JP2024010987A - 飲料容器の栓及びこれを用いた飲料容器 - Google Patents

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【課題】押圧による誤動作が生じないロック機構を備えた飲料容器の栓及びこれを用いた飲料容器を提供する。【解決手段】飲料容器の栓1は、ポンプ機構を備えている。ポンプ機構を操作するための操作部4は上下方向へ往復運動可能に構成されている。操作部4の上下運動と連動するようにカバー6が揺動可能に連結されている。吐出部12の吐出口12aは起立状態と伏臥状態との間で切り替え可能に軸支されている。収納状態では、操作部4が栓本体2の内側へ没状態となり、カバー6は伏臥状態となった吐出口12aを覆う。吐出口12aは起立方向へ付勢されているので、カバー6が開くと、自動的に吐出口12aが起立状態となる。ロック部8を周方向に回転させることにより、操作部4の上下運動のロック及びロック解除が行われる。【選択図】図1

Description

本発明は、吐出口を備え且つ携帯性に優れた飲料容器の栓及びこれを用いた飲料容器に関するものである。
飲料容器の飲料投入口に取付けられる栓には、中身の飲料を吐出可能な開状態と持ち運びのために中身の飲料が漏れないように閉鎖する閉状態とを切り替えることができ、閉状態でロック可能なロック構造を備えるものがある。
このような吐出口にロック機構を備えた飲料容器の蓋体開放構造の技術については、特許文献1に記載がある。
特開2011-131926号公報
しかし、従来の中栓ユニット等に設けられるロック構造は、プッシュボタン式のものが多い。このような構成では、例えば、ボタンが誤って押されることでロックが解除され、中栓が開状態になり、液漏れが生じる恐れがあった。また、カバンの中に入れて持ち運ぶような携帯性に優れた飲料容器の場合、他の荷物との干渉により、ロック機構に意図しない操作が生じる恐れがある。
そこで、本発明は、押圧による誤動作が生じないロック機構を備えた飲料容器の栓及びこれを用いた飲料容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の飲料容器の栓は、飲料の投入口に取付けられる飲料容器の栓であって、前記投入口に固定される栓本体と、起立状態及び伏臥状態を切替可能に前記栓本体側へ軸支された吐出口と、伏臥状態の前記吐出口を開閉可能なカバーと、前記栓本体に対して出没可能に設けられ、没状態が前記カバーの閉状態と一致するように前記カバーの開閉動作を出没動作に連動させる操作部と、前記カバーの閉状態を維持している前記操作部をロック可能なロック部とを備えたことを特徴とする。
このように構成すると、操作部が没状態のときにカバーが伏臥状態の吐出口を閉じる状態となり、その没状態の操作部はロック部でロックされる。これにより、吐出口と共に操作部及びカバーを栓本体内にコンパクトに収容することができる。また、操作部を突出させることにより、カバーの開放と吐出口の起立が同時に行うことが可能であり、操作が簡略されることに加えて、開放後は、吐出口に対して操作部及びカバーを独立に操作することが可能となる。
また、本発明の飲料容器の栓は、上記構成に加えて、前記ロック部は、前記操作部に対して出没方向と平行な軸回りで相対回転可能に配置され、相対回転位置の選択により前記操作部のロック状態及び解除状態を切り替えることを特徴とする。
このように構成すると、操作部に対する相対回転位置の選択によってロック部のロック
状態及び解除状態が切り替えられるように構成されているので、ロック部を回転操作するためには、操作部が設けられている栓本体側を固定する必要がある。すなわち、単に外圧が加わっただけでは、意図せずロックを解除するような動きが生じることがない。さらに、ロック部が操作部の外周を覆うような構成であれば、周方向のどの位置からもロック部の操作が可能になるので、ロック解除などを行い易くなる。また、ボタン式の構成に必要なバネ部品も不要になるため、部品点数の削減が可能となる。
また、本発明の飲料容器の栓は、上記構成に加えて、前記操作部には、前記カバーが開かれる向きへ付勢する付勢手段が備えられていることを特徴とする。
このように構成すると、付勢手段により、操作部を解放するだけでカバーが開かれるので、ロック解除操作と開操作とを別々に行う構成に比べて、飲料を飲むまでの手間が減り、操作性が向上する。
