JP2023536293A - 情報送信方法、リソース決定方法及び装置 - Google Patents

情報送信方法、リソース決定方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明の実施例は、情報送信方法、リソース決定方法及び装置を提供する。該情報送信方法は、第2のUEが第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定するステップと、該第2のUEが第1のUEに補助情報を送信するステップと、を含み、該補助情報は、該第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。【選択図】図11

Description

本発明の実施例は、通信技術の分野に関する。
V2X(Vehicle to Everything)、P2X(Pedestrian to Everything)など(以下は、V2Xと総称されてもよい)を含む車両通信に関連する技術では、送信装置は、サイドリンク(sidelink)を介して受信装置と直接通信することができる。現在のロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)及び新しい無線(NR:New Radio)システムは、何れもV2X通信、即ちLTE V2X及びNR V2Xをサポートする。
サイドリンクにおける送信装置は、センシング(sensing)結果に基づいて、情報送信のための時間周波数リソースを自律的に選択することができる。ここで、センシングは、SCIを監視(monitor)すること、参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)を測定すること、及び受信信号強度指示(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を測定することなどを含む。センシングにより、リソース選択時に他の装置により既に予約されたリソースを回避することができるため、他の装置のサイドリンク伝送との衝突を回避し、干渉を回避することができる。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の構成をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものである。これらの構成が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
現在のNR V2Xでは、端末装置(UE)のセンシング範囲が制限されていることにより、リソースの衝突が発生し、信頼性が低下する可能性がある。このため、信頼性の必要性が高いサービスの性能へ影響を与えてしまう。現在では、衝突の確率を減少させ、信頼性を向上させる拡張されたメカニズムが提案されている。
図1は、上記の拡張メカニズムの応用シナリオの概略図である。図1に示すように、UE BがUE Aにデータを送信し、UE Aの近くには、UE Bがセンシングできない他のUE Cがある。言い換えれば、UE Bにとって、UE Cが「隠れた端末」である。UE BとUE Cの両方がデータを送信する必要がある場合、互いがセンシング(sensing)できないため、UE Bにより選択されたリソースとUE Cにより選択されたリソースとが重複する可能性があり、UE BがUE Aに送信したデータとUE CがUE Aに送信したデータとの間に干渉が発生する可能性がある。従って、現在の拡張メカニズムは、UE AがセンシングプロセスによりUE Cのリソース使用状況を把握し、UE Cのリソース使用状況を補助情報に追加してUE Bに送信し、UE Bがリソース選択プロセスにおいてUE C又はUE Cにより検出されたその周囲のUEにより占有されたリソースセットを除外することができるため、衝突の確率を低減させ、信頼性を向上させることができる。しかし、現在では、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定する方法や上記の補助情報を送信する方法が提案されていない。
上記の問題の少なくとも1つを鑑み、本発明の実施例は、情報送信方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の1つの態様では、第2のUEに適用される情報送信方法であって、前記第2のUEが第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定するステップと、前記第2のUEが第1のUEに補助情報を送信するステップであって、前記補助情報は、前記第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、ステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、第2のUEに適用される情報送信装置であって、第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定する第1の決定部と、第1のUEに補助情報を送信する第1の送信部であって、前記補助情報は、前記第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、第1の送信部と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、第1のUEに適用されるリソース決定方法であって、前記第1のUEが第2のUEにより送信された補助情報を受信するステップであって、前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、ステップと、前記第1のUEが第2のリソースセットに基づいて、前記第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するステップと、方法を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、第1のUEに適用されるリソース決定装置であって、第2のUEにより送信された補助情報を受信する第1の受信部であって、前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、第1の受信部と、前記第2のリソースセットに基づいて、前記第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定する第2の決定部と、装置を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、第2のUEに適用される情報送信方法であって、前記第2のUEが第1の送信優先度に基づいて、第1のUEへの補助情報の送信に関連する処理を実行するステップであって、前記補助情報は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、ステップと、前記第2のUEが処理結果に応じて、前記第1のUEに前記補助情報を送信し、或いは、前記補助情報を送信せず、或いは、前記補助情報の送信に対して電力削減を行うステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、第2のUEに適用される情報送信装置であって、第1の送信優先度に基づいて、第1のUEへの補助情報の送信に関連する処理を実行する第1の処理部であって、前記補助情報は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、第1の処理部と、処理結果に応じて、前記第1のUEに前記補助情報を送信し、或いは、前記補助情報を送信せず、或いは、前記補助情報の送信に対して電力削減を行う第2の処理部と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の有利な効果の1つは以下の通りである。端末装置は、該端末装置自身の送信すべきデータの優先度に基づいて補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定し、或いはピア端末装置に補助情報を送信する処理を実行することではなく、補助情報を使用して送信データリソースを決定するピア端末装置が該データを送信する優先度に基づいて、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定し、或いはピア端末装置に補助情報を送信する処理を実行する。これによって、ピア端末装置により送信されたサービスを考慮して、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定して該補助情報を送信することができるため、該補助情報によりピア端末装置によるサービスの送信をより効果的に補助することができる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「含む/有する」は、特徴、部材、ステップ又は構成要件が存在することを意味し、1つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又は構成要件の存在又は付加を排除しない。
本発明の実施例の1つの図面及び1つの実施形態に記載された要素及び特徴は、1つ又はさらに多くの図面又は実施形態に示された要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面において、類似の符号は複数の図面における対応する素子を示し、1つ以上の実施形態に用いられる対応素子を示してもよい。
本発明の実施例の拡張メカニズムのシナリオの概略図である。 本発明の実施例の通信システムの概略図である。 本発明の実施例の情報送信方法の1つの概略図である。 本発明の実施例のステップ301の実施方法の1つの概略図である。 本発明の実施例のリソース決定方法の1つの概略図である。 本発明の実施例の情報送信方法の1つの概略図である。 本発明の実施例のステップ601の実施方法の1つの概略図である。 本発明の実施例のステップ601の実施方法の1つの概略図である。 本発明の実施例のステップ601の実施方法の1つの概略図である。 本発明の実施例の情報送信方法の1つの概略図である。 本発明の実施例の情報送信装置の1つの概略図である。 本発明の実施例の第1の決定部1101の1つの概略図である。 本発明の実施例の情報送信装置のもう1つの概略図である。 本発明の実施例の第1の処理部1301の1つの概略図である。 本発明の実施例の第1の処理部1301の1つの概略図である。 本発明の実施例の第1の処理部1301の1つの概略図である。 本発明の実施例の情報送信装置のもう1つの概略図である。 本発明の実施例の端末装置の概略図である。 本発明の実施例のリソース決定装置の1つの概略図である。
本発明の上記及び他の特徴は以下の説明により明らかになる。明細書及び図面において、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる実施形態の一部が示される。なお、本発明は説明される実施形態に限定されない。本発明は、添付される特許請求の範囲内の全ての変更されたもの、変形されたもの及び均等的なものを含む。以下は、図面を参照しながら本発明の各実施形態を説明する。これらの実施形態は単なる例示的なものであり、本発明を制限するものではない。
本発明の実施例では、用語「第1」、「第2」などは、タイトルで異なる要素を区別するために用いられるが、これらの要素の空間的配列又は時間的順序などを表すものではなく、これらの要素はこれらの用語に制限されない。用語「及び/又は」は、関連するリストに列挙された用語の1つ又は複数のうち何れか1つ及び全ての組み合わせを含む。用語「含む」、「包括する」、「有する」などは、列挙された特徴、要素、素子又は構成部材の存在を意味するが、1つ又は複数の他の特徴、要素、素子又は構成部材の存在又は追加を排除するものではない。
本発明の実施例では、単数形の「1つ」、「該」などは複数形を含み、「1種類」又は「1類」と広義的に理解されるべきであり、「1個」に限定されない。また、用語「前記」は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、単数形及び複数形両方を含むと理解されるべきである。また、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、用語「に記載の」は「少なくとも一部に記載の」と理解されるべきであり、用語「に基づいて」は「少なくとも一部に基づいて」と理解されるべきである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は、例えばロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、進化したロングタームエボリューション(LTE-A、LTE-Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wideband Code Division Multiple Access)、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access)などの任意の通信規格に適合するネットワークを意味してもよい。
また、通信システムにおける装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われてもよく、該通信プロトコルは、例えば1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、及び5G、新しい無線(NR:New Radio)等、及び/又は現在の既知の他の通信プロトコル若しくは将来開発される他の通信プロトコルを含んでもよいが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は、例えば通信システムに端末装置をアクセスさせて該端末装置にサービスを提供する通信システム内の装置を意味する。ネットワーク装置は、基地局(BS:Base Station)、アクセスポイント(AP:Access Point)、送受信ポイント(TRP:Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobile Management Entity)、ゲートウェイ、サーバ、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)、基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)などを含んでもよいが、これらに限定されない。
そのうち、基地局は、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)、及び5G基地局(gNB)など、並びにリモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、中継装置(relay)又は低電力ノード(例えばfemto、picoなど)を含んでもよいが、これらに限定されない。また、用語「基地局」はそれらの機能の一部又は全てを含んでもよく、各基地局は特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供してもよい。用語「セル」は、該用語が使用されるコンテキストに応じて、基地局及び/又はそのカバレッジエリアを意味してもよい。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE:User Equipment)又は用語「端末装置」(TE:Terminal Equipment又はTerminal Device)は、例えばネットワーク装置を介して通信ネットワークにアクセスし、ネットワークサービスを受ける装置を意味する。端末装置は、固定的なもの又は移動的なものであってもよく、移動局(MS:Mobile Station)、端末、加入者ステーション(SS:Subscriber Station)、アクセス端末(AT:Access Terminal)、ステーションなどと称されてもよい。
そのうち、端末装置は、携帯電話(Cellular Phone)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、無線変復調装置、無線通信装置、ハンドヘルドデバイス、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどを含んでもよいが、これらに限定されない。
例えば、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)などのシナリオでは、ユーザ装置は、監視又は測定を行う機器又は装置であってもよく、例えばマシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)端末、車載通信端末、デバイスツーデバイス(D2D:Device to Device)端末、マシンツーマシン(M2M:Machine to Machine)端末などを含んでもよいが、これらに限定されない。
