JP2023169627A - 電気拭き掃除機、掃除機システム、及び、拭き掃除用ヘッド - Google Patents

電気拭き掃除機、掃除機システム、及び、拭き掃除用ヘッド Download PDF

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悠文 黒川
Hisafumi Kurokawa
映吾 清水
Eigo Shimizu
浩志郎 ▲高▼野
Koshiro Takano
雅俊 佐藤
Masatoshi Sato
洋平 朝日
Yohei Asahi
麻紀子 辻
Makiko Tsuji
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Abstract

Figure 2023169627000001
【課題】拭き掃除後に被清掃面が乾くまでの時間を短縮する上で有利になる電気拭き掃除機、掃除機システム、及び、拭き掃除用ヘッドを提供する。
【解決手段】本開示に係る電気拭き掃除機は、被清掃面に接しながら回転可能な拭き清掃体と、拭き清掃体を回転させる駆動手段と、被清掃面から空気とともに塵埃を吸い込むための吸込開口と、吸込開口から吸い込まれた空気の通路になる吸込風路と、被清掃面へ向けて空気を排出するための排気開口と、排気開口へ流れる空気の通路になる排気風路と、を備える。
【選択図】図3

Description

本開示は、電気拭き掃除機、掃除機システム、及び、拭き掃除用ヘッドに関する。
下記特許文献1に開示された表面洗浄装置は、被洗浄面を横切って移動するように適合された基部と、流体送出システムと、回収システムとを含むハウジングを備える。表面洗浄装置は、硬質表面及び軟質表面を含む多種多様な表面を洗浄するように、また、湿式洗浄、乾式バキューム洗浄及び自己洗浄を含む様々な洗浄モードで洗浄する。
特開2020-110591号公報
雑巾を使った拭き掃除は、膝・腰・手首・指などの関節を曲げる動作が必要である。汚れを落とすためには手に強い力を込めて擦ることも多く、負担が大きい。そのような負担を解消するため、関節を曲げたり強い力を入れたりすることを不要とする、立ったまま拭き掃除ができるスティック型の電動拭きクリーナが販売されている。しかし、現在販売されている電動拭きクリーナは、拭き掃除後に濡れた床が乾くまでに時間がかかるという課題がある。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、拭き掃除後に被清掃面が乾くまでの時間を短縮する上で有利になる電気拭き掃除機、掃除機システム、及び、拭き掃除用ヘッドを提供することを目的とする。
本開示に係る電気拭き掃除機は、被清掃面に接しながら回転可能な拭き清掃体と、拭き清掃体を回転させる駆動手段と、被清掃面から空気とともに塵埃を吸い込むための吸込開口と、吸込開口から吸い込まれた空気の通路になる吸込風路と、被清掃面へ向けて空気を排出するための排気開口と、排気開口へ流れる空気の通路になる排気風路と、を備えるものである。
本開示に係る掃除機システムは、上記電気拭き掃除機と、電気拭き掃除機を充電する充電台と、を備える掃除機システムであって、充電台は、電気拭き掃除機の排気開口から排出された空気が拭き清掃体へ流れるように気流を案内する気流案内部を備えるものである。
本開示に係る拭き掃除用ヘッドは、掃除機本体に対して着脱可能な拭き掃除用ヘッドであって、被清掃面に接しながら回転可能な拭き清掃体と、拭き清掃体を回転させる駆動手段と、被清掃面から空気とともに塵埃を吸い込むための吸込開口と、吸込開口から吸い込まれた空気の通路になる吸込風路と、被清掃面へ向けて空気を排出するための排気開口と、排気開口へ流れる空気の通路になる排気風路と、を備えるものである。
本開示によれば、拭き掃除後に被清掃面が乾くまでの時間を短縮する上で有利になる電気拭き掃除機、掃除機システム、及び、拭き掃除用ヘッドを提供することが可能となる。
実施の形態1による電気拭き掃除機を示す斜視図である。 図1に示す電気拭き掃除機が備える拭き掃除用ヘッドの斜視図である。 図2に示す拭き掃除用ヘッドの断面側面図である。 実施の形態2による電気拭き掃除機が備える拭き掃除用ヘッドの断面側面図である。 実施の形態3による電気拭き掃除機が備える拭き掃除用ヘッドの斜視図である。 実施の形態4による電気拭き掃除機が備える拭き掃除用ヘッドの断面側面図である。 実施の形態5による電気拭き掃除機が備える拭き掃除用ヘッドの断面側面図である。 実施の形態6による電気拭き掃除機が備える拭き掃除用ヘッドの断面側面図である。 実施の形態7による掃除機システムが備える拭き掃除用ヘッド及び充電台の断面側面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360°となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180°となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。また、以下に示す実施の形態に示した構成は、本開示による技術的思想の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示に記載の複数の技術的思想を組み合わせることも可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略または変更することも可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による電気拭き掃除機1を示す斜視図である。図2は、図1に示す電気拭き掃除機が備える拭き掃除用ヘッド3の斜視図である。図3は、図2に示す拭き掃除用ヘッド3の断面側面図である。
