JP2023155637A - 軌跡表示装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】より人が把握し易い人流の可視化を実現すること。【解決手段】所定エリアの移動体の移動を示す軌跡を表示するための軌跡表示装置10において、前記所定エリアにおける移動に関する属性ごとの色を定義する属性色定義情報を記憶する記憶部17と、前記移動体の移動状況を示す移動状況データから、複数の軌跡を特定する軌跡特定部13と、前記属性色定義情報を用いて、特定された複数の軌跡それぞれに対して属性に応じた色を特定し、前記軌跡に特定された前記色を付与して複数の着色軌跡情報を作成する軌跡着色部14と、作成された前記複数の着色軌跡情報を合成する着色軌跡情報合成部15を有し、合成された着色軌跡情報の表示画面への表示を実現する軌跡表示装置10。【選択図】 図3

Description

本発明は、いわゆる人流等の移動体の移動状況を分析するための技術に係り、人流等の移動状況の様子を表示するための技術に関する。
近年、感染症の抑制、災害時の避難、マーケティング等のために人流を始めとする人出の分析を行うことが求められている。この人流を把握するために、人の軌跡を取得することがなされている。
例えば、特許文献1では、「評価対象に対して単に注目度を算出するだけでなく,評価領域全域における人の移動特性を視覚的に捉える」ことを課題としている。このために、特許文献1では、「画像を取り込み,所定時間毎に上記画像から画像データを生成する画像データ生成部120と,上記画像データ内の人を追跡する人追跡部122と,上記人追跡部による人の変位から当該人の移動速度を算出し,上記画像データの全領域を格子状に分割した分割領域毎に,上記分割領域内に位置する人の上記移動速度を集計する分割領域集計部124と,上記分割領域毎に上記集計された移動速度を表示する速度表示部126とを備える速度分布分析装置提供される。かかる構成により,画像データ中の人の移動情報に基づいて,分割された領域毎の速度分布を視覚的に表示し,対象物に対する人の行動を容易に把握することができる。」ことが記載されている。そして、特許文献1では、画像データ内の人の軌跡を追跡することも開示されている。
また、特許文献1では、混雑状況に関し、領域に存在する推定人数や急激に推定人数が増加した場合のアラートを表示することが記載されている。
特開2006-85366号公報
人が人流を把握するためには、上記のように表示を行うことが望ましい。但し、特許文献1のように、人数やアラートのみでは人流の実態を把握することが困難である。このため、人流によるレーンを可視化することが望ましい。そこで、本発明では、より人が把握し易い人流の可視化を実現することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明では、移動体の移動に関する属性ごと異なる色で示される軌跡を、合成して描画する。
より具体的には、所定エリアの移動体の移動を示す軌跡を表示するための軌跡表示装置において、前記所定エリアにおける移動に関する属性ごとの色を定義する属性色定義情報を記憶する記憶部と、前記移動体の移動状況を示す移動状況データから、複数の軌跡を特定する軌跡特定部と、前記属性色定義情報を用いて、特定された複数の軌跡それぞれに対して属性に応じた色を特定し、前記軌跡に特定された前記色を付与して複数の着色軌跡情報を作成する軌跡着色部と、作成された前記複数の着色軌跡情報を合成する着色軌跡情報合成部を有し、合成された着色軌跡情報の表示画面への表示を実現する軌跡表示装置である。
また、本発明には、軌跡表示装置を用いた軌跡表示方法も含まれる。さらに本発明には、軌跡表示装置をコンピュータとして機能させるプログラムやこれを格納する記憶媒体も含まれる。
本発明によれば、より人が把握し易い人流の可視化が可能となる。
