JP2023547407A

JP2023547407A - ハイブリッド自動再送信要求のための方法および装置

Info

Publication number: JP2023547407A
Application number: JP2023524772A
Authority: JP
Inventors: コンチ・ジャン; ハイペン・レイ; ミンゼン・ダイ; リアンハイ・ウー; ヨアヒム・レーア; ヒュン－ナム・チェ
Original assignee: レノボ・（ベイジン）・リミテッド
Priority date: 2020-10-22
Filing date: 2020-10-22
Publication date: 2023-11-10
Also published as: EP4233231A1; CN116368759A; WO2022082604A1; US20240008054A1

Abstract

ハイブリッド自動再送信要求(HARQ)のための方法および装置が提供される。本方法は、第1のUEによって行われる。本方法は、NodeBから、第1のUEのHARQ方式およびHARQ方式のためのアップリンクリソースを示す肯定応答設定を受信するステップと、第1のダウンリンク制御情報(DCI)と関連付けられたデータブロックに対する肯定応答が送信されることになるかどうかをHARQ方式に従って判定するステップとを含む。

Description

本開示の実施形態は、概してワイヤレス通信技術に関し、特にハイブリッド自動再送信要求のための方法および装置に関する。

マルチキャストおよびブロードキャストサービス(MBS)のニューラジオ(NR)サポートに関する作業項目がリリース17(RP-201038)において合意された。RAN3#109e会議において、NR MBSをサポートするために既存の次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)アーキテクチャを使用することが合意された。

MBSのデータ送信のために再送信が必要であり得る。再送信メカニズムにおいて、送信機と受信機との間の設定およびフィードバックを送信するための設定が非常に考慮される。

TS 38.321 TS 38.214

本開示の一部の実施形態は、再送信の技術的解決策を少なくとも提供する。

本開示の一部の実施形態は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)のための方法を提供する。本方法は、第1のユーザ機器(UE)によって行われる。本方法は、NodeBから、第1のUEのHARQ方式およびHARQ方式のためのアップリンクリソースを示す肯定応答設定を受信するステップと、第1のダウンリンク制御情報(DCI)と関連付けられたデータブロックに対する肯定応答が送信されることになるかどうかをHARQ方式に従って判定するステップとを含む。

本開示の一部の他の実施形態は、HARQのための方法を提供する。本方法は、NodeBによって行われる。本方法は、第1のUEのHARQ方式およびHARQ方式のためのアップリンクリソースを示す肯定応答設定を送信するステップと、第1のDCIと関連付けられたデータブロックを送信するステップとを含む。

本開示の一部の実施形態は、コンピュータ実行可能命令が記憶された少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体と、少なくとも1つの受信機と、少なくとも1つの送信機と、少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体、少なくとも1つの受信機および少なくとも1つの送信機に結合される少なくとも1つのプロセッサとを含む装置も提供する。コンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つの受信機、少なくとも1つの送信機および少なくとも1つのプロセッサと共に、記載されるいずれかの方法を実装するようにプログラムされる。

本開示の実施形態は、再送信の技術的解決策を提供する。したがって、本開示の実施形態は、優れた再送信設定手順および優れたフィードバック設定手順を提供できる。

本出願の利点および特徴を得ることができる様式を記載するために、本出願の説明が、添付の図面に例示される、その具体的な実施形態を参照することによってなされる。これらの図面は、本出願の実施形態例だけを描いており、それゆえ、その範囲を限定するとみなされるものではない。

本開示の一部の実施形態に係る例示的なワイヤレス通信システムを例示する概要図である。本開示の一部の実施形態に係る例示的なHARQエンティティを例示する概要図である。本開示の一部の実施形態に係るHARQのための方法のフローチャートである。本開示の一部の実施形態に係るHARQのための方法のフローチャートである。本開示の一部の実施形態に係るHARQのための装置の簡略ブロック図である。

添付の図面の詳細な説明は、本開示の現在好適な実施形態の説明として意図されており、本開示が実施され得る唯一の形態を表すとは意図されない。本開示の趣旨および範囲内に包含されると意図される種々の実施形態によって同じまたは同等の機能が達成され得ることが理解されるはずである。

ここで本開示の一部の実施形態が詳細に参照されることになり、その例が添付の図面に例示される。理解を容易にするために、実施形態は、3GPP(登録商標) 5Gニューラジオ(NR)、3GPPロングタームエボリューション(LTE)リリース8等などの、具体的なネットワークアーキテクチャおよび新たなサービスシナリオの下で提供される。当業者は、ネットワークアーキテクチャおよび新たなサービスシナリオの発展と共に、本開示における実施形態が他の同様の技術的問題にも適用可能であることを非常によく知っている。

図1は、本開示の一部の実施形態に係る例示的なワイヤレス通信システムを例示する概要図である。

図1は、UEとNodeBとの間の通信を図示する。図1は、例示目的でNodeB10ならびにUE11、12および13を図示する。UE11、12および13は、NodeB10のカバレッジ下でよい。図1に図示されるように、NodeB10は、UE11と通信状態にある。NodeB10は、UE12と通信状態にある。NodeB10は、UE13と通信状態にある。一部の実施形態において、UE11、12および13は、MBSに参加してよい。NodeB10は、ユニキャスティング、マルチキャスティング、グループキャスティングまたはブロードキャスティングを通じてUE11、12および13にデータブロックまたはデータパケットを送信してよい。

例えば、図1におけるワイヤレス通信システムは、ワイヤレス通信ネットワーク、セルラ電話ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ベースのネットワーク、符号分割多元接続(CDMA)ベースのネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ベースのネットワーク、LTEネットワーク、3GPPベースのネットワーク、3GPP 5G NRネットワーク、衛星通信ネットワーク、高高度プラットフォームネットワークおよび/または他の通信ネットワークと互換性があってよい。

一部の実施形態において、NodeB10は、基地局、基地ユニット、基地、アクセスポイント、アクセス端末、マクロセル、拡張ノードB(eNB)、gNB、ホームノードB、中継ノード、デバイス、リモートユニットと、または当該技術で使用される任意の他の技術用語で称されてよい。NodeBは、地理的領域にわたって分散されてよい。一般に、NodeBは、1つまたは複数の対応する基地局に通信可能に結合される1つまたは複数のコントローラを含んでよい無線アクセスネットワークの一部である。

UE11、12および13は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、スマートテレビ(例えば、インターネットに接続されるテレビ)、セットトップボックス、ゲームコンソール、セキュリティシステム(セキュリティカメラを含む)、車両搭載コンピュータ、ネットワークデバイス(例えば、ルータ、スイッチおよびモデム)等などの、コンピューティングデバイスを含んでよい。本開示の一実施形態によれば、UE11、12および13は、ポータブルワイヤレス通信デバイス、スマートフォン、セルラ電話、折りたたみ式電話、加入者識別モジュールを有するデバイス、パーソナルコンピュータ、選択呼出受信機、またはワイヤレスネットワーク上で通信信号を送信および受信することが可能である任意の他のデバイスを含んでよい。一部の実施形態において、UE11、12および13は、スマートウォッチ、フィットネスバンド、光学ヘッドマウントディスプレイ等などの、ウェアラブルデバイスを含んでよい。その上、UE11、12および13は、加入者ユニット、モバイル、移動局、ユーザ、端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、固定端末、加入者局、ユーザ端末もしくはデバイスと称され、または当該技術で使用される他の技術用語を使用して記載されてよい。

NodeB10がダウンリンクでMBSデータパケットを(例えば、UE11、12および13に)送信するとき、ポイントツーポイント(PTP)モードもポイントツーマルチポイント(PTM)モードもサポートされる。PTPモードは、セル-無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を持つ特定のUEにユニキャストすることによってパケットがダウンリンク(DL)で送信され得ることを意味する。PTPモードでは、UE11、12および13の各々が特定のC-RNTIを使用してよい。PTMモードは、共通のグループ-無線ネットワーク一時識別子(G-RNTI)を共有する一群のUEにマルチキャスト/グループキャスト/ブロードキャストすることによってパケットがダウンリンクで送信され得ることを意味する。PTMモードでは、UE11、12および13の全てが1つのG-RNTIを使用してよい。

マルチキャスト/ブロードキャスト単位で送信されるサービスに対する信頼性を保証するために、HARQ方式は、メディアアクセス制御(MAC)層に適用されてよい。3つのHARQ方式があり得る:
・ACKおよびNACK方式:UEが、対応するトランスポートブロック(TB)の復号に成功するとアップリンク(UL)でACKフィードバックを送信し、そうでなければUEはNACKを送信する。
・NACKのみ方式:UEがTBの復号に失敗すると、UEはULでNACKフィードバックを送信する。
・ブラインド再送信方式:NodeBが既定で複数回同じTBを送信し、UEはNodeBにいかなるフィードバックも送信しない。

