JP2023142503A - 離型フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】剥離性が良好な多層共押出ポリオレフィンフィルムからなる離型フィルムを提供する。【解決手段】少なくとも離型層と支持層を有する多層共押出ポリオレフィンフィルムからなり、前記離型層に直鎖状超低密度ポリエチレンを含有し、常態剥離力の値が0.05N/50mm以上0.6N/50mm以下であることを特徴とする離型フィルム。【選択図】なし

Description

本発明は、離型フィルムに関する。詳細には、ポリオレフィン樹脂の多層共押出フィルムからなる離型フィルムに関する。
離型フィルムは、例えば、粘着シートの基材フィルムや保護フィルムとして、セラミックグリーンシート、感光性樹脂フィルム(フォトレジストフィルム)、回路基板のエポキシ封止樹脂などのキャリアフィルムとして、あるいはモールド成形用の工程フィルムとして用いられている。
一方、ポリエステルフィルムの一方の面に樹脂層を形成することが知られている(例えば、特許文献1、2)。
特開2020-203384号公報 特開2015-199329号公報
しかしながら、従来から知られているポリエステルフィルム表面に樹脂層を形成することからなる離型フィルムは、剛性が高く、柔軟性が十分ではなかった。一方、ポリオレフィンフィルムからなる離型フィルムは、粘着シートなどの被着体との剥離性が十分ではなかった。
従って、本発明の目的は、柔軟性と剥離性が良好な多層共押出ポリオレフィンフィルムからなる離型フィルムを提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の発明によって達成された。
[1]少なくとも離型層と支持層を有する多層共押出ポリオレフィンフィルムからなり、前記離型層に直鎖状超低密度ポリエチレンを含有し、被着体との常態剥離力の値が0.05N/50mm以上0.6N/50mm以下であることを特徴とする離型フィルム。
[2]直鎖状超低密度ポリエチレンの密度が0.850g/cm以上0.900g/cm未満で、MFRが0.5g/10min以上10.0g/10min未満である[1]に記載の離型フィルム。
[3]直鎖状超低密度ポリエチレンの含有量が10質量%以上である[1]または[2]に記載の離型フィルム。
本発明によれば、柔軟かつ粘着シートなどの被着体との剥離性が良好な多層共押出ポリオレフィンフィルムからなる離型フィルムを提供することができる。
本発明の離型フィルムは、少なくとも離型層と支持層を有する多層共押出ポリオレフィンフィルムからなる。
本発明において、多層共押出ポリオレフィンフィルムを構成する各層は、いずれもポリオレフィンを主成分とすることが好ましい。ここで、ポリオレフィンを主成分とするとは、各層それぞれにおいて、各層の固形分総量100質量%に対してポリオレフィンを50質量%以上含有することを意味する。
各層におけるポリオレフィンの好ましい含有量は、各層の固形分総量100質量%に対して60質量%以上であり、より好ましくは75質量%以上であり、特に好ましくは90質量%以上である。上限は100質量%である。
[離型層]
本発明において、多層共押出ポリオレフィンフィルムを構成する離型層は、直鎖状超低密度ポリエチレンを含有する。この離型層を設けることによって、剥離性が向上する。つまり、粘着シートなどの被着体との剥離力が小さくなる。
低密度ポリエチレンには、分岐状低密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンがある。一般に、低密度ポリエチレンといえば、分岐状低密度ポリエチレンを指す。分岐状低密度ポリエチレンは、高圧法低密度ポリエチレンとも称され、高圧ラジカル重合法により得られる枝分かれ状の多数の分岐を有する低密度ポリエチレン(以下、LDPEと省略する)である。本発明における離型層に上記LDPEを用いても剥離性の向上は期待できない。
従来、直鎖状低密度ポリエチレン(以下、LLDPEと略称する)は、密度が0.900g/cm以上0.940g/cm以下であり、本発明では、密度が0.850g/cm以上0.900g/cm未満の直鎖状低密度ポリエチレンを直鎖状超低密度ポリエチレン(以下、VLLDPEと略称する)と称する。
上記VLDPEは、エチレンモノマーを主成分とし、これにα-オレフィンを共重合したものである。ここで主成分とはVLDPEを構成するモノマー成分全体の50モル%以上含まれる成分を意味する。具体的には、エチレンと炭素数3~18のα-オレフィンとを触媒重合法により共重合して得ることができるエチレン・α-オレフィン共重合体である。上記触媒としては、チーグラー・ナッタ触媒やメタロセン触媒が一般的に知られている。また、共重合体におけるα-オレフィンの含有量が多くなると密度が小さくなる傾向にある。
