JP2023108252A - コネクタブラケット及びワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】係合部からのコネクタ保持部の外れを発生し難くできるコネクタブラケット及びワイヤハーネスを提供する。【解決手段】コネクタブラケット14は、帯状のコネクタ保持部34、係合部35、及び規制部47を備えている。コネクタ保持部34は、第1コネクタ10を周囲から囲んでブラケット本体16に保持する。係合部35は、第1コネクタ10を保持するために閉じたコネクタ保持部34の先端と係合する。規制部47は、コネクタ保持部34を係合部35に係合するときの方向を第1方向K1とした場合、第1方向K1と交差する第2方向K2へのコネクタ保持部34の動きを規制する。【選択図】図7

Description

本発明は、コネクタブラケット及びワイヤハーネスに関する。
従来、特許文献1に開示されるように、電気接続箱に設けられたホルダにコネクタをロックする構造が周知である。特許文献1は、コネクタに設けられたレール凸部を、ホルダに設けられたレール凹部に係合することにより、コネクタをホルダに取り付ける技術である。
特開平8-180933号公報
ところで、コネクタをホルダから脱落し難くするために、例えば、ホルダに取り付けたコネクタを更にバンド等の部材によって保持する構造が検討されている。この構造の場合、バンドが外れた状態となってしまうと、これがコネクタの脱落の要因となってしまう可能性があるので、バンドを外れ難くする対策が必要であった。
本開示の目的は、係合部からのコネクタ保持部の外れを発生し難くできるコネクタブラケット及びワイヤハーネスを提供することにある。
前記課題を解決するコネクタブラケットは、電線の端部に設けられたコネクタをブラケット本体に保持する構成であって、前記コネクタを周囲から囲んで前記ブラケット本体に保持する帯状のコネクタ保持部と、前記コネクタを保持するために閉じた前記コネクタ保持部の先端と係合する係合部と、前記コネクタ保持部を前記係合部に係合するときの方向を第1方向とした場合、前記第1方向と交差する第2方向への前記コネクタ保持部の動きを規制する規制部とを備えている。
前記課題を解決するワイヤハーネスは、コネクタを端部に有する電線と、前記コネクタをブラケット本体に保持するコネクタブラケットとを備えている構成であって、前記コネクタブラケットは、前記コネクタを周囲から囲んで前記ブラケット本体に保持する帯状のコネクタ保持部と、前記コネクタを保持するために閉じた前記コネクタ保持部の先端と係合する係合部と、前記コネクタ保持部を前記係合部に係合するときの方向を第1方向とした場合、前記第1方向と交差する第2方向への前記コネクタ保持部の動きを規制する規制部とを備えている。
本開示は、係合部からのコネクタ保持部の外れを発生し難くできる。
図1は、車両におけるコネクタブラケットの取付状態を示す斜視図である。 図2は、コネクタブラケットのバンド状保持部を示す斜視図である。 図3は、コネクタブラケットのレール状保持部及びバンド状保持部を示す分解斜視図である。 図4は、コネクタブラケットの背面図である。 図5は、コネクタ取り付け前のコネクタブラケットを正面側から見た斜視図である。 図6は、コネクタ取り付け前のコネクタブラケットを背面側から見た斜視図である。 図7は、コネクタブラケットの側面図である。 図8は、規制部の斜視図である。 図9は、コネクタの取り付け手順図である。 図10は、コネクタの取り付け手順図である。 図11は、コネクタの取り付け手順図である。 図12は、コネクタの取り付け手順図である。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタブラケットは、電線の端部に設けられたコネクタをブラケット本体に保持する構成であって、前記コネクタを周囲から囲んで前記ブラケット本体に保持する帯状のコネクタ保持部と、前記コネクタを保持するために閉じた前記コネクタ保持部の先端と係合する係合部と、前記コネクタ保持部を前記係合部に係合するときの方向を第1方向とした場合、前記第1方向と交差する第2方向への前記コネクタ保持部の動きを規制する規制部とを備えている。
本例の構成によれば、コネクタをコネクタ保持部で周囲から囲み、そして、コネクタ保持部を第1方向から閉じるようにしながらコネクタ保持部の先端を係合部に係合する。これにより、コネクタがコネクタ保持部によってブラケット本体に保持される。この保持状態のとき、コネクタ保持部を係合部から脱落し得る第2方向への負荷がコネクタ保持部に加えられても、コネクタ保持部の第2方向への動きは規制部によって規制される。よって、係合部からのコネクタ保持部の外れを発生し難くすることが可能となる。
[2]前記係合部は、前記第2方向の片方の側面に開口部を有する。前記規制部は、前記コネクタ保持部の先端の外側面に接触するように前記開口部の端縁に形成されることにより、前記コネクタ保持部の前記第2方向の一方への動きを規制する第1規制部と、前記コネクタ保持部の前記第2方向の他方への動きを規制するように前記係合部に形成された第2規制部とを含む。
