JP2024017001A - 係止構造 - Google Patents

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【課題】二つの構成体の間のガタを抑制できる係止構造を提供する。【解決手段】係止構造1は、第一係合部21および第一当接部25を有する箱状の第一構成体と、第一方向Vに沿って第一係合部と係合する第二係合部31と、第二当接部33と、を有する第二構成体と、を備え、第一係合部および第二係合部のうち一方は、第一方向に延在する可撓性のアームであり、第一係合部および第二係合部のうち他方は、アームを係止する係止面21aを有し、第一当接部は、第一方向と直交する第二方向Xにおいて第一係合部に対して両側に隣接して配置されており、第二当接部は、第二方向において第二係合部に対して両側に隣接して配置されており、第一当接部および第二当接部のうち一方は、弾性部5を含み、第一構成体および第二構成体は、第一当接部と第二当接部とを当接させて弾性部5を変形させながら第一係合部と第二係合部とを係合させる。【選択図】図10

Description

本発明は、係止構造に関する。
従来、カバーのがたつきを抑制する電気接続箱がある。特許文献1には、ロアカバーに対してアッパカバーが上方から取り付けられる電気接続箱が開示されている。アッパカバーの内側面には、片持ち状の弾性片が下方へ突出して設けられており、アッパカバーをロアカバーに取り付けるのに伴って、弾性片は、被押圧部がロアカバーの上縁部により押圧されることで弾性変形される。
特開2003-037913号公報
二つの構成体の間のガタを抑制することについて、改良の余地がある。例えば、係合部に対する弾性部の配置について、なお改良の余地がある。例えば、適用対象がカバーに限定されない係止構造が好ましい。
本発明の目的は、二つの構成体の間のガタを抑制できる係止構造を提供することである。
本発明の係止構造は、第一方向に向けて開口した開口部を有し、かつ第一係合部および第一当接部を有する箱状の第一構成体と、前記第一方向に沿って前記第一係合部と係合する第二係合部と、前記第一方向において前記第一当接部と対向する第二当接部と、を有し、前記第一構成体に対して組み付けられる第二構成体と、を備え、前記第一係合部および前記第二係合部のうち一方の係合部は、前記第一方向に延在する可撓性のアームであり、前記第一係合部および前記第二係合部のうち他方の係合部は、前記アームを係止する係止面を有し、前記第一当接部は、前記第一方向と直交する第二方向において前記第一係合部に対して両側に隣接して配置されており、前記第二当接部は、前記第二方向において前記第二係合部に対して両側に隣接して配置されており、前記第一当接部および前記第二当接部のうち一方の当接部は、弾性変形する材料で形成された弾性部を含み、前記第一構成体および前記第二構成体は、前記第一当接部と前記第二当接部とを当接させて前記弾性部を変形させながら前記第一係合部と前記第二係合部とを係合させることを特徴とする。
本発明に係る係止構造において、第一当接部は、第一係合部に対して両側に隣接して配置されており、第二当接部は、第二係合部に対して両側に隣接して配置されている。第一当接部および第二当接部のうち一方の当接部は、弾性変形する材料で形成された弾性部を含み、第一構成体および第二構成体は、第一当接部と第二当接部とを当接させて弾性部を変形させながら第一係合部と第二係合部とを係合させる。本発明に係る係止構造によれば、二つの構成体の間のガタを抑制できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る係止構造が適用された電気接続箱の斜視図である。 図2は、実施形態に係る係止構造が適用された電気接続箱の平面図である。 図3は、実施形態に係る第二構成体の斜視図である。 図4は、実施形態に係る第二構成体の平面図である。 図5は、実施形態に係る第二構成体の断面図である。 図6は、実施形態に係る第一構成体の断面図である。 図7は、実施形態に係る第一構成体の断面図である。 図8は、第一構成体に対する第二構成体の組み付けを示す断面図である。 図9は、第一構成体に対する第二構成体の組み付けを示す断面図である。 図10は、第一構成体に対して組み付けられた第二構成体を示す断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る係止構造につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図10を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、係止構造に関する。図1は、実施形態に係る係止構造が適用された電気接続箱の斜視図、図2は、実施形態に係る係止構造が適用された電気接続箱の平面図、図3は、実施形態に係る第二構成体の斜視図、図4は、実施形態に係る第二構成体の平面図、図5は、実施形態に係る第二構成体の断面図、図6は、実施形態に係る第一構成体の断面図、図7は、実施形態に係る第一構成体の断面図、図8は、第一構成体に対する第二構成体の組み付けを示す断面図、図9は、第一構成体に対する第二構成体の組み付けを示す断面図、図10は、第一構成体に対して組み付けられた第二構成体を示す断面図である。
