JP2023170229A - 加熱調理器 - Google Patents

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Masaya Iwadare
巌徹 松井
Gantetsu Matsui
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Abstract

【課題】被加熱物が加熱危険物である場合にはその危険度に応じて加熱を禁止し、被加熱物の危険度が低い場合には、加熱を行うことで、安全性を高めることができるとともに、使い勝手を向上させることができる加熱調理器を提供する。【解決手段】被加熱物2を収納する加熱調理庫12に設置されたカメラ14、センサ類35と、カメラ14またはセンサ類35により検出された被加熱物2を検出し、被加熱物2が加熱可能物か、加熱禁止物かを判断し、被加熱物2が加熱可能物である場合には加熱を行い、被加熱物2が加熱禁止物である場合には加熱禁止物の危険度に応じて加熱を禁止する加熱禁止処理を行う制御部30を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
特許文献1は、加熱調理部と、撮影部と、画像認識部と、調整部と、表示部とを備え、画像認識部が、被加熱物が加熱調理部に配置されていないと判定した場合、または、画像認識部が、被加熱物が異物であると判定した場合、表示部は、被加熱物に関する候補を表示しない加熱調理器を開示する。
特許文献2は、加熱室内の画像を撮影する撮影部と、画像を画像解析して被加熱物の候補を調整する画像認識部と、被加熱物の候補から選択肢を抽出する選択肢抽出部と、選択肢を表示する表示部と、選択肢の中から1つの候補の入力を択一的に受け付ける加熱条件設定ダイヤルと、を備えた加熱調理器を開示する。
特開2019-569854号公報 特開2014-202414号公報
本開示は、加熱するのが危険な被加熱物である場合にはその危険度に応じて加熱を禁止し、被加熱物の危険度が低い場合には、加熱を行うことで、安全性を高めることができるとともに、使い勝手を向上させることができる加熱調理器を提供する。
本開示における加熱調理器は、被加熱物を収納する加熱調理庫に設置された検出装置と、前記検出装置により被加熱物を検出し、前記被加熱物が加熱可能物であると判断した場合には加熱を行い、前記被加熱物が加熱禁止物であると判断した場合には加熱禁止物の危険度に応じて加熱を禁止する加熱禁止処理を行う制御部を備えている。
本開示における加熱調理器は、被加熱物が加熱禁止物である場合に、加熱を禁止するので、安全に加熱調理器を利用することができる。
実施の形態1の加熱調理器を示す斜視図 実施の形態1の加熱調理器の操作パネルを示す図 実施の形態1の加熱調理器の機能構成を示すブロック図 実施の形態1の動作を示すフローチャート 実施の形態2の動作を示すフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、例えば、加熱調理器としての電子レンジで被加熱物を温める際、庫内のカメラ画像から被加熱物を特定し、自動加熱をする技術がある。そして、カメラ画像に基づいて、被加熱物が加熱をすると危険なものである場合、加熱を禁止することが行われていた。
しかしながら、加熱禁止物の誤検出が起きた際、電子レンジの加熱が禁止されてしまい、加熱が出来なくなってしまうという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、加熱するのが危険な被加熱物である場合にはその危険度に応じて加熱を禁止し、被加熱物の危険度が低い場合には、加熱を行うことで、安全性を高めることができるとともに、使い勝手を向上させることができる加熱調理器を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図面を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.加熱調理器の構成]
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。
