JP2024040677A - エレベータの巻上装置及びエレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 軸受から漏れた潤滑剤がブレーキ作用部に付着することを防止できるエレベータの巻上装置及びエレベータを提供する。【解決手段】 エレベータの巻上装置は、本体と、本体から突出する軸部と、軸部の周囲に配置される軸受と、軸部を中心に回転する回転部材と、回転部材と一体として回転する綱車と、を備え、本体は、円筒部と、円筒部の内周面から突出する円環状の底部と、底部の内底面から突出して軸部に接続される接続部と、円筒部の内周面に固定されたステータと、を備え、回転部材は、軸受に嵌合する軸受嵌合部と、軸受嵌合部から底部の内底面へ向かって延び、ステータの内周面と隙間をあけて配置される円筒状のロータ部と、ロータ部の先端から底部の内底面へ向かって延びる円筒状の油切り部と、ロータ部の外周側に配置されるブレーキ作用部と、を備え、油切り部は、底部の内底面に近付くにつれて拡径する内周面を有する。【選択図】 図6

Description

本出願は、エレベータの巻上装置及びエレベータに関する。
エレベータの巻上装置は、かごロープを介してかごや釣合錘を吊り下げる綱車を備えている。下記特許文献1において、綱車は、綱車と一体的に回転するブレーキディスクを制動部で挟むことで制動される。このとき、綱車を回転させるための軸受から漏れた潤滑剤(グリスや油)が、ブレーキディスクの表面に付着すると、制動部によって綱車を十分に制動することができなくなる。
特開2019-172394号公報
そこで、課題は、軸受から漏れた潤滑剤がブレーキ作用部に付着することを防止できるエレベータの巻上装置及びエレベータを提供することである。
エレベータの巻上装置は、本体と、前記本体から突出する軸部と、前記軸部の周囲に配置される軸受と、前記軸部を中心に回転する回転部材と、前記回転部材と一体として回転する綱車と、を備え、
前記本体は、円筒部と、前記円筒部の内周面から突出する円環状の底部と、前記底部の内底面から突出して前記軸部に接続される接続部と、前記円筒部の内周面に固定されたステータと、を備え、
前記回転部材は、前記軸受に嵌合する軸受嵌合部と、前記軸受嵌合部から前記底部の内底面へ向かって延び、前記ステータの内周面と隙間をあけて配置される円筒状のロータ部と、前記ロータ部の先端から前記底部の内底面へ向かって延びる円筒状の油切り部と、前記ロータ部の外周側に配置されるブレーキ作用部と、を備え、
前記油切り部は、前記底部の内底面に近付くにつれて拡径する内周面を有する。
また、エレベータの巻上装置は、本体と、前記本体に対して回転する回転部材と、前記本体と前記回転部材との間に配置される軸受と、前記回転部材と一体として回転する綱車と、を備え、
前記本体は、外円筒部と、前記外円筒部の内周面から突出する円環状の底部と、前記底部の内底面から突出する内円筒部と、前記外円筒部の内周面に固定されたステータと、を備え、
前記回転部材は、外周側が前記綱車に固定される綱車固定部と、前記綱車固定部から前記内円筒部の中に延びて、前記内円筒部に前記軸受を介して回転自在に支持される軸部と、前記綱車固定部から前記底部の内底面へ向かって延び、前記ステータの内周面と隙間をあけて配置される円筒状のロータ部と、前記ロータ部の先端から前記底部の内底面へ向かって延びる円筒状の油切り部と、前記ロータ部の外周側に配置されるブレーキ作用部と、を備え、
前記油切り部は、前記底部の内底面に近付くにつれて拡径する内周面を有する。
また、エレベータは、前記のエレベータの巻上装置を備える。
一実施形態に係るエレベータの概略図 同実施形態に係る巻上装置の正面図 同実施形態に係る巻上装置の側面図 図2のIV-IV線断面図 巻上装置の本体を後方から見た斜視図 図4のVI領域拡大図 図6のVII領域拡大図 他の実施形態に係る油切り部の断面図 他の実施形態に係る油切り部の断面図 他の実施形態に係る巻上装置の断面図
<第1実施形態>
以下、エレベータの巻上装置及びエレベータにおける第1実施形態について、図1~図7を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、エレベータ1は、例えば、人が乗るためのかご2と、かご2に接続されるかごロープ3と、かごロープ3に接続される釣合錘4と、かごロープ3を駆動してかご2及び釣合錘4を上下方向D3に走行させる巻上装置5とを備えていてもよい。また、エレベータ1は、例えば、かご2を案内するかごレール6と、釣合錘4を案内する錘レール7と、かご2の走行速度を検出する調速機8と、エレベータ1の各部を制御する処理部9とを備えていてもよい。