図1に示すように、実施の形態1による電気拭き掃除機1は、掃除機本体2と、拭き掃除用ヘッド3とを備える。本開示では、掃除機本体2の形態は特に限定されない、図1では、例として、コードレスタイプの縦型電気掃除機の構成を示す。
本実施の形態における電気拭き掃除機1は、拭き掃除用ヘッド3が着脱可能である。ただし、本開示における電気拭き掃除機は、拭き掃除用ヘッドが取り外しできないものでもよい。
図1に示す例では、掃除機本体2に接続された延長管4の先端に拭き掃除用ヘッド3が接続されている。延長管4を使用せずに、拭き掃除用ヘッド3を掃除機本体2に直接接続して使用することもできる。
以下の説明では、塵埃及びその他のゴミを総称して単に「塵埃」と呼ぶ場合がある。また、塵埃が混じった空気を「含塵空気」と呼ぶ場合がある。そして、塵埃が取り除かれた空気を「清浄空気」と呼ぶ場合がある。
本開示において、拭き掃除用ヘッド3についての前後の方向は、図1から図3中の矢印で示す方向に相当する。例えば、図1に示す電気拭き掃除機1を用いて清掃する使用者にとっての前方が拭き掃除用ヘッド3についての前の方向に相当し、当該使用者にとっての後方が拭き掃除用ヘッド3についての後ろの方向に相当する。また、使用者が拭き掃除用ヘッド3を前後にストロークさせる際に拭き掃除用ヘッド3が前方に移動することを「ストローク前進」と称し、拭き掃除用ヘッド3が後方に移動することを「ストローク後退」と称する場合がある。また、原則として、拭き掃除用ヘッド3が水平な被清掃面に載置されているものとして説明する。また、前後方向に対して直交する方向を「横方向」と称する。
図1に示すように、掃除機本体2は、本体部13と、操作部14と、ハンドル部15と、集塵部16と、吸込・排気管17とを備える。吸込・排気管17に延長管4が接続されている。
本体部13には、吸引風を発生させるための電動送風機と、電源となる充電池と、制御部50とが内蔵されている。本体部13から吸込・排気管17が突出している。図示の例の本体部13は、吸込・排気管17及び延長管4の長手方向と同じ方向に細長い形状を有する。操作部14は、使用者が電気拭き掃除機1の運転を制御するために操作する部分である。ハンドル部15は、使用者が清掃時に把持する部分である。操作部14は、ハンドル部15、またはその近くに配置されている。図示の例のハンドル部15は、湾曲した形状を有するが、変形例としてハンドル部15の少なくとも一部が本体部13の長手方向に沿って延びる形状を有していてもよい。集塵部16は、本体部13に対して取り付けられている。集塵部16は、例えば、サイクロン式のものでもよいし、紙パック式のものでもよい。排気口18が本体部13に形成されている。
充電台(図示省略)に電気拭き掃除機1が収納されると、電気拭き掃除機1の充電が行われる。電気拭き掃除機1の使用後は、電気拭き掃除機1は、充電台に備えた支持部で接触支持される。充電台の支持部と本体部13には、接触式の充電機構が備えられている。本体部13と当該支持部とが接触することにより、本体部13の充電池に充電される。
図2に示すように、拭き掃除用ヘッド3は、ヘッド本体5と、連結管6とを備える。図示の例において、ヘッド本体5は、上ケース5aと下ケース5bとが組み合わされた構造を有する。ヘッド本体5は、外観において横方向に細長い形状を有する。ヘッド本体5は、平面視においてほぼ長方形を呈する。連結管6は、ヘッド本体5の長手方向のほぼ中心において、ヘッド本体5の後面側に配置される。ヘッド本体5の長手方向は、拭き掃除用ヘッド3の前後方向に対して垂直な方向かつ被清掃面に平行な方向である。連結管6は、1または複数の回転軸を中心に回動可能な関節構造を有している。当該関節構造により、被清掃面に対する連結管6の中心軸の角度及び方向を変えることができる。
図3に示すように、ヘッド本体5の内部に、拭き清掃体7が設けられている。拭き清掃体7の一部は、ヘッド本体5の底面に形成された開口から露出する。拭き清掃体7の当該一部は、被清掃面に接する。拭き清掃体7は、被清掃面に接しながら回転可能である。本実施の形態において、拭き清掃体7の回転軸は、ヘッド本体5の長手方向に対して平行であり、被清掃面に対して平行である。拭き清掃体7は、全体として、円筒状の外形を有する。本開示では、変形例として、被清掃面に対して垂直な回転軸を中心に拭き清掃体が回転するように設けられていてもよい。
拭き掃除用ヘッド3は、拭き清掃体7を回転させる駆動手段(図示省略)を備える。駆動手段は、例えば、電気モーターでもよいし、エアータービンでもよい。拭き掃除用ヘッド3は、拭き清掃体7の回転力によって前進可能な自走式のものでもよい。
拭き清掃体7のうち、被清掃面に接する部分は、液体を浸透させることができるように構成されている。拭き清掃体7の具体的な仕様は、特に限定されない。例えば、拭き清掃体7は、その外周面に、マイクロファイバー製の植毛を多数取り付けたものでもよい。拭き清掃体7は、床面等の被清掃面に付着した汚れを拭き取る役割を果たす。また、駆動手段により拭き清掃体7が回転することで、拭き清掃体7が被清掃面と接触した状態で、被清掃面に対して拭き清掃体7の拭き取り面が高速で移動し、何度も拭き取る。このため、力を込めてこすらなくとも、被清掃面の汚れを落とすことが可能となる。