さらに、用語「ネットワーク側」又は「ネットワーク装置側」は、ネットワークの側を意味し、基地局であってもよいし、上記の1つ又は複数のネットワーク装置を含んでもよい。用語「ユーザ側」又は「端末側」又は「端末装置側」は、ユーザ又は端末の側を意味し、UEであってもよいし、上記の1つ又は複数の端末装置を含んでもよい。本明細書では、特に指定されていない限り、「装置」は、ネットワーク装置を意味してもよいし、端末装置を意味してもよい。
以下は、一例を参照しながら本発明の実施例のシナリオを説明するが、本発明はこれに限定されない。
図2は、本発明の実施例の通信システムの概略図であり、ユーザ装置及びネットワーク装置の例を概略的に示している。図2に示すように、通信システム100は、ネットワーク装置101及び端末装置102、103、104を含んでもよい。説明の便宜上、図1は、3つの端末装置及び1つのネットワーク装置を一例にして説明するが、本発明の実施例はこれに限定されない。
本発明の実施例では、ネットワーク装置101と端末装置102、103との間では、既存のサービス又は将来に実装可能なサービスを行うことができる。例えば、これらのサービスは、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced Mobile Broadband)、大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive Machine Type Communication)及び高信頼性低遅延通信(URLLC:Ultra-Reliable and Low-Latency Communication)などを含むが、これらに限定されない。
なお、図2は、3つの端末装置102、103、104が何れもネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置することを示しているが、本発明はこれに限定されない。3つの端末装置102、103、104が何れもネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置しなくてもよいし、一方の端末装置102がネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置し、他方の端末装置103、104がネットワーク装置の101のカバレッジエリア外に位置してもよい。
本発明の実施例では、端末装置102、103、104の間でサイドリンク送信を行うことができる。例えば、端末装置102、103、104は、V2X通信を実現するように何れもネットワーク装置101のカバレッジエリア内でサイドリンク送信を行ってもよいし、V2X通信を実現するように何れもネットワーク装置101のカバレッジエリア外でサイドリンク送信を行ってもよいし、V2X通信を実現するように、一方の端末装置102がネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置し、他方の端末装置103、104がネットワーク装置101のカバレッジエリア外に位置してサイドリンク送信を行ってもよい。
本発明の実施例では、端末装置102及び/又は103及び/又は104は、サイドリンクリソースを自律的に選択してもよく(即ち、Mode2を採用してもよく)、この場合、サイドリンクの送信は、ネットワーク装置101から独立してもよく、即ち、ネットワーク装置101はオプションであってもよい。なお、本発明の実施例では、サイドリンクリソースを自律的に選択する(即ち、Mode2を採用する)ことと、ネットワーク装置によりサイドリンクリソースを割り当てる(即ち、Mode1を採用する)こととを組み合わせてもよく、本発明の実施例はこれらに限定されない。
本発明の実施例では、時間単位は、サブフレーム、スロット、又は少なくとも1つの時間領域シンボルを含むセットであってもよい。少なくとも1つの時間領域シンボルのセットは、mini-slot又はnon-slotと称されてもよい。例えば、本発明の実施例におけるサブフレームとスロットとは互いに置き換えられてもよく、「スロット」は「サブフレーム」に置き換えられてもよいが、本発明はこれに限定されず、他の時間単位に置き換えられてもよい。また、用語「時間周波数リソース」と「リソース」とは、互いに置き換えられてもよい。
本発明の実施例では、「V2X」又は「P2X」を一例にしてサイドリンクを説明するが、本発明はこれに限定されず、「V2X」又は「P2X」以外のサイドリンクのシナリオに適用されてもよい。
以下の説明では、混同が生じない限り、用語「サイドリンク」と「V2X」又は「P2X」とは互いに置き換えられてもよく、用語「PSFCH」と「サイドリンクフィードバックチャネル」とは互いに置き換えられてもよく、用語「PSCCH」と「サイドリンク制御チャネル」又は「サイドリンク制御情報」とは互いに置き換えられてもよく、用語「PSSCH」と「サイドリンクデータチャネル」又は「サイドリンクデータ」とは互いに置き換えられてもよい。
また、PSSCHを送信(transmitting)又は受信(receiving)することは、PSSCHを介して搬送されるサイドリンクデータを送信又は受信することとして理解されてもよい。PSFCHを送信又は受信することは、PSFCHを介して搬送されるサイドリンクフィードバック情報を送信又は受信することとして理解されてもよい。
現在、端末装置は、センシング検出+リソース選択のプロセスによりサイドリンク送信リソースを取得することができ、ここで、センシング(sensing)を継続的に実行してリソースプール内のリソースの占有状況を取得してもよい。例えば、端末装置は、前の一定の期間(センシングウィンドウと称される)内のリソースの占有状況に基づいて、後の一定の期間(選択ウィンドウと称される)内のリソースの占有状況を推定してもよい。
端末装置は、例えば(n-1000)番目~(n-1)番目のサブフレーム又はスロット(即ち、センシングウィンドウ(sensing window))におけるサイドリンク制御情報(SCI:Sidelink Control Information)及び異なる位置の時間周波数リソース参照信号の検出により、該センシングウィンドウのリソース占有状況を取得し、(n+T1)番目~(n+T2)番目のサブフレーム又はスロット(即ち、選択ウィンドウ(selection window))のリソース占有状況を推定してもよい。上記のセンシングは、SCIを監視すること、参照信号受信電力RSRPを測定することなどを含む。ある時間単位内でSCIを監視することは、例えばある時間単位を監視すること、ある時間単位内でSCIを受信すること、ある時間単位内でSCIを検出すること、ある時間単位内でSCIをブラインド検出することなどの様々な等価な表現がある。SCIは、LTE V2XにおけるSCIであってもよいし、NR V2Xにおける1st stage SCI(SCI format 1A)であってもよい。該センシング検出+リソース選択のプロセスは、以下のステップを含む。
例えば、ステップ1において、物理層は、候補リソースセットを取得する。
送信すべきサイドリンクデータがある場合、端末装置の物理層は上位層(例えば媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)層)からリソース選択の粒度Rx,yを取得する。該粒度は1つのサブフレーム内の一連の連続的なサブチャネルを表してもよく、各サブチャネルは複数の連続的な物理リソースブロック(PRB:Physical Resource Block)を含み、PRBの数はリソースプールにより決定されてもよく、リソースプールはネットワーク装置(例えば基地局)により構成又は事前構成される。選択ウィンドウ全体における全てのサブフレーム内のサイズがRx,yのリソース(以下は、Rx,y候補リソースと称される)のセット(集合)は、Set Aとして初期的に定義される。
端末装置は、送信すべきデータが到達する前に該センシングウィンドウ内で検出を行った結果に基づいて、Set A内の候補リソースの一部を除外してもよい。例えば、以下のRx,y候補リソースを除外する必要がある。
・端末装置によりセンシングウィンドウ内の送信サブフレームに対応する選択ウィンドウ内でリソースが予約される可能性があるサブフレーム内の全てのRx,y候補リソース
・端末装置がセンシングウィンドウ内で検出するサブフレーム内の特定のRx,y候補リソース。ここで、該Rx,y候補リソースでSCIが現在の選択ウィンドウ内の対応するサブフレームを予約することが検出され、且つ指示された周波数領域リソースとこのRx,y候補リソースとが時間周波数領域で重複し、且つ該SCIに対応する物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)の参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Receiving Power)の検出結果が閾値(以下は、RSRP閾値と称される)よりも大きい。或いは、該SCIが選択ウィンドウの後のサブフレームを予約し、且つ該サブフレームと現在の選択ウィンドウ内のサブフレームの予約される可能性のある後続のサブフレームのうちの1つのサブフレームとが時間領域で同一のサブフレームであり、且つ周波数領域リソースと該Rx,y候補リソースとが周波数領域で重複し、且つ該SCIに対応するPSSCHのRSRPの検出結果がRSRP閾値Th(p,p)よりも大きい。
ここで、RSRP閾値Th(p,p)におけるpは、端末が行うべきサイドリンク送信の優先度である。pは、端末装置により受信されたSCI指示の優先度である。(p,p)は、1つの閾値Th(p,p)に関連する。
ステップ2において、MAC層は、候補リソースセットからリソースを選択する。
即ち、端末装置の物理層はSet BをMAC層に報告してもよく、MAC層はSet Bからリソースをランダムに選択し、データ送信のための候補リソースを選択する。また、復調及び符号化スキーム(MCS:Modulation and Coding Scheme)を選択して、選択されたリソースでデータ送信を行う。
本発明の実施例では、曖昧さを生じることなく、「除外」、「選択しない」、「含めない」及び「避ける」を区別なく使用してもよい。
上記の発明の概要の部分に記載されているように、現在では、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定する方法が提案されていない。上記の技術的問題に対して、本発明の実施例は、対応する解決策を提供する。即ち、本発明の実施例は、情報送信方法を提供し、即ち、端末装置が補助情報内のリソースセットを決定する際に、上記のセンシングプロセスにおけるSet Aの一部の候補リソースを除外する方法を参照してもよく、即ちsensingの方式で該リソースセットを決定してもよい。上記の方法との差異としては、端末装置の送信すべきデータの優先度を使用することではなく、補助情報を使用して送信データリソースを決定するピア端末装置が該データを送信する優先度に基づいて、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定する。これによって、ピア端末装置により送信されたサービスを考慮して、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定することができるため、該補助情報によりピア端末装置によるサービスの送信をより効果的に補助することができる。以下は、実施例1を参照しながら説明する。
<実施例1>
本発明の実施例は情報送信方法を提供し、第2の端末装置(以下は、説明の便宜上、第2のUEと略称される)側から説明する。該情報送信方法は、例えば該第2の端末装置の物理層により実行されてもよいが、以下は重複する説明を省略する。
図3は、本発明の実施例の情報送信方法の1つの概略図である。図3に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ301:該第2のUEは第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定する。
ステップ302:該第2のUEは第1のUEに補助情報を送信する。該補助情報は、該第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第1のUEが第1のサイドリンク(SL)データを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のSLデータを送信する優先度に基づいて決定される。
なお、上記の図3は、本発明の実施例を概略的に示しているに過ぎないが、本発明はこれに限定されない。例えば、様々なステップ間の実行順序を適切に調整したり、他の幾つかのステップを追加したり、幾つかのステップを減らしたりしてもよい。当業者は、上記の内容に基づいて適切な変形を行うことができ、上記の図3の記載に限定されない。
幾つかの実施例では、該第1のSLデータは、第1のSLデータパケットを意味し、該第1のUEが該第1のSLデータパケットを送信することにおける送信は、初期伝送又は再伝送を含む。第1のUEが第1のSLデータを送信する優先度は、該第1のSLデータを送信するPSSCHの優先度を表し、該優先度は、該PSSCHに関連するPSCCHでのSCIにより示され、優先度の値が高くなるほど、優先度が低くなることを表し、逆も同様である。例えば、優先度の値は、0、1、2などで表され、優先度が0であることは、優先度が最も高いことを表すが、本実施例はこれに限定されない。
幾つかの実施例では、該第1のSLデータは、該第1のUEから第2のUEに送信されてもよいし、他のUEに送信されてもよく、本実施例はこれに限定されない。
幾つかの実施例では、該第1の送信優先度が該第1のUEが第1のSLデータを送信する優先度に基づいて決定されることは、該第1の送信優先度が少なくとも該第1のUEが該第1のSLデータを送信する優先度に基づいて決定されることを表し、即ち、該第1のUEが該第1のSLデータを送信する優先度にのみ基づいて決定されてもよいし、該第1のUEが該第1のSLデータを送信する優先度、及び該補助情報を受信して使用する他のUEがSLデータを送信する優先度に基づいて決定されてもよい。
幾つかの実施例では、該第2のUEが第1のUEに補助情報を送信し、該第1のUEが該補助情報における第2のリソースセットを使用又は参照して、該第1のSLデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定する場合、該第1の送信優先度は、該第1のSLデータの送信優先度に等しい。
幾つかの実施例では、該第2のUEは、第1のUEに補助情報を送信することだけではなく、他のUEにも補助情報を送信してもよい。また、他のUEは、該補助情報における第2のリソースセットを使用又は参照して、それぞれのSLデータを送信するための候補リソースセットを決定してもよい(以下は、UEが該補助情報を使用/参照することと略称される)。即ち、該補助情報を使用又は参照するUEが複数あり、該第1の送信優先度は、該第1のSLデータの送信優先度及び他のUEのそれぞれのSLデータの送信優先度に基づいて決定される。例えば、該第1の送信優先度は、該第1のSLデータの送信優先度及び他のUEのそれぞれのSLデータの送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい。
幾つかの実施例では、該方法は、以下のステップ(図示せず、オプション)をさらに含む。
該第2のUEは、第3のUEに該補助情報を送信する。該第2のリソースセットは、該第3のUEが第3のSLデータを送信するための第3の候補リソースセットを決定するために使用される。該第1の送信優先度は、該第1のSLデータの送信優先度及び該第3のSLデータの送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい。例えば、UE1が第1のSLデータを送信する優先度は2であり、UE 3が第3のSLデータを送信する優先度は3である場合、該第1の送信優先度は2である。
幾つかの実施例では、該方法は、該第2のUEが第4のUE、第5のUEなどに補助情報を送信することをさらに含んでもよい。同様に、該第1の送信優先度は、該補助情報を受信して使用/参照するUEのそれぞれのSLデータの送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい。本実施例では、詳細な説明を省略する。
幾つかの実施例では、該方法は、以下のステップ(オプション、図示せず)をさらに含んでもよい。
該第2のUEが該第1のUEにより送信された第1のSCIを受信する。該第1のSCIは、該第1のUEが該第1のSLデータを送信する優先度を示すために使用される。
幾つかの実施例では、第1のUEが該第1のSLデータを送信する優先度は、第1のSLデータの初回の送信(初期伝送)の前に第1のSCIにより示されてもよいし、第1のSLデータの初回の送信(初期伝送)の後に第1のSCIにより示されてもよい。
例えば、該第1のSCIは、既存のフォーマットであってもよいし、新たに定義されたフォーマットであってもよく、例えば、該第1のSCIにおける優先度指示フィールド(情報要素はpriorityとして表される)により、該第1のUEが該第1のSLデータを送信する優先度を示す。
