JP2024016636A - 洗濯機及び液剤供給ユニット - Google Patents

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承将 湯谷
Tsugumasa Yutani
剛 村尾
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Abstract

【課題】所定量の液剤を安定的に供給できる洗濯機を提供する。【解決手段】本開示に係る洗濯機は、筐体と、筐体内に回転可能に設けられた洗濯槽と、投入される液剤を収容可能なケースと、ケースに収容された液剤を洗濯槽に供給する供給開口とを有し、筐体に取り付けられる液剤供給部と、複数回分の液剤を収容可能なタンクと、タンクに収容された液剤を所定量においてケースに投入するポンプ部とを有し、液剤供給部に取り付けられる液剤投入装置と、を備える。【選択図】図7A

Description

本開示は、洗濯機及び液剤供給ユニットに関する。
例えば、特許文献1には、液剤供給ユニットを有する洗濯機が開示されている。
特許文献1に記載された洗濯機において、液剤を貯蔵するタンクに液剤を入れると、タンクの流出口に設けられた逆止弁が開き、所定量の液剤が洗濯槽に供給される。
実公昭53-55266号公報
しかしながら、洗濯槽に所定量の液剤を安定的に供給することにおいて、未だ改善の余地がある。
したがって、本開示の目的は、上記課題を解決することにあり、所定量の液剤を安定的に供給することにある。
本開示の一態様の洗濯機は、筐体と、筐体内に回転可能に設けられた洗濯槽と、投入される液剤を収容可能なケースと、ケースに収容された液剤を洗濯槽に供給する供給開口とを有し、筐体に取り付けられる液剤供給部と、複数回分の液剤を収容可能なタンクと、タンクに収容された液剤を所定量においてケースに投入するポンプ部とを有し、液剤供給部に取り付けられる液剤投入装置と、を備える。
本開示の一態様の液剤供給ユニットは、投入される液剤を収容可能なケースと、ケースに収容された液剤を洗濯機に供給する供給開口とを有する液剤供給部と、複数回分の液剤を収容可能なタンクと、タンクに収容された液剤を所定量においてケースに投入するポンプ部とを有し、液剤供給部に取り付けられる液剤投入装置と、を備える。
本開示によれば、所定量の液剤を安定的に供給できる洗濯機を提供できる。
本開示に係る実施の形態1の洗濯機の斜視図 本開示に係る実施の形態1の洗濯機の斜視図 洗濯機の上部を示す斜視図 洗濯機の上部を示す斜視図 洗濯機の上部の上面図 液剤供給ユニットを取り外した状態における洗濯機の上部を示す図 液剤供給ユニット、給水弁及び給水流路部材を示す斜視図 液剤供給ユニット、給水弁及び給水流路部材を示す斜視図 液剤供給ユニット、給水弁及び給水流路部材を示す斜視図 液剤供給ユニットの斜視図 液剤供給ユニットの斜視図 液剤供給ユニットの上面図 液剤供給ユニットの分解図 液剤供給ユニットの分解図 タンクの側面図 流路部材の斜視図 液剤の流れを示す液剤供給ユニットの分解図 ポンプ部の断面図 ケースにおけるサイフォン構造を示す図
(本開示の基礎となった知見等)
液剤を手動で投入する洗濯機においては、投入前にユーザが適切な量の液剤を目視で測って投入することによって、所定量の液剤を洗濯槽に供給できる。このような構成において、液剤の投入量がばらつきやすく、洗濯槽に所定量の液剤を安定的に供給することが困難である。
一方で、洗濯運転時に、液剤を貯蔵するタンクから洗濯槽に自動的に所定量の液剤を投入する自動投入装置を備える洗濯機が存在する。しかし、このような洗濯機は複雑な構造を有し、高価である。そこで、洗濯機のコストを抑えつつ、所定量の液剤を安定的に供給できる洗濯機が求められている。
これらの課題を解決するために、本願発明の発明者らは、本開示の主題を構成するに至った。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
本開示の実施の形態1に係る洗濯機について説明する。
[全体構成]
図1A及び図1Bは、本開示に係る実施の形態1の洗濯機1の斜視図である。洗濯機1は縦型洗濯機である。図1Aでは、筐体2の蓋21が閉じた状態の洗濯機1を示す。図1Bでは、蓋21を省略している。図1Bに示すように、洗濯機1は、筐体2と、水槽3と、洗濯槽4と、液剤供給ユニット5と、制御部Cとを備える。
<筐体>
筐体2は、洗濯機1の外観を形成する部材である。筐体2の上面には、筐体開口20(図1B)と、筐体開口20を覆う開閉自在な蓋21(図1A)とが設けられている。
<水槽>
図1Bに示すように、水槽3は、筐体2の内部に設けられ、洗濯水を溜めるように一端が閉じた大略円筒状の部材である。水槽3を外槽と称してもよい。水槽3は、洗濯機1の運転動作において、回転しない。
<洗濯槽>
洗濯槽4は、水槽3内側において回転可能に設けられ、衣類等の洗濯物を収容する大略円筒状の部材である。洗濯槽4には水槽に連通する多数の貫通孔40が形成される。貫通孔40は、水槽3と洗濯槽4との間で洗濯水及び洗濯剤の移動を可能にする。洗濯槽4は、筐体開口20に面する位置に開口41をさらに有する。開口41を通じて洗濯物が洗濯槽4に投入される。洗濯槽4をドラムまたは内槽と称してもよい。
<液剤供給ユニット>
液剤供給ユニット5は、洗濯槽4に液剤及び粉末洗剤等の洗濯処理剤を供給するユニットである。液剤とは、衣類等の洗濯物を洗浄するために用いられるものであって、洗剤、柔軟剤、中性洗剤を含んでもよい。
