JP2023166213A - 電子機器及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な環境に応じてプログラムの制御を変更する電子機器を提供する。【解決手段】本開示の電子機器は、情報処理端末と近距離無線通信を行う電子機器であって、プロセッサと、前記プロセッサにより実行されるプログラムを格納する記憶部と、前記情報処理端末と近距離無線通信する通信部と、を備え、前記通信部は、前記情報処理端末がある場所を示す場所判定情報を受信し、前記プロセッサは、前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信しているか否かを判定し、前記場所判定情報に基づいて前記情報処理端末が予め登録された登録場所にあるか否かを判定し、判定結果に基づいて前記プログラムの制御を変更する。【選択図】図1

Description

本開示は、電子機器及び制御方法に関する。
特許文献1には、使用状況に応じてサスペンド状態からの復帰時に起動するプログラムを選択することが可能な情報処理装置が開示されている。
特許文献1に記載の情報処理装置は、不揮発性記憶部、受付部、選択部及びプログラム判定部を備える。不揮発性記憶部は、複数のプログラムを記憶する。受付部は、演算部に対する電力供給を開始する場合、コンテクスト情報を受付ける。選択部は、受付部により受付けたコンテクスト情報に基づいて、不揮発性記憶部に記憶してある複数のプログラムのうち、一のプログラムを選択する。プログラム判定部は、選択部により選択した一のプログラムが揮発性記憶部に記憶してあるか否かを判定する。
また、特許文献1に記載の情報処理装置は、プログラム判定部により記憶していないと判定した場合、揮発性記憶部に記憶してあるデータを揮発性記憶部に記憶してある一のプログラムに関連付けて不揮発性記憶部に待避すると共に選択部により選択した一のプログラムを不揮発性記憶部から揮発性記憶部へ読み出して起動する。特許文献1に記載の情報処理装置は、プログラム判定部により揮発性記憶部に記憶していると判定した場合、揮発性記憶部に記憶してある一のプログラムを起動するようにしてある。
特開2012-8800号公報
近年、様々な環境に応じてプログラムの制御を変更する電子機器及び制御方法が求められている。
本開示は、様々な環境に応じてプログラムの制御を変更する電子機器及び制御方法を提供する。
本開示の一態様にかかる電子機器は、
情報処理端末と近距離無線通信を行う電子機器であって、
プロセッサと、
前記プロセッサにより実行されるプログラムを格納する記憶部と、
前記情報処理端末と近距離無線通信する通信部と、
を備え、
前記通信部は、前記情報処理端末の場所がある場所を示す場所判定情報を受信し、
前記プロセッサは、
前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信しているか否かを判定し、
前記場所判定情報に基づいて前記情報処理端末が予め登録された登録場所にあるか否かを判定し、
判定結果に基づいて前記プログラムの制御を変更する。
本開示の一態様にかかる制御方法は、
情報処理端末と近距離無線通信を行う電子機器を制御する制御方法であって、
前記電子機器の通信部によって、前記情報処理端末がある場所を示す場所判定情報を受信するステップ、
前記電子機器のプロセッサによって、前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信しているか否かを判定するステップ、
前記電子機器の前記プロセッサによって、前記場所判定情報に基づいて前記情報処理端末が予め登録された登録場所にあるか否かを判定するステップ、
前記電子機器の前記プロセッサによって、判定結果に基づいて前記電子機器の記憶部に格納されるプログラムの制御を変更するステップ、
を含む。
本開示によると、様々な環境に応じてプログラムの制御を変更する電子機器及びその制御方法を提供することができる。
本開示の実施の形態1に係る通信システムの構成を示す概略ブロック図 登録位置情報の一例 本開示の実施の形態1に係る通信システムの制御フローチャート 変形例1の通信システムの制御フローチャート 変形例2の通信システムの制御フローチャート 変形例3の通信システムの制御フローチャート
(本開示に至った経緯)
近年、テレワークの普及によって、職場以外の場所、例えば、自宅などで電子機器を用いて作業するユーザが増えてきている。
ユーザが作業をする場所によってはセキュリティ対策が十分でない場合がある。そのようなセキュリティ対策が十分でない場所で電子機器を使用すると、機密性の高い情報等が第三者に漏洩してしまう恐れがある。例えば、電子機器の盗難又は紛失によって電子機器に格納されている情報等が第三者に漏洩してしまう恐れがある。
このため、セキュリティの観点から、機密性の高い情報等については職場以外で扱えないようにセキュリティルールを定めている企業もある。このような場合、機密性の高い情報を取り合う際にユーザは職場で作業することになり、テレワークを行うことができず、生産性を低下させてしまう場合がある。