HARQ方式をサポートし、かつマルチキャスト/ブロードキャストサービスに対してULでACKまたはNACKフィードバックを送信するために、解決されるべき幾つかの問題点がある:
・特に異なるUEがHARQフィードバックを送信するために専用のULリソースを必要とし得ることを考慮して、特定のMBSサービスまたはUEグループに対してHARQ方式を設定するかどうかおよびどのように設定するか。
・MBS送信に対してHARQプロセスをどのように設定して割り当てるか。異なるUEにおけるHARQプロセス使用が異なり得るとすると、NodeBがマルチキャスト/ブロードキャスト単位でMBSパケットを送信および再送信するように、全てのUEにとって利用可能であるHARQプロセスを選択することで、扱いにくくなり得る。

NRネットワークにおいて、DLではダイナミックスケジューリングもセミパーシステントスケジューリング(SPS)もサポートされ得る。ダイナミックスケジューリングとして、NodeBが、TB受信動作、例えばいつどのようにTBを復号するかを指示するために物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)でダウンリンク制御情報(DCI)を送信してよい。

セミパーシステントスケジューリング(SPS)は、サービングセルごとにかつ帯域幅部(BWP)ごとに無線リソース制御(RRC)によって設定される。同じBWPに複数割当てが同時にアクティブであることができる。DL SPSのアクティブ化および非アクティブ化は、サービングセルの間で無関係である。DL SPSとして、DL割当ては、PDCCHによって提供され、SPSのアクティブ化または非アクティブ化を示すLayer1シグナリングに基づいて記憶または消去される。

RRCは、SPSが設定されるときに以下のパラメータを設定してよい:
・CS-RNTI:設定されたスケジューリング-無線ネットワーク一時識別子は、アクティブ化、非アクティブ化および再送信のためである
・nrofHARQプロセス:SPSに設定されたHARQプロセス数
・harq-ProcIDオフセット:SPSのHARQプロセスのオフセット
・周期性:SPSに設定されたダウンリンク割当ての周期性。

ACK&NACK HARQ方式は、DLトラフィックのためにサポートされ得る。HARQ方式を指示するためにNodeBからUEに送信されるDCIに以下の情報を含むことができる:
・所与のDL送信と関連付けられるHARQプロセスID。
・これがTBの新たな送信または再送信であろうことを示す新データインジケータ(NDI)。
・いつUEがULでACK/NACKフィードバックを送るべきであるかを示すHARQタイミング。

DCIからの指示に従って、UEは、受信したTBを対応するHARQエンティティに送出してよい。それが新たなデータ送信であれば、UEは、誤って受信したパケットを削除するためにバッファをフラッシュしてよい。それが再送信であれば、UEは、誤って受信したパケットを使用してソフトコンバイニングを行ってよい。受信したTBの復号が成功か否かに基づいて、UEは、HARQタイミングによって示されるPHYリソースを使用してNodeBにACK/NACKフィードバックを送信してよい。

NRは、サイドリンクユニキャストおよびグループキャストサービスに対してACK/NACK(または不連続送信(DTX))の送信に基づくHARQ方式をサポートし得る。NRは、グループキャストサービスに特有のNACKのみHARQ方式をサポートし得る。加えて、NRは、ブラインド再送信方式をサポートし得、送信ノード(例えば、UE)が既定で複数回同じTBを送信することになり、受信ノード(例えば、UE)からのいかなるHARQフィードバックも必要としないことを意味する。

ACK/NACK(またはDTX)方式が使用されると、サイドリンクHARQ手順は、非コードブロックグループフィードバックのためのUu方式と同様であり、すなわちHARQフィードバックは、トランスポートブロック全体の成否に基づいて送信される。

NACKのみ方式は、より多数の受信UEが同じ送信UEにフィードバックを送信する必要があるときに潜在的により低いサイドリンクリソース需要が作成されるようにするためにグループキャストに対して定められる。典型的なケースは、所与の半径内のUEが全て送信UEから同じセンサ情報を受信し、いずれかのUEが復号に成功できなければ再送信が発生することになる拡張センサシナリオである。そのような情報が送信UEの周りの所与の半径(例えば道路交差点の周りの数十または数百メートル)内に関連するだけでよいので、NACKのみフィードバックの送信は、そのような半径内のUEに限定でき、それを超えたいずれのUEもいかなるHARQフィードバックも提供しない。サービスの最小範囲要件は、サービス層から関連したサービス品質(QoS)パラメータと共に提供される。

受信UEからその送信UEに1ビットのサイドリンクHARQフィードバックが物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)上で搬送されてよい。加えて、リソース割振りモード1のNodeBの制御下のとき、送信UEは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を介してサイドリンクHARQフィードバックのステータスをNodeBに通知する。サイドリンクHARQフィードバックのステータスは、再送信のスケジューリングおよびサイドリンクリソースの割振りを支援するために特定の動的または設定されたグラントに関して計算された。

一部の場合には、MBSプロトコルスタックオプションが提案された。MBSプロトコルスタックでは、1つのC-RNTIおよび1つのG-RNTIが同じHARQエンティティにマッピングされる。初期送信がマルチキャストのためのG-RNTIに基づくとすれば、対応する再送信は、G-RNTIを伴うマルチキャストモードでまたはC-RNTIを伴うユニキャストモードで行われてよい。マルチキャストHARQプロセス再送信がG-RNTIを伴って行われるかC-RNTIを伴って行われるかを、NodeBのスケジューラが動的に決定してよい。これは、UEが、再送信が異なるG-RNTIまたはC-RNTIを伴って行われ得る、同じマルチキャストHARQプロセスに属するトランスポートブロック間のソフトコンバイニングを行うことができることを必要とする。

図2は、本開示の一部の実施形態に係る例示的なHARQエンティティを例示する概要図である。

MAC層では、MACエンティティが各サービングセルに対してHARQエンティティを含んでよい。各HARQエンティティは、幾つかの並列HARQプロセスを維持してよい。図2は、HARQエンティティ200が8つのHARQプロセス(すなわち、HARQプロセス201～208)を維持するのを図示する。各HARQプロセスは、HARQプロセス識別子と関連付けられてよい。図2の実施形態において、HARQプロセス201のHARQプロセス識別子は1でよく、HARQプロセス202のHARQプロセス識別子は2でよい、等。HARQエンティティは、ダウンリンク共有チャネル(DL-SCH)上で受信されたHARQ情報および関連TBを対応するHARQプロセスに宛ててよい(TS38.321の第5.3.2.2項を参照のこと)。図2の実施形態において、トランスポートブロック#1 211はHARQプロセス#1 201に宛てられ、トランスポートブロック#5 215はHARQプロセス#2 202に宛てられ、トランスポートブロック#2 212はHARQプロセス#7 207に宛てられ、トランスポートブロック#3 213はHARQプロセス#8 208に宛てられる。HARQエンティティ当たりの並列DL HARQプロセス数は、TS 38.214で規定され得る。専用のブロードキャストHARQプロセスは、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)のために使用される。

物理層がダウンリンク空間多重化のために設定されていない場合、HARQプロセスは、1つのTBをサポートし得る。物理層がダウンリンク空間多重化のために設定されている場合、HARQプロセスは、1つまたは2つのTBをサポートし得る。MACエンティティに「pdsch-AggregationFactor>1」が設定される場合、パラメータpdsch-AggregationFactorは、ダウンリンク割当てのバンドル内のTBの送信数を与える。バンドリング動作は、同じバンドルの一部である各送信に対して同じHARQプロセスを呼び出すためにHARQエンティティに依存する。初期送信の後、バンドル内で(pdsch-AggregationFactor-1)HARQ再送信が続く。

MACエンティティは、
1>ダウンリンク割当てが示されていれば、
2>物理層から受信されたTBおよび関連HARQ情報を関連HARQ情報によって示されるHARQプロセスに割り振るものとする。
1>ダウンリンク割当てがブロードキャストHARQプロセスに対して示されていれば、
2>受信されたTBをブロードキャストHARQプロセスに割り振るものとする。