この構成によれば、コネクタ保持部の第2方向における一方への動きを第1規制部によって規制するとともに、コネクタ保持部の第2方向における他方への動きを第2規制部によって規制する。このため、第1規制部及び第2規制部によってコネクタ保持部を第2方向の両方向に動かないように位置保持することが可能となる。よって、コネクタ保持部が第2方向に動いて係合部から外れてしまうことを抑制することが可能となる。
[3]前記コネクタ保持部は、閉じたときに前記コネクタを支える帯状部から突設するように設けられた摘み部を前記帯状部の先端に有する。前記開口部は、前記コネクタ保持部を閉じるときに前記摘み部を干渉させないために設けられる。前記第1規制部は、前記摘み部の前記外側面に接触することによって、前記コネクタ保持部の前記第2方向の一方への動きを規制する。前記第2規制部は、前記係合部に形成されるとともに、前記摘み部の内側面に接触することによって、前記コネクタ保持部の前記第2方向の他方への動きを規制する。
この構成によれば、コネクタ保持部を指等により摘み部で持ち易くなるので、コネクタ保持部を係合部に着脱する際の作業性をよくすることが可能となる。また、当て面の大きい摘み部に規制部を当てることにより、コネクタ保持部の動きを規制することが可能となるので、係合部からのコネクタ保持部の外れ防止に一層有利となる。
[4]前記規制部は、前記コネクタ保持部を前記係合部に係合したときに前記摘み部の背面に位置するように前記係合部から突設された第3規制部を有する。この構成によれば、係合部からのコネクタ保持部の外れを第3規制部でも規制するので、コネクタ保持部を係合部から一層外れ難くすることが可能となる。
[5]前記第1規制部は、前記コネクタ保持部の動きを規制可能な突部と、前記突部よりも幅を小さくした肉取り部とを有する。この構成によれば、係合部に係合されたコネクタ保持部を第1規制部の突部でしっかりと支持することが可能となるので、係合部からのコネクタ保持部の外れ防止に一層有利となる。また、第1規制部に肉取り部を設けることにより、コネクタ保持部を把持するときの指の配置スペースも設けることが可能となる。よって、コネクタ保持部を係合部に着脱する際の作業性も向上することが可能となる。
[6]前記規制部は、前記コネクタ保持部を前記係合部に着脱する際に作業者から付与される操作荷重によって弾性変形可能に形成されている。この構成によれば、規制部を弾性変形させながらコネクタ保持部を係合部に着脱することが可能となる。このように、規制部が固過ぎることがないので、コネクタ保持部の着脱の邪魔になることがない。よって、コネクタ保持部の着脱の作業性をよくすることが可能となる。
[7]前記コネクタ保持部、前記係合部、及び前記規制部の少なくとも1つは、前記ブラケット本体に一体形成されている。この構成によれば、コネクタ保持部、係合部、規制部をブラケット本体に組み付けるための構造やその組付工程が不要となる。
[8]前記コネクタ保持部は、前記コネクタにおいて相手コネクタが接続される部位を支持する。この構成によれば、コネクタにおいて負荷がかかり易い箇所をコネクタ保持部によって保持する。よって、コネクタをコネクタブラケットから脱落し難くすることが可能となる。
[9]前記コネクタブラケットは、前記コネクタをレール構造によって取り付けて保持するレール状保持部を備えている。この構成によれば、コネクタ保持部のみならずレール状保持部でもコネクタをブラケット本体に保持するので、コネクタをブラケット本体に複数箇所で保持することが可能となる。よって、コネクタをコネクタブラケットから一層脱落し難くすることが可能となる。
[10]前記コネクタブラケットは、前記レール構造の案内レールに沿って前記コネクタを前記レール状保持部に取り付けるときに、前記コネクタ及び前記ブラケット本体の一方に形成した突起を、これらの他方に引っ掛けることにより、前記コネクタを前記ブラケット本体に固定するロック機構を備えている。この構成によれば、コネクタがレール状保持部によって保持される状態を、ロック機構によって維持させることが可能となる。よって、コネクタをコネクタブラケットから一層脱落し難くすることが可能となる。
[11]前記レール状保持部は、前記コネクタの第1面で前記コネクタを保持する。前記コネクタ保持部は、前記コネクタにおいて前記第1面の反対側の面である第2面で前記コネクタを保持する。この構成によれば、コネクタを複数面によってブラケット本体にしっかりと保持することが可能となる。よって、コネクタをコネクタブラケットから一層脱落し難くすることが可能となる。
[12]前記レール状保持部及び前記コネクタ保持部は、前記第2方向における前記コネクタの一方の端寄りの位置と他方の端寄りの位置とにそれぞれ配置されている。この構成によれば、コネクタをコネクタの抜き挿し方向の両端でブラケット本体に保持するので、コネクタをバランスよく支持することが可能となる。よって、コネクタをコネクタブラケットから一層脱落し難くすることが可能となる。