拭き清掃体7に浸透させる液体としては、特に限定されないが、例えば、水、除菌液、ワックスなどが挙げられる。水を拭き清掃体7に浸透させることで、水拭き清掃を行うことができる。除菌液を拭き清掃体7に浸透させることで、除菌液拭きを行うことができる。ワックスを拭き清掃体7に浸透させることで、床面のワックスがけを行うことができる。また、液体を拭き清掃体7に浸透させずに、乾拭きを行ってもよい。
電気拭き掃除機1の使用時に、使用者が手動で液体を拭き清掃体7に浸透させてもよい。あるいは、電気拭き掃除機1は、液体を自動で拭き清掃体7に供給する機構を備えていてもよい。また、電気拭き掃除機1は、拭き清掃体7から液体を自動で回収する機構を備えていてもよい。
ヘッド本体5の底面に、第一吸込開口8と、第二吸込開口9と、排気開口10とが設けられている。第一吸込開口8及び第二吸込開口9は、被清掃面から空気とともに塵埃を吸い込むための吸込開口に相当する。本実施の形態では、第一吸込開口8及び第二吸込開口9の二つが設けられているが、本開示では、吸込開口が一つだけ設けられていてもよい。排気開口10は、被清掃面へ向けて空気を排出するための開口である。
ヘッド本体5の内部に、吸込風路11,12と、排気風路19とが設けられている。吸込風路11は、第二吸込開口9から吸い込まれた空気の通路になる。吸込風路12は、第一吸込開口8から吸い込まれた空気の通路になる。排気風路19は、排気開口10へ流れる空気の通路になる。
連結管6の内部に、吸気風路20と、排気風路21とが形成されている。吸気風路20は、吸込風路11,12に連通する。排気風路21は、排気風路19に連通する。
電気拭き掃除機1を使用する際に、使用者が、電気拭き掃除機1を充電台から取り外し、操作部14を操作すると、本体部13内の電動送風機が駆動され、動作を開始する。使用者は、拭き掃除用ヘッド3のヘッド本体5の底面を被清掃面に密着させ、ヘッド本体5を被清掃面上で移動させるなどして、掃除を行う。被清掃面上の塵埃等が、空気と共に、第一吸込開口8及び第二吸込開口9からヘッド本体5内に吸い込まれる。ヘッド本体5に吸い込まれた含塵空気は、吸込風路11,12と、吸気風路20と、延長管4内に形成された吸気風路と、吸込・排気管17内に形成された吸気風路とを通って、集塵部16に流入する。集塵部16にて含塵空気から塵埃が分離され、その分離された塵埃が集塵部16に回収される。集塵部16を通過した清浄空気は、電動送風機を通過して、その一部が本体部13の排気口18から外部へ排出される。残りの清浄空気は、吸込・排気管17内に形成された排気風路と、延長管4内に形成された排気風路と、連結管6内の排気風路21と、ヘッド本体5内の排気風路19とを通って、排気開口10から被清掃面へ向けて排出される。
なお、掃除機本体2の吸込・排気管17から延長管4を取り外し、拭き掃除用ヘッド3の連結管6を直接吸込・排気管17に接続した状態で電気拭き掃除機1を使用してもよい。
本実施の形態であれば、拭き清掃体7による拭き掃除と、第一吸込開口8あるいは第二吸込開口9からのゴミの吸引とを同時に行うことができる。これにより、拭き清掃体7にゴミが付着しにくいので、拭き清掃体7が汚れることを確実に抑制できる。さらに、本実施の形態であれば、排気開口10から清浄空気が被清掃面へ向けて排出されるので、拭き清掃体7による拭き掃除によって濡れた被清掃面の乾燥を促進することができる。このため、被清掃面が乾くまでの時間を短縮できる。
図3に示す構成例において、ヘッド本体5の内部には、第一仕切板22及び第二仕切板23が設けられている。上ケース5aの内壁と、第一仕切板22との間の隙間により、排気風路19が形成される。第一仕切板22と第二仕切板23との間の隙間により、吸込風路12が形成される。第二仕切板23は、吸込風路11と吸込風路12との間を隔てる。吸込風路11内に、回転自在に支持された拭き清掃体7が収納されている。吸込風路11と吸込風路12とは、連結管6の手前で、合流する。
上ケース5aの前壁5cの下端と、第一仕切板22の先端との間に、排気開口10が形成される。第一仕切板22の先端と、第二仕切板23の先端との間に、第一吸込開口8が形成される。第二仕切板23の先端と、拭き清掃体7との間に、第二吸込開口9が形成される。
ヘッド本体5と連結管6との接続部においては、ヘッド本体5と連結管6との角度が変化しても、排気風路19と排気風路21とをつなぐ風路を形成できるような形状・構造となっている。そのような形状・構造については、特に限定されない。図示の例においては、蛇腹形状部24を介して排気風路19と排気風路21とが接続されている。
本実施の形態では、拭き清掃体7よりも前方に第一吸込開口8及び第二吸込開口9が配置されている。これにより、ストローク前進時に、床のゴミが拭き清掃体7に到達する前に当該ゴミを第一吸込開口8及び第二吸込開口9から吸引することができる。それゆえ、拭き清掃体7にゴミが付着して拭き清掃体7が汚れることをより確実に抑制することが可能となる。