また、本実施形態においては、かごロープ3の一端がかご2に固定され、かごロープ3の他端が釣合錘4に固定されている、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、かごロープ3の両端がそれぞれ昇降路X1の上部又は下部に固定され、かごロープ3がかご2のシーブ及び釣合錘4のシーブにそれぞれ巻き掛けられることによって、かごロープ3がかご2及び釣合錘4にそれぞれ接続されている、という構成でもよい。
また、本実施形態に係るエレベータ1においては、巻上装置5は、昇降路X1の上部に設けられる機械室X2の内部に配置されている、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、巻上装置5は、昇降路X1の内部に配置されている、という構成でもよい。
調速機8は、例えば、かご2に接続される無端環状のガバナロープ8aと、かご2の速度を検出するために、ガバナロープ8aが巻き掛けられるガバナ車8bと、ガバナロープ8aに張力を付与するために、ガバナロープ8aに吊り下げられる張り車8cと、ガバナロープ8aを把持する把持部8dとを備えていてもよい。これにより、調速機8は、ガバナ車8bの回転速度に基づいて、かご2の走行速度を検出する。
かご2は、例えば、かごレール6を挟むことによってかご2を停止させる停止部2aと、調速機8の動作を停止部2aへ伝達する伝達部2bとを備えていてもよい。そして、例えば、かご2の速度が設定速度を超えた場合に、把持部8dがガバナロープ8aを把持し、ガバナロープ8aの走行が停止されることによって、かご2の停止部2aは、作動する、という構成でもよい。
図2及び図3に示すように、巻上装置5は、例えば、かごロープ3が巻き掛けられる綱車10と、綱車10と一体的に回転するディスク11と、綱車10を制動するために、ディスク11の回転軸方向である第1横方向D1でディスク11を挟む制動部12とを備えていてもよい。なお、第1横方向D1のうち、第1側D11は、軸方向第1側D11ともいい、第2側D12は、軸方向第2側D12ともいう。
綱車10の回転中心は、例えば、第1横方向D1視において、ディスク11の回転中心と同じになっていてもよい。また、ディスク11の外径は、例えば、綱車10の外径よりも大きくなっており、円環状で且つ板状に形成されていてもよい。
また、図4に示すように、巻上装置5は、例えば、機械室X2に固定される本体13と、本体13から第1横方向D1に突出する軸部14と、軸部14を中心に回転する回転部材15とを備えていてもよい。また、巻上装置5は、軸部14の周囲に配置される軸受16を備えていてもよい。回転部材15は、軸受16を介して軸部14に回転自在に軸支されている。
図5に示すように、本体13は、例えば、機械室X2の設置面に固定されるベース部18と、ベース部18から上下方向D3に延びるフレーム部19とを備えていてもよい。なお、ベース部18と機械室X2の設置面との固定方法は、特に限定されない。
ベース部18は、第2横方向D2に間隔をあけて配置された2枚の板状部材で構成されている。フレーム部19は、ベース部18の第1横方向D1の第1側D11における端縁から上方へ延びている。すなわち、フレーム部19とベース部18は、第2横方向D2視において略L字状を呈している。
制動部12は、例えば、フレーム部19に取り付けられている、という構成でもよい。なお、制動部12の個数は、特に限定されないが、例えば、本実施形態においては、四つとしている。
また、本体13は、フレーム部19の中央にハウジング部20を備えていてもよい。ハウジング部20は、円筒部20aと、円環状の底部20bとを備えていてもよい。底部20bは、円筒部20aの軸方向第2側D12の内周面から突出している。
本体13は、ハウジング部20の円筒部20aの内周面に固定されたステータ17(図4を参照)を備えていてもよい。ステータ17は、周方向に間隔をあけて設けられた複数のコイル17aを備えている。ステータ17は、後述のロータ部15b(永久磁石15d)とともにモータを構成する。ハウジング部20の円筒部20aの外周面は、モータから生じる熱を効果的に放熱するため複数の突条を備えていてもよい。円筒部20aの下部は、脚部20cを介してベース部18と接続されている。