ここで、炭素数3~18のα-オレフィンとしては、例えば、プロピレン、1-ブテン、3-メチル-1-ブテン、1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテン、4,4-ジメチル-1-ペンテン、1-ヘキセン、4-メチル-1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、1-デセン、1-オクタデセン等が挙げられる。これらのα-オレフィンは、単独もしくは組み合わせて用いることができる。上記α-オレフィンの中でも、炭素数4~12であるものが好ましく、炭素数4~10であるものより好ましい。
VLLDPEにおけるα-オレフィンの含有量は、モノマー成分全体の4~30モル%が好ましく、7~25モル%がより好ましく、10~20モル%が特に好ましい。α-オレフィンの含有量がモノマー成分全体の4モル%未満の場合、十分な離型性が得られないことがある。また、α-オレフィンの含有量がモノマー成分全体の30%超の場合、製膜性が悪くなることがある。
VLLDPEの密度は、0.900g/cm未満が好ましく、0.890g/cm未満がより好ましく、0.885g/m未満が特に好ましい。また、上記密度は、0.850g/cm以上が好ましく、0.860g/cm以上がより好ましく、0.865g/cm以上が特に好ましい。密度が0.850g/cm未満では被着体との常態剥離力が0.6N/50mm超となることがあり、密度が0.900g/cmを超えると被着体との常態剥離力が0.05N/50mm未満となることがある。
VLLDPEのMFRは、10.0g/10min未満が好ましく、8.0g/10min未満がより好ましく、6.0g/10min未満が特に好ましい。また、上記MFRは、0.5g/10min以上が好ましく、1.0g/10min以上がより好ましく、2.0g/10min以上が特に好ましい。MFRが10.0g/10min以上であるとフィルムを溶融押出成形する際に、原料の押出が困難になることがある。一方、MFRが0.5g/10min未満であるとフィルムを溶融押出成形する際に、押出機の炉圧が上昇し、製膜が困難になることがある。
離型層におけるVLLDPEの含有量は、剥離性を向上させるという観点から、離型層の固形分総量100質量%に対して10質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましく、20質量%以上が特により好ましく、上限は100質量%である。
離型層におけるVLLDPE以外の成分として、LLDPEを含有するのが好ましい。
離型層におけるVLLDPEとLLDPEの合計含有量は、剥離性を向上させるという観点から、離型層の固形分総量100質量%に対して70質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、上限は90質量%である。
離型層には、VLLDPEおよびLLDPE以外のポリオレフィン(以下、「他のポリオレフィン」ということがある)を含有することができる。他のポリオレフィンとしては、例えば、分岐状低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE;密度が0.941g/cm以上)、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ(4-メチル-1-ペンテン)、プロピレン-α-オレフィン共重合体、エチレンとα-オレフィン以外の成分との共重合体などが挙げられる。
上記プロピレン-α-オレフィン共重合体におけるα-オレフィンとしては、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、1-ノネン、1-デセン、3-メチル-1-ブテン、4-メチル-1-ペンテンなどが挙げられる。
上記エチレンとα-オレフィン以外の成分との共重合体としては、例えば、エチレン-アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン-メタクリル酸共重合体(EMAA)などのエチレン-不飽和カルボン酸共重合体;アイオノマー;エチレン-アクリル酸メチル共重合体、エチレン-アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)などのエチレン-(メタ)アクリル酸エステル共重合体;エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA);エチレン-ビニルアルコール共重合体などが挙げられる。
