JP2004333479A - センシングデバイスの応答を検出する方法および装置 - Google Patents

センシングデバイスの応答を検出する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】センシングデバイスの応答時間を改善する。
【解決手段】センシングデバイスを動作させる方法。この方法は、予め定められた条件の存在に応答して変化するように適合された電気抵抗を有するセンサ膜と、予め定められた条件の存在を検出することと、第1の時間においてセンサ膜の電気抵抗を測定することと、第2の時間においてセンサ膜の電気抵抗を測定することと、第1の時間と第2の時間との間の電気抵抗の変化レートを決定することと、しきい値に対して電気抵抗の変化レートを比較することとを含む。
【選択図】 図7

Description

本発明は一般的にセンシングデバイスの検出応答を改善する方法および装置に関する。
発明の背景
特定のターゲット検体、すなわち化合物の検出は、例えば検体の濃度が燃焼限界を超えたか否かを検出することを含む多くの応用にとって重要である。ターゲット検体は技術的に知られている異なる検出メカニズムにしたがって動作するセンサにより検出される。ほとんどのセンサは環境における特定の検体の存在で物理的に変化するセンシング構成部品を使用する。したがって、センサは一般的にプローブを備え、プローブにはセンシング構成部品と(出力を送信するためのターミナルを含む)プローブ本体ハウジングの両方が含まれている。ターミナルは一般的にセンサの一部であるプロセッサに結合され、プロセッサはセンサプローブから受信した出力を解析する。このようなプロセッサはユーザインターフェースに結合され、ユーザインターフェースは一般的に指示デバイスを含み、検体の濃度がしきい値を超えたときに信号を送信する。
多くのセンサはセンサ膜であるセンシング構成部品を使用する。多くのセンサ膜は、検体が存在している間に、膨張し、体積を増加させる。技術的に利用可能なさまざまなセンサはセンサ膜における物理変化を利用して、存在する検体の濃度を決定する。このようなセンサには光ファイバセンサのような光センサが含まれ、光ファイバセンサでは光のビームがセンサ膜クラッディングにおいて光ファイバを通るように投射され、膜における物理変化(例えば、屈折率または色)を監視する。このような屈折率における変化は、検体が吸収され、(体積変化を含む)クラッディングの物理特性を変化させるときに生じる。他のセンサには表面弾性波センサ(SAWS)が含まれ、SAWSは変換器間のセンサ膜を通るように超音波を投射し、同様に、センサ膜の特性(主として量)における何らかの変化を検出し、これらの変化を存在する検体の濃度に変換する。
他のタイプのセンサ膜は伝導測定センサであり、特にポリマー吸収化学抵抗センサである。ポリマー吸収化学抵抗はターゲット検体(化合物)を含む周囲大気に露出されたポリマー膜センサを持つ。電荷がポリマー膜に渡って加えられる。ポリマーはターゲット検体を吸収し、これは膜の体積変化となり、したがって膜の電気抵抗の変化となる。
電流化学抵抗センサはそれらの意図されている用途に対して適切に機能するが、改善され易い。特に、センサの検出応答が徐々である。いったんセンサ膜が検体に露出されると、センサの電気抵抗は徐々に増加する。この徐々に増加することはしきい値に到達する前に長い時間を必要とし、このしきい値を超えると検体を供給しているマシーンをターンオフする決定がなされる。
先行技術のある検出システムでは、センサの電気抵抗はセンサが検体に露出された後に徐々に増加する。図1は先行技術のある検出システムの一般的な検出応答(R vs.時間)の例示的なグラフを示している。先行システムは一般的に経時的にセンサの電気抵抗を測定し、これはセンサがしきい値Rthに到達したことをセンサを使用しているユーザに知らせるまでに長い時間を要する。この例で示されているように、センサのしきい値は、その公称値の2倍に選択されている場合、1400秒より長い応答時間となる。
水の流量の検出も多くの応用で重要であり、これには例えば冷蔵庫の製氷器で供給されている水量がオーバーフロー制限を超えるか否かを検出ことが含まれる。水の流量は技術的に知られている、熱流体速度計のような、異なる検出メカニズムにしたがって動作するセンサにより検出される。従来の熱流体速度計には一般的に、水の流れに配置されて下流温度を測定する流体速度計温度センサと、水の流れに配置されて上流温度を測定する他の流体速度計温度センサとが含まれる。流体速度計温度センサは内部的に熱せられるサーミスタ、外部的に熱せられるサーミスタ、あるいは他のタイプの温度センサであってもよい。
上流温度を測定する流体速度計センサは、下流温度を測定する流体速度計センサの読みをバイアスさせる水温の何らかの変動を補償する。熱流体速度計は下流温度から上流温度を減算して流量を決定する。さまざまな公式およびゼーベック効果のような熱センシング原理を使用することにより、温度結果は流量に相関される。流体の流れに露出される熱源(熱源はサーミスタを熱する)の熱損失を測定し、適切な公式および原理を使用して温度測定値を流量に相関させるような、他の方法を使用して水の流量を測定することができる。