本発明の一実施形態における経路での人流の様子を示す人流データを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態における描画結果を示す図である。 本発明の一実施形態における軌跡表示装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態で用いられるレイアウトデータを示す図である。 本発明の一実施形態で用いられる人位置情報を示す図である。 本発明の一実施形態で用いられる属性情報を示す図である。 本発明の一実施形態で用いられる属性色定義情報を示す図である。 本発明の一実施形態で用いられる着色軌跡情報を示す図である。 本発明の一実施形態における描画処理フローを示すフローチャートである。 実施例1における軌跡表示装置の実現例を示すハードウエア構成図である。 実施例2における軌跡表示装置の実現例を示すハードウエア構成図である。 実施例3における軌跡表示装置の実現例を示すハードウエア構成図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、人流に関する人流データに基づいて、人流の様子を示す表示を実現する。なお、人流データは、移動体の移動状況を示す移動状況データの一例である。このため、本発明は、人以外の各種移動体に適用できる。この移動体には、ロボットや自動車等の人を運ぶモビリティが含まれる。なお、これら移動体の移動は自律的に行われるか否かは問わない。
<概要>
まず、本実施形態の概要について説明する。図1は、本実施形態における経路1での人流の様子を示す人流データを模式的に示す図である。図1(a)では、複数のセルで構成される道路などの経路1に、人がそれぞれの目的に向かって進んでいる様子を示している。図中、黒丸が右に進んでいる人を示し、十字丸が左に進んでいる人を示している。つまり、図中で矢印の方向にそれぞれ人が進んでいる。そして、図1(b)は、この移動の軌跡を矢印で示している。ここで、図1(b)の軌跡は、経路1の各セル単位で移動を特定し、隣接するセルで同じ方向の移動を示す軌跡を接続することで作成される。なお、本図では、移動方向に限らず、軌跡の色は同色であるが、実際には移動方向に応じて異なる色とする。この際、一定範囲の向きを同方向して処理することが望ましい。特に、方向を経路1の延伸方向(左右のいずれか)とすることが望ましい。
このように、軌跡を作成すると、同一レーンを通った人は完全に同一軌跡となる。このため、図1(b)に示すように、単純に軌跡を実線で描画すると重なってしまい、どれくらいの人が通ったかなどの情報を把握することが困難になる。なお、本実施形態では、セルとして80cm程度四方の大きさを想定しているが、これ以下の大きさとしてもよい。例えば、ピクセル等データの処理単位であってもよい。
そこで、本実施形態では、人の移動に関する属性ごと異なる色で示される複数の軌跡を合成して描画する。この合成には、なお、人流データは、時間帯等の所定単位ごとに複数のレイヤで構成されることが望ましく、軌跡を合成する際、レイヤごとに重畳等の合成を行い、これを描画することになる。図2は、このように描画された描画結果を示す図である。つまり、本実施形態では、図2に示すように、人流の様子が描画されることになる。具体的には、図2では移動が多い箇所ほどより目立つ軌跡が示される。また、少ない箇所ほどより軌跡を示す軌跡が埋没し目立たなくなっている。なお、本実施形態では、各軌跡がその属性(例えば、移動方向)ごとに、異なる色で描画される。このように、本実施形態では、異なる色で示される軌跡を合成して描画することで、より移動の状況を把握し易くなる。
<構成>
次に、本実施形態の構成を説明する。図3は、本実施形態における軌跡表示装置10の機能ブロック図である。軌跡表示装置10は、人流データについて、人流、つまり、人の移動の様子を示す軌跡の表示を実現する。このために、軌跡表示装置10は、自身の表示画面に軌跡を表示してもよいし、他の装置で軌跡を表示できるように軌跡を出力してもよい。なお、人流データは、所定単位ごとのレイヤで構成される。そして、軌跡表示装置10は、人流データとして、シミュレーションデータや実測データを用いることができる。また、人流データとしては、セルモデルをベースとすることができる。例えば、セルモデルシミュレーションデータやセルモデル実測データを用いることができる。このため、シミュレーションデータを用いる場合、軌跡表示装置10は、シミュレーションデータを生成するシミュレータ機能を有してもよい。
