JP2023119713A - 画像読取装置、記録装置および画像読取装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 原稿設置トレイの下に排紙される原稿を確認しやすくする。【解決手段】 制御部が読取部及び排出部を制御しており、原稿載置部に原稿が載置されると、搬送経路が原稿を搬送し、読取部が原稿の画像を読取る。排出部は前記読取部による読取りが完了した原稿を排出すると、原稿受け部は前記排出部によって排出される原稿を受ける。前記原稿受け部は、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップする第1領域と、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップしない第2領域とを有しており、前記排出部は、原稿の少なくとも一部が前記第2領域に載置されるように原稿を排出する。【選択図】 図1
Description
本発明は、画像読取装置、記録装置および画像読取装置の制御方法に関する。
フラットベッドスキャナーとADFを兼ねた画像読取装置として、特許文献1に開示されるものが知られている。このような画像読取装置は、フラットベッドスキャナーの上面に載置される原稿フィーダ141と一体化した原稿設置トレイ142に原稿をセットする。読み取りは原稿を搬送しながら行われ、読み取りを完了した原稿は、原稿設置トレイ142の下に排紙される。
すなわち、原稿は、湾曲した搬送経路を経て、原稿設置トレイ142の上側から原稿設置トレイ142の下側に搬送される。
従来の画像読取装置では、原稿設置トレイの下に原稿が排紙される。大きなサイズの原稿は原稿設置トレイによって隠れないため、ユーザーは容易に気づくものの、小さなサイズの原稿はユーザーが意識して原稿設置トレイの下を覗き込まないと確認できなかった。このため、小さなサイズの原稿を取り忘れやすいという課題があった。
また、原稿設置トレイに小さい穴を設け、ユーザーが原稿設置トレイの下に排紙される原稿の有無を確認可能にしたものもある。しかし、このようにしても、排紙された原稿の有無を確認するためには、ユーザーが意識して小さい穴から覗き込まなくてはならないし、また原稿設置トレイの影になるので、原稿の有無を判別しにくい。このため、取り忘れ防止に対する効果は限定的であった。
また、原稿設置トレイに小さい穴を設け、ユーザーが原稿設置トレイの下に排紙される原稿の有無を確認可能にしたものもある。しかし、このようにしても、排紙された原稿の有無を確認するためには、ユーザーが意識して小さい穴から覗き込まなくてはならないし、また原稿設置トレイの影になるので、原稿の有無を判別しにくい。このため、取り忘れ防止に対する効果は限定的であった。
本発明は、原稿設置トレイの下に排紙される原稿を確認しやすくする。
本発明は、原稿の画像を読取る読取部と、原稿が載置される原稿載置部と、原稿を搬送する搬送経路と、前記読取部による読取りが完了した原稿を排出する排出部と、前記排出部によって排出される原稿を受ける原稿受け部と、前記読取部及び前記排出部を制御する制御部と、を備え、前記原稿受け部は、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップする第1領域と、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップしない第2領域と、を有し、前記排出部は、原稿の少なくとも一部が前記第2領域に載置されるように原稿を排出する、構成としてある。
前記構成において、制御部が読取部及び排出部を制御しており、原稿載置部に原稿が載置されると、搬送経路が原稿を搬送し、読取部が原稿の画像を読取る。排出部は前記読取部による読取りが完了した原稿を排出すると、原稿受け部は前記排出部によって排出される原稿を受ける。
前記原稿受け部は、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップする第1領域と、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップしない第2領域とを有しており、前記排出部は、原稿の少なくとも一部が前記第2領域に載置されるように原稿を排出する。
前記原稿受け部は、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップする第1領域と、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップしない第2領域とを有しており、前記排出部は、原稿の少なくとも一部が前記第2領域に載置されるように原稿を排出する。
(第1実施例)
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる画像読取装置が適用される記録装置の斜視図であり、図2は記録装置の概略ブロック図である。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる画像読取装置が適用される記録装置の斜視図であり、図2は記録装置の概略ブロック図である。