この冷蔵庫製氷器の例のような先行技術を使用する応用では、供給される水量はライン圧に依存し、これはいったんバルブが開放されたときの水の流量を決定する。水の流れの時間が計られる場合、氷トレイに供給される量は大きく変化させることができる。製氷器供給バルブを開放した直後の流量を測定することにより、各時間毎に適切なレベルに氷トレイをさらに正確に満たすことが可能になる。しかしながら、0.75GPMよりも多い高流量では、バルブは短時間だけ開放しなければならず、流れの測定はバルブ開放後2秒未満に行う必要がある。これは、従来技術で行われていたように、時間(t)に対して熱流体速度計の熱源の温度(T)を測定することにより達成される。熱源の温度(T)が安定状態値に到達するまでに長い時間がかかるので、従来の熱流体速度計はこれらの応用に対して不適切なことが多い。図2は従来技術システムの一般的な応答(温度vs.時間)の例示的なグラフを図示している。温度(T)が時間(t)に対してプロットされるとき、水バルブが開放された後の1.5から2.0秒までに、Tに対する安定状態値に達成しない。この例では、温度は0.15GPMおよび0.75GPMの両流量において測定された。
化学抵抗センサおよび水流センサのようなセンシングデバイスの応答時間を改善し、したがって、センサのユーザに対する反応応答時間を改善する信号調整技術に対する必要性がある。
発明の概要
本発明にしたがうと、センシングデバイスが提供される。センシングデバイスは、センサプローブと;センサプローブの終端上に配置され、予め定められた条件の存在に応答して変化するように適合された電気抵抗を有するセンサ膜と;時間期間中にセンサプローブの電気抵抗を測定し、電気抵抗測定値に対応する第1の信号を発生させ、第1の信号を微分し、第1の信号の微分に対応する第2の信号を発生させる手段と;第2の信号をしきい値と比較して、第2の信号がしきい値を超えている場合に第3の信号を発生させる手段とを具備する。
本発明の他の観点では、センシングデバイスは、センサプローブと;センサプローブに電気的に接続され、予め定められた条件の存在に応答して変化するよう適合された電気抵抗を有する電気構成部品と;電気構成部品に電気的に接続され、時間期間中に電気構成部品の電気抵抗を測定し、電気抵抗測定値に対応する第1の信号を発生させ、第1の信号の変化レートを決定し、第1の信号の変化レートに対応する第2の信号を発生させ、第2の信号をしきい値と比較する制御デバイスとを具備する。
本発明の適用可能な別の領域はこの後に提供される詳細な説明から明らかになるであろう。詳細な説明および特定の例は、本発明の好ましい実施形態を示しているが、例示目的のためだけに意図されており、本発明の範囲を制限するために意図されていないことを理解すべきである。
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は詳細な説明および添付図面からさらに完全に理解されるようになるであろう。
好ましい実施形態の以下の説明は本質的に単なる例示であり、本発明、その応用または用法を制限することを意図しているものではない。
本発明はセンシングデバイスの応答時間を改善する信号調整技術を提供する。好ましい実施形態の第1の構成では、本発明の改善された化学抵抗センサで信号調整技術が使用される。特に、ソフトウェアプログラムを備えた制御ユニットが化学抵抗センサのセンサプローブに結合され、センサプローブからの電気抵抗を直接的に測定し、プローブが周りの検体を検出するときのプローブの電気抵抗変化レートを決定する。好ましい実施形態の第2の構成には基本的な微分器回路が組み込まれ、プローブの電気抵抗を直接的に微分するのに使用される。好ましい実施形態の第3の構成には4線ブリッジ微分器回路が組み込まれ、これは基本的な微分器回路の改良である。
代替の好ましい実施形態では、本発明の改善された水流センサで信号調整技術が使用される。特に、制御ユニットが水流センサのプリント回路ボード(PCB)挿入物に結合され、PCB挿入物上に搭載されるサーミスタの温度を測定し、温度測定値を微分してセンサの応答時間を向上させる。制御ユニットは良く知られている流量公式および原理を使用して温度測定値の微分係数を流量に相関させるように動作する。本発明の化学抵抗センサおよび水流センサの両方で使用される信号調整技術はセンサの検出応答を改善し、したがってセンサのユーザに対する反応時間を改善する。
図3は10において例示的な化学抵抗センサの主な構成部品を一般的に図示している。センサ10は一般的に化学抵抗センサプローブ12、制御ユニット14、およびユーザインターフェース16からなる。センサプローブ12は外部環境17と相互作用して、検体、すなわちターゲット化学コンポジション18の存在を検出する。センサプローブ12は外部環境17における検体18の連続検出に基づいて生出力信号19aを発生させる。生出力信号19aは制御ユニット14により処理される。制御ユニット14は計算された出力信号19bをユーザインターフェース16に送信し、センサプローブ12からの生出力信号19aの解析を中継する。ユーザインターフェース16はセンサ10についての情報を外部ユーザに提供し、簡単なアラーム信号から複雑なコンピュータ化されたスクリーンまでの範囲のものである。
図4を一般的に参照すると、本発明の教示のセンサ膜コンポジションと互換性があるポリマー吸収化学抵抗センサプローブ12の一例が示されている。センサプローブ12には一般的にセンサハウジング20、センサハウジング20の一部をカバーする導電センサ膜22(図4および図5)、オプション的にセンサターミナル26の真下に配置されて取り付けられている1対の電極24、保護キャップ28が含まれる。電極の代わりに、代わりのセンサ実施形態が実施可能であり、この場合にはターミナル26がセンサ膜22に突き出て、電極24と同様な機能を果たす(すなわち、センサ膜22を通して電流を届ける)。
