JP2023159928A - 温度センサ、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

温度センサ、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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Hiraki Tanaka
知宏 松島
Tomohiro Matsushima
健太 田中
Kenta Tanaka
隆太郎 時津
Ryutaro Tokitsu
桂 森川
Kei Morikawa
要 波田野
Kaname Hatano
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Abstract

【課題】汎用性を向上することができる温度センサ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。【解決手段】ワイヤハーネスWHに適用される温度センサ1は、感温素子Eと、感温素子Eを保持する本体部100と、固定対象部位Aに対して挿入方向Z1に沿って着脱可能であり、かつ、本体部100を固定対象部位Aに固定可能であるクランプ部200と、配索材Wの端部に設けられ、本体部100に嵌合した状態で感温素子Eと配索材Wとが電気的に接続された状態となるコネクタ300とを備える。また、本体部100は、クランプ部200を介して固定対象部位Aに固定された状態で、挿入方向Z1に沿って延在し、感温素子Eを保持する保持部110と、保持部110から挿入方向Z1と交差する嵌合方向X1に沿って延在し、嵌合方向X1に沿ってコネクタ300が嵌合可能であるコネクタ部120とを含むことを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、温度センサ、及び、ワイヤハーネスに関する。
例えば、特許文献1には、取り付け対象物の貫通孔に挿入し固定される取り付け用クランプと、取り付け用クランプの内部の先端近傍に埋設されたサーミスタ素子とから成る簡便固定機能付き温度センサが開示されている。この簡便固定機能付き温度センサは、サーミスタ素子、端子、端子に接続されるリード線等をクランプに埋設して一体成形することにより、小型化され、かつ、取り付け対象物に簡単に取り付けることができる。
特開2010-281787号公報
ところで、上記のような簡便固定機能付き温度センサは、上述したように、取り付け対象物に取り付けられて使用されるものであるが、例えば、取り付け性や取り付け後のメンテナンス性等の汎用性の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、汎用性を向上することができる温度センサ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る温度センサは、測定対象の温度を検知する感温素子と、前記感温素子を保持する本体部と、固定対象部位に対して第1方向に沿って着脱可能であり、かつ、当該固定対象部位に組み付けられた状態で前記本体部を前記固定対象部位に固定可能であるクランプ部と、導電性を有する配索材の端部に設けられ、前記本体部に嵌合した状態で前記感温素子と前記配索材とが電気的に接続された状態となるコネクタとを備え、前記本体部は、前記クランプ部を介して前記固定対象部位に固定された状態で、前記第1方向に沿って延在し、前記感温素子を保持する保持部と、前記クランプ部を介して前記固定対象部位に固定された状態で、前記保持部から前記第1方向と交差する第2方向に沿って延在し、当該第2方向に沿って前記コネクタが嵌合可能であるコネクタ部とを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、測定対象の温度を検知する感温素子と、前記感温素子を保持する本体部と、固定対象部位に対して第1方向に沿って着脱可能であり、かつ、当該固定対象部位に組み付けられた状態で前記本体部を前記固定対象部位に固定可能であるクランプ部と、前記配索材の端部に設けられ、前記本体部に嵌合した状態で前記感温素子と前記配索材とが電気的に接続された状態となるコネクタとを有する温度センサとを備え、前記本体部は、前記クランプ部を介して前記固定対象部位に固定された状態で、前記第1方向に沿って延在し、前記感温素子を保持する保持部と、前記クランプ部を介して前記固定対象部位に固定された状態で、前記保持部から前記第1方向と交差する第2方向に沿って延在し、当該第2方向に沿って前記コネクタが嵌合可能であるコネクタ部とを含むことを特徴とする。
本発明に係る温度センサ、及び、ワイヤハーネスは、汎用性を向上することができる、という効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係る温度センサを含むワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る温度センサを含むワイヤハーネスの概略構成を表す分解斜視図である。 図3は、第1実施形態に係る温度センサを含むワイヤハーネスの概略構成を表す正面図である。 図4は、第1実施形態に係る温度センサを含むワイヤハーネスの概略構成を表す側面図である。 図5は、第1実施形態に係る温度センサを含むワイヤハーネスの嵌合方向に沿った断面側面図である。 図6は、第2実施形態に係る温度センサを含むワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図7は、第2実施形態に係る温度センサを含むワイヤハーネスの概略構成を表す正面図である。 図8は、第3実施形態に係る温度センサを含むワイヤハーネスの概略構成を表す側面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[第1実施形態]
