JP2023544905A - ガス確認のための装置および方法 - Google Patents
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Abstract
本明細書中に記載の実施形態は概して、眼科的投与向けに使用すべき混合ガスの濃度を確認するための装置および方法に関する。一実施形態では、混合ガスの第1の部分をチャンバ内に導入するステップと、第1の部分のパラメータを標示する第1の部分の温度変化を決定するステップと、パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと、混合ガスの第2の部分を患者の眼内に導入するステップと、を含む方法が提供されている。別の実施形態では、チャンバ内部の素子を混合ガスの第1の部分に暴露するステップと、刺激に応答して変化する素子の物理的特性の変化を決定するステップであって、物理的特性が前記第1の部分のパラメータを標示している、ステップと、パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと、混合ガスの第2の部分を患者の眼内に導入するステップと、を含む方法が提供されている。
Description
[優先権の主張]
本出願は、Conrad Sawiczを発明人とし、あたかも本明細書中に全面的にかつ完全に記載されているかのように全体が参照により本明細書に組込まれている、2020年10月13日出願の「ガス確認のための装置および方法」なる名称の米国仮特許出願第63/090,887号の優先権の利益を主張するものである。
本出願は、Conrad Sawiczを発明人とし、あたかも本明細書中に全面的にかつ完全に記載されているかのように全体が参照により本明細書に組込まれている、2020年10月13日出願の「ガス確認のための装置および方法」なる名称の米国仮特許出願第63/090,887号の優先権の利益を主張するものである。
本開示の実施形態は、概して、眼科的投与向けに使用すべき混合ガスの濃度を確認するための装置および方法に関する。
例えば網膜剥離を修復するための方法には、典型的に、1つ以上のガスの使用が関与する。網膜剥離修復のための1つの方法は、空気網膜復位術である。空気網膜復位術には典型的に、空気中に希釈された六フッ化硫黄(SF6)、四フッ化炭素(CF4)、ヘキサフルオロエタン(C2F6)、またはオクタフルオロプロパン(C3F8)などの膨張性で長時間作用性の眼球内ガスの硝子体内注入が関与し、その後、網膜裂傷に対してレーザ治療または凍結固定術が適用される。簡単に言うと、膨張性気泡が剥離した網膜を圧迫しそれを所定の場所に押し戻すような形で患者の頭を位置付けする。水/ガス界面の表面張力は、網膜裂孔内への流体の移動を防止し網膜を所定の場所に封止するのを補助し、脈絡網膜の接着を可能にする。網膜剥離の1つの治療方法としては、経毛様体扁平部水晶体切除術(PPV)が含まれる。簡単に言うと、PPVには、硝子体ゲルおよび網膜硝子体牽引の除去、網膜裂傷の位置特定とレーザ治療、および例えば空気中20%のSF6または空気中14%のC3F8などの眼球内ガスタンポン挿入が関与する。
典型的には、眼球内ガスは、シリンジ内に引き込まれ、空気で希釈され、網膜剥離修復手技に先立って手作業で混合される。適切な濃度(または希釈率)を達成するためのガス体積は、さまざまなシリンジサイズに基づいて計算される。しかしながら、適切な濃度を達成することは、未だに大きな課題である。
眼科的投与向けに使用すべき混合ガスの濃度を確認するための装置および方法に対するニーズが存在する。
本開示の実施形態は、概して、眼科的投与向けに使用すべき混合ガスの濃度を確認するための装置および方法に関する。
一実施形態では、混合ガス体積を調製するステップであって、混合ガスが第1の部分と第2の部分を含んでいるステップと、第1の部分をチャンバ内に導入するステップと、第1の部分の温度変化または温度変化率を決定するステップであって、温度変化または温度変化率が第1の部分のパラメータを標示している、ステップと、パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと、第2の部分を患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内に導入するステップと、を含む方法が提供されている。
別の実施形態では、混合ガス体積を調製するステップであって、混合ガス体積が第1の部分および第2の部分を含むステップと、第1の部分を第1のチャンバ内に導入するステップと、基準試料を第2のチャンバ内に導入するステップと、第1の部分および基準試料を同じ条件に曝露するステップとを含む方法が提供されている。該方法はさらに、第1の部分の第1の温度変化率を決定するステップと、基準試料の第2の温度変化率を決定するステップと、第1の温度変化率と第2の温度変化率の差を測定するステップであって、第1の温度変化率と第2の温度変化率の差が第1の部分のパラメータを標示しているステップと、パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと、第2の部分を患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内に導入するステップと、を含む。
別の実施形態では、混合ガス体積を調製するステップであって、混合ガスが第1の部分と第2の部分を含んでいるステップと、第1の部分をチャンバ内に導入するステップであって、チャンバが素子を収納しているステップと、温度または電子励起に応答して変化する素子の物理的特性の変化を決定するステップであって、物理的特性が第1の部分のパラメータを標示している、ステップと、パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと、第2の部分を患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔))内に導入するステップと、を含む方法が提供されている。
本開示の上述の特徴を詳細に理解することができるように、添付図面にその一部が例示されている実施形態を参照することによって、以上で簡単に要約された開示のより具体的な説明を得ることが可能である。しかしながら、添付図面はこの開示の典型的な実施形態を例示しているにすぎず、したがって、本開示は他の同等に有効な実施形態も認め得ることから、その範囲の限定するものとみなされるべきではない、ということを指摘しておかなければならない。
