JP2024084414A - 動作装置及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作装置で発生したエラーの対処方法を通信端末を用いて確認することを可能にしつつ、エラーに関する情報を別の装置で収集可能にする。【解決手段】実施形態に係る動作装置は、生成部と、表示処理部とを備える。生成部は、Webサーバで提供される動作装置で発生したエラーに関するWebサービスのURL及び前記エラーに関する情報を記録したコードシンボルを生成する。表示処理部は、コードシンボルを表示部に表示する。【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、動作装置及び情報処理装置に関する。
プリンタは、エラー発生時にヘルプ画面を表示する。例えば、ヘルプ画面は、Webマニュアルを閲覧するためのURL(Uniform Resource Locator)を記録したコードシンボル、サポートセンターの電話番号、並びに、プリンタのシリアルナンバー及びエラーコード等のエラー情報を表示する。ユーザは、ヘルプ画面を参照し、プリンタのエラーに対処する。
一例では、ユーザは、ヘルプ画面に表示されているサポートセンターの電話番号を参照し、携帯端末を用いてサポートセンターに電話をかける。ユーザは、ヘルプ画面に表示されているエラー情報をサポートセンターに伝え、プリンタのエラーの対処方法を確認する。
別の例では、ユーザは、携帯端末を用いてヘルプ画面に表示されているコードシンボルを読み取り、コードシンボルに記録されたURLのWebサービスへアクセスする。ユーザは、携帯端末を用いてWebサービスで提供されるWebページでマニュアルを閲覧し、プリンタのエラーの対処方法を確認する。
特開2021-022123号公報
ユーザがサポートセンターに電話をかける例では、ユーザは、サポートセンターの電話を受付可能な時間帯の制約に従ってサポートセンターに電話をかけなければいけない。そのため、ユーザは、電話をかけることに面倒と感じることが多く、容易にエラーの対処方法を確認することができない。サポートセンターは、電話でユーザからエラー情報を聞き取る必要がある。サポートセンターが収集可能なエラー情報の量は、ユーザからの電話の回数に依存する。そのため、サポートセンターは、エラー情報を多く収集することが難しい。
ユーザがWebサービスへアクセスする例では、ユーザは、携帯端末を用いてWebページでマニュアルを閲覧することで、容易にエラーの対処方法を確認することができる。しかしながら、ユーザは、Webサービスで提供されるWebページ上でエラー情報を入力することに手間を要する。そのため、ユーザは、Webページでマニュアルを閲覧するが、Webページ上でエラー情報を入力しないケースが多い。Webサービスの提供者は、WebサービスへアクセスしたユーザがWebページ上でエラー情報を入力しない限り、エラー情報を収集することができない。そのため、Webサービスの提供者は、エラー情報を多く収集することが難しい。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、動作装置で発生したエラーの対処方法を通信端末を用いて確認することを可能にしつつ、エラーに関する情報を別の装置で収集可能にする技術を提供することである。
実施形態に係る動作装置は、生成部と、表示処理部とを備える。生成部は、Webサーバで提供される動作装置で発生したエラーに関するWebサービスのURL及び前記エラーに関する情報を記録したコードシンボルを生成する。表示処理部は、コードシンボルを表示部に表示する。
図1は、第1の実施形態に係る処理システムの構成例の概略を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係るプリンタの構成例の概略を示す外観図である。 図3は、第1の実施形態に係るプリンタの構成例の概略を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態に係るプリンタにおける二次元コードシンボルの表示例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る携帯端末の構成例の概略を示すブロック図である。 図6は、第1の実施形態に係るサーバの構成例の概略を示すブロック図である。 図7は、第1の実施形態に係るサーバに記憶されているエラー情報の履歴のデータ構造を例示する図である。 図8は、第1の実施形態に係るプリンタによる処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係る携帯端末による処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、第1の実施形態に係るサーバによる処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、第2の実施形態に係るプリンタにおける第1の二次元コードシンボルの表示例を示す図である。 図12は、第2の実施形態に係るプリンタにおける第2の二次元コードシンボルの表示例を示す図である。 図13は、第2の実施形態に係る携帯端末における表示例を示す図である。 図14は、第2の実施形態に係るプリンタによる処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、第2の実施形態に係る携帯端末による処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、第2の実施形態に係るサーバによる処理の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の第1の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の第1の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。
(構成例)
図1は、処理システムSの構成例の概略を示すブロック図である。
処理システムSは、プリンタ1、携帯端末2及びサーバ3を含む。携帯端末2及びサーバ3は、ネットワークNWを介して互いに通信可能に接続されている。ネットワークNWは、インターネット、携帯通信網及びLAN(Local Area Network)等の種々のネットワークのうちの1以上のネットワークを含む。LANは、無線LANでもよいし、有線LANでもよい。図1は、1台のプリンタ1を示しているが、処理システムSは、複数台のプリンタ1を含むことができる。図1は、1台の携帯端末2を示しているが、処理システムSは、複数台の携帯端末2を含むことができる。処理システムSは、少なくとも2つの装置を含むシステムを指すこともある。
プリンタ1は、印刷機能を有する装置である。印刷は、画像を印刷することを含む。画像は、文字だけでなく、模様等を含む。印刷は、印字を含む。例えば、プリンタ1は、ラベルプリンタであるが、ラベルプリンタとは異なるタイプのプリンタでもよい。プリンタ1は、印刷機能を有する印刷装置の一例である。印刷装置は、種々の動作を実行する動作装置の一例である。動作は、動きを伴うものを含む。動作は、動きを伴わない演算等の処理を含む。プリンタ1の構成例については後述する。
携帯端末2は、通信機能を有する携帯可能な装置である。例えば、携帯端末2は、スマートフォン又はタブレット端末等であるが、これらに限定されない。携帯端末2は、通信機能を有する通信端末の一例である。携帯端末2の構成例については後述する。
サーバ3は、情報処理機能を有する装置である。例えば、サーバ3は、プリンタ1についてのWebサービスを提供するWebサーバである。プリンタ1についてのWebサービスは、プリンタ1で発生する可能性のある各エラーに関するWebサービスを含む。例えば、エラーに関するWebサービスは、エラーの対処方法を示すマニュアルのWebページを提供する。この例では、エラーに関するWebサービスのURLは、エラーの対処方法を示すWebページのURLである。1つのWebページは、1つのエラーの対処方法を示してもよいし、複数のエラーの対処方法を示してもよい。エラーは、プリンタ1が正常に動作することのできない不具合である。エラーは、ハードウェアのエラーでもよいし、ソフトウェアのエラーでもよい。サーバ3は、情報処理機能を有する情報処理装置の一例である。サーバ3の構成例について説明する。
プリンタ1の構成例について説明する。
図2は、プリンタ1の構成例の概略を示す外観図である。
プリンタ1は、表示デバイス17を含む。表示デバイス17は、種々の画像を表示可能なデバイスである。表示デバイス17は、液晶ディスプレイ又は有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であるが、これらに限定されない。表示デバイス17は、プリンタ1の表示部の一例である。
図3は、プリンタ1の構成例の概略を示すブロック図である。
