JP2024083091A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Figure 2024083091000001
【課題】利用者のウェブ行動情報を分析することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本開示に係る情報処理装置は、利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける受付部と、受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出する抽出部と、抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成する生成部と、生成したコンテンツを所定の態様で提供する提供部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
インターネット空間においてプラットフォームとなる情報サービスを提供する情報サービス業の業者には、利用者に関する各種の情報が蓄積されていく。例えば、利用者が路線検索サービスや、地図提供サービス、EC(Electronic Commerce)サービスなどの各種の情報サービスを利用した履歴に関する情報が蓄積される。このような情報を分析して、新たなサービス開発などに活かしていくことが求められていた。
例えば、下記の特許文献1には、検索クエリの意図を反映した検索結果提供方法であって、ユーザ端末から検索クエリを受信するステップと、検索クエリから抽出された一つ以上のクエリパターンタイプを決定するステップと、一つ以上のクエリパターンタイプを決定するステップと、検索クエリと関連した複数のコンテンツの各々のランキングを決定するステップと、を含む検索結果提供方法が開示されている。
特開2022-68101号公報
しかしながら、特許文献1に記載の検索結果提供方法は、検索クエリと関連したコンテンツのランキングを決定することはできるものの、利用者に関する情報を分析することはできなかった。本開示は上記課題を鑑み、利用者のウェブ行動情報を分析することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る情報処理装置は、利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける受付部と、受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出する抽出部と、抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成する生成部と、生成したコンテンツを所定の態様で提供する提供部と、を備える。
本開示によれば、利用者のウェブ行動情報を分析することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る利用者情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るウェブ行動履歴記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理装置の受付部が事業者端末に表示させる受付画面の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る情報処理装置の生成部が生成するコンテンツの第一態様を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置の生成部が生成するコンテンツの第二態様を示す図である。 図9は、実施形態に係る情報処理装置の生成部が生成するコンテンツの第三態様を示す図である。 図10は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。 図11は、実施形態に係る事業者端末の構成例を示す図である。 図12は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本開示に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。
(実施形態)
〔1.実施形態に係る情報処理〕
〔1-1.実施形態に係る情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1では、実施形態に係る情報処理が情報処理装置100、利用者端末200、事業者端末300により実行される例を示す。以下、実施形態に係る情報処理についてステップごとに順を追って説明する。
まず、情報処理装置100は、利用者端末200から利用者情報とウェブ行動情報を取得する(ステップS1)。ここで、利用者情報とは、利用者に関する情報であって、例えば、利用者が所定の情報サービスを利用する際に、情報サービスの提供事業者に提供する情報である。また、ウェブ行動情報とは、利用者の所定の情報サービスの利用によって生じる利用者の所定の情報サービスを用いたウェブ行動を示す情報である。例えば、情報処理装置100は、図1に示すように、利用者U1からU6の利用者端末200Aから200Fから、利用者情報とウェブ行動情報を取得する。なお、図1に示す利用者U1からU6、及び利用者端末200Aから200Fは例示であって、情報処理装置100は、これ以上の数の利用者の利用者端末200から利用者情報とウェブ行動情報を取得してよい。
次に、情報処理装置100は、事業者端末300から抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける(ステップS2)。例えば、情報処理装置100は、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件として、タイトル、データベース名、テーブル名、サンプル数、クエリの集計期間、YUP,btの集計日といった項目に係る情報を受け付ける。なお、ここで、YUP,btの集計日は、利用者の属性に関する予測値を集計した日を示す。例えば、情報処理装置100は、これらの項目に係る情報の入力ボックスを含む受付画面を事業者端末300に表示させて、事業者からこれらの項目に係る情報の入力を受け付けてよい。
