレイヤであり、図示の例では、無線インターフェイスにおけるUEとコアネットワークとの間の制御プレーンの最上位層を形成する。NASプロトコルは、図示の例では、UEの移動度をサポートすることと、UEとコアネットワークとの間のIP接続性を確立および維持するためのセッション管理手順とのいずれか1つまたは複数のような特徴を担い得る。NASセキュリティは、たとえば、NASシグナリングメッセージの完全性保護および/または暗号化などの、NASプロトコルに対する1つまたは複数のサービスをサポートするために、いくつかの実施形態において提供されることがあるNASレイヤの追加機能である。
2210、2230でUEおよびRANプロトコルスタック内に示されている無線リソース制御(RRC)レイヤ2216、2232は、以下のような特徴、すなわち、NASレイヤに関連するシステム情報のブロードキャスト、アクセス層(AS)に関連するシステム情報のブロードキャスト、ページング、UEと基地局または他のネットワークデバイスとの間のRRC接続の確立、維持および解放、セキュリティ機能、などのいずれかを担っている。
パケットデータ収束プロトコル(PDCP)レイヤ2218、2234もまた、例示的なUEおよびRANプロトコルスタック2210、2230に示されており、以下のような特徴、すなわち、シーケンス番号付け、ヘッダ圧縮および伸長、ユーザデータの転送、PDCPより上位のレイヤへの順序配信が要求される場合のリオーダリングおよび重複検出、スプリットベアラの場合のPDCPプロトコルデータユニット(PDU)ルーティング、暗号化および解読、PDCP PDUの複写、などのいずれかを担っている。
無線リンク制御(RLC)レイヤ2220、2236が、例示的なUE2210およびRANプロトコルスタック2230に示されており、以下のような特徴、すなわち、上位レイヤPDUの転送、PDCPのシーケンス番号付けとは独立したシーケンス番号付け、自動繰返し要求(ARQ)セグメント化および再セグメント化、サービスデータユニット(SDU)の再アセンブリ、などのいずれかを担っている。
例示的なUE2210およびRANプロトコルスタック2230にさらに示されている、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ2222、2238は、以下のような特徴、すなわち、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、1つの論理チャネルまたは異なる論理チャネルから、トランスポートチャネル上の物理レイヤに配信されるべきトランスポートブロック(TB)へのMAC SDUの多重化、1つの論理チャネルまたは異なる論理チャネルから、トランスポートチャネル上の物理レイヤから配信されたTBからのMAC SDUのデマルチプレクッス、スケジューリング情報報告、ならびに1つまたは複数のUEに対するダウンリンクおよびアップリンクデータ送信の動的スケジューリング、などのいずれかを担っている。
物理(PHY)レイヤ2224、2240は、以下のような特徴、すなわち、チャネルエンコーディングおよびデコーディング、ビットインターリーブ、変調、信号処理、などのいずれかを提供またはサポートし得る。PHYレイヤは、エアインターフェイスを通じたMACレイヤトランスポートチャネルからのすべての情報に対処し、また、たとえば適応変調および符号化(AMC)によるリンク適応、電力制御、初期同期およびハンドオーバ目的のいずれかもしくは両方のためのセルサーチ、および/または他の測定のような手順に対処して、MACレイヤと共同で機能してもよい。
中継2242は、1つのインターフェイスから別のインターフェイスへのプロトコル変換による、異なるプロトコルスタックを通じた情報中継を表し、このプロトコル変換は、エアインターフェイス(UE2210とRAN2230との間)と有線インターフェイス(RAN2230とSensMF2260との間)との間にある。
RAN2230、およびSensMFの例示的なプロトコルスタック2260内のNG(次世代)アプリケーションプロトコル(NGAP)レイヤ2244、2266は、UEと関連付けられた制御プレーンメッセージをRANとSensMFとの間のインターフェイスを通じて交換する方法を提供し、NGAPレイヤ2244でのRANとのUEアソシエーションは、RAN内で一意のUE NGAP IDによるものであり、NGAPレイヤ2266でのSensMFとのUEアソシエーションは、SensMF内で一意のUE NGAP IDによるものであり、2つのUE NGAP IDは、セッションセットアップと同時に、RANおよびSensMF内で結合され得る。
RAN2230、およびSensMFの例示的なプロトコルスタック2260はまた、ストリーム制御送信プロトコル(SCTP)レイヤ2246、2268を含み、これらは、PDCPレイヤ2218、2234と同様の特徴を提供し得るが、有線SensMF-RANインターフェイス用である。
同様に、図示の例のインターネットプロトコル(IP)レイヤ2248、2270、レイヤ2(L2)2250、2272、およびレイヤ1(L1)2252、2274プロトコルレイヤは、NR/LTE UuエアインターフェイスのRLC、MAC、およびPHYレイヤと同様の特徴を提供し得るが、図示の例の有線SensMF-RANインターフェイス用である。
図22は、SensMF/UE相互作用のためのプロトコルレイヤ化の例を示す。この例では、SensPが現在のエアインターフェイス(uu)プロトコルの最上部に使用されている。他の実施形態では、SensPは、下位レイヤ内のセンシング用に新たに設計されたエアインターフェイスとともに使用されることがある。SensPは、UEとSensMFなどのセンシングモジュールまたはコーディネータとの間のデータ送信用に定義されたセンシングフォーマットに従って、センシングデータを任意選択で暗号化によって搬送するための上位レイヤプロトコルを表すものである。
図23は、別の実施形態による例示的なプロトコルスタックを示すブロック図である。RANおよびSensMFにおける例示的なプロトコルスタックがそれぞれ、2310および2330に示されている。図23は、RAN/SensMF相互作用に関連し、UEとRANとの間の様々なタイプのインターフェイスのいずれにも当てはまり得る。
SensMFRANプロトコル(SMFRP)レイヤ2312、2332は、この例では有線接続インターフェイスであるSensMFとRANノードとの間のインターフェイスを通じた制御情報およびセンシング情報の転送をサポートするための、SensMFとRANノードとの間の上位プロトコルレイヤを表す。他の図示されたプロトコルレイヤは、NGAPレイヤ2314、2334、SCTPレイヤ2316、2336、IPレイヤ2318、2338、L2 2320、2340、およびL1 2312、2342を含み、これらは少なくとも上記で例として説明されている。
図23は、SensMF/RANノード相互作用のためのプロトコルレイヤ化の例を示す。SMFRPは、図示の例にあるような有線接続インターフェイスの最上部で、現在のエアインターフェイス(uu)プロトコルの最上部で、または下位レイヤでのセンシング用に新たに設計されたエアインターフェイスとともに、使用されることが可能である。SensPは、センシングデータを任意選択で暗号化によって、センシングコーディネータ間のデータ送信用に定義されたセンシングフォーマットを用いて搬送するための別の上位レイヤプロトコルであり、このセンシングコーディネータは、図22に示されたUE、SAFまたはSMAFを持つRANノード、および/またはコアネットワークもしくはサードパーティネットワーク内に実装されたSensMFなどのセンシングコーディネータを含み得る。
図24は、さらなる実施形態によるプロトコルスタックの例を示すブロック図であり、センシングのための新制御プレーンと、センシングのための新ユーザプレーンとのための例示的なプロトコルスタックを含む。UE、RAN、およびSensMFにおける例示的な制御プレーンプロトコルスタックがそれぞれ、2410、2430、2450で示されており、UEおよびRAN用の例示的なユーザプレーンプロトコルがそれぞれ、2460および2480で示されている。
図22の例は、UEとRANとの間のuuエアインターフェイスに基づいており、図24の例示的なセンシング接続性プロトコルスタックでは、UE/RANエアインターフェイスは、プロトコルレイヤの「s-」ラベルによって示された、新たに設計または修正されたセンシング固有インターフェイスである。一般に、センシングのためのエアインターフェイスは、RANとUEとの間とすることができ、および/または、SensMFとRANとの間のワイヤレスバックホールを含むことができる。
SensPレイヤ2412、2452およびNASレイヤ2414、2454は、少なくとも上記で例として説明されている。
s-RRCレイヤ2416、2432は、4Gもしくは5GエアインターフェイスRRCプロトコルを再使用してもよく、またはセンシングのために新たに定義または修正されたRRCレイヤを使用してもよい。たとえば、s-RRCのシステム情報ブロードキャストは、ネットワークへの初期アクセス中のデバイスのセンシング構成、センシング能力情報サポートなどを含み得る。
s-PDCPレイヤ2418、2434は、同様に、4Gもしくは5GエアインターフェイスPDCPプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、1つまたは複数の中継ノードなどを通じたPDCPルーティングおよび中継を提供するために、センシングのために新たに定義または修正されたPDCPレイヤを使用してもよい。
s-RLCレイヤ2420、2436は、4Gもしくは5GエアインターフェイスRLCプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、SDUセグメント化を用いずに、センシングのために新たに定義または修正されたRLCレイヤを使用してもよい。
s-MACレイヤ2422、2438は、4Gもしくは5GエアインターフェイスMACプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、1つまたは複数の新たなMAC制御要素、1つまたは複数の新たな論理チャネル識別子、異なるスケジューリングなどを使用して、センシングのための新たに定義または修正されたMACレイヤを使用してもよい。
同様に、s-PHYレイヤ2424、2440は、4Gもしくは5GエアインターフェイスPHYプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、異なる波形、異なるエンコーディング、異なるデコーディング、異なる変調およびコーディング方式(MCS)などのうちの1つまたは複数を使用して、センシングのための新たに定義または修正されたPHYレイヤを使用することができる。
センシングのための例示的な新ユーザプレーンでは、以下のレイヤ、すなわち、s-PDCP2464、2484、s-RLC2466、2486、s-MAC2468、2488、s-PHYレイヤ2470、2490が、少なくとも上記で例として説明されている。サービスデータアダプテーションプロトコル(SDAP)レイヤは、たとえば、サービス品質(QoS)フローとデータ無線ベアラとの間をマッピングすること、およびダウンリンクパケットとアップリンクパケット両方でQoSフロー識別子(QFI)をマーク付けすることを担っており、SDAPの単一のプロトコルエンティティは、2つのエンティティが構成されることが可能であるデュアル接続性を除いて、個々のPDUセッションごとに構成される。s-SDAPレイヤ2462、2482は、4Gもしくは5GエアインターフェイスSDAPプロトコルを再使用してもよく、または、たとえば、ダウンリンクおよびアップリンクデータベアラとは異なるように、またはセンシングのための特別な識別などで、センシングパケット用のQoSフローIDを定義するために、センシングのために新たに定義または修正されたSDAPレイヤを使用してもよい。
図25は、コアネットワークとRANとの間の例示的なインターフェイスを示すブロック図である。例2500は、コアネットワーク2510とRAN2520との間の「NG」インターフェイスを示しており、2つのBS2530、BS2540が例示的なRANノードとして示されている。BS2540は、s-CU2542および2つのs-DU2544、s-DU2546を含むセンシング固有のCU/DUアーキテクチャを有する。BS2530は、いくつかの実施形態において、同じまたは同様の構造を有し得る。
図26は、RANノードでのCP/UPスプリットのための、一実施形態によるプロトコルスタックの別の例を示すブロック図である。プロトコルスタックに基づくRAN特徴が、CUおよびDUに分割され得、そのようなスプリッティングは、いくつかの実施形態においてPHYレイヤからPDCPレイヤへのどこでも適用することができる。
例2600では、s-CU-CPプロトコルスタックは、s-RRCレイヤ2602およびs-PDCPレイヤ2604を含み、s-CU-UPプロトコルスタックは、s-SDAPレイヤ2606およびs-PDCPレイヤ2608を含み、s-DUプロトコルスタックは、s-RLCレイヤ2610、s-MACレイヤ2612、およびs-PHYレイヤ2614を含む。これらのプロトコルレイヤについて、少なくとも上記に例として記載されている。E1およびF1インターフェイスもまた、例として図26に示されており、図26におけるs-CUおよびs-DUは、SAFもしくはSMAFを有するレガシーCUおよびDU、または/ならびにセンシング能力を有するセンシングノードを示す。
図26における例は、RLCレイヤでのCU/DUスプリッティングを示し、s-CUは、s-RRCおよびs-PDCPレイヤ2602、2604(制御プレーン用)と、s-SDAPおよびs-PDCPレイヤ2606、2608(ユーザプレーン用)とを含み、s-DUは、s-RLC、s-MAC、およびs-PHYレイヤ2610、2612、2614を含む。あらゆるRANノードがCU-CP(またはs-CU-CP)を必ずしも含まないが、少なくとも1つのRANノードは、1つのCU-UP(またはs-CU-CP)および少なくとも1つのDU(s-DU)を含み得る。1つのCU-CP(またはs-CU-CP)は、CU-UP(またはs-CU-CP)およびDU(またはs-DU)を有する複数のRANノードに接続し、それらを制御することができ得る。
図27は、例示的なセンシングアプリケーションを示すブロック図を示す。
超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)もしくはURLLC+などのサービスまたはアプリケーションは、UEのためのサービスまたはアプリケーションに関連付けられた、または結合された時間および周波数リソースなどのパラメータおよび/または送信パラメータを構成し得る。このシナリオでは、サービス構成は、制御プレーン2714およびユーザプレーン2712を含む2710で例として示されているセンシングプレーン上のセンシング構成に関係し、または結合され、アプリケーション要件を達成する、または信頼性を高めることなど性能を向上させるために共に機能し得る。したがって、サービスのためのRRC構成パラメータなど構成パラメータは、サービスに関連付けられたセンシングアクティビティ構成など1つまたは複数のセンシングパラメータを含み得る。
例として2720および2730に示されているURLLCまたはURLLC+のユースケースまたはサービスは、センシングプレーンとの異なる結合構成を有し得る。非総合データ(またはユーザ)プレーン、センシングプレーン、および制御プレーンが2724、2726、および2728に示されており、総合センシングを有する総合データ(またはユーザ)プレーンおよび制御プレーンが2732および2734に示されている。同様に、エンハンスドモバイルブロードバンド(eMBB)+サービス2740およびeMBB+サービス2750は、非総合データプレーン、センシングプレーン、および制御プレーン2744、2746、および2748、または総合センシングを有する総合データプレーンおよび制御プレーン2752および2754を含み、センシングプレーンとの異なる構成を有し得る。別の例示的なアプリケーションは、非総合データプレーン、センシングプレーン、および制御プレーン2764、2766、および2768、または総合センシングを有する総合データプレーンおよび制御プレーン2772および2774を含む、センシングプレーンとの異なる構成を有し得るマッシブマシンタイプ通信(mMTC)+サービス2760およびmMTC+サービス2770である。
たとえば、工場内または自動運転産業における産業向けモノのインターネット(IoT)アプリケーションでは、高い信頼性および極度に低レイテンシが必要とされる。たとえば、自動運転ネットワークは、安全で有効な自動車自動運転のためにネットワーク(たとえば市街地)における、たとえば道路交通負荷、環境条件についてのオンラインまたはリアルタイムセンシング情報を利用することができる。図16に示されているセンシング構成手順と共に、ネットワークにおけるセンシングアーキテクチャが図15(または図6A、図6B、または図6Cのいずれか)に示されているようなものである例が使用されることを考えられたい(図6A、図6B、または図6Cのいずれかについては、ここでは、SensMFとRAN/SAFとのメッセージ交換間のインタラクションだけに焦点が当てられているが、SensMFからRAN/SAFの間のその完全な接続経路は、各個々の図およびアーキテクチャについて記載するとき上記で提供されている)。
自動運転ネットワークは、センシング機能を有するワイヤレスネットワークに、ある時間周期で、または常時、センシングサービスを要求し得、センシングサービス要求は、自動運転ネットワークのそのセンシングサービスセンタ1608(自動運転ネットワークにおけるオフィスとすることができる)を介して送信され、RAN/SAF1604を含むワイヤレスネットワークに関連付けられたSensMF1606へのものである。市街地交通および道路条件に関するオンラインまたはリアルタイムのセンシング情報を得るために、センシングサービスセンタ1608は、特定のセンシング要件と共にSensMF1606にセンシングサービス要求(SSR)メッセージ1620を送り得、これは、一実施形態では、いくつかの特定のロケーション(たとえば、重要な道路)における特定のセンシングノードのセットによるネットワークにわたるセンシング車両交通に関する要求を含み得る。SSR1620は、インターフェイスリンクを通じて送信されることが可能である。
SensMF1606は、SSR1620に基づいて1つもしくは複数のRANノードおよび/または1つもしくは複数のUEを調整し得る。たとえば、SensMF1606は、RANノードによって提供される能力およびサービスに基づいて、オンラインまたはリアルタイムのセンシング測定を実施するための1つまたは複数のRANノードを決定し、1つまたは複数のRANノードと構成手順を通信することを通じて、オンラインまたはリアルタイムのセンシング測定を実施するようにそれらを構成する。1つもしくは複数のRANノードおよび/または1つもしくは複数のUEを構成または調整した後、SensMF1606は、SSR1622をNG RAN/SAF104に送る。たとえば、SensMF1606は、測定される車両の移動度、方向、および関心のセンシングエリア内の各個々のセンシングノードについてセンシングレポートの頻度など、センシングKPIの点でより多くの詳細を把握し得る。次いでSSR1622は、センシング動作およびタスクのための関連のセンシングノードを構成するために、SAFを有する関連のRANノードに(図6Cのアーキテクチャにおいて直接、または図6Aもしくは図6Bのアーキテクチャにおいてコアネットワークを介して間接的に)送られ得る。
たとえば、SSR1622は、センシングタスク、センシングパラメータ、センシングリソース、またはオンラインまたはリアルタイムのセンシング測定のための他のセンシング構成のうちの1つまたは複数を含み得る。1つのSensMF1606は、SAFを有する複数のRANノードに対処し得、したがって、それに応じて複数のSSR1622が送られ得ることに留意されたい。これらのセンシングノードのそれぞれは、その個々の付近でKPIを測定するように構成され得、構成インターフェイスは、たとえば、構成シグナリングを、SensMFとセンシングノードとの間でセンシング固有プロトコルを介した、SensMF構成センシング情報を含み得るRRCメッセージとすることができるエアインターフェイスであり得る。たとえば、センシングプロトコルは、図23および図24に示されているいずれか1つとすることができる。