図1、図2に示す本実施形態に係るワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各装置に接続するようにしたものである。
ワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材W、及び、当該配索材Wの端部に設けられた端子Tを有する端子付き配索材WTと、端子付き配索材WTに接続される温度センサ1とを備える。なお、ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブ、グロメット、電気接続箱、コネクタ等の種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
配索材Wは、例えば、導電性を有する複数の金属素線を束ねた芯線を、絶縁被覆部によって被覆した絶縁電線である。配索材Wは、複数の絶縁電線を束ねたものであってもよい。また、配索材Wは、導電性を有する金属棒を、絶縁被覆部によって被覆した絶縁金属棒であってもよい。
端子T(図5参照)は、例えば、導電性を有する金属材料によって構成され、配索材Wの端末に圧着される圧着端子である。端子Tは、例えば、母材となる金属板に対して、折曲げ加工や切断加工等のプレス加工を実施することによって所定形状に成形される。配索材Wの端部に設けられた端子Tは、後述するコネクタ300に収容、保持される。
温度センサ1は、本体部100と、クランプ部200と、コネクタ300とを備える。温度センサ1は、測定対象の温度を検知する感温素子Eを保持する本体部100に対して、端子付き配索材WTの端子Tを保持するコネクタ300を嵌合させることで、感温素子Eと配索材Wとの間を電気的に接続することができるものである。温度センサ1は、例えば、電池パック等に用いられるエアダクトに適用される。例えば、電気自動車やハイブリッド自動車に搭載される電池パックは、電気化学反応によって発熱し、その温度が高温になると発電効率が低下する。そのため、エアダクトは、必要に応じて冷却風を送風し、電池パックを冷却する必要があり、温度センサ1は、送風を制御するために、エアダクトの吸気側に設けられる固定対象部位Aに固定され、エアダクト内の空気温度を検出する部材として用いられる。
そして、本実施形態の温度センサ1は、固定対象部位Aに固定された状態で、コネクタ300が嵌合されるコネクタ部120を、固定対象部位Aに対する固定方向(第1方向に相当)と交差する方向(第2方向に相当)に沿って配置し、当該交差する方向に沿ってコネクタ300を着脱させることで、汎用性の向上を図ることができる構成を実現したものである。以下、図1~図5を参照して、温度センサ1を構成する本体部100、クランプ部200、コネクタ300の各構成について詳細に説明する。
なお、図1~図5のXY方向は、典型的には、固定対象部位Aの延在方向等に相当し、X方向は、固定対象部位Aの奥行方向、Y方向は、固定対象部位Aの幅方向等に相当する。また、Z方向は、固定対象部位Aの高さ方向(厚さ方向)等に相当する。なお、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、温度センサ1がクランプ部200を介して固定対象部位Aに組み付けられた状態での方向として説明し、X方向を奥行方向X、Y方向を幅方向Y、Z方向を高さ方向Zと称する。
また、奥行方向Xにおいて先端側とは、本体部100に対してコネクタ300が位置する側等に相当し、奥行方向Xにおいて基端側とは、本体部100に対してクランプ部200が位置する側等に相当する。また、高さ方向Zにおいて上側とは、固定対象部位Aに対してコネクタ300が位置する側(固定対象部位Aであるダクトの外側)等に相当し、高さ方向Zにおいて下側とは、固定対象部位Aに対してクランプ部200が位置する側(ダクトの内側)等に相当する。
また、以下の説明では、第1方向は、温度センサ1を固定対象部位Aに固定する際に、クランプ部200を固定対象部位Aの挿入孔Ahに挿入する方向であり、高さ方向Zにおいて上側から下側に向かう方向に相当する。また、第2方向は、本体部100が固定対象部位Aに固定された状態で、本体部100に対してコネクタ300が嵌合する方向である。第1実施形態では、第2方向は、奥行方向Xに沿う方向、すなわち、高さ方向Zと直交する方向として説明し、説明の便宜上、第1方向を挿入方向Z1、第2方向を嵌合方向X1と称する(図4、図5を参照)。
本体部100は、図2、図5に示すように、保持部110と、コネクタ部120とを含んで構成され、各部は、絶縁性を有する樹脂材料によって一体で形成される。
保持部110は、クランプ部200を介して固定対象部位Aに固定された状態で、高さ方向Zに沿って延在し、感温素子Eを保持することができる部分である。図2に示すように、保持部110は、一対の壁部110aと、壁部110bとを含んで構成される。各壁部110aは、奥行方向X及び高さ方向Zに沿って延在し、幅方向Yが板厚方向となる側壁部であり、幅方向Yに沿って間隔をあけて対向して位置する。また、壁部110bは、幅方向Y及び高さ方向Zに沿って延在し、奥行方向Xが板厚方向となる側壁部であり、幅方向Yの両端部が各壁部110aの奥行方向Xにおいて基端側の端部に接続される。