HARQプロセスに対して送信が発生すると、1つまたは2つ(ダウンリンク空間多重化の場合)のTBおよび関連HARQ情報がHARQエンティティから受信される。

各受信したTBおよび関連HARQ情報に対して、HARQプロセスは、
1>NDIが提供される場合、このTBに対応する前の受信した送信の値と比較してトグルされていれば、または
1>HARQプロセスがブロードキャストプロセスに相当し、かつこれが、RRCによって示されるシステム情報スケジュールによるTBのための最初の受信した送信であれば、または
1>これがこのTBのためのまさしく最初の受信した送信であれば(すなわち、このTBに対して前のNDIがなければ)、
2>この送信を新たな送信であると考えるものとする。
1>そうでなければ、
2>この送信を再送信であると考えるものとする。

MACエンティティは次いで、
1>これが新たな送信であれば、
2>受信データを復号しようと試みるものとする。
1>そうでなければ、これが再送信であれば、
2>このTBに対するデータの復号がまだ成功していなければ、

3>受信データをこのTBに対する現在ソフトバッファ内のデータと合成し、合成したデータを復号しようと試みるように物理層に命令するものとする。
1>MACエンティティが復号しようと試みたデータの復号がこのTBに対して成功していれば、または
1>このTBに対するデータの復号が以前に成功していれば、
2>HARQプロセスがブロードキャストプロセスに相当すれば、
3>復号したMAC PDUを上位層に送出する。
2>そうでなければ、これがこのTBに対するデータの最初の復号成功であれば、
3>復号したMAC PDUを逆アセンブリおよび逆多重化エンティティに送出する。
1>そうでなければ、
2>このTBに対するソフトバッファ内のデータをMACエンティティが復号しようと試みたデータと置き換えるように物理層に命令する。
1>HARQプロセスが一時C-RNTIで示される送信と関連付けられ、かつ競合解決がまだ成功してなければ(第5.1.5項を参照のこと)、または
1>HARQプロセスがMSGB-RNTIで示される送信と関連付けられ、かつランダムアクセス手順の完了がまだ成功してなければ(第5.1.4a項を参照のこと)、または
1>HARQプロセスがブロードキャストプロセスに相当すれば、または
1>HARQフィードバックが送信されることになるサービングセルを含むTAGと関連付けられたtimeAlignmentTimerが停止されるもしくは満了すれば、
2>このTB内のデータの肯定応答を生成するように物理層に命令しない。
1>そうでなければ、
2>このTB内のデータの肯定応答を生成するように物理層に命令する。

MACエンティティは、そのC-RNTIに対するPDCCH上のNDIが前の送信での値と比較してトグルされたかどうかを判定するときに、その一時C-RNTIに対するPDCCH上の全てのダウンリンク割当てで受信されるNDIを無視するものとする。MACエンティティがこのTBのために送られた最後のTBサイズと異なるTBサイズの再送信を受信すれば、UE挙動は、UE実装に委ねられることに留意されたい。

本開示の一部の実施形態において、NodeBは、HARQ方式(すなわちACK&NACK、NACKのみまたはブラインド再送信の1つ)を設定してよい。設定されたHARQ方式のためにHARQフィードバックが必要であれば、NodeBは、HARQフィードバックを送信するように対応する物理(PHY)リソースを設定してよい。NodeBは、ユニキャスト、グループキャストまたはブロードキャスト単位でUEのHARQ方式およびHARQ方式のためのアップリンクリソースを示す肯定応答設定を送信してよい。NodeBは、ユニキャスト、グループキャストまたはブロードキャストいずれかの様式で送られるPHYシグナリングおよびRRC/SIBシグナリングの組合せごとに所与のMBSサービスに対するHARQ方式および対応するPHYリソースを設定してよい。特に、NodeBは、UEに対してACKおよびNACK方式、NACKのみ方式ならびにブラインド再送信方式のいずれが適合されるかを決定してよい。

採用されるACK&NACKまたはNACKのみ方式は、与えられるPUCCHリソース数によって黙示的に示されてよい。例えば、2つのPUCCHリソースが提供されれば、ACK&NACK方式が採用される。1つのPUCCHリソースだけが提供されれば、NACKのみ方式が採用される。PUCCHリソースが提供されなければ、ブラインド再送信が採用される。代替的に、採用されるHARQ方式は、1または2ビットのインジケータによって明示的に示されてよい。例えば、「00」はブラインド再送信方式が採用されることを示し、「01」はNACKのみ方式が採用されることを示し、「10」はACK&NACK方式が採用されることを示す。

マルチキャスト/ブロードキャスト無線ベアラ単位のMBSデータ送信に関連したケースが以下説明される。

ダイナミックスケジューリング(G-RNTIと関連付けられる)およびACK&NACK HARQ方式が採用される場合には、NodeBは、専用のRRC(一旦UEがMBSセッションに参加すると各UEに送られる)ごとに所与のネットワーク識別子(例えばG-RNTI)に対してHARQ方式および対応するULリソースを設定してよい。次いで、実際のMBSデータブロック(またはパケット)送信のためのDCIがマルチキャスト/ブロードキャスト的に送信されてよい。MBSに参加するUEに異なるHARQ方式およびACKまたはNACKを送信するための異なるULリソースが設定され得ることに留意する価値がある。

ダイナミックスケジューリング(G-RNTIと関連付けられる)およびNACKのみ方式またはブラインド再送信HARQ方式が採用される場合には、NodeBは、専用のRRC(一旦UEがMBSセッションに参加すると各UEに送られる)ごとに所与のネットワーク識別子(例えばG-RNTI)に対してHARQ方式および対応するULリソースを設定してよい。次いで、MBSデータブロック(またはパケット)送信のためのDCIがマルチキャスト/ブロードキャスト的に送られてよい。

ダイナミックスケジューリング(G-RNTIと関連付けられる)およびNACKのみ方式またはブラインド再送信HARQ方式が採用される場合には、NodeBは、MBSデータブロック(またはパケット)送信のためのマルチキャスト/ブロードキャストDCIにHARQ方式および対応するULリソースを設定してよい。関与するUEは、NACKのみフィードバックを送信するために同じULリソースを使用してよく、そのためマルチキャスト/ブロードキャストDCIによって共通のULリソースが提供されてよい。

セミパーシステントスケジューリング(G-RNTI/CS-RNTIと関連付けられる)およびACK&NACK HARQ方式が採用される場合には、NodeBは、専用のRRC(一旦UEがMBSセッションに参加すると各UEに送られる)ごとに所与の識別子(例えばG-RNTIまたはCS-RNTI)に対してHARQ方式および対応するULリソースを設定してよい。次いで、MBSスケジューリングのためのアクティブ化/非アクティブ化DCIがマルチキャスト/ブロードキャスト的に送られてよい。

セミパーシステントスケジューリング(G-RNTI/CS-RNTIと関連付けられる)およびNACKのみ方式またはブラインド再送信HARQ方式が採用される場合には、NodeBは、専用のRRC(一旦UEがMBSセッションに参加すると各UEに送られる)ごとに所与の識別子(例えばG-RNTIまたはCS-RNTI)に対してHARQ方式および対応するULリソースを設定してよい。次いで、MBSデータブロック(またはパケット)送信のためのアクティブ化/非アクティブ化DCIがマルチキャスト/ブロードキャスト的に送られてよい。

セミパーシステントスケジューリング(G-RNTI/CS-RNTIと関連付けられる)およびNACKのみ方式またはブラインド再送信HARQ方式が採用される場合には、NodeBは、MBSデータブロック(またはパケット)送信のためのアクティブ化/非アクティブ化DCI(各UEにブロードキャストまたはマルチキャストされる)にHARQ方式および対応するULリソースを設定してよい。関与するUEは、NACKのみフィードバックを送信するために同じULリソースを使用してよく、そのためマルチキャスト/ブロードキャストDCIによって共通のULリソースが提供されてよい。

ユニキャスト無線ベアラ単位のMBSデータ送信に関連したケースが以下説明される。

ダイナミックスケジューリング(C-RNTIと関連付けられる)が採用される場合には、各UEにユニキャストするDCIシグナリングごとにUEに対するHARQ方式および対応するULリソースが設定されてよい。

セミパーシステントスケジューリング(CS-RNTIと関連付けられる)が採用される場合には、各UEにユニキャストするアクティブ化/非アクティブ化DCIシグナリングごとにUEに対するHARQ方式および対応するULリソースが設定されてよい。

UEがRRC_INACTIVE/IDLE状態にある場合に対して、各UEにユニキャストするアクティブ化/非アクティブ化DCIシグナリングごとにUEに対するHARQ方式および対応するULリソースが設定されてよい。

本開示の一部の実施形態において、同じMBS TBの初期送信および再送信は、異なるRNTIを使用してスクランブルされ、次いで同じHARQプロセスにマッピングされてよい。