図1に示すように、加熱調理器1は、箱型の筐体10を備えている。筐体10の前面には、開口11が形成されており、筐体10の内部は、被加熱物2を格納して調理を行うための加熱調理庫12とされている。
また、加熱調理庫12は、庫内側面に設けられた照明部13を備えている。照明部13は、加熱調理庫12の庫内側面から内部全体の照明を行う。
また、加熱調理庫12は、庫内上面に設けられた検出装置としてのカメラ14を備えている。カメラ14が加熱調理庫12の庫内上部に据付けられることで、庫内上部から加熱調理庫12の庫内全体を撮影することができる。
加熱調理器1は、カメラ14により、加熱調理庫12に収納された被加熱物2の撮影を行うことで、撮影された画像情報から、被加熱物2に関連する加熱情報を検知するよう構成されている。また、カメラ14は、被加熱物2に設けられたバーコード、QRコード(登録商標)などコード情報を読み取ることも可能とされている。
筐体10の前面には、開口11の一側辺を中心として左右に開閉可能とされた扉15が取付けられている。
筐体10の前面であって、開口11および扉15の上方には、表示部21と、操作部22とを備えた操作パネル20が設けられている。
図2は、本開示の実施の形態1の加熱調理器1の操作パネル20を示す図である。
図2に示すように、操作パネル20には、加熱制御情報を表示するLED表示素子などからなる表示部21と、各種調理メニュー設定や特殊操作を行うための数字ボタン(操作部22)と、被加熱物2の加熱処理を開始するためのスタートボタン(操作部22)と、を備えている。
[1-1-2.制御構成]
図3は、本開示の実施の形態1における加熱調理器1の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、加熱調理器1は、制御部30を備えている。制御部30は、例えば、CPUやMPUなどのプログラムを実行するプロセッサおよびROM、RAMなどのメモリを備え、プロセッサが、メモリに記憶された制御プログラムを読み出して処理を実行するように、ハードウェア及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。
制御部30は、被加熱物認識部31と、加熱禁止物判断部32と、動作制御部33と、を備えている。
また、加熱調理器1は、記憶部34を備えている。記憶部34には、例えば、あらかじめ取得された被加熱物2の画像情報、コード情報、被加熱物2の寸法情報、重量情報などが記憶されている。さらに、記憶部43には、各加熱禁止物に対する、危険度とそれに対する処理の流れについても記憶される(例えば、ペットボトルは危険度高、加熱禁止、ソースは危険度低、ユーザー報知のみなど)。ここで、コード情報は、被加熱物2の情報とを関連付けた状態、すなわち、各被加熱物が加熱禁止物であるか否かの情報、また加熱禁止物である場合にはその危険度の情報、各被加熱物の加熱出力や加熱時間に関する情報(例えば、加熱出力1200W 加熱時間1分30秒)等であって、これは記憶部34に記憶されている。
制御部30には、表示部21と、発音部23とを備えた報知部24が接続されている。発音部23は、例えば、加熱調理器1に設けられたブザーやスピーカーなど音を発する部材により構成されている。
また、制御部30には、操作部22が接続されており、操作部22の操作情報が制御部30に送られる。
また、制御部30には、被加熱物2の加熱処理を行う加熱部25が接続されている。制御部30すなわち動作制御部33は、操作部22の操作情報に基づいて、加熱部25の動作制御を行う。
また、動作制御部33は、カメラ14、報知部24、加熱部25の動作を制御する。
制御部30には、カメラ14が接続されている。さらに、他の検出装置として、温度センサ、重量センサ、赤外線センサなどの各種センサ類35が接続されている。
本実施の形態においては、カメラ14がメインの検出装置として機能し、他の各種センサは、サブの検出装置として機能する。
カメラ14による撮影画像は、画像情報として制御部30に送られる。各種センサによる検出情報は、例えば、加熱調理庫12の庫内温度、被加熱物2の重量、被加熱物2の温度として制御部30に送られる。