また、本体13は、底部20bの内底面20eから第1横方向D1に突出する接続部21を備えていてもよい。接続部21は、内底面20eの内周縁から第1横方向D1の第1側D11に向かって突出している。接続部21の先端には、軸部14が接続される。接続部21は、筒状をしており、軸部14と同軸上に配置されていてもよい。接続部21は、本体13の軽量化のために中空に形成されているが、これに限定されない。接続部21は中実に形成されていてもよい。接続部21は、内底面20eに向かって裾拡がりの形状となっていてもよい。これにより、接続部21と底部20bの接続部での応力集中を抑制できる。
本体13は、接続部21内で上下方向D3に延び、下方に行くにつれて互いに離れるように配置された一対のリブ22を備えていてもよい。また、リブ22は、接続部21から外側(第1横方向D1の第2側D12)へ向かって突出する突出部22aを備えていてもよい。リブ22の上下端は、それぞれ接続部21の内周面に接続されている。なお、リブ22は、上下方向D3に直線状に延びているが、曲線状に延びていてもよい。接続部21内にリブ22を設けることで、接続部21が補強される。
軸部14は、図4に示すように、接続部21から第1横方向D1の第1側D11に向かって延びている。軸部14の周囲には軸受16が配置されている。軸受16は、第1横方向D1に沿って複数設けられてもよい。
軸部14と本体13は、例えば、鋳造などによって一体成形されてもよい。なお、軸部14は、中心に貫通孔が形成されており、不図示のエンコーダが配置されてもよい。
回転部材15は、軸受16に嵌合する軸受嵌合部15aと、モータを構成する円筒状のロータ部15bと、ディスク11を構成するディスク部15cとを備えていてもよい。
回転部材15は、軸受16を介して軸部14に回転自在に軸支されている。また、綱車10は、軸受嵌合部15aの外周面に固定されており、回転部材15と一体として回転する。すなわち、綱車10は、軸部14に軸受16及び回転部材15を介して回転自在に軸支されている。
ロータ部15bは、軸受嵌合部15aの外周部から底部20bの内底面20eに向かって延びている。図6に示すように、ロータ部15bは、底部20bの内底面20eに近付くにつれて拡径するロータ内周面15eを有することが好ましい。
ディスク部15cは、ロータ部15bの外周側の根元に配置されている。また、ディスク部15cは、軸受嵌合部15aの外周側に円環状に形成されている。制動部12は、ディスク部15cを第1横方向D1の両側から挟むことにより、綱車10にブレーキを付与することができる。すなわち、ディスク部15cは、制動部12によって押圧されてブレーキを作用させるブレーキ作用部の一例である。
ロータ部15bは、ロータ外周面15fに固定された永久磁石15dを備えている。永久磁石15dは、ステータ17の内周側に、ステータ17と径方向に隙間をあけて配置される。また、永久磁石15dは、ディスク部15cよりも軸方向第2側D12に配置されている。
回転部材15は、ロータ部15bの先端15gから底部20bの内底面20eへ向かって延びる円筒状の油切り部23を備えている。油切り部23は、例えば鋳造などによって、ロータ部15bと一体成形されていることが好ましい。油切り部23とロータ部15bを一体構造とすることで、例えば油切り部23とロータ部15bを別体で構成した場合に生じる両者間の継ぎ目を潤滑剤が通過することがないため、潤滑剤がロータ外周面15fに流れることを抑制できる。
ロータ部15bの先端15gに油切り部23を設けることで、軸受16から漏れて軸受嵌合部15aの側面とロータ内周面15eを伝ってきた潤滑剤(図7に潤滑剤の流れを二点鎖線の矢印で示す)が、油切り部23の先端23cに集まるので、ロータ外周面15fを伝ってブレーキ作用部15cに付着することを防止できる。また、油切り部23を設けることで、モータを構成するステータ17及び永久磁石15dに潤滑剤が付着することも防止できる。
油切り部23は、内周面23aと外周面23bとを有する。内周面23aは、底部20bの内底面20eに近付くにつれて拡径する。すなわち、内周面23aは、第1横方向D1に直交する断面における半径が底部20bの内底面20eに近付くにつれて徐々に大きくなっている。この構成によれば、軸受16から漏れて軸受嵌合部15aの側面とロータ内周面15eを伝ってきた潤滑剤が、油切り部23の先端23cに集まりやすい。