上記した他のポリオレフィンは、単独あるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。
離型層が他のポリオレフィンを含有する場合の他のポリオレフィンの含有量は、離型層の固形分総量100質量%に対して、0.1~20質量%が好適である。
[支持層]
本発明において、多層共押出ポリオレフィンフィルムを構成する支持層は、ポリオレフィンとして、ポリプロピレン(以下、PPと略称することがある)および密度が0.941g/cm以上の高密度ポリエチレン(以下、HDPEと略称することがある)からなる群から選ばれる少なくとも一種を含有することが好ましい。
このような支持層を設けることによって、本発明における多層共押出ポリオレフィンフィルムの剛性が高められて(腰が強くなって)、本発明の離型フィルムの取り扱い性や剥離作業性が向上する。
支持層に含有することができるポリプロピレン(PP)としては、プロピレン単独重合体、プロピレンと他のα-オレフィンとの共重合体、またはそれらの混合物を挙げることができる。
プロピレンと他のα-オレフィンとの共重合体における他のα-オレフィンとしては、エチレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、1-ノネン、1-デセン、3-メチル-1-ブテン、4-メチル-1-ペンテン等を挙げることができる。プロピレンと他のα-オレフィンとの共重合体としては、ランダム共重合体およびブロック共重合体のいずれも用いることができる。プロピレンと他のα-オレフィンとの共重合体におけるα-オレフィンの含有量は、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。α-オレフィンの含有量が20質量%を越えると結晶化度が低下することがある。
ポリプロピレン(PP)は、本発明の離型フィルムの剛性を高める(腰を強くする)という観点から、結晶化度が高い方が好ましい。具体的には、ポリプロピレン(PP)の結晶化度は40%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましく、60%以上であることが特に好ましい。結晶化度の上限は100%である。
ポリプロピレン(PP)の結晶化度は、支持層の溶融押出による製膜工程で溶融押出後の冷却温度や冷却速度を制御することによって調整できる。例えば、冷却速度を遅くすることによってポリプロピレン(PP)の結晶化度は高くなる。また、結晶核剤を併用することによって、結晶化度を高めることができる。
上記結晶核剤は、特に限定されず、公知の化合物を用いることができる。例えば、タルク等の無機物、カルボン酸金属塩、リン酸金属塩、ソルビトール系誘導体、ロジンの金属塩などが挙げられる。
支持層に含有することができる高密度ポリエチレン(HDPE)としては、密度が0.941~0.980g/cmのポリエチレンが好ましく、密度が0.945~0.975g/cmのポリエチレンがより好ましく、密度が0.950~0.970g/cmのポリエチレンが特に好ましい。
支持層は、ポリプロピレン(PP)と高密度ポリエチレン(HDPE)をそれぞれ単独で用いてもよいし、併用してもよい。ポリプロピレン(PP)と高密度ポリエチレン(HDPE)とを併用する場合の含有比率(PP:HDPE)は、特に限定されないが、例えば、質量比で98:2~2:98が好ましく、95:5~5:95がより好ましい。
支持層におけるポリプロピレン(PP)と高密度ポリエチレン(HDPE)の合計含有量は、本発明の離型フィルムの剛性を高めるという観点から、支持層の固形分総量100質量%に対して、50質量%以上が好ましく、60質量%以上がより好ましく、70質量%以上が特に好ましい。また、上記含有量は、97質量%以下が好ましく、95質量%以下がより好ましい。
本発明における多層共押出ポリオレフィンフィルムは、各層の層間密着性は比較的良好であるが、離型層と支持層との密着性をさらに高めるという観点から、支持層はさらに密度が0.940g/cm以下のポリエチレン系樹脂を含有することが好ましい。
支持層に含有することができるポリエチレン系樹脂は、密着性の観点から、密度が0.890~0.935g/cmの範囲のものがより好ましく、0.900~0.930g/cmの範囲のものが特に好ましい。
