JP2023133102A - 基板処理方法および基板処理装置 - Google Patents

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【課題】超臨界乾燥処理を行う際に基板の表面に形成されたパターンの倒壊を防止または少なくとも抑制する。【解決手段】基板処理方法は、処理液中の溶存ガスを除去する脱気工程と、前記溶存ガスが除去された前記処理液を、基板の表面に供給して、前記基板の表面を覆う前記処理液の液膜を形成する液膜形成工程と、前記液膜が形成された前記基板を、処理容器に搬入する搬入工程と、前記液膜が形成された前記基板が搬入された前記処理容器内の圧力を前記処理流体が超臨界状態を維持する圧力に維持しつつ、前記処理容器内に前記処理流体を流通させ、これにより前記基板の表面を覆う前記処理液を前記処理流体で置換し、その後に前記処理流体を気化させることにより前記基板の表面を乾燥させる超臨界乾燥工程とを備える。【選択図】図4

Description

本開示は、基板処理方法および基板処理装置に関する。
基板である半導体ウエハ(以下、ウエハという)などの表面に集積回路の積層構造を形成する半導体装置の製造工程においては、薬液などの洗浄液によりウエハ表面の微小なごみや自然酸化膜を除去するなど、液体を利用してウエハ表面を処理する処理工程が行われている。
こうした処理工程にてウエハの表面に残留した液体を除去する際に、超臨界状態の処理流体を用いる方法が知られている。例えば特許文献1には、超臨界流体を利用して基板の上から有機溶剤を溶解してウエハを乾燥させる基板処理装置が開示されている。
特許文献1の基板処理装置では、処理装置内で薬液などの洗浄液によりウエハの表面の洗浄が行われる。洗浄後のウエハの表面には、処理液としての有機溶剤が液盛りされる。有機溶剤が液盛りされたウエハは、洗浄装置から超臨界処理装置に搬送され、超臨界処理装置内で超臨界状態の処理流体を用いてウエハの乾燥処理が行われる。このようにウエハの表面に有機溶剤を液盛りすることにより、洗浄後のウエハの表面が、超臨界処理装置内で乾燥処理されるまでに乾燥することを防止し、パーティクルの発生を防止している。
特開2019-33246号公報
本開示は、超臨界乾燥処理を行う際に基板の表面に形成されたパターンの倒壊を防止または少なくとも抑制することができる技術を提供するものである。
本開示の一実施形態に係る基板処理方法は、処理液中の溶存ガスを除去する脱気工程と、前記溶存ガスが除去された前記処理液を、基板の表面に供給して、前記基板の表面を覆う前記処理液の液膜を形成する液膜形成工程と、前記液膜が形成された前記基板を、処理容器に搬入する搬入工程と、前記液膜が形成された前記基板が搬入された前記処理容器内の圧力を前記処理流体が超臨界状態を維持する圧力に維持しつつ、前記処理容器内に前記処理流体を流通させ、これにより前記基板の表面を覆う前記処理液を前記処理流体で置換し、その後に前記処理流体を気化させることにより前記基板の表面を乾燥させる超臨界乾燥工程と、を備えている。
本開示の上記実施形態によれば、超臨界乾燥処理を行う際に基板の表面に形成されたパターンの倒壊を防止または少なくとも抑制することができる。
基板処理装置の一実施形態に係る基板処理システムの概略横断面図である。 図1の基板処理システムに含まれる枚葉式液処理ユニットの一構成例を示す 概略断面図である。 図1の基板処理システムに含まれる超臨界乾燥ユニットの一構成例を示す概略断面図である。 図2の枚葉式液処理ユニットで用いられるIPAを供給するIPA供給機構およびこれに設けられた脱気のための構成について説明する配管構成図である。 気泡の生成によるパターンの倒壊を示す模式図である。
以下に添付図面を参照して本開示の基板処理装置の一実施形態に係る基板処理システム1について説明する。方向に関する説明を簡略化するため、XYZ直交座標系を設定し、これを図1の左下部に表示した。Z方向は上下方向であり、Z正方向が上方向である。