また、内周面23aは、図7に示すように、2段階で拡径するようにしてもよい。例えば、油切り部23を鋳物とする場合、生産の都合上、ある程度の厚みを持たせる必要がある。しかし、厚みを増すと長さも大きくなるため、巻上装置5全体の厚みに影響する。内周面23aを2段階で拡径させることで、長さを抑えることができ、巻上装置5全体の厚みも抑えることができる。内周面23aは、軸方向第1側D11の第1内周面231aと、軸方向第2側D12の第2内周面232aとを有する。このとき、第2内周面232aの第1横方向D1に対する第2傾斜角度θ2は、第1内周面231aの第1横方向D1に対する第1傾斜角度θ1よりも大きくなっている。また、第1内周面231aの第1横方向D1に対する第1傾斜角度θ1は、ロータ内周面15eの第1横方向D1に対する第3傾斜角度θ3よりも大きいことが好ましい。
外周面23bは、底部20bの内底面20eに近付くにつれて拡径することが好ましい。この構成によれば、先端23cに集まった潤滑剤が、外周面23bを伝ってロータ外周面15fに流れることを抑制できる。
また、外周面23bは、ロータ外周面15fと段差面23dを介して接続されることが好ましい。外周面23bとロータ外周面15fとの間に段差面23dを設けることで、先端23cに集まった潤滑剤が、外周面23bを伝ってロータ外周面15fに流れることを効果的に抑制できる。
油切り部23の先端23cは、断面が鋭角であることが好ましい。この構成によれば、油切り部23に集まってきた潤滑剤が先端23cに溜まりにくくなり、油溜まりの形成を抑制できる。先端23cに集まった潤滑剤は時間の経過とともに自然落下する。
先端23cは、コイル17aよりも底部20bの内底面20eの近くに位置することが好ましい。この構成によれば、先端23cから落下する潤滑剤がコイル17aに付着することを防止できる。
また、先端23cは、ロータ外周面15fを延長した延長面上に位置することが好ましい。この構成によれば、ロータ部15bの先端15gから延長するように一体成形された部分を、例えば切削加工することによって、油切り部23を容易に形成することができる。
ハウジング部20は、油切り部23の最下点の下方に排油口20dを有することが好ましい。油切り部23の最下点とは、先端23cの最下点であり、この先端23cの最下点の下方とは、ハウジング部20の円筒部20aの最下点である。排油口20dは、ハウジング部20の円筒部20aを上下方向D3に貫通する孔である。油切り部23の最下点の下方に排油口20dを設けることで、油切り部23の先端23cから落下した潤滑剤をハウジング部20の外に排出することができる。なお、排油口20dの下方には、不図示のオイルパンを設けてもよい。
[1-1]
以上より、エレベータ1の巻上装置5は、本体13と、本体13から突出する軸部14と、軸部14の周囲に配置される軸受16と、軸部14を中心に回転する回転部材15と、回転部材15と一体として回転する綱車10と、を備え、本体13は、円筒部20aと、円筒部20aの内周面から突出する円環状の底部20bと、底部20bの内底面20eから突出して軸部14に接続される接続部21と、円筒部20aの内周面に固定されたステータ17と、を備え、回転部材15は、軸受16に嵌合する軸受嵌合部15aと、軸受嵌合部15aから底部20bの内底面20eへ向かって延び、ステータ17の内周面と隙間をあけて配置される円筒状のロータ部15bと、ロータ部15bの先端15gから底部20bの内底面20eへ向かって延びる円筒状の油切り部23と、ロータ部15bの外周側に配置されるブレーキ作用部(本実施形態ではディスク部)15cと、を備え、油切り部23は、底部20bの内底面20eに近付くにつれて拡径する内周面23aを有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、軸受16から漏れて軸受嵌合部15aの側面とロータ内周面15eを伝ってきた潤滑剤が、油切り部23に集まるので、ロータ外周面15fを伝ってブレーキ作用部15cに付着することを防止できる。
[1-2]
また、上記[1-1]のエレベータ1の巻上装置5においては、油切り部23は、断面が鋭角の先端23cを有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、油切り部23に集まってきた潤滑剤が先端23cに溜まりにくくなり、油溜まりの形成を抑制できる。
[1-3]
また、上記[1-1]又は[1-2]のエレベータ1の巻上装置5においては、油切り部23は、底部20bの内底面20eに近付くにつれて拡径する外周面23bを有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、先端23cに集まった潤滑剤が、外周面23bを伝ってロータ外周面15fに流れることを抑制できる。
[1-4]
