JP2024005986A - デバイス制御装置及びデバイス制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のセンサデバイスの制御に際し、発熱を抑制する。【解決手段】車両に搭載された複数のセンサデバイスを制御するデバイス制御装置であって、前記車両の状態に関する情報を取得する車両情報取得部と、前記車両の状態ごとに、前記複数のセンサデバイスの電源モードを対応付けて記憶する記憶部と、検出可能範囲が異なる前記複数のセンサデバイスの電源モードを前記車両の状態に応じて制御するデバイス制御部とを備え、前記デバイス制御部は、前記車両の状態である車速と前記センサデバイスの検出可能範囲とに基づいて、前記複数のセンサデバイスの電源モードを設定することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載された複数のセンサデバイスを制御するデバイス制御装置及びデバイス制御方法に関する。
従来、車両に搭載した複数のデバイスを制御する技術がある。例えば、特許文献1には、「移動体の電気系統の構成を簡易化するとともに、消費電力の増大を抑制する。」、「車両の外部環境を含む情報を取得する複数のセンサ10~18と、複数のセンサ10~18から情報が入力されて、車両の搭載機器を制御する演算装置100とを備え、演算装置100は、各センサ10~18から入力される情報に基づいて、車両の状態を特定する車両状態特定部31と、車両の状態に応じてそれぞれ作動しかつ搭載機器への制御信号を生成するための複数の機能部21~25と、車両状態特定部31で特定された車両の状態に応じて予め定められた組合せの各機能部21~25に電力が供給されるように、各機能部21~25への電力の供給/遮断を制御する電源制御部32とを有する。」との記載がある。
特開2020-205664号公報
従来の技術によれば、「移動体の状態に応じて、機能部への電力の供給/遮断を制御する」ことで、「移動体の動作時間トータルでの消費電力の平均値を下げることができ、消費電力の増大を抑制することができる」。
しかしながら、従来の技術は、走行中に消費電力の大きいデバイスが複数動作することによる発熱の問題を考慮していない。
近年、車両の周辺を監視するため、画像処理、レーダ、超音波検知など、多様なセンサデバイスの搭載が進んでいる。これらのデバイスは消費電力が大きく、共通の電源管理部から電源を供給すると、複数のセンサデバイスへ電源を供給する電源管理部に過度の発熱がおきる可能性がある。さらに、センサデバイスの検知可能範囲はセンサの種別によって異なるため、車両の状態に応じて電源を供給する必要が無いセンサデバイスもある点が考慮されていなかった。
そこで、本発明では、複数のセンサデバイスの制御に際し、発熱を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、代表的な本発明のデバイス制御装置の一つは、車両に搭載された複数のセンサデバイスを制御するデバイス制御装置であって、前記車両の状態に関する情報を取得する車両情報取得部と、前記車両の状態ごとに、前記複数のセンサデバイスの電源モードを対応付けて記憶する記憶部と、検出可能範囲が異なる前記複数のセンサデバイスの電源モードを前記車両の状態に応じて制御するデバイス制御部とを備え、前記デバイス制御部は、前記車両の状態である車速と前記センサデバイスの検出可能範囲とに基づいて、前記複数のセンサデバイスの電源モードを設定することを特徴とする。
本発明によれば、複数のセンサデバイスの制御に際し、発熱を抑制可能である。上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
実施例1のデバイス制御の説明図。 周辺監視ECUの構成図。 制御テーブルの具体例。 電源モードの制御のフローチャート。 周辺監視ECUの変形例の説明図。
以下、実施例について図面を用いて説明する。
図1は、実施例1のデバイス制御の説明図である。本実施例では、レーダECU(Electronic Control Unit)、画像認識ECU、超音波検知ECUを統合した周辺監視ECUを、デバイス制御装置の例として示す。
レーダECUは、1又は複数のレーダユニットを制御して物体検知を行うECUである。具体的には、レーダECUは、レーダユニットに対する電源供給、レーダユニットによる電波の送出と反射波受信の制御、受信した反射波からの物体検知処理を行う。なお、レーダユニットは、車両の周辺監視用のセンサデバイスの一種である。
