JP2023094140A - 電極アセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】電極ブロックと導電棒との接続作業を簡素化することができる電極アセンブリを提供する。【解決手段】電極アセンブリ10は、アルミニウム製錬用の電解炉で使用される電極アセンブリであって、円柱形状の穴11aを有する炭素製の電極ブロック11と、穴11aに挿入された円柱形状の金属製の導電棒12と、を備え、導電棒12は、少なくとも先端に、導電棒12の一部が溝状に切り取られた形状を有する刃部12aを有する。【選択図】図8

Description

本発明は、電極アセンブリに関する。
アルミニウム製錬用の電解炉の電極(カソード及びアノード)には、炭素製の電極ブロック(カソードブロック及びアノードブロック)が使用される。
電極ブロックには、金属製の導電棒(カソードブロックに接続されるものは「コレクターバー」と呼ばれ、アノードブロックに接続されるものは「スタブ」と呼ばれる。)を介して電力が供給される。以下、本明細書では、カソードブロックにコレクターバーを接続した組立体を「カソードアセンブリ」と呼び、アノードブロックにスタブを接続した組立体を「アノードアセンブリ」と呼ぶ。また、カソードとアノードとを区別せず、電極ブロックに導電棒を接続した組立体を「電極アセンブリ」と呼ぶ。
電極ブロックと導電棒との接続は、鉄を鋳込むことで行われる。具体的には、電極ブロックに溝又は穴を形成して導電棒をはめ込み、その隙間に約1250℃に加熱して溶かした鉄を流し込むことで行われる。
米国特許第3390071号明細書には、アルミニウム製造用の電解還元セルが記載されている。この電解還元セルは、黒鉛製のカソードブロックと、カソードブロックに電気的に接続された無酸素銅製のコレクターピンとを備えている。カソードブロックには、コレクターピンを受け入れるためのソケットが形成されている。
スイス特許第663624号明細書には、長さ方向に沿って形成された溝を有するカソードブロックと、この溝に室温においてフィットするように挿入された鉄製のカソードバーとを備えたカソードエレメントが記載されている。このカソードブロックの溝には、カソードバーを支持又は固定するように、表面の全体にわたって規則的に微細な突起が設けられている。
米国特許第3390071号明細書 スイス特許第663624号明細書
上述した鉄を鋳込む方法は、作業負荷が大きいことに加え、鉄を溶かすための加熱や、電極ブロック及び導電棒の予熱にエネルギーコストがかかる。また、予熱温度が高すぎると電極ブロックが酸化するため、予熱温度は400~500℃までにしか上げることができず、溶かした鉄を流し込む際にヒートショックによって電極ブロックが割れるリスクがある。
本発明の目的は、電極ブロックと導電棒との接続作業を簡素化することができる電極アセンブリを提供することである。
本発明の一実施形態による電極アセンブリは、アルミニウム製錬用の電解炉で使用される電極アセンブリであって、円柱形状の穴を有する炭素製の電極ブロックと、前記穴に挿入された円柱形状の金属製の導電棒と、を備え、前記導電棒は、少なくとも先端に、前記導電棒の一部が溝状に切り取られた形状を有する刃部を有する。
本発明によれば、電極ブロックと導電棒との接続作業を簡素化することができる。
図1は、アルミニウム製錬用の電解炉の一例の全体の構成を模式的に示す断面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態によるカソードアセンブリ(電極アセンブリ)の構成を模式的に示す斜視図である。 図3は、図2のIII-III線に沿った断面図である。 図4は、図2のIV-IV線に沿った断面図である。 図5は、図2のカソードアセンブリのコレクターバーの先端近傍の側面図である。 図6は、図5のコレクターバーを先端側から見た正面図である。 図7は、カソードアセンブリの製造方法を説明するための模式図である。 図8は、カソードアセンブリの製造方法を説明するための模式図である。 図9は、カソードアセンブリの製造方法を説明するための模式図である。 図10は、本発明の第2の実施形態によるカソードアセンブリ(電極アセンブリ)の構成を模式的に示す断面図である。 図11は、本発明の第3の実施形態によるカソードアセンブリ(電極アセンブリ)の構成を模式的に示す断面図である。 図12は、本発明の第4の実施形態によるカソードアセンブリ(電極アセンブリ)の構成を模式的に示す断面図である。 