JP2023117088A - 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023117088A
JP2023117088A JP2022019592A JP2022019592A JP2023117088A JP 2023117088 A JP2023117088 A JP 2023117088A JP 2022019592 A JP2022019592 A JP 2022019592A JP 2022019592 A JP2022019592 A JP 2022019592A JP 2023117088 A JP2023117088 A JP 2023117088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser light
pixel
image recording
light source
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022019592A
Other languages
English (en)
Inventor
郁稔 森本
Ikutoshi Morimoto
裕一 中村
Yuichi Nakamura
伸樹 根本
Nobuki Nemoto
直人 三原
Naoto Mihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2022019592A priority Critical patent/JP2023117088A/ja
Publication of JP2023117088A publication Critical patent/JP2023117088A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構成で高速に高画質記録を行うことができる画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラムを提供する。【解決手段】実施形態の画像記録装置は、レーザ光源と、レーザ光源から出射されたレーザ光の照射位置を記録媒体に対して相対的に走査する駆動部と、1画素を複数回のレーザ光の照射により形成すべくレーザ光源及び前記駆動部を制御する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
従来、レーザを記録媒体に照射して画像記録を行う画像記録装置が知られている。
このような画像記録装置においては、記録時間の短縮のため、記録媒体またはレーザ光を移動し、相対的に記録媒体上のレーザ光照射位置を移動させた状態で記録を行っていた。
特開2005-138558号公報 特許第3509246号公報 特許第4411394号公報
しかしながら、上記従来の画像記録装置においては、記録媒体上のレーザ光照射位置を移動させた状態で記録を行っていたため、移動方向において、形成される画素がつながって記録されてしまい、縞模様のように濃淡が生じてしまい、記録画質が低下することとなっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で高速に高画質記録を行うことが可能な画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、実施形態の画像記録装置は、レーザ光源と、レーザ光源から出射されたレーザ光の照射位置を記録媒体に対して相対的に走査する駆動部と、1画素を複数回のレーザ光の照射により形成すべくレーザ光源及び前記駆動部を制御する制御部と、を備える。
図1は、実施形態の画像記録装置の概要構成ブロック図である。 図2は、記録媒体の一部断面斜視図である。 図3は、光熱変換材の光吸収特性の一例の説明図である。 図4は、光熱変換材の光吸収特性設定例の説明図である。 図5は、画像記録の原理説明図である。 図6は、画素の形成濃度とレーザ光の平均出力値の説明図である。 図7は、画像記録処理の比較説明図である。 図8は、レーザ光照射位置を固定のまま、記録媒体を移動している状態で1画素の記録を行った場合の画像記録結果の説明図である。 図9は、第1実施形態の画像記録処理の処理フローチャートである。
次に実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の画像記録装置の概要構成ブロック図である。
画像記録装置10は、画像データGDが入力され、画像記録のための各種計算を行う計算部11と、計算部11の計算結果に基づいて記録媒体20における記録位置の制御を行う位置制御部12と、計算部11の計算結果に基づいて、記録媒体20の各記録位置において、複数(図1の例では、3個)のレーザダイオードLDY、LDM、LDCを備えた光源部13と、光源部13における各レーザダイオードLDY、LDM、LDCの出力制御を行う出力制御部14と、各レーザダイオードLDY、LDM、LDCが出射した記録光としてのレーザ光を伝送する複数(図1の例では、3本)の光ファイバFBY、FBM、FBCを備えたファイバ部15と、ファイバ部15を介して伝送されたレーザ光を出射して画像記録を行う記録ヘッド部16と、位置制御部12の制御下で、記録媒体20を保持し、X-Y方向への駆動を行う保持駆動部17と、を備えている。
ここで、複数のレーザダイオードLDは、複数のレーザ光源として機能している。
また、保持駆動部17は、駆動部として機能している。
