JP2023141633A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷装置において、切断後のラベルが筺体内に残ることを抑制する。【解決手段】テープTを切断してラベルLを作成する切断部5と、テープTの切断時からラベルLの搬送時までの間において互いに押圧されることでラベルLを把持する第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109とを備えて印刷装置1を構成する。【選択図】図7

Description

本明細書の開示は、印刷装置に関する。
従来、テープ等の被印刷媒体に対して印刷を行い、ラベルを作成することのできる印刷装置が知られている。
このような印刷装置では、作成されたラベルを排出する排出機構が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-5921号公報
しかしながら、上記文献に記載の構成では、ラベルの切断機構の位置やラベルの排出経路によっては、ラベルが適切に排出されず筐体内に残ってしまう場合があった。
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、印刷装置において、切断後のラベルが筺体内に残ることを抑制することである。
本発明の一態様に係る印刷装置は、被印刷媒体を切断してラベルを作成する切断部と、前記被印刷媒体の切断時から前記ラベルの搬送時までの間において互いに押圧されることで前記ラベルを把持する第1及び第2搬送ローラとを備える。
上記の態様によれば、印刷装置において、切断後のラベルが筺体内に残ることを抑制することができる。
一実施形態に係る印刷装置1の斜視図である。 印刷部2と切断部と排出部の位置関係を説明するための図である。 比較例に係る排出部200の斜視図である。 排出部200の動作について説明するための図である。 排出部200における課題を説明するための図である。 一実施形態に係る排出部100の斜視図である。 弾性部207とゴム210と回転軸211と第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109との関係について説明するための図である。 排出部100の動作について説明するための図である。 テープ交換時のテープTの動きを示す図である。 ガイド110の構成を示す図である。 第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの変形例1を示す図である。 第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの変形例2を示す図である。 第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの変形例3を示す図である。
図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
なお、以下の図面の記載において、図1に示すx方向、y方向、z方向からなる3次元空間において、後述するラベルLの搬送方向をx方向とし、後述するラベルLの搬送方向に対して垂直方向(第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109のそれぞれの回転軸方向)をy方向とし、x方向とy方向とからなる平面に対して垂直方向をz方向とする。
また、本明細書において、名詞を修飾する“第1”、“第2”などの用語は、名詞で表現される要素の量または順序を限定するものではない。これらの用語は、2つ以上の要素間を区別するために用いられ、それ以下でもそれ以上でもない。従って、“第1”と“第2”要素が特定されていることは、“第1”要素が“第2”要素に先行することを意味するものではなく、“第3”要素の存在を否定するものでもない。
また、以下では、サーマルヘッドを用いてテープに文字、画像等を印刷した後に切断し、印刷後及び切断後のラベル(テープ片)を外部に排出する印刷装置を例にして、本発明の実施形態について説明する。
また、本明細書において、テープとは、プラスチック、紙、その他の任意の材料からなる細長く薄い帯状の被印刷媒体であり、典型的には粘着層を有し、貼り付け可能である。なお、テープは、粘着層を有しなくてもよい。
また、実施形態に係る印刷装置は、サーマルヘッドを備えるサーマルプリンタであるが、印刷方式は特に限定せず、例えば、熱転写方式であっても感熱方式であってもよい。また、サーマルプリンタに限らず、インクジェットプリンタ、レーザプリンタなどのその他のプリンタであってもよい。
また、実施形態に係る印刷装置は、モータの回転動力により駆動する切断部と、その切断部の駆動に連動して動作する排出部とを有する。なお、切断部は、手動で駆動させてもよく、この場合、排出部は、手動による切断部の駆動に連動して動作してもよい。また、排出部は、切断部の駆動に連動しなくてもよく、例えば、切断部の駆動に使用されるモータとは別のモータの回転動力により動作してもよい。
図1は、実施形態に係る印刷装置1の斜視図である。図2は、印刷部2と切断部と排出部の位置関係を説明するための図である。以下、図1及び図2を参照しながら、印刷装置1について説明する。図2では、「ハサミのマーク」により切断部を模式的に示し、「二点鎖線の枠」により排出部を模式的に示している。
印刷装置1は、テープTに文字や図形などの印刷を行うラベルプリンタである。印刷装置1は、例えば、図示しない情報処理装置から受信した印刷指示に応じてテープTに印刷を行ってもよく、入力装置や表示装置を有しなくてもよい。文字や図形などが印刷されたテープTは印刷装置1内で切断されることでラベルL(テープ片)として作成され、印刷装置1の筐体3に形成された排出口4からラベルLが印刷装置1の外に排出される。
