JP2024014429A - 電力増幅回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な回路構成によって、入力電力が大きくなる場合に増幅素子の破壊を防止できる電力増幅回路を提供する。【解決手段】電力増幅回路10は、ベースにバイアス電流IB1が供給され、入力信号RFinを増幅して電流I1を出力するトランジスタ101と、エミッタがトランジスタ101のベースに接続され、エミッタから、トランジスタ101のベースにバイアス電流IB1を供給する、トランジスタ102と、トランジスタ102のベースに接続されるトランジスタ1031と、トランジスタ1031を流れる電流I2に基づいて比較電圧Vcompを生成する比較電圧生成回路103と、トランジスタ102のベースに接続され、比較電圧と基準電圧とが供給され、比較電圧と基準電圧とに基づいて、電流I2の増加に伴ってトランジスタ102のベースに供給される電流I3aを減少させる比較回路104とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電力増幅回路に関する。
増幅器に供給される電源電圧を高くしたり、増幅素子に流れる電流を増加させたりすることによって、増幅器の高出力化が図られる傾向がある。しかし、高出力化に伴い増幅素子は電圧や電流によって破壊しやすくなる。そこで、高出力を可能としつつも増幅素子の破壊を防止する必要がある。特許文献1には、増幅素子の破壊を防止するために、電力増幅回路に配置した抵抗の電圧降下に基づいて、増幅素子の過電流状態を検出し、検出電位が基準の閾値を超える場合に、バイアス電流入力用のカレントミラー回路の動作を遮断する構成が示される。
国際公開第2020/080332号
ところで、電力増幅回路の出力電力を制御する方法として、電力増幅回路の利得を一定にして入力電力を制御する方法や、入力電力を一定にして電力増幅回路の利得を制御する方法がある。出力電力を制御するために入力電力を制御する方法を採用する場合、増幅素子が飽和状態で動作することがある。飽和状態で動作する増幅素子に対して、高出力化のために高い入力を加える場合、特に増幅素子が破壊されやすくなる。よって、増幅素子が飽和状態で動作する場合には、増幅器に入力される電力を抑制する必要がある。この点、特許文献1に示される構成を用いることも考えられるが、特許文献1に記載の構成は、多くの回路素子を有しており、構成が複雑となってしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡易な回路構成によって、入力電力が大きくなる場合に増幅素子の破壊を防止できる電力増幅回路を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る電力増幅回路は、ベース又はゲートにバイアス電流又は電圧が供給され、入力信号を増幅して第1電流を出力する第1トランジスタと、エミッタ又はソースが第1トランジスタのベース又はゲートに接続され、エミッタ又はソースから、第1トランジスタのベース又はゲートにバイアス電流又は電圧を供給する、第2トランジスタと、第2トランジスタのベース又はゲートに接続される第3トランジスタを有し、第3トランジスタを流れる第2電流に基づいて比較電圧を生成する比較電圧生成回路と、第2トランジスタのベース又はゲートに接続され、比較電圧と基準電圧とが供給され、比較電圧と基準電圧とに基づいて、第2電流の増加に伴って第2トランジスタのベース又はゲートに供給される第3電流を減少させる比較回路と、を備える。
本発明の他の一側面に係る電力増幅回路は、ベース又はゲートに第1バイアス電流又は電圧が供給され、第1信号を増幅して第1電流を出力する第1トランジスタと、エミッタ又はソースが第1トランジスタのベース又はゲートに接続され、エミッタ又はソースから、第1トランジスタのベース又はゲートに第1バイアス電流又は電圧を供給する、第2トランジスタと、第2トランジスタのベース又はゲートに接続される第3トランジスタを有し、第3トランジスタを流れる第2電流に基づいて比較電圧を生成する、比較電圧生成回路と、ベース又はゲートに第2バイアス電流又は電圧が供給され、コレクタ又はドレインが第1トランジスタのベース又はゲートに接続され、入力信号を増幅して第1信号を出力する第4トランジスタと、エミッタ又はソースが第3トランジスタのベース又はゲートに接続され、エミッタ又はソースから、第3トランジスタのベース又はゲートに第2バイアス電流又は電圧を供給する第5トランジスタと、第2トランジスタのベース又はゲートと第5トランジスタのベース又はゲートとに接続され、比較電圧と基準電圧とが供給され、比較電圧と基準電圧とに基づいて、第5トランジスタのベース又はゲートに供給される第3電流を減少させる比較回路と、を備える。
本発明によれば、簡易な回路構成によって、入力電力が大きくなる場合に増幅素子の破壊を防止できる電力増幅回路を提供することが可能となる。
第1実施形態に係る電力増幅回路の回路図である。 第2実施形態に係る電力増幅回路の回路図である。 第2実施形態に係る電力増幅回路の動作を説明する図である。 第2実施形態に係る電力増幅回路の動作を説明する図である。 第2実施形態に係る電力増幅回路の動作を説明する図である。 比較電圧生成回路の他の例を説明する図である。 比較電圧生成回路の他の例を説明する図である。 第2実施形態に係る電力増幅回路の詳細な回路図である。 第2実施形態に係る電力増幅回路の他の詳細な回路図である。
第1実施形態について説明する。図1には第1実施形態に係る電力増幅回路の模式的な回路図が示される。電力増幅回路10は、トランジスタ101,102、比較電圧生成回路103、比較回路104、キャパシタ105、抵抗素子106、及びインダクタ107を備える。トランジスタ101は、入力信号RFinを増幅してコレクタから出力信号RFoutを出力する。入力信号RFinは、電流と電圧を含む。出力信号RFoutは、電流を含む。
