JP2024004196A - 蓋留め具 - Google Patents
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Abstract
Description
従来、容器の本体に蓋を固定する部材としては、例えば、着脱自在に連結される2つの部品からなり、それぞれの部品が両面テープや金属リベットを用いて容器の本体と蓋にそれぞれ固定される構造のプラスチック製のバックルが知られている。しかしながら、このような部材を用いる場合、金属リベットを打つための専用の設備が必要となる。また、容器を廃棄する際には、金属リベットや両面テープを容器から分離しなければならないが、金属リベットを容器から取り外すにはドリルなどの工具が必要であり、容器に貼り付けられた両面テープを綺麗に剥がすことも難しい。すなわち、容器の本体に蓋を固定する際にバックルを用いると、容器に対する着脱作業を短時間で効率良く行うことができないという課題があった。
特許文献1に開示された発明は、断面形状が長軸と短軸を有する綴り軸が座板の片面側に突設された雄部材と、綴り軸の挿入孔が設けられた複数の雌部材と、綴り軸に対する延長状と交差状の位相の変更が回転可能となるように綴り軸の先端に取り付けられる係止部材からなり、雄部材と雌部材の対面状態及び雌部材相互の対面状態で、結合突起が相手の結合孔に嵌り合うような配置となるように、雄部材の座板において綴り軸が突設された面と、雌部材の座板における片面側に結合突起及び結合孔が設けられたことを特徴としている。
このような構造によれば、雌部材を紙葉に対する雄部材の固定にそのまま利用することができる。また、綴り具を構成する部品が合成樹脂製であり、3種類の金型によって製造できるため、金型の製作にかかる経費が削減される。これにより、安価なひねり綴り具の提供が可能となる。
特許文献2に開示された錠前は、錠本体の内部で操作部に接続されて操作部と一体に回転可能なロータと、操作部が開錠位置のときにロータに係止して回転を規制するとともに、施錠するときにロータの係止を解除するロータ係止部と、一方の極性がロータの径方向の外側に向くようにロータに設置されたロータ磁石と、ロータ磁石の一方の極性と同じとなる極性がロータの方向に向くように、錠本体の内部でロータの径方向の外側に設置された第1本体磁石と、この第1本体磁石の一方の極性と反対となる極性がロータの方向に向くように、錠本体の内部であって、かつ、ロータの径方向の外側で第1本体磁石と異なる位置に設置された第2本体磁石と、を備えており、ロータの係止が解除されたときに第2本体磁石がロータ磁石を吸着してロータを回転させることを特徴とする。
特許文献2に開示された錠前においては、ロータの回転にバネが用いられていないため、自動で施錠動作が行われるという機能を簡易な構成によって実現することができる。
特許文献3に開示された発明は、筒状の軸受部が基板から突出するように設けられた本体と、端部に摘み部を有する軸部が軸受部によって回動自在に軸支された摘手体と、軸受部の外面に嵌挿し係止できる固定板とから形成され、基板の上面に突設された軸受部の中間部分に係合部が設けられるとともに、固定板の中央に軸受部を挿入可能な孔部が設けられ、この孔部の周縁に係合部に係止できる係止部が形成され、軸受部を利用して本体と固定板によって生地を強固に挟持できる構造となっている。
特許文献4に開示された発明は、一対の差込片の先端側に外向きの爪部材及び内向きの爪部材が設けられて、取付対象部材の開口部に貫通される差込具と、取付対象部材の背面側に面接合し、内向きの爪部材が摺動する略半周状の異径湾曲端面を備えるとともに、この異径湾曲端面の終端側で内向きの爪部材と係合する凹部を備えた固定具からなり、外向きの爪部材は取付対象部材の背面側でこれに係合し、内向きの爪部材は固定具の凹部であって、かつ、固定具の背面側に係合することを特徴とする。