また、各壁部110aは、保持部110が感温素子Eを保持した状態で、高さ方向Zの長さが感温素子Eとほぼ同等、あるいは、感温素子Eより長くなるように設定され、高さ方向Zにおいて下側の端部の位置が感温素子Eの位置より低くなるように形成される。また、壁部110bは、保持部110が感温素子Eを保持した状態で、高さ方向Zの長さが感温素子Eより短くなるように設定され、高さ方向Zにおいて下側の端部の位置が感温素子Eの位置より高くなるように形成される。
そのため、保持部110は、高さ方向Zに直交する断面形状がU字型に形成され、奥行方向Xにおいて先端側が開口する内部空間110Sに感温素子Eを収容することができる。また、保持部110は、奥行方向Xに沿って露出する状態で感温素子Eを保持することができる。
コネクタ部120は、クランプ部200を介して固定対象部位Aに固定された状態で、保持部110から挿入方向Z1と交差する(直交する)嵌合方向X1に沿って延在し、嵌合方向X1に沿ってコネクタ300を嵌合させることができる部分である。図1~図5に示すように、コネクタ部120は、一対の壁部120aと、一対の壁部120bと、壁部120cとを含んで構成され、各部が一体となって形成される。各壁部120aは、嵌合方向X1及び高さ方向Zに沿って延在し、幅方向Yが板厚方向となる側壁部であり、幅方向Yに沿って間隔をあけて対向して位置する。また、各壁部120bは、嵌合方向X1及び幅方向Yに沿って延在し、高さ方向Zが板厚方向となる頂壁部、底壁部であり、高さ方向Zに沿って間隔をあけて対向して位置する。また、壁部120cは、幅方向Y及び高さ方向Zに沿って延在し、嵌合方向X1が板厚方向となる端部壁部であり、幅方向Yの両端部が各壁部120aの嵌合方向X1において基端側に位置する端部にそれぞれ接続され、高さ方向Zの両端部が各壁部120bの嵌合方向X1において基端側に位置する端部にそれぞれ接続される。そのため、コネクタ部120は、矩形箱状に形成され、嵌合方向X1において先端側に位置する開口部120Kからコネクタ300を挿入させて、内部空間120Sにコネクタ300を収容することができる。
また、本体部100は、図1~図3、図5に示すように、コネクタ部120に形成される係止部130を含んで構成される。
係止部130は、本体部100がコネクタ300に嵌合した状態で、コネクタ部120を所定の位置(図5に示すL2)で係止する部分である。係止部130は、図2に示すように、高さ方向Zの上側に位置する壁部120bの頂壁部外面120b1に設けられ、嵌合方向X1において基端側から先端側に向かって延在するスリットによって形成される枠部である。
また、本体部100は、図2、図5に示すように、感温素子Eから延在する端子ETを保持している。端子ETは、例えば、導電性を有する金属材料によって構成されるL字状の端子であり、本体部100にコネクタ300が嵌合することで、コネクタ300の端子Tに接続される。本体部100は、端子ETの一方の端部を内部空間110Sに露出させ、端子ETの他方の端部を内部空間120Sに露出させて当該端子ETを保持しており、例えば、この端子ETと共にインサート成形される。このとき、端子ETは、内部空間110Sに露出した部分に感温素子Eから延在するリード端子Eaが溶接等によって接続される一方、内部空間120Sに露出した部分にコネクタ300の端子Tが接続される。温度センサ1は、内部空間120Sにおいて、感温素子E側の端子ETと配索材W側の端子Tを物理的かつ電気的に接続することで、感温素子Eと配索材Wとの間を電気的に接続することができる。なお、端子ETの形状は特に限定されず、本体部100の形状に合わせて適宜変更することができる。
また、本体部100は、図1~図5に示すように、コネクタ部120に形成される押圧平面部121を含んで構成される。押圧平面部121は、クランプ部200を固定対象部位Aに固定する際に、挿入方向Z1に沿ってコネクタ部120の外面を押圧することができる部分である。押圧平面部121は、挿入方向Z1から視てクランプ部200と部分的に重なって位置し、かつ、挿入方向Z1の手前側(高さ方向Zの上側)に位置する壁部(頂壁部)120bの頂壁部外面120b1に形成される。当該壁部120bは、XY方向に沿って延在し、嵌合方向X1において基端側がクランプ部200と重なっている。そのため、本体部100は、当該壁部120bが押圧されると、その力をクランプ部200の各部に効率的に伝えることができる。
クランプ部200は、図1、図2、図5に示すように、軸部210と、位置決め部220(図5を参照)と、一対の固定部230とを含んで構成され、各部は、絶縁性を有する樹脂材料によって一体で形成される。
軸部210は、収容部211と、笠部212とを含んで構成される。収容部211は、高さ方向Zに沿って延在し、筒状に形成される壁部である。収容部211は、固定対象部位Aの挿入孔Ahに挿入可能な大きさ(直径)であり、高さ方向Zに沿う長さは、固定対象部位Aの板厚よりも長く形成される。一方で、笠部212は、収容部211の高さ方向Zにおいて上側の端部に形成され、収容部211から放射線状に延在する壁部である。笠部212は、温度センサ1が固定対象部位Aに固定された状態で挿入孔Ahを覆う位置に配置される。