印刷装置1には、図2に示すように、排出口4近傍に排出部(二点鎖線の枠)が設けられている。排出部は、後述する切断部5(図3参照)に連動して動作することで、切断部5でのテープTの切断によって作成されたラベルLを確実に印刷装置1の外に排出する役割を担っている。
印刷装置1内において、テープTは、図2に示すように、印刷部2のサーマルヘッド6から切断部(ハサミのマーク)へ搬送される。また、ラベルLは、排出部(二点鎖線の枠)から排出口4を介して印刷装置1の外に排出される。より具体的には、プラテンローラ7の回転により図示しないテープロールから繰り出されたテープTは、プラテンローラ7とサーマルヘッド6の間で印刷された後に切断部で切断される。その後、テープTから切り離されたラベルLが、排出部によって排出口4から印刷装置1の外に排出される。
テープTは消耗品であり、適当なタイミングで新たなテープTと交換が必要である。また、印刷装置1では、幅や色などの異なる様々な種類のテープTを使用可能であり、用途に応じてテープTの交換が行われる。排出部(二点鎖線の枠)は、後述する特有の構成によって、このようなテープTの交換を容易に行うことを可能とするとともに、排出部の基本機能である印刷装置1(筐体3)の外への排出を確実に行うことができるものである。即ち、排出部を有する印刷装置1は、従来の印刷装置に比べて高い基本性能を維持しながら、テープTの交換時の高い作業性を発揮することができる。以下、この点について詳細に説明する。
図3は、比較例に係る排出部200の斜視図である。図4は、排出部200の動作について説明するための図であり、(a)~(d)は、それぞれ、y方向から見た図である。図5は、排出部200における課題を説明するための図であり、テープT、ラベルL、及び第1搬送ローラ208をz方向から見た図である。印刷装置1の排出部100の特徴の理解を容易にするために、排出部100について説明する前に、図3から図5を参照しながら、比較例に係る排出部200の構成と作用について説明する。
排出部200は、切断部5の切断動作に連動して排出動作が行われる点は後述する排出部100と同様である。排出部200は、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209とが基本的に互いに離間していて、必要なタイミングで(例えば、テープTを切断後、切断されたラベルLを搬送する際に)互いに押圧する点が、排出部100とは異なっている。
排出部200は、図3に示すように、ピニオンギア201と、ピニオンギア201とかみ合う2つのラックギア202、203と、カム205と、第1搬送ローラ208と、第2搬送ローラ209とを備えている。
ラックギア202とラックギア203の各々は、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209が並んだ方向に整列した歯列を有し、後述するように、切断部5に連動して歯列が整列した方向に移動する。
ラックギア202は、後述するリンク部206と係合する突出部204を備えている。ラックギア203は、樹脂などで構成される弾性部207を備えている。弾性部207は、S形状に曲げられた板バネであり、ラックギア203の一端から延びている。弾性部207は、切断部5に連動したラックギア203とともに移動し、移動中に第2搬送ローラ209の回転軸211に巻かれたゴム210を擦ることで第2搬送ローラ209を回転させる。
カム205は、突出部204と係合するリンク部206を備えている。また、カム205は、切断部5に接続されている。切断部5は、テープTを搬送方向と直交する方向に切断してラベルLを作成するフルカッターである。また、切断部5は、カム205の回転により開閉する。
第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209は、切断部5で切断されることで作成されたラベルLを印刷装置1の外に排出する搬送ローラ対である。第1搬送ローラ208は、テープT及びラベルLの搬送路上に固定されている。第2搬送ローラ209は、切断部5に連動して搬送路と直交する方向に移動し、第1搬送ローラ208と接しない位置と、第1搬送ローラ208と接する位置のいずれかに選択的に配置される。
第2搬送ローラ209の回転軸211には、ゴム210が巻かれている。ラックギア203の移動とともに移動する弾性部207がゴム210に干渉することで、ゴム210と弾性部207との間に摩擦力が発生し、回転軸211が回転する。これにより、第2搬送ローラ209が回転し、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209に間に挟まれているラベルLが搬送される。
以上のように構成された排出部200では、カム205の回転により開閉する切断部5(フルカッター)に連動して、ラベルLの排出動作が行われる。以下、ラベルLの排出動作について具体的に説明する。
まず、カム205の反時計回りの回転に連動して切断部5が閉じてテープTを切断する。この際、リンク部206が突出部204に接近して、リンク部206に形成された長孔206aに突出部204の先端が挿入されることで、リンク部206と突出部204が係合する。その後、さらに回転が進むことでリンク部206に押し込まれてラックギア202が下がり、反対に、ラックギア203および弾性部207が上がる。これにより、図4(a)に示すように、第1搬送ローラ208から離間した第2搬送ローラ209のゴム210(回転軸211)よりも高い位置に、弾性部207が位置付けられる。
フルカットの終了後、カム205は時計回りに回転する。カム205の時計回りの回転に連動して切断部5が開き始める。この際、リンク部206に引っ張られてラックギア202が持ち上げられ、反対に、ラックギア203および弾性部207が回転軸211に近づく方向へ下がる。これにより、図4(b)に示すように、弾性部207がゴム210(回転軸211)に接触してゴム210を押し下げることで、第2搬送ローラ209が第1搬送ローラ208と押圧する位置へ移動し、ラベルLが第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209に挟み込まれる。