同図において、記録装置10は、上部に画像読取装置20を備えており、下部に記録ユニットである画像印刷装置30を備えている。画像読取装置20は、フラットベッドスキャナー部21と、オートドキュメントフィーダー部22とを備えている。フラットベッドスキャナー部21は、図示しない透過ガラスを備えており、ラインセンサーが透過ガラスに沿って移動することで、透過ガラスに載置される原稿の画像を読み取ったり、ラインセンサーが停止している状態で原稿がラインセンサーに対面して搬送される過程で原稿の画像を読み取る。オートドキュメントフィーダー部22は、原稿が載置される原稿載置部22aと、原稿を搬送する搬送経路22bと、読取りが完了した原稿を排出する排出部22cと、排出部22cによって排出される原稿を受ける原稿受け部22dを備えている。また、フラットベッドスキャナー部21は、原稿の画像を読取る読取部21aを備えている。図示しないが、読取部21aと排出部22c、及び原稿載置部22a,搬送経路22b,原稿受け部22dなどに含まれる不図示の構成を制御する制御部23を備えている。なお、画像印刷装置30が記録部に相当する。
原稿受け部22dは、鉛直方向に見て原稿載置部22aとオーバラップする第1領域22d1と、鉛直方向に見て原稿載置部22aとオーバラップしない第2領域22d2と、を有している。また、排出部22cは、原稿の少なくとも一部が前記第2領域22d2に載置されるように原稿を排出する。すなわち、原稿の少なくとも一部が第2領域に載置されるように、原稿の搬送方向における原稿の長さに応じて、排出部による原稿の排出量を変更している。
このように、排出部22cが、原稿受け部22dにおいて、原稿載置部22aと重ならない領域まで原稿が排出されるため、読取完了後の原稿の視認性が向上する。
以下、この構成について詳細に説明する。
このように、排出部22cが、原稿受け部22dにおいて、原稿載置部22aと重ならない領域まで原稿が排出されるため、読取完了後の原稿の視認性が向上する。
以下、この構成について詳細に説明する。
図3は、記録装置のオートドキュメントフィーダー部の断面図であり、図4は、記録装置の排出部の側面から見た正面図である。
オートドキュメントフィーダー部22は全体的には薄い箱形である。上面の中央部位の天井板材22a1は図3における右端部位を回転軸芯として、図3における左端が上方に向けて持ち上がるように回転可能となっている。天井板材22a1は図3において概ね180度よりもやや少ない回転角度まで時計方向に回転可能である。天井板材22a1が図3において時計方向に最大限回転すると、図3において内側を向いている天井板材22a1の裏面は原稿載置部22aの一部となる。天井板材22a1が時計方向に回転する前に、この天井板材22a1の下側には、第1傾斜面22a2が形成されており、天井板材22a1が時計方向に最大限回転して傾斜状態となったときに、この第1傾斜面22a2とともに一連の載置面を形成する。この載置面の全体で原稿載置部22aを構成する。
オートドキュメントフィーダー部22は全体的には薄い箱形である。上面の中央部位の天井板材22a1は図3における右端部位を回転軸芯として、図3における左端が上方に向けて持ち上がるように回転可能となっている。天井板材22a1は図3において概ね180度よりもやや少ない回転角度まで時計方向に回転可能である。天井板材22a1が図3において時計方向に最大限回転すると、図3において内側を向いている天井板材22a1の裏面は原稿載置部22aの一部となる。天井板材22a1が時計方向に回転する前に、この天井板材22a1の下側には、第1傾斜面22a2が形成されており、天井板材22a1が時計方向に最大限回転して傾斜状態となったときに、この第1傾斜面22a2とともに一連の載置面を形成する。この載置面の全体で原稿載置部22aを構成する。
ただし、原稿載置部22aの構成はこれに限らない。天井板材22a1が回転する構成に限らず、第1傾斜面22a2と平行に変位する構成でも良く、第1傾斜面22a2のみの構成でも良い。原稿載置部22aは、読取り前の原稿が適切に載置される構成であれば良い。
中央部分の天井板材22a1の右側の天井板材22d2aは、天井板材22a1が時計方向に回転されるのに伴って、左端側が下方に移動する。すなわち、天井板材22d2aは、右端側を回転視点として、左端側が反時計回りに回転し、傾斜した面となる。また、原稿載置部22aとなる第1傾斜面22a2の下は、原稿受け部22dの一部を構成する第2傾斜面22d1aであり、天井板材22d2aの左端が下方に移動して傾斜したときに、第2傾斜面とともに一連の載置面を形成する。この載置面の全体で原稿受け部22dを構成する。