図13は、本発明の第5の実施形態によるカソードアセンブリ(電極アセンブリ)の構成を模式的に示す断面図である。 図14は、図13のカソードアセンブリのコレクターバーの先端近傍の側面図である。 図15は、図14のコレクターバーを先端側から見た正面図である。 図16は、本発明の第6の実施形態によるアノードアセンブリ(電極アセンブリ)の構成を模式的に示す斜視図である。 図17は、図16のアノードアセンブリのスタブの先端近傍の側面図である。 図18は、アノードアセンブリの製造方法を説明するための模式図である。 図19は、アノードアセンブリの製造方法を説明するための模式図である。 図20は、アノードアセンブリの製造方法を説明するための模式図である。 図21は、本発明の第7の実施形態によるアノードアセンブリ(電極アセンブリ)の構成を模式的に示す斜視図である。 図22は、図21のアノードアセンブリ(電極アセンブリ)の製造途中の構成を模式的に示す分解斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[第1の実施形態]
[全体の構成]
まず、本発明による電極アセンブリをカソードアセンブリに適用する場合を説明する。
図1は、アルミニウム製錬用の電解炉の一例である電解炉1の全体の構成を模式的に示す断面図である。
電解炉1は、本発明の第1の実施形態による電極アセンブリであるカソードアセンブリ10を備えている。カソードアセンブリ10は、図1の奥行き方向(y方向)に複数並べて配置されている。カソードアセンブリ10の各々は、炭素製のカソードブロック(電極ブロック)11と、各々がカソードブロック11に接続された2本の金属製のコレクターバー(導電棒)12とを備えている。カソードブロック11は、電解炉1の炉底を構成している。2本のコレクターバー12の各々は、一方の端部が電解炉1の外側に引き出されている。
電解炉1は、カソードアセンブリ10に加えて、アノードアセンブリ91、シェル92、ライニング93等を備えている。電解炉1の内部には、酸化アルミニウムを含む融液94が収容されている。コレクターバー12及びアノードアセンブリ91は、図示しない電源装置に電気的に接続されている。電源装置によって、カソードブロック11とアノードアセンブリ91のアノードブロックとの間に電圧が印加される。これによって融液94中の酸化アルミニウムが還元され、アルミニウム95が形成される。
[カソードアセンブリ10の構成]
図2~図4を参照して、カソードアセンブリ10の構成を詳述する。図2は、カソードアセンブリ10の構成を模式的に示す斜視図である。図3は図2のIII-III線に沿った断面図であり、図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
カソードアセンブリ10は、既述のとおり、カソードブロック11と2本のコレクターバー12とを備えている。カソードブロック11は炭素製であり、好ましくは黒鉛製である。コレクターバー12は金属製であり、好ましくは鉄製である。
カソードブロック11は、直方体形状であり、対向する一対の側面の各々に円柱形状の穴11aを有している。コレクターバー12の各々は、円柱形状であり、カソードブロック11の穴11aに挿入されている。
コレクターバー12の各々の外周面には、雄ねじ121(図4)が形成されている。雄ねじ121は、より具体的には、コレクターバー12の軸方向(図4のx方法)のうち、コレクターバー12の先端から、カソードブロック11の穴11aの内部に位置する部分の近傍までに形成されている。カソードブロック11の穴11aの各々の内周面には、コレクターバー12の雄ねじ121と締結される雌ねじが形成されている。カソードブロック11とコレクターバー12の各々とは、カソードブロック11の雌ねじとコレクターバー12の雄ねじ121とを締結することによって接続されている。これによって、コレクターバー12の外周面と穴11aの内周面とが接している。
カソードブロック11の穴11aの内周面に形成された雌ねじは、後述するように、コレクターバー12によって加工されたものである。
カソードブロック11は、穴11aに連続して形成され、カソードブロック11の底面に開口した開口部11bを有している。
コレクターバー12の雄ねじ121のねじ山の各々には、スリット121b(図4)が形成されている。スリット121bは、より具体的には、雄ねじ121のうち、コレクターバー12の先端近傍の幾つかのねじ山を除いたねじ山に形成されている。