一部の実施形態において、MBSデータブロック(またはパケット)および非MBSデータブロック(またはパケット)が同じHARQプロセスを共有してよい。すなわち、実施形態においてMBSデータブロックのために専用のHARQプロセスがなくてよい。UEは、データブロックがC-RNTIでスクランブルされるときに異なるDCIフォーマットに基づいてMBSデータブロックおよび非MBSデータブロックを区別してよい。一部の実施形態において、追加のインジケータがDCIに含まれてよい。

1つの実施形態において、NodeBは、同じHARQプロセスIDに割り当てられているがMBSデータおよび非MBSデータのためのDLデータ送信を指示してよい。例えば、NodeBは、MBSサービスのデータブロック#1のためのDCI#1を送信しかつ非MBSサービスのデータブロック#2のためのDCI#2を送信してよい。DCI#1は、MBSインジケータおよびHARQプロセス#1(すなわち、HARQプロセスID)を含んでよい。DCI#2は、非MBSインジケータおよびHARQプロセス#1(すなわち、HARQプロセスID)を含んでよい。UEがデータブロック#1およびデータブロック#2を受信すると、UEは、たとえデータブロックがNodeBによって同じHARQプロセスに割り当てられるとしてもデータブロック#1およびデータブロック#2が異なるデータブロックであることを認識することができてよい。

一部の実施形態において、UEは、受信したデータブロックを同じHARQプロセスに記憶してよい。同じHARQプロセスに記憶されるデータブロックが区別可能であるので、UEは、後の起こり得る再送信を受信し、通常通りソフトコンバイニングを行ってよい。

一部の実施形態において、UEは、受信したデータブロック#1およびデータブロック#2を目下利用可能である2つの異なるHARQプロセスに記憶することを決定してよい。UEの2つのHARQプロセスは、NodeBがDCIに指定するもの(すなわち、HARQプロセス#1)と異なってよい。一部の実施形態において、UEの2つのHARQプロセスの一方が、NodeBがDCIに指定するもの(すなわちこの場合にはHARQプロセス#1)と同じでよい。

一部の実施形態において、MBSデータブロックの受信のために1つまたは複数の専用のHARQプロセスが割り当てられてよい。NodeBは、専用のRRCシグナリングごとにまたはグループキャスト/ブロードキャストSIBメッセージごとにUEに専用のHARQプロセスを明示的に設定してよい。NodeBは、G-RNTIと対応するHARQプロセスとの間のマッピングを提供してよい。ここで、複数HARQプロセスがHARQプロセスID範囲またはHARQプロセスIDのリストによって表されてよい。

1つまたは複数のG-RNTIに対して1つの単一の専用のHARQプロセスが割り当てられる場合には、NodeBがG-RNTIでスクランブルされたMBSデータブロックを送信または再送信するとき、NodeBは、関連するDCIにHARQプロセスIDを示さなくてよい。これは、UEが1つまたは複数のG-RNTIに対応するHARQプロセスを既に知っているからである。

1つまたは複数のG-RNTIに対して1つの単一の専用のHARQプロセスが割り当てられる場合には、NodeBがC-RNTIでスクランブルされたMBSデータブロックを送信または再送信するとき、NodeBは、関連するDCIにMBS専用のHARQプロセスIDを示してよい。

一部の実施形態において、初期送信がマルチキャスト/ブロードキャスト無線ベアラ単位でG-RNTIでスクランブルされれば、かつ同じTBの再送信がユニキャスト無線ベアラ単位でC-RNTIでスクランブルされれば、マルチキャスト/ブロードキャスト送信のためのDCIにおよび再送信のためのDCIに同じHARQプロセスIDおよびNDI値が含まれる。各ユニキャストHARQ送信が別個のHARQプロセスで行われてよい。しかしながら、一部の実施形態によれば、NodeBは、初期送信のために選択されるHARQプロセスを使用し、異なる受信UEへの対応する1つまたは複数のユニキャストHARQ再送信のためにも同じHARQプロセスを使用してよい。異なる受信UEに対するものであるユニキャストHARQ再送信の各1つに対して、NodeBは、異なる冗長バージョンを選択してよい。たとえ初期マルチキャスト/ブロードキャスト送信のために選択される唯一の(かつ同じ)HARQプロセスが異なるUEへの複数ユニキャスト再送信の各々のためにも使用されるとしても、NodeBは、受信UEの各々に対する独立HARQステータス/コンテキスト、例えばRV、NDIステータス、受信HARQフィードバックを維持してよい。受信UEの全てがTBの受信に成功した場合だけ、HARQプロセスは、新たなTB送信、例えば初期送信のために使用されてよい。

一部の実施形態において、MBSデータブロックの受信のために1つまたは複数の専用のHARQエンティティが割り当てられてよい。NodeBは、専用のRRCシグナリングまたはグループキャスト/ブロードキャストSIBメッセージごとにUEに1つまたは複数の専用のHARQエンティティを明示的に設定してよい。NodeBは、G-RNTIと対応する1つまたは複数のHARQエンティティとの間のマッピングも提供してよい。

UEがG-RNTIでスクランブルされたMBSデータブロックを受信する場合には、UEは、対応するHARQエンティティのHARQプロセスにデータブロックを送出または記憶してよい。

NodeBが、C-RNTIでスクランブルされるユニキャスト単位でMBSデータブロックを送信または再送信する場合には、関連するDCIにインジケータが追加されてよく、インジケータは特定のMBS HARQエンティティを指す。そのようなインジケータは、HARQエンティティインデックスまたは関連するG-RNTIでよい。次いで、一旦UEが対応するデータブロックを受信すると、UEは、指定されたHARQエンティティのHARQプロセスにデータブロックを送出または記憶してよい。

本開示は、ユニキャスト、グループキャストまたはブロードキャストいずれかの様式で送られるPHYシグナリングおよびRRC/SIBシグナリングの組合せごとにMBS再送信のためのHARQ動作をサポートするためにUEにHARQ方式および対応するULリソースを設定する方法および対応する装置(例えば、UEまたはNodeB)を提供する。また、NodeBは、UEに特定のMBSデータブロック送信のために専用の1つまたは複数のHARQプロセスを設定してよい。本開示は、初期送信および再送信が全ての関連UEに対して同じHARQプロセスに割り当てられるのを保証するのに必要な動作を単純化し得る。

図3は、本開示の一部の実施形態に係る方法300のフローチャートである。方法300は、第1のUEによって行われてよい。一部の実施形態において、第1のUEは、UE11、12および13の1つでよい。

図3に示される例示的な方法300の動作301では、第1のUEは、NodeBから肯定応答設定を受信してよい。肯定応答設定は、第1のUEのHARQ方式およびHARQ方式のためのアップリンクリソースを示してよい。肯定応答設定は、ユニキャスト、グループキャストおよびマルチキャストの少なくとも1つを通じて送信されまたは送られてよい。

動作303では、第1のUEは、第1のダウンリンク制御情報(DCI)と関連付けられたデータブロックに対する肯定応答が送信されることになるかどうかをHARQ方式に従って判定してよい。HARQ方式は、ACKおよびNACK方式、NACKのみ方式またはブラインド再送信方式でよい。ブラインド再送信方式が設定されれば、データブロックに対する肯定応答はUEによって送信されるべきでない。第1のUEは、第1のDCIと関連付けられたデータブロックに対する肯定応答をどのように送信するかもHARQ方式に従って判定してよい。

方法300の一部の実施形態において、肯定応答設定は、ネットワーク識別子で示されてよい。ネットワーク識別子は、RRCシグナリングメッセージで送信されてよい。方法300は、データブロックの初期送信を示す第1のDCIを受信するステップを更に含んでよい。

方法300の一部の実施形態において、肯定応答設定は、第1のDCIに示されてよい。一部の実施形態において、DCIは、ネットワーク識別子を含んで、肯定応答設定を示してよい。

方法300の一部の実施形態において、肯定応答設定は、システム情報ブロック(SIB)メッセージでブロードキャストされてよい。方法300は、データブロックの送信を示す第1のDCIを受信するステップを更に含んでよい。肯定応答設定は、RRC_Inactive/IDLE状態にあるUEに対してSIBメッセージでブロードキャストされてよい。一部の実施形態において、SIBメッセージは、肯定応答設定を示すネットワーク識別子を含んでよい。