本実施の形態では、第一吸込開口8及び第二吸込開口9よりも前方に排気開口10が配置されている。使用者の通常の動作によれば、被清掃面の同じ個所に対して、まず拭き掃除用ヘッド3がストローク前進し、次いで拭き掃除用ヘッド3がストローク後退する動きとなる。本実施の形態であれば、拭き掃除用ヘッド3がストローク前進するときに、第一吸込開口8及び第二吸込開口9よりも前方にある排気開口10から排出された空気が溝などのゴミを吹き上げ、その吹き上げられたゴミを第一吸込開口8及び第二吸込開口9から吸い込むことができる。これにより、ゴミを吸い込む性能がさらに向上する。また、ストローク後退時には、拭き清掃体7によって拭き掃除された被清掃面に対して、排気開口10からの空気を吹き付けて乾燥させることができる。以上のようにして、吸い・拭き・乾燥を、より効率的な順で行うことができる。
図3中の排気風向25は、排気開口10から排出される気流の向きを示す。本実施の形態では、排気開口10から排出されて被清掃面に当たって反射した気流が第一吸込開口8及び第二吸込開口9へ向かうように、排気風向25が設定されている。図示の例では、側面から見て、排気風向25は、斜め下後方に向いている。これにより、排気開口10から排出されて被清掃面に当たって反射した気流が、第一吸込開口8及び第二吸込開口9へ、より入りやすくなる。その結果、排気開口10から吹き付けられた空気によって舞い上がったゴミを、より確実に、第一吸込開口8及び第二吸込開口9へ誘導して吸い込むことができる。それゆえ、室内へのゴミの舞い上がりをより確実に抑えることが可能となる。
本実施の形態では、吸込風路12は、拭き清掃体7に対して、第二仕切板23によって隔てられている。このため、第一吸込開口8から吸込風路12に吸い込まれたゴミが拭き清掃体7に付着することをより確実に防止できる。特に、髪の毛・繊維等の、嵩がある軽いゴミが、第一吸込開口8から吸い込まれ、拭き清掃体7に接触せずに、連結管6に到達する。それゆえ、嵩がある軽いゴミが、拭き清掃体7に絡まることなく、集塵部16に確実に回収される。
本実施の形態では、コードレスタイプの縦型電気掃除機の構成を有する電気拭き掃除機1について説明したが、本開示による電気拭き掃除機は、当該構成に限定されない。本開示による電気拭き掃除機は、例えば、キャニスタータイプの掃除機、あるいはロボット掃除機にも適用可能である。また、本開示による拭き掃除用ヘッドは、例えば、キャニスタータイプの掃除機の本体に対して着脱可能でもよいし、あるいはロボット掃除機の本体に対して着脱可能でもよい。また、本開示による電気拭き掃除機は、充電式のものに限らず、コンセントから電源コードを介して電力供給を受けるものでもよい。
本開示による電気拭き掃除機にロボット掃除機に適用した場合においては、吸込開口よりも後方に拭き清掃体を配置し、拭き清掃体よりも後方に排気開口を配置してもよい。そのようにすることで、吸い・拭き・乾燥を、より効率的な順で行うことができる。
実施の形態2.
次に、図4を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。図4は、実施の形態2による電気拭き掃除機1が備える拭き掃除用ヘッド3Aの断面側面図である。
図4に示すように、本実施の形態における拭き掃除用ヘッド3Aは、風量比率調整板26を備える。風量比率調整板26は、図中の矢印の方向に移動可能である。風量比率調整板26が移動すると、第一吸込開口8を通過する空気の風量と、第二吸込開口9を通過する空気の風量との比率を調整できる。風量比率調整板26は、風量比率調整手段に相当する。
風量比率調整板26を下方へ移動すると、第二吸込開口9に連通する吸込風路11の流路断面積が小さくなるので、第二吸込開口9を通過する空気の風量が低下し、第一吸込開口8を通過する空気の風量が増加する。
風量比率調整板26を上方へ移動すると、第二吸込開口9に連通する吸込風路11の流路断面積が大きくなるので、第二吸込開口9を通過する空気の風量が増加し、第一吸込開口8を通過する空気の風量が低下する。
本実施の形態であれば、被清掃面のゴミに応じて、第一吸込開口8を通過する空気の風量と第二吸込開口9を通過する空気の風量との比率を調整することで、拭き清掃体7へのゴミ付着抑制効果が向上する。
例えば、被清掃面に大きいゴミが多い場合には、風量比率調整板26を下方へ移動させ、第一吸込開口8の風量を大きくする。これにより、大きいゴミを第一吸込開口8でより確実に吸引できるので、ゴミが拭き清掃体7に付着することをより確実に抑制できる。
また、被清掃面に大きいゴミがない場合には、風量比率調整板26を上方へ移動させ、第二吸込開口9の風量を大きくする。被清掃面に大きいゴミがない場合には、使用者のストローク動作が速くなったり、使用者が拭き掃除用ヘッド3Aの位置をずらしながらストローク動作を行ったりする傾向がある。そうすると、第一吸込開口8でゴミを十分に吸いきれなかった被清掃面、あるいは、第一吸込開口8が通過していない被清掃面に、第二吸込開口9を当ててしまう場合がある。そのような場合においても、第二吸込開口9の風量が大きくなっているので、ゴミが拭き清掃体7に到達する前に、第二吸込開口9に吸引されやすくなる。それゆえ、ゴミが拭き清掃体7に付着することをより確実に抑制できる。
図示の例では、第二仕切板23の連結管6側の端部に、風量比率調整板26が移動可能に接続されている。風量比率調整板26の移動は、手動でもよいし自動でもよい。手動の場合には、例えば、ヘッド本体5の側面に操作部を設け、当該操作部を使用者が動かすことで、風量比率調整板26が移動するように構成してもよい。
風量比率調整板26の可動範囲は、特に限定されない。例えば、風量比率調整板26を最も下方へ移動させたときに、風量比率調整板26の下端が下ケース5bに接して、第二吸込開口9側の吸込風路11を全閉にできるように構成してもよい。
実施の形態3.
