JP2023172705A - 基板処理装置、および、基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置、および、基板処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】吸着部における静電吸着力の低下を抑えることを可能とした基板処理装置、および、基板処理方法を提供する。【解決手段】基板Sbが搬送される搬送空間11Sを画定する搬送室11と、搬送空間11Sに連通されるように構成された第1処理空間12ASを画定する第1スパッタ室12Aと、第1処理空間12AS内に位置し、基板Sbを支持する支持面31Fであって、基板Sbにおいて支持面31Fに接触する面を形成する材料とは異なる材料から形成された支持面31Fを備える支持部31と、支持面31Fに位置する基板Sbを支持面31Fに静電吸着する吸着部32と、搬送空間11S内にプラズマを生成し、当該プラズマを基板Sbが配置されていない支持面31Fに供給し、これによって支持面31Fの除電を行う除電部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、基板処理装置、および、基板処理方法に関する。
クラスタツール型のスパッタ装置は、搬送室と、ゲートバルブを介して搬送室に接続される処理室を複数備えている。1つの処理室内には、ターゲットと、ターゲットに対向するステージとが位置している。ステージ内には、静電チャックが位置している。静電チャックは、ステージに対して基板が位置決めされるように、基板を静電吸着する(例えば、特許文献1を参照)。
特開2017-025351号公報
ところで、基板の表面を形成する材料と、ステージの表面を形成する材料とが異なる場合には、ステージの表面と基板の表面との間において摩擦が生じることにより、電荷の移動が生じる。そのため、ステージの表面が帯電し、これによって、静電チャックの静電吸着力が低下する。なお、こうした課題は、クラスタツール型のスパッタ装置に限らず、静電吸着によって基板を吸着する吸着部を備える基板処理装置において生じる。
上記課題を解決するための基板処理装置は、基板が搬送される搬送空間を画定する搬送室と、前記搬送空間に連通されるように構成された第1処理空間を画定する第1処理室と、前記第1処理空間内に位置し、前記基板を支持する第1支持面であって、前記基板において前記第1支持面に接触する面を形成する材料とは異なる材料から形成された前記第1支持面を備える第1支持部と、前記第1支持面に位置する前記基板を前記第1支持面に静電吸着する第1吸着部と、前記搬送空間内にプラズマを生成し、当該プラズマを前記基板が配置されていない前記第1支持面に供給し、これによって前記第1支持面の除電を行う除電部と、を備える。
上記課題を解決するための基板処理方法は、基板が搬送される搬送空間内においてプラズマを生成することと、前記搬送空間に連通するように構成された第1処理空間に位置し、前記基板を支持するように構成された第1支持面であって、前記基板において前記第1支持面に接触する面を形成する材料とは異なる材料から形成された前記第1支持面に前記プラズマを供給することによって、前記第1支持面を除電することと、を含む。
上記基板処理装置および基板処理方法によれば、除電部が生成したプラズマが第1支持部の第1支持面に供給されるから、基板との接触によって帯電した第1支持面を除電することが可能である。これにより、第1支持部の第1支持面における第1吸着部の静電吸着力の低下を抑えることが可能である。
上記基板処理装置において、前記除電部は、前記搬送空間内の圧力および前記第1処理空間内の圧力を0.1Pa以上10.0Pa以下に設定してもよい。この基板処理装置によれば、搬送空間内に生成されたプラズマに含まれる荷電粒子が、搬送空間内の粒子、および、第1処理空間内の粒子と衝突しやすくなり、これによって、荷電粒子が搬送空間から第1処理空間に向けて移動しやすくなる。結果として、第1支持面に荷電粒子が供給されやすくなるから、第1支持面が除電されやすくなる。
上記基板処理装置において、前記除電部は、第1位置と第2位置とからガスを供給することによって、前記第1処理空間内の圧力を0.1Pa以上10.0Pa以下に設定し、前記第1支持部は、前記第1支持面が広がる平面と対向する視点から見て、前記第1位置と前記第2位置とが前記第1支持面を挟むことが可能に構成されていてもよい。