図5には、図4のV-V断面が示されている。図6には、図2のVI-VI断面が示されている。図7には、図2のVII-VII断面が示されている。図8には、図2のVIII-VIII断面が示されている。
図1に示すように、本実施形態の係止構造1は、第一構成体の一例であるフレーム2と、第二構成体の一例であるブロック3と、を有する。フレーム2およびブロック3は、電気接続箱100の構成要素である。電気接続箱100は、例えば、自動車等の車両に搭載される。電気接続箱100は、収容する電子部品の種類に応じてジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して「電気接続箱」と呼ぶ。フレーム2およびブロック3は、例えば、絶縁性の合成樹脂で成型される。
フレーム2は、箱状の構成体であり、ブロック3を収容し、かつ保持する収容室20を有する。例示されたフレーム2は、複数のブロック3を収容できるように、複数の収容室20を有している。本実施形態のフレーム2の形状は、筒形状である。図2に示すように、例示されたフレーム2の形状は、略角筒形状である。フレーム2の内部空間は、仕切り壁によって複数の収容室20に仕切られている。収容室20の形状は、例えば、角筒形状である。
以下の説明では、フレーム2の軸方向を「第一方向V」と称する。図1および図6に示すように、フレーム2は、第一方向Vに向けて開口した二つの開口部2a,2bを有する。ブロック3は、開口部2aから第一方向Vに沿ってフレーム2に挿入される。電気接続箱100は、例えば、開口部2aを下方に向けて車両に搭載される。
ブロック3は、電子部品を保持する部品である。図3および図4に示すように、本実施形態のブロック3の形状は、略直方体形状である。ブロック3は、本体30、複数の第二係合部31、および複数の第二ガイド部32を有する。本体30の形状は、直方体形状である。本体30は、二つの第一側面30a、および二つの第二側面30bを有する。第二側面30bは、本体30における長手方向に沿った側面である。第一側面30aは、本体30における長手方向の両端に位置する側面である。言い換えると、第一側面30aは、本体30の短手方向に沿った側面である。
以下の説明では、本体30の短手方向を「第二方向X」と称し、本体30の長手方向を「第三方向Y」と称する。第二方向Xおよび第三方向Yは、何れも第一方向Vと直交している。また、第二方向Xと第三方向Yとは直交している。
本体30は、電子部品を保持する保持部30cを有する。保持部30cには、リレーやヒューズ等が保持されてもよい。本体30は、保持部30cと連通するキャビティを有していてもよい。キャビティには、端子付き電線やバスバ等の導体が挿入されてもよい。これらの導体は、保持部30cに保持される電子部品と接続されてもよい。
第二係合部31および第二ガイド部32は、第一側面30aに配置されている。一つの第一側面30aに対し、一つの第二係合部31、および二つの第二ガイド部32が設けられている。例示された第二係合部31は、係止爪を有するロックアームである。第二係合部31は、第一側面30aにおける第二方向Xの中央部に配置されている。図5に示すように、第二係合部31は、基端部31a、アーム本体31b、および係止爪31cを有する。
基端部31aは、第二係合部31における本体30とつながっている部分である。第一方向Vにおける基端部31aの位置は、保持部30cの側の端部である。基端部31aは、第一側面30aから第三方向Yに向けて突出している。アーム本体31bは、基端部31aの先端から第一方向Vに沿って延在している。より詳しくは、アーム本体31bは、基端部31aから保持部30cの側とは反対側に向けて延在している。基端部31aおよびアーム本体31bは、可撓性を有しており、弾性変形可能である。
係止爪31cは、アーム本体31bから第三方向Yに向けて***している。係止爪31cは、アーム本体31bにおける第一側面30aの側とは反対側の面に配置されている。係止爪31cは、フレーム2によって係止される被係止面31dを有する。被係止面31dは、保持部30cの側とは反対側を向いている。すなわち、被係止面31dは、アーム本体31bの先端の側に向いている。
