JP2023502090A - 消毒用キャップ - Google Patents
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Abstract
医療用コネクタに接続するための消毒用キャップが記載されており、消毒用キャップは、キャビティを形成する頂部壁および側壁を有するハウジング、消毒剤または抗菌剤、及びキャビティ内に配置されたボールを含む。ハウジングの外表面は、ネジ付きコネクタ、より具体的には雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分なネジ部を含む。キャップは、殺菌剤又は抗菌剤がキャビティから出るのを防止するための剥離可能なシールを含んでもよい。キャップのキャビティは、ボールをキャビティ内に保持するためにキャビティの内表面に配置された1つ以上のリブを含んでもよく、ボールがキャビティ内でさらに押されると流路を形成することもできる。ハウジングの外側の側壁面は、複数の把持部材を含んでもよい。
Description
本開示は、対応する医療用コネクタを消毒するための消毒用キャップ機器に関する。本開示は、一般に、継手を有する医療用コネクタのアクセスポートを消毒および滅菌するための機器に関する。一般に、本開示の例示的な実施形態は、医療用キャップおよび医療用消毒用キャップを含む、ネジ付きまたはかみ合い継手の分野に関し、特に、ネジ付き流体コネクタと共に使用するためのキャップおよび/または消毒用キャップに関するものである。本開示の例示的な実施形態は、雄ネジ付きルアーコネクタを消毒するための雄消毒用キャップ機器に関する。
背景
血管アクセス機器(VAD)は、一般的に使用される治療機器であり、静脈内(IV)カテーテルが含まれる。VADには、末梢カテーテルと中心静脈カテーテルという2つの一般的な分類がある。細菌やその他の微生物は、液体や医薬品を供給するための補助人工心臓への接続時に、アクセスハブ、ポート、バルブから患者の血管系に侵入する可能性がある。各アクセスハブ、ポート、バルブ、または接続部は、カテーテル関連血流感染(CRBSI)を引き起こす危険性があり、これはコストがかかるだけでなく、致命的となる可能性がある。CRBSIを減少させ、VADの正しい使用とメンテナンスを確実にするため、消毒と洗浄の手順を含む実施基準が開発された。消毒用キャップは、米国医療疫学会(SHEA)ガイドラインおよび輸液看護師基準(INS)ガイドラインに追加されている。
血管アクセス機器(VAD)は、一般的に使用される治療機器であり、静脈内(IV)カテーテルが含まれる。VADには、末梢カテーテルと中心静脈カテーテルという2つの一般的な分類がある。細菌やその他の微生物は、液体や医薬品を供給するための補助人工心臓への接続時に、アクセスハブ、ポート、バルブから患者の血管系に侵入する可能性がある。各アクセスハブ、ポート、バルブ、または接続部は、カテーテル関連血流感染(CRBSI)を引き起こす危険性があり、これはコストがかかるだけでなく、致命的となる可能性がある。CRBSIを減少させ、VADの正しい使用とメンテナンスを確実にするため、消毒と洗浄の手順を含む実施基準が開発された。消毒用キャップは、米国医療疫学会(SHEA)ガイドラインおよび輸液看護師基準(INS)ガイドラインに追加されている。
先進国市場では、IVカテーテルを利用する場合、一般的に針なしコネクタを使用してシステムを閉鎖し、その後、カテーテルを介して患者に薬物または他の必要な流体を投与するためにアクセスすることになる。INSの実施基準では、針なしコネクタの使用を推奨しており、「毎回アクセスする前に、アルコール、ヨードチンキ、グルコン酸クロロヘキシジン/アルコールの組み合わせを使って一貫して徹底的に消毒する」べきであると述べている。針なしコネクタの消毒は、最終的には、表面に生息し、CRBSIを含む様々なカテーテル関連合併症を引き起こす可能性のある細菌を減少させることを目的としている。看護師は通常、70%イソプロピルアルコール(IPA)パッドを使用して、いわゆる“ハブのスクラブ”を行い、この消毒作業を完了する。しかし、この実践の順守は一般的に非常に低い。ハブのスクラブへの法令順守の欠如に加えて、施術者のインタビューを通じて、スクラブ時間、乾燥時間、および針なしコネクタをスクラブする回数にしばしばばらつきがあることも指摘されている。
CLABSIやPLABSIを減らすために、雄コネクタを保護する必要性が高まっている。IV重力セット及び注射器のネジ付き雄ルアー接続部は、適切に保護されていない場合、汚染の対象となる。現在、輸液を一時的に中止するためにIVコネクタを中心ラインや末梢ラインから取り外す場合、看護師はしばしば雄コネクタをYサイトの針なしコネクタに結んだり、イソプロピルアルコール(IPA)/アルコール含浸ワイプや布で雄コネクタを包んだりしている。しかし、このような保護は非常に弱く、ルアーを接触汚染から適切に保護することはできない。雄消毒用キャップは、雄コネクタを消毒し、微生物の繁殖を防ぐための物理的バリアを形成するための最先端の消毒・保護機器となっている。
CRBSIの原因となり得る微生物の感染に関連する一連の手順を通じて、接触又は汚染の多くのリスクが存在する。例として、汚染は、薬剤の混合、カニューレの取り付け、及びアクセスハブへの挿入の間に起こり得る。さらに、ネジ付き雄コネクタは、ルアーが開いていてルーメンが露出している。人工心臓に接続する手順は非常に一般的で単純であるため、患者の血管系への侵入に関連するリスクは見過ごされがちであった。現在、病院及び患者に対するリスクは、接続を行う施術者の勤勉さと実質的に相関関係にあり、この勤勉さはほとんど制御不能である。
消毒剤は、高用量での消毒剤の生物毒性のために、一般に、血流への注入のための全身暴露のための閾値限界を有する。したがって、コネクタへのそのような消毒剤の浸入の緩和を促進し、それによって消毒剤が血流に入るリスクを低減するために、開口ルアーのルーメンを塞ぐことができる消毒機器の必要性がある。周囲のコネクタ又は継手の効果的な消毒を提供しながら、消毒剤がルーメン及び流体経路に侵入するのを防止する機構が必要とされている。
概要
本開示の第1態様は、ハウジング、ボール、消毒剤又は抗菌剤、及び取り外し可能なシールを含むキャップに関連する。ハウジングは、頂部壁、キャビティを形成する外表面及び内表面を有する本質的にシリンダ状の側壁、及び雄ルアーコネクタのハブを受容するためのハウジング内のキャビティへの開口部を有するシリンダ状の側壁によって形成された開口底部を含むことができる。
本開示の第1態様は、ハウジング、ボール、消毒剤又は抗菌剤、及び取り外し可能なシールを含むキャップに関連する。ハウジングは、頂部壁、キャビティを形成する外表面及び内表面を有する本質的にシリンダ状の側壁、及び雄ルアーコネクタのハブを受容するためのハウジング内のキャビティへの開口部を有するシリンダ状の側壁によって形成された開口底部を含むことができる。
1つ以上の実施形態において、ハウジングの側壁の上部分は、頂部壁に向けて外向きにテーパ状であり、側壁の下部分はシリンダ状である。
1つ以上の実施形態において、側壁の上部分は、傾斜した表面を含む。1つ以上の実施形態において、傾斜した表面は、1つ以上の指把持部を含む。1つ以上の実施形態において、1つ以上の指把持部は、エラストマー材料で作られている。
1つ以上の実施形態において、キャビティは、シリンダ状の側壁及び湾曲した頂部壁を有する内表面を含む。外ネジ部又はタブのセットが、ハウジングの側壁の外表面に含まれ得、外ネジ部は、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部(mating feature)とかみ合うのに十分である。1つ以上の実施形態において、キャビティは、キャビティと雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部との間の干渉嵌めを容易にするように構成され得る。1つ以上の実施形態において、キャビティは、頂部壁の内側表面からハウジングの開口底部に向けて本質的に延びることができる。1つ以上の実施形態において、キャビティは、ハウジングの側壁と本質的に平行に延びることができる。
1つ以上の実施形態において、ボールは、キャビティ内に配置され得る。1つ以上の実施形態において、ボールはキャビティ内に配置され、ボールは、ルアーコネクタの接続に先立つ初期状態において、キャビティの内側表面とのシールを提供するように構成されて、殺菌剤又は抗菌剤がキャビティから漏れるのを防ぐ。1つ以上の実施形態において、消毒剤又は抗菌剤は、雄ルアーコネクタがキャビティ内に挿入されてボールを圧縮するときに、雄ルアーコネクタの外表面及び内表面を消毒する。1つ以上の実施形態において、取り外し可能なシールは、ハウジングの開口底部に取り付けられ、それによって、キャップの使用前に無菌性を維持し、キャビティ内の殺菌剤又は抗菌剤を保存するためのシールを形成することができる。
1つ以上の実施形態において、ハウジングの側壁は、上部分及び下部分を備える。1つ以上の実施形態において、側壁の上部分は外向きにテーパ状にすることができ、側壁の下部はシリンダ状にすることができる。1つ以上の実施形態において、ハウジングの側壁の外壁面は、複数の把持部材を含むことができる。
1つ以上の実施形態において、雄ルアーコネクタのルアー又はルアーチップがキャビティの内表面内に受容されると、ハブは、外ネジ部の少なくとも一部を雄ルアーコネクタのハブ上のかみ合い特徴部とかみ合わせることによって、キャップのキャビティ内に固定される。
1つ以上の実施形態において、ネジ部は、傾斜ネジパターンを含むことができる。1つ以上の実施形態において、ネジ部は、らせん形状のネジパターンを含むことができる。
1つ以上の実施形態において、キャップは、キャップの使用前にボール及びキャビティ内の消毒剤又は抗菌剤をシールするために、キャビティへの開口部を覆う取り外し可能な剥離シールを含むことができる。1つ以上の実施形態において、ボールは、ゴム又はプラスチックで構成することができる。1つ以上の実施形態において、ハウジングの頂部壁に向けたボールの圧縮が、消毒用キャップを雄ルアーコネクタに接続する際に起こり、それによってボールの圧縮は、キャビティ内の消毒剤又は抗菌剤の漏れをもたらして、雄ルアーコネクタを消毒する。