このような背景の下、スマートフォンなどの情報処理端末と電子機器とを組み合わせて電子機器のセキュリティを高めることが考えられている。例えば、情報処理端末が電子機器の近くにある場合にパスワード入力を求められないが、情報処理端末が電子機器の近くにない場合にパスワード入力を求めるような電子機器が考えられている。これにより、電子機器が盗難又は紛失した場合であっても、第三者に情報が容易に漏洩しないようにしている。
しかしながら、上記のような電子機器では、セキュリティ対策としては十分ではない場合がある。電子機器を使用する場所によっては、機密性の高い情報等を第三者に見られてしまう場合がある。例えば、カフェなどの不特定多数の人が出入りする場所では、ユーザが作業している電子機器の画面に表示された情報を第三者に見られてしまう恐れがある。あるいは、ネットワークセキュリティが十分でない場所でユーザが作業する場合、悪意のある第三者による電子機器への不正アクセスによって情報が漏洩してしまう恐れがある。
その他にも、電子機器を使用する環境に応じて、電子機器の使用を制限したいなどの要望も増えてきている。
そこで、本発明者らは、様々な環境に応じて電子機器のプログラムの制御を変更することを検討し、以下の開示に至った。
以下、本開示の一実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
なお、本明細書において、「第1」、「第2」などの用語は、説明のためだけに用いられるものであり、相対的な重要性または技術的特徴の順位を明示または暗示するものとして理解されるべきではない。「第1」と「第2」と限定されている特徴は、1つまたはさらに多くの当該特徴を含むことを明示または暗示するものである。
(実施の形態1)
[全体構成]
図1は、本開示の実施の形態1に係る通信システム1の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、通信システム1は、電子機器10及び情報処理端末20を備える。通信システム1においては、電子機器10と情報処理端末20とが近距離無線通信を行う。近距離無線通信とは、例えば、数m以内の無線通信を意味する。例えば、近距離無線通信は、50m以内の無線通信であってもよく、好ましくは10m以内の無線通信であってもよく、より好ましくは5m以内の無線通信であってもよい。
<電子機器>
電子機器10は、例えば、ラップトップPCである。電子機器10は、第1プロセッサ11、第1記憶部12、第1通信部13及び表示部14を備える。
第1プロセッサ11は、電子機器10の各構成要素を制御する。第1プロセッサ11は、半導体素子などで実現可能である。第1プロセッサ11は、マイコン、CPU、MPU、GPU、DSP、FPGA、ASICで構成することができる。第1プロセッサ11は、第1記憶部12に格納されたデータやプログラム16,17を読み出して種々の演算処理を行うことで、所定の機能を実現する。
第1記憶部12は、電子機器10の機能を実現するために必要なプログラム16,17及びデータを記憶する記憶媒体である。第1記憶部12は、メモリ12a及びHDD12bを備える。メモリ12aは、例えば、RAM、ROM、PROM、PROM、EPROM、フラッシュメモリ又はこれらの組み合わせなどを含んでもよい。また、第1記憶部12は、HDD12bの代わりにSSDを備えていてもよい。あるいは、第1記憶部12は、HDD12bとSSDの両方を備えていてもよい。
メモリ12aは、登録識別情報15及びBIOS(Basic Input Output System)16を格納している。登録識別情報15は、予め登録された情報処理端末20の識別情報である。電子機器10は、登録識別情報15に基づいて情報処理端末20を識別できる。なお、メモリ12aは、BIOS16の代わりにUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を格納していてもよい。
HDD12bは、OS(Operating System)17を格納する。OS17は、例えば、Microsoft(登録商標) Windows(登録商標) Operating System又はLinuxなどの各種OSを含む。
第1通信部13は、所定の通信規格に準拠して情報処理端末20との近距離無線通信を行う回路を含む。所定の通信規格は、例えば、Bluetooth(登録商標)を含む。
表示部14は、例えば、ディスプレイである。表示部14は、電子機器10の情報を表示する。例えば、表示部14は、第1プロセッサ11により実行されるBIOS16又はOS17などのプログラムの画面を表示する。
<情報処理端末>
情報処理端末20は、ユーザが携帯可能であって、近距離無線通信及び位置情報検出を行うことができるモバイル端末である。情報処理端末20は、例えば、スマートフォンである。情報処理端末20は、第2プロセッサ21、第2記憶部22、第2通信部23及び位置情報検出部24を備える。