[13]前記電線を第1電線とし、前記コネクタを第1コネクタとした場合、前記ブラケット本体には、前記第1電線とは別の第2電線に接続された第2コネクタが取り付けられている。この構成によれば、1つのコネクタブラケットで複数のコネクタを保持することが可能となる。
[14]本開示のワイヤハーネスは、コネクタを端部に有する電線と、前記コネクタをブラケット本体に保持するコネクタブラケットとを備えている構成であって、前記コネクタブラケットは、前記コネクタを周囲から囲んで前記ブラケット本体に保持する帯状のコネクタ保持部と、前記コネクタを保持するために閉じた前記コネクタ保持部の先端と係合する係合部と、前記コネクタ保持部を前記係合部に係合するときの方向を第1方向とした場合、前記第1方向と交差する第2方向への前記コネクタ保持部の動きを規制する規制部とを備えている。本例の構成によれば、前述のコネクタブラケットの作用効果と同様の作用効果を得ることが可能となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際とは異なる場合がある。
[ワイヤハーネス1の概要]
図1に示すように、車載用のワイヤハーネス1は、車両2に設けられた電装品同士を電気接続する。ワイヤハーネス1は、複数の電線3を繋いで構成されている。各電線3は、端部に設けられたコネクタ4同士を繋ぐことにより、電気接続される。例えば、電線3は、第1電線5及び第2電線6を含む。第1電線5は、例えば、車内ネットワークLAN(Local Area Network)を構成する機器を繋ぐイーサネット(登録商標)ケーブルである。第2電線6は、例えば、車載装置を電気接続する電線群である。
2本の第1電線5は、一方の第1電線5のコネクタ4である第1コネクタ10と、他方の第1電線5のコネクタ4である相手コネクタ11とを嵌合することによって、電気接続されている。2本の第2電線6は、一方の第2電線6のコネクタ4である第2コネクタ12と、他方の第2電線6のコネクタ4である相手コネクタ13とを嵌合することによって、電気接続されている。なお、図1の例の場合、第2電線6の相手コネクタ13は、2つに限らず、例えば、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
コネクタ4は、コネクタブラケット14を介して車体15に取り付けられている。コネクタブラケット14は、車両2に1つのみ設けられてもよいし、複数設けられてもよい。コネクタブラケット14が取り付けられる車体15は、例えば、運転席を構成する車体壁部である。コネクタブラケット14を車体15に取り付ける固定構造は、既知の構造が適宜使用される。
コネクタブラケット14は、車体15への取付部位としてブラケット本体16を備えている。ブラケット本体16は、例えば、第2電線6に接続された第2コネクタ12を保持する。このように、ブラケット本体16自体に、第2コネクタ12が取付保持される。ブラケット本体16は、例えば、対向する2つの側部が開口した形状に形成されるとともに、開口の内部に第2コネクタ12が並んで収容されている。
[第1コネクタ10の保持構造]
図2及び図3に示すように、コネクタブラケット14は、第1電線5に接続された第1コネクタ10を保持するホルダ部19を備えている。ホルダ部19は、例えば、ブラケット本体16の底面であり得る外面に保持されている。このように、第1コネクタ10は、ホルダ部19を介してブラケット本体16に取り付け固定される。
図4~図6に示すように、コネクタブラケット14(ホルダ部19)は、第1コネクタ10をレール構造によって取り付けて保持するレール状保持部21と、レール状保持部21と協働して第1コネクタ10を保持するバンド状保持部22とを備えている。レール状保持部21は、レール構造の凹凸によって第1コネクタ10をブラケット本体16に保持する。バンド状保持部22は、バンド結束によって第1コネクタ10をブラケット本体16に保持するバンド構造を有する。このように、コネクタブラケット14は、レール状保持部21及びバンド状保持部22の2箇所で第1コネクタ10を保持する。
[レール状保持部21]
図3~図6に示す通り、レール状保持部21は、第1コネクタ10の直線的スライド方向(図4等に示すX軸方向)に延びる案内レール23(図4等参照)を有する。案内レール23には、案内レール23を移動する第1コネクタ10の移動レール24(図3参照)が挿し込まれる。案内レール23は、ブラケット本体16の底面であり得る外面に配置されている。案内レール23は、例えば、T状レールであり得る。移動レール24は、第1コネクタ10の上面であり得る外面に配置されている。
第1コネクタ10をレール状保持部21に取り付けるときは、第1コネクタ10の移動レール24をブラケット本体16の案内レール23に挿し込むとともに、第1コネクタ10を奥行き方向(図3等の-X軸方向)にスライド操作する。これにより、第1コネクタ10は、レール状保持部21によってブラケット本体16に保持される。また、第1コネクタ10をレール状保持部21から取り外すときは、第1コネクタ10を反奥行き方向(図3等の+X軸方向)にスライド操作する。
[ロック機構26]