本開示の実施形態は概して、眼科的投与向けに使用すべき混合ガスの濃度を確認するための装置および方法に関する。本明細書中に記載の装置および方法は、網膜剥離修復などの眼科的手技において使用可能である。
典型的には、一部の眼科的手技の間に、患者に対する投与に備えて、SF6またはペルフルオロ化炭素、例えばCF4、C2F6またはC3F8などのガスがユーザ(例えば技術者)によって手作業で空気と混合される。例えば、利用分野に応じて、一般に使用される混合ガスは、各々空気中に希釈された30%のSF6、20%のC2F6および15%のC3F8を含む。しかしながら、眼科的投与に先立ち混合ガスの1つ以上のパラメータ、例えば密度を正確かつ効率良く確認するための既存のメカニズムは存在しない。
本明細書中に記載の装置および方法の多くは、概して熱伝導率に基づいて動作する。SF6およびペルフルオロ化炭素などの重質ガスは、空気よりも優れた熱導体である。したがって、ガス試料の熱伝導率を測定することは、重質ガスの存在を確認する一助となることができる。こうして、ガス試料の熱伝導率は、ガス試料のパラメータのインジケータである。ガス試料のこのようなパラメータには、密度および/または濃度が含まれ得る。
図1は、本開示の少なくとも1つの実施形態に係る混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を確認するための例示的装置100である。該装置100は、混合ガスが導入される試料ポート105を含む。試料ポート105は、チャンバ110に結合されている。チャンバ110は、ガス試料採取によって眼科的手技に利用可能なガスの量が著しく削減されないような形でサイズ決定され得る。チャンバ110は、ヒータワイヤ120(例えば抵抗加熱素子)および温度センサ125(例えば、温度計、熱電対または抵抗温度検出器(RTD))を収納する。ヒータワイヤ120は試料を加熱するために使用され、温度センサ125は、温度を測定する。ヒータワイヤ(またはリボン)は、金属、貴金属および/または金属合金、例えば白金、ロジウム、ニッケル、クロム、タンタル、タングステンまたはそれらの組合せなどの任意の好適な材料を含むことができる。温度センサ125は、金属、貴金属、および/または金属合金、例えば白金、ニッケル、銅またはそれらの組合せなどの任意の好適な材料を含むことができる。
コントローラ130は、ヒータワイヤ120および温度センサ125を制御するためのハードウェアおよび回路などの構成素子を含む。コントローラ130は同様に、試料ポート105内に注入された混合ガスのパラメータを直接的にまたは間接的に検出するように構成されている。コントローラ130はプロセッサを含むことができる。プロセッサは、本明細書中に記載のさまざまな方法および動作についての命令を記憶するためのメモリを含むことができる。
装置100は、電源135、例えば電池、AC(交流)電源、DC(直流)電源などによって電力供給される。パージガスポート140およびパージベント145がチャンバ110に結合されている。パージガスポート140は、測定後のガス試料のための出口を提供している。試料ポート105からパージガスポート140までの経路に沿った1つの位置に、フィルタを設置することができる。チャンバ110からガスをパージするためにパージベント145が使用される。例えば、チャンバ110は、先行するガス試料または空気を格納することができ、したがってチャンバ110を、公知の初期条件まで例えば乾燥窒素などでフラッシングすることができる。パージベント145の代替案として、混合ガスの導入に先立ちチャンバをパージするために真空を使用することができる。装置100はさらに、インジケータ150を含む。インジケータ150は、混合ガスが予め決定された密度または濃度を満たす(または満たさない)ことの標示をユーザに対して提供する信号、例えば光を提供する。コントローラ130は、インジケータ150を制御するための構成素子、例えばハードウェアおよび回路を含む。
装置100を使用することにより、混合ガスの熱伝導を測定できるいくつかの方法が存在する。公知の熱源をチャンバ110に導入しチャンバ110内の熱上昇を測定することによって、直接的測定を行なうことができる。検出された熱上昇の量または率は、混合ガスのパラメータの標示である。例えば、公知の率で熱エネルギを生成するために電子的に制御された例えばヒータワイヤ120などの電気加熱式素子によって、熱を提供することができる。このとき、温度は、例えば温度センサ125などの温度センサにより決定、例えば測定される。温度変化率および/または温度変化量は、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を決定するために使用される。
図2は、本開示の少なくとも1つの実施形態に係る、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を確認する例示的方法200の流れ図である。該方法200は、装置100で使用可能であるが、装置100は、方法200と併せて使用し得る装置の単なる一例にすぎない。該方法は、ユーザが眼科的投与と特性決定の両方に充分な量で、混合ガス(例えばSF6および空気)の体積を調製することで始まる。すなわち、混合ガスが満足のいくものであるか否かを確認するために、混合ガス体積の第1の部分が使用され、患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内への投与のために、混合ガス体積の第2の部分が使用される。該方法には、動作210において、チャンバ内に混合ガスを導入するステップが含まれる。一例として、混合ガスは、試料ポート105を介して、チャンバ110内に導入される。
該方法はさらに、動作220において、混合ガスの温度変化または温度変化率を決定するステップを含む。温度変化または温度変化率を決定するステップは、混合ガスを加熱済み混合ガスまで加熱するステップと、加熱済み混合ガスの温度を測定するステップとを含むことができる。一例として、熱は、公知の率で熱エネルギを生成するように電子的に制御されるヒータワイヤ120などの電気加熱式素子によって提供され得る。このとき、温度は、温度センサ125などの温度センサによって、決定、例えば測定される。温度変化率および/または温度変化量は、混合ガスの密度などのパラメータを標示する。