図1に示すように、基板処理システム1は、制御装置100を備えている。制御装置100は、コンピュータからなり、演算処理部101と記憶部102とを備える。記憶部102には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラム(処理レシピも含む)が格納されている。演算処理部101は、記憶部102に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、後述する基板処理システム1の各構成要素の動作を制御し、後述する一連の処理を実行させる。制御装置100は、キーボード、タッチパネル、ディスプレイ等のユーザーインターフェースを備えていてもよい。上記のプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置100の記憶部102にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
基板処理システム1は、搬入出部(搬出入ステーション)2と、処理部(処理ステーション)6とを備えている。
搬入出部2は、容器載置部21と、第1搬送部22とを備えている。容器載置部21には、複数の基板搬送容器C(例えばFOUP)を載置することができる。各基板搬送容器C内には、複数枚の基板W(例えば半導体ウエハ)が水平姿勢で鉛直方向に間隔を空けて収容される。
第1搬送部22は容器載置部21に隣接して設けられている。第1搬送部22の内部には、第1基板搬送ロボット(第1基板搬送機構)23および受渡ユニット(受渡部)24が設けられている。第1基板搬送ロボット23は、基板Wを保持するためのエンドエフェクタとしての基板保持機構を備えている。第1基板搬送ロボット23は、水平方向および鉛直方向への移動、ならびに鉛直軸線を中心とする旋回が可能である。第1基板搬送ロボット23は、容器載置部21上の基板搬送容器Cと受渡ユニット24との間で基板Wの搬送を行う。
処理部6は、第1搬送部22に隣接して設けられている。処理部6には、1つ以上の枚葉式液処理ユニット61と、枚葉式液処理ユニット61で処理された基板Wの超臨界乾燥を行う1つ以上の超臨界乾燥ユニット62と、第2基板搬送ロボット(第2基板搬送機構)63とが設けられている。一実施形態において、複数の枚葉式液処理ユニット61および複数の超臨界乾燥ユニット62を、図1に表示されている位置に上下に積み重ねて設けてもよい。
第2基板搬送ロボット63は、例えば、X方向およびY方向に移動可能、Z方向に昇降可能かつ、垂直軸回りに旋回可能な多軸駆動機構631により移動可能なエンドエフェクタを備えている。エンドエフェクタは、1枚の基板を水平姿勢で保持することができる例えばフォーク形状の基板保持具632である。第2基板搬送ロボット63(特にそのエンドエフェクタ)は、搬送空間64内を移動することにより、受渡ユニット24、枚葉式液処理ユニット61、および超臨界乾燥ユニット62との間で基板の搬送を行うことができる。第2基板搬送ロボット63により搬送されている間、基板Wは、常時水平姿勢に維持される。
搬送空間64内に窒素ガスを吐出する窒素ガス供給部65が設けられている。窒素ガス供給部65には、例えば工場用力として提供される窒素ガス供給源から窒素ガスが供給される。搬送空間64内の窒素ガスパージを促進するために搬送空間64内の雰囲気を排出する排気部66を設けてもよい。パージ効率向上の観点から、窒素ガス供給部65および排気部66は互いに離れた位置に設けることが好ましい。図1において概略的に示された窒素ガス供給部65は直方体形状の搬送空間64の天井壁に設けられいてもよく、この場合、窒素ガス供給部65は搬送空間64に窒素ガスのダウンフローを形成する。あるいは、窒素ガス供給部65は搬送空間64の側壁に設けられていてもよく、この場合、窒素ガス供給部65は搬送空間26に窒素ガスのサイドフローを形成する。
処理部6の搬送空間64と受渡ユニット24との間に隔壁67が設けられ、この隔壁67に適度な気密性のあるドア(図示せず)が設けられている。この図示しないドアは基板Wがそこを通過するときのみ開かれる。この構成により、搬送空間64から第1搬送部22への窒素ガスの漏出により窒素ガスが無駄に消費されることを防止することができ、また、搬送空間64から基板処理システム1の周囲環境への窒素ガスの漏出も防止することができる。