センサハウジング20には第1の直径部分30と第2の直径部分32が含まれ、第1の直径部分は第2の直径部分よりも直径が小さい。第1の直径部分30にはセンシング領域34が含まれている。センシング領域34はセンシング領域34の第1の制御表面38内に配置される2つの開口36からなる。開口36間には凹所が設けられた第2の制御表面40があり、センシング領域34に渡って広がっている。第2の制御表面40は第1の制御表面38より下でわずかに凹所が設けられている。
図4のライン5−5に沿った断面図である、図5に最も良く示されているように、各電極24は開口36より上に位置している。ターミナル26は電極24に取り付けられ、第1の直径部分30と第2の直径部分32の両方を通って広がっている。ターミナル26は第2の直径部分32の下側42においてハウジング20から突き出ている。電極24とターミナル26は導電材料から、好ましくは金属からできている。図5を特に参照すると、電極24はそれぞれ、水平有孔プレートまたはメッシュ44を備え、これは第1の制御表面38と並行であり、開口36の幅とほぼ等しい。各電極24はターミナル26への導電通路を確立するために接続されている。再び図5を参照すると、ターミナル26の第1の水平部分46は開口36内にシールされたセンサ膜22の部分と直接的または間接的に接触して、センサ膜22の抵抗における変化を検出する。第1の水平部分46からの延長部は第1の垂直部分48である。第1の垂直部分48は第1の直径部分30を通って第2の直径部分32に伸び、ここで、第1の垂直部分48は内部ターミナルドッグレッグに移行し、内部ターミナルドッグレッグは外部ターミナル52(すなわち、エンドリード線)で終端する。
第1の垂直部分48から内部ターミナルドッグレッグ50間への移行ポイントでは、ターミナル26が開口54を持つ。開口54は製造中に(示されていない)調整ロッドを受け、ハウジング20内の電極24のさらに正確な調整ができる。成形プロセス中に調整ロッドを使用すると、ハウジング20の下側42内の穴56を通る構造となる。内部ターミナルドッグレッグ50は外部ターミナル52に伸び、これは第2の直径部分32の下側42から伸びる。外部ターミナル52はハウジング20から適切な長さに伸び、アラームのような適切なアラートデバイスの対応する(示されていない)アウトレットへのリード線と相互接続できる。
図4および図5からのセンシング領域34の詳細な図である図6に最も良く見られるように、センサ膜22は全体に分散された導電粒子62を持つポリマー60を備えている。ターミナル26はセンサプローブハウジング20の本体64を通って伸び、電極24に電気的に接続されている。電極24はセンシング領域34とセンサ膜22に飛び出している。電極24は電流の均一な分布のために、表面のそばに位置し、さらにセンサ膜を横切っていることが好ましい。センサ膜22の好ましい構成にはセンサ膜22本体を通して均質に(例えば均一に)分散される導電粒子62が含まれており、導電ポリマーマトリクス66を形成する。“マトリクス”は一般的にポリマー内全体に分散された充填粒子を有するポリマー系を言う。
マトリクス66が開口36を満たし、中央制御表面40を渡るように導電センサ膜マトリクス66が第1の制御表面38上にシールされる。マトリクス66は開口36を満たすので、マトリクス66は両電極24と直接的または間接的に電気接触する。マトリクス66がターゲット検体にさらされたとき、マトリクス66容量は膨張することにより増加する。
センサ膜22のポリマー60は、周囲ガス中の検体の濃度に比較的比例するレートで、センサ膜22の表面と外部環境17(図3)中の周囲ガスとの間に生じるガス−固体インターフェイスを通して、ターゲット検体すなわち化合物を容易に吸収する任意のポリマーとすることができる。したがって、吸収される検体の量と周囲ガス中の検体の濃度との間で、相関することができる。図示されている例示的なセンサプローブ12では、センサ膜22の体積における変化はガス中に存在する検体の濃度と相関され、センサ膜22の抵抗にさらに関係付けられる。特に興味のあることは検出応答時間として知られる時間の長さであり、このときセンサのユーザに検体18の存在を知らせることできる。多数の信号調整技術が本発明において企図されており、以下でさらに説明する。
センサ膜はカーボンブラックが満たされたシリコンからなることが好ましく、これは検体の存在で膨張する。したがってセンサ膜の抵抗の増加はカーボンブラックが満たされたシリコンの膨張特性に依存する。本発明では、例えばシロキサンベースのポリマーのような、さまざまなタイプのポリマーを使用してもよいことを理解すべきである。
図3に戻って参照すると、好ましい実施形態の第1の構成が示されている。センサプローブ12は制御ユニット14に結合されている。制御ユニット14は、センサプローブ12からの、センサの電気抵抗を表す、生出力信号19aを測定して処理する。ユーザインターフェース16は制御ユニット14に結合され、制御ユニット14により測定された(抵抗R、あるいは時間に対するその微分係数dR/dtとして定義される)検出応答を、グラフ的にまたは数字的に表示する。ユーザインターフェース16は、例えばコンピュータモニタのような、任意の適切なインターフェイスとすることができる。しかしながら、言及したように、例えばブザーまたは赤いライトのような任意の指示デバイスを使用して、センサのユーザに検体18の存在を知らせてもよく、あるいは検体18の濃度がしきい値を超えたか否かを知らせてもよい。制御ユニット14は技術的に良く知られている任意の適切なプロセッサであってもよいことを理解すべきである。