ただし、原稿受け部22dの構成はこれに限らない。天井板材22d2aが回転する構成に限らず、第2傾斜面22ad1aと平行に変位する構成でも良く、第2傾斜面22d1aのみの構成でも良い。また、原稿載置部22d2aが傾斜した状態で固定されていても良い。つまり、原稿受け部22dは、読取りが完了した原稿が適切に載置される構成であれば良い。
オートドキュメントフィーダー部22の左端側の部位には、複数の搬送ローラーが配置されており、原稿載置部22aに載置された原稿の左端から左方に誘導し、さらに180度回転させて右方に向きを変えて搬送させる。すなわち、原稿は左方向に進み、反時計回りのU字型の経路を反転し、右方向に進みながら読み取り領域を通過する。従って、搬送ローラーなどが搬送経路22bを構成する。読取り領域は、オートドキュメントフィーダー部22が載置されるフラットベッドスキャナー部21の透過ガラスに面しており、フラットベッドスキャナー部21の中ではラインセンサーが読取り領域に対面している。なお、本実施例では片面のみを読取っているが、両面を読取っても良い。両面を読取る際には、フラットベッドスキャナー部21のラインセンサーとは別にラインセンサーを設けることで、1度の搬送で両面の読取りを完了させても良く、原稿を反転させて再搬送することで、フラットベッドスキャナー部21のラインセンサーで読取っても良い。
搬送経路22bによって右方に向きを変えて搬送された原稿は、搬送経路22bの終端に位置する第1排出ローラー22c1によって原稿載置部22aの下側に位置する原稿受け部22dに排出されることになる。
図3に示すように、原稿受け部22dは、原稿載置部22aとオーバラップする第1領域22d1と、原稿載置部22aとオーバラップしない第2領域22d2とを有している。原稿は、長さ方向の末端が第1排出ローラー22c1まで来たところまで進むことしかできないため、用紙長の短い原稿は原稿載置部22aに隠れてしまうことになる。例えば、A4サイズの原稿であれば、第1排出ローラー22c1によって原稿受け部22dに排出されたときに、先端は第2領域22d2に達するので、原稿受け部22dで隠れてしまわない。しかし、A5サイズなどのより小さい原稿であると、第1排出ローラー22c1によって原稿受け部22dに排出されたときに、先端が第2領域22d2に到達せず、原稿受け部22dの下に隠れてしまいかねない。
そこで、原稿の取り忘れを防ぐために、選択的に用紙長の短い原稿の排紙搬送量を増やし、原稿トレイに隠れないところまで搬送させる。
そこで、原稿の取り忘れを防ぐために、選択的に用紙長の短い原稿の排紙搬送量を増やし、原稿トレイに隠れないところまで搬送させる。
図3に示すように、本実施形態の第1領域22d1には、第2排出ローラー22c2が配設されている。
用紙長の長い原稿は既存の第1排出ローラー22c1だけを用いて排出し、短い用紙長の原稿は第1排出ローラー22c1と第2排出ローラー22c2の両方を用いて搬送する。
用紙長の長い原稿は既存の第1排出ローラー22c1だけを用いて排出し、短い用紙長の原稿は第1排出ローラー22c1と第2排出ローラー22c2の両方を用いて搬送する。
既存の第1排出ローラー22c1は第1排出部に相当し、第2排出ローラーは、第1排出部よりも原稿の搬送方向において下流に位置する第2排出部に相当する。これにより、原稿に搬送力を加えることができる位置をより下流にすることができるため、原稿の先端をより下流まで搬送することができる。つまり、原稿の送り出量を大きくすることができる。用紙長の長い原稿は第1原稿に相当し、第1原稿を第1排出部によって排出する。短い用紙長の原稿は、第1原稿よりも搬送方向の長さが短い第2原稿に相当し、第2原稿を第1排出部及び第2排出部によって排出する。排出部を下流側に増やし、原稿長が短い原稿を下流側の排出部で排出することで、原稿載置部22aと重ならない領域に排出できる。
用紙長が長いものであるか、短いものであるかを判別する方法は、既存の原稿長検出器を用いて検出された長さを基準にして判断しても良いし、原稿を電子データ化した際に検出できる原稿の長さを基準に判断しても良い。なお、このような判別をソフト的に判別すると呼ぶことにする。ソフト的に判別する場合、判別した原稿の長さが、いわゆる小型サイズの原稿であれば、スピーカーから注意を促す音を鳴動させたり、記録装置10が備える液晶ディスプレイに原稿の取り忘れの注意を促す表示を行えば、より効果的に原稿の取り忘れを抑制できる。
ここで、原稿長検出器や、原稿を電子データ化した際に原稿の長さを検出する処理は、原稿の前記搬送方向の長さを検出する検出部に相当する。ソフトウェアを処理する制御部23は、この検出部の検出結果から第1原稿と、第2原稿とを判別していることになる。このように、原稿長を直接計測することで、正確に把握することができ、より適切な排出距離にできる。
制御部23は、原稿が、第1原稿であるか、前記第1原稿よりも搬送方向の長さが短い第2原稿であるかを判別するステップを実行し、さらに、原稿が第1原稿であれば第1排出部によって排出し、原稿が第2原稿であれば、第1排出部及び第2排出部によって排出するステップを実行している。