該方法200はさらに、動作230において、パラメータ(例えば密度および/または濃度)が予め決定された値を満たしていることを決定するステップを含む。ここで、パラメータは、予め決定された値に比較され得る。このような動作は、コントローラ130により行なわれ得る。例えば、温度信号を測定するために、温度センサ125に接続された読出しシステム(例えばコントローラ130の一部として)を使用することができる。温度分析器を含み得る読出しシステムは、専用の小型デバイス内に一体化され得、それは、集積回路、オンチップセンサなどの一部であり得る。読出しシステムは、アナログ-デジタル変換器、メモリモジュールおよびルックアップテーブル、ディスプレイなどを含むことができる。コントローラ130のプロセッサは、このとき、読出しシステムによって提供された測定値を、公知のガスのテーブルまたは較正データと比較することができ、混合ガスの密度および/または濃度を得ることが可能である。パラメータが予め決定された値を満たす場合、動作240を行なうことができる。動作240は、患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内に混合ガスを導入することを含む。パラメータが予め決定された値を満たさない場合には、ユーザは、方法200のために別の混合ガスを調製すると考えられる。満足のいく混合ガスが調製されたか否かの標示が、インジケータ150によって提供され得る。非限定的例として、インジケータ150は、例えば混合ガスが満足のいくものであるか否かに基づいて一定の色として照明し得る。あるいは、非限定的な例として、インジケータ150は、混合ガスが満足のいくものであるか否かに関してイエス/ノー(+/-)メッセージを提供することができる。
図3は、本開示の少なくとも1つの実施形態に係る、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を確認するための例示的装置300である。装置300は、試料チャンバ310aと基準チャンバ310bとを含む。
装置300は、混合ガスが導入される試料ポート305aを含む。試料ポート305aは、試料チャンバ310aに結合されている。試料チャンバ310aは、ガス試料採取によって眼科的手技に利用可能なガスの量が著しく削減されないような形でサイズ決定され得る。装置300は、基準試料が導入される基準試料ポート305bを含む。基準試料ポート305bは、基準チャンバ310bに結合されている。試料チャンバ310aは、試料ヒータおよびセンサ320aを収納する。試料ヒータおよびセンサ320aは、試料を加熱し試料の温度を測定するための構成素子を含む。試料ヒータおよびセンサ320aは、ヒータワイヤ(例えば抵抗加熱素子)および温度センサ、例えば温度計、熱電対、またはRTDを含むことができる。ヒータワイヤおよび温度センサの特性については、以上で論述されている。基準チャンバ310bは、基準ヒータおよびセンサ320bを収納する。基準ヒータおよびセンサ320bは、基準試料を加熱し基準試料の温度を測定するための構成素子を含む。基準ヒータおよびセンサ320bは、ヒータワイヤ(例えば抵抗加熱素子)および温度センサ、例えば温度計、熱電対またはRTDを含むことができる。基準ヒータおよびセンサ320bのために有用なヒータワイヤおよび温度センサの特性は、図1に関連して以上で論述されている。
コントローラ330は、試料ヒータおよびセンサ320aならびに基準ヒータおよびセンサ320bを制御するためのハードウェアおよび回路などの構成素子を含む。コントローラ330は同様に、試料ポート305a内に注入された混合ガスのパラメータを直接的または間接的に、そして基準試料ポート305b内に注入された基準試料のパラメータを検出するように構成されている。コントローラ330はプロセッサを含むことができる。プロセッサは、本明細書中に記載のさまざまな方法および動作についての命令を記憶するためのメモリを含むことができる。装置300は、電源335、例えば電池、AC電源、DC電源などによって電力供給される。試料チャンバ310aおよび基準チャンバ310bの各々は、独立して、パージガスポート、パージベントおよび/または真空に結合され得る。装置300はさらにインジケータ350を含む。インジケータ350は、混合ガスが予め決定された密度または濃度を満たす(または満たさない)ことの標示をユーザに対して提供する信号、例えば光を提供する。コントローラ130は、インジケータ350を制御するためのハードウェアおよび回路などの構成素子を含む。
装置300を使用することにより、混合ガスの熱伝導を測定できるいくつかの方法が存在する。一例として、動作中、混合ガスおよび基準試料を同じ環境条件に曝露するために、試料チャンバ310aおよび基準チャンバ310bのパラメータが独立して設定される。試料チャンバ310aおよび基準チャンバ310bの初期温度は同じであると考えられる。同様にして、試料チャンバ310aおよび基準チャンバからの熱損失も同じであると考えられる。基準チャンバ310bは、ガス、例えば乾燥窒素を格納することができ、試料チャンバ310aは、測定対象の混合ガスを格納することができる。混合ガスおよび基準試料の両方共が次に、それぞれ、試料ヒータとセンサ320a、および基準ヒータとセンサ320bを介して、同じ加熱および測定に付される。その後、混合ガスと基準試料の間の加熱率(または量)の差が決定される。このような率の差は、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を決定するために使用可能である。この示差測定により、測定の絶対精度の必要性を無くすることができる。
図4は、本開示の少なくとも1つの実施形態に係る、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を確認する例示的方法400の流れ図である。該方法400は、装置300で使用可能であるが、装置300は、方法400と併せて使用し得る装置の単なる一例にすぎない。該方法は、ユーザが眼科的投与と特性決定の両方に充分な量で、混合ガス(例えばSF6および空気)の体積を調製することで始まる。すなわち、混合ガスが満足のいくものであるか否かを確認するために、混合ガス体積の第1の部分が使用され、患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内への投与のために、混合ガス体積の第2の部分が使用される。
