JP2023100316A - 液体処理装置 - Google Patents

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Seiya Iida
克彦 青野
Katsuhiko Aono
剛雄 加藤
Takeo Kato
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Abstract

【課題】簡易な構成で、光源と液体との間の距離を略一定にすることができる液体処理装置を提供することである。【解決手段】実施形態に係る液体処理装置は、紫外線を照射可能な発光素子を有する光源と;前記光源が設けられ、前記紫外線が照射される液体に浮上可能なフロートと;を具備している。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、液体処理装置に関する。
水などの液体に紫外線を照射して、液体に含まれている有機物を除去したり、液体を殺菌したりする液体処理装置がある。この様な液体処理装置においては、省エネルギー化や長寿命化などの観点から、紫外線を照射する発光ダイオードを有する光源が用いられるようになってきている。
例えば、液体が収納される容器と、容器の上端部に固定され、発光ダイオードを有する光源と、を備えた液体処理装置が提案されている。しかしながら、容器の上端部に光源を固定すると、容器の内部にある液体の量に応じて、光源と液体との間の距離が変化する場合がある。例えば、容器の内部にある液体の量が少ない場合には、光源と液体との間の距離が大きくなる。光源と液体との間の距離が大きくなると、殺菌などに必要となる紫外線の光量が不足するおそれがある。また、容器の上端部に光源を固定する手段が必要となり、液体処理装置の大型化や高コスト化を招くことになる。
また、容器の内部に光源を固定した液体処理装置が提案されている。容器の内部に光源を固定すれば、液体の内部に光源を浸漬させることができる。この様にすれば、容器の内部にある液体の量にかかわらず、光源と液体との間の距離を略一定にすることができる。そのため、液体に照射される紫外線の光量を略一定にすることができる。ところが、容器の内部には、液体を撹拌するためのフィンなどが設けられる場合がある。そのため、容器の内部に光源を固定することができない場合が生じ得る。また、メンテナンスなどの際に、光源から照射された紫外線が、作業者に入射するおそれがある。
そこで、簡易な構成で、光源と液体との間の距離を略一定にすることができる液体処理装置の開発が望まれていた。
特開2018-69166号公報 特開2017-051290号公報
本発明が解決しようとする課題は、簡易な構成で、光源と液体との間の距離を略一定にすることができる液体処理装置を提供することである。
実施形態に係る液体処理装置は、紫外線を照射可能な発光素子を有する光源と;前記光源が設けられ、前記紫外線が照射される液体に浮上可能なフロートと;を具備している。
本発明の実施形態によれば、簡易な構成で、光源と液体との間の距離を略一定にすることができる液体処理装置を提供することができる。
本実施の形態に係る液体処理装置を例示するための模式断面図である。 光源を例示するための模式斜視図である。 図2における光源のA-A線方向の模式断面図である。 フロートを例示するための模式斜視図である。 他の実施形態に係る液体処理装置を例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る液体処理装置を例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る液体処理装置を例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る液体処理装置を例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係るフロートを例示するための模式斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施の形態に係る液体処理装置100を例示するための模式断面図である。
図1に示すように、容器200は、処理の対象となる液体201を収納する。容器200の形状や大きさは、容器200の設置環境や液体201の処理量などに応じて適宜変更することができる。容器200の材料は、紫外線に対する耐性を有し、且つ、紫外線に対する反射率が高いものとすることが好ましい。容器200の材料は、例えば、フッ素系樹脂や、ステンレスなどの金属とすることができる。
容器200には、例えば、供給部202、および排出部203を接続することができる。供給部202は、容器200の内部に、処理前の液体201を供給する。供給部202は、例えば、送液ポンプ202a、および、開閉弁202bを有する。排出部203は、処理済みの液体201を、容器200の内部から排出する。排出部203は、例えば、開閉弁203aを有する。なお、排出部203は、送液ポンプなどをさらに備えることもできる。なお、液体201の処理量などによっては、供給部202、および排出部203の少なくともいずれかを省くことができる。また、液体201を撹拌するフィン206などを、容器200の内部に設けることもできる。