プリンタ1は、上述の表示デバイス17に加えて、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、印刷ユニット14、搬送ユニット15及び入力デバイス16を含む。
プロセッサ11は、プリンタ1の中枢部分に相当する。プロセッサ11は、プリンタ1のコンピュータを構成する要素である。プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを含む。プロセッサ11は、CPUに加えて、又はCPUに代えて、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又はGPU(Graphics Processing Unit)等の種々の回路で構成されていてもよい。プロセッサ11は、プリンタ1の処理回路の一例である。プロセッサ11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に予め記憶されているプログラムをメインメモリ12に展開する。プログラムは、プロセッサ11によって実現される後述する各部の処理をプロセッサ11に実行させることが可能なプログラムである。プロセッサ11は、メインメモリ12に展開されるプログラムを実行することで、種々の処理を実行する。
メインメモリ12は、プリンタ1の主記憶部分に相当する要素を含む。メインメモリ12は、プリンタ1のコンピュータを構成する要素である。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はプログラムを記憶する。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば、メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域としてROM(Read Only Memory)を含む。例えば、メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域としてRAM(Random Access Memory)を含む。
補助記憶デバイス13は、プリンタ1の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス13は、EEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリ等であるが、これらに限定されない。補助記憶デバイス13は、上述のプログラム、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータ及びプロセッサ11での処理によって生成されるデータを記憶する。
補助記憶デバイス13は、プリンタ1の機種情報を記憶する。プリンタ1の機種情報は、プリンタ1の機種を示す情報である。補助記憶デバイス13は、プリンタ1のシリアルナンバーを記憶する。プリンタ1のシリアルナンバーは、プリンタ1を識別するために割り当てられた番号である。補助記憶デバイス13は、複数のエラーコードを記憶する。各エラーコードは、プリンタ1で発生する可能性のある各エラーを識別するためのコードである。補助記憶デバイス13は、プリンタ1のプリンタステータスを記憶する。プリンタステータスは、プリンタ1の状態を示す情報である。プリンタステータスは、プリンタ1の走行距離を含んでもよい。プリンタ1の走行距離は、プリンタ1で搬送される媒体の走行距離である。プリンタステータスは、プリンタ1の印刷設定情報を含んでもよい。プリンタ1の印刷設定情報は、プリンタ1の印刷についての設定を示す情報である。
補助記憶デバイス13は、各エラーに関するWebサービスのURLを記憶する。URLは、エラー毎に異なってもよいし、複数のエラーについて同じであってもよい。
印刷ユニット14は、媒体に画像を印刷するユニットである。例えば、媒体は、紙等のシート状の媒体である。印刷ユニット14は、媒体に画像を印刷するためのヘッドを含む。ヘッドは、媒体に画像を印刷する機能を有していればよく、印刷方式は問わない。媒体が感熱層を有する場合、ヘッドは、各発熱素子の発熱により、感熱層を有する媒体に画像を印刷する方式でもよい。ヘッドは、各発熱素子の発熱により、インクリボンに含まれるインクを溶解させることで、媒体に画像を印刷する方式でもよい。ヘッドは、インクジェットにより、媒体に画像を印刷する方式でもよい。
搬送ユニット15は、媒体を搬送するユニットである。搬送ユニット15は、複数の搬送ローラを含む。複数の搬送ローラは、媒体を搬送する。
入力デバイス16は、ユーザ操作に基づく指示を入力可能なデバイスである。入力デバイス16は、押下可能なボタンを含んでいてもよい。入力デバイス16は、表示デバイス17と一体で構成されたタッチパネルを含んでいてもよい。
なお、プリンタ1のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。プリンタ1は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
プロセッサ11によって実現される各部について説明する。
プロセッサ11は、検出部111、生成部112及び表示処理部113を実現する。プロセッサ11によって実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ11によって実現される各部は、プロセッサ11及びメインメモリ12を含む制御部に実現されるということもできる。
検出部111は、プリンタ1で発生したエラーを検出する。
生成部112は、コードシンボルを生成する。ここでは、生成部112は、二次元コードシンボルを生成する。二次元コードシンボルは、サーバ3で提供されるプリンタ1で発生したエラーに関するWebサービスのURL及びプリンタ1で発生したエラーに関する情報を記録したコードシンボルである。以下では、プリンタ1で発生したエラーに関する情報は、エラー情報ともいう。エラー情報は、プリンタ1で発生したエラーに関する種々の情報を含む。エラー情報は、プリンタ1の機種情報を含んでもよい。エラー情報は、プリンタ1のシリアルナンバーを含んでもよい。エラー情報は、プリンタ1で発生したエラーを示すエラーコードを含んでもよい。エラー情報は、プリンタ1のプリンタステータスを含んでもよい。
例えば、二次元コードシンボルは、QRコード(登録商標)シンボルであるが、これに限定されない。二次元コードシンボルは、情報を記録可能なコードシンボルの一例である。
表示処理部113は、表示デバイス17に種々の画像を表示する。
図4は、プリンタ1における二次元コードシンボルの表示例を示す図である。
表示デバイス17は、二次元コードシンボル171を含むヘルプ画面を表示する。ヘルプ画面は、プリンタ1で発生したエラーの対処を支援するための画像である。表示デバイス17は、二次元コードシンボル171を携帯端末2で読み取り可能な状態で表示する。
携帯端末2の構成例について説明する。
図5は、携帯端末2の構成例の概略を示すブロック図である。
携帯端末2は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶デバイス23、入力デバイス24、表示デバイス25、撮影デバイス26及び通信インタフェース27を含む。図5では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
プロセッサ21は、携帯端末2の中枢部分に相当する。プロセッサ21は、携帯端末2のコンピュータを構成する要素である。プロセッサ21は、プロセッサ11と同様のハードウェア構成であってもよい。プロセッサ21は、メインメモリ22又は補助記憶デバイス23に予め記憶されているプログラムをメインメモリ22に展開する。プログラムは、プロセッサ21によって実現される後述する各部の処理をプロセッサ21に実行させることが可能なプログラムである。プロセッサ21は、メインメモリ22に展開されるプログラムを実行することで、種々の処理を実行する。
メインメモリ22は、携帯端末2の主記憶部分に相当する。メインメモリ22は、携帯端末2のコンピュータを構成する要素である。メインメモリ22は、メインメモリ12と同様のハードウェア構成であってもよい。
補助記憶デバイス23は、携帯端末2の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス23は、補助記憶デバイス13と同様のハードウェア構成であってもよい。
入力デバイス24は、ユーザ操作に基づく指示を入力可能なデバイスである。入力デバイス24は、押下可能なボタンを含んでいてもよい。入力デバイス24は、表示デバイス25と一体で構成されたタッチパネルを含んでいてもよい。
表示デバイス25は、種々の画像を表示可能なデバイスである。表示デバイス25は、表示デバイス17と同様のハードウェア構成であってもよい。表示デバイス25は、携帯端末2の表示部の一例である。