第二ガイド部32は、フレーム2に設けられた第一ガイド部22と共にガイド機構60を構成する(図9参照)。図4等に示すように、二つの第二ガイド部32は、第二方向Xにおいて第二係合部31に対して両側に隣接して配置されている。すなわち、二つの第二ガイド部32は、第二係合部31を間において第二方向Xの両側に、かつ第二係合部31の近傍に配置されている。図3および図4に示すように、第一方向Vから見た場合の第二ガイド部32の形状は、略L字形状である。第二ガイド部32は、第一方向Vに沿って第一側面30aの一端から他端まで延在している。
図3に示すように、第二ガイド部32は、第一壁部32aおよび第二壁部32bを有する。第一壁部32aは、本体30とつながっている部分であり、第一側面30aから第三方向Yに向けて突出している。第一壁部32aは、第一方向Vに沿って第一側面30aの一端から他端まで延在している。二つの第一壁部32aは、第二係合部31を挟んで第二方向Xにおいて対向している。第二壁部32bは、第一側面30aと対向する壁部である。第二壁部32bは、第一壁部32aから第二係合部31の側とは反対側に向けて突出している。すなわち、二つの第一壁部32aは、互いに逆の側に向けて突出している。
図6に示すように、フレーム2の収容室20は、支持壁20aを有する。支持壁20aは、第三方向Yにおいてブロック3の第一側面30aと対向する壁部である。支持壁20aは、収容室20の内部空間と外部空間とを仕切っている。一つの収容室20は、互いに対向する二つの支持壁20aを有している。一つの支持壁20aには、一つの第一係合部21、および二つの第一ガイド部22が設けられている。第一係合部21および第一ガイド部22は、支持壁20aにおけるブロック3と対向する面に配置されている。
第一係合部21は、ブロック3の第二係合部31と係合してブロック3を支持する。例示された第一係合部21は、ロックアームを係止するように構成された係止突起である。第一係合部21は、支持壁20aにおける第二方向Xの中央部に配置されている。第一係合部21は、ブロック3の係止爪31cを係止する係止面21aを有する。係止面21aは、開口部2bの側を向いている。
第一ガイド部22は、ブロック3の第二ガイド部32と共にガイド機構60を構成する。二つの第一ガイド部22は、第二方向Xにおいて第一係合部21に対して両側に隣接して配置されている。すなわち、二つの第一ガイド部22は、第一係合部21を間において第二方向Xの両側に、かつ第一係合部21の近傍に配置されている。第一ガイド部22は、第一方向Vに沿って延在している。
図6および図7に示すように、第一ガイド部22は、第一壁部23、第二壁部24、および第一当接部25を有する。図7に示すように、第一壁部23は、支持壁20aにつながっており、支持壁20aから第三方向Yに向けて突出している。二つの第一壁部23は、第一係合部21を挟んで第二方向Xにおいて対向している。第二壁部24は、支持壁20aと対向する壁部である。第二壁部24は、第一壁部23から第一係合部21の側に向けて突出している。すなわち、一つの第二壁部24は、第一壁部23から他の一つの第二壁部24に向けて突出している。
第二壁部24と支持壁20aとの間には、ブロック3の第二壁部32bが挿入される。すなわち、第一ガイド部22は、第一壁部23および第二壁部24により、ブロック3の第二壁部32bをガイドする溝を形成している。ブロック3の第二壁部32bは、図7に矢印AR1で示すように、開口部2aの側から第一ガイド部22の溝に挿入される。第一ガイド部22は、第二方向Xおよび第三方向Yにおいてフレーム2に対してブロック3を位置決めすることができる。
第一当接部25は、第一ガイド部22における第一方向Vの奥部に配置されている。第一当接部25は、ブロック3に対するストッパである。第一当接部25は、支持壁20aと第二壁部24とを第三方向Yに沿ってつなぐように形成されている。第一当接部25は、開口部2aの側を向く当接面25aを有する。
本実施形態のブロック3は、以下に説明するように、フレーム2とブロック3との間のガタを抑制できるように構成されている。図3に示すように、ブロック3の第二ガイド部32は、第二当接部33を有する。第二当接部33は、第二ガイド部32における保持部30cの側の端部に配置されている。つまり、第二当接部33は、第二ガイド部32がフレーム2の第一ガイド部22に挿入されるときの第二ガイド部32の先端側に配置されている。ブロック3が有する四つの第二ガイド部32は、それぞれ第二当接部33を有する。
上記のように、本実施形態の第二ガイド部32は、第二当接部33と、第二当接部33を除く部分であるガイド本体32cと、を有する。ガイド本体32cは、ブロック3の本体30と一体に成型されている。本実施形態の第二当接部33は、第一当接部25に当接した場合に弾性変形する弾性部5である。弾性部5は、弾性変形する材料で形成される。弾性部5は、ガイド本体32cよりも軟質の材料で成型される。弾性部5は、第一当接部25よりも軟質の材料で成型されてもよい。弾性部5は、例えば、軟質のゴム、ウレタン、エチレンプロピレンジエンゴム等で成型される。