次に、情報処理装置100は、受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出する(ステップS3)。例えば、情報処理装置100は、後述して説明するウェブ行動情報記憶部122からステップS2において受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出する。具体的には、例えば、クエリの集計期間を2022年10月16日までの30日と受け付けた場合であれば、ウェブ行動情報記憶部122から、2022年10月16日までの30日の間に、検索された検索クエリに関するデータを抽出する。
次に、情報処理装置100は、抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成する(ステップS4)。例えば、情報処理装置100は、ステップS3において抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、利用者ごとのウェブ行動の履歴を示すコンテンツを生成してもよいし、複数の利用者のウェブ行動の履歴を纏めて示すコンテンツを生成してもよい。
次に、情報処理装置100は、生成したコンテンツを事業者端末300に提供する(ステップS5)。例えば、情報処理装置100は、ステップS4において生成したコンテンツを事業者端末300に表示させることにより事業者端末300に提供してよい。情報処理装置100は、ステップS4において複数のコンテンツを生成した場合であれば、事業者端末300に、例えば、複数のコンテンツに対応付けられたボタンを表示させて、事業者がこれらのボタンをクリックした場合に、それぞれのボタンに対応付けられたコンテンツに表示を切り替えるようにして、生成した複数のコンテンツを提供してよい。
これによれば、利用者のウェブ行動の履歴を抽出して、ウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成して、生成したコンテンツを提供することができる。そのため、利用者のウェブ行動情報を分析することができる情報処理装置100を提供することができる。
〔1-2.実施形態に係る情報処理の他の例〕
情報処理装置100は、利用者のセッションごとの検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成する。
この情報処理について順を追って説明する。まず、情報処理装置100は、図1に示したステップS1からS3と同じ処理を実行する。ステップS1からS3は、上述した処理と同じであるから説明を省略する。
次に、情報処理装置100は、利用者のセッションごとの検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成する(ステップS4-1)。ここで、セッションとは、利用者が連続してウェブ行動を実行していた期間のことを指し、利用者のウェブ行動の間隔が所定の期間以内(例えば、30分以内)であれば同一セッションとみなしてよい。例えば、情報処理装置100は、利用者が同一のセッションにおいて行ったウェブ行動のうち、検索行動の際に検索に用いた検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成する。ここで、図7を用いて、この場合に情報処理装置100が生成するコンテンツについて具体的に説明する。図7は、実施形態に係る情報処理装置の生成部が生成するコンテンツの第一態様を示す図である。図7に示すように、情報処理装置100は、例えば、「セッションID」、「日」、「曜日」、「時間」、「セッション中最初のクエリ」といった項目に係る情報を一覧表として示すコンテンツを生成する。ここで、「セッションID」は、セッションを識別する識別子である。「日」は、「セッションID」が示すセッションが実行された日を示す。「曜日」は、「セッションID」が示すセッションが実行された曜日を示す。「時間」は、「セッションID」が示すセッションが実行された時間を示す。「セッション中最初のクエリ」は、「セッションID」が示すセッションにおいて最初に検索された検索クエリを示す。情報処理装置100は、このような利用者のセッションごとの検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成する。
次に、情報処理装置100は、図1に示したステップS5と同じ処理を実行する。ステップS5は、上述した処理と同じであるから説明を省略する。
これによれば、利用者のセッションごとの検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成することができる。そのため、利用者のセッションごとに、検索クエリの分析をすることができる。
〔1-3.実施形態に係る情報処理の他の例〕
情報処理装置100は、利用者の検索行動ごとの検索クエリのリストを含むコンテンツを生成する。
この情報処理について順を追って説明する。まず、情報処理装置100は、図1に示したステップS1からS3と同じ処理を実行する。ステップS1からS3は、上述した処理と同じであるから説明を省略する。
次に、情報処理装置100は、利用者の検索行動ごとの検索クエリのリストを含むコンテンツを生成する(ステップS4-2)。ここで、検索行動とは、利用者が検索ボックスに検索クエリを入力して、検索を実行するまでのことを指している。ここで、図8を用いて、この場合の情報処理装置100が生成するコンテンツについて具体的に説明する。図8は、実施形態に係る情報処理装置の生成部が生成するコンテンツの第二態様を示す図である。図8に示すように、情報処理装置100は、例えば、「検索日」、「曜日」、「時間」、「サービス」、「クエリ」といった項目に係る情報を一覧表として示すコンテンツを生成する。ここで、「検索日」は、利用者が検索行動を実行した日を示す。「曜日」は、利用者が検索行動を実行した曜日を示す。「時間」は、利用者が検索行動を実行した時間を示す。「サービス」は、利用者が検索行動に使用した検索サービスの名称を示す。「クエリ」は、利用者が検索行動に使用した検索クエリを示す。情報処理装置100は、このような利用者の検索行動ごとの検索クエリのリストを含むコンテンツを生成する。