図3、図5及び図6に示す通り、コネクタブラケット14(ホルダ部19)は、レール構造の案内レール23に沿って第1コネクタ10をレール状保持部21に取り付けるときに、第1コネクタ10をブラケット本体16に固定するロック機構26を備えている。ロック機構26は、例えば、第1コネクタ10及びブラケット本体16の一方に形成した突起27を、これらの他方に引っ掛けることにより、第1コネクタ10をブラケット本体16に固定する。
具体的には、ロック機構26は、ブラケット本体16に設けられた突起27を、第1コネクタ10に設けられた掛止突28に引っ掛けることにより、案内レール23に沿った第1コネクタ10のスライド移動をロックする。突起27は、案内レール23の端部に配置されるとともに、レール構造の直線的スライド方向(図3等に示すX軸方向)に沿って突出する形状に形成されている。例えば、突起27は、板状の本体29と、本体29の先端に配置された爪部30とを有する。本体29には、掛止突28が係合される凹部31が凹設されている。掛止突28は、第1コネクタ10の上面に配置されている。
ロック機構26は、第1コネクタ10が案内レール23に奥まで挿通された場合に、第1コネクタ10の掛止突28が突起27の凹部31に入り込むとともに、爪部30が掛止突28に引っ掛かる。このようにして、ロック機構26がロック状態をとることにより、案内レール23に取り付けられた第1コネクタ10がブラケット本体16にロックされる。
[バンド状保持部22]
図2等に示す通り、コネクタブラケット14(バンド状保持部22)は、コネクタ保持部34及び係合部35を有する。コネクタ保持部34は、例えば、帯状をなすとともに、第1コネクタ10を周囲から囲んでブラケット本体16に保持する。このように、バンド状保持部22は、帯状のコネクタ保持部34で第1コネクタ10を周囲から囲むバンド構造によって、第1コネクタ10をブラケット本体16に保持する。コネクタ保持部34は、ブラケット本体16に一体形成されている。コネクタ保持部34は、第1コネクタ10において相手コネクタ11が接続される部位、具体的には、第1コネクタ10の先端部位を支持する。
図5及び図6等に示す通り、係合部35は、コネクタ保持部34の先端を通すための挿込穴37を底部に有する。係合部35は、レール状保持部21に対して第1コネクタ10を抜き挿しする方向(図5等のX軸方向)において、抜く側の側面38に開口部39を有する。
係合部35は、第1コネクタ10を保持するために閉じたコネクタ保持部34の先端と係合する。具体的には、係合部35は、コネクタ保持部34の先端に設けられた爪部40(図6等参照)を係合可能な爪固定部41を有する。コネクタ保持部34は、爪部40を爪固定部41に係合しないとき、開き状態となり、爪部40を爪固定部41に係合したとき、閉じ状態となる。係合部35は、ブラケット本体16に一体形成されている。
コネクタ保持部34は、閉じたときに第1コネクタ10を支える帯状部43と、この帯状部43から突設するように設けられた摘み部44とを有する。摘み部44は、例えば、帯状部43の先端に設けられる。摘み部44は、コネクタ保持部34を係合部35に取り付けたり外したりするときに作業者が指で把持する部位である。摘み部44は、例えば、幅広の突片である。開口部39は、コネクタ保持部34を閉じるときに摘み部44を干渉させないために設けられる。
図7に示すように、コネクタ保持部34を係合部35に係合するときの方向は、下からの操作方向(以降、第1方向K1と記す)となっている。コネクタ保持部34が係合部35に係合されたときは、コネクタ保持部34の先端の爪部40と爪固定部41とが固定されていることから、上下方向(図7のZ軸方向)の動きが規制される。このように、コネクタ保持部34を閉めるときの方向を下からの方向(第1方向K1)としつつ、先端の爪部40を係合部35の爪固定部41に固定するため、閉じた後のコネクタ保持部34が上下方向において動き難くなる。
[規制部47]
図2、図7及び図8に示すように、コネクタブラケット14(ホルダ部19)は、第1方向K1と交差する第2方向K2(図7参照)へのコネクタ保持部34の動きを規制する規制部47を有する。規制部47は、コネクタ保持部34を係合部35に着脱する際に作業者から付与される操作荷重によって弾性変形可能に形成されている。規制部47は、ブラケット本体16に一体形成されている。第2方向K2は、例えば、第1コネクタ10をレール状保持部21の案内レール23に沿ってスライド移動させるときの方向である。
図7等に示す通り、規制部47は、コネクタ保持部34の先端の外側面48に接触するように開口部39の端縁に形成された第1規制部49と、第1規制部49とは逆の方向のコネクタ保持部34の動きを規制する第2規制部50とを含む。第1規制部49は、摘み部44の外側面48に接触することによって、コネクタ保持部34の第2方向K2の一方(図7の矢印K2A方向)への動きを規制する。第2規制部50は、係合部35に形成されるとともに、摘み部44の内側面51に接触することによって、コネクタ保持部34の第2方向K2の他方(図7の矢印K2B方向)への動きを規制する。
