JP2024020881A - パラシュート、これを備える安全装置および飛行体 - Google Patents

パラシュート、これを備える安全装置および飛行体 Download PDF

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Abstract

【課題】展開時に破損することなく、従来よりも長時間浮力を発揮することが可能なフロートを有するパラシュート、これを備える安全装置および飛行体を提供する。【解決手段】パラシュート10は、展開時に略半球状となる傘体40と、布状体によって形成された外袋状部材60と、外袋状部材60の内部に設けられ、フィルム状体によって形成された内袋状部材70と、を有する二重構造のフロート部材52と、を備え、傘体40の傘頂部に、展開時に開口する通気口42が形成されており、フロート部材52は、通気口42の外部側に設けられており、内袋状部材70は、通気口42に接続されている吸気口71を有しており、傘体40の展開時に、通気口42および吸気口71を介して内部に空気が流入することにより膨張するとともに、外袋状部材60を膨張させることを特徴とするものである。【選択図】図3

Description

本発明は、パラシュート、これを備える安全装置および飛行体に関するものである。
従来から、パラシュートは、飛行体あるいは飛行体から落下される落下物を降下させるために広く使用されている。また、パラシュートは、ドローン(飛行体)の落下事故のリスクを低減するための安全装置としても使用されている。例えば、特許文献1には、海上での飛行中に何らかの異常が発生して飛行体が落下した場合、着水後に飛行体に搭載されたブラックボックス(飛行状態等の記録装置)を回収するために、フロートを備えたパラシュート展開装置が開示されている。
中国特許出願公開第109272600号明細書
上記特許文献1のパラシュート展開装置においては、フロートの吸気口に逆止弁として機能するボール弁が設けられており、着水後にフロート内部に空気が留まり、水が浸入することを抑えて浮力を発揮するものである。しかしながら、フロートの生地に繊維材料で構成された布状体が用いられる場合、着水後にフロート内部の空気が抜けやすく、長時間浮力を発揮することが難しいという問題がある。また、フロートの生地に樹脂フィルムで構成されたフィルム状体が用いられる場合、パラシュートおよびフロートの展開時の圧力によりフロートが破損するおそれがある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、展開時に破損することなく、従来よりも長時間浮力を発揮することが可能なフロートを有するパラシュート、これを備える安全装置および飛行体を提供することを目的とする。
(1) 本発明は、ペイロードに取り付けられる安全装置用のパラシュートであって、展開時に略半球状となる傘体と、布状体によって形成された外袋状部材と、前記外袋状部材の内部に設けられ、フィルム状体によって形成された内袋状部材と、を有する二重構造のフロート部材と、を備え、前記傘体の傘頂部に、展開時に開口する通気口が形成されており、前記フロート部材は、前記通気口の外部側に設けられており、前記内袋状部材は、前記通気口に接続されている吸気口を有しており、前記傘体の展開時に、前記通気口および前記吸気口を介して内部に空気が流入することにより、液体に対して前記パラシュートを含む前記安全装置および前記ペイロードが沈没しない浮力を得るのに必要な大きさ以上に前記外袋状部材の内部において膨張可能な大きさで形成されているとともに、破裂状態にならないよう膨張が制限されるように少なくとも前記外袋状部材の内表面に倣った形状に膨張可能に形成されているものであることを特徴とするものである。ここで、ペイロードとは、たとえば、「飛行体」、「荷物」、「空中または海中などの環境を測定する測定装置」、などのことである。
(2) 上記(1)のパラシュートにおいて、前記外袋状部材が球体形状に膨張可能に形成され、かつ、前記内袋状部材が多面体形状または楕円体形状に膨張可能に形成されている場合、前記外袋状部材が完全に膨張した際の前記球体形状の半径をrとし、前記内袋状部材が完全に膨張した際の前記多面体の中心から前記多面体の各面の中心までの距離のうち最短距離または前記楕円体の短半径をhとしたときに、r≦hであることが好ましい。
