JP2023119156A - 固定構造 - Google Patents

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宜道 山尾
Nobumichi Yamao
悟史 横山
Satoshi Yokoyama
真由 小川
Masayoshi Ogawa
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Abstract

Figure 2023119156000001
【課題】スタッドボルトを有する被取付部材に取付部材を取り付ける際、スタッドボルトの斜め入りを防止して、被取付部材への取付部材の取り付けを適正に行うことができる固定構造を提供することを目的とする。
【解決手段】固定構造10は、スタッドボルト50が軸線方向に沿って一方側から他方側に向けて挿通される本体部11と、本体部11に挿通されたスタッドボルト50のボルト溝部51に係止される一対の第1係止片部14a、14bと、第1係止片部14a、14bより軸線方向の他方側に位置し、本体部11に挿通されたスタッドボルト50の前記ボルト溝部51に係止される一対の第2係止片部14c、14dとを備え、第2係止片部14c、14dは、第1係止片部14a、14bの羽部141と当接して羽部141のたわみ量を規制するたわみ量規制部を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、固定構造に関する。
自動車の車体等の被取付部材に、ワイヤーハーネス、パイプ、断熱材等の取付部材を取り付ける技術として、例えば、特許文献1には、ねじ又は周溝が形成されたスタッドを受け入れるスタッド受入穴が形成された基部と、スタッドのねじ等に係止するスタッド係止部と、を有し、取付部材と被取付部材とを引き剥がす力が加わった際、スタッド係止部をスタッド根本側に移動するのを制限する突部を設けた係止具が開示されている。
また、特許文献2には、スタッドのねじ又は周溝に係止してスタッドを保持する保持具として、スタッドを受け入れるスタッド受入空間を形成する一対の側壁と、スタッド係止片とを有し、前記スタッド係止片を構成するたわみ片を特定形状とした保持具が開示されている。
さらに特許文献3には、スタッドボルトに係合して固定する固定具として、スタッドボルトに係合する係止片と、係止片の爪部をスタッドボルトに係合させるように係止片を付勢するバネ片と、を有する固定具が開示されている。
特開平11-173320号公報 特開2009-185902号公報 特開平9-32833号公報
上記のような係止具において、スタッドボルトに係止具を取り付ける際、例えば、スタッドボルトが斜め入りしてしまい、正常な係止ができない場合がある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであって、スタッドボルトを有する被取付部材に取付部材を取り付ける際、スタッドボルトの斜め入りを防止して、被取付部材への取付部材の取り付けを適正に行うことができる固定構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る固定構造は、取付部材に設けられ、被取付部材に固定されたスタッドボルトが軸線方向に沿って一方側から他方側に向けて挿通される本体部と、前記本体部に前記軸線方向と交差する幅方向に沿って対向して設けられ、前記本体部に挿通された前記スタッドボルトのボルト溝部に係止される一対の第1係止片部と、前記本体部に前記幅方向に沿って対向して設けられ、かつ、前記第1係止片部より前記軸線方向の前記他方側に位置し、前記本体部に挿通された前記スタッドボルトの前記ボルト溝部に係止される一対の第2係止片部とを備え、前記本体部は、前記軸線方向に沿って対向して位置しそれぞれ前記スタッドボルトが挿通されるボルト挿通孔が形成された一対の端面壁部と、前記幅方向に沿って対向して位置しそれぞれ前記軸線方向に沿って前記一対の端面壁部の間に延在する一対の側面壁部と、前記一対の端面壁部と前記一対の側面壁部とによって囲われて形成され、前記ボルト挿通孔を介して挿通された前記スタッドボルトを受け入れるボルト受入空間部とを含み、前記第1係止片部は、前記側面壁部から前記ボルト受入空間部側に突出し前記軸線方向の前記他方側に向けて延在して形成され、弾性変形可能である羽部と、前記羽部から突出して形成され、前記ボルト溝部に係止される爪部とを含み、前記第2係止片部は、前記第1係止片部の前記羽部と当接して当該羽部のたわみ量を規制するたわみ量規制部を含む。