特許文献4に開示された発明において、取付対象部材の正面側から差込具の差込片を開口に差し込むと、差込片の先端側に設けた外向きの爪部材が一旦開口よりも狭くなることで差込片が開口を通過し、開口の通過後は爪部材が元の状態へ復帰して広がることで爪部材が開口の背面側へ係止することにより、差込片がロックされた状態になる。したがって、特許文献4に開示された発明は、壁面等の背面側で固定可能であって、しかも、一度固定した後は取り外すことができない係止具として用いることができる。
なお、第1の発明における「平面視円形状の軸挿通孔」には、「平面視略円形状の軸挿通孔」も含まれるものとする。
第2の発明において、蓋保持板の軸挿通孔に留め具本体の係止軸を挿通させようとすると、一対の分割体が互いの先端同士を近づける方向へ折れ曲がるように弾性変形することにより、係止軸が軸挿通孔内を通過可能な状態となる。そして、拡径部が軸挿通孔を通過すると、一対の分割体の弾性変形が回復することにより、拡径部が軸挿通孔の周縁部に係止する。その結果、蓋保持板は留め具本体によって回転自在に保持される。
第3の発明においては、第1の発明又は第2の発明の作用に加え、係止軸の凸条が軸挿通孔の凹部に係合することにより、蓋保持板の留め具本体に対する回転動作が規制されるという作用を有する。これにより、蓋の第2の開口部の縁部に蓋保持板が係合した状態が維持される。
第4の発明においては、第2の発明の作用に加え、突設部が第1の開口部及び第2の開口部に連通されている場合に、突設部が第1の開口部及び第2の開口部に係止することで、座板が当接する容器本体の壁面に沿った方向への留め具本体の移動が阻止されるという作用を有する。
第5の発明においては、一対の分割体が互いの先端同士を近づける方向へ折れ曲がるように弾性変形する際に、一対の突設部が一対の分割体と同じ方向へ折れ曲がるように弾性変形するという作用を有する。そして、係合突起の頂部が一対の突設部の間に配置されることにより、一対の分割体及び一対の突設部の上記弾性変形が規制されるという作用を有する。したがって、第5の発明では、係合突起の頂部が一対の突設部の間に配置される場合、一対の分割体が互いの先端同士を近づける方向へ折れ曲がるように弾性変形することにより係止軸が軸挿通孔内を通過可能な状態となって、意図せずに蓋保持板が留め具本体から外れてしまうという事態が起こらない。
第6の発明においては、一対の突設部の間に頂部が配置された状態が解消されないように、一対の係止部が係合突起の移動を規制するという作用を有する。そのため、第6の発明では、意図せずに蓋保持板が留め具本体に対して回転してしまうおそれがない。
第7の発明において、係止軸を容器本体の第1の開口部に挿通させようとすると、係合爪は折れ曲がるように弾性変形することにより、第1の開口部内を通過可能な状態となる。そして、係合部が第1の開口部を通過すると、係合爪の弾性変形が回復することにより、係合部が第1の開口部の縁部に係合する。このように、係合爪の係合部が第1の開口部に係合した場合、留め具本体は容器本体から取り外せない状態になる。
なお、以下の説明では搬送容器の本体に蓋を固定する場合を例に挙げているが、本発明の蓋留め具は、搬送容器以外の容器の本体に蓋を固定する場合や、容器以外の所望の対象物に板材を固定する場合にも適用することができる。そして、そのような場合においても、以下に説明する本発明の蓋留め具の作用及び効果は同様に発揮される。
図1(a)乃至図1(c)並びに図2(a)乃至図2(c)に示すように、本発明の蓋留め具1は、各種の容器において本体に蓋を固定する際に用いられるプラスチック製品であり、内面4a側同士を互いに向い合わせた状態で面対称に配置された一対の分割体5、5からなる係止軸4が垂直に座板2aに立設された構造の留め具本体2と、平面視長方形状をなし、係止軸4が挿通される平面視略円形状の軸挿通孔8を有する蓋保持板3を備えている。なお、一対の分割体5、5は、円筒状の軸部と、平面視円形状をなして軸部の先端に設けられるとともに軸部の基端側に向かって漸次外径が大きくなるように形成された拡径部が、座板2aに直交し、かつ、軸部の中心軸を通る仮想平面(図示せず)によってそれぞれ分割された半割軸部5a及び半割拡径部5bによってそれぞれ構成されている。そして、半割軸部5aの外周面には、凸条5cが軸方向と平行に設けられている。