本明細書において、「洗濯処理剤を供給する」こととは、洗濯処理剤を洗濯槽4に向かって下方に吐出することを意味する。供給は、洗濯機1の制御部Cの制御によって自動的に行われる。「供給する」と区別して、「洗濯処理剤を投入する」こととは、洗濯処理剤を液剤供給ユニット5に入れて、供給可能な状態にすることを意味する。投入は、ユーザによる操作によって手動で行われる。
<制御部>
制御部Cは、洗濯機1の運転を制御する部材である。制御部Cは、例えば、プログラムを記憶したメモリ(図示せず)と、CPUなどのプロセッサに対応する処理回路(図示せず)とを備え、プロセッサがプログラムを実行することでこれらの要素として機能してもよい。
ここで、図2から図4を参照しつつ、洗濯機1の上部の構造についてより詳細に説明する。図2及び図3は、洗濯機1の上部を示す斜視図である。図2は液剤供給ユニット5が収容位置にある状態を示し、図3は液剤供給ユニット5が引き出し位置(矢印P1)にある状態を示す。図4は、洗濯機1の上部の上面図を示す。
図2及び図3に示すように、液剤供給ユニット5は、筐体2に対して引き出し可能に収容される。具体的には、液剤供給ユニット5は、引き出し位置と収容位置との間で前後方向Mにスライド可能に設けられている。
図3に示すように、液剤供給ユニット5は、液剤供給部6と、液剤供給部6に取り付けられた液剤投入装置7とを有する。
液剤供給部6は、洗濯機1の運転の度に、1回分の洗濯処理剤を受けて、洗濯槽4に供給するための機構である。液剤供給部6に投入された洗濯処理剤は、投入された量において洗濯槽4に供給される。
液剤投入装置7は、複数回分の液剤を収容しており、洗濯機1の運転の度に、ユーザによる操作によって、1回分の液剤を液剤供給部6に投入するための機構である。
液剤供給部6と液剤投入装置7とは前後方向Mに並んでいる。具体的には、液剤供給部6は、液剤投入装置7の後側M2に設けられている。この配置において、液剤供給ユニット5が引き出し位置に位置すると、液剤供給部6は筐体2に対して露出し(図3)、液剤供給ユニット5が収容位置に位置すると、液剤供給部6は筐体2に収容される(図2)。一方で、液剤投入装置7は、液剤供給ユニット5が引き出し位置または収容位置にあるかにかかわらず、筐体2に対して露出している。
液剤供給部6の上部は開口している。そのため、液剤供給ユニット5の引き出し位置において、ユーザは、液剤供給部6に洗濯処理剤を手動で投入できる。液剤供給ユニット5の収容位置において、液剤供給部6は、筐体2の内部における給水手段(後述の給水弁10及び給水流路部材11)と連通し、液剤供給部6への給水が可能になる。
ここで、液剤供給ユニット5の使い方を簡単に説明する。液剤供給ユニット5が収容位置にある状態で、ユーザは、液剤投入装置7の前面に設けられているボタン(後述のボタン78、79)を押す。ボタンを押すと、液剤投入装置7のポンプ(後述のポンプ部72、73)によって、所定量の液剤が液剤供給部6に投入される。また、ユーザは、液剤供給ユニット5が引き出し位置にある状態で、液剤供給部6に液剤を直接投入してもよい。
図4に示すように、液剤投入装置7は、筐体開口20の外周の内側に位置する。より具体的には、液剤投入装置7は幅方向Kに延びており、筐体開口20の外周の一部に沿った形状となっている。このような構成によって、液剤投入装置7を設ける洗濯機1においても、前後方向Mに洗濯物の投入を妨げる突出形状を少なくできる。また、液剤投入装置7が幅方向Kに延びていて前後方向Mが薄く、筐体開口20の後部に配置したため、液剤投入装置7の容積を確保しつつ、洗濯物を洗濯槽4に容易に投入できる。前後方向Mにおいて筐体開口20のスペースを有効活用できるため、液剤投入装置7は、タテ型洗濯機において特に好適に利用される。
図5は、液剤供給ユニット5を取り外した状態における洗濯機1の上部を示す図である。図5に示すように、筐体2には、液剤供給部6(図3)を収容するための収容部22が形成される。収容部22は、筐体開口20に面する後側M2の壁部に形成され、筐体開口20から後側M2に延びる。収容部22の内部には、前後方向Mに沿ったレール(図示せず)が設けられている。レールは、液剤供給部6を前後方向Mにスライド可能に支持する。
液剤投入装置7は、その全体において、収容部22から突出している(図4)。そのため、液剤投入装置7を液剤供給部6に後付けする場合において、収容部22の構造を改造しなくてもよい。
筐体2の内部において、収容部22の上方には、給水手段(後述の給水弁10及び給水流路部材11)が設けられている。
図6Aから図6Cは、液剤供給ユニット5、給水弁10及び給水流路部材11を示す斜視図である。図6Aから図6Cは、収容位置に位置する液剤供給ユニット5を示す。
図6Aに示すように、給水弁10は、給水流路部材11を介して、液剤供給ユニット5に給水する機構である。給水弁10は、開閉可能に構成された2つの弁12、13を有する。弁12、13の開閉によって、給水先を変更することができる。具体的には、一方の弁12が開放されると、洗剤及び粉末洗剤に給水される。他方の弁13が開放されると、柔軟剤に給水される。給水流路部材11は、それぞれの弁12、13とケースとを連通させる部材である。
図6Bに示すように、給水弁10は、給水口10Aを形成する。給水口10Aは、給水弁10に外部の給水源を接続するための接続口である。
図6Cに示すように、給水流路部材11の下方には、液剤供給部6が配置される。液剤供給部6は、給水流路部材11から給水される水を受け止めるためのケースを複数形成する。