上記基板処理装置によれば、第1位置と第2位置とから供給されるガスによって第1支持面の近傍における圧力が調整されるから、第1支持面の面内における圧力のばらつきが抑えられる。結果として、第1支持面の面内において除電される程度にばらつきが生じることが抑えられる。
上記基板処理装置において、上記基板前記搬送空間に連通されるように構成された第2処理空間を画定する第2処理室と、前記第2処理空間内に位置し、前記基板を支持する第2支持面であって、前記基板において前記第2支持面に接触する面を形成する前記材料とは異なる材料から形成された前記第2支持面を備える第2支持部と、前記第2支持面に位置する前記基板を前記第2支持面に静電吸着する第2吸着部と、を備え、前記除電部は、前記搬送空間内にプラズマを生成し、当該プラズマを前記基板が配置されていない前記第2支持面に供給し、これによって前記第2支持面の除電を行ってもよい。
上記基板処理装置によれば、1つの除電部を用いて第1支持面の除電と第2支持面の除電とを行うことが可能である。そのため、基板処理装置が処理室ごとに除電部を備える場合に比べて、基板処理装置を構成する部品の点数を減らすことが可能である。
基板処理装置の一例であるクラスタツール型のスパッタ装置の構造を模式的に示すブロック図である。 図1が示すスパッタ装置が備える搬送室および第1処理室の構造を模式的に示すブロック図である。 基板処理方法を説明するためのフローチャートである。 基板の各部における電圧値と時間との関係を示すグラフである。 基板の各部における電圧値と時間との関係を示すグラフである。
図1から図5を参照して、基板処理装置、および、基板処理方法の一実施形態を説明する。
[基板処理装置]
図1および図2を参照して、基板処理装置を説明する。以下では、基板処理装置の一例であるクラスタツール型のスパッタ装置を説明する。
図1が示すように、クラスタツール型のスパッタ装置10は、搬送室11と、2つのスパッタ室12、搬出入室13、および、2つの基板処理室14を備えている。スパッタ装置10は、2つのスパッタ室12として第1スパッタ室12Aと第2スパッタ室12Bとを備えている。第1スパッタ室12Aは、第1処理室の一例であり、第2スパッタ室12Bは、第2処理室の一例である。
各処理室12A,12B,13,14は、搬送室11に接続されている。搬送室11と各処理室12A,12B,13,14との間にはゲートバルブが位置している。ゲートバルブが開くことによって、搬送室11が画定する搬送空間と、各処理室12A,12B,13,14が画定する空間とが連通される。これに対して、ゲートバルブが閉じることによって、搬送室11の搬送空間と、各処理室12A,12B,13,14とが、互いから隔てられる。
搬送室11は、搬送ロボット11Rを備えている。搬送ロボット11Rは、搬送室11に接続された各室と搬送室11との間での基板の搬送が可能であるように構成されている。搬送室11は、搬送室11が画定する搬送空間内を排気する排気部11Eを備えている。搬送室11は、搬送空間内にプラズマを生成するプラズマ生成部11Pを備えている。プラズマ生成部11Pは、例えば、搬送室11を上面視した場合に、搬送室11の中央に位置してよい。
搬出入室13は、処理前の基板をスパッタ装置10外からスパッタ装置10内に搬入し、かつ、処理後の基板をスパッタ装置10内からスパッタ装置10外に搬出することが可能に構成されている。搬出入室13は、排気部13Eを備えている。基板の搬入時には、搬出入室13が搬送室11から隔てられた状態で、搬出入室13の搬出入口が開かれ、これによって搬出入室13が大気に開放される。次いで、搬出入口から処理前の基板が搬入された後に、搬出入口が閉じられる。続いて、搬出入室13内が排気部13Eによって排気され、これによって、搬出入室13内が搬送室11と同程度まで降圧される。これに対して、基板の搬出時には、処理後の基板が搬送室11から搬出入室13に搬入された後に、搬出入室13と搬送室11との間に位置するゲートバルブが閉じられる。次いで、搬出入室13内が大気圧まで昇圧された後、搬出入室13の搬出入口が開かれる。そして、搬出入口から処理後の基板がスパッタ装置10外に搬出される。
各スパッタ室12A,12Bは、カソード20を備えている。各スパッタ室12A,12Bは、カソード20を用いたスパッタ処理によって、基板の表面に薄膜を形成することが可能に構成されている。各スパッタ室12A,12Bは、スパッタ室12A,12Bが画定する処理空間内を排気する排気部12AE,12BEを備えている。なお、各スパッタ室12A,12Bは、静電吸着力によって基板を吸着する吸着部を備えている。