次に、図5を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。図5は、実施の形態3による電気拭き掃除機1が備える拭き掃除用ヘッド3Bの斜視図である。
図5に示すように、本実施の形態における拭き掃除用ヘッド3Bは、調整用排気口27と、調整用排気口27を閉じたり開いたりするための開閉操作部28とを備える。調整用排気口27は、排気風路19に連通している。調整用排気口27は、被清掃面に当たらない方向へ空気を排出するための開口である。図示の例において、上ケース5aに、複数の調整用排気口27が、横方向に並んで配置されている。
開閉操作部28は、上ケース5aから外側へ突出している。開閉操作部28は、調整用排気口27を閉じることのできるシャッターにつながっている。開閉操作部28を横方向に動かすと、シャッターが連動することで、調整用排気口27が閉じたり開いたりする。全開から全閉までの間で、連続的または多段階に、調整用排気口27の開度を変えることができるように構成されていてもよい。
開閉操作部28は、調整用排気口27から排出される空気の風量を変えるための空気量調整手段に相当する。調整用排気口27を開くと、排気風路19を通る空気の一部が調整用排気口27から排出されるので、その分だけ、排気開口10から排出される空気が減少する。調整用排気口27の開度を大きくするほど、排気開口10から排出される空気が減少する。
本実施の形態であれば、調整用排気口27及び開閉操作部28により、排気開口10から排出される空気の風量を調整できる。例えば、被清掃面のゴミが多い場合、あるいは、小さい粒子のゴミが多い場合には、排気開口10から被清掃面へ向けて排出される空気によって、ゴミの舞上がりが起こる可能性がある。ゴミの舞上がりが起こると、室内へゴミが飛散したり、拭き清掃体7にゴミが付着したりしやすくなる。そのような場合には、調整用排気口27を開き、排気開口10から排出される空気の風量を少なくすることで、ゴミの舞上がりをより確実に抑制することが可能となる。
図示の例では、開閉操作部28によって調整用排気口27を手動で開閉する例について説明したが、調整用排気口27を開閉する機構はこれに限定されない。また、アクチュエータにより調整用排気口27を自動で開閉できるように構成してもよい。
実施の形態4.
次に、図6を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。図6は、実施の形態4による電気拭き掃除機1が備える拭き掃除用ヘッド3Cの断面側面図である。
図6に示すように、本実施の形態における拭き掃除用ヘッド3Cは、ゴミ除去部29を備える。ゴミ除去部29は、吸込風路11内に配置されている。ゴミ除去部29は、拭き清掃体7に接触する。図示の例において、ゴミ除去部29は、板状を呈する。第二仕切板23の連結管6側の端部から、拭き清掃体7に向かって、ゴミ除去部29が突出している。
拭き清掃体7が回転すると、ゴミ除去部29は、拭き清掃体7に付着したゴミを剥がして、拭き清掃体7からゴミを分離する。分離されたゴミは、吸込風路11から吸気風路20へ吸い込まれ、掃除機本体2の集塵部16に回収される。本実施の形態であれば、ゴミ除去部29を設けたことで、掃除中の拭き清掃体7を、より確実に清潔に保つことができる。それゆえ、拭き清掃体7から被清掃面へ汚れが付着することをより確実に防止できる。また、拭き清掃体7を洗浄する頻度を低減できる。
なお、ゴミ除去部29の形状は、図示の例に限定されない。また、複数のゴミ除去部29を設けてもよい。
実施の形態5.
次に、図7を参照して、実施の形態5について説明するが、前述した実施の形態1,4との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。図7は、実施の形態5による電気拭き掃除機1が備える拭き掃除用ヘッド3Dの断面側面図である。
図7に示すように、本実施の形態における拭き掃除用ヘッド3Dは、前述した実施の形態4の拭き掃除用ヘッド3Cと比べて、ゴミ除去部29が拭き清掃体7に接触する接触位置と、ゴミ除去部29が拭き清掃体7に接触しない非接触位置とに、ゴミ除去部29が手動で移動可能である点が異なる。図7中では、非接触位置にあるゴミ除去部29が破線で示され、接触位置にあるゴミ除去部29が実線で示されている。ゴミ除去部29は、回転軸30を中心に回転移動可能である。回転軸30は、第二仕切板23の連結管6側の端部に位置する。回転軸30は、ゴミ除去部29の基端部に位置する。接触位置にあるゴミ除去部29の先端は、拭き清掃体7に接触する。ゴミ除去部29が接触位置から非接触位置へ回転移動すると、ゴミ除去部29の先端は、拭き清掃体7から離れる。
ゴミ除去部29を手動で移動させる機構は、いかなる機構でもよい。例えば、ヘッド本体5の側面に、回転軸30につながる操作レバーを設け、操作レバーを使用者が動かすことで、ゴミ除去部29が接触位置と非接触位置との間で移動するようにしてもよい。また、ゴミ除去部29の移動方向も特に限定されない。例えば、ゴミ除去部29がスライドすることで接触位置と非接触位置との間で移動するように構成してもよい。
本実施の形態であれば、拭き清掃体7にゴミが付着していないときには、ゴミ除去部29を非接触位置に切り替えることで、拭き清掃体7の回転抵抗を低減できる。その結果、拭き清掃体7の回転速度が増加し、拭き性能をさらに向上させることが可能となる。
実施の形態6.
