JP2024041191A - 転がり軸受 - Google Patents

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裕成 迫田
Hiroshige Sakota
慎一郎 林
Shinichiro Hayashi
雅之 佐藤
Masayuki Sato
康宏 荒木
Yasuhiro Araki
聡 島崎
Satoshi Shimazaki
生磨 藤澤
Ikuma FUJISAWA
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Abstract

【課題】耐久性の向上を実現することができる転がり軸受を提供する。【解決手段】保持器5は、互いに組み合わせられた第1環状体51及び第2環状体52を有する。第1環状体51は、環状の第1本体部53と、周方向に並んだ複数の第1爪部54と、を含む。第2環状体52は、環状の第2本体部55と、周方向に並んだ複数の第2爪部56と、を含む。対応する一対の第1爪部54及び第2爪部56は、第1環状体51に対する第2環状体52の軸方向へのずれが規制され且つ第1環状体51に対する第2環状体52の周方向へのずれが許容されるように、係合している。【選択図】図4

Description

本発明は、転がり軸受に関する。
特許文献1には、一対の分割体によって構成された保持器を備える転がり軸受であって、保持器の各柱部において、一方の分割体の係止部が他方の分割体の係止溝に配置されており且つ他方の分割体の係止部が一方の分割体の係止溝に配置されている転がり軸受が記載されている。
特開2021-067367号公報
しかしながら、特許文献1に記載の転がり軸受では、保持器の各柱部において、一対の係止部が軸方向に延在することになるため、各係止部の強度を十分に確保することできず、複数の転動体の進み遅れによって保持器が破損するおそれがある。
そこで、本発明は、耐久性の向上を実現することができる転がり軸受を提供することを目的とする。
本発明の転がり軸受は、[1]「内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間に配置された複数の転動体と、前記複数の転動体を保持する保持器と、を備え、前記保持器は、互いに組み合わせられた第1環状体及び第2環状体を有し、前記第1環状体は、環状の第1本体部と、周方向に並んだ複数の第1爪部と、を含み、前記第2環状体は、環状の第2本体部と、周方向に並んだ複数の第2爪部と、を含み、前記複数の第1爪部及び前記複数の第2爪部のうち、対応する一対の第1爪部及び第2爪部は、前記第1環状体に対する前記第2環状体の軸方向へのずれが規制され且つ前記第1環状体に対する前記第2環状体の周方向へのずれが許容されるように、係合している、転がり軸受」である。
上記[1]に記載の転がり軸受では、互いに組み合わせられた第1環状体及び第2環状体を有する保持器において、複数対の第1爪部及び第2爪部が、第1環状体に対する第2環状体の軸方向へのずれが規制され且つ第1環状体に対する第2環状体の周方向へのずれが許容されるように、係合している。これにより、複数の転動体に進み遅れが生じても、第1環状体に対して第2環状体が周方向にずれることで、転動体と保持器との摩擦による発熱や摩耗が抑制される。よって、上記[1]に記載の転がり軸受によれば、耐久性の向上を実現することができる。
本発明の転がり軸受は、[2]「前記複数の第1爪部のそれぞれは、軸方向に延在している第1延在部分と、前記第1延在部分から周方向おける一方の側に突出している第1返し部分と、を含み、前記複数の第2爪部のそれぞれは、軸方向に延在している第2延在部分と、前記第2延在部分から周方向おける他方の側に突出している第2返し部分と、を含み、前記第1環状体、前記第2環状体、及び前記複数の転動体が周方向において互いに接触している状態では、前記一対の第1爪部及び第2爪部において、前記第1返し部分の少なくとも一部と前記第2返し部分の少なくとも一部とが軸方向において互いに重なっており、前記第1返し部分と前記第2延在部分との間、及び前記第2返し部分と前記第1延在部分との間に隙間が形成されている、上記[1]に記載の転がり軸受」であってもよい。当該[2]に記載の転がり軸受によれば、上述したような一対の第1爪部及び第2爪部の係合を容易に且つ確実に実現することができる。