さらに、計算部11、位置制御部12、出力制御部14は、協働して、入力された画像データGDに基づいて、レーザ光源である複数のレーザダイオードLD及び駆動部である保持駆動部17を制御する制御部18として機能している。
上記構成において、記録ヘッド部16は、複数(図1では、3本)の光ファイバFBY、FBM、FBCを保持するファイバハウジング31と、光ファイバFBY、FBM、FBCを出射した記録光を集光する集光レンズ32と、ファイバハウジング31及び集光レンズ32を所定位置に保持するためのケーシング33と、を備えている。
保持駆動部17は、記録媒体20を所定位置に載置し、保持するためのステージ41と、ステージ41をX方向へガイドするX方向テーブル42と、位置制御部12の制御下でX方向テーブル42を駆動するX方向駆動モータ43と、ステージ41をY方向へガイドするY方向テーブル44と、位置制御部12の制御下でY方向テーブル44を駆動するY方向駆動モータ45と、を備えている。
ここで、光ファイバFBY、FBM、FBC及び集光レンズ32は、導光部材として機能している。
光ファイバFBYは、イエロー発色用の光ファイバであり、光ファイバFBMは、マゼンダ発色用の光ファイバであり、光ファイバFBCは、シアン発色用の光ファイバである。光ファイババFBY、FBM、FBCは、それぞれファイバーコア及びクラッドを備えている。
ここで、記録媒体20について説明する。
図2は、記録媒体の一部断面斜視図である。
図2においては、理解の容易のため、レーザ光については、1系統のみ図示している。
記録媒体20は、図2に示すように、基材101上に、第1発色層102、第1中間層103、第2発色層104、第2中間層105、第3発色層106及び保護層107がこの順番で形成されている。
ここで、第1発色層102には、シアン(C)の発色を行わせるための第1光熱変換材108が分散(混合)されている。
同様に第2発色層104には、マゼンダ(M)の発色を行わせるための第2光熱変換材109が分散(混合)されている。
第3発色層106には、イエロー(Y)の発色を行わせるための第3光熱変換材110が分散(混合)されている。
なお、第1発色層102、第2発色層104及び第3発色層106の積層順は一例であり、層の順番を入れ替えることも可能である。また各層に対応する光熱変換材を他の所望の色に対応する熱変換材とすることも可能である。
また、第1中間層103及び第2中間層105は、伝熱量を調整し、伝熱を抑制する断熱層として機能している。
また、基材101は、第1発色層102、第1中間層103、第2発色層104、第2中間層105、第3発色層106及び保護層107を保持する。
上記構成において、基材101の厚みは、例えば、100μmとされ、その熱伝導率比は、0.01~5.00W/m/Kとされる。
第1発色層102、第2発色層104及び第3発色層106は、光が照射されておらず、第1光熱変換材108、第2光熱変換材109あるいは第3光熱変換材110が光熱変換を行っておらず、熱が加えられていない初期状態においては無色透明である。
しかしながら、光が照射され、第1光熱変換材108、第2光熱変換材109あるいは第3光熱変換材110が光熱変換を行っている状態では、熱が加えられることによって、発色する。
本実施形態では、第1発色層102は、第1閾値T1以上の温度の熱によってシアンが発色する。
また、第2発色層104は、第2閾値T2以上の温度の熱によってマゼンタが発色する。
さらに、第3発色層106は、第3閾値T3以上の温度の熱によってイエローが発色する。
ここで、第1発色層102、第2発色層104及び第3発色層106は、第1中間層103及び第2中間層105により断熱されているので、閾値(温度)T1、T2、T3は、独立して設定することが可能である。
例えば、第1閾値T1<第2閾値T2<第3閾値T3としたり、逆に第1閾値T1>第2閾値T2>第3閾値T3としたり、第1閾値T1=第2閾値T2=第3閾値T3としたりすることができる。
さらに、第1発色層102、第2発色層104及び第3発色層106の厚みは、例えば、それぞれ1~50μmとされ、その熱伝導率比は、0.01~50W/m/Kとされる。
第1中間層103は、第2発色層104の発色時に熱的障壁を与え、第2発色層104側からの第1発色層102への伝熱を抑制する層である。
ここで、第1中間層103の厚みは、例えば、7~100μmとされ、その熱伝導率比は、0.01~50W/m/Kとされる。
第2中間層105は、第3発色層106の発色時に熱的障壁を与え、第3発色層106側からの第2発色層104及び第1発色層102への伝熱を抑制する層である。
ここで、第2中間層105の厚みは、例えば、7~100μmとされ、その熱伝導率比は、0.01~50W/m/Kとされる。
保護層107は、第1発色層102、第1中間層103、第2発色層104、第2中間層105、第3発色層106を保護するために設けられる層である。
ここで、保護層107の厚みは、例えば、0.5~10μmとされ、その熱伝導率比は、0.01~1W/m/Kとされる。
次に第1光熱変換材108、第2光熱変換材109及び第3光熱変換材110の光吸収特性について詳細に説明する。
図3は、光熱変換材の光吸収特性の一例の説明図である。
第1光熱変換材108は、図3の吸収スペクトルSPYに示すように、第1光熱変換材108、第2光熱変換材109及び第3光熱変換材110のうち、もっとも短い波長側に吸収ピークPK1を有する光吸収特性を有している。