トランジスタ101(第1トランジスタ)は、ベースが入力に接続され、コレクタが出力に接続され、エミッタが接地に接続される。ベースに入力信号RFinが入力される。また、トランジスタ101は、後述のトランジスタ102からバイアス電流又は電圧がベースに供給される。ここでは、トランジスタ101のベースにバイアス電流IB1が供給される例が示される。また、トランジスタ101は、コレクタに電源電圧Vが供給される。トランジスタ101のコレクタには電流I1(第1電流)が流れる。
また、トランジスタ101のベースには、入力信号RFinの直流信号を遮断するためのキャパシタ105が接続される。トランジスタ101のコレクタには、電源への交流信号の流入を抑制するインダクタ107が接続される。
トランジスタ102(第2トランジスタ)は、エミッタがトランジスタ101のベースに接続され、コレクタが電源に接続され、ベースが後述の比較電圧生成回路103を通じて、バイアス制御端子B1に接続される。トランジスタ102は、バイアス制御端子B1から供給されるバイアス制御信号BC1に応じて、バイアス電流又は電圧をトランジスタ101に供給する。ここでは、トランジスタ102のベースにバイアス電流として電流I3a(第3電流)が供給される例が示される。また、トランジスタ101のベースとトランジスタ102のエミッタとの間には、抵抗素子106が設けられる。
トランジスタ101,102は、例えばヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT:Heterojunction Bipolar Transistor)等のバイポーラトランジスタにより構成される。なお、トランジスタ101,102は、HBTの代わりにMOSFET(Metal-oxide-semiconductor Field-Effect Transistor)等の電界効果トランジスタにより構成されてもよい。この場合、以下に述べるコレクタ、ベース、エミッタを、それぞれ、ドレイン、ゲート、ソースに読み替えればよい。また、以降の実施形態で説明するトランジスタについても同様である。
比較電圧生成回路103は、トランジスタ102のベースとバイアス制御端子B1との間に設けられる。比較電圧生成回路103は、トランジスタ1031(第3トランジスタ),1032、接続点1033、及び抵抗素子1034を有する。
トランジスタ1031,1032はダイオード接続されたトランジスタである。トランジスタ1031はエミッタが接地に接続される。トランジスタ1031のコレクタはトランジスタ1032のエミッタに接続される。トランジスタ1032のコレクタは、接続点1033を通じてトランジスタ102のベースに接続される。また、トランジスタ1032のコレクタは接続点1033を通じて抵抗素子1034に接続される。
トランジスタ1031,1032は、例えば、トランジスタ101と同じ半導体チップ上に形成されるトランジスタである。この場合、トランジスタ101の温度状態とトランジスタ1031,1032の温度状態は同等の状態となる。また、トランジスタ101の温度特性とトランジスタ1031,1032の温度特性とが共通するように、トランジスタ101,1031,1032が半導体チップに形成されてもよい。
トランジスタ1031,1032は、それぞれに共通して流れる電流I2(第2電流)に基づいて、接続点1033において比較電圧Vcompを生成する。接続点1033における比較電圧は、トランジスタ1031,1032それぞれの動作電圧をVbeとすると、2Vbeとなる。
比較回路104は、バイアス制御端子B1及び比較電圧生成回路103に接続される。比較回路104は、比較電圧生成回路103を通じてトランジスタ102のベースに接続される。比較回路104には、基準電圧Vrefを発生させる基準電圧源1041から基準電圧Vrefが供給される。比較回路104は、比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとに基づいて、電流I4(第4電流)をバイアス制御端子B1側から引き抜く。比較回路104は、例えば、非反転入力端子と反転入力端子を有する差動アンプとして表される。図1では、比較回路104は、非反転入力端子がバイアス制御端子B1及び比較電圧生成回路103に接続され、反転入力端子が基準電圧源1041に接続される。また、比較回路104は、出力がバイアス制御端子B1及び比較電圧生成回路103に接続される。
比較回路104は、比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとに基づいて、電流I2の増加に伴って電流I3aを減少させるように電流I4を発生させる。
電力増幅回路10の動作について説明する。
電力増幅回路10では、入力信号RFin及びバイアス電流IB1に応じてトランジスタ101のコレクタに電流I1が流れる。トランジスタ101は、電力増幅を行うと発熱し、その発熱量は電流I1の増加に応じて増加する。すなわち、トランジスタ101の出力電力が増加すると、トランジスタ101の発熱量が増加する。
トランジスタ101が発熱するとトランジスタ101の温度が上昇する。また、トランジスタ101の温度上昇に伴って、例えば同じチップ上に設けられ、熱的に近く配置されているトランジスタ1031,1032の温度も上昇する。
トランジスタ1031,1032の温度上昇に伴って、トランジスタ1031,1032の動作点が変化する。具体的には、トランジスタ1031,1032は、電流I2が流れるための閾値電圧が減少するように動作点が変化する。閾値電圧の減少は、ある電圧値においてトランジスタ1031,トランジスタ1032を流れる電流I2の増加をもたらす。また、トランジスタ1031,トランジスタ1032が接続点1033において発生する比較電圧Vcompの減少をもたらす。