方法300の一部の実施形態において、HARQ方式は、HARQ方式のためのアップリンクリソースの割振りリソース数によって示されてよい。

方法300の一部の実施形態において、肯定応答設定は、第1のUEがMBSセッションに参加した後に受信されてよい。

一部の実施形態において、方法300は、第2のDCIを受信するステップと、第2のDCIに従ってデータブロックの再送信を受信するステップとを更に含んでよい。

一部の実施形態において、方法300は、肯定応答設定によって割り振られる共通のアップリンクリソースを通じて肯定応答を送信するステップを更に含んでよい。

一部の実施形態において、方法300は、サービスに関連した情報および第1のHARQプロセスを示す第1のHARQプロセス識別子を含む第3のDCIを受信するステップを更に含んでよい。第3のDCIは、MBSサービスのための第1のフォーマットおよび非MBSサービスのための第2のフォーマットを含んでよい。第3のDCIは、サービスの種類を示すインジケータを含んでよい。一部の実施形態において、方法300は、異なる種類のサービスのデータブロックの初期送信を受信するステップと、初期送信を第2のHARQプロセスへ記憶するステップと、データブロックの少なくとも1つの再送信を受信するステップと、再送信を第2のHARQプロセスへ記憶するステップと、初期送信の1つおよび再送信の対応する1つに対してソフトコンバイニングを行うステップとを更に含んでよい。初期送信は、NodeBによって第1のHARQプロセスに割り当てられてよい。再送信は、NodeBによって第1のHARQプロセスに割り当てられてよい。ソフトコンバイニングの初期送信および対応する再送信は、同じサービスに属してよい。第1のHARQプロセスと第2のHARQプロセスとの間のマッピングが第1のUEにおいて記憶されてよい。第2のHARQプロセスは、第1のHARQプロセスと同一でよい。

一部の実施形態において、方法300は、第1のサービス種類のデータブロックを受信するステップと、第1のサービス種類のデータブロックを第2のHARQプロセスへ記憶するステップと、第2のサービス種類のデータブロックを受信するステップと、第2のサービス種類のデータブロックを第3のHARQプロセスへ記憶するステップとを更に含んでよい。第1のサービス種類のデータブロックは、NodeBによって第1のHARQプロセスに割り当てられてよい。第2のサービス種類のデータブロックは、NodeBによって第1のHARQプロセスに割り当てられてよい。第1種サービスと第2のHARQプロセスとの間のマッピングが第1のUEにおいて記憶されてよい。第2種サービスと第3のHARQプロセスとの間のマッピングが第1のUEにおいて記憶されてよい。第2のHARQプロセスおよび第3のHARQプロセスの一方が第1のHARQプロセスと同一でよい。

一部の実施形態において、方法300は、RRCシグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQプロセス設定を受信するステップを更に含んでよい。方法300は、データブロックの初期送信およびデータブロックの再送信をHARQプロセスへ記憶するステップを更に含んでよい。方法300は、第1のHARQプロセスに第1のネットワーク識別子をマッピングするステップと、第1のネットワーク識別子と関連付けられたデータブロックを受信するステップとを更に含んでよい。データブロックを受信するステップは、データブロックの初期送信および/または再送信を受信することを含んでよい。第1のネットワーク識別子は、G-RNTIでよい。データブロックは、第1のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。方法300は、第1のHARQプロセス識別子を含む第4のDCIを受信するステップと、第1のHARQプロセス識別子に係る第2のネットワーク識別子と関連付けられたデータブロックを受信するステップとを更に含んでよい。データブロックを受信するステップは、データブロックの初期送信および/または再送信を受信することを含んでよい。第2のネットワーク識別子は、C-RNTIでよい。データブロックは、第2のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。

方法300の一部の実施形態において、第1のDCIは、第1のHARQプロセス識別子および新データインジケータを含んでよい。第1のHARQプロセス識別子は、第1のHARQプロセスを示してよい。データブロックの初期送信が第1のネットワーク識別子と関連付けられてよい。データブロックの初期送信は、マルチキャスト、グループキャストまたはブロードキャストを通じて行われてよい。データブロックの初期送信は、第1のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。第1のネットワークは、G-RNTIでよい。第1のUEは、第1のHARQプロセス識別子および新データインジケータを含む第5のDCIを受信してよい。データブロックの再送信が第2のネットワーク識別子と関連付けられてよい。データブロックの再送信は、ユニキャストを通じて行われてよい。データブロックの再送信は、第2のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。第1のネットワークは、C-RNTIでよい。第5のDCIは、第1のHARQプロセス識別子および第1の冗長バージョン(RV)を含んでよい。第1のUEは、第1のユニキャスト通信を介してデータブロックの再送信を受信してよい。第2のUEが、第1のHARQプロセス識別子および第2のRVを含む第6のDCIを受信してよい。第2のUEは、第2のユニキャスト通信を介してデータブロックの再送信を受信してよい。第1のHARQプロセスは、データブロックの再送信が必要でないときに新たなデータブロックのために使用されてよい。受信UEの全てがTBの受信に成功したことをNodeBが主張する場合だけ、HARQプロセスは、新たなデータブロック(例えば、次のデータブロックの初期送信)のために使用されてよい。

一部の実施形態において、方法300は、RRCシグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQエンティティ設定を受信するステップを更に含んでよい。方法300は、データブロックの初期送信およびデータブロックの再送信をHARQエンティティにマッピングするステップを更に含んでよい。方法300は、第1のHARQエンティティに第1のネットワーク識別子をマッピングするステップと、第1のネットワーク識別子と関連付けられたデータブロックを受信するステップと、第1のHARQエンティティのHARQプロセスにデータブロックを送出するステップとを更に含んでよい。第1のネットワークは、G-RNTIでよい。データブロックは、第1のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。データブロックを受信するステップは、データブロックの初期送信および/または再送信を受信することを含んでよい。方法300は、第1のHARQエンティティを示す第1のHARQエンティティインジケータを含む第7のDCIを受信するステップと、第2のネットワーク識別子と関連付けられたデータブロックを受信するステップと、第1のHARQエンティティのHARQプロセスにデータブロックを送出するステップとを更に含んでよい。第1のHARQエンティティインジケータは、HARQエンティティインデックスおよび第2のネットワーク識別子に関連する第3のネットワーク識別子を含んでよい。データブロックを受信するステップは、データブロックの初期送信および/または再送信を受信することを含んでよい。データブロックは、第2のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。第2のネットワーク識別子は、C-RNTIでよい。第3のネットワーク識別子は、関連するG-RNTIでよい。

図4は、本開示の一部の実施形態に係る方法400のフローチャートである。方法400は、NodeBによって行われてよい。一部の実施形態において、NodeBは、NodeB10でよい。

動作401では、NodeBは、肯定応答設定を送信してよい。肯定応答設定は、第1のUEのHARQ方式およびHARQ方式のためのアップリンクリソースを示してよい。肯定応答設定は、ユニキャスト、グループキャストおよびマルチキャストの少なくとも1つを通じて送信されまたは送られてよい。

動作403では、NodeBは、第1のダウンリンク制御情報(DCI)と関連付けられたデータブロックを送信してよい。データブロックは、ユニキャスト、グループキャストおよびマルチキャストの少なくとも1つを通じて送信されまたは送られてよい。

方法400の一部の実施形態において、肯定応答設定を送信するステップは、肯定応答設定をUEにブロードキャストすることと、肯定応答設定を一群のUEにグループキャストすることと、肯定応答設定をUEにユニキャストすることとを含んでよい。

方法400の一部の実施形態において、肯定応答設定は、RRCシグナリングメッセージで送信される第1のネットワーク識別子で示される。本方法は、データブロックの初期送信を示す第1のDCIを送信するステップを更に含んでよい。第1のネットワーク識別子は、G-RNTIまたはCS-RNTIでよい。

方法400の一部の実施形態において、肯定応答設定は、第1のDCIに示されて、それと共に送信されてよい。一部の実施形態において、DCIは、「ネットワーク識別子」を含んでよい。

方法400の一部の実施形態において、肯定応答設定は、SIBメッセージでブロードキャストされてよい。方法400は、データブロックの送信を示す第1のDCIを送信するステップを更に含んでよい。肯定応答設定は、RRC_Inactive/IDLE状態にあるUEに対してSIBメッセージでブロードキャストされてよい。一部の実施形態において、SIBメッセージは、「ネットワーク識別子」を含んでよい。

方法400の一部の実施形態において、HARQ方式は、HARQ方式のためのアップリンクリソースの割振りリソース数によって示されてよい。

一部の実施形態において、方法400は、肯定応答設定が、第1のUEがMBSセッションに参加した後に送信されてよいことを更に含んでよい。

一部の実施形態において、方法400は、第2のDCIを送信(またはブロードキャスト)するステップと、第2のDCIに従ってデータブロックを再送信するステップとを更に含んでよい。