さらに、弾性部207が下がることで、図4(c)に示すように、弾性部207がゴム210(回転軸211)の表面を擦りながらゴム210を乗り越える。このときにゴム210(回転軸211)に加わった摩擦力により第2搬送ローラ209が回転することで、切断部5で切断されることで作成されたラベルLが第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209とによって筐体3の排出口4(図2参照)から印刷装置1の外へ搬送される。
そして、カム205がさらに時計回りに回転すると、リンク部206が突出部204から離脱する。その後、カム205がニュートラル状態に復帰する過程で、図4(d)に示すように、弾性部207によってゴム210(回転軸211)が持ち上げられて、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209が離間する。
以上のように、排出部200では、フルカット後に第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209でラベルLを挟み込み、その後、ラベルLを印刷装置1の外に排出して、再び第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209が離間する。
これにより、印刷が開始される前のニュートラル状態では、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209が離間された状態となるため、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209の間にテープTを挿入することが可能であり、テープTの交換の際に新たなテープTを容易に印刷装置1にセットすることができる。
しかしながら、排出部200は、切断されることで作成されたラベルLを第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209とで挟み込む構成であるため、切断時のラベルLは、第1搬送ローラ208及び第2搬送ローラ209により保持されておらず、第1搬送ローラ208の上に載っているだけの状態(図4(a)に示す状態)である。このため、図5に示すように、切断時にテープTに加わる衝撃でラベルLが第1搬送ローラ208から逸れた位置に移動してしまう可能性があり、その結果、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209とでラベルLを挟み込むことができないといった事態が生じ得る。そして、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209とで挟み込むことができなかったラベルLは、印刷装置1の筐体3内に残留して、テープ詰まりを誘発してしまうおそれがある。
そこで、排出部100では、このような切断時の衝撃によるラベルLの意図しない移動を回避するため、搬送ローラ対を常に互いに押圧させる状態に維持する。すなわち、排出部100では、テープTの切断時からラベルLの搬送時までの間において、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209とが互いに押圧されることでラベルLを把持する。
図6は、実施形態に係る排出部100の斜視図である。図7は、弾性部207とゴム210と回転軸211と第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109との関係について説明するための図である。なお、図6に示す排出部100において、図3に示す排出部200と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。以下、図6及び図7を参照しながら、排出部100の構成について説明する。また、上記の第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109は、排出部100に備えられていなくてもよく、搬送路上の任意の位置に設けられていればよい。搬送路上のどこに第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109が設けられても、第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109の少なくとも一方において交換用のテープTの挿入方向側の形状をテーパー形状にすることでテープ交換を容易に行うことができる。
排出部100は、切断部5に連動してラベルLの排出動作が行われる点は排出部200と同様である。即ち、弾性部207は、切断部5に連動して移動し、移動中に第2搬送ローラ109のゴム210(回転軸211)を擦って回転させることで、ラベルLを印刷装置1の外に排出する。ただし、排出部100は、上述した排出部200における課題である切断時の衝撃によるラベルLの意図しない移動が生じないように、第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とが常に互いに押圧された状態で維持されている点が、排出部200とは異なっている。
また、排出部200の第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ209のそれぞれの形状が円柱形状であるが、排出部100の第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109のそれぞれの形状が球形状である。