また、第3光熱変換材110は、図3の吸収スペクトルSPCに示すように、第1光熱変換材108、第2光熱変換材109及び第3光熱変換材110のうち、もっとも長い波長側に吸収ピークPK3を有する光吸収特性を有している。
そして、第2光熱変換材109は、図3の吸収スペクトルSPMに示すように、第1光熱変換材108の吸収ピークPK1の波長と、第3光熱変換材110の吸収ピークPK3の波長との間の波長に、吸収ピークPK2を有する光吸収特性を有している。
したがって、光ファイバFBYに対応するレーザダイオードLDYの出射するレーザ光の波長は、吸収ピークPK1に対応する波長とされている。また、光ファイバFBMに対応するレーザダイオードLDMの出射するレーザ光の波長は、吸収ピークPK2に対応する波長とされ、光ファイバFBCに対応するレーザダイオードLDCの出射するレーザ光の波長は、吸収ピークPK3に対応する波長とされている。
図4は、光熱変換材の光吸収特性設定例の説明図である。
図4の設定例では、第1光熱変換材108、第2光熱変換材109及び第3光熱変換材110のそれぞれにおいて、例えば、吸収ピークPK1の場合、図4(A)に示すように、吸収ピークの近い複数の光熱変換材料(吸収ピークPK11~PK15)を混合して構成し、実効的な光吸収特性を図4(B)に示すようにしている。また、図3に示した光熱変換材の光吸収特性の一例において、吸収ピークPK1、PK2、PK3の近傍において、吸収率が平坦になっているのは、図3の例が図4の設定例に従うからである。なお、光吸収特性の設定はこれに限られるものでは無く、一種類の光熱変換材料で吸収特性がブロードな材料を用いたり、より多くの種類の光熱変換材料で実効的な所望の光吸収特性を実現するように構成することも可能である。
このように構成することによって、環境温度及びレーザダイオードLDY~LDC自身の動作中の温度変化の影響を低減して、安定した画像記録を行えるようになっている。
次に各層を構成する材料について説明する。
まず基材101について説明する。
基材101としては、一般的にカード、紙、フィルム素材として用いられる、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタラート(PET)、グリコール変性ポリエステル(PET-G)、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、スチレンブタジエンコポリマー(SBR)、ポリアクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂などフィルム状あるいは板状に加工できる樹脂を用いることが可能である。
さらには、上述した樹脂にフィラーとして、シリカ、酸化チタン、炭酸カルシウム、アルミナなどを添加して白色性や表面の平滑性、断熱性等を有する樹脂を基材101として用いることも可能である。
例えば、また、これらのほかに特許第3889431号公報、特許第4215817号公報、特許第4329744号公報、特許第4391286号公報、などに記載の紙(用紙)および樹脂材料を使用可能である。
具体的には、ポリエチレンテレフタレート(A-PET、PETG)、ポリシクロヘキサン1,4-ジメチルフタレート(PCT)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、透明ABS(MABS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリビニルアルコール(PVA)、スチレンブタジエンコポリマー(SBR)、アクリル樹脂、アクリル変性ウレタン樹脂、スチレン/アクリル樹脂、エチレン/アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアセタール樹脂、ポリアマイド樹脂、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース等のセルロース系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、生分解性樹脂、セルロース系樹脂等のその他の樹脂、紙基材、金属素材等が使用できる。
なお、上記の樹脂類およびフィラーは一例であり、加工性、機能性を満たせば他の材料を使用することも可能である。
上記構成において、好ましくは白色ないし透明な樹脂を使用することが望ましい。
ここで透明とは、可視光領域における光透過率が、可視光領域を平均して30%以上であることをいう。
次に第1発色層102、第2発色層104、第3発色層106、第1光熱変換材108、第2光熱変換材109及び第3光熱変換材110について説明する。
第1光熱変換材108、第2光熱変換材109及び第3光熱変換材110としては、ポリメチン系のシアニン系色素、ポリメチン系色素、スクアリリウム系色素、ポルフィリン系色素、金属ジチオール錯体系色素、フタロシアニン系色素、ジイモニウム系色素、無機酸化物粒子等、アゾ系色素、ナフトキノン系やアントラキノン系のキノン系色素、酸化セリウム、スズ酸化インジウム、アンチモン酸化スズ、セシウム酸化タングステン、六ホウ化ランタン、などが使用可能である。
また、第1発色層102、第2発色層104及び第3発色層106に含まれるバインダ樹脂としては、ニトロセルロース、燐酸セルロース、硫酸セルロース、プロピオン酸セルロース、セルロースアセテート、セルロースプロピオネート、パルミチン酸セルロース、ミリスチン酸セルロース、セルロースアセテテートブチレート、セルロースアセテートプロピオネートなどのセルロースエステル類、ポリエステル系樹脂、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロースなどのセルロース系樹脂が使用可能である。