(3) 上記(1)のパラシュートにおいて、前記外袋状部材が略球体形状に膨張可能に形成され、かつ、前記内袋状部材が略球体形状に膨張可能に形成されている場合、完全に膨張した際の前記内袋状部材の容積は、完全に膨張した際の前記外袋状部材の容積の1倍以上であることが好ましい。
(4) 上記(1)のパラシュートにおいて、前記フロート部材は、前記通気口または前記吸気口に逆止弁が設けられていることが好ましい。
(5) 上記(4)のパラシュートにおいて、前記通気口の縁部に、一端が途中から複数に枝分かれして連結されているセンターコードをさらに備えることが好ましい。
(6) 本発明の安全装置は、上記(1)~(5)のいずれかのパラシュートと、前記パラシュートを収納する収容器と、前記収容器内に設けられ、前記パラシュートを射出する射出部と、を備えるものである。
(7) 本発明の飛行体は、機体と、前記機体に設けられる上記(6)の安全装置と、前記機体に結合され、前記機体を推進させる1個または複数個の推進機構と、を備えるものである。
本発明によれば、展開時に破損することなく、従来よりも長時間浮力を発揮することが可能なフロートを有するパラシュート、これを備える安全装置および飛行体を提供できる。
本発明の実施形態に係る安全装置を示す模式断面図である。 図1の安全装置を備えた飛行体を示す正面図であって、安全装置の作動後の状態を示す図である。 図2の安全装置におけるパラシュートを示す模式断面図である。 (a)は本発明の実施形態に係る外袋状部材が完全に膨張した状態を示す斜視図、(b)は本発明の実施形態に係る内袋状部材が完全に膨張した状態を示す斜視図である。 (a)は図4(a)の外袋状部材を示す平面図、(b)は図4(b)の内袋状部材を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る外袋状部材の製造工程を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る内袋状部材の製造工程を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る内袋状部材の製造工程を説明するための図である。 図3のパラシュートにおいて、着水後の状態を示す模式一部拡大断面図である。 本発明の第1変形例に係るパラシュートを示す模式断面図である。 本発明の第2変形例に係るパラシュートを示す模式断面図である。 図11のパラシュートにおいて、着水後の逆止弁の状態を示す模式一部拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るパラシュートを備えた安全装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施形態ならびにその変形例において用いることが可能なパラシュートは、たとえば、「フラットサーキュラー(FLAT CIRCULAR)」、「コニカル(CONICAL)」、「バイコニカル(BICONICAL)」、「トリコニカル(TRICONICAL)」、「エクステンドスカート(EXTENDED SKIRT)」、「ヘミスフェリカル(HEMISPHERICAL)」、「ガイドサーフェス(GUIDE SURFACE)」、「アニュラー(ANNULAR)」、「クロス(CROSS)」、「フラットリボン(FLAT RIBBON)」、「コニカルリボン(CONICAL RIBBON)」、「リボン(RIBBON)」、「リングスロット(RINGSLOT)」、「リングセイル(RING SAIL)」、「ディスク-ギャップ-バンド(DISC-GAP-BAND)」、「ロタフォイル(ROTAFOIL)」、「ヴォアテックスリング(VORTEX RING)」、「サンディアRFD(SANDIA RFD)」、「パラコマンダー(PARACOMMANDER)」、「パラウイング(PARAWING)」、「パラフォイル(PARAFOIL)」、「セイルウイング(SAILWING)」、「ヴォルプレーン(VOLPLANE)」「バルート(BALLUTE)」、などと呼ばれるものが挙げられる。