第2プロセッサ21は、情報処理端末20の各構成要素を制御する。第2プロセッサ21は、半導体素子などで実現可能である。第2プロセッサ21は、マイコン、CPU、MPU、GPU、DSP、FPGA、ASICで構成することができる。第2プロセッサ21は、第2記憶部22に格納されたデータやプログラムを読み出して種々の演算処理を行うことで、所定の機能を実現する。
第2記憶部22は、情報処理端末20の機能を実現するために必要なプログラム及びデータを記憶する記憶媒体である。第2記憶部22は、例えば、RAM、ROM、PROM、PROM、EPROM、フラッシュメモリ、HDD、SSD又はこれらの組み合わせによって実現できる。
第2記憶部22は、固有識別情報25及び登録位置情報26を格納する。固有識別情報25は、情報処理端末20を識別するための固有の識別情報であり、例えば、シリアルNo又は電話番号などを含む。登録位置情報26は、予め登録された位置を示す登録位置と、登録位置と関連付けられた場所を示す登録場所と、を含む。
本明細書において、「位置」とは、例えば、緯度及び経度などの座標ポイントを意味し、「場所」とは、位置を表す名称を意味し、位置に関連して名付けられる。「場所」は、例えば、自宅、職場などの任意に名付けられた名称であってもよい。また、「場所」は、例えば、土地、施設又は建物等などの名称であってもよい。「場所」は、具体的な位置を特定できる情報を含んでいない。
図2は、登録位置情報26の一例である。図2に示す例において、登録位置は、緯度及び経度を示す。例えば、登録位置(X1,Y1)には登録場所として「自宅」が関連付けられていることを示し、登録位置(X2,Y2)には登録場所として「職場」が関連付けられていることを示す。なお、X1,X2は緯度を示し、Y1,Y2は経度を示す。
なお、登録位置情報26には、自宅、職場以外の場所及び位置情報が登録されていてもよい。例えば、コワーキングスペース又はスポットオフィスという場所の名称と、当該場所を示す位置情報と、が登録位置情報26に登録されていてもよい。
第2通信部23は、所定の通信規格に準拠して電子機器10との近距離無線通信を行う回路を含む。所定の通信規格は、例えば、Bluetooth(登録商標)を含む。第2通信部23は、電子機器10の第1通信部13と近距離無線通信を行う。
位置情報検出部24は、情報処理端末20の位置情報を検出する。位置情報検出部24は、例えば、GPS(Global Positioning System)などの位置を検出するセンサである。
[動作]
図3を用いて、本開示の実施の形態1に係る通信システム1の動作について説明する。図3は、本開示の実施の形態1に係る通信システム1の制御フローチャートを示す。なお、図3には、電子機器10の制御と情報処理端末20の制御とが示されている。
図3に示すように、ステップS1では、電子機器10の電源がONになる。例えば、ユーザから入力された制御信号に基づき、電子機器10の電源がONになる。電子機器10の電源がONになると、第1プロセッサ11が第1記憶部12のメモリ12aからBIOS16を読み出して起動する。
ステップS2では、情報処理端末20が位置情報を検出する。例えば、位置情報検出部24が情報処理端末20の位置情報として、緯度及び経度の情報を検出する。
ステップS3では、情報処理端末20が、検出した位置情報及び登録位置情報26に基づいて情報処理端末20の場所を判定する。例えば、第2プロセッサ21は、位置情報検出部24から情報処理端末20の位置情報を受信する。また、第2プロセッサ21は、第2記憶部22に格納された登録位置情報26を読み出す。第2プロセッサ21は、登録位置情報26の登録位置の中から位置情報検出部24で検出した位置情報を検索し、情報処理端末20の場所を判定する。即ち、第2プロセッサ21は、検出された位置情報と登録位置情報26とに基づいて、情報処理端末20が予め登録された登録場所にあるか否かを判定する。
例えば、位置情報検出部24で検出した位置情報が位置(X1,Y1)である場合、第2プロセッサ21は、登録位置情報26の登録位置の中から位置(X1,Y1)を検索する。図2に示すように、登録位置情報26では、位置(X1,Y1)は登録場所として「自宅」が関連付けられている。よって、第2プロセッサ21は、情報処理端末20が「自宅」にあると判定する。即ち、第2プロセッサ21は、情報処理端末20が「登録場所にある」と判定する。
あるいは、位置情報検出部24で検出した位置情報が位置(X0,Y0)である場合、位置(X0,Y0)は登録位置情報26に登録されていない。この場合、第2プロセッサ21は、情報処理端末20が「自宅」にも「職場」にもないと判定する。即ち、第2プロセッサ21は、情報処理端末20が「登録場所にない」と判定する。
なお、情報処理端末20の場所を判定する際に、第2プロセッサ21は、検出された位置情報が登録位置情報26の予め登録された登録位置、即ち、緯度及び経度から所定の範囲内にあるか否かを判定してもよい。一例として、検出された位置情報が位置(X3,Y3)である場合を説明する。検出された位置(X3,Y3)が登録位置情報26において自宅の場所を示す登録位置(X1,Y1)の所定の範囲(X1±α,Y1±β)以内にある場合に、第2プロセッサ21は、情報処理端末20が「自宅」にあると判定してもよい。「α」、「β」は任意の数値を設定してもよい。