また、第1発色層102、第2発色層104及び第3発色層106に含まれるバインダ樹脂としては、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリアクリルアミドなどのビニル系樹脂、ポリメチルアクリレート、ポリアクリル酸などのアクリル樹脂類、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン類、ポリアクリレート樹脂類、エポキシ樹脂類、フェノール樹脂類なども使用可能である。
特に、PET系樹脂、PETG、PVC系樹脂、PVA系樹脂、PC系樹脂、PP系樹脂、PE系樹脂、ABS系樹脂、ポリアミド系樹脂、酢酸ビニル系樹脂などがその代表である。さらに、第1発色層102、第2発色層104及び第3発色層106としてこれらの樹脂をベースにしたコポリマーやシリカ、炭酸カルシウム、酸化チタン、カーボンなどの添加物を加えたものが使用可能である。
第1発色層102、第2発色層104及び第3発色層106としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル、など透明性の高い樹脂類をバインダとして、ある閾値の温度を超えた時に発色する色材としては、ロイコ染料、ロイコ色素又は示温材料、並びに顕色剤を用いる。
ロイコ染料、ロイコ色素又は示温材料としては、3,3-ビス(1-n-ブチル-2-メチル-インドール-3-イル)フタリド、7-(1-ブチル-2-メチル-1H-インドール-3-イル)-7-(4-ジエチルアミノ-2-メチル-フェニル)-7H-フロ[3,4-b]ピリジン-5-オン、1-(2,4-ジクロロ-フェニルカルバモイル)-3,3-ジメチル-2-オキソ-1-フェノキシ-ブチル]-(4-ジエチルアミノーフェニル)-カルバミン酸イソブチルエステル、3,3-ビス(p-ジメチルアミノフェニル)フタリド、3,3-ビス(p-ジメチルアミノフェニル)-6-ジメチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラクトン=CVL)、3,3-ビス(p-ジメチルアミノフェニル)-6-アミノフタリド、3,3-ビス(p-ジメチルアミノフェニル)-6-ニトロフタリド、3,3-ビス3-ジメチルアミノ-7-メチルフルオラン、3-ジエチルアミノ-7-クロロフルオラン、3-ジエチルアミノ-6-クロロ-7-メチルフルオラン、3-ジエチルアミノ-7-アニリノフルオラン、3-ジエチルアミノ-6-メチル-7-アニリノフルオラン、2-(2-フルオロフェニルアミノ)-6-ジエチルアミノフルオラン、2-(2-フルオロフェニルアミノ)-6-ジ-n-ブチルアミノフルオラン、3-ピペリジノ-6-メチル-7-アニリノフルオラン、3-(N-エチル-p-トルイジノ)-7-(N-メチルアニリノ)フルオラン、3-(N-エチル-p-トルイジノ)-6-メチル-7-アニリノフルオラン、3-N-エチル-N-イソアミルアミノ-6-メチル-7-アニリノフルオラン、3-N-メチル-N-シクロヘキシルアミノ-6-メチル-7-アニリノフルオラン、3-N,N-ジエチルアミノ-7-o-クロルアニリノフルオラン、ローダミンBラクタム、3-メチルスピロジナフトピラン、3-エチルスピロジナフトピラン、3-ベンジルスピロナフトピランなどの発色染料を用いルことが可能である。
また、顕色剤としては、感熱記録体において電子受容体として使用される酸性物質がいずれも使用できる。
例えば、活性白土、酸性白土等の無機物質、無機酸、芳香族カルボン酸、その無水物またはその金属塩類、有機スルホン酸、その他の有機酸、フェノール系化合物等の有機系顕色剤などが顕色剤として挙げられるが、フェノール系化合物が好ましい。
顕色剤の具体例としては、ビス3-アリル-4-ヒドロキシフェニルスルホン、ポリヒドロキシスチレン、3,5-ジ-t-ブチルサリチル酸の亜鉛塩、3-オクチル-5-メチルサリチル酸の亜鉛塩、フェノール、4-フェニルフェノール、4-ヒドロキシアセトフェノン、2,2′-ジヒドロキシジフェニル、2,2′-メチレンビス(4-クロロフェノール)、2,2′-メチレンビス(4-メチル-6-t-ブチルフェノール)、4,4′-イソプロピリデンジフェノール(別名ビスフェノールA)、4,4′-イソプロピリデンビス(2-クロロフェノール)、4,4′-イソプロピリデンビス(2-メチルフェノール)、4,4′エチレンビス(2-メチルフェノール)、4,4′-チオビス(6-t-ブチル-3-メチルフェノール)、1,1-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-シクロヘキサン、2,2′-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-n-ヘプタン、4,4′-シクロヘキシリデンビス(2-イソプロピルフェノール)、4,4′-スルホニルジフェノール等のフェノール系化合物、該フェノール系化合物の塩、サリチル酸アニリド、ノボラック型フェノール樹脂、p-ヒドロキシ安息香酸ベンジル等などが挙げられる。
次に第1中間層103及び第2中間層105について説明する。
第1中間層103及び第2中間層105としては、ポリプロピレン(PP)、ポリビニルアルコール(PVA)、スチレンブタジエンコポリマー(SBR)、ポリスチレン、ポリアクリル等を用いることができる。