比較電圧Vcompが減少すると、非反転入力端子における電圧と反転入力端子における基準電圧Vrefとの差分が増加する。比較回路104は、この差分電圧に基づいて電流I4をバイアス制御端子B1から引き込む。
その結果、トランジスタ102のベースに供給される電流I3aが電流I4に応じて減少する。電流I3aが減少すると、トランジスタ102がトランジスタ101に供給するバイアス電流IB1が減少する。バイアス電流IB1が減少することによって、電流I1は減少する。これにより、電流I1の増加が抑制される。電流I1の増加が抑制されることによって、トランジスタ101が過電流によって破壊されることを防止できる。
第2実施形態について説明する。第2実施形態では第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
図2には、第2実施形態に係る電力増幅回路20の模式的な回路図が示される。電力増幅回路20は、トランジスタ101,102、比較電圧生成回路103、比較回路104A、キャパシタ105、抵抗素子106、インダクタ107、及びトランジスタ201,202、比較電圧生成回路203、キャパシタ205、抵抗素子206、及びインダクタ207を備える。
電力増幅回路20では、トランジスタ101のベースは、キャパシタ105を通じて、トランジスタ201のコレクタに接続される。電力増幅回路20では、トランジスタ201に入力信号RFinが入力され、トランジスタ201は、入力信号RFinを増幅してコレクタから信号RF1を出力する。信号RF1はトランジスタ101に入力され、トランジスタ101は、信号RF1を増幅して、出力信号RFoutを出力する。
また、電力増幅回路20では、比較回路104Aが後述のトランジスタ202に接続されている点で、第1実施形態に係る電力増幅回路10と異なる。
トランジスタ201(第4トランジスタ)は、ベースが入力端子に接続され、コレクタが出力端子、トランジスタ101に接続され、エミッタが接地に接続される。トランジスタ201は、後述のトランジスタ202からバイアス電流又は電圧がベースに供給される。ここでは、トランジスタ201のベースにバイアス電流IB2が供給される例が示される。また、トランジスタ201は、コレクタに電源電圧Vが供給される。
また、トランジスタ201のベースには、入力信号RFinの直流信号をカットするためのキャパシタ205が接続される。トランジスタ201のコレクタには、電源への交流信号の流入を抑制するインダクタ207が接続される。
トランジスタ202(第5トランジスタ)は、エミッタがトランジスタ201のベースに接続され、コレクタが電源に接続され、ベースが後述の比較電圧生成回路203を通じて、バイアス制御端子B2に接続される。トランジスタ202は、バイアス制御端子B2から供給されるバイアス制御信号BC2に応じて、バイアス電流又は電圧をトランジスタ201に供給する。ここでは、トランジスタ202のベースにバイアス電流として電流I3b(第3電流)が供給される例が示される。また、トランジスタ201のベースとトランジスタ202のエミッタとの間には、抵抗素子206が設けられる。
比較電圧生成回路203は、トランジスタ202のベースとバイアス制御端子B2との間に設けられる。比較電圧生成回路203は、トランジスタ2031,2032、接続点2033、及び抵抗素子2034を有する。比較電圧生成回路203は、比較電圧生成回路103と同様の機能を有する。また、トランジスタ2031,2032、接続点2033、及び抵抗素子2034は、トランジスタ1031、1032、接続点1033、及び抵抗素子1034と同様の接続関係を有し、同様の性質を有する素子である。
比較回路104Aは、バイアス制御端子B1、比較電圧生成回路103、バイアス制御端子B2、及び比較電圧生成回路203に接続される。比較回路104Aは、比較電圧生成回路203を通じてトランジスタ202のベースに接続される。比較回路104Aには、基準電圧Vrefを発生させる基準電圧源1041から基準電圧Vrefが供給される。比較回路104Aは、比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとに基づいて、電流I4(第4電流)をバイアス制御端子B2側から引き抜く。比較回路104は、例えば、非反転入力端子と反転入力端子を有する差動アンプとして表される。図 2では、比較回路104Aは、非反転入力端子がバイアス制御端子B1及び比較電圧生成回路103に接続され、反転入力端子が基準電圧源1041に接続される。また、比較回路104Aは、出力がバイアス制御端子B2及び比較電圧生成回路203に接続される。
比較回路104Aは、比較電圧生成回路103が発生させる比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとに基づいて、比較電圧Vcompの低下に伴って電流I3bを減少させるように電流I4を発生させる。
電力増幅回路20の動作について説明する。
電力増幅回路20では、入力信号RFinに応じた出力信号RF1及びバイアス電流IB1に応じてトランジスタ101のコレクタに電流I1が流れ、トランジスタ101の発熱量が増加する点は電力増幅回路10と同様である。また、トランジスタ101の温度が上昇し、トランジスタ1031,1032の動作点が変化する点も同様である。結果として、ある電圧値においてトランジスタ1031,トランジスタ1032を流れる電流I2の増加、または、トランジスタ1031,トランジスタ1032が接続点1033において発生する比較電圧Vcompの減少がもたらされる。