なお、大径部9aの内径は、一対の分割体5、5における半割拡径部5b、5bの外周面間の距離の最大値よりも大きい。また、小径部9bの内径は、一対の分割体5、5における半割軸部5a、5aの外周面間の距離の最大値よりも大きく、半割拡径部5b、5bの外周面間の距離の最大値よりも小さい。そのため、留め具本体2の係止軸4を軸挿通孔8に挿通しようとすると、小径部9bの内周縁が一対の分割体5、5の半割拡径部5b、5bにそれぞれ当接する。この状態から、留め具本体2に蓋保持板3をさらに近づけると、一対の分割体5、5が互いの先端同士を近づける方向へ折れ曲がるように弾性変形するため、一対の分割体5、5は軸挿通孔8を通過可能な状態となる。そして、半割拡径部5b、5bが軸挿通孔8を通過すると、一対の分割体5、5の弾性変形が回復し、半割拡径部5b、5bが軸挿通孔8の周縁部8a(図1(c)を参照)に係止する。その結果、蓋保持板3は留め具本体2によって回転自在に保持される。
このように、蓋留め具1では、係止軸4が一対の分割体5、5からなり、弾性変形が容易な構造であることから、係止軸4を軸挿通孔8の周縁部8a(図1(c)を参照)に係止させるようにして蓋保持板3を留め具本体2に取り付ける作業及び係止軸4の軸挿通孔8に対する上記係止状態を解消して蓋保持板3を留め具本体2から取り外す作業を効率良く行うことができる。
なお、肉盗み3cは、留め具本体2を射出成形によって成形する場合に、肉厚を均一化することにより、収縮に伴う変形を小さくする目的で設けられるものであるため、留め具本体2を射出成形以外の方法で成形する場合には省略しても良い。
また、蓋保持板3の下面3bには、軸挿通孔8を中心としてその両側に側面視山形をなす係合突起3dが対称に形成されている。なお、一対の係合突起3d、3dは、両者を結んだ直線が蓋保持板3を平面視した場合の矩形の長辺と平行になるような箇所に形成されている。さらに、上面3aに垂直な一対の側面3e、3eと下面3bの間には、一対の傾斜面3f、3fが設けられている。
また、図1(a)又は図4(b)に示した状態において係止軸4を中心として蓋保持板3を90度回転させると、図5(a)及び図5(b)に示すように、蓋保持板3と一対の突設部6、6を平面視した場合に蓋保持板3の両端が一対の突設部6、6の側面板6a、6aから外方にはみ出た状態になるとともに、一対の凸条5c、5cが前述とは別の2つの凹部10、10に対して同時に係合した状態になる。
このように、係止軸4の凸条5cが軸挿通孔8の凹部10に係合すると、蓋保持板3の留め具本体2に対する回転動作が規制される。
図6(a)に示すように、係止部11は平坦な上面11aと、この上面11aから延設されて突設部6の上面板6bに繋がる傾斜面11bを有している。そして、図6(b)に示すように、側面視山形をなす係合突起3dは、平坦な頂部12aの両側に傾斜面12bがそれぞれ形成された構造となっている。
図6(b)に示した状態から、蓋保持板3をさらに同じ方向へ回転させると、傾斜面3fが傾斜面11bに当接していた係止部11を蓋保持板3の一部が乗り越えた後、図6(c)に示すように、その係止部11の傾斜面11bに係合突起3dの傾斜面12bが当接する。
図6(c)に示した状態から、蓋保持板3をさらに同じ方向へ回転させて、蓋保持板3の長手方向が留め具本体2の座板2aの長手方向に直交する状態になった場合(図5(b)を参照)、傾斜面12bが傾斜面11bに当接していた係止部11を係合突起3dの頂部12aが乗り越えた後、図6(d)に示すように、一対の突設部6、6の間に係合突起3dの頂部12aが配置された状態になる。このとき、係合突起3dの頂部12aの両側に位置する一対の係止部11、11は、蓋保持板3の回転に伴う係合突起3dの移動を規制する。