図7は化学抵抗センサ10の動作ステップを示すフローチャートである。化学抵抗はステップ80で開始する。ステップ82において、センサプローブ12は検体18を検出する。ステップ84において、制御ユニット14はセンサプローブ12の電気抵抗Rを測定する。次に、ステップ88において、制御ユニット14は電気抵抗測定値の中から連続するポイントを取り除き、一方から他方を減算し、抵抗差を連続ポイント間の時間差に分割することによって、センサプローブ12から測定された電気抵抗を数値的に微分する(dR/dT)。最後に、ステップ86においてユーザインターフェース16は計算結果を表示する。この計算結果は導出された抵抗測定値を表し、制御ユニット14によって送信されて検体18の存在をセンサ10のユーザに通知する。ステップ82からステップ88の処理は連続的である。各ループ(ステップ82〜88のシーケンス)の期間は制御ユニット14の処理能力に左右される。これらの能力には、特に、その速度と分解能が含まれる。
ステップ84およびステップ88でなされる電気抵抗の測定および微分に加えて、制御ユニット14は微分された電気抵抗測定値をしきい値と比較することも可能である。しきい値は、センサ10が採用されているシステムに対して悪影響を及ぼすと考えられるターゲット検体18の量を表す、予め定められた値である。したがって、センサ10のユーザは微分された電気抵抗測定値がしきい値を超えると通知を受ける。代替的に、微分された電気抵抗測定値がしきい値を超えるとき、制御ユニット14は自動的にセンサ10またはシステム全体をシャットダウンする。
ここで図8に戻ると、上述の微分技術を使用した化学抵抗センサ10の検出応答の例示的なグラフが示される。制御ユニット14により得られる電気抵抗測定値の数値微分係数を得ることによって、センサ10は短い時間内で安定状態応答を提供することができる(この例では、センサプローブ12が検体18を検出してからセンサプローブ12がしきい値に達するまでの時間は200秒までである)。dR/dTに対するしきい値レベルは、アラームがトリガされるポイントにしたがって選択可能である(このケースでは、例えば8.0オーム/秒)。このリアルタイムの微分技術は一般的に、センサ10の検出応答時間において少なくともオーダーの改善をもたらす。200秒までの時間が開示されているが、検出応答時間は異なるタイプのセンサを使用することによってさらに向上されうることが理解されなければならない。
好ましい実施形態の第2の構成において、センサプローブ12は図9で示すような基本的な微分器回路100を組み込んでいる。微分器回路100は、技術的に知られるように、入力電圧が変化するレートに比例する出力電圧を発生させる。センサプローブ12は抵抗RFVSとして表される。抵抗RFVSは固定抵抗R1および電圧源Vccと直列に結合されている。抵抗RFVSおよび抵抗R1は微分器回路100と並列に結合されている。
微分器回路100は一般的に、演算増幅器(オペアンプ)102と、固定抵抗Ri、RdおよびRcと、固定キャパシタCdおよびCiとを有する。オペアンプ102には微分入力を構成する入力ターミナル104a、104bが含まれる。ターミナル104aは負符号のマークが付され、通常負ターミナルと呼ばれる。ターミナル104bは正符号のマークが付され、通常正ターミナルと呼ばれる。ターミナル104a、104bはどちらも接地に対して正として規定される。ターミナル104bは抵抗Rcに接続されている。抵抗Rcはグランドに結合されているので、電流のためにオペアンプ102からグランドへの経路が提供される。オペアンプ102には、単一終端出力電圧Voを持つ出力ターミナル106がさらに含まれる。応用によって、上方のターミナルは正の入力ターミナルであってもよく、下方のターミナルは負の入力ターミナルであってもよい点が理解されなればならない。
動作において、センサプローブ12は検体18を検出し、これはセンサプローブ12の電気抵抗を増大させる。センサプローブ12の電気抵抗の増大により、オペアンプ102の入力電圧Vinの値は以下の公式にしたがって変化する。
in=Vcc*(R1/(R1+RFVS))
入力電圧Vinはセンサプローブ12の電気抵抗が変わるにつれて変化する。したがって、センサプローブ12の電気抵抗は微分器回路100の入力電圧Vinの関数である。
オペアンプ102の出力電圧Voはほぼ以下の公式に等しい。
o≒−Rd*Cd*(dVin/dt)
オペアンプ102の出力電圧Voは、センサプローブ12の電気抵抗の関数でもある。出力電圧Voは入力電圧Vinの微分係数を得て、これを抵抗Rdの負の値とキャパシタCdの値で乗算することによって計算される。入力電圧Vinおよび出力電圧Voはどちらもセンサプローブ12の電気抵抗の変化に左右され、検体18の濃度と相関する。センサプローブ12の電気抵抗のわずかな変化は入力電圧Vinに強い影響を与え、これにより出力電圧Voに強い影響を与える。微分器回路100はセンサ10の検出応答時間を向上させる別の方法である。微分器回路100は、上述のように構成され、あるいは制御ユニット14内に組み込まれたソフトウェアを介して正確に達成することができることを理解すべきである。
好ましい実施形態の第3の構成では、微分器回路100は図10に示すように4線ブリッジ回路110内に組み込まれている。4線ブリッジ回路110は抵抗R1、R2、R3およびRFVSを有する。抵抗RFVSはセンサプローブ12の電気抵抗を表す。4線ブリッジ回路110は、生じるかもしれない電圧源Vccの変動により出力電圧Voが影響を受けないようにするため使用される。このようなケースでは、入力電圧Vinは以下の公式にしたがって変化する。
in=Vcc*[(R1/(R1+RFVS))−(R3/(R2+R3))]
したがって、(R1/(R1+RFVS)の比が(R3/(R2+R3))にほぼ等しく選択される場合、入力電圧Vinと出力電圧VoはVccの小さな変化に対して減感される。