位置決め部220は、収容部211に片持ち状に支持され、その先端部に位置決め用爪部221が形成されることで、保持部110が軸部210に組付けられる際に、保持部110を所定の位置L1(図5を参照)に係止することができる部分である。位置決め部220は、収容部211の内面から奥行方向Xに突出して形成され、高さ方向Zにおいて下側から上側に向かって延在する。また、各位置決め用爪部221は、奥行方向Xの内方に突出して形成され、壁部110b等の保持部110の壁部を係止する。
なお、軸部210は、保持部110が位置決め部220によって係止されることで、保持部110と共に当該保持部110が保持する感温素子Eを収容することができる。
また、軸部210は、高さ方向Zにおいて下側の端部に形成され、奥行方向Xに沿って形成される一対の窓部210Kを含んで構成される。各窓部210Kは、保持部110が軸部210に組付けられ、位置決め部220によって所定の位置L1に係止された状態で、保持部110が保持する感温素子Eを外部に向けて露出させて、感温素子Eが外気(軸部210の外部を流れる空気)に触れることを促進することができる部分である。固定対象部位Aを流れる空気は、一対の窓部210Kを介して軸部210を奥行方向Xに沿って通り抜ける際に、感温素子Eに接触する。そのため、感温素子Eは、測定対象である空気の温度を効率的に検知することができる。なお、図1~図3等に示す窓部210Kの形状はアーチ状であるが、その形状は、感温素子Eがより空気に触れやすい構造である限り特に限定されず、感温素子E等の各部の仕様に併せて適宜変更することができる。
一対の固定部230は、収容部211に片持ち状に支持され、その先端部に固定爪231がそれぞれ形成されることで、クランプ部200が挿入孔Ahに挿入されたときに、本体部100を固定対象部位Aに固定することができる部分である。図5に示すように、一対の固定部230は、収容部211の外面から奥行方向Xに突出して形成される。また、各固定部230は、奥行方向Xに対して収容部211を挟んで相互に対向する位置に形成され、高さ方向Zにおいて下側から上側に向かって延在する。また、各固定爪231は、奥行方向Xの外方に突出して形成され、クランプ部200が挿入孔Ahに挿入されると当該挿入孔Ahの縁部に係止される。クランプ部200は、一対の固定部230が可撓性を有しており、各固定部230が挿入孔Ahに対して撓みながら挿入可能に形成されること、及び、各固定爪231が挿入孔Ahの縁部に係止されることにより、温度センサ1を固定対象部位Aに固定することができる。
コネクタ300は、図1、図2、図5に示すように、複数の端子収容部310と、本体部100に係止される被係止部320と、係止解除操作部330とを含んで構成され、各部は、絶縁性を有する樹脂材料によって一体で形成される。
端子収容部310は、端子付き配索材WTが組付けられることで、配索材Wの端子Tを収容することができる部分である。図1~図3に示すように、端子収容部310は、2つ設けられ、各端子収容部310は、コネクタ300がコネクタ部120に嵌合した状態において、幅方向Yに沿って間隔をあけて位置する。
図1~図3に示すように、コネクタ300は、複数の壁部(側壁部)300aと、複数の壁部(頂壁部、底壁部)300bとによって形成されるハウジングを含んで構成され、当該ハウジングに複数の端子収容部310が形成される。各端子収容部310は、これらハウジングを構成する複数の壁部300aと、複数の壁部300bとによって形成(区画)される。より具体的には、各壁部300aは、奥行方向Xに沿う嵌合方向X1及び高さ方向Zに沿って延在し、幅方向Yが板厚方向となる壁部であり、幅方向Yに沿って間隔をあけて対向して位置する。また、各壁部300bは、嵌合方向X1及び幅方向Yに沿って延在し、高さ方向Zが板厚方向となる壁部であり、高さ方向Zに沿って間隔をあけて対向して位置する。これらの構成により、各端子収容部310は、矩形筒状に形成され、嵌合方向X1において先端側(コネクタ300の基端側)に位置する挿通口310K(図4を参照)から端子Tを挿入させて、その内部に収容することができる。また、各端子収容部310は、その内部に配置されるランス310aと、リテーナ310bとによって端子Tを係止することができる(図5を参照)。
ランス310aは、各端子収容部310の嵌合方向X1において基端側に配置される部材である。ランス310aは、端子Tが挿通口310Kから挿入される際に、嵌合方向X1と交差する方向(高さ方向Zにおいて内方側)に弾性変形することにより、当該端子Tと嵌合し、当該端子Tを各端子収容部310の内部の所定の位置(収容完了位置)で保持することができる。一方で、リテーナ310bは、各端子収容部310の嵌合方向X1において先端側に配置される部材であり、各端子収容部310に収容される端子Tの位置ずれを抑制して、端子を端子収容部310に適正に係止することができる。
被係止部320は、コネクタ300が本体部100に嵌合した状態で、本体部100の係止部130に所定の位置L2(図5を参照)で係止される部分である。図2に示すように、コネクタ300は、高さ方向Zの上側に位置する壁部300bの頂壁部外面300b1から立設する一対の支持部300cと、壁部300bの延在方向に沿って延在し、その両端部がそれぞれ支持部300cの各々と接続される変形部300dによって形成される可撓部を含んで構成される。被係止部320は、当該可撓部の変形部300dに形成され、嵌合方向X1において先端側から基端側に向かって延在している。また、被係止部320の先端部、すなわち、嵌合方向X1において基端側に被係止爪321が形成され、当該被係止爪321は、高さ方向Zの外方に突出して形成される。