次に、図8を参照して、実施の形態6について説明するが、前述した実施の形態1,4,5との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。図8は、実施の形態6による電気拭き掃除機1が備える拭き掃除用ヘッド3Eの断面側面図である。
図8に示すように、本実施の形態における拭き掃除用ヘッド3Eは、前述した実施の形態5の拭き掃除用ヘッド3Dと比べて、ゴミ検知部31と、ゴミ除去部29を自動で移動させるアクチュエータ(図示省略)とを備える点が異なる。当該アクチュエータは、回転軸30を回転させることで、ゴミ除去部29を、接触位置と非接触位置との間で移動させる。掃除機本体2に設けられた制御部50は、当該アクチュエータの動作を制御する。
ゴミ検知部31は、拭き清掃体7に付着するゴミを検知する。ゴミ検知部31は、吸込風路11内に配置されている。図示の例において、第二仕切板23にゴミ検知部31が取り付けられている。ゴミ検知部31は、拭き清掃体7の表面に向かい合う位置に配置される。ゴミ検知部31が検知した信号は、制御部50に送信される。
ゴミ検知部31は、拭き清掃体7に付着するゴミをいかなる原理で検知するものでもよい。例えば、ゴミ検知部31は、埃センサを用いたものでもよい。埃センサが検知する吸込塵埃量が多いと、拭き清掃体7に付着する埃が多い、あるいは、拭き清掃体7に埃が多く付着する可能性が高い、と制御部50が判断してもよい。また、ゴミ検知部31は、拭き清掃体7の表面の色を検知する色センサを用いたものでもよい。色センサが検知する色が、拭き清掃体7の本来の色と異なる場合、あるいは色ムラがある場合には、拭き清掃体7にゴミが付着していると制御部50が判断しても良い。
制御部50は、ゴミ検知部31の検知結果に応じてアクチュエータの動作を制御することで、ゴミ除去部29を接触位置と非接触位置との間で自動で移動させる。例えば、制御部50は、拭き清掃体7に付着したゴミをゴミ検知部31が検知するとゴミ除去部29を接触位置に移動させ、拭き清掃体7にゴミが付着していないことをゴミ検知部31が検知するとゴミ除去部29を非接触位置に移動させてもよい。あるいは、制御部50は、拭き清掃体7にゴミが付着している可能性が高いことをゴミ検知部31が検知するとゴミ除去部29を接触位置に移動させ、拭き清掃体7にゴミが付着している可能性が低いことをゴミ検知部31が検知するとゴミ除去部29を非接触位置に移動させてもよい。
本実施の形態であれば、ゴミ検知部31の検知結果に応じてゴミ除去部29が自動で接触位置と非接触位置とに移動するので、使用者が手動でゴミ除去部29を移動させる必要がない。それゆえ、より優れた使い勝手が得られる。また、拭き清掃体7にゴミが付着していることに使用者が気付いていない場合であっても、そのゴミをゴミ検知部31が検知してゴミ除去部29が自動で接触位置に移動することで、当該ゴミを拭き清掃体7から除去することができる。
実施の形態7.
次に、図9を参照して、実施の形態7について説明するが、前述した実施の形態1,4との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。図9は、実施の形態7による掃除機システム32が備える拭き掃除用ヘッド3及び充電台33の断面側面図である。
図9に示すように、本実施の形態における掃除機システム32は、実施の形態1と同様の電気拭き掃除機1と、電気拭き掃除機1を充電する充電台33とを備える。充電台33は、載置面34を備える。充電台33に電気拭き掃除機1が収納されると、載置面34の上に拭き掃除用ヘッド3が載置される。この状態を「載置状態」と称する。載置状態では、拭き掃除用ヘッド3の底面に載置面34が向かい合う。
充電台33は、気流案内部35を備える。気流案内部35は、載置状態において電気拭き掃除機1の排気開口10から排出された空気が拭き清掃体7へ流れるように気流を案内する。気流案内部35は、載置面34よりも下方へ窪んだ風路を形成している。気流案内部35の内壁面は、曲面になっている。排気開口10から斜め下に向かって排出された気流が気流案内部35の内壁面に当たると、当該気流の向きが斜め上方向に変わり、当該気流が拭き清掃体7へ当たる。これにより、電気拭き掃除機1の使用後に、拭き清掃体7の乾燥を促進させることができる。それゆえ、拭き清掃体7に雑菌が繁殖することをより確実に防止できる。また、充電台33に電気拭き掃除機1を収納した状態で拭き清掃体7を乾燥させることが可能となるため、拭き清掃体7を乾燥させるための置き場が不要になる。
掃除機システム32は、電気拭き掃除機1の使用後に拭き清掃体7を乾燥させる乾燥モードを制御モードとして備えていてもよい。電気拭き掃除機1の制御部50は、拭き清掃体7による拭き掃除が終わった後、電気拭き掃除機1が充電台33に収納されたことを検知すると、自動で乾燥モードを実行してもよい。乾燥モードにおいて、制御部50は、掃除機本体2の電動送風機と、拭き清掃体7を回転させる駆動手段とを、所定の乾燥時間だけ作動させた後、それらを停止させてもよい。
図示の例において、気流案内部35は、入口部36と、出口部37とを有する。載置状態において、入口部36は排気開口10に対して下から向かい合い、出口部37は拭き清掃体7に対して下から向かい合う。載置状態において、排気開口10から排出された気流は、入口部36から気流案内部35を通過して出口部37から拭き清掃体7に向けて排出され、第二吸込開口9から吸込風路11に吸い込まれる。出口部37から排出された気流は、拭き清掃体7の周りを流れた後、吸込風路11から吸気風路20を経て、掃除機本体2に吸引される。