本発明に係る固定構造は、スタッドボルトを有する被取付部材に取付部材を取り付ける際、スタッドボルトの斜め入りを防止して、被取付部材への取付部材の取り付けを適正に行うことができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る固定構造の概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係る固定構造(スタッドボルト挿入時)の概略構成を表す斜視図である。 図3は、実施形態に係る固定構造を概略構成を表す側面図である。 図4は、実施形態に係る固定構造(スタッドボルト挿入時)の概略構成を表す側面図である。 図5は、実施形態に係る固定構造の断面図である。 図6は、実施形態の変形例に係る固定構造の概略構成を表す斜視図である。 図7は、実施形態の変形例に係る固定構造を概略構成を表す側面図である。 図8は、実施形態の変形例に係る固定構造の断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「奥行き方向Z」という。ここでは、軸線方向Xと幅方向Yと奥行き方向Zとは、相互に略直交する。軸線方向Xは、典型的には、固定構造の本体部に対してスタッドボルトが挿通される方向に相当し、一対の端面壁部が対向する方向に相当する。幅方向Yは、典型的には、一対の側面壁部が対向する方向に相当し、一対の係止片部が対応する対応する方向に相当する。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向として説明する。
[実施形態]
本発明に係る固定構造の実施形態の1つを図1から図5に基づいて説明する。図2および図4において、被取付部材の図示を省略し、スタッドボルトのみを示している。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る固定構造10は、取付部材1に設けられ、図示しない被取付部材に固定されたスタッドボルト50を係止する。スタッドボルト50は、軸部に螺旋状又は環状をなすボルト溝部51が形成されている。取付部材1は、例えば、車体パネル等の被取付部材に、ケーブル等を固定するために使用される。取付部材1は、ケーブル等を保持する保持部材20と、固定構造10とが絶縁性を有する樹脂材料によって一体成形されている。保持部材20は、ケーブル等に外装されこれを保護すると共に当該ケーブル等の配索経路を規制するプロタクタを構成する。保持部材20は、半円筒状の第1保持部21と、第2保持部22とを有し、第1保持部21と第2保持部22とは、接続部25で連接されている。第2保持部22は、接続部25で折り曲げることにより第1保持部材とともに円筒状の保持部を形成する。保持部材20は、係合部23を挿入口24に挿入、係止することにより、第1保持部21と第2保持部22とが保持部を構成した状態で固定される。なお、保持部材20の構成はあくまで例示であり、他の構成を備える保持部材を採用してもよい。
固定構造10は、被取付部材に固定されたスタッドボルト50が軸線方向Xに沿って一方側から他方側に向けて挿通される本体部11と、本体部11に軸線方向Xと交差する幅方向Yに沿って対向して設けられ、本体部11に挿通されたスタッドボルト50のボルト溝部51に係止される一対の上側係止片部14a、14bと、上側係止片部14a、14bより軸線方向Xの他方側に位置する一対の下側係止片部14c、14dと、を備える。本実施形態の固定構造10は、一対の上側係止片部14a、14bが一対の第1係止片部に相当し、一対の下側係止片部14c、14dが一対の第2係止片部に相当する。そして、本実施形態の一対の下側係止片部14c、14dは、本体部11に幅方向Yに沿って対向して設けられ、それぞれ上側係止片部14a、14bと当接可能である一対のたわみ量規制部15a、15bを含んで構成される。なお、固定構造10では、スタッドボルト50の挿通方向は、一方側、すなわちボルト挿通孔12から挿通され、他方側、すなわちボルト挿通孔13側に向けて挿通され、スタッドボルト50の先端部はボルト挿通孔13から突出するように貫通する。