1つ以上の実施形態において、消毒剤又は抗菌剤は、イソプロピルアルコール、エタノール、2-プロパノール、ブタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン、t-ブチル-ヒドロキノン、クロロキシレノール、クロロヘキシジン、二酢酸クロロヘキシジン、グルコン酸クロロヘキシジン、ポビドンヨード、アルコール、ジクロロベンジルアルコール、デヒドロ酢酸、ヘキセチン、トリクロサン、過酸化水素、コロイド銀、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、オクテニジン、抗生物質、およびこれらの混合物から本質的に成る群から選択され得る。1つ以上の具体的な実施形態において、殺菌剤又は抗菌剤は、グルコン酸クロロヘキシジン及び二酢酸クロロヘキシジンのうちの少なくとも1つを含む。
本開示の第2態様は、ハウジングを含むキャップに関するものである。1つ以上の実施形態において、ハウジングは、平坦な頂部壁を有する半円錐形の頂部部分と、半円錐形の頂部部分に隣接するテーパ状でシリンダ状の側壁を有する第1部分と、第1部分に隣接する本質的にシリンダ状の側壁を有する第2部分とを有する外表面を含む側壁を含むことができる。1つ以上の実施形態において、ハウジングの側壁は、上部分と下部分とを備えている。1つ以上の実施形態において、ハウジングの側壁の外壁面は、複数の把持部材を含むことができる。1つ以上の実施形態において、側壁の上部分は内向きのテーパ状にすることができ、側壁の下部分はシリンダ状にすることができる。1つ以上の実施形態において、ハウジングの側壁の上部分は、複数の把持部材を含むことができる。1つ以上の実施形態において、複数の把持部材は、外向きにテーパ状である。1つ以上の実施形態において、複数の把持部材は、涙形である。
開口底部は、雄ルアーコネクタのハブを受容するためのハウジング内のキャビティへの開口部を有する、側壁の第2部分に隣接して形成されている。
本開示の第2態様の1つ以上の実施形態は、ボール、殺菌剤又は抗菌剤、及び取り外し可能なシールを含む。1つ以上の実施形態において、ボールは、キャビティ内に配置され得る。1つ以上の実施形態において、ボールは、キャビティ内に配置され、ボールは、雄ルアーコネクタの接続前の初期状態において、キャビティの内表面とのシールを提供するように構成されて、消毒剤又は抗菌剤がキャビティから漏れるのを防ぐ。
1つ以上の実施形態において、キャビティは、ボールの直径よりも小さい第1直径D1を有する真っ直ぐなシリンダ状の側壁を有する開口底部に隣接する第1部分を有する内表面を含み、ボールがキャビティの内表面の第1部分に載ることを可能にする。キャビティの内表面は、第1部分に隣接して配置された第2テーパ部分を含み、第2テーパ部分は、開口底部からキャビティの頂部壁へ向かう方向にy軸に沿って増加する第2直径D2を有する。キャビティの内表面は、キャビティの中心軸に向けて突出する複数のリブを有する真っ直ぐなシリンダ状の側壁を有する第3部分を含み、キャビティの内表面の第3部分は、第2部分に隣接して配置される。第3部分は、ボールの直径と同じかそれよりも大きい直径D3を有し、キャビティの内表面の第3部分に配置された複数のリブによってボールが半径方向の圧縮を受けることができるようになっている。ボールは、複数のリブによって半径方向に圧縮された状態で保持され、ボールを第3部分のキャビティ内に保持することができる。キャビティの内表面は、開口底部から末端に配置された真っ直ぐな又は曲がった頂部壁を有する。
1つ以上の実施形態において、キャビティは、キャビティと雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部との間の干渉嵌めを促進するように構成され得る。1つ以上の実施形態において、キャビティは、キャビティの頂部壁の内表面からハウジングの開口底部に向けて本質的に延びることができる。1つ以上の実施形態において、キャビティは、ハウジングの側壁に対して本質的に平行に延びることができる。
本開示の第2態様の1つ以上の実施形態において、雄ルアーコネクタがキャビティに挿入されてボールを圧縮するとき、殺菌剤又は抗菌剤は、雄ルアーコネクタの外表面及び内表面を殺菌する。
1つ以上の実施形態において、取り外し可能なシールは、ハウジングの開口底部に取り付けられることができ、それによって、キャビティ内の消毒剤又は抗菌剤を保存するためのシールを形成し、キャップの使用前に無菌性を維持する。
ハウジングの外表面には、外ネジ部又はタブのセットが配置され、外ネジ部又はタブのセットは、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である。
1つ以上の実施形態において、雄ルアーコネクタのハブがキャビティの内表面内に受容されるとき、ハブは、外ネジ部の少なくとも一部を雄ルアーコネクタのハブ上のかみ合い特徴部とかみ合わせることによって、キャップのキャビティ内に固定される。
1つ以上の実施形態において、ネジ部は、傾斜したネジパターンを含むことができる。1つ以上の実施形態において、ネジ部は、らせん形状のネジパターンを含むことができる。
1つ以上の実施形態において、キャップは、キャビティへの開口部を覆う取り外し可能な剥離シールを含むことができ、キャップの使用前にボール及び消毒剤又は抗菌剤をキャビティ内に封入する。1つ以上の実施形態において、ボールは、ゴム、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性ポリオレフィン(TPO)及び他のエラストマー又は変形可能な材料を含むがこれらに限定されないプラスチックで構成されることができる。1つ以上の実施形態において、雄ルアーコネクタへの接続時に、ハウジングの頂部壁に向けてボールの圧縮が起こり、それによって、ボールの圧縮は、キャビティ内の消毒剤又は抗菌剤の漏れをもたらして、雄ルアーコネクタを消毒する。
1つ以上の実施形態において、殺菌剤又は抗菌剤は、イソプロピルアルコール、エタノール、2-プロパノール、ブタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン、t-ブチルヒドロキノン、クロロキシレノール、クロロヘキシジン、二酢酸クロロヘキシジン、グルコン酸クロロヘキシジン、ポビドンヨード、アルコール、ジクロロベンジルアルコール、デヒドロ酢酸、ヘキセチン、トリクロサン、過酸化水素、コロイド銀、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、オクテニジン、抗生物質、およびこれらの混合物から本質的になる群から選択され得る。1つ以上の具体的な実施形態において、殺菌剤又は抗菌剤は、グルコン酸クロロヘキシジン及び二酢酸クロロヘキシジンのうちの少なくとも1つを含む。
本開示の第3態様は、頂部壁を有するハウジングと、キャビティを形成する本質的にシリンダ状の側壁と、キャビティが内表面を有することと、キャビティのくぼみ部分内に配置されたボールとを含むキャップに関連する。くぼみ部分は、キャビティの第2部分に隣接して配置される。1つ以上の実施形態において、くぼみ部分とボールは、液体シールを形成する。1つ以上の実施形態において、1つ以上のチャネルが、キャビティの第2部分の表面上に配置される。第2部分は、直径D1を有し、直径D1は、ボールの直径よりも大きい。殺菌剤又は抗菌剤は、キャビティの第2部分内に配置される。開口底部は、雄ルアーコネクタのハブを受容するためのハウジング内のキャビティへの開口部を有するシリンダ状の側壁によって、形成される。キャビティは、テーパ状の側壁を有する開口底部に隣接する第1部分を有する内表面を有し、第1部分は、ボールの直径よりも小さい第2直径D2を有し、第2直径D2は、開口底部からキャビティの頂部壁に向かう方向においてY軸に沿って増加する。
1つ以上の実施形態において、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である外ネジ部が、シリンダ状の側壁の外表面に配置される。
1つ以上の実施形態において、1つ以上のチャネルは、キャビティの第2部分の表面上に配置される。
本開示の第4の態様は、頂部壁を有するハウジングと、キャビティを形成する本質的にシリンダ状の側壁と、キャビティが内表面を有することと、ボールと、キャビティ内に配置された吸収性材料と、を含むキャップに関する。
本開示の第5の態様は、医療用コネクタを消毒する方法に関する。この方法は、1つ以上の実施形態のキャップを医療用コネクタに接続することを含み、接続は、医療用コネクタのキャップへの挿入時にキャップの第2キャビティの内表面又は外表面のネジ部上に医療用コネクタのネジ部を係合させて、医療用コネクタがボール及び消毒剤又は抗菌剤に接触するようにすることを含む。
本開示の第6の態様は、アセンブリに係るものである。アセンブリは、医療用コネクタに接続された1つ以上の実施形態のキャップを備える。1つ以上の実施形態において、医療用コネクタは、雄継手を有する雄ルアーコネクタ又は他のルアーコネクタから選択される。
本開示の第7の態様は、パッケージ化に関連する。1つ以上の実施形態において、ここに開示される1つ以上の実施形態のキャップは、ストリップ構成にパッケージ化され得る。
この概要は、詳細な説明において以下でさらに説明される概念の選択を簡略化した形で紹介するために提供される。本概要は、請求項の主題の重要な特徴又は本質的な特徴を特定することを意図しておらず、請求項の主題の範囲を決定する際の補助として使用することを意図していない。
本開示の追加の特徴及び利点は、以下の説明で述べられ、一部は説明から明らかであるか、又は本開示の実施によって知ることができる。本開示の特徴及び利点は、添付の特許請求の範囲に特に指摘された機器及び組み合わせによって実現され、得られる可能性がある。本開示のこれら及び他の特徴は、以下の説明及び添付の請求項からより完全に明らかとなるか、又は以下に示す本開示の実施によって知ることができるだろう。
詳細な説明