液体処理装置100は、例えば、光源1、およびフロート10を有する。液体処理装置100は、液体201に浮上している。光源1の紫外線の出射側は、液体201と対峙している。
液体処理装置100(光源1)から照射された紫外線は、液体201に入射する。液体201に紫外線が入射すると、液体201に含まれている有機物が除去されたり、液体201が殺菌されたりする。例えば、液体201に含まれている水に紫外線が照射されると、酸化力の強いヒドロキシルラジカルが生成される。ヒドロキシルラジカルは、液体201に含まれている全有機炭素(TOC:Total Organic Carbon)を有機酸を経て二酸化炭素に分解する。また、ヒドロキシルラジカルは、菌やウイルスの殺菌や不活性化にも効果がある。
ここで、容器200の内部に液体201が収納された場合には、図1に示すように、液体処理装置100(光源1)は、フロート10により、浮き上がる。そのため、容器200の内部に収納される液体201の量に応じて(液体201の液面の位置に応じて)、フロート10の位置、ひいては光源1の位置を変化させることができる。容器200の内部に収納される液体201の量に応じて光源1の位置を変化させることができれば、光源1と液体201との間の距離を略一定にすることができる。
すなわち、本実施の形態に係る液体処理装置100とすれば、簡易な構成で、光源1と液体201との間の距離を略一定にすることができる。光源1と液体201との間の距離を略一定にすることができれば、液体201に照射される紫外線の光量を略一定にすることができる。そのため、液体201の量が変動しても、処理済みの液体201の品質がばらつくのを抑制することができる。
また、液体処理装置100は、容器200の内部から容易に取り出すことができる。そのため、液体処理装置100のメンテナンスや、容器200のメンテナンスが容易となる。また、液体処理装置100を設けるために、容器200に孔などを設ける必要がないので、容器200の構成が簡易なものとなり、且つ、液体201の漏れが発生するのを抑制することができる。また、図1に示すように、容器200の内部に、フィン206などを設けても、液体処理装置100とフィン206などが干渉するのを抑制することができる。
また、図1においては、フロート10に1つの光源1を設ける場合を例示したが、フロート10に複数の光源1を設けることもできる。すなわち、光源1は、少なくとも1つ設けられていればよい。光源1の数や配置は、容器200の形状や大きさ、液体処理装置100の用途、液体201の処理量などに応じて適宜変更することができる。
なお、1つの光源1を設ける場合には、フロート10の面に垂直な方向から見て、光源1の重心がフロート10の重心に重なる様にすることが好ましい。複数の光源1を設ける場合には、フロート10の面に垂直な方向から見て、複数の光源1の群の重心がフロート10の重心に重なる様にすることが好ましい。この様にすれば、液体201に浮いている液体処理装置100の姿勢を安定させることができる。
次に、液体処理装置100に設けられる光源1、およびフロート10についてさらに説明する。
液体処理装置100は、紫外線を照射可能な発光素子3aを有する光源1と、光源1が設けられ、紫外線が照射される液体201に浮上可能なフロート10と、を備えている。
図2は、光源1を例示するための模式斜視図である。
図3は、図2における光源1のA-A線方向の模式断面図である。
図2および図3に示すように、光源1は、例えば、筐体2、発光部3、窓4、シール5、およびコネクタ6を有する。
筐体2は、例えば、柱状を呈し、一方の端部に開口する凹部2aを有する。筐体2の平面形状は、例えば、円、楕円、多角形などの任意の形状とすることができる。ただし、筐体2の平面形状を、円や多角形などとすれば、筐体2の製造が容易となったり、フロート10への取り付けが容易となったりする。なお、筐体2の形態は、柱状に限定されるわけではなく、例えば、板状や砲弾状などであってもよい。
筐体2の平面寸法と厚みは、発光部3の大きさなどに応じて適宜変更することができる。
図2および図3に示すように、凹部2aの内部には発光部3が設けられる。発光部3からは紫外線が照射されるので、紫外線が凹部2aの内壁に入射することになる。そのため、筐体2は、紫外線に対する耐性が高い材料から形成することが好ましい。例えば、筐体2が一般的な樹脂を含んでいると、発光部3から照射された紫外線により、筐体2が損傷したり、筐体2の寿命が短くなったりする場合がある。
また、筐体2は、液体201に接触する場合がある。そのため、筐体2は、液体201に対する耐食性が高い材料から形成することが好ましい。例えば、筐体2が一般的な金属を含んでいると、液体201により、筐体2が腐食したり、筐体2の寿命が短くなったりする場合がある。