保護層107は、必要に応じて設ければ良く、具体的な機能としては、機械的保護及び紫外線カットの機能の他、ホログラム、レンチキュラーレンズ、マイクロアレイレンズ、紫外励起型の蛍光インク等の偽造防止アイテム等の機能を持たせるようにしてもよい。
また、保護層107の下に記録されるカラー記録やモノクロ記録を記録終了後に視認する必要があるため、無色透明が好ましい。
まず、実施形態の画像記録の原理について説明する。
図5は、画像記録の原理説明図である。
本実施形態においては、制御部18が、1画素を複数回のレーザ光の照射により形成すべくレーザ光源であるレーザダイオードLDY~LDC及び駆動部である保持駆動部17を制御する。
この結果、保持駆動部17は、レーザダイオードLDY~LDCから出射されたレーザ光の照射位置を記録媒体20に対して相対的に走査して、画像記録を行うこととなる。
より詳細には、図5に示すように、一つの画素PXを形成するに際し、複数のレーザ光パルス(図5の例では、レーザ光パルスLP1~LP7の7個のレーザ光パルス)を照射して画像記録を行うようにされている。
この場合において、制御部18は、1画素に対応する複数回のレーザ光パルス(レーザ光)の照射において、レーザ光の出力を可変している。
より詳細には、図5の例に示すように、画素形成開始端に対応するレーザ光パルスLP1及び画素形成終了端に対応するレーザ光パルスLP1及びレーザ光パルスLP7の記録エネルギーは、非画素記録部分とのコントラストを大きくし、記録画像の明瞭化を図るために最も高いエネルギーに設定されている。
これらに対し、画素記録途中において、出射されるレーザ光パルスLP2及びレーザ光パルスLP6は、レーザ光パルスLP1及びレーザ光パルスLP7の照射による熱伝導を考慮してレーザ光パルスLP1及びレーザ光パルスLP7の記録エネルギーよりもやや低い記録エネルギーとされている。
さらに画素PXの中央部分の記録に寄与するレーザ光パルスLP3~LP5は、他のレーザ光パルスLP1、LP2、LP6、LP7の照射による熱伝導を考慮してレーザ光パルスLP2、LP6よりもさらに低い記録エネルギーとされている。
これらの結果、記録後の画素PXの形状は、後に詳述するように、レーザ光照射位置及び記録媒体を固定した状態の円形状とはならないが、走査状態で1画素を1回のレーザ光パルスを照射して記録する場合(涙形状の画素)と比較してより円形状に近い楕円形状となり、記録される画像において、コントラストを高くでき、明瞭度を向上させることができる。
図6は、画素の形成濃度とレーザ光の平均出力値の説明図である。
この場合において、1画素の形成濃度とは、単位面積あたりに1画素が占める面積に比例しており、1画素の形成濃度が高い場合は、1画素の形成濃度が低い場合と比較して、単位面積あたりに1画素が占める面積が大きくなる。
より詳細には、図6に示す場合、画素PX1、PX2、PX5、PX6の形成濃度=C1であり、画素PX3の形成濃度=C2であり、画素PX4の形成濃度=C3であり、C1>C2>C3となっている。
したがって、図6に示すように、画素PX1、PX2、PX5、PX6の画素サイズ>画素PX3の画素サイズ>画素PX4の画素サイズとなっている。
この場合において、1画素の形成濃度が高いほど記録時のレーザ光の平均出力値が高く設定されている。
具体的には、画素PX1、PX2、PX5、PX6に対応するレーザ光の平均出力値AO1、画素PX3に対応するレーザ光の平均出力値AO2及び画素PX4に対応するレーザ光の平均出力値AO3は、AO1>AO2>AO3となっている。
また、1画素の形成濃度が高いほどレーザ光のトータル照射時間は長く設定されている。
具体的には、画素PX1、PX2、PX5、PX6に対応するレーザ光のトータル照射時間TL1、画素PX3に対応するレーザ光のトータル照射時間TL2及び画素PX4に対応するレーザ光のトータル照射時間TL3は、TL1>TL2>TL3となっている。
ここで、第1実施形態の画像記録装置10における記録媒体20への記録処理の詳細について説明するのに先だって、従来の画像記録の問題点について説明する。
図7は、画像記録処理の比較説明図である。
図7(A)は、レーザ光照射位置及び記録媒体を共に停止した状態で1画素の記録を行った場合の説明図である。
図7(B)は、レーザ光照射位置を固定のまま、記録媒体を移動している状態で1画素の記録を行った場合の説明図である。
図7(C)は、本第1実施形態における画像記録処理を行った場合の説明図であり、記録媒体を移動している状態で1画素の記録を複数回のレーザ照射により行った場合の説明図である。
図7において、時刻t1~t7は、本実施形態において、1画素を7個のレーザ光パルスで記録しようとする場合の各レーザ光パルスの照射タイミングである。
また各時刻に対応する画像は、各時刻における同一画素の発色領域の概要説明図であり、斜線部分は、発色濃度が低い状態を表している。
レーザ光照射位置及び記録媒体を共に停止した状態で1画素の記録を行った場合には、図7(A)に示すように、時刻t1~時刻t7において、レーザ光照射位置は変わることはないので、レーザ光の照射時間に応じて徐々に記録媒体に熱が伝わることとなり、発色面積が徐々に増加するとともに、その形状は、綺麗な円形状となっている。