制御部30の被加熱物認識部31は、カメラ14による画像情報に基づいて、加熱調理庫12に収容された被加熱物2を認識する。
加熱禁止物判断部32は、被加熱物認識部31により認識された被加熱物2と、記憶部34に記憶されている被加熱物2の画像情報とを対比することで、被加熱物認識部31により認識された被加熱物2が加熱禁止物であるか否かを判断する。
例えば、カメラ14の画像情報と記憶部34に記憶されている画像情報とを比較して、「ペットボトルが95%の確率で存在している」という情報が出力された場合、「ペットボトルが90%以上の確率で存在しているとき、ペットボトルが存在すると判定する」という条件にしておくと、被加熱物2はペットボトルであると判定される。
また例えば、「ソースが50%以上の確率で存在しているとき、ソースが存在していると判定する」の様な判定基準は記憶部34にあらかじめ記憶しておき、記憶部34から読み出すように構成されている。
複数種類の被加熱物2が認識された場合は、例えば「弁当が90%以上の確率で存在し、かつソースが50%以上の確率で存在するとき、ソースが存在していると判定する」という判定基準にしてもよい。このようにすれば、ソースは弁当の上面に貼り付けられることが多いため、組合せにより確実にソースであることが判定できる。
なお、被加熱物2の種類の確からしさ(確率すなわち%)については、人工知能・機械学習・ディープラーニングといった手法で確からしさを出力してもよい。
なお、これら例示した判断のしきい値は、任意に設定することができる。
また、加熱物2が加熱禁止物であるか否かを判断する場合に、カメラ14により被加熱物2に設けられたコード情報を読み取り、このコード情報に基づいて、記憶部34に記憶された被加熱物2の情報を取得するようにしてもよい。
このコード情報に基づく被加熱物2の情報により、加熱禁止物であるか否か、加熱禁止物である場合に危険度が高いか低いか、を判断することができる。
また、コード情報は、カメラ14による被加熱物2の画像情報を取得する際に、同時に、取得することで、画像情報と、コード情報とに基づいて被加熱物2が加熱禁止物であるか否か、加熱禁止物である場合に危険度が高いか低いか、を判断するようにしてもよい。
一方、カメラ14による被加熱物2の画像情報を取得して、画像情報に基づいて被加熱物2が加熱禁止物であるか否か、加熱禁止物である場合に危険度が高いか低いか、を判断した後、コード情報に基づいて、画像情報に基づく判断が正しいか正しくないかを補強するようにしてもよい。
また、カメラ14による被加熱物2の画像情報とともに、センサ類35による被加熱物2の温度情報、重量情報などを取得し、これら複数の情報に基づいて被加熱物2の認識、加熱禁止物であるか否か、加熱禁止物の危険度を判断するようにしてもよい。
この場合に、カメラ14による被加熱物2の画像情報と、センサ類35による検出情報とを同時に用いて判断を行うようにしてもよいし、カメラ14による被加熱物2の画像情報を補足するために、センサ類35の検出情報を用いて判断を行うようにしてもよい。
このように複数の情報に基づいて、被加熱物2の判断を行うことで、判断精度を向上させることができる。
センサ類35としては、例えば赤外線センサやサーミスタ等の温度検知センサやマイクロ波の入射波や反射波を検知するセンサ、重量センサ等がある。
この場合に、カメラ14による画像情報に基づいて被加熱物2に対する最初の判断をした場合、この判断結果により、他の情報を利用するか否かを決定してもよいし、最初の判断結果により、他の情報のうちどの情報を利用するかを決定してもよい。
また、例えば、最初の判断に基づいて、2つめの情報を用いた判断結果に基づいて、3つめに利用する情報を決定してもよい。
また、カメラ14による画像情報、コード情報、センサ類35の情報による被加熱物2の判断結果が異なる場合、判断結果が多い方に決定するようにしてもよい。
カメラ14による画像情報を用いた被加熱物2の判断方法を複数種類実施する場合であってもよい。例えば、複数のディープラーニングの手法や学習モデルを用いたり、ディープラーニングと画像処理による検出を両方用いたりしてもよい。
また、いずれかの情報で被加熱物2の判断ができなかった場合、被加熱物2の判断失敗としてもよい。