各基板処理室14は、基板に対して所定の処理を行うことが可能に構成されている。基板処理室14において行われる処理は、スパッタ室12A,12Bでの成膜が行われる前に基板に対して行われる前処理でもよいし、スパッタ室12A,12Bでの成膜が行われた後に基板に対して行われる後処理でもよい。前処理および後処理は、例えば、加熱処理または冷却処理などであってよい。各基板処理室14は、基板処理室14が画定する処理空間内を排気する排気部14Eを備えている。なお、スパッタ室12A,12Bと同様に、各基板処理室14が静電吸着力によって基板を吸着する吸着部を備える場合には、各基板処理室14も第1処理室および第2処理室の一例である。
図2を参照して、搬送室11および第1スパッタ室12Aをより詳しく説明する。なお、図2では、図示の便宜上、プラズマ生成部11Pと第1スパッタ室12Aとの間の距離が、図1におけるプラズマ生成部11Pと第1スパッタ室12Aとの間の距離よりも短い。
図2が示すように、搬送室11は、基板Sbが搬送される搬送空間11Sを画定している。第1スパッタ室12Aは、搬送空間11Sに連通されるように構成された第1処理空間12ASを画定している。
搬送室11には、第1スパッタ室12Aが、連通部10Pによって接続されている。連通部10Pは、搬送室11の搬送空間11Sと、第1スパッタ室12Aの第1処理空間12ASに接続されている。連通部10Pには、ゲートバルブ10Gが位置している。ゲートバルブ10Gが開くことによって、第1処理空間12ASが、連通部10Pを介して搬送空間11Sに連通される。これに対して、ゲートバルブ10Gが閉じることによって、第1処理空間12ASが、搬送空間11Sから隔てられる。
搬送室11は、搬送空間11Sを画定する真空槽11Cを備えている。搬送室11は、上述したようにプラズマ生成部11Pを備えている。プラズマ生成部11Pは、搬送空間11S内にプラズマを生成する。プラズマ生成部11Pは、例えば、マイクロ波プラズマ源である。
搬送室11は、さらにガス導入部11Aを備えている。ガス導入部11Aは、真空槽11Cが有するガス導入ポートである。ガス導入部11Aには、マスフローコントローラーを介してスパッタ装置10外に位置するガスボンベが接続されている。ガス導入部11Aは、所定流量のガスを真空槽11C内に導入する。ガス導入部11Aによって導入されるガスは、不活性ガスである。不活性ガスは、例えば希ガスであってよい。希ガスは、例えばアルゴンガスまたはヘリウムガスであってよい。
搬送空間11S内は、上述した排気部11E(図1参照)による排気と、ガス導入部11Aから導入されるガスとによって、所定の圧力に調整される。搬送空間11S内の圧力は、例えば0.1Pa以上10.0Pa以下であってよい。
第1スパッタ室12Aは、第1処理空間12ASを画定する真空槽12ACを備えている。第1スパッタ室12Aは、上述したように、カソード20を備えている。カソード20は、ターゲット21とバッキングプレート22とを含んでいる。ターゲット21は、例えば金属、金属化合物、または、金属と金属化合物との混合物から形成される。ターゲット21は、基板Sbへの成膜時にスパッタされる被スパッタ面を備えている。バッキングプレート22は、ターゲット21に接続されている。バッキングプレート22は、導電性を有している。カソード20は、第1処理空間12ASを画定する側壁部の一面に取り付けられている。カソード20のうち、少なくともターゲット21の被スパッタ面が、第1処理空間12ASに露出している。
バッキングプレート22には、ターゲット電源23が接続されている。ターゲット電源23がバッキングプレート22に電圧を印加することによって、バッキングプレート22に接続されたターゲット21に電圧が印加される。ターゲット電源23は、例えば、直流電源でもよいし、交流電源でもよい。
第1スパッタ室12Aは、第1支持部の一例である支持部31と、第1吸着部の一例である吸着部32とを備えている。支持部31は、基板Sbを支持する支持面31Fを備えている。支持面31Fは、第1支持面の一例である。支持面31Fは、基板Sbにおいて支持面31Fに接触する面を形成する材料とは異なる材料から形成されている。例えば、支持面31Fが酸化アルミニウムから形成され、かつ、基板Sbがガラス基板であってよい。例えば、支持部31は平板状を有し、かつ、支持面31Fは支持部31が備える1つの平面である。