方法400には、動作410において、試料チャンバ内に混合ガスを導入するステップが含まれる。一例として、混合ガスは、試料ポート305aを介して、試料チャンバ310a内に導入される。ここで、混合ガス(例えばSF6および空気)体積を、眼科的投与および特性決定の両方のために充分な量で調製することができる。方法400にはさらに、動作420において基準チャンバ内に基準試料を導入するステップが含まれる。ここで、基準試料ポート305bを介して基準チャンバ310b内に、基準試料(例えば窒素ガス)体積を導入することができる。あるいは、基準ガスを周期的に基準チャンバ310bに導入することが可能である。基準ガスの周期的導入は、使用される基準ガスの安定性および/または基準ガス漏出の発生の有無(およびその率)により左右され得る。
方法400はさらに、動作430において、混合ガスおよび基準試料を同じ(または類似の)環境条件に曝露するステップを含む。環境条件としては、湿度、温度および圧力が含まれるが、これらに限定されない。例えば、動作430は、混合ガスおよび基準試料が同じまたは類似の環境条件に付されるような形で、試料チャンバ310aおよび基準チャンバ310bのパラメータを予め決定された値に設定するステップを含むことができる。基準試料および混合ガスを同じまたは類似の条件に付すことにより、例えば局所的大気圧、局所的温度および局所的湿度についての補正因子を作成して環境を無効にすることができる。
方法400はさらに、動作440において、混合ガスの温度変化または温度変化率を決定するステップを含む。混合ガスの温度変化または温度変化率を決定するステップは、混合ガスを加熱済み混合ガスまで加熱するステップと、加熱済み混合ガスの温度を測定するステップとを含むことができる。一例として、熱は、例えば試料ヒータ及びセンサ320aなどの電気加熱式素子によって提供され得る。このとき、温度は、試料ヒータ及びセンサ320aなどの温度センサによって、決定、例えば測定される。方法400はさらに、動作450において、基準試料の温度変化または温度変化率を決定するステップを含む。基準試料の温度変化または温度変化率を決定するステップは、基準試料を加熱済み基準試料まで加熱するステップと、加熱済み基準試料の温度を測定するステップとを含むことができる。一例として、基準ヒータおよびセンサ320bは、基準試料を加熱し基準試料の温度を測定するための構成素子を含む。
方法400はさらに、動作460において、混合ガスの温度変化率(例えば第1の率)と基準試料の温度変化率(例えば第2の率)の間の差を測定するステップを含む。温度変化率間の差は、混合ガスのパラメータを標示する。代替的にまたは付加的に、動作460は、混合ガスの温度変化(例えば第1の量)と基準試料の温度変化(例えば第2の量)の間の差を測定するステップを含むことができる。温度変化量の間の差は、混合ガスのパラメータを標示する。このようなパラメータには、密度および/または濃度が含まれる。温度に基づく密度および濃度の決定については、以上で説明されている。
方法400はさらに、動作470において、混合ガスのパラメータ(例えば密度および/または濃度)が予め決定された値を満たしていることを決定するステップを含む。ここで、パラメータ(例えば密度)は、予め決定された値に比較され得る。このような動作は、コントローラ330により行なわれ得る。例えば、温度信号を測定するために、試料ヒータおよびセンサ320aならびに基準ヒータおよびセンサ320aに接続された読出しシステム(例えばコントローラ330の一部として)を使用することができる。温度分析器を含み得る読出しシステムは、専用の小型デバイス内に一体化され得、それは、集積回路、オンチップセンサなどの一部であり得る。読出しシステムは、アナログ-デジタル変換器、メモリモジュールおよびルックアップテーブル、ディスプレイなどを含むことができる。パラメータが予め決定された値を満たす場合、動作480を行なうことができる。動作480は、患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内に混合ガスの一部分、例えば第2の部分を導入することを含む。パラメータが予め決定された値を満たさない場合には、ユーザは、方法400のために別の混合ガスを調製すると考えられる。満足のいく混合ガスが調製されたか否かの標示が、インジケータ350によって提供され得る。非限定的例として、インジケータ350は、例えば混合ガスが満足のいくものであるか否かに基づいて一定の色として照明し得る。あるいは、非限定的な例として、インジケータ350は、混合ガスが満足のいくものであるか否かに関してイエス/ノー(+/-)メッセージを提供することができる。
図5は、本開示の少なくとも1つの実施形態に係る、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を確認するための例示的装置500である。装置500は、混合ガスが導入される試料ポート505を含む。試料ポート505は、チャンバ510に結合されている。チャンバ510は、ガス試料採取によって眼科的手技に利用可能なガスの量が著しく削減されないような形でサイズ決定され得る。チャンバ510は、素子527を収納する。いくつかの実施形態において、素子527は、温度および/または電気的励起に応答して変化する物理的特性を有する。このような物理的特性には、抵抗、インピーダンスおよび振動が含まれ得るが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態において、素子527は、例えば金属、貴金属および/または金属合金、例えば白金、銅、タングステン、白金、ロジウム、ニッケル、クロム、タンタル、タングステン、銅またはそれらの組合せを含む材料でできたワイヤおよび/またはリボンなどの電気的素子を含む。素子527は、加熱機能および温度測定機能の両方を提供することができる。いくつかの実施形態において、素子527は、電子的励起に応答して変化するオシレータを含む。オシレータは、振動能力を有する任意の好適な材料、例えばホウケイ酸ガラスなどのガラス、金属および/または金属合金製であり得る。