幾つかの実施例では、該第1のSCIは、該補助情報の送信をトリガするために使用されてもよく、例えば、該第1のSCIにおける1つのトリガフィールドにより該補助情報の送信をトリガする。
幾つかの実施例では、該第2のUEは、センシング検出により該第2のリソースセットを決定し、例えば、センシング検出のプロセスにおいて第1の送信優先度及び第3の受信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定する。具体的には、第2のUEは、第1の送信優先度及び第3の受信優先度に基づいて、該第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部が該第2のリソースセットに含まれるか否かを決定する。第2のUEは、1つ又は複数の第2のSCIを検出し、該1つ又は複数の第2のSCIについて、第1の送信優先度及び各第2のSCIにより示される第3の受信優先度に基づいて、各第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部が該第2のリソースセットに含まれるか否かをそれぞれ決定する。
図4は、該ステップ301の実施の1つの概略図である。図4に示すように、ステップ301は、以下のステップを含む。
ステップ401:該第2のUEは、第2のSCIを検出し、該第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得する。
幾つかの実施例では、該第2のUEは、第2のSCIを検出するために、第1の期間内でブラインド検出(又は監視)を行う。該第1の期間は、センシングウィンドウに相当する。例えば、1つ又は複数の第2のSCIを検出(受信)してもよい。該第2のUEは、受信された第2のSCIの全部又は一部に対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号に対してRSRP測定を行ってもよい。幾つかの実施例では、RSRPは、PSCCH(第2のSCI)の復調参照信号(DM-RS)に対する測定により取得されてもよいし、第2のSCIによりスケジューリングされたPSSCHのDM-RSに対する測定により取得されてもよい。具体的な監視と測定の方法について、関連技術を参照してもよい。
幾つかの実施例では、該第2のSCIは、上記の第1のUEにより送信されたSCI(例えば上記の第1のSCI)、及び/又は、他のUEにより送信されたSCIであってもよく、本実施例はこれに限定されない。
ステップ402:該第2のUEは、RSRP閾値を決定する。ここで、該第1の送信優先度及び検出された第2のSCIに示される第3の受信優先度に基づいて該RSRP閾値を決定する。
幾つかの実施例では、例えば、各測定されたRSRPは、1つのRSRP閾値Th(p,p)に対応する。pは、上位層により示される第2のUE自身の送信すべきサイドリンクデータの送信優先度ではなく、該第1の送信優先度である。pは、端末装置により受信された第2のSCIにより示される第3の受信優先度である。(p,p)は1つの閾値Th(p,p)に対応し、該対応関係はネットワーク側により構成されてもよいし、事前に構成されてもよいし、事前に定義されてもよく、詳細は関連技術を参照してもよい。
ステップ403:該RSRP測定結果と該RSRP閾値とを比較し、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が該閾値よりも大きい場合、検出された第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含め、或いは、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が該閾値よりも小さい場合、検出された第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含める。
例えば、該第2のUEは、検出された1つの第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果1を取得し、該第1の送信優先度及び該1つの第2のSCIにより示される第3の受信優先度に基づいて該RSRP閾値1を決定し、該RSRP測定結果1と該RSRP閾値1とを比較し、測定結果1が該閾値1よりも大きい場合、該1つの第2のSCI_1により示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含める。該第2のUEは、検出されたもう1つの第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果2を取得し、該第1の送信優先度及び該もう1つの第2のSCIにより示される第3の受信優先度に基づいて該RSRP閾値2を決定し、該RSRP測定結果2と該RSRP閾値2とを比較し、測定結果2が閾値2よりも大きい場合、該もう1つの第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含める。以上は、2つの第2のSCIを一例にして説明したが、1つ又は複数の場合の処理方法は同様であり、ここで重複する説明を省略する。
幾つかの実施例では、測定結果が閾値よりも小さい場合、第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部が推奨されたリソースであることを意味する。即ち、第1のUEが第1の候補リソースセットを決定する際に考慮することができるリソースであり、該第2のリソースセットが推奨されたリソースセットであることを意味する。測定結果が閾値よりも大きい場合、第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部が非推奨リソース(占有された可能性があるリソース)であることを意味する。即ち、第1のUEが第1の候補リソースセットを決定する際に除外する必要があるリソースであり、該第2のリソースセットが除外リソースセットであることを意味する。
幾つかの実施例では、該第2のSCIにより示されるリソースは、現在のSCIが所在する時間単位と同一のPSSCHリソース、及び/又は、予約された再送信に対応するPSSCHリソース、及び/又は、次の周期を送信するために予約されたPSSCHリソース(周期送信に適用するシナリオ)を含む。
幾つかの実施例では、該補助情報は、周期的に送信されてもよし、半永続的に送信されてもよいし、非周期的に送信されてもよい。第2のUEは、該第1のSCIを受信した後、該第1のSCIにおける指示情報に基づいて、該補助情報を送信するためのリソース、遅延条件及び該補助情報の送信優先度などのパラメータを決定し、該パラメータに基づいて補助情報を送信する。
幾つかの実施例では、該補助情報の送信優先度は、第1の送信優先度であってもよい。該第1の送信優先度は、該第1のSCIにより示されてもよい。該第1の送信優先度を取得した後、該補助情報の送信優先度を決定する。例えば、該第2のUEは補助情報を送信してもよく、それに関連するPSCCHでのSCIにおいて該補助情報の送信優先度を示してもよい。
幾つかの実施例では、該方法は、以下のステップ(オプション、図示せず)をさらに含んでもよい。該第2のUEが第4のUEに該補助情報を送信し、該第4のUEが該第1のUEに補助情報を転送する。具体的な内容は、後述する実施例7で説明される。
上記の実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行ってもよい。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
本実施例によれば、端末装置は、該端末装置自身の送信すべきデータの優先度に基づいて補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定することではなく、補助情報を使用して送信データリソースを決定するピア端末装置が該データを送信する優先度に基づいて、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定する。これによって、ピア端末装置により送信されたサービスを考慮して、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定することができるため、該補助情報によりピア端末装置によるサービスの送信をより効果的に補助することができる。
<実施例2>
本発明の実施例はリソース決定方法を提供し、第1の端末装置(以下は、説明の便宜上、第1のUEと略称される)側から説明する。ここで、実施例1と重複する部分について説明を省略する。
図5は、本発明の実施例のリソース決定方法の1つの概略図である。図5に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ501:該第1のUEは、第2のUEにより送信された補助情報を受信する。ここで、該補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
ステップ502:該第1のUEは、該第2のリソースセットに基づいて、該第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定する。
幾つかの実施例では、該補助情報、該第2のリソースセット、該第1の送信優先度、該第1のSLデータの送信優先度の具体的な態様は、実施例1を参照してもよく、ステップ501は実施例1におけるステップ301~302に対応し、重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、該第2のリソースセットに含まれるものが推薦リソースである場合、第1のUEは、第1の候補リソースセットを決定する際に該第2のリソースセットにおけるリソースを考慮してもよく、即ち、該第2のリソースセットにおけるリソースを第1の候補リソースとしてもよい。該第2のリソースセットに含まれるものが除外リソースである場合、第1のUEは、第1の候補リソースセットを決定する際に該第2のリソースセットを考慮せず、即ち、該第2のリソースセットにおけるリソースを該第1の候補リソースとしない。
幾つかの実施例では、該方法は、該第1のUEが該第1の候補リソースセットから第1のリソースを選択し、該第1のリソースで該第1のSLデータを送信すること(オプション、図示せず)をさらに含んでもよい。その詳細は関連技術を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
幾つかの実施例では、該第1のUEは、ブロードキャストにより該第1のSLデータを送信してもよいし、マルチキャストにより該第1のSLデータを送信してもよいし、ユニキャストにより該第1のSLデータを送信してもよく、第2のUEに該第1のSLデータを送信してもよいし、他のUEに該第1のSLデータを送信してもよく、本実施例はこれらに限定されない。
本実施例によれば、端末装置は、該端末装置自身の送信すべきデータの優先度に基づいて補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定することではなく、補助情報を使用して送信データリソースを決定するピア端末装置が該データを送信する優先度に基づいて、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定する。これによって、ピア端末装置により送信されたサービスを考慮して、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定することができるため、該補助情報によりピア端末装置によるサービスの送信をより効果的に補助することができる。
LTE V2X及びNR V2Xでは、上記のリソースセンシング検出プロセスにおいて現在のUE自身の送信すべきデータの優先度を考慮する必要があることに加えて、データ/情報を送信するプロセスにおける一部の処理においても、現在のUE自身の送信すべきデータの優先度を考慮する必要がある。該処理は、データ/情報を送信するリソースの決定、輻輳制御、電力制御、及び該データ/情報の送信の優先度の決定を含むが、これらに限定されない。本発明の実施例は、情報送信スキームをさらに提供し、即ち、ピア端末装置に補助情報を送信する処理を実行する際に、端末装置の送信すべきサイドリンクの優先度を使用せず、補助情報を使用してデータを送信するためのリソースを決定するピア端末装置が該データを送信する優先度に基づいて、ピア端末装置に補助情報を送信する処理の実行を決定する。これによって、ピア端末装置により送信されたサービスを考慮して、ピア端末装置に補助情報を送信する処理を実行することができるため、該補助情報によりピア端末装置によるサービスの送信をより効果的に補助することができる。以下は、実施例3を参照しながら説明する。
<実施例3>
本発明の実施例は情報送信方法を提供し、第2の端末装置(以下は、説明の便宜上、第2のUEと略称される)側から説明する。
図6は、本発明の実施例の情報送信方法の1つの概略図である。図6に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ601:該第2のUEは、第1の送信優先度に基づいて、第1のUEへの補助情報の送信に関連する処理を実行する。ここで、該補助情報は、該第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
ステップ602:該第2のUEは、処理結果に応じて、該第1のUEに該補助情報を送信し、或いは、該補助情報を送信せず、或いは、該補助情報の送信に対して電力削減を行う。
なお、上記の図6は、本発明の実施例を概略的に示しているに過ぎないが、本発明はこれに限定されない。例えば、様々なステップ間の実行順序を適切に調整したり、他の幾つかのステップを追加したり、幾つかのステップを減らしたりしてもよい。当業者は、上記の内容に基づいて適切な変形を行うことができ、上記の図6の記載に限定されない。
幾つかの実施例では、該補助情報、該第1の送信優先度、及び該第1のSLデータの送信優先度の具体的な態様は、実施例1を参照してもよく、重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、該補助情報の送信に関連する処理は、以下にそれぞれ説明するように、該補助情報を送信するリソースの決定、該補助情報を送信する際の輻輳制御、該補助情報を送信する際の電力削減、及び該補助情報を送信する優先度の決定を含むが、これらに限定されない。
幾つかの実施例では、該処理は、該補助情報の送信優先度を決定することである。ステップ601~602において、該第1の送信優先度に基づいて該補助情報の送信優先度を決定し、例えば、該補助情報の送信優先度が該第1の送信優先度であると決定する。そして、該第2のUEは該第1の送信優先度に従って該第1のUEに該補助情報を送信する。
幾つかの実施例では、該処理は、該補助情報を送信するリソースを決定することであり、第4の候補リソースセット、及び第4の候補リソースセットから選択された該補助情報を送信するためのリソースを決定することを含む。ここで、該リソースを決定するプロセスは、センシング検出+リソース選択のプロセスを参照してもよい。図7は、リソース決定方法の概略図である。図7に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ701:該第2のUEは、第3のSCIを検出し、該第3のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得する。該処理は、実施例1におけるステップ401を参照してもよく、該第3のSCIの意味は該第2のSCIと同様であり、ここでその説明を省略する。
ステップ702:該第2のUEは、RSRP閾値を決定する。即ち、該第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び検出された第3のSCIに示される第3の受信優先度に基づいて、該RSRP閾値を決定する。該第2の送信優先度は、該第1の送信優先度及び該補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい。
幾つかの実施例では、例えば、各測定されたRSRPは、1つのRSRP閾値Th(p,p)に対応する。pは、上位層により示される第2のUE自身の送信すべきサイドリンクデータの送信優先度ではなく、該第1の送信優先度又は第2の送信優先度である。pは、端末装置により受信された第3のSCIにより示される第4の受信優先度である。(p,p)は1つの閾値Th(p,p)に対応し、該対応関係はネットワーク側により構成されてもよいし、事前に構成されてもよいし、事前に定義されてもよく、詳細は関連技術を参照してもよい。
ステップ703:該RSRP測定結果と該RSRP閾値とを比較し、比較結果に基づいて該第4候補リソースセットを決定する。