弾性部5は、ガイド本体32cに対して二色成形等によって一体に成型されてもよい。ただし、ガイド本体32cに対する弾性部5の固定方法は、二色成形には限定されない。弾性部5は、ガイド本体32cに対して接着されてもよく、ガイド本体32cに対して装着されてもよく、ガイド本体32cに対して係合されてもよい。
以下に説明するように、フレーム2およびブロック3は、弾性部5を変形させながら第一係合部21と第二係合部31とを係合させるように構成されている。図8には、収容室20に挿入されるブロック3が示されている。ブロック3は、開口部2aの側から収容室20に挿入される。フレーム2の第一ガイド部22は、ブロック3の第二ガイド部32を第一方向Vに沿ってガイドする。
図9には、ブロック3の第二係合部31がフレーム2の第一係合部21に接触した状態が示されている。第二係合部31の係止爪31cは、第一係合部21の傾斜面21bと接触している。この傾斜面21bは、第一方向Vに沿って第一当接部25へ向かうに従って支持壁20aからの突出高さが大きくなるように傾斜している。
第二係合部31は、係止爪31cを傾斜面21bと摺動させながら第一方向Vに移動する。第二係合部31は、本体30の側に向けて撓み変形しながら第一係合部21を乗り越える。本実施形態の係止構造1は、係止爪31cが第一係合部21を乗り越えるよりも前に第一当接部25と第二当接部33とが当接するように構成されている。すなわち、第一当接部25と第二当接部33とが当接した後に第一係合部21と第二係合部31とが係合する。
図10には、第一係合部21と第二係合部31とが係合した状態が示されている。第一係合部21の係止面21aは、第二係合部31の係止爪31cを係止している。係合状態において、フレーム2の第一当接部25とブロック3の第二当接部33とが当接している。すなわち、第一当接部25と第二当接部33とが隙間無く接触している。第二当接部33は、弾性部5であり、第一当接部25と当接したことにより弾性変形している。弾性部5は、第一方向Vに圧縮された状態で第一当接部25に当接している。
圧縮された弾性部5は、第二係合部31に対して第一方向Vの力F1を付与する。力F1は、係止爪31cを係止面21aに向けて押圧する力である。これにより、第一係合部21と第二係合部31との間のガタ詰めがなされる。よって、本実施形態の係止構造1は、フレーム2とブロック3との間のガタを抑制することができる。ガタが抑制されることで、車両で発生する振動や衝撃からロック構造や電子部品が保護される。
例示された係止面21aは、第三方向Yに対して傾斜している。より詳しくは、係止面21aは、力F1によって第二係合部31の係止爪31cが係止面21aに対して押圧された場合に、係止爪31cを支持壁20aに近づけるように傾斜している。係止面21aがこのように傾斜している場合、第一係合部21に対して第二係合部31が係合するときに、オーバストロークが必要となる。第二ガイド部32に弾性部5が設けられていない場合、第一当接部25と第二当接部33との間にオーバストロークを許容する隙間が必要となる。本実施形態の係止構造1では、このような隙間を必要とせず、フレーム2とブロック3との間のガタを抑制することができる。
なお、弾性部5は、第二当接部33に代えて第一当接部25に設けられてもよい。あるいは、第一当接部25および第二当接部33の両方に弾性部5が設けられてもよい。
ロックアームは、ブロック3に代えてフレーム2に設けられてもよい。この場合、第一係合部21がロックアームとされ、第二係合部31が係止突起とされてもよい。
以上説明したように、本実施形態の係止構造1は、箱状の第一構成体としてのフレーム2と、第二構成体としてのブロック3と、を有する。フレーム2は、第一方向Vに向けて開口した開口部2aを有し、かつ第一係合部21および第一当接部25を有する。ブロック3は、第二係合部31と、第二当接部33と、を有し、フレーム2に対して組み付けられる。第二係合部31は、第一方向Vに沿って第一係合部21と係合する。第二当接部33は、第一方向Vにおいて第一当接部25と対向する。
第二係合部31は、第一方向Vに延在する可撓性のアームである。第一係合部21は、このアームを係止する係止面21aを有する。第一当接部25は、第一方向Vと直交する第二方向Xにおいて第一係合部21に対して両側に隣接して配置されている。第二当接部33は、第二方向Xにおいて第二係合部31に対して両側に隣接して配置されている。
第二当接部33は、弾性変形する材料で形成された弾性部5を含む。フレーム2およびブロック3は、第一当接部25と第二当接部33を当接させて弾性部5を変形させながら第一係合部21と第二係合部31とを係合させる。本実施形態の係止構造1は、弾性部5を有することで、第一構成体と第二構成体との間のガタを抑制することができる。
