JP2023140245A - 内視鏡用スネア - Google Patents

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真帆 渡壁
Maho Watakabe
日向菜 伊東
Hyuna Ito
ひとみ 佐藤
Hitomi Sato
知行 佐藤
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【課題】内視鏡スネアでポリープを絞扼切除する際に、ポリープ等病変の先端(頭部)がスネアループより大きい場合に、大きな病変の頭部がスネアループの内側を通り抜けることができずに、大きなポリープの茎の部分にスネアループをかけるのが困難で、ポリープを切除できないことがある。【解決手段】この改善策として、スネアループに切れ目を入れる。その切れ目を通じて大きなポリープの茎の部分を直接にスネアループの中に押し入れることができ、大きなポリープの切除が可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡内に挿通されて使用される内視鏡用スネアに関する。本発明は、病変切除部位を容易かつ確実にスネアループ内部に位置できるためにスネアループの一部に切れ目がある構造を持つスネアである。
従来、医療用の内視鏡で使用される処置具として、内視鏡挿入部の先端部から管腔内に挿入され、ポリープ等の体内組織をループ状のワイヤであるスネアによって緊縛して切除する処置具が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この内視鏡用スネアは、管状のシース内に挿通された操作ワイヤの先端にループ状(輪状)のスネアワイヤから構成されるスネアループを備えており、このスネアループで病変部を絞扼して(締め付けて)切除する。その際、ワイヤによる緊縛のみで切除したり、高周波電流を流すことにより緊縛した体内組織を焼灼切除したりするのであるが、いずれの場合も病変にスネアループをかけスネアループの中に通し、切除すべき部位をスネアループの内側に位置させ絞扼する必要があった。
しかし、ポリープ等病変の先端(頭部)がスネアループより大きい場合に、大きなポリープの頭部にスネアループをかけるのが困難でスネアループを大きな病変の頭部が通り抜けることができずに、切除すべき部位(茎の部分)にまで誘導することが困難あるいは不可能であるという問題がある。
この改善策として、スネアループに切れ目を入れ、その切れ目を通じて病変の切除すべき部位(茎の部分)を直接スネアループの中に入れる。
このことにより、大きなポリープの頭部にスネアループをかけてその中をくぐって通らせる必要がなくなるため、大きなポリープの茎の部分をスネアループの中に入れて絞扼することができるようになる。
特開平4-146743号公報
ポリープ等病変の先端(頭部)がスネアループより大きい場合に、大きなポリープの頭部にスネアループをかけるのが困難でスネアループを大きな病変の頭部が通り抜けることができずに、切除すべき部位(茎の部分)にまで誘導することが困難あるいは不可能であるという問題がある。
この改善策として、スネアループに切れ目を入れ、その切れ目を通じて病変の切除すべき部位(茎の部分)を直接スネアループの中に入れることができる。
このことにより、大きなポリープの頭部にスネアループをかけてその中をくぐって通らせる必要がなくなるため、大きなポリープの茎の部分をスネアループの中に入れることができるようになり、大きなポリープが絞扼切除できるようになる。
本発明の一実施形態に係る内視鏡用スネアの全体外観図一例である。 本発明の一実施形態に係る内視鏡用スネアの先端部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る内視鏡用スネアの一使用例の説明図であり、スネアループを押し出してスネアループを大きくしたときと引き戻してスネアループを小さくしたときの説明図である。 本発明の一実施形態に係る内視鏡用スネアの一使用例の説明図である。 本発明の一実施形態に係る内視鏡用スネアの一使用例の説明図であり、スネアループを押し出してスネアループを大きくしたときと引き戻してスネアループを小さくしたときの説明図である。
スネアループの一部に切れ目がある。その切れ目を通じて病変の切除すべき部位(茎の部分)を直接スネアループの中に入れることができる。
この切れ目はスネアループの外側からスネアループの内側へは弱い力で通過するが内側から外側へは容易に出られないような構造になっているため、絞扼ができる。
この内視鏡スネアによって、従来切除できなかった大きなポリープが絞扼切除できるようになる。
1 可撓管シース
2 スネアループ
3 切れ目
4 操作ハンドル
5 大きなポリープ
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る内視鏡スネアの全体像である。
図2は、本発明の一実施の形態に係る内視鏡スネアの先端部である。
図3は、本発明の一実施の形態に係る内視鏡スネアループを押し出してスネアループを大きくしたときの像(左側の図)とやや引き込んでスネアループを小さくしたときの像(右側の図)である。
図4は、本発明の一実施の形態に係る内視鏡スネアの一使用説明図である。
図5は、本発明の一実施の形態に係る内視鏡スネアループを押し出してスネアループを大きくしたときの像(左側の図)とやや引き込んでスネアループを小さくしたときの像(右側の図)である。
この内視鏡スネアは、内視鏡を通して体腔内に送り込まれ、体腔粘膜の一部を絞扼、焼灼するもので、可撓管シース1と、スネアループ2と、スネアループの切れ目3とを有する構造をしている。(図1、図2、図3、図5)
スネアループには切れ目があるので、この切れ目を通じてポリープ等の組織をループ内に入れることが可能である。(図4-1,図4-2、図4-3)
ループ内に組織が入ってからループをシース内に引き込むことによってループを小さくし、組織を絞扼し、切離、焼却し、ポリープを切除する。(図4-4)
このように、ポリープの頭部にループを引っ掛ける必要がなく、ループの切れ目から、ポリープ等の頸部を直接ループ内に入れることができ、容易に絞扼することが可能である。
前記図では切れ目部位はスネアループの先端に描かれているが、ループの任意の場所が可能である。
図1、図2、図3では切れ目の両端がループの内側を向いて、ループの外側から組織が入りやすい形をし、また、出にくい形状をとっているが、片方の端のみの湾曲でも可能であるし、内側以外の方向に湾曲してもよい。
図1、図2、図3では切れ目の両端が湾曲していて、ループの外側から組織が入りやすい形をし、また、出にくい形状をとっているが、両端が湾曲しておらず単に外側から力が加わったときに内側に湾曲しやすく、内側から力が加わったときに湾曲しにくいものでもよい。
図1、図2、図3では切れ目の両端が湾曲しているが、湾曲の有無にかかわらず、スネアループを突出させたときに単に切れ目が大きく開き、ループの外側から内側に組織が入りやすい構造でもよい。
図5のごとく、スネアループの切れ目の両端が互い違いに別々の円弧上に存在して、スネアループの一部がオーバーラップしてもよい。
図3の右図および図5の右図のごとく、組織を絞扼しループが小さくなった際には切れ目の両端が強く接合したり絡みついたりする構造をとり、強い力で絞扼できるような形態もある。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。