枚葉式液処理ユニット61として、半導体製造装置の技術分野において公知となっている任意のものを用いることができる。本実施形態で用いることができる枚葉式液処理ユニット61の構成例について、図2を参照して以下に簡単に説明しておく。枚葉式液処理ユニット61は、基板Wを水平姿勢で保持するとともに鉛直軸線周りに回転させることができるスピンチャック611と、スピンチャック611により保持されて回転する基板Wに処理液を吐出する1つ以上のノズル612とを備えている。ノズル612は、ノズル612を移動させるためのアーム613に担持されている。枚葉式液処理ユニット61は、回転する基板Wから飛散した処理液を回収する液受けカップ614を有する。液受けカップ614は、回収した処理液を液処理ユニット61外に排出するための排液口615と、液受けカップ614内の雰囲気を排出する排気口616とを有している。枚葉式液処理ユニット61のチャンバ617の天井部に設けられたファンフィルタユニット618から清浄ガスが下向きに吹き出され、液受けカップ614内に引き込まれ、排気口616に排出される。
ファンフィルタユニット618として、クリーンエア(清浄空気)と、不活性ガスここでは例えば窒素ガス(N2ガス)とを択一的に吐出する機能を有するものを用いることができる。この場合、クリーンエアとしては、基板処理システム1が設置されているクリーンルーム内の空気をファンフィルタユニット618内のフィルタ(例えばULPAフィルタ)により濾過したものが用いられ、窒素ガスとしては、半導体製造工場の工場用力として提供される窒素ガス供給源から供給されたものが用いられる。このような機能を有するファンフィルタユニット618は半導体製造装置の技術分野において周知であり、構造の詳細な説明は省略する。
超臨界乾燥ユニット62として、半導体製造装置の技術分野において公知となっている任意のものを用いることができる。本実施形態で用いることができる超臨界乾燥ユニット62の構成例および作用について、図1および図3を参照して以下に簡単に説明しておく。超臨界乾燥ユニット62は、超臨界チャンバ621と、超臨界チャンバ621に対して進退可能な基板支持トレイ622とを有している。図1には、超臨界チャンバ621から退出した基板支持トレイ622が描かれており、この状態で第2基板搬送ロボット63は基板支持トレイ622に対して基板Wの受け渡しを行うことができる。
図3は、基板支持トレイ622が超臨界チャンバ621に収容された状態を示している。基板支持トレイ622は蓋625を有し、蓋625が図示しないシール部材を介して超臨界チャンバ621の開口部を塞ぐことにより、超臨界チャンバ621内に密閉された処理空間が形成されるようになっている。符号623が処理流体(例えばCO2(二酸化炭素))の供給ポート623であり、符号624は流体(CO2、IPA等)の排気ポートである。
基板支持トレイ622に対して基板Wの受け渡しが行われる超臨界乾燥ユニット62内の領域628(図1において基板支持トレイ622が存在する領域)を窒素ガス雰囲気とするために、超臨界乾燥ユニット62に窒素ガス吐出部626を設けることができる。領域628の窒素ガスパージを促進するために、領域628の雰囲気を排気する排気部627を設けてもよい。パージ効率向上の観点から、窒素ガス供給部626および排気部627は互いに離れた位置に設けることが好ましい。
次に、図4を参照して、枚葉式液処理ユニット61で用いられるIPA(イソプロピルアルコール)を供給するIPA供給機構700およびこれに設けられた脱気のための構成について説明する。
IPA供給機構700は、IPAを貯留するタンク702と、タンク702に接続された循環ライン704とを有している。循環ライン704には、上流側から順に、ポンプ706、温調器708、フィルタ710、流量計712および定圧弁714が介設されている。ポンプ706は、IPAを加圧して送り出すことにより、循環ライン704にIPAの循環流を形成する。温調器708は、IPAの供給先の枚葉式液処理ユニット61での使用に適した温度にIPAを温調する。フィルタ710は、IPAからパーティクル等の汚染物質を除去する。定圧弁714は、IPAの供給先の枚葉式液処理ユニット61に適当な圧力でIPAが流入することを可能とする。