なお、原稿長の他の判別方法として、ユーザーが入力したり、原稿幅から原稿長さを判別するということも可能である。
なお、原稿長の他の判別方法として、ユーザーが入力したり、原稿幅から原稿長さを判別するということも可能である。
また、スピーカーや液晶ディスプレイは、ユーザーに情報を伝える情報伝達部に相当し、前記制御部23は、用紙長の短い第2原稿を排出した際に、この情報伝達部によって情報を伝えることになる。情報伝達部によってユーザーに用紙長の短い小原稿が排出されたことを伝えることにより、取り忘れを抑制することができる。
図5と図6は、記録装置のオートドキュメントフィーダー部の一部を示している。図5は第2排出部がニップ状態であり、図6は第2排出部が非ニップ状態である。
図4~図6に示すように、原稿の幅方向に沿って原稿受け部22dの天井側には、原稿の排出時の接触抵抗を減らすための複数の第1リブ22e1が配置されている。図4に示すように、第2排出ローラー22c2は、図4において原稿の幅方向の中央に対して右側にオフセットされた位置に配設されている。原稿は、右端をオートドキュメントフィーダー部22の右端に当接するようにセットされることになっており、A4の原稿は原稿幅をほぼ全部占めるが、A5のような小原稿は原稿幅の右寄り部分を占めるに過ぎない。このため、小原稿を排出することになる第2排出ローラー22c2も中心よりも右側にオフセットしている。つまり、第2排出ローラー22c2は、小原稿が搬送される領域に応じて配置することができる。原稿の幅方向のサイズに関わらず中央を基準として搬送する構成の場合には、中央に設けても良い。また、原稿の幅方向の中央に対して両側に設けても良い。
図4~図6に示すように、原稿の幅方向に沿って原稿受け部22dの天井側には、原稿の排出時の接触抵抗を減らすための複数の第1リブ22e1が配置されている。図4に示すように、第2排出ローラー22c2は、図4において原稿の幅方向の中央に対して右側にオフセットされた位置に配設されている。原稿は、右端をオートドキュメントフィーダー部22の右端に当接するようにセットされることになっており、A4の原稿は原稿幅をほぼ全部占めるが、A5のような小原稿は原稿幅の右寄り部分を占めるに過ぎない。このため、小原稿を排出することになる第2排出ローラー22c2も中心よりも右側にオフセットしている。つまり、第2排出ローラー22c2は、小原稿が搬送される領域に応じて配置することができる。原稿の幅方向のサイズに関わらず中央を基準として搬送する構成の場合には、中央に設けても良い。また、原稿の幅方向の中央に対して両側に設けても良い。
原稿受け部22dの天井側には、第1リブ22e1よりも突出長さが長い第2リブ22e2が1つ形成されている。この第2リブ22e2は、第2排出ローラー22c2よりも図4において左方に位置している。つまり、第2リブ22e2は、原稿の幅方向の中央に対して第2排出ローラー22c2よりも外側に位置している。より具体的には、A4の原稿であれば原稿幅をほぼ全部占めるので当然第2リブ22e2によって下方にガイドされることになるが、A5のような小原稿は原稿幅の右寄り部分を占めるに過ぎないので、第2リブ22e2に当接せず、下方にガイドされない。
このように、第1原稿と当接し、第2原稿と当接しない位置に、第2リブ22e2が設けられることで、第2排出ローラー22c2によって排出しない第1原稿が、第2排出ローラー22c2と接触しにくくなる。したがって、第1原稿の排出の際に、第2排出ローラー22c2が搬送負荷となることを抑制できる。
第2リブ22e2は、固定されていても良いが、必要に応じて突出したり退避したりする可動な構成とすることもできる。また、リブ22eが幅方向に設けられ、リブ22eの一部或いは全部が、原稿に応じて突出したり退避したりする構成であっても良い。このとき、突出量を変化させても良い。
この場合、第2リブ22e2或いはリブ22eは、変位可能となっている。リブが選択的に変位することで、原稿の大きさによって突出量や突出位置を変化させることができ、より効果的に原稿を案内できるようになる。
この場合、第2リブ22e2或いはリブ22eは、変位可能となっている。リブが選択的に変位することで、原稿の大きさによって突出量や突出位置を変化させることができ、より効果的に原稿を案内できるようになる。
図5と図6に示すように、第2排出ローラー22c2は、上側の第2排出駆動ローラー22c2aと、下側の第2排出従動ローラー22c2bとローラーホルダー22c2cとから構成されている。上側の第2排出駆動ローラー22c2aは回転駆動力が伝達されており、自ら回転するものの、下側の第2排出従動ローラー22c2bは、ローラーホルダー22c2cによって支えられ、上方に向けて押しつけられると第2排出駆動ローラー22c2aに当接して回転する。ローラーホルダー22c2cは、鉛直方向に上方及び下方に駆動される。ローラーホルダー22c2cが上方に稼働されると、第2排出ローラー22c2はニップ状態となり、ローラーホルダー22c2cが下方に稼働されると、第2排出ローラー22c2は非ニップ状態(解除状態)となる。ニップ状態のときに原稿が排出されてくると、第2排出ローラー22c2の第2排出駆動ローラー22c2aと第2排出従動ローラー22c2bとの間にニップされて、原稿は駆動されて第2領域に到達するように排出される。解除状態のときに原稿が排出されてくると、たとえ第2排出駆動ローラー22c2aが回転していても、原稿は第2排出従動ローラー22c2bとの間にニップされないため、原稿が第2排出ローラー22c2によって駆動されることはない。なお、第1原稿を排出するときは解除状態とし、第2原稿を排出するときはニップ状態とする。