排出部100は、図6に示すように、ピニオンギア201と、ピニオンギア201とかみ合う2つのラックギア202、203と、カム205と、ラベルLを印刷装置1の外に排出する第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109とを備えている。
第2搬送ローラ109は、ゴムなどの弾性部材により構成され、第1搬送ローラ108に近接して配置されている。また、第2搬送ローラ109は、テープTの厚さ程度、上下へ移動できる可動域を有している。また、第2搬送ローラ109の回転軸211には、この可動域内でのガタツキを防止するために、図7に示すように、z方向において第2搬送ローラ109の回転軸211から第1搬送ローラ108の回転軸へ向かう方向に圧力Fが常に加わっている。これにより、排出部100では、第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109が互いに押圧した状態が維持される。なお、第2搬送ローラ109に圧力Fを加える手段としては、例えば、第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109との間にテープTやラベルLが挿入されるときに第2搬送ローラ109を上側へ逃がすことが可能なようにバネなどの弾性部材が用いられることが望ましい。また、第2搬送ローラ109の内部は空洞になっていてもよい。このように第2搬送ローラ109の内部が空洞になっている場合では、第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とのニップ部(第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109との間にテープTやラベルLが挿入されていないときに第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とが互いに接触する部分)にテープTやラベルLが挿入される際、テープTやラベルLにより第2搬送ローラ109の表面が押されて第2搬送ローラ109の表面が内側に凹むように変形するため、第2搬送ローラ109を上側へ逃がすことが行われなくてもテープTやラベルLの搬送をスムーズに行うことができる。
第2搬送ローラ109の回転軸211には、ゴム210が巻かれている。ラックギア203とともに移動する弾性部207がゴム210に干渉することで、ゴム210と弾性部207の間に摩擦力が発生し、回転軸211が回転する。これにより、第2搬送ローラ109が回転し、第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とに間に挟まれているテープTやラベルLが搬送される。
図8は、排出部100の動作について説明するための図であり、(a)~(d)は、それぞれ、y方向から見た図である。以上のように構成された排出部100でも、排出部200と同様に、カム205の回転により開閉する切断部5(フルカッター)に連動して、ラベルLの排出動作が行われる。以下、図6から図8を参照しながら、排出部100で行われるラベルLの排出動作について具体的に説明する。
まず、カム205の反時計回りの回転に連動して切断部5が閉じてテープTを切断する。この際、リンク部206が突出部204に接近して、リンク部206に形成された長孔206aに突出部204の先端が挿入されることで、リンク部206と突出部204が係合する。その後、さらに回転が進むことでリンク部206に押し込まれてラックギア202が下がり、反対に、ラックギア203及び弾性部207が上がる。これにより、図8(a)に示すように、第1搬送ローラ108に押圧している第2搬送ローラ109のゴム210(回転軸211)よりも高い位置に、弾性部207が位置付けられる。
次に、切断部5によりテープTが切断された後、カム205は時計回りに回転する。カム205の時計回りの回転に連動して切断部5が開き始める。この際、リンク部206に引っ張られてラックギア202が持ち上げられ、反対に、ラックギア203及び弾性部207がゴム210(回転軸211)に近づく方向へ下がる。これにより、図8(b)に示すように、弾性部207がゴム210に接触した後、さらに、弾性部207がゴム210(回転軸211)の表面を擦りながら第1搬送ローラ108の回転軸に近づく方向へさらに下がる。このときにゴム210(回転軸211)に加わった摩擦力により第2搬送ローラ109が回転することで、切断部5で切断されることで作成されたラベルLが第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とによって筐体3の排出口4(図2参照)に向けて搬送される。より詳細には、第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109のそれぞれの球面と接触するラベルLが、第2搬送ローラ109の回転によって第1搬送ローラ108とラベルLとの間や第2搬送ローラ109とラベルLとの間に生じる摩擦力を受けて第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109との間を移動する。
次に、カム205がさらに時計回りに回転すると、図8(c)に示すように、弾性部207がゴム210(回転軸211)の表面を擦りながらゴム210(回転軸211)を乗り越える。このときにゴム210(回転軸211)に加わった摩擦力により第2搬送ローラ109が回転することで、切断部5で切断されることで作成されたラベルLが第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とによって排出口4から印刷装置1の外に搬送される。
そして、カム205がさらに時計回りに回転すると、リンク部206が突出部204から離脱する。その後、カム205がニュートラル状態に復帰する過程で、図8(d)に示すように、弾性部207は、ゴム210(回転軸211)を乗り越えた後、元の位置に戻るまで上昇する。