RANノード/SAF1604は、1つまたは複数のUE1602でセンシング測定手順を実施する。たとえば、RANノードは、オンラインまたはリアルタイムのセンシング測定を実施するために、UEの能力、移動度、ロケーション、またはサービスに基づいて1つまたは複数のUEを決定し、関連のUEからセンシング測定情報またはデータを受信することができる。RANノードは、センシング測定情報またはデータをSAFに送り共有することができ、SAFは、センシング測定情報またはデータを解析および処理し、SAFとSensMF1606との間の要件に基づいて、センシング測定情報またはデータをSensMF1606に、またはセンシング解析レポートをSensMF1606に転送することができる。別の選択肢では、各センシングノードは、構成された時間スロット(たとえば、持続時間、および周期的なレポート)でその関連のRANノードおよびSAF1604に測定(たとえばKPI)情報を送り返し得る。
1つのRANノード/SAF1604では、すべての関連のセンシングノードからのセンシング情報(たとえばKPI)の一部または全部が、SSResp1626として収集され(また任意選択で、たとえば、ローカル通信制御などSAFでのRANノードローカル使用のために処理され)、次いで、SensMF1606に送られ得る。たとえば、SSResp1626は、いずれか1つのセンシング測定情報、データ、または解析レポートとすることができ、各センシングノードからのセンシング測定情報、データ、または解析レポートは、制御プレーンまたはユーザプレーンのセンシング関連情報転送経路を介してセンシング固有プロトコルを適用することによって、SensMFに転送され得る。
SensMF1606は、たとえば、合計、数の平均化および平滑化、補間、他の解析方法など、関連のセンシングRANノード内のすべてのセンシングノードからのSSResp1626を処理し、オンライン交通情報のために自動運転ネットワークのセンシングサービスセンタに送るために、RRS1628として、関心のいくつかの市街地エリアまたは街路についてリアルタイムの車両交通および道路条件を有する市街地マップを創出し得る。そのようなオンラインおよびリアルタイムのセンシングタスクは、安全で効果的な自動車自動運転運用をもたらし得る。
センシング機能を有する上記の実施形態は、他のユースケースまたはサービスケースにも当てはまり得る。
URLLC解決策は、いくつかのシナリオにおいて、センシング特徴を含むことがよりよいものとなり得る。たとえば、URLLC+の場合、急な動き、環境変化、ネットワークトラフィック輻輳変動などセンシング情報は、データ送信制御を最適化するため、偶発的な出来事をオンザフライで回避するため、および/または緊急の状況による衝突制御のためなどにとって何より重要なものでもあり得る。
これらの特徴などは、センシング動作と共に機能することになる他のアプリケーションまたはサービスにも、または代わりに適用可能となり得る。
様々な特徴および実施形態について上記に詳細に記載されている。開示されている実施形態は、たとえば、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む方法を含む。第1および第2のセンシングコーディネータの例は、SAFおよびSensMFだけでなく、センシング手順に含まれ得るUEまたは他の電気デバイスにおけるものを含む他のセンシングコンポーネントをも含む。たとえば、SMAF実施形態の場合のように複数のセンシングコーディネータも、または代わりに共に実装され得る。
第1のセンシングコーディネータは、センシングプロトコルレイヤを実装し、または含み得、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用しインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み得る。センシングコーディネータ間で信号を通信することに含まれ得るセンシングプロトコルレイヤを含むセンシングプロトコルスタックの様々な例が、図22から図26に提供されている。図23は、RAN内の第1のセンシングコーディネータと、CN内または別のネットワーク内に位置し得る第2のセンシングコーディネータSensMFとの間で信号を通信することに含まれ得る、RANプロトコルスタック2310内のSMFRPレイヤ2312の形態にあるセンシングプロトコルレイヤの特定の例を提供する。センシング、およびUEまたはセンシングのための他のデバイスにおける1つまたは複数のコンポーネントを含み得るセンシングコーディネータ間で信号を通信することに含まれ得るセンシングプロトコルレイヤの他の例が、図22から図26に示されている。
インターフェイスリンクは、様々なタイプのリンクのいずれかであり、またはそれを含み得る。センシングのためのエアインターフェイスリンクは、たとえば、RANとUEとの間のもの、および/または、たとえば、SensMFとRANとの間のワイヤレスバックホールとすることができる。新しい設計もまた、または代わりに、センシングに含まれるコンポーネント間の制御プレーンおよびユーザプレーンのいずれか、または両方のために提供される。
たとえば、インターフェイスリンクは、UEまたは他のデバイスなど第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のNR v2x、LTE-M/PC5、IEEE 802.154、および802.11のエアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンク、図22から図26に示されている例を含む、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のNGインターフェイスリンクまたはセンシングインターフェイスリンク、いくつかの実施形態において図6A、図7A、図8A、図9A、図10A、または図11Aに示されている、例示的なアーキテクチャにおいて、第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクおよび/またはセンシングデータリンク、いくつかの実施形態において図6B、図6C、図7B、図7C、図8B、図8C、図9B、図9C、図10B、図10C、図11B、または図11Cに示されている例示的なアーキテクチャにおいて、第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部にあるネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクおよび/またはセンシングデータリンクのうちのいずれか1つまたは複数であり、またはそれを含み得る。
これらのインターフェイスリンク例は、センシング固有エアインターフェイスリンクを指す。たとえば、図24は、センシング固有エアインターフェイスリンクがセンシング固有s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤを含む実施形態を示す。これらのセンシング固有プロトコルレイヤは、従来のPHY、MAC、およびRLCプロトコルレイヤとは異なり、これらのセンシング固有プロトコルレイヤのうちのいずれか1つまたは複数が、いくつかの実施形態において提供され得る。
様々なプロトコルスタック実施形態もまた開示されている。たとえば、センシングコーディネータは、たとえば図23のように、上位レイヤがs-PDCPおよびs-RRCの一方または両方を含む、センシングプロトコル用の制御プレーンスタック、たとえば図24のように、上位レイヤがs-PDCPおよびs-SDAPの一方または両方を含む、センシングプロトコル用のユーザプレーンスタック、ならびに例として図25および図26に示されている、s-CU-CP、s-CU-UP、およびs-DUなどセンシング固有s-CUまたはs-DUのうちのいずれか1つまたは複数を含み得る。
第1のセンシングコーディネータは、実装に応じたものとなり得る様々な方法のいずれかで、第2のセンシングコーディネータと信号を通信し得る。たとえば、いくつかの実施形態において第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFであり、それを含み、またはそれを実装し、コアネットワーク内のSensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータと信号を通信する。これは、たとえば、図6A、図7A、および図8Aに示されている実施形態と一貫している。
たとえば、図6B、図7B、および図8Bと一貫した別の実施形態では、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFであり、それを含み、またはそれを実装し得、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークを介して信号を通信する。
SAFを備え、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部の、第2のセンシングコーディネータとしてのSensMFと信号を直接通信する第1のセンシングコーディネータの場合のように、より直接的な通信も可能である。例が図6C、図7C、および図8Cに示されている。
センシングコーディネータ間の通信のこれらの例は、図6Aから図8Cを包含する。図7Aから図8Cは、CU/DU RANノードアーキテクチャを示す。そのようなアーキテクチャでは、第1のセンシングコーディネータは、RANのCUおよび/またはDUに接続するSAFであり、それを実装し、またはそれを含み得る。SAFは、たとえば図7Aおよび図8Aのように、第2のセンシングコーディネータとしてのコアネットワーク内のSensMFと、CUおよび/またはDUを介して信号を通信し得る。SAFはまた、または代わりに、たとえば図7Bおよび図8Bのように、CUおよび/またはDUと、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部の、SensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータを有するコアネットワークとの間で信号を通信し得る。やはり、または代わりに提供され得る別の可能な選択肢は、例として図7Cおよび図8Cに示されている、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFなど第2のセンシングコーディネータと、CUおよび/またはDUを介して信号を直接通信するSAFである。
図8Aから図8Cにおけるより特定のRANノードアーキテクチャ詳細を考えると、これらの例示的なアーキテクチャでは、RAN内の第1のセンシングコーディネータは、SAFであり、それを実装し、またはそれを含み得、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続する。この文脈では、SAFは、図8Aのように、コアネットワーク内のSensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して信号を通信し得る。SAFはまた、または代わりに、図8Bのように、CU-CP、CU-UP、および/またはDUと、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にある、SensMFの形態にあるコアネットワーク第2のセンシングコーディネータとの間で信号を通信し得る。図8Cは、SAFが、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にある第2のセンシングコーディネータ、やはりこの例ではSensMFとCU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して信号を直接通信し得る実施形態を示す。
上記の通信例は、図6Aから図8Cと一貫している。図9Aから図11Cと一貫している、および/または本明細書において別段開示されている他の例は、第1のセンシングコーディネータが、SAFであり、それを実装し、またはそれを含み、第2のセンシングコーディネータが、SensMFであり、それを実装し、またはそれを含み、SAFおよびSensMFが共に、無線アクセスネットワーク内に位置する実施形態に関する。たとえばSMAF実施形態では、センシング調整は、無線アクセスネットワーク内で集中化される。SAFおよびSensMF、またはそれらの特徴が無線アクセスネットワーク内で実装される他の実施形態も可能である。下記の例示的な例は、RAN内に位置するSAFおよびSensMFの文脈で記載されている。これらの例、および本明細書における他の例は、SMAF実施形態、および/またはセンシング調整がRAN内で集中化される他の実施形態において適用され得る。
RANベースのSAFとSensMFとの間での第1の信号の通信に加えて、SAFおよびSensMFの一方または両方は、たとえば図9A、図10A、または図11Aのように、コアネットワーク内のエンティティと、コアネットワークを介して第2の信号を通信し得る。SAFおよびSensMFの一方または両方はまた、または代わりに、たとえば図9B、図10B、または図11Bのように、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、コアネットワークを介して信号を通信し得る。図9C、図10C、および図11Cにおける例と一貫しているがそれだけには限らないが、RAN内のSAFおよびSensMFの一方または両方は、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと信号を直接通信し得る。
例として図10Aから図10Cおよび図11Aから図11Cに示されているCU/DU RANノードアーキテクチャの文脈では、SAFおよびSensMFの一方または両方は、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し得る。次いで方法は、たとえば、SAFおよびSensMFの一方または両方が、コアネットワーク内のエンティティとCUおよび/もしくはDUを介して(たとえば、図10Aおよび図11A参照)、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CUおよび/もしくはDUとコアネットワークとの間で(たとえば、図10Bおよび図11B参照)、ならびに/またはコアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CUおよび/もしくはDUを介して直接(たとえば、図10Cおよび図11C参照)、信号を通信することを含み得る。
図11Aから図11Cは、RANベースのSAFおよびSensMFの一方または両方が無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し得る例示的なRANノードアーキテクチャを示す。この文脈では、方法は、SAFおよびSensMFの一方または両方が、たとえば図11Aに示されているアーキテクチャにおいて、コアネットワーク内のエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/もしくはDUを介して、たとえば図11Bに示されているアーキテクチャにおいて、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/もしくはDUとコアネットワークとの間で、ならびに/または、たとえば図11Cに示されているアーキテクチャにおいて、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/もしくはDUを介して直接、信号を通信することを含み得る。
センシングコーディネータと通信される信号は、たとえば、SSR、SSResp、およびセンシングに関係する他のシグナリングのいずれかを含み得る。
図13を例として考える。1322では、SSRを第2のセンシングコーディネータ(SensMF1308)に送信することによって、コアネットワーク内のAMF1306を介してRAN内の第1のセンシングコーディネータ(NG-RANノード1304におけるSAF)によって信号が通信される。
RAN内の第1のセンシングコーディネータによって信号を通信することの別の例が、1332に示されており、NG-RANノード1304におけるSAFによって、コアネットワーク内のAMF1306を介して第2のセンシングコーディネータ(SensMF1308)からSSRespを受信することを含む。SSRespは、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される。たとえば、図13では、SSRespは、1332で、AMF1306によってSensMF1308から転送され、SensMFは、1324でAMFから受信されたSSRに基づいてSSRespを取得し、次いで、1326および/または1328でデータを収集する。これは、SSRespが、SSRおよびセンシングデータに基づいて決定、または他の方法で取得されるセンシング結果または出力であることを意味する。
SSRは、入力の形態であり、センシングモデル、パラメータ、および/またはサービスなど入力情報を含み得、出力のためのセンシングデータ(SSResp)は、センシングターゲットから収集される。したがって、センシング出力は、SSRなどセンシング入力、およびセンシングデータに基づいて決定、または他の方法で取得される。
センシング入力に関して、RAN内の第1のセンシングコーディネータ、およびRAN内に位置してもしなくてもよい第2のコーディネータの一方または両方によって通信(送信および/または受信)され得るSSRなどセンシング要求は、1つまたは複数のセンシング要件を示す情報を含み得る。センシング要求内で指定され得るセンシング要件の例は、とりわけ、特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、湿度を含む。少なくとも1つの上記にも記載のように、センシング要求は、1つまたは複数の条件によってトリガされ得る。たとえば、RAN内の第1のセンシングコーディネータ、およびRAN内に位置してもしなくてもよい第2のコーディネータの一方または両方は、周期的に、および要望に応じてのうちのいずれか1つまたは複数に従ってトリガされるSSRなどセンシング要求を通信し得る。要望に応じてトリガすることは、たとえばアプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて、いくつかの実施形態において半静的に構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表され得る。
SSRなどセンシング出力は、SSRを送信した同じコンポーネントもしくは要素によって、またはそれだけによって受信される必要は必ずしもない。たとえば、図14における1432で示されているように、RAN内の第1のセンシングコーディネータ(この例では、NG-RANノード1404におけるSAF)によって信号を通信することは、AMF1406を介して第2のセンシングコーディネータ(SensMF1408)からセンシング応答を受信することを含み得、センシング応答は、SSR、および1424および/または1406で収集されたセンシングデータに基づいて取得される。この場合、SSRは、1420aでセンシングサービスセンタ1410によって送信されたものでも、1420bでAMF1406によって生成されたものでも、1420cでUE1402によって送信されたものでもよいが、NG-RANノード1404におけるSAFは、1432でSSRespを受信し得る。
1つまたは複数のセンシングターゲットからセンシングデータを収集するためのセンシング手順が、例として図13における1326、1328、および図14における1424、1426に、また他の図面にも示されている。これらの手順は、センシングのための1つもしくは複数の電気デバイスの構成を含み得、または構成は、別々に取り扱われ得る。たとえば、RAN内の第1のセンシングコーディネータ、およびRAN内に位置してもしなくてもよい第2のセンシングコーディネータの一方または両方は、RAN内の1つまたは複数の電気デバイスと、その1つまたは複数の電気デバイスを1つまたは複数のセンシング要件で構成するために通信し得る。そのような構成は、たとえばセンシング要求に基づき得る。構成された電気デバイスは、たとえば、RAN内の1つもしくは複数のコンポーネントもしくは要素、1つもしくは複数のUE、および/または1つもしくは複数のセンシングデバイスを含み得る。センシング要件で構成され得る電気デバイスの特定の例は、センシングデバイス、UE、ドローン、TRP、および基地局を含む。無線アクセスネットワーク内の他のタイプの電気デバイスもまた、または代わりに、センシング要件で構成され、および/または他の方法でセンシングに含まれ得る。