係止解除操作部330は、被係止部320と係止部130との間の係止関係を解除することができる部分である。係止解除操作部330は、上述した可撓部によって構成され、一対の支持部300cと、変形部300dとを含んで構成され、変形部300dの嵌合方向X1において先端側(挿通口310K側)に形成される。そのため、係止解除操作部330は、コネクタ300が本体部100に嵌合した状態で、固定対象部位Aの延在方向XYに沿い、かつ、挿入方向Z1の手前側に位置する変形部300dの変形部外面300d1が、挿入方向Z1に沿って押圧されると、変形部300dと共に、一対の支持部300cを高さ方向Zにおいて内方側に弾性変形させる。
次に、ワイヤハーネスWHの取り付け時、メンテナンス時の動作について説明する。
まず、作業者は、温度センサ1の本体部100、クランプ部200、コネクタ300を準備する。そして、作業者は、本体部100をクランプ部200に組み付ける。このとき、本体部100の保持部110は、クランプ部200の収容部211に挿入され、位置決め部220によって所定の位置L1に係止される。そのため、保持部110が保持する感温素子Eは、クランプ部200の収容部211に収容され、当該収容部211に形成された窓部210Kのそれぞれから露出する位置に固定される。
そして、作業者は、端子付き配索材WTを準備し、端子付き配索材WTの各端子Tをコネクタ300に形成された端子収容部310のそれぞれに収容する。このとき、各端子Tは、各端子収容部310の挿通口310Kから挿入され、各端子収容部310の内部に配置されるランス310aと、リテーナ310bとによって係止される。
そして、作業者は、端子付き配索材WTの端部に接続されたコネクタ300の先端部分をコネクタ部120の開口部120Kから内部空間120Sに嵌入させることにより、コネクタ300を本体部100に嵌合させる。このとき、コネクタ300の被係止部320は、本体部100の係止部130によって所定の位置L2に係止される。また、コネクタ300と本体部100との間の係止状態が維持された状態で、コネクタ300側の端子Tと本体部100側の端子ETとが物理的かつ電気的に接続され、配索材Wと感温素子Eとの間が電気的に接続される。
そして、作業者は、クランプ部200の収容部211を挿入孔Ahに挿入した状態で、押圧平面部121を挿入方向Z1に沿って押圧することにより、端子付き配索材WTが組付けられた温度センサ1、すなわち、ワイヤハーネスWHを固定対象部位Aに固定する。このとき、押圧平面部121は、挿入方向Z1の手前側に位置している。そのため、作業者は、例えば1本の指F1で押圧平面部121を押すことができ、簡易な操作方法でワイヤハーネスWHを固定対象部位Aに固定することができる。また、押圧平面部121は、高さ方向Zから視てクランプ部200と部分的に重なる位置に形成されている。そのため、作業者は、クランプ部200の軸芯Zaに近い位置を押圧することができ、本体部100は、押圧平面部121に加えられる外力をクランプ部200に効率的に伝えることができる。したがって、作業者は、より小さい力でワイヤハーネスWHを固定対象部位Aに固定することができる。
また、ワイヤハーネスWHは、固定対象部位Aに固定された状態で、本体部100のコネクタ部120及びコネクタ300を挿入方向Z1と交差する(直交する)嵌合方向X1に沿って配置され、コネクタ部120及びコネクタ300は、図4に示すように、固定対象部位Aに近接して配置される。そのため、ワイヤハーネスWHは、コネクタ300から延びる配索材Wを、固定対象部位Aに沿って配索することができ、かつ、固定対象部位Aからの突出量(高さ方向Zの長さ)を抑えることができる。
一方、作業者は、メンテナンス作業や感温素子Eの交換作業の際に、必要に応じて、コネクタ300の係止解除操作部330を押圧することにより、固定対象部位Aに固定された本体部100からコネクタ300を取り外す。このとき、係止解除操作部330は、挿通口310K側に設けられている。そのため、作業者は、図3に示すように、例えば1本の指F1で係止解除操作部330を押圧し、被係止部320を高さ方向Zにおいて内方側に弾性変形させることによって、被係止部320と係止部130との間の係止関係を解除することができる。さらに、作業者は、被係止部320と係止部130との間の係止関係を解除した状態で、コネクタ300の挿通口310K側の端部を2本の指F2、F3で幅方向Y側から挟むことによって、本体部100からコネクタ300を取り外すことができる。
以上で説明した温度センサ1が適用されるワイヤハーネスWHは、測定対象の温度を検知する感温素子Eと、感温素子Eを保持する本体部100と、固定対象部位Aに対して挿入方向Z1(第1方向)に沿って着脱可能であり、かつ、当該固定対象部位Aに組み付けられた状態で本体部100を固定対象部位Aに固定可能であるクランプ部200と、導電性を有する配索材Wの端部に設けられ、本体部100に嵌合した状態で感温素子Eと配索材Wとが電気的に接続された状態となるコネクタ300と、を備える。また、本体部100は、クランプ部200を介して固定対象部位Aに固定された状態で、挿入方向Z1に沿って延在し、感温素子Eを保持する保持部110と、クランプ部200を介して固定対象部位Aに固定された状態で、保持部110から挿入方向Z1と交差する嵌合方向X1(第2方向)に沿って延在し、嵌合方向X1に沿ってコネクタ300が嵌合可能であるコネクタ部120とを含む。