コントローラ530は、素子527を制御するためのハードウェアおよび回路などの構成素子を含む。プロセッサは、本明細書中に記載のさまざまな方法および動作についての命令を記憶するためのメモリを含むことができる。コントローラ530は同様に、試料ポート505内に注入された混合ガスのパラメータを直接的にまたは間接的に検出するように構成されており、かつ/または、素子527の物理的特性を直接的または間接的に検出するように構成されている。コントローラ530はプロセッサを含むことができる。装置500は、電源535、例えば電池、AC電源、DC電源などによって電力供給される。パージガスポート540およびパージベント545がチャンバ510に結合されている。パージガスポート540は、測定後のガス試料のための出口を提供している。試料ポート505からパージガスポート540までの経路に沿った1つの位置に、フィルタを設置することができる。チャンバ510からガスをパージするためにパージベント545が使用される。例えば、チャンバ510は、先行するガス試料または空気を格納することができ、したがってチャンバ510を、公知の初期条件まで例えば乾燥窒素などでフラッシングすることができる。パージベント545の代替案として、混合ガスの導入に先立ちチャンバをパージするために真空を使用することができる。装置500はさらに、インジケータ550を含む。インジケータ550は、混合ガスが予め決定された密度または濃度を満たす(または満たさない)ことの標示をユーザに対して提供する信号、例えば光を提供する。コントローラ530は、インジケータ550を制御するための構成素子、例えばハードウェアおよび回路を含む。
装置500を使用することにより、図6に関連してさらに説明されるように、素子527の抵抗変化、インピーダンス変化および/または振動変化など、混合ガスを確認できるいくつかの方法が存在する。
図6は、本開示の少なくとも1つの実施形態に係る、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を確認する例示的方法600の流れ図である。該方法600は、装置500で使用可能であるが、装置500は、方法600と併せて使用し得る装置の単なる一例にすぎない。該方法は、ユーザが眼科的投与と特性決定の両方に充分な量で、混合ガス(例えばSF6および空気)の体積を調製することで始まる。すなわち、混合ガスが満足のいくものであるか否かを確認するために、混合ガス体積の第1の部分が使用され、患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内への投与のために、混合ガス体積の第2の部分が使用される。方法600には、動作610において、チャンバ内に混合ガスを導入するステップが含まれる。一例として、混合ガスは、試料ポート505を介して、チャンバ510内に導入される。
方法600にはさらに、動作620において、例えば温度または電子励起などの刺激に応答して変化する素子(例えば電気的素子および/またはオシレータなどの素子527)の物理的特性(例えば抵抗、インピーダンス、振動)の変化を決定するステップが含まれる。抵抗、インピーダンスおよび振動を決定するステップについては以下でさらに説明する。同じく以下で説明するように、物理的特性の変化は、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を標示している。方法600はさらに、動作630においてパラメータ(例えば密度および/または濃度)が予め決定された値を満たしていることを決定するステップを含む。ここで、混合ガスのパラメータ(例えば密度)は、予め決定された値に比較され得る。このような動作は、コントローラ530により行なうことができる。パラメータが予め決定された値を満たす場合、動作640を行なうことができる。動作640は、患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内に混合ガスの一部分を導入することを含む。パラメータが予め決定された値を満たさない場合には、ユーザは、方法600のための別の混合ガスを調製すると考えられる。満足のいく混合ガスが調製されたか否かの標示が、インジケータ550によって提供され得る。非限定的例として、インジケータ550は、例えば混合ガスが満足のいくものであるか否かに基づいて一定の色として照明し得る。あるいは、非限定的な例として、インジケータ550は、混合ガスが満足のいくものであるか否かに関してイエス/ノー(+/-)メッセージを提供することができる。
上述のように、素子(例えば素子527)のさまざまな物理的特性、例えば抵抗、インピーダンスおよび振動を決定することができる。
抵抗を測定することができ、抵抗を混合ガスの密度および/または濃度に関係付けすることができる。金属ワイヤの抵抗は温度と共に変化し、したがって、ワイヤを温度計として使用することができる。ワイヤは、ガスに曝露されている一方で加熱されることから、ワイヤは、ガスの密度に比例する伝導を通して熱を喪失する。
いくつかの実施形態において、素子527は、白金、銅、タングステン、白金、ロジウム、ニッケル、クロム、タンタル、タングステン、銅またはそれらの組合せといった金属、金属合金またはそれらの組合せなどの公知の電気抵抗対温度の関係を有する材料を含む電気的素子である。素子527が電気的に加熱されるにつれて、その抵抗変化を決定することができる。抵抗の変化は、どの程度の熱が適用されているか、および素子527を取り囲むガスの熱伝導によってどの程度の熱が除去されるかに比例する。したがって、公知の加熱率に伴う抵抗の変化(または抵抗変化率)を決定するステップを用いて、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を決定することができる。
概して、抵抗測定のためには、素子527(例えばワイヤ)をガスに曝露することができる。素子527を通って、電気信号を通過させる。ここで、素子全体にわたって恒常な電圧を印加することによって素子527を加熱することができ、例えば一定の時間、素子527の抵抗応答を測定する。例えば、抵抗応答信号を測定するために、素子527の電極に接続された読出しシステム(例えばコントローラ530の一部として)を使用することができる。抵抗分析器を含み得る読出しシステムは、専用の小型デバイス内に一体化され得、それは、集積回路、オンチップセンサなどの一部であり得る。読出しシステムは、アナログ-デジタル変換器、メモリモジュールおよびルックアップテーブル、ディスプレイなどを含むことができる。ACおよびDCの両方の回路を使用することができる。コントローラ530のプロセッサは、このとき、提供された測定値を公知のガスのテーブルまたは較正データと比較することができ、混合ガスの密度および/または濃度を得ることが可能である。