方法は、第1のセンシングコーディネータがセンシング応答を処理することを含み得、センシング応答は、AMFを介して第2のセンシングコーディネータから受信され、センシングデータおよびセンシング要求によって取得された。これは、例として、図13における1334、および図14における1434でSAF処理として示されている。SAF処理の例は、本明細書における他のところにも提供されている。
RAN内の第1のセンシングコーディネータによって信号を通信することはまた、または代わりに、第1のセンシングコーディネータによって、センシング要求を第2のセンシングコーディネータから直接受信することを含み得る。これは、例として図16において1622で示されており、NG-RAN/SAFノード1604におけるSAFは、SSRをSensMF1606から直接受信する。この例における受信は、上記の例のいくつかのようにAMFを介するものではない。
いくつかの実施形態において提供され得る別の特徴は、RAN内の第1のセンシングコーディネータがセンシング要求を受信したことに応答してRANにおけるセンシング手順を開始することである。図16を再度参照すると、これが例として1624で示されており、ここにおいて、UEセンシング手順は、1622でSSRを受信したことに応答して、SAFおよびNG-RAN/SAFノード1604によって開始される。
信号を通信することはまた、または代わりに、例として図16において1626で示されているように、RAN内の第1のセンシングコーディネータによって、センシング応答をコアネットワーク内の第2のセンシングコーディネータに直接送信することを含み得、SSRespが、NG-RAN/SAFノード1604におけるSAFによってSensMF1606に送信される。
SMAF実施形態、および/または他の実施形態は、RANにおけるセンシング調整を集中し得る。そのような実施形態では、SMAF、またはより一般的にはRAN内の第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、RAN内の様々な特徴のいずれかを提供またはサポートし得る。たとえば、方法は、第1および第2のセンシングコーディネータの一方または両方がコアネットワーク内のAMFを介して、または直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからセンシング要求を受信することを含み得る。AMFを介してセンシング要求を受信することは、例として図18における1822で示されており、センシング要求を直接受信することは、例として図10および図21における2020および2120にそれぞれ示されている。
方法はまた、または代わりに、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、センシング要求を受信したことに応答してRANにおけるセンシング手順を開始することを含み得る。例が図18における1824、図20における2022、および図21における2124に示されている。
第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方はまた、または代わりに、コアネットワーク内のAMFを介して、または直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティにセンシング応答を送信し得る。これは、例として、AMFを介してSSRespを送信することについて1826に、また、SSRespを直接送信することについて図20における2024、および図21における2126に示されている。
いくつかの実施形態は、センシング要求の肯定応答を含み得る。たとえば、RAN内の第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方は、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティに、そのエンティティから受信されたセンシング要求の肯定応答を送信し得る。図21は、2122で一例を示すが、そのような肯定応答は、図21に示されている実施形態だけに限定されないことを理解されたい。肯定応答は、たとえばコアネットワークを介して間接的に、および/またはコアネットワーク内のAMFもしくは他のコンポーネントもしくは要素によって送信され得る。
いくつかの実施形態において、センシングは、少なくとも第1のセンシングコーディネータが位置するRANを含むワイヤレス通信ネットワーク内で、セルラサービス動作など通信サービス動作から独立している。センシングは、代わりに、通信サービス動作と組み合わされ、または一体化され得る。独立の、または一体化されたセンシングは、たとえば、バックグラウンドセンシング、サードパーティサービスのためのセンシング、および/または機械学習もしくはAIのためのセンシングを提供し得る。独立の、または一体化されたセンシングは、直接通信を介した、またはAMFおよび/もしくはUPFなど要素もしくは機能によるコアネットワークを介したセンシング、SensMFおよびSAFを介したセンシング、SMAFを介したセンシング、ならびに他の開示されている実施形態を含む実施形態を含む、様々な実施形態のいずれかに適用され得る。
本開示は、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む方法をも包含する。そのような実施形態では、第2のセンシングコーディネータは、センシングプロトコルレイヤを実装し、または含み得、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み得る。
他の実施形態の文脈で本明細書に開示されている特徴もまた、または代わりに、そのような第2のセンシングコーディネータに関する実施形態に適用され得る。これは、たとえば、第1のセンシングコーディネータを参照して上記および/または本明細書における他のところに開示されている特徴を含む。
第2のセンシングコーディネータがそれを介して第1の信号を無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと通信するインターフェイスリンクおよびセンシングプロトコルを考える。センシングプロトコル例は、本明細書における他のところに提供されており、第2のセンシングコーディネータに焦点を当てる実施形態においても、または代わりに適用され得る。
インターフェイスリンク例は、無線アクセスネットワーク内の第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間に以下を含む。
uuエアインターフェイスリンク
以下のタイプ、すなわち、NR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク
例として図24に示されているように、s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク
インターフェイスリンクは、様々なタイプのリンクのいずれかであり、またはそれを含み得る。センシングのためのエアインターフェイスリンクは、たとえば、RANとUEとの間のもの、および/または、たとえばSensMFとRANとの間のワイヤレスバックホールとすることができる。新しい設計もまた、または代わりに、センシングに含まれるコンポーネント間の制御プレーンおよびユーザプレーンのいずれか、または両方のために提供され得る。
他のインターフェイスリンク例は、図22から図26に示されている例を含むセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のNGインターフェイスリンクまたはセンシングインターフェイスリンク、いくつかの実施形態において図6A、図7A、図8A、図9A、図10A、または図11Aに示されている例示的なアーキテクチャにおける、センシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクおよび/またはセンシングデータリンク、ならびに、いくつかの実施形態において図6B、図6C、図7B、図7C、図8B、図8C、図9B、図9C、図10B、図10C、図11B、または図11Cに示されている例示的なアーキテクチャにおける、センシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部にあるネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクおよび/またはセンシングデータリンクを含む。
様々なプロトコルスタック実施形態もまた、本明細書における他のところに開示されており、たとえば図23のように、上位レイヤがs-PDCPおよびs-RRCの一方または両方を含む、センシングプロトコルのための制御プレーンスタック、たとえば図24のように、上位レイヤがs-PDCPおよびs-SDAPの一方または両方を含む、センシングプロトコルのためのユーザプレーンスタック、および、例として図25および図26に示されているように、s-CU-CP、s-CU-UP、およびs-DUなどセンシング固有s-CUまたはs-DUを含む。
センシングコーディネータは、実装に応じたものとなり得る様々な方法のいずれかで信号を通信し得る。第1のセンシングコーディネータに関するSAFおよびSensMF実施形態は、少なくとも上記に開示されており、同様の例は、以下など第2のセンシングコーディネータの観点から実施形態に当てはまり得る。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し、たとえば図6A、図7A、および図8Aに示されている実施形態と一貫して、無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し、たとえば図6B、図7B、および図8Bと一貫して、第1のセンシングコーディネータ、特に無線アクセスネットワーク内のSAFとコアネットワークを介して第1の信号を通信する。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し得、例として図6C、図7C、および図8Cに示されているように、無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータと第1の信号を直接通信する。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し得、第1のセンシングコーディネータは無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にあり、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、この場合、SensMFは、たとえば、例として図7Aおよび図8Aに示されているように、CUおよび/またはDUを介してSAFと第1の信号を通信する。
図7Bおよび図8Bと一貫して、たとえば、第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部のSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し得、無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間でSAFと第1の信号を通信する。
第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFであり、それを含み、またはそれを実装し得、無線アクセスネットワーク内のSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、例として図7Cおよび図8Cに示されているように、CUおよび/またはDUを介してSAFと第1の信号を直接通信する。
無線アクセスネットワーク内のSensMFの形態にある第2のセンシングコーディネータおよびSAFの形態にある第1のセンシングコーディネータが無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または、DUに接続することにより、以下のさらなる実施形態が可能である。すなわち、例として図8Aに示されているように、SensMFがCU-CP、CU-UP、および/またはDUを介してSAFと第1の信号を通信すること、例として図8Bに示されているように、SensMFがCU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間でSAFと第1の信号を通信すること、ならびに、例として図8Cに示されているように、SensMFがCU-CP、CU-UP、および/またはDUを介してSAFと第1の信号を直接通信すること。
他の実施形態のように、センシングコーディネータ間で通信される信号は、たとえば、SSR、SSResp、およびセンシングに関係する他のシグナリングのいずれかを含み得る。
図13を例として考える。1324では、コアネットワーク内のAMF1306を介してSSRを受信することによって、信号がセンシングコーディネータ(SensMF1308)によって通信される。
第2のセンシングコーディネータによって信号を通信することの別の例が、1330に示されており、SensMF1308によって、コアネットワーク内のAMF1306を介してSSRespを送信することを含む。SSRespは、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される。図13では、SSRは、1324で、AMF1306によってSensMF1308に転送され、SensMFは、AMFから受信されたSSRに基づいてSSRespを取得し、次いで、1326および/または1328でデータを収集する。
図14は、1422、1424/1426、および1428で、AMFを介してSSRを受信すること、センシング手順を開始すること、または他の方法でSSRespを取得すること、およびAMFを介してSSRespを送信することの別の例を示す。
信号を通信することはまた、または代わりに、例として図16において1622で示されているように、第2のセンシングコーディネータによってセンシング要求を第1のセンシングコーディネータに直接送信することを含み得、SensMF1606は、NG-RAN/SAFノード1604においてSSRをSAFに直接送信する。
いくつかの実施形態において提供され得る別の特徴は、図14における1424、1426、および図16における1624で例として示されているように、第2のセンシングコーディネータが、センシング要求を受信したことに応答してRAN内でセンシング手順を開始することであり、センシング手順は、SensMFによって、SSRを受信したことに応答して、AMFを介して(図14)、または直接(図16)開始される。
信号を通信することはまた、または代わりに、例として図16において1626で示されているように、RAN内のセンシングコーディネータからセンシング応答を直接受信することを含み得、SSRespがNG-RAN/SAFノード1604においてSAFによって送信され、SensMF1606によって受信される。
方法は、図20における2020、および図21における2120で例として示されているように、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからセンシングコーディネータにセンシング要求を直接送信すること、図20における2024、および図21における2126で例として示されているように、センシング応答をそのようなエンティティにセンシングコーディネータから直接受信すること、ならびに/または例として図21における2122で示されているように、そのようなエンティティによって、センシングコーディネータから直接、そのようなエンティティによって送信されたセンシング要求の肯定応答を受信することを含み得る。
他の実施形態のように、センシングコーディネータは、特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および/または湿度など、1つまたは複数のセンシング要件を示す情報を含むセンシング要求を通信し得、センシング要求は、周期的に、ならびにアプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じて、のうちの1つまたは複数に従ってトリガされ得る。
いくつかの実施形態において提供され得る別の特徴は、RANの外部に位置し得るセンシングコーディネータが、1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件で構成するために、RAN内の1つまたは複数の電気デバイスと通信することを含む。
RAN内のUEまたは他の電気デバイスなどセンシングデバイスまたはノードに関する実施形態もまた、可能である。
1つのそのような実施形態によれば、方法は、無線アクセスネットワークを介した装置によって、インターフェイスリンクにアクセスすること、およびその装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信することを含む。通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み、第1の信号は、センシング構成またはセンシングデータを含む。
本明細書における他のところで開示されている少なくともいくつかのインターフェイスリンク例は、少なくともuuエアインターフェイスリンク、以下のタイプ、すなわちNR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク、センシング固有s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク、センシング制御リンク、ならびにセンシングデータリンク、を含むセンシングデバイスまたはセンシングノード実施形態に適用可能である。これらのタイプのリンクのすべての例が本明細書における他のところで提供されている。
センシングデバイス方法では、通信することは、センシングコーディネータから、センシング構成を含む第1の信号を受信することを含み得る。センシング構成は、たとえば最初のアクセス中、および/またはセンシング手順が開始されるとき、センシングデバイスと通信される信号内で提供され得る。
センシングデバイス方法は、たとえば図13、図14、図16、図18、図20、および図21に示されているように、センシング構成に基づいてセンシングデータを収集すること、およびセンシング手順中にセンシングデータをセンシングコーディネータに送信することなどの動作をも含む。
いくつかの実施形態において通信することは、センシングコーディネータに、センシングデータを含む第1の信号を送信することを含む。
センシングデバイスが信号を通信するセンシングコーディネータは、例として図16、図18、図20、および図21においてUEセンシング手順として示されているようにRAN内に、または例として図13および図14においてNG-RANノードおよびUEセンシング手順として示されているようにRANの外部に位置し得る。
上記の例示的な方法は、実施形態の例示であり、他の実施形態も可能である。たとえば、方法はまた、または代わりに、ワイヤレス通信システム内のコアネットワークにアクセスを提供するRANなどアクセスネットワークのためにセンシング手順を調整するセンシングコーディネータと第1のシグナリングを通信することを含み得る。第1のシグナリングは、アクセスネットワーク内で実施されることになるセンシング手順のためのセンシング要求に関連付けられる。そのような方法は、センシングコーディネータと第2のシグナリングを通信することをも含み、第2のシグナリングは、センシング手順の結果を提供するセンシング応答に関連付けられる。
図14におけるUE1402、AMF1406、もしくはセンシングサービスセンタ1410などサービス要求側の観点から、そのような第1のシグナリングを通信することは、第1のシグナリングをセンシングコーディネータに送信することを含み得、これは、この例では、SSRをSensMF1408に送信している。応答に関連付けられた第2のシグナリングを通信する例もまた図14に示されており、第2のシグナリング(SSResp)をセンシングコーディネータ(SensMF1408)から受信することを含む。