図7(a)及び図7(b)に示すように、蓋留め具1が取り付けられる搬送容器の本体13と蓋14には、内部に留め具本体2の一対の突設部6、6を同時に配置可能な第1の開口部13aと第2の開口部14aがそれぞれ設けられている。
そして、平面視長方形状をなす第1の開口部13aは、その長辺の長さL1(図7(a)を参照)が留め具本体2の一対の突設部6、6における背面板6c、6cの外面間の距離S1(図4(a)を参照)よりも長く、一対の係合爪7、7における係合部6f、6fの外面間の距離S3(図7(c)を参照)よりも短い。また、短辺の長さL2(図7(a)を参照)は留め具本体2の一対の突設部6、6における側面板6a、6aの外面間の距離S2(図4(a)を参照)よりも長い。
また、平面視長方形状をなす第2の開口部14aは、その長辺の長さL3(図7(b)を参照)が一対の係合爪7、7における係合部6f、6fの外面間の距離S3(図7(c)を参照)よりも長く、短辺の長さL4(図7(b)を参照)が留め具本体2の一対の突設部6、6における側面板6a、6aの外面間の距離S2(図4(a)を参照)よりも長い。
さらに、一対の突設部6、6の高さS4(図7(c)を参照)の値は、本体13の厚さt1(図7(a)を参照)と蓋14の厚さt2(図7(b)を参照)の合計値よりも大きい。
このように、蓋留め具1は、係止軸4とともに本体13の第1の開口部13aに挿通される係合爪7を備えており、係合爪7の先端には、本体13の第1の開口部13aに係止軸4と一対の突設部6、6が挿通された状態で第1の開口部13aの縁部13b(図7(a)を参照)に対して係合可能に係合部6fが設けられている。そのため、蓋留め具1では、留め具本体2が搬送容器の本体13から意図せずに外れてしまうおそれがない。したがって、蓋留め具1によれば、搬送容器に対する取り付け作業を短時間で効率良く行うことができる。
このように、一対の突設部6、6が第1の開口部13a及び第2の開口部14aに連通されている場合、一対の突設部6、6が第1の開口部13a及び第2の開口部14aに係止することにより、本体13の壁面に平行な方向への留め具本体2の移動が阻止される。したがって、蓋留め具1では、留め具本体2を搬送容器の本体13に取り付ける際に、座板2aが当接する本体13の壁面に沿って留め具本体2が移動し、その位置がずれてしまう可能性が低い。そのため、蓋留め具1を搬送容器に取り付ける作業を短時間で効率良く行うことができる。
このとき、蓋保持板3の長辺の長さW1(図3(a)を参照)が蓋14の第2の開口部14aの短辺の長さL4(図7(b)を参照)よりも長いことから、図8(a)及び図8(b)に示すように、蓋保持板3は平面視して長手方向の両端が一対の突設部6、6の側方に突出した状態となり、本体13と蓋14は留め具本体2と蓋保持板3によって両側から挟まれるようにして、互いに連結される。
すなわち、蓋留め具1は搬送容器の本体13の一部と蓋14を両側から留め具本体2と蓋保持板3によって両側から挟む構造となっている。そして、係止軸4が軸挿通孔8に挿通された際に半割拡径部5bが軸挿通孔8の周縁部8a(図1(c)及び図3(a)を参照)に係止することで留め具本体2によって回転自在に保持される構造の蓋保持板3を係止軸4の周りに回転させることによって、蓋14の第2の開口部14aの縁部14b(図7(b)を参照)に蓋保持板3の長手方向の両端が係合した状態とこの係合状態が解消された状態が切り換わるという作用を有している。
また、蓋留め具1では、図4(b)及び図5(b)を用いて既に説明したように、係止軸4の凸条5cが軸挿通孔8の凹部10に係合することにより、蓋保持板3の長手方向が留め具本体2の長手方向に対して平行又は直交する状態が維持される。したがって、蓋留め具1では、留め具本体2に対して蓋保持板3が不用意に回転し、蓋14に蓋保持板3が係合したり、蓋14に対する蓋保持板3の係合状態が解消されて蓋14が搬送容器の本体13から意図せずに外れてしまったりするという事態が起こり難い。したがって、蓋留め具1によれば、搬送容器の本体13に蓋14を確実に固定することができる。
Claims (7)