本発明の転がり軸受は、[3]「前記第1本体部には、軸方向に延在している複数の第1貫通孔が形成されており、前記複数の第1貫通孔のそれぞれは、軸方向において、前記複数の第1爪部のそれぞれの第1返し部分と重なっており、前記第2本体部には、軸方向に延在している複数の第2貫通孔が形成されており、前記複数の第2貫通孔のそれぞれは、軸方向において、前記複数の第2爪部のそれぞれの第2返し部分と重なっている、上記[1]又は[2]に記載の転がり軸受」であってもよい。当該[3]に記載の転がり軸受によれば、軸方向に進退する一対の金型によって第1環状体及び第2環状体のそれぞれを成型することが可能となる。
本発明の転がり軸受は、[4]「前記第1環状体は、前記複数の第1爪部から前記第1本体部とは反対側に突出している複数の第1突出部を更に含み、前記第2環状体は、前記複数の第2爪部から前記第2本体部とは反対側に突出している複数の第2突出部を更に含み、前記第1本体部には、前記複数の第2突出部が配置された複数の第1穴が形成されており、前記第2本体部には、前記複数の第1突出部が配置された複数の第2穴が形成されており、前記複数の第1突出部及び前記複数の第2穴のうち、対応する一対の第1突出部及び第2穴は、前記第1環状体に対する前記第2環状体の周方向へのずれが許容され且つ前記複数の第1爪部のそれぞれの外側への変形が規制されるように、係合しており、前記複数の第2突出部及び前記複数の第1穴のうち、対応する一対の第2突出部及び第1穴は、前記第1環状体に対する前記第2環状体の周方向へのずれが許容され且つ前記複数の第1爪部のそれぞれの外側への変形が規制されるように、係合している、上記[1]~[3]のいずれか一つに記載の転がり軸受」であってもよい。当該[4]に記載の転がり軸受によれば、例えば高速回転によって遠心力が保持器に作用しても、当該遠心力によって第1爪部及び第2爪部が外側に曲げられるのを抑制することができる。
本発明の転がり軸受は、[5]「前記第1環状体及び前記第2環状体のそれぞれの材料は、樹脂である、上記[1]~[4]のいずれか一つに記載の転がり軸受」であってもよい。当該[5]に記載の転がり軸受によれば、保持器の軽量化を図ることができる。
本発明によれば、耐久性の向上を実現することができる転がり軸受を提供することが可能となる。
一実施形態の転がり軸受の正面図である。 図1に示される保持器の分解斜視図である。 図1に示される保持器の斜視図である。 図1に示される保持器の一部分の側面図である。 図1に示される保持器の一部分の側面図である。 変形例の保持器の分解斜視図である。 図6に示される保持器の一部分の側面図である。 変形例の保持器の分解斜視図である。 図8に示される保持器の一部分の側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、転がり軸受1は、内輪2と、外輪3と、複数の転動体4と、保持器5と、を備えている。以下、転がり軸受1の中心線Aに平行な方向を軸方向といい、中心線Aに垂直な方向を径方向といい、中心線Aに平行な方向から見た場合に中心線Aを中心とする円周に沿った方向を周方向という。
内輪2は、軌道面2aを有している。軌道面2aは、径方向において外側に向いた面であり、周方向に沿って円環状に延在している。一例として、径方向における内輪2の内側の面は、軸(図示省略)と嵌め合わされる。
外輪3は、径方向において内輪2の外側に配置されている。外輪3は、軌道面3aを有している。軌道面3aは、径方向において内側に向いた面であり、周方向に沿って円環状に延在している。一例として、径方向における外輪3の外側の面は、ハウジング(図示省略)と嵌め合わされる。
複数の転動体4は、内輪2と外輪3との間に配置されている。より具体的には、複数の転動体4は、内輪2の軌道面2aと外輪3の軌道面3aとの間に配置されている。本実施形態では、各転動体4は、ボール(球体)である。