このような構成によれば、温度センサ1は、本体部100に対してコネクタ300を嵌合させることで、感温素子Eと配索材Wとの間を電気的に接続することができる。また、作業者は、必要に応じて、本体部100からコネクタ300を取り外すことで、感温素子E側の部材のみを交換することができる。したがって、作業者は、メンテナンス作業を実施する際に、配索材W側の部材を交換する必要がなくなるため、温度センサ1、ワイヤハーネスWHは、当該作業の効率を向上させることができる。
また、一般的に、感温素子と配索材が予め接続されている一体型の温度センサを、感温素子と配索材とが別体に形成される別体型に変更し、感温素子と配索材をコネクタで接続する構成に変更した場合、各コネクタに収容される各端子の延在方向は、クランプ部の挿入方向と同じ高さ方向となる。そのため、温度センサ、ワイヤハーネスは、コネクタによる接続部分が新たに設けられることで、固定対象部位からの突出量(高さ方向の長さ)が増加し、固定対象部位に取り付けるために必要な空間をさらに増加するため、固定対象部位に対する取り付け性能が低下する虞がある。これに対し、温度センサ1は、固定対象部位Aに固定された状態で、コネクタ300が嵌合されるコネクタ部120を、固定対象部位Aに対する固定方向(第1方向に相当)と交差する方向(第2方向に相当)に沿って配置し、当該交差する方向に沿ってコネクタ300を着脱させることで、コネクタ300から延在する配索材Wを嵌合方向X1に沿って配索させることができる。そのため、温度センサ1、ワイヤハーネスWHは、固定対象部位Aからの突出量(高さ方向Zの長さ)を抑えることができ、固定対象部位Aに対する取り付け性能を向上させることができる。
以上のように、このような構成によれば、温度センサ1、ワイヤハーネスWHは、汎用性を向上させることができる。
さらに、以上で説明した温度センサ1が適用されるワイヤハーネスWHの本体部100は、クランプ部200を固定対象部位Aに固定する際に挿入方向Z1(第1方向)に沿ってコネクタ部120の外面(例えば、頂壁部外面120b1)を押圧可能な押圧平面部121を有し、押圧平面部121は、挿入方向Z1から視たときにクランプ部200と部分的に重なって位置する。このような構成によれば、温度センサ1は、押圧平面部121を介して、クランプ部200の軸芯Zaに近い位置が挿入方向Z1の手前側から押圧されることにより、その外力を本体部100からクランプ部200の各部に効率的に伝えることができる。したがって、温度センサ1、ワイヤハーネスWHは、より簡易な操作方法で固定対象部位Aに固定されることにより、汎用性を向上させることができる。
さらに、以上で説明した温度センサ1が適用されるワイヤハーネスWHにおいて、嵌合方向である第2方向は、挿入方向Z1(第1方向)に直交する固定対象部位Aの延在方向(奥行方向X)に相当し、コネクタ300は、本体部100に嵌合した状態で、本体部100に係止される被係止部320と、本体部100との係止関係を解除可能である係止解除操作部330とを有し、係止解除操作部330は、クランプ部200が固定対象部位Aに固定された状態で、固定対象部位Aの延在方向XYに沿い、かつ、挿入方向Z1の手前側に位置する頂壁部外面300b1に形成される。このような構成によれば、コネクタ300は、係止解除操作部330が挿入方向Z1の手前側から操作されることにより、被係止部320を介した本体部100との係止関係を解除することができる。したがって、温度センサ1、ワイヤハーネスWHは、固定対象部位Aに固定された本体部100に対して、より簡易な操作方法でコネクタ300を取り外すことができることにより、汎用性を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、図6、図7に示す第2実施形態に係るワイヤハーネスWHAについて説明する。ワイヤハーネスWHAは、適用される温度センサ1Aの本体部100A、及び、コネクタ300Aの形状の点で上記第1実施形態に係るワイヤハーネスWH、温度センサ1と異なる。なお、第2実施形態では、上記第1実施形態と同一の構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本体部100Aは、図6に示すように、コネクタ部120Aに形成される係止部130Aを含んで構成され、当該係止部130Aは、幅方向Yに沿って間隔をあけて位置する壁部(側壁部)120aの側壁部外面120a1に設けられ、嵌合方向X1において基端側から先端側に向かって延在するスリットによって形成される。
コネクタ300Aは、図6、図7に示すように、複数の端子収容部310Aと、本体部100Aに係止される被係止部320Aと、係止解除操作部330Aとを含んで構成される。
端子収容部310Aは、2つ設けられ、各端子収容部310Aは、コネクタ300Aがコネクタ部120に嵌合した状態において、高さ方向Zに沿って間隔をあけて位置する。
被係止部320Aは、幅方向Yに沿って間隔をあけて位置する壁部(側壁部)300aの側壁部外面300a1に形成される可撓部に設けられる。当該可撓部は、壁部300aの側壁部外面300a1から立設する一対の支持部300cAと、壁部300aの延在方向に沿って延在し、その両端部がそれぞれ支持部300cAの各々と接続される変形部300dAによって形成される。