代替的な実施形態では、センサプローブ12は自立型ユニットを有していてもよく、この自立型ユニットは特定の濃度におけるターゲット検体の存在のような予め定められた条件の充足を示すデジタル出力を生成する。この点に関しては、センサプローブ12’それ自体が、経時的にセンサ膜の電気抵抗を測定し、電気抵抗測定値の変化レートを決定し、この変化レートを予め定められたしきい値と比較し、対応出力を発生させるために必要となりうる任意のハードウェアおよび/またはソフトウェアを組み込んでいる。センサプローブ12’に組み込むことのできるハードウェアおよび/またはソフトウェアには、一般的に測定モジュール、微分器、比較器、および信号発生器が含まれてもよい。測定モジュールは経時的にセンサ膜の電気抵抗を測定する機能を実行し、微分器は電気抵抗測定値の変化レートを決定するために使用され、比較器はしきい値の微分とを比較するために使用され、信号発生器は対応出力を発生させる。そのようなセンサプローブ12’を含むセンサにおいて、センサプローブ12’は、ユーザインターフェース16と直接通信する。結果的に、センサプローブ12’はユーザインターフェース16に直接出力を提供する。この出力は、センサプローブ12’が測定のために使用している予め定められた条件が、実際にしきい値を超えているかどうかを示している。測定し、微分し、比較し、および発生させる機能もまた、センサプローブ12’と制御デバイス14両方のいくつかの組み合わせにより実行することができることを理解すべきである。
代替的な好ましい実施形態では、水流センサ120において信号調整技術が使用されている。図11は120で、一般的に例示的な水流センサの主な構成部品を表している。水流センサ120は一般的に、プリント回路ボード(PCB)挿入物124と、制御ユニット14と、ユーザインターフェース16とを有する。化学抵抗センサ10と水流センサ120の両者は制御ユニット14とユーザインターフェース16を使用する。PCB挿入物124は一般的に水環境125に配置されて、水の流量126を検出する。PCB挿入物124は水環境125における水の流量126の連続的な検出に基づいて出力信号128aを発生させる。出力信号128aは制御ユニット14により処理される。制御ユニットは計算された出力信号128bをユーザインターフェース16に送信して、出力信号128aの解析結果をPCB挿入物124から中継する。ユーザインターフェース16は水流センサ120についての情報を外部ユーザに提供し、簡単なアラーム信号から複雑なコンピュータ化されたスクリーンまでの範囲のものであってもよい。
一般的に図12を参照すると、本発明のPCB挿入物124を封入する水流センサ管129の例示的な実施形態が示されている。水流センサ管129は一般的に第1および第2のハウジング130、132をそれぞれ有している。第1のハウジング130は一般的に環状フランジ134を持つ環状円筒管の形状であり、水流126を受けるよう適合されている。環状フランジ134は接続の目的、例えばフレキシブルなホースを介して水バルブへの接続のために働く。第2のハウジング132は一般的に熱伝導プラスチック流管であり、これは、PCB挿入物124を封入/カプセル化して、PCB挿入物124の構成部品を湿気や腐食から保護する。第1および第2のハウジング130、132はそれぞれ、例えばポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアセチレン、ポリパラフェニレン、ポリピロール、およびポリアニリンのような熱伝導ポリマーのさまざまな種類の中から構成されてもよい。これらのベースポリマーとともに混合される鉱物および/またはガラスの充填材は、材料の熱伝導性を大いに高めることを示した。そのような材料の1つは、GE/LNPからのKonduit MT−210−14である。
一般的に図13ないし図15を参照すると、本発明のPCB挿入物124の詳細が示されている。PCB挿入物124には一般的に、ブリッジ回路136を有する上方および下方部分が含まれる。ブリッジ回路136は一般的に、加熱抵抗R1a、R2a、固定ブリッジ抵抗R3a、R4a、サーミスタT1a、T2a、I/OピンP1、P2、P3、P4、P5、電圧源Vccおよびヒータ電圧源VHを有する。特に、PCB挿入物124の下方部分は、水流126にさらされ、サーミスタT1a、T2aおよび加熱抵抗R1a、R2aが含まれる。PCB挿入物124の上方部分には、固定ブリッジ抵抗R3a、R4aおよびI/OピンP1、P2、P3、P4、P5が含まれる。サーミスタとヒータ抵抗の数は応用によって変わりうることが理解されなければならない。例として、サーミスタT2aは固定抵抗で置き換えられてもよく、ヒータ抵抗R2aは向上した感度が要求されない応用においては省略されてもよい。さらに、ヒータ抵抗R1a(および/またはR2a)と電圧源VHは、サーミスタT1a(および/またはT2a)が内部的に自己加熱可能な応用では省略可能である。
図13を参照すると、PCB挿入物124は一般的に、第1のハウジング130を通る流体の流れ方向に対して垂直であって第2のハウジング132内に置かれている。PCB挿入物124の上部分は第2のハウジング132のわずか上方に伸長し、PCB挿入物124の下方部分の中間部分は第1のハウジング130のわずか下方に伸長している。第1のハウジング130は水流126を受けるよう適合され、水流126はその後、第2のハウジング132を通って流れる。ハウジング132の断面形状は、水渦(および熱伝導における関連する悪影響)が最小化または除去されるように構成されてもよい。