規制部47は、コネクタ保持部34を係合部35に係合したときに摘み部44の背面に位置するように係合部35から突設された第3規制部53を有する。第3規制部53は、コネクタ保持部34の閉じ状態を解除してしまう方向に摘み部44が押されてしまうことを抑制する。第3規制部53は、係合部35の一部分を肉厚にして突出させた部位である。
図8に示すように、第1規制部49は、第1コネクタ10の動きを規制可能な突部56と、突部56よりも幅を小さくした肉取り部57とを有する。突部56は、例えば、開口部39の一部を閉じるように突設された壁である。肉取り部57は、例えば、作業者がコネクタ保持部34を係合部35に着脱するときの作業スペースを提供する。なお、本例の肉取り部57は、例えば、端縁が開口部39側に所定量突出することにより、第1コネクタ10の動きを規制可能となっている。
[レール状保持部21及びバンド状保持部22の配置関係]
図7に示す通り、レール状保持部21は、第1コネクタ10の第1面60で第1コネクタ10を保持する。第1面60は、例えば、第1コネクタ10の上面である。コネクタ保持部34は、第1コネクタ10において第1面60の反対側の面である第2面61で第1コネクタ10を保持する。第2面61は、例えば、第1コネクタ10の底面である。
レール状保持部21及びコネクタ保持部34は、第2方向K2における第1コネクタ10の一方の端寄りの位置と他方の端寄りの位置とにそれぞれ配置されている。具体的には、レール状保持部21及びコネクタ保持部34は、第1コネクタ10の直線的スライド方向であり得る第1コネクタ10の抜き挿し方向(図7のX軸方向)において、ブラケット本体16の一方の端部62と他方の端部63とにそれぞれ配置されている。このように、レール状保持部21及びコネクタ保持部34は、第1コネクタ10の抜き挿し方向(図7のX軸方向)において、互いに離れた両端に配置されている。
[作用]
次に、本実施形態のコネクタブラケット14(ワイヤハーネス1)の作用について説明する。
図9に示すように、コネクタブラケット14に第1コネクタ10を取り付ける場合、まずは、コネクタ保持部34が閉じ状態となっていないバンド状保持部22に対し、第1コネクタ10を挿し込む。すなわち、開き状態をとるコネクタ保持部34の内部に収まるように、第1コネクタ10を同図の矢印A方向に挿し込む。
図10に示すように、第1コネクタ10を開き状態のコネクタ保持部34の内部に挿し込んだ後、第1コネクタ10をコネクタブラケット14のレール状保持部21に取り付ける。具体的には、開き状態のコネクタ保持部34の内部に挿し込んだ第1コネクタ10を、手前方向(同図の矢印B方向)に引き込むことにより、第1コネクタ10の移動レール24を、レール状保持部21の案内レール23に挿し込む。
図11に示すように、第1コネクタ10の移動レール24をレール状保持部21の案内レール23に奥まで挿し込み、その後、指等で同図の矢印C方向に更に押す。このとき、第1コネクタ10がロック機構26によってレール状保持部21に固定される。すなわち、第1コネクタ10をコネクタブラケット14の案内レール23に奥まで挿し込むと、ブラケット本体16の突起27が第1コネクタ10の掛止突28に引っ掛かることにより、ロックされる。
図12に示すように、第1コネクタ10をレール状保持部21の案内レール23に奥まで挿し込んでロックした後、コネクタ保持部34で第1コネクタ10を更に保持する。例えば、コネクタ保持部34の先端の爪部40を、係合部35の挿込穴37に下(「K1」で示す第1方向)から挿し込むとともに、その後、爪部40を係合部35の爪固定部41に係合する。
ところで、コネクタブラケット14は、コネクタ保持部34を係合部35に係合した状態で梱包されて市場に出荷される。このため、コネクタブラケット14の梱包時や、箱からの取り出し時に、コネクタ保持部34に解除方向への負荷が加えられてしまうと、コネクタ保持部34が意図せず係合部35から外れてしまう可能性がある。コネクタ保持部34が係合部35から外れてしまうと、コネクタ保持部34に意図しない変形が生じることも想定されるため、コネクタ保持部34を係合部35に係合した状態を維持しておきたい。
本例の場合、コネクタ保持部34に解除方向の負荷が加えられても、コネクタ保持部34を規制部47によって位置規制するので、コネクタ保持部34を係合部35に係合させたままの状態に保ち易い。よって、コネクタ保持部34が係合部35から意図せず外れてしまう状況を生じ難くすることが可能となる。
[実施形態の効果]
上記実施形態のコネクタブラケット14(ワイヤハーネス1)によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)コネクタブラケット14は、第1電線5の端部に設けられた第1コネクタ10をブラケット本体16に保持する。コネクタブラケット14は、帯状のコネクタ保持部34、係合部35、及び規制部47を備えている。コネクタ保持部34は、第1コネクタ10を周囲から囲んでブラケット本体16に保持する。係合部35は、第1コネクタ10を保持するために閉じたコネクタ保持部34の先端と係合する。規制部47は、コネクタ保持部34を係合部35に係合するときの方向を第1方向K1とした場合、第1方向K1と交差する第2方向K2へのコネクタ保持部34の動きを規制する。