吸着部32は、支持部31内に位置している。吸着部32は、支持面31Fに位置する基板Sbを支持面31Fに静電吸着する。吸着部32は、静電気力を用いて基板Sbを吸着する静電チャックである。
第1スパッタ室12Aは、位置変更部33を備えている。位置変更部33は、カソード20に対する支持部31の位置を変えることが可能に構成されている。位置変更部33は、第1位置と第2位置との間において支持部31の位置を変える。支持部31が第1位置に位置する際には、カソード20に対して支持面31Fがほぼ直交する。すなわち、支持部31が第1位置に位置する際には、支持面31Fがほぼ水平方向に沿って位置している。これに対して、支持部31が第2位置に位置する際には、カソード20に対して支持面31Fがほぼ平行である。すなわち、支持部31が第2位置に位置する際には、支持面31Fがほぼ鉛直方向に沿って位置している。
第1スパッタ室12Aは、第1除電用ガス導入部34Aおよび第2除電用ガス導入部34Bをさらに備えている。各除電用ガス導入部34A,34Bは、真空槽12ACが有するガス導入ポートである。除電用ガス導入部34A,34Bには、マスフローコントローラーを介してスパッタ装置10外に位置するガスボンベが接続されている。なお、各除電用ガス導入部34A,34Bに対して1つのマスフローコントローラーが接続されてもよいし、2つの除電用ガス導入部34A,34Bに対して共通する1つのマスフローコントローラーが接続されてもよい。
除電用ガス導入部34A,34Bは、所定流量の除電用ガスを真空槽12AC内に導入する。除電用ガス導入部34A,34Bによって導入される除電用ガスは、不活性ガスである。不活性ガスは、例えば希ガスであってよい。希ガスは、例えばアルゴンガスまたはヘリウムガスである。除電用ガス導入部34A,34Bが導入する除電用ガスは、搬送室11のガス導入部11Aが導入するガスと同一のガスであることが好ましい。
真空槽12AC内において、第1除電用ガス導入部34Aの位置が第1位置であり、第2除電用ガス導入部34Bの位置が第2位置である。支持部31は、支持面31Fが広がる平面と対向する視点から見て、第1位置と第2位置とが支持面31Fを挟むことが可能に構成されている。すなわち、支持部31が第1位置に位置し、これによって支持面31Fがほぼ水平方向に沿って位置する場合に、支持面31Fと対向する視点から見て、第1除電用ガス導入部34Aと第2除電用ガス導入部34Bとが、支持面31Fを挟んでいる。
真空槽12ACは、鉛直方向において互いに対向する一対の壁部を備えている。一対の壁部は、上壁部と下壁部とから構成されている。第1除電用ガス導入部34Aおよび第2除電用ガス導入部34Bとは、下壁部に位置している。各除電用ガス導入部34A,34Bは、鉛直方向における下方から上方に向かう方向に沿って、第1処理空間12AS内にガスを導入する。
真空槽12ACは、排気部12AEが接続される排気ポート36をさらに備えている。支持面31Fがほぼ水平方向に沿って位置する場合に、支持面31Fと対向する視点から見て、排気ポート36、第1除電用ガス導入部34A、および、第2除電用ガス導入部34Bは、1つの直線上に位置することが好ましい。
支持面31Fの除電が行われる際には、第1処理空間12AS内は、排気部12AEによる排気と、除電用ガス導入部34A,34Bから導入される除電用ガスとによって、所定の圧力に調整される。第1処理空間12AS内の圧力は、例えば0.1Pa以上10.0Pa以下であってよい。
第1スパッタ室12Aは、成膜用ガス導入部35をさらに備えている。成膜用ガス導入部35は、真空槽12ACが有するガス導入ポートである。成膜用ガス導入部35は、マスフローコントローラーを介してスパッタ装置10外に位置するガスボンベに接続されている。成膜用ガス導入部35は、プラズマ生成用ガスを第1処理空間12AS内に導入する。プラズマ生成用ガスは、例えば不活性ガスでもよいし、不活性ガスと反応性ガスとの混合ガスでもよい。成膜用ガス導入部35が導入するプラズマ生成用ガスは、除電用ガス導入部34A,34Bが導入するガスと同一のガスであることが好ましい。