図1に示すように、本実施形態に係る安全装置100は、パラシュート10と、パラシュート10を収容する有底筒状の収容器11と、収容器11内に設けられ、パラシュート10を収容器11外へ射出する射出部20と、を備えている。ここで、射出部20は、点火薬(図示略)を収容するカップ状のケースを有するガス発生器21と、凹部22および当該凹部22と一体的に形成されたピストンヘッド23を有するピストン24と、を備えている。また、ピストンヘッド23上には、パラシュート10(後述の傘体40およびフロート部材52)が折り畳まれた状態で載置されている。なお、作動前の安全装置100において、パラシュート10は、後述のライン50およびセンターコード51を介して収容器11の内部に接続されており、ライン50およびセンターコード51は、収容器11内に作動時のピストン24の移動を妨げないように折り畳まれて収納されている。また、収容器11の開口端部は初期状態で蓋12により閉じられており、パラシュート10の押し出しにより上記開口端部から外れるようになっている。
図2には、安全装置100と、安全装置100が適用される飛行体30が図示されている。この飛行体30は、機体31と、機体31の上部に設けられる安全装置100と、機体31に結合され、当該機体31を推進させる1つ以上の推進機構(例えばプロペラ等)32と、機体31の下部に設けられる複数の脚部33と、を備えている。また、飛行体30は、加速度センサ等の異常検出部(図示略)を備えている。なお、本実施形態に係る飛行体30は、ドローンのような無人または有人航空機に限らず、旅客機、ヘリコプターなどの航空機も含むものである。
このような構成において、加速度センサ等の異常検出部により異常が検出された際に、ガス発生器21の点火動作に基づき発生されたガス圧によってピストン24を推進させる。これにより、ピストン24の推進力によってパラシュート10を直接押し出して展開させることができる。よって、図2に示すように、展開後のパラシュート10は、ライン50およびセンターコード51を介して飛行体30を吊るすことができるようになっている。
また、図2および図3に示すように、パラシュート10は、傘体40と、複数のライン50と、センターコード51と、フロート部材52と、を備えている。
傘体40は、図3に示すように、複数のゴアを連結してなる略半球状のものであって、開口部を構成する傘縁部41と、頂上部に形成された通気口42と、を有している。傘縁部41には、複数のライン50が連結されている。なお、ライン50は、一端が傘縁部41に連結され、他端が収容器11の内部に連結された索状の連結部材であって、降下中の飛行体30を支持するものである。また、センターコード51は、一端が途中から複数に枝分かれして通気口42の周縁部に連結され、他端が収容器11の内部に連結された索状の連結部材であって、降下中の飛行体30を支持するものである。なお、通気口42は、安全装置100の作動により射出された傘体40が開傘し始めると、ライン50およびセンターコード51にテンションがかかることにより、開口され易くなっている。
ここで、ゴアの生地としては、繊維材料を用いて構成された布状体、樹脂フィルムを用いて構成されたフィルム状体などが挙げられる。なお、傘体40の軽量性の観点から、ゴアの生地としては、布状体に比べて軽いフィルム状体を用いることが好ましく、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリユリアなどの樹脂フィルムを用いることができる。
また、傘体40の頂上部の外側には、図3に示すように、外袋状部材60と、通気口42に接続されている吸気口71を備える内袋状部材70とを有する二重構造のフロート部材52が設けられている。フロート部材52は、安全装置100の作動時に、吸気口71から内袋状部材70の内部に空気が流入して内袋状部材70が膨張するとともに、外袋状部材60が膨張して略球体形状となるものである。外袋状部材60は、図4(a)に示すように、完全に膨張した際には略球体形状となるように形成されており、下部に開口部61が設けられている。なお、外袋状部材60の生地としては、布状体が用いられる。また、たとえば、内袋状部材70は、(1)液体に対して所定の浮力(たとえば、パラシュートを含む安全装置および当該安全装置を備えた飛行体が液体(海、河川、湖などの水中)において沈没してしまわない程度の浮力)を得るのに必要な大きさ以上に外袋状部材60の内部において膨張可能な大きさで形成されているとともに、(2)膨張しすぎて破裂状態にならないよう当該膨張が制限されるように、少なくとも外袋状部材60の内表面に倣った形状に膨張可能に形成されている、ものである。なお、外袋状部材60の内表面に倣った形状とは、内袋状部材70の最大膨張状態に外袋状部材60の内表面に倣った形状となるだけでなく、内袋状部材70の最大膨張までしない状態(完全に膨張した状態でなく、たとえば、内袋状部材70の表面にシワ(折り目、ひだ、***など)が形成されたような状態を含む)で、上述した作動時の空気流入によって外袋状部材の内表面に張り付くような状態も含む。具体例として、内袋状部材70は、図4(b)に示すように、完全に膨張した際には各頂点部分が滑らかな立方体形状となるように形成されており、底面に吸気口71が設けられているものである。また、吸気口71は、後述する第1開口部82および第2開口部83を有する。なお、内袋状部材70の生地としては、フィルム状体が用いられる。