また、上記[1-1]~[1-3]の何れか1つのエレベータ1の巻上装置5においては、油切り部23は、ロータ部15bのロータ外周面15fと段差面23dを介して接続される外周面23bを有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、先端23cに集まった潤滑剤が、外周面23bを伝ってロータ外周面15fに流れることを効果的に抑制できる。
[1-5]
また、上記[1-1]~[1-4]の何れか1つのエレベータ1の巻上装置5においては、ロータ部15bは、底部20bの内底面20eに近付くにつれて拡径するロータ内周面15eを有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、軸受16から流れてきた潤滑剤を、ロータ内周面15eを伝って油切り部23に効果的に集めることができる。
[1-6]
また、エレベータ1は、上記[1-1]~[1-5]の何れか1つの巻上装置5を備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、軸受16から漏れた潤滑剤がブレーキ作用部15cに付着することを防止できる。
<第2実施形態>
次に、エレベータ1における第2実施形態について、図10を参照しながら説明する。なお、図10において、図1~図9の符号と同一の符号を付した部分は、第1実施形態と略同様の構成又は略同様の機能(作用)を有する要素を表し、その説明は、繰り返さない。
エレベータ1の巻上装置5は、図10に示すように、本体113と、本体113に対して回転する回転部材115と、本体113と回転部材115との間に配置される軸受116と、回転部材115と一体として回転する綱車10と、を備えている。
本体113は、ベース部118と、ベース部118から上下方向D3に延びるフレーム部119とを備えていてもよい。また、本体113は、フレーム部119の中央にハウジング部120を備えていてもよい。ハウジング部120は、外円筒部120aと、外円筒部120aの内周面から突出する円環状の底部120bと、底部120bの内底面120eから突出する内円筒部121とを備えていてもよい。また、本体113は、外円筒部120aの内周面に固定されたステータ117を備えていてもよい。また、ハウジング部120は、排油口120dを有していてもよい。
回転部材115は、外周側が綱車10に固定される綱車固定部115aと、綱車固定部115aから内円筒部121の中に延びて、内円筒部121に軸受116を介して回転自在に支持される軸部114と、綱車固定部115aから底部120bの内底面120eへ向かって延び、ステータ117の内周面と隙間をあけて配置される円筒状のロータ部115bと、ロータ部115bの先端から底部120bの内底面120eへ向かって延びる円筒状の油切り部23と、ロータ部115bの外周側に配置されるディスク部115cと、を備えていてもよい。ロータ部115bは、ロータ外周面に固定された永久磁石115dを備えていてもよい。
[2-1]
以上より、エレベータ1の巻上装置5は、本体113と、前記本体113に対して回転する回転部材115と、前記本体113と前記回転部材115との間に配置される軸受116と、前記回転部材115と一体として回転する綱車10と、を備え、前記本体113は、外円筒部120aと、前記外円筒部120aの内周面から突出する円環状の底部120bと、前記底部120bの内底面120eから突出する内円筒部121と、前記外円筒部120aの内周面に固定されたステータ117と、を備え、前記回転部材115は、外周側が前記綱車10に固定される綱車固定部115aと、前記綱車固定部115aから前記内円筒部121の中に延びて、前記内円筒部121に前記軸受116を介して回転自在に支持される軸部114と、前記綱車固定部115aから前記底部120bの内底面120eへ向かって延び、前記ステータ117の内周面と隙間をあけて配置される円筒状のロータ部115bと、前記ロータ部115bの先端から前記底部120bの内底面120eへ向かって延びる円筒状の油切り部23と、前記ロータ部115bの外周側に配置されるブレーキ作用部(本実施形態ではディスク部)115cと、を備え、前記油切り部23は、前記底部120bの内底面120eに近付くにつれて拡径する内周面を有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、軸受116から漏れて綱車固定部115aの側面とロータ部115bのロータ内周面を伝ってきた潤滑剤が、油切り部23に集まるので、ロータ部115bのロータ外周面を伝ってブレーキ作用部115cに付着することを防止できる。