支持部31が第2位置に位置し、これによって支持面31Fがほぼ鉛直方向に沿って位置する場合に、水平面と対向する視点から見て、成膜用ガス導入部35は、支持部31とターゲット21との間に位置することが好ましい。成膜用ガス導入部35は、真空槽12ACの上壁部に位置している。成膜用ガス導入部35は、鉛直方向における上方から下方に向かう方向に沿って、第1処理空間12AS内にガスを導入する。
基板Sbに対する成膜が行われる際には、第1処理空間12AS内は、排気部12AEによる排気と、成膜用ガス導入部35から導入されるプラズマ生成用ガスとによって、所定の圧力に調整される。第1処理空間12AS内の圧力は、例えば0.1Pa以上10.0Pa以下であってよい。成膜時における第1処理空間12AS内の圧力は、除電時における第1処理空間12AS内の圧力と同一であることが好ましい。
[基板処理方法]
図3を参照して、基板処理方法を説明する。
本開示の基板処理方法は、プラズマを生成することと、支持面31Fを除電することとを含んでいる。プラズマを生成することでは、基板Sbが搬送される搬送空間11S内においてプラズマを生成する。支持面31Fを除電することでは、搬送空間11Sに連通するように構成された第1処理空間12ASに位置し、基板Sbを支持するように構成された支持面31Fにプラズマを供給する。以下、図面を参照して、基板処理方法を詳しく説明する。
基板処理方法は、基板搬入工程(ステップS11)、成膜工程(ステップS12)、基板搬出工程(ステップS13)、および、除電処理工程(ステップS14)を備えている。なお、基板搬入工程が行われる前に、搬送空間11S内の圧力と、第1処理空間12AS内の圧力とは、例えば0.1Pa以上10.0Pa以下の範囲内に含まれる同一の圧力に調整されている。なお、搬送空間11S内の圧力は、ガス導入部11Aからのガスの導入と、排気部11Eによる排気とによって所定の圧力に調整されている。一方で、第1処理空間12AS内の圧力は、除電用ガス導入部34A,34Bからのガスの導入と、排気部12AEによる排気とによって所定の圧力に調整されている。
基板搬入工程では、まず、搬送ロボット11Rが、搬送室11内に位置する処理前の基板Sbを第1スパッタ室12A内に搬送する。この際に、搬送室11を第1スパッタ室12Aに接続する連通部10Pに位置するゲートバルブ10Gが開いている。次いで、搬送ロボット11Rは、第1位置に位置する支持部31の支持面31Fに基板Sbに載置する。その後、ゲートバルブ10Gが閉じられる。そして、吸着部32が支持面31F上に位置する基板Sbを支持面31Fに吸着する。
成膜工程では、まず、除電用ガス導入部34A,34Bからのガス導入を、成膜用ガス導入部35からのガス導入に切り替える。なお、除電用ガス導入部34A,34Bから導入されるガスの総流量と、成膜用ガス導入部35から導入されるガスの流量とは同一であることが好ましい。これにより、ガス導入の切り替え前後において、第1処理空間12AS内の圧力が変動することが抑えられる。
次いで、位置変更部33が、支持部31の位置を第1位置から第2位置に変える。そして、ターゲット電源23がバッキングプレート22に電圧を印加することによって、ターゲット21の周りに位置するガスから、プラズマが生成される。これにより、ターゲット21の被スパッタ面がスパッタされる。結果として、被スパッタ面から基板Sbに向けて飛行したスパッタ粒子により、基板Sbに薄膜が形成される。ターゲット21に対する電圧の印加が所定時間にわたって継続されると、ターゲット電源23がバッキングプレート22に対する電圧の印加を停止する。その後、位置変更部33が、支持部31の位置を第2位置から第1位置に変える。
基板搬出工程では、まず、吸着部32が、支持面31Fに対する基板Sbの吸着を解除する。次いで、成膜用ガス導入部35からのガス導入を除電用ガス導入部34A,34Bからのガス導入に切り替える。なお、除電用ガス導入部34A,34Bから導入されるガスの総流量と、成膜用ガス導入部35から導入されるガスの流量とは同一であることが好ましい。これにより、ガス導入の切り替え前後において、第1処理空間12AS内の圧力が変動することが抑えられる。
続いて、ゲートバルブ10Gが開かれた後に、搬送ロボット11Rが支持部31から処理後の基板Sbを受け取る。そして、搬送ロボット11Rが第1スパッタ室12Aから搬送室11に処理後の基板Sbを搬出する。
