JP2023132414A - 魚釣用リール - Google Patents

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Abstract

【課題】当接部材をリール本体に取り付けた魚釣用リールにおいて、容易かつ低コストで、両者の間の防水、防塵機能を安定して発揮することが可能な魚釣用リールを提供する。【解決手段】本発明の魚釣用リールは、リール本体2に当て付けて固定されるリアキャップ30を備えている。リール本体2とリアキャップ30との間には、弾性のあるシール部材50が介在されており、シール部材50は、リアキャップ30の接合部30A、又は、リール本体2の接合部2Aに一体成形されている。【選択図】 図3

Description

本発明は、魚釣用リールに関し、詳細には、リール本体に当て付いて取り付けられる当接部材を備えた魚釣用リールに関する。
最近の魚釣用リールは、小型、軽量化を図るために、リール本体をモノコック構造にすることが行われている。このような構造では、リール本体内部の構成部材にアクセスし易いように、開口部分を形成しておき、その部分を閉塞するようにキャップ、カバー部材など(以下、当接部材と総称する)を取り付けることが行われている。
当接部材を本体に取り付ける際には、両者の間に、防水、防塵が図れるように、シール部材を介在した状態で、当接部材を螺子止め等によって固定することが行われている。前記シール部材は、ゴムなどの弾性材料で形成されており、魚釣用リールを組み立てる際には、作業者は、シール部材を介在してリール本体に当接部材を取り付けている。
ところで、シール部材をリール本体と当接部材との間に介在して、当接部材を取り付ける作業は、ある程度の熟練度が要求される。例えば、スピニングリールとして、リアキャップをリール本体の後方開口部に取り付ける構造が知られているが、リアキャップ及びリール本体の各当接する対向縁は湾曲しているため、シール部材を安定して介在させることが難しい。
そこで、特許文献1には、スピニングリールのリアキャップとリール本体との間に、シール部材を安定して介在できるように、リアキャップの端縁に断面略三角形状(先細り形状)の突起部を形成しておき、シール部材を突起部にめり込ませて両部材を接合する構成が開示されている(後述する図8参照)。
このような構成によれば、シール部材の位置ずれや変形が防止されるので、適切な位置にシール部材が保持され、防水、防塵機能を発揮することが可能となる。
特開2017-108719号
上記のように、当接部材とリール本体との間には、別途、シール部材を介在して当接部材を取り付ける必要があるが、シール部材を取り付ける個所が立体的で複雑な形状になっていると、取り付け位置の形状に合わせてシール部材を曲げるなどの手順が必要となる。このため、取り付け作業が容易ではなく、作業時間がかかってしまい、取り付け作業に熟練度が要求される。すなわち、湾曲している部分では、シール部材を全体に亘って均一な状態で取り付けることが難しく、シール部材がはみ出る等、製品毎のばらつきの発生、及び、やり直し作業等が発生し、場合によっては、シール部材やリアキャップを破棄する、といった問題が生じている。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、当接部材をリール本体に取り付けた魚釣用リールにおいて、容易かつ低コストで、両者の間の防水、防塵機能を安定して発揮することが可能な魚釣用リールを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、リール本体に当て付けて固定される当接部材を備えた魚釣用リールにおいて、前記リール本体と当接部材との間には、弾性のあるシール部材が介在されており、前記シール部材は、前記当接部材の接合部、又は、前記リール本体の接合部に一体成形されていることを特徴とする。
本発明に係る魚釣用リールは、リール本体に対して当て付け固定される当接部材を備えている。リール本体と当接部材は別部材であり、当て付け固定された際、防水、防塵がされるように両部材の間にシール部材(パッキン)が介在される。シール部材は、予め、当接部材の接合部、又は、リール本体の接合部に一体成形されているので、従来のように、リング形状のゴム部材等で形成された別のシール部材を介在させながら、当接部材をリール本体に当て付け固定する作業が不要となる。このため、リール本体の組み立て作業時において、製品毎のばらつきの発生、及び、やり直し作業等が発生しなくなり、シール部材や当接部材を破棄する等の問題が生じることはない。