撮影デバイス26は、撮影により画像データを取得可能なデバイスである。例えば、撮影デバイス26は、カメラである。撮影デバイス26は、携帯端末2の撮影部の一例である。
通信インタフェース27は、ネットワークNWを介して、携帯端末2をサーバ3と通信可能に接続するためのインタフェースである。通信インタフェース27は、携帯端末2の通信部の一例である。
なお、携帯端末2のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。携帯端末2は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
プロセッサ21によって実現される各部について説明する。
プロセッサ21は、読取処理部211、表示処理部212及び通信処理部213を実現する。プロセッサ21によって実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ21によって実現される各部は、プロセッサ21及びメインメモリ22を含む制御部に実現されるということもできる。
読取処理部211は、撮影デバイス26により撮影されたコードシンボルを読み取り、読み取られたコードシンボルに記録されている情報を読み取る。
表示処理部212は、表示デバイス25に種々の画像を表示する。
通信処理部213は、通信インタフェース27を用いて、携帯端末2とサーバ3との間の通信を処理する。
サーバ3の構成例について説明する。
図6は、サーバ3の構成例の概略を示すブロック図である。
サーバ3は、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶デバイス33及び通信インタフェース34を含む。図6では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
プロセッサ31は、サーバ3の中枢部分に相当する。プロセッサ31は、サーバ3のコンピュータを構成する要素である。プロセッサ31は、プロセッサ11と同様のハードウェア構成であってもよい。プロセッサ31は、メインメモリ32又は補助記憶デバイス33に予め記憶されているプログラムをメインメモリ32に展開する。プログラムは、プロセッサ31によって実現される後述する各部の処理をプロセッサ31に実行させることが可能なプログラムである。プロセッサ31は、メインメモリ32に展開されるプログラムを実行することで、種々の処理を実行する。
メインメモリ32は、サーバ3の主記憶部分に相当する。メインメモリ32は、サーバ3のコンピュータを構成する要素である。メインメモリ32は、メインメモリ12と同様のハードウェア構成であってもよい。
補助記憶デバイス33は、サーバ3の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス33は、補助記憶デバイス13と同様のハードウェア構成であってもよい。補助記憶デバイス33は、サーバ3の記憶部の一例である。
補助記憶デバイス33は、エラー情報記憶領域331を含む。エラー情報記憶領域331は、エラー情報の履歴を記憶する。エラー情報の履歴のデータ構造例については後述する。
通信インタフェース34は、ネットワークNWを介して、サーバ3を携帯端末2と通信可能に接続するためのインタフェースである。通信インタフェース34は、サーバ3の通信部の一例である。
なお、サーバ3のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。サーバ3は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
プロセッサ31によって実現される各部について説明する。
プロセッサ31は、通信処理部311及び記憶処理部312を実現する。プロセッサ31によって実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ31によって実現される各部は、プロセッサ31及びメインメモリ32を含む制御部に実現されるということもできる。
通信処理部311は、通信インタフェース34を用いて、サーバ3と携帯端末2との間の通信を処理する。
記憶処理部312は、情報を補助記憶デバイス33に保存する。
図7は、サーバ3に記憶されているエラー情報の履歴のデータ構造を例示する図である。
エラー情報記憶領域331は、サーバ3がネットワークNWを介して携帯端末2から取得したエラー情報の履歴を記憶する。エラー情報の履歴は、アクセス日時の数のレコードを含む。レコードは、アクセス日時及びエラー情報を含むレコードを含む。アクセス日時は、携帯端末2によりサーバ3が提供するWebサービスへアクセスされた日時である。アクセス日時に関連付けられたエラー情報は、携帯端末2によるサーバ3が提供するWebサービスへのアクセスに基づいて、サーバ3が携帯端末2から取得した情報である。図7に示す例では、エラー情報は、エラーコード、機種情報、シリアルナンバー、走行距離及び印刷設定情報を含む。エラー情報記憶領域331は、各エラーに関するWebサービス毎に分けてエラー情報の履歴を記憶してもよい。エラー情報記憶領域331は、各エラーに関するWebサービスについてまとめてエラー情報の履歴を記憶してもよい。エラー情報の履歴は、サーバ3がネットワークNWを介して携帯端末2からエラー情報を取得する毎に更新される。
なお、エラー情報の履歴は、アクセス日時が異なり、同じプリンタ1のエラー情報を含む複数のレコードを含む。同じプリンタ1のエラー情報は、シリアルナンバーが同じエラー情報である。これにより、Webサービスの提供者は、このプリンタ1に頻繁にエラーが発生していることを収集することができる。さらに、Webサービスで提供されている対処方法の内容がユーザにとって分りにくいため、このプリンタ1のユーザは、頻繁にWebサービスへアクセスしている可能性がある。そのため、Webサービスの提供者は、Webサービスの改善につなげることができる。
(動作例)
次に、以上のように構成されたプリンタ1のプロセッサ11、携帯端末2のプロセッサ21及びサーバ3のプロセッサ31による処理について説明する。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
プリンタ1のプロセッサ11による処理について説明する。
図8は、プリンタ1による処理の一例を示すフローチャートである。
検出部111は、プリンタ1で発生したエラーを検出する(ACT1)。ACT1では、例えば、検出部111は、プリンタ1の各種センサを用いてプリンタ1で発生したエラーを検出してもよい。検出部111がエラーを検出しない場合(ACT1、NO)、検出部111は、ACT1の処理を継続する。検出部111がエラーを検出した場合(ACT1、YES)、処理は、ACT1からACT2へ遷移する。
表示処理部113は、エラー画面を表示デバイス17に表示する(ACT2)。ACT2では、例えば、表示処理部113は、検出部111によるプリンタ1で発生したエラーの検出に基づいて、エラー画面を表示デバイス17に表示する。表示デバイス17は、表示処理部113の処理により、エラー画面を表示することができる。エラー画面は、検出部111により検出されたエラーを示す画像である。
生成部112は、ユーザによる入力デバイス16を介したヘルプ画面の表示選択指示の入力を待ち受ける(ACT3)。ヘルプ画面の表示選択指示は、二次元コードシンボルの生成指示の一例である。二次元コードシンボルの生成指示は、二次元コードシンボルの表示指示の一例である。ユーザにより入力デバイス16を介してヘルプ画面の表示選択指示を入力されていない場合(ACT3、NO)、生成部112は、ACT3の処理を継続する。ユーザにより入力デバイス16を介してヘルプ画面の表示選択指示を入力された場合(ACT3、YES)、処理は、ACT3からACT4へ遷移する。
生成部112は、ユーザによる入力デバイス16を介したヘルプ画面の表示選択指示の入力に基づいて、二次元コードシンボルを生成する(ACT4)。ACT4では、例えば、生成部112は、検出部111により検出されたプリンタ1で発生したエラーに関するWebサービスのURLを補助記憶デバイス13から取得する。生成部112は、検出部111により検出されたプリンタ1で発生したエラーに関するエラー情報を補助記憶デバイス13から取得する。生成部112は、取得したURL及びエラー情報に基づいて、URL及びエラー情報を記録した二次元コードシンボルを生成する。
二次元コードシンボルに記録される情報は、URL及びエラー情報の組み合わせに応じて異なる。そのため、二次元コードシンボルの外観は、URL及びエラー情報の組み合わせに応じて異なる。
なお、プリンタ1で発生したエラーが紙無しのエラー等の繰り返し発生するエラーである場合、ユーザは、対処方法を既に把握している可能性が高い。このような場合、ユーザは、ヘルプ画面の表示選択指示を入力しなくてもよい。これにより、生成部112は、二次元コードシンボルを生成する必要はない。