保持器5は、複数の転動体4を保持する。より具体的には、保持器5は、内輪2の軌道面2aと外輪3の軌道面3aとの間において各転動体4が転動自在となるように、複数の転動体4を保持する。保持器5は、互いに組み合わせられた第1環状体51及び第2環状体52を有している。第1環状体51及び第2環状体52のそれぞれの材料は、樹脂(例えば、PA66、PA46等)である。
図2、図3及び図4に示されるように、第1環状体51は、第1本体部53と、複数の第1爪部54と、を含んでいる。第1本体部53は、周方向に沿って延在しており、環状を呈している。複数の第1爪部54は、周方向に並んでいる。第2環状体52は、第2本体部55と、複数の第2爪部56と、を含んでいる。第2本体部55は、周方向に沿って延在しており、環状を呈している。複数の第2爪部56は、周方向に並んでいる。複数の第1爪部54及び複数の第2爪部56は、軸方向おいて一対一で対応している。対応する一対の第1爪部54及び第2爪部56は、互いに係合している。保持器5では、第1本体部53、第2本体部55、並びに、複数対の第1爪部54及び第2爪部56によって、複数のポケット50が形成されている。各ポケット50には、各転動体4が配置される。
第1爪部54は、第1延在部分541と、第1返し部分542と、を含んでいる。第1延在部分541は、軸方向に延在している。より具体的には、第1延在部分541は、第1本体部53における第2本体部55側の端面から軸方向に延在している。軸方向から見た場合に、径方向における第1延在部分541の内側の面は、径方向における第1本体部53の内側の面と一致しており、径方向における第1延在部分541の外側の面は、径方向における第1本体部53の外側の面と一致している。第1返し部分542は、第1延在部分541から周方向おける一方の側に突出している。より具体的には、第1返し部分542は、第1延在部分541における第1本体部53とは反対側の端部から周方向おける一方の側に突出している。
第2爪部56は、第2延在部分561と、第2返し部分562と、を含んでいる。第2延在部分561は、軸方向に延在している。より具体的には、第2延在部分561は、第2本体部55における第1本体部53側の端面から軸方向に延在している。軸方向から見た場合に、径方向における第2延在部分561の内側の面は、径方向における第2本体部55の内側の面と一致しており、径方向における第2延在部分561の外側の面は、径方向における第2本体部55の外側の面と一致している。第2返し部分562は、第2延在部分561から周方向おける他方の側に突出している。より具体的には、第2返し部分562は、第2延在部分561における第2本体部55とは反対側の端部から周方向おける他方の側に突出している。
第1返し部分542は、第2本体部55、第2延在部分561及び第2返し部分562によって画定された領域に配置されている。第2返し部分562は、第1本体部53、第1延在部分541及び第1返し部分542によって画定された領域に配置されている。第1爪部54における第2本体部55側の端面、及び第2本体部55における第1本体部53側の端面は、軸方向に垂直な面であり、向かい合っている。第2爪部56における第1本体部53側の端面、及び第1本体部53における第2本体部55側の端面は、軸方向に垂直な面であり、向かい合っている。第1返し部分542における第1本体部53側の端面、及び第2返し部分562における第2本体部55側の端面は、軸方向に垂直な面であり、向かい合っている。なお、軸方向において向かい合っている面の間には、第1環状体51に対する第2環状体52の周方向へのずれを可能にする程度の隙間が形成されている。
図5に示されるように、第1環状体51、第2環状体52、及び複数の転動体4が周方向において互いに接触している状態では、一対の第1爪部54及び第2爪部56において、第1返し部分542の少なくとも一部と第2返し部分562の少なくとも一部とが軸方向において互いに重なっており、第1返し部分542と第2延在部分561との間、及び第2返し部分562と第1延在部分541との間に隙間Gが形成されている。