本体部11は、軸線方向Xに沿って対向して位置し、それぞれスタッドボルト50が挿通されるボルト挿通孔12、13が形成された一対の端面壁部11a、11dと、幅方向Yに沿って対向して位置し、それぞれ軸線方向Xに沿って一対の端面壁部11a、11dの間に延在する一対の側面壁部11b、11cと、奥行き方向Zに沿って対向して位置し、それぞれ軸線方向Xに沿って一対の端面壁部11a、11dの間に延在する一対の支柱16a、16bと、を有する。一対の端面壁部11a、11dと一対の側面壁部11b、11cとによって囲われて形成される空間は、ボルト挿通孔12を介して挿通されたスタッドボルト50を受け入れるボルト受入空間部11eを構成する。
端面壁部11aには、スタッドボルト50を挿通するボルト挿通孔12が形成され、ボルト挿通孔13が形成された端面壁部11dと端面壁部11aとは、軸線方向X、すなわちスタッドボルト50挿通方向に沿って対向して配置される。
側面壁部11bは、端面壁部11a、11dの間に延在して設けられ、側面壁部11bのボルト受入空間部11e側の壁面には、上側係止片部14b、下側係止片部14dが端面壁部11a側から端面壁部11d側に並んで配置されている。
側面壁部11cは、端面壁部11a、11dの間に延在して設けられ、側面壁部11cのボルト受入空間部11e側の壁面には、上側係止片部14a、下側係止片部14cが端面壁部11a側から端面壁部11d側に並んで配置されている。
支柱16a、16bは、端面壁部11a、11dの間に延在して設けられる。支柱16a、16bは、軸線方向Xの一方側(ボルト挿通孔12側)から他方側(ボルト挿通孔13側)が徐々に幅広となるように形成され、ボルト挿通孔12とボルト挿通孔13とを連結する。これにより、固定構造10は、スタッドボルト50の支柱16a、16b方向への斜め入りを防止する。
上側係止片部14a、14bは、側面壁部11b、11cからボルト受入空間部11e側に突出し軸線方向Xの他方側に向けて延在して形成される。上側係止片部14a、14bは、弾性変形可能である羽部141と、羽部141から突出して形成され、ボルト溝部51に係止される爪部142とを含む。上側係止片部14a、14bの奥行き方向Zに沿った幅は、スタッドボルト50の径よりわすかに大きく、例えば、5mm程度に形成される。
下側係止片部14c、14dは、側面壁部11b、11cからボルト受入空間部11e側に突出し軸線方向Xの他方側に向けて延在して形成される。第2係止片部14c、14dは、弾性変形可能である羽部141と、羽部141から突出して形成され、ボルト溝部51に係止される爪部142とを含む。下側係止片部14c、14dの羽部141は、軸線方向Xの他方側の端部が軸線方向Xの他方側に位置する端面壁部11dのボルト挿通孔13に隣接して固定されている。下側係止片部14c、14dの奥行き方向Zに沿った幅は、上側係止片部14a、14bと同様にスタッドボルト50の径よりわすかに大きく、例えば、5mm程度に形成される。
たわみ量規制部15a、15bは、下側係止片部14c、14dに設けられ、上側係止片部14a、14bの羽部141と当接して羽部141のたわみ量を規制する。たわみ量規制部15a、15bは、羽部141から軸線方向Xに沿って上側係止片部14a、14bの羽部141側に突出した突状部として形成される。たわみ量規制部15a、15bは、スタッドボルト50のボルト挿通孔12への挿入に伴って上側係止片部14a、14bの羽部141が側面壁部11b、11c側にたわんだ際、羽部141の軸線方向Xの他方側の先端部が当接する位置に突上部として設けられる(図5中の点線参照)。
上側係止片部14a、14bは、スタッドボルト50の挿入の際、たわむことによりスタッドボルト50の挿通の際に要する力(挿通力)を低減する。上側係止片部14a、14bの肉厚を薄くすると、スタッドボルト50の挿通力を低減することができるが、スタッドボルト50が軸線方向Xからそれて挿通された場合、上側係止片部14a、14bの弾性力でスタッドボルト50の挿通方向を軸線方向Xに戻すことができす、スタッドボルト50の先端をボルト挿通孔13に貫通させることができない。本実施形態では、たわみ量規制部15a、15bを、羽部141から軸線方向Xに沿って上側係止片部14a、14bの羽部141側に突出した突状部とし、上側係止片部14a、14bの羽部141と当接させることにより、上側係止片部14a、14bのたわみ量を規制することができる。これにより、スタッドボルト50が軸線方向Xからそれて挿通された場合でも、上側係止片部14a、14bの弾性力を低減してスタッドボルト50の挿通力を抑制しながら、スタッドボルト50の挿通方向をスタッドボルト50の先端がボルト挿通孔13に貫通可能な方向に規制することができる。この結果、固定構造10は、スタッドボルト50を有する被取付部材に取付部材1を取り付ける際、スタッドボルト50の斜め入りを防止して、被取付部材への取付部材1の取り付けを適正に行うことができる。