そこで、筐体2は、ステンレスなどの金属、PTFEなどのフッ素系樹脂、無機材料などから形成することが好ましい。無機材料は、例えば、ステアタイトなどのセラミックスとすることができる。この様にすれば、紫外線に対する耐性と、液体201に対する耐食性とが高い筐体2とすることができる。また、ステアタイトなどの白色のセラミックスとすれば、凹部2aの内壁に入射した紫外線が反射されやすくなる。そのため、発光部3から照射された紫外線の利用効率を向上させることができる。
発光部3は、筐体2の凹部2aの内部に設けられている。例えば、発光部3は、凹部2aと窓4とにより画された空間に設けられている。例えば、発光部3は、凹部2aの底面に着脱自在に設けることもできるし、凹部2aの底面に接合することもできる。
発光部3は、例えば、発光素子3a、および基板3bを有する。
発光素子3aは、基板3bの、凹部2aの底面側とは反対側の面に設けられている。発光素子3aは、窓4に向けて紫外線を照射する。発光素子3aは、少なくとも1つ設けることができる。発光素子3aが複数設けられる場合には、複数の発光素子3aを直列接続することができる。発光素子3aは、紫外線を発生させる素子であれば特に限定はない。発光素子3aは、例えば、発光ダイオードやレーザダイオードなどとすることができる。
発光素子3aは、例えば、表面実装型の発光素子や、リード線を有する砲弾型の発光素子などとすることができる。また、発光素子3aは、例えば、チップ状の発光素子とすることもできる。チップ状の発光素子3aは、COB(Chip On Board)により、基板3bの配線パターン3b1に実装することができる。
発光素子3aから照射される紫外線のピーク波長は、液体201に含まれている有機物の除去や殺菌などが行えるのであれば特に限定はない。ただし、ピーク波長が200nm~280nmであれば、有機物の除去や殺菌などを効果的に行うことができる。そのため、ピーク波長が200nm~280nmの紫外線を照射可能な発光素子3aとすることが好ましい。
基板3bは、板状を呈し、例えば、凹部2aの底面に設けられている。例えば、基板3bは、凹部2aの底面に、ネジなどの締結部材を用いて取り付けることができる。この様にすれば、基板3b(発光部3)を凹部2aの底面に着脱自在に設けることができるので、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、基板3bと凹部2aの底面との間に、熱伝導グリス(放熱グリス)からなる層を設けることもできる。熱伝導グリスからなる層が設けられていれば、基板3bと凹部2aの底面との間に隙間が生じるのを抑制することができる。そのため、発光素子3aにおいて発生した熱が筐体2に伝わり易くなるので、発光素子3aの温度が、最大ジャンクション温度を超えるのを抑制することができる。
また、例えば、基板3bは、凹部2aの底面に、接着剤や両面テープなどを用いて接合することもできる。この場合、接着剤は、熱伝導率の高い接着剤とすることが好ましい。接着剤は、例えば、ステアタイトなどの無機材料を用いたフィラーが混合された接着剤とすることができる。
基板3bの、凹部2aの底面側とは反対側の面には、配線パターン3b1を設けることができる。配線パターン3b1には、発光素子3aを電気的に接続することができる。
基板3bの材料は、紫外線に対する耐性と、高い熱伝導率を有することが好ましい。基板3bの材料は、例えば、ステアタイトなどのセラミックスとすることができる。例えば、基板3bは、金属板の表面を無機材料で覆ったメタルコア基板とすることもできる。
セラミックスやメタルコア基板は熱伝導率が高いので、これらを用いて基板3bを形成すれば、発光素子3aにおいて発生した熱が筐体2に伝わり易くなる。そのため、発光素子3aの温度が、最大ジャンクション温度を超えるのを抑制することができる。
窓4は、板状を呈し、筐体2の、凹部2aの開口を塞いでいる。窓4は、発光素子3aと対向している。窓4は、紫外線を透過させることができ、且つ、紫外線と、液体201とに対する耐性を有する材料から形成される。窓4は、例えば、石英や、紫外線を透過するフッ素樹脂などから形成される。なお、板状の窓4を例示したが、例えば、凸状の窓4とすることもできる。凸状の窓4とすれば、照射される紫外線を集光させることができる。板状の窓4とすれば、広い範囲に紫外線を照射することができる。
窓4の、発光素子3a側の面には、反射防止膜を設けることができる。反射防止膜が設けられていれば、発光素子3aから照射された紫外線が窓4により反射されて、液体201に照射され難くなるのを抑制することができる。すなわち、発光素子3aから照射された紫外線の利用効率を向上させることができる。