本例の構成によれば、第1コネクタ10をコネクタ保持部34で周囲から囲み、そして、コネクタ保持部34を第1方向K1から閉じるようにしながらコネクタ保持部34の先端を係合部35に係合する。これにより、第1コネクタ10がコネクタ保持部34によってブラケット本体16に保持される。この保持状態のとき、コネクタ保持部34を係合部35から脱落し得る第2方向K2への負荷がコネクタ保持部34に加えられても、コネクタ保持部34の第2方向K2への動きは規制部47によって規制される。よって、係合部35からのコネクタ保持部34の外れを発生し難くすることができる。
(2)係合部35は、第2方向K2の片方の側面38に開口部39を有する。規制部47は、第1規制部49及び第2規制部50を有する。第1規制部49は、コネクタ保持部34の先端の外側面48に接触するように開口部39の端縁に形成されることにより、コネクタ保持部34の第2方向K2の一方への動きを規制する。第2規制部50は、コネクタ保持部34の第2方向K2の他方への動きを規制するように係合部35に形成される。
この構成によれば、コネクタ保持部34の第2方向K2における一方(図7の矢印K2A方向)への動きを第1規制部49によって規制するとともに、コネクタ保持部34の第2方向K2における他方(図7の矢印K2B方向)への動きを第2規制部50によって規制する。このため、第1規制部49及び第2規制部50によってコネクタ保持部34を第2方向K2の両方向に動かないように位置保持することが可能となる。よって、コネクタ保持部34が第2方向K2に動いて係合部35から外れてしまうことを抑制することができる。
(3)コネクタ保持部34は、閉じたときに第1コネクタ10を支える帯状部43から突設するように設けられた摘み部44を帯状部43の先端に有する。開口部39は、コネクタ保持部34を閉じるときに摘み部44を干渉させないために設けられる。第1規制部49は、摘み部44の外側面48に接触することによって、コネクタ保持部34の第2方向K2の一方への動きを規制する。第2規制部50は、係合部35に形成されるとともに、摘み部44の内側面51に接触することによって、コネクタ保持部34の第2方向K2の他方への動きを規制する。
この構成によれば、コネクタ保持部34を指等により摘み部44で持ち易くなるので、コネクタ保持部34を係合部35に着脱する際の作業性をよくすることが可能となる。また、当て面の大きい摘み部44に規制部47を当てることにより、コネクタ保持部34の動きを規制することが可能となるので、係合部35からのコネクタ保持部34の外れ防止に一層有利となる。
(4)規制部47は、コネクタ保持部34を係合部35に係合したときに摘み部44の背面に位置するように係合部35から突設された第3規制部53を有する。この構成によれば、係合部35からのコネクタ保持部34の外れを第3規制部53でも規制するので、コネクタ保持部34を係合部35から一層外れ難くすることができる。
(5)第1規制部49は、コネクタ保持部34の動きを規制可能な突部56と、突部56よりも幅を小さくした肉取り部57とを有する。この構成によれば、係合部35に係合されたコネクタ保持部34を第1規制部49の突部56でしっかりと支持することが可能となるので、係合部35からのコネクタ保持部34の外れ防止に一層有利となる。また、第1規制部49に肉取り部57を設けることにより、コネクタ保持部34を把持するときの指の配置スペースも設けることが可能となる。よって、コネクタ保持部34を係合部35に着脱する際の作業性も向上することができる。
(6)規制部47は、コネクタ保持部34を係合部35に着脱する際に作業者から付与される操作荷重によって弾性変形可能に形成されている。この構成によれば、規制部47を弾性変形させながらコネクタ保持部34を係合部35に着脱することが可能となる。このように、規制部47が固過ぎることがないので、コネクタ保持部34の着脱の邪魔になることがない。よって、コネクタ保持部34の着脱の作業性をよくすることができる。
(7)コネクタ保持部34、係合部35、及び規制部47の少なくとも1つは、ブラケット本体16に一体形成されている。この構成によれば、コネクタ保持部34、係合部35、規制部47をブラケット本体16に組付けるための構造やその組付工程が不要となる。
(8)コネクタ保持部34は、第1コネクタ10において相手コネクタ11が接続される部位を支持する。この構成によれば、第1コネクタ10において負荷がかかり易い箇所をコネクタ保持部34によって保持する。よって、第1コネクタ10をコネクタブラケット14から脱落し難くすることができる。
(9)コネクタブラケット14は、第1コネクタ10をレール構造によって取り付けて保持するレール状保持部21を備えている。この構成によれば、コネクタ保持部34のみならずレール状保持部21でも第1コネクタ10をブラケット本体16に保持するので、第1コネクタ10をブラケット本体16に複数箇所で保持することが可能となる。よって、第1コネクタ10をコネクタブラケット14から一層脱落し難くすることができる。