一部の実施形態において、方法400は、肯定応答設定によって割り振られる共通のアップリンクリソースを通じて肯定応答を受信するステップを更に含んでよい。

一部の実施形態において、方法400は、サービスに関連した情報および第1のHARQプロセスを示す第1のHARQプロセス識別子を含む第3のDCIを送信するステップを更に含んでよい。確立確認は、PC5-RRCメッセージまたはPC5-Sメッセージでのエンドツーエンド確認でよい。第3のDCIは、MBSサービスのための第1のフォーマットおよび非MBSサービスのための第2のフォーマットを含む。第3のDCIは、サービスの種類を示すインジケータを含む。一部の実施形態において、方法400は、異なる種類のサービスのデータブロックの初期送信を送信するステップと、データブロックの少なくとも1つの再送信を送信するステップとを更に含んでよい。初期送信は、NodeBによって第1のHARQプロセスに割り当てられてよい。再送信は、NodeBによって第1のHARQプロセスに割り当てられてよい。

一部の実施形態において、方法400は、第1のサービス種類のデータブロックを送信するステップと、第2のサービス種類のデータブロックを送信するステップとを更に含んでよい。第1のサービス種類のデータブロックは、NodeBによって第1のHARQプロセスに割り当てられてよい。第2のサービス種類のデータブロックは、NodeBによって第1のHARQプロセスに割り当てられてよい。

一部の実施形態において、方法400は、RRCシグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQプロセス設定を送信するステップを更に含んでよい。方法400は、データブロックの初期送信およびデータブロックの再送信をHARQプロセスへ記憶するステップを更に含んでよい。方法400は、第1のHARQプロセスに第1のネットワーク識別子をマッピングするステップと、第1のネットワーク識別子と関連付けられたデータブロックを送信するステップとを更に含んでよい。データブロックを送信するステップは、データブロックの初期送信および/または再送信を送信することを含んでよい。第1のネットワーク識別子は、G-RNTIでよい。データブロックは、第1のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。方法400は、第1のHARQプロセス識別子を含む第4のDCIを送信するステップと、第1のHARQプロセス識別子に係る第2のネットワーク識別子と関連付けられたデータブロックを送信するステップとを更に含んでよい。データブロックを送信するステップは、データブロックの初期送信および/または再送信を送信することを含んでよい。第2のネットワーク識別子は、C-RNTIでよい。データブロックは、第2のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。

方法400の一部の実施形態において、第1のDCIは、第1のHARQプロセス識別子および新データインジケータを含んでよい。第1のHARQプロセス識別子は、第1のHARQプロセスを示してよい。データブロックの初期送信が第1のネットワーク識別子と関連付けられる。データブロックの初期送信は、マルチキャスト、グループキャストまたはブロードキャストを通じて行われてよい。データブロックの初期送信は、第1のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。第1のネットワークは、G-RNTIでよい。NodeBは、第1のHARQプロセス識別子および新データインジケータを含む第5のDCIを送信してよい。NodeBは、第2のネットワーク識別子と関連付けられたデータブロックの再送信を送信してよい。データブロックの再送信は、ユニキャストを通じて行われてよい。データブロックの再送信は、第2のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。第1のネットワークは、C-RNTIでよい。NodeBは、第1のUEに第5のDCIを送信してよい。第5のDCIは、第1のHARQプロセス識別子および第1の冗長バージョン(RV)を含んでよい。NodeBは、第1のユニキャスト通信を介して第1のUEにデータブロックの再送信を送信してよい。NodeBは、第2のUEに第6のDCIを送信してよい。第6のDCIは、第1のHARQプロセス識別子および第2のRVを含んでよい。NodeBは、第2のユニキャスト通信を介して第2のUEにデータブロックの再送信を送信してよい。第1のHARQプロセスは、データブロックの再送信が必要でないときに新たなデータブロックのために使用されてよい。受信UEの全てがTBの受信に成功したことをNodeBが主張する場合だけ、HARQプロセスは、新たなデータブロック(例えば、次のデータブロックの初期送信)のために使用されてよい。

一部の実施形態において、方法400は、RRC信号シグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQエンティティ設定を送信するステップを更に含んでよい。方法400は、データブロックの初期送信およびデータブロックの再送信をHARQエンティティにマッピングするステップを更に含んでよい。方法400は、第1のHARQエンティティに第1のネットワーク識別子をマッピングするステップと、第1のネットワーク識別子と関連付けられたデータブロックを送信するステップとを更に含んでよい。第1のネットワークは、G-RNTIでよい。データブロックは、第1のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。データブロックを送信するステップは、データブロックの初期送信および/または再送信を送信することを含んでよい。方法400は、第1のHARQエンティティを示す第1のHARQエンティティインジケータを含む第7のDCIを送信するステップと、第2のネットワーク識別子と関連付けられたデータブロックを送信するステップとを更に含んでよい。第1のHARQエンティティインジケータは、HARQエンティティインデックスおよび第2のネットワーク識別子に関連する第3のネットワーク識別子を含む。データブロックを送信するステップは、データブロックの初期送信および/または再送信を送信することを含んでよい。データブロックは、第2のネットワーク識別子でスクランブルされてよい。第2のネットワーク識別子は、C-RNTIでよい。第3のネットワーク識別子は、関連するG-RNTIでよい。

図5は、本開示の一部の実施形態に係る装置500の簡略ブロック図である。装置500は、NodeB10またはUE11、12および13の1つでよい。

図5を参照すると、装置500は、少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体502、少なくとも1つの受信回路網504、少なくとも1つの送信回路網506、および少なくとも1つのプロセッサ508を含んでよい。本開示の一部の実施形態は、少なくとも1つの受信回路網504および少なくとも1つの送信回路網506を備え、かつ少なくとも1つの送受信機へ統合される。少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体502には、コンピュータ実行可能命令が記憶されてよい。少なくとも1つのプロセッサ508は、少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体502、少なくとも1つの受信回路網504および少なくとも1つの送信回路網506に結合されてよい。コンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つの受信回路網504、少なくとも1つの送信回路網506および少なくとも1つのプロセッサ508と共に方法を実装するようにプログラムできる。同方法は、本開示の任意の実施形態に係る方法、例えば、図3および図4に示される方法の1つであることができる。