次に、情報処理装置100は、図1に示したステップS5と同じ処理を実行する。ステップS5は、上述した処理と同じであるから説明を省略する。
これによれば、利用者の検索行動ごとの検索クエリのリストを含むコンテンツを生成することができる。そのため、利用者の検索行動ごとに、検索クエリの分析をすることができる。
〔1-4.実施形態に係る情報処理の他の例〕
情報処理装置100は、利用者ごとの検索クエリのランキングを含むコンテンツを生成する。
この情報処理について順を追って説明する。まず、情報処理装置100は、図1に示したステップS1からS3と同じ処理を実行する。ステップS1からS3は、上述した処理と同じであるから説明を省略する。
次に、情報処理装置100は、利用者ごとの検索クエリのランキングを含むコンテンツを生成する(ステップS4-3)。この場合、情報処理装置100は、例えば、図9に示すようなコンテンツを生成する。ここで、図9を用いて、この場合の情報処理装置100が生成するコンテンツについて具体的に説明する。図9は、実施形態に係る情報処理装置の生成部が生成するコンテンツの第三態様を示す図である。図9に示すように、情報処理装置100は、例えば、「順位」、「クエリ」、「検索回数」といった項目に係る情報を一覧表として示すコンテンツを生成する。ここで、「順位」は、検索クエリの検索回数の順位を示す。「クエリ」は、「順位」が示す検索回数の順位の検査クエリを示す。「検索回数」は、「クエリ」が示す検査クエリが利用者によって検索された回数を示す。情報処理装置100は、このような利用者ごとの検索クエリのランキングを含むコンテンツを生成する。
次に、情報処理装置100は、図1に示したステップS5と同じ処理を実行する。ステップS5は、上述した処理と同じであるから説明を省略する。
これによれば、利用者ごとの検索クエリのランキングを含むコンテンツを生成することができる。そのため、利用者ごとに検索クエリのランキングを把握して、その傾向を分析することができる。
〔2.情報処理システムの構成〕
次に、図2を用いて実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置100と、利用者端末200と、事業者端末300と、ネットワークNを有する。以下、これらの構成について簡単に順を追って説明する。
情報処理装置100は、例えばPC(Personal Computer)、WS(Work Station)、サーバの機能を備えるコンピュータなどの情報処理装置であってよい。情報処理装置100は、利用者端末200や、事業者端末300からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。
利用者端末200は、利用者が利用する情報処理装置である。利用者端末200は、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、デスクトップ型PC、ノート型PC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置であってよい。なお、図1に示す例においては、利用者端末200がスマートフォンである場合を示している。
事業者端末300は、事業者が利用する情報処理装置である。事業者端末300は、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、デスクトップ型PC、ノート型PC、携帯電話機、PDA等の情報処理装置であってよい。なお、図1に示す例においては、事業者端末300がノート型PCである場合を示している。
ネットワークNは、情報処理装置100と、利用者端末200と、事業者端末300を有線、又は無線により相互に通信可能に接続する。ネットワークNが有線の場合は、IEEE802.3に規定されるイーサネット(登録商標)(ETHERNET(登録商標))により実現されてよい。また、ネットワークNが無線の場合は、IEEE802.11に規定される無線LAN(Local Area Network)により実現されてよい。
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、図3を用いて、情報処理装置100の構成について説明する。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130と、を有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)、無線LAN(Local Area Network)カード等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末200や事業者端末300などとの間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、主記憶装置と外部記憶装置とを備える。主記憶装置は、制御部130が実行するプログラム、あるいは制御部130が処理するデータを記憶する。主記憶装置は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等のような半導体メモリ素子によって実現されてよい。外部記憶装置は、制御部130が処理するデータを保存する。外部記憶装置は、例えば、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)、磁気テープ、光ディスク等によって実現されてよい。
図3に示すように、記憶部120は、利用者情報記憶部121と、ウェブ行動情報記憶部122を有する。以下、これらの構成について順を追って説明する。
(利用者情報記憶部121について)
利用者情報記憶部121は、利用者に関する情報、すなわち、利用者情報を記憶する。利用者情報は、例えば、利用者が所定の情報サービスを利用する際に、情報サービスの提供事業者に提供する利用者に関する情報である。ここで、図4を用いて、利用者情報記憶部121が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る情報処理装置の利用者情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