また、図5(a)に示す外袋状部材60が完全に膨張した際の球体の半径rは、図5(b)に示す内袋状部材70が完全に膨張した際の立方体の中心から各面の中心までの距離hよりも小さくなるように設定されている。したがって、内袋状部材70は、安全装置100の作動時に、吸気口71から内部に空気が流入することで、図3に示すように、外袋状部材60の球体形状に倣った形状に膨張することになる。なお、本実施形態においては、外袋状部材60である球体形状の半径rと、内袋状部材70である立方体の中心から各面の中心までの距離hとは、同じ長さであってもよい。すなわち、本実施形態において、上記のrおよびhは、r≦hを満たす関係であればよい。
次に、図6~図8を用いて、フロート部材52の製造工程について説明する。まず、図6(a)、(b)を用いて、外袋状部材60の製造工程について説明する。図6(a)の舟型多円錐図法を利用して得られる球体近似の展開図に示すように、同形状の4枚のパネル部材62A~62Dを布状体の生地から切り出す。次に、4枚のパネル部材62A~62Dそれぞれの下部の一部を切り取って、図6(b)に示した4枚の船底型形状のパネル部材63A~63Dそれぞれを形成する。そして、4枚の船底型形状のパネル部材63A~63Dについて隣り合う曲部同士を、溶着、縫い付け、接着剤、両面テープなどによって繋ぎ合わせることで、図4(a)に示したような略球体形状の外袋状部材60が形成されることになる。なお、外袋状部材60の開口部61の径は、傘体40の通気口42の径に合わせて形成されている。
次に、図7および図8を用いて、内袋状部材70の製造工程について説明する。まず、図7(a)に示すように、同形状の2枚のフィルム部材72A、72Bを生地から切り出す。2枚のフィルム部材72A、72Bそれぞれは、略台形形状の上部73a、73bおよび下部77a、77bと、正方形形状の中央部75a、75bと、中央部75a、75bと同じ形状の第1中間部74a、74bおよび第2中間部76a、76bとを備えている。
ここで、フィルム部材72A、72Bの生地としては、樹脂フィルム、ゴムフィルムなどを用いて構成されたフィルム状体が挙げられる。例えば、樹脂フィルムとしては、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリユリアなどが好ましい。また、例えば、ゴムフィルムとしては、ウレタンゴム(U)、テトラフルオロエチレン・プロピレンゴム(FEPM)、ビニルメチルシリコーンゴム(VMQ)、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)、ニトリルゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、アクリルゴム(ACM)、天然ゴム(NR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)などが好ましい。
次に、図7(a)に示すフィルム部材72Bについて、中央部75bを中心として時計回り方向に90度回転させて、図7(b)に示すように、フィルム部材72A、72Bそれぞれの中央部75a、75bを重ね合わせた状態とする。そして、フィルム部材72A、72Bそれぞれの中央部75a、75bの各辺同士を溶着して接合する。
次に、フィルム部材72A、72Bそれぞれの第1中間部74a、74bおよび第2中間部76a、76bについて、図7(b)に示す折り線L1を山折りして、第1中間部74a、74bおよび第2中間部76a、76bにおける隣り合う側辺同士を溶着して接合する。