幾つかの実施例では、第2のUEの物理層は、上位層(例えば媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)層)からリソース選択の粒度Rx,yを取得する。該粒度の意味は、従来技術を参照してもよい。選択ウィンドウ全体における全ての時間単位内のサイズがRx,yのリソース(以下は、Rx,y候補リソースと称される)のセット(集合)は、Set Aとして初期的に定義される。該第2のUEは、該補助情報を送信する前に該センシングウィンドウ内で検出を行った結果に基づいて、Set A内の候補リソースの一部を除外して該第4の候補リソースセットを取得してもよい。例えば、以下のRx,y候補リソース、即ち、端末装置がセンシングウィンドウ内で検出する時間単位内の特定のRx,y候補リソースを除外する必要がある。ここで、該Rx,y候補リソースで該第3の受信優先度を示す第3のSCIが現在の選択ウィンドウ内の対応する時間単位を予約していることが検出され、且つ指示された周波数領域リソースとこのRx,y候補リソースとが周波数領域で重複し、且つRSRP測定結果がRSRP閾値よりも大きい。或いは、該第3の受信優先度を示す第3のSCIが選択ウィンドウの後の時間単位を予約しており、且つ該時間単位と現在の選択ウィンドウ内の時間単位の予約される可能性のある後続の時間単位のうちの1つの時間単位とが時間領域で同一の時間単位であり、且つ周波数領域リソースと該Rx,y候補リソースとが周波数領域で重複し、且つ該RSRP測定結果がRSRP閾値Th(p,p)よりも大きい。
ステップ704:端末装置の物理層は、該第4の候補リソースセットをMAC層に報告してもよく、MAC層は、第4の候補リソースセットにおいてランダム選択を行い、1つの候補リソースを選択して該補助情報の送信を行う。
幾つかの実施例では、該端末装置の能力に基づいて、該補助情報を送信するリソースを決定する時間は、パラメータTproc,1’であり、該パラメータの値は、補助情報を送信するリソースを決定する時間パラメータ値Tproc,1よりも大きい。例えば、Tproc,1’=Tproc,1+Xのように補償を行ってもよく、Xは、1,2…であってもよく、その単位が時間単位である。異なるサブキャリア間隔について、Xの値は異なってもよく、例えば、サブキャリア間隔が大きくなるほど、Xが大きくなる。
幾つかの実施例では、該処理は、該補助情報を送信する際の輻輳制御である。ステップ601~602において、該第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に基づいて輻輳制御を行う。ここで、該第2の送信優先度は、該第1の送信優先度及び該補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい。そして、該第2のUEは、輻輳制御の結果に応じて、該第1のUEに該補助情報を送信するか、又は、該補助情報を送信しないかを決定する。図8は、輻輳制御方法の1つの概略図である。図8に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ801:該第1の送信優先度又は該第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に対応するチャネル占有率閾値を決定する。
幾つかの実施例では、該チャネル占有率閾値CRLimit(k)はテーブルを検索して得られる。例えば、優先度と少なくとも1つの第1のテーブルとの対応関係を事前定義又は事前構成し、少なくとも1つの第1のテーブルから該第1の送信優先度又は該第2の送信優先度kに対応する第1のマッピングテーブルを決定する。現在測定されたチャネルビジー率値CBR及び該第1のマッピングテーブルに基づいてチャネル占有率閾値を決定する。該第1のマッピングテーブルは、優先度、CBR及びチャネル占有率閾値の対応関係を含み、該第1/第2の送信優先度及び算出されたCBRに基づいて、チャネル占有率閾値を決定する。該CBRは、所定期間内に検出された全てのサブチャネルに対する、受信信号強度指示がRSRP閾値よりも大きい(上位層により構成又は事前構成された)サブチャネルの比率である。
ステップ802:該チャネル占有率閾値に基づいて輻輳制御を行う。
幾つかの実施例では、該第2のUEは、該補助情報を送信する際に、該補助情報の送信優先度を考慮し、該補助情報の送信がチャネル占有率の制限を満たし、即ち、以下の式(1)を満たすことを確保する必要がある。
Figure 2023536293000002
ここで、該CR(i)は、構成されたサブチャネル数に対する、所定期間内に優先度iに対応するサービスが占有するサブチャネル数の比率を表す。式(1)を満たす場合、該補助情報を送信してもよく、式(1)を満たさない場合、現在の時間単位において、該補助情報に対応するデータパケットを送信せずに破棄してもよい。
幾つかの実施例では、該方法は、以下のステップをさらに含んでもよい。
ステップ803(オプション):該第2のUEは、リソースプール構成情報を受信する。該リソースプール構成情報は、第2の指示情報を含み、該第2の指示情報は、補助情報を送信するか否かを示すために使用される。
また、602において、該第2のUEは、該輻輳制御の結果及び該第2の指示情報に基づいて、該第1のUEに該補助情報を送信するか、又は、該補助情報を送信しないかを決定する。該補助情報を送信すると輻輳制御及び第2の指示情報の両方により決定された場合、該補助情報を送信し、該補助情報を送信しないと該輻輳制御及び該第2の指示情報の少なくとも一方により決定された場合、該補助情報を送信しない。
図9は、輻輳制御方法の1つの概略図である。図9に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ901:少なくとも1つの第2のテーブルから該第1の送信優先度又は該第2の送信優先度に対応する第2のマッピングテーブルを決定する。
幾つかの実施例では、少なくとも1つの第2のテーブルと優先度との対応関係を事前定義又は事前構成し、該第1/第2の送信優先度に基づいて該第2のマッピングテーブルを決定する。該第2のマッピングテーブルは、異なるCBRと第1の指示情報との対応関係を含み、例えば、第1のCBR範囲について、該補助情報を送信すること(ON)を示し、第2のCBR範囲について、補助情報を送信しないこと(OFF)を示す。
ステップ902:現在測定されたチャネルビジー率値及び該第2のマッピングテーブルに基づいて、該補助情報を送信するか否かを示す第1の指示情報を決定する。
幾つかの実施例では、現在測定されたCBRに基づいて第2のマッピングテーブルを検索して、補助情報を送信するか否かを決定してもよい。対応する第1の指示情報がONである場合、該補助情報を送信し、そうでない場合、該補助情報を送信しない。好ましくは、対応する第1の指示情報がOFFである場合、第2のUEは、該第1のUEにより送信された第1のSCIを無視してもよい。
幾つかの実施例では、該処理は、該補助情報を破棄すること、又は該補助情報を送信する際の電力削減である。ステップ601~602において、該補助情報の送信又は該補助情報に関連する情報の送信と他の情報の送信又は受信とが時間的に重複する場合、該第1の送信優先度又は第2の送信優先度と該他の情報の送信又は受信の優先度との比較結果に基づいて、該補助情報及び/又は該補助情報に関連する情報を破棄するか否かを決定し、或いは、該補助情報及び/又は該補助情報に関連する情報の送信に対して電力削減を行うか否かを決定する。ここで、該第2の送信優先度は、該第1の送信優先度及び該補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい。例えば、該第1/第2の送信優先度が他の情報の送信優先度よりも低い場合、該補助情報を破棄し、或いは該補助情報の送信電力を削減する。幾つかの実施例では、該補助情報の送信又は該補助情報に関連する情報の送信は、該補助情報のPSSCHの送信、該補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信、及び該補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPUCCHの送信のうちの少なくとも1つを含む。該他の情報の送信又は受信は、LTE無線アクセスを用いたSL送信又は受信、アップリンクデータの送信、及び他のフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信又は受信のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、NR無線アクセスを用いた該補助情報の送信又は該補助情報に関連する情報の送信と、LTE無線アクセスを用いたSLの送信又は受信とが時間的に重複する場合、優先度の高いものを送信又は受信する。例えば、該第1/第2の送信優先度がLTE無線アクセスを用いたSLの送信又は受信の優先度よりも高い場合、補助情報の送信又は該補助情報に関する情報の送信を行う。
例えば、該補助情報のPSSCHの送信と他のアップリンクデータの送信とが重複する場合、優先度の高いものを送信し、他のものを破棄する(アップリンクULとSLの同時送信をサポートしている)。或いは、総送信電力が最大電力条件を超えないように、優先度の高いものを送信し、優先度の低いものの送信電力を減少させ(アップリンクULとSLの同時送信をサポートしていない)。破棄するか、それとも電力削減するかは、UEの能力に応じて決定されてもよく、本発明はこれらに限定されない。
例えば、該補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信と他のアップリンクデータの送信とが重なる場合、対応するPUCCH又はPUSCHについて優先度1が構成されているか否か、及びPSFCHにおける優先度が最も高い対応するPSSCHの対応優先度が閾値よりも高いか否かを判断し、判断結果に基づいて該PSFCHを送信するか、それとも他のアップリンクデータを送信するかを決定する必要がある。
例えば、該補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信と他のPSFCHの受信とが重複する場合、優先度の高いPSFCHを選択して送信又は受信する。例えば、該第1/第2の送信優先度が他のPSFCHの優先度よりも高い場合、該PSFCHを送信する。
例えば、該補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信と他のPSFCHの送信とが重複する場合、電力が制限されている(即ち、全てのPSFCHの送信電力が端末装置の最大送信電力よりも大きい)とき、優先度の高いN(2以上)個のPSFCHを選択して送信する。例えば、該第1/第2の送信優先度が他のPSFCHの優先度よりも高い場合、該補助情報を送信し、該第1/第2の送信優先度が他のN個のPCFCHの送信優先度よりも低い場合、該補助情報を破棄する。
例えば、該補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPUCCHの送信と他のサイドリンクデータの送信とが重複する場合、優先度の高いものを送信し、他方を破棄する。
上記の重複のシナリオの例について説明を省略し、具体的には、3GPP(登録商標)標準TS 38.2.1.3の16.2.4節を参照してもよい。
本実施例によれば、ピア端末装置に補助情報を送信する処理を実行する際に、端末装置の送信すべきサイドリンクの優先度を使用せず、補助情報を使用してデータを送信するためのリソースを決定するピア端末装置が該データを送信する優先度に基づいて、ピア端末装置に補助情報を送信する処理の実行を決定する。これによって、ピア端末装置により送信されたサービスを考慮して、ピア端末装置に補助情報を送信する処理を実行することができるため、該補助情報によりピア端末装置によるサービスの送信をより効果的に補助することができる。
<実施例4>
本発明の実施例は情報送信方法を提供し、第2の端末装置(以下は、説明の便宜上、第2のUEと略称される)側から説明する。実施例1との差異としては、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定されることではなく、上位層により構成され、或いは事前構成される。実施例1との他の重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、該第1の送信優先度は、リソースプール構成で構成されてもよいし、無線リソース制御シグナリングで構成されてもよいし、事前構成されてもよい。これによって、補助情報の送信をトリガするためのトリガシグナリング(例えばSCI)がないシナリオにおいて、どのように補助情報を生成するかという問題を解決することができる。
<実施例5>
本発明の実施例はリソース決定方法を提供し、第1の端末装置(以下は、説明の便宜上、第1のUEと略称される)側から説明する。実施例2との差異としては、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定されることではなく、上位層により構成され、或いは事前構成される。実施例2との他の重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、該第1の送信優先度は、リソースプール構成で構成されてもよいし、無線リソース制御シグナリングで構成されてもよいし、事前構成されてもよい。これによって、補助情報の送信をトリガするためのトリガシグナリング(例えばSCI)がないシナリオにおいて、どのように補助情報を生成するかという問題を解決することができる。
<実施例6>
本発明の実施例は情報送信方法を提供し、第2の端末装置(以下は、説明の便宜上、第2のUEと略称される)側から説明する。実施例3との差異としては、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定されることではなく、上位層により構成され、或いは事前構成される。実施例3との他の重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、該第1の送信優先度は、リソースプール構成で構成されてもよいし、無線リソース制御シグナリングで構成されてもよいし、事前構成されてもよい。これによって、補助情報の送信をトリガするためのトリガシグナリング(例えばSCI)がないシナリオにおいて、どのようにピア端末装置に補助情報を送信するための処理を実行するかという問題を解決することができる。
<実施例7>
本発明の実施例は情報送信方法を提供し、第4の端末装置(以下は、説明の便宜上、第4のUEと略称される)側から説明する。リンクチャネルの状態が悪く、又は第1のUEが送信中である(サイドリンクUEは半二重であるため、送信と受信との衝突が発生する)ため、第1のUEは、第2のUEにより送信された補助情報を受信していない。従って、信頼性を向上させるために、第4のUEを介して該補助情報を転送してもよく、即ち、第2のUEが該補助情報を第4のUEに送信し、第4のUEが該補助情報を第1のUEに転送してもよい。
図10は、該情報送信方法の1つの概略図である。図10に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ1001:該第4のUEは、第2のUEにより送信された補助情報を受信する。ここで、該補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、該第1の送信優先度は、第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
ステップ1002:該第4のUEは、該第1のUEに該補助情報を転送する。
幾つかの実施例では、該補助情報、該第2のリソースセット、該第1の送信優先度、該第1のSLデータの送信優先度の具体的な態様は、実施例1を参照してもよく、ステップ1001はステップ501を参照してもよく、重複する内容について説明を省略する。
本実施例によれば、第1のUEが該補助情報を受信していない場合、第4のUEが該補助情報を転送することによって、信頼性を向上させることができる。
<実施例8>
本発明の実施例は、情報送信装置を提供する。該装置は、例えば、端末装置であってもよいし、端末装置に構成された1つ又は複数の構成要素又はコンポーネントであってもよい。実施例1と同様な内容について、その説明を省略する。
図11は、本発明の実施例の情報送信装置の1つの概略図である。図11に示すように、情報送信装置1100は、以下の各部を含む。
第1の決定部1101は、第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定する。
第1の送信部1102は、第1のUEに補助情報を送信する。該補助情報は、該第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第1のUEが第1のサイドリンク(SL)データを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のSLデータを送信する優先度に基づいて決定される。
幾つかの実施例では、該補助情報、該第2のリソースセット、該第1のSLデータ、該第1の送信優先度、該第1のSLデータの送信優先度の具体的な態様は、実施例1を参照してもよく、第1の決定部1101及び第1の送信部1102の態様は、実施例1のステップ301~302に対応し、重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、第1の送信部1102は、第3のUEに該補助情報をさらに送信してもよい。該第2のリソースセットは、該第3のUEが第3のSLデータを送信するための第3の候補リソースセットを決定するために使用される。該第1の送信優先度は、該第1のSLデータの送信優先度及び該第3のSLデータの送信優先度のうちの最も高い優先度である。