シグナリングを通信するこれらの例、および本明細書における他の例は、必ずしも必要ではないが直接通信を含み得る。たとえば図14では、シグナリングを通信することは、AMFおよび/または1つもしくは複数の他の中間コンポーネントによってそのようなシグナリングを「中継すること」を含み得る。たとえば、方法は、第1のシグナリングをこの特定の例ではSensMF1408であるセンシングコーディネータに送信する前に、AMF1406によってセンシングサービスセンタ1410またはUE1402からSSRを受信することなど、要求側からセンシング要求を受信することを含み得る。方法はまた、または代わりに、1428で第2のシグナリングをセンシングコーディネータから受信した後、たとえば図14におけるAMF1406によってセンシング応答を要求側に送信することを含み得る。
例として図14におけるSensMF1408を見ると、センシングコーディネータは、要求を受信し、センシングを調整し、結果を返す。SensMF1408の観点からセンシングコーディネータによって第1のシグナリングを通信することは、1422で、センシングコーディネータによって、第1のシグナリングを受信することを含み得、第2のシグナリングを通信することは、1428で、センシングコーディネータによって、第2のシグナリングを送信することを含み得る。方法は、1424および/または1426で、アクセスネットワーク内で、センシングコーディネータによって、センシング手順の実施を調整することをも含み得る。
図14に示されている例ではUE1402および/またはNG-RANノード1404であり得るセンシングターゲットまたはデバイスの観点から、方法は、センシング手順を実施することを含み得る。センシング手順は、1424で例として示されているアクセスノードセンシング手順、および1426で例として示されているアクセス端末センシング手順の一方または両方を含み得る。センシングデータが収集され得るセンシング手順の例は、本明細書における他のところに提供されている。
上記で参照されているセンシング手順は、アクセスネットワーク内で実施されることになるが、SensMFなどセンシングコーディネータは、アクセスネットワークがアクセスを提供するコアネットワーク内で展開されてもよい。SensMFなどセンシングコーディネータは、代わりにコアネットワークの外部で展開され、コアネットワークを介してアクセスネットワークと通信するように構成され、またはアクセスネットワークへのインターフェイスを介してアクセスネットワークと通信するように構成され得る。これらのタイプのセンシングアーキテクチャの様々な例が、本明細書において開示されている。
開示されているアーキテクチャは、センシングコーディネータがアクセスネットワーク内で展開される例をも含む。次いで、センシング要求に関連付けられた第1のシグナリングを通信すること、および応答に関連付けられた第2のシグナリングを通信することは、たとえば図18のように、コアネットワークを介してセンシングコーディネータと通信することを含み得る。図20および図21は、センシング要求に関連付けられた第1のシグナリングを通信すること、および応答に関連付けられた第2のシグナリングを通信することがアクセスネットワークへのインターフェイスを介してセンシングコーディネータと通信することを含む直接通信を示す。
第1および第2のシグナリングを通信することに関するこれらの例は、特定の図面を参照するが、これらの例に開示されている特徴もまた、または代わりに、他の実施形態において実装され得る。
図6C、図7C、図8C、図9C、図10C、および図11Cなどいくつかの図面は、アクセスネットワーク内のセンシングコーディネータとの直接通信、または少なくともコアネットワークを介した通信より直接的である通信を提供するアーキテクチャを示す。そのようなアーキテクチャ、およびおそらくは他のアーキテクチャの文脈では、方法は、アクセスシステムと、コアネットワークの外部にあるセンシング要求側との間で、ワイヤレス通信システム内のコアネットワークへのアクセスを提供するアクセスネットワークにおいて実施されることになるセンシング手順に関連付けられたシグナリングを通信することを含み得る。本明細書において主に直接通信実施形態と称される実施形態では、そのような通信することは、コアネットワークをバイパスするアクセスネットワークインターフェイスを介してアクセスシステムとセンシング要求側との間でシグナリングを通信することを含み得る。
本明細書における他のところで開示されている特徴は、コアネットワークをバイパスするアクセスネットワークインターフェイスを介して通信することを含む実施形態において実装され得る。たとえば、シグナリングは、センシング手順のためのセンシング要求に関連付けられた上記で参照されている第1のシグナリング、およびセンシング手順の結果を提供するためのセンシング応答に関連付けられた第2のシグナリングであり、またはそれを含み得る。他の実施形態のようにそのようなシグナリングを通信することは、第1のシグナリングをアクセスネットワークに送信すること、および/または第2のシグナリングをアクセスネットワークから受信することを含み得る。方法はまた、または代わりに、アクセスネットワークにおいて第1のシグナリングを受信すること、および/または第2のシグナリングをアクセスネットワークから送信することによって、そのようなシグナリングを通信することを含み得る。
他の実施形態において開示されており、または代わりに、直接通信実施形態に適用され得る追加の特徴は、とりわけ、以下を含む。
アクセスネットワークにおいてセンシング手順を実施すること、
センシング手順は、アクセスノードセンシング手順およびアクセス端末センシング手順の一方または両方であり、またはそれを含む。
本開示は、これらおよび他の方法を包含する。
実施形態はまた、または代わりに、たとえば装置および非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む他の形態で実装され得る。
非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、たとえば、プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶し得る。そのような記憶媒体は、コンピュータプログラム製品を含み、またはやはり記憶媒体に結合された少なくとも1つのプロセッサを含む装置内で実装され得る。
プロセッサ210、260、276、およびメモリ208、258、278の形態にある記憶媒体の例は、図3にも示されている。したがって、装置実施形態は、図3において110で例として示されているED、図3において170で例として示されているT-TRP、および/または図3において172で例として示されているNT-TRPを含み得る。いくつかの実施形態において、装置は、プロセッサが結合される通信インターフェイスなど他のコンポーネントを含み得る。通信インターフェイスは、図3において201/203/204、252/254/256および/または272/274/280で示されているものなどの要素を含み得る。これらは装置の例示的な例であり、他の装置実施形態が可能である。
一実施形態では、コンピュータプログラム製品として、それとも装置内で実装されるかにかかわらず、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶されたプログラミングは、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含み得る。第1のセンシングコーディネータは、センシングプロトコルレイヤを含み、またはそれを実装し、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本明細書における他のところで開示されている特徴は、そのような装置および/またはコンピュータプログラム製品実施形態において実装され得る。これらの特徴は、たとえば、以下のいずれかを、単独で、または様々な組合せのいずれかで含む。
インターフェイスリンクは、以下のうちの1つまたは複数であり、またはそれを含む。すなわち、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間の以下のタイプ、すなわちNR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンクであって、s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のNGインターフェイスリンク、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンク、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンク、第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンク、ならびに第1のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンク。
第1のセンシングコーディネータは、以下のうちの1つまたは複数を含み、または提供する。すなわち、上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびs-RRCレイヤの一方または両方を含む、センシングプロトコル用の制御プレーンスタック、上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびs-SDAPレイヤの一方または両方を含む、センシングプロトコル用のユーザプレーンスタック、センシングプロトコル用のs-CU-CP、センシングプロトコル用のs-CU-UP、センシングプロトコル用のs-DU。
第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する第1のセンシングコーディネータは、以下のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、コアネットワーク内のSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークを介して第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと第1の信号を直接通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワーク内のSensMFを含む第2のセンシングコーディネータとCUおよび/またはDUを介して第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間で第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、CUおよび/またはDUを介して第1の信号を直接通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワーク内のSensMFを含む第2のセンシングコーディネータとCU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間で第1の信号を通信する。第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SAFは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含む第2のセンシングコーディネータと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して第1の信号を直接通信する。
第1のセンシングコーディネータはSAFを含み、第2のセンシングコーディネータはSensMFを含み、SAFおよびSensMFは共に無線アクセスネットワーク内に位置し、プログラミングは、以下のうちのいずれか1つまたは複数のための命令をさらに含む。すなわち、SAFおよびSensMFの一方または両方が、コアネットワーク内のエンティティと、コアネットワークを介して第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、コアネットワークを介して第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、第2の信号を直接通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、コアネットワーク内のエンティティと、CUおよび/またはDUを介して第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間で第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CUおよび/またはDUを介して第2の信号を直接通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、コアネットワーク内のエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間で第2の信号を通信すること。SAFおよびSensMFの一方または両方が、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUと接続し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して第2の信号を直接通信すること。
プログラミングは、以下のうちの少なくとも1つのための命令をさらに含む。すなわち、通信することは、第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介してSSRを第2のセンシングコーディネータに送信することを含む。通信することは、第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介してSSRespを第2のセンシングコーディネータから受信することを含み、SSRespは、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される。第1のセンシングコーディネータが、AMFを介して第2のセンシングコーディネータから受信されたSSRespを処理することであって、SSRespは、センシングデータおよびセンシング要求に基づいて取得されること。通信することは、第1のセンシングコーディネータによって、SSRを第2のセンシングコーディネータから直接受信することを含む。第1のセンシングコーディネータが、SSRを受信したことに応答して無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始すること。通信することは、第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内の第2のセンシングコーディネータにSSRespを直接送信することを含む。第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、コアネットワーク内のAMFを介して、または直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからSSRを受信すること。第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、SSRを受信したことに応答して無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始すること。第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、コアネットワーク内のAMFを介して、または直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティにSSRespを送信すること。第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティに、そのエンティティから受信されたSSRの肯定応答を送信すること。
センシングは、無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信ネットワークにおいて通信サービス動作から独立している。
センシングは、無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信ネットワークにおいて通信サービス動作と統合される。
プログラミングは、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、以下のセンシング要件、すなわち特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および湿度のうちの1つまたは複数を示す情報を含むセンシング要求を通信するための命令を含む。
プログラミングは、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、周期的に、ならびにアプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じてのうちの1つまたは複数に従ってトリガされるセンシング要求を通信するための命令を含む。
プログラミングは、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件で構成するために、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の電気デバイスと通信するための命令を含む。
1つまたは複数の電気デバイスは、センシングデバイス、UE、ドローン、TRP、基地局、または無線アクセスネットワーク内の別の電気デバイスを含む。
装置は、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の他のネットワークデバイスを制御するように構成される無線アクセスネットワーク内のネットワークデバイスを含む。
別の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶されたプログラミングは、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含み得る。第2のセンシングコーディネータは、センシングプロトコルレイヤを含み、またはそれを実装し、第1の信号を通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含む。
本明細書における他のところに開示されている特徴は、そのような装置および/またはコンピュータプログラム製品実施形態において実装され得る。これらの特徴は、たとえば、以下のいずれかを、単独で、または様々な組合せのいずれかで含む。
インターフェイスリンクは、以下のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンク、第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間の以下のタイプ、すなわちNR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク、第2のセンシングコーディネータと電気デバイスまたはUEとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンクであって、s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のNGインターフェイスリンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンク、第2のセンシングコーディネータとコアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンク。
第2のセンシングコーディネータは、以下のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびs-RRCレイヤの一方または両方を含むセンシングプロトコル用の制御プレーンスタック、上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびs-SDAPレイヤの一方または両方を含むセンシングプロトコル用のユーザプレーンスタック、センシングプロトコル用のs-CU-CP、センシングプロトコル用のs-CU-UP、センシングプロトコル用のs-DU。