以上のように、排出部100を備えた印刷装置1では、テープTが第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とで把持されている状態で、切断部5によりテープTが切断される。これにより、ラベルLは切断時において第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とによって把持されているため、切断時の衝撃によってラベルLが第1搬送ローラ108上から逸れた位置に移動してしまうことを回避することができる。このため、排出部100を有する印刷装置1によれば、排出部200を有する印刷装置よりも確実にラベルLを印刷装置1の外に排出することができる。
さらに、排出部100では、第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109のそれぞれの形状が球形状であるため、テープ交換時にテープTを容易に交換可能である。図9は、テープ交換時のテープTの動きを示す図である。印刷装置1におけるテープ交換は、テープTが収容されたテープカセット等と呼ばれる容器を交換することによって行われる。
まず、使用済みのテープカセットが印刷装置1内の収納スペース(不図示)から取り除かれた後、その収納スペースに新しいテープカセットが挿入されると、そのテープカセットから引き出されたテープTの幅方向(搬送方向と直交する方向)の端部が第1搬送ローラ108の上側表面または第2搬送ローラ109の下側表面に接触する。図9(a)に示す例では、テープTの端部が第2搬送ローラ109の下側表面に接触している。
さらにテープTが印刷装置1の内部へ挿入されると、図9(b)に示すように、テープTの端部が第2搬送ローラ109の下側表面に沿って第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とのニップ部へ誘導される。
そして、さらにテープTの端部が印刷装置1の内部へ挿入されると、図9(c)に示すように、テープTが第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とのニップ部に挿入され、テープTの交換が完了する。
ここで、例えば、第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109のそれぞれの形状が円柱形状である場合で、かつ、圧力Fにより常に第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とが互いに押圧される場合を想定する。この場合において、新しいテープTが印刷装置1の内部へ挿入され、そのテープTの端部が第1搬送ローラ108の上側表面または第2搬送ローラ109の下側表面に接触するとき、テープTと第1搬送ローラ108の上側表面とがなす角度またはテープTと第2搬送ローラ109の下側表面とがなす角度が略直角になってしまう。そのため、新しいテープTが印刷装置1の内部へさらに挿入されても、テープTの端部が第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とのニップ部に誘導されず、テープTが第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とのニップ部に挿入されないおそれがある。
一方、実施形態に係る排出部100では、第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109のそれぞれの形状が球形状であるため、すなわち、第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109において交換用のテープTの挿入方向側の形状がテーパー形状であるため、テープ交換時に新しいテープTが印刷装置1の内部へ挿入されると、そのテープTの端部が第1搬送ローラ108の上側表面または第2搬送ローラ109の下側表面に接触した後、第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109のニップ部に誘導されるため、第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とが離間していなくても、新しいテープTが第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とのニップ部に挿入され易くなる。このように、実施形態に係る排出部100では、交換用のテープTを第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109のニップ部に挿入させ易くすることができるため、テープ交換を容易に行うことができる。
このように、実施形態に係る印刷装置1では、第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とを常に互いに押圧させる構成であるため、切断後のラベルLを確実に印刷装置1の外に排出することができる。
また、実施形態に係る印刷装置1では、第1搬送ローラ108及び第2搬送ローラ109において交換用のテープTの挿入方向側の形状がテーパー形状であるため、テープTを容易に交換することができる。
また、実施形態に係る印刷装置1では、第2搬送ローラ109がゴムなどの弾性部材で構成されているため、第2搬送ローラ109とラベルLとの摩擦力を比較的大きくすることができ、ラベルLをより確実に印刷装置1の外に排出することができる。
また、実施形態に係る印刷装置1では、テープ交換時に第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とを離間させないため、第2搬送ローラ109を上昇させるための機構を備える必要がなく、その分製造コストを低減することができる。