窓4の、発光素子3a側とは反対側の面には、防汚膜を設けることができる。例えば、液体処理装置100は、海水や地下水などに含まれている有機物の除去や殺菌などにも用いられる場合がある。海水や地下水などには、砂、微生物の死骸、無機塩などの異物が含まれているので、異物が、窓4の、発光素子3a側とは反対側の面に付着する場合がある。異物が窓4の面に付着すると、発光素子3aから照射された紫外線が窓4を透過し難くなるので、液体201に含まれている有機物の除去や殺菌などが抑制されるおそれがある。防汚膜が窓4に設けられていれば、異物が窓4に付着するのを抑制することができるので、液体201に照射される紫外線の光量を長時間維持したり、メンテナンスの回数を減らしたりすることができる。
シール5は、窓4と筐体2との間に設けられている。シール5は、凹部2aの開口の近傍に設けることができる。光源1は、液体201に接触する。そのため、シール5は、凹部2aと窓4とにより画された空間が液密となるように封止する。シール5は、例えば、軟化させた樹脂を硬化させることで形成することができる。樹脂は、例えば、シリコーン樹脂やフッ素樹脂などとすることができる。この様にすれば、凹部2aと窓4とにより画された空間の封止と、窓4と筐体2との接合を行うことができる。
また、シール5は、Oリングなどのシール部材とすることもできる。この様にすれば、窓4を筐体2に着脱自在に設けることができるので、発光部3のメンテナンスが容易となる。シール5をシール部材とする場合には、筐体2の、凹部2aが開口する端部に、窓4を保持する金具などを設けることができる。
コネクタ6は、筐体2の外壁に設けることができる。例えば、コネクタ6は、筐体2の外側面、または、筐体2の、凹部2aが開口する側とは反対側の端部に設けることができる。図2に例示をした光源1の場合には、コネクタ6は、筐体2の外側面に設けられている。
光源1は液体201に接触するので、コネクタ6は、いわゆる防水コネクタとすることが好ましい。コネクタ6は、例えば、JIS C 0920に規定されているIP68に適合するコネクタとすることができる。
コネクタ6は、例えば、プラグ6a、およびソケット6bを有する。
プラグ6aは、筐体2の外壁に設けることができる。プラグ6aは、筐体2の外壁と凹部2aの内壁との間を貫通する孔に、液密となるように設けることができる。プラグ6aの内部に設けられた端子は、配線などを介して、基板3bに設けられた配線パターン3b1と電気的に接続されている。
ソケット6bは、プラグ6aの、筐体2側とは反対側の端部に着脱自在に接続されている。ソケット6bとプラグ6aとを接続した際には、ソケット6bとプラグ6aとの間が液密となるように封止されるとともに、ソケット6bの内部に設けられた端子と、プラグ6aの内部に設けられた端子とが電気的に接続される。図1に示すように、ソケット6bの内部に設けられた端子は、配線ケーブル204を介して、コントローラ205と電気的に接続される。コントローラ205は、容器200の外部に設けられ、例えば、電源と点灯回路などを有している。
図4は、フロート10を例示するための模式斜視図である。
フロート10は、容器200の内部に収納された液体201に浮上することができる。
図1および図4に示すように、フロート10は、例えば、板状を呈する部材とすることができる。この様にすれば、フロート10の、液体201と接触する側の面積を大きくすることができる。また、フロート10が重くなるのを抑制することができる。そのため、フロート10の浮力を大きくするのが容易となる。また、フロート10の構成を簡易なものとすることができるので、フロート10の製造コストの低減、ひいては液体処理装置100の製造コストの低減を図ることができる。
また、フロート10は、例えば、中空構造を有するものとしてもよい。この様にすれば、フロート10の浮力を大きくするのがさらに容易となる。そのため、光源1を大きくしたり、光源1の数を増やしたりするのが容易となる。
フロート10の大きさは、液体処理装置100を浮上させるのに必要となる浮力や、容器200の内部の寸法などに応じて、適宜変更することができる。フロート10の材料は、液体201に対する耐食性を有し、比重の小さいものとすることが好ましい。フロート10の材料は、例えば、発泡スチロール、桐やバルサなどの木材、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などの樹脂とすることができる。また、フロート10の材料は、光源1から照射された紫外線を遮光できるものとすることが好ましい。この様にすれば、容器200の外部に紫外線が漏れるのを抑制することができる。例えば、容器200の近傍に作業者がいたとしても、作業者に紫外線が照射されるのを抑制することができる。
図4に示すように、フロート10の平面形状は、例えば、円とすることができる。ただし、フロート10の平面形状は、例えば、容器200の内部の形状などに合わせて適宜変更することができる。
また、フロート10には、厚み方向を貫通する孔10aを設けることができる。図1に示すように、孔10aの内部には、光源1を設けることができる。光源1は、例えば、孔10aに圧入してもよいし、孔10aの内壁に接着してもよい。