比較電圧Vcompが減少すると、比較回路104Aの非反転入力端子における電圧と、反転入力端子における基準電圧Vrefとの差分が増加する。比較回路104Aは、この差分電圧に基づいて電流I4をバイアス制御端子B2から引き込む。
結果として、トランジスタ202のベースに供給される電流I3bが電流I4に応じて減少する。電流I3bが減少すると、トランジスタ202がトランジスタ201に供給するバイアス電流IB2が減少する。バイアス電流IB2が減少することによって、トランジスタ201が出力する信号RF1の電力は減少する。トランジスタ101に入力される信号RF1の電力が減少するので、電流I1の増加が抑制される。電流I1の増加が抑制されることによって、トランジスタ101が過電流によって破壊されることを防止できる。
図3から図5を参照して、電力増幅回路20における出力電力の抑制について説明する。図3は、トランジスタ201に入力される信号の電力を10dBmとした場合の、トランジスタ101のコレクタ-エミッタ間電圧Vceとコレクタ-エミッタ間電流Ice(電流I1)との関係をプロットしたグラフである。電力増幅回路20の動作は実線で示される曲線C1によって表される。また、参照例として、比較電圧生成回路103,比較回路104を有しない電力増幅回路における動作が破線で表される曲線C2として示される。
図3で特に注目すべきは、コレクタ-エミッタ間電圧Vceがおよそ3Vから10V、かつコレクタ-エミッタ間電流Iceが1.0Aから3.0Aである範囲における曲線C1と曲線C2の差異である。上記範囲は、トランジスタ101における損失(コレクタ-エミッタ間電圧Vceとコレクタ-エミッタ間電流Iceとの積)が大きくなりやすい動作範囲である。この範囲において、曲線C1は曲線C2よりもより原点の側に近く、トランジスタ101における損失が抑制されていることが示される。トランジスタ101における損失は、すなわちトランジスタ101における発熱であり、電力増幅回路20は、トランジスタ101の発熱を抑制できていることが示される。トランジスタ101の発熱抑制は、比較回路104Aが、トランジスタ201に供給されるバイアス電流を低下させた結果として生じたものである。
次に、図4を参照して、電力増幅回路に入力される信号の電力Pin[dBm]を変化させた場合の、トランジスタ101のコレクタ-エミッタ間電流Ice[A]及びトランジスタ101からの出力電力Pout[dBm]について説明する。
図4(a)では、電力増幅回路20のコレクタ-エミッタ間電流Iceである電流Ic1が実線で示され、参照例の電力増幅回路におけるコレクタ-エミッタ間電流Iceである電流Ic2が破線で示される。
図4(b)では、電力増幅回路20のトランジスタ101からの出力電力P1が実線で示され、参照例の電力増幅回路における出力段のトランジスタからの出力電力P2が破線で示される。
図4(a)にて示されるように、電力増幅回路20では、入力電力が大きくなった場合に、トランジスタ101を流れる電流Icが抑制されていることが示される。特に、入力信号の電力Pinが8~10dBmの高入力電力の領域で、電流Ic1が電流Ic2より小さくなっている。
図4(b)にて示されるように、トランジスタ101を流れる電流が抑制されている結果として、出力電力P1が抑制される。特に、入力信号の電力Pinが8~10dBmの高入力電力の領域で、出力電力P1が出力電力P2より小さくなっている。
図5は、電源電圧V(Vcc)をVcc=3.0,4.0,5.0のそれぞれとした場合における、電力増幅回路20での、トランジスタ101のコレクタ-エミッタ間電流Ic3,Ic4,Ic5と、出力電力P3,P4,P5[dBm]の入力信号の電力Pin[dBm]に対する変化を示したグラフである。図5(a),(b)に示されているように、特にトランジスタ101が高出力となる電源電圧の値(例えばVcc=5.0V)の場合に、コレクタ-エミッタ間電流が抑制され、結果として、出力電力P5が抑制される。一方、低出力電力(例えばVcc=3.0V又は4.0V)の場合には、コレクタ-エミッタ間電流Ic3,Ic4は抑制されておらず、結果として、出力電力P3,P4も抑制されず、十分な電力増幅が行われる。このように、電力増幅回路20は、高出力の場合にトランジスタ101への過入力を抑制することで、低出力や中出力の場合は出力を確保しつつ、トランジスタ101の破壊を抑制することができる。
図6,7を参照して、電力増幅回路10又は電力増幅回路20における、比較電圧生成回路103の他の構成の一例について説明する。図6には、電力増幅回路10において、比較電圧生成回路103の構成を変化させた電力増幅回路10Aの回路図が示される。比較電圧生成回路103Aはトランジスタ1031,1032に代えて、トランジスタ1035(第3トランジスタ)を有する。比較電圧生成回路103Aによっても、接続点1033に比較電圧Vcompを発生させ、比較回路104による制御を行うことができる。
図7には、電力増幅回路10において比較電圧生成回路103の構成を変化させた電力増幅回路10Bの回路図が示される。比較電圧生成回路103Bはトランジスタ1031,1032に加えて、トランジスタ1037、抵抗素子1038、及びキャパシタ1039を有する。比較電圧生成回路103Bによっても、接続点1033に比較電圧Vcompを発生させ、比較回路104による制御を行うことができる。図6,図7で示した比較電圧生成回路103A、103Bは、電力増幅回路20においても同様に適用することが可能である。