レーダECUは、イグニッションがオフであればオフ状態となる。一方、イグニッションがオンであれば、車両の走行速度に関わらず、レーダECUはアクティブ状態となる。オフ状態のレーダECUは、レーダユニットによる電波の送出と反射波受信を行わず、反射波からの物体検知処理も行わない。アクティブ状態のレーダECUは、レーダユニットに電波の送出を反射波の受信を行わせ、反射波を用いて物体検知処理を行う。
画像認識ECUは、1又は複数のカメラユニットを制御して画像認識を行うECUである。具体的には、画像認識ECUは、カメラユニットに対する電源供給、カメラユニットによる撮像の制御、撮像した画像に対する画像認識処理を行う。なお、カメラユニットは、車両の周辺監視用のセンサデバイスの一種である。
画像認識ECUは、イグニッションがオフであればオフ状態となる。一方、イグニッションがオンであれば、車両の走行速度に関わらず、画像認識ECUはアクティブ状態となる。オフ状態の画像認識ECUは、カメラユニットによる撮像を行わず、画像認識処理も行わない。アクティブ状態の画像認識ECUは、カメラユニットによる撮像を行い、画像認識処理を行う。
超音波検知ECUは、1又は複数の超音波検知ユニットを制御して物体検知を行うECUである。具体的には、超音波検知ECUは、超音波検知ユニットに対する電源供給、超音波ユニットによる超音波の送出と反射波受信の制御、受信した反射波からの物体検知処理を行う。なお、超音波検知ユニットは、車両の周辺監視用のセンサデバイスの一種である。
超音波検知ECUは、イグニッションがオフであればスタンバイ状態となる。一方、イグニッションがオンであれば、車両の走行速度に関わらず、超音波検知ECUはアクティブ状態となる。スタンバイ状態の超音波検知ECUは、電源が供給されており、超音波検知ユニットによる超音波の送出が可能な状態であるが、超音波の送出と反射波受信を行わず、反射波からの物体検知処理も行わない。アクティブ状態の超音波検知ECUは、超音波検知ユニットに超音波の送出と反射波の受信を行わせ、反射波を用いて物体検知処理を行う。
周辺監視ECUは、レーダECU、画像認識ECU、超音波検知ECUを統合したECUである。このため、周辺監視ECUを採用すれば、レーダECU、画像認識ECU、超音波検知ECUは不要となる。
周辺監視ECUは、レーダユニット、カメラユニット、超音波検知ユニットの制御を行う。具体的には、周辺監視ECUは、レーダECUに対応するレーダ機能、画像認識ECUに対応する画像認識機能及び超音波検知ECUに対応する超音波検知機能を有する。これらのセンシング機能は個別に動作するが、全てを同時に動作させると負荷が高くなり、発熱量が過大となる場合がある。
一方、各センシング機能(レーダ機能、画像認識機能及び超音波検知機能)は、検出可能範囲や有効なシチュエーションが異なる。例えば、レーダ機能は、遠距離に存在する物体の位置及び速度の検知に長けており、高速度で走行中の周辺監視に適している。画像認識機能は、近距離から中距離に存在する物体を識別することに長けており、低速度から中速度で走行中の周辺監視に適している。超音波検知機能は、近距離に存在する物体までの距離の検知に長けており、低速度で走行中における周辺監視に適している。
このような特性の違いに鑑み、開示の周辺監視ECUは、車両の状態と各センサデバイスの検出可能範囲に応じてセンサデバイスの電源モードを制御する。特に、複数の種別のセンサデバイスに、常に非アクティブのセンサデバイスが存在するように電源モードを制御し、全てのセンサデバイスがアクティブ(Active)となる状態を避けることで、統合管理ECUの発熱を抑制可能である。非アクティブとは、例えば、電源モードがオフ(Off)、スタンバイ(Stand-by)、部分的アクティブ(Partial Active)を意味する。
具体的には、周辺監視ECUは、イグニッションがオフであれば、レーダ機能と画像認識機能をオフにし、超音波検知機能をスタンバイにする。また、イグニッションがオンであり、走行速度が15km/h未満であれば、周辺監視ECUは、レーダ機能をオフ、画像認識機能をアクティブ、超音波検知機能をアクティブにする。また、走行速度が15km/h以上30km/h未満であれば、周辺監視ECUは、レーダ機能をスタンバイ、画像認識機能をアクティブ、超音波検知機能をスタンバイにする。そして、走行速度が30km/h以上であれば、周辺監視ECUは、レーダ機能をオフ、画像認識機能を部分的アクティブ、超音波検知機能をオフにする。