本開示の実施形態は、ネジ付きコネクタを含む医療用コネクタに接続して消毒するための消毒用キャップに関するものである。コネクタは、雄ルアーコネクタであってもよいし、雌ルアーコネクタであってもよい。本開示は、医療用コネクタの流体経路またはルーメンへの消毒剤の侵入を防止しながら、コネクタまたは継手の周辺または周囲の効果的な消毒を提供するための機構を提供することを目的とする。ここに開示される消毒用キャップは、雄ネジまたは雌ネジのコネクタと共に利用され得ることが企図される。
本開示の実施形態は、ネジ付きコネクタを含む医療用コネクタに接続して消毒するための消毒用キャップに関するものである。コネクタは、雄ルアーコネクタであってもよいし、雌ルアーコネクタであってもよい。本開示は、医療用コネクタの流体経路またはルーメンへの消毒剤の侵入を防止しながら、コネクタまたは継手の周辺または周囲の効果的な消毒を提供するための機構を提供することを目的とする。ここに開示される消毒用キャップは、雄ネジまたは雌ネジのコネクタと共に利用され得ることが企図される。
本開示で使用される用語に関して、以下の定義が提供される。
ここで使用される場合、「a」、「an」、及び「the」の使用は、単数形及び複数形を含む。
ここで使用される場合、「カテーテル関連血流感染」又は「CRBSI」という用語は、カテーテル又はIVラインの存在に起因する任意の感染を指す。
ここで使用される場合、「ルアーコネクタ」という用語は、注射器、カテーテル、ハブ針、IVチューブなどを互いに取り付ける標準的な方法である接続カラーを意味する。ルアーコネクタは、雄と雄のかみ合うチューブからなり、単純な圧力/ねじり嵌めだけでもより良く保持できるようにわずかにテーパが付けられている。ルアーコネクタは、オプションとして、追加的な外周のネジ部を含むことができ、より安全性を高めることができる。ルアーコネクタ雄端部は、一般に、フラッシュシリンジと関連し、血管アクセス機器(VAD)上に位置する雄端部にかみ合って接続することができる。ルアーコネクタは、末端端部、基端端部、不規則な形状の外壁、注射器のバレルのチャンバからVADのハブへ流体連通するために輪郭付けられた中心通路を備える。ルアーコネクタはまた、ルアーコネクタをVADのハブに解放可能に取り付ける末端端部チャネルと、ルアーコネクタを注射器のバレルに解放可能に取り付ける基端端部チャネルと、を有する。
ここで使用される場合、「注射器」という用語は、バレル又はチューブ内にしっかりと嵌るプランジャロッドからなる単純なポンプ状の機器を指す。プランジャロッドは、バレル内で引っ張ったり押したりすることができ、注射器は、バレルの開口端部の開口部を通して液体または気体を取り込んだり排出したりすることが可能である。
ここで使用される場合、「医療機器」という用語は、ネジ接続又はかみ合い(interlocking)接続を有する一般的な医療機器を指し、接続は、対応するかみ合い要素を有する。限定するものではないが例として、注射器は、カテーテル、IVライン等の雄ルアー接続部等の二次医療機器と解放可能にかみ合う雄ネジ接続部を有することができる。ネジ接続部は、二次医療機器に取り付けるためのネジ手段を有する突出した壁によって囲まれた流体経路を画定するルーメンを含んでもよい。
関連技術分野の当業者によって容易に理解されるように、「ネジ」、「テーパ」、「タブ」、「傾斜」、「壁」、「頂部」、「側部」、「底部」などの説明用語が、理解を容易にするためにこの明細書全体にわたって使用されているが、本開示の実施形態の様々な態様を実施するために組み合わせてまたは個別に使用できる任意の構成要素を制限することは意図されていない。
この説明で例示された事項は、本開示の例示的な実施形態の包括的な理解を助けるために提供される。したがって、当業者であれば、ここに記載された実施形態の様々な変更及び修正が、本開示の範囲及び精神から逸脱することなくなされ得ることを認識するであろう。また、周知の機能及び構造に関する説明は、明確化及び簡潔化のために省略されている。
本開示のキャップの実施形態は、閉鎖端部を画定する頂部壁を有するハウジングと、キャビティを画定する内表面を有する側壁と、前記ハウジング内のキャビティへの開口部を有する前記シリンダ状の側壁によって形成されて、雄ルアーコネクタのハブを受容する開口端部と、前記雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分なシリンダ状の側壁の外表面上の外ネジ部と、前記キャビティの中に配置されたボールと、消毒剤又は抗菌剤、または流体と、を備える。ハウジングの側壁は、閉鎖端部から開口端部に延びる長さLHを有し、消毒用キャップの長さを画定する。キャビティの側壁は、キャビティの閉鎖端部に配置されたキャビティの頂部壁から、キャビティの長さを画定する開口底部によって画定された開口端部に延びる長さLCを有する。1つ以上の実施形態において、消毒用キャップの開口端部におけるハウジングの外表面は、開口端部から半径方向外向きに延びる周辺棚部を含み、端面及び剥離可能なシールのための係合面を画定する。ハウジングの下部の外表面は、雄ルアーコネクタ、またはネジ接続部または針なし医療接続部もしくは継手に係合するように適合された1つ以上のネジ部を有する外壁面を有している。キャップは、剥離可能なシール及び/又はセプタムをさらに備えてもよい。キャップは、コネクタのための機械的障壁を提供し、消毒のための抗菌剤又は流体を含有する。本開示のキャップは、施術者が消毒プロセスを合理化することを可能にする。
特に、医療機器の雄接続部にキャップを挿入又はねじ込むと、ボールがキャビティの中にさらに押し込まれ、それによって抗菌剤又は流体がボールを越えて放出され、雄接続部の消毒を可能にし、同時にボールが雄接続部のルーメンを塞ぐため、抗菌剤又は流体が機器の流体経路又はルーメンに入るのを緩和する。消毒剤が吐出され、雄コネクタの周囲を浴する。
本開示の実施形態の例示的な実装では、キャップ、コネクタキャップ又は消毒用キャップは、統合されたネジ部又はタブ、及び医療機器のネジ付き継手とインターフェース接続することを可能にする任意の及び全ての組み合わせの他の特徴を含む。好ましい実施形態では、キャップは、雄ルアー継手とインターフェース接続する。
カプラ、継手、ポート及びアダプタの例示的な構成は、市販のルアーロック、ルアースリップポート、ロックポート、ネジ接続部、かみ合い接続部又は一般に当技術分野で知られている他の一般的な医療機器継手を含むことができる。
本開示のいくつかの例示的な実施形態を説明する前に、本開示は、以下の説明で示される構造の詳細又はプロセスステップに限定されないことが理解される。本開示は、他の実施形態が可能であり、様々な方法で実施または実行されることが可能である。
ここで、図面を参照すると、同様の参照数字がいくつかの図を通して同一または対応する部品を示しており、本開示の実施形態は以下のように説明される。
図1及び図2に示すように、本開示の第1態様は、上部分110A及び下部分110Bを有するハウジング110を含む消毒用キャップ100に関連する。上部分110Aは、頂部壁112を含む。図1に示すように、上部分110Aは、指載置部111またはタブを含んでもよく、キャップ100を保持し回転させることを支援して、雄ルアーコネクタの外表面上の対応するかみ合い要素からキャップ100を係合または離脱させてもよい。指載置部111は、使用中にユーザがキャップを把持するための把持面を提供する。指載置部111は、使用中にユーザがキャップを把持するための把持面を提供するのに十分な任意の形状を有してよい。1つ以上の実施形態において、複数の把持部材113を有する指載置部111の1つ以上の表面は、複数の把持部材113を有する。1つ以上の実施形態において、キャップ100を回転させるためのハウジングの上部分110aの対向する端部に2つの指載置部111がある。図1に示すように、1つ以上の実施形態において、指載置部111は、テーパ及び傾斜面を含む輪郭面を含む。1つ以上の実施形態において、輪郭のある表面は、把持を改善するために、指載置部111の表面上に1つ以上の把持部材113を含んでもよい。1つ以上の把持部材113は、テクスチャを有していてもよく、エラストマー材料で作られていてもよい。1つ以上の実施形態において、バンプもまた指載置部上に存在して、ユーザが機器を把持して雄ルアーコネクタからキャップをどこに係合又は離脱させるかを示してもよい。1つ以上の実施形態において、指載置部111は、緩やかな凸面又は凹面を有する。1つ以上の実施形態において、指載置部111は、ユーザの親指との摩擦を改善するための表面テクスチャを有する。
1つ以上の実施形態において、側壁の下部分110Bは、シリンダ状であってよい。図1及び図2に示すように、ハウジングの上部分110Aは、外向きにテーパが付けられた側壁を有し、ハウジングの下部分110Bは、本質的にシリンダ状の側壁132を含む。1つ以上の実施形態において、キャビティは、キャビティと雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部との間の干渉嵌めを容易にするように構成されてもよい。さらなる実施形態において、キャビティは、キャビティと雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部との間の緩い干渉嵌めを促進するように構成されてもよく、キャップ100は、ハウジングの外表面上に含まれる外ネジ部又はタブのセットによって固定される。1つ以上の実施形態において、ハウジングの下部分110Bの内表面は、シリンダ状の側壁132によって形成されて雄ルアーコネクタのハブを受容するための開口底部116を有するキャビティ130を画定する。一実施形態では、キャビティ130は、ハウジング110と一体的に形成される。キャビティ130は、内表面131を含む。1つ以上の実施形態において、キャビティ130は、シリンダ状の側壁131A及び湾曲した頂部壁131Bを有する内表面131を含む。1つ以上の実施形態において、キャビティ130は、頂部壁の内表面からハウジング110の開口底部116に向けて本質的に延びることができる。1つ以上の実施形態において、キャビティ130は、ハウジング110の側壁114と本質的に平行に延びることができる。