図8を参照して、電力増幅回路20の詳細な回路図について説明する。図8に示されるように、電力増幅回路20は、バイアス制御回路301,バイアス制御回路302を有する。バイアス制御回路301は、トランジスタ3011,3012,3013,3014、及び電流源3015を有する。バイアス制御回路301では、トランジスタ3011とトランジスタ3013との組、及びトランジスタ3012とトランジスタ3014との組がカレントミラー接続される。バイアス制御回路301は、電流源3015からの電流に応じて、バイアス制御信号BC1をトランジスタ102に供給する。バイアス制御回路302は、トランジスタ3021,3022,3023,3024、及び電流源3025を有する。バイアス制御回路302は、電流源3025からの電流に応じて、バイアス制御信号BC2をトランジスタ202に供給する。
比較回路104Aは、基準電圧源1041の他に、抵抗素子1042、キャパシタ1043、トランジスタ1044,1045,1046,1047、抵抗素子1048,1049、電流源10410、トランジスタ10411、キャパシタ10412、及びトランジスタ10413,10414を有する。
比較回路104Aでは、基準電圧源1041に接続されるトランジスタ1045と、トランジスタ1044とによって定まる電圧と、Vcompに応じて、トランジスタ1046,1047,抵抗素子1049とによって定まる電圧との差分に応じた電圧が、トランジスタ10414のゲートに供給される。トランジスタ10414は、基準電圧Vrefと比較電圧Vcompとの差分が大きいほど、より多くの電圧がゲートに供給され、より多く電流I4を引き込むよう動作する。
図9を参照して、電力増幅回路20の他の例である、電力増幅回路20Aの詳細な回路図について説明する。図9に示されるように、電力増幅回路20Aでは、比較回路104Aに代えて、比較回路904を有する。比較回路904は、基準電圧源9041、抵抗素子9042,9043、トランジスタ9044,9045,電流源9046、トランジスタ9047,9048、9049、及びキャパシタ90410を有する。比較回路904では、基準電圧源9041に接続されるトランジスタ9044と、トランジスタ9047とによって定まる電圧と、Vcompに応じてトランジスタ9045,9048によって定まる電圧との差分に応じた電圧が、トランジスタ9049のゲートに供給される。トランジスタ9049は、基準電圧Vrefと比較電圧Vcompとの差分が大きいほど、より多くの電圧がゲートに供給され、より多く電流I4を引き込むよう動作する。
以上、本発明の例示的な実施形態について説明した。第1実施形態に係る電力増幅回路10は、ベースにバイアス電流IB1が供給され、入力信号RFinを増幅して電流I1を出力するトランジスタ101と、エミッタがトランジスタ101のベースに接続され、エミッタから、トランジスタ101のベースにバイアス電流IB1を供給する、トランジスタ102と、トランジスタ102のベースに接続されるトランジスタ1031を有する。電力増幅回路10は、トランジスタ1031を流れる電流I2に基づいて比較電圧Vcompを生成する比較電圧生成回路103と、トランジスタ102のベースに接続され、比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとが供給され、比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとに基づいて、電流I2の増加に伴ってトランジスタ102のベースに供給される電流I3aを減少させる比較回路104とを有する。
トランジスタ101への入力が増加し、電流I1が増加した場合、トランジスタ101は発熱する。トランジスタ101の発熱が、トランジスタ1031に伝わることで、トランジスタ1031の動作点が変化する。例えば、トランジスタ1031の温度が上昇した場合、トランジスタ1031の動作点は、電流I2が増加する又は比較電圧Vcompが減少するように変化する。比較回路104は、比較電圧生成回路103によって検出される上記変化に基づいて、トランジスタ102のベースに供給される電流I3aを減少させる。これにより、トランジスタ102がトランジスタ101に供給するバイアス電流IB1が減少する。従って、トランジスタ101を流れる電流I1の増加が抑制され、トランジスタ101の破壊を抑制できる。
また、電力増幅回路10では、比較回路104は、比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとの差分である差分電圧に基づく電流I4を発生させ、電流I3aから電流I4を除くことで、電流I3aを減少させてもよい。また、電力増幅回路10では、比較電圧生成回路103は、トランジスタ101の温度上昇に伴って、比較電圧を低下させてもよい。これらの態様によっても、トランジスタ101を流れる電流I1の増加が抑制され、トランジスタ101の破壊を抑制できる。
また、第2実施形態に係る電力増幅回路20では、ベースにバイアス電流IB1が供給され、入力信号RFinに応じた出力信号RF1を増幅して電流I1を出力するトランジスタ101と、エミッタがトランジスタ101のベースに接続され、エミッタから、トランジスタ101のベースにバイアス電流IB1を供給する、トランジスタ102と、トランジスタ102のベースに接続されるトランジスタ1031を有する。また、電力増幅回路20は、トランジスタ1031を流れる電流I2に基づいて比較電圧Vcompを生成する比較電圧生成回路103を有する。
電力増幅回路20は、ベースにバイアス電流IB2が供給され、コレクタがトランジスタ101のベースに接続され、入力信号RFinを増幅して信号RF1を出力するトランジスタ201と、エミッタがトランジスタ201のベースに接続され、エミッタから、トランジスタ201のベースにバイアス電流IB2を供給するトランジスタ202とを有する。