本発明によれば、当接部材をリール本体に取り付けるに際し、容易かつ低コストで、両者の間の防水、防塵機能を安定して発揮することが可能な魚釣用リールが得られる。
本発明の一実施形態に係る魚釣用リール(スピニングリール)の一実施形態を示す側面図(左側面図)。 図1に示したスピニングリールを反対側から見た側面図(右側面図)。 図1,図2に示すスピニングリールのリアキャップ(当接部材)部分の断面図であり、シール部材の第1の実施形態を示す図。 シール部材の第2の実施形態を示す図であり、リアキャップを示す図。 (a)は、図4のP1で示す位置における断面図、(b)は、図4のP2で示す位置における断面図。 リアキャップの部分断面図であり、シール部材の第3の実施形態を示す図。 リアキャップの部分断面図であり、シール部材の第4の実施形態を示す図。 従来のシール部材の取り付け方を示す断面図。
以下、本発明に係る魚釣用リールの実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下に説明する実施形態では、魚釣用リールとしてスピニングリールを取り上げ、リール本体に装着される部材としてリアキャップを例示する。
図1及び図2は、本実施形態に係るスピニングリールの一構成例を示す図である。これらの図において、矢印で示す方向を前後方向、上下方向と定義し、紙面と垂直な方向を幅方向(図1を左側面側、図2を右側面側)と定義する。
最初にスピニングリールの全体構成の概略について説明する。
スピニングリール1のリール本体(以下、本体とも称する)2には、釣竿に装着される脚部3が形成されている。前記本体2には、ハンドル軸が軸受を介して回転可能に支持されており、ハンドル軸の端部には、巻き取り操作されるハンドル4が装着されている。また、前記ハンドル軸には、公知の駆動力伝達機構が連結されており、ハンドル4の回転操作に伴ってロータ10を回転駆動すると共に、公知のオシレーティング機構を介してスプール5を前後動させるようになっている。
前記スプール5は、釣糸が巻回される釣糸巻回胴部5aと、釣糸巻回胴部5aの糸巻量を前後方向で規定する前フランジ部5b及び後フランジ部(スカート部)5cとを有している。また、前記ロータ10には、一対の支持アーム11,12が略180°間隔で、軸方向前方に延出して対向するように形成されており、前記スプール5は、一対の支持アーム間に位置して前後に往復駆動される。各支持アーム11,12の先端部には、ベール支持部材14,15が、釣糸巻き取り位置と釣糸放出位置との間で回動可能に支持されている。また、それぞれのベール支持部材14,15には、半環状のベール17の基端部が取着されており、ベール17は、前記ベール支持部材14,15と共に回動可能となっている。そして、一方のベール支持部材15の先端には、釣糸をスプールに案内する釣糸案内装置20が配設されている。
図1及び図2は、釣糸巻き取り状態を示しており、この状態でハンドル4を回転操作すると、駆動力伝達機構を介してロータ10が回転駆動され、オシレーティング機構を介してスプール5は前後に往復駆動される。これにより、釣糸は、ロータ10と共に回転するベール支持部材15の釣糸案内装置20を介してスプール5の釣糸巻回胴部5aに均等に巻回される。そして、前記ベール17が、図に示す釣糸巻き取り状態からベール支持部材14,15の回動と共に釣糸放出位置に回動(矢印方向に回動)されると、スプール5に巻回されている釣糸は放出状態(図示せず)となる。また、この釣糸放出状態で釣糸を放出した後、ベール17を釣糸放出位置から釣糸巻き取り位置に回動すると、釣糸は、ベール17によってピックアップされて釣糸案内装置20に案内され、図に示す釣糸巻き取り状態となる。
上記したスピニングリールの本体2はモノコック構造となっており、小型、軽量化を図っている。このため、本体2内の内部部品である上記した駆動力伝達機構やオシレーティング機構は、外部からアクセスし難くなることから、開口部分を形成しておく必要があるとともに、その開口部分を閉塞するための部材(キャップ、カバー等であり、本発明では、「当接部材」と総称する)を設ける必要がある。そして、本体2に対して、このような当接部材を設ける場合、両者の間には、防水、防塵機能を果たすためのシール部材(パッキン)を配設する必要がある。