循環ライン704に複数の分岐点715が設定されており、各分岐点715において循環ライン704から分岐供給ライン716が分岐している。各分岐供給ライン716の下流端は、対応する枚葉式液処理ユニット61のIPA供給用のノズル612に接続されている。分岐供給ライン716には、上流側から順に、溶存ガスモニタ718、定圧弁720、開閉弁722、溶存ガスフィルタ(例えば中空糸膜フィルタ)724が介設されている。分岐供給ライン716に設定された分岐点728のところで、分岐供給ライン716から分岐戻しライン730が分岐している。分岐戻しライン730には開閉弁732が介設されている。複数の分岐戻しライン730は、合流して1つの戻しライン734となり、戻しライン734の下流端はタンク702に接続されている。
循環ライン704に設定された分岐点740から、脱気ライン742が分岐している。脱気ライン742には、上流側から順に、インラインメガソニック744、インライン溶存ガスモニタ(溶存ガスセンサ)746、定圧弁748および中空糸膜フィルタ750が順次介設されている。脱気ライン742の下流端はタンク702に接続されている。
インラインメガソニック744は、脱気ライン742を流れるIPAに高出力超音波を印加することによりキャビテーション気泡を発生させる。インライン溶存ガスモニタ(溶存ガスセンサ)746は、脱気ライン742を流れるIPA中に含まれるガス、特に後述の処理にとって有害なガスである酸素、二酸化炭素等の濃度を測定する。定圧弁748は、脱気ライン742を流れるIPAの流量を調節する。
中空糸膜フィルタ750の中空糸膜の外側を減圧状態とし、中空糸膜の中にIPAを流すと、IPA中に含まれる気泡(これはインラインメガソニック744により生成されたキャビテーション気泡である)およびIPA中に含まれる溶存ガスが中空糸膜の壁面を通って中空糸膜の外側に出る。これにより、IPA中の気泡および溶存ガスを減少させることができる。中空糸膜フィルタ750のみでも脱気を行うことが可能である。しかしながら、この脱気ライン742においては、中空糸膜フィルタ750の上流側でインラインメガソニック744によりIPA中のガスを気泡化させているため、中空糸膜フィルタ750のみによる脱気を行った場合と比較して、溶存ガスの除去効率をより高めることが可能となっている。溶存ガスが除去されたIPAはタンク702に戻される。
図4に示す実施形態においては、インラインメガソニック744および中空糸膜フィルタ750という2つのインラインデバイスによりインライン脱気機構が構成される。また上述したように、中空糸膜フィルタ750のみでも脱気を行うことができるため、中空糸膜フィルタ750のみによりインライン脱気機構を構成することも可能である。なお、インライン脱気機構は、ライン(配管等の液の流路)に介設されるとともに、液を当該機構に通流させた状態で(液の流れを止めずに)、液の脱気を行うことができる機構を意味する。
タンク702には、IPA供給源760からIPA供給ライン762を介してIPAが供給される。IPA供給ライン762には開閉弁764が介設されている。多くの場合、IPA供給源760は、基板処理システム1が設置される半導体製造工場の工場用力として提供される。タンク702にはドレンライン766が接続されており、ドレンライン766には、開閉弁768が介設されている。
IPA供給機構700の第1構成例において、タンク702には、ガス供給ライン782を介して不活性ガスここでは窒素ガスの供給源780が接続されている。ガス供給ライン782には開閉弁784が接続されている。多くの場合、窒素ガス供給源780も工場用力として提供される。また、タンク702には、ヒータ790が設けられる。さらに、分岐供給ライン716のフィルタ724の下流側に冷却器726が介設される。このパラグラフで説明した構成要素は破線ないし鎖線で描かれている。
IPA供給機構700の第2構成例において、タンク702には、減圧ライン772を介して、真空ポンプ(減圧装置)770が接続されている。減圧ライン772には、開閉弁774および真空用フィルタ776が介設されている。減圧ライン772にはドレンライン778が接続されている。