被係止部320Aは、当該可撓部の変形部300dAに形成され、嵌合方向X1において先端側から基端側に向かって延在している。また、被係止部320Aの先端部、すなわち、嵌合方向X1において基端側に被係止爪321Aが形成され、当該被係止爪321Aは、幅方向Yの外方に突出して形成される。
係止解除操作部330Aは、上述した可撓部によって構成され、一対の支持部300cAと、変形部300dAとを含んで構成され、変形部300dAの嵌合方向X1において先端側(挿通口310K側)に形成される。そのため、係止解除操作部330Aは、コネクタ300Aが本体部100Aに嵌合した状態で、固定対象部位Aの延在方向XYと交差し、かつ、嵌合方向X1に沿う変形部300dAの変形部外面300d1Aが、幅方向Yに沿って押圧されると、変形部300dAと共に、一対の支持部300Acを幅方向Yにおいて内方側に弾性変形させる。
このような構造によれば、温度センサ1Aが適用されるワイヤハーネスWHAは、固定対象部位Aに固定された本体部100Aからコネクタ300Aを取り外す際に、係止解除操作部330Aが幅方向Yの外方側から内方側に操作されることにより、被係止部320Aと係止部130Aとの間の係止関係を解除することができる。そして、コネクタ300Aは、被係止部320Aと係止部130Aとの間の係止関係が解除された状態で、挿通口310K側の端部が、係止解除操作部330Aを操作した指F2と、係止解除操作部330Aとは反対側に添えた指F3で幅方向Y方向側から挟まれることによって、本体部100から取り外される。つまり、上述した温度センサ1が適用されるワイヤハーネスWHは、3本の指F1、F2、F3を利用して本体部100からコネクタ300を取り外す必要があることに対し、温度センサ1Aが適用されるワイヤハーネスWHAは、2本の指F2、F3のみを利用して本体部100Aからコネクタ300Aを取り外すことができる。したがって、温度センサ1A、ワイヤハーネスWHAは、固定対象部位Aに固定された本体部100Aに対して、より簡易な操作方法でコネクタ300Aを取り外すことができることにより、汎用性を向上させることができる。
[第3実施形態]
次に、図8に示す第3実施形態に係るワイヤハーネスWHBについて説明する。ワイヤハーネスWHBは、適用される温度センサ1Bの本体部100Bの形状の点で上記第1実施形態に係るワイヤハーネスWH、温度センサ1と異なる。なお、第3実施形態では、上記第1実施形態と同一の構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本体部100Aは、図8に示すように、コネクタ部120Bを含んで構成され、当該コネクタ部120Bは、クランプ部200を介して固定対象部位Aに固定された状態で、挿入方向Z1に直交する固定対象部位の延在方向(奥行方向X)に対して傾斜する方向に延在している。そのため、本体部100Bが固定対象部位Aに固定された状態で、本体部100Bに対してコネクタ300が嵌合する方向としての第2方向は、幅方向Yから視て奥行方向Xと交差する方向に相当する(以下、第2方向を嵌合方向X2と称する)。
このとき、コネクタ部120Bは、嵌合方向X2の基端側から先端側、つまり、本体部100B側から配索材W側に向かって固定対象部位Aから離間する方向に延在し、固定対象部位Aとの間に隙間部340を形成する。そのため、コネクタ300の挿通口310K側の端部は、固定対象部位Aから所定の距離離れて位置する。
このような構造によれば、温度センサ1Bが適用されるワイヤハーネスWHBは、固定対象部位Aに固定された本体部100Bからコネクタ300を取り外す際に、係止解除操作部330が、挿入方向Z1に沿って操作されることにより、被係止部320と係止部130との間の係止関係を解除する。そして、コネクタ300は、被係止部320と係止部130との間の係止関係が解除された状態で、挿通口310K側の端部が、係止解除操作部330を操作した指F1と、隙間部340側に介入させた指F4で挿入方向Z1方向側から挟まれることによって、本体部100Bから取り外される。つまり、上述した温度センサ1が適用されるワイヤハーネスWHは、3本の指F1、F2、F3を利用して本体部100からコネクタ300を取り外す必要があることに対し、温度センサ1Bが適用されるワイヤハーネスWHBは、2本の指F2、F4のみを利用して本体部100Bからコネクタ300を取り外すことができる。したがって、温度センサ1B、ワイヤハーネスWHBは、固定対象部位Aに固定された本体部100Bに対して、より簡易な操作方法でコネクタ300を取り外すことができることにより、ワイヤハーネスWHBの汎用性を向上させることができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る温度センサ1、1A、1B、及び、ワイヤハーネスWH、WHA、WHBは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本体部、及び、クランプ部は別体として説明したが、一体に形成されていてもよい。
また、押圧平面部は、本体部を構成する壁部のうち、固定対象部位Aの延在方向XYに沿う壁部に形成され、挿入方向Z1に沿って押圧される平面部として説明したが、コネクタ部の外面を押圧可能である限り、押圧平面部の延在方向、及び、押圧平面部を押圧する方向はこれに限らない。
また、本体部のコネクタ部、及び、コネクタは、略矩形状であると説明したが、屈曲面を有していてもよい。