一般的に図15を参照すると、PCB挿入物124の構成部品の例示的なブリッジ回路が示されている。抵抗R3aは、直列にサーミスタT2aおよび電圧源Vccに結合されている。サーミスタT1aは直列に抵抗R4aおよび電圧源Vccに結合されている。抵抗R3aおよびサーミスタT2aはともに並列にサーミスタT1aおよび抵抗R4aに結合されている。加熱抵抗R1aは供給電圧VHにより電圧が印加され、熱をサーミスタT1aに与える。加熱抵抗R2aも供給電圧VHにより電圧が印加され、熱をサーミスタT2aに与える。独立したリード線が各サーミスタT1a、T2aに結合され、出力電圧Voutを提供する。出力電圧Voutは4線ブリッジ回路の2本の足間における電圧差を表す。この例では、ピンP1およびP2はリード線であり、ここから出力電圧Voutが測定される。ピンP3は電圧VHを加熱抵抗R1a、R2aに提供する。ピンP4はブリッジ回路136の電圧源Vccに向かう。ピンP5はグランドに接続されている。
代替の好ましい実施形態の第1の構成では、PCB挿入物124は図11に示されているように制御ユニット14に結合されている。特に、PCB挿入物124のピンP1およびP2から来るリード線は制御ユニット14に結合されている。制御ユニット14は出力信号128aを測定し、解析するために使用される。出力信号128aは水の流量126に基づく、サーミスタT1a、T2aの熱損失を表す。ユーザインターフェース16は制御ユニット14に結合され、制御ユニット14により測定される応答をグラフィック的にあるいは数字的に表す。
図16は水流センサ120の動作ステップを示すフローチャートである。水流センサはステップ140で開始する。このステップでは、サーミスタT1aおよびT2aが有限時間の間、加熱抵抗R1a、R2aおよび電圧源VHより加熱され、サーミスタT1aおよびT2aの温度を上昇させる。ステップ142において、PCB挿入物124は、サーミスタT1aおよびT2aの温度を減少させる、水流センサ管129を通って流れる水の流量126を検出する。4線ブリッジの2本の足間で測定される出力電圧Voutはステップ144において測定される。次に、ステップ146において、制御ユニット14は、出力電圧測定値の中から連続ポイントを取り去り、一方から他方を減算し、出力電圧差dVoutを連続測定値間の時間間隔dtで除算することにより、サーミスタT1aおよびT2aの温度を表す出力電圧測定値を微分(dVout/dt)する。ステップ148において、制御ユニット14は温度測定値を正規化し、それらを流量に変換する。最後に、ステップ150において、ユーザインターフェース16は検出された水の流量126を表示する。ステップ140から150の処理は連続的である。各ループ(ステップ142〜150のシーケンス)の期間は制御ユニット14の処理能力に依存する。これらの能力には特に、その速度と分解能が含まれる。
上記の例では、回路ブリッジ136の差出力電圧(Vout)が以下の公式にしたがってサーミスタ抵抗値(Rntc)と相関される。
ntc=Rfixed*(Vcc−Vout)/(Vcc+Vout
両サーミスタが同じ温度にありT=T1a=T2a、R3a=R4a=Rfixedと仮定される。ケルビンでの温度値(T)は以下の公式にしたがって計算される。
T=(1/To+In(Rntc/Ro)/β)-1
ここで、温度To=298.15°K、Roは温度Toにおけるサーミスタの抵抗であり、βはサーミスタの温度感度を示す固有パラメータである。
上述したように、温度値(T)の測定値は制御ユニット14により微分され、正規化される。ブリッジ回路136は技術的に良く知られているさまざまな公式および原理を使用して評価することができることを理解すべきである。特に、熱伝導理論は、水流が開始するとすぐに、サーミスタ温度Tが急激に落ち始めることを予測する。温度低下は指数関数的であることを示すことができる。すなわち次のように表すことができる。
T−Tfinal=(Tstart−Tfinal)exp(−Kt)
ここで、Tstartは水流の始めにおける温度であり、Tfinalは水流の最終安定状態温度であり、tは流れが開始した後の時間である。式(1)におけるKは水による冷却レートを表し、センサ感度の尺度と考えられる。センサは流れにより対流的に冷却されることから、Kは流量の平方根に比例する。
時間による温度変化(dT/dt)に関して、最小値は水流の開始直後に生じる。先の公式から、最大値はK(Tstart−Tfinal)に比例することが示される。温度低下(Tstart−Tfinal)は流量によりわずかに増加する。(Tstart−Tfinal)における差を無視するのであれば、センサの感度はKにより増加し、これは感度がおおよそ流量の平方根として変化することを意味する。
図17を参照すると、冷蔵庫製氷器の例に適用される水流センサ120の応答の例示的なグラフが示されている。制御ユニット14により取られる温度測定値の数値微分係数を取ることにより、水流センサ120は短い時間(この例では、バルブが開放した後の約200m秒)内に最小dT/dtに到達することができる。これは先行技術において温度(T)が安定状態値に到達するのにかかる時間の10分の1である。微分技術は一般的に水流センサ120の応答時間においてオーダーの改善となる。約200m秒の時間が開示されているが、応答時間は異なるタイプのセンサを使用することによりさらに改善することができることを理解すべきである。図18に示されているように、最小dT/dtは正規化され、実際の水流量に対して水流センサを較正する。このプロセスには、さまざまな流量(このケースではN=13)において時間に対するdT/dtの特性曲線を発生させ、各流量において最小dT/dtを獲得し、各流量における最小dT/dtを、応用において予測される最高流量における最小dT/dtにより除算することが含まれる。