Claims (7)

  1. 可撓性のシース内にスライド可能に収容されたスネアワイヤが前記シースの先端部から突出し、体腔内のポリープを緊縛し、絞扼切離あるいは絞扼焼灼するためのスネアループを形成する内視鏡用スネアであって、スネアループに切れ目がある。
  2. スネアループの前記切れ目はスネアループを前記シースの先端部から突出したときに前記切れ目の両端が離れていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡スネア。
  3. スネアループの前記切れ目はスネアループを前記シースの先端部から突出したときに前記切れ目の両端が接していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡スネア。
  4. スネアループの前記切れ目部分の一端あるいは両端はスネアループの内向きに曲がっていてループの外側から内側に組織は入りやすくループの内側から外側には組織が出にくい特徴を有する請求項1または請求項2または請求項3に記載の内視鏡スネア。
  5. スネアループの切れ目部分の一端あるいは両端はスネアループの外側から内側に弱い力で曲がりやすく外側から内側に組織が通過しやすい構造になっている特徴を有する請求項1または請求項2または請求項3または請求項4に記載の内視鏡スネア。
  6. スネアループの切れ目の両端は互いにオーバーラップしていて、スネアループの外側から切れ目を通じて内側に組織は通過するが、内側から外側には出にくい特徴を有する請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5に記載の内視鏡スネア。
  7. スネアループの切れ目の両端はループ径を小さくしループ内のポリープ等を緊縛した際に、前記切れ目の両端が強く接合しあるいは絡みつき、強い力で緊縛しても切れ目の両端が離れにくいことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6に記載の内視鏡スネア。
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