また、本発明の飲料容器の栓は、上記構成に加えて、前記吐出口が、伏臥状態から起立状態へ変化する向きに付勢されていることを特徴とする。
このように構成すると、ロックを解除すると、吐出口を覆っていたカバーが解放され、吐出口が自動的に起立するため、少ない操作で飲料を飲むことができる。また、自動的に立ち上がる動作が、視覚的にユーザを楽しませる仕掛け要素としての効果も与える。
また、本発明の飲料容器の栓は、上記構成に加えて、前記操作部と一体に設けられ、前記飲料容器内へ空気を送り込む動きが前記カバーを開閉する動きに同調するポンプを備えたことを特徴とする。
このように構成すると、操作部がカバーの操作とポンプの操作を兼ねるように構成されるので、少ない部品点数でポンプのロックも行うことができる。
また、本発明の飲料容器の栓は、上記構成に加えて、係合により出没方向への動きがロックされるように、相対回転により係合状態及び非係合状態を切替可能な係合対を有していることを特徴とする。
このように構成すると、回転操作により係合位置に合わせるだけでロックできるような簡素な構成でロック構造を設けることができる。
また、本発明の飲料容器の栓は、上記構成に加えて、前記ロック部と前記栓本体との間には、前記係合対の係合位置において互いに嵌合可能であり、且つ、回転方向へ相対的に乗り越えることが可能な嵌合対が設けられていることを特徴とする。
このように構成すると、直視しなくても、手操作の感覚だけで、ロック状態、ロック解除状態を認識できるため、手に馴染むような操作感が得られる。
また、本発明の飲料容器は、請求項1から7の何れか1項に記載の前記栓を備えたことを特徴とする。
本発明の飲料容器の栓の使用状態を示す全体斜視図である。 図1の栓を液貯留部の投入口から取り外した状態を示す図である。 栓の中央縦断面図であり、(a)は飲み口を収納した状態、(b)は飲み口の使用状態を示す図である。 操作部とロック部の分解図である。 吐出部を取り出した状態の中央縦断面図であり、(a)はカバーを閉じた状態、(b)はカバーを開いた状態を示す図である。 栓の操作を表し、(a)はロック解除の操作、(b)はカバーが開かれて吐出部が起立した状態、(c)は使用後に吐出部を伏臥させる状態、(d)は操作部をロックする状態を示す図である。 栓からロック部を除去した状態を示す分解斜視図である。 栓の横断面を示し、(a)は栓本体の嵌合凸部を通る横断面図、(b)は操作部の係合凸部を通る横断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る飲料容器の栓及びこれを用いた飲料容器について図を用いて説明する。
図1は、本発明の飲料容器100の栓1の使用状態を示す全体斜視図である。また、図2は、図1の栓1を液貯留部10の投入口10aから取り外した状態を示している。
この飲料容器100は吸飲を補助するためのポンプ機構を備えている。このポンプ機構は、直線的な往復運動による操作で空気の圧縮を行うように構成されている。
図1では、空気を送り込む操作を行うための操作部4が、栓本体2から上方に突出している。栓本体2は、栓1の概形を形成するものであり、本実施の形態では、可動部分を除く構成を便宜的に栓本体2と呼ぶこととする。この栓本体2は、大まかに栓本体上部2aと栓本体下部2bとに分割される。飲料を吐出するための吐出部12の吐出口12a側も上方に向けて起立した状態となっている。
操作部4は、円柱状の側面を有し、上方の中央には、吐出部12を収容できる程度の幅で切り欠きが形成されている。この操作部4の切り欠かれた空間には、吐出部12以外にもカバー6が設けられている。
図2を参照すると、操作部4、吐出部12及びカバー6のすべてが栓本体2の上面と面を一致させるように収納された状態が示されている。このように、使用しない状態では、凹凸の殆どない状態で収納されるので、他の荷物などとの干渉を防止でき、取り扱いが容易である。図2の栓本体2の下方に垂下しているのは、吐出部12を構成するストロー14である。
次に、栓1の内部構造について説明する。
図3は、飲み口16の揺動面に平行な面で切断した栓1の中央縦断面図である。図3(a)は飲み口16を収納した状態、(b)は飲み口16の使用状態を示している。
図3(a)では、吐出部12の吐出口12a(図1参照)側が、飲み口16の支軸16aの近傍で屈曲されて伏臥状態となっている。そして、この伏臥状態の飲み口16を覆うようにカバー6が閉じられている。また、操作部4(図2参照)は、栓本体2の上面と面を一致させるようにして没状態となっている。