外側のネジ部又は一組のタブは、ハウジングの外表面に含まれ得、外側のネジ部は、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である。1つ以上の実施形態において、雄ルアーコネクタのハブがキャビティ130の内表面内に受容されると、ハブは、外ネジ部120の少なくとも一部を雄ルアーコネクタのハブ上のかみ合い特徴部とかみ合わせることによって、キャップ100のキャビティ130内に固定される。1つ以上の実施形態において、本開示のキャップ100のハウジング110の外表面は、例えば雄ルアーコネクタなどの雄コネクタのネジ付き要素又はセグメントと係合するサイズ及びピッチを有する外ネジ部120を含む。1つ以上の実施形態において、ネジ部120は、傾斜ネジパターンを含むことができる。1つ以上の実施形態において、ネジ部120は、らせん形状のネジパターンを含むことができる。このようなコネクタは、一般的に及び共通して、医療用途におけるカテーテル及び他の流体密な保護コネクタとして使用される。いくつかの実施形態では、キャップ100は、雄ルアーコネクタからのネジ部がキャップ100のネジ部120と係合して解放可能な接続を形成するとき、コネクタと係合するときの雄ルアーコネクタのための保護カバーを提供する。1つ以上の実施形態において、図1に示すように、ネジ部120は、ハウジング110の側壁114の外表面31上に含まれ得、ネジ部120は、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部又は要素とかみ合うのに十分である。本開示の実施形態のさらに別の例示的な実施態様によれば、ハウジングの側壁の外表面に配置された雄ネジは、標準ISO-2タイプの雄継手と係合する大きさおよびネジパターンを有している。
本開示の1つ以上の態様は、ボール104と、殺菌剤又は抗菌剤102と、取り外し可能なシール122とを含む。1つ以上の実施形態において、ボール104は、キャビティ130内に配置され得る。1つ以上の実施形態において、ボール104は、キャビティ130の内表面131とのシールを提供して、雄ルアーコネクタの接続前の初期状態において、消毒剤又は抗菌剤102がキャビティ130から漏れるのを防ぐように構成される。好ましい実施形態では、ボール104は圧縮可能であり、熱可塑性エラストマー(「TPE」)、熱可塑性オレフィン(「TPO」)、またはエラストマーもしくは変形可能な材料であってよい。他の実施形態では、ボール104は、ハウジング110を変形させる剛性または硬質のプラスチックであってもよい。さらなる実施形態において、ボール110は、ガラス、セラミック、金属、または複合材料であってもよい。
1つ以上の実施形態において、雄ルアーコネクタがキャビティ130に挿入されてボールを末端方向に押すとき、殺菌剤又は抗菌剤102は雄ルアーコネクタの外表面又は周辺部を殺菌する。好ましい実施形態において、挿入は、ボール104を圧縮する。キャビティ100内にさらに挿入されると、ボール104は、キャップ100のキャビティ130の内壁と干渉嵌めを形成する。1つ以上の実施形態において、ボール104は軟質であり、圧力を受けると、キャビティ130の内側壁131とわずかなクリアランスを形成することができる。
キャップ100をネジ付き雄接続部上に挿入又はねじ込むと、ボール104がキャビティ130内にさらに押し込まれ、それによって抗菌剤又は流体がボールを過ぎて放出され、雄接続部の消毒を可能にする。消毒剤が吐出され、雄コネクタの周囲を浴する。ボール104は、同時に雄接続部のルーメンを塞ぐため、抗菌剤又は流体が機器の流体経路又はルーメンに入るのを緩和する。ボール104と雄接続部のルーメンとの間に形成されるシールは、ボールの変形によって助けられる。
図3及び図4に示すように、本開示の第2態様は、ハウジング210を含むキャップ200に関する。1つ以上の実施形態において、ハウジング210の側壁214は、上部分210A及び下部分210Bを備える。図3及び図4に示すように、1つ以上の実施形態において、側壁の上部分210Aは内向きにテーパ状にすることができ、側壁の下部分210Bはシリンダ状にすることができる。図3及び図4に示すように、1つ以上の実施形態において、ハウジング210の上部分210Aは、平坦な頂部壁212を有する半円錐形の頂部部分、半円錐形の頂部部分に隣接するテーパ状のシリンダ状の側壁、及び本質的にシリンダ状の側壁を有する下部分210Bを含むことができる。1つ以上の実施形態において、ハウジングの側壁の上部分210Aは、複数の把持部材213を含むことができる。1つ以上の実施形態において、複数の把持部材213は、外向きにテーパとなっている。1つ以上の実施形態において、複数の把持部材213は、涙形である。ハウジングの基端端部の開口底部216は、雄ルアーコネクタのハブを受容するためのハウジング210内のキャビティ330への開口部を有する。
1つ以上の実施形態において、キャビティ230は、キャビティ230と雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部との間の干渉嵌めを促進するように構成され得る。1つ以上の実施形態において、キャビティ230は、キャビティの頂部壁の内表面からハウジングの開口底部に向けて本質的に延びることができる。1つ以上の実施形態において、キャビティは、ハウジングの側壁に対して本質的に平行に延びることができる。
本開示の第2態様の1つ以上の実施形態は、ボール204と、殺菌剤又は抗菌剤202と、取り外し可能なシール222とを含む。1つ以上の実施形態において、ボール204は、キャビティ230内に配置され得、ボール204は、キャビティ230の内表面231とのシールを提供して、雄ルアーコネクタの接続前の初期状態において、消毒剤又は抗菌剤202がキャビティ230から漏れるのを防ぐように構成される。キャップ200をネジ付き雄接続部上に挿入またはねじ込むと、ボール204がキャビティ230内にさらに押し込まれ、それによって抗菌剤または流体がボールを越えて放出され、雄接続部の消毒が可能になる。消毒剤が吐出され、雄コネクタの周囲を浴する。ボール204は、同時に雄接続部のルーメンを塞ぐため、抗菌剤又は流体が機器の流体経路又はルーメンに入るのを緩和する。ボール204と雄接続部のルーメンとの間に形成されるシールは、ボールの変形によって助けられる。したがって、キャップ200およびボール204の意図された機能は、流体を含有させて殺菌剤が医療機器の流体経路またはルーメンへ侵入することを緩和し、装着後の流体経路のシールに圧力をかけまたは圧力を保持し、ラインをクランプすることをスキップすることによりライン内に正圧があるときの流体の漏れを防ぐことである。
1つ以上の実施形態において、キャビティ230は、ボール204の直径よりも小さい第1直径D1を有する真っ直ぐなシリンダ状の側壁を有する開口底部216に隣接する第1部分を有する内表面230を含み、ボール204がキャビティの内表面の第1部分に載ることを可能にする。キャビティ231の内表面は、第1部分に隣接して配置された第2テーパ部分を含み、第2テーパ部分は、開口底部216からキャビティの頂部壁へ向かう方向にy軸に沿って増加する第2直径D2を有する。キャビティ231の内表面は、キャビティの中心軸に向けて突出する複数のリブ235を有する真っ直ぐなシリンダ状の側壁を有する第3部分を含み、キャビティの内表面の第3部分は、第2部分に隣接して配置される。第3部分は、ボール204の直径と同じかそれよりも大きい直径D3を有し、ボール204がキャビティの内表面の第3部分に配置された複数のリブ235による半径方向の圧縮下にあることができるようになっている。ボール204は、複数のリブ235による半径方向の圧縮下に置かれて、第3部分のキャビティにおけるボール204の保持を助けてもよい。キャビティ231の内表面は、開口底部216から末端に配置された真っ直ぐな又は曲がった頂部壁を有する。好ましい実施形態では、キャビティ230及び複数のリブ235は、ボール204よりも大きな剛性を有し、したがって、ボール204がキャビティ230内にさらに押し込まれると、ボール204は圧縮されて変形し、複数のリブ235によって作られた隙間に流体が流れることができる。さらなる実施形態では、キャビティ230及び複数のリブ235は、ボール204よりも低い剛性を有して、ボール204がキャビティ230の中にさらに押し込まれると、キャビティ230及び複数のリブ235を圧縮し、複数のリブ235によって形成された隙間の中に流体が流入してもよい。複数のリブ235とキャビティ230は、同じ剛性を有していてもよいが、必須でなくてもよい。
図3-4を参照すると、ハウジング210の開口底部216のリム224は、端面を画定する開口底部の環状側壁から半径方向外向きに延びる周辺棚部を含んでもよい。周辺棚部の表面はまた、剥離可能なシールが固定され得る係合面を画定する。1つ以上の実施形態において、キャップは、キャップ200の使用前にボール204及び消毒剤又は抗菌剤202をキャビティ230内にシールするために、キャビティ230への開口部を覆う取り外し可能な剥離シール222を含むことができる。
図3及び図4を参照すると、1つ以上の実施形態において、剥離可能なシール222は、ハウジング210の開口底部216の係合面上に配置されて、消毒剤又は抗菌剤202がキャビティ230から出るのを防ぎ、それによっても無菌を維持し、キャップの使用前にキャビティ230内に消毒剤又は抗菌剤を保持するためのシールを形成している。剥離可能なシール222は、潜在的な微粒子の危険要因の侵入を最小限に抑え、また、キャップ200のための実質的に非浸透性のエンクロージャを提供し、漏れ防止及び保護エンクロージャを提供し、キャビティ230の内容物を保護し、及び/又はシールされた滅菌環境を維持する。剥離可能なシール222は、温度、圧力、及び湿度レベルの範囲において十分なシールを提供する。
図1~図6に示すように、キャビティ(130、230、330)は、末端壁を備えた閉鎖末端端部と、開口基端端部と、末端壁から開口基端端部に向けて基端に延びる側壁とを含むことができる。
ネジ部又はタブのセット(120、220、320)は、ハウジング(110、210、310)の外表面上に配置され、ネジ部又はタブのセット(120、220、320)は、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である。