第2のセンシングコーディネータが第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信することは、以下のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFを含み、無線アクセスネットワーク内のSAFを含む第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、無線アクセスネットワーク内のSAFを含む第1のセンシングコーディネータとコアネットワークを介して第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、無線アクセスネットワーク内のSAFを含む第1のセンシングコーディネータと第1の信号を直接通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、CUおよび/またはDUを介してSAFと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間でSAFと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCUおよび/またはDUに接続し、SensMFは、CUおよび/またはDUを介してSAFと第1の信号を直接通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内のSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SensMFは、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介してSAFと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SensMFは、CU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間でSAFと第1の信号を通信する。第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるSensMFを含み、第1のセンシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内のSAFを含み、SAFは、無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/またはDUに接続し、SensMFは、CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介してSAFと第1の信号を直接通信する。
プログラミングは、以下のうちの少なくとも1つのための命令をさらに含む。すなわち、通信することは、第2のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介して第1のセンシングコーディネータからSSRを受信することを含む。通信することは、第2のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介して第1のセンシングコーディネータにSSRespを送信することを含み、SSRespは、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される。第2のセンシングコーディネータは、センシングデータおよびセンシング要求に基づいてSSRespを取得する。通信することは、第2のセンシングコーディネータによって、SSRを第1のセンシングコーディネータに直接送信することを含む。第2のセンシングコーディネータは、SSRを受信したことに応答して無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始する。通信することは、第2のセンシングコーディネータによって、SSRespを第1のセンシングコーディネータから直接受信することと、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方に直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからSSRを送信することと、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方から直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティへのSSRespを受信することと、第1のセンシングコーディネータおよび第2のセンシングコーディネータの一方または両方から直接、コアネットワークおよび無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティによって、そのエンティティによって送信されたSSRの肯定応答を受信することとを含む。
センシングは、無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信ネットワークにおいて通信サービス動作から独立している。
センシングは、無線アクセスネットワークを含むワイヤレス通信ネットワークにおいて通信サービス動作と統合される。
プログラミングは、第2のセンシングコーディネータが、以下のセンシング要件、すなわち特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および湿度のうちのいずれか1つまたは複数を示す情報を含むセンシング要求を通信するための命令を含む。
プログラミングは、第2のセンシングコーディネータが、周期的に、ならびにアプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じて、のうちの1つまたは複数に従ってトリガされるセンシング要求を通信するための命令を含む。
プログラミングは、第2のセンシングコーディネータが、1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件で構成するために、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の電気デバイスと通信するための命令を含む。
別の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたプログラミングは、無線アクセスネットワークを介して装置によって、インターフェイスリンクにアクセスすること、およびその装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信することのための命令を含み得る。通信することは、センシングプロトコルを使用してインターフェイスリンクを介して第1の信号を通信することを含み、第1の信号は、センシング構成またはセンシングデータを含む。
本明細書における他のところで開示されている特徴は、装置および/またはコンピュータプログラム製品実施形態において実装され得る。これらの特徴は、たとえば、以下を、単独で、または様々な組合せのいずれかで含む。
インターフェイスリンクは、以下ののうちのいずれか1つまたは複数であり、またはそれを含む。すなわち、uuエアインターフェイスリンク、以下のタイプ、すなわちNR v2x、LTE-M、PC5、IEEE 802.15.4、およびIEEE 802.11のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンク、s-PHY、s-MAC、およびs-RLCプロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を含むセンシング固有エアインターフェイスリンク、センシング制御リンク、センシングデータリンク。
通信することは、センシングコーディネータから、センシング構成を含む第1の信号を受信することを含む。
プログラミングは、センシング構成に基づいてセンシングデータを収集すること、およびセンシングデータをセンシングコーディネータに送信することのための命令をさらに含む。
通信することは、センシングコーディネータに、センシングデータを含む第1の信号を送信することを含む。
センシングコーディネータは、無線アクセスネットワーク内に位置する。
センシングコーディネータは、無線アクセスネットワークの外部に位置する。
センシングコーディネータは、たとえばSMAF内にSAF、SensMF、または両方を含む。
センシングは、無線アクセスネットワーク内の装置の通信サービス動作から独立している。
センシングは、無線アクセスネットワーク内の装置の通信サービス動作と統合される。
記載されているものは、本開示の実施形態の原理のアプリケーションを例示するものにすぎない。他の構成および方法を当業者なら実装することができる。
たとえば、特徴の組合せが例示的な実施形態において示されているが、本開示の様々な実施形態の利益を実現するために、それらのすべてが組み合わされることを必要とすることはない。換言すれば、本開示の一実施形態に従って設計されたシステムまたは方法は、図のいずれか1つに示されている特徴のすべて、または図に概略的に示されている部分のすべてを必ずしも含まない。さらに、1つの例示的な実施形態の選択された特徴を、他の例示的な実施形態の選択された特徴と組み合わせることができる。
本開示は例示的な実施形態を参照して記載されているが、この記載は、限定的な意味で解釈されることを意図されていない。説明を参照すれば、例示的な実施形態、ならびに本開示の他の実施形態の様々な修正および組合せが、当業者には明らかになろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、任意のそのような修正または実施形態を包含することが意図されている。
本発明の態様について特定の特徴およびその実施形態を参照して記載されているが、本発明から逸脱することなく、様々な修正および組合せをそれになすことができる。したがって、説明および図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明のいくつかの実施形態を単に例示するものとみなされるべきであり、本発明の範囲内に入る任意の、およびすべての修正、変形、組合せ、または均等物を包含することが企図されている。したがって、実施形態および潜在的な利点について詳細に記載されているが、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明から逸脱することなく、様々な変更、置き換え、および改変を本明細書においてなすことができる。さらに、本出願の範囲は、本明細書に記載されている処理、機械、製造、物質の組成、手段、方法、およびステップの特定の実施形態に限定されることは意図されていない。当業者なら本発明の本開示から容易に理解するように、現在存在する、または後に開発されることになる、本明細書に記載の対応する実施形態と実質的に同じ機能を実施する、または実質的に同じ結果を達成する処理、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップは、本発明に従って利用され得る。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのような処理、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップをそれらの範囲内に含むことが意図されている。
さらに、主に方法および装置の文脈で記載されているが、たとえば、非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶された命令など他の実装もまた企図されている。そのような媒体は、本開示と一貫している様々な方法のいずれかを実施するためのプログラミングまたは命令を記憶することができる。
さらに、命令を実行する、本明細書で例示されている任意のモジュール、コンポーネント、またはデバイスは、コンピュータ可読もしくはプロセッサ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、および/または他のデータなど情報の1つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体へのアクセスを含む、または他の方法で有し得る。非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体の例の非包括的なリストは、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD-ROM)、デジタルビデオディスクもしくはデジタル多用途ディスク(DVD)、Blu-rayディスク(商標)、または他のストレージなど光ディスク、任意の方法または技術で実装される揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、電子的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、または他のメモリ技術を含む。任意のそのような非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体は、デバイスの一部であっても、そこにアクセス可能または接続可能であってもよい。本明細書に記載のアプリケーションまたはモジュールは、コンピュータまたはプロセッサによって可読および実行可能であり、そのような非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体によって記憶または他の方法で保持され得る命令を使用して実装され得る。

Claims (69)

  1. 無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するステップを含み、
    前記第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、前記第1の信号を通信するステップは、前記センシングプロトコルを使用し前記インターフェイスリンクを介して前記第1の信号を通信するステップを含む、方法。
  2. 前記インターフェイスリンクは、
    前記第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンクと、
    次のタイプ、すなわち、前記第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間の、新無線ビークルツーエニィシング(NR v2x)、ロングタームエボリューションマシンタイプ通信(LTE-M)、パワークラス5(PC5)、電気電子学会(IEEE)802.15.4、およびIEEE 802.11、のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンクであって、センシング固有物理(s-PHY)プロトコルレイヤ、センシング固有媒体アクセス制御(s-MAC)プロトコルレイヤ、およびセンシング固有無線リンク制御(s-RLC)プロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を備える、センシング固有エアインターフェイスリンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間の次世代(NG)インターフェイスリンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンクと、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のセンシングコーディネータは、
    上位レイヤがセンシング固有パケットデータ収束プロトコル(s-PDCP)レイヤおよびセンシング固有無線リソース制御(s-RRC)レイヤの一方または両方を備える、前記センシングプロトコル用の制御プレーンスタックと、
    上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびセンシング固有サービスデータアダプテーションプロトコル(s-SDAP)レイヤの一方または両方を備える、前記センシングプロトコル用のユーザプレーンスタックと、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有中央ユニット制御プレーン(s-CU-CP)と、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有CUユーザプレーン(s-CU-UP)と、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有分散ユニット(s-DU)と、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のセンシングコーディネータが前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信することは以下のこと、すなわち、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークを介して前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと直接、前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備える第2のセンシングコーディネータと、前記CUおよび/またはDUを介して前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える第2のセンシングコーディネータと、前記CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間で前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記CUおよび/またはDUを介して、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を直接通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU制御プレーン(CU-CP)、CUユーザプレーン(CU-UP)、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して、前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間で、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する、ならびに、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を直接通信する、
    のうちの1つまたは複数を含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1のセンシングコーディネータはセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記第2のセンシングコーディネータはセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記SAFと前記SensMFの両方が前記無線アクセスネットワーク内に置かれ、前記方法は、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、コアネットワークを介して、前記コアネットワーク内のエンティティと第2の信号を通信するステップと、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、コアネットワークを介して、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を通信するステップと、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を直接通信するステップと、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CUおよび/またはDUを介してコアネットワーク内のエンティティと前記第2の信号を通信するステップと、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間で、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を通信するステップと、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CUおよび/またはDUを介して、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を直接通信するステップと、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して、コアネットワーク内のエンティティと前記第2の信号を通信するステップと、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CU-CP、CU-UPおよび/またはDUとコアネットワークとの間で、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を通信するステップと、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CU-CP、CU-UPおよび/またはDUを介して、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を直接通信するステップと、