図5は、コレクターバー12の先端近傍の側面図である。図6は、コレクターバー12を先端側から見た正面図である。コレクターバー12は、溝付きタッピングねじ、又はねじ切りねじ(Thread Cutting Screw)と呼ばれる形状を有している。コレクターバー12は具体的には、少なくとも先端に、コレクターバー12の一部が溝状に切り取られた形状を有する刃部12aを有している。
刃部12aは、これに限定されないが、例えば図6に示すように、コレクターバー12の周方向の1/4の領域が溝状に切り取られた形状を有する。刃部12aを構成する溝の幅は、これよりも小さくても大きくてもよい。また、コレクターバー12が複数の刃部12aを有していてもよい。刃部12aを構成する溝は、コレクターバー12の軸方向(図5のx方向)と平行である必要はなく、例えばらせん状であってもよい。刃部12aを構成する溝は、コレクターバー12の雄ねじ121のねじ溝と交差していることが好ましい。また、刃部12aは、コレクターバー12の先端だけでなく、コレクターバー12の全長にわたって形成されていてもよい。
コレクターバー12はまた、先端に向かって外径が小さくなるテーパー形状を有していることが好ましい。テーパー角α(図5)は、これに限定されないが、例えば0~60°である。テーパー角αの下限は、好ましくは1°であり、さらに好ましくは3°である。テーパー角αの上限は、好ましくは45°であり、さらに好ましくは40°である。
[カソードアセンブリ10の製造方法]
次に、図7~図9を参照して、カソードアセンブリ10の製造方法の一例を説明する。
まず、図7に示すように、カソードブロック11に、コレクターバー12の外径よりも少し小さい外径を有する下穴11cと、開口部11bとを形成する。下穴11cの内周面には、雌ねじは形成しなくてもよい。
次に、図8に示すように、コレクターバー12を下穴11cにねじ込む。このとき、カソードブロック11の下穴11cは、コレクターバー12によって加工され、拡径されるとともに内周面に雌ねじが形成される。
その結果、図9に示すように、内周面に雌ねじが形成された穴11aがカソードブロック11に形成されるとともに、コレクターバー12がカソードブロック11に接続される。図示は省略するが、他方のコレクターバー12も同様にしてカソードブロック11に接続する。これによって、2本のコレクターバー12がカソードブロック11に接続されたカソードアセンブリ10(図2)が製造される。
[カソードアセンブリ10の効果]
本実施形態によるカソードアセンブリ10の構成によれば、カソードブロック11とコレクターバー12の各々とは、カソードブロック11の雌ねじとコレクターバー12の雄ねじ121とを締結することによって接続される。この構成によれば、溶かした鉄を流し込む場合と比較して、カソードブロックとコレクターバーとの接続作業を簡素化することができる。また、鉄を溶かすための加熱や、カソードブロック及びコレクターバーの予熱にかかるエネルギーコストを削減することができる。さらに、ヒートショックによる割れのリスクがないため、製造費用を削減することができる。
カソードブロック11とコレクターバー12の各々とは、カソードブロック11の雌ねじの部分と、コレクターバー12の雄ねじ121の部分とで接触する。これによって、接触面積が大きくなるため、接触抵抗を小さくすることができ、CVD(Cathode Voltage Drop)を小さくすることができる。
カソードブロック11の雌ねじとコレクターバー12の雄ねじ121とを別々に加工した場合、加工のバラツキにより、カソードブロック11の雌ねじとコレクターバー12の雄ねじ121とのギャップにバラツキが生じる可能性がある。これによって、特に低温域(例えば室温から500℃程度までの温度域)において、接触抵抗にバラツキが生じる可能性ある。電解炉1(図1)では、複数のカソードアセンブリ10が使用される場合がある。電解炉1は一般的に、電気抵抗加熱(Resistor-Bake)によって室温から操業温度(例えば960℃程度)付近まで昇温される。複数のカソードアセンブリ10の間で接触抵抗にバラツキがあると、昇温時に接触抵抗の低いカソードアセンブリ10に電流が集中し、局所的な温度上昇が起こる可能性がある。操業中においても、接触抵抗の低いカソードアセンブリ10に電流が集中することによる局所的なカソード電解面の損耗や、偏った熱バランスによる操業の不安定化といった不具合の原因となる。