図3に戻って、ステップS4では、電子機器10が、情報処理端末20が電子機器10の近くにあるか否かを判定する。例えば、第1プロセッサ11は、第1通信部13が情報処理端末20の第2通信部23と近距離無線通信しているか否かを判定する。
第1プロセッサ11は、第1通信部13と第2通信部23とが近距離無線通信している場合、情報処理端末20が電子機器10の近くにあると判定する。また、第1プロセッサ11は、第1通信部13と第2通信部23とが近距離無線通信していない場合、情報処理端末20が電子機器10の近くにないと判定する。
ステップS4では、情報処理端末20が電子機器10の近くにあると判定された場合、処理はステップS6へ進む。情報処理端末20が電子機器10の近くにないと判定された場合、処理はステップS9へ進む。
ステップS5では、情報処理端末20が電子機器10に固有識別情報25及び場所判定情報を送信する。場所判定情報とは、情報処理端末20がある場所を示す情報である。本実施形態では、場所判定情報は、ステップS3で判定した情報処理端末20の場所の情報であり、例えば、情報処理端末20が「登録場所にある」又は「登録場所にない」ことを示すフラグ情報である。フラグ情報には、情報処理端末20の具体的な位置が特定できる情報が含まれていない。
例えば、第2プロセッサ21は、第2記憶部22から固有識別情報25を読み出し、第2通信部23を介して電子機器10に固有識別情報25を送信する。また、第2プロセッサ21は、ステップS3で判定した情報処理端末20の場所を示す場所判定情報を、第2通信部23を介して電子機器10に送信する。
第2通信部23は、電子機器10の第1通信部13と、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を行い、情報処理端末20の固有識別情報25及び場所判定情報を送信する。
なお、第2プロセッサ21は、電子機器10を近距離無線通信しているか否かに基づいて電子機器10に固有識別情報25及び場所判定情報を送信してもよい。例えば、第2プロセッサ21は、電子機器10の第1通信部13と第2通信部23とが近距離無線通信している場合、第2通信部23を介して電子機器10に固有識別情報25及び場所判定情報を送信してもよい。第2プロセッサ21は、電子機器10の第1通信部13と第2通信部23とが近距離無線通信していない場合、第2通信部23を介して電子機器10に固有識別情報25及び場所判定情報を送信しなくてもよい。
ステップS6では、電子機器10が情報処理端末20から送信される固有識別情報25及び場所判定情報を受信する。例えば、第1プロセッサ11は、第1通信部13を介して固有識別情報25及び場所判定情報を受信する。
ステップS7では、電子機器10が固有識別情報25及び登録識別情報15に基づいて情報処理端末20を識別する。例えば、第1プロセッサ11は、第1記憶部12のメモリ12aに格納された登録識別情報15を読み出し、登録識別情報15の中から固有識別情報25を検索する。これにより、第1プロセッサ11は、近距離無線通信している情報処理端末20を識別する。言い換えると、第1プロセッサ11は、近距離無線通信している情報処理端末20が登録されている端末であるか否かを判定する。
なお、情報処理端末20が登録されていない端末である場合、処理はステップS9へ進んでもよい。
ステップS8では、電子機器10が、情報処理端末20が登録場所にあるか否かを判定する。例えば、第1プロセッサ11が、ステップS6で受信した場所判定情報に基づいて、情報処理端末20が登録場所にあるか否かを判定する。
本実施形態では、場所判定情報が、情報処理端末20が「登録場所にある」又は「登録場所にない」のいずれかを示すフラグ情報である。このため、第1プロセッサ11は、場所判定情報に基づいて情報処理端末20が登録場所にあるか否かを容易に判定することができる。
ステップS8では、情報処理端末20が登録場所にないと判定された場合、処理はステップS9へ進む。情報処理端末20が登録場所にあると判定された場合、OSが起動される。
ステップS9では、電子機器10が表示部14にBIOS16のパスワードを入力するためのパスワード入力画面を表示する。ユーザは、入力インタフェースを介してパスワード入力画面にパスワードを入力する。
ステップS10では、電子機器10が正しいパスワードが入力されたか否かを判定する。例えば、第1プロセッサ11は、パスワード入力画面に入力されたパスワードと予め設定されたパスワードとが一致するか否かを判定する。予め設定されたパスワードの情報は、例えば、第1記憶部12のメモリ12aに格納されている。
ステップS10では、パスワード入力画面に正しいパスワードが入力されたと判定された場合、OSが起動される。パスワード入力画面に正しいパスワードが入力されなかったと判定された場合、処理はステップS9に戻る。