軌跡表示装置10は、入出力部11、処理部12および記憶部17を有する。入出力部11は、他装置や利用者等と情報の入出力を行うもので、通信装置、入力デバイス、表示装置などで実現できる。特に、入出力部11として表示装置を用いるなど表示機能を有する場合、入出力部11にて上述の軌跡を表示する。
また、処理部12は、着色軌跡情報の合成等の各種処理を行う。このために、処理部12は、軌跡特定部13、軌跡着色部14、着色軌跡情報合成部15およびセルモデルシミュレーション部16を有する。まず、軌跡特定部13は、人流データから、時刻ごとの人位置情報172で定められる複数の軌跡を特定する。軌跡特定部13は、この軌跡を特定するために、各時刻の人位置情報172について、セルごとに、属性に応じた線分情報を特定し、同じ属性の線分情報を結合する。また、複数の軌跡とは、時間帯など所定単位であるレイヤごとの情報であることが望ましい。
また、軌跡着色部14は、特定された軌跡に対して、その移動に関する属性に応じた色を特定し、着色軌跡情報を作成する。ここで、着色軌跡情報は、レイヤごとに作成されることになる。そして、より好適には、着色軌跡情報が半透明(透明度を有する)であるレイヤで構成されることが望ましい。また、属性には移動方向、移動速度、移動の規則性(無作為性、ランダムの程度))、目的地情報(移動における目的地の方面)などやこれらの組合せを用いることができる。
また、着色軌跡情報合成部15は、各着色軌跡情報177を合成する。例えば、着色軌跡情報合成部15は、半透明のレイヤである各着色軌跡情報177を互いに重畳する。また、セルモデルシミュレーション部16は、人流についてのシミュレーションを実行し、セルシミュレーションデータを生成する。なお、セルモデルシミュレーション部16は、選択的な構成であり、必須ではない。特に実測データを用いる場合、これを省略できる。また、セルモデルシミュレーション部16は、軌跡表示装置10とは別装置に設けてもよい。なお、本実施形態では、人流データとして、セルモデルシミュレーションデータとセルモデル実測データの少なくとも一方を用いることができる。
また、記憶部17は、本実施形態の描画処理等に用いられる各種情報やデータを記憶する。つまり、記憶部17は、レイアウトデータ171、人位置情報172、属性情報173、属性色定義情報174、セルモデルシミュレーションデータ175、セルモデル実測データ176および着色軌跡情報177を記憶する。これら各種情報、データについては、下記の<情報・データ>で説明する。
なお、以上で説明した軌跡表示装置10は、上述した機能を実行できればよく、望ましくはコンピュータで実現できる。このコンピュータでの実現例については、後述する各実施例で説明する。
<情報・データ>
以下、本実施形態で用いられる各種情報、データについて説明する。まず、図4は、本実施形態で用いられるレイアウトデータ171を示す図である。レイアウトデータ171は、経路1等の所定エリアを表す構造情報を保持したデータである。つまり、図4のように、レイアウトデータ171は、所定エリアが、複数のセル(00~94)で構成されることを示している。さらに、レイアウトデータ171は、経路1に対応し、複数のセルで構成される。そして、各セルのサイズ、オフセット関係、セルの形状を有する。また、本実施形態のセルとは、何等かの属性付けや情報管理を行うことのできる単位空間である。セルとしては、例えば、2次元空間を80cm等の四方の正方形に分割し、それぞれで人数などの情報を管理する単位となる各正方形をセルとして扱うことができる。また、セルの形状には、正方形の他、六角形など他の形状で管理してもよい。なお、レイアウトデータ171が、複数のセル、つまり、セルモデルデータであることはあくまでも一例であり、経路1のレイアウトを示す情報であればよい。
また、図5は、本実施形態で用いられる人位置情報172を示す図である。人位置情報172は、人流における人の位置を示す系列情報である。つまり、各人の時刻ごとの位置情報を示している。このため、図5に示すように、人位置情報172は、人IDごとに、各時刻の位置情報として、セルを識別する情報(レイアウトデータ171の番号)が記録されている。つまり、人ID=「1」は、時刻00:00.1においてセル「01」に位置し、時刻00:00.5においてセル「11」に位置し、時刻00:01.0において「セル21」に位置するように移動している。なお、本実施形態の人IDは所定エリア内で他の人と識別できる情報であればよく、氏名などで個人を特定できなくともよい。さらに、人位置情報172は、人流データ(セルモデルシミュレーションデータ175やセルモデル実測データ176)から作成できる。なお、人位置情報172は、移動体の位置を示す移動***置情報の一例である。