上記ポリエチレン系樹脂は、直鎖状超低密度ポリエチレン(VLLDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)であってもよいし、分岐状低密度ポリエチレン(LDPE)であってもよいが、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)が好ましい。この直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)は、離型層に用いられる直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)と同種のものが好ましい。ここで、同種とは密度差が0.005g/cm以内を意味する。
また、支持層には本発明における多層共押出ポリオレフィンフィルムを製膜する過程で生じた自己回収屑を含有することが、コスト削減となり好ましい。この場合、自己回収率は支持層の固形分総量100質量%に対して、50質量%未満であることが好ましい。
支持層におけるポリエチレン系樹脂の含有量は、離型層と支持層との密着性を向上させるという観点から、支持層の固形分総量100質量%に対して、3質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、7質量%以上が特に好ましい。一方、ポリエチレン系樹脂の含有量が多くなりすぎると本発明における多層共押出ポリオレフィンフィルムの剛性が低下することがあるので、上記含有量は40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましく、25質量%以下が特に好ましい。
支持層は、着色顔料や酸化防止剤などの添加剤を含有することができる。
[多層共押出ポリオレフィンフィルム]
本発明における多層共押出ポリオレフィンフィルムは、離型層と支持層との2層構成であってもよいし、他の層を含む3層以上で構成されていてもよい。他の層としては、背面層や中間層が挙げられる。中間層とは離型層と支持層との間あるいは支持層と背面層との間に配置される層である。
本発明における多層共押出ポリオレフィンフィルムは、例えば、従来公知の押出成形法(Tダイ多層共押出法、丸ダイ多層共押出法など)やインフレーション法により製造することができる。
本発明における多層共押出ポリオレフィンフィルムは、支持層の離型層を有する面とは反対面に背面層を有するものが好ましい。以下、背面層について詳細に説明する。
[背面層]
背面層を、支持層の保護あるいは本発明における多層共押出ポリオレフィンフィルムの滑り性向上のために設けることができる。
背面層に含有するポリオレフィンとしては、エチレン、プロピレンおよび炭素数が4~10のα-オレフィンの単独重合体、並びにこれらの共重合体が挙げられる。炭素数が4~10のα-オレフィンとしては、例えば、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、1-ノネン、1-デセン、3-メチル-1-ブテン、4-メチル-1-ペンテン等を挙げられる。
上記共重合体としては、例えば、エチレンとプロピレンとの共重合体、エチレンと炭素数が4~10のα-オレフィンとの共重合体、プロピレンと炭素数が4~10のα-オレフィンとの共重合体、エチレンとプロピレンと炭素数4~10のα-オレフィンとの共重合体が挙げられる。
上記ポリオレフィンは単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
背面層は、ポリエチレン系樹脂およびポリプロピレン系樹脂からなる群から選ばれる少なくとも一種を含有することが好ましい。ポリエチレン系樹脂としては、前述した直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、分岐状低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)が好ましく用いられる。ポリプロピレン系樹脂としては、プロピレンの単独重合体(以下、HPPと略称することがある)が好ましく用いられる。
背面層におけるポリオレフィンの含有量は、背面層の固形分総量100質量%に対して55質量%以上が好ましく、60質量%以上がより好ましく、75質量%以上が特に好ましい。上限は100質量%である。
背面層は、離型層と同種の組成で構成されてもよいし、異種の組成で構成されてもよい。
背面層は、離型フィルムの滑り性を確保するという観点から、表面粗さが比較的大きいことが好ましい。具体的には、背面層表面の最大高さ粗さRzは1.5μm以上が好ましく、2.5μm以上がより好ましい。上限は7.0μm程度である。