    のうちの1つまたは複数をさらに含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記方法は以下のこと、すなわち、
    前記通信するステップは、前記第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)を介して、センシング要求(SSR)を前記第2のセンシングコーディネータへ送信するステップを含む、
    前記通信するステップは、前記第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介して、前記第2のセンシングコーディネータからセンシング応答(SSResp)を受信するステップを含み、前記センシング応答(SSResp)が、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される、
    前記第1のセンシングコーディネータは、AMFを介して前記第2のセンシングコーディネータから受信されたセンシング応答(SSResp)を処理するステップであって、前記センシング応答(SSResp)が、センシングデータおよびセンシング要求に基づいて取得される、ステップ、
    前記通信するステップは、前記第1のセンシングコーディネータによって、前記第2のセンシングコーディネータからセンシング要求(SSR)を直接受信するステップを含む、
    前記第1のセンシングコーディネータは、センシング要求(SSR)を受信したことに応答して、前記無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始するステップ、
    前記通信するステップは、前記第1のセンシングコーディネータによって、センシング応答(SSResp)をコアネットワーク内の前記第2のセンシングコーディネータへ直接送信するステップを含む、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方は、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからセンシング要求(SSR)を、コアネットワーク内のAMFを介して、または直接受信するステップ、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記センシングコーディネータの一方または両方は、センシング要求(SSR)を受信したことに応答して、前記無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始するステップ、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方は、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティへ、センシング応答(SSResp)をコアネットワークのAMFを介して、または直接送信するステップ、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方は、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティへ、前記エンティティから受信されたセンシング要求(SSR)の肯定応答を送信するステップ、
    のうちの少なくとも1つをさらに含む請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. センシングは、前記無線アクセスネットワークを備えるワイヤレス通信ネットワーク内で通信サービス動作から独立している請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. センシングは、前記無線アクセスネットワークを備えるワイヤレス通信ネットワーク内で通信サービス動作と統合される請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、以下のセンシング要件、すなわち、
    特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および湿度
    のうちの1つまたは複数を示す情報を含むセンシング要求を通信することを含む請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、
    周期的に、
    アプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じて、
    のうちの1つまたは複数によってトリガされたセンシング要求を通信することを含む請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の電気デバイスと通信して、前記1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件によって構成することを含む請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数の電気デバイスは、前記無線アクセスネットワーク内のセンシングデバイス、ユーザ機器(UE)、ドローン、送受信ポイント(TRP)、基地局、または他の電気デバイスを含む請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内のネットワークデバイスに実装され、前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の他のネットワークデバイスを制御するように構成される請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合され、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラミングが、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体と
    を備える装置であって、
    前記第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、前記第1の信号を通信することは、前記センシングプロトコルを使用し前記インターフェイスリンクを介して前記第1の信号を通信することを含む、装置。
  15. 前記インターフェイスリンクは、
    前記第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンクと、
    次のタイプ、すなわち、前記第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間の、新無線ビークルツーエニィシング(NR v2x)、ロングタームエボリューションマシンタイプ通信(LTE-M)、パワークラス5(PC5)、電気電子学会(IEEE)802.15.4、およびIEEE 802.11、のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンクであって、センシング固有物理(s-PHY)プロトコルレイヤ、センシング固有媒体アクセス制御(s-MAC)プロトコルレイヤ、およびセンシング固有無線リンク制御(s-RLC)プロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を備える、センシング固有エアインターフェイスリンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間の次世代(NG)インターフェイスリンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクと、
    前記第1のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンクと、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項14に記載の装置。
  16. 前記第1のセンシングコーディネータは、
    上位レイヤがセンシング固有パケットデータ収束プロトコル(s-PDCP)レイヤおよびセンシング固有無線リソース制御(s-RRC)レイヤの一方または両方を備える、前記センシングプロトコル用の制御プレーンスタックと、
    上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびセンシング固有サービスデータアダプテーションプロトコル(s-SDAP)レイヤの一方または両方を備える、前記センシングプロトコル用のユーザプレーンスタックと、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有中央ユニット制御プレーン(s-CU-CP)と、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有CUユーザプレーン(s-CU-UP)と、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有分散ユニット(s-DU)と、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項14または請求項15に記載の装置。
  17. 前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する前記無線アクセスネットワーク内の前記第1のセンシングコーディネータは以下のこと、すなわち、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークを介して前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと直接、前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと、前記CUおよび/またはDUを介して前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと、前記CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間で前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記CUおよび/またはDUを介して、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を直接通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU制御プレーン(CP)、CUユーザプレーン(UP)、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して、前記第1の信号を通信する、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内のセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUとコアネットワークとの間で、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する、ならびに、
    前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内のセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SAFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備える前記第2のセンシングコーディネータと前記第1の信号を直接通信する、
    のうちの1つまたは複数を含む請求項14乃至16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記第1のセンシングコーディネータはセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記第2のセンシングコーディネータはセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記SAFと前記SensMFの両方が前記無線アクセスネットワーク内に置かれ、前記プログラミングは以下のこと、すなわち、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、コアネットワークを介して、前記コアネットワーク内のエンティティと第2の信号を通信すること、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、コアネットワークを介して、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を通信すること、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を直接通信すること、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CUおよび/またはDUを介してコアネットワーク内のエンティティと前記第2の信号を通信すること、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CUおよび/またはDUとコアネットワークとの間で、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を通信すること、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CUおよび/またはDUを介して、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を直接通信すること、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して、コアネットワーク内のエンティティと前記第2の信号を通信すること、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CU-CP、CU-UPおよび/またはDUとコアネットワークとの間で、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を通信すること、
    前記SAFおよび前記SensMFの一方または両方が、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記CU-CP、CU-UPおよび/またはDUを介して、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティと前記第2の信号を直接通信すること、
    のうちのいずれか1つまたは複数のための命令をさらに含む請求項14乃至17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記プログラミングは以下のこと、すなわち、
    前記通信することは、前記第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)を介して、センシング要求(SSR)を前記第2のセンシングコーディネータへ送信することを含む、
    前記通信することは、前記第1のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介して、前記第2のセンシングコーディネータからセンシング応答(SSResp)を受信することを含み、前記センシング応答(SSResp)が、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される、
    前記第1のセンシングコーディネータが、AMFを介して前記第2のセンシングコーディネータから受信されたセンシング応答(SSResp)を処理し、前記センシング応答(SSResp)が、センシングデータおよびセンシング要求に基づいて取得される、
    前記通信することは、前記第1のセンシングコーディネータによって、前記第2のセンシングコーディネータからセンシング要求(SSR)を直接受信することを含む、
    前記第1のセンシングコーディネータが、センシング要求(SSR)を受信したことに応答して、前記無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始する、
    前記通信することは、前記第1のセンシングコーディネータによって、センシング応答(SSResp)をコアネットワーク内の前記第2のセンシングコーディネータへ直接送信することを含む、ならびに、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからセンシング要求(SSR)を、コアネットワーク内のAMFを介して、または直接受信すること、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記センシングコーディネータの一方または両方が、センシング要求(SSR)を受信したことに応答して、前記無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始すること、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティへ、センシング応答(SSResp)をコアネットワークのAMFを介して、または直接送信すること、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティへ、前記エンティティから受信されたセンシング要求(SSR)の肯定応答を送信すること、
    のうちの少なくとも1つのための命令をさらに含む請求項14乃至18のいずれか一項に記載の装置。
  20. センシングは、前記無線アクセスネットワークを備えるワイヤレス通信ネットワーク内で通信サービス動作から独立している請求項14乃至19のいずれか一項に記載の装置。
  21. センシングは、前記無線アクセスネットワークを備えるワイヤレス通信ネットワーク内で通信サービス動作と統合される請求項14乃至19のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記プログラミングは、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、以下のセンシング要件、すなわち、
    特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および湿度
    のうちの1つまたは複数を示す情報を含むセンシング要求を通信するための命令を含む請求項14乃至21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記プログラミングは、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、
    周期的に、
    アプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じて、
    のうちの1つまたは複数によってトリガされたセンシング要求を通信するための命令を含む請求項14乃至22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 前記プログラミングは、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方が、前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の電気デバイスと通信して、前記1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件によって構成するための命令を含む請求項14乃至23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記1つまたは複数の電気デバイスは、前記無線アクセスネットワーク内のセンシングデバイス、ユーザ機器(UE)、ドローン、送受信ポイント(TRP)、基地局、または他の電気デバイスを含む請求項24に記載の装置。