表示処理部113は、生成部112による二次元コードシンボルの生成に基づいて、二次元コードシンボルを含むヘルプ画面を表示デバイス17に表示する(ACT5)。ヘルプ画面を表示することは、二次元コードシンボルを表示することの一例である。表示デバイス17は、表示処理部113の処理により、二次元コードシンボルを含むヘルプ画面を表示することができる。なお、上述のように、生成部112は、ヘルプ画面の表示選択指示の入力に基づいて二次元コードシンボルを生成する。そのため、表示処理部113は、エラーの発生毎に毎回、二次元コードシンボルを含むヘルプ画面を表示デバイス17に表示する必要はない。
表示処理部113は、ユーザによる入力デバイス16を介した「戻る」キーの選択指示の入力を待ち受ける(ACT6)。「戻る」キーの選択指示は、ヘルプ画面の表示からエラー画面の表示への遷移指示の一例である。ヘルプ画面の表示からエラー画面の表示への遷移指示は、二次元コードシンボルの表示を消す指示の一例である。ユーザにより入力デバイス16を介して「戻る」キーの選択指示を入力されていない場合(ACT6、NO)、表示処理部113は、ACT6の処理を継続する。ユーザにより入力デバイス16を介して「戻る」キーの選択指示を入力された場合(ACT6、YES)、処理は、ACT6からACT7へ遷移する。
表示処理部113は、エラー画面を表示デバイス17に表示する(ACT7)。ACT7では、例えば、表示処理部113は、表示デバイス17に表示されたヘルプ画面を消した後、エラー画面を表示デバイス17に表示する。
なお、ACT2及びACT3の処理は、省略されてもよい。この例では、生成部112は、検出部111によるプリンタ1で発生したエラーの検出に基づいて、二次元コードシンボルを生成する。そのため、表示処理部113は、エラーの発生毎に毎回、二次元コードシンボルを表示デバイス17に表示する。これにより、ユーザは、表示デバイス17に二次元コードシンボルを表示させるための操作を省略することができる。
携帯端末2のプロセッサ21による処理について説明する。
図9は、携帯端末2による処理の一例を示すフローチャートである。
読取処理部211は、撮影デバイス26により撮影された二次元コードシンボルを読み取る(ACT10)。ACT10では、例えば、撮影デバイス26は、プリンタ1の表示デバイス17に表示された二次元コードシンボルを撮影する。読取処理部211は、撮影デバイス26による二次元コードシンボルの撮影に基づいて、撮影された画像から二次元コードシンボルを読み取る。読取処理部211が二次元コードシンボルを読み取らない場合(ACT10、NO)、読取処理部211は、ACT10の処理を継続する。読取処理部211が二次元コードシンボルを読み取った場合(ACT10、YES)、処理は、ACT10からACT11へ遷移する。
読取処理部211は、読み取られた二次元コードシンボルから、二次元コードシンボルに記録された情報を読み取る(ACT11)。ACT11では、例えば、読取処理部211は、読み取られた二次元コードシンボルから、プリンタ1で発生したエラーに関するWebサービスのURL及びエラー情報を読み取る。
通信処理部213は、携帯端末2とサーバ3との間の通信により、読取処理部211により読み取られたURLのWebサービスへアクセスする(ACT12)。通信処理部213は、読取処理部211によるURLの読み取りに基づいて、自動でWebサービスへアクセスしてもよい。通信処理部213は、読取処理部211によるURLの読み取り後のユーザによる入力デバイス24を介したアクセス指示の入力に基づいて、Webサービスへアクセスしてもよい。通信インタフェース27は、通信処理部213の処理により、読取処理部211により読み取られたURLのWebサービスへアクセスすることができる。
通信処理部213は、Webサービスへのアクセスに基づいて、読取処理部211により読み取られたエラー情報をサーバ3へ出力する(ACT13)。通信インタフェース27は、通信処理部213の処理により、ネットワークNWを介して、エラー情報をサーバ3へ出力することができる。エラー情報をサーバ3へ出力することは、エラー情報をサーバ3へ送信することを含む。
通信処理部213は、Webページの表示データをサーバ3から取得する(ACT14)。通信インタフェース27は、通信処理部213の処理により、ネットワークNWを介して、Webページの表示データをサーバ3から取得することができる。Webページの表示データをサーバ3から取得することは、Webページの表示データをサーバ3から受信することを含む。例えば、Webページは、読取処理部211により読み取られたURLのWebサービスで提供され、プリンタ1で発生したエラーの対処方法を示すマニュアルのWebページである。
表示処理部212は、通信処理部213により取得されたWebページの表示データに基づいて、Webページを表示デバイス25に表示する(ACT15)。ACT15では、例えば、表示デバイス25は、表示処理部212の処理により、Webページを表示することができる。ユーザは、表示デバイス25に表示されているWebページを見ることで、プリンタ1で発生したエラーの対処方法を確認することができる。
なお、ACT13の処理は、ACT14の処理又はACT15の処理の後でもよい。
サーバ3のプロセッサ31による処理について説明する。
図10は、サーバ3による処理の一例を示すフローチャートである。
通信処理部311は、サーバ3と携帯端末2との間の通信により、携帯端末2によるプリンタ1で発生したエラーに関するWebサービスへのアクセスを受け付ける(ACT20)。Webサービスは、携帯端末2によりプリンタ1に表示された二次元コードシンボルから読み取られたURLのWebサービスである。
通信処理部311は、携帯端末2によるWebサービスへのアクセスに基づいて、エラー情報を携帯端末2から取得する(ACT21)。通信インタフェース34は、通信処理部311の処理により、ネットワークNWを介して、エラー情報を携帯端末2から取得することができる。エラー情報は、携帯端末2によりプリンタ1に表示された二次元コードシンボルから読み取られた情報である。エラー情報を携帯端末2から取得することは、エラー情報を携帯端末2から受信することを含む。
記憶処理部312は、通信処理部311により取得されたエラー情報を補助記憶デバイス33に保存する(ACT22)。ACT22では、例えば、記憶処理部312は、携帯端末2によるWebサービスへのアクセスに基づいて、アクセス日時を取得する。記憶処理部312は、アクセス日時及びエラー情報を含むレコードをエラー情報の履歴に追加するように補助記憶デバイス33に保存する。
通信処理部311は、携帯端末2によるWebサービスへのアクセスに基づいて、Webページの表示データを携帯端末2へ出力する(ACT23)。通信インタフェース34は、通信処理部311の処理により、ネットワークNWを介して、Webページの表示データを携帯端末2へ出力することができる。Webページの表示データを携帯端末2へ出力することは、Webページの表示データを携帯端末2へ送信することを含む。例えば、Webページは、読取処理部211により読み取られたURLのWebサービスで提供され、プリンタ1で発生したエラーの対処方法を示すマニュアルのWebページである。
なお、ACT23の処理は、ACT21の処理又はACT22の処理の前でもよい。
(効果)
第1の実施形態に係る動作装置は、Webサーバで提供される動作装置で発生したエラーに関するWebサービスのURL及び前記エラーに関する情報を記録したコードシンボルを生成する生成部を有する。動作装置は、コードシンボルを表示部に表示する表示処理部を有する。
ユーザは、通信端末を用いてコードシンボルを1回撮影するだけでWebサービスへアクセスすることができる。ユーザは、Webサービスへのアクセスにより、通信端末を用いて、動作装置で発生したエラーの対処方法を確認することができる。そのため、ユーザによる通信端末を用いたWebサービスへのアクセスの操作性は、維持される。通信端末は、Webサービスへのアクセスに基づいて、エラーに関する情報をWebサービスの提供装置へ出力することができる。Webサービスの提供装置は、ユーザによる特別な入力を要することなくエラーに関する情報を収集することができる。そのため、Webサービスの提供装置は、エラーに関する情報を多く収集することができる。このように、動作装置は、ユーザによる通信端末を用いたWebサービスへのアクセスの操作性を維持しつつ、ユーザによる特別な入力を要することなくエラーに関する情報をWebサービスの提供装置へ出力することを支援することができる。したがって、動作装置は、動作装置で発生したエラーの対処方法を通信端末を用いて確認することを可能にしつつ、エラーに関する情報を別の装置で収集可能にすることを支援することができる。