以上のように、対応する一対の第1爪部54及び第2爪部56が周方向において向かい合った状態で係合していることで、第1環状体51に対する第2環状体52の軸方向へのずれが規制され且つ第1環状体51に対する第2環状体52の周方向へのずれが許容される。なお、周方向におけるポケット50と転動体4との隙間の分だけ、第1環状体51に対して第2環状体52が周方向にずれても、第1返し部分542及び第2返し部分562の係合は外れない。
以上説明したように、転がり軸受1では、互いに組み合わせられた第1環状体51及び第2環状体52を有する保持器5において、複数対の第1爪部54及び第2爪部56が、第1環状体51に対する第2環状体52の軸方向へのずれが規制され且つ第1環状体51に対する第2環状体52の周方向へのずれが許容されるように、係合している。これにより、複数の転動体4に進み遅れが生じても、第1環状体51に対して第2環状体52が周方向にずれることで、転動体4と保持器5との摩擦による発熱や摩耗が抑制される。よって、転がり軸受1によれば、耐久性の向上を実現することができる。
転がり軸受1では、第1環状体51、第2環状体52、及び複数の転動体4が周方向において互いに接触している状態では、一対の第1爪部54及び第2爪部56において、第1返し部分542の少なくとも一部と第2返し部分562の少なくとも一部とが軸方向において互いに重なっており、第1返し部分542と第2延在部分561との間、及び第2返し部分562と第1延在部分541との間に隙間Gが形成されている。これにより、上述したような一対の第1爪部54及び第2爪部56の係合を容易に且つ確実に実現することができる。
転がり軸受1では、第1環状体51及び第2環状体52のそれぞれの材料が樹脂である。これにより、保持器5の軽量化を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば、図6及び図7に示されるように、第1環状体51では、第1本体部53に、軸方向に延在している複数の第1貫通孔53aが形成されており、各第1貫通孔53aが、軸方向において、各第1爪部54の第1返し部分542と重なっていてもよい。この場合、径方向における第1返し部分542の幅は、径方向における第1本体部53の幅よりも小さくなっている。これによれば、軸方向に進退する一対の金型によって第1環状体51を成型することが可能となる。同様に、第2環状体52では、第2本体部55に、軸方向に延在している複数の第2貫通孔55aが形成されており、各第2貫通孔55aが、軸方向において、各第2爪部56の第2返し部分562と重なっていてもよい。この場合、径方向における第2返し部分562の幅は、径方向における第2本体部55の幅よりも小さくなっている。これによれば、軸方向に進退する一対の金型によって第2環状体52を成型することが可能となる。
また、図8及び図9に示されるように、第1環状体51が、複数の第1爪部54から第1本体部53とは反対側に突出している複数の第1突出部57を更に含み、第2本体部55に、複数の第1突出部57が配置された複数の第2穴55bが形成されており、対応する一対の第1突出部57及び第2穴55bが、第1環状体51に対する第2環状体52の周方向へのずれが許容され且つ第1爪部54の外側への変形が規制されるように、係合していてもよい。同様に、第2環状体52が、複数の第2爪部56から第2本体部55とは反対側に突出している複数の第2突出部58を更に含み、第1本体部53に、複数の第2突出部58が配置された複数の第1穴53bが形成されており、対応する一対の第2突出部58及び第1穴53bが、第1環状体51に対する第2環状体52の周方向へのずれが許容され且つ第1爪部54の外側への変形が規制されるように、係合していてもよい。これによれば、例えば高速回転によって遠心力が保持器5に作用しても、当該遠心力によって第1爪部54及び第2爪部56が外側に曲げられるのを抑制することができる。なお、第1穴53bは、第2本体部55側に開口していれば、凹部、溝及び貫通孔のいずれであってもよい。同様に第2穴55bは、第1本体部53側に開口していれば、凹部、溝及び貫通孔のいずれであってもよい。
また、複数の第1爪部54及び複数の第2爪部56は、第1環状体51に対する第2環状体52の軸方向へのずれが規制され且つ第1環状体51に対する第2環状体52の周方向へのずれが許容されるように、対応する一対の第1爪部54及び第2爪部56が係合するものであれば、上述した構造以外の構造を有するものであってもよい。