幾つかの実施例では、第1の送信部1102は、補助情報を第4のUE、第5のUE等に送信するために使用されてもよい。同様に、第1の送信優先度は、該補助情報を受信して使用/参照するUEそれぞれのSLデータの送信優先度のうちの最も高い優先度に等しく、本実施例ではその説明を省略する。
幾つかの実施例では、該装置は、以下の第1の受信部(オプション、図示せず)をさらに含んでもよい。
第1の受信部は、第1のUEにより送信された第1のSCIを受信する。該第1のSCIは、該第1のUEが該第1のSLデータを送信する優先度を示すために使用される。その態様は、実施例1を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
幾つかの実施例では、該第1のSCIは、該補助情報の送信をトリガするために使用されてもよい。該補助情報の送信優先度は、該第1の送信優先度であってもよい。
幾つかの実施例では、第1の決定部1101は、センシング検出のプロセスにおいて、第1の送信優先度に基づいて、該第2のリソースセットを決定する。例えば、第1の決定部1101は、第1の送信優先度及び第3の受信優先度に基づいて、該第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部が該第2のリソースセットに含まれるか否かを決定する。図12は、第1の決定部1101の1つの概略図である。図12に示すように、第1の決定部1101は、以下のモジュールを含む。
第1の検出モジュール1201は、第2のSCIを検出し、該第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得する。
第1の決定モジュール1202は、RSRP閾値を決定し、具体的には、該第1の送信優先度及び検出された第2のSCIに示される第3の受信優先度に基づいて、測定リソースのRSRP閾値を決定する。
第2の決定モジュール1203は、該RSRP測定結果と該RSRP閾値とを比較し、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が該閾値よりも大きい場合、検出された該第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含め、或いは、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が該閾値よりも小さい場合、検出された第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含める。
幾つかの実施例では、第1の検出モジュール1201、第1の決定モジュール1202、第2の決定モジュール1203の態様は、実施例1におけるステップ401~403を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
幾つかの実施例では、第1の送信部1102は、第4のUEに該補助情報を送信し、第4のUEが第1のUEに該補助情報を転送してもよい。
上記の各実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行うこともできる。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
なお、以上は本発明に関連する構成要素又はモジュールについてのみ説明しているが、本発明はこれに限定されない。情報送信装置1100は、他の構成要素又はモジュールをさらに含んでもよい。これらの構成要素又はモジュールの具体的な内容について、関連技術を参照してもよい。
さらに、説明の便宜上、図11は、様々な構成要素又はモジュール間の接続関係又は信号方向を例示的に示すだけであるが、バス接続などの様々な関連技術を使用できることは当業者には明らかである。上記の様々な構成要素又はモジュールは、プロセッサ、メモリ、送信機、及び受信機などのハードウェアデバイスによって実装されてもよく、本発明はこれに限定されない。
本実施例によれば、端末装置は、該端末装置自身の送信すべきデータの優先度に基づいて補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定することではなく、補助情報を使用して送信データリソースを決定するピア端末装置が該データを送信する優先度に基づいて、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定する。これによって、ピア端末装置により送信されたサービスを考慮して、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定することができるため、該補助情報によりピア端末装置によるサービスの送信をより効果的に補助することができる。
<実施例9>
本発明の実施例は、リソース決定装置を提供する。該装置は、例えば、端末装置であってもよいし、端末装置に構成された1つ又は複数の構成要素又はコンポーネントであってもよい。実施例2と同様な内容について、その説明を省略する。
図19は、本発明の実施例のリソース決定装置の1つの概略図である。図19に示すように、リソース決定装置1900は、以下の各部を含む。
第2の受信部1901は、第2のUEにより送信された補助情報を受信する。ここで、該補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
第2の決定部1902は、該第2のリソースセットに基づいて、該第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定する。
幾つかの実施例では、該補助情報、該第2のリソースセット、該第1の送信優先度、該第1のSLデータの送信優先度の具体的な内容は、実施例2を参照してもよく、第2の受信部1901及び第2の決定部1902は、実施例2におけるステップ501~502に対応し、重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、第2の決定部1902は、該第1の候補リソースセットから、該第1のSLデータを送信するための第1のリソースを選択してもよい。該装置は、該第1のSLデータを送信する第3の送信部(オプション、図示せず)をさらに含んでもよい。該第3の送信部は、ブロードキャストにより該第1のSLデータを送信してもよいし、マルチキャストにより該第1のSLデータを送信してもよいし、ユニキャストにより該第1のSLデータを送信してもよく、第2のUEに該第1のSLデータを送信してもよいし、他のUEに該第1のSLデータを送信してもよく、本実施例はこれらに限定されない。
上記の各実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行うこともできる。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
なお、以上は本発明に関連する構成要素又はモジュールについてのみ説明しているが、本発明はこれに限定されない。リソース決定装置1900は、他の構成要素又はモジュールをさらに含んでもよい。これらの構成要素又はモジュールの具体的な内容について、関連技術を参照してもよい。
さらに、説明の便宜上、図19は、様々な構成要素又はモジュール間の接続関係又は信号方向を例示的に示すだけであるが、バス接続などの様々な関連技術を使用できることは当業者には明らかである。上記の様々な構成要素又はモジュールは、プロセッサ、メモリ、送信機、及び受信機などのハードウェアデバイスによって実装されてもよく、本発明はこれに限定されない。
本実施例によれば、端末装置は、該端末装置自身の送信すべきデータの優先度に基づいて補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定することではなく、補助情報を使用して送信データリソースを決定するピア端末装置が該データを送信する優先度に基づいて、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定する。これによって、ピア端末装置により送信されたサービスを考慮して、補助情報内でセンシングされたリソースセットを決定することができるため、該補助情報によりピア端末装置によるサービスの送信をより効果的に補助することができる。
<実施例10>
本発明の実施例は、情報送信装置を提供する。該装置は、例えば、端末装置であってもよいし、端末装置に構成された1つ又は複数の構成要素又はコンポーネントであってもよい。実施例3と同様な内容について、その説明を省略する。
図13は、本発明の実施例の情報送信装置のもう1つの概略図である。図13に示すように、情報送信装置1300は、以下の各部を含む。
第1の処理部1301は、第1の送信優先度に基づいて、第1のUEへの補助情報の送信に関連する処理を実行する。ここで、該補助情報は、該第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
第2の処理部1302は、処理結果に応じて、該第1のUEに該補助情報を送信し、或いは、該補助情報を送信せず、或いは、該補助情報の送信に対して電力削減を行う。
幾つかの実施例では、該補助情報、該第1の送信優先度、該第1のSLデータの送信優先度の具体的な態様は、実施例1を参照してもよく、第1の処理部1301及び第2の処理部1302は、ステップ601~602に対応してもよく、重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、該補助情報の送信に関連する処理は、以下にそれぞれ説明するように、該補助情報を送信するリソースの決定、該補助情報を送信する際の輻輳制御、該補助情報を送信する際の電力削減、及び該補助情報を送信する優先度の決定を含むが、これらに限定されない。
幾つかの実施例では、該処理は、該補助情報の送信優先度を決定することである。第1の処理部1301は、該第1の送信優先度に基づいて該補助情報の送信優先度を決定し、例えば、該補助情報の送信優先度が該第1の送信優先度であると決定する。そして、該第2のUEは該第1の送信優先度に従って該第1のUEに該補助情報を送信する。
幾つかの実施例では、該処理は、該補助情報を送信するリソースを決定することであり、第4の候補リソースセット、及び第4の候補リソースセットから選択された該補助情報を送信するためのリソースを決定することを含む。ここで、該リソースを決定するプロセスは、センシング検出+リソース選択のプロセスを参照してもよい。図14は、本発明の実施例の第1の処理部1301の1つの概略図である。図14に示すように、第1の処理部1301は、以下のモジュールを含む。
第2の検出モジュール1401は、第3のSCIを検出し、該第3のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得する。該処理は、実施例1におけるステップ401を参照してもよく、該第3のSCIの意味は該第2のSCIと同様であり、ここでその説明を省略する。
第3の決定モジュール1402は、RSRP閾値を決定する。即ち、該第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び検出された第3のSCIに示される第3の受信優先度に基づいて、該RSRP閾値を決定する。該第2の送信優先度は、該第1の送信優先度及び該補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい。
第4の決定モジュール1403は、該RSRP測定結果と該RSRP閾値とを比較し、比較結果に基づいて該第4候補リソースセットを決定する。
選択モジュール1404は、物理層から第4の候補リソースセットをMAC層に報告してもよく、MAC層は、第4の候補リソースセットにおいてランダム選択を行い、1つの候補リソースを選択して該補助情報の送信を行う。
第2の検出モジュール1401、第3の決定モジュール1402、第4の決定モジュール1403、選択モジュール1404の処理は、実施例3におけるステップ701~704を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
幾つかの実施例では、該処理は、該補助情報を送信する際の輻輳制御である。第1の処理部1301は、該第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に基づいて輻輳制御を行う。ここで、該第2の送信優先度は、該第1の送信優先度及び該補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい。そして、第2の処理部1302は、輻輳制御の結果に応じて、該第1のUEに該補助情報を送信するか、又は、該補助情報を送信しないかを決定する。図15は、本発明の実施例の第1の処理部1301の1つの概略図である。図15に示すように、第1の処理部1301は、以下のモジュールを含む。
第5の決定モジュール1501は、該第1の送信優先度又は該第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に対応するチャネル占有率閾値を決定する。
制御モジュール1502は、該チャネル占有率閾値に基づいて輻輳制御を行う。
受信モジュール1503は、リソースプール構成情報を受信する。該リソースプール構成情報は、第2の指示情報を含み、該第2の指示情報は、補助情報を送信するか否かを示すために使用される。
第5の決定モジュール1501、制御モジュール1502、受信モジュール1503は、実施例3におけるステップ801~803に対応し、ここでその説明を省略する。
そして、第2の処理部1302は、該輻輳制御の結果及び該第2の指示情報に基づいて、該第1のUEに該補助情報を送信するか、又は、該補助情報を送信しないかを決定する。該補助情報を送信すると輻輳制御及び第2の指示情報の両方により決定された場合、第2の処理部1302は、該補助情報を送信し、該補助情報を送信しないと該輻輳制御及び該第2の指示情報の少なくとも一方により決定された場合、第2の処理部1302は、該補助情報を送信しない。
図16は、本発明の実施例の第1の処理部1301の1つの概略図である。図16に示すように、第1の処理部1301は、以下のモジュールを含む。
第6の決定モジュール1601は、少なくとも1つの第2のテーブルから該第1の送信優先度又は該第2の送信優先度に対応する第2のマッピングテーブルを決定する。
第7の決定モジュール1602は、現在測定されたチャネルビジー率値及び該第2のマッピングテーブルに基づいて、該補助情報を送信するか否かを示す第1の指示情報を決定する。
第6の決定モジュール1601及び第7の決定モジュール1602は、実施例3におけるステップ901~902に対応し、ここでその説明を省略する。
幾つかの実施例では、該処理は、該補助情報を破棄すること、又は該補助情報を送信する際の電力削減である。第1の処理部1301は、該補助情報の送信又は該補助情報に関連する情報の送信と他の情報の送信又は受信とが時間的に重複する場合、該第1の送信優先度又は第2の送信優先度と該他の情報の送信又は受信の優先度との比較結果に基づいて、該補助情報及び/又は該補助情報に関連する情報を破棄するか否かを決定し、或いは、該補助情報及び/又は該補助情報に関連する情報の送信に対して電力削減を行うか否かを決定する。ここで、該第2の送信優先度は、該第1の送信優先度及び該補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい。例えば、該第1/第2の送信優先度が他の情報の送信優先度よりも低い場合、第2の処理部1302は、該補助情報を破棄し、或いは該補助情報の送信電力を削減する。
幾つかの実施例では、該補助情報の送信又は該補助情報に関連する情報の送信は、該補助情報のPSSCHの送信、該補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信、及び該補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPUCCHの送信のうちの少なくとも1つを含む。該他の情報の送信又は受信は、LTE無線アクセスを用いたSL送信又は受信、アップリンクデータの送信、及び他のフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信又は受信のうちの少なくとも1つを含む。
上記の各実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行うこともできる。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
なお、以上は本発明に関連する構成要素又はモジュールについてのみ説明しているが、本発明はこれに限定されない。情報送信装置1300は、他の構成要素又はモジュールをさらに含んでもよい。これらの構成要素又はモジュールの具体的な内容について、関連技術を参照してもよい。