本実施形態のスピニングリールでは、オシレーティング機構にアクセスし易いように、本体2の後端には開口が形成されており、この部分に当接部材であるリアキャップ30を取り付けて開口を閉塞するようにしている。リアキャップ30は、螺子(図示せず)等の固定手段によって本体2に対して着脱可能に固定される。この場合、リアキャップ30と本体2の接合部(各部材の端縁部)には、後述するように、弾性のあるシール部材が介在されている。
ここで、リアキャップと本体との間にシール部材を介在する従来技術について、図8を参照して説明する。
従来、ゴム等の弾性材で形成されたシール部材100を、リアキャップ30の接合部30Aと、本体2の接合部2Aとの間に介在するに際しては、リアキャップ30の接合部30Aに断面略三角形状(先細り形状)の突起部30aを形成し、シール部材100を突起部30aにめり込ませてリアキャップ30を本体2に接合している。このように突起部30aを形成することで、シール部材100の位置ずれや変形が防止されるので、適切な位置にシール部材が保持され、防水、防塵機能を発揮することが可能となる。すなわち、その構造上、リアキャップ30とシール部材100との間(境界A)、シール部材100と本体2との間(境界B)の二カ所に隙間が生じる可能性があるため、螺子による締結力と、上記した突起部30aにシール部材をめり込ませることで防水性を確保している。
ところが、リアキャップ30と本体20の対向する接合部は、前後方向、上下方向、幅方向で変位する立体的で複雑な形状(3次元で変位する複雑な形状)となっているため、作業者は、取り付け位置の形状に合わせてシール部材100を曲げつつシール部材100を突起部30aにめり込ませるなどの手順が必要となる。このため、湾曲している部分では、シール部材100を全体に亘って均一な状態で取り付けることが難しく、シール部材がはみ出る、製品毎のばらつきが発生する等、やり直し作業等が発生し、シール部材100やリアキャップ30を破棄する、という問題が生じている。
本発明では、本体2とリアキャップ30との間に、弾性のあるシール部材を介在するに際して、そのシール部材は、当接部材の接合部、又は、本体の接合部に一体成形するようにしている。すなわち、シール部材を当接部材や本体に一体成形することで、防水、防塵性を高め、従来のようにシール部材を曲げたり、突起部にめり込ませるなどの作業を不要にして容易に組立できるように構成している。
以下、具体的な構造について説明する。
図3は、シール部材の第1の実施形態を示す図であり、リアキャップ30の接合部30Aと本体2の接合部2Aとの間にシール部材50を介在させた断面図である。本実施形態における接合部30Aと接合部2Aは、互いに面接して接合される平坦面同士となっている。
前記シール部材50は、リアキャップ30の接合部30Aの全周に亘って二色成形によってリアキャップと共に一体成形されている。このような二色成形は、一般的な二色成形機を用いることが可能であり、ベースとなるリアキャップ30を熱可塑性樹脂(例えば、ABS、アクリル、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド等)で一体成形しておき、その後、リアキャップ30の接合部30Aに柔軟性のある材料(例えば、スチレン系、オレフィン系、ウレタン系、エステル系、アミド系の熱可塑性エラストマー)を用いてシール部材50を一体成形することが可能である。
シール部材30の肉厚Tについては特に限定されないが、0.4~1.0mm程度あれば、シール部材が破損等することなく、十分な防水性、防塵性を発揮することができる。このように、二色成形であれば、リアキャップ30とシール部材50の境界部分は、製造過程で融着することから、図8で示したような隙間が生じる可能性を減らすことが可能となり(隙間は境界Bのみになる)、気密性を高めることができる。
また、上記したように、シール部材50を二色成形で、リアキャップ30に一体成形すると、リアキャップ30の開口端面が3次元で変位する複雑な形状であっても、単に、リアキャップ30を本体2に固定するだけでシール性が確保することができる(厚さを均一にしてシール性能の安定化が図れるため)。すなわち、シール領域が湾曲していても、両者の間に介在されるシール部材がはみ出たり、製品毎にばらつきが発生することもないので、作業の手間や製造コストが高騰することもない。また、リアキャップ30の設計の自由度を向上することができ、組立工数を削減することもできる。