このように処理することで、被加熱物2の判断の認識率を向上させることができる。
また、カメラ14による被加熱物2の画像情報を取得した後、他の情報を利用するのは、被加熱物2が加熱禁止物であると判断した場合にのみ行うようにしてもよい。
このように、被加熱物2が加熱禁止物でないと判断された場合には、直ちに被加熱物2の加熱処理を行うので、加熱禁止物の危険度を判断する必要がなく、処理速度を速めることができる。
また、カメラ14による画像情報を用いる場合、例えば、被加熱物2の特徴的なシール、マーク、被加熱物2全体の形状、被加熱物2の一部の形状、被加熱物2の色情報などに基づいて判断するようにしてもよい。
このように被加熱物2の画像情報全体で画像処理を行うのではなく、被加熱物2の特定部分の処理を行うことで、判断精度の向上、処理時間の短縮が可能となる。
制御部30は、加熱禁止物判断部32により、被加熱物2が加熱禁止物であると判断した場合は、加熱禁止物の危険度に応じて、危険度が高いと判断した場合に加熱を禁止する加熱禁止処理を行う。
加熱禁止物の危険度は、例えば、容器が金属で構成された缶飲料、ペットボトル飲料、卵など加熱調理器1により加熱すると危険な被加熱物2が高い危険度となる。
また、例えば、弁当などの外側に、ソース、醤油、マヨネーズなどの調味料袋が貼り付けられた被加熱物2の場合は、加熱する際には調味料袋を取り外す必要がある加熱禁止物に該当するが、危険度が低いと判断される。
これら被加熱物2の危険度については、これらに限定されるものではなく、ユーザーが任意に設定することも可能である。
そして、制御部30は、加熱禁止物の危険度が高い場合には、加熱禁止処理を行う一方、加熱禁止物の危険度が低い場合は、加熱禁止処理ではなく、報知部24による報知処理を行う。
報知処理は、制御部30から報知部24に動作信号を送ることで、表示部21により視覚による報知、および発音部23による音声による報知を行う。
危険度が高い被加熱物2以外については、加熱禁止処理を行わないことで、危険度の低いものは注意喚起をし、危険度の高いものは加熱禁止とすることができる。
なお、この場合に、被加熱物2が加熱禁止物であって、危険度が高いと判断された場合でも、強制的に加熱を可能とするようにしてもよい。
これにより、加熱禁止物の危険度の判断が誤っていた場合でも強制加熱が可能となり、危険物検知の性能を高く保ちながら、ユーザーの操作性の悪さを最小限に抑えることができる。
強制加熱は、例えば、通常の加熱より低い出力で行うようにしてもよい。
強制加熱を可能とする場合の判断は、被加熱物2が加熱禁止物である場合の危険度の判断のしきい値を変更して判断してもよいし、被加熱物2の種類によっては、強制加熱を不可としてもよい。
加熱禁止物の強制加熱については、例えば、操作部22に強制的に加熱を可能とする強制加熱ボタンを設けるようにしてもよい。その他、例えば、操作部22で特定の操作を行うことで強制的に加熱を行うことができるようにしてもよい。
この場合に、強制加熱を行っていることがユーザーにわかるように、報知部24により報知を行ってもよい。この報知部24による報知は、通常の加熱時と異なる報知を行うようにしてもよい。
なお、強制加熱を行った際に、操作部22により強制加熱を終了する強制加熱終了操作を行うことができようにしてもよい。また、強制加熱を行った場合に、所定時間のみ強制加熱を可能とし、所定時間が経過後強制加熱を自動的に終了するようにしてもよい。
[1-2.動作]
次に、実施の形態1の動作について説明する。
図4は、実施の形態1の動作を示すフローチャートである。
加熱調理器1の自動加熱を開始すると、カメラ14により被加熱物2の画像情報を取得するとともに、他のセンサにより被加熱物2の検出情報を取得する(SA1)。これら各情報に基づいて、制御部30は、被加熱物2を認識する(SA2)。
制御部30は、これら画像情報および検出情報に基づいて、被加熱物2が加熱禁止物か否かを判断する(SA3)。
なお、この被加熱物2が加熱禁止物か否かを判断する(SA3)工程は省略してもよい。
制御部30は、被加熱物2が加熱禁止物であると判断した場合(SA3:YES)、制御部30は、加熱禁止物の危険度が高いか否かを判断する(SA4)。