また、図1に示すように、光源1の紫外線の出射側の端部は、フロート10の液体201側の面と面一、または、フロート10の液体201側の面から突出させることが好ましい。この様にすれば、光源1から出射した紫外線が、孔10aの内壁に入射するのを抑制することができる。
図5は、他の実施形態に係る液体処理装置100aを例示するための模式断面図である。
図5に示すように、液体処理装置100aは、例えば、光源1a、およびフロート10を有する。光源1aに設けられた筐体2の側面には、板状のフランジ2bを設けることができる。フランジ2bは、フロート10の、液体201側とは反対側の面に取り付けることができる。フランジ2bが設けられていれば、フロート10の面に垂直な方向において、光源1aの紫外線の出射側の端部の位置がばらつくのを抑制することができる。また、光源1aの取り付け強度を向上させることができる。
図6は、他の実施形態に係る液体処理装置100bを例示するための模式断面図である。
図6に示すように、液体処理装置100bは、例えば、光源1、およびフロート10bを有する。フロート10bには、光源1(筐体2)を設けるための孔10aが設けられていない。前述した様に、光源1は、防水構造を有しているので、光源1を液体201に浸漬させることができる。そのため、光源1は、フロート10bの、液体201側の面に設けることができる。この様にすれば、光源1から照射された紫外線がフロート10bに入射するのを抑制することができる。そのため、発光部3から照射された紫外線の利用効率を向上させることができる。
図7は、他の実施形態に係る液体処理装置100cを例示するための模式断面図である。
図7に示すように、液体処理装置100cは、例えば、光源1b、およびフロート10cを有する。光源1bは、例えば、発光部3、窓4、シール5、およびコネクタ6を有する。すなわち、光源1bには筐体2が設けられおらず、発光部3、窓4、シール5、およびコネクタ6がフロート10cに設けられている。例えば、フロート10cの厚み方向を貫通する孔10c1に、発光部3、窓4、およびシール5を設けることができる。この様にすれば、液体処理装置100cの軽量化を図ることができるので、液体処理装置100cを液体201に浮かせるのが容易となる。また、液体処理装置100cの低コスト化を図ることができる。
図8は、他の実施形態に係る液体処理装置100dを例示するための模式断面図である。
図9は、他の実施形態に係るフロート10dを例示するための模式斜視図である。
図8に示すように、液体処理装置100dは、例えば、光源1、およびフロート10dを有する。
容器200の内部に送液管207が設けられる場合がある。例えば、送液管207は、容器200の底面と容器200の開口端との間を延びている。送液管207の一方の端部は容器200の底面の近傍に設けられている。送液管207の他方の端部は、容器200の外部に設けられている。送液管207の他方の端部には供給部202が接続され、送液管207を介して、処理前の液体201が容器200の内部に供給される。また、送液管207の他方の端部には排出部203が接続され、送液管207を介して、処理済みの液体201が容器200の内部から排出される。
また、容器200の内部に液体201を撹拌するフィン206が設けられる場合がある。例えば、フィン206は容器200の底面の近傍に設けられている。フィン206を回転させる回転軸206aは、容器200の開口端側に延びている。
図8および図9に示すように、フロート10dには、送液管207を挿通させるための孔10c1と、回転軸206aを挿通させるための孔10c2が設けられている。この様にすれば、フロート10dを、送液管207および回転軸206aに沿って移動させることができる。そのため、液体処理装置100dが回転するのを抑制することができる。なお、送液管207および回転軸206aが設けられていない場合には、容器200の内部を延びるガイド軸を設けるようにしてもよい。
すなわち、フロート10dは、厚み方向を貫通し、軸が挿通される孔を有していればよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 光源、2 筐体、3 発光部、3a 発光素子、10 フロート、10b フロート、10c フロート、10c1 孔、10c2 孔、100 液体処理装置、100a~100d 液体処理装置、200 容器、201 液体

Claims (3)

  1. 紫外線を照射可能な発光素子を有する光源と;
    前記光源が設けられ、前記紫外線が照射される液体に浮上可能なフロートと;
    を具備した液体処理装置。
  2. 前記フロートは、容器の内部に収納された前記液体に浮上可能な請求項1記載の液体処理装置。
  3. 前記フロートは、厚み方向を貫通し、軸が挿通される孔を有する請求項1または2に記載の液体処理装置。
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