[効果]
実施の形態1の通信システム1によれば、以下の効果を奏することができる。
通信システム1において、電子機器10は、(i)情報処理端末20が電子機器10の近くにあるか否かの判定結果、及び(ii)情報処理端末20が予め登録された登録場所にあるか否かの判定結果に基づいて、パスワードの入力を求めるパスワード入力画面の表示を行うか否かを決定している。このような構成により、電子機器10は、様々な環境に応じてパスワードの入力の有無を設定することができる。
例えば、情報処理端末20が電子機器10の近くにない場合、又は情報処理端末20が登録場所にない場合、電子機器10の表示部14にはパスワード入力画面が表示される。一方、情報処理端末20が電子機器10の近くにあり、且つ情報処理端末20が登録場所にある場合、パスワード入力画面の表示を省略する。これにより、例えば、電子機器10が情報漏洩のリスクが高い場所で使用されている場合、パスワード入力を求め、電子機器10が情報漏洩のリスクが低い場所で使用されている場合、パスワードの入力を省略できる。このような構成により、電子機器10の使い勝手を向上させつつ、セキュリティを向上させることができる。
電子機器10を制御する制御方法においても上述した効果と同様の効果を奏することができる。
なお、本実施形態では、電子機器10がラップトップPCである例について説明したが、これに限定されない。例えば、電子機器10は、デスクトップPC、タブレットPCなどのコンピュータであってもよい。
本実施形態では、電子機器10が表示部14を備える例について説明したが、これに限定されない。表示部14は必須の構成要素でなくてもよい。
本実施形態では、情報処理端末20がスマートフォンである例について説明したが、これに限定されない。情報処理端末20は、近距離無線通信機能及び位置情報検出機能を有するモバイル端末であればよい。例えば、情報処理端末20は、タブレットPCであってもよい。
本実施形態では、情報処理端末20が位置情報検出部24で検出した位置情報及び登録位置情報26に基づいて情報処理端末20の場所を判定する例について説明したが、これに限定されない。例えば、情報処理端末20は、位置情報検出部24で検出した位置情報をそのまま電子機器10に送信してもよい。この場合、電子機器10が位置情報に基づいて情報処理端末20の場所を判定してもよい。即ち、図3に示すステップS3は、電子機器10で行われてもよい。
本実施形態では、情報処理端末20が固有識別情報25を電子機器10に送信する例について説明したが、これに限定されない。例えば、情報処理端末20は固有識別情報25を電子機器10に送信しなくてもよい。
本実施形態では、場所判定情報が「登録場所にある」又は「登録場所にない」を示すフラグ情報である例について説明したが、これに限定されない。例えば、場所判定情報は、情報処理端末20がある場所を識別する場所識別情報を含んでいてもよい。例えば、場所識別情報は、「自宅」、「職場」又は「コワーキングスペース」などの場所を識別することが可能な情報である。この場合、識別された場所に応じて電子機器10のプログラム16,17を個別に制御することができる。
本実施形態では、図2に示すように、1つの登録場所に対して1つの登録位置が関連付けられている例について説明したが、これに限定されない。例えば、1つの登録場所に対して所定の範囲が関連付けられていてもよい。
以下、変形例について説明する。
<変形例1>
図4は、変形例1の通信システムの制御フローチャートである。図4に示すように、変形例1の電子機器10の制御では、複数のOSを切り替える点で、実施の形態1の電子機器10の制御と異なる。なお、変形例1では、実施の形態1と異なる部分を主として説明する。
変形例1では、第1記憶部12のHDD12bに、第1OSと第2OSが格納されている。例えば、第1OSはMicrosoft(登録商標) Windows(登録商標) Operating Systemであり、第2OSはLinuxである。なお、第1OSと第2OSは、これらに限定されない。第1OSと第2OSとが異なっていればよい。
変形例1では、ステップS8において、情報処理端末20が登録場所にあると判定された場合、第1OSが起動される。一方、ステップS4において、情報処理端末20が電子機器10の近くにないか、又は情報処理端末20が登録場所にないと判定された場合、第2OSが起動される。
このように、電子機器10は、ステップS4及びステップS8の判定結果に基づいて、第1OSを起動するか、又は第2OSを起動するかを制御することができる。例えば、ユーザが自宅や職場などの登録された場所で電子機器10を使用している場合に第1OSを起動し、ユーザがカフェなどの登録されていない場所で電子機器10を使用している場合に、第2OSを起動することができる。
<変形例2>