上記した構成において、リアキャップ30は、本体2と共にメッキ処理可能な素材で形成し、二色成形されるシール部材50は、メッキ処理できない素材で形成しておくことが好ましい。例えば、本体2を樹脂成形するに際しては、外観が光輝性となるようにメッキ処理を施すことがあるが、上記したシール部材50は、同様にメッキ処理を施すと、損傷したり劣化する等、十分な防水性、防塵性を発揮できなくなる可能性がある。このため、シール部材50は、リアキャップ30をメッキ処理しても、メッキが被着されない材料、例えば、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーで形成することが好ましい。
これにより、シール部材50以外の部分にメッキ処理を行なうことができると同時に、リアキャップ30に求められる外観性と、シール部材50に求められる防水性、防塵性を両立することが可能となる。
なお、上記した構成では、シール部材50をリアキャップ側に一体成形したが、本体側に一体成形しても良いし、両者に一体成形しても良い。また、シール部材50は、図3の断面図に示すように、リアキャップ30の表面に段差30A´を有するように形成しても良いし、以下の実施形態のように、面一状になるように形成したり、意匠性等を考慮して、外観上、露出するように形成しても良い。
図4及び図5は、シール部材の第2の実施形態を示す図であり、図4はリアキャップを示す図、図5(a)は、図4のP1で示す位置における断面図、図5(b)は、図4のP2で示す位置における断面図である。
リアキャップ30は、本体2の後端の開口に取り付けられ、意匠性を発揮する部分でもある。シール部材51については、二色成形することで設計の自由度が高まることから、リアキャップ30と本体2との境界部分で見えなくしても良いし、露出させても良い。すなわち、シール部材51は、本体2の接合部及リアキャップ30の接合部との間で露出するように一体成形しても良い。この場合、例えば、図4に示すように、上端側の露出部分P1では露出させる肉厚T1を薄く、そこから下方に湾曲して移行するに連れて、露出させる肉厚を次第に厚くして外観に変化をもたらすことが容易に行えるようになる(下端側の露出部分P2では、露出させる肉厚T2が肉厚T1よりも厚い)。
シール部材51を、外観を考慮して肉厚が変化する形状で露出させても、上記したような二色成形することで、取り付けた状態で不均一に肉厚変化することはなく、防水性、防塵性が損なわれることはない。また、様々な形状であっても、その形状に合わせてリアキャップを作成することができ、外観性と防水、防塵性を両立することが可能となる。
なお、前記シール部材51のリアキャップ30に対する成形態様については、図5に示すように、リアキャップ30の接合部30Aに対して、接合方向(紙面に対して垂直方向)に沿って凹凸状に一体成形することが可能である。すなわち、図5に示すように、リアキャップ30の接合部30Aに、接合方向に沿って凸部30bを形成しておき、この凸部30bに凹状のシール部材51を成形することが可能である。この場合、リアキャップ30の成形時に、凸部30bの高さを接合方向に沿って変えて行き、これに応じて、シール部材51の肉厚Tを均一にすると共に、露出する部分の肉厚(T1,T2)を変えることが容易に行えるようになる。
このように、シール部材51としての厚さを維持しながら、外観に変化をもたらすことが容易に行えるようになる。
図6は、シール部材の第3の実施形態を示す図であり、リアキャップの部分断面図である。
本実施形態では、リアキャップ30接合部と本体2の接合部を、ラビリンス構造となるように構成している。なお、ここでのラビリンス構造とは、両部材の接合部の互いに対向する部分が単一面ではなく複合面となっており、複数の面のそれぞれが対向する構造になっていることを意味する。例えば、図6に示す構成では、リアキャップ30には、接合領域において、3つの接合面30d、30e、30fが接合方向に沿って形成されており、本体2には、接合面30d、30e、30fと対向するように、3つの接合面2d、2e、2fが接合方向に沿って形成されている。