加熱禁止物の危険度が高いと判断した場合は(SA4:YES)、制御部30は、報知部24により加熱禁止物の危険度が高い旨の報知を行うとともに(SA5)、被加熱物2の加熱を行わない加熱禁止処理を行う(SA6)。
一方、被加熱物2が加熱禁止物ではないと判断した場合は(SA3:NO)、制御部30は、被加熱物2の加熱処理を開始する(SA8)。そして、所定の加熱時間経過した後、加熱を終了する(SA9)。
また、加熱禁止物の危険度が高くないと判断した場合は(SA4:NO)、加熱禁止物が低い危険度である旨、報知部24により報知処理を行う(SA7)。
なお、加熱禁止物の危険度が高くないと判断した場合は(SA4:NO)、報知部24による報知処理を行い、扉15を開閉して、例えば、弁当の外側に貼り付けられたソースやマヨネーズの調味料袋を取り外すように、使用者に促してもよい。
また、加熱禁止物の危険度が高くないと判断した場合は(SA4:NO)、報知部24による報知処理を行った上で、通常と異なる加熱方法、例えば、ある種類の被加熱物(例えば「焼肉弁当」の通常の加熱で加熱出力1200Wかつ加熱時間1分30秒で加熱すると判断される場合であって、マヨネーズ等の調味料袋が貼り付けられていると判断された場合、通常の加熱出力よりも低い所定の加熱出力(例えば半分の出力の600W)、または/および通常の加熱時間よりも短い所定の加熱時間(例えば半分の加熱時間の45秒)で加熱してもよい。
報知処理を行った後(SA7)、制御部30は、通常の加熱方法で被加熱物2の加熱を開始し(SA8)、所定時間後加熱を終了する(SA9)。
[1-3.効果等]
以上述べたように、本実施の形態においては、被加熱物2を収納する加熱調理庫12に設置されたカメラ14、センサ類35(検出装置)と、カメラ14またはセンサ類35により検出された被加熱物2を検出し、被加熱物2が加熱可能物であると判断した場合には加熱を行い、被加熱物2が加熱禁止物であると判断した場合には加熱禁止物の危険度に応じて加熱を禁止する加熱禁止処理を行う制御部30を備えている。
これにより、被加熱物2が加熱禁止物である場合に、加熱を禁止するので、安全に加熱調理器1を利用することができる。また、被加熱物2が加熱可能物である場合は、被加熱物2が加熱禁止物であるか否かを判断する必要がないので、制御部30による処理速度を高めることができ、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、制御部30は、被加熱物2が加熱禁止物であってその危険度が低い場合は、ユーザーへの報知処理を行った上で、通常の加熱方法で加熱する、または通常の加熱方法と異なる加熱方法で加熱する。
これにより、被加熱物2が加熱禁止物であっても、危険度が低い場合には、報知処理のみを行うか、または通常の加熱方法と異なる加熱方法で加熱し、加熱禁止処理を行わないので、ユーザーの判断で加熱処理を行うことができ、使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、制御部30は、カメラ14による画像情報に基づく被加熱物2が加熱禁止物であるか否かの判断結果に応じて、複数のセンサ類35による検出情報に基づく判断処理を行うか否かを決定する。
これにより、カメラ14による画像情報に基づく判断結果に応じて、センサ類35による検出情報に基づく判断処理を行うので、毎回全ての処理を行う必要がなく、制御部30による処理速度を高めることができ、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、制御部30は、被加熱物2が加熱禁止物であると判断された場合に、ユーザーの操作により強制的な加熱を許容する制御を行う。
これにより、制御部30により、被加熱物2が加熱禁止物であるとの判断が誤っていた場合に、ユーザーの判断で、強制加熱を可能とすることで、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、制御部30は、強制加熱中に、その旨を報知する。
これにより、ユーザーは、強制加熱中か、通常の加熱中かを認識することができる。
また、本実施の形態においては、制御部30は、強制加熱を行う場合に、通常の加熱方法と異なる加熱方法で加熱する。