本実施形態で例示された第一構成体は、電気接続箱100のフレーム2である。例示された第二構成体は、フレーム2に収容されてフレーム2によって保持されるブロック3である。第二係合部31および第二当接部33は、ブロック3の第一側面30aに配置されている。第一側面30aは、ブロック3の外壁面である。第一係合部21および第一当接部25は、フレーム2における第一側面30aと対向する壁面に配置される。このような構成では、電気接続箱100におけるガタを抑制することが可能となる。
電気接続箱100が複数のブロック3を収容する場合、それぞれのブロック3とフレーム2との間のガタが抑制される。弾性部5の材料は、ブロック3が保持する電子部品の種類や電子部品の質量、保持する電子部品の個数に応じて定められてもよい。
本実施形態の係止構造1は、図9等に示すガイド機構60を有する。ガイド機構60は、第一方向Vに沿って延在しており、フレーム2に対してブロック3を位置決めする。ガイド機構60は、フレーム2に設けられた第一ガイド部22と、ブロック3に設けられた第二ガイド部32と、を有する。第一当接部25は、第一ガイド部22の一部であり、第二当接部33は、第二ガイド部32の一部である。このような構成により、ガイド機構60の多機能化が実現される。言い換えると、ガイド機能およびガタ詰め機能がガイド機構60に集約される。
なお、第一構成体および第二構成体は、フレーム2およびブロック3には限定されない。本実施形態の係止構造1は、互いに組み付けられる様々な構成体に適用可能である。例えば、例えば、第一構成体は箱体であってもよく、第二構成体は、箱体の開口部を閉塞する蓋体であってもよい。
上記の実施形態に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 係止構造
2:フレーム、 2a,2b:開口部、 3:ブロック
5:弾性部
20:収容室、 20a:支持壁
21:第一係合部、 21a:係止面、 21b:傾斜面
22:第一ガイド部、 23:第一壁部、 24:第二壁部
25:第一当接部、 25a:当接面
30:本体、 30a:第一側面、 30b:第二側面、 30c:保持部
31:第二係合部、 31a:基端部、 31b:アーム本体、 31c:係止爪
32:第二ガイド部、 32a:第一壁部、 32b:第二壁部
32c:ガイド本体
33:第二当接部
60:ガイド機構
100:電気接続箱
V:第一方向、 X:第二方向、 Y:第三方向

Claims (3)

  1. 第一方向に向けて開口した開口部を有し、かつ第一係合部および第一当接部を有する箱状の第一構成体と、
    前記第一方向に沿って前記第一係合部と係合する第二係合部と、前記第一方向において前記第一当接部と対向する第二当接部と、を有し、前記第一構成体に対して組み付けられる第二構成体と、
    を備え、
    前記第一係合部および前記第二係合部のうち一方の係合部は、前記第一方向に延在する可撓性のアームであり、前記第一係合部および前記第二係合部のうち他方の係合部は、前記アームを係止する係止面を有し、
    前記第一当接部は、前記第一方向と直交する第二方向において前記第一係合部に対して両側に隣接して配置されており、
    前記第二当接部は、前記第二方向において前記第二係合部に対して両側に隣接して配置されており、
    前記第一当接部および前記第二当接部のうち一方の当接部は、弾性変形する材料で形成された弾性部を含み、
    前記第一構成体および前記第二構成体は、前記第一当接部と前記第二当接部とを当接させて前記弾性部を変形させながら前記第一係合部と前記第二係合部とを係合させる
    ことを特徴とする係止構造。
  2. 前記第一構成体は、電気接続箱のフレームであり、
    前記第二構成体は、前記フレームに収容されて前記フレームによって保持されるブロックであり、
    前記第二係合部および前記第二当接部は、前記ブロックの外壁面に配置されており、
    前記第一係合部および前記第一当接部は、前記フレームにおける前記外壁面と対向する壁面に配置される
    請求項1に記載の係止構造。
  3. 前記第一方向に沿って延在しており、前記フレームに対して前記ブロックを位置決めするガイド機構を有し、
    前記ガイド機構は、前記フレームに設けられた第一ガイド部と、前記ブロックに設けられた第二ガイド部と、を有し、
    前記第一当接部は、前記第一ガイド部の一部であり、
    前記第二当接部は、前記第二ガイド部の一部である
    請求項2に記載の係止構造。
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