  26. 前記無線アクセスネットワーク内で前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の他のネットワークデバイスを制御するように構成されている、ネットワークデバイスを備える請求項14乃至25のいずれか一項に記載の装置。
  27. プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記プログラミングは、
    無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して第2のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する
    ための命令を含み、
    前記第1のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、前記第1の信号を通信することは、前記センシングプロトコルを使用し前記インターフェイスリンクを介して前記第1の信号を通信することを含む、コンピュータプログラム製品。
  28. 第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するステップを含み、
    前記第2のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、前記第1の信号を通信するステップは、前記センシングプロトコルを使用し前記インターフェイスリンクを介して前記第1の信号を通信するステップを含む、方法。
  29. 前記インターフェイスリンクは、
    前記第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンクと、
    次のタイプ、すなわち、前記第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間の、新無線ビークルツーエニィシング(NR v2x)、ロングタームエボリューションマシンタイプ通信(LTE-M)、パワークラス5(PC5)、電気電子学会(IEEE)802.15.4、およびIEEE 802.11、のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンクであって、センシング固有物理(s-PHY)プロトコルレイヤ、センシング固有媒体アクセス制御(s-MAC)プロトコルレイヤ、およびセンシング固有無線リンク制御(s-RLC)プロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を備える、センシング固有エアインターフェイスリンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間の次世代(NG)インターフェイスリンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンクと、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項28に記載の方法。
  30. 前記第2のセンシングコーディネータは、
    上位レイヤがセンシング固有パケットデータ収束プロトコル(s-PDCP)レイヤおよびセンシング固有無線リソース制御(s-RRC)レイヤの一方または両方を備える、前記センシングプロトコル用の制御プレーンスタックと、
    上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびセンシング固有サービスデータアダプテーションプロトコル(s-SDAP)レイヤの一方または両方を備える、前記センシングプロトコル用のユーザプレーンスタックと、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有中央ユニット制御プレーン(s-CU-CP)と、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有CUユーザプレーン(s-CU-UP)と、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有分散ユニット(s-DU)と、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項28または請求項29に記載の方法。
  31. 前記第1のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する前記第2のセンシングコーディネータは以下のこと、すなわち、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備える前記第1のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記コアネットワークを介して、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備える前記第1のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備える前記第1のセンシングコーディネータと前記第1の信号を直接通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、前記コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは前記CUおよび/またはDUを介して前記SAFと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CUおよび/またはDUと前記コアネットワークとの間で前記SAFと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CUおよび/またはDUを介して前記SAFと前記第1の信号を直接通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータはコアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは前記無線アクセスネットワークのCU制御プレーン(CU-CP)、CUユーザプレーン(CU-UP)、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して前記SAFと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUと前記コアネットワークとの間で前記SAFと前記第1の信号を通信する、ならびに、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して前記SAFと前記第1の信号を直接通信する、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項28乃至30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記方法は以下のこと、すなわち、
    前記通信するステップは、前記第2のセンシングコーディネータによって、コアネットワークのアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)を介して、センシング要求(SSR)を前記第1のセンシングコーディネータから受信するステップを含む、
    前記通信するステップは、前記第2のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介して、前記第1のセンシングコーディネータへセンシング応答(SSResp)を送信するステップを含み、前記センシング応答(SSResp)が、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される、
    前記第2のセンシングコーディネータが、センシングデータおよびセンシング要求に基づいてセンシング応答(SSResp)を取得する、
    前記通信するステップは、前記第2のセンシングコーディネータによって、センシング要求(SSR)を前記第1のセンシングコーディネータへ直接送信するステップを含む、
    前記第2のセンシングコーディネータが、センシング要求(SSR)を受信したことに応答して、前記無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始する、
    前記通信するステップは、前記第2のセンシングコーディネータによって、前記第1のセンシングコーディネータからセンシング応答(SSResp)を直接受信するステップを含む、ならびに、
    コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからセンシング要求(SSR)を、前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方へ直接送信するステップと、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方から、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティへのセンシング応答(SSResp)を直接受信するステップと、
    コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティによって、前記エンティティによって送信されたセンシング要求(SSR)の肯定応答を、前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方から直接受信するステップと、
    のうちの少なくとも1つをさらに含む請求項28乃至31のいずれか一項に記載の方法。
  33. センシングは、前記無線アクセスネットワークを備えるワイヤレス通信ネットワーク内で通信サービス動作から独立している請求項28乃至32のいずれか一項に記載の方法。
  34. センシングは、前記無線アクセスネットワークを備えるワイヤレス通信ネットワーク内で通信サービス動作と統合される請求項28乃至32のいずれか一項に記載の方法。
  35. 前記第2のセンシングコーディネータが、以下のセンシング要件、すなわち、
    特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および湿度
    のうちの1つまたは複数を示す情報を含むセンシング要求を通信することを含む請求項28乃至34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記第2のセンシングコーディネータが、
    周期的に、
    アプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じて、
    のうちの1つまたは複数によってトリガされたセンシング要求を通信することを含む請求項28乃至35のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の電気デバイスと通信して、前記1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件によって構成する、前記第2のセンシングコーディネータを含む請求項28乃至36のいずれか一項に記載の方法。
  38. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合され、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラミングが、第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信するための命令を含む、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体と
    を備える装置であって、
    前記第2のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、前記第1の信号を通信することは、前記センシングプロトコルを使用し前記インターフェイスリンクを介して前記第1の信号を通信することを含む、装置。
  39. 前記インターフェイスリンクは、
    前記第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間のuuエアインターフェイスリンクと、
    次のタイプ、すなわち、前記第2のセンシングコーディネータと電気デバイスとの間の、新無線ビークルツーエニィシング(NR v2x)、ロングタームエボリューションマシンタイプ通信(LTE-M)、パワークラス5(PC5)、電気電子学会(IEEE)802.15.4、およびIEEE 802.11、のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと電気デバイスまたはUEとの間のセンシング固有エアインターフェイスリンクであって、センシング固有物理(s-PHY)プロトコルレイヤ、センシング固有媒体アクセス制御(s-MAC)プロトコルレイヤ、およびセンシング固有無線リンク制御(s-RLC)プロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を備える、センシング固有エアインターフェイスリンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間の次世代(NG)インターフェイスリンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークのネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシング制御リンクと、
    前記第2のセンシングコーディネータと、コアネットワークまたはバックホールネットワークの外部のネットワークエンティティとの間のセンシングデータリンクと、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項38に記載の装置。
  40. 前記第2のセンシングコーディネータは、
    上位レイヤがセンシング固有パケットデータ収束プロトコル(s-PDCP)レイヤおよびセンシング固有無線リソース制御(s-RRC)レイヤの一方または両方を備える、前記センシングプロトコル用の制御プレーンスタックと、
    上位レイヤがs-PDCPレイヤおよびセンシング固有サービスデータアダプテーションプロトコル(s-SDAP)レイヤの一方または両方を備える、前記センシングプロトコル用のユーザプレーンスタックと、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有中央ユニット制御プレーン(s-CU-CP)と、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有CUユーザプレーン(s-CU-UP)と、
    前記センシングプロトコル用のセンシング固有分散ユニット(s-DU)と、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項38または請求項39に記載の装置。
  41. 前記第1のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する前記第2のセンシングコーディネータは以下のこと、すなわち、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備える前記第1のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記コアネットワークを介して、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備える前記第1のセンシングコーディネータと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備える前記第1のセンシングコーディネータと前記第1の信号を直接通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、前記コアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは前記CUおよび/またはDUを介して前記SAFと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CUおよび/またはDUと前記コアネットワークとの間で前記SAFと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、前記コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークの中央ユニット(CU)および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CUおよび/またはDUを介して前記SAFと前記第1の信号を直接通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータはコアネットワーク内にセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは前記無線アクセスネットワークのCU制御プレーン(CU-CP)、CUユーザプレーン(CU-UP)、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して前記SAFと前記第1の信号を通信する、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUと前記コアネットワークとの間で前記SAFと前記第1の信号を通信する、ならびに、
    前記第2のセンシングコーディネータは、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるセンシング管理機能(SensMF)を備え、前記第1のセンシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内にセンシングエージェント機能(SAF)を備え、前記SAFは、前記無線アクセスネットワークのCU-CP、CU-UP、および/または分散ユニット(DU)に接続し、前記SensMFは、前記CU-CP、CU-UP、および/またはDUを介して前記SAFと前記第1の信号を直接通信する、
    のうちの1つまたは複数を備える請求項38乃至40のいずれか一項に記載の装置。
  42. 前記プログラミングは以下のこと、すなわち、
    前記通信することは、前記第2のセンシングコーディネータによって、コアネットワークのアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)を介して、センシング要求(SSR)を前記第1のセンシングコーディネータから受信することを含む、
    前記通信することは、前記第2のセンシングコーディネータによって、コアネットワーク内のAMFを介して、前記第1のセンシングコーディネータへセンシング応答(SSResp)を送信することを含み、前記センシング応答(SSResp)が、センシングデータおよびSSRに基づいて取得される、
    前記第2のセンシングコーディネータが、センシングデータおよびセンシング要求に基づいてセンシング応答(SSResp)を取得する、
    前記通信することは、前記第2のセンシングコーディネータによって、センシング要求(SSR)を前記第1のセンシングコーディネータへ直接送信することを含む、
    前記第2のセンシングコーディネータが、センシング要求(SSR)を受信したことに応答して、前記無線アクセスネットワーク内でセンシング手順を開始する、
    前記通信することは、前記第2のセンシングコーディネータによって、前記第1のセンシングコーディネータからセンシング応答(SSResp)を直接受信することを含む、ならびに、
    コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティからセンシング要求(SSR)を、前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方へ直接送信することと、
    前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方から、コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティへのセンシング応答(SSResp)を直接受信することと、