また、レーザ光照射位置を固定のまま、記録媒体を移動している状態で1画素の記録を行った場合には、図7(B)に示すように、時刻t1~時刻t7において、レーザ光照射位置が記録媒体20に対して徐々に所定方向(図7(B)の例では、右方向)に相対的に移動することとなるので、1画素の形状は、画素形成開始端側においては、蓄熱量が少ないため、発色領域が小さくなる。そして、レーザ光の連続的な照射により、蓄熱量が徐々に増加するのに伴って、発色面積が徐々に増加することとなって、涙形状となっている。
図8は、レーザ光照射位置を固定のまま、記録媒体を移動している状態で1画素の記録を行った場合の画像記録結果の説明図である。
この場合において、記録媒体の移動に伴うレーザ光照射位置の記録媒体上の実効的な移動速度によっては、発色が隣接する次の画素の発色領域にまで至り、図8に示すように、複数(図8では、6個)の画素PX11~PX16の発色領域が繋がって、線の太さにより濃淡が生じたような画像となり、マクロ的には、縞模様が形成されたような画像となり、記録画質が低下することとなっていた。
これに対し、本第1実施形態のように、記録媒体を移動している状態で1画素の記録を複数回のレーザ照射により行った場合には、図7(C)に示すように、画素の形状をより円形状に近い形状で形成できる。
この結果、図6に示したように、複数(図6では、6個)の画素PX1~PX6の発色領域が繋がることはなく、画素PX1~PX6を互いに独立した画素として形成することができる。
この結果、マクロ的に縞模様が認識されることはなく、所望の濃淡を有する画像を記録することが可能となり、記録速度を向上しつつ、記録画質の向上を図ることができる。
以上の説明は、単色の記録の場合であったが、各色(イエロー、シアン、マゼンタ)について同様に制御を行うことでフルカラーの記録画質の向上を図ることができる。
次に第1実施形態の画像記録装置10における記録媒体20への記録処理の詳細について説明する。
図9は、第1実施形態の画像記録処理の処理フローチャートである。
まず、画像記録装置10の制御部18の計算部11は、画像データGDが入力されると(ステップS11)、画像データGDに対応する画像の画素毎に制御パラメータテーブルを参照する(ステップS12)。
この制御パラメータテーブルには、画素の形成濃度にしたがって、レーザ光パルス数、各レーザ光パルスの記録エネルギー、レーザ光パルスのパルス幅(パルス出力期間)等が記録されている。この場合において、可変させないデータ(例えば、パルス幅)については、所定の値が一つのみ、所定の領域に記録されているようにしてもよい。
これにより、計算部11は、位置制御部12が保持駆動部17を制御するための位置制御用データを算出して位置制御部12に出力し(ステップS13)、出力制御部14が光源部13を制御するための出力制御用データを算出して、出力制御部14に出力する(ステップS14)。
この結果、制御部18の位置制御部12は、位置制御用データに基づいて保持駆動部17を制御し、X方向駆動モータ43及びY方向駆動モータ45を介して、X方向テーブル42及びY方向テーブル44により、記録媒体20を保持し、X-Y方向への駆動を行わせる(ステップS15)。
また制御部18の出力制御部14は、光源部13における各レーザダイオードLDY、LDM、LDCの出力制御を行う(ステップS16)。
これらの結果、保持駆動部17により、記録媒体20が画像データGDに対応する画素形成開始端に至ると、出力制御部14は、光源部13を制御し、所定の記録エネルギーで所定のレーザ光パルス幅となるように出力制御を行い、画素形成終了端に至るまで、図6に示した様に、複数のレーザ光パルスを出力するように制御を行う。
続いて、制御部18は、入力された画像データGDに対応する画像記録が終了したか否かを判断する(ステップS17)。
ステップS17の判断において、未だ入力された画像データGDに対応する画像記録が終了していない場合には(ステップS17;No)、再び処理をステップS12に移行して、以下、上述した手順を繰り返して画像記録を行う。
ステップS17の判断において、入力された画像データGDに対応する画像記録が終了した場合には(ステップS17;Yes)、処理を終了する。
以上の説明のように、本第1実施形態によれば、1画素の画像記録を行う場合に、複数のレーザ光パルスで記録を行うようにしているので、記録媒体20をレーザ光の照射位置に対して相対的に移動している状態で記録を行っているにもかかわらず、より記録媒体20及びレーザ光照射位置を固定している場合の記録状態に近づけてより円形状に近い画素を記録することができ、フルカラーの記録画質の向上を図ることができる。
[2]第2実施形態
上記第1実施形態はフルカラーの画像記録を行う場合の実施形態であったが、本第2実施形態は、モノクロームの画像記録を行う場合の実施形態である。
本第2実施形態の画像記録装置の構成は第1実施形態と同様であるので、詳細な説明は援用するものとする。
この場合において、レーザダイオード、光ファイバは、1系統のみとしても良いし、第1実施形態と同様にm系統(mは、2以上の整数)を走査方向あるいは走査方向と直交する方向に沿って設けて、m系統で同時に画像記録を行うことで、m倍速で画像記録を行うように構成することも可能である。
この場合において、第2実施形態で用いる記録媒体20は、図2を参照すると、基材101上に、第1発色層102及び保護層107がこの順番で形成されているようにすればいい。