図4に示す例において、利用者情報記憶部121は、「利用者ID」、「生年月日」、「性別」、「職業」という項目に係る情報を紐付けて記憶する。
「利用者ID」は、利用者を識別する識別子であり文字列や番号などによって表される。「生年月日」は、「利用者ID」に紐付けられた利用者の生年月日に関する情報である。「性別」は、「利用者ID」に紐付けられた利用者の性別に関する情報である。「職業」は、「利用者ID」に紐付けられた利用者の職業に関する情報である。
すなわち、図4においては、利用者ID「UID#1」により識別された利用者の生年月日が「生年月日#U1」であり、性別が「女性」であり、職業が「職業#U1」であることを示している。
なお、利用者情報記憶部121に記憶される情報は、「利用者ID」、「生年月日」、「性別」、「職業」という項目に係る情報に限定されるものではなく、その他の任意の利用者に関係する情報が記憶されてよい。
(ウェブ行動情報記憶部122について)
ウェブ行動情報記憶部122は、利用者のウェブ行動を示す情報、すなわち、ウェブ行動情報を記憶する。ウェブ行動情報とは、利用者の所定の情報サービスの利用によって生じる利用者の所定の情報サービスを用いたウェブ行動を示す情報である。ここで、図5を用いて、ウェブ行動情報記憶部122が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る情報処理装置のウェブ行動情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
図5に示す例において、ウェブ行動情報記憶部122は、「利用者ID」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購入履歴」、「路線検索履歴」、「掲示板投稿履歴」という項目に係る情報を紐付けて記憶する。
「利用者ID」は、利用者を識別する識別子であり文字列や番号などによって表される。「検索履歴」は、「利用者ID」に紐付けられた利用者が検索に使用した検索クエリと検索日時を含む情報である。「閲覧履歴」は、「利用者ID」に紐付けられた利用者の閲覧サイトと閲覧日時を含む情報である。「購入履歴」は、「利用者ID」に紐付けられた利用者のインターネット通信販売サイトや所定のサービス契約サイトなどにおける購入商品、又は購入サービスと購入日時を含む情報である。「路線検索履歴」は、「利用者ID」に紐付けられた利用者の路線検索結果と路線検索日時を含む情報である。「掲示板投稿履歴」は、「利用者ID」に紐付けられた利用者の掲示板投稿と投稿日時を含む情報である。
すなわち、図5においては、利用者ID「UID#1」により識別された利用者の検索履歴が「検索履歴#U1」であり、利用者の閲覧履歴が「閲覧履歴#U1」であり、購入履歴が「購入履歴#U1」であり、路線検索履歴が「路線検索履歴#U1」であり、掲示板投稿履歴が「掲示板投稿履歴#U1」であることを示している。
なお、ウェブ行動情報記憶部122に記憶される情報は、「利用者ID」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購入履歴」、「路線検索履歴」、「掲示板投稿履歴」という項目に係る情報に限定されるものではなく、その他の任意の利用者の行動に関係する情報が記憶されてよい。
(制御部130について)
次に、図3に戻って、制御部130について説明する。制御部130は、情報処理装置100を制御するコントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100の記憶部120に記憶されている各種プログラムを読み出して、RAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array))等の集積回路により実現されてもよい。
制御部130は、図3に示すように、取得部131と、受付部132と、抽出部133と、生成部134と、提供部135を有する。制御部130は、記憶部120からプログラムを読み出して、RAMを作業領域として実行することで、これらの機能を実現して、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。以下、これらの処理を、順を追って説明する。
(取得部131について)
取得部131は、利用者情報とウェブ行動情報を取得する。ここで、利用者情報は、利用者に関する情報であって、例えば、利用者が所定の情報サービスを利用する際に、情報サービスの提供事業者に提供する情報である。ウェブ行動情報とは、利用者の所定の情報サービスの利用によって生じる利用者の所定の情報サービスを用いたウェブ行動を示す情報である。取得部131は、利用者情報とウェブ行動情報を取得したら、取得した利用者情報を利用者情報記憶部121に記憶し、ウェブ行動情報をウェブ行動情報記憶部122に記憶する。なお、取得部131は、所定日時ごとに利用者情報と、行動情報とのうちのいずれか一方又は両方を取得してもよいし、利用者が情報処理装置100にアクセスする度に利用者情報と、ウェブ行動情報とのうちのいずれか一方又は両方を取得してもよい。
また、取得部131が利用者情報とウェブ行動情報を取得する取得元は、利用者端末200に限定されるものではなく、検索サービスや、ショッピングサービス、決済サービス、路線検索サービス、地図提供サービス、旅行サービス、飲食店紹介サービス、天気予報サービス、スケジュール管理サービス、ニュース提供サービス、オークションサービス、動画コンテンツ配信サービス、金融取引(株取引等)サービスといった各種情報サービスを提供するその他のサーバ装置から取得してもよいし、外部の記憶媒体から取得してもよい。
(受付部132について)