続いて、液剤供給ユニット5の構造についてより詳細に説明する。図7A及び図7Bは、液剤供給ユニット5の斜視図である。図7Cは液剤供給ユニット5の上面図である。
図7A、図7B及び図7Cに示すように、液剤供給部6は、複数のケース60、61、62を有する。ケース60、61、62は、それぞれ1回分の洗濯処理剤を収容する。実施の形態1では、ケース60、61、62は、それぞれ1回分の洗剤、柔軟剤、粉末洗剤を収容する。
ケース61、60、62は幅方向Kに沿って順に並んでいる。
それぞれのケース60、61、62の上部は、上方に開口した投入口66、67、68を形成している。液剤供給ユニット5が引き出し位置にあると、投入口66、67、68の一部または全部が露出して、ユーザは投入口66、67、68を通じて液剤や粉末洗剤を手動で投入することができる。
図7Bに示すように、それぞれのケース60、61は、底面において、洗濯槽4に連通した供給開口60B、61Bを形成する。ケース62は後側M2の壁部に上から下方に凹んだ切欠き62Bを形成する。供給開口60B、61B、切欠き62Bを通じて、ケース60、61、62に投入される液剤や粉末洗剤は、給水された水とともに、洗濯槽4に供給される。
図7Aに示すように、液剤供給部6の前側M1には、液剤投入装置7が接続される。
液剤投入装置7は、タンク70、71とポンプ部72、73とを有する。タンク70、71は、それぞれ複数回分の洗濯処理剤を収容する。実施の形態において、タンク70は複数回分の洗剤を収容し、タンク71は複数回分の柔軟剤を収容する。ポンプ部72、73は、タンク70、71から所定量の液剤を吸い上げて、液剤供給部6に向かって吐出する機構である。実施の形態において、ポンプ部72、73は、手動で操作される容積ポンプである。ポンプ部72、73は、ユーザによる手動の操作によって所定量の液剤を吐出する。
このような構成において、ケース60、61に液剤を投入するための経路として、上部の投入口66、67を通じた経路と、ポンプ部72、73を通じた経路と、2つの経路が存在する。ユーザは、2つの経路のどちらによって液剤を投入するかを選択できる。
タンク70にはポンプ部72が接続されて、ポンプ部72は液剤供給部6のケース60に連通する。タンク71にはポンプ部73が接続されて、ポンプ部73はケース61に連通する。一のタンクは、一のポンプ部及び一のケースに対応している。言い換えれば、液剤投入装置7と液剤供給部6との間において、洗剤のための経路と、柔軟剤のための経路とは独立に形成されている。
ポンプ部72、73は、それぞれ前面に、押し込み可能なボタン78、79を有する。ボタン78、79を押し込み方向P2に押し込むことで、ポンプ部72、73から一定量の液剤が吐出される。押し込み方向P2は、後側M2に向かう方向に相当する。液剤供給部6の押し込み方向(後側M2)とボタン78の押し込み方向(後側M2)が一致していることで、ボタン78を押す際に、液剤投入装置7が液剤供給部6から外れる方向に力がかかることを抑制できる。ボタン78を押し込むと、ポンプ部72は、タンク70から所定量の洗剤を吸い出して、ケース60に向かって吐出する。ボタン79を押し込むと、ポンプ部73は、タンク71から所定量の柔軟剤を吸い出して、ケース61に向かって吐出する。ボタン78、79は、前後方向Mに押し込まれる。
ポンプ部72、73は、2つのタンク70、71の間に配置される。タンク70、71とポンプ部72、73とは、幅方向Kに並ぶ。具体的には、ボタン78、79の前面とタンク70、71の前面は略同一平面上に位置する。
タンク70、71の上部は開口しており、蓋(後述の蓋70D)に覆われている。蓋を開けると、洗剤または柔軟剤を収容する内部空間が露出する。
ポンプ部72、73の操作を繰り返してタンク70、71内の液剤が少なくなると、ユーザは、蓋を開けてタンク70、71に液剤を補充することができる。「投入する」と区別して、「液剤を補充する」こととは、複数回分の液剤をタンク70、71に入れて、ケース60、61へ投入可能な状態にすることを意味する。
図7Cに示すように、液剤供給ユニット5は、液剤投入装置7と液剤供給部6との間に、接続部材8をさらに有する。
接続部材8は、液剤投入装置7を液剤供給部6に取り付けるとともに、液剤投入装置7を液剤供給部6に連通させる。接続部材8は、ポンプ部72、73からケース60、61に延びる流路を内部に形成する。
続いて、図8及び図9を参照して、タンク70、71と、ポンプ部72、73と、接続部材8と、液剤供給部6との接続について説明する。図8及び図9は、液剤供給ユニット5の分解図である。
図8に示すように、液剤投入装置7は、接続部材8によって液剤供給部6に接続される。具体的には、液剤投入装置7は、接続部材8に取付方向F1に接続される。接続部材8は、液剤投入装置7を保持した状態で、液剤供給部6に取付方向F2に取り付けられる。取付方向F1、F2は前後方向Mに相当する。一方で、ポンプ部72、73は、タンク70、71に接続方向F3に(即ち上から)接続される。
図8及び図9に示すように、タンク70、71は、ポンプ部72、73を収容するように、上面から下方に凹んだ形状を有する。具体的には、タンク70の上面は、第1部分70Aと、第1部分70Aより低い位置に形成される第2部分70Bとを有する。第1部分70Aと第2部分70Bとによって、タンク70に段差が形成される。