下側係止片部14c、14dは、上側係止片部14a、14bと同様に、スタッドボルト50の挿通の際、たわむことによりスタッドボルト50の挿通力を低減する。スタッドボルト50の挿通力を調整するために下側係止片部14c、14dの肉厚が調整されるが、スタッドボルト50の斜め入りを防止するために、下側係止片部14c、14dの羽部141は、軸線方向Xの他方側の端部が軸線方向Xの他方側に位置する端面壁部11dのボルト挿通孔13に隣接して固定されている。下側係止片部14c、14dの羽部141の端部をボルト挿通孔13に隣接して固定することにより、スタッドボルト50の挿通力を低減しながら、スタッドボルト50の先端部のボルト挿通孔13への挿通をガイドすることができる。なお、スタッドボルト50のボルト挿通孔13への挿通性の観点から、下側係止片部14c、14dの羽部141は、ボルト挿通孔13に段差なく(面一に)固定されることが好ましい。
本実施形態では、上側係止片部14a、14bおよび下側係止片部14c、14dにより、スタッドボルト50を係止しているが、固定強度を向上させるために、固定構造10に、さらなる係止片部、例えば上側係止片部14a、14bおよび下側係止片部14c、14dとの間に一対の第3係止片部を設けてもよい。
また、本実施形態では、下側係止片部14c、14dの羽部141の端部をボルト挿通孔13に隣接して固定しているが、必ずしも固定する必要はない。軸線方向Xの一方側に位置する上側係止片部14a、14bのたわみ量をたわみ量規制部15a、15bで規制することにより、スタッドボルト50が斜め入りした際でも、スタッドボルト50の挿通方向をボルト挿通孔13に貫通可能な方向に効果的に規制できる。
上記実施形態では、たわみ量規制部15a、15bを下側係止片部14c、14dに設けているが、これに限定するものではない。例えば、下側係止片部14c、14dの羽部141を、軸線方向Xの一方側の端部が上側係止片部14a、14bの羽部141と当接可能に位置することでたわみ量規制部を構成することとしてもよい。
本実施形態の変形例に係る固定構造10Aについて、図6~図8を参照して説明する。なお、変形例に係る固定構造10Aについて、実施形態の固定構造10と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
固定構造10Aは、本体部11と、本体部11に軸線方向Xと交差する幅方向に沿って対向して設けられ、本体部11に挿通されたスタッドボルト50のボルト溝部51に係止される一対の上側係止片部14a、14bと、上側係止片部14a、14bより軸線方向Xの他方側に位置する一対の下側係止片部14c’、14d’とを備える。
下側係止片部14c’、14d’は、弾性変形可能である羽部141’と、羽部141’から突出して形成され、ボルト溝部51に係止される爪部142とを含む。下側係止片部14c’、14d’の羽部141’は、軸線方向Xの一方側の端部が上側係止片部14a、14bの羽部141と当接可能な位置、すなわち、下側係止片部14c’、14d’の羽部141’は、実施形態の下側係止片部14c、14dの羽部141より側面壁部11b、11cの軸線方向Xの一方側に位置するように形成されている。本変形例において、下側係止片部14c’の羽部141’は、たわみ量規制部15a’を構成し、下側係止片部14d’の羽部141’は、たわみ量規制部15b’を構成する。たわみ量規制部15a’、15b’は、スタッドボルト50のボルト挿通孔12への挿入に伴って上側係止片部14a、14bの羽部141が側面壁部11b、11c側にたわんだ際、側面壁部11b、11cにおいて、羽部141の軸線方向Xの他方側の先端部が当接する位置に設けられる(図8中の点線参照)。