受付部132は、利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける。例えば、受付部132は、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件として、タイトル、データベース名、テーブル名、サンプル数、クエリの集計期間、YUP,btの集計日といった項目に係る情報を受け付ける。ここで、図6を用いて、受付部132が事業者端末300に受付画面を表示させて、事業者から抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける態様について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理装置の受付部が事業者端末に表示させる受付画面の一例を示す図である。図6に示すように、受付部132は事業者端末300に、タイトル、データベース名、テーブル名、サンプル数、クエリの集計期間、YUP,btの集計日といった項目に係る情報の入力ボックスを含む受付画面を表示させて、事業者からこれらの情報の入力を受け付けてよい。なお、ここで、YUP,btの集計日は、利用者の属性に関する予測値を集計した日を示す。
(抽出部133について)
抽出部133は、受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出する。例えば、抽出部133は、受付部132が受け付けた抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件に基づいて、ウェブ行動情報記憶部122からウェブ行動の履歴の条件に合致するウェブ行動情報を抽出する。例えば、受付部132が受け付けたクエリの集計期間が、2022年10月16日までの30日である場合であれば、抽出部133は、ウェブ行動情報記憶部122から2022年10月16日までの30日に検索された検索クエリを含むウェブ行動の履歴を抽出する。
(生成部134について)
生成部134は、抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成する。例えば、生成部134は、抽出部133が抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、利用者ごとのウェブ行動の履歴を示すコンテンツを生成してもよいし、複数の利用者を纏めてウェブ行動の履歴を示すコンテンツを生成してもよい。以下、生成部134が生成するコンテンツの具体例について順を追って説明する。
生成部134は、利用者のセッションごとの検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成する。ここで、セッションとは、利用者が連続してウェブ行動を実行していた期間のことを指し、利用者のウェブ行動の間隔が所定の期間以内(例えば、30分以内)であれば同一セッションとみなしてよい。すなわち、生成部134は、利用者が同一のセッションにおいて行ったウェブ行動のうち、検索行動の際に検索に用いた検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成する。ここで、図7を用いて、この場合の生成部134が生成するコンテンツについて具体的に説明する。図7は、実施形態に係る情報処理装置の生成部が生成するコンテンツの第一態様を示す図である。図7に示すように、生成部134は、例えば、「セッションID」、「日」、「曜日」、「時間」、「セッション中最初のクエリ」といった項目に係る情報を一覧表として示すコンテンツを生成する。ここで、「セッションID」は、セッションを識別する識別子である。「日」は、「セッションID」が示すセッションが実行された日を示す。「曜日」は、「セッションID」が示すセッションが実行された曜日を示す。「時間」は、「セッションID」が示すセッションが実行された時間を示す。「セッション中最初のクエリ」は、「セッションID」が示すセッションにおいて最初に検索された検索クエリを示す。
生成部134は、利用者の検索行動ごとの検索クエリのリストを含むコンテンツを生成する。ここで、検索行動とは、検索ボックスに検索クエリを入力して、検索を実行するまでのことを指している。ここで、図8を用いて、この場合の生成部134が生成するコンテンツについて具体的に説明する。図8は、実施形態に係る情報処理装置の生成部が生成するコンテンツの第二態様を示す図である。図8に示すように、生成部134は、例えば、「検索日」、「曜日」、「時間」、「サービス」、「クエリ」といった項目に係る情報を一覧表として示すコンテンツを生成する。ここで、「検索日」は、利用者が検索行動を実行した日を示す。「曜日」は、利用者が検索行動を実行した曜日を示す。「時間」は、利用者が検索行動を実行した時間を示す。「サービス」は、利用者が検索行動に使用した検索サービスの名称を示す。「クエリ」は、利用者が検索行動に使用した検索クエリを示す。
生成部134は、利用者ごとの検索クエリのランキングを含むコンテンツを生成する。ここで、図9を用いて、この場合の生成部134が生成するコンテンツについて具体的に説明する。図9は、実施形態に係る情報処理装置の生成部が生成するコンテンツの第三態様を示す図である。図9に示すように、生成部134は、例えば、「順位」、「クエリ」、「検索回数」といった項目に係る情報を一覧表として示すコンテンツを生成する。ここで、「順位」は、検索クエリの検索回数の順位を示す。「クエリ」は、「順位」が示す検索回数の順位の検査クエリを示す。「検索回数」は、「クエリ」が示す検査クエリが利用者によって検索された回数を示す。
生成部134は、コンテンツに含まれる検索クエリにカーソルを当てると、当該の検索クエリに関する情報が表示されるコンテンツを生成する。例えば、生成部134は、図7から図9に示すコンテンツに含まれる検索クエリにカーソルを当てると、検索クエリに関する情報として、当該の検索クエリの検索回数や、検索に使用したデバイス、検索に使用したサービスといった情報が表示させるコンテンツを生成してよい。
生成部134は、コンテンツに含まれる検索クエリをクリックすると、当該の検索クエリを用いて検索した結果が表示されるコンテンツを生成する。例えば、生成部134は、コンテンツに含まれる検索クエリに検索サービスへのリンクを紐付けて、当該の検索クエリをクリックすると当該の検索クエリを用いて検索サービスで検索した結果が表示されるコンテンツを生成してよい。