また、図6は、本実施形態で用いられる属性情報173を示す図である。属性情報173は、各セルの属性および軌跡を記載する際の色を示す情報である。そして、本実施形態では、属性情報173を、時間帯の一例である時刻ごとに設けられる。なお、図6では、時刻ごとの属性情報173を、1シートとして記載しているが、形式はこれに限定されない。
ここで、セルは、経路1のような所定エリアを構成するセルを識別する情報であり、レイアウトデータ171の番号で実現できる。また、占有率は、当該セルにおける属性ごとの割合を示す。本実施形態では、属性として移動方向を示す左右上下止を用いる。左右上下は、図1(a)上の方向であり、止は停止していることを示す。これらは属性の一例であり、止等の一部を省略してもよいし、他の属性を加えてもよい。
また、差分は、当該セルにおける占有率の最大値と二番目に大きな値(二番値)の差を示す。例えば、時刻=「00:00.1」におけるセル「00」では、右の占有率「0.65」-左の占有率「0.25」=差分「0.4」が算出される。また、セル「01」では、右の占有率「0.8」-上の占有率「0.15」=差分「0.65」が算出される。
そして、この差分が予め設定されている差分閾値より大きい場合に、占有率が最大値の属性がセル属性となる。例えば、セル「00」では、差分が「0.4」で差分閾値の「0.5」以下であるため、セル属性は「-」(空白セル)となる。また、セル「01」では、差分が「0.65」であるため、属性が「右」となる。同様に、セル「02」のセル属性も「右」となる。このように属性が特定されたセルを、占有セルと表現する。
そして、このようにして特定された属性に対応した色も、属性情報173に記録される。例えば、時刻=「00:00.1」におけるセル「00」では、属性なしのため、その色は「黒」つまり塗りつぶしとなる。この塗りつぶしとは、軌跡の背景の色と同色との意味である。また、時刻=「00:00.1」におけるセル「01」では、属性が「右」であるため、その軌跡の色は「青」となる。なお、属性の特定は、上述の方法に限定されない。このため、属性情報173には、セルごとの属性が記録さればよく、占有率や差分を省略できる。
なお、軌跡は隣接したセルが同一属性である場合、これら各セル中の軌跡を結合して1つの軌跡が作成されることになる。このため、属性情報173は、セルごとでなく、軌跡ごとに作成されてもよい。
また、図7は、本実施形態で用いられる属性色定義情報174を示す図である。属性色定義情報174は、属性と軌跡に着色する色の対応関係を示す情報である。つまり、属性情報173の色は、属性色定義情報174を用いて特定される。
なお、セルモデルシミュレーションデータ175やセルモデル実測データ176は、各人の移動状況を示すデータであり、模式的には図1(a)で示されるようなデータである。ここで、セルモデルシミュレーションデータ175は、シミュレーション結果に、レイアウトデータ171を用いて加工して、セル単位で移動を管理できるデータとして実現できる。合成して作成される。また、セルモデル実測データ176は、カメラで撮影された画像データを、レイアウトデータ171を用いて加工して、セル単位で移動を管理できるデータとして実現できる。なお、人流データは、「セルモデル」データには限定されない。
また、図8は、本実施形態で用いられる着色軌跡情報177を示す図である。着色軌跡情報177は、人流データに基づき特定される複数の軌跡を示し、軌跡それぞれに対して、属性情報173を用いて着色される色が特定される情報である。具体的には、図8において、図8(a)(b)(c)のそれぞれが、レイアごとの情報を示す。つまり、図8(a)(b)(c)が、属性情報173の時刻ごとの着色軌跡情報177を示している。以上で、本実施形態で用いられる情報やデータの説明を終わる。
<処理フロー>