本実施形態によるカソードアセンブリ10の構成によれば、カソードブロック11の穴11aの内周面に形成された雌ねじは、コレクターバー12によって加工されたものである。この構成によれば、カソードブロック11の雌ねじとコレクターバー12の雄ねじ121とを別々に加工した場合と比較して、カソードブロック11の雌ねじとコレクターバー12の雄ねじ121とのギャップのバラツキを小さくすることができる。これによって、全体的な効率の低下や、局所的な損耗を抑制することができる。
コレクターバー12は、刃部12aを有している。この構成によれば、刃部12aが切削刃として機能し、小さいトルクでカソードブロック11を加工することができる。また、コレクターバー12の先端がテーパー形状である場合、下穴11c(図8)へのコレクターバー12の食いつきがよくなり、カソードブロック11の加工をより効率的に行うことができる。
カソードブロック11は、穴11aに連続して形成され、カソードブロック11の底面(穴11aが形成された面以外の面)に開口した開口部11bを有している。この構成によれば、コレクターバー12によってカソードブロック11を加工する際に発生する切削粉の排出を効率よく行うことができる。
カソードアセンブリ10は、操業時に高温(例えば960℃)に加熱される。金属製のコレクターバー12の熱膨張率は炭素製のカソードブロック11の熱膨張率よりも大きいため、カソードブロック11の雌ねじのねじ山がコレクターバー12の膨張によって破壊される可能性がある。カソードアセンブリ10の構成によれば、コレクターバー12の雄ねじ121のねじ山の各々に、スリット121b(図4)が形成されている。高温時、スリット121bが閉じることで、応力が緩和される。これによって、熱膨張によってカソードブロック11の雌ねじのねじ山が破壊されるのを抑制することができる。
以上、本発明の第1の実施形態によるカソードアセンブリ10及びその製造方法の一例を説明した。本実施形態によれば、カソードブロック(電極ブロック)とコレクターバー(導電棒)との接続作業を簡素化することができる。
上記の実施形態では、カソードアセンブリ10が2本のコレクターバー12を備えている場合を説明した。すなわち、一つのカソードブロック11に2本のコレクターバー12が接続されている場合を説明した。しかし、カソードブロック11に接続されるコレクターバー12は1本であってもよいし、3本以上であってもよい。また、上記の実施形態では、カソードブロック11の両側からコレクターバー12を挿入する場合を説明したが、カソードブロック11を貫通するようにコレクターバー12を配置してもよい。
上記の実施形態では、カソードブロック11が開口部11bを有し、コレクターバー12の雄ねじ121のねじ山の各々にスリット121bが形成されている場合を説明した。しかし電極ブロックと導電棒との接続作業を簡素化するという課題の解決の観点からはこれらの構成は必須ではなく、省略することも可能である。
[第2の実施形態]
図10は、本発明の第2の実施形態による電極アセンブリであるカソードアセンブリ20の構成を模式的に示す断面図である。カソードアセンブリ20は、カソードアセンブリ10(図4)のコレクターバー12に代えて、コレクターバー22を備えている。
コレクターバー22は、コレクターバー12の構成に加えて、コレクターバー22の芯部に挿入され、コレクターバー22の本体よりも導電性の高い金属からなる導電部材221をさらに備えている。導電部材221は、例えば銅製の棒である。
コレクターバー22の本体よりも導電性の高い導電部材221をコレクターバー22に挿入することで、コレクターバー22の全体の電気抵抗を低くすることができる。これによって、CVDを小さくすることができる。
本実施形態では、導電部材221は、コレクターバー22の軸方向(図10のx方向)において、カソードブロック11の中央側の部分にのみ配置されている。この構成によれば、コレクターバー22の軸方向において、導電部材221が配置された部分、すなわち、カソードブロック11の中央側の部分の電気抵抗が相対的に低くなる。
一般的なカソードアセンブリでは、カソードブロックの端部付近に電流が集中する傾向がある。本実施形態によるカソードアセンブリ20の構成によれば、コレクターバー22の軸方向において、カソードブロック11の中央側の部分の電気抵抗を低くすることで、カソードブロック11に流れる電流の分布を均一にすることができる。これによって、全体的な効率の低下や、局所的な損耗を抑制することができる。