電力増幅回路20は、トランジスタ102のベースとトランジスタ202のベースとに接続され、比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとが供給され、比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとに基づいて、トランジスタ202のベースに供給される電流I3bを減少させる比較回路104Aと、を有する。
電力増幅回路20において、トランジスタ101への入力が増加し、電流I1が増加した場合、トランジスタ101は発熱する。トランジスタ101の発熱が、トランジスタ1031に伝わることで、トランジスタ1031の動作点が変化する。例えば、トランジスタ1031の温度が上昇した場合、トランジスタ1031の動作点は、電流I2が増加する又は比較電圧Vcompが減少するように変化する。比較回路104Aは、比較電圧生成回路103によって検出される上記変化に基づいて、トランジスタ202のベースに供給される電流I3bを減少させる。これにより、トランジスタ202がトランジスタ201に供給するバイアス電流IB2が減少する。よって、トランジスタ201が出力する信号RF1の電力が低下する。従って、トランジスタ101の入力電力が抑制され、トランジスタ101を流れる電流I1の増加が抑制されるので、トランジスタ101の破壊を抑制できる。
また、電力増幅回路20では、比較回路104Aは、比較電圧Vcompと基準電圧Vrefとの差分である差分電圧に基づく電流I4を発生させ、電流I3bから電流I4を除くことで、電流I3bを減少させてもよい。また、電力増幅回路20では、比較電圧生成回路103は、トランジスタ101の温度上昇に伴って、比較電圧を低下させてもよい。これらの態様によっても、トランジスタ101を流れる電流I1の増加が抑制され、トランジスタ101の破壊を抑制できる。
なお、以上説明した各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。即ち、各実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、各実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換又は組み合わせが可能であることは言うまでもなく、これらも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
<1>
ベース又はゲートにバイアス電流又は電圧が供給され、入力信号を増幅して第1電流を出力する第1トランジスタと、
エミッタ又はソースが前記第1トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記エミッタ又はソースから、前記第1トランジスタのベース又はゲートに前記バイアス電流又は電圧を供給する、第2トランジスタと、
前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続される第3トランジスタを有し、前記第3トランジスタを流れる第2電流に基づいて比較電圧を生成する比較電圧生成回路と、
前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記比較電圧と基準電圧とが供給され、前記比較電圧と前記基準電圧とに基づいて、前記第2電流の増加に伴って前記第2トランジスタのベース又はゲートに供給される第3電流を減少させる比較回路と、
を備える、電力増幅回路。
<2>
<1>に記載の電力増幅回路であって、
前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記第3電流を発生するバイアス源、をさらに備え、
前記比較回路は、前記比較電圧と前記基準電圧との差分である差分電圧に基づいて第4電流を発生させ、前記第3電流から前記第4電流を除くことで、前記第3電流を減少させる、
電力増幅回路。
<3>
<1>又は<2>に記載の電力増幅回路であって、
前記比較電圧生成回路は、前記第1トランジスタの温度上昇に伴って、前記比較電圧を低下させる、
電力増幅回路。
<4>
<1>から<3>のいずれかに記載の電力増幅回路であって、
前記比較電圧生成回路は、
コレクタ又はドレインが前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続され、エミッタ又はソースが前記第3トランジスタのコレクタ又はドレインに接続される第4トランジスタと、
前記第4トランジスタのコレクタ又はドレインと、前記比較回路との間に設けられる抵抗素子と、をさらに有する、
電力増幅回路。
<5>
<4>に記載の電力増幅回路であって、
前記抵抗素子は第1抵抗素子であり、
前記比較電圧生成回路は、
ベース又はゲートが前記第3トランジスタのベース又はゲートに接続され、コレクタ又はドレインが前記第2トランジスタのエミッタ又はソースに接続される第5トランジスタと、
前記第5トランジスタのコレクタ又はドレインとベース又はゲートとの間に設けられる第2抵抗素子と、をさらに備える、
電力増幅回路。
<6>
<1>から<3>のいずれかに記載の電力増幅回路であって、
前記比較電圧生成回路は、前記第3トランジスタのコレクタ又はドレインとベース又はゲートとの間に設けられる容量素子、をさらに有する、
電力増幅回路。
<7>
<1>から<6>のいずれかに記載の電力増幅回路であって、
バイアス制御信号を前記第2トランジスタに供給する、バイアス制御回路、をさらに備える、
電力増幅回路。
<8>
<1>から<7>のいずれかに記載の電力増幅回路であって、
前記比較回路は、
前記基準電圧がベース又はゲートに供給される第6トランジスタと、
コレクタ又はドレインを前記第4電流が流れる第7トランジスタと、
を有する、
電力増幅回路。
<9>