除電処理工程では、ゲートバルブ10Gが開いた状態で、プラズマ生成部11Pが搬送空間11S内のガスからプラズマを生成する。プラズマ中に含まれる荷電粒子は、搬送空間11S内および第1処理空間12AS内に位置する粒子に衝突することによって、連通部10Pを通じて搬送空間11Sから第1処理空間12ASに向けて移動する。これにより、搬送空間11S内に生成されたプラズマが支持面31Fに供給されるから、帯電した支持面31Fがプラズマ中の荷電粒子によって除電される。
このように、本実施形態では、除電部が、プラズマ生成部11P、ガス導入部11A、排気部11E、除電用ガス導入部34A,34B、および、排気部12AEを含んでいる。除電部が生成したプラズマが支持部31の支持面31Fに供給されるから、基板Sbとの接触によって帯電した支持面31Fを除電することが可能である。これにより、支持部31の支持面31Fにおける吸着部32の静電吸着力の低下を抑えることが可能である。
なお、上述したように、除電処理が行われる際には、搬送空間11S内の圧力および第1処理空間12AS内の圧力が0.1Pa以上10.0Pa以下に設定される。そのため、搬送空間11S内に生成されたプラズマに含まれる荷電粒子が、搬送空間11S内の粒子、および、第1処理空間12AS内の粒子と衝突しやすくなり、これによって、荷電粒子が搬送空間11Sから第1処理空間12ASに向けて移動しやすくなる。結果として、支持面31Fに荷電粒子が供給されやすくなるから、支持面31Fが除電されやすくなる。
また、支持面31Fの除電処理を行う際には、第1除電用ガス導入部34Aと第2除電用ガス導入部とからガスが導入される。そのため、第1位置と第2位置とから導入されるガスによって支持面31Fの近傍における圧力が調整されるから、支持面31Fの面内における圧力のばらつきが抑えられる。結果として、支持面31Fの面内において除電される程度にばらつきが生じることが抑えられる。
なお、上述したように、本実施形態では、支持面31Fと対向する平面視において、すなわち水平面と対向する平面視において、排気ポート36、第1除電用ガス導入部34A、および、第2除電用ガス導入部34Bが同一の直線上に位置する。そのため、支持面31Fの面内において除電される程度にばらつきが生じることがさらに抑えられる。
なお、上述した第2スパッタ室12Bは、第1スパッタ室12Aと同様の構成を有している。すなわち、スパッタ装置10は、第2処理室の一例である第2スパッタ室12B、第2支持部、および、第2吸着部を備えている。第2スパッタ室12Bは、搬送空間11Sに連通されるように構成された第2処理空間を画定している。第2支持部は、第2処理空間内に位置し、基板Sbを支持する第2支持面であって、基板Sbにおいて第2支持面に接触する面を形成する材料とは異なる材料から形成された第2支持面を備える。第2吸着部は、第2支持面に位置する基板Sbを第2支持面に静電吸着する。除電部は、搬送空間11S内にプラズマを生成し、当該プラズマを基板Sbが配置されていない第2支持面に供給し、これによって第2支持面の除電を行う。この場合には、除電部は、上述した第2スパッタ室12Bの排気部12BEと、第2スパッタ室12Bが備える除電用ガス導入部とを含む。
この場合には、1つの除電部を用いて支持部31の支持面31Fの除電と第2支持面の除電とを行うことが可能である。そのため、スパッタ装置10が処理室ごとに除電部を備える場合に比べて、スパッタ装置10を構成する部品の点数を減らすことが可能である。
なお、除電部が除電するための荷電粒子を生成する生成部としてプラズマ生成部11Pを備えるから、上述した構成の実現が可能である。例えば、除電部が支持面に対して紫外線を照射することによって支持部31の支持面31Fを除電する場合に比べて、プラズマ生成部11Pが生成したプラズマが供給される範囲が相対的に広い。そのため、1つのプラズマ生成部のみを含む除電部によって、複数の処理室に位置する支持部の支持面を除電することが可能である。紫外線を支持面に照射することによって支持面の除電を行う場合には、紫外線を照射する照射部が、処理室毎に1つ以上必要とされる。
[試験例]
図4および図5を参照して試験例を説明する。
第1スパッタ室と搬送室とを備えるクラスタツール型のスパッタ装置において、搬送室を上面視した場合に、搬送室の中央にプラズマ生成部を取り付けた。次いで、四角形状を有した支持面の4隅のそれぞれに1つの帯電プレートを取り付けた。そして、第1スパッタ室と搬送室との間に位置するゲートバルブを開けた状態で、プラズマ生成部を用いて搬送室内にプラズマを生成した。帯電プレートの電圧値をプラズマ生成時から監視した。