ポンプ部72は、第2部分70Bの上に配置され、タンク70の段差に収容される。ポンプ部72が段差に収容されると、ポンプ部72の上面は第1部分70Aと略面一となり、液剤投入装置7の上下方向のスペースを節約できる。
図8に示すように、第1部分70Aには、補充開口70Cが設けられている。補充開口70Cは、蓋70Dに開閉可能に覆われている。蓋70Dを開けることで、ユーザは、補充開口70Cを通じてタンク70に液剤を補充できる。
図10は、タンク70の側面図である。図10に示すように、蓋70Dは、開口角度θが0°である閉鎖位置と、開口角度θが90°以上である開放位置との間で移動する。開口角度θは、補充開口70C(即ち、水平)と蓋70Dの内側面との間の角度である。蓋70Dの最大開口角度は、90°以上180°以下である。このような構造によって、ユーザが誤って液剤を矢印E1に沿って蓋70Dにかけた場合においても、液剤は、矢印E2に沿って蓋70Dの内側面を伝ってタンク70内に流入する。
図8及び図9に戻ると、第2部分70Bには、タンク70とポンプ部72とを連通させるように、上向きに開口したポンプ接続口74が設けられている。
タンク70の第1部分70A、第2部分70B、補充開口70C(図8)、蓋70D、ポンプ接続口74に関する説明は、タンク71の第1部分71A、第2部分71B、補充開口71C(図8)、蓋71D、ポンプ接続口75にも適用される。実施の形態において、タンク70、71は対称な構造を有する。
図9に示すように、ポンプ部72は、吸込口72Aと、吐出口72Bとを有する。吸込口72Aは、タンク70から液剤を吸い上げるための開口である。吸い上げ方向は上向きである。吐出口72Bは、ポンプ部72から液剤を吐出するための開口である。吐出方向は後向きM2である。同様に、ポンプ部73は、吸込口73Aと、吐出口73Bとを有する。実施の形態において、ポンプ部72、73は共通の部品である。
吸込口72Aは、上からポンプ接続口74に挿入される。吸込口73Aは、上からポンプ接続口75に挿入される。このような構造によって、吸込口72A、73Aをそれぞれのタンク70、71の底面の近くに配置しやすくなり、タンク70、71における液剤の吸い残しを減少させることができる。
タンク70、71及びタンク70、71に接続されたポンプ部72、73は、接続部材8に支持される。
図8及び図9に示すように、接続部材8は、保持部材81と、流路部材82とを有する。保持部材81は、タンク70、71及びポンプ部72、73を保持する部材である。流路部材82は、ポンプ部72、73とケース60、61と連通させるための流路を内蔵する部材である。保持部材81と流路部材82とは、例えば、ネジによって互いに固定される。
保持部材81は、前側M1が開口したU字型の断面を有し、後向きM2に凹んだ凹部83を形成する。液剤投入装置7は、前側M1から凹部83に嵌まる。
より具体的には、凹部83は、側壁81Aと、上壁81Bと、下壁81Cとによって規定される。側壁81Aは、タンク70、71及びポンプ部72、73の取付方向F1(図8)に対向する。上壁81Bは、タンク70、71の上面(第1部分70A、71A)に接触し、下壁81Cは、タンク70、71の下面に接触する。このような構成によって、保持部材81は、タンク70、71を上下から挟み、強固に保持することができる。
側壁81Aには、それぞれのポンプ部72、73の吐出口72B、73Bに対応する位置に、開口84、85が形成される。開口84、85は、ポンプ部72、73を流路部材82に連通させるための開口である。
上述より、ポンプ部72、73とタンク70、71との接続方向F3が上下方向であるのに対して、ポンプ部72、73と接続部材8との取付方向F1は前後方向Mであり、接続方向F3と交差する。このような構成によって、ポンプ部72、73が液剤投入装置7から外れにくくなる。
流路部材82は、開口84、85と連通する流入口86A、87A(図8)を形成する。洗剤は、流入口86Aに流入して、流出口86B(図9)から流出する。柔軟剤は、流入口87Aに流入して、流出口87B(図9)から流出する。流路部材82の内部には、流入口86Aから流出口86Bまで延びる流路と、流入口87Aから流出口87Bまで延びる流路とが形成される。
ケース60、61の前面には、流路部材82の流出口86B、87Bに対応する位置に、投入口60A、61Aが形成される。投入口60A、61Aは、液剤をケース60、61に投入するための開口である。洗剤は投入口60Aを通じてケース60に投入され、柔軟剤は投入口61Aを通じてケース61に投入される。
流路部材82は、後側M2の背面82Aにおいて、ケース60、61が引っかかるための凹部88、89を形成する。このような構成によって、流路部材82が液剤供給部6を支持できる。
ここで、図11を参照して、流路部材82の構造についてより詳細に説明する。図11は、流路部材82の斜視図である。
図11に示すように、流路部材82の内部には、2つの独立した流路86、87が形成される。流路86はポンプ部72及びケース60に対応する経路であって、流路87はポンプ部73及びケース61に対応する経路である(図9)。流路86は、流入口86Aと流出口86Bとの間で延びて、洗剤を投入するための流路である。流路87は、流入口87Aと流出口87Bとの間で延びて、柔軟剤を投入するための流路である。