図示の例において、前後方向に関して出口部37の長さL1は、拭き清掃体7の直径以上である。これにより、出口部37からの気流を、拭き清掃体7の全体に、より確実に当てることができる。それゆえ、拭き清掃体7の全体をまんべんなく乾燥させることが可能となる。
図示の例において、気流案内部35は、整流板38を有する。載置状態において、整流板38は、第一吸込開口8を覆う。これにより、排気開口10から排出された空気が第一吸込開口8から吸込風路12に吸い込まれることがより確実に抑制される。その結果、排気開口10から排出された空気のほぼ全量が第二吸込開口9から吸込風路11に吸い込まれる。それゆえ、拭き清掃体7が配置された吸込風路11を通過する風量が多くなるので、拭き清掃体7をより短時間で乾燥させることが可能となる。
本開示において、制御部50は、以下のように構成されてもよい。制御部50の各機能は、処理回路により達成されてもよい。制御部50の処理回路は、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備えてもよい。処理回路が少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備える場合、制御部50の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより達成されてもよい。ソフトウェア及びファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述されてもよい。ソフトウェア及びファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリに格納されてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御部50の各機能を達成してもよい。少なくとも1つのメモリは、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等を含んでもよい。
制御部50の処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェアを備えてもよい。処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェアを備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものでもよい。制御部50の各部の機能がそれぞれ処理回路で達成されても良い。また、制御部50の各部の機能がまとめて処理回路で達成されても良い。制御部50の各機能について、一部を専用のハードウェアで達成し、他の一部をソフトウェアまたはファームウェアで達成してもよい。処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、制御部50の各機能を達成しても良い。
単一の制御装置により制御部50の機能が達成される構成に限定されるものではなく、複数の制御装置が連携することで制御部50の機能が達成される構成にしてもよい。
なお、上述した複数の実施の形態が有する特徴のうち、組み合わせることが可能な二つ以上の特徴を組み合わせて実施してもよい。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
被清掃面に接しながら回転可能な拭き清掃体と、
前記拭き清掃体を回転させる駆動手段と、
前記被清掃面から空気とともに塵埃を吸い込むための吸込開口と、
前記吸込開口から吸い込まれた空気の通路になる吸込風路と、
前記被清掃面へ向けて空気を排出するための排気開口と、
前記排気開口へ流れる空気の通路になる排気風路と、
を備える電気拭き掃除機。
(付記2)
前記排気開口から排出されて前記被清掃面に当たって反射した気流が前記吸込開口へ向かうように前記排気開口からの排気の風向が設定されている付記1に記載の電気拭き掃除機。
(付記3)
前記拭き清掃体よりも前方に前記吸込開口が配置され、
前記吸込開口よりも前方に前記排気開口が配置されている付記1または付記2に記載の電気拭き掃除機。
(付記4)
前記吸込開口は、第一吸込開口と、第二吸込開口とを含み、
前記拭き清掃体よりも前方に前記第二吸込開口が配置され、
前記第二吸込開口よりも前方に前記第一吸込開口が配置され、
前記第一吸込開口を通過する空気の風量と、前記第二吸込開口を通過する空気の風量との比率を調整可能な風量比率調整手段を備える付記1から付記3のいずれか一項に記載の電気拭き掃除機。
(付記5)
前記排気風路に連通し、前記被清掃面に当たらない方向へ空気を排出するための調整用排気口と、
前記調整用排気口から排出される空気の量を変えるための空気量調整手段と、
を備える付記1から付記4のいずれか一項に記載の電気拭き掃除機。
(付記6)
前記吸込風路に配置され、前記拭き清掃体に付着したゴミを、前記拭き清掃体に接触することにより除去するゴミ除去部を備える付記1から付記5のいずれか一項に記載の電気拭き掃除機。
(付記7)
前記ゴミ除去部が前記拭き清掃体に接触する接触位置と、前記ゴミ除去部が前記拭き清掃体に接触しない非接触位置とに、前記ゴミ除去部が手動で移動可能である付記6に記載の電気拭き掃除機。
(付記8)
前記拭き清掃体に付着するゴミを検知するゴミ検知部と、