1つ以上の実施形態において、本開示のキャップ(100、200、300)は、ネジ部又はタブのセット(120、220、320)を有し、これは例えば雄ルアーコネクタなどの対応する雄コネクタのネジ付きセグメントに係合するサイズ及びピッチを有する。このようなコネクタは、医療用途においてカテーテル及び他の流体密保護コネクタとして一般的かつ普通に使用される。いくつかの実施形態において、キャップ(100、200、300)は、雄ルアーコネクタのための保護カバーを提供する。1つ以上の実施形態において、ネジ部は、傾斜したネジパターンを含むことができる。1つ以上の実施形態において、ネジ部は、らせん形状のネジパターンを含むことができる。
1つ以上の実施形態において、雄ルアーコネクタのハブが、例えば剥離シールが除去された後又は剥離シールが貫通された後に、キャビティの内表面内に受容されると、キャップ(100、200、300)のネジ部又はタブのセット(120、220、320)の少なくとも一部を雄ルアーコネクタのハブ上のかみ合い特徴部とかみ合うことによって、ハブはキャップのキャビティの中で確保される。
本開示の第2態様の1つ以上の実施形態において、ボール204は、キャップ200のキャビティ230の内壁と干渉嵌めを形成する。1つ以上の実施形態において、ボール204は、ボール204をキャビティ230内に保持するために、キャビティ230の内表面上の複数のリブ235によって径方向の圧縮下にあり得る。
本開示の第3態様は、無菌キャップ300に関するものであり、図5及び図6に示されるように、ハウジング310は、頂部壁312と、キャビティ330を形成する本質的にシリンダ状の側壁314と、医療機器のコネクタのハブを受容するためにハウジング310内のキャビティ330への開口部を有するシリンダ状の側壁304によって形成された開口底部316とを備える。医療機器のコネクタは、ネジ接続、針接続、または好ましい実施形態では、雄ルアーコネクタであってもよい。1つ以上の実施形態において、キャビティは、末端壁を備えた閉鎖末端端部と、開口基端端部と、末端壁から開口した基端端部に向けて基端に延びる側壁とを含む。1つ以上の実施形態において、ネジ部320が、ハウジング310の外表面318上に配置され、ネジ部320は、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である。1つ以上の実施形態において、ネジ部は、医療機器のコネクタのツイスト-ロックかみ合い特徴部とかみ合い得る少なくとも2つのタブとして形成されてもよい。さらなる実施形態では、ネジ部は、滅菌されることが意図される医療機器のコネクタのかみ合い特徴部に対応する、傾斜またはらせん形状であってもよい。
剥離可能シール322(図示せず)は、フィルムの形態であって、滅菌キャップ300の使用前に開口底部316をシールするために提供されてもよく、例として、開口底部316のリム324の表面への取り付けによって、リム324は、端面を画定する開口底部316において側壁314から半径方向外向きに延びる周辺棚部を備えてもよい。リム324の表面はまた、無菌キャップ300が雄ルアーコネクタのかみ合い面に係合し得る係合面を画定する。
1つ以上の実施形態において、剥離可能なシール322は、リム324の係合面上に配置され、殺菌剤又は抗菌剤がキャビティ330から出るのを防止する。剥離可能なシール322は、潜在的な微粒子の危険要因の侵入を最小限に抑え、また、キャップ300のための実質的に非浸透性の囲いを提供し、漏れ防止及び保護囲いを提供し、キャビティ330内に含まれる内容物を保護し、及び/又はシールされた滅菌環境を維持する。剥離可能なシール322は、温度、圧力、及び湿度レベルの範囲において十分なシールを提供する。1つ以上の実施形態において、剥離可能なシール322は、アルミニウム又は多層ポリマーフィルムの剥離バックトップを備える。さらなる実施形態では、剥離可能なシール322は、ロック蓋の端面またはキャップ開口端部に熱シールまたは誘導シールされる。1つ以上の実施形態において、剥離可能なシール322は、水分バリアを備える。無菌キャップ300は、ハウジング310のキャビティ330に消毒剤又は抗菌剤又は流体302を組み込むことにより、一般的なルアーコネクタに使用される場合の消毒を達成してもよい。
1つ以上の実施形態において、キャビティを画定するシリンダ状の側壁314は、開口底部316から頂部壁312に向けてテーパ状であってよい。代替の実施形態では、シリンダ状の側壁314は、複数の平行部分を含んでもよく、複数の平行部分は、直径が変化する。1つ以上の実施形態において、シリンダ状の側壁314は、複数の平行部分と複数のテーパ部分とを含んでもよく、複数の平行部分と複数のテーパ部分とは直径が変化する。
図5に示すように、1つ以上の実施形態において、ハウジング310の側壁314は上部分310aと下部分310bとを含んで構成される。図5に示すように、1つ以上の実施形態において、側壁310の上部分310Aは、下部分310Bの直径よりも小さい直径を有していてもよい。図5に示すように、1つ以上の実施形態において、ハウジング310の上部分310Aは、頂部壁312を有するテーパ状の上部分を含むことができる。1つ以上の実施形態において、ハウジングの側壁の上部分310Aは、複数の把持部材313を含むことができる。1つ以上の実施形態において、複数の把持部材313は、外向きにテーパ状になっている。
図7~9を参照すると、シリンダ状の側壁314は、第1シリンダ状部分332と、くぼみ部分336と、第2シリンダ状部分340とを含む。第1シリンダ状部分332の基端端部は、開口底部316に隣接して位置付けられる。第1シリンダ状部分の末端端部は、くぼみ部分336の基端端部に隣接して配置される。第2シリンダ状部分340の基端端部は、くぼみ部分336の末端端部に隣接して配置される。いくつかの実施形態では、面取りされまたは丸みを帯びた遷移部が、第1シリンダ状部分332からくぼみ部分336への遷移部、およびくぼみ部分338から第2シリンダ状部分340への遷移部に配置されてもよい。図9に描かれているように、基端面取り部344は、第1シリンダ状部分332とくぼみ部分336との間に配置され、末端面取り部346は、くぼみ部分336と第2シリンダ状部分340との間に配置される。
図6に描かれているように、ボール304は、くぼみ部分336に収まっている。くぼみ部分336は、基端面取り部334から末端面取り部336まで延びる弧338によって画定されている。弧338の弧直径は、ボール304の直径より小さいかまたはこれと等しく、円弧338とボール304は干渉嵌めになっており、干渉嵌めは、第1シリンダ状部分332と第2シリンダ状部分340の間のいかなる流体またはガスの連通も防止している。
第1シリンダ状部分332は、テーパ形状によって画定されている。第1シリンダ状部分332の基端直径は、ボール304の直径より大きいか又はそれに等しい。第1シリンダ状部分332の末端直径は、ボール304の直径とほぼ等しい。具体的には、第1シリンダ状部分332の末端直径は、ボール304が不用意にくぼみ部分336から脱出することを防止するように構成されている。第1シリンダ状部分332の基端直径は、しばしば、しかし必須ではないが、ルアーまたは針なし接続のステムとの干渉嵌めを生じるように構成される。
第2シリンダ状部分340は、基端セクション348と末端セクション350とによって画定される。基端セクション348は、ボール304の直径よりも小さい直径を有する。基端セクション348は、ボール304が基端セクション348を通って末端方向に移動することを制限することができ、ボール304と基端セクション348は干渉嵌め状態にある。ボール304の直径よりも小さい直径を有する末端セクション350は、ボール304が末端方向にさらに移動することを防止する。あるいは、末端セクション350は、圧縮されたボール304が末端方向にさらに移動することを防止するように、テーパ状であってもよい。
第2シリンダ状部分340の基端セクション348は、ボール304が基端セクション348内で押されると流体が流れる複数の頂部流路352を更に含んでもよい。複数の流路は、ハウジング310の中に半径方向に延びている。複数の頂部流路352は、末端面取り部346から末端セクション350まで延び、複数の頂部流路352の基端端部及び末端端部は、テーパ状である。第1シリンダ状部分332は、ボール304が第2シリンダ状部分340の基端セクション348内で押されると流体が流れる複数の底部流路352をさらに含んでもよい。ボール304がくぼみ部分336内に収まったとき、ボール304がくぼみ部分336と干渉嵌めするため、流体又は気体は複数の頂部流路342から複数の底部流路344へ流れることができない。複数の底部流路344は、雄ルアーコネクタのかみ合い面に向けて殺菌剤又は抗菌剤の浸透を促進することを意図している。雄ルアーコネクタへの接続時にボール304をハウジング310の頂部壁312に向けて圧縮することにより、コネクタを消毒剤又は抗菌剤と接触させて雄ルアーコネクタを消毒することができる。
図10A及び10Bに示すように、例示的なネジ付き雄継手370が描かれている。ネジ付き雄継手370は、円錐表面374を通って配置されたルーメン372と、少なくとも1つのネジ部376を有するかみ合い特徴部と、円錐表面374の底部に配置されたかみ合い面378と、を含む。図11A及び図11Bは、キャップ300のネジ部320をネジ付き雄継手370の対応する少なくとも1つのネジ部376上に係合させたことによって、ボール304がキャップ300内に圧縮されている状態を示している。キャップ300のリム324の表面は、ネジ付き雄継手370のかみ合い面378に当接する。ボール304は、ルーメン372をシールし、殺菌剤がネジ付き雄継手370の流路に入るのを防止する。
例示的なキャップ500の1つ以上の実施形態において、図14に示すように、ハウジング510は、頂部壁512と、キャビティ530を形成する本質的にシリンダ状の側壁514と、医療機器のコネクタのハブを受容するためにハウジング510内のキャビティ530への開口部を有するシリンダ状の側壁によって形成された開口底部516とを備える。ネジ部520がハウジング510の外表面518に配置され、ネジ部520は、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うように構成されている。1つ以上の実施形態において、ネジ部520は、医療機器のコネクタのツイスト-ロックかみ合い特徴部とかみ合い得る少なくとも2つのタブとして形成されてもよい。さらなる実施形態において、ネジ部は、滅菌されることが意図される医療機器のコネクタのかみ合い特徴部に対応する、傾斜したまたはらせん状の形状であってもよい。本質的にシリンダ状の側壁514は、さらに、リム524を備える。リム524は、開口底部516から基端方向に突出している。リム524は、キャップ500の完全挿入時に、過剰な消毒剤がルアーコネクタの周辺部にこぼれないように構成される。