[2-2]
また、上記[2-1]のエレベータ1の巻上装置5においては、油切り部23は、断面が鋭角の先端を有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、油切り部23に集まってきた潤滑剤が先端に溜まりにくくなり、油溜まりの形成を抑制できる。
[2-3]
また、上記[2-1]又は[2-2]のエレベータ1の巻上装置5においては、油切り部23は、底部120bの内底面120eに近付くにつれて拡径する外周面を有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、先端に集まった潤滑剤が、外周面を伝ってロータ外周面に流れることを抑制できる。
[2-4]
また、上記[2-1]~[2-3]の何れか1つのエレベータ1の巻上装置5においては、油切り部23は、ロータ部115bのロータ外周面と段差面を介して接続される外周面を有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、先端に集まった潤滑剤が、外周面を伝ってロータ外周面に流れることを効果的に抑制できる。
[2-5]
また、上記[2-1]~[2-4]の何れか1つのエレベータ1の巻上装置5においては、ロータ部115bは、底部120bの内底面120eに近付くにつれて拡径するロータ内周面を有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、軸受116から流れてきた潤滑剤を、ロータ内周面を伝って油切り部23に効果的に集めることができる。
[2-6]
また、エレベータ1は、上記[2-1]~[2-5]の何れか1つの巻上装置5を備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、軸受116から漏れた潤滑剤がブレーキ作用部115cに付着することを防止できる。
なお、エレベータ1及び巻上装置5は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、エレベータ1及び巻上装置5は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(A)上記実施形態に係るエレベータ1の巻上装置5においては、油切り部23は、断面が鋭角の先端23cを有する、という構成である。しかしながら、エレベータ1の巻上装置5は、斯かる構成に限られない。例えば、先端23cは断面が90度以上である、という構成でもよい。
(B)上記実施形態に係るエレベータ1の巻上装置5においては、油切り部23は、底部20bの内底面20eに近付くにつれて拡径する外周面23bを有する、という構成である。しかしながら、エレベータ1の巻上装置5は、斯かる構成に限られない。例えば、外周面23bは、第1横方向D1に沿って同じ半径を有する円筒面である、という構成でもよい。
(C)上記実施形態に係るエレベータ1の巻上装置5においては、油切り部23は、ロータ部15bのロータ外周面15fと段差面23dを介して接続される外周面23bを有する、という構成である。しかしながら、エレベータ1の巻上装置5は、斯かる構成に限られない。例えば、後述する図9に示すように、ロータ外周面15fと外周面23bは直接接続される、という構成でもよい。
(D)上記実施形態に係るエレベータ1の巻上装置5においては、ロータ部15bは、底部20bの内底面20eに近付くにつれて拡径するロータ内周面15eを有する、という構成である。しかしながら、エレベータ1の巻上装置5は、斯かる構成に限られない。例えば、ロータ内周面15eは、第1横方向D1に沿って同じ半径を有する円筒面である、という構成でもよい。
(E)油切り部23の断面形状は、図7に示す構成に限られない。図8に示す例では、外周面23bは、第1横方向D1に沿って同じ半径を有する部分と、拡径する部分とで構成されている。図9に示す例では、外周面23bとロータ外周面15fとの間に段差面23dを設けていない。また、先端23cは、ロータ外周面15fの延長面より下方に位置している。
(F)上記実施形態に係るエレベータ1の巻上装置5においては、ブレーキ作用部の一例としてディスク部15c,115cを挙げているが、これに限定されない。ブレーキ作用部としては、ブレーキシューが押し当てられるブレーキドラムでもよい。