このようなラビリンス構造を用いると、防水、防塵効果が高められ、更に、リアキャップ30、又は、本体2に一体成形されるシール部材52を、ラビリンス構造として互いに対向する領域に、接合方向に沿って少なくとも1か所、一体成形することで、シール部材を容易に成形できるとともに、防水、防塵効果がより高めることが可能となる。
なお、本実施形態では、リアキャップ30の内側となる接合面30e、30fにシール部材52を一体形成して、シール部材を露出させないようにしたが、接合面30dに形成して露出させても良い。
図7は、シール部材の第4の実施形態を示す図であり、リアキャップの部分断面図である。
本実施形態においても、リアキャップ30接合部と本体2の接合部を、ラビリンス構造としており、リアキャップ30には、接合領域において、2つの接合面30g、30hが接合方向に沿って形成されている。
接合面については、平坦面ではなく、湾曲面で構成しても良く(湾曲面30h)、シール部材については、接合方向に沿って複数個所一体成形(シール部材54,55)しても良い。
このように、二色成形することで、接合部やシール部材の形状を自由に設計することが可能となる。すなわち、本実施形態のように、接合部分をラビリンス構造にして、シール部材を、接合領域に複数個所成形する構造が容易に達成でき、これにより、防水性、防塵性をより高めることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
上記した実施形態では、シール部材と当接部材(リアキャップ30)は、二色成形で一体成形したが、二色成形以外に、接着剤、熱溶着等によって一体成形しても良い。
また、本発明は、上記したリアキャップ以外にも、本体2に形成される各種の開口と、それを閉塞する部材、或いは、本体2を覆うような部材(当接部材)に適用することが可能である。例えば、反ハンドル側の本体に取り付けられるカバー体に適用しても良いし、両軸受け型リールの本体の両側のカバー体に設ける等、様々な当接部材に適用することが可能である。さらに、シール部材の厚さ、形状、成形位置等、当接部材の構成に応じて適宜、変形することが可能である。
1 魚釣用リール
2 リール本体
4 ハンドル
5 スプール
10 ロータ
30 リアキャップ(当接部材)
50,51,52,54,55 シール部材

Claims (7)

  1. リール本体に当て付けて固定される当接部材を備えた魚釣用リールにおいて、
    前記リール本体と当接部材との間には、弾性のあるシール部材が介在されており、
    前記シール部材は、前記当接部材の接合部、又は、前記リール本体の接合部に一体成形されていることを特徴とする魚釣用リール。
  2. 前記シール部材は、前記当接部材の接合部、又は、前記リール本体の接合部に対して二色成形により一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
  3. 前記当接部材及びリール本体は、メッキ処理可能な素材で成形され、前記シール部材は、メッキ処理できない素材で成形されていることを特徴とする請求項2に記載の魚釣用リール。
  4. 前記シール部材は、前記リール本体の接合部及び当接部材の接合部との間で露出するように一体成形されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の魚釣用リール。
  5. 前記シール部材は、接合位置によって露出する厚さが異なるように一体成形されていることを特徴とする請求項4に記載の魚釣用リール。
  6. 前記シール部材は、前記当接部材の接合部、又は、前記リール本体の接合部に対して、接合方向に沿って凹凸状に一体成形されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の魚釣用リール。
  7. 前記当接部材の接合部と前記リール本体の接合部は、ラビリンス構造を備えており、
    前記シール部材は、前記ラビリンス構造で互いに対向する領域に、接合方向に沿って少なくとも1か所、一体成形されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の魚釣用リール。
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