図5は、変形例2の通信システムの制御フローチャートである。図5に示すように、変形例2の電子機器10の制御では、登録場所に応じて複数のOSを切り替える点で、変形例1の電子機器10の制御と異なる。なお、変形例2では、変形例1と異なる部分を主として説明する。
変形例2では、第1記憶部12のHDD12bに、第1OS、第2OS及び第3OSが格納されている。第3OSは、第1OS又は第2OSと同じOSであってもよいし、第1OS及び第2OSと異なるOSであってもよい。
また、場所判定情報は、情報処理端末20がある場所を識別する場所識別情報を含む。例えば、場所識別情報は、自宅、職場、又はコワーキングスペースなどの場所を識別する情報である。変形例2では、情報処理端末20が予め登録された第1登録場所又は第2登録場所にあるか否かを示す場所識別情報を含む。例えば、第1登録場所は「職場」であり、第2登録場所は「自宅」であってもよい。
変形例2では、ステップS8において、情報処理端末20が登録場所にあると判定された場合、処理がステップS11に進む。
ステップS11では、電子機器10が、場所識別情報に基づいて情報処理端末20が予め登録された第1登録場所にあるか、又は第1登録場所と異なる第2登録場所にあるかを判定する。
例えば、場所識別情報が第1登録場所を示し、情報処理端末20が第1登録場所にあると判定された場合、第1プロセッサ11は、HDD12bから第1OSを読み出して起動する。一方、場所識別情報が第2登録場所を示し、情報処理端末20が第2登録場所にあると判定された場合、第1プロセッサ11は、HDD12bから第2OSを読み出して起動する。
また、場所判定情報が、情報処理端末20が登録場所にないことを示す場合、第1プロセッサ11は、ステップS8において情報処理端末20が登録場所にないと判定する。この場合、第1プロセッサ11はHDD12bから第3OSを読み出して起動する。
また、ステップS4で情報処理端末20が電子機器10の近くにないと判定された場合にも、第1プロセッサ11はHDD12bから第3OSを読み出して起動する。
このように、情報処理端末20は「登録場所にあるか否か」を示すフラグ情報だけでなく、自宅や職場などの場所を識別することが可能な場所識別情報を電子機器10に送信してもよい。電子機器10は、場所識別情報に基づいて情報処理端末20が自宅にあるのか、又は職場にあるのかを識別し、情報処理端末20のある場所に応じて電子機器10で使用されるOSを切り替えることができる。
<変形例3>
図6は、変形例3の通信システムの制御フローチャートである。図6に示すように、変形例3の電子機器10の制御では、情報処理端末20が登録場所にない場合にBIOS16を制御して電子機器10の機能を制限する点で、実施の形態1の電子機器10の制御と異なる。なお、変形例3では、実施の形態1と異なる部分を主として説明する。
変形例3では、電子機器10は、カメラ、スピーカ、マイク、カードスロット又は入出力端子のうち少なくとも1つを備える。カードスロットは、例えば、SDカード等の記録媒体が差し込まれ、データの書き込み及び読み取りを行うスロットである。入出力端子は、例えば、USB、オーディオ端子、LAN端子などの情報を入力又は出力可能な端子である。
変形例3では、ステップS4で情報処理端末20が電子機器10の近くにないと判定された場合、又はステップS8で情報処理端末20が登録場所にないと判定された場合、処理はステップS12へ進む。
ステップS12では、電子機器10がBIOS16を制御して電子機器10の機能を制限する。例えば、第1プロセッサ11は、BIOS16の設定を変更し、カメラ、スピーカ、マイク、カードスロット又は入出力端子のうち少なくとも1つの使用を制限する。
ステップS12の終了後、第1プロセッサ11は第1記憶部12のHDD12bからOSを読み出して起動する。
なお、ステップS12において制限する機能は、カメラ、スピーカ、マイク、カードスロット又は入出力端子に限定されない。ステップS12において制限する機能は、BIOS16で設定変更可能な機能であればよい。
また、変形例3では、情報処理端末20が登録場所にない場合に、BIOS16を制御して電子機器10の機能を制限する例について説明したが、これに限定されない。例えば、情報処理端末20のある場所に応じてBIOS16を制御して電子機器10の機能を制限してもよい。例えば、情報処理端末20が自宅にあると判定された場合、カメラ、スピーカ、マイク、カードスロット及び入出力端子の使用を制限し、情報処理端末20がコワーキングスペースにあると判定された場合、カードスロット及び入出力端子の使用を制限してもよい。このように、情報処理端末20が登録場所にある場合でも、当該場所に応じて制限する電子機器10の機能を変更してもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、上記実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
また、本開示の概括的かつ特定の態様は、システム、方法、及びコンピュータプログラム、並びに、それらの組み合わせにより、実現されてもよい。
(実施形態の概要)