ここで、画像認識機能における部分的アクティブとは、撮像し、画像認識をするが、表示出力用の処理をしない部分的なアクティブ状態である。部分的アクティブ状態で物体を認識すると、認識結果を他のシステムなどに提供し、利用させることができる。一方、表示出力用の処理を行わないので、運転者が認識結果を視認することはできないが、周辺監視ECUの処理負荷が軽減する。特に高速走行中に表示出力を抑制することは、運転者に車外の目視に集中させる点でも有益である。
図2は、周辺監視ECUの構成図である。図2に示した周辺監視ECU30は、入力部31、センサデバイス接続部32、電源管理部33、機能実行部34、出力部35、動作管理部36を有する。
入力部31は、車両の状態に関する情報を取得する車両情報取得部として動作する。具体的には、入力部31は、イグニッションの状態を取得するIGN状態取得部31a、車速を取得する車速取得部31bなどを備えている。また、車両のバッテリーの状態に関する情報をさらに取得することも可能である。入力部31は、取得した車両の状態に関する情報を機能実行部34に出力する。
センサデバイス接続部32は、各種のセンサデバイスと接続される。センサデバイス接続部32には、センサデバイスの種別ごとのIC(integrated circuit)が組み付けられている。
センサデバイス接続部32のレーダIC32aは、レーダユニットと接続されている。センサデバイス接続部32のレーダIC32aは、レーダユニットに電源を供給し、レーダユニットに制御信号を送信し、レーダユニットから反射波の信号を受信し、反射波の信号に対する前処理を行って、機能実行部34に出力する。
センサデバイス接続部32の画像認識IC32bは、カメラユニットと接続されている。センサデバイス接続部32の画像認識IC32bは、カメラユニットに電源を供給し、カメラユニットに制御信号を送信し、カメラユニットから画像を受信し、画像に対する前処理を行って、機能実行部34に出力する。
センサデバイス接続部32の超音波検知IC32cは、超音波検知ユニットと接続されている。センサデバイス接続部32の超音波検知IC32cは、超音波検知ユニットに電源を供給し、超音波検知ユニットに制御信号を送信し、超音波検知ユニットから反射波の信号を受信し、反射波の信号に対する前処理を行って、機能実行部34に出力する。
電源管理部33は、車両のバッテリーの電力を、入力部31、センサデバイス接続部32、機能実行部34、出力部35及び動作管理部36に供給する。また、電源管理部33は、動作管理部36からの指示に基づいて、入力部31、センサデバイス接続部32、機能実行部34及び出力部35の電源モードを変更可能である。
機能実行部34は、レーダ機能34a、画像認識機能34b、超音波検知機能34c、車両状態判定機能34dなどを有する。機能実行部34は、これらの機能に実現に必要な演算装置や主記憶装置などを組み込んだSoC(System-on-Chip)として構成することが好適である。
機能実行部34におけるレーダ機能34aは、レーダユニットに対する制御内容を決定し、制御信号を生成して、センサデバイス接続部32のレーダIC32aへ制御信号を送信する。また、レーダ機能34aは、センサデバイス接続部32のレーダIC32aからレーダユニットへ制御信号を出力し、レーダユニットから出力された反射波の信号に基づいて物体を検知する。レーダ機能34aは、物体の検知結果を出力部35のレーダIC35aに出力する。
機能実行部34における画像認識機能34bは、カメラユニットに対する制御内容を決定し、制御信号を生成し、センサデバイス接続部32の画像認識IC32bへ制御信号を送信する。また、画像認識機能34bは、センサデバイス接続部32の画像認識IC32bからカメラユニットへ制御信号を出力し、カメラユニットから受信した画像に対して画像認識を実行し、物体を識別する。画像認識機能は、物体の識別結果を出力部35の画像認識IC35bに出力する。
機能実行部34における超音波検知機能34cは、超音波検知ユニットに対する制御内容を決定し、制御信号を生成して、センサデバイス接続部32の超音波検知IC32cへ制御信号を送信する。また、超音波検知機能34cは、センサデバイス接続部32の超音波検知機能IC32cから超音波検知ユニットへ制御信号を出力し、超音波検知ユニットから受信した反射波の信号に基づいて物体を検知する。超音波検知機能34cは、物体の検知結果を出力部35の超音波検知IC35cに出力する。