背面層を粗面化するために、背面層はプロピレン単独重合体とプロピレン単独重合体以外のポリオレフィンを含有することが好ましい。プロピレン単独重合体以外のポリオレフィンとしては、ポリエチレン、炭素数が4~10のα-オレフィンの単独重合体、プロピレンとエチレンとの共重合体、およびエチレンと炭素数が4~10のα-オレフィンとの共重合体からなる群から選ばれる少なくとも一種を用いることが好ましい。これらの中でも、プロピレン-エチレン・ランダム共重合体が好ましい。
[多層共押出ポリオレフィンフィルムにおける各層の厚み]
離型層の厚みは、5~30μmが好ましく、8~25μmがより好ましく、10~20μmが特に好ましい。
支持層の厚みは、20~90μmが好ましく、25~70μmがより好ましく、30~50μmが特に好ましい。
剥離性および多層共押出ポリオレフィンフィルムの剛性の観点から、支持層の厚み(St)に対する離型層の厚み(Rt)の比率(Rt/St)は、0.05~0.50であることが好ましく、0.10~0.45であることがより好ましく、0.15~0.40であることが特に好ましい。
背面層の厚みは、2~30μmが好ましく、3~25μmがより好ましく、4~20μmが特に好ましい。
多層共押出ポリオレフィンフィルムが、離型層/支持層/背面層の構成である場合、多層共押出ポリオレフィンフィルムの剛性を確保してカールを抑制するという観点から、離型層と背面層の合計厚みに対する支持層厚みの比率{(支持層厚み)/(離型層と背面層の合計厚み)}は、1.0以上4.0未満が好ましく、1.2以上3.5未満が好ましく、1.5以上3.0未満が特に好ましい。
多層共押出ポリオレフィンフィルムの総厚みは、30~100μmが好ましく、35~80μmがより好ましく、40~70μmが特に好ましい。
[離型フィルム]
本発明の離型フィルムは、前述した多層共押出ポリオレフィンフィルムからなる。すなわち、本発明の離型フィルムには、多層共押出ポリオレフィンフィルムに他の基材、例えば、ポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリイミドフィルムなどのプラスチックフィルム、紙、金属箔などの基材を貼り合わせたものは含まれない。
本発明の離型フィルムは、多層共押出ポリオレフィンフィルムを構成する離型層の表面に、例えば、シリコーン系離型剤、長鎖アルキル系離型剤、アルキド系離型剤、フッ素系離型剤などの離型剤で表面処理することができる。しかし、本発明の離型フィルムは、粘着シートなどの被着体との剥離性が比較的良好であること、および離型剤の粘着シートなどへの移行を考慮すると、上記の離型剤による表面処理は施さない方が好ましい。
つまり、本発明の離型フィルムは、多層共押出ポリオレフィンフィルムのみからなることが好ましい。
離型フィルムが適用されるとき、被着体の種類や用途によって要求される剥離力が異なる場合がある。本発明の離型フィルムは、適用される被着体の種類や用途に合わせて剥離力を調整することが可能である。
本発明の離型フィルムは、すでに剥離性は良好であるが、離型層表面に微細凹凸を形成することによって、あるいは加熱処理することによって、さらに剥離性を向上させることができる。これらの方法は単独あるいは組み合わせて実施することができる。
つまり、離型層表面に形成される微細凹凸の程度(深さやピッチ)を制御することによって剥離力を調整することができ、また、加熱条件(温度や時間)を制御することによって剥離力を調整することができる。
離型層表面に微細凹凸を形成する方法としては、例えば、エンボス処理、サンドブラスト処理、化学処理、あるいは離型層の製膜工程で溶融状態の離型層に凹凸彫刻を施した成形ロールを押し当てる方法が挙げられる。これらの中でもエンボス処理が好ましい。
エンボス処理としては、例えば、多層共押出ポリオレフィンフィルムに加熱したエンボスロールを押し当てる方法が好ましく、エンボスロールの加熱温度やプレス圧を制御することにより離型層に形成される凹凸形状を調整することができる。エンボスロールの加熱温度としては、80℃~160℃が好ましく、90℃~140℃がより好ましい。多層共押出ポリオレフィンフィルムのエンボスロールを押し当てる面は、離型層面であってもよいし、支持層面(背面層面)であってもよいが、離型層面が好ましい。
離型層表面に形成される微細凹凸形状としては、特に限定されず、同一の凹凸パターンが規則的あるいは不規則的に配列されたもの、異なる凹凸パターンが規則的あるいは不規則的に配列されたものなどを採用することができる。凹凸パターンとしては、例えば、格子状パターン、絹目状パターン、梨地状パターン、ドット状パターンなどが挙げられる。