流路86、87は、湾曲した形状を有する。そのため、前後方向Mから見ると、流入口86Aは流出口86Bに対してずれており、流入口87Aは流出口87Bに対してずれている。具体的には、流入口86A、87Aが流路部材82の中央付近に形成され、流出口86B、87Bが流路部材82の一方側に形成される。そのため、ポンプ部72、73を液剤投入装置7の中央に配置しつつ、ケース60、61を中央からずらして配置した場合においても、液剤をケース60、61に容易に投入することができる。ポンプ部72、73に対するケース60、61の配置を自由に設計することができて、液剤供給ユニット5の設計自由度を向上できる。
さらに、上流端である流入口86Aは、下流端である流出口86Bより高い位置に形成される。流入口87Aは、流出口87Bより高い位置に形成される。このような構成によって、液剤が流出口87Bに向かって流れやすくなり、流路86、87内において、液剤の固着を抑制できる。
続いて、図12を参照して、液剤供給ユニット5における液剤の流れについて説明する。図12は、液剤の流れを示す液剤供給ユニット5の分解図である。
図12に示すように、洗剤は矢印A(実線)に沿ってタンク70からケース60に投入される。柔軟剤は矢印B(点線)に沿ってタンク71からケース61に投入される。
液剤は、それぞれのタンク70、71からポンプ部72、73に吸い上げられてから、後向きM2に吐出される。液剤は、保持部材81の開口84、85を通過して、流路86、87(図11)に流入する。液剤は、流路86、87によって投入口60A、61Aに案内されて、ケース60、61に投入される。
図13を参照して、ポンプ部72、73における液剤の流れについてより詳細に説明する。図13は、ポンプ部72の断面図である。
図13に示すように、ポンプ部72は、既定容積を有するポンプ室72Cを内部に形成する。ポンプ室72Cには既定量の洗剤が入っている。ユーザの手動の操作によって、ボタン78が矢印C1の方向に押し込まれると、ポンプ室72C内の既定量の液剤は矢印D1に沿って吐出口72Bから吐出される。ユーザがボタン78を離すと、ボタン78は元の位置に戻り、既定量の液剤はタンク70から吸込口72Aを通じてポンプ室72Cに流入する(矢印D2)。
一回の洗濯動作に必要な液剤に応じて、ボタン78、79を操作する回数が定められている。例えば、洗濯物の重量に応じて、ボタン78、79を操作する回数が筐体2の表示部(図示せず)に表示されてもよい。
ポンプ部72、73の操作によって、ケース60、61に1回分の液剤が投入された状態で、ケース60、61に水が給水される。一定量の水がケース60、61に給水されるまで、ケース60、61からの水及び液剤の排出は抑制される。
図14を参照して、ケース60、61に一定量の水を溜める動作について説明する。図14は、ケース60におけるサイフォン構造65を示す図である。
図14に示すように、ケース61にはサイフォン構造65が設けられている。サイフォン構造65は、ケース61の供給開口61Bに連通した管部材65Aと、管部材65Aを覆う外側部材65Bとを有する。管部材65Aは所定の高さHを有する。水がケース61に供給されると、液剤及び水は、ケース61から外側部材65Bと管部材65Aとの間の流路に流入する。ケース61内の液面が所定の高さHを超えるまで、液剤及び水は管部材65Aを超えられず、ケース61内に保持される。このような構成によって、液剤の供給のタイミングを制御できる。
(まとめ)
上記の説明をまとめて、本開示の特徴を述べる。
洗濯機1は、液剤供給部6に加えて、液剤投入装置7を有する。液剤投入装置7は、複数回分の液剤を収容するタンク70、71と、タンク70、71に接続されたポンプ部72、73を有する。そのため、ユーザは、1回分の液剤を計量しなくても、ポンプ部72、73を操作することで、所定量の液剤を洗濯槽4に安定的に供給することができる。さらに、モータ等の複雑な構造を設ける場合と比較して、簡易な構造で所定量の液剤を安定的に供給することができる。一方で、液剤供給部6に一回分の液剤を直接投入することも可能であるため、ユーザは、液剤の投入方法を選択することができる。
ボタン押下により液剤投入装置7から液剤供給部6に投入された液剤は、液剤供給部6に給水されるタイミングで、即ち、洗剤は洗い工程で、柔軟剤はすすぎ工程で、洗濯槽4に供給される。
また、液剤投入装置7は、液剤供給部6に取り付けられる構造である。そのため、筐体2の内部の構造や配置を大きく改造しない場合においても、液剤投入装置7を洗濯機1に後付けしやすい。後付けする場合において、液剤投入装置7を液剤供給部6に取り付けて連通させるために、接続部材8を設けている。接続部材8は内部に流路86、87を形成するため、タンク70、71に収容された液剤をケース60、61に流入させることができる。
(効果)
実施の形態1に係る洗濯機1によれば、以下の効果を奏することができる。
上述したように、本実施形態の洗濯機1は、筐体2と、洗濯槽4と、液剤供給部6と、液剤投入装置7と、を備える。洗濯槽4は、筐体2内に回転可能に設けられる。液剤供給部6は、投入される液剤を収容可能なケース60と、ケース60に収容された液剤を洗濯槽4に供給する供給開口60Bとを有し、筐体2に取り付けられる。液剤投入装置7は、複数回分の液剤を収容可能なタンク70と、タンク70に収容された液剤を所定量においてケース60に投入するポンプ部72とを有し、液剤供給部6に取り付けられる。
このような構成によって、液剤投入装置7を用いることによって、所定量の液剤を液剤供給部6に安定的に投入して、洗濯槽4に供給することができる。また、液剤投入装置7は、液剤を直接筐体2に供給するのではなく、液剤供給部6に投入するため、筐体2の構造や配置を改造しなくても、液剤投入装置7を液剤供給部6に後付けしやすい。