シリンダ状の側壁514は、第1シリンダ状部分532と、くぼみ部分536と、第2シリンダ状部分540とを含む。第1シリンダ状部分532の基端端部は、開口底部516に隣接して位置する。第1シリンダ状部分の末端端部は、くぼみ部分536の基端端部に隣接して配置される。第2シリンダ状部分540の基端端部は、くぼみ部分536の末端端部に隣接して配置される。いくつかの実施形態では、面取りされた又は丸みを帯びた遷移部が、第1シリンダ状部分532からくぼみ部分536への遷移部、及びくぼみ部分538から第2シリンダ状部分540への遷移部に配置されてもよい。
第2シリンダ状部分540の基端部分548は、本発明の実施形態で説明したように、基端部分548内でボールが押されると流体が流れる複数の頂部流路552をさらに含む。複数の頂部流路552は、ハウジング510の中に半径方向に延びている。複数の頂部流路552は、末端面取り部546から末端セクション550まで延びており、複数の頂部流路552の基端端部および末端端部は、テーパ状である。1つ以上の実施形態において、複数の頂部流路552は、実質的に矩形の断面形状を有する。
1つ以上の実施形態において、第1シリンダ状部分532は、雄ルアーコネクタのハブと干渉嵌めを有するように構成された複数のタブ553を更に含んでもよい。複数のタブ553の形状は、雄ルアーコネクタからのキャップ500の偶発的又は意図しない取り外しを防止するために、雄ルアーコネクタのハブと十分な抵抗を生じさせる大きさとされる。図14から図15に示すように、1つ以上の実施形態において、複数のタブ553は、台形の断面形状を有し、台形の断面形状の基端端部は、シリンダ状の側壁514と実質的に直角である。1つ以上の実施形態において、台形の断面形状の末端端部は、台形の断面形状の基端端部から末端方向にテーパ状になっている。側壁が雄ルアーコネクタのハブと緩い嵌め合いを有する1つ以上の実施形態において、キャップ500は、複数のタブ553の干渉嵌めにより固定される。
図16に示すように、例示的なネジ付き雄継手570が描かれている。ネジ付き雄継手570は、円錐形の表面を有する末端先端574を通って配置されたルーメン572と、少なくとも1つのネジ部576を有するかみ合い特徴部と、末端先端574の基端端部に配置されたかみ合い面578と、を含む。ボール504は、キャップ500のネジ部520を、ネジ付き雄継手570の対応する少なくとも1つのネジ部576上に係合させたことによって、キャップ500内に圧縮される。1つ以上の実施形態において、キャップ500のリム524の表面は、ネジ付き雄継手570のかみ合い面578に当接してよく、それによって、過剰な消毒剤が逃げるのを防止する。本発明の実施形態で前述したように、ボール504は、ルーメン572をシールして、殺菌剤がネジ付き雄継手570の流路に入るのを防ぎ、殺菌剤は、ボール504の後ろのキャビティ530内に貯蔵される。消毒剤は、ハブ574の円錐形表面及びネジ付き雄継手の周辺部を消毒する。複数のテーパ状のタブ553は、雄ルアーコネクタのハブと干渉嵌めするように構成された通風性の(drafted)側壁面を形成する。1つ以上の実施形態において、複数のテーパ状のタブ553は、キャップの開口端部で側壁の内表面に配置され、雄ルアーコネクタのハブと干渉嵌めを有するように構成された長手方向の通風部(draft)を形成している。
図17に示すように、例示的なキャップ600の1つ以上の実施形態において、ハウジング610は、頂部壁612と、キャビティ630を形成する本質的にシリンダ状の側壁614と、医療機器のコネクタのハブを受容するためにハウジング610内のキャビティ630に開口部を有するシリンダ状の側壁によって形成された開口底部616から構成されている。ネジ部620がハウジング610の外表面618に配置され、ネジ部620は、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うように構成されている。1つ以上の実施形態において、ネジ部620は、医療機器のコネクタのツイスト-ロックかみ合い特徴部とかみ合い得る少なくとも2つのタブとして形成されてもよい。さらなる実施形態において、ネジ部は、滅菌されることが意図される医療機器のコネクタのかみ合い特徴部に対応する、傾斜したまたはらせん状の形状であってよい。本質的にシリンダ状の側壁614は、リム624をさらに備える。リム624は、開口底部616から基端方向に突出している。リム624は、キャップ600の完全挿入時に、過剰な消毒剤がルアーコネクタの周辺部にこぼれないように構成される。
シリンダ状の側壁614は、第1シリンダ状部分632と、くぼみ部分636と、第2シリンダ状部分640とを含む。第1シリンダ状部分632の基端端部は、開口底部616に隣接して位置する。第1シリンダ状部分の末端端部は、くぼみ部分636の基端端部に隣接して配置される。第2シリンダ状部分640の基端端部は、くぼみ部分636の末端端部に隣接して配置される。いくつかの実施形態では、面取りされた又は丸みを帯びた遷移部が、第1シリンダ状部分632からくぼみ部分636への遷移部、及びくぼみ部分638から第2シリンダ状部分640への遷移部に配置されてもよい。
第2シリンダ状部分640の基端セクション648は、本発明の実施形態で説明したように、ボールが基端セクション648内に押されると流体が流れる複数の頂部流路652を更に含む。複数の頂部流路652は、ハウジング610内に半径方向に延びている。複数の頂部流路652は、末端面取り部646から末端セクション650まで延びており、複数の頂部流路652の基端端部および末端端部はテーパ状である。1つ以上の実施形態において、複数の頂部流路652は、実質的に矩形の断面形状を有する。
1つ以上の実施形態において、第1シリンダ状部分632は、ボールが第2シリンダ状部分640の基端セクション648内に押されると流体が流れる複数の底部流路652を更に含んでもよい。ボールがくぼみ部分636内に収まると、ボールがくぼみ部分636と干渉嵌めするため、流体又は気体は、複数の頂部流路642から複数の底部流路644に流れることができない。複数の底部流路644は、雄ルアーコネクタのかみ合い面に向けて殺菌剤又は抗菌剤の透過を促進することを意図している。雄ルアーコネクタへの接続時にハウジング610の頂部壁612に向けてボールを圧縮することにより、コネクタが殺菌剤又は抗菌剤に接触して雄ルアーコネクタを殺菌することができる。1つ以上の実施形態において、頂部流路642及び底部流路644は、同じ断面形状及び幅を有する。
図18に示すように、例示的なネジ付き雄継手670が描かれている。ネジ付き雄継手670は、円錐形表面を有するハブ674、少なくとも1つのネジ部676を有するかみ合い特徴部、及びハブ674の基端端部に配置されたかみ合い面678を通って配置されたルーメン672を含む。ボール604は、キャップ600のネジ部620をネジ付き雄継手670の対応する少なくとも1つのネジ部676上に係合させたことによって、キャップ600内に圧縮される。1つ以上の実施形態において、キャップ600のリム624の表面は、ネジ付き雄継手670のかみ合い面678に当接してよく、それによって、過剰な消毒剤が逃げるのを防止する。本発明の実施形態で先に説明したように、ボール604は、ルーメン672をシールして、殺菌剤がネジ付き雄継手670の流路に入るのを防ぎ、殺菌剤は、ボール604の後ろのキャビティ630内に貯蔵される。消毒剤は、ハブ674の円錐形表面およびネジ付き雄継手の周辺部を消毒する。開口底部616の内表面は、雄ルアーコネクタのハブと干渉嵌めを有するように構成された通風性の(drafted)側壁面を含む。1つ以上の実施形態において、通風性の側壁面は、キャビティの中心軸に向けて半径方向外向きにテーパ状となって、雄ルアーコネクタのハブと干渉嵌めするように構成された長手方向の通風部(draft)を形成している。
1つ以上の実施形態において、医療機器のコネクタのハブを受容するためのハウジング内のキャビティへの開口部を有するシリンダ状の側壁によって形成された開口底部716は、キャビティへの開口部に向けてシリンダ状の側壁から外向きにテーパ状になるテーパ717を有する。1つ以上の実施形態において、テーパ717は、開口底部から0.2mm~1mmに位置する。
1つ以上の実施形態において、基端シリンダ状部分732に隣接して配置されたくぼみ部分738は、弧738によって画定されている。弧378は、3度~5度の弧角度Rを有し、弧角度の中心Cは、開口部からキャビティへ3.5mm~4.5mmに位置付けられる。弧は、基端開始位置387a及び末端終了位置を有する。基端開始位置378aにおいて、キャビティの直径Dは、4.5mm~5mmである。