次に、フィルム部材72A、72Bそれぞれの上部73a、73bおよび下部77a、77bについて、図7(b)に示す折り線L2を山折りするとともに、折り線L3を谷折りする。そして、上部73a、73bおよび下部77a、77bにおける隣り合う側辺同士を溶着して接合する。これにより、図8(a)に示すような、底面に延出部81を有する立方体80が形成されることになる。なお、立方体80および延出部81の各辺の溶着代は、例えば、10mmに設定されている。
図8(a)に示すように、延出部81は、立方体80の底面側の一端部に第1開口部82を有し、他端部に第2開口部83を有している。次に、延出部81を第1開口部82の位置で立方体80の内部に折り返して、第2開口部83が立方体80の内部に位置する状態とすることで、図8(b)に示すように、第1開口部82から空気が流入すると、四角柱形状の吸気口71が形成されることになる。すなわち、内袋状部材70の内部と外部とが吸気口71(第1開口部82および第2開口部83)を介して連通することになる。次に、図8(b)に示す立方体80の8つの各頂点それぞれにおける点線部分で囲まれた領域Aを溶着して、各頂点に丸みをつけた形状にする。これにより、図4(b)に示したような各頂点部分が滑らかな立方体形状の内袋状部材70が形成されることになる。
次に、図4(b)示した内袋状部材70の滑らかな各頂点部分に、ガラスクロステープ(図示せず)を貼合して、各頂点部分を補強する。次に、内袋状部材70の吸気口71の第1開口部82の周縁部に、ガラスクロステープ(図示せず)を貼合して、吸気口71の下部周縁部を補強する。次に、内袋状部材70の第1開口部82の周縁部と、外袋状部材60の開口部61の周縁部とを両面テープ(図示せず)で貼り合わせて仮止めする。
次に、内袋状部材70の第1開口部82および外袋状部材60の開口部61の周縁部に、ガラスクロステープ(図示せず)を貼合して、吸気口71および開口部61の周縁部を補強する。次に、外袋状部材60の開口部61の周縁部と、傘体40の通気口42の周縁部とを両面テープ(図示せず)で貼り合わせて仮止めする。
そして、両面テープ(図示せず)を用いて仮止めした内袋状部材70の第1開口部82の周縁部、外袋状部材60の開口部61の周縁部、および傘体40の通気口42の周縁部を縫い付けて、内袋状部材70を外袋状部材60および傘体40に固定する。これにより、外袋状部材60および内袋状部材70を有する二重構造のフロート部材52を備えたパラシュート10が完成する。
上記構成のパラシュート10において、安全装置100の作動により傘体40およびフロート部材52が収容器11の外部へと射出された場合、まず、複数のライン50およびセンターコード51が伸びてゆき、傘体40が展開し始めるとともに、傘体40の内部への空気の流入が始まる。その後、ライン50およびセンターコード51が完全に伸び切って張った状態となってから、すなわちライン50およびセンターコード51にテンションがかかった状態になってから、傘体40が完全に開傘した状態になる。このとき、通気口42の縁部が、センターコード51によって図3の下側に引っ張られるとともに、ライン50によって中心から径方向外側に引っ張られることで、通気口42および吸気口71が開口されて、内袋状部材70の内部に空気が自然に流入することになる。そして、通気口42および吸気口71を介して内袋状部材70の内部へさらなる空気が流入することで、内袋状部材70が外袋状部材60の略球体形状に倣った形状に膨張して、図3に示すように、フロート部材52が略球体形状に展開することになる。なお、フロート部材52において、内袋状部材70が外袋状部材60の内部に自由度を持った状態で設けられているので、内袋状部材70の膨張に伴って、迅速に外袋状部材60が膨張することになる。また、内袋状部材70の外面が膨張に伴って、比較的高い強度を有する外袋状部材60の内面に密接することで、フロート部材52の展開時の衝撃が緩和されて内袋状部材70が破損することを防止することができる。
また、パラシュート10の着水時には、傘体40の内部への空気の流入が止まり、図9に示すように、内袋状部材70の吸気口71が自重により四角柱形状が崩れて潰れることで、通気口42および吸気口71が閉塞される。すなわち、内袋状部材70の吸気口71は、逆止弁として機能することになる。これにより、膨張したフロート部材52の内部の空気が容易に外部に出ないようにすることができ、フロート部材52内に水が浸入することを抑えることができる。したがって、パラシュート10によれば、着水後にフロート部材52が長時間浮力を発揮することができるため、飛行体30を容易に回収することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。例えば、以下のような変形例も考えられる。なお、以下の変形例において、下二桁が同じ番号の符号は、同様のものであるので、説明を省略することがある。また、特に説明しない部分に関しては、上記実施形態と同様であるので、説明を省略することがある。