さらに、説明の便宜上、図13は、様々な構成要素又はモジュール間の接続関係又は信号方向を例示的に示すだけであるが、バス接続などの様々な関連技術を使用できることは当業者には明らかである。上記の様々な構成要素又はモジュールは、プロセッサ、メモリ、送信機、及び受信機などのハードウェアデバイスによって実装されてもよく、本発明はこれに限定されない。
本実施例によれば、ピア端末装置に補助情報を送信する処理を実行する際に、端末装置の送信すべきサイドリンクの優先度を使用せず、補助情報を使用してデータを送信するためのリソースを決定するピア端末装置が該データを送信する優先度に基づいて、ピア端末装置に補助情報を送信する処理の実行を決定する。これによって、ピア端末装置により送信されたサービスを考慮して、ピア端末装置に補助情報を送信する処理を実行することができるため、該補助情報によりピア端末装置によるサービスの送信をより効果的に補助することができる。
上記の実施例1及び実施例3は、単独で実施されてもよいし、組み合わせて実施されてもよく、本発明の実施例はこれらに限定されない。
上記の実施例8及び実施例10は、単独で実施されてもよいし、組み合わせて実施されてもよく、本発明の実施例はこれらに限定されない。
<実施例11>
本発明の実施例は情報送信装置を提供する。実施例8との差異としては、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定されることではなく、上位層により構成され、或いは事前構成される。実施例8との他の重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、該第1の送信優先度は、リソースプール構成で構成されてもよいし、無線リソース制御シグナリングで構成されてもよいし、事前構成されてもよい。これによって、補助情報の送信をトリガするためのトリガシグナリング(例えばSCI)がないシナリオにおいて、どのように補助情報を生成するかという問題を解決することができる。
<実施例12>
本発明の実施例はリソース決定装置を提供する。実施例9との差異としては、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定されることではなく、上位層により構成され、或いは事前構成される。実施例2との他の重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、該第1の送信優先度は、リソースプール構成で構成されてもよいし、無線リソース制御シグナリングで構成されてもよいし、事前構成されてもよい。これによって、補助情報の送信をトリガするためのトリガシグナリング(例えばSCI)がないシナリオにおいて、どのように補助情報を生成するかという問題を解決することができる。
<実施例13>
本発明の実施例は情報送信装置を提供する。実施例10との差異としては、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定されることではなく、上位層により構成され、或いは事前構成される。実施例3との他の重複する内容について説明を省略する。
幾つかの実施例では、該第1の送信優先度は、リソースプール構成で構成されてもよいし、無線リソース制御シグナリングで構成されてもよいし、事前構成されてもよい。これによって、補助情報の送信をトリガするためのトリガシグナリング(例えばSCI)がないシナリオにおいて、どのようにピア端末装置に補助情報を送信するための処理を実行するかという問題を解決することができる。
<実施例14>
本発明の実施例は情報送信装置を提供する。該装置は、例えば、端末装置であってもよいし、端末装置に構成された1つ又は複数の構成要素又はコンポーネントであってもよい。実施例7と同様な内容について、その説明を省略する。
図17は、本発明の実施例の情報送信装置のもう1つの概略図である。図17に示すように、情報送信装置1700は、以下の各部を含む。
第3の受信部1701は、第2のUEにより送信された補助情報を受信する。ここで、該補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、該第1の送信優先度は、第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
転送部1702は、該第1のUEに該補助情報を転送する。
幾つかの実施例では、該補助情報、該第2のリソースセット、該第1の送信優先度、該第1のSLデータの送信優先度の具体的な態様は、実施例1を参照してもよく、第3の受信部1701及び転送部1702は実施例7のステップ1001~1002を参照してもよく、重複する内容について説明を省略する。
本実施例によれば、第1のUEが該補助情報を受信していない場合、第4のUEが該補助情報を転送することによって、信頼性を向上させることができる。
<実施例15>
本発明の実施例は、通信システムをさらに提供し、図1を参照してもよく、実施例1~14と同様な内容について、その説明を省略する。通信システム100は、少なくとも第2のUE102及び第1のUE103を含んでもよい。
幾つかの実施例では、第2のUE102は、第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定し、第1のUEに補助情報を送信する。該補助情報は、該第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンク(SL)データを送信する優先度に基づいて決定される。第1のUE103は、該補助情報を受信し、該第2のリソースセットに基づいて、該第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定する。
幾つかの実施例では、該第2のUE102は、第1の送信優先度に基づいて、第1のUE103への補助情報の送信に関連する処理を実行し、処理結果に応じて、第1のUE103に該補助情報を送信し、或いは、該補助情報を送信せず、或いは、該補助情報の送信に対して電力削減を行う。
好ましくは、通信システム100は、第4のUE104をさらに含んでもよい。
幾つかの実施例では、第2のUE102は、第4のUE104に補助情報をさらに送信してもよい。第4のUE104は第1のUE103に該補助情報を転送する。第1のUE103は、第1の候補リソースセットから第1のSLデータを送信するためのリソースを選択してもよく、例えばブロードキャスト送信、マルチキャスト送信、又はユニキャスト送信を行ってもよく、例えば第2のUE102に送信してもよく、本実施例はこれらに限定されない。
幾つかの実施例では、該第1の優先度は、上位層により構成され、或いは事前構成されてもよい。
本発明の実施例は、端末装置をさらに提供するが、本発明はこれに限定されず、他の装置であってもよい。
図18は、本発明の実施例の端末装置の概略図である。図18に示すように、端末装置1800は、プロセッサ1810及びメモリ1820を含んでもよく、メモリ1820は、データ及びプログラムを記憶し、プロセッサ1810に接続される。なお、この図は例示的なものであり、他のタイプの構造を用いてこの構造を補足又は置換して、通信機能又は他の機能を実現してもよい。
例えば、プロセッサ1810は、実施例1~7に記載の情報送信方法/リソース決定方法を実現するようにプログラムを実行してもよい。例えば、プロセッサ1810は、第2のUEに適用され、第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定し、第1のUEに補助情報を送信するように構成されてもよい。該補助情報は、該第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
例えば、プロセッサ1810は、第1のUEに適用され、第2のUEにより送信された補助情報を受信し、第2のリソースセットに基づいて、第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するように構成されてもよい。該補助情報は、該第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
例えば、プロセッサ1810は、第2のUEに適用され、第1の送信優先度に基づいて、第1のUEへの補助情報の送信に関連する処理を実行し、処理結果に応じて、該第1のUEに該補助情報を送信し、或いは、該補助情報を送信せず、或いは、該補助情報の送信に対して電力削減を行うように構成されてもよい。該補助情報は、該第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、該第1の送信優先度は、該第1のUEが該第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
例えば、プロセッサ1810は、第4のUEに適用され、第2のUEにより送信された補助情報を受信し、第1のUEに該補助情報を転送するように構成されてもよい。該補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、該第2のリソースセットは、該第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、該第1の送信優先度は、第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される。
幾つかの実施例では、該第1の送信優先度は、上位層により構成され、或いは事前構成されてもよい。
図18に示すように、端末装置1800は、通信モジュール1830、入力部1840、ディスプレイ1850、及び電源1860などをさらに含んでもよい。ここで、上記ユニットの機能は従来技術と同様であり、ここでその説明を省略する。なお、端末装置1800は図18に示す全てのユニットを含む必要がない。また、端末装置1800は、図18に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本発明の実施例では、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、端末装置において該プログラムを実行する際に、該端末装置に実施例1、3~7に記載の情報送信方法を実行させる、プログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、該プログラムを実行する際に、端末装置に実施例1、3~7に記載の情報送信方法を実行させる、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の実施例では、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、端末装置において該プログラムを実行する際に、該端末装置に実施例2に記載のリソース決定方法を実行させる、プログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、該プログラムを実行する際に、端末装置に実施例2に記載のリソース決定方法を実行させる、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムはロジック部により実行される際に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
本発明の実施例を参照しながら説明した各装置における各処理方法は、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール、又は両者の組み合わせで実施されてもよい。例えば、図面に示す機能的ブロック図における1つ若しくは複数、又は機能的ブロック図の1つ若しくは複数の組み合わせは、コンピュータプログラムフローの各ソフトウェアモジュールに対応してもよいし、各ハードウェアモジュールに対応してもよい。これらのソフトウェアモジュールは、図面に示す各ステップにそれぞれ対応してもよい。これらのハードウェアモジュールは、例えばフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を用いてこれらのソフトウェアモジュールをハードウェア化して実現されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、モバイルハードディスク、CD-ROM又は当業者にとって既知の任意の他の形の記憶媒体に位置してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込むように該記憶媒体をプロセッサに接続してもよいし、記憶媒体がプロセッサの構成部であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体はASICに位置してもよい。該ソフトウェアモジュールは移動端末のメモリに記憶されてもよいし、移動端末に挿入されたメモリカードに記憶されてもよい。例えば、機器(例えば移動端末)が比較的に大きい容量のMEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置を用いる場合、該ソフトウェアモジュールは該MEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置に記憶されてもよい。
図面に記載されている機能的ブロック図における1つ以上の機能ブロック及び/又は機能ブロックの1つ以上の組合せは、本願に記載されている機能を実行するための汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理装置、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらの任意の適切な組み合わせで実現されてもよい。図面に記載されている機能的ブロック図における1つ以上の機能ブロック及び/又は機能ブロックの1つ以上の組合せは、例えば、コンピューティング機器の組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSP通信と組み合わせた1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成で実現されてもよい。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び変更を行ってもよく、これらの変形及び変更も本発明の範囲内のものである。
また、上述の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第2のUEに適用される情報送信方法であって、
前記第2のUEが第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定するステップと、
前記第2のUEが第1のUEに補助情報を送信するステップであって、前記補助情報は、前記第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、ステップと、を含む、方法。
(付記2)
前記第2のUEは、センシング検出を用いて前記第2のリソースセットを決定する、付記1に記載の方法。
(付記3)
前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度であり、或いは、前記方法は、
前記第2のUEが第3のUEに前記補助情報を送信するステップであって、前記第2のリソースセットは、前記第3のUEが第3のサイドリンクデータを送信するための第3の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度、及び前記第3のUEが前記第3のサイドリンクデータを送信する優先度のうちの最も高い優先度である、ステップ、をさらに含む、付記1又は2に記載の方法。
(付記4)
前記第2のUEが前記第1のUEにより送信された第1のサイドリンク制御情報を受信するステップであって、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度を示すために使用される、ステップ、をさらに含む、付記1乃至3の何れかに記載の方法。
(付記5)
前記第1のサイドリンク制御情報は、前記補助情報の送信をトリガするために使用される、付記4に記載の方法。
(付記6)
前記第2のUEが第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定するステップは、
第1の送信優先度及び第3の受信優先度に基づいて、前記第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部が前記第2のリソースセットに含まれるか否かを決定するステップを含み、
該ステップは、
前記第2のUEが第2のサイドリンク制御情報を検出し、前記第2のサイドリンク制御情報に対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得するステップと、
前記第1の送信優先度及び検出された第2のSCIに示される第3の受信優先度に基づいて、測定リソースのRSRP閾値を決定するステップと、