また、各転動体4は、ボール以外の転動体であってもよい。また、第1環状体51及び第2環状体52のそれぞれの材料は、樹脂以外の材料であってもよい。
1…転がり軸受、2…内輪、3…外輪、4…転動体、5…保持器、51…第1環状体、52…第2環状体、53…第1本体部、53a…第1貫通孔、53b…第1穴、54…第1爪部、55…第2本体部、55a…第2貫通孔、55b…第2穴、56…第2爪部、57…第1突出部、58…第2突出部、541…第1延在部分、542…第1返し部分、561…第2延在部分、562…第2返し部分、G…隙間。

Claims (5)

  1. 内輪と、
    外輪と、
    前記内輪と前記外輪との間に配置された複数の転動体と、
    前記複数の転動体を保持する保持器と、を備え、
    前記保持器は、互いに組み合わせられた第1環状体及び第2環状体を有し、
    前記第1環状体は、環状の第1本体部と、周方向に並んだ複数の第1爪部と、を含み、
    前記第2環状体は、環状の第2本体部と、周方向に並んだ複数の第2爪部と、を含み、
    前記複数の第1爪部及び前記複数の第2爪部のうち、対応する一対の第1爪部及び第2爪部は、前記第1環状体に対する前記第2環状体の軸方向へのずれが規制され且つ前記第1環状体に対する前記第2環状体の周方向へのずれが許容されるように、係合している、転がり軸受。
  2. 前記複数の第1爪部のそれぞれは、
    軸方向に延在している第1延在部分と、
    前記第1延在部分から周方向おける一方の側に突出している第1返し部分と、を含み、
    前記複数の第2爪部のそれぞれは、
    軸方向に延在している第2延在部分と、
    前記第2延在部分から周方向おける他方の側に突出している第2返し部分と、を含み、
    前記第1環状体、前記第2環状体、及び前記複数の転動体が周方向において互いに接触している状態では、前記一対の第1爪部及び第2爪部において、前記第1返し部分の少なくとも一部と前記第2返し部分の少なくとも一部とが軸方向において互いに重なっており、前記第1返し部分と前記第2延在部分との間、及び前記第2返し部分と前記第1延在部分との間に隙間が形成されている、請求項1に記載の転がり軸受。
  3. 前記第1本体部には、軸方向に延在している複数の第1貫通孔が形成されており、
    前記複数の第1貫通孔のそれぞれは、軸方向において、前記複数の第1爪部のそれぞれの第1返し部分と重なっており、
    前記第2本体部には、軸方向に延在している複数の第2貫通孔が形成されており、
    前記複数の第2貫通孔のそれぞれは、軸方向において、前記複数の第2爪部のそれぞれの第2返し部分と重なっている、請求項1に記載の転がり軸受。
  4. 前記第1環状体は、前記複数の第1爪部から前記第1本体部とは反対側に突出している複数の第1突出部を更に含み、
    前記第2環状体は、前記複数の第2爪部から前記第2本体部とは反対側に突出している複数の第2突出部を更に含み、
    前記第1本体部には、前記複数の第2突出部が配置された複数の第1穴が形成されており、
    前記第2本体部には、前記複数の第1突出部が配置された複数の第2穴が形成されており、
    前記複数の第1突出部及び前記複数の第2穴のうち、対応する一対の第1突出部及び第2穴は、前記第1環状体に対する前記第2環状体の周方向へのずれが許容され且つ前記複数の第1爪部のそれぞれの外側への変形が規制されるように、係合しており、
    前記複数の第2突出部及び前記複数の第1穴のうち、対応する一対の第2突出部及び第1穴は、前記第1環状体に対する前記第2環状体の周方向へのずれが許容され且つ前記複数の第1爪部のそれぞれの外側への変形が規制されるように、係合している、請求項1に記載の転がり軸受。
  5. 前記第1環状体及び前記第2環状体のそれぞれの材料は、樹脂である、請求項1に記載の転がり軸受。
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