ここで、第1発色層102には、例えば、黒(K)の発色を行わせるための第1光熱変換材108に代わる光熱変換材が分散(混合)されている。この場合において、例えば、分散されている光熱変換材の光吸収特性は、図3の吸収スペクトルSPMCに示すように、第1実施形態における第1光熱変換材108、第2光熱変換材109及び第3光熱変換材110に対応する全ての光吸収特性を含む平坦な光吸収特性を持たせることで、第1実施形態の画像記録装置の構成をそのまま適用した場合に、レーザダイオードLDY~LDCのいずれにおいても発色させることができ、3系統で同時に画像記録を行うことで、3倍速で画像記録を行うことが可能となる。
そして、基材101は、第1発色層102及び保護層107を保持する。
これらの結果、本第2実施形態においても、1画素の画像記録を行う場合に、複数のレーザ光パルスで記録を行うようにしているので、記録媒体20をレーザ光の照射位置に対して相対的に移動している状態で記録を行っているにもかかわらず、より記録媒体20及びレーザ光照射位置を固定している場合の記録状態に近づけてより円形状に近い画素を記録することができ、モノクロームの記録画質の向上を図ることができる。
[3]実施形態の変形例
以上の各実施形態においては、1画素の形成において、各レーザ光パルスの照射時間は一定で、レーザ光の出力、平均出力値あるいはトータル照射時間を可変するように設定していたが、複数のレーザパルスを用いて1画素の画像を形成するに際して、レーザ光の出力を一定のまま、画素形成開始端側及び画素形成終了端側における1回の前記レーザ光の照射時間を、1画素の画像の中心部におけるレーザ光の照射時間よりも大きくするように構成することも可能である。
さらにレーザ光の出力及びレーザ光の照射時間の双方を可変するように構成することも可能である。
本実施形態の画像記録装置の制御部18は、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の画像記録装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、USBメモリ、SSD(Solid State Drive)などの半導体メモリ装置、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の画像記録装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の画像記録装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の画像記録装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、例えば、以上の説明においては、記録ヘッドを固定し、記録媒体を駆動して走査するようにしていたが、記録ヘッドの走査を行うようにし、記録媒体を固定するように構成することも可能である。
また、以上の説明においては、フルカラー記録として、イエロー、マゼンタおよびシアンの3色を用いる場合について説明したが、4色以上の色を用いるようにすることも可能である。
また、2色(例えば、黒、赤)で記録を行うようにすることも可能である。
以上の説明においては、導光部材として、光ファイバを用いる場合について説明したが、これに限らず、シート状あるいは板状の光導波路で構成するようにすることも可能である。
また、導光部材として、一つの集光レンズを用いる構成としていたが、各導光部材に対応するマイクロレンズを設けるように構成することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 画像記録装置
11 計算部
12 位置制御部
13 光源部
14 出力制御部
15 ファイバ部
16 記録ヘッド部
17 保持駆動部
20、20M 記録媒体
31 ファイバハウジング
32 集光レンズ
33 ケーシング
41 ステージ
42 X方向テーブル
43 X方向駆動モータ
44 Y方向テーブル
45 Y方向駆動モータ
101 基材
102 第1発色層
103 第1中間層
104 第2発色層
105 第2中間層
106 第3発色層
107 保護層
108 第1光熱変換材
109 第2光熱変換材
110 第3光熱変換材
120 発色層
121 光熱変換材
A~V 画素位置
FBC 光ファイバ(シアン)
FBM 光ファイバ(マゼンタ)
FBY 光ファイバ(イエロー)
GD 画像データ
LDY、LDM、LDC レーザダイオード

Claims (9)

  1. レーザ光源と、
    前記レーザ光源から出射されたレーザ光の照射位置を記録媒体に対して相対的に走査する駆動部と、
    1画素を複数回の前記レーザ光の照射により形成すべく前記レーザ光源及び前記駆動部を制御する制御部と、
    を備えた画像記録装置。
  2. 前記制御部は、前記1画素に対応する複数回の前記レーザ光の照射において、前記レーザ光の出力を可変する、
    請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記制御部は、前記1画素の形成において、画素形成開始端及び画素形成終了端における前記レーザ光の出力を、前記1画素の中心部における前記レーザ光の出力よりも大きくする、
    請求項2記載の画像記録装置。
  4. 前記制御部は、前記1画素の形成濃度が高いほど前記レーザ光の平均出力値を高く設定する、
    請求項2又は請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記制御部は、前記1画素の形成濃度が高いほど前記レーザ光のトータル照射時間を長くする、
    請求項2又は請求項3に記載の画像記録装置。
  6. 前記記録媒体は、互いに異なる色を発色可能な複数の発色層を有し、