素子527の電気抵抗は、素子の温度が上昇するにつれて増大し、これは、Vを電圧、Iを電流、Rを抵抗としてオームの法則(V=IR)にしたがって回路内を流れる電流と共に変動し得る。ガスが素子を通過して流れる場合、素子は冷却し、その抵抗を減少させ、供給電圧は定数であることから、その結果としてより多くの電流が回路内を流れることができるようになる。より多くの電流が流れるにつれて、素子の温度は、抵抗が再び平衡に達するまで上昇する。電流の増減は、ワイヤを通過して流れるガスの質量に比例する。集積電子回路が、比例測定値を較正済み信号へと変換し、この信号はコントローラ530に送信される。その後、電流が公知であり、結果としての電圧が抵抗を明らかにすることから、抵抗の変化を決定することができる。
インピーダンスも同様に測定でき、インピーダンスを混合ガスの密度および/または濃度に関係付けすることができる。ここで、素子527は、白金、銅、タングステン、白金、ロジウム、ニッケル、クロム、タンタル、タングステン、銅またはそれらの組合せといった金属、金属合金またはそれらの組合せなどの公知の電気抵抗対温度の関係を有する材料を含む電気的素子である。素子が加熱されるにつれて、そのインピーダンス変化を決定することができる。インピーダンスの変化は、どの程度の熱が適用されているか、および素子を取り囲むガスの熱伝導によってどの程度の熱が除去されるかに比例する。公知の加熱率に伴うインピーダンスの変化(またはインピーダンス変化率)を決定するステップを用いて、混合ガスのパラメータ、例えば密度および/または濃度を決定することができる。
インピーダンス測定のためには、素子527をガスに曝露することができる。素子527を通って、電気信号を通過させる。ここで、素子527を、予め決定された周波数または周波数範囲で可変電気信号を用いて分極し、例えば一定の時間インピーダンス応答を測定する。例えば、インピーダンス応答信号を測定するために、素子527の電極に接続された読出しシステム(例えばコントローラ530の一部として)を使用することができる。インピーダンス分析器を含み得る読出しシステムは、専用の小型デバイス内に一体化され得、それは、集積回路、オンチップセンサなどの一部であり得る。コントローラ530のプロセッサは、このとき、提供された測定値を公知のガスのテーブルまたは較正データと比較することができ、混合ガスの密度および/または濃度を得ることが可能である。異なる周波数について、測定を反復することができる。
電気信号に対する素子527の応答は、インピーダンスの抵抗成分(R)と容量成分(C)の組合せを考慮に入れることができる。例えば、抵抗成分は、一定の時間の後または一定の時間中、得ることができ、容量成分は同様に一定の時間の後に得ることができるか、または一定の時間中、容量成分を記録することができる。インピーダンス応答は周波数依存性であり得、抵抗成分Rと容量成分Cのインピーダンス変化(Z)に対する寄与は、特定の素子527/ガス対について変動し得る。成分CおよびRは、素子527上のインピーダンスを測定することによって得ることができる。さらに、素子527の電極に接続された読出しシステムを使用して、容量成分と抵抗成分を別個に測定することができる。例えば、一定の周波数範囲について、C、Rまたはその両方を測定することができ、あるいは、一定の周波数または周波数範囲について、経時的なインピーダンスの変動(例えばC、またはRまたは両方の変化)を得ることができる。読出しシステムは、アナログ-デジタル変換器、メモリモジュールおよびルックアップテーブル、ディスプレイなどを含むことができる。ACおよびDCの両方の回路を使用することができる。
素子527のためにオシレータが使用される場合、素子527の振動特性も同様に測定することができる。オシレータを使用することにより、振動周波数の電子的測定値に基づいて混合ガスの密度および/または濃度の決定が可能となり、そこから密度値を計算することができる。Yオシレータ、Xオシレータ、およびWオシレータなどのさまざまなタイプのオシレータを使用することができる。典型的なU字管であるYオシレータは、上下に移動し、典型的にカウンタマスを用いて有害な振動を減衰させるかまたは除去する。Xオシレータは、固定されたベンドを伴うU字管であり、可動部は、反対方向に互いに向かって移動する。Wオシレータは、3つのベンドを特徴とし、第1のおよび最後のベンドは互いに向かって反対方向に移動する。オシレータは、振動能力を有する、例えばホウケイ酸ガラスといったガラス管、金属および/または金属合金などの任意の好適な材料で製造され得る。
概して、振動測定のためには、素子527(例えばオシレータ)をガスに曝露することができる。一例として、混合ガスがU字管などの中空オシレータ内に充填される。その後オシレータは、非減衰振動へと電子的に励起され、オシレータの振動周期を測定することができる。例えば、振動応答信号を測定するために、素子527に接続された読出しシステム(例えばコントローラ530の一部として)を使用することができる。振動分析器を含み得る読出しシステムは、専用の小型デバイス内に一体化され得、それは、集積回路、オンチップセンサなどの一部であり得る。読出しシステムは、アナログ-デジタル変換器、メモリモジュールおよびルックアップテーブル、ディスプレイなどを含むことができる。コントローラ530のプロセッサは、このとき、提供された測定値を公知のガスのテーブルまたは較正データと比較することができ、混合ガスの密度および/または濃度を得ることが可能である。
圧電素子(例えば水晶またはセラミック材料)または磁石およびコイルシステムを使用して、U字管を励起することができ、光ピックアップが振動周期を測定し得る。光ピックアップは、振動するU字管の上のコーティングによって中断される光ビームを検出することができ、ピックアップは振動周期を記録する。圧電素子は同様に、例えば素子の使用可能な効果が反転させられた場合に、振動周期を表わすために使用される。オシレータの励起が、圧電素子に電圧を印加することによって有効化される一方で、振動の検出は以下のことによって行なわれ得る:すなわち、第2の圧電素子が次に、移動するセンサユニットによって周期的に与圧され、振動周期を非常に正確に表わす電圧を生成する。振動周期を測定するために、磁石も使用することができる。磁石がコイルを通過するときには常に、電流が誘導され、これを評価することが可能である。