また、実施形態に係る印刷装置1では、切断後のラベルLの長さを比較的短くして重量を減らしてもラベルLが第1搬送ローラ108から落下することを抑制することができるため、ラベルLの大きさに対して自由度を高めることができる。
なお、実施形態に係る排出部100は、図10に示すように、第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とのニップ部の近傍に配置される板状のガイド110を備えてもよい。このガイド110により、テープ交換時において、印刷装置1の内部に新しいテープTが挿入されるときにそのテープTの端部を第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109とのニップ部にスムーズに導くことができるため、テープ交換時におけるテープTの折れや曲げなどテープTの損傷を回避することができる。
<第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの変形例1>
図11は、第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの変形例1を示す図である。なお、図11において、図6に示す構成と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。また、図11(a)は、第1搬送ローラ108´及び第2搬送ローラ109´を、搬送方向(x方向)側から見た図であり、図11(b)は、第1搬送ローラ108´及び第2搬送ローラ109´を、新しいテープTの挿入方向(y方向)側から見た図である。また、第2搬送ローラ109´はゴムなどの弾性部材により構成されるものとする。
図11(a)及び図11(b)に示す第1搬送ローラ108´及び第2搬送ローラ109´において、図6に示す第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109と異なる点は、それぞれの形状が、略双円錐形状(2つの略円錐形状を底面同士を合わせることで一体化した形状)になっている点である。すなわち、第1搬送ローラ108´及び第2搬送ローラ109´において、交換用のテープTの挿入側の形状、及び、交換用のテープTの挿入側と反対側の形状をそれぞれテーパー形状にしている。これにより、第1搬送ローラ108´と第2搬送ローラ109´とが離間していなくても、交換用のテープTを第1搬送ローラ108´と第2搬送ローラ109´とのニップ部に挿入させ易くすることができるため、テープ交換を容易に行うことができる。
また、図11(a)及び図11(b)に示す第2搬送ローラ109´は、図7に示す第2搬送ローラ109と同様に、第2搬送ローラ109´の回転軸211から第1搬送ローラ108´の回転軸へ向かう方向に常に圧力Fが加わっている。これにより、第1搬送ローラ108´と第2搬送ローラ109´とが常に互いに押圧されるため、切断後のラベルLを確実に印刷装置1の外に排出することができる。
<第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの変形例2>
図12は、第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの変形例2を示す図である。なお、図12において、図6に示す構成と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。また、図12(a)は、第1搬送ローラ108´´及び第2搬送ローラ109´´を、搬送方向(x方向)側から見た図であり、図12(b)は、第1搬送ローラ108´´及び第2搬送ローラ109´´を、新しいテープTの挿入方向(y方向)側から見た図である。また、第2搬送ローラ109´´はゴムなどの弾性部材により構成されるものとする。
図12(a)及び図12(b)に示す第1搬送ローラ108´´及び第2搬送ローラ109´´において、図6に示す第1搬送ローラ108と第2搬送ローラ109と異なる点は、それぞれの形状が、略円錐形状と略円柱形状を組み合わせた形状になっている点である。すなわち、第1搬送ローラ108´´及び第2搬送ローラ109´´において、交換用のテープTの挿入側の形状のみテーパー形状にしている。これにより、第1搬送ローラ108´´と第2搬送ローラ109´´とが離間していなくても、交換用のテープTを第1搬送ローラ108´´と第2搬送ローラ109´´とのニップ部に挿入させ易くすることができるため、テープ交換を容易に行うことができる。
また、図12(a)及び図12(b)に示す第2搬送ローラ109´´は、図7に示す第2搬送ローラ109と同様に、第2搬送ローラ109´´の回転軸211から第1搬送ローラ108´´の回転軸へ向かう方向に常に圧力Fが加わっている。これにより、第1搬送ローラ108´´と第2搬送ローラ109´´とが常に互いに押圧されるため、切断後のラベルLを確実に印刷装置1の外に排出することができる。
<第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの変形例3>
図13は、第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの変形例3を示す図である。なお、図13において、図3及び図6に示す構成と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。また、図13(a)は、第1搬送ローラ208及び第2搬送ローラ109を、搬送方向(x方向)側から見た図であり、図13(b)は、第1搬送ローラ208及び第2搬送ローラ109を、新しいテープTの挿入方向(y方向)側から見た図である。