本開示の一部の実施形態が以下に開示され得る:
実施形態1:ハイブリッド自動再送要求(HARQ)のための方法であって、第1のUE(ユーザ機器)によって行われ、
NodeBから、前記第1のUEのHARQ方式および前記HARQ方式のためのアップリンクリソースを示す肯定応答設定を受信するステップと、
第1のダウンリンク制御情報(DCI)と関連付けられたデータブロックに対する肯定応答が送信されることになるかどうかを前記HARQ方式に従って判定するステップとを含む、方法。
実施形態2:前記肯定応答設定が、RRCシグナリングメッセージで送信されるネットワーク識別子で示され、前記方法が、前記データブロックの初期送信を示す前記第1のDCIを受信するステップを更に含む、実施形態1の方法。
実施形態3:前記肯定応答設定が前記第1のDCIに示される、実施形態1の方法。
実施形態4:前記肯定応答設定がSIBメッセージでブロードキャストされ、前記方法が、前記データブロックの送信を示す前記第1のDCIを受信するステップを更に含む、実施形態1の方法。
実施形態5:前記HARQ方式が前記HARQ方式のための前記アップリンクリソースの割振りリソース数によって示される、実施形態1の方法。
実施形態6:前記肯定応答設定が、前記第1のUEがMBSセッションに参加した後に受信される、実施形態1の方法。
実施形態7:第2のDCIを受信するステップと、
前記第2のDCIに従って前記データブロックの再送信を受信するステップと
を更に含む、実施形態1の方法。
実施形態8:前記肯定応答設定によって割り振られる共通のアップリンクリソースを通じて前記肯定応答を送信するステップ
を更に含む、実施形態1の方法。
実施形態9:サービスに関連した情報および第1のHARQプロセスを示す第1のHARQプロセス識別子を含む第3のDCIを受信するステップを更に含む、実施形態1の方法。
実施形態10:前記第3のDCIがMBSサービスのための第1のフォーマットおよび非MBSサービスのための第2のフォーマットを含む、実施形態9の方法。
実施形態11:前記第3のDCIが前記サービスの種類を示すインジケータを含む、実施形態10の方法。
実施形態12:異なる種類のサービスのデータブロックの初期送信を受信するステップであり、前記初期送信がNodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと、
前記初期送信を第2のHARQプロセスへ記憶するステップと、
前記データブロックの少なくとも1つの再送信を受信するステップであり、前記再送信が前記NodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと、
前記再送信を前記第2のHARQプロセスへ記憶するステップと、
前記初期送信の1つおよび前記再送信の対応する1つに対してソフトコンバイニングを行うステップと
を更に含み、
前記ソフトコンバイニングの前記初期送信および前記対応する前記再送信が同じサービスに属し、かつ
前記第1のHARQプロセスと前記第2のHARQプロセスとの間のマッピングが前記第1のUEにおいて記憶される、実施形態9の方法。
実施形態13:前記第2のHARQプロセスが前記第1のHARQプロセスと同一である、実施形態12の方法。
実施形態14:第1のサービス種類のデータブロックを受信するステップであり、前記第1のサービス種類の前記データブロックがNodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと、
前記第1のサービス種類の前記データブロックを第2のHARQプロセスへ記憶するステップと、
第2のサービス種類のデータブロックを受信するステップであり、前記第2のサービス種類の前記データブロックがNodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと、
前記第2のサービス種類の前記データブロックを第3のHARQプロセスへ記憶するステップと
を更に含み、
前記第1種サービスと前記第2のHARQプロセスとの間のマッピング、および前記第2種サービスと前記第3のHARQプロセスとの間のマッピングが前記第1のUEにおいて記憶される、実施形態9の方法。
実施形態15:前記第2のHARQプロセスおよび前記第3のHARQプロセスの一方が前記第1のHARQプロセスと同一である、実施形態14の方法。
実施形態16:RRCシグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQプロセス設定を受信するステップを更に含む、実施形態1の方法。
実施形態17:前記データブロックの初期送信および前記データブロックの再送信をHARQプロセスへ記憶するステップ
を更に含む、実施形態16の方法。
実施形態18:第1のHARQプロセスに前記第1のネットワーク識別子をマッピングするステップと、
前記第1のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを受信するステップと
を更に含む、実施形態16の方法。
実施形態19:第1のHARQプロセス識別子を含む第4のDCIを受信するステップと、
前記第1のHARQプロセス識別子に係る第2のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを受信するステップと
を更に含む、実施形態16の方法。
実施形態20:前記第1のDCIが第1のHARQプロセス識別子および新データインジケータを含み、前記第1のHARQプロセス識別子が第1のHARQプロセスを示し、
前記データブロックの初期送信が前記第1のネットワーク識別子と関連付けられ、
前記第1のUEが、前記第1のHARQプロセス識別子および前記新データインジケータを含む第5のDCIを受信し、
前記データブロックの再送信が第2のネットワーク識別子と関連付けられる、
実施形態16の方法。
実施形態21:前記第5のDCIが、前記第1のHARQプロセス識別子および第1の冗長バージョン(RV)を含み、
前記第1のUEが第1のユニキャスト通信を介して前記データブロックの前記再送信を受信する、
実施形態20の方法。
実施形態22:第2のUEが、前記第1のHARQプロセス識別子および第2のRVを含む第6のDCIを受信し、
前記第2のUEが第2のユニキャスト通信を介して前記データブロックの前記再送信を受信し、
前記第1のHARQプロセスが、前記データブロックの再送信が必要でないときに新たなデータブロックのために使用される、
実施形態21の方法。
実施形態23:RRCシグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQエンティティ設定を受信するステップを更に含む、実施形態1の方法。
実施形態24:前記データブロックの初期送信および前記データブロックの再送信をHARQエンティティにマッピングするステップ
を更に含む、実施形態23の方法。
実施形態25:第1のHARQエンティティに前記第1のネットワーク識別子をマッピングするステップと、
前記第1のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを受信するステップと、
前記第1のHARQエンティティのHARQプロセスに前記データブロックを送出するステップと
を更に含む、実施形態23の方法。
実施形態26:第1のHARQエンティティを示す第1のHARQエンティティインジケータを含む第7のDCIを受信するステップと、
第2のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを受信するステップと、
前記第1のHARQエンティティのHARQプロセスに前記データブロックを送出するステップと
を更に含み、
前記第1のHARQエンティティインジケータが、HARQエンティティインデックスおよび前記第2のネットワーク識別子に関連する第3のネットワーク識別子を含む、実施形態23の方法。
実施形態27:ハイブリッド自動再送要求(HARQ)のための方法であって、NodeBによって行われ、
第1のUEのHARQ方式および前記HARQ方式のためのアップリンクリソースを示す肯定応答設定を送信するステップと、
第1のダウンリンク制御情報(DCI)と関連付けられたデータブロックを送信するステップとを含む、方法。
実施形態28:前記肯定応答設定を送信するステップが、前記肯定応答設定をUEにブロードキャストすることと、前記肯定応答設定を一群のUEにグループキャストすることと、前記肯定応答設定をUEにユニキャストすることとを含む、実施形態27の方法。
実施形態29:前記肯定応答設定が、RRCシグナリングメッセージで送信される第1のネットワーク識別子で示され、前記方法が、前記データブロックの初期送信を示す前記第1のDCIを送信するステップを更に含む、実施形態27の方法。
実施形態30:前記肯定応答設定が前記第1のDCIに示されて、それと共に送信される、実施形態27の方法。
実施形態31:前記肯定応答設定がSIBメッセージでブロードキャストされ、前記方法が、前記データブロックの送信を示す前記第1のDCIを送信するステップを更に含む、実施形態27の方法。
実施形態32:前記HARQ方式が前記HARQ方式のための前記アップリンクリソースの割振りリソース数によって示される、実施形態27の方法。
実施形態33:前記肯定応答設定が、前記第1のUEがMBSセッションに参加した後に送信される、実施形態27の方法。
実施形態34:第2のDCIを送信するステップと、
前記第2のDCIに従って前記データブロックを再送信するステップと
を更に含む、実施形態27の方法。
実施形態35:前記肯定応答設定によって割り振られる共通のアップリンクリソースを通じて肯定応答を受信するステップ
を更に含む、実施形態27の方法。
実施形態36:サービスに関連した情報および第1のHARQプロセスを示す第1のHARQプロセス識別子を含む第3のDCIを送信するステップを更に含む、実施形態27の方法。
実施形態37:前記第3のDCIがMBSサービスのための第1のフォーマットおよび非MBSサービスのための第2のフォーマットを含む、実施形態36の方法。
実施形態38:前記第3のDCIが前記サービスの種類を示すインジケータを含む、実施形態37の方法。
実施形態39:異なる種類のサービスのデータブロックの初期送信を送信するステップであり、前記初期送信が前記NodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと、
前記データブロックの少なくとも1つの再送信を送信するステップであり、前記再送信が前記NodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと
を更に含む、実施形態36の方法。
実施形態40:第1のサービス種類のデータブロックを送信するステップであり、前記第1のサービス種類の前記データブロックが前記NodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと、
第2のサービス種類のデータブロックを送信するステップであり、前記第2のサービス種類の前記データブロックが前記NodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと
を更に含む、実施形態36の方法。
実施形態41:RRCシグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQプロセス設定を送信するステップ
を更に含む、実施形態27の方法。
実施形態42:前記データブロックの初期送信および前記データブロックの再送信をHARQプロセスへ記憶するステップ
を更に含む、実施形態41の方法。
実施形態43:第1のHARQプロセスに前記第1のネットワーク識別子をマッピングするステップと、
前記第1のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを送信するステップと
を更に含む、実施形態41の方法。
実施形態44:第1のHARQプロセス識別子を含む第4のDCIを送信するステップと、
前記第1のHARQプロセス識別子に係る第2のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを送信するステップと
を更に含む、実施形態41の方法。
実施形態45:前記第1のDCIが第1のHARQプロセス識別子および新データインジケータを含み、前記第1のHARQプロセス識別子が第1のHARQプロセスを示し、
前記データブロックの前記初期送信が第1のネットワーク識別子と関連付けられ、
前記NodeBが、前記第1のHARQプロセス識別子および前記新データインジケータを含む第5のDCIを送信し、
前記NodeBが、第2のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックの再送信を送信する、
実施形態41の方法。
実施形態46:前記NodeBが第1のUEに前記第5のDCIを送信し、前記第5のDCIが前記第1のHARQプロセス識別子および第1の冗長バージョン(RV)を含み、
前記NodeBが第1のユニキャスト通信を介して前記第1のUEに前記データブロックの前記再送信を送信する、
実施形態45の方法。
実施形態47:前記NodeBが第2のUEに第6のDCIを送信し、前記第6のDCIが前記第1のHARQプロセス識別子および第2のRVを含み、
前記NodeBが第2のユニキャスト通信を介して前記第2のUEに前記データブロックの前記再送信を送信し、
前記第1のHARQプロセスが、前記データブロックの再送信が必要でないときに新たなデータブロックのために使用される、
実施形態46の方法。
実施形態48:RRCシグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQエンティティ設定を送信するステップ
を更に含む、実施形態27の方法。
実施形態49:前記データブロックの初期送信および前記データブロックの再送信をHARQエンティティにマッピングするステップ
を更に含む、実施形態48の方法。
実施形態50:第1のHARQエンティティに前記第1のネットワーク識別子をマッピングするステップと、
第1のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを送信するステップと
を更に含む、実施形態48の方法。
実施形態51:第1のHARQエンティティを示す第1のHARQエンティティインジケータを含む第7のDCIを送信するステップと、
第2のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを送信するステップと
を更に含み、
前記第1のHARQエンティティインジケータが、HARQエンティティインデックスおよび前記第2のネットワーク識別子に関連する第3のネットワーク識別子を含む、実施形態48の方法。
実施形態52:コンピュータ実行可能命令が記憶された少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体と、
少なくとも1つの受信機と、
少なくとも1つの送信機と、
前記少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体、前記少なくとも1つの受信機および前記少なくとも1つの送信機に結合される少なくとも1つのプロセッサと
を備え、
前記コンピュータ実行可能命令が、前記少なくとも1つの受信機、前記少なくとも1つの送信機および前記少なくとも1つのプロセッサと共に実施形態1～51のいずれか1つに係る方法を実装するようにプログラムされる、装置。