前記RSRP測定結果と前記RSRP閾値とを比較し、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が前記閾値よりも大きい場合、前記第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含め、或いは、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が前記閾値よりも小さい場合、前記第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含めるステップと、を含む、付記1乃至5の何れかに記載の方法。
(付記7)
前記補助情報の送信優先度は、前記第1の送信優先度である、付記1乃至6の何れかに記載の方法。
(付記8)
前記第1のSLデータの送信は、初期伝送又は再伝送を含む、付記1乃至7の何れかに記載の方法。
(付記9)
第1のUEに適用されるリソース決定方法であって、
前記第1のUEが第2のUEにより送信された補助情報を受信するステップであって、前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、ステップと、
前記第1のUEが第2のリソースセットに基づいて、前記第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するステップと、方法。
(付記10)
第2のUEに適用される情報送信方法であって、
前記第2のUEが第1の送信優先度に基づいて、第1のUEへの補助情報の送信に関連する処理を実行するステップであって、前記補助情報は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、ステップと、
前記第2のUEが処理結果に応じて、前記第1のUEに前記補助情報を送信し、或いは、前記補助情報を送信せず、或いは、前記補助情報の送信に対して電力削減を行うステップと、を含む、方法。
(付記11)
前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含む、付記10に記載の方法。
(付記12)
前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度であり、或いは、前記方法は、
前記第2のUEが第3のUEに補助情報をさらに送信するステップであって、前記補助情報は、前記第3のUEが第3のサイドリンクデータを送信するための第3の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度、及び前記第3のUEが前記第3のサイドリンクデータを送信する優先度のうちの最も高い優先度である、ステップ、をさらに含む、付記10又は11に記載の方法。
(付記13)
前記第2のUEが前記第1のUEにより送信された第1のサイドリンク制御情報を受信するステップであって、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度を示すために使用される、ステップ、をさらに含む、付記10乃至12の何れかに記載の方法。
(付記14)
前記第1のサイドリンク制御情報は、前記補助情報の送信をトリガするために使用される、付記13に記載の方法。
(付記15)
前記第1の送信優先度に基づいて前記処理を実行するステップは、
前記補助情報の送信優先度が前記第1の送信優先度であると決定するステップを含み、
前記第2のUEは、前記第1の送信優先度に従って前記第1のUEに前記補助情報を送信する、付記10乃至14の何れかに記載の方法。
(付記16)
前記第1の送信優先度に基づいて前記処理を実行するステップは、
前記補助情報を送信するためのリソースを決定するステップを含み、
該ステップは、
前記第2のUEが第3のサイドリンク制御情報を検出し、前記第3のサイドリンク制御情報に対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得するステップと、
前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び検出された前記第3のSCIに示される第4の受信優先度に基づいて、測定リソースのRSRP閾値を決定するステップであって、前記第2の送信優先度は、前記第1の送信優先度及び前記補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい、ステップと、
前記RSRP測定結果と前記RSRP閾値とを比較するステップと、
比較結果に基づいて第4の候補リソースセットを決定するステップと、
前記第4の候補リソースセットから前記リソースを選択するステップと、を含み、
前記第2のUEは、前記リソースで前記第1のUEに前記補助情報を送信する、付記10乃至14の何れかに記載の方法。
(付記17)
前記第1の送信優先度に基づいて前記処理を実行するステップは、
前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に基づいて輻輳制御を行うステップであって、前記第2の送信優先度は、前記第1の送信優先度及び前記補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい、ステップを含み、
前記第2のUEは、輻輳制御の結果に応じて、前記第1のUEに前記補助情報を送信するか、又は、前記補助情報を送信しないかを決定する、付記10乃至14の何れかに記載の方法。
(付記18)
前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に基づいて輻輳制御を行うステップは、
前記第1の送信優先度又は前記第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に対応するチャネル占有率閾値を決定するステップと、
前記チャネル占有率閾値に基づいて輻輳制御を行うステップと、を含み、
前記チャネル占有率閾値を決定するステップは、
少なくとも1つの第1のテーブルから前記第1の送信優先度又は前記第2の送信優先度に対応する第1のマッピングテーブルを決定するステップと、
現在測定されたチャネルビジー率値及び前記第1のマッピングテーブルに基づいてチャネル占有率閾値を決定するステップと、を含む、付記17に記載の方法。
(付記19)
前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に基づいて輻輳制御を行うステップは、
少なくとも1つの第2のテーブルから前記第1の送信優先度又は前記第2の送信優先度に対応する第2のマッピングテーブルを決定するステップと、
現在測定されたチャネルビジー率値及び前記第2のマッピングテーブルに基づいて、前記補助情報を送信するか否かを示す第1の指示情報を決定するステップと、を含む、付記17に記載の方法。
(付記20)
前記第2のUEがリソースプール構成情報を受信するステップであって、前記リソースプール構成情報は、第2の指示情報を含み、前記第2の指示情報は、補助情報を送信するか否かを示すために使用される、ステップ、をさらに含み、
前記第2のUEは、前記輻輳制御の結果及び前記第2の指示情報に基づいて、前記第1のUEに前記補助情報を送信するか、又は、前記補助情報を送信しないかを決定する、付記18に記載の方法。
(付記21)
前記第1の送信優先度に基づいて前記処理を実行するステップは、
前記補助情報の送信又は前記補助情報に関連する情報の送信と他の情報の送信又は受信とが時間的に重複する場合、前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度と前記他の情報の送信又は受信の優先度との比較結果に基づいて、前記補助情報及び/又は前記補助情報に関連する情報を破棄するか否かを決定し、或いは、前記補助情報及び/又は前記補助情報に関連する情報の送信に対して電力削減を行うか否かを決定するステップであって、前記第2の送信優先度は、前記第1の送信優先度及び前記補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい、ステップ、を含む、付記10乃至14の何れかに記載の方法。
(付記22)
前記補助情報の送信又は前記補助情報に関連する情報の送信は、前記補助情報のPSSCHの送信、前記補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信、及び前記補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPUCCHの送信のうちの少なくとも1つを含み、
前記他の情報の送信又は受信は、LTE無線アクセスを用いたSL送信又は受信、アップリンクデータの送信、及び他のフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信又は受信のうちの少なくとも1つを含む、付記21に記載の方法。
(付記23)
前記リソースを決定するために必要な時間パラメータを補償するステップであって、補償値は、SCSに関連し、SCSが大きくなるほど、補償値が大きくなる、ステップ、をさらに含む、付記16に記載の方法。
(付記24)
第2のUEに適用される情報送信方法であって、
前記第2のUEが上位層により構成され、或いは事前構成された第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定するステップと、
前記第2のUEが第1のUEに補助情報を送信するステップであって、前記補助情報は、前記第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用される、ステップと、を含む、方法。
(付記25)
第1のUEに適用されるリソース決定方法であって、
前記第1のUEが第2のUEにより送信された補助情報を受信するステップであって、前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第2のUEにより上位層により構成され、或いは事前構成された第1の送信優先度に基づいて決定される、ステップと、
前記第1のUEが第2のリソースセットに基づいて、前記第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するステップと、方法。
(付記26)
第2のUEに適用される情報送信方法であって、
前記第2のUEが上位層により構成され、或いは事前構成された第1の送信優先度に基づいて、第1のUEへの補助情報の送信に関連する処理を実行するステップであって、前記補助情報は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用される、ステップと、
前記第2のUEが処理結果に応じて、前記第1のUEに前記補助情報を送信し、或いは、前記補助情報を送信せず、或いは、前記補助情報の送信に対して電力削減を行うと決定するステップと、を含む、方法。
(付記27)
第2のUEに適用される情報送信方法であって、
前記第2のUEが第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定するステップと、
前記第2のUEが第4のUEに補助情報を送信するステップであって、前記補助情報は、前記第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、ステップと、を含む、方法。
(付記28)
第4のUEに適用される情報送信方法であって、
前記第4のUEが第2のUEにより送信された補助情報を受信するステップであって、前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、前記第1の送信優先度は、第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、ステップと、
前記第4のUEが前記第1のUEに前記補助情報を転送するステップと、を含む、方法。
(付記29)
コンピュータプログラムが記憶されたメモリと、プロセッサと、を含む、端末装置であって、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することで、付記1乃至9、付記11乃至24、付記26乃至28の何れかに記載の情報送信方法、又は付記10若しくは25に記載のリソース決定方法を実現するように構成される、端末装置。
(付記30)
第2のUEに適用される情報送信装置であって、
第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定する第1の決定部と、
第1のUEに補助情報を送信する第1の送信部であって、前記補助情報は、前記第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、第1の送信部と、を含む、装置。
(付記31)
前記第1の決定部は、センシング検出を用いて前記第2のリソースセットを決定する、付記30に記載の装置。
(付記32)
前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度であり、或いは、前記第1の送信部は、第3のUEに前記補助情報をさらに送信し、前記第2のリソースセットは、前記第3のUEが第3のサイドリンクデータを送信するための第3の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度、及び前記第3のUEが前記第3のサイドリンクデータを送信する優先度のうちの最も高い優先度である、付記30又は31に記載の装置。
(付記33)
前記第1のUEにより送信された第1のサイドリンク制御情報を受信する第1の受信部であって、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度を示すために使用され、且つ/或いは、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記補助情報の送信をトリガするために使用される、第1の受信部、をさらに含む、付記30乃至32の何れかに記載の装置。
(付記34)
前記補助情報の送信優先度は、前記第1の送信優先度である、付記30乃至33の何れかに記載の装置。
(付記35)
前記第1の決定部は、第1の送信優先度及び第3の受信優先度に基づいて、前記第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部が前記第2のリソースセットに含まれるか否かを決定し、
前記第1の決定部は、
第2のサイドリンク制御情報を検出し、前記第2のサイドリンク制御情報に対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得する第1の検出モジュールと、
前記第1の送信優先度及び検出された第2のSCIに示される第3の受信優先度に基づいて、測定リソースのRSRP閾値を決定する第1の決定モジュールと、
前記RSRP測定結果と前記RSRP閾値とを比較し、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が前記閾値よりも大きい場合、前記第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含め、或いは、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が前記閾値よりも小さい場合、前記第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含める第2の決定モジュールと、を含む、付記30乃至34の何れかに記載の装置。
(付記36)
第1のUEに適用されるリソース決定装置であって、
第2のUEにより送信された補助情報を受信する第1の受信部であって、前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、第1の受信部と、
前記第2のリソースセットに基づいて、前記第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定する第2の決定部と、装置。
(付記37)
第2のUEに適用される情報送信装置であって、
第1の送信優先度に基づいて、第1のUEへの補助情報の送信に関連する処理を実行する第1の処理部であって、前記補助情報は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、第1の処理部と、
処理結果に応じて、前記第1のUEに前記補助情報を送信し、或いは、前記補助情報を送信せず、或いは、前記補助情報の送信に対して電力削減を行う第2の処理部と、を含む、装置。
(付記38)
前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含む、付記37に記載の装置。
(付記39)
前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度であり、或いは、前記装置は、
第3のUEに補助情報をさらに送信する第2の送信部であって、前記補助情報は、前記第3のUEが第3のサイドリンクデータを送信するための第3の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度、及び前記第3のUEが前記第3のサイドリンクデータを送信する優先度のうちの最も高い優先度である、第2の送信部、をさらに含む、付記37又は38に記載の装置。