第1の実施形態に係る情報処理装置は、通信端末による動作装置で発生したエラーに関するWebサービスへのアクセスに基づいて、通信端末により動作装置に表示されたコードシンボルから読み取られたエラーに関する情報を通信端末から取得する通信処理部を有する。情報処理装置は、エラーに関する情報を記憶部に保存する記憶処理部を有する。
ユーザは、Webサービスへのアクセスにより、通信端末を用いて、動作装置で発生したエラーの対処方法を確認することができる。そのため、ユーザによる通信端末を用いたWebサービスへのアクセスの操作性は、維持される。情報処理装置は、Webサービスへのアクセスに基づいて、エラーに関する情報を取得することができる。情報処理装置は、ユーザによる特別な入力を要することなくエラーに関する情報を収集することができる。そのため、情報処理装置は、エラーに関する情報を多く収集することができる。このように、情報処理装置は、ユーザによる通信端末を用いたWebサービスへのアクセスの操作性を維持しつつ、ユーザによる特別な入力を要することなくエラーに関する情報を収集することができる。したがって、情報処理装置は、動作装置で発生したエラーの対処方法を通信端末を用いて確認することを可能にしつつ、エラーに関する情報を情報処理装置で収集可能にすることができる。
Webサービスの提供者は、収集したエラーに関する情報を分析することで、以下のようなことを把握することができる。エラーに関する情報がエラーコードを含む場合、Webサービスの提供者は、ユーザからのアクセスの多い対処方法の内容を把握することができる。例えば、ユーザからのアクセスの多い対処方法は、ユーザが困っているエラーの内容又はユーザの動作装置で発生しやすいエラーの内容である。エラーに関する情報が機種情報を含む場合、Webサービスの提供者は、ユーザからのアクセスの多い機種を把握することができる。エラーに関する情報がシリアルナンバーを含む場合、Webサービスの提供者は、ユーザからのアクセスの多いシリアルナンバーを把握することができる。Webサービスの提供者は、シリアルナンバーから動作装置の製造年月を把握することができる。エラーに関する情報がプリンタステータスを含む場合、Webサービスの提供者は、ユーザからのアクセスの多いプリンタステータスを把握することができる。エラーに関する情報が走行距離を含む場合、Webサービスの提供者は、走行距離がいくつ以上からエラーの発生頻度が高くなる傾向にあるのかを把握することができる。エラーに関する情報が印刷設定情報を含む場合、Webサービスの提供者は、エラーの発生頻度の多い印刷設定を把握することができる。上述のような分析により、動作装置の製造元は、次の製品の改善につなげることができる。Webサービスの提供者は、ユーザの求める情報を提供することができるように、Webサービスの改善につなげることができる。
第1の実施形態に係る情報処理装置では、記憶制御部は、各エラーに関するWebサービス毎に分けてエラーに関する情報を記憶部に保存する。
これにより、情報処理装置は、エラーに関する情報をエラーに関するWebサービスに関連付けて管理することができる。そのため、例えば、Webサービスの提供者は、Webページ毎に上述の分析を行うことができる。
上述の第1の実施形態は、以下のように表されてもよい。
[1]Webサーバで提供される動作装置で発生したエラーに関するWebサービスのURL及び前記エラーに関する情報を記録したコードシンボルを生成する生成部と、
前記コードシンボルを表示部に表示する表示処理部と、
を備える動作装置。
[2]通信端末による動作装置で発生したエラーに関するWebサービスへのアクセスに基づいて、前記通信端末により前記動作装置に表示されたコードシンボルから読み取られた前記エラーに関する情報を前記通信端末から取得する通信処理部と、
前記エラーに関する情報を記憶部に保存する記憶処理部と、
を備える情報処理装置。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、1つの二次元コードシンボルを用いる第1の実施形態と異なり、2つの二次元コードシンボルを用いる実施形態である。
以下、第2の実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の第2の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の第2の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。
(構成例)
第2の実施形態に係る処理システムSの構成例は、第1の実施形態で図1を用いて説明した処理システムSの構成例と同様である。
第2の実施形態に係るプリンタ1の構成例は、第1の実施形態で図2及び図3を用いて説明したプリンタ1の構成例と同様である。
生成部112は、第1の二次元コードシンボルを生成する。第1の二次元コードシンボルは、サーバ3で提供されるプリンタ1で発生したエラーに関するWebサービスのURLを記録したコードシンボルである。生成部112は、第2の二次元コードシンボルを生成する。第2の二次元コードシンボルは、プリンタ1のエラー情報を記録したコードシンボルである。例えば、第1の二次元コードシンボル及び第2の二次元コードシンボルは、QRコードシンボルであるが、これに限定されない。第1の二次元コードシンボル及び第2の二次元コードシンボルは、情報を記録可能なコードシンボルの一例である。
図11は、プリンタ1における第1の二次元コードシンボルの表示例を示す図である。
表示デバイス17は、第1の二次元コードシンボル172を含む第1のヘルプ画面を表示する。第1のヘルプ画面は、プリンタ1で発生したエラーの対処を支援するための画像である。表示デバイス17は、第1の二次元コードシンボル172を携帯端末2で読み取り可能な状態で表示する。
図12は、プリンタ1における第2の二次元コードシンボルの表示例を示す図である。
表示デバイス17は、第2の二次元コードシンボル173を含む第2のヘルプ画面を表示する。第2のヘルプ画面は、プリンタ1で発生したエラーの対処を支援するための画像である。表示デバイス17は、第2の二次元コードシンボル173を携帯端末2で読み取り可能な状態で表示する。
第2の実施形態に係る携帯端末2の構成例は、第1の実施形態で図5を用いて説明した携帯端末2の構成例と同様である。
図13は、携帯端末2における表示例を示す図である。
表示デバイス25は、第2のコードシンボルの読み取りを促す通知を含むWebページを表示する。通知は、プリンタ1における「次へ」キーの選択指示の入力を促す通知を含んでもよい。「次へ」キーの選択指示は、第1のヘルプ画面の表示から第2のヘルプ画面の表示への遷移指示の一例である。第1のヘルプ画面の表示は、第1の二次元コードシンボルの表示の一例である。第2のヘルプ画面の表示は、第2の二次元コードシンボルの表示の一例である。第1のヘルプ画面の表示から第2のヘルプ画面の表示への遷移指示は、第2の二次元コードシンボルの表示指示の一例である。通知を含むWebページは、撮影デバイス26の起動指示を入力するための「起動」キー251を含んでもよい。
第2の実施形態に係るサーバ3の構成例は、第1の実施形態で図6を用いて説明したサーバ3の構成例と同様である。
(動作例)
次に、以上のように構成されたプリンタ1のプロセッサ11、携帯端末2のプロセッサ21及びサーバ3のプロセッサ31による処理について説明する。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
プリンタ1のプロセッサ11による処理について説明する。
図14は、プリンタ1による処理の一例を示すフローチャートである。
検出部111は、プリンタ1で発生したエラーを検出する(ACT30)。ACT30では、例えば、検出部111は、プリンタ1の各種センサを用いてプリンタ1で発生したエラーを検出してもよい。検出部111がエラーを検出しない場合(ACT30、NO)、検出部111は、ACT30の処理を継続する。検出部111がエラーを検出した場合(ACT30、YES)、処理は、ACT30からACT31へ遷移する。
表示処理部113は、エラー画面を表示デバイス17に表示する(ACT31)。ACT31では、例えば、表示処理部113は、検出部111によるプリンタ1で発生したエラーの検出に基づいて、エラー画面を表示デバイス17に表示する。表示デバイス17は、表示処理部113の処理により、エラー画面を表示することができる。
生成部112は、ユーザによる入力デバイス16を介した第1のヘルプ画面の表示選択指示の入力を待ち受ける(ACT32)。第1のヘルプ画面の表示選択指示は、第1の二次元コードシンボルの生成指示の一例である。第1の二次元コードシンボルの生成指示は、第1の二次元コードシンボルの表示指示の一例である。ユーザにより入力デバイス16を介して第1のヘルプ画面の表示選択指示を入力されていない場合(ACT32、NO)、生成部112は、ACT32の処理を継続する。ユーザにより入力デバイス16を介して第1のヘルプ画面の表示選択指示を入力された場合(ACT32、YES)、処理は、ACT32からACT33へ遷移する。