もっとも、導電部材221は、コレクターバー22の軸方向の全体に配置してもよい。
[第3の実施形態]
図11は、本発明の第3の実施形態による電極アセンブリであるカソードアセンブリ30の構成を模式的に示す断面図である。カソードアセンブリ30は、カソードアセンブリ10(図4)のコレクターバー12に代えて、コレクターバー32を備えている。
本実施形態では、カソードブロック11の穴11aの内部に位置するコレクターバー32の外周面のうち、一部にのみ雄ねじ321が形成され、残りの部分にはねじが形成されていない。より具体的には、カソードブロック11の穴11aの内部に位置するコレクターバー32の外周面のうち、軸方向の先端側の途中までの部分に雄ねじ321が形成され、軸方向の残りの部分にはねじが形成されていない。コレクターバー32の他の構成は、コレクターバー12(図4)と同様である。
コレクターバー32のねじが形成されていない部分は、ねじが形成されている部分と比較して、カソードブロック11からの拘束力が小さい。そのため、コレクターバー32のねじが形成されていない部分は、ねじが形成されている部分と比較して、軸方向(図11のx方向)に自由に膨張することができる。そのため、外周面の全体にねじを形成した場合よりも応力が緩和される。これによって、熱膨張によってカソードブロック11の雌ねじのねじ山が破壊されるのを抑制することができる。
また、コレクターバー32のねじが形成されていない部分は、ねじが形成されている部分と比較して、カソードブロック11との接触面積が小さくなる。そのため、コレクターバー32の軸方向において、カソードブロック11の端部側の部分の電気抵抗が相対的に高くなる。
上述のとおり、一般的なカソードアセンブリでは、カソードブロックの端部付近に電流が集中する傾向がある。本実施形態によるカソードアセンブリ30の構成によれば、コレクターバー32の軸方向において、カソードブロック11の端部側の部分の電気抵抗を高くすることで、カソードブロック11に流れる電流の分布を均一にすることができる。これによって、全体的な効率の低下や、局所的な損耗を抑制することができる。
[第4の実施形態]
図12は、本発明の第4の実施形態による電極アセンブリであるカソードアセンブリ40の構成を模式的に示す断面図である。カソードアセンブリ40は、カソードアセンブリ10(図4)のコレクターバー12に代えて、コレクターバー42を備えている。
コレクターバー42は、コレクターバー12(図4)の構成に加えて、コレクターバー42の軸方向(図12のx方向)と交差する方向に形成された穴42aをさらに有している。図12では、穴42aが五つ形成されている場合を図示しているが、穴42aの数は任意である。穴42aは、一つであってもよい。穴42aは、コレクターバー42を貫通していてもよいし、貫通していなくてもよい。
本実施形態によるカソードアセンブリ40の構成によれば、高温時、穴42aが縮むことによって応力が緩和される。これによって、熱膨張によってカソードブロック11の雌ねじのねじ山が破壊されるのを抑制することができる。
本実施形態では、穴42aは、コレクターバー42の軸方向において、カソードブロック11の端部側の部分にのみ配置されている。この構成によれば、コレクターバー42の軸方向において、穴42aが配置された部分、すなわち、カソードブロック11の端部側の部分の電気抵抗が相対的に高くなる。
上述のとおり、一般的なカソードアセンブリでは、カソードブロックの端部付近に電流が集中する傾向がある。本実施形態によるカソードアセンブリ40の構成によれば、コレクターバー42の軸方向において、カソードブロック11の端部側の部分の電気抵抗を高くすることで、カソードブロック11に流れる電流の分布を均一にすることができる。これによって、全体的な効率の低下や、局所的な損耗を抑制することができる。
もっとも、穴42aは、コレクターバー42の軸方向の全体に配置してもよい。
[第5の実施形態]
図13は、本発明の第5の実施形態による電極アセンブリであるカソードアセンブリ50の構成を模式的に示す断面図である。カソードアセンブリ50は、カソードブロック51及びコレクターバー52を備えている。