本実施形態の洗濯機1において、液剤投入装置7を液剤供給部6に取り付けるための接続部材8をさらに有する。
このような構成によって、液剤投入装置7を容易に取り付けることができ、さらに後付けしやすくなる。
本実施形態の洗濯機1において、接続部材8は、ポンプ部72とケース60とを連通させる流路86を形成する。
このような構成によって、ポンプ部72を用いて、ケース60に液剤を投入することができる。
本実施形態の洗濯機1において、流路86の流入口86A(上流端)は、流路86の流出口86B(下流端)より高い位置に形成される。
このような構成によって、流路86における液剤は、流入口86Aから流出口86Bに流れやすくなり、流路86における液剤の残留や固着を抑制できる。そのため、流路86を通じて、所定量の液剤を液剤供給部6に安定的に投入することができる。
本実施形態の洗濯機1において、液剤投入装置7を液剤供給部6に取り付ける取付方向F1、F2から見ると、流入口86Aと流出口86Bとは、幅方向K(横方向)にずれている。
このような構成によって、ポンプ部72や流入口86Aの位置にかかわらず、流路86を曲げて、液剤を液剤供給部6の任意の位置に導くことができる。
本実施形態の洗濯機1において、接続部材8は、タンク70の上面及び下面を挟む上壁81Bと下壁81Cからなる一対の壁部を有する。
このような構成によって、保持部材81は、タンク70とポンプ部72とを強固に保持して、タンク70とポンプ部72とが液剤供給部6から脱離することを抑制できる。
本実施形態の洗濯機1において、タンク70は、第1部分70Aと、第1部分70Aよりも高さの低い第2部分70Bとを有し、ポンプ部72は、第2部分70Bの上面に設けられたポンプ接続口74に接続される。
このような構成によって、ポンプ部72を、タンク70に連通させた状態で、タンク70によって下から支持できる。また、ポンプ部72を第1部分70Aに配置する場合と比較して、液剤投入装置7の上下方向の寸法を抑えることができる。
本実施形態の洗濯機1において、ポンプ部72とタンク70との接続方向F3は、ポンプ部72と液剤供給部6との取付方向F1、F2と交差する。
このような構成によって、ポンプ部72を2つの交差する方向から支持して、ポンプ部72が液剤供給部6から脱離することを抑制できる。
本実施形態の洗濯機1において、第1部分70Aには開閉可能な蓋70Dが設けられ、蓋70Dの最大開口角度は、水平に対して90°以上180°以下であるように規制される。
このような構成によって、蓋70Dを開放することで、タンク70に液剤を補充できる。蓋70Dを閉めることで、タンク70に収容された液剤にほこり等の異物が混入しにくくなる。さらに、ユーザがタンク70に液剤を投入する際に、誤って液剤を蓋70Dにかけた場合においても、液剤は蓋70Dを伝ってタンク70内に流入する。
本実施形態の洗濯機1において、ポンプ部72は、液剤を液剤供給部6に投入するように手動で操作されるボタン78を有する。ボタン78は、前側M1(前方)から後側M2(後方)に押し込まれることによって、液剤を液剤供給部6に投入する。
このような構成によって、ユーザは、簡単な手動の操作で液剤を液剤供給部6に投入できる。また、液剤供給部6の押し込み方向(後側M2)とボタン78の押し込み方向(後側M2)が一致していることで、ボタン78を押す際に、液剤投入装置7が液剤供給部6から外れる方向に力がかかることを抑制できる。
本実施形態の洗濯機1において、ボタン78の前面とタンク70の前面は面一に形成される。
このような構成によって、液剤投入装置7の前側M1のスペースを確保することができる。そのため、ボタン78がタンク70に対して前側M1に突出する場合と比較して、洗濯物を洗濯槽4に投入する際に、洗濯物がボタン78に引っ掛かりにくくなる。
本実施形態の洗濯機1は、ケース60(第1ケース)とケース61(第2ケース)とタンク70(第1タンク)とタンク71(第2タンク)とを有する。洗濯機1は、タンク70に接続され、ケース60に液剤を投入するポンプ部72(第1ポンプ部)と、タンク71に接続され、ケース61に液剤を投入するポンプ部73(第2ポンプ部)とを有する。
このような構成によって、タンク70、71に異なる液剤を収容して、液剤供給部6に投入できる。
本実施形態の洗濯機1において、ポンプ部72とポンプ部73とは、タンク70とタンク71との間に配置される。
このような構成によって、ポンプ部72とポンプ部73とでタンク70、71を挟む配置と比較して、ユーザにとってポンプ部72、73が操作しやすくなる。
本実施形態の洗濯機1において、筐体2の上面には、洗濯槽4に連通する筐体開口20が設けられる。筐体2には、筐体開口20の外周に面して開口し、液剤供給部6を収容する収容部22が形成される。液剤投入装置7は、収容部22から外側に突出して筐体開口20内部に位置する。
このような構成によって、筐体開口20によって形成されるスペースを有効利用して、液剤投入装置7を液剤供給部6に後付けできる。
本実施形態の洗濯機1において、タンク70、71とポンプ部72、73とは、筐体開口20の外周に沿って並ぶ。
このような構成によって、液剤投入装置7が筐体開口20内部に位置する場合においても、洗濯物が液剤投入装置7に引っ掛かりにくい。