生成部112は、ユーザによる入力デバイス16を介した第1のヘルプ画面の表示選択指示の入力に基づいて、第1の二次元コードシンボルを生成する(ACT33)。ACT33では、例えば、生成部112は、検出部111により検出されたプリンタ1で発生したエラーに関するWebサービスのURLを補助記憶デバイス13から取得する。生成部112は、取得したURLに基づいて、URLを記録した第1の二次元コードシンボルを生成する。
第1の二次元コードシンボルに記録される情報は、URLに応じて異なる。そのため、第1の二次元コードシンボルの外観は、URLに応じて異なる。
なお、プリンタ1で発生したエラーが紙無しのエラー等の繰り返し発生するエラーである場合、ユーザは、対処方法を既に把握している可能性が高い。このような場合、ユーザは、第1のヘルプ画面の表示選択指示を入力しなくてもよい。これにより、生成部112は、第1の二次元コードシンボルを生成する必要はない。
表示処理部113は、生成部112による第1の二次元コードシンボルの生成に基づいて、第1の二次元コードシンボルを含む第1のヘルプ画面を表示デバイス17に表示する(ACT34)。第1のヘルプ画面を表示することは、第1の二次元コードシンボルを表示することの一例である。表示デバイス17は、表示処理部113の処理により、第1の二次元コードシンボルを含む第1のヘルプ画面を表示することができる。なお、上述のように、生成部112は、第1のヘルプ画面の表示選択指示の入力に基づいて第1の二次元コードシンボルを生成する。そのため、表示処理部113は、エラーの発生毎に毎回、第1の二次元コードシンボルを含む第1のヘルプ画面を表示デバイス17に表示する必要はない。
表示処理部113は、ユーザによる入力デバイス16を介した「次へ」キーの選択指示の入力を待ち受ける(ACT35)。ユーザにより入力デバイス16を介して「次へ」キーの選択指示を入力されていない場合(ACT35、NO)、表示処理部113は、ACT35の処理を継続する。ユーザにより入力デバイス16を介して「次へ」キーの選択指示を入力された場合(ACT35、YES)、処理は、ACT35からACT36へ遷移する。
生成部112は、ユーザによる入力デバイス16を介した「次へ」キーの選択指示の入力に基づいて、第2の二次元コードシンボルを生成する(ACT36)。ACT36では、例えば、生成部112は、検出部111により検出されたプリンタ1で発生したエラーに関するエラー情報を補助記憶デバイス13から取得する。生成部112は、取得したエラー情報に基づいて、エラー情報を記録した第2の二次元コードシンボルを生成する。
第2の二次元コードシンボルに記録される情報は、エラー情報に応じて異なる。そのため、第2の二次元コードシンボルの外観は、エラー情報の組み合わせに応じて異なる。
表示処理部113は、生成部112による第2の二次元コードシンボルの生成に基づいて、第2の二次元コードシンボルを含む第2のヘルプ画面を表示デバイス17に表示する(ACT37)。ACT37では、例えば、表示処理部113は、表示デバイス17に表示された第1のヘルプ画面を消した後、第2のヘルプ画面を表示デバイス17に表示する。第1のヘルプ画面を消した後は、第1の二次元コードシンボルを消した後の一例である。第1の二次元コードシンボルを消すことは、第1の二次元コードシンボルを表示状態から非表示状態に遷移させることを含む。第2のヘルプ画面を表示することは、第2の二次元コードシンボルを表示することの一例である。表示デバイス17は、表示処理部113の処理により、第2の二次元コードシンボルを含む第2のヘルプ画面を表示することができる。表示デバイス17は、表示処理部113の処理により、第1のヘルプ画面を消した後、第2のヘルプ画面を表示することができる。
表示処理部113は、ユーザによる入力デバイス16を介した「戻る」キーの選択指示の入力を待ち受ける(ACT38)。「戻る」キーの選択指示は、第2のヘルプ画面の表示からエラー画面の表示への遷移指示の一例である。第2のヘルプ画面の表示からエラー画面の表示への遷移指示は、第2の二次元コードシンボルの表示を消す指示の一例である。ユーザにより入力デバイス16を介して「戻る」キーの選択指示を入力されていない場合(ACT38、NO)、表示処理部113は、ACT38の処理を継続する。ユーザにより入力デバイス16を介して「戻る」キーの選択指示を入力された場合(ACT38、YES)、処理は、ACT38からACT39へ遷移する。
表示処理部113は、エラー画面を表示デバイス17に表示する(ACT39)。ACT39では、例えば、表示処理部113は、表示デバイス17に表示された第2のヘルプ画面を消した後、エラー画面を表示デバイス17に表示する。
なお、ACT37では、表示処理部113が表示デバイス17に表示された第1のヘルプ画面を消した後、第2のヘルプ画面を表示デバイス17に表示する例について説明したが、これに限定されない。表示処理部113は、第2の二次元コードシンボルを表示デバイス17に表示すればよく、第2の二次元コードシンボルの表示態様は限定されない。例えば、表示処理部113は、表示デバイス17に表示された第1の二次元コードシンボルと共に第2の二次元コードシンボルを表示デバイス17に表示するようにしてもよい。この例では、表示処理部113は、表示デバイス17に表示された第1の二次元コードシンボルを消さない。
なお、ACT31及びACT32の処理は、省略されてもよい。この例では、生成部112は、検出部111によるプリンタ1で発生したエラーの検出に基づいて、第1の二次元コードシンボルを生成する。そのため、表示処理部113は、エラーの発生毎に毎回、第1の二次元コードシンボルを表示デバイス17に表示する。これにより、ユーザは、表示デバイス17に第1の二次元コードシンボルを表示させるための操作を省略することができる。
なお、ACT35の処理は、省略されてもよい。一例では、表示処理部113は、第1のヘルプ画面の表示から所定時間経過後に、表示デバイス17に表示された第1のヘルプ画面を消した後、第2のヘルプ画面を表示デバイス17に表示してもよい。これにより、ユーザは、表示デバイス17に第2の二次元コードシンボルを表示させるための操作を省略することができる。別の例では、生成部112は、ユーザによる入力デバイス16を介した第1のヘルプ画面の表示選択指示の入力に基づいて、第2の二次元コードシンボルを生成してもよい。この例では、表示処理部113は、第1の二次元コードシンボルと共に第2の二次元コードシンボルを表示デバイス17に表示してもよい。これにより、ユーザは、表示デバイス17に第2の二次元コードシンボルを表示させるための操作を省略することができるだけでなく、好みのタイミングで第1の二次元コードシンボル及び第2の二次元コードシンボルを携帯端末2で撮影することができる。ACT35の処理が省略される場合であっても、ACT31及びACT32の処理は、省略されてもよい。この例では、生成部112は、検出部111によるプリンタ1で発生したエラーの検出に基づいて、第1の二次元コードシンボルを生成する。生成部112は、検出部111によるプリンタ1で発生したエラーの検出に基づいて、第2の二次元コードシンボルを生成する。
携帯端末2のプロセッサ21による処理について説明する。
図15は、携帯端末2による処理の一例を示すフローチャートである。
読取処理部211は、撮影デバイス26により撮影された第1の二次元コードシンボルを読み取る(ACT40)。ACT40では、例えば、撮影デバイス26は、プリンタ1の表示デバイス17に表示された第1の二次元コードシンボルを撮影する。読取処理部211は、撮影デバイス26による第1の二次元コードシンボルの撮影に基づいて、撮影された画像から第1の二次元コードシンボルを読み取る。読取処理部211が第1の二次元コードシンボルを読み取らない場合(ACT40、NO)、読取処理部211は、ACT40の処理を継続する。読取処理部211が第1の二次元コードシンボルを読み取った場合(ACT40、YES)、処理は、ACT40からACT41へ遷移する。
読取処理部211は、読み取られた第1の二次元コードシンボルから、第1の二次元コードシンボルに記録された情報を読み取る(ACT41)。ACT41では、例えば、読取処理部211は、読み取られた第1の二次元コードシンボルから、プリンタ1で発生したエラーに関するWebサービスのURLを読み取る。
通信処理部213は、携帯端末2とサーバ3との間の通信により、読取処理部211により読み取られたURLのWebサービスへアクセスする(ACT42)。通信処理部213は、読取処理部211によるURLの読み取りに基づいて、自動でWebサービスへアクセスしてもよい。通信処理部213は、読取処理部211によるURLの読み取り後のユーザによる入力デバイス24を介したアクセス指示の入力に基づいて、Webサービスへアクセスしてもよい。通信インタフェース27は、通信処理部213の処理により、読取処理部211により読み取られたURLのWebサービスへアクセスすることができる。