生成部134は、検索クエリの検索種別に応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成する。ここで、検索種別とは、検索クエリを用いた検索の種類を示し、例えば、SNS(Social Networking Service)のコメントを検索対象にして検索するリアルタイム検索や、通常のウェブ検索、画像を検索対象とする画像検索、ECサイトを検索対象とするショッピング検索などの分類によって表される。例えば、生成部134は、図7から図9に示すコンテンツに含まれる検索クエリについて、当該の検索クエリの検索種別がリアルタイム検索の場合であれば青色、ウェブ検索の場合であれば黄色、画像検索の場合であれば赤色といった具合に、検索クエリの検索種別に応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成してよい。
生成部134は、検索クエリのカテゴリに応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成する。ここで、検索クエリのカテゴリとは、検索クエリが示す言葉の種類に関する分類であって、例えば、人名、商品名、地名、会社名、学術用語などといった名称の分類に分けられてよい。生成部134は、例えば、図7から図9に示すコンテンツに含まれる検索クエリについて、当該の検索クエリのカテゴリが人名の場合であれば青色、商品名の場合であれば黄色、地名の場合であれば赤色といった具合に、検索クエリのカテゴリに応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成してよい。
(提供部135について)
提供部135は、生成したコンテンツを所定の態様で提供する。例えば、提供部135は、生成部134が生成した図7から図9に示すようなコンテンツを事業者端末300に表示させることによって生成したコンテンツを提供してよい。また、提供部135は、図7から図9に示すようなコンテンツを事業者の操作に応じて、切り替えて表示する態様によって生成した複数のコンテンツを提供してもよい。すなわち、事業者端末300に、例えば、「セッション行動」や、「時系列で見る」、「検索回数ランキング」、といったボタンを表示させて、事業者がこれらのボタンをクリックした場合に、それぞれのボタンに対応付けられたコンテンツに表示を切り替えるようにして、生成した複数のコンテンツを提供してよい。
〔4.利用者端末の構成〕
次に、図10を用いて、実施形態に係る利用者端末200の構成について説明する。図10は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。図10に示すように、利用者端末200は、通信部210と、入力部220と、出力部230と、制御部240を有する。
通信部210は、例えば、NIC、無線LANカード等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置100との間で各種の情報の送受信を行う。
入力部220は、利用者から各種の操作情報が入力される。例えば、入力部220は、タッチパネルにより表示面(例えば出力部230)を介して利用者からの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部220は、利用者端末200に設けられたボタンや、利用者端末200に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
出力部230は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット型端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。つまり、利用者端末200は、入力部220がタッチパネルである場合は、出力部230である表示画面により利用者の入力を受け付け、利用者への出力も行う。また、出力部230は、スピーカーであってもよく、スピーカーにより音声を出力してよい。
制御部240は、例えば、CPUやMPU等によって、利用者端末200に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部240は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。
図10に示すように、制御部240は、受付部241と、を有する。
受付部241は、利用者の操作情報を受け付ける。例えば、受付部241は、利用者から利用者情報の入力や、利用者の所定の情報サービスの利用に関する操作情報を受け付ける。なお、受付部241は、入力部220を介して、利用者の操作情報を受け付けてよい。
〔5.事業者端末の構成〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る事業者端末300の構成について説明する。図11は、実施形態に係る事業者端末の構成例を示す図である。図11に示すように、事業者端末300は、通信部310と、入力部320と、出力部330と、制御部340と、を有する。
通信部310は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部310は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置100との間で各種の情報の送受信を行う。
入力部320は、事業者から各種の操作情報が入力される。例えば、入力部320は、事業者端末300に接続されたキーボードやマウスから事業者の各種操作を受け付けてもよい。また、入力部320は、タッチパネルにより表示面(例えば出力部330)を介して事業者から各種操作を受け付けてもよい。
出力部330は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現される表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。なお、事業者端末300の入力部320が、タッチパネルを介して事業者から各種操作を受け付ける場合は、出力部330である表示画面により利用者の入力を受け付け、さらに利用者への出力も行う。
制御部340は、例えば、CPUやMPU等によって、事業者端末300に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部340は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。