本実施形態の液剤供給ユニット5は、液剤供給部6と、液剤投入装置7と、を備える。液剤供給部6は、投入される液剤を収容可能なケース60と、ケース60に収容された液剤を洗濯機1に供給する供給開口60Bとを有する。液剤投入装置7は、複数回分の液剤を収容可能なタンク70と、タンク70に収容された液剤を所定量においてケース60に投入するポンプ部72とを有し、液剤供給部6に取り付けられる。
このような構成によって、液剤投入装置7を用いることによって、所定量の液剤を液剤供給部6に安定的に投入することができる。
なお、本開示は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。
なお、実施の形態では、液剤供給ユニット5が洗濯機1の構成の一部である例について説明したが、これに限定されない。液剤供給ユニット5は、単体で販売され、通常の液剤供給部と変更可能に構成されてもよい。
なお、実施の形態では、液剤投入装置7が2つのタンク70、71と2つのポンプ部72、73とを有する例について説明したが、これに限定されない。例えば、液剤投入装置7は、1つのタンク70と1つのポンプ部72とを有してもよい。また、液剤投入装置7は、3つ以上のタンク及びポンプ部を有してもよい。
なお、実施の形態では、洗濯機1が1つの液剤供給ユニット5を有する例について説明したが、これに限定されない。例えば、洗濯機1は、液剤供給ユニット5と交換可能であって、液剤供給ユニット5と異なる構造を有する液剤供給ユニットを有してもよい。
なお、実施の形態では、液剤投入装置7が液剤供給部6に固定的に取り付ける場合について説明したが、これに限定されない。液剤投入装置7は液剤供給部6に対して着脱可能に取り付けられてもよい。例えば、洗濯機1は、第1液剤投入装置と、第1液剤投入装置と異なる第2液剤投入装置とを有し、第1液剤投入装置と、第2液剤投入装置とは選択的に取り付け可能である。このような構成によって、ユーザは、用途に応じて、使用する液剤投入装置を選択して交換できる。
第1の態様における洗濯機は、筐体と、筐体内に回転可能に設けられた洗濯槽と、投入される液剤を収容可能なケースと、ケースに収容された液剤を洗濯槽に供給する供給開口とを有し、筐体に取り付けられる液剤供給部と、複数回分の液剤を収容可能なタンクと、タンクに収容された液剤を所定量においてケースに投入するポンプ部とを有し、液剤供給部に取り付けられる液剤投入装置と、を備える。
第2の態様における洗濯機として、第1の態様における洗濯機において、液剤投入装置を液剤供給部に取り付けるための接続部材をさらに有する。
第3の態様における洗濯機として、第2の態様における洗濯機において、接続部材は、ポンプ部とケースとを連通させる流路を形成する。
第4の態様における洗濯機として、第3の態様における洗濯機において、流路の上流端は、流路の下流端より高い位置に形成される。
第5の態様における洗濯機として、第4の態様における洗濯機において、液剤投入装置を液剤供給部に取り付ける取付方向から見ると、上流端と下流端とは、横方向にずれている。
第6の態様における洗濯機として、第2から第5の態様のいずれかにおける洗濯機において、接続部材は、タンクの上面及び下面を挟む一対の壁部を有する。
第7の態様における洗濯機として、第1から第6の態様のいずれかにおける洗濯機において、タンクは、第1部分と、第1部分よりも高さの低い第2部分とを有し、ポンプ部は、第2部分の上面に設けられたポンプ接続口に接続される。
第8の態様における洗濯機として、第7の態様における洗濯機において、ポンプ部とタンクとの接続方向は、ポンプ部と液剤供給部との取付方向と交差する。
第9の態様における洗濯機として、第7または第8の態様における洗濯機において、第1部分には開閉可能な蓋が設けられ、蓋の最大開口角度は、水平に対して90°以上180°以下であるように規制される。
第10の態様における洗濯機として、第1から第9の態様のいずれかにおける洗濯機において、ポンプ部は、液剤を液剤供給部に投入するように手動で操作されるボタンを有し、ボタンは、前方から後方に押し込まれることによって、液剤を液剤供給部に投入する。
第11の態様における洗濯機として、第10の態様における洗濯機において、ボタンの前面とタンクの前面は面一に形成される。
第12の態様における洗濯機として、第1から第11の態様のいずれかにおける洗濯機において、ケースは、第1ケースと第2ケースとを有し、タンクは、第1タンクと第2タンクとを有し、ポンプ部は、第1タンクに接続され、第1ケースに液剤を投入する第1ポンプ部と、第2タンクに接続され、第2ケースに液剤を投入する第2ポンプ部とを有する。
第13の態様における洗濯機として、第12の態様における洗濯機において、第1ポンプ部と第2ポンプ部とは、第1タンクと第2タンクとの間に配置される。
第14の態様における洗濯機として、第1から第13の態様のいずれかにおける洗濯機において、筐体の上面には、洗濯槽に連通する筐体開口が設けられ、筐体には、筐体開口の外周に面して開口し、液剤供給部を収容する収容部が形成され、液剤投入装置は、収容部から外側に突出して筐体開口の内部に位置する。
第15の態様における洗濯機として、第14の態様における洗濯機において、タンクとポンプ部とは、筐体開口の外周に沿って並ぶ。
第16の態様における洗濯機として、第1から第15の態様のいずれかにおける洗濯機において、液剤投入装置は液剤供給部に対して着脱可能に取り付けられ、液剤投入装置は、第1液剤投入装置と、第1液剤投入装置と異なる第2液剤投入装置とを有し、第1液剤投入装置と、第2液剤投入装置とは選択的に取り付け可能である。