図1~16を参照すると、1つ以上の実施形態において、側壁(114、214、314、514、614)の外表面は、複数の把持部材(113、213、313)を備える。1つ以上の実施形態において、複数の把持部材(113、213、313)は、細長いリブの形態である。本開示の第4の態様は、図12A及び図12Bに示すように、無菌キャップ400に関連し、ハウジング410は、頂部壁412と、キャビティ430を形成する本質的にシリンダ状の側壁414と、医療機器のコネクタのハブを受容するためにハウジング410内のキャビティ430への開口部を有するシリンダ状の側壁404によって形成された開口底部416とを備える。医療機器のコネクタは、ネジ付き接続部、針なし接続部、または好ましい実施形態では、雄ルアーコネクタであってもよい。1つ以上の実施形態において、キャビティは、末端壁を備えた閉鎖末端端部と、開口基端端部と、末端壁から開口基端端部に向けて基端に伸びる側壁とを含む。1つ以上の実施形態において、ネジ部420が、ハウジング410の外表面418上に配置され、ネジ部420は、雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である。1つ以上の実施形態において、ネジ部は、医療機器のコネクタのツイスト-ロックかみ合い特徴部とかみ合い得る少なくとも2つのタブとして形成されてもよい。さらなる実施形態において、ネジ部は、滅菌されることが意図される医療機器のコネクタのかみ合い特徴部に対応する、傾斜した又はらせん状の形状であってもよい。図12A~12Bを参照すると、1つ以上の実施形態において、キャップ400は、ボール404の後ろのキャビティ内に配置された吸収性材料408を含む。1つ以上の実施形態において、キャップ400のキャビティ430内の殺菌剤又は抗菌剤は、シールのためにボール404が吸収性材料408の上にある状態で、吸収性材料408によって貯蔵される。1つ以上の実施形態において、殺菌剤又は抗菌剤は、雄ルアーコネクタの外表面及び内表面を殺菌し、雄ルアーコネクタがキャビティに挿入されたときに、ボール及びボール404の背後に配置された吸収性材料408を圧縮させる。1つ以上の実施形態において、吸収性材料408は、不織布材料、発泡体、又はスポンジである。1つ以上の実施形態において、吸収性材料は、開口セルのスポンジである。具体的な実施形態では、発泡体はポリウレタン発泡体である。1つ以上の実施形態において、吸収性材料は、チャンバの内部側壁との干渉嵌めによってチャンバ内に保持される。キャップ400がルアー機器に取り付けられると、雄ルアーがボール404を押してボール404をキャップハウジングの閉鎖端部に向けて変位させ、ボール404が吸収性材料408を圧縮してルアー表面上に殺菌剤を放出させる。
1つ以上の実施形態において、ルアーコネクタへの消毒用キャップの接続時に、ハウジングの頂部壁に向けた吸収性材料の圧縮が起こり、それによって吸収性材料の圧縮は、キャビティ内の消毒剤又は抗菌剤が漏れてルアーコネクタを消毒することをもたらす。キャップ(100、200、300、400、500、600)は、ルアーコネクタに使用された場合、キャップ(100、200、300、500、600)のキャビティ(130、230、330、530、630)に殺菌剤または抗菌剤を内蔵させることにより、殺菌を実現できる。殺菌剤又は抗菌剤(102、202、302)は、キャビティ(130、230、330、530、630)に直接含ませることができる。キャップ(100、200、300、500、600)は、様々な消毒剤又は抗菌剤(102、202、302)と相互作用する際に適合するように設計されている。1つ以上の実施形態において、消毒剤又は抗菌剤(102、202、302)は、アルコール又はクロロヘキシジンのバリエーションを含んでもよい。1つ以上の実施形態において、殺菌剤又は抗菌剤(102、202、302)は、アルコール又はクロロヘキシジンのバリエーションを含んでもよい。1つ以上の実施形態において、殺菌剤又は抗菌剤(102、202、302)は、イソプロピルアルコール、エタノール、2-プロパノール、ブタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン、t-ブチル-ヒドロキノン、クロロキシレノール、クロロヘキシジン、クロロヘキシジンジアセテート、クロロヘキシジングルコン酸、ポビドンヨード、アルコール、ジクロロベンジルアルコール、デヒドロ酢酸、ヘキセチン、トリクロサン、過酸化水素、コロイド銀、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、オクテニジン、抗菌剤及びこれらの混合物から本質的になる群から選択される。具体的な実施形態において、殺菌剤又は抗菌剤は、グルコン酸クロロヘキシジン及び二酢酸クロロヘキシジンの少なくとも1つを含んでいる。1つ以上の実施形態において、殺菌剤又は抗菌剤(102、202、302)は、流体又はゲルである。
1つ以上の実施形態において、キャップ(100、200、300、500、600)は、キャップ(100、200、300、500、600)の使用前にボール(104、204、304、504、604)及び消毒剤又は抗菌剤(102、202、302)をキャビティ(130、230、330、530、630)内にシールするためにキャビティへの開口部を覆う取り外し可能な剥離シール(122、222、322)を含むことができる。1つ以上の実施形態において、剥離可能なシール(122、222、322)は、アルミニウム又は多層ポリマーフィルムの剥離バックトップを備える。具体的な実施形態では、剥離可能なシール(122、222、322)は、キャップ(100、200、300)の開口端部に熱シールまたは誘導シールされる。1つ以上の実施形態において、剥離可能なシール(122、222、322)は、水分バリアを備える。
好ましい実施形態では、ボール(104、204、304、504、604)は圧縮可能であり、熱可塑性エラストマー(「TPE」)、熱可塑性オレフィン(「TPO」)、又はエラストマー若しくは変形可能な材料であってもよい。他の実施形態では、ボール(104、204、304、504、604)は、ハウジング(110、210、310)を変形させる剛性または硬質のプラスチックであってもよい。さらなる実施形態において、ボール(104、204、304、504、604)は、ガラス、セラミック、金属、又は複合材料であってもよい。
1つ以上の実施形態において、雄ルアーコネクタがキャビティ(130、230、330、530、630)内に挿入されてボールを末端方向に押すとき、消毒剤又は抗菌剤(102、202、302)は雄ルアーコネクタの外表面又は周辺部を消毒する。好ましい実施形態において、挿入は、ボール(104、204、304、504、604)を圧縮する。ボール(104、204、304、504、604)は、キャップ(100、200、300、500、600)のキャビティ(130、230、330、530、630)の内壁と干渉嵌めを形成する。1つ以上の実施形態において、ボール(104、204、304、504、604)は軟質であり、圧力を受けるとキャビティ(130、230、330、530、630)の内部側壁とわずかなクリアランスを形成することができる。
キャップ(100、200、300、500、600)は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリラクチド、アクリロニトリルブタジエンスチレン又は医療機器に用いられる他の任意の成形可能プラスチック材料等の、多数の種類のプラスチック材料のいずれかから作られる。1つ以上の実施形態において、キャップ(100、200、300、500、600)は、ポリプロピレン又はポリエチレン材料を含む。
1つ以上の実施形態において、医療機器のコネクタは、一次IV重力セット、二次IV重力セット、延長セット、及び輸液又はシリンジポンプセットの、針なしコネクタ、カテーテルルアーコネクタ、ストップコック、及び血液透析コネクタから本質的になる群から選択されてもよい。いくつかの実施形態では、キャップは、様々な異なる針なし注射部位のいずれかと接続することができる。1つ以上の実施形態において、キャップがコネクタと結合された後、コネクタを別のコネクタと再接続する前にコネクタを消毒(例えば、アルコール綿棒による処理)することは不要であり、これはコネクタがキャップと結合されている間汚染されていない状態に保たれるためである。キャップ(100、200、300、500、600)の使用は、コネクタを洗浄するための標準的な拭き取りプロトコルに取って代わるものである。
本開示の第5の態様は、医療用コネクタを消毒する方法に関するものである。この方法は、1つ以上の実施形態のキャップ(100、200、300、500、600)を医療用コネクタに接続することを含み、接続は、医療用コネクタのネジ部を、キャップ(100、200、300、500、600)内への医療用コネクタの挿入時に、キャップのハウジング(110、210、310、510、614)の側壁(114、214、314、514、614)の外表面のネジ部(120、220、320、520、620)と係合することを含み、医療用コネクタが、ボール(104、204、304、504、604)および消毒剤または抗菌剤(102、202、302)に接触するようになっている。
本開示の第6の態様は、アセンブリに関する。アセンブリは、医療用コネクタに接続された1つ以上の実施形態のキャップ(100、200、300、500、600)を備える。1つ以上の実施形態において、医療用コネクタは、雄ルアーコネクタ、又は雄継手を有する他の針なしコネクタから選択される。1つ以上の実施形態において、雄コネクタは、針なしコネクタ、カテーテルルアーコネクタ、ストップコック、及び血液透析コネクタから本質的になる群から選択されてもよい。
本開示の第7の態様は、パッケージ化に関する。図13を参照すると、1つ以上の実施形態において、キャップ(100、200、300、400、500、600)は、ストリップ構成にパッケージ化され得る。図13に示すように、ストリップ構成は、複数のキャップ(100、200、300、400、500、600)がシール層を介して取り付けられる単一ピースの頂部ウェブ409を備えてもよい。また、ストリップ構成は、個々の頂部ウェブ箔で個別にシールされたキャップを備えて、その後、一連の個別にシールされたキャップがプラスチックなどの材料から構成されたストリップの一部に配列方式で取り付けられてもよい。個々の頂部ウェブ箔は、接着剤を介して又はシーラントを介してストリップ材料に取り付けられるタブを有することができる。
ここに開示され、図に示される消毒用キャップ(100、200、300、400、500、600)は、雌ルアーコネクタを含む雌コネクタと共に利用されてもよく、ボール(104、204、304、404、504、604)を使用して開口雌ルアーのルーメンを塞いでコネクタへのそのような消毒剤の侵入の軽減を容易にし、それによって消毒剤が血流に入るリスクを軽減できると企図される。したがって、ここに開示され、図に示される消毒用キャップ(100、200、300、500、600)は、雄及び雌コネクタの両方で利用され得ることが企図される。