図11に示すように、制御部340は、受付部341を有する。
受付部341は、利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける。例えば、受付部341は、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件として、タイトル、データベース名、テーブル名、サンプル数、クエリの集計期間、YUP,btの集計日といった項目に係る情報を受け付ける。ここで、図6を用いて、受付部341が出力部330に表示させて、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける態様について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理装置の受付部が事業者端末に表示させる受付画面の一例を示す図である。図6に示すように、受付部341は出力部330に、タイトル、データベース名、テーブル名、サンプル数、クエリの集計期間、YUP,btの集計日といった項目に係る情報の入力ボックスを表示させて、事業者からこれらの情報を受け付けてよい。
〔6.情報処理のフロー〕
次に、図12を用いて、実施形態に係る情報処理の手順について説明する。図12は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。以下、図12に示すフローチャートに沿って、実施形態に係る情報処理の手順について説明する。
まず、情報処理装置100は、利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける(ステップS101)。次に、情報処理装置100は、受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出する(ステップS102)。そして、情報処理装置100は、抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成する(ステップS103)。そして、情報処理装置100は、生成したコンテンツを所定の態様で提供する(ステップS104)。
これによれば、利用者のウェブ行動の履歴を抽出して、異なる態様の複数のコンテンツを生成して、生成したコンテンツを提供することができる。そのため、利用者のウェブ行動を分析することができる。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る情報処理装置100は、例えば図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが記憶される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、情報処理装置100の制御部130の機能を実現する。
〔8.構成と効果〕
本開示に係る情報処理装置100は、利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける受付部132と、受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出する抽出部133と、抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成する生成部134と、生成したコンテンツを所定の態様で提供する提供部135と、を備える。
この構成によれば、利用者のウェブ行動の履歴を抽出して、ウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成して、生成したコンテンツを提供することができる。そのため、利用者のウェブ行動情報を分析することができる情報処理装置100を提供することができる。
本開示に係る情報処理装置100の生成部134は、利用者のセッションごとの検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成する。
この構成によれば、利用者のセッションごとの検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成することができる。そのため、利用者のセッションごとに、検索クエリの分析をすることができる。
本開示に係る情報処理装置100の生成部134は、利用者の検索行動ごとの検索クエリのリストを含むコンテンツを生成する。
この構成によれば、利用者の検索行動ごとの検索クエリのリストを含むコンテンツを生成することができる。そのため、利用者の検索行動ごとに、検索クエリの分析をすることができる。
本開示に係る情報処理装置100の生成部134は、利用者ごとの検索クエリのランキングを含むコンテンツを生成する。
この構成によれば、利用者ごとの検索クエリのランキングを含むコンテンツを生成することができる。そのため、利用者ごとに検索クエリのランキングを把握して、その傾向を分析することができる。
本開示に係る情報処理装置100の生成部134は、コンテンツに含まれる検索クエリにカーソルを当てると、当該の検索クエリに関する情報が表示されるコンテンツを生成する。
この構成によれば、コンテンツに含まれる検索クエリにカーソルを当てると、検索クエリに関する情報が表示されるコンテンツを生成することができる。そのため、検索クエリに関する情報を把握して、より詳細に分析することができる。
本開示に係る情報処理装置100の生成部134は、検索クエリの検索種別に応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成する。
この構成によれば、検索クエリの検索種別に応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成することができる。そのため、検索種別に応じた検索クエリの傾向の把握を容易に行うことができる。
本開示に係る情報処理装置100の生成部134は、検索クエリのカテゴリに応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成する。