上述のように、ストロー14は弾性変形可能な素材で形成されているので、飲み口16の揺動に対して柔軟に追従できる。
しかし、90度を超える角度θで屈曲するように構成されているので、屈曲部分で連通
路14aが閉塞されるような変形が生じている。このような構成により、図3(a)のように飲み口16が収納された状態では、飲料が連通路14aの閉塞位置で堰き止められるので、搬送時の液漏れを防止することができる。
ここで、本実施の形態に係る構成では、飲み口16の揺動中心となる軸支位置は、ストロー14に対して伏臥方向へ僅かにシフトするように構成されている。このため、飲み口16の軸支位置がストロー14と重なる位置に設定されるような構成と比較して、伏臥方向への揺動により、ストロー14の先端の軌道よりも飲み口16の先端の軌道の方が一回り大きな弧を描く。したがって、図3(a)に表れているように、伏臥状態のストロー14の先端は、飲み口16の先端よりも奥へ収容された状態となる。よって、この状態の飲み口16が、更にカバー6で覆われるので、衛生的な使用が可能となる。
なお、このように飲み口16の揺動に伴ってストロー14の先端が飲み口16の内側へ収容されるように構成するためには、飲み口16に対してストロー14が摺動可能に保持されている必要がある。
図3(b)は、カバー6が開放された使用状態を示している。
上述のように、ストロー14は弾性変形可能な素材で形成されているので、カバー6による障壁が除去されると、弾性に基づく復元力により、基台18の傾斜する外側向きの位置まで回動により延び上がる。本実施の形態に係る構成では、このように繰り返しの屈曲に耐え、適度な弾性復元力を生じることのできる素材としてシリコン材が選択されている。起立状態になったストロー14では、閉塞されていた連通路14aが開放される。
続いて、操作部4及びロック部8の構造について説明する。
図4は操作部4とロック部8の分解図である。図1を参照しながら説明したように、操作部4は円柱の中央側を飲み口16(吐出部12の構成要素の一つ)とカバー6を収容可能な幅に切り欠いたような外形を有している。この操作部4の下端には、ポンプ20が一体に取付けられる。操作部4の側面には、周方向に略等間隔で4つの係合凸部4aが形成されている。
一方、ロック部8は、大小の筒状部材が内外に二重に重なったような構造となっている。この内側の内筒部8aの内壁には、操作部4の係合凸部4aが上下方向へ係合可能な係合凹部8a1が形成されている。図4(b)には表れていないが、係合凹部8a1は4つの係合凸部4aに対向する4箇所に形成されている。
また、係合凹部8a1に連続して解除凹部8a2が形成されている。解除凹部8a2は、没状態の操作部4のロックを解除し、上方への運動を許容するための構造である。
操作部4の係合凸部4aは、係合凹部8a1内で周方向へ相対回転可能であり、解除凹部8a2内では出没方向へ相対的に上下動が可能である。以降、係合凸部4aと係合凹部8a1とによる構成を係合対と呼ぶこととする。
係合対で係合状態が形成されているときは、図2のように栓1の上面は平らな状態となり、係合凸部4aが係合対を外れて解除凹部8a2側へ移ると、操作部4は図1のように上方へ突出した状態となる。
上述のように、本実施の形態に係る構成では、往復直線運動によるポンプ動作方向を軸とする軸回りに相対回転する方向にロック及びロック解除の操作を行うので、ポンピング
動作時に誤動作が生じる恐れがない。また、押圧力が外部から加わった場合であっても、ロック操作方向と直交するため、誤ってロック解除されることもない。さらに、全周に渡ってロック部8が形成されているので、どの方向からでも同じ操作でロック及びロック解除操作が可能である。
次に、操作部4とカバー6との関係について説明する。
図5は吐出部12を取り外した状態の中央縦断面図であり、(a)はカバー6を閉じた状態、(b)はカバー6を開いた状態を示す図である。
カバー6は栓本体2(図1参照)側に軸支され、揺動可能に構成されている。カバー6の揺動端6bは操作部4の内側に形成されたスライド溝4b(図4(b)参照)内を摺動する。このような動作によりカバー6が吐出部12とは逆側に開かれる。