通信処理部213は、Webサービスへのアクセスに基づいて、第2の二次元コードシンボルの読み取りを促す通知を含むWebページの表示データをサーバ3から取得する(ACT43)。通信インタフェース27は、通信処理部213の処理により、ネットワークNWを介して、通知を含むWebページの表示データをサーバ3から取得することができる。通知を含むWebページの表示データをサーバ3から取得することは、通知を含むWebページの表示データをサーバ3から受信することを含む。通知を含むWebページの表示データを取得することは、通知を取得することの一例である。
表示処理部212は、通信処理部213により取得された通知を含むWebページの表示データに基づいて、通知を含むWebページを表示デバイス25に表示する(ACT44)。表示デバイス25は、表示処理部212の処理により、通知を含むWebページを表示することができる。通知を含むWebページを表示することは、通知を表示することの一例である。ユーザは、通知を見ることで、携帯端末2でプリンタ1に表示された第2の二次元コードシンボルを撮影することができる。
読取処理部211は、撮影デバイス26により撮影された第2の二次元コードシンボルを読み取る(ACT45)。ACT45では、例えば、読取処理部211は、撮影デバイス26を起動する。読取処理部211は、ユーザによる入力デバイス24を介した「起動」キー251の選択に基づいて、撮影デバイス26を起動してもよい。「起動」キー251の選択は、撮影デバイス26の起動指示の入力の一例である。通知を含むWebページが「起動」キー251を含まない場合、読取処理部211は、表示処理部212による通知を含むWebページの表示に基づいて、撮影デバイス26を自動で起動してもよい。撮影デバイス26は、プリンタ1の表示デバイス17に表示された第2の二次元コードシンボルを撮影する。読取処理部211は、撮影デバイス26による第2の二次元コードシンボルの撮影に基づいて、撮影された画像から第2の二次元コードシンボルを読み取る。読取処理部211が第2の二次元コードシンボルを読み取らない場合(ACT45、NO)、読取処理部211は、ACT45の処理を継続する。読取処理部211が第2の二次元コードシンボルを読み取った場合(ACT45、YES)、処理は、ACT45からACT46へ遷移する。
読取処理部211は、読み取られた第2の二次元コードシンボルから、第2の二次元コードシンボルに記録された情報を読み取る(ACT46)。ACT46では、例えば、読取処理部211は、読み取られた第2の二次元コードシンボルから、エラー情報を読み取る。
通信処理部213は、携帯端末2とサーバ3との間の通信により、読取処理部211により読み取られたエラー情報をサーバ3へ出力する(ACT47)。ACT47では、例えば、通信処理部213は、Webサービスへのアクセスに基づいて、通知を含むWebページをサーバ3から取得した後に、エラー情報をサーバ3へ出力する。通信インタフェース27は、通信処理部213の処理により、ネットワークNWを介して、エラー情報をサーバ3へ出力することができる。通信処理部213は、読取処理部211によるエラー情報の読み取りに基づいて、自動でエラー情報をサーバ3へ出力してもよい。通信処理部213は、読取処理部211によるエラー情報の読み取り後のユーザによる入力デバイス24を介したエラー情報の出力指示の入力に基づいて、エラー情報をサーバ3へ出力してもよい。
通信処理部213は、Webページの表示データをサーバ3から取得する(ACT48)。通信インタフェース27は、通信処理部213の処理により、ネットワークNWを介して、Webページの表示データをサーバ3から取得することができる。例えば、Webページは、読取処理部211により読み取られたURLのWebサービスで提供され、プリンタ1で発生したエラーの対処方法を示すマニュアルのWebページである。
表示処理部212は、通信処理部213により取得されたWebページの表示データに基づいて、Webページを表示デバイス25に表示する(ACT49)。ACT49では、例えば、表示デバイス25は、表示処理部212の処理により、Webページを表示することができる。ユーザは、表示デバイス25に表示されているWebページを見ることで、プリンタ1で発生したエラーの対処方法を確認することができる。
なお、ACT47の処理は、ACT48の処理又はACT49の処理の後でもよい。
図16は、サーバ3による処理の一例を示すフローチャートである。
通信処理部311は、サーバ3と携帯端末2との間の通信により、携帯端末2によるプリンタ1で発生したエラーに関するWebサービスへのアクセスを受け付ける(ACT50)。Webサービスは、携帯端末2によりプリンタ1に表示された第1の二次元コードシンボルから読み取られたURLのWebサービスである。
通信処理部311は、携帯端末2によるWebサービスへのアクセスに基づいて、第2の二次元コードシンボルの読み取りを促す通知を含むWebページの表示データを携帯端末2へ出力する(ACT51)。通信インタフェース34は、通信処理部311の処理により、ネットワークNWを介して、通知を含むWebページの表示データを携帯端末2へ出力することができる。通知を含むWebページの表示データを携帯端末2へ出力することは、通知を含むWebページの表示データを携帯端末2へ送信することを含む。通知を含むWebページの表示データを出力することは、通知を出力することの一例である。
通信処理部311は、携帯端末2によるWebサービスへのアクセスに基づいて、エラー情報を携帯端末2から取得する(ACT52)。ACT52では、例えば、通信処理部311は、携帯端末2によるWebサービスへのアクセスに基づいて、通知を含むWebページの表示データを携帯端末2へ出力した後に、エラー情報を携帯端末2から取得する。通信インタフェース34は、通信処理部311の処理により、ネットワークNWを介して、エラー情報を携帯端末2から取得することができる。エラー情報は、携帯端末2によりプリンタ1に表示された第2の二次元コードシンボルから読み取られた情報である。
記憶処理部312は、通信処理部311により取得されたエラー情報を補助記憶デバイス33に保存する(ACT53)。ACT53では、例えば、記憶処理部312は、携帯端末2によるWebサービスへのアクセスに基づいて、アクセス日時を取得する。記憶処理部312は、アクセス日時及びエラー情報を含むレコードをエラー情報の履歴に追加するように補助記憶デバイス33に保存する。
通信処理部311は、携帯端末2によるWebサービスへのアクセスに基づいて、Webページの表示データを携帯端末2へ出力する(ACT54)。通信インタフェース34は、通信処理部311の処理により、ネットワークNWを介して、Webページの表示データを携帯端末2へ出力することができる。
なお、ACT54の処理は、ACT51の処理、ACT52の処理又はACT53の処理の前でもよい。
(効果)
第2の実施形態に係る動作装置は、Webサーバで提供される動作装置で発生したエラーに関するWebサービスのURLを記録した第1のコードシンボルを生成し、エラーに関する情報を記録した第2のコードシンボルを生成する生成部を有する。動作装置は、第1のコードシンボルを表示部に表示し、第2のコードシンボルを表示部に表示する表示処理部を有する。
ユーザは、通信端末を用いて第1のコードシンボルを1回撮影するだけでWebサービスへアクセスすることができる。ユーザは、Webサービスへのアクセスにより、通信端末を用いて、動作装置で発生したエラーの対処方法を確認することができる。ユーザは、Webサービスへのアクセスにより、通信端末を用いて、動作装置で発生したエラーの対処方法を確認することができる。そのため、ユーザによる通信端末を用いたWebサービスへのアクセスの操作性は、維持される。ユーザは、通信端末を用いて第2のコードシンボルを1回撮影するだけでエラーに関する情報をWebサービスの提供装置へ提供することができる。Webサービスの提供装置は、ユーザによる特別な入力を要することなく、第2のコードシンボルの1回の撮影といった簡易な操作で、エラーに関する情報を収集することができる。そのため、Webサービスの提供装置は、エラーに関する情報を多く収集することができる。このように、動作装置は、ユーザによる通信端末を用いたWebサービスへのアクセスの操作性を維持しつつ、ユーザによる特別な入力を要することなくエラーに関する情報をWebサービスの提供装置へ出力することを支援することができる。したがって、動作装置は、動作装置で発生したエラーの対処方法を通信端末を用いて確認することを可能にしつつ、エラーに関する情報を別の装置で収集可能にすることを支援することができる。