    前記レーザ光源は、各前記発色層にそれぞれ対応して複数設けられ、
    前記制御部は、各前記発色層における前記1画素の形成において、対応する前記レーザ光源における前記レーザ光の出力を可変する、
    請求項1記載の画像記録装置。
  7. 前記制御部は、前記1画素の画像の形成において、画像形成開始端及び画像形成終了端における1回の前記レーザ光の照射時間を、前記1画素の中心部における前記レーザ光の照射時間よりも大きくする、
    請求項2記載の画像記録装置。
  8. レーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の照射位置を記録媒体に対して相対的に走査する駆動部と、を備えた画像記録装置の制御方法において、
    前記レーザ光源から出射されたレーザ光の照射位置を記録媒体に対して相対的に走査する過程と、
    1画素を複数回の前記レーザ光の照射により形成すべく前記レーザ光源及び前記駆動部を制御する過程と、
    を備えた画像記録装置の制御方法。
  9. レーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の照射位置を記録媒体に対して相対的に走査する駆動部と、を備えた画像記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記駆動部を制御し、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の照射位置を記録媒体に対して相対的に走査する手段と、
    1画素を複数回の前記レーザ光の照射により形成すべく前記レーザ光源及び前記駆動部を制御する手段と、
    して機能させる制御プログラム。
JP2022019592A 2022-02-10 2022-02-10 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラム Pending JP2023117088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022019592A JP2023117088A (ja) 2022-02-10 2022-02-10 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022019592A JP2023117088A (ja) 2022-02-10 2022-02-10 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023117088A true JP2023117088A (ja) 2023-08-23

Family

ID=87579821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022019592A Pending JP2023117088A (ja) 2022-02-10 2022-02-10 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023117088A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6786687B2 (ja) レーザ記録装置
US11294306B2 (en) Recording medium and recording device
US11453231B2 (en) Recording medium and recording device
EP3296119B1 (en) Information recording medium
US9956787B2 (en) Laser recording device and recording method
JP3446316B2 (ja) レーザ記録方法及びレーザ記録装置
JP2023117088A (ja) 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラム
US20210162792A1 (en) Optical apparatus, rendering and erasing apparatus, and irradiation method
JP6976115B2 (ja) レーザ記録装置および方法
JP7155057B2 (ja) レーザ記録装置
US10137717B2 (en) Laser printing apparatus and method for colour dynamic image
JP2021079562A (ja) 記録媒体
JP2024011779A (ja) 画像記録媒体
JP7102207B2 (ja) 記録媒体、記録装置及び方法
JP2023141354A (ja) 記録媒体
JP2023141355A (ja) 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及び制御プログラム
JP3221579U (ja) 識別証
JP3218527U (ja) 記録媒体
JP6762822B2 (ja) レーザ記録装置、方法及びプログラム
WO2021193541A1 (ja) レーザ記録装置
WO2022209205A1 (ja) 描画システムおよび描画方法
JP2007268950A (ja) 画像形成装置
JP2004151272A (ja) カラーフィルターの製造方法および製造装置