また、被係止部、及び、係止解除操作部は、コネクタの同一面に形成されるものとして説明したが、被係止部、係止解除操作部は、それぞれ異なる面に形成されていてもよい。
また、固定対象部位Aは、エアダクトの吸気側の構造体として説明したが、これに限らない。固定対象部位Aは、車両のエアダクト以外の構造体であってもよい。
本実施形態に係る温度センサ、及び、ワイヤハーネスは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1、1A、1B 温度センサ
100、100A、100B 本体部
110 保持部
120、120A、120B コネクタ部
121 押圧平面部
130、130A 係止部
200 クランプ部
300、300A コネクタ
300a1 側壁部外面
300b1 頂壁部外面
310、310A 端子収容部
320、320A 被係止部
330、330A 係止解除操作部
340 隙間部
A 固定対象部位
E 感温素子
ET 感温素子側の端子
T 配索材側の端子
W 配索材
WT 端子付き配索材
WH、WHA、WHB ワイヤハーネス
X 奥行方向
X1、X2 嵌合方向(第2方向)
Y 幅方向
XY 延在方向
Z 高さ方向
Z1 挿入方向(第1方向)

Claims (6)

  1. 測定対象の温度を検知する感温素子と、
    前記感温素子を保持する本体部と、
    固定対象部位に対して第1方向に沿って着脱可能であり、かつ、当該固定対象部位に組み付けられた状態で前記本体部を前記固定対象部位に固定可能であるクランプ部と、
    導電性を有する配索材の端部に設けられ、前記本体部に嵌合した状態で前記感温素子と前記配索材とが電気的に接続された状態となるコネクタとを備え、
    前記本体部は、
    前記クランプ部を介して前記固定対象部位に固定された状態で、前記第1方向に沿って延在し、前記感温素子を保持する保持部と、
    前記クランプ部を介して前記固定対象部位に固定された状態で、前記保持部から前記第1方向と交差する第2方向に沿って延在し、当該第2方向に沿って前記コネクタが嵌合可能であるコネクタ部とを含むことを特徴とする、
    温度センサ。
  2. 前記本体部は、
    前記クランプ部を前記固定対象部位に固定する際に前記第1方向に沿って前記コネクタ部の外面を押圧可能な押圧平面部を有し、
    前記押圧平面部は、前記第1方向から視たときに前記クランプ部と部分的に重なって位置する、
    請求項1に記載の温度センサ。
  3. 前記第2方向は、前記第1方向に直交する前記固定対象部位の延在方向に相当し、
    前記コネクタは、
    前記本体部に嵌合した状態で、前記本体部に係止される被係止部と、
    前記本体部との係止関係を解除可能である係止解除操作部とを有し、
    前記係止解除操作部は、前記クランプ部が前記固定対象部位に固定された状態で、前記固定対象部位の前記延在方向に沿い、かつ、前記第1方向の手前側に位置する頂壁部外面に形成される、
    請求項1または2に記載の温度センサ。
  4. 前記第2方向は、前記第1方向に直交する前記固定対象部位の延在方向に相当し、
    前記コネクタは、
    前記本体部に嵌合した状態で、前記本体部に係止される被係止部と、
    前記本体部との係止関係を解除可能である係止解除操作部とを有し、
    前記係止解除操作部は、前記クランプ部が前記固定対象部位に固定された状態で、前記固定対象部位の前記延在方向と交差し、かつ前記第2方向に沿う側壁部外面に形成される、
    請求項1または2に記載の温度センサ。
  5. 前記第2方向は、前記第1方向に直交する前記固定対象部位の延在方向に対して傾斜し、
    前記コネクタは、
    前記本体部に嵌合した状態で、前記本体部に係止される被係止部と、
    前記本体部との係止関係を解除可能である係止解除操作部と、
    前記クランプ部が前記固定対象部位に固定され、前記本体部に嵌合した状態で、前記本体部側から前記配索材側に向かって前記固定対象部位から離間する方向に延在し、前記固定対象部位との間に形成される隙間部とを有し、
    前記係止解除操作部は、前記クランプ部が前記固定対象部位に固定された状態で、前記固定対象部位の前記延在方向に沿い、かつ、前記第1方向の手前側に位置する頂壁部外面に形成される、
    請求項1または2に記載の温度センサ。
  6. 導電性を有する配索材と、
    測定対象の温度を検知する感温素子と、前記感温素子を保持する本体部と、固定対象部位に対して第1方向に沿って着脱可能であり、かつ、当該固定対象部位に組み付けられた状態で前記本体部を前記固定対象部位に固定可能であるクランプ部と、前記配索材の端部に設けられ、前記本体部に嵌合した状態で前記感温素子と前記配索材とが電気的に接続された状態となるコネクタとを有する温度センサとを備え、
    前記本体部は、
    前記クランプ部を介して前記固定対象部位に固定された状態で、前記第1方向に沿って延在し、前記感温素子を保持する保持部と、
    前記クランプ部を介して前記固定対象部位に固定された状態で、前記保持部から前記第1方向と交差する第2方向に沿って延在し、当該第2方向に沿って前記コネクタが嵌合可能であるコネクタ部とを含むことを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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