(10)コネクタブラケット14は、ロック機構26を備えている。ロック機構26は、レール構造の案内レール23に沿って第1コネクタ10をレール状保持部21に取り付けるときに、第1コネクタ10及びブラケット本体16の一方に形成した突起27を、これらの他方に引っ掛けることにより、第1コネクタ10をブラケット本体16に固定する。この構成によれば、第1コネクタ10がレール状保持部21によって保持される状態を、ロック機構26によって維持させることが可能となる。よって、第1コネクタ10をコネクタブラケット14から一層脱落し難くすることができる。
(11)レール状保持部21は、第1コネクタ10の第1面60で第1コネクタ10を保持する。コネクタ保持部34は、第1コネクタ10において第1面60の反対側の面である第2面61で第1コネクタ10を保持する。この構成によれば、第1コネクタ10を複数面によってブラケット本体16にしっかりと保持することが可能となる。よって、第1コネクタ10をコネクタブラケット14から一層脱落し難くすることができる。
(12)レール状保持部21及びコネクタ保持部34は、第2方向K2における第1コネクタ10の一方の端寄りの位置と他方の端寄りの位置とにそれぞれ配置されている。この構成によれば、第1コネクタ10を第1コネクタ10の抜き挿し方向の両端でブラケット本体16に保持するので、第1コネクタ10をバランスよく支持することが可能となる。よって、第1コネクタ10をコネクタブラケット14から一層脱落し難くすることができる。
(13)ブラケット本体16には、第1電線5とは別の第2電線6に接続された第2コネクタ12が取り付けられている。この構成によれば、1つのコネクタブラケット14で複数のコネクタ4を保持することができる。
[他の実施形態]
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・規制部47は、1つの断面コ字状の部材でもよい。この場合、コ字状の内部にコネクタ保持部34を挟み込んで位置を維持する。
・第1規制部49は、例えば、突部56のみを有する形状としてもよい。
・第1規制部49は、開口部39の大部分を覆う形状としてもよい。
・第2規制部50は、係合部35の挿込穴37を構成する壁でもよい。
・第3規制部53は、省略されてもよい。
・摘み部44は、コネクタ保持部34の先端ではなく、先端以外の部位に設けられてもよい。
・コネクタ保持部34は、摘み部44が省略された形状でもよい。
・レール状保持部21は、案内レール23が第1コネクタ10に設けられ、移動レール24がコネクタブラケット14に設けられてもよい。
・レール状保持部21のレール構造は、レール部位に沿って第1コネクタ10を着脱できる構造であればよい。
・バンド状保持部22は、第1コネクタ10を支持できる箇所であれば、どこに配置されてもよい。
・レール状保持部21が配置される第1面60は、第1コネクタ10の上面に限らず、例えば、第1コネクタ10の側部などに変更してもよい。
・バンド状保持部22が配置される第2面61は、第1コネクタ10の底面に限らず、例えば、第1コネクタ10の上面や側部などに変更してもよい。
・レール状保持部21及びバンド状保持部22は、第1コネクタ10の同じ端部に配置されてもよい。
・レール状保持部21を省略してもよい。
・ロック機構26は、案内レール23に挿し込まれた第1コネクタ10をブラケット本体16に固定できる構造であれば、種々の構造に変更してもよい。
・コネクタブラケット14は、第2コネクタ12を保持する部分が省略されてもよい。
・ワイヤハーネス1は、複数の電線3を束ねた電線群でもよい。また、ワイヤハーネス1は、周囲が被覆材に覆われた電線部材でもよい。
・ワイヤハーネス1は、車載用に限定されず、他の機器や装置に使用されてもよい。
・本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
1 ワイヤハーネス
3 電線
4 コネクタ
5 第1電線
6 第2電線
10 第1コネクタ
11 相手コネクタ
12 第2コネクタ
13 相手コネクタ
14 コネクタブラケット
15 車体
16 ブラケット本体
19 ホルダ部
21 レール状保持部
22 バンド状保持部
23 案内レール
24 移動レール
26 ロック機構
27 突起
28 掛止突
29 本体
30 爪部
31 凹部
34 コネクタ保持部
35 係合部
37 挿込穴
38 側面
39 開口部
40 爪部
41 爪固定部
43 帯状部
44 摘み部
47 規制部
48 外側面
49 第1規制部
50 第2規制部
51 内側面
53 第3規制部
56 突部
57 肉取り部
60 第1面
61 第2面
62 端部
63 端部
K1 第1方向
K2 第2方向

Claims (14)

  1. 電線の端部に設けられたコネクタをブラケット本体に保持するコネクタブラケットであって、