本明細書中に記載の測定のために、予備較正動作を行なうことができる。例えば、温度補償を目的とした、ガス絶縁におけるおよび温度に伴う抵抗変化およびインピーダンス変化の測定、あるいは公知の濃度および/または密度における公知のガス状被分析物の測定を行なうことができる。別の例としては、電子励起補償を目的として、ガス絶縁における電子励起に伴う振動変化の測定、あるいは公知の濃度および/または密度における公知のガス状被分析物の測定を行なうことができる。別の例としては、ガス絶縁における温度変化および温度変化率の測定、あるいは公知の濃度および/または密度における公知のガス状被分析物の測定を行なうことができる。
本明細書中に記載の装置(例えば装置100、装置300および装置500)を、Alcon Laboratories,Inc.,Fort Worth,Texasから市販されているConstellation(商標)などの他のツールと共に使用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書中に記載の方法(例えば方法200、方法400および方法600)は、網膜剥離修復などの眼科系治療のための方法の一部分であり得る。したがって、パラメータ、例えば密度および/または濃度を確認した後(例えばパラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップ)、混合ガスの一部分および混合ガスの別の部分を患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内に導入することができる。
少なくとも1つの実施形態によると、上述の方法の1つ以上の動作は、制御ユニット(例えば、各々1つのプロセッサを含み得るコントローラ130、コントローラ330およびコントローラ530)または他の任意の処理システムによる実行のために、有形の非一時的コンピュータ可読媒体内に命令として含まれ得る。コンピュータ可読媒体は、命令を記憶するための任意の好適なメモリ、例えば読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD-ROM)、フロッピーディスク、パンチカード、磁気テープなどを含み得る。
実施形態リスト
実施形態リスト
本開示は、なかでも、以下の態様を提供しており、これらの態様の各々は、任意にはあらゆる代替的態様を含むものとみなされ得る。
第1項. 混合ガス体積を調製するステップであって、混合ガスが第1の部分と第2の部分を含んでいるステップと;第1の部分をチャンバ内に導入するステップと;第1の部分の温度変化または温度変化率を決定するステップであって、温度変化または温度変化率が第1の部分のパラメータを標示している、ステップと;パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと;第2の部分を患者の眼内に導入するステップと;を含む方法。
第2項. 温度変化または温度変化率を決定するステップが、第1の部分を加熱済みの第1の部分まで加熱するステップと、加熱済みの第1の部分の温度を測定するステップとを含んでいる、第1項に記載の方法。
第3項. パラメータが、密度、濃度またはそれらの組合せを含む、第1項または第2項に記載の方法。
第4項. 混合ガス体積がSF6、CF4、C2F6、C3F8またはそれらの組合せを含む、第1項または第3項のいずれかに記載の方法。
第5項. 混合ガス体積を調製するステップであって、混合ガス体積が第1の部分および第2の部分を含むステップと;第1の部分を第1のチャンバ内に導入するステップと;基準試料を第2のチャンバ内に導入するステップと;第1の部分および基準試料を同じ条件に曝露するステップと;第1の部分の第1の温度変化率を決定するステップと;基準試料の第2の温度変化率を決定するステップと;第1の温度変化率と第2の温度変化率の差を測定するステップであって、第1の温度変化率と第2の温度変化率の差が第1の部分のパラメータを標示しているステップと;パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと;第2の部分を患者の眼(患者の眼の硝子体腔)内に導入するステップと;を含む方法。
第6項. 第1の温度変化率を決定するステップが、第1の部分を加熱済みの第1の部分まで加熱するステップと、加熱済みの第1の部分の温度を測定するステップとを含み;第2の温度変化率を決定するステップが、基準試料を加熱済み基準試料まで加熱するステップと、加熱済みの基準試料の温度を測定するステップとを含み;あるいは、これらの組合せである、第5項に記載の方法。
第7項. パラメータが、密度、濃度またはそれらの組合せを含む、第5項または第6項に記載の方法。
第8項. 混合ガス体積がSF6、CF4、C2F6、C3F8またはそれらの組合せを含む、第5項ないし第7項のいずれか1項に記載の方法。
第9項. 混合ガス体積を調製するステップであって、混合ガスが第1の部分と第2の部分を含んでいるステップと;第1の部分をチャンバ内に導入するステップであって、チャンバが素子を収納しているステップと;温度または電子励起に応答して変化する素子の物理的特性の変化を決定するステップであって、物理的特性が、第1の部分のパラメータを標示している、ステップと;パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと;第2の部分を患者の眼(例えば患者の眼の硝子体腔)内に導入するステップと;を含む方法。
第10項. 素子が、ガスを加熱し、ガスの温度を測定し、またはそれらの組合せを行なうように構成された電気的素子である、第9項に記載の方法。
第11項. 温度に応答して変化する物理的特性が、抵抗、インピーダンスまたはそれらの組合せである、第9項または第10項に記載の方法。
第12項. 物理的特性が抵抗であり、抵抗の変化を決定するステップが:恒常な電圧を印加することによって電気的素子を加熱するステップと;抵抗応答を測定するステップと;を含む、第9項ないし第11項のいずれか1項に記載の方法。
第13項. 物理的特性がインピーダンスであり、インピーダンスの変化を決定するステップが:電気的素子内に電気信号を通過させるステップと;インピーダンスの応答を測定するステップと;を含んでいる、第9項ないし第12項のいずれか1項に記載の方法。
第14項. 素子がオシレータであり;電子励起に応答して変化する物理的特性が振動を含む、第9項ないし第13項のいずれか1項に記載の方法。