機能実行部34における車両状態判定機能34dは、入力部31が取得したイグニッションの状態や車速を用いて車両の状態を判定し、動作管理部36に出力する。
出力部35は、各種のセンサデバイスによる検知結果を出力する。出力先は、表示装置、音声出力装置、ナビゲーションユニット等の運転者へ情報を報知する装置や、他のECUなどである。出力部35には、センサデバイスの種別ごとのICが組み付けられている。
出力部35のレーダIC35aは、レーダ機能34aによる検知結果を出力用の形式に加工し、出力する。例えば、検知した物体と車両との位置関係を示す画像を生成し、表示装置に出力する。
出力部35の画像認識IC35bは、画像認識機能34bによる認識結果を出力用の形式に加工し、出力する。例えば、認識した物体を中心とした表示用画像を生成し、表示装置に出力する。
出力部35の超音波検知IC35cは、超音波検知機能34cによる検知結果を出力用の形式に加工し、出力する。例えば、検知した物体の方向と接触リスクの程度を示す画像を生成し、表示装置に出力する。
動作管理部36は、周辺監視ECU30の動作を管理するMCU(micro controller unit)である。動作管理部36は、制御テーブル記憶部36aとデバイス制御部36bとを有する。
制御テーブル記憶部36aは、車両の状態ごとに各センシング機能の電源モードを対応付けた制御テーブルを記憶する。制御テーブルは、車両のどの状態についても、すくなくともいずれかのセンシング機能、すなわち種別のセンサデバイスが非アクティブとなるように設定する。
デバイス制御部36bは、車両の状態に基づいて制御テーブルを参照し、センシング機能ごと、すなわちセンサデバイスの種別ごとに電源モードを制御する信号を生成する。デバイス制御部36bは、生成した信号を電源管理部33に出力する。
電源管理部33は、デバイス制御部36bが生成した信号に基づいて、各機能及び各センサデバイスの電源モードを制御する。例えば、レーダ機能34aをオフにする場合には、センサデバイス接続部32のレーダIC32aを停止させ、機能実行部34のレーダ機能34aを停止させ、出力部35のレーダIC35cを停止させ、レーダユニットへ電源を供給しない。このように、電源管理部33はセンサデバイス接続部32と出力部35におけるIC単位での処理を停止させることができ、各センサデバイスの電源モードをオフ、スタンバイ、アクティブ、部分的アクティブのいずれかに設定することができる。また、機能実行部34では、機能単位での処理を停止させることが可能である。
なお、電源モードがスタンバイの時は電源モードがオフの時よりも周辺監視ECUの消費電力が大きく、電源モードがオンの時よりも周辺監視ECUの消費電力が少ない。これは電源モードがスタンバイの間、レーダユニットや超音波検知ユニット等のセンサデバイスへ電源が供給されているためである。
図3は、制御テーブルの具体例である。図3に示した例では、「車両のバッテリーに接続されているか否か」、「イグニッションがオンであるか否か」、「車速」の3つの要素で車両状態を決定している。
制御テーブルは、周辺監視ECUが車両のバッテリーに接続されていない状態(バッテリーオフ)に対しては、イグニッションや車速に関わらず、レーダ機能オフ、画像認識機能オフ、超音波検知機能オフを対応付けている。
また、制御テーブルは、バッテリーに接続され(バッテリーオン)、イグニッションがオフである車両状態に対して、レーダ機能オフ、画像認識機能オフ、超音波検知機能スタンバイを対応付けている。
また、制御テーブルは、バッテリーオン、イグニッションオン、走行速度が15km/h未満の車両状態に対し、レーダ機能オフ、画像認識機能アクティブ、超音波検知機能アクティブを対応付けている。
また、制御テーブルは、バッテリーオン、イグニッションオン、走行速度が15km/h以上30km/h未満の車両状態に対し、レーダ機能スタンバイ、画像認識機能アクティブ、超音波検知機能スタンバイを対応付けている。
また、制御テーブルは、バッテリーオン、イグニッションオン、そして、走行速度が30km/h以上の車両状態に対し、レーダ機能オフ、画像認識機能部分的アクティブ、超音波検知機能オフを対応付けている。
このように、周辺監視ECU30は、走行速度と各センサデバイスの検出可能範囲に応じてレーダ機能、画像認識機能、超音波検知機能の電源モードをオフ、スタンバイ、部分的アクティブ、オンのいずれかに設定する。