本開示の実施形態に係る方法は、プログラムされたプロセッサ上でも実装できる。しかしながら、コントローラ、フローチャートおよびモジュールは、汎用または専用コンピュータ、プログラムされたマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラおよび周辺機器集積回路素子、集積回路、ディスクリート素子回路などのハードウェア電子または論理回路、プログラマブルロジックデバイス等の上でも実装され得る。一般に、本出願のプロセッサ機能を実装するために、図に示されるフローチャートを実装することが可能な有限状態機械が常駐する任意のデバイスが使用され得る。例えば、本開示の一実施形態は、プロセッサおよびメモリを含む、音声からの感情認識のための装置を提供する。音声からの感情認識のための方法を実装するためのコンピュータプログラム可能命令がメモリに記憶され、プロセッサは、音声からの感情認識のための方法を実装するためにコンピュータプログラム可能命令を行うように構成される。同方法は、上記したような方法または本開示の一実施形態に係る他の方法であり得る。

代替の実施形態は、好ましくは、コンピュータプログラム可能命令を記憶した非一時的コンピュータ可読記憶媒体において本開示の実施形態に係る方法を実装する。同命令は、好ましくは、ネットワークセキュリティシステムと好ましく集積されるコンピュータ実行可能構成部品によって実行される。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EEPROM、光記憶デバイス(CDもしくはDVD)、ハードドライブ、フロッピードライブまたは任意の適切なデバイスなどの、任意の適切なコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。コンピュータ実行可能構成部品は、好ましくはプロセッサであるが、上記命令は、任意の適切な専用ハードウェアデバイスによって代替的または追加的に実行され得る。例えば、本開示の一実施形態は、コンピュータプログラム可能命令が記憶された非一時的コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータプログラム可能命令は、上記したような音声からの感情認識のための方法または本開示の一実施形態に係る他の方法を実装するように構成される。

本出願がその具体的な実施形態と共に記載されたが、多くの代替、修正および変形が当業者に明らかであり得ることが明白である。例えば、実施形態の様々な構成部品がその他の実施形態において交換、追加または置換され得る。また、開示した実施形態の動作のために各図の要素の全てが必要であるわけではない。例えば、開示した実施形態の技術分野の当業者は、単に独立請求項の要素を利用することによって本出願の教示を作成および使用することを可能にされるであろう。したがって、本明細書に記載される本出願の実施形態は、例示であると意図され、限定であるとは意図されない。本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく様々な変更がなされ得る。

10 NodeB
11、12、13 UE
200 HARQエンティティ
201 HARQプロセス#1
202 HARQプロセス#2
207 HARQプロセス#7
208 HARQプロセス#8
211 トランスポートブロック#1
212 トランスポートブロック#2
213 トランスポートブロック#3
215 トランスポートブロック#5
500 装置
502 非一時的コンピュータ可読媒体
504 受信回路網
506 送信回路網
508 プロセッサ

Claims

ハイブリッド自動再送要求(HARQ)のための方法であって、第1のUE(ユーザ機器)によって行われ、
NodeBから、前記第1のUEのHARQ方式および前記HARQ方式のためのアップリンクリソースを示す肯定応答設定を受信するステップと、
第1のダウンリンク制御情報(DCI)と関連付けられたデータブロックに対する肯定応答が送信されることになるかどうかを前記HARQ方式に従って判定するステップとを含む、方法。
前記肯定応答設定が、RRCシグナリングメッセージで送信されるネットワーク識別子で示され、前記方法が、前記データブロックの初期送信を示す前記第1のDCIを受信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
前記肯定応答設定が前記第1のDCIに示される、請求項1に記載の方法。
前記肯定応答設定がSIBメッセージでブロードキャストされ、前記方法が、前記データブロックの送信を示す前記第1のDCIを受信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
サービスに関連した情報および第1のHARQプロセスを示す第1のHARQプロセス識別子を含む第2のDCIを受信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
前記第2のDCIがMBSサービスのための第1のフォーマットおよび非MBSサービスのための第2のフォーマットを含む、請求項5に記載の方法。
前記第2のDCIが前記サービスの種類を示すインジケータを含む、請求項6に記載の方法。
第1のサービス種類のデータブロックを受信するステップであり、前記第1のサービス種類の前記データブロックが前記NodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと、
前記第1のサービス種類の前記データブロックを第2のHARQプロセスへ記憶するステップと、
第2のサービス種類のデータブロックを受信するステップであり、前記第2のサービス種類の前記データブロックが前記NodeBによって前記第1のHARQプロセスに割り当てられる、ステップと、
前記第2のサービス種類の前記データブロックを第3のHARQプロセスへ記憶するステップと
を更に含み、
前記第1種サービスと前記第2のHARQプロセスとの間のマッピング、および前記第2種サービスと前記第3のHARQプロセスとの間のマッピングが前記第1のUEにおいて記憶される、請求項5に記載の方法。
RRCシグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQプロセス設定を受信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
第1のHARQプロセス識別子を含む第3のDCIを受信するステップと、
前記第1のHARQプロセス識別子に係る第2のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを受信するステップと
を更に含む、請求項9に記載の方法。
前記第1のDCIが第1のHARQプロセス識別子および新データインジケータを含み、前記第1のHARQプロセス識別子が第1のHARQプロセスを示し、
前記データブロックの初期送信が前記第1のネットワーク識別子と関連付けられ、
前記第1のUEが、前記第1のHARQプロセス識別子および前記新データインジケータを含む第4のDCIを受信し、
前記データブロックの再送信が第2のネットワーク識別子と関連付けられる、
請求項9に記載の方法。
第5のDCIが、前記第1のHARQプロセス識別子および第1の冗長バージョン(RV)を含み、
前記第1のUEが第1のユニキャスト通信を介して前記データブロックの前記再送信を受信する、
請求項11に記載の方法。
第2のUEが、前記第1のHARQプロセス識別子および第2のRVを含む第5のDCIを受信し、
前記第2のUEが第2のユニキャスト通信を介して前記データブロックの前記再送信を受信し、
前記第1のHARQプロセスが、前記データブロックの再送信が必要でないときに新たなデータブロックのために使用される、
請求項12に記載の方法。
RRCシグナリングメッセージまたはSIBメッセージのためのHARQエンティティ設定を受信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
第1のHARQエンティティを示す第1のHARQエンティティインジケータを含む第6のDCIを受信するステップと、
第2のネットワーク識別子と関連付けられた前記データブロックを受信するステップと、
前記第1のHARQエンティティのHARQプロセスに前記データブロックを送出するステップと
を更に含み、
前記第1のHARQエンティティインジケータが、HARQエンティティインデックスおよび前記第2のネットワーク識別子に関連する第3のネットワーク識別子を含む、請求項14に記載の方法。