この構成によれば、検索クエリのカテゴリに応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成することができる。そのため、カテゴリに応じた検索クエリの傾向の把握を容易に行うことができる。
本開示に係る情報処理方法は、利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付けるステップと、受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出するステップと、抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成するステップと、生成したコンテンツを所定の態様で提供するステップと、を含む。
この構成によれば、利用者のウェブ行動の履歴を抽出して、ウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成して、生成したコンテンツを提供することができる。そのため、利用者のウェブ行動情報を分析することができる情報処理方法を提供することができる。
本開示に係る情報処理プログラムは、利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付けるステップと、受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出するステップと、抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成するステップと、生成したコンテンツを所定の態様で提供するステップと、をコンピュータに実行させる。
この構成によれば、利用者のウェブ行動の履歴を抽出して、ウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成して、生成したコンテンツを提供することができる。そのため、利用者のウェブ行動情報を分析することができる情報処理プログラムを提供することができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部131は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報記憶部
122 ウェブ行動情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 受付部
133 抽出部
134 生成部
135 提供部
200 利用者端末
210 通信部
220 入力部
230 出力部
240 制御部
241 受付部
300 事業者端末
310 通信部
320 入力部
330 出力部
340 制御部
341 受付部
N ネットワーク

Claims (10)

  1. 利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付ける受付部と、
    受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出する抽出部と、
    抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成する生成部と、
    生成したコンテンツを所定の態様で提供する提供部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記生成部は、利用者のセッションごとの検索クエリに関するリストを含むコンテンツを生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成部は、利用者の検索行動ごとの検索クエリのリストを含むコンテンツを生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成部は、利用者ごとの検索クエリのランキングを含むコンテンツを生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成部は、コンテンツに含まれる検索クエリにカーソルを当てると、当該の検索クエリに関する情報が表示されるコンテンツを生成する、
    請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成部は、コンテンツに含まれる検索クエリをクリックすると、当該の検索クエリを用いて検索した結果が表示されるコンテンツを生成する、
    請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記生成部は、検索クエリの検索種別に応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成する、
    請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記生成部は、検索クエリのカテゴリに応じて、検索クエリを色分けして表示したコンテンツを生成する、
    請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付けるステップと、
    受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出するステップと、
    抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成するステップと、
    生成したコンテンツを所定の態様で提供するステップと、
    を含む情報処理方法。
  10. 利用者によるウェブ行動の履歴のうち、抽出対象となるウェブ行動の履歴の条件を受け付けるステップと、
    受け付けた条件に合致するウェブ行動の履歴を抽出するステップと、
    抽出したウェブ行動の履歴に基づいて、それぞれ異なる態様でウェブ行動の履歴を示す複数のコンテンツを生成するステップと、
    生成したコンテンツを所定の態様で提供するステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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