なお、第2排出駆動ローラー22c2aは第1リブ22e1よりも下方側に突出しており、第2リブ22e2は第2排出駆動ローラー22c2aよりも下方側に突出している。
このように、第2排出部は、ニップ状態と解除状態とを切換可能なローラ対であり、記第1原稿を排出する際に、第2排出部は解除状態となる。すなわち、大原稿を排出する時には第2排出部がニップを解除することで、第2排出部が大原稿の排出を妨げることを抑制できる。また、第2排出部が大原稿の排出させると、第2領域を超えて排出されてしまうことになるので、突出しすぎてしまう。なお、解除状態とするためには、従動ローラが離間してもよいし、駆動ローラが離間してもよいし、双方が離間しても良い。
このように、第2排出部は、ニップ状態と解除状態とを切換可能なローラ対であり、記第1原稿を排出する際に、第2排出部は解除状態となる。すなわち、大原稿を排出する時には第2排出部がニップを解除することで、第2排出部が大原稿の排出を妨げることを抑制できる。また、第2排出部が大原稿の排出させると、第2領域を超えて排出されてしまうことになるので、突出しすぎてしまう。なお、解除状態とするためには、従動ローラが離間してもよいし、駆動ローラが離間してもよいし、双方が離間しても良い。
また、原稿受け部22dを含めた搬送経路は、第1排出部と第2排出部との間で、前記原稿載置部22aに近い側の原稿の第1面を案内するリブを備え、このリブは、搬送方向と交差する幅方向において並べて配設される第1リブ22e1と第2リブ22e2と、を有し、前記ローラ対は、原稿の第1面に対向する第1ローラ(第2排出駆動ローラー22c2a)と、第1面とは反対の面に対向する第2ローラ(第2排出従動ローラー22c2b)と、を有し、第1リブ22e1は、ニップ状態の第1ローラよりも原稿載置部22aに近い突出長であり、第2リブ22e2は、ニップ状態の第1ローラよりも原稿載置部22aから遠くなる突出長となっている。このようにすることにより、第2リブはニップ状態の第1ローラよりも突き出ているので、第1原稿は第1ローラに当接しないようにすることができ、小原稿の排出距離を延ばし、大原稿の排出を妨げない。
このように、原稿トレイのような原稿設置部22aに隠れる小さいサイズの原稿を排紙する場合は、既存の第1排出ローラー22c1に加え、第2排出ローラー22c2によって搬送距離を多くし、原稿トレイより見える位置まで搬送する。一方、A4サイズのような大きな原稿を排出する場合は、第2排出ローラー22c2が搬送負荷にならないように、排紙長を長く取る原稿かどうかによってニップ解除するかどうかを切り替える。また、加えて第2排出ローラー22c2は原稿排出に連れ回りできるように構成する。
第2リブ22e2は、第2排出ローラー22c2よりも下方に突出しているので、第2リブ22e2で押さえられながら排紙される大きな原稿は、第2排出ローラー22c2から離れる方向に力が働き、第2排出ローラー22c2との接触による搬送負荷を抑えることができる。
図1には、排出された原稿が記録装置10から突き出て落下してしまわないようにするストッパー22d3が配設されている。ストッパー22d3は、必要に応じて引き出すことで原稿が落下してしまわないように作用し、不要時は筺体無いに収容されることで外部へ突き出ることがないようにしている。このストッパー22d3も、原稿受け部22dを構成する。また、ストッパー22d3も、第2領域の一部である。
図1には、排出された原稿が記録装置10から突き出て落下してしまわないようにするストッパー22d3が配設されている。ストッパー22d3は、必要に応じて引き出すことで原稿が落下してしまわないように作用し、不要時は筺体無いに収容されることで外部へ突き出ることがないようにしている。このストッパー22d3も、原稿受け部22dを構成する。また、ストッパー22d3も、第2領域の一部である。
以上説明したように、小型の原稿が原稿トレイに隠れない位置まで排出されることで、オートドキュメントフィーダーを用いた画像読み取りで忘れやすい小型の原稿も視野に見える位置に排出されるので、取り忘れを少なくできる。すなわち、原稿受け部22dにおいて、原稿載置部22aと重ならない領域まで原稿が排出されるため、読取完了後の原稿の視認性が向上する。
また、原稿を取り忘れたかどうか確認する際にも、覗き込むような姿勢を取らなくても済む。