変形例では、下側係止片部14c’、14d’の羽部141’を、軸線方向Xの一方側の端部が上側係止片部14a、14bの羽部141と当接可能な位置に設け、上側係止片部14a、14bの羽部141と当接させることにより、上側係止片部14a、14bのたわみ量を規制することができる。これにより、スタッドボルト50が軸線方向Xからそれて挿通された場合でも、上側係止片部14a、14bの弾性力を低減してスタッドボルト50の挿通力を抑制しながら、スタッドボルト50の挿通方向をスタッドボルト50の先端がボルト挿通孔13に貫通可能な方向に規制することができる。
また、下側係止片部14c’、14d’の羽部141’は、実施形態と同様に軸線方向Xの他方側の端部が軸線方向Xの他方側に位置する端面壁部11dのボルト挿通孔13に隣接して固定されているが、必ずしも固定する必要はない。
1 取付部材
10 固定構造
11 本体部
11a、11d 端面壁部
11b、11c 側面壁部
11e ボルト受入空間部
12、13 ボルト挿通孔
14a、14b 上側係止片部(第1係止片部)
14c、14d、14c’、14d’ 下側係止片部(第2係止片部)
15a、15b たわみ量規制部
16a、16b 支柱
20 保持部材
21 第1保持部
22 第2保持部
23 係合部
24 挿入口
25 接続部

Claims (4)

  1. 取付部材に設けられ、被取付部材に固定されたスタッドボルトが軸線方向に沿って一方側から他方側に向けて挿通される本体部と、
    前記本体部に前記軸線方向と交差する幅方向に沿って対向して設けられ、前記本体部に挿通された前記スタッドボルトのボルト溝部に係止される一対の第1係止片部と、
    前記本体部に前記幅方向に沿って対向して設けられ、かつ、前記第1係止片部より前記軸線方向の前記他方側に位置し、前記本体部に挿通された前記スタッドボルトの前記ボルト溝部に係止される一対の第2係止片部とを備え、
    前記本体部は、
    前記軸線方向に沿って対向して位置しそれぞれ前記スタッドボルトが挿通されるボルト挿通孔が形成された一対の端面壁部と、
    前記幅方向に沿って対向して位置しそれぞれ前記軸線方向に沿って前記一対の端面壁部の間に延在する一対の側面壁部と、
    前記一対の端面壁部と前記一対の側面壁部とによって囲われて形成され、前記ボルト挿通孔を介して挿通された前記スタッドボルトを受け入れるボルト受入空間部とを含み、
    前記第1係止片部は、
    前記側面壁部から前記ボルト受入空間部側に突出し前記軸線方向の前記他方側に向けて延在して形成され、弾性変形可能である羽部と、
    前記羽部から突出して形成され、前記ボルト溝部に係止される爪部とを含み、
    前記第2係止片部は、前記第1係止片部の前記羽部と当接して当該羽部のたわみ量を規制するたわみ量規制部を含む、
    固定構造。
  2. 前記第2係止片部は、
    前記側面壁部から前記ボルト受入空間部側に突出し前記軸線方向の前記他方側に向けて延在して形成され、弾性変形可能である羽部と、
    前記羽部から突出して形成され、前記ボルト溝部に係止される爪部と、
    前記羽部から前記軸線方向に沿って前記第1係止片部の前記羽部側に突出した前記突状部として形成された前記たわみ量規制部とを含む、
    請求項1に記載の固定構造。
  3. 前記第2係止片部は、
    前記側面壁部から前記ボルト受入空間部側に突出し前記軸線方向の前記他方側に向けて延在して形成され、弾性変形可能である羽部と、
    前記羽部から突出して形成され、前記ボルト溝部に係止される爪部とを含み、
    前記第2係止片部の前記羽部は、前記軸線方向の前記一方側の端部が前記第1係止片部の前記羽部と当接可能に位置することで前記たわみ量規制部を構成する、
    請求項1に記載の固定構造。
  4. 前記第2係止片部は、
    前記側面壁部から前記ボルト受入空間部側に突出し前記軸線方向の前記他方側に向けて延在して形成され、弾性変形可能である羽部と、
    前記羽部から突出して形成され、前記ボルト溝部に係止される爪部とを含み、
    前記第2係止片部の前記羽部は、前記軸線方向の前記他方側の端部が前記軸線方向の前記他方側に位置する前記端面壁部の前記ボルト挿通孔に隣接して固定されている、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の固定構造。
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