第1構成例と第2構成例の差異は上述した部分のみであり、その他の構成は両者に共通である。
次に、上記第1構成例におけるIPA供給機構700の動作について説明する。窒素ガス供給源780からタンク702に窒素ガスが供給され、タンク702の内部が窒素ガス雰囲気にされる。これにより、酸素ガスおよび二酸化炭素ガスがIPA中に溶け込むことを抑制することができる。また、IPA供給源760からタンク702に供給され、タンク702に予め定められた量のIPAが貯まったら、ポンプ706が稼働され、また、タンク702に付設されたヒータ790が稼働される。これにより、タンク702内のIPAが沸点以下の適当な温度(例えば約70℃)に加熱され、また、加熱されたIPAが循環ライン704を循環するようになる。また、温調器708も、循環ライン704を流れるIPAを加熱し、IPAを適当な温度に維持している。IPAを加熱することにより、IPA中へのガスの溶解度が減少し、タンク内でIPAにガスが溶け込み難くなり、また、IPAに既に溶け込んでいたガスの一部はIPAから離脱する。
循環ライン704を流れるIPAの一部は、脱気ライン742に流入し、インラインメガソニック744および中空糸膜フィルタ750により前述した機序に従い脱気され、タンク702に戻される。このときもIPAが加熱されているため、脱気効率が高くなる。
循環ライン704を流れるIPAは、複数の分岐供給ライン716のうちの少なくともいくつか(例えば、処理開始予定時刻が近い枚葉式液処理ユニット61に対応するもの)に流入し、ノズル612には向かわずに対応する分岐戻しライン730に流入し、さらに戻しライン734を介してタンク702に戻される。
上記の状態がしばらくの間継続され、少なくとも以下の条件を満たした場合、制御装置100は、枚葉式液処理ユニット61において基板WにIPAを供給してよい状態(IPA供給可能状態)であると判断する。
- 脱気ライン742の溶存ガスモニタ746により、IPA中のガス濃度(例えば酸素ガス濃度および/または二酸化炭素ガス濃度)が予め定められた閾値を下回ったこと。
- 処理開始予定時刻が近い枚葉式液処理ユニット61に対応する溶存ガスモニタ718によりIPA中のガス濃度(例えば酸素ガス濃度および/または二酸化炭素ガス濃度)が予め定められた閾値を下回ったこと。
他の条件として、循環ライン704を循環しているIPAの温度が所定温度範囲にあること、などが挙げられる。IPAの温度確認のために、タンク702あるいはタンクに接続された適当なラインに温度センサを設けることができる。
好ましくは、IPA供給可能状態となっていることが確認された後に、枚葉式液処理ユニット61において1枚の基板Wの処理が開始される。基板WにIPAを供給するときには、冷却器726が稼働され、開閉弁732が閉じられるとともに開閉弁722が開かれる。これにより、冷却器726により所定の温度(例えば常温~30℃程度)まで温度が下げられたIPAがIPA吐出用のノズル612から基板Wに供給される。
次に、上記第2構成例におけるIPA供給機構700の動作について説明する。第1構成例と同様に、IPA供給源760からタンク702に供給され、タンク702に予め定められた量のIPAが貯まったら、「タンク702の内部の圧力(ゲージ圧ではなく絶対圧力)がIPAの蒸気圧より大」という条件を満たすように、タンク702の内部が真空ポンプ770により減圧される。さらに、ポンプ706が稼働される。タンク702内が減圧されているので、IPAに溶け込んでいるガスの一部はIPAから離脱する。第1構成例と同様に、IPAは、循環ライン704を循環し、循環ライン704を流れるIPAの一部は、脱気ライン742に流入し、脱気ライン742に設けられたインラインメガソニック744および中空糸膜フィルタ750により脱気される。