図4は、電源モードの制御に関するフローチャートである。動作管理部36のデバイス制御部は、バッテリーの接続を契機に動作を開始する(ステップS101)。動作管理部36が動作を開始すると、入力部31が車両状態を取得し(ステップS102)、機能実行部34の車両状態判定機能34dが車両状態を判定する。
判定の結果、イグニッションがオフであれば(ステップS103;No)、機能実行部34の車両状態判定機能34dは車速がどの範囲に含まれるかを判定する(ステップS104)。
ステップ104の判定の後、もしくはイグニッションがオンである場合(ステップS103;Yes)、動作管理部36のデバイス制御部36bは、制御テーブルを参照し(ステップS105)、各センシング機能の電源モードを特定する(ステップS106)。動作管理部36のデバイス制御部36bは、センシング機能ごと、すなわちセンサデバイスの種別ごとに電源モードを制御する信号を生成し、電源管理部33に出力する。
電源管理部33は、デバイス制御部36bが生成した信号に基づいて、各センシング機能の電源モードを制御する(ステップS107)。その後、ステップS102からの処理を繰り返す。なお、バッテリーがオフになったときや、電源モードの制御を終了するための操作を受け付けたときは、電源モードの制御を終了する。
図5は、周辺監視ECUの変形例の説明図である。図5に示した周辺監視ECU30aは、センサデバイスに電源を供給しておらず、外部の電源管理ユニット51と接続されている点が図2に示した周辺監視ECU30と構成と異なる。その他の構成及び動作については図2に示した周辺監視ECU30と同様である。
周辺監視ECU30は、イグニッションセンサ11、速度センサ12、レーダユニット21、カメラユニット22、超音波検知ユニット23、電源管理ユニット51と接続されている。
電源管理ユニット51は、車両のバッテリー50の電力を、レーダユニット21、カメラユニット22、超音波検知ユニット23、周辺監視ECU30aに供給する。また、電源管理ユニット51は、周辺監視ECU30aからの指示に基づいて、レーダユニット21、カメラユニット22、超音波検知ユニット23の電源モードを変更可能である。さらに、周辺監視ECU30aは、周辺監視ECU30と同様に、自身の内部の各種機能やICの電源モードを変更可能である。
このように、複数のセンサデバイスに対して電源管理ユニット51が電源供給を行う構成であれば、各センサデバイスの電源モードを制御することで、電源管理ユニット51の発熱を抑制可能である。
上述してきたように、周辺監視ECUは、車両に搭載された複数のセンサデバイスを制御するデバイス制御装置であって、前記車両の状態に関する情報を取得する車両情報取得部としての入力部31と、前記車両の状態ごとに、前記複数のセンサデバイスの電源モードを対応付けて記憶する記憶部である制御テーブル記憶部36aと、検出可能範囲が異なる前記複数のセンサデバイスの電源モードを前記車両の状態に応じて制御するデバイス制御部36bとを備え、前記デバイス制御部36bは、前記車両の状態である車速と前記センサデバイスの検出可能範囲とに基づいて、前記複数のセンサデバイスの電源モードを設定する。
このため、複数のセンサデバイスの制御に際し、発熱を抑制可能である。
また、前記複数のセンサデバイスは、種別の異なるセンサデバイスを含み、前記デバイス制御部36bは、前記種別ごとに前記電源モードを制御することを特徴とする。
このため、状況に適合した種別のセンサデバイスの選択的に使用し、発熱を抑制可能である。
また、周辺監視ECUは、前記複数のセンサデバイスへ電源を供給する電源管理部33を備え、前記電源供給部33は前記デバイス制御部36bが設定した前記電源モードに応じて前記複数のセンサデバイスへ電源を供給し、または電源を供給しない。換言するならば、前記電源供給部33は、複数のセンサデバイスに対し選択的に電源供給する。
このため、各センサデバイスの検出可能範囲を考慮して使用しないセンサデバイスへの電源供給を停止し、発熱を抑制可能である。
また、前記デバイス制御部36bは、前記複数のセンサデバイスに、常に非アクティブのセンサデバイスが存在するように前記電源モードを制御する。
例えば、前記車両が走行中で、前記車速が第1閾値未満のとき、前記デバイス制御部36bは、レーダーセンサデバイスの電源モードをオフモード、超音波センサデバイスの電源モードをアクティブモードにする。
また、前記車両が走行中で、前記車速が第2閾値以上のとき、前記デバイス制御部36bは、前記レーダーセンサデバイスの電源モードをアクティブモード、前記超音波センサデバイスの電源モードをオフモードにする。