(1)本開示の電子機器は、情報処理端末と近距離無線通信を行う電子機器であって、プロセッサと、プロセッサにより実行されるプログラムを格納する記憶部と、情報処理端末と近距離無線通信する通信部と、を備え、通信部は、情報処理端末のある場所を示す場所判定情報を受信し、プロセッサは、通信部が情報処理端末と近距離無線通信しているか否かを判定し、場所判定情報に基づいて情報処理端末が予め登録された登録場所にあるか否かを判定し、判定結果に基づいてプログラムの制御を変更する。
(2)(1)の電子機器において、記憶部は、予め登録された情報処理端末を識別する登録識別情報を格納し、通信部は、情報処理端末を識別する固有識別情報を受信し、プロセッサは、固有識別情報及び登録識別情報に基づいて、通信部と近距離無線通信している情報処理端末を識別してもよい。
(3)(1)又は(2)の電子機器において、情報を表示する表示部をさらに備え、プログラムは、OS(Operating System)と、BIOS(Basic Input Output System)又はUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)と、を含み、プロセッサは、通信部が情報処理端末と近距離無線通信しており、且つ、情報処理端末が登録場所にあると判定する場合、OSを起動し、通信部が情報処理端末と近距離無線通信していないか、又は、情報処理端末が登録場所にないと判定する場合、BIOS又はUEFIのパスワードの入力を求めるパスワード入力画面を表示部に表示してもよい。
(4)(1)又は(2)の電子機器において、プログラムは、第1OSと、第1OSと異なる第2OSと、を含み、プロセッサは、通信部が情報処理端末と近距離無線通信しており、且つ、情報処理端末が登録場所にあると判定する場合、第1OSを起動し、通信部が情報処理端末と近距離無線通信していないか、又は、情報処理端末が登録場所にないと判定する場合、第2OSを起動してもよい。
(5)(1)又は(2)の電子機器において、プログラムは、第1OSと、第1OSと異なる第2OSと、を含み、プロセッサは、通信部が情報処理端末と近距離無線通信しており、且つ、情報処理端末が第1登録場所にあると判定する場合、第1OSを起動し、通信部が情報処理端末と近距離無線通信しており、且つ、情報処理端末が第1登録場所と異なる第2登録場所にあると判定する場合、第2OSを起動してもよい。
(6)(1)又は(2)の電子機器において、プログラムは、BIOS又はUEFIを含み、プロセッサは、通信部が情報処理端末と近距離無線通信していないか、又は、情報処理端末が登録場所にないと判定する場合、BIOS又はUEFIを制御し、電子機器の機能を制限してもよい。
(7)(6)の電子機器は、カメラ、スピーカ、マイク、カードスロット又は入出力端子のうち少なくとも1つをさらに備え、プロセッサは、通信部が情報処理端末と近距離無線通信していないか、又は、情報処理端末が予め登録された場所にないと判定する場合、カメラ、スピーカ、マイク、カードスロット又は入出力端子のうち少なくとも1つの使用を制限してもよい。
(8)(1)~(7)のいずれかの電子機器において、情報処理端末は、スマートフォンであってもよい。
(9)本開示の制御方法は、情報処理端末と近距離無線通信を行う電子機器を制御する制御方法であって、情報処理端末の場所示す場所判定情報を受信するステップ、通信部が情報処理端末と近距離無線通信しているか否かを判定するステップ、場所判定情報に基づいて情報処理端末が予め登録された登録場所にあるか否かを判定するステップ、判定結果に基づいて電子機器の記憶部に格納されるプログラムの制御を変更するステップ、を含む。
本開示は、位置情報を検出する情報処理端末と近距離無線通信を行う電子機器及び電子機器の制御方法に適用できる。
1 通信システム
10 電子機器
11 第1プロセッサ
12 記憶部
12a メモリ
12b HDD
13 第1通信部
14 表示部
15 登録識別情報
16 BIOS
17 OS
20 情報処理端末
21 第2プロセッサ
22 第2記憶部
23 第2通信部
24 位置情報検出部
25 固有識別情報
26 登録位置情報

Claims (9)

  1. 情報処理端末と近距離無線通信を行う電子機器であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサにより実行されるプログラムを格納する記憶部と、
    前記情報処理端末と近距離無線通信する通信部と、
    を備え、
    前記通信部は、前記情報処理端末がある場所を示す場所判定情報を受信し、
    前記プロセッサは、
    前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信しているか否かを判定し、
    前記場所判定情報に基づいて前記情報処理端末が予め登録された登録場所にあるか否かを判定し、
    判定結果に基づいて前記プログラムの制御を変更する、
    電子機器。