操作部4の下方にはコイルバネ22が設けられている。このコイルバネ22は操作部4を上方へ付勢する付勢手段として作用する。よって、操作部4とロック部8との間の係合対による係合状態が解除され、係合凸部4aが解除凹部8a2側へ移ると、操作部4はコイルバネ22の付勢により上方へ持ち上げられる。
すなわち、ロック部8による操作部4のロックが解除されることにより、操作部4と共にカバー6が開かれる。そして、カバー6が開かれることにより吐出部12がストロー14の復元力によって自動的に起立状態となる。
次に、栓1の操作について説明する。
図6は栓1の操作を表し、(a)はロック解除の操作、(b)はカバー6が開かれて吐出部12が起立した状態、(c)は使用後に吐出部12を伏臥させる状態、(d)は操作部4をロックする状態を示す図である。
図6(a)のように、使用を開始するためには、単にロック部8を操作部4の回りに相対回転させるだけで良い。この操作により、図6(b)に示すように、操作部4の突出と連動してカバー6が開かれる。そして、カバー6が開かれると、伏臥状態への変形により弾性に基づく復元力を蓄えていたストロー14の吐出口12a側が起立状態となる。
次に、栓本体2と操作部4について説明する。
図7は栓1からロック部8を除去した状態を示す分解斜視図である。栓本体2の内側に操作部4が配置されている状態が見て取れる。操作部4の下方には、上述の係合対を構成する係合凸部4aが表れている。栓本体2の外周側の下方には、外側に向けて嵌合凸部2b1が形成されている。嵌合凸部2b1は、図4(b)に示したように、ロック部8の外筒部8bの内壁の下端に形成された嵌合凹部8b1と嵌合する位置に形成されている。この嵌合凹部8b1は周方向に離隔して2箇所に形成されている。
ここで、断面図を合わせて参照しながら説明する。
図8は、栓1の横断面を示し、(a)は栓本体2(図1参照)の嵌合凸部2b1を通る横断面図、(b)は操作部4の係合凸部4aを通る横断面図である。
図8から分かるように、ロック部8の内筒部8a側では操作部4との間で係合凹部8a1及び係合凸部4aからなる係合対が形成され、外筒部8b側では栓本体2との間で嵌合
凹部8b1及び嵌合凸部2b1からなる嵌合対が形成されている。上述したとおり、係合対は操作部4を栓本体2に対して没状態に保持するためのロック構造である。これに対して嵌合対は、ロック部8を操作部4の回りに相対回転させてロック状態とロック解除状態とを切り替える際に、ロック位置とロック解除位置でそれぞれ嵌合状態が形成されることにより、ユーザーにクリック感を与えるための構造である。具体的には、係合凸部4aが係合凹部8a1のうち、解除凹部8a2から最も離れた奥側に配置された時と、解除凹部8a2に移った時の2つの状態においてクリック感が得られるように構成されている。
これにより、ユーザーは手操作の感覚だけで容易にロック状態とロック解除状態とを認識できるので、操作性に優れたものとなる。例えば、アウトドアスポーツなどにおいて動いている途中であっても、視点を手元に移さずに確実な開閉操作が可能となる。また、介護などにおいても姿勢を容易に変えられない場面で手操作のみで安全に操作することも可能である。
図8(b)を参照すると、ロック部8の外筒部8bよりも内筒部8aの方が肉厚に形成されているのが見て取れる。すなわち、ロック部8のうち内筒部8aの方が外筒部8bよりも剛性が高い。これは、操作部4の上方への突出を抑えると共に、ポンプ操作時の操作部4の上下運動に伴うロック部8への負荷が内筒部8a側に直接的に加わるので、このような力による変形を防止するためである。
これに対して、外筒部8bでは、クリック感を生じさせるために、嵌合凸部2b1の突起が嵌合凹部8b1の中に嵌合する際に、凹構造を形成している山を周方向へ乗り越える必要がある。よって、嵌合凸部2b1が通過する瞬間的に、外筒部8bが径方向へ僅かに膨らむように変形できるように構成されている必要がある。すなわち、必要以上に剛性が高い構造になっていると、スムーズなクリック操作を行うことができない。
本実施の形態に係る構成では、外筒部8b側には比較的肉薄の構造を採用しているので、スムーズに嵌合対で嵌合を生じさせることが可能である。
以上に述べてきたような構成は本発明の一例であり、さらに以下のような変形例も含まれる。