次に、本実施形態の処理フローを説明する。図9は、本実施形態における描画処理フローを示すフローチャートである。まず、ステップS1において、入出力部11が、記憶部17から人流データを取得する。つまり、入出力部11が、表示対象となる経路1に対応するセルモデルシミュレーションデータ175またはセルモデル実測データ176を取得する。この際、入出力部11を介して、利用者から表示対象の指定を受け付けてもよいし、予め定められた条件に従って表示対象を特定してもよい。後者については、軌跡特定部13が、表示領域の大きさ等の条件に従って、表示対象を特定することになる。
取得される人流データは、指定された対象時間内の人流データであることが望ましい。対象時間は、入出力部11を介して、利用者から指定された時間であってもよいし、軌跡特定部13がこれを特定してもよい。なお、後者の一例としては、表示領域における異なる属性の人数の割合の合計が一定以上(最大でも可)となる時間帯(の前後)の時間を対象時間とする。このように処理することで、表示対象内から人がはけ始めた以降の時間帯を、描画の対象外とできる。例えば、人が対向して移動する時間帯以降の描画が除外され、より有意義な時間帯に絞った処理が可能となる。
また、ステップS2において、軌跡特定部13が、取得された人流データから、時刻ごとの人位置情報172で定められる複数の軌跡を特定する。上述のように、軌跡特定部13は、セルごとの属性に応じた線分情報を特定し、同じ属性の線分情報を結合して、軌跡を作成することができる。また、複数の軌跡とは、時間帯など所定単位であるレイヤごとの情報であることが望ましい。
また、ステップS3において、軌跡着色部14が、特定された軌跡について、その移動に関する属性に応じた色を特定する。このために、軌跡着色部14は、各軌跡の属性を特定し、当該属性の対応する色を、属性色定義情報174を用いて特定する。そして、軌跡着色部14が、該当する軌跡に対して特定された色を付与して着色軌跡情報177を作成する。この着色軌跡情報177は、図8に示すようにレイヤ単位に作成されることが望ましい。そして、軌跡着色部14は、作成された着色軌跡情報177を記憶部17に記憶する。
また、ステップS4において、着色軌跡情報合成部15が、作成された複数の着色軌跡情報177を合成する。例えば、着色軌跡情報合成部15は、レイヤごとの着色軌跡情報177を、半透明で重畳することで、合成を実行する。具体的には、着色軌跡情報合成部15は、図8(a)(b)(c)のそれぞれを重畳することになる。この結果、合成された着色軌跡情報が作成され、図2に示すような合成結果が得られる。この際、つまり、着色軌跡情報合成部15は、半透明とするための不透明度は、不透明度合の最大値(塗りつぶし)/人数で算出することが望ましい。
さらに、着色軌跡情報合成部15は、合成された着色軌跡情報に対して、本実施形態で移動状況として例示している人流に関連する関連情報の一例である正対率ヒートマップを対応するセルに付加してもよい。このことで、軌跡の色が混ざっている、つまり、人流が不明確となる原因を推定できる。ここで、正対率とは、単位時間における人同士が正対した回数である。このように正対率ヒートマップを付加することで、正対率が高くない場所で軌跡の色が混ざっている場合は、単に異なる時間で同じ経路を通っているだけと推測できる。例えば、対向完了後の軌跡などが想定される。また、正対率が高い場所で軌跡の色も混ざっている場合は、正対しているにも関わらず、同一経路を通っていることになる。このため、レーンが形成されていないと推定できる。これらは、後述の表示において、利用者のより推定されてもよいし、着色軌跡情報合成部15により推定されてもよい。後者の場合、これら推定結果も表示されてもよい。なお、着色軌跡情報合成部15は、合成された着色軌跡情報は、記憶部17に記憶することが望ましい。またさらに、正対には、人などの移動体同士の衝突も含まれる。また、着色軌跡情報合成部15は、セル(軌跡の背景)の色を正対率、つまり、正対の回数に応じた色で着色することもできる。このことでも、軌跡の色が混じった原因を予測することができる。