ベース又はゲートに第1バイアス電流又は電圧が供給され、第1信号を増幅して第1電流を出力する第1トランジスタと、
エミッタ又はソースが前記第1トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記エミッタ又はソースから、前記第1トランジスタのベース又はゲートに前記第1バイアス電流又は電圧を供給する、第2トランジスタと、
前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続される第3トランジスタを有し、前記第3トランジスタを流れる第2電流に基づいて比較電圧を生成する、比較電圧生成回路と、
ベース又はゲートに第2バイアス電流又は電圧が供給され、コレクタ又はドレインが前記第1トランジスタのベース又はゲートに接続され、入力信号を増幅して前記第1信号を出力する第4トランジスタと、
エミッタ又はソースが前記第4トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記エミッタ又はソースから、前記第4トランジスタのベース又はゲートに前記第2バイアス電流又は電圧を供給する第5トランジスタと、
前記第2トランジスタのベース又はゲートと前記第5トランジスタの前記ベース又はゲートとに接続され、前記比較電圧と基準電圧とが供給され、前記比較電圧と前記基準電圧とに基づいて、前記第5トランジスタのベース又はゲートに供給される第3電流を減少させる比較回路と、
を備える、電力増幅回路。
<10>
<9>に記載の電力増幅回路であって、
前記第5トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記第3電流を発生するバイアス源、をさらに備え、
前記比較回路は、前記比較電圧と前記基準電圧との差分である差分電圧に基づいて第4電流を発生させ、前記第3電流から前記第4電流を除くことで、前記第3電流を減少させる、
電力増幅回路。
<11>
<9>又は<10>に記載の電力増幅回路であって、
前記比較電圧生成回路は、前記第1トランジスタの温度上昇に伴って、前記比較電圧を低下させる、
電力増幅回路。
<12>
<9>から<11>のいずれかに記載の電力増幅回路であって、
前記比較電圧生成回路は、
コレクタ又はドレインが前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続され、エミッタ又はソースが前記第3トランジスタのコレクタ又はドレインに接続される第6トランジスタと、
前記第6トランジスタのコレクタ又はドレインと、前記比較回路との間に設けられる抵抗素子と、をさらに有する、
電力増幅回路。
<13>
<12>に記載の電力増幅回路であって、
前記抵抗素子は第1抵抗素子であり、
前記比較電圧生成回路は、
ベース又はゲートが前記第3トランジスタのベース又はゲートに接続され、コレクタ又はドレインが前記第2トランジスタのエミッタ又はソースに接続される第7トランジスタと、
前記第7トランジスタのコレクタ又はドレインとベース又はゲートとの間に設けられる第2抵抗素子と、をさらに備える、
電力増幅回路。
<14>
<9>から<11>のいずれかに記載の電力増幅回路であって、
前記比較電圧生成回路は、前記第3トランジスタのコレクタ又はドレインとベース又はゲートとの間に設けられる容量素子、をさらに有する、
電力増幅回路。
<15>
<9>から<14>のいずれかに記載の電力増幅回路であって、
バイアス制御信号を前記第2トランジスタに供給する、バイアス制御回路、をさらに備える、
電力増幅回路。
<16>
<9>から<15>のいずれかに記載の電力増幅回路であって、
前記比較回路は、
前記基準電圧がベース又はゲートに供給される第8トランジスタと、
コレクタ又はドレインを前記第4電流が流れる第9トランジスタと、
を有する、
電力増幅回路。
10,10A,10B,20,20A…電力増幅回路、101,102…トランジスタ、103,103A、203…比較電圧生成回路、104,104A…比較回路、201…トランジスタ、202…トランジスタ

Claims (16)

  1. ベース又はゲートにバイアス電流又は電圧が供給され、入力信号を増幅して第1電流を出力する第1トランジスタと、
    エミッタ又はソースが前記第1トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記エミッタ又はソースから、前記第1トランジスタのベース又はゲートに前記バイアス電流又は電圧を供給する、第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続される第3トランジスタを有し、前記第3トランジスタを流れる第2電流に基づいて比較電圧を生成する比較電圧生成回路と、
    前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記比較電圧と基準電圧とが供給され、前記比較電圧と前記基準電圧とに基づいて、前記第2電流の増加に伴って前記第2トランジスタのベース又はゲートに供給される第3電流を減少させる比較回路と、
    を備える、電力増幅回路。
  2. 請求項1に記載の電力増幅回路であって、
    前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記第3電流を発生するバイアス源、をさらに備え、
    前記比較回路は、前記比較電圧と前記基準電圧との差分である差分電圧に基づいて第4電流を発生させ、前記第3電流から前記第4電流を除くことで、前記第3電流を減少させる、
    電力増幅回路。
  3. 請求項1又は2に記載の電力増幅回路であって、
    前記比較電圧生成回路は、前記第1トランジスタの温度上昇に伴って、前記比較電圧を低下させる、
    電力増幅回路。