このように、全てのセンサデバイスがアクティブとなる事態を避けることで、発熱を効率的な抑制が実現できる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、構成の削除に限らず、構成の置き換えや追加も可能である。
例えば、実施例では説明を簡明にするため、センサデバイスの種別と検出可能範囲とが対応する場合を例示したが、同一種別で検出可能範囲の異なるセンサデバイスを搭載している場合には、検出可能範囲毎に電源モードを制御してもよい。一例として、遠距離用レーダと近距離用レーダを搭載しているならば、高速走行中には近距離用レーダの電源モードをオフに設定すればよい。
11:イグニッションセンサ、12:速度センサ、21:レーダユニット、22:カメラユニット、23:超音波検知ユニット、30:周辺監視ECU、31:入力部、31a:IGN状態取得部、31b:車速取得部、32:センサデバイス接続部、32a:レーダIC、32b:画像認識IC、32c:超音波検知IC、33:電源管理部、34:機能実行部、34a:レーダ機能、34b:画像認識機能、34c:超音波検知機能、35:出力部、35a:レーダIC、35b:画像認識IC、35c:超音波検知IC、36:動作管理部、36a:制御テーブル記憶部、36b:デバイス制御部、50:バッテリー、51:電源管理ユニット

Claims (7)

  1. 車両に搭載された複数のセンサデバイスを制御するデバイス制御装置であって、
    前記車両の状態に関する情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両の状態ごとに、前記複数のセンサデバイスの電源モードを対応付けて記憶する記憶部と、
    検出可能範囲が異なる前記複数のセンサデバイスの電源モードを前記車両の状態に応じて制御するデバイス制御部と
    を備え、
    前記デバイス制御部は、前記車両の状態である車速と前記センサデバイスの検出可能範囲とに基づいて、前記複数のセンサデバイスの電源モードを設定する
    ことを特徴とするデバイス制御装置。
  2. 請求項1に記載のデバイス制御装置であって、
    前記複数のセンサデバイスは、種別の異なるセンサデバイスを含み、
    前記デバイス制御部は、前記種別ごとに前記電源モードを制御することを特徴とするデバイス制御装置。
  3. 請求項1に記載のデバイス制御装置であって、
    前記複数のセンサデバイスへ電源を供給する電源管理部を備え、
    前記電源供給部は前記デバイス制御部が設定した前記電源モードに応じて前記複数のセンサデバイスへ電源を供給し、または電源を供給しないことを特徴とするデバイス制御装置。
  4. 請求項1に記載のデバイス制御装置であって、
    前記デバイス制御部は、前記複数のセンサデバイスに、常に非アクティブのセンサデバイスが存在するように前記電源モードを制御することを特徴とするデバイス制御装置。
  5. 請求項1に記載のデバイス制御装置であって、
    前記車両が走行中で、前記車速が第1閾値未満のとき、前記デバイス制御部は、レーダーセンサデバイスの電源モードをオフモード、超音波センサデバイスの電源モードをアクティブモードにすることを特徴とするデバイス制御装置。
  6. 請求項5に記載のデバイス制御装置であって、
    前記車両が走行中で、前記車速が第2閾値以上のとき、前記デバイス制御部は、前記レーダーセンサデバイスの電源モードをアクティブモード、前記超音波センサデバイスの電源モードをオフモードにすることを特徴とするデバイス制御装置。
  7. 車両に搭載された複数のセンサデバイスを制御するデバイス制御方法であって、
    デバイス制御装置が、
    前記車両の状態に関する情報を取得する車両情報取得ステップと、
    前記車両の状態である車速と前記センサデバイスの検出可能範囲とに基づいて、前記複数のセンサデバイスの電源モードを特定するステップと、
    前記複数のセンサデバイスの電源モードを特定した電源モードに制御するステップと
    を含むことを特徴とするデバイス制御方法。
JP2022106505A 2022-06-30 2022-06-30 デバイス制御装置及びデバイス制御方法 Pending JP2024005986A (ja)

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