これにより、強制加熱を行う場合に、例えば、出力を低くするなど、安全な方法で加熱することが可能となり、安全性を向上させることができる。
(実施の形態2)
[2-1.構成]
次に、本開示の実施の形態2について説明する。
実施の形態2は、実施の形態1のものと制御部30による処理を変更したものであり、加熱調理器1の構成については、実施の形態1のものと同様である。そのため、加熱調理器1の構成については、実施の形態1の説明で用いた図1から図3を用いて説明し、実施の形態1と同様の構造、機能構成または制御方法については、その説明を省略する。
[2-2.動作]
図5は、実施の形態2の加熱調理器1における動作を示すフローチャートである。
実施の形態2と実施の形態1との違いは、本実施の形態においては、加熱中にも被加熱物2が加熱禁止物であるか否かを判断するようにしたものである。
本実施の形態においては、加熱調理器1の自動加熱を開始すると、カメラ14により被加熱物2の画像情報を取得するとともに、他のセンサにより被加熱物2の検出情報を取得する(SB1)。これら各情報に基づいて、制御部30は、被加熱物2を認識する(SB2)。
制御部30は、これら画像情報および検出情報に基づいて、被加熱物2が加熱禁止物か否かを判断する(SB3)。
なお、この被加熱物2が加熱禁止物か否かを判断する(SB3)工程は省略してもよい。
制御部30は、被加熱物2が加熱禁止物であると判断した場合(SB3:YES)、制御部30は、加熱禁止物の危険度が高いか否かを判断する(SB4)。
加熱禁止物の危険度が高いと判断した場合は(SB4:YES)、制御部30は、報知部24により加熱禁止物の危険度が高い旨の報知を行うとともに(SB5)、被加熱物2の加熱を行わない加熱禁止処理を行う(SB6)。
一方、上記のSB4にて加熱禁止物の危険度が高くないと判断した場合は(SB4:NO)、加熱禁止物が低い危険度である旨、報知部24により報知処理を行う(SB7)。
なお、加熱禁止物の危険度が高くないと判断した場合は(SB4:NO)、報知部24による報知処理を行い、扉15を開閉して、例えば弁当の外側に貼り付けられたソースやマヨネーズの調味料袋を取り外すように、使用者に促してもよい。
また、加熱禁止物の危険度が高くないと判断した場合は(SB4:NO)、報知部24による報知処理を行った上で、通常と異なる加熱方法、例えば、ある種類の被加熱物(例えば「焼肉弁当」の通常の加熱で加熱出力1200Wかつ加熱時間1分30秒で加熱すると判断される場合であって、マヨネーズ等の調味料袋が貼り付けられていると判断された場合、通常の加熱出力よりも低い所定の加熱出力(例えば半分の出力の600W)、または/および通常の加熱時間よりも短い所定の加熱時間(例えば半分の加熱時間の45秒)で加熱してもよい。
SB7にて報知処理を行った後(SB7)、あるいは、被加熱物2が加熱禁止物ではないと判断した場合は(SB3:NO)、制御部30は、通常の加熱方法で被加熱物2の加熱処理を開始する(SB8)。
被加熱物2の加熱を開始すると(SB8)、制御部30は、カメラ14による画像情報またはセンサ類35による検出情報を取得し(SB9)、被加熱物2が加熱禁止物であり、その危険度が高いか否かを判断する(SB10)。
制御部30は、被加熱物2が加熱禁止物の危険度が高いと判断した場合は(SB10:YES)、制御部30は、被加熱物2の加熱を停止し、報知部24により加熱禁止物の危険度が高い旨の報知を行う(SB13)。
制御部30は、被加熱物2が加熱禁止物ではあるが、危険度が低いと判断した場合は(SB10:NO)、所定の加熱時間経過したか否か判断し(SB11)、所定の加熱時間が経過したと判断した場合は(SB11:YES)、加熱を終了する(SB12)。
制御部30は、所定の加熱時間が経過していないと判断した場合は(SB11:NO)、被加熱物2の情報を取得し(SB9)、所定の加熱時間が経過するまで、このルーチンを繰り返し行う。
[2-3.効果等]
以上述べたように、本実施の形態においては、制御部30は、被加熱物2を加熱調理中に、カメラ14、センサ類35(検出装置)により、被加熱物2が加熱禁止物であるか否かを判断し、加熱中の被加熱物2が加熱禁止物である場合、加熱中断処理または報知処理を行う。