例えば、化学抵抗センサでなされたように水流センサに対して基本的な微分器回路または4線ブリッジ回路を使用するような、代替実施形態の複数の構成が考えられることを理解すべきである。
上述した微分演算は一次微分の状況であったが、センサの出力信号のさらに高次の微分係数が生成されてもよいことをさらに理解すべきである。このような高次の微分係数の計算はセンサシステムの応答時間をさらに改善するものと考えられる。
本発明の説明は本質的に単なる例示であり、したがって本発明の要旨を逸脱しない変形は本発明の範囲内のものであることが意図されている。このような変形は本発明の精神および範囲を逸脱しないと考えるべきである。
図1はある従来技術の化学抵抗センサシステムにおける検出応答の例示的なグラフである。 図2はある従来技術の水流センサシステムにおける応答の例示的なグラフである。 図3は化学抵抗センサのブロック図である。 図4は本発明にしたがって使用することができる例示的な化学抵抗センサプローブの概略図である。 図5は図4のライン5−5に沿って取られた断面図である。 図6は例示的なセンサ膜領域の詳細図である。 図7は本発明の化学抵抗センサの動作ステップを示すフローチャートである。 図8は本発明の化学抵抗センサの改善された検出応答の例示的なグラフである。 図9は本発明の基本的な微分器構成である。 図10は本発明の4線ブリッジ微分器回路構成である。 図11は水流センサのブロック図である。 図12は本発明にしたがって使用することができる例示的な水流センサ管の概略図である。 図13は図12の断面図である。 図14は水流センサ管の前面図である。 図15は水流センサのプリント回路ボード挿入物の回路図である。 図16は水流センサの動作ステップを示すフローチャートである。 図17は本発明の水流センサの改善された応答の例示的なグラフである。 図18は正規化された水流センサ応答対実際の流量の例示的なグラフである。

Claims (48)

  1. センシングデバイスを動作させる方法において、
    予め定められた条件に応答して変化するように適合された電気抵抗を有するセンサを提供し、
    第1の時間においてセンサの電気抵抗を測定し、
    第2の時間においてセンサの電気抵抗を測定し、
    第1の時間と第2の時間との間の電気抵抗の変化レートを決定し、
    しきい値に対して電気抵抗の変化レートを比較することを含む方法。
  2. 電気抵抗の変化レートがしきい値を超える場合には、制御デバイスへの信号を発生させ、
    信号がしきい値を超えるときに、指示デバイスでセンシングデバイスのユーザに通知することをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. グラフィック的および数値的な方法の少なくとも1つで、コンピュータモニタに比較結果を表示することをさらに含む請求項2記載の方法。
  4. ビジュアルおよびオーディオ信号の少なくとも1つで、センシングデバイスのユーザにアラートすることをさらに含む請求項2記載の方法。
  5. 前記センサは複数のカーボンブラックが満たされたシリコンのマトリクスを有するセンサ膜を具備する請求項1記載の方法。
  6. 予め定められた条件はターゲット検体の存在である請求項1記載の方法。
  7. n≧1の場合における変化レートのn次微分係数を決定することをさらに含む請求項1記載の方法。
  8. センシングデバイスを動作させる方法において、
    ターゲット検体の存在に応答して変化するように適合された電気抵抗を有するセンサプローブを提供し、
    第1の時間においてセンサプローブの電気抵抗を測定し、
    第2の時間においてセンサプローブの電気抵抗を測定し、
    電気抵抗測定値を示す信号を発生させることを含む方法。
  9. 制御デバイスに信号を送信し、
    制御デバイスで信号の変化レートを決定し、
    制御デバイスでしきい値に対する信号の変化レートを比較し、
    信号がしきい値を超えるときに、指示デバイスでセンシングデバイスのユーザに通知することをさらに含む請求項8記載の方法。
  10. ビジュアルおよびオーディオ信号の少なくとも1つでユーザにアラートすることをさらに含む請求項9記載の方法。
  11. 信号がしきい値を超えるときに器具を制御することをさらに含む請求項9記載の方法。
  12. n≧1の場合における変化レートのn次微分係数を決定することをさらに含む請求項9記載の方法。
  13. センシングデバイスを動作させる方法において、
    ターゲット検体の存在に応答して変化するように適合された電気抵抗を持つセンサ膜を有するセンサプローブを提供し、
    第1の時間においてセンサ膜の電気抵抗を測定し、
    第2の時間においてセンサ膜の電気抵抗を測定し、
    第1の時間と第2の時間との間の電気抵抗の変化レートを決定し、
    第1および第2の時間の間で測定された電気抵抗の変化レートを示す信号を発生させることを含む方法。
  14. 制御デバイスに信号を送信し、
    制御デバイスで信号をしきい値と比較することをさらに含む請求項13記載の方法。
  15. 信号がしきい値を超えるときにセンシングデバイスのユーザに通知し、
    信号がしきい値を超えるときに器具を制御することをさらに含む請求項14記載の方法。
  16. n≧1の場合における変化レートのn次微分係数を決定することをさらに含む請求項13記載の方法。
  17. センシングデバイスを動作させる方法において、