さらに、通常のオートドキュメントフィーダーを用いた画像読み取りの作業において、小型原稿を奥まった位置に手を入れて掴む必要があるところ、このような方式を用いると、大きな原稿を取り出す位置で掴むことができる。
加えて、原稿サイズが混載されたときにも、サイズを問わず、大きな原稿の先端におよそ排出先端が揃うため取り出す際に取り落とす恐れを少なくすることができる。
さらに、通常のオートドキュメントフィーダーを用いた画像読み取りの作業において、小型原稿を奥まった位置に手を入れて掴む必要があるところ、このような方式を用いると、大きな原稿を取り出す位置で掴むことができる。
加えて、原稿サイズが混載されたときにも、サイズを問わず、大きな原稿の先端におよそ排出先端が揃うため取り出す際に取り落とす恐れを少なくすることができる。
(第2実施例)
第1実施例では、第1排出ローラー22c1に加えて第2排出ローラー22c2を備えている。第2実施例では、第2排出ローラー22c2を備えることなく、第1排出ローラー22c1の回転速度を変更させる。
第2実施例は、原稿によって搬送量を変えるために搬送ローラーの速度を変えることでスタック位置を変える。
なお、第2実施例は、第1実施例と組み合わせても良い。組み合わせる場合には、第1排出ローラー22c1の回転速度を変えても良く、第2排出ローラー22c2の回転速度を変えても良く、双方の回転速度を変えても良い。
第1実施例では、第1排出ローラー22c1に加えて第2排出ローラー22c2を備えている。第2実施例では、第2排出ローラー22c2を備えることなく、第1排出ローラー22c1の回転速度を変更させる。
第2実施例は、原稿によって搬送量を変えるために搬送ローラーの速度を変えることでスタック位置を変える。
なお、第2実施例は、第1実施例と組み合わせても良い。組み合わせる場合には、第1排出ローラー22c1の回転速度を変えても良く、第2排出ローラー22c2の回転速度を変えても良く、双方の回転速度を変えても良い。
大きいサイズの原稿の場合、第1排出ローラー22c1の回転速度は、第1排出ローラー22c1から離れた後、すぐに原稿受け部22dで停止する回転速度とする。一方、小型のサイズの原稿の場合、第1排出ローラー22c1の回転速度を速くする。すなわち、第1排出ローラー22c1によって原稿が排出されると、排出速度が十分に速く、原稿の少なくとも一部が第2領域22dd2に達する程度とする。例えば、飛ばされた原稿が落下する場所が、大きいサイズが排出されて停止する位置、または原稿のストッパー22d3によって停止する位置と同じ位置となるような速さで回転させる。
このように、読取り後の原稿を、原稿載置トレイである原稿載置部22aによって隠れる第1領域22d1から飛び出す領域にまで搬送することで、読取り後の原稿の視認性を向上することができる。
このように、読取り後の原稿を、原稿載置トレイである原稿載置部22aによって隠れる第1領域22d1から飛び出す領域にまで搬送することで、読取り後の原稿の視認性を向上することができる。
ここで、排出部は、第1原稿を第1排出速度で排出し、第1原稿よりも搬送方向の長さが短い第2原稿を、第1排出速度よりも大きい第2排出速度で排出するということになる。すなわち、制御部23は、原稿が、第1原稿であるか、前記第1原稿よりも搬送方向の長さが短い第2原稿であるかを判別するステップを実行し、原稿が前記第1原稿であれば第1排出速度で排出し、原稿が前記第2原稿であれば、前記第1排出速度よりも大きい第2排出速度で排出するステップを実行する。このようにして、小サイズの原稿を速い速度で排出することで、原稿を遠くまで排出することができる。
(第3実施例)
図7は変形例にかかる記録装置の斜視図であり、図8は断面図である。
この記録装置10は、画像印刷装置30を備えており、画像印刷装置30は、用紙トレイ31の上部に排紙トレイ33を備えている。用紙トレイ31に収容されている用紙は内部の印刷部32を経て印刷され、印刷後の用紙が排紙トレイ33上に排出される。排紙トレイ33は、先端側が本体から引き出し可能となっており、引き出した位置では用紙トレイ31に収容可能な用紙の全体が載置できる大きさとなる。
図7は変形例にかかる記録装置の斜視図であり、図8は断面図である。
この記録装置10は、画像印刷装置30を備えており、画像印刷装置30は、用紙トレイ31の上部に排紙トレイ33を備えている。用紙トレイ31に収容されている用紙は内部の印刷部32を経て印刷され、印刷後の用紙が排紙トレイ33上に排出される。排紙トレイ33は、先端側が本体から引き出し可能となっており、引き出した位置では用紙トレイ31に収容可能な用紙の全体が載置できる大きさとなる。
用紙トレイ31は、原稿と同様に、大きなサイズの用紙を収容することも可能であるし、小さなサイズの用紙を収容することも可能である。大きなサイズの用紙は、排紙トレイ33の先端まで排出されるが、小さなサイズの用紙、例えば、L版の写真用紙が、排紙トレイ33の奥に排紙されて停止すると、ユーザーが見つけられないことになる。