本発明における多層共押出ポリオレフィンフィルムは、加熱処理することによって離型層表層に添加成分が析出し、剥離性がさらに向上する。
加熱処理するときの加熱温度は、70℃以上が好ましく、75℃以上がより好ましく、80℃以上が特に好ましい。上限は130℃程度である。加熱時間は、加熱温度および多層共押出ポリオレフィンフィルムの形態によって適宜設定される。
多層共押出ポリオレフィンフィルムの製膜工程などのフィルム搬送工程で加熱する場合は、例えば、75~130℃の温度で、30秒以上加熱することが好ましく、60秒以上加熱することがより好ましい、100秒以上加熱することが特に好ましい。一方、多層共押出ポリオレフィンフィルムがロール状形態あるいは枚葉積層形態である場合は、例えば70~100℃の温度で、30分以上加熱することが好ましく、1時間以上加熱することがより好ましく、2時間以上加熱することが特に好ましい。
本発明の離型フィルムは、離型層表面の粘着テープに対する常態剥離力の値0.05N/50mm以上0.6N/50mm以下である。
ここで、離型層表面の粘着テープに対する常態剥離力および加熱剥離力の測定は、後述の実施例に記載の測定方法に準じる。
従来から知られている離型フィルムは、常態剥離力に対して加熱剥離力が上昇傾向にあるが、本発明の離型フィルムは常態剥離力に対する加熱剥離力の上昇は小さく、むしろ低下する傾向にある。
[適用例]
本発明の離型フィルムは、例えば、粘着シートの基材フィルムや保護フィルムとして、セラミックグリーンシート、感光性樹脂フィルム(フォトレジストフィルム)、回路基板のエポキシ封止樹脂などのキャリアフィルムとして、モールド成形用の工程フィルムとして、あるいは粘着保護フィルムの離型フィルムとして、適用することができる。
本発明の離型フィルムは、例えば、粘着シートの保護フィルムとして好適である。つまり、基材フィルム上に粘着層を備えた粘着シートの粘着層に、本発明の離型フィルムの離型層が接するように積層される。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
[測定方法および評価方法]
(1)ポリエチレンの密度の測定
JIS K7112(1999)に従って密度勾配管法(23℃)により測定した。
(2)常態剥離力の測定
離型フィルムの離型層表面にアクリル系粘着テープ(日東電工(株)製の「No.31B」)の粘着面が向き合うように重ねて自重5kgのゴムローラーで押さえながら一往復させて貼り合わせて、室温(23±2℃)で24時間放置したサンプルを作製した。サンプルについて、引張り試験機(島津製作所社製「EZ-SX」品番)にて、300mm/minの速度で、粘着シート側を180°に引き剥したときの剥離力を常態剥離力と定した。
(3)離型層および背面層の表面の最大高さ粗さRzの測定
JIS B0601(2001)に準拠して表面粗さ測定機((株)ミツトヨ製の「サーフテストSJ-400」)を用いて測定した。
<測定条件>
・触針先端半径;2μm
・測定力;0.75mN
・カットオフ値;λs=2.5μm、λc=0.8mm
(エンボス処理後のカットオフ値;λs=2.5μm、λc=2.5mm)。
(4)メルトフローレート(MFR)
東洋精機製作所製メルトインデックサを用い、JIS K7210-1(2014)に準拠し、ポリプロピレン系樹脂は温度230℃、荷重2.16kgの条件又はポリエチレン系樹脂は温度190℃、荷重2.16kgの条件で実施例及び比較例に使用した原料のMFRを測定した。
[実施例1]
離型層/支持層/背面層の3層積層構成の離型フィルムを、下記の原料を用いて3層溶融共押出法にて作製した。各層の押出温度を、離型層が200℃、支持層が210℃、背面層が210℃に設定し、60℃に保たれたキャスティングドラム上に、離型層の厚みが8μm、支持層の厚みが28μm、背面層の厚みが4μmとなるように押し出して、総厚みが40μmの離型フィルムを作製した。なお、背面層表面の最大高さ粗さRzは2.8μm、離型層表面の最大高さ粗さRzは0.3μmであった。
作製した離型フィルムを加熱処理した。加熱処理は、A4サイズの離型フィルム500枚を重ねて、熱風オーブンにて80℃で1時間加熱した。剥離力の測定は、重ねた500枚の上から250枚目の離型フィルムにて実施した。常態剥離力は0.3N/50mmであった。 加熱処理することでフィルム内の低分子量成分が離型層表面に微量析出することで常態剥離力が低下した可能性がある。