図4は、第1スパッタ室内の圧力と搬送室内の圧力とを1×10-3Paに設定した際の帯電プレートにおける電圧値の経時変化を示すグラフである。図5は、第1スパッタ室内の圧力と搬送室内の圧力とを0.3Paに設定した際の帯電プレートにおける電圧値の経時変化を示すグラフである。なお、4つの帯電プレートのうち、帯電プレートCとプラズマ生成部との間の距離が最も小さく、帯電プレートDとプラズマ生成部との間の距離が2番目に小さく、帯電プレートBとプラズマ生成部との間の距離が2番目に大きく、帯電プレートAとプラズマ生成部との間の距離が最も大きい。
図4が示すように、各処理室内の圧力が1×10-3Paである場合には、プラズマ生成部からの距離が小さい帯電プレートほど、帯電プレートが除電されやすいことが認められた。また、各処理室内の圧力が1×10-3Paである場合には、プラズマ生成部に最も近い帯電プレートであっても、帯電プレートの電圧値が-100Vに到達するまでに150秒以上要することが認められた。また、除電処理の開始から200秒が経過した時点においても、帯電プレートAの電圧値はおよそ-600Vであり、帯電プレートBの電圧値はおよそ-400Vであり、帯電プレートDの電圧値はおよそ-200Vであることが認められた。
図5が示すように、各処理室内の圧力が0.3Paである場合には、除電処理の開始から200秒が経過した時点において、全ての帯電プレートにおいて、電圧値が-200Vを下回ることが認められた。また、各処理室内の圧力が1×10-3Paである場合と、各処理室内の圧力が0.3Paである場合とにおいて、同一の帯電プレートの電圧値を比べたところ、いずれの帯電プレートにおいても、各処理室内の圧力が0.3Paである場合に、除電処理の開始時点から100秒後までにおける電圧値の絶対値が低下する速度が高い、あるいは同程度であることが認められた。
このように、各処理室内の圧力が1×10-3Paである場合に比べて、各処理室内の圧力が0.3Paである場合に、支持面が除電されやすく、かつ、支持面の面内における除電の程度におけるばらつきが小さいことが認められた。
なお、各処理室内の圧力は、0.3Paよりも高く設定することができ、例えば10.0Pa以下、より好ましくは0.5Pa以下に設定することができる。各処理室内の圧力を10.0Paより大きくすると、支持面の除電されやすさはほとんど変わらない反面、プラズマ処理時のプロセス条件よりも1桁以上圧力が高くなり、圧力調整のための排気時間を設ける必要があるため好ましくない。すなわち、各処理室内の圧力が10.0Pa以下であることによって、支持面の除電されやすさを維持しつつ、除電処理とプラズマ処理とを切り替える際に、圧力調整に要する時間が長くなることが抑えられる。さらに0.1Pa以上0.5Pa以下に設定すると、プラズマ処理時のプロセス条件とほぼ同等となるため、圧力調整のための排気時間を設ける必要がなくなり好ましい。
以上説明したように、プラズマ処理装置、および、プラズマ処理方法の一実施形態によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)プラズマが支持部31の支持面31Fに供給されるから、基板Sbとの接触によって帯電した支持面31Fを除電することが可能である。これにより、支持部31の支持面31Fにおける吸着部32の静電吸着力の低下を抑えることが可能である。
(2)搬送空間11S内に生成されたプラズマに含まれる荷電粒子が、搬送空間11S内の粒子、および、第1処理空間12AS内の粒子と衝突しやすくなり、これによって、荷電粒子が搬送空間11Sから第1処理空間12ASに向けて移動しやすくなる。結果として、支持面31Fに荷電粒子が供給されやすくなるから、支持面31Fが除電されやすくなる。
(3)第1位置と第2位置とから導入されるガスによって支持面31Fの近傍における圧力が調整されるから、支持面31Fの面内における圧力のばらつきが抑えられる。結果として、支持面31Fの面内において除電される程度にばらつきが生じることが抑えられる。
(4)1つの除電部を用いて支持部31の支持面31Fの除電と第2支持面の除電とを行うことが可能である。そのため、スパッタ装置10が処理室ごとに除電部を備える場合に比べて、スパッタ装置10を構成する部品の点数を減らすことが可能である。
なお、上述した実施形態は、以下のように変更して実施することができる。