そして、ステップS5において、入出力部11が、合成結果を含む着色軌跡情報合成部15での処理結果を出力する。この出力には、入出力部11での表示の他、他装置での表示のための出力が含まれる。本ステップでは、軌跡についての合成結果が表示可能となる。このため、複数属性の人それぞれのセル上でのメジャーな移動経路が把握でき、また、色の混ざり具合で経路の混ざり具合が直感的に把握できる、との効果を奏する。以上で、本実施形態の処理フローの説明を終わり、以下、本実施形態の具体的な実現例を示す各実施例について説明する。
実施例1は、セルモデルシミュレーションデータ175を用いた描画処理を実行する実施例である。図10は、実施例1における軌跡表示装置10の実現例を示すハードウエア構成図である。図10において、軌跡表示装置10は、ネットワーク40を介してファイルサーバ100と接続されている。ここで、軌跡表示装置10は、コンピュータで実現でき、処理装置101、入力装置102、表示装置103、通信装置104、メモリ105および副記憶装置106を有し、これらは通信路を介して互いに接続されている。
まず、処理装置101は、CPUなどのプロセッサで実現でき、副記憶装置106に記憶されている描画プログラム110やセルモデルシミュレーションプログラム120に従って演算を実行する。このため、処理装置101は、図3の処理部12に該当する。
また、入力装置102は、利用者からの指示や操作を受け付ける機能を有し、マウス、キーボードなどの入力デバイスで実現できる。また、表示装置103は、合成結果等やセルモデルシミュレーションデータ175、セルモデル実測データ176などを表示する機能を有する。そして、表示装置103は、モニタなどで実現できる。なお、入力装置102および表示装置103は、図3の入出力部11に該当し、タッチパネルといった1つの装置で実現してもよい。
また、通信装置104は、ファイルサーバ100とネットワーク40を介して接続するための機能を有し、ファイルサーバ100と各種情報、データを送受信する。なお、通信装置104も図3の入出力部11に相当する。
また、メモリ105および副記憶装置106が、図3の記憶部17に該当する。そして、メモリ105は、副記憶装置106に記憶されている描画プログラム110、セルモデルシミュレーションプログラム120や処理装置101での処理に用いられる情報が展開される。また、副記憶装置106は、いわゆるストレージで実現でき、描画プログラム110やセルモデルシミュレーションプログラム120を記憶する。また、副記憶装置106は、外付けのHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカードなどの各種記憶媒体で実現できる。
そして、描画プログラム110は、軌跡特定モジュール111、軌跡着色モジュール112および着色軌跡情報合成モジュール113で構成される。ここで、これら各モジュールは、独立したプログラムで実現してもよい。また、これら各モジュールは、図3に示す各部の機能を実行するための構成である。これら各モジュール、プログラムと図3の各部の対応関係は、以下のとおりである。
軌跡特定モジュール111:軌跡特定部13
軌跡着色モジュール112:軌跡着色部14
着色軌跡情報合成モジュール113:着色軌跡情報合成部15
セルモデルシミュレーションプログラム120:セルモデルシミュレーション部16
また、処理装置101は、セルモデルシミュレーションプログラム120に従って、人の移動に関するシミュレーションを実行し、セルモデルシミュレーションデータ175を生成する。
さらに、ファイルサーバ100には、レイアウトデータ171、人位置情報172、属性情報173およびセルモデルシミュレーションデータ175および着色軌跡情報177を記憶する。そして、軌跡表示装置10は、ファイルサーバ100からこれらの情報を取得して、描画処理を実行することができる。なお、これらの情報の少なくとも一部は、副記憶装置106に記憶してもよい。なお、レイアウトデータ171、人位置情報172、属性情報173、セルモデルシミュレーションデータ175および着色軌跡情報177を副記憶装置106に記憶する場合、ファイルサーバ100やネットワーク40との接続を省略できる。つまり、軌跡表示装置10を、いわゆるスタンドアロンで実現できる。以上で、実施例1の説明を終わる。