これにより、加熱中の被加熱物2が加熱禁止物であるか否かを判断するので、より安全性を高めることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1および実施の形態2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
前述の実施の形態では、加熱調理器1の記憶部34に、被加熱物2の画像情報やコード情報などの各種情報を記憶させるようにしたが、本開示はこれに限定されない。例えば、加熱調理器1と通信可能に構成されたクラウドサーバや加熱調理器1が設置される店舗の管理用サーバに各種情報を記録するようにしてもよい。これにより、新たに危険物の情報(例えば卵、破裂する可能性の高い缶詰め等)をクラウドサーバ経由や管理用サーバ経由で更新することができる。
この場合は、加熱調理器1からサーバにアクセスして各種情報を取得することで、加熱禁止処理、報知処理などの各種処理を行うようにしてもよい。
また、加熱調理器1からサーバに画像情報や検出情報を送信することで、サーバにおいて、被加熱物2が加熱禁止物であるか否か、加熱禁止物の危険度が高いかといった判断を行うようにしてもよい。
本開示は、被加熱物が加熱禁止物であるか否か、加熱禁止物である場合その危険度が高いか否かを判断することで、安全に利用することができるとともに、制御部による処理速度を高めることができ、ユーザーの使い勝手を向上させることができる加熱調理器として好適に利用することが可能である。
1 加熱調理器
2 被加熱物
10 筐体
11 開口
12 加熱調理庫
13 照明部
14 カメラ
15 扉
20 操作パネル
21 表示部
22 操作部
23 発音部
24 報知部
25 加熱部
30 制御部
31 被加熱物認識部
32 加熱禁止物判断部
33 動作制御部
34 記憶部
35 センサ類

Claims (8)

  1. 被加熱物を収納する加熱調理庫に設置された検出装置と、
    前記検出装置により被加熱物を検出し、前記被加熱物が加熱可能物であると判断した場合には加熱を行い、前記被加熱物が加熱禁止物であると判断した場合には加熱禁止物の危険度に応じて加熱を禁止する加熱禁止処理を行う制御部を備えている
    加熱調理器。
  2. 前記制御部は、前記被加熱物が加熱禁止物であってその危険度が低い場合は、ユーザーへの報知処理を行った上で、通常の加熱方法で加熱する、または通常の加熱方法と異なる加熱方法で加熱する
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記制御部は、前記被加熱物を加熱調理中に、前記検出装置により、前記被加熱物が加熱禁止物であるか否かを判断し、加熱中の前記被加熱物が加熱禁止物である場合、加熱中断処理または報知処理を行う
    請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記検出装置は、前記被加熱物の画像情報を取得するカメラと、複数のセンサとにより構成され、
    前記制御部は、前記カメラによる画像情報と、複数の前記センサによる検出情報とに基づいて、前記被加熱物が加熱禁止物であるかないかを判断する
    請求項1に記載の加熱調理器。
  5. 前記制御部は、前記カメラによる画像情報に基づく前記被加熱物が加熱禁止物であるか否かの判断結果に応じて、複数の前記センサによる検出情報に基づく判断処理を行うか否かを決定する
    請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記制御部は、前記被加熱物が加熱禁止物であると判断された場合に、ユーザーの操作により強制的な加熱を許容する制御を行う
    請求項1に記載の加熱調理器。
  7. 前記制御部は、強制加熱中に、その旨を報知する
    請求項6に記載の加熱調理器。
  8. 前記制御部は、強制加熱を行う場合に、通常の加熱方法と異なる加熱方法で加熱する
    請求項6に記載の加熱調理器。
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