また、第1構成例と同様に、循環ライン704を流れるIPAは、複数の分岐供給ライン716のうちの少なくともいくつか(例えば、処理開始予定時刻が近い枚葉式液処理ユニット61に対応するもの)に流入し、ノズル612には向かわずに対応する分岐戻しライン730に流入し、さらに戻しライン734を介してタンク702に戻される。このとき、脱気ライン742の溶存ガスモニタ746および分岐供給ライン716の溶存ガスモニタ718による溶存ガス濃度の監視が第1構成例と同様にして行われ、IPA供給可能状態となっていることが確認されたら、枚葉式液処理ユニット61において1枚の基板Wの処理の開始が許可される。第2構成例では、第1構成例と異なり、タンク702内のIPAの加熱および分岐供給ライン716でのIPAの冷却は行われない。
次に、基板処理システム1における基板Wの処理の流れについて説明する。搬入出部2の第1基板搬送ロボット13が、容器載置部21に載置された基板搬送容器Cから基板Wを取り出し、取り出した基板Wを受渡ユニット24に載置する。次に、基板Wが処理部6の第2基板搬送ロボット63によって受渡ユニット24から取り出されて、枚葉式液処理ユニット61に搬入される。
枚葉式液処理ユニット61に搬入された基板Wは、スピンチャック611により水平姿勢で保持される。次いで、スピンチャック611により基板Wが鉛直軸線周りに回転させられる。この状態で、基板Wに処理に必要な各種処理液が、各種処理液に割り当てられた1つ以上のノズル612から順次供給されることにより基板Wに液処理が施される。液処理の一例を以下に述べる。まず、プリウエット液を基板Wに供給することによりプリウエット工程が行われ、次に、薬液を基板Wに供給することにより薬液処理工程(ウエットエッチングまたは薬液洗浄)が行われ、次に、リンス液(例えばDIW(純水))を基板Wに供給することによりリンス処理が行われる。薬液処理工程およびリンス処理を複数回ずつ行ってもよい。
一実施形態において、例えば1枚の基板Wに対して以下の工程が行われる。
工程1:DIWによるプリウエット工程
工程2:DHFエッチング工程
工程3:DIWリンス工程
工程4:SC1洗浄工程
工程5:DIWリンス工程
上記工程1~5において、DHF(希フッ酸)、SC1は互いに異なるノズル612から供給される。DIWは、DIW供給専用に設けられたノズル612から供給してもよいが、例えば、DHF供給用のノズル612から供給してもよい。
上記工程2においては、DHFエッチングによりSiO(シリコン酸化物)が削られ、Si(シリコン)からなる鉛直方向に延びる柱状体が概ね等ピッチで形成される。図5にも同様の柱状体が示されている。例示的な一実施形態においては、Siからなる柱状体の倒壊を防止しつつ後述の超臨界乾燥処理により基板Wを乾燥させるようにしている。
最後に行われたリンス工程(例えば上記の工程5)の後、引き続き基板Wを回転させながら、IPA吐出用のノズル612からIPAが基板Wに供給され、基板Wの表面(パターンの凹部の表面を含む)にあるリンス液がIPAに置換される(IPA置換工程)。その後、ノズルからIPAが供給したまま基板の回転速度を極低速まで下げてIPAの膜厚を調整した後に、IPAの供給を停止するとともに基板Wの回転を停止する。これにより基板Wの表面が所望の膜厚のIPA液膜(IPAパドル)で覆われた状態となる(IPAパドル形成工程)。この枚葉式液処理ユニット61においては、上記のIPA置換工程およびIPAパドル形成工程において基板Wに供給されるIPAとして、前述した脱気処理が施されたIPAが用いられる。
脱気処理済みのIPAに、再び空気中の酸素および二酸化炭素が溶け込むことを防止するために、枚葉式液処理ユニット61のチャンバ内の雰囲気を不活性ガス雰囲気、例えば窒素ガス雰囲気にすることが好ましい。このため、窒素ガス吐出機能を備えたファンフィルタユニット618から窒素ガスが供給される。窒素ガスは、酸素ガスおよび二酸化炭素ガスと比較してIPAへの溶解度が低いため、IPAが付着した基板Wの周囲の雰囲気を窒素ガス雰囲気にすることにより、IPA中にガスが溶け込むことを抑制することができる。
枚葉式液処理ユニット61のチャンバ内の雰囲気は、少なくとも、表面にIPAが存在している基板Wがチャンバ内にある期間内は、窒素ガス雰囲気となっていることが好ましい。従って、例えば、遅くともIPAの吐出が開始される時点において、チャンバ内の雰囲気が窒素ガス雰囲気となっていることが好ましい。基板Wがチャンバ内に存在していないとき、およびチャンバ内にある基板の表面にIPAが付着していないときには、チャンバ内は通常の大気の組成を有するクリーンエア雰囲気となっていてもよい。