(G)上記実施形態に係るエレベータ1においては、巻上装置5は、昇降路X1の上部に設けられる機械室X2の内部に配置されている、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、巻上装置5は、昇降路X1の内部に配置されている、という構成でもよい。このとき、巻上装置5は、図4及び図10の上下を反対として使用されてもよい。巻上装置5が上下を反対として使用される場合、例えば、本体13,113のベース部18,118が、昇降路X1内の梁に下側から固定される。詳細な説明は省略するが、排油口20d,120dの位置等が適宜上下反対とされる。
1…エレベータ、2…かご、2a…停止部、2b…伝達部、3…かごロープ、4…釣合錘、5…巻上装置、6…かごレール、7…錘レール、8…調速機、8a…ガバナロープ、8b…ガバナ車、8c…張り車、8d…把持部、9…処理部、10…綱車、11…ディスク、12…制動部、13…本体、14…軸部、15…回転部材、15a…軸受嵌合部、15b…ロータ部、15c…ディスク部、15d…永久磁石、15e…ロータ内周面、15f…ロータ外周面、15g…ロータ部の先端、16…軸受、17…ステータ、17a…コイル、18…ベース部、19…フレーム部、20…ハウジング部、20a…円筒部、20b…底部、20c…脚部、20d…排油口、20e…内底面、21…接続部、22…リブ、22a…突出部、23…油切り部、23a…内周面、231a…第1内周面、232a…第2内周面、23b…外周面、23c…油切り部の先端、23d…段差面、113…本体、114…軸部、115…回転部材、115a…綱車固定部、115b…ロータ部、115c…ブレーキ作用部、115d…永久磁石、116…軸受、117…ステータ、118…ベース部、119…フレーム部、120…ハウジング部、120a…外円筒部、120b…底部、120d…排油口、120e…内底面、121…内円筒部、D1…第1横方向、D11…軸方向第1側、D12…軸方向第2側、D2…第2横方向、D3…上下方向、X1…昇降路、X2…機械室、θ1…第1傾斜角度、θ2…第2傾斜角度、θ3…第3傾斜角度

Claims (7)

  1. 本体と、前記本体から突出する軸部と、前記軸部の周囲に配置される軸受と、前記軸部を中心に回転する回転部材と、前記回転部材と一体として回転する綱車と、を備え、
    前記本体は、円筒部と、前記円筒部の内周面から突出する円環状の底部と、前記底部の内底面から突出して前記軸部に接続される接続部と、前記円筒部の内周面に固定されたステータと、を備え、
    前記回転部材は、前記軸受に嵌合する軸受嵌合部と、前記軸受嵌合部から前記底部の内底面へ向かって延び、前記ステータの内周面と隙間をあけて配置される円筒状のロータ部と、前記ロータ部の先端から前記底部の内底面へ向かって延びる円筒状の油切り部と、前記ロータ部の外周側に配置されるブレーキ作用部と、を備え、
    前記油切り部は、前記底部の内底面に近付くにつれて拡径する内周面を有する、エレベータの巻上装置。
  2. 本体と、前記本体に対して回転する回転部材と、前記本体と前記回転部材との間に配置される軸受と、前記回転部材と一体として回転する綱車と、を備え、
    前記本体は、外円筒部と、前記外円筒部の内周面から突出する円環状の底部と、前記底部の内底面から突出する内円筒部と、前記外円筒部の内周面に固定されたステータと、を備え、
    前記回転部材は、外周側が前記綱車に固定される綱車固定部と、前記綱車固定部から前記内円筒部の中に延びて、前記内円筒部に前記軸受を介して回転自在に支持される軸部と、前記綱車固定部から前記底部の内底面へ向かって延び、前記ステータの内周面と隙間をあけて配置される円筒状のロータ部と、前記ロータ部の先端から前記底部の内底面へ向かって延びる円筒状の油切り部と、前記ロータ部の外周側に配置されるブレーキ作用部と、を備え、
    前記油切り部は、前記底部の内底面に近付くにつれて拡径する内周面を有する、エレベータの巻上装置。
  3. 前記油切り部は、断面が鋭角の先端を有する、請求項1又は2に記載のエレベータの巻上装置。
  4. 前記油切り部は、前記底部の内底面に近付くにつれて拡径する外周面を有する、請求項1又は2に記載のエレベータの巻上装置。
  5. 前記油切り部は、前記ロータ部のロータ外周面と段差面を介して接続される外周面を有する、請求項1又は2に記載のエレベータの巻上装置。
  6. 前記ロータ部は、前記底部の内底面に近付くにつれて拡径するロータ内周面を有する、請求項1又は2に記載のエレベータの巻上装置。
  7. 請求項1又は2に記載のエレベータの巻上装置を備えるエレベータ。
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