  4. 請求項1又は2に記載の電力増幅回路であって、
    前記比較電圧生成回路は、
    コレクタ又はドレインが前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続され、エミッタ又はソースが前記第3トランジスタのコレクタ又はドレインに接続される第4トランジスタと、
    前記第4トランジスタのコレクタ又はドレインと、前記比較回路との間に設けられる抵抗素子と、をさらに有する、
    電力増幅回路。
  5. 請求項4に記載の電力増幅回路であって、
    前記抵抗素子は第1抵抗素子であり、
    前記比較電圧生成回路は、
    ベース又はゲートが前記第3トランジスタのベース又はゲートに接続され、コレクタ又はドレインが前記第2トランジスタのエミッタ又はソースに接続される第5トランジスタと、
    前記第5トランジスタのコレクタ又はドレインとベース又はゲートとの間に設けられる第2抵抗素子と、をさらに備える、
    電力増幅回路。
  6. 請求項1又は2に記載の電力増幅回路であって、
    前記比較電圧生成回路は、前記第3トランジスタのコレクタ又はドレインとベース又はゲートとの間に設けられる容量素子、をさらに有する、
    電力増幅回路。
  7. 請求項1に記載の電力増幅回路であって、
    バイアス制御信号を前記第2トランジスタに供給する、バイアス制御回路、をさらに備える、
    電力増幅回路。
  8. 請求項2に記載の電力増幅回路であって、
    前記比較回路は、
    前記基準電圧がベース又はゲートに供給される第6トランジスタと、
    コレクタ又はドレインを前記第4電流が流れる第7トランジスタと、
    を有する、
    電力増幅回路。
  9. ベース又はゲートに第1バイアス電流又は電圧が供給され、第1信号を増幅して第1電流を出力する第1トランジスタと、
    エミッタ又はソースが前記第1トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記エミッタ又はソースから、前記第1トランジスタのベース又はゲートに前記第1バイアス電流又は電圧を供給する、第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続される第3トランジスタを有し、前記第3トランジスタを流れる第2電流に基づいて比較電圧を生成する、比較電圧生成回路と、
    ベース又はゲートに第2バイアス電流又は電圧が供給され、コレクタ又はドレインが前記第1トランジスタのベース又はゲートに接続され、入力信号を増幅して前記第1信号を出力する第4トランジスタと、
    エミッタ又はソースが前記第4トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記エミッタ又はソースから、前記第4トランジスタのベース又はゲートに前記第2バイアス電流又は電圧を供給する第5トランジスタと、
    前記第2トランジスタのベース又はゲートと前記第5トランジスタの前記ベース又はゲートとに接続され、前記比較電圧と基準電圧とが供給され、前記比較電圧と前記基準電圧とに基づいて、前記第5トランジスタのベース又はゲートに供給される第3電流を減少させる比較回路と、
    を備える、電力増幅回路。
  10. 請求項9に記載の電力増幅回路であって、
    前記第5トランジスタのベース又はゲートに接続され、前記第3電流を発生するバイアス源、をさらに備え、
    前記比較回路は、前記比較電圧と前記基準電圧との差分である差分電圧に基づいて第4電流を発生させ、前記第3電流から前記第4電流を除くことで、前記第3電流を減少させる、
    電力増幅回路。
  11. 請求項9又は10に記載の電力増幅回路であって、
    前記比較電圧生成回路は、前記第1トランジスタの温度上昇に伴って、前記比較電圧を低下させる、
    電力増幅回路。
  12. 請求項9又は10に記載の電力増幅回路であって、
    前記比較電圧生成回路は、
    コレクタ又はドレインが前記第2トランジスタのベース又はゲートに接続され、エミッタ又はソースが前記第3トランジスタのコレクタ又はドレインに接続される第6トランジスタと、
    前記第6トランジスタのコレクタ又はドレインと、前記比較回路との間に設けられる抵抗素子と、をさらに有する、
    電力増幅回路。
  13. 請求項12に記載の電力増幅回路であって、
    前記抵抗素子は第1抵抗素子であり、
    前記比較電圧生成回路は、
    ベース又はゲートが前記第3トランジスタのベース又はゲートに接続され、コレクタ又はドレインが前記第2トランジスタのエミッタ又はソースに接続される第7トランジスタと、
    前記第7トランジスタのコレクタ又はドレインとベース又はゲートとの間に設けられる第2抵抗素子と、をさらに備える、
    電力増幅回路。
  14. 請求項9又は10に記載の電力増幅回路であって、
    前記比較電圧生成回路は、前記第3トランジスタのコレクタ又はドレインとベース又はゲートとの間に設けられる容量素子、をさらに有する、
    電力増幅回路。
  15. 請求項9に記載の電力増幅回路であって、
    バイアス制御信号を前記第2トランジスタに供給する、バイアス制御回路、をさらに備える、
    電力増幅回路。
  16. 請求項10に記載の電力増幅回路であって、
    前記比較回路は、
    前記基準電圧がベース又はゲートに供給される第8トランジスタと、
    コレクタ又はドレインを前記第4電流が流れる第9トランジスタと、
    を有する、
    電力増幅回路。
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