- 第1の開口部を有する容器本体と、第2の開口部を有する蓋と、を備えた容器に用いられるプラスチック製の蓋留め具であって、
円筒状又は円柱状の軸部と、平面視円形状をなし、前記軸部の先端に設けられるとともに前記軸部の基端側に向かって漸次外径が大きくなるように形成された拡径部と、を有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部に連通される係止軸と、この係止軸が垂直に立設された座板と、を備えた留め具本体と、
前記係止軸が挿通される平面視円形状の軸挿通孔を有し、前記留め具本体との間に配置された前記容器本体の一部と前記蓋を両側から前記留め具本体とともに挟むようにして前記蓋を前記容器本体に固定する蓋保持板と、を備え、
前記蓋保持板は、前記係止軸が前記軸挿通孔に挿通された際に前記拡径部が前記軸挿通孔の周縁部に係止することで前記留め具本体によって回転自在に保持され、
前記第1の開口部及び前記第2の開口部に連通された前記係止軸が前記軸挿通孔に挿通されるとともに、前記蓋保持板と前記留め具本体の間に前記容器本体の一部及び前記蓋が配置された状態で、前記蓋保持板を前記係止軸の周りに回転させることにより、前記第2の開口部の縁部に前記蓋保持板が係合した状態とこの係合状態が解消された状態が切り換わることを特徴とする蓋留め具。 - 前記係止軸は、
前記座板に直交し、かつ、前記軸部の中心軸を通る仮想平面によって前記軸部及び前記拡径部が分割された一対の分割体からなることを特徴とする請求項1に記載の蓋留め具。 - 前記留め具本体の前記係止軸は、外周面に軸方向と平行に凸条が設けられ、
前記蓋保持板の前記軸挿通孔は、内周面に前記凸条と係合可能な凹部が形成されており、
前記凸条及び前記凹部は、前記蓋の前記第2の開口部の前記縁部に前記蓋保持板が係合した場合に符合する箇所に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓋留め具。 - 前記留め具本体は、
前記座板の前記係止軸が立設されている側の面に対し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部に前記係止軸が連通された状態で、突設部が前記第1の開口部及び前記第2の開口部に対して連通可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の蓋留め具。 - 前記突設部は、前記仮想平面を中心として対称に一対設置され、
前記分割体は、一対の前記突設部の上面にそれぞれ設置されており、
側面視山形をなす係合突起が前記蓋保持板の前記留め具本体に対向する面に対し、
前記蓋の前記第2の開口部の前記縁部に前記蓋保持板が係合した場合に、一対の前記突設部の間にその頂部が配置されるように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の蓋留め具。 - 前記係合突起の前記頂部が一対の前記突設部の間に配置された場合に、前記頂部を挟んでその両側に対向配置された状態となるように、係止部が一対の前記突設部の前記上面にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項5に記載の蓋留め具。
- 前記留め具本体は、前記座板の前記係止軸が立設されている側の面に、前記係止軸とともに前記容器本体の前記第1の開口部に挿通される係合爪が立設されており、
前記係合爪の先端には、前記第1の開口部に前記係止軸が挿通された状態で前記第1の開口部の縁部に対して係合可能に係合部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓋留め具。
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JP7205957B1 (ja) | 2023-01-17 |
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