第15項. 振動の変化を決定するステップが:オシレータを電子的に励起するステップと;振動周期を測定するステップと;を含む、第14項に記載の方法。
第16項。パラメータが密度、濃度またはそれらの組合せを含む、第9項ないし第15項のいずれか1項に記載の方法。
第17項。混合ガスの体積がSF6、CF4、C2F6、C3F8またはそれらの組合せを含む、第9項ないし第16項のいずれか1項に記載の方法。
本明細書中に記載の全ての文書は、あらゆる優先権文書および/または試験手順を含め、それらが本書と矛盾しないものである限り、参照により本明細書に組込まれている。以上の概要および具体的実施形態から明らかであるように、本開示の形態が例示され説明されてきたものの、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、さまざまな修正を行なうことが可能である。したがって、本開示がそれらにより限定されることは意図されていない。同様にして、「comprising(~を含む)」なる用語は、「including(~を含む)」なる用語と同義であるとみなされる。同様にして、組成物、素子または素子群の前に「comprising」なる移行句が先行している場合には常に、該組成物、素子または複数の素子の列挙に先行する移行句「本質的に~からなる(consisting essentially of)」、「~からなる(consisting of)」、「~からなる群の中から選択される(selected from the group consisting of)」または「~である(is)」を伴う同じ組成物または素子群が同様に企図されるものと理解され、その逆もまた同様である。
本明細書中では、「結合された(coupled)」なる用語は、直接連結されるかまたは1つ以上の介在要素を通して連結されている要素を意味する。例えば、ガス試料ポート(例えばガス試料が導入されるところ)をチャンバに対し直接連結することができ、または介在要素を介してチャンバに連結することもできる。
Claims (15)
- 混合ガス体積を調製するステップであって、前記混合ガスが第1の部分と第2の部分を含んでいるステップと;
前記第1の部分をチャンバ内に導入するステップと;
前記第1の部分の温度変化または温度変化率を決定するステップであって、前記温度変化または前記温度変化率が、前記第1の部分のパラメータを標示している、ステップと;
前記パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと;
前記第2の部分を患者の眼内に導入するステップと;
を含む方法。 - 温度変化または温度変化率を決定するステップが、前記第1の部分を加熱済みの第1の部分まで加熱するステップと、前記加熱済みの第1の部分の温度を測定するステップとを含んでいる、請求項1に記載の方法。
- 前記パラメータが、密度、濃度またはそれらの組合せを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記混合ガス体積がSF6、CF4、C2F6、C3F8またはそれらの組合せを含む、請求項1に記載の方法。
- 混合ガス体積を調製するステップであって、前記混合ガス体積が第1の部分および第2の部分を含むステップと;
前記第1の部分を第1のチャンバ内に導入するステップと;
基準試料を第2のチャンバ内に導入するステップと;
前記第1の部分および前記基準試料を同じ条件に曝露するステップと;
前記第1の部分の第1の温度変化率を決定するステップと;
前記基準試料の第2の温度変化率を決定するステップと;
前記第1の温度変化率と前記第2の温度変化率の差を測定するステップであって、前記第1の温度変化率と前記第2の温度変化率の差が前記第1の部分のパラメータを標示しているステップと;
前記パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと;
前記第2の部分を患者の眼の硝子体腔内に導入するステップと;
を含む方法。 - 第1の温度変化率を決定するステップが、前記第1の部分を加熱済みの第1の部分まで加熱するステップと、前記加熱済みの第1の部分の温度を測定するステップとを含み;
第2の温度変化率を決定するステップが、前記基準試料を加熱済み基準試料まで加熱するステップと、前記加熱済みの基準試料の温度を測定するステップとを含み;あるいは、
これらの組合せである、
請求項5に記載の方法。 - 前記パラメータが、密度、濃度またはそれらの組合せを含む、請求項5に記載の方法。
- 前記混合ガス体積がSF6、CF4、C2F6、C3F8またはそれらの組合せを含む、請求項5に記載の方法。
- 混合ガス体積を調製するステップであって、前記混合ガスが第1の部分と第2の部分を含んでいるステップと;
前記第1の部分をチャンバ内に導入するステップであって、前記チャンバが素子を収納しているステップと;
温度または電子励起に応答して変化する前記素子の物理的特性の変化を決定するステップであって、前記物理的特性が前記第1の部分のパラメータを標示している、ステップと;
前記パラメータが予め決定された値を満たしていることを決定するステップと;
前記第2の部分を患者の眼内に導入するステップと;
を含む方法。 - 前記素子が、ガスを加熱し、ガスの温度を測定し、またはそれらの組合せを行なうように構成された電気的素子である、請求項9に記載の方法。
- 温度に応答して変化する前記物理的特性が、抵抗、インピーダンスまたはそれらの組合せである、請求項10に記載の方法。
- 前記物理的特性が抵抗であり、抵抗の変化を決定するステップが:
恒常な電圧を印加することによって前記電気的素子を加熱するステップと;
抵抗応答を測定するステップと;
を含む、請求項11に記載の方法。 - 前記物理的特性がインピーダンスであり、インピーダンスの変化を決定するステップが:
前記電気的素子内に電気信号を通過させるステップと;
インピーダンスの応答を測定するステップと;
を含んでいる、請求項11に記載の方法。 - 前記素子がオシレータであり;
電子励起に応答して変化する前記物理的特性が振動を含む、
請求項9に記載の方法。 - 振動の変化を決定するステップが:
オシレータを電子的に励起するステップと;
振動周期を測定するステップと;
を含む、請求項14に記載の方法。
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