(1)上記の実施の形態では、操作部4とロック部8との間の構成について、操作部4側に凸構造(係合凸部4a)、ロック部8側に凹構造(係合凹部8a1)を設けることにより係合対を構成した例を示した。しかし、操作部4を栓1の中に没状態でロックすることができ、且つ、ロック部8の周方向への相対回転によりロック及び解除を選択できる構成であれば、操作部4側に凹構造、ロック部8側に凸構造となる組み合わせでも構わない。さらに、係合可能であれば、両方とも凸構造となるような組み合わせでも良い。
(2)上記の実施の形態では、操作部4とロック部8との間に形成される係合対が、周方向に略等間隔となる位置に4箇所形成されている構成を例として示した。しかし、係合対は4箇所に限定されるものではない。バランス良く操作できるためには、周方向に等間隔に形成されていることが望ましいが、ロック及びロック解除を可能にする構成を実現するためには、少なくとも1箇所設けられていれば十分である。
(3)上記の実施の形態では、ロック部8は操作部4の回りにおいて全周に渡ってリング状に形成されている構成を例として示した。しかし、操作部の回りに相対回転可能に設けられる構成であれば、周囲の一部に弧状に形成されていても構わない。
(4)上記の実施の形態では、径方向外側に突出した栓本体2の嵌合凸部2b1が、径
方向内向きに凹構造を有する嵌合凹部8b1に嵌合する嵌合対を備えた構成を例として示した。しかし、径方向の内側と外側において凹凸の関係が逆であっても構わない。
本発明の飲料容器の栓及びこれを用いた飲料容器は、押圧力が加わっても誤操作の恐れがなく、どのような向きからでも同じ操作でロック及びロック解除を容易に行うことができるので、アウトドアスポーツから介護の分野にまで安全に利用することができる
1 栓
2 栓本体
2a 栓本体上部
2b 栓本体下部
2b1 嵌合凸部(嵌合対の一方)
4 操作部
4a 係合凸部(係合対の一方)
4b スライド溝
6 カバー
6a 支軸
6b 揺動端
8 ロック部
8a 内筒部
8a1 係合凹部(係合対の他方)
8a2 解除凹部
8b 外筒部
8b1 嵌合凹部(嵌合対の他方)
10 液貯留部
10a 投入口
12 吐出部
12a 吐出口
14 ストロー
14a 連通路
16 飲み口
16a 支軸
16b 貫通孔
18 基台
20 ポンプ
20a 圧抜き弁
20b 弁棒
20b1 気道
20c パッキン
20d 弁座
22 コイルバネ(付勢手段)
24 フィルター
100 飲料容器
θ 屈曲の角度

Claims (8)

  1. 飲料の投入口に取付けられる飲料容器の栓であって、
    前記投入口に固定される栓本体と、
    起立状態及び伏臥状態を切替可能に前記栓本体側へ軸支された吐出口と、
    伏臥状態の前記吐出口を開閉可能なカバーと、
    前記栓本体に対して出没可能に設けられ、没状態が前記カバーの閉状態と一致するように前記カバーの開閉動作を出没動作に連動させる操作部と、
    前記カバーの閉状態を維持している前記操作部をロック可能なロック部と
    を備えたことを特徴とする飲料容器の栓。
  2. 前記ロック部は、前記操作部に対して出没方向と平行な軸回りで相対回転可能に配置され、相対回転位置の選択により前記操作部のロック状態及び解除状態を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の飲料容器の栓。
  3. 前記操作部には、前記カバーが開かれる向きへ付勢する付勢手段が備えられていることを特徴とする請求項2に記載の飲料容器の栓。
  4. 前記吐出口は、伏臥状態から起立状態へ変化する向きに付勢されていることを特徴とする請求項3に記載の飲料容器の栓。
  5. 前記操作部と一体に設けられ、前記飲料容器内へ空気を送り込む動きが前記カバーを開閉する動きに同調するポンプを備えたことを特徴とする請求項4に記載の飲料容器の栓。
  6. 係合により出没方向への動きがロックされるように、相対回転により係合状態及び非係合状態を切替可能な係合対を有していることを特徴とする請求項5に記載の飲料容器の栓。
  7. 前記ロック部と前記栓本体との間には、前記係合対の係合位置において互いに嵌合可能であり、且つ、回転方向へ相対的に乗り越えることが可能な嵌合対が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の飲料容器の栓。
  8. 請求項1から7の何れか1項に記載の前記栓を備えたことを特徴とする飲料容器。
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