前記ゴミ除去部が前記拭き清掃体に接触する接触位置と、前記ゴミ除去部が前記拭き清掃体に接触しない非接触位置とに、前記ゴミ除去部を、前記ゴミ検知部の検知結果に応じて自動で移動させるアクチュエータと、
を備える付記6に記載の電気拭き掃除機。
(付記9)
付記1から付記8のいずれか一項に記載の電気拭き掃除機と、
前記電気拭き掃除機を充電する充電台と、
を備える掃除機システムであって、
前記充電台は、前記電気拭き掃除機の前記排気開口から排出された空気が前記拭き清掃体へ流れるように気流を案内する気流案内部を備える掃除機システム。
(付記10)
掃除機本体に対して着脱可能な拭き掃除用ヘッドであって、
被清掃面に接しながら回転可能な拭き清掃体と、
前記拭き清掃体を回転させる駆動手段と、
前記被清掃面から空気とともに塵埃を吸い込むための吸込開口と、
前記吸込開口から吸い込まれた空気の通路になる吸込風路と、
前記被清掃面へ向けて空気を排出するための排気開口と、
前記排気開口へ流れる空気の通路になる排気風路と、
を備える拭き掃除用ヘッド。
1 電気拭き掃除機、 2 掃除機本体、 3 拭き掃除用ヘッド、 3 拭き掃除用ヘッド、 3A 拭き掃除用ヘッド、 3B 拭き掃除用ヘッド、 3C 拭き掃除用ヘッド、 3D 拭き掃除用ヘッド、 3E 拭き掃除用ヘッド、 4 延長管、 5 ヘッド本体、 5a 上ケース、 5b 下ケース、 5c 前壁、 6 連結管、 7 拭き清掃体、 8 第一吸込開口、 9 第二吸込開口、 10 排気開口、 11 吸込風路、 12 吸込風路、 13 本体部、 14 操作部、 15 ハンドル部、 16 集塵部、 17 吸込・排気管、 18 排気口、 19 排気風路、 20 吸気風路、 21 排気風路、 22 第一仕切板、 23 第二仕切板、 24 蛇腹形状部、 25 排気風向、 26 風量比率調整板、 27 調整用排気口、 28 開閉操作部、 29 ゴミ除去部、 30 回転軸、 31 ゴミ検知部、 32 掃除機システム、 33 充電台、 34 載置面、 35 気流案内部、 36 入口部、 37 出口部、 38 整流板、 50 制御部

Claims (10)

  1. 被清掃面に接しながら回転可能な拭き清掃体と、
    前記拭き清掃体を回転させる駆動手段と、
    前記被清掃面から空気とともに塵埃を吸い込むための吸込開口と、
    前記吸込開口から吸い込まれた空気の通路になる吸込風路と、
    前記被清掃面へ向けて空気を排出するための排気開口と、
    前記排気開口へ流れる空気の通路になる排気風路と、
    を備える電気拭き掃除機。
  2. 前記排気開口から排出されて前記被清掃面に当たって反射した気流が前記吸込開口へ向かうように前記排気開口からの排気の風向が設定されている請求項1に記載の電気拭き掃除機。
  3. 前記拭き清掃体よりも前方に前記吸込開口が配置され、
    前記吸込開口よりも前方に前記排気開口が配置されている請求項1または請求項2に記載の電気拭き掃除機。
  4. 前記吸込開口は、第一吸込開口と、第二吸込開口とを含み、
    前記拭き清掃体よりも前方に前記第二吸込開口が配置され、
    前記第二吸込開口よりも前方に前記第一吸込開口が配置され、
    前記第一吸込開口を通過する空気の風量と、前記第二吸込開口を通過する空気の風量との比率を調整可能な風量比率調整手段を備える請求項1または請求項2に記載の電気拭き掃除機。
  5. 前記排気風路に連通し、前記被清掃面に当たらない方向へ空気を排出するための調整用排気口と、
    前記調整用排気口から排出される空気の量を変えるための空気量調整手段と、
    を備える請求項1または請求項2に記載の電気拭き掃除機。
  6. 前記吸込風路に配置され、前記拭き清掃体に付着したゴミを、前記拭き清掃体に接触することにより除去するゴミ除去部を備える請求項1または請求項2に記載の電気拭き掃除機。
  7. 前記ゴミ除去部が前記拭き清掃体に接触する接触位置と、前記ゴミ除去部が前記拭き清掃体に接触しない非接触位置とに、前記ゴミ除去部が手動で移動可能である請求項6に記載の電気拭き掃除機。
  8. 前記拭き清掃体に付着するゴミを検知するゴミ検知部と、
    前記ゴミ除去部が前記拭き清掃体に接触する接触位置と、前記ゴミ除去部が前記拭き清掃体に接触しない非接触位置とに、前記ゴミ除去部を、前記ゴミ検知部の検知結果に応じて自動で移動させるアクチュエータと、
    を備える請求項6に記載の電気拭き掃除機。
  9. 請求項1または請求項2に記載の電気拭き掃除機と、
    前記電気拭き掃除機を充電する充電台と、
    を備える掃除機システムであって、
    前記充電台は、前記電気拭き掃除機の前記排気開口から排出された空気が前記拭き清掃体へ流れるように気流を案内する気流案内部を備える掃除機システム。
  10. 掃除機本体に対して着脱可能な拭き掃除用ヘッドであって、
    被清掃面に接しながら回転可能な拭き清掃体と、
    前記拭き清掃体を回転させる駆動手段と、
    前記被清掃面から空気とともに塵埃を吸い込むための吸込開口と、
    前記吸込開口から吸い込まれた空気の通路になる吸込風路と、
    前記被清掃面へ向けて空気を排出するための排気開口と、
    前記排気開口へ流れる空気の通路になる排気風路と、
    を備える拭き掃除用ヘッド。
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