本開示は、その特定の例示的な実施形態を参照して示され、説明されてきたが、本開示の実施形態の精神及び範囲から逸脱することなく、形態及び詳細における様々な変更がそこでなされ得ることが当業者には理解されよう。また、キャップの内部及び/又は外部ハウジングは、単一ショット成形され得るか、又は他の適切なプロセスによって製造され得る。さらに、上記で説明され、図面の図に示されるような本開示の実施形態の任意の例示的な実装の特徴または要素のいずれも、本開示の実施形態の精神および範囲から逸脱することなく、当業者によって容易に理解されるであろう任意の組み合わせ(複数可)で、個別にまたは実施することが可能である。
さらに、含まれる図面図は、本開示の特定の例示的な実施形態の実装の非限定的な例をさらに説明し、それに関連する技術の説明を補助するものである。上述した以外の図面に提供された任意の特定の又は相対的な寸法又は測定は例示的なものであり、関連する発明の分野の当業者によって理解されるように、本発明の設計又は方法論の範囲又は内容を制限することを意図するものではない。
本開示の他の目的、利点、および顕著な特徴は、添付の図面と組み合わせて理解される、提供された詳細な説明から当業者に明らかになるであろう、本開示の例示的実施形態が開示される。
ここを通じて「一実施形態」、「特定の実施形態」、「1つ以上の実施形態」又は「一実施形態」を参照すると、実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、材料、又は特性が本開示の少なくとも一実施形態に含まれることが意味される。したがって、ここ中の様々な場所における「1つ以上の実施形態において」、「特定の実施形態において」、「一実施形態において」または「ある実施形態において」などのフレーズの出現は、必ずしも本開示の同じ実施形態に言及している訳ではない。さらに、特定の特徴、構造、材料、または特性は、1つ以上の実施形態において、任意の適切な方法で組み合わされてもよい。
ここにおける開示は、特定の実施形態を参照した説明を提供したが、これらの実施形態は、本開示の原理及び応用を単に例示したものに過ぎないことを理解されたい。本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、本開示の方法及び機器に対して様々な修正及び変形を行うことができることは、当業者にとって明らかであろう。したがって、本開示は、添付の特許請求の範囲及びその等価物の範囲内にある修正及び変形を含むことが意図される。
Claims (26)
- ハウジングが、
頂部壁、
キャビティを画定する内表面を有する側壁、
雄ルアーコネクタのハブを受容するために前記ハウジング内の前記キャビティへの開口部を有する前記シリンダ状の側壁によって形成された開口底部、
前記シリンダ状の側壁の前記外表面上の外ネジ部であって、前記外ネジ部は前記雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である、外ネジ部、
前記キャビティ内に配置されたボール、
殺菌剤または抗菌剤
を備えた、ハウジングを備える、キャップ。 - 前記雄ルアーコネクタのハブが前記キャビティの前記内表面内に受容されるとき、前記雄ルアーコネクタの前記ハブ上のかみ合い特徴部に前記外ネジ部の少なくとも一部をかみ合わせることによって、前記ハブが前記キャビティの前記内表面内に固定される、請求項1に記載のキャップ。
- 前記キャビティは、本質的に前記頂部壁の内表面から前記ハウジングの前記開口底部に向けて延びている、請求項1に記載のキャップ。
- 前記ネジ部が、傾斜したネジパターンを有する、請求項1に記載のキャップ。
- 前記ネジ部が、らせん状のネジパターンを有する、請求項1に記載のキャップ。
- 前記キャビティの前記開口部をシールする取り外し可能なカバーをさらに備え、前記キャップの使用前に前記ボールと消毒剤又は抗菌剤を前記キャビティ内にシールする、請求項1に記載のキャップ。
- 前記ハウジングの前記側壁の外壁面が、複数の把持部材を含む、請求項1に記載のキャップ。
- 前記側壁の上部分は、前記頂部壁に向けて外向きにテーパ状であり、前記側壁の下部分は、シリンダ状である、請求項1に記載のキャップ。
- 前記側壁の前記上部分は、傾斜した表面を含む、請求項8に記載のキャップ。
- 前記傾斜した表面は、1つ以上の指把持部を含む、請求項9に記載のキャップ。
- 前記1つ以上の指把持部は、エラストマー材料で作られている、請求項10に記載のキャップ。
- ハウジングが、
頂部壁、
キャビティを形成する本質的にシリンダ状の側壁、
前記キャビティの内表面に配置された1つ以上のリブ、
前記キャビティ内に配置されたボール、
殺菌剤または抗菌剤、
前記シリンダ状の側壁によって形成されて雄ルアーコネクタのハブを受容するために前記ハウジング内で前記キャビティの開口部を有する開口底部、および
前記シリンダ状の側壁の外表面上の外ネジ部であって、前記外ネジ部が前記雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である、外ネジ部、
を備えた、ハウジングを備える、キャップであって、
前記キャビティが、前記ボールの直径よりも小さい第1直径D1を有する真っ直ぐなシリンダ状の側壁を有する前記開口底部に隣接する第1部分と、前記第1部分に隣接して配置された第2テーパ部分であって、前記開口底部から前記キャビティの前記頂部壁に向かう方向にy軸に沿って増加する第2直径D2を有する第2テーパ部分と、前記キャビティの中心軸に向けて突出する複数のリブを有する真っ直ぐなシリンダ状の側壁を有する第3部分であって、前記キャビティの前記内表面の前記第3部分が前記第2部分に隣接して配置され前記ボールの直径と同じかそれより大きい直径D3を有する、第3部分と、を有する、キャップ。 - 前記雄ルアーコネクタのハブが前記第2キャビティの前記内表面内に受容されるとき、前記雄ルアーコネクタの前記ハブ上のかみ合い特徴部に前記内ネジ部の少なくとも一部をかみ合わせることにより、前記ハブが前記第2キャビティの前記内表面内に固定される、請求項12に記載のキャップ。
- 前記キャビティの前記開口底部に取り付けられた取り外し可能なシール又はセプタムを更に備え、前記キャップの使用前に前記殺菌剤又は抗菌剤を前記キャビティ内に維持するためのシールを形成する、請求項12に記載のキャップ。
- 前記側壁の外壁面が、複数の把持部材を含む、請求項12に記載のキャップ。
- 前記雄ルアーコネクタとの接続時に、前記ボールの前記ハウジングの前記頂部壁へ向けた圧縮が生じる、請求項12に記載のキャップ。
- 前記ボールの圧縮が雄ルアーコネクタを消毒する、請求項16に記載のキャップ。
- 前記ボールは、前記キャビティの前記内表面上のリング状のくぼみによって半径方向の圧縮下にあり、前記ボールを前記キャビティ内に保持している、請求項12に記載のキャップ。
- 前記殺菌剤または前記抗菌剤が、イソプロピルアルコール、エタノール、2-プロパノール、ブタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン、t-ブチル-ヒドロキノン、クロロキシレノール、クロロヘキシジン、二酢酸クロロヘキシジン、グルコン酸クロロヘキシジン、ポビドンヨード、アルコール、ジクロロベンジルアルコール、デヒドロ酢酸、ヘキセチン、トリクロサン、過酸化水素、コロイド銀、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、オクテニジン、抗生物質、およびこれらの混合物から本質的になる群から選択される、請求項12に記載のキャップ。
- 前記殺菌剤または抗菌剤が、グルコン酸クロロヘキシジンおよび二酢酸クロロヘキシジンのうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載のキャップ。
- ハウジングが、
頂部壁、
キャビティを形成する本質的にシリンダ状の側壁であって、前記キャビティが内表面を有する、本質的にシリンダ状の側壁、
前記キャビティのくぼみ部分内に配置されたボールであって、前記くぼみ部分が前記キャビティの第2部分に隣接して配置され、前記くぼみ部分と前記ボールとが液体シールを形成する、ボール、
前記キャビティの前記第2部分の表面上に配置された複数の頂部チャネルであって、前記第2部分が直径D1を有し、前記直径D1が前記ボールの直径よりも大きい、複数の頂部チャネル、
前記キャビティの前記第2部分内に配置された殺菌剤または抗菌剤、
前記ハウジング内の前記キャビティへの開口部を有する前記シリンダ状の側壁によって形成され、雄ルアーコネクタのハブを受容するための開口底部、
を備えた、ハウジングを備える、キャップであって、
前記キャビティが、テーパ状側壁を有する前記開口底部に隣接する第1部分を有する内表面を有し、前記第1部分が前記ボールの直径よりも小さい第2直径D2を有し、前記第2直径D2が前記開口底部から前記キャビティの頂部壁に向かう方向にy軸に沿って増加している、キャップ。 - 前記シリンダ状の側壁の前記外表面上に外ネジ部が設けられ、前記外ネジ部は、前記雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である、請求項21に記載のキャップ。
- 前記第1部分は、前記雄ルアーコネクタの前記ハブと干渉嵌めするように構成された複数のタブを含む、請求項21に記載のキャップ。
- 複数の下部チャネルが前記第1部分に配置されている、請求項21に記載のキャップ。
- ハウジングが、
頂部壁、
キャビティを画定する内表面を有する側壁、
前記ハウジング内の前記キャビティへの開口部を有する前記シリンダ状の側壁によって形成されて、雄ルアーコネクタのハブを受容する、開口底部、
前記シリンダ状の側壁の前記外表面上の外ネジ部であって、前記外ネジ部は前記雄ルアーコネクタのかみ合い特徴部とかみ合うのに十分である、外ネジ部、
前記キャビティ内に配置されたボール、
前記キャビティ内に配置された吸収性材料、及び
殺菌剤又は抗菌剤、
を備えた、ハウジングを備える、キャップ。 - 前記雄ルアーコネクタとの接続時に、前記ハウジングの前記頂部壁に向けて前記吸収性材料の圧縮が生じる、請求項25に記載のキャップ。
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