    コアネットワークおよび前記無線アクセスネットワークの外部にあるエンティティによって、前記エンティティによって送信されたセンシング要求(SSR)の肯定応答を、前記第1のセンシングコーディネータおよび前記第2のセンシングコーディネータの一方または両方から直接受信することと、
    のうちの少なくとも1つのための命令をさらに含む請求項38乃至41のいずれか一項に記載の装置。
  43. センシングは、前記無線アクセスネットワークを備えるワイヤレス通信ネットワーク内で通信サービス動作から独立している請求項38乃至42のいずれか一項に記載の装置。
  44. センシングは、前記無線アクセスネットワークを備えるワイヤレス通信ネットワーク内で通信サービス動作と統合される請求項38乃至42のいずれか一項に記載の装置。
  45. 前記プログラミングは、
    前記第2のセンシングコーディネータが、以下のセンシング要件、すなわち、
    特定のエリア内の通信デバイスの測位、移動度、環境温度、および湿度
    のうちの1つまたは複数を示す情報を含むセンシング要求を通信するための命令を含む請求項38乃至44のいずれか一項に記載の装置。
  46. 前記プログラミングは、
    前記第2のセンシングコーディネータが、
    周期的に、
    アプリケーションおよびそのセンシングデータ要件に基づいて構成される条件に関係する、またはそれらの条件で表される要望に応じて、
    のうちの1つまたは複数によってトリガされたセンシング要求を通信するための命令を含む請求項38乃至45のいずれか一項に記載の装置。
  47. 前記プログラミングは、
    前記第2のセンシングコーディネータが、前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数の電気デバイスと通信して、前記1つまたは複数の電気デバイスをセンシング要件によって構成するための命令を含む請求項38乃至46のいずれか一項に記載の装置。
  48. プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記プログラミングは、
    第2のセンシングコーディネータによって、インターフェイスリンクを介して、無線アクセスネットワーク内の第1のセンシングコーディネータと第1の信号を通信する
    ための命令を含み、
    前記第2のセンシングコーディネータはセンシングプロトコルレイヤを備え、前記第1の信号を通信することは、前記センシングプロトコルを使用し前記インターフェイスリンクを介して前記第1の信号を通信することを含む、コンピュータプログラム製品。
  49. 装置によって無線アクセスネットワークを介して、インターフェイスリンクにアクセスするステップと、
    前記装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信するステップと
    を含む方法であって、前記通信するステップは、センシングプロトコルを使用し前記インターフェイスリンクを介して前記第1の信号を通信するステップを含み、前記第1の信号はセンシング構成またはセンシングデータを含む、方法。
  50. 前記インターフェイスリンクは、
    uuエアインターフェイスリンクと、
    次のタイプ、すなわち、新無線ビークルツーエニィシング(NR v2x)、ロングタームエボリューションマシンタイプ通信(LTE-M)、パワークラス5(PC5)、電気電子学会(IEEE)802.15.4、およびIEEE 802.11、のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンクと、
    センシング固有エアインターフェイスリンクであって、センシング固有物理(s-PHY)プロトコルレイヤ、センシング固有媒体アクセス制御(s-MAC)プロトコルレイヤ、およびセンシング固有無線リンク制御(s-RLC)プロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を備える、センシング固有エアインターフェイスリンクと、
    センシング制御リンクと、
    センシングデータリンクと、
    のうちのいずれか1つまたは複数を備える請求項49に記載の方法。
  51. 前記通信するステップは、前記センシングコーディネータから、前記センシング構成を含む前記第1の信号を受信するステップを含む請求項49または請求項50に記載の方法。
  52. 前記センシング構成に基づいて前記センシングデータを収集するステップと、
    前記センシングデータを前記センシングコーディネータに送信するステップと
    をさらに含む請求項51に記載の方法。
  53. 前記通信するステップは、前記センシングコーディネータへ、前記センシングデータを含む前記第1の信号を送信するステップを含む請求項49または請求項50に記載の方法。
  54. 前記センシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内に位置する請求項49乃至53のいずれか一項に記載の方法。
  55. 前記センシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワークの外部に位置する、請求項49乃至53のいずれか一項に記載の方法。
  56. 前記センシングコーディネータは、センシングエージェント機能(SAF)およびセンシング管理機能(SensMF)の一方または両方を備える、請求項49乃至55のいずれか一項に記載の方法。
  57. センシングは、前記無線アクセスネットワーク内の前記装置の通信サービス動作から独立している請求項49乃至56のいずれか一項に記載の方法。
  58. センシングは、前記無線アクセスネットワーク内の前記装置の通信サービス動作と統合される請求項49乃至56のいずれか一項に記載の方法。
  59. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合され、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とを備える装置であって、前記プログラミングは、
    前記装置によって無線アクセスネットワークを介して、インターフェイスリンクにアクセスする、および
    前記装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信する
    ための命令を含み、前記通信することは、センシングプロトコルを使用し前記インターフェイスリンクを介して前記第1の信号を通信することを含み、前記第1の信号はセンシング構成またはセンシングデータを含む、装置。
  60. 前記インターフェイスリンクは、
    uuエアインターフェイスリンクと、
    次のタイプ、すなわち、新無線ビークルツーエニィシング(NR v2x)、ロングタームエボリューションマシンタイプ通信(LTE-M)、パワークラス5(PC5)、電気電子学会(IEEE)802.15.4、およびIEEE 802.11、のうちのいずれか1つのエアインターフェイスリンクと、
    センシング固有エアインターフェイスリンクであって、センシング固有物理(s-PHY)プロトコルレイヤ、センシング固有媒体アクセス制御(s-MAC)プロトコルレイヤ、およびセンシング固有無線リンク制御(s-RLC)プロトコルレイヤのうちの1つまたは複数を備える、センシング固有エアインターフェイスリンクと、
    センシング制御リンクと、
    センシングデータリンクと
    のうちのいずれか1つまたは複数を備える請求項59に記載の装置。
  61. 前記通信することは、前記センシングコーディネータから、前記センシング構成を含む前記第1の信号を受信することを含む請求項59または請求項60に記載の装置。
  62. 前記プログラミングは、
    前記センシング構成に基づいて前記センシングデータを収集する、および
    前記センシングデータを前記センシングコーディネータに送信する
    ための命令をさらに含む請求項61に記載の装置。
  63. 前記通信することは、前記センシングコーディネータへ、前記センシングデータを含む前記第1の信号を送信することを含む請求項59または請求項60に記載の装置。
  64. 前記センシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワーク内に位置する請求項59乃至63のいずれか一項に記載の装置。
  65. 前記センシングコーディネータは、前記無線アクセスネットワークの外部に位置する、請求項59乃至63のいずれか一項に記載の装置。
  66. 前記センシングコーディネータは、センシングエージェント機能(SAF)およびセンシング管理機能(SensMF)の一方または両方を備える、請求項59乃至65のいずれか一項に記載の装置。
  67. センシングは、前記無線アクセスネットワーク内の前記装置の通信サービス動作から独立している請求項59乃至66のいずれか一項に記載の装置。
  68. センシングは、前記無線アクセスネットワーク内の前記装置の通信サービス動作と統合される請求項59乃至66のいずれか一項に記載の装置。
  69. プロセッサによって実行するためのプログラミングを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記プログラミングは、
    装置によって無線アクセスネットワークを介して、インターフェイスリンクにアクセスする、および
    前記装置によって、センシングプロトコルレイヤを有するセンシングコーディネータと第1の信号を通信する
    ための命令を含み、前記通信することは、センシングプロトコルを使用し前記インターフェイスリンクを介して前記第1の信号を通信することを含み、前記第1の信号はセンシング構成またはセンシングデータを含む、コンピュータプログラム製品。
JP2023538887A 2020-12-24 2020-12-24 ワイヤレス通信ネットワーク内のセンシングシステム、方法、および装置 Pending JP2024501299A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2020/138867 WO2022133867A1 (en) 2020-12-24 2020-12-24 Sensing systems, methods, and apparatus in wireless communication networks

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024501299A true JP2024501299A (ja) 2024-01-11

Family

ID=82157154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023538887A Pending JP2024501299A (ja) 2020-12-24 2020-12-24 ワイヤレス通信ネットワーク内のセンシングシステム、方法、および装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230328683A1 (ja)
EP (1) EP4248665A4 (ja)
JP (1) JP2024501299A (ja)
CN (1) CN116648933A (ja)
WO (1) WO2022133867A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12017609B2 (en) * 2019-05-17 2024-06-25 Volvo Truck Corporation Functionality limiting system for a motorized vehicle and method for limiting the functionality of a motorized vehicle
US20230188938A1 (en) * 2021-12-10 2023-06-15 Qualcomm Incorporated Determining, at a radio access network node, a location-based state of a user equipment
CN117652194A (zh) * 2022-07-05 2024-03-05 北京小米移动软件有限公司 接收、发送感知标识的方法和装置
WO2024060041A1 (zh) * 2022-09-20 2024-03-28 北京小米移动软件有限公司 信息处理方法及装置、通信设备及存储介质
WO2024100638A1 (en) * 2023-02-03 2024-05-16 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Sensor network reporting
WO2024088606A1 (en) * 2023-05-10 2024-05-02 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd Apparatus and method for requesting and reporting wireless communication sensing
WO2024093326A1 (en) * 2023-06-30 2024-05-10 Lenovo (Beijing) Limited Sensing data exchange
WO2024120669A1 (en) * 2023-08-10 2024-06-13 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Sensing in a wireless communication network
WO2024114968A1 (en) * 2023-08-10 2024-06-06 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Sensing in a wireless communication network
WO2024139379A1 (en) * 2023-09-06 2024-07-04 Lenovo (Beijing) Limited Establishment of user plane connection for sensing
WO2024119942A1 (en) * 2023-09-13 2024-06-13 Lenovo (Beijing) Limited Sidelink based sensing

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100897175B1 (ko) * 2007-07-26 2009-05-14 한국전자통신연구원 Ip 기반 센서 네트워크 시스템에서 센서 노드의 이동성을지원하기 위한 장치 및 방법
CN108809584B (zh) * 2017-05-05 2021-05-18 华为技术有限公司 数据传输方法及通信设备
US10477340B2 (en) * 2017-07-31 2019-11-12 Qualcomm Incorporated Methods and systems for on-demand resource allocation for location determination of a mobile device
EP3484186B1 (en) 2017-11-13 2022-01-05 Robert Bosch GmbH First road-side network node and method to operate the first road-side network node
US11134361B2 (en) * 2019-02-14 2021-09-28 Qualcomm Incorporated Systems and architectures for support of high-performance location in a Next Generation Radio Access Network

Also Published As

Publication number Publication date
CN116648933A (zh) 2023-08-25
EP4248665A1 (en) 2023-09-27
WO2022133867A1 (en) 2022-06-30
US20230328683A1 (en) 2023-10-12
EP4248665A4 (en) 2024-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2022133867A1 (en) Sensing systems, methods, and apparatus in wireless communication networks
Mahmood et al. Industrial IoT in 5G-and-beyond networks: Vision, architecture, and design trends
EP4109937B1 (en) Wireless time-sensitive networking
Ahmadi 5G NR: Architecture, technology, implementation, and operation of 3GPP new radio standards
Yuan et al. Ultra-reliable IoT communications with UAVs: A swarm use case
Jameel et al. A survey of device-to-device communications: Research issues and challenges
WO2019128947A1 (zh) 通信方法和通信设备
JP2022519545A (ja) ポジショニングのためのサウンディング基準信号(srs)リソースおよびリソースセットコンフィギュレーション
CN102884861B (zh) 用于协助/协调家庭内通信的方法和装置
CN115103330A (zh) 用于无线电通信的方法和设备
KR20210087040A (ko) 무선 통신 네트워크의 seal 시스템에서 서비스 간 통신을 프로비저닝하기 위한 seal 시스템 및 방법
US10314039B2 (en) Interference and traffic pattern database
CN104936160A (zh) 用于设备到设备广播通信的短标识符的方法和装置
US20190045583A1 (en) Multiconnectivity cluster
WO2016138815A1 (zh) 一种通信***、通信网络、通信设备和通信方法
CN116982325A (zh) 关于无线网络架构和空口的***、方法和装置
US20220022172A1 (en) Industrial automation system communication
Pyattaev et al. Network-assisted D2D over WiFi direct
US11641630B2 (en) Time-sensitive networking support over sidelink
KR20200098431A (ko) Nb-iot 네트워크에서 센서 데이터 유형 식별을 위한 방법 및 시스템
CN116097733A (zh) 接入网管理配置的方法、***及装置
Abadi et al. Connectivity through Wireless Communications and Sensors
WO2022024427A1 (ja) 端末及び通信方法
WO2023155096A1 (en) Method and apparatus for reporting physical layer information
Karimi Algorithms and protocols for enhancement of spectrum utilization in future mobile networks

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230801

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240624