(付記40)
前記第1のUEにより送信された第1のサイドリンク制御情報を受信する第2の受信部であって、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度を示すために使用され、且つ/或いは、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記補助情報の送信をトリガするために使用される、第2の受信部、をさらに含む、付記37乃至39の何れかに記載の装置。
(付記41)
前記第1の処理部は、前記補助情報の送信優先度が前記第1の送信優先度であると決定し、
前記第2の処理部は、前記第1の送信優先度に従って前記第1のUEに前記補助情報を送信する、付記37乃至40の何れかに記載の装置。
(付記42)
前記第1の処理部は、前記補助情報を送信するためのリソースを決定し、
前記第1の処理部は、
第3のサイドリンク制御情報を検出し、前記第3のサイドリンク制御情報に対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得する第2の検出モジュールと、
前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び検出された前記第3のSCIに示される第4の受信優先度に基づいて、測定リソースのRSRP閾値を決定する第3の決定モジュールであって、前記第2の送信優先度は、前記第1の送信優先度及び前記補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい、第3の決定モジュールと、
前記RSRP測定結果と前記RSRP閾値とを比較し、比較結果に基づいて第4の候補リソースセットを決定する第4の決定モジュールと、
前記第4の候補リソースセットから前記リソースを選択する選択モジュールと、を含み、
前記第2の処理部は、前記リソースで前記第1のUEに前記補助情報を送信する、付記37に記載の装置。
(付記43)
前記第1の処理部は、前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に基づいて輻輳制御を行い、前記第2の送信優先度は、前記第1の送信優先度及び前記補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しく、
前記第2の処理部は、輻輳制御の結果に応じて、前記第1のUEに前記補助情報を送信するか、又は、前記補助情報を送信しないかを決定する、付記37に記載の装置。
(付記44)
前記第1の処理部は、
前記第1の送信優先度又は前記第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に対応するチャネル占有率閾値を決定する第5の決定モジュールと、
前記チャネル占有率閾値に基づいて輻輳制御を行う制御モジュールと、を含み、
前記第5の決定モジュールは、少なくとも1つの第1のテーブルから前記第1の送信優先度又は前記第2の送信優先度に対応する第1のマッピングテーブルを決定し、現在測定されたチャネルビジー率値及び前記第1のマッピングテーブルに基づいてチャネル占有率閾値を決定する、付記43に記載の装置。
(付記45)
前記第1の処理部は、
少なくとも1つの第2のテーブルから前記第1の送信優先度又は前記第2の送信優先度に対応する第2のマッピングテーブルを決定する第6の決定モジュールと、
現在測定されたチャネルビジー率値及び前記第2のマッピングテーブルに基づいて、前記補助情報を送信するか否かを示す第1の指示情報を決定する第7の決定モジュールと、を含む、付記43に記載の装置。
(付記46)
リソースプール構成情報を受信する受信モジュールであって、前記リソースプール構成情報は、第2の指示情報を含み、前記第2の指示情報は、補助情報を送信するか否かを示すために使用される、受信モジュール、をさらに含み、
前記第2の処理部は、前記輻輳制御の結果及び前記第2の指示情報に基づいて、前記第1のUEに前記補助情報を送信するか、又は、前記補助情報を送信しないかを決定する、付記44に記載の装置。
(付記47)
前記第1の処理部は、前記補助情報の送信又は前記補助情報に関連する情報の送信と他の情報の送信又は受信とが時間的に重複する場合、前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度と前記他の情報の送信又は受信の優先度との比較結果に基づいて、前記補助情報及び/又は前記補助情報に関連する情報を破棄するか否かを決定し、或いは、前記補助情報及び/又は前記補助情報に関連する情報の送信に対して電力削減を行うか否かを決定し、前記第2の送信優先度は、前記第1の送信優先度及び前記補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい、付記37に記載の装置。
(付記48)
前記補助情報の送信又は前記補助情報に関連する情報の送信は、前記補助情報のPSSCHの送信、前記補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信、及び前記補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPUCCHの送信のうちの少なくとも1つを含み、
前記他の情報の送信又は受信は、LTE無線アクセスを用いたSL送信又は受信、アップリンクデータの送信、及び他のフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信又は受信のうちの少なくとも1つを含む、付記47に記載の装置。
(付記49)
前記リソースを決定するために必要な時間パラメータを補償する補償部であって、補償値は、サブキャリア間隔に関連し、前記サブキャリア間隔が大きくなるほど、補償値が大きくなる、補償部、をさらに含む、付記42に記載の装置。

Claims (20)

  1. 第2のUEに適用される情報送信装置であって、
    第1の送信優先度に基づいて第2のリソースセットを決定する第1の決定部と、
    第1のUEに補助情報を送信する第1の送信部であって、前記補助情報は、前記第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、第1の送信部と、を含む、装置。
  2. 前記第1の決定部は、センシング検出を用いて前記第2のリソースセットを決定する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度であり、或いは、前記第1の送信部は、第3のUEに前記補助情報をさらに送信し、前記第2のリソースセットは、前記第3のUEが第3のサイドリンクデータを送信するための第3の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度、及び前記第3のUEが前記第3のサイドリンクデータを送信する優先度のうちの最も高い優先度である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1のUEにより送信された第1のサイドリンク制御情報を受信する第1の受信部であって、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度を示すために使用され、且つ/或いは、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記補助情報の送信をトリガするために使用される、第1の受信部、をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記補助情報の送信優先度は、前記第1の送信優先度である、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1の決定部は、第1の送信優先度及び第3の受信優先度に基づいて、前記第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部が前記第2のリソースセットに含まれるか否かを決定し、
    前記第1の決定部は、
    第2のサイドリンク制御情報を検出し、前記第2のサイドリンク制御情報に対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得する第1の検出モジュールと、
    前記第1の送信優先度及び検出された第2のSCIに示される第3の受信優先度に基づいて、測定リソースのRSRP閾値を決定する第1の決定モジュールと、
    前記RSRP測定結果と前記RSRP閾値とを比較し、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が前記閾値よりも大きい場合、前記第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含め、或いは、第2のSCIが検出されており、且つ検出された第2のSCIに対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号の測定結果が前記閾値よりも小さい場合、前記第3の受信優先度を示す第2のSCIにより示されるPSSCHリソースの全部又は一部を第2のリソースセットに含める第2の決定モジュールと、を含む、請求項1に記載の装置。
  7. 第1のUEに適用されるリソース決定装置であって、
    第2のUEにより送信された補助情報を受信する第1の受信部であって、前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含み、前記第2のリソースセットは、前記第2のUEにより第1の送信優先度に基づいて決定され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、第1の受信部と、
    前記第2のリソースセットに基づいて、前記第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定する第2の決定部と、装置。
  8. 第2のUEに適用される情報送信装置であって、
    第1の送信優先度に基づいて、第1のUEへの補助情報の送信に関連する処理を実行する第1の処理部であって、前記補助情報は、前記第1のUEが第1のサイドリンクデータを送信するための第1の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度に基づいて決定される、第1の処理部と、
    処理結果に応じて、前記第1のUEに前記補助情報を送信し、或いは、前記補助情報を送信せず、或いは、前記補助情報の送信に対して電力削減を行う第2の処理部と、を含む、装置。
  9. 前記補助情報は、第2のリソースセットにおけるリソースの時間周波数領域情報を含む、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度であり、或いは、前記装置は、
    第3のUEに補助情報をさらに送信する第2の送信部であって、前記補助情報は、前記第3のUEが第3のサイドリンクデータを送信するための第3の候補リソースセットを決定するために使用され、前記第1の送信優先度は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度、及び前記第3のUEが前記第3のサイドリンクデータを送信する優先度のうちの最も高い優先度である、第2の送信部、をさらに含む、請求項8に記載の装置。
  11. 前記第1のUEにより送信された第1のサイドリンク制御情報を受信する第2の受信部であって、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記第1のUEが前記第1のサイドリンクデータを送信する優先度を示すために使用され、且つ/或いは、前記第1のサイドリンク制御情報は、前記補助情報の送信をトリガするために使用される、第2の受信部、をさらに含む、請求項8に記載の装置。
  12. 前記第1の処理部は、前記補助情報の送信優先度が前記第1の送信優先度であると決定し、
    前記第2の処理部は、前記第1の送信優先度に従って前記第1のUEに前記補助情報を送信する、請求項8に記載の装置。
  13. 前記第1の処理部は、前記補助情報を送信するためのリソースを決定し、
    前記第1の処理部は、
    第3のサイドリンク制御情報を検出し、前記第3のサイドリンク制御情報に対応するPSCCH又はPSSCHに対応する参照信号を測定し、RSRP測定結果を取得する第2の検出モジュールと、
    前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び検出された前記第3のSCIに示される第4の受信優先度に基づいて、測定リソースのRSRP閾値を決定する第3の決定モジュールであって、前記第2の送信優先度は、前記第1の送信優先度及び前記補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい、第3の決定モジュールと、
    前記RSRP測定結果と前記RSRP閾値とを比較し、比較結果に基づいて第4の候補リソースセットを決定する第4の決定モジュールと、
    前記第4の候補リソースセットから前記リソースを選択する選択モジュールと、を含み、
    前記第2の処理部は、前記リソースで前記第1のUEに前記補助情報を送信する、請求項8に記載の装置。
  14. 前記第1の処理部は、前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に基づいて輻輳制御を行い、前記第2の送信優先度は、前記第1の送信優先度及び前記補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しく、
    前記第2の処理部は、輻輳制御の結果に応じて、前記第1のUEに前記補助情報を送信するか、又は、前記補助情報を送信しないかを決定する、請求項8に記載の装置。
  15. 前記第1の処理部は、
    前記第1の送信優先度又は前記第2の送信優先度、及び現在測定されたチャネルビジー率値に対応するチャネル占有率閾値を決定する第5の決定モジュールと、
    前記チャネル占有率閾値に基づいて輻輳制御を行う制御モジュールと、を含み、
    前記第5の決定モジュールは、少なくとも1つの第1のテーブルから前記第1の送信優先度又は前記第2の送信優先度に対応する第1のマッピングテーブルを決定し、現在測定されたチャネルビジー率値及び前記第1のマッピングテーブルに基づいてチャネル占有率閾値を決定する、請求項14に記載の装置。
  16. 前記第1の処理部は、
    少なくとも1つの第2のテーブルから前記第1の送信優先度又は前記第2の送信優先度に対応する第2のマッピングテーブルを決定する第6の決定モジュールと、
    現在測定されたチャネルビジー率値及び前記第2のマッピングテーブルに基づいて、前記補助情報を送信するか否かを示す第1の指示情報を決定する第7の決定モジュールと、を含む、請求項14に記載の装置。
  17. リソースプール構成情報を受信する受信モジュールであって、前記リソースプール構成情報は、第2の指示情報を含み、前記第2の指示情報は、補助情報を送信するか否かを示すために使用される、受信モジュール、をさらに含み、
    前記第2の処理部は、前記輻輳制御の結果及び前記第2の指示情報に基づいて、前記第1のUEに前記補助情報を送信するか、又は、前記補助情報を送信しないかを決定する、請求項15に記載の装置。
  18. 前記第1の処理部は、前記補助情報の送信又は前記補助情報に関連する情報の送信と他の情報の送信又は受信とが時間的に重複する場合、前記第1の送信優先度又は第2の送信優先度と前記他の情報の送信又は受信の優先度との比較結果に基づいて、前記補助情報及び/又は前記補助情報に関連する情報を破棄するか否かを決定し、或いは、前記補助情報及び/又は前記補助情報に関連する情報の送信に対して電力削減を行うか否かを決定し、前記第2の送信優先度は、前記第1の送信優先度及び前記補助情報の送信優先度のうちの最も高い優先度に等しい、請求項8に記載の装置。
  19. 前記補助情報の送信又は前記補助情報に関連する情報の送信は、前記補助情報のPSSCHの送信、前記補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信、及び前記補助情報に対応するフィードバック情報を搬送するPUCCHの送信のうちの少なくとも1つを含み、
    前記他の情報の送信又は受信は、LTE無線アクセスを用いたSL送信又は受信、アップリンクデータの送信、及び他のフィードバック情報を搬送するPSFCHの送信又は受信のうちの少なくとも1つを含む、請求項18に記載の装置。
  20. 前記リソースを決定するために必要な時間パラメータを補償する補償部であって、補償値は、サブキャリア間隔に関連し、前記サブキャリア間隔が大きくなるほど、補償値が大きくなる、補償部、をさらに含む、請求項13に記載の装置。
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