<各層の原料>
・離型層原料;LLDPE((株)プライムポリマー製“エボリュー(登録商標)”SP2540;密度0.924g/cm、MFR3.8g/10min)90質量部とVLDPE(住友化学(株)製“エクセレン(登録商標)”FX201;密度0.898g/cm、MFR2.0g/10min)10質量部との混合物。
・支持層原料;HDPE( 日本ポリエチレン(株)製“ノバテック(登録商標)”HF562;密度=0.961g/cm)80質量部とLLDPE((株)プライムポリマー製“エボリュー(登録商標)”SP2540;密度0.924g/cm)20質量部との混合物。
・背面層原料;ポリプロピレン(住友化学(株)製“ノーブレン(登録商標)“FLX80E4)80質量部とプロピレン-エチレン・ランダム共重合体(エチレン含有量5質量%)20質量部との混合物。
[実施例2]
離型層原料を以下のように変更した以外は、実施例1と同様にして、離型層/支持層/背面層の3層積層構成の離型フィルムを作製した。なお、背面層表面の最大高さ粗さRzは2.8μm、離型層表面の最大高さ粗さRzは0.3μmであった。
作製した離型フィルムを加熱処理した。加熱処理は、A4サイズの離型フィルム1枚を熱風オーブンにて、100℃で60秒間加熱した。常態剥離力は0.3N/50mmであった。 加熱処理することでフィルム内の低分子量成分が離型層表面に微量析出することで常態剥離力が低下した可能性がある。
・離型層原料;LLDPE((株)プライムポリマー製“エボリュー(登録商標)”SP2540;密度0.924g/cm、MFR3.8g/10min)80質量部とVLDPE(住友化学(株)製“エクセレン(登録商標)”FX201;密度0.898g/cm、MFR2.0g/10min)20質量部との混合物。
[実施例3]
離型層/支持層/背面層の3層積層構成の離型フィルムを、下記の原料を用いて3層溶融共押出法にて作製した。各層のダイ温度を、離型層が200℃、支持層が230℃、背面層が210℃に設定し、60℃に保たれたキャスティングドラム上に、離型層の厚みが10μm、支持層の厚みが35μm、背面層の厚みが5μmとなるように押し出して、総厚みが50μmの離型フィルムを作製した。なお、背面層表面の最大高さ粗さRzは2.8μm、粘着層表面の最大高さ粗さRzは0.3μmであった。製膜した離型フィルムの常態剥離力は0.5N/50mmであった。
<各層の原料>
・離型層原料;LLDPE(住友化学(株)製“スミカセン(登録商標)”CW3006;密度0.922g/cm、MFR5.0g/10min)50質量部とVLDPE(住友化学(株)製“エクセレン(登録商標)”FX402;密度0.880g/cm、MFR8.0g/10min)50質量部との混合物。
・支持層原料;ポリプロピレン(C)(日本ポリプロ(株)製“ノバテックPP(登録商標)”FL4)80質量部とLLDPE(住友化学(株)製“スミカセン(登録商標)”CW3006;密度0.922g/cm、MFR5.0g/10min)20質量部との混合物。
・背面層原料;ポリプロピレン(住友化学(株)製“ノーブレン(登録商標)“FLX80E4)80質量部とプロピレン-エチレン・ランダム共重合体(エチレン含有量5質量%)20質量部との混合物。
[実施例4]
離型層原料を以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、離型層/支持層/背面層の3層積層構成の離型フィルムを作製した。なお、背面層表面の最大高さ粗さRzは2.8μm、粘着層表面の最大高さ粗さRzは1.3μmであった。製膜した離型フィルムの常態剥離力は0.4N/50mmであった。
・離型層原料;VLDPE(エチレン-1-オクテン共重合体;ダウケミカル社製“アフィニティー(登録商標)”KC8852G;密度0.875g/cm、MFR3.0g/10min)。
[実施例5]
離型層原料を以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、離型層/支持層/背面層の3層積層構成の離型フィルムを作製した。なお、背面層表面の最大高さ粗さRzは2.8μm、粘着層表面の最大高さ粗さRzは0.3μmであった。
作製した離型フィルムを加熱処理した。加熱処理は、A4サイズの離型フィルム500枚を重ねて、熱風オーブンにて80℃で1時間加熱した。剥離力の測定は、重ねた500枚の上から250枚目の離型フィルムにて実施した。常態剥離力は0.3N/50mmであった。