    流体の流れの存在に応答して変化するよう適合された電気抵抗を持つ電気構成部品を提供し、
    第1の時間において電気構成部品の電気抵抗を測定し、
    第2の時間において電気構成部品の電気抵抗を測定し、
    第1の時間と第2の時間との間の電気抵抗の変化レートを決定することを含む方法。
  18. 電気抵抗の変化レートに基づいて流体の流量を決定し、
    しきい値に対して流体の流量を比較することをさらに含む請求項17記載の方法。
  19. 流体の流量がしきい値を超えるときに、制御デバイスへの信号を発生させ、
    制御デバイスが信号を受信するときに、センシングデバイスのユーザに通知することをさらに含む請求項18記載の方法。
  20. 制御デバイスが信号を受信するときに器具を制御することをさらに含む請求項19記載の方法。
  21. 電気構成部品は、温度に基づいて電気抵抗が変化するように適合されたサーミスタである請求項17記載の方法。
  22. n≧1の場合における変化レートのn次微分係数を決定することをさらに含む請求項17記載の方法。
  23. 予め定められた条件の存在に応答して変化するよう適合された電気抵抗を有するセンサ膜と、
    時間期間の間にセンサ膜の電気抵抗を測定する手段と、
    電気抵抗測定値に対応する第1の信号を発生させる手段と、
    第1の信号を微分する手段と、
    第1の信号の微分に対応する第2の信号を発生させる手段と、
    第2の信号をしきい値と比較して、第2の信号がしきい値を超えるときに第3の信号を発生させる手段とを具備するセンサ。
  24. センサのユーザに対して比較結果を表示する手段と、
    第3の信号が発生されたときに器具を制御する手段とをさらに具備する請求項23記載のセンサ。
  25. センサが化学抵抗センサである請求項23記載のセンサ。
  26. センサ膜は複数のカーボンブラックが満たされたシリコンを有するマトリクスである請求項23記載のセンサ。
  27. センシングデバイスのユーザに対して比較結果を表示する手段はコンピュータモニタである請求項24記載のセンサ。
  28. n≧1の場合における第2の信号のn次微分係数を決定することをさらに含む請求項23記載のセンサ。
  29. センサプローブと、
    センサプローブに電気的に接続され、予め定められた条件の存在に応答して変化するよう適合された電気抵抗を有する電気構成部品と、
    電気構成部品に電気的に接続され、時間期間中に電気構成部品の電気抵抗を測定し、電気抵抗測定値に対応する第1の信号を発生させ、第1の信号の変化レートに対応する第2の信号を発生させ、第1の信号の変化レートを決定し、第2の信号をしきい値と比較する制御デバイスとを具備するセンシングデバイス。
  30. 制御デバイスはさらに第2の信号がしきい値を超えるときに器具を制御するように動作可能である請求項29記載のセンシングデバイス。
  31. 第2の信号がしきい値を超えるときにユーザに通知する指示デバイスをさらに具備する請求項29記載のセンシングデバイス。
  32. 電気構成部品はセンサ膜である請求項29記載のセンシングデバイス。
  33. センサ膜は複数のカーボンブラックシリコンを有するマトリクスである請求項32記載のセンシングデバイス。
  34. 予め定められた条件はターゲット検体の存在である請求項29記載のセンシングデバイス。
  35. 電気構成部品は予め定められた条件の存在に基づいて変化するように適合された温度を持つサーミスタである請求項29記載のセンシングデバイス。
  36. 予め定められた条件は流体の流量である請求項35記載のセンシングデバイス。
  37. 電気構成部品は熱伝導ポリマーにより封入されている請求項29記載のセンシングデバイス。
  38. 制御デバイスは、n≧1の場合に第2の信号のn次微分係数を決定するためさらに使用される請求項29記載のセンシングデバイス。
  39. センサプローブに電気的に接続され、予め定められた条件の存在に応答して変化するよう適合された電気抵抗を持つ電気構成部品と、
    ある時間期間中の電気構成部品の電気抵抗を測定し、電気抵抗測定値に対応する第1の信号を発生させる測定モジュールと、
    第1の信号の変化レートを決定し、第1の信号の微分に対応する第2の信号を生成させる微分器と、
    第2の信号をしきい値と比較する比較器とを具備するセンサプローブ。
  40. 第2の信号がしきい値を超えるときに器具を制御する制御デバイスをさらに具備する請求項39記載のセンサプローブ。
  41. 第2の信号がしきい値を超えるときにユーザに通知する指示デバイスをさらに具備する請求項39記載のセンサプローブ。
  42. 電気構成部品はセンサ膜である請求項39記載のセンサプローブ。
  43. センサ膜は複数のカーボンブラックシリコンを有するマトリクスである請求項42記載のセンサプローブ。
  44. 予め定められた条件はターゲット検体の存在である請求項39記載のセンサプローブ。
  45. 電気構成部品は予め定められた条件の存在に基づいて変化するように適合された温度を持つサーミスタである請求項39記載のセンサプローブ。
  46. 予め定められた条件は流体の流量である請求項45記載のセンサプローブ。
  47. 電気構成部品は熱伝導ポリマーによって封入されている請求項39記載のセンサプローブ。
  48. 微分器はn≧1の場合に第2の信号のn次微分係数をさらに決定する請求項39記載のセンサプローブ。
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