枚葉式液処理ユニット61での処理が終了したら、第2基板搬送ロボット63のエンドエフェクタ(基板保持具)が、枚葉式液処理ユニット61内に侵入し、スピンチャック611から表面にIPAパドルが形成された基板Wを取り去り、超臨界乾燥ユニット62に搬送する。枚葉式液処理ユニット61から超臨界乾燥ユニット62への搬送中に基板Wが通過する搬送空間64内が不活性ガス(ここでは窒素ガス)雰囲気に調整されている。従って、搬送空間64内を基板Wが通過するときも、基板W上のIPAに再び空気中の酸素および二酸化炭素が溶け込むことを防止することができる。
第2基板搬送ロボット63は、超臨界乾燥ユニット62に搬入した基板Wを、超臨界乾燥ユニット62の基板支持トレイ622に載置する。次いで、基板支持トレイ622が超臨界チャンバ621内に収容され、基板支持トレイ622と一体の蓋625が超臨界チャンバ621を密封する。超臨界乾燥ユニット62のハウジング内(領域628内)も、不活性ガス(ここでは窒素ガス)雰囲気となっている。このため、基板Wが、超臨界乾燥ユニット62に搬入された後に基板支持トレイ622に載置された状態で超臨界チャンバ621内に収容されるまでの間に、基板W上のIPAに再び空気中の酸素および二酸化炭素が溶け込むことを防止することができる。
基板Wが超臨界チャンバ621内に収容されると、超臨界乾燥処理が行われる。まず、図示しない超臨界流体供給源から供給ポート623を介して超臨界チャンバ621内に処理流体(例えばCO2)が供給され、これにより、超臨界チャンバ621内を昇圧しながら超臨界チャンバ621にCO2が充填されてゆく(昇圧工程)。なお、超臨界チャンバ621内が昇圧されるまでの間には、基板支持トレイ622の下面に向けて開口する別の供給ポート(図示せず)を介してCO2を供給することもある。
超臨界チャンバ621内の圧力が超臨界状態保証圧力(CO2単独、およびCO2とIPAとの混合流体が超臨界状態を維持することが保証される圧力)に到達したら、流通工程が実施される。流通工程では、供給ポート623から供給されたCO2がIPAパドルの上方を基板Wの表面に沿って流れ、排気ポート624から排出される(図中矢印を参照)。この状態を継続することにより、基板Wの表面にあるIPAがCO2に置換されてゆく。IPAが超臨界CO2により置換されたら、排気ポート624側を常圧空間に接続し、超臨界チャンバ621内を常圧に戻す。これにより基板Wの表面の超臨界CO2が気化し、基板Wの表面が乾燥する(排出工程)。このようにして、基板Wの表面に形成されたパターンの倒壊を防止しつつ、基板Wを乾燥させることができる。
基板Wを載せた基板支持トレイ622が超臨界チャンバ621(比較的高温(例えば80℃程度)に維持されている)に入ったら直ぐに、基板W上にあるIPAの温度が上昇し、これに伴い、IPA中の溶存ガスが気化し、IPA中に気泡が生じる。微細かつ高アスペクト比のパターンが基板Wの表面に形成されている場合、特に細くて高い鉛直方向に延びる柱状部が間隔を空けて並ぶとともに柱状部間に溝が形成されている場合、溝の中にあるIPA中に大きな気泡(例えば図5の符号Bを参照)が生じると、気泡の膨張により生じる力により柱状部が破損し、パターンの倒壊が生じる恐れがある。本実施形態では、脱気処理を施したIPAを用いているため、気泡が生じ難く、従って上記機序によるパターン倒壊も生じ難い。
また、IPAパドルが形成された基板Wが存在しうる空間を窒素ガス雰囲気としているため、搬送中にIPAの溶存ガス量が増加することを抑制することもできる。このため、上記機序によるパターン倒壊がより生じ難くなる。
ここで、上述した「窒素ガス雰囲気」とは、窒素ガス濃度が100%の雰囲気である必要はなく、当該雰囲気中の窒素ガス濃度が空気中の窒素ガス濃度より高い適当な値であってもよい。
超臨界乾燥処理の終了後、乾燥した基板Wが第2基板搬送ロボット63により超臨界乾燥ユニット62から取り出され、受渡ユニット24に搬送される。次に、この基板Wを第1基板搬送ロボット23が受渡ユニット24から取り出し、容器載置部21上にある元の基板搬送容器C内に収容する。