実施例2は、実施例1と同様にセルモデルシミュレーションデータ175を用いた描画処理を実行する実施例である。実施例1では、軌跡表示装置10がシミュレーションを実行するが、本実施例では、別途設けたシミュレーションサーバ20が実行する。図11は、実施例2における軌跡表示装置10の実現例を示すハードウエア構成図である。軌跡表示装置10は、実施例1と同様にコンピュータで実現でき、処理装置101、入力装置102、表示装置103、通信装置104、メモリ105および副記憶装置106を有し、これらは通信路を介して互いに接続されている。
そして、軌跡表示装置10は、ネットワーク40を介して、シミュレーションを実行するシミュレーションサーバ20と接続されている。このため、副記憶装置106に記憶されるプログラムや情報が、実施例1と異なっている。つまり、本実施例では、副記憶装置106に描画プログラム110、レイアウトデータ171、人位置情報172、属性情報173および属性色定義情報174を記憶している。これらは、実施例1と同様のものである。また、レイアウトデータ171、人位置情報172、属性情報173および属性色定義情報174については、少なくとも一部を、シミュレーションサーバ20が記憶してもよい。
また、シミュレーションサーバ20も、軌跡表示装置10と同様にコンピュータで実現できる。このため、シミュレーションサーバ20は、処理装置201、通信装置202、メモリ203および副記憶装置204を有し、これらは通信路を介して互いに接続されている。そして、副記憶装置204は、セルモデルシミュレーションプログラム120およびセルモデルシミュレーションデータ175を記憶する。そして、処理装置201が、セルモデルシミュレーションプログラム120に従って、人の移動に関するシミュレーションを実行し、セルモデルシミュレーションデータ175を生成する。つまり、シミュレーションサーバ20は、図3のセルモデルシミュレーション部16に該当する。また、本実施例におけるこれら各モジュール、プログラムと図3の各部の対応関係は、実施例1と同様である。
そして、通信装置202が、ネットワーク40を介してセルモデルシミュレーションデータ175を軌跡表示装置10に送信する。この結果、軌跡表示装置10は、受信したセルモデルシミュレーションデータ175を用いて描画処理を実行することができる。以上で、実施例2の説明を終わる。
実施例1や2では、セルモデルシミュレーションデータ175を用いて描画処理を実行するが、実施例3はセルモデル実測データ176を用いる。図12は、実施例3における軌跡表示装置10の実現例を示すハードウエア構成図である。図12において、軌跡表示装置10は、ネットワーク40を介してカメラ群30と接続されている。また、軌跡表示装置10は、端末装置群50とも接続されている。
また、軌跡表示装置10は、コンピュータで実現でき、処理装置101、インターフェース装置107、通信装置104、メモリ105および副記憶装置106を有し、これらは通信路を介して互いに接続されている。ここで、処理装置101、通信装置104、メモリ105および副記憶装置106は、実施例2と同じである。但し、実施例2と比較して、副記憶装置106には、さらにセルモデル実測データ176が記憶されている。このセルモデル実測データ176は、カメラ群30が撮影した経路1の実測データ(画像)であり、カメラ群30から取得される。そして、上述の描画処理が、セルモデル実測データ176に基づいて実行されることになる。
また、端末装置群50は、インターフェース装置107を介して軌跡表示装置10を接続し、利用者に対してこの結果を表示したり、描画処理のための指示や操作を受け付けたりする。このため、インターフェース装置107は、図3の入出力部11に該当する。また、端末装置群50は、描画結果(合成された着色軌跡情報)を表示することになる。なお、本実施例におけるこれら各モジュール、プログラムと図3の各部の対応関係は、実施例1と同様である。
また、端末装置群50は、PC、スマートフォン、タブレットなどのコンピュータで実現できる。以上で、各実施例の説明を終わるが、本発明はこれらに限定されず、各種変形例や応用例にも適用できる。例えば、本発明の適用範囲は、人の移動に限らず、その付属品、所持品等の他、各種移動体の移動状況に適用することができる。さらに、対象とする人流データは、セルモデルデータに限定されない。