[スパッタ装置]
・スパッタ装置10は、搬送室11と第1スパッタ室12Aのみを備えてもよい。この場合であっても、上述した(1)に準じた効果を得ることは可能である。
[基板処理方法]
・除電処理を行う際には、搬送室11が備えるガス導入部11Aからのガス導入と、排気部11Eによる搬送空間11S内の排気とが省略されてもよい。この場合であっても、搬送室11を第1スパッタ室12Aに接続する連通部10Pのコンダクタンスが十分に高ければ、ゲートバルブ10Gを開放することによって、第1処理空間12AS内の圧力と搬送空間11S内の圧力とを同一の圧力に調整することは可能である。すなわち、第1スパッタ室12Aが備える除電用ガス導入部34A,34Bからのガス導入と、排気部12AEによる排気とによって、搬送空間11S内の圧力を第1処理空間12AS内の圧力と同一の圧力に調整することも可能である。
[基板処理装置]
・基板処理装置は、スパッタ装置に限らず、例えば他の方法によって基板Sbに薄膜を形成する装置であってもよい。例えば、基板処理装置は、CVD装置または真空蒸着装置などであってもよい。また、基板処理装置は、基板Sbに対する成膜を行う装置に限らず、基板Sbに対して他の処理を行う装置であってもよい。基板処理装置は、例えばエッチング装置などであってもよい。いずれの装置であっても、搬送室と第1処理室とを備え、かつ、第1処理室内に支持部と吸着部とが位置する装置であればよい。
10…スパッタ装置
11…搬送室
11P…プラズマ生成部
12…スパッタ室
12A…第1スパッタ室
12B…第2スパッタ室
13…搬出入室
14…基板処理室
31…支持部
32…吸着部

Claims (5)

  1. 基板が搬送される搬送空間を画定する搬送室と、
    前記搬送空間に連通されるように構成された第1処理空間を画定する第1処理室と、
    前記第1処理空間内に位置し、前記基板を支持する第1支持面であって、前記基板において前記第1支持面に接触する面を形成する材料とは異なる材料から形成された前記第1支持面を備える第1支持部と、
    前記第1支持面に位置する前記基板を前記第1支持面に静電吸着する第1吸着部と、
    前記搬送空間内にプラズマを生成し、当該プラズマを前記基板が配置されていない前記第1支持面に供給し、これによって前記第1支持面の除電を行う除電部と、を備える
    基板処理装置。
  2. 前記除電部は、前記搬送空間内の圧力および前記第1処理空間内の圧力を0.1Pa以上10.0Pa以下に設定する
    請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記除電部は、第1位置と第2位置とからガスを供給することによって、前記第1処理空間内の圧力を0.1Pa以上10.0Pa以下に設定し、
    前記第1支持部は、前記第1支持面が広がる平面と対向する視点から見て、前記第1位置と前記第2位置とが前記第1支持面を挟むことが可能に構成されている
    請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記搬送空間に連通されるように構成された第2処理空間を画定する第2処理室と、
    前記第2処理空間内に位置し、前記基板を支持する第2支持面であって、前記基板において前記第2支持面に接触する面を形成する前記材料とは異なる材料から形成された前記第2支持面を備える第2支持部と、
    前記第2支持面に位置する前記基板を前記第2支持面に静電吸着する第2吸着部と、を備え、
    前記除電部は、前記搬送空間内にプラズマを生成し、当該プラズマを前記基板が配置されていない前記第2支持面に供給し、これによって前記第2支持面の除電を行う
    請求項1から3のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  5. 基板が搬送される搬送空間内においてプラズマを生成することと、
    前記搬送空間に連通するように構成された第1処理空間に位置し、前記基板を支持するように構成された第1支持面であって、前記基板において前記第1支持面に接触する面を形成する材料とは異なる材料から形成された前記第1支持面に前記プラズマを供給することによって、前記第1支持面を除電することと、を含む
    基板処理方法。
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