第17の態様における液剤供給ユニットは、投入される液剤を収容可能なケースと、ケースに収容された液剤を洗濯機に供給する供給開口とを有する液剤供給部と、複数回分の液剤を収容可能なタンクと、タンクに収容された液剤を所定量においてケースに投入するポンプ部とを有し、液剤供給部に取り付けられる液剤投入装置と、を備える。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本開示は、洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、縦型洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機、ドラム式洗濯乾燥機などに、本開示は適用可能である。
1 洗濯機
2 筐体
3 水槽
4 洗濯槽
5 液剤供給ユニット
6 液剤供給部
7 液剤投入装置
8 接続部材
22 収容部
60 ケース
61 ケース
62 ケース
60A 投入口
61A 投入口
60B 供給開口
61B 供給開口
66 投入口
67 投入口
68 投入口
70 タンク
71 タンク
72 ポンプ部
73 ポンプ部
81 保持部材
82 流路部材
86 流路
87 流路

Claims (17)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に回転可能に設けられた洗濯槽と、
    投入される液剤を収容可能なケースと、前記ケースに収容された液剤を前記洗濯槽に供給する供給開口とを有し、前記筐体に取り付けられる液剤供給部と、
    複数回分の液剤を収容可能なタンクと、前記タンクに収容された液剤を所定量において前記ケースに投入するポンプ部とを有し、前記液剤供給部に取り付けられる液剤投入装置と、
    を備える、洗濯機。
  2. 前記液剤投入装置を前記液剤供給部に取り付けるための接続部材をさらに有する、請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記接続部材は、前記ポンプ部と前記ケースとを連通させる流路を形成する、請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記流路の上流端は、前記流路の下流端より高い位置に形成される、請求項3に記載の洗濯機。
  5. 前記液剤投入装置を前記液剤供給部に取り付ける取付方向から見ると、前記上流端と前記下流端とは、横方向にずれている、請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記接続部材は、前記タンクの上面及び下面を挟む一対の壁部を有する、請求項2に記載の洗濯機。
  7. 前記タンクは、第1部分と、前記第1部分よりも高さの低い第2部分とを有し、
    前記ポンプ部は、前記第2部分の上面に設けられたポンプ接続口に接続される、請求項1に記載の洗濯機。
  8. 前記ポンプ部と前記タンクとの接続方向は、前記ポンプ部と前記液剤供給部との取付方向と交差する、請求項7に記載の洗濯機。
  9. 前記第1部分には開閉可能な蓋が設けられ、前記蓋の最大開口角度は、水平に対して90°以上180°以下であるように規制される、請求項7に記載の洗濯機。
  10. 前記ポンプ部は、液剤を前記液剤供給部に投入するように手動で操作されるボタンを有し、
    前記ボタンは、前方から後方に押し込まれることによって、液剤を前記液剤供給部に投入する、請求項1に記載の洗濯機。
  11. 前記ボタンの前面と前記タンクの前面は面一に形成される、請求項10に記載の洗濯機。
  12. 前記ケースは、第1ケースと第2ケースとを有し、
    前記タンクは、第1タンクと第2タンクとを有し、
    前記ポンプ部は、前記第1タンクに接続され、前記第1ケースに液剤を投入する第1ポンプ部と、前記第2タンクに接続され、前記第2ケースに液剤を投入する第2ポンプ部とを有する、請求項1に記載の洗濯機。
  13. 前記第1ポンプ部と前記第2ポンプ部とは、前記第1タンクと前記第2タンクとの間に配置される、請求項12に記載の洗濯機。
  14. 前記筐体の上面には、前記洗濯槽に連通する筐体開口が設けられ、
    前記筐体には、前記筐体開口に面して開口し、前記液剤供給部を収容する収容部が形成され、
    前記液剤投入装置は、前記収容部から外側に突出して前記筐体開口の内部に位置する、請求項1に記載の洗濯機。
  15. 前記タンクと前記ポンプ部とは、前記筐体開口の外周に沿って並ぶ、請求項14に記載の洗濯機。
  16. 前記液剤投入装置は前記液剤供給部に対して着脱可能に取り付けられ、
    前記液剤投入装置は、第1液剤投入装置と、前記第1液剤投入装置と異なる第2液剤投入装置とを有し、
    前記第1液剤投入装置と、前記第2液剤投入装置とは選択的に取り付け可能である、請求項1から15のいずれか一項に記載の洗濯機。
  17. 投入される液剤を収容可能なケースと、前記ケースに収容された液剤を洗濯機に供給する供給開口とを有する液剤供給部と、
    複数回分の液剤を収容可能なタンクと、前記タンクに収容された液剤を所定量において前記ケースに投入するポンプ部とを有し、前記液剤供給部に取り付けられる液剤投入装置と、
    を備える、液剤供給ユニット。
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