(第1変形例)
上記実施形態のパラシュート10におけるフロート部材52の第1変形例について、図10を参照しながら説明する。
図10に示すように、第1変形例に係るパラシュート210は、傘体240と、複数のライン250と、センターコード251と、フロート部材252と、を備えている。また、フロート部材252は、外袋状部材260と、通気口242に接続されている吸気口271を備える内袋状部材270とを有する二重構造となっている。なお、外袋状部材260は、完全に膨張した際には略球体形状となるように形成されている。また、内袋状部材270は、完全に膨張した際には各頂点部分が滑らかな立方体形状となるように形成されている。また、外袋状部材260が完全に膨張した際の球体の半径は、内袋状部材270が完全に膨張した際の立方体の中心から各面の中心までの距離よりも小さくなるように設定されている。
また、内袋状部材270の吸気口271の下部には、図10に示すように、ヒンジ部291と、板部材292とを備える逆止弁290が設けられている。板部材292は、吸気口271の内周縁部にヒンジ部291を介して、図10の矢印に示すように回動可能に設けられている。なお、板部材292は、ヒンジ部291を介して内袋状部材270の内部方向には自在に開くが、外部方向には開かない(傘体240の内部にまで回動しない)ように、回動角度が制限される構成となっている。なお、板部材292の材料としては、例えば、布、樹脂、ゴム、金属などが挙げられる。また、一変形例として、逆止弁290は通気口242に設けられていてもよい。
このような逆止弁290を備えるフロート部材252においては、パラシュート210の展開時に、通気口242の縁部が、センターコード251によって図10の下側に引っ張られるとともに、ライン250によって中心から径方向外側に引っ張られ、吸気口271に設けられた逆止弁290が開閉可能な状態となる。そして、傘体240の内部へのさらなる空気の流入によって、板部材292が内袋状部材270の内側に押され、吸気口271が開口されて、内袋状部材270の内部に空気が自然に流入し、内袋状部材270が外袋状部材260の略球体形状に倣った形状に膨張することで、フロート部材252は略球体形状に展開することになる。また、着水時には、傘体240の内部への空気の流入が止まり、逆止弁290(特に板部材292)の自重により吸気口271が閉塞されるので、内袋状部材270の内部の空気は、内袋状部材270の内部に留まり、内袋状部材270内に水が浸入することを抑えることができる。したがって、パラシュート210によれば、着水後にフロート部材252が長時間浮力を発揮することができるため、飛行体を容易に回収することができる。
(第2変形例)
上記実施形態のパラシュート10におけるフロート部材52の第2変形例について、図11および図12を参照しながら説明する。
図11に示すように、第2変形例に係るパラシュート310は、傘体340と、複数のライン350と、センターコード351と、フロート部材352と、を備えている。また、フロート部材352は、外袋状部材360と、通気口342に接続されている吸気口371を備える内袋状部材370とを有する二重構造となっている。なお、外袋状部材360は、完全に膨張した際には略球体形状となるように形成されている。また、内袋状部材370は、完全に膨張した際には各頂点部分が滑らかな立方体形状となるように形成されている。また、外袋状部材360が完全に膨張した際の球体の半径は、内袋状部材370が完全に膨張した際の立方体の中心から各面の中心までの距離よりも小さくなるように設定されている。