    前記コネクタを周囲から囲んで前記ブラケット本体に保持する帯状のコネクタ保持部と、
    前記コネクタを保持するために閉じた前記コネクタ保持部の先端と係合する係合部と、
    前記コネクタ保持部を前記係合部に係合するときの方向を第1方向とした場合、前記第1方向と交差する第2方向への前記コネクタ保持部の動きを規制する規制部と
    を備えているコネクタブラケット。
  2. 前記係合部は、前記第2方向の片方の側面に開口部を有し、
    前記規制部は、前記コネクタ保持部の先端の外側面に接触するように前記開口部の端縁に形成されることにより、前記コネクタ保持部の前記第2方向の一方への動きを規制する第1規制部と、前記コネクタ保持部の前記第2方向の他方への動きを規制するように前記係合部に形成された第2規制部とを含む
    請求項1に記載のコネクタブラケット。
  3. 前記コネクタ保持部は、閉じたときに前記コネクタを支える帯状部から突設するように設けられた摘み部を前記帯状部の先端に有し、
    前記開口部は、前記コネクタ保持部を閉じるときに前記摘み部を干渉させないために設けられ、
    前記第1規制部は、前記摘み部の前記外側面に接触することによって、前記コネクタ保持部の前記第2方向の一方への動きを規制し、
    前記第2規制部は、前記係合部に形成されるとともに、前記摘み部の内側面に接触することによって、前記コネクタ保持部の前記第2方向の他方への動きを規制する
    請求項2に記載のコネクタブラケット。
  4. 前記規制部は、前記コネクタ保持部を前記係合部に係合したときに前記摘み部の背面に位置するように前記係合部から突設された第3規制部を有する
    請求項3に記載のコネクタブラケット。
  5. 前記第1規制部は、前記コネクタ保持部の動きを規制可能な突部と、前記突部よりも幅を小さくした肉取り部とを有する
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタブラケット。
  6. 前記規制部は、前記コネクタ保持部を前記係合部に着脱する際に作業者から付与される操作荷重によって弾性変形可能に形成されている
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコネクタブラケット。
  7. 前記コネクタ保持部、前記係合部、及び前記規制部の少なくとも1つは、前記ブラケット本体に一体形成されている
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコネクタブラケット。
  8. 前記コネクタ保持部は、前記コネクタにおいて相手コネクタが接続される部位を支持する
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のコネクタブラケット。
  9. 前記コネクタをレール構造によって取り付けて保持するレール状保持部を備えている
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のコネクタブラケット。
  10. 前記レール構造の案内レールに沿って前記コネクタを前記レール状保持部に取り付けるときに、前記コネクタ及び前記ブラケット本体の一方に形成した突起を、これらの他方に引っ掛けることにより、前記コネクタを前記ブラケット本体に固定するロック機構を備えている
    請求項9に記載のコネクタブラケット。
  11. 前記レール状保持部は、前記コネクタの第1面で前記コネクタを保持し、
    前記コネクタ保持部は、前記コネクタにおいて前記第1面の反対側の面である第2面で前記コネクタを保持する
    請求項9又は請求項10に記載のコネクタブラケット。
  12. 前記レール状保持部及び前記コネクタ保持部は、前記第2方向における前記コネクタの一方の端寄りの位置と他方の端寄りの位置とにそれぞれ配置されている
    請求項9から請求項11のいずれか一項に記載のコネクタブラケット。
  13. 前記電線を第1電線とし、前記コネクタを第1コネクタとした場合、前記ブラケット本体には、前記第1電線とは別の第2電線に接続された第2コネクタが取り付けられている
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のコネクタブラケット。
  14. コネクタを端部に有する電線と、前記コネクタをブラケット本体に保持するコネクタブラケットとを備えているワイヤハーネスであって、
    前記コネクタブラケットは、
    前記コネクタを周囲から囲んで前記ブラケット本体に保持する帯状のコネクタ保持部と、
    前記コネクタを保持するために閉じた前記コネクタ保持部の先端と係合する係合部と、
    前記コネクタ保持部を前記係合部に係合するときの方向を第1方向とした場合、前記第1方向と交差する第2方向への前記コネクタ保持部の動きを規制する規制部と
    を備えているワイヤハーネス。
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