上記実施形態によれば、超臨界乾燥処理時に超臨界状態の処理流体と置換される処理液として、脱気したIPAを使用することにより、パターンの倒壊を防止することができるか、あるいは大幅に抑制することができる。また、IPAパドル付きの基板が搬送される空間の雰囲気を窒素ガス雰囲気とすることにより、パターンの倒壊をより確実に防止することができるか、あるいは大幅に抑制することができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
基板は半導体ウエハに限定されるものではなく、ガラス基板、セラミック基板等の半導体装置の製造において用いられる他の種類の基板であってもよい。また、上記実施形態においては、脱気を行うときのタンク(702)内の雰囲気、およびIPAパドルが形成された基板Wが存在するかあるいは搬送される空間の雰囲気は窒素ガス雰囲気であったが、これに限定されるものではなく、他の不活性ガス(例えばアルゴンガス)雰囲気であってもよい。

Claims (13)

  1. 処理液中の溶存ガスを除去する脱気工程と、
    前記溶存ガスが除去された前記処理液を、基板の表面に供給して、前記基板の表面を覆う前記処理液の液膜を形成する液膜形成工程と、
    前記液膜が形成された前記基板を、処理容器に搬入する搬入工程と、
    前記液膜が形成された前記基板が搬入された前記処理容器内の圧力を処理流体が超臨界状態を維持する圧力に維持しつつ、前記処理容器内に前記処理流体を流通させ、これにより前記基板の表面を覆う前記処理液を前記処理流体で置換し、その後に前記処理流体を気化させることにより前記基板の表面を乾燥させる超臨界乾燥工程と、
    を備えた基板処理方法。
  2. 前記脱気工程は、前記処理液を沸点未満の温度に加熱することを含む、請求項1記載の基板処理方法。
  3. 前記脱気工程は、前記処理液を貯留した容器の内部を不活性ガス雰囲気にしつつ、前記容器内に貯留された前記処理液を当該処理液の沸点未満の温度に加熱することを含む、請求項2記載の基板処理方法。
  4. 前記不活性ガスが窒素ガスまたはアルゴンガスである、請求項3に記載の基板処理方法。
  5. 前記脱気工程は、前記処理液を貯留した容器を減圧排気することを含む、請求項1記載の基板処理方法。
  6. 前記脱気工程は、前記処理液に超音波振動を印加して前記処理液中に気泡を発生させることと、前記処理液中から前記気泡を除去することとを含む、請求項1に記載の基板処理方法。
  7. 前記処理液中に前記気泡を発生させること、および前記処理液中から前記気泡を除去することは、前記処理液を貯留する容器に接続された循環路内に前記処理液を流しながら、前記循環路に設けたインライン脱気機構を用いて行われる、請求項6に記載の基板処理方法。
  8. 前記液膜形成工程が終了してから前記搬入工程が終了するまでの間に、前記処理液の液膜が形成された基板が通る空間の雰囲気を不活性ガス雰囲気にすることをさらに備えた、請求項1に記載の基板処理方法。
  9. 前記不活性ガスが窒素ガスまたはアルゴンガスである、請求項8に記載の基板処理方法。
  10. 前記液膜形成工程の前に前記基板に薬液処理を施す薬液処理工程をさらに備えた、請求項1に記載の基板処理方法。
  11. 前記薬液処理がエッチング処理である、請求項10に記載の基板処理方法。
  12. 前記エッチング処理により、前記基板に複数の溝を有するパターンが形成される、請求項11に記載の基板処理方法。
  13. 基板処理システムであって、
    基板に液膜形成工程を施す液処理ユニットと、
    前記液処理ユニットで用いられる処理液を供給する処理液供給機構であって、前記処理液から溶存ガスを除去する脱気装置を含む、前記処理液供給機構と、
    前記基板に超臨界乾燥処理を施す超臨界乾燥ユニットと、
    前記液処理ユニットから前記超臨界乾燥ユニットに前記基板を搬送する搬送装置と、
    前記基板処理システムの動作を制御して、請求項1から7のうちのいずれか一項に記載の基板処理方法を実行させる制御部と、
    を備えた基板処理システム。
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