また、内袋状部材370の吸気口371には、逆止弁390が設けられている。この逆止弁390は、ネット部材393と、吸気口371から空気が流入すると逆四角錐台形状となる逆四角錐台部394と、プラスチック製で中空の比較的軽いボール395とを備えている。ネット部材393は、通気性を有した網目状に形成されており、逆四角錐台部394の上部の開口を覆うように設けられている。逆四角錐台部394は、上部および下部に開口を有しており、下部の開口端部が吸気口371の縁部に取付けられており、吸気口371から流入した空気が内部を通過するようになっている。また、逆四角錐台部394の内部には、ボール395が、ネット部材393と通気口342および吸気口371との間を移動可能に設けられている。なお、ボール395の直径は、通気口342および吸気口371の直径よりも大きく設定されている。
このような逆止弁390を備えるフロート部材352においては、パラシュート310の展開時に、まず、傘体340の内部へ流入した空気により煽られたボール395が、ネット部材393側に移動する。続いて、通気口342および吸気口371から空気が逆四角錐台部394内に流入し、逆四角錐台形状を形成するとともに通過して、内袋状部材370の内部に取り込まれる。そして、内袋状部材370が外袋状部材360の略球体形状に倣った形状に膨張することで、フロート部材352は略球体形状に展開することになる。また、着水時には、傘体340の内部への空気の流入が止まり、図12に示すように、逆四角錐台部394およびネット部材393が自重により逆四角錐台形状が崩れて潰れるとともに、ボール395が通気口342および吸気口371を閉塞する。これにより、膨張したフロート部材352の内部の空気が容易に外部に出ないようにすることができ、フロート部材352内に水が浸入することを抑えることができる。したがって、パラシュート310によれば、着水後にフロート部材352が長時間浮力を発揮することができるため、飛行体を容易に回収することができる。
また、上記各実施形態および各変形例では、内袋状部材が完全に膨張した際に、各頂点部分が滑らかな立方体形状となるように形成された場合について説明したが、必ずしも各頂点部分が滑らかになっていなくてもよく、例えば、各頂点部分が角部を有していてもよい。また、内袋状部材が完全に膨張した際の形状は、立方体形状に限定されるものではない。例えば、直方体、八面体、十二面体、二十面体などの多面体形状(正多面体形状を含む)、楕円体形状、球体形状、または略球体形状のいずれかの形状であってもよい。
なお、本発明に係るフロート部材において、例えば、外袋状部材が完全に膨張した際の形状が略球体形状となるように形成され、内袋状部材が完全に膨張した際の形状が多面体形状となるように形成されている場合、球体の半径rと、多面体の中心から多面体の各面の中心までの距離のうち最短距離hとは、r≦hを満たす関係であることが好ましい。
また、本発明に係るフロート部材において、例えば、外袋状部材が完全に膨張した際の形状が略球体形状となるように形成され、内袋状部材が完全に膨張した際の形状が楕円体形状となるように形成されている場合、球体の半径rと、楕円体の短半径hとは、r≦hを満たす関係であることが好ましい。
また、本発明に係るフロート部材において、例えば、外袋状部材が完全に膨張した際の形状が略球体形状となるように形成され、内袋状部材が完全に膨張した際の形状が略球体形状となるように形成されている場合、完全に膨張した際の内袋状部材の容積は、完全に膨張した際の外袋状部材の容積の1倍以上であることが好ましい。また、例えば、外袋状部材が完全に膨張した際の形状が略球体形状となるように形成され、内袋状部材が完全に膨張した際の形状が立方体形状となるように形成されている場合、完全に膨張した際の内袋状部材の容積は、完全に膨張した際の外袋状部材の容積の1.2倍以上であることが好ましい。
また、上記実施形態および各変形例では、傘体の通気口と、フロート部材の吸気口とが、同一部分に形成されているように構成したが、必ずしも同一部分になっていなくてもよい。たとえば、当該通気口の外側周囲を密閉して覆うように当該吸気口が取り付けられており、逆止弁が当該通気口または当該吸気口のいずれかに取り付けられている構成であってもよい。
また、上記各実施形態および各変形例では、傘体の通気口の周縁部に、センターコードが連結されている場合について説明したが、必ずしもパラシュートにセンターコードを設けていなくてもよい。
また、上記各実施形態および各変形例では、ラインおよびセンターコードの他端が収容器の内部に連結されている場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、収容器の外部または飛行体の機体に連結されていてもよい。