印刷部32は、用紙トレイ31から排紙トレイ33に至る搬送経路を有しており、この搬送経路を経て印刷が完了した用紙を排出する排出部34を備えている。排出部34によって排出される用紙を受ける部位が排紙トレイ33である。このような記録装置10にも、実施例1或いは実施例2のような構成を適用することで、印刷が完了した用紙の視認性を向上させることができる。
印刷部32は、用紙トレイ31から排紙トレイ33に至る搬送経路を有しており、この搬送経路を経て印刷が完了した用紙を排出する排出部34を備えている。排出部34によって排出される用紙を受ける部位が排紙トレイ33である。このような記録装置10にも、実施例1或いは実施例2のような構成を適用することで、印刷が完了した用紙の視認性を向上させることができる。
排出部34は、大きなサイズの用紙の排出する第1排出ローラー34aを備えている。第1排出ローラー34aは排紙トレイ33の奥に配置されており、第1排出ローラー34aにて大きなサイズの用紙が排紙されると、この用紙の後端が第1排出ローラー34aを外れたときに、用紙の先端が排紙トレイ33の先端に位置する。
第2排出ローラー34bは、第2排出駆動ローラー34b1と、第2排出従動ローラー34b2とローラーホルダー34b3とから構成され、第1排出ローラー34aよりも手前側、すなわち、排出経路における下流側に設置されている。第2排出従動ローラー34b2はローラーホルダー34b3によって支持されており、ローラーホルダー34b3は上下に移動可能である。ローラーホルダー34b3が下方に移動すると第2排出従動ローラー34b2は第2排出駆動ローラー34b1に押しつけられてニップ状態となり、ローラーホルダー34b3が上方に移動すると第2排出従動ローラー34b2は第2排出駆動ローラー34b1から離れた解除状態となる。
第2排出ローラー34bは、第2排出駆動ローラー34b1と、第2排出従動ローラー34b2とローラーホルダー34b3とから構成され、第1排出ローラー34aよりも手前側、すなわち、排出経路における下流側に設置されている。第2排出従動ローラー34b2はローラーホルダー34b3によって支持されており、ローラーホルダー34b3は上下に移動可能である。ローラーホルダー34b3が下方に移動すると第2排出従動ローラー34b2は第2排出駆動ローラー34b1に押しつけられてニップ状態となり、ローラーホルダー34b3が上方に移動すると第2排出従動ローラー34b2は第2排出駆動ローラー34b1から離れた解除状態となる。
このように、排出部は、第1排出ローラー34aからなる第1排出部と、第1排出部よりも用紙の搬送方向において下流に位置する第2排出ローラー34bからなる第2排出部とを備えている。そして、大きなサイズの第1用紙を第1排出部によって排出し、第1用紙よりも搬送方向の長さが短い第2用紙を、第1排出部及び第2排出部によって排出する。第2排出部は、ニップ状態と解除状態とを切換可能なローラ対であり、第1用紙を排出する際に、第2排出部は、解除状態となる。一方、第2用紙を排出する際に、第2排出部はニップ状態となる。ニップ状態となっている第2排出部の第2排出駆動ローラー34b1が回転すると、用紙は第2排出部によって排出される。第2排出部は第1排出部よりも搬送方向における下流に位置するため、小さなサイズの用紙も排紙トレイ33の先端側に排出することができる。また、大きなサイズの用紙を排出する時には第2排出部がニップを解除するため、第2排出部が大きなサイズの用紙の排出を妨げることを抑制できる。なお、駆動ローラが離間しても、従動ローラが離間しても、双方が離間しても良い。
ここでは一例として、記録装置10に実施例1を適用したが、実施例2を適用することもできる。また、実施例1と実施例2の双方を適用することもできる。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…記録装置、20…画像読取装置、21…フラットベッドスキャナー部、21a…読取部、22…オートドキュメントフィーダー部、22a…原稿載置部、22a1…天井板材、22a2…第1傾斜面、22b…搬送経路、22c…排出部、22c1…第1排出ローラー、22c2…第2排出ローラー、22c2a…第1ローラー(第2排出駆動ローラー)、22c2b…第2ローラー(第2排出従動ローラー)、22c2c…ローラーホルダー、22d…原稿受け部、22d1…第1領域、22d1a…第2傾斜面、22d2…第2領域、22d2a…天井板材、22d3…ストッパー、22e1…第1リブ、22e2…第2リブ、23…制御部、30…画像印刷装置、31…用紙トレイ、32…印刷部、33…排紙トレイ、34…排出部、34a…第1排出ローラー、34b…第2排出ローラー、34b1…第2排出駆動ローラー、34b2…第2排出従動ローラー、34b3…ローラーホルダー。
Claims (13)
- 原稿の画像を読取る読取部と、
原稿が載置される原稿載置部と、
原稿を搬送する搬送経路と、
前記読取部による読取りが完了した原稿を排出する排出部と、