図13(a)及び図13(b)に示すように、第1搬送ローラ208の形状が略円柱形状になっているとともに、第2搬送ローラ109の形状が球形状になっている。すなわち、第2搬送ローラ109において、交換用のテープTの挿入側の形状、及び、交換用のテープTの挿入側と反対側の形状をそれぞれテーパー形状にしている。これにより、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ109とが離間していなくても、交換用のテープTを第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ109とのニップ部に挿入させ易くすることができるため、テープ交換を容易に行うことができる。なお、図13に示す例では、第1搬送ローラの形状を円柱形状にして、第2搬送ローラの形状を球形状にする構成であるが、第1搬送ローラの形状を球形状にして、第2搬送ローラの形状を円柱形状にしてもよい。
また、図13(a)及び図13(b)に示す第2搬送ローラ109は、図7に示す第2搬送ローラ109と同様に、第2搬送ローラ109の回転軸211から第1搬送ローラ208の回転軸へ向かう方向に常に圧力Fが加わっている。これにより、第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ109とが常に互いに押圧されるため、切断後のラベルLを確実に印刷装置1の外に排出することができる。
なお、図13に示す第1搬送ローラ208及び第2搬送ローラ109とのニップ部の近傍において、筺体3の一部で形成され、斜面部111aとストレート部111bとを有するガイド111を配置してもよい。これにより、交換用のテープTを第1搬送ローラ208と第2搬送ローラ109とのニップ部に挿入され易くすることができるため、テープ交換を容易に行うことができる。
また、図6に示す第1搬送ローラ108、図11に示す第1搬送ローラ108´、図12に示す第1搬送ローラ108´´、及び図13に示す第1搬送ローラ208をゴムなどの弾性部材により構成してもよい。
また、実施形態の第1搬送ローラ及び第2搬送ローラの少なくとも一方において、交換用のテープTの挿入側の形状がテーパー形状であれば、第1搬送ローラ及び第2搬送ローラのそれぞれの形状は特に限定されない。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態および代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、各実施形態は、その趣旨および範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、上述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態が実施され得ることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除して、または実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。即ち、印刷装置は、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
被印刷媒体を切断してラベルを作成する切断部と、
前記被印刷媒体の切断時から前記ラベルの搬送時までの間において互いに押圧されることで前記ラベルを把持する第1及び第2搬送ローラと、
を備える印刷装置。
[付記2]
付記1に記載の印刷装置において、
前記第1及び第2搬送ローラの少なくとも一方において、交換用の前記被印刷媒体の挿入側の形状がテーパー形状である
ことを特徴とする印刷装置。
[付記3]
付記1に記載の印刷装置において、
前記第1及び第2搬送ローラの少なくとも一方の形状が球形状である
ことを特徴とする印刷装置。
[付記4]
付記1に記載の印刷装置において、
前記第1及び第2搬送ローラの少なくとも一方が弾性部材により構成されている
ことを特徴とする印刷装置。
[付記5]
付記1に記載の印刷装置において、
前記第1及び第2搬送ローラのニップ部の近傍に配置されるガイドを備える
ことを特徴とする印刷装置。
1 印刷装置
2 印刷部
3 筺体
4 排出口
5 切断部
6 サーマルヘッド
7 プラテンローラ
108、108´、108´´、208 第1搬送ローラ
109、109´、109´´、209 第2搬送ローラ
110、111 ガイド
201 ピニオンギア
202、203 ラックギア
204 突出部
205 カム
206 リンク部
207 弾性部
208 第1搬送ローラ
209 第2搬送ローラ
210 ゴム
211 回転軸
T テープ
L ラベル

Claims (5)

  1. 被印刷媒体を切断してラベルを作成する切断部と、
    前記被印刷媒体の切断時から前記ラベルの搬送時までの間において互いに押圧されることで前記ラベルを把持する第1及び第2搬送ローラと、
    を備える印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記第1及び第2搬送ローラの少なくとも一方において、交換用の前記被印刷媒体の挿入側の形状がテーパー形状である
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記第1及び第2搬送ローラの少なくとも一方の形状が球形状である
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記第1及び第2搬送ローラの少なくとも一方が弾性部材により構成されている
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記第1及び第2搬送ローラのニップ部の近傍に配置されるガイドを備える
    ことを特徴とする印刷装置。
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