また、上記各実施形態および各変形例では、飛行体に安全装置を取り付けた例を示したが、これに限られない。たとえば、飛行体から水上に荷物を投下する場合、本発明に係る安全装置を投下する前の荷物または測定装置に取り付けて使用することも可能である。
10、210、310 パラシュート
11 収容器
12 蓋
20 射出部
21 ガス発生器
22 凹部
23 ピストンヘッド
24 ピストン
30 飛行体
31 機体
32 推進機構
33 脚部
40、240、340 傘体
41、241、341 傘縁部
42、242、342 通気口
50、250、350 ライン
51、251、351 センターコード
52、252、352 フロート部材
60、260、360 外袋状部材
61 開口部
62A、62B、62C、62D パネル部材
63A、63B、63C、63D 船底型形状のパネル部材
70、270、370 内袋状部材
71、271、371 吸気口
72A、72B フィルム部材
73a、73b 上部
74a、74b 第1中間部
75a、75b 中央部
76a、76b 第2中間部
77a、77b 下部
80 立方体
81 延出部
82 第1開口部
83 第2開口部
100 安全装置
290、390 逆止弁
291 ヒンジ部
292 板部材
393 ネット部材
394 逆四角錐台部
395 ボール
A 領域
L1、L2、L3 折り線

Claims (7)

  1. ペイロードに取り付けられる安全装置用のパラシュートであって、
    展開時に略半球状となる傘体と、
    布状体によって形成された外袋状部材と、前記外袋状部材の内部に設けられ、フィルム状体によって形成された内袋状部材と、を有する二重構造のフロート部材と、
    を備え、
    前記傘体の傘頂部に、展開時に開口する通気口が形成されており、
    前記フロート部材は、前記通気口の外部側に設けられており、
    前記内袋状部材は、前記通気口に接続されている吸気口を有しており、前記傘体の展開時に、前記通気口および前記吸気口を介して内部に空気が流入することにより、液体に対して前記パラシュートを含む前記安全装置および前記ペイロードが沈没しない浮力を得るのに必要な大きさ以上に前記外袋状部材の内部において膨張可能な大きさで形成されているとともに、破裂状態にならないよう膨張が制限されるように少なくとも前記外袋状部材の内表面に倣った形状に膨張可能に形成されているものであることを特徴とするパラシュート。
  2. 前記外袋状部材が球体形状に膨張可能に形成され、かつ、前記内袋状部材が多面体形状または楕円体形状に膨張可能に形成されている場合、
    前記外袋状部材が完全に膨張した際の前記球体形状の半径をrとし、前記内袋状部材が完全に膨張した際の前記多面体の中心から前記多面体の各面の中心までの距離のうち最短距離または前記楕円体の短半径をhとしたときに、r≦hであることを特徴とする請求項1に記載のパラシュート。
  3. 前記外袋状部材が略球体形状に膨張可能に形成され、かつ、前記内袋状部材が略球体形状に膨張可能に形成されている場合、
    完全に膨張した際の前記内袋状部材の容積は、完全に膨張した際の前記外袋状部材の容積の1倍以上であることを特徴とする請求項1に記載のパラシュート。
  4. 前記フロート部材は、前記通気口または前記吸気口に逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパラシュート。
  5. 前記通気口の縁部に、一端が途中から複数に枝分かれして連結されているセンターコードをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のパラシュート。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載のパラシュートと、
    前記パラシュートを収納する収容器と、
    前記収容器内に設けられ、前記パラシュートを射出する射出部と、
    を備えることを特徴とする安全装置。
  7. 前記ペイロードが飛行体であって、
    機体と、
    前記機体に設けられる請求項6に記載の安全装置と、
    前記機体に結合され、前記機体を推進させる1個または複数個の推進機構と、を備えることを特徴とする飛行体。
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