前記排出部によって排出される原稿を受ける原稿受け部と、
前記読取部及び前記排出部を制御する制御部と、
を備え、
前記原稿受け部は、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップする第1領域と、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップしない第2領域と、を有し、
前記排出部は、原稿の少なくとも一部が前記第2領域に載置されるように原稿を排出することを特徴とする、画像読取装置。 - 前記排出部は、第1排出部と、前記第1排出部よりも原稿の搬送方向において下流に位置する第2排出部と、を有することを特徴とする、請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記排出部は、第1原稿を第1排出速度で排出し、前記第1原稿よりも前記搬送方向の長さが短い第2原稿を、前記第1排出速度よりも大きい第2排出速度で排出することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
- 第1原稿を前記第1排出部によって排出し、
前記第1原稿よりも前記搬送方向の長さが短い第2原稿を、前記第1排出部及び前記第2排出部によって排出することを特徴とする、請求項2に記載の画像読取装置。 - 前記第2排出部は、ニップ状態と解除状態とを切換可能なローラ対であり、
前記第1原稿を排出する際に、前記第2排出部は、解除状態となることを特徴とする、請求項2又は請求項4に記載の画像読取装置。 - 前記搬送経路は、前記第1排出部と前記第2排出部との間で、原稿の前記原稿載置部に近い面である第1面を案内するリブを備え、
前記リブは、前記搬送方向と交差する幅方向において並べて配設される第1リブと第2リブと、を有し、
前記ローラ対は、原稿の前記第1面に対向する第1ローラと、前記第1面とは反対の面に対向する第2ローラと、を有し、
前記第1リブは、前記ニップ状態の前記第1ローラよりも前記原稿載置部に近い突出長であり、
前記第2リブは、前記ニップ状態の前記第1ローラよりも前記原稿載置部から遠くなる突出長であることを特徴とする、請求項5に記載の画像読取装置。 - 前記搬送経路は、前記第1排出部と前記第2排出部との間で、前記原稿載置部に近い側の原稿の第1面を案内するリブを備え、
前記リブは、前記ニップ状態の前記第1ローラよりも前記原稿載置部に近い突出長と、前記ニップ状態の前記第1ローラよりも前記原稿載置部から遠くなる突出長との間で、変位可能であることを特徴とする、請求項5に記載の画像読取装置。 - 原稿の前記搬送方向の長さを検出する検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果から前記第1原稿と、前記第2原稿とを判別することを特徴とする、請求項3乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像読取装置。 - ユーザーに情報を伝える情報伝達部をさらに備え、
前記制御部は、前記第2原稿を排出した際に、前記情報伝達部によって情報を伝えることを特徴とする、請求項3乃至請求項8のいずれか一項に記載の画像読取装置。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置の下方に設けられ、媒体に記録を行う記録部を有する記録ユニットとを備える、ことを特徴とする記録装置。 - 原稿の画像を読取る読取部と、原稿が載置される原稿載置部と、前記読取部による読取りが完了した原稿を排出する排出部と、前記排出部によって排出される原稿を受ける原稿受け部と、を備え、前記原稿受け部は、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップする第1領域と、鉛直方向に見て前記原稿載置部とオーバラップしない第2領域と、を有する画像読取装置の制御方法であって、
原稿の少なくとも一部が前記第2領域に載置されるように、原稿の搬送方向における原稿の長さに応じて、前記排出部による原稿の排出量を変更することを特徴とする、画像読取装置の制御方法。 - 原稿が、第1原稿であるか、前記第1原稿よりも搬送方向の長さが短い第2原稿であるかを判別するステップと、
原稿が前記第1原稿であれば前記第1排出部によって排出し、
原稿が前記第2原稿であれば、前記第1排出部及び前記第2排出部によって排出するステップと、を有することを特徴とする、請求項11に記載の画像読取装置の制御方法。 - 原稿が、第1原稿であるか、前記第1原稿よりも搬送方向の長さが短い第2原稿であるかを判別するステップと、
原稿が前記第1原稿であれば第1排出速度で排出し、
原稿が前記第2原稿であれば、前記第1排出速度よりも大きい第2排出速度で排出するステップと、を有することを特徴とする、請求項11に記載の画像読取装置の制御方法。
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