さらに、1つのコードシンボルがURL及びエラーに関する情報を記録すると、1つのコードシンボルに記録する情報の量は多くなる。この場合、1つのコードシンボルのセル数が多くなるので、表示部に表示されるコードシンボルは、通信端末で読み取り難い可能性がある。特に、動作装置の表示部のサイズが小さくなるほど、コードシンボルは、通信端末で読み取り難くなる可能性がある。第2の実施形態では、動作装置は、情報を分けて記録した2つのコードシンボルを生成する。そのため、表示部に表示される第1のコードシンボルは、通信端末で読み取り易い。同様に、表示部に表示される第2のコードシンボルは、通信端末で読み取り易い。さらに、1つのコードシンボルがURL及びエラーに関する情報を記録すると、通信端末は、URL以外の情報がコードシンボルに記録されている影響で、Webサービスへアクセスできないことが起こる可能性がある。第2の実施形態では、動作装置は、情報を分けて記録した2つのコードシンボルを生成する。そのため、通信端末は、Webサービスへスムーズにアクセスすることができる。
第2の実施形態に係る動作装置では、表示処理部は、表示部に表示された第1のコードシンボルを消した後、第2のコードシンボルを表示部に表示する。
このように、動作装置は、第1のコードシンボルと第2のコードシンボルを同時に表示部に表示しない。そのため、動作装置は、2つのコードシンボルを同時に表示するよりも大きなサイズで2つのコードシンボルのそれぞれを表示部に表示することができる。表示部が小さくても、表示部に表示されるコードシンボルは、通信端末で読み取り易い。
第2の実施形態に係る情報処理装置は、通信端末による動作装置で発生したエラーに関するWebサービスへのアクセスに基づいて、通信端末により動作装置に表示されたコードシンボルから読み取られたエラーに関する情報を通信端末から取得する通信処理部を有する。情報処理装置は、エラーに関する情報を記憶部に保存する記憶処理部を有する。
ユーザは、Webサービスへのアクセスにより、通信端末を用いて、動作装置で発生したエラーの対処方法を確認することができる。そのため、ユーザによる通信端末を用いたWebサービスへのアクセスの操作性は、維持される。情報処理装置は、Webサービスへのアクセスに基づいて、エラーに関する情報を取得することができる。情報処理装置は、ユーザによる特別な入力を要することなくエラーに関する情報を収集することができる。そのため、情報処理装置は、エラーに関する情報を多く収集することができる。このように、情報処理装置は、ユーザによる通信端末を用いたWebサービスへのアクセスの操作性を維持しつつ、ユーザによる特別な入力を要することなくエラーに関する情報を収集することができる。したがって、情報処理装置は、動作装置で発生したエラーの対処方法を通信端末を用いて確認することを可能にしつつ、エラーに関する情報を情報処理装置で収集可能にすることができる。
第2の実施形態に係る情報処理装置では、記憶制御部は、各エラーに関するWebサービス毎に分けてエラーに関する情報を記憶部に保存する。
これにより、情報処理装置は、エラーに関する情報をエラーに関するWebサービスに関連付けて管理することができる。そのため、例えば、Webサービスの提供者は、Webページ毎に上述の分析を行うことができる。
第2の実施形態に係る情報処理装置では、通信処理部は、通信端末によるWebサービスへのアクセスに基づいて、コードシンボルの読み取りを促す通知を通信端末へ出力する。
これにより、情報処理装置は、エラーに関する情報を取得する可能性を高めることができる。
上述の第2の実施形態は、以下のように表されてもよい。
[1]Webサーバで提供される動作装置で発生したエラーに関するWebサービスのURLを記録した第1のコードシンボルを生成し、前記エラーに関する情報を記録した第2のコードシンボルを生成する生成部と、
前記第1のコードシンボルを表示部に表示し、前記第2のコードシンボルを前記表示部に表示する表示処理部と、
を備える動作装置。
[2]前記表示処理部は、前記表示部に表示された前記第1のコードシンボルを消した後、前記第2のコードシンボルを前記表示部に表示する、[1]に記載の動作装置。
[3]通信端末による動作装置で発生したエラーに関するWebサービスへのアクセスに基づいて、前記通信端末により前記動作装置に表示されたコードシンボルから読み取られた前記エラーに関する情報を前記通信端末から取得する通信処理部と、
前記エラーに関する情報を記憶部に保存する記憶処理部と、
を備える情報処理装置。
[4]前記通信処理部は、前記通信端末による前記Webサービスへのアクセスに基づいて、前記コードシンボルの読み取りを促す通知を前記通信端末へ出力する、[3]に記載の情報処理装置。
(他の実施形態)
第1の実施形態において、二次元コードシンボルは、携帯端末2によるURLのWebサービスへのアクセスに基づいて携帯端末2がエラー情報をサーバ3に出力する設定を含んでもよい。第2の実施形態において、第2の二次元コードシンボルは、携帯端末2によるエラー情報の読み取りに基づいて、携帯端末2がエラー情報をサーバ3に出力する設定を含んでもよい。
上述の実施形態では、プリンタ1を動作装置の例にして説明したが、これに限定されない。動作装置は、MFP(Multifunction Peripheral)であってもよい。動作装置は、印刷機能を有する装置に限定されるものではなく、動作を実行する種々の装置であってもよい。
動作装置は、各機能を実現する1つの装置でもよいし、各機能を分散させた複数の装置で構成されてもよい。情報処理装置は、各機能を実現する1つの装置でもよいし、各機能を分散させた複数の装置で構成されてもよい。
上述の実施形態は、装置だけでなく、装置が実行する方法に適用されてもよい。上述の実施形態は、装置のコンピュータに各機能を実行させることが可能なプログラムに適用されてもよい。上述の実施形態は、プログラムを記憶する記録媒体に適用されてもよい。
プログラムは、実施形態に係る装置に記憶された状態で譲渡されてよいし、装置に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。後者の場合は、プログラムは、ネットワークを介して譲渡されてよいし、記録媒体に記録された状態で譲渡されてもよい。記録媒体は、非一時的な有形の媒体である。記録媒体は、コンピュータ可読媒体である。記録媒体は、CD-ROM、メモリカード等のプログラムを記憶可能かつコンピュータで読取可能な媒体であればよく、その形態は問わない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…プリンタ、2…携帯端末、3…サーバ、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…補助記憶デバイス、14…印刷ユニット、15…搬送ユニット、16…入力デバイス、17…表示デバイス、21…プロセッサ、22…メインメモリ、23…補助記憶デバイス、24…入力デバイス、25…表示デバイス、26…撮影デバイス、27…通信インタフェース、31…プロセッサ、32…メインメモリ、33…補助記憶デバイス、34…通信インタフェース、111…検出部、112…生成部、113…表示処理部、171…二次元コードシンボル、172…第1の二次元コードシンボル、173…第2の二次元コードシンボル、211…読取処理部、212…表示処理部、213…通信処理部、261…「起動」キー、311…通信処理部、312…記憶処理部、331…エラー情報記憶領域、NW…ネットワーク、S…処理システム。

Claims (5)

  1. Webサーバで提供される動作装置で発生したエラーに関するWebサービスのURL及び前記エラーに関する情報を記録したコードシンボルを生成する生成部と、
    前記コードシンボルを表示部に表示する表示処理部と、
    を備える動作装置。
  2. Webサーバで提供される動作装置で発生したエラーに関するWebサービスのURLを記録した第1のコードシンボルを生成し、前記エラーに関する情報を記録した第2のコードシンボルを生成する生成部と、
    前記第1のコードシンボルを表示部に表示し、前記第2のコードシンボルを前記表示部に表示する表示処理部と、
    を備える動作装置。
  3. 前記表示処理部は、前記表示部に表示された前記第1のコードシンボルを消した後、前記第2のコードシンボルを前記表示部に表示する、請求項2に記載の動作装置。
  4. 通信端末による動作装置で発生したエラーに関するWebサービスへのアクセスに基づいて、前記通信端末により前記動作装置に表示されたコードシンボルから読み取られた前記エラーに関する情報を前記通信端末から取得する通信処理部と、
    前記エラーに関する情報を記憶部に保存する記憶処理部と、
    を備える情報処理装置。
  5. 前記通信処理部は、前記通信端末による前記Webサービスへのアクセスに基づいて、前記コードシンボルの読み取りを促す通知を前記通信端末へ出力する、請求項4に記載の情報処理装置。

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