1…経路、10…軌跡表示装置、11…入出力部、12…処理部、13…軌跡特定部、14…軌跡着色部、15…着色軌跡情報合成部、16…セルモデルシミュレーション部、17…記憶部、171…レイアウトデータ、172…人位置情報、173…属性情報、174…属性色定義情報、175…セルモデルシミュレーションデータ、176…セルモデル実測データ、177…着色軌跡情報

Claims (12)

  1. 所定エリアの移動体の移動を示す軌跡を表示するための軌跡表示装置において、
    前記所定エリアにおける移動に関する属性ごとの色を定義する属性色定義情報を記憶する記憶部と、
    前記移動体の移動状況を示す移動状況データから、複数の軌跡を特定する軌跡特定部と、
    前記属性色定義情報を用いて、特定された複数の軌跡それぞれに対して属性に応じた色を特定し、前記軌跡に特定された前記色を付与して複数の着色軌跡情報を作成する軌跡着色部と、
    作成された前記複数の着色軌跡情報を合成する着色軌跡情報合成部を有し、
    合成された着色軌跡情報の表示画面への表示を実現する軌跡表示装置。
  2. 請求項1に記載の軌跡表示装置において、
    前記着色軌跡情報は、半透明のレイヤであり、
    前記着色軌跡情報合成部は、前記レイヤを重畳することで、前記着色軌跡情報を合成する軌跡表示装置。
  3. 請求項2に記載の軌跡表示装置において、
    前記軌跡特定部は、前記所定エリアを構成する複数のセルごとに、前記属性に応じた線分情報を特定し、同一の属性の線分情報を結合して、前記軌跡を特定する軌跡表示装置。
  4. 請求項3に記載の軌跡表示装置において、
    前記属性には、前記移動による前記セル内での正対が含まれ、
    前記着色軌跡情報合成部は、前記正対の回数に応じた色で前記セルを着色する軌跡表示装置。
  5. 請求項2に記載の軌跡表示装置において、
    前記表示画面には、前記合成された着色軌跡情報に対して、前記移動状況に関連する関連情報が表示される軌跡表示装置。
  6. 請求項1に記載の軌跡表示装置において、
    前記軌跡特定部は、前記所定エリア内で異なる属性の割合の合計が一定以上である期間内のおける軌跡を特定する軌跡表示装置。
  7. 所定エリアの移動体の移動を示す軌跡を表示するための軌跡表示装置を用いた軌跡表示方法において、
    記憶部に、前記所定エリアにおける移動に関する属性ごとの色を定義する属性色定義情報を記憶し、
    軌跡特定部により、前記移動体の移動状況を示す移動状況データから、複数の軌跡を特定し、
    軌跡着色部により、前記属性色定義情報を用いて、特定された複数の軌跡それぞれに対して属性に応じた色を特定し、前記軌跡に特定された前記色を付与して複数の着色軌跡情報を作成し、
    着色軌跡情報合成部により、作成された前記複数の着色軌跡情報を合成して、合成された着色軌跡情報の表示画面への表示を実現する軌跡表示方法。
  8. 請求項7に記載の軌跡表示方法において、
    前記着色軌跡情報は、半透明のレイヤであり、
    前記着色軌跡情報合成部により、前記レイヤを重畳することで、前記着色軌跡情報を合成する軌跡表示方法。
  9. 請求項8に記載の軌跡表示方法において、
    前記軌跡特定部により、前記所定エリアを構成する複数のセルごとに、前記属性に応じた線分情報を特定し、同一の属性の線分情報を結合して、前記軌跡を特定する軌跡表示方法。
  10. 請求項9に記載の軌跡表示方法において、
    前記属性には、前記移動による前記セル内での正対が含まれ、
    前記着色軌跡情報合成部により、前記正対の回数に応じた色で前記セルを着色するする軌跡表示方法。
  11. 請求項8に記載の軌跡表示方法において、
    前記表示画面には、前記合成された着色軌跡情報に対して、前記移動状況に関連する関連情報が表示される軌跡表示方法。
  12. 請求項7に記載の軌跡表示方法において、
    前記軌跡特定部により、前記所定エリア内で異なる属性の割合の合計が一定以上である期間内のおける軌跡を特定する軌跡表示方法。
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