  2. 前記記憶部は、予め登録された情報処理端末を識別する登録識別情報を格納し、
    前記通信部は、前記情報処理端末を識別する固有識別情報を受信し、
    前記プロセッサは、前記固有識別情報及び前記登録識別情報に基づいて、前記通信部と近距離無線通信している前記情報処理端末を識別する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 表示部をさらに備え、
    前記プログラムは、OS(Operating System)と、BIOS(Basic Input Output System)又はUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)と、を含み、
    前記プロセッサは、
    前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信しており、且つ、前記情報処理端末が前記登録場所にあると判定する場合、前記OSを起動し、
    前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信していないか、又は、前記情報処理端末が前記登録場所にないと判定する場合、前記BIOS又は前記UEFIのパスワードの入力を求めるパスワード入力画面を前記表示部に表示する、
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記プログラムは、第1OSと、前記第1OSと異なる第2OSと、を含み、
    前記プロセッサは、
    前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信しており、且つ、前記情報処理端末が前記登録場所にあると判定する場合、前記第1OSを起動し、
    前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信していないか、又は、前記情報処理端末が前記登録場所にないと判定する場合、前記第2OSを起動する、
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  5. 前記プログラムは、第1OSと、前記第1OSと異なる第2OSと、を含み、
    前記プロセッサは、
    前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信しており、且つ、前記情報処理端末が第1登録場所にあると判定する場合、前記第1OSを起動し、
    前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信しており、且つ、前記情報処理端末が前記第1登録場所と異なる第2登録場所にあると判定する場合、前記第2OSを起動する、
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  6. 前記プログラムは、BIOS又はUEFIを含み、
    前記プロセッサは、前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信していないか、又は、前記情報処理端末が前記登録場所にないと判定する場合、前記BIOS又は前記UEFIを制御し、前記電子機器の機能を制限する、
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  7. カメラ、スピーカ、マイク、カードスロット又は入出力端子のうち少なくとも1つをさらに備え、
    前記プロセッサは、前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信していないか、又は、前記情報処理端末が前記登録場所にないと判定する場合、前記カメラ、前記スピーカ、前記マイク、前記カードスロット又は前記入出力端子のうち少なくとも1つの使用を制限する、
    請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記情報処理端末は、スマートフォンである、
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  9. 情報処理端末と近距離無線通信を行う電子機器を制御する制御方法であって、
    前記電子機器の通信部によって、前記情報処理端末がある場所を示す場所判定情報を受信するステップ、
    前記電子機器のプロセッサによって、前記通信部が前記情報処理端末と近距離無線通信しているか否かを判定するステップ、
    前記電子機器の前記プロセッサによって、前記場所判定情報に基づいて前記情報処理端末が予め登録された登録場所にあるか否かを判定するステップ、
    前記電子機器の前記プロセッサによって、判定結果に基づいて前記電子機器の記憶部に格納されるプログラムの制御を変更するステップ、
    を含む、制御方法。
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