・離型層原料;LLDPE(住友化学(株)製“スミカセン(登録商標)”CW3006;密度0.922g/cm、MFR5.0g/10min)80質量部とVLDPE(住友化学(株)製“エクセレン(登録商標)”FX307;密度0.890g/cm、MFR3.2g/10min)20質量部との混合物。
[実施例6]
離型層と背面層の原料を以下のように変更した以外は、実施例3と同様にして、離型層/支持層/背面層の3層積層構成の離型フィルムを作製した。なお、背面層表面の最大高さ粗さRzは3.8μm、粘着層表面の最大高さ粗さRzは0.3μmであった。
作製した離型フィルムを加熱処理した。加熱処理は、A4サイズの離型フィルム1枚を熱風オーブンにて、100℃で60秒間加熱した。常態剥離力は0.4N/50mmであった。
・離型層原料;LLDPE(住友化学(株)製“スミカセン(登録商標)”CW3006;密度0.922g/cm、MFR5.0g/10min)80質量部とVLDPE(エチレン-1-オクテン共重合体;ダウケミカル社製“アフィニティー(登録商標)”KC8852G;密度0.875g/cm、MFR3.0g/10min)20質量部との混合物。
・背面層原料;PP(ヒョソンケミカル製“Topilene(登録商標)“J640F)。
[実施例7]
離型層/支持層の2層積層構成の離型フィルムを、下記の原料を用いて2層溶融共押出法にて作製した。各層のダイ温度を、離型層が200℃、支持層が230℃に設定し、60℃に保たれたキャスティングドラム上に、離型層の厚みが10μm、支持層の厚みが35μmとなるように押し出して、総厚みが45μmの離型フィルムを作製した。なお、支持層の離型層とは反対面の最大高さ粗さRzは1.4μm、粘着層表面の最大高さ粗さRzは0.3μmであった。
作製した離型フィルムを加熱処理した。加熱処理は、A4サイズの離型フィルム500枚を重ねて、熱風オーブンにて80℃で1時間加熱した。剥離力の測定は、重ねた500枚の上から250枚目の離型フィルムにて実施した。常態剥離力は0.3N/50mmであった。
<各層の原料>
・離型層原料;LLDPE((株)プライムポリマー製“エボリュー(登録商標)”SP2540;密度0.924g/cm、MFR3.8g/10min)90質量部とVLDPE(住友化学(株)製“エクセレン(登録商標)”FX307;密度0.890g/cm、MFR3.2g/10min)10質量部との混合物。
・支持層原料;ポリプロピレン(C)(日本ポリプロ(株)製“ノバテックPP(登録商標)”FL4)。
[比較例1]
実施例1と同様にして、離型層/支持層/背面層の3層積層構成の離型フィルムを作製した。なお、背面層表面の最大高さ粗さRzは2.8μm、離型層表面の最大高さ粗さRzは0.3μmであった。加熱処理は実施せず、製膜した離型フィルムの常態剥離力は1.3N/50mmであった。製膜直後の離型層表面には低分子量成分は析出しておらず、常態剥離力が高い可能性がある。
[比較例2]
実施例2と同様にして、離型層/支持層/背面層の3層積層構成の離型フィルムを作製した。なお、背面層表面の最大高さ粗さRzは2.8μm、離型性表面の最大高さ粗さRzは0.3μmであった。加熱処理は実施せず、製膜した離型フィルムの常態剥離力は1.0N/50mmであった。製膜直後の離型層表面には低分子量成分は析出しておらず、常態剥離力が高い可能性がある。
[比較例3]
離型層の原料を以下のように変更した以外は、実施例6と同様にして、離型層/支持層/背面層の3層積層構成の離型フィルムを作製した。なお、背面層表面の最大高さ粗さRzは3.8μm、離型層表面の最大高さ粗さRzは0.3μmであった。製膜した離型フィルムの常態剥離力は5.0N/50mmであった。
・離型層原料;LLDPE(住友化学(株)製“スミカセン(登録商標)”CW3006;密度0.922g/cm、MFR5.0g/10min)。

Claims (3)

  1. 少なくとも離型層と支持層を有する多層共押出ポリオレフィンフィルムからなり、前記離型層に直鎖状超低密度ポリエチレンを含有し、常態剥離力の値が0.05N/50mm以上0.6N/50mm以下であることを特徴とする離型フィルム。
  2. 直鎖状超低密度ポリエチレンの密度が0.850g/cm以上0.900g/cm未満で、MFRが0.5g/10min以上10.0g/10min未満である請求項1に記載の離型フィルム。
  3. 直鎖状超低密度ポリエチレンの含有量が、離型層の固形分総量100質量%に対して10質量%以上である請求項1または2に記載の離型フィルム。
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