カソードブロック51は、カソードブロック11(図4)と同様に、コレクターバー52を接続するための円柱形状の穴51aを有している。穴51aは、カソードブロック11の穴11aと異なり、内周面にねじが形成されていない。カソードブロック51はまた、カソードブロック11と同様に、穴51aに連続して形成され、カソードブロック51の底面に開口した開口部51bを有している。
コレクターバー52は、コレクターバー12(図4)と同様に円柱形状であるが、外周面にねじが形成されていない。カソードブロック11とコレクターバー52とは、カソードブロック51の穴51aにコレクターバー52を挿入することによって接続されている。コレクターバー52は、より具体的には、コレクターバー52の外周面が穴51aの内周面に接するように挿入されている。コレクターバー52の外径は、室温において、穴51aの外径を超えない範囲で穴51aの外径にできるだけ近い大きさであることが好ましい。カソードブロック51の穴51aは、後述するように、コレクターバー52によって加工されたものである。
図14は、コレクターバー52の先端近傍の側面図である。図15は、コレクターバー52を先端側から見た正面図である。コレクターバー52は、コレクターバー12(図5)と同様に、少なくとも先端に、コレクターバー52の一部が溝状に切り取られた形状を有する刃部52aを有している。
コレクターバー52はまた、コレクターバー12と同様に、先端に向かって外径が小さくなるテーパー形状を有していることが好ましい。テーパー角αの好ましい範囲は、コレクターバー12の場合と同様である。
カソードアセンブリ50は、カソードアセンブリ10と同様に製造することができる。まず、カソードブロック51に、コレクターバー52の外径よりも少し小さい外径を有する下穴と、開口部51bとを形成する。次に、コレクターバー52を下穴にねじ込む。このとき、カソードブロック51の下穴は、コレクターバー52によって加工される。
具体的には、コレクターバー52の刃部52aが切削刃として機能し、カソードブロック51の下穴を拡径することができる。また、カソードブロック51に形成された開口部51bによって、切削粉の排出を効率よく行うことができる。
これによって、穴51aがカソードブロック51に形成されるとともに、コレクターバー52がカソードブロック51に接続される。
本実施形態によっても、カソードブロック(電極ブロック)とコレクターバー(導電棒)との接続作業を簡素化することができる。また、コレクターバー52によって穴51aを形成することで、カソードブロックに穴51aを直接形成する場合と比較して、カソードブロック11の穴51aとコレクターバー52とのギャップのバラツキを小さくすることができる。
[第6の実施形態]
第1~第5の実施形態では、本発明による電極アセンブリをカソードアセンブリに適用する場合を説明した。次に、本発明による電極アセンブリをアノードアセンブリに適用する場合を説明する。
図16は、本発明の第6の実施形態による電極アセンブリであるアノードアセンブリ60の構成を模式的に示す斜視図である。アノードアセンブリ60は、アノードブロック(電極ブロック)61と、3本のスタブ(導電棒)62とを備えている。アノードブロック61は炭素製である。スタブ62は金属製であり、好ましくは鉄製である。
アノードアセンブリ60はさらに、スタブ62と接続されたヨーク63及びロッド64を備えている。ヨーク63は金属製であり、好ましくは鉄製である。ロッド64は金属製であり、好ましくはアルミニウム製である。図16では、ロッド64がスタブ62の一つと直接接続されている場合を図示しているが、ロッド64は、ヨーク63を介してスタブ62と接続されていてもよい。
アノードブロック61は、概略直方体形状であり、円柱形状の穴61aを三つ有している。スタブ62の各々は、円柱形状であり、アノードブロック61の穴61aに挿入されている。
図17は、スタブ62の先端近傍の側面図である。スタブ62の各々の外周面には、雄ねじ621が形成されている。雄ねじ621は、より具体的には、スタブ62の軸方向(図17のz方法)のうち、スタブ62の先端から、アノードブロック61(図16)の穴61aの内部に位置する部分の近傍までに形成されている。アノードブロック61の穴61aの各々の内周面には、スタブ62の雄ねじ621と締結される雌ねじが形成されている。アノードブロック61とスタブ62の各々とは、アノードブロック61の雌ねじとスタブ62の雄ねじ621とを締結することによって接続されている。これによって、スタブ62の外周面と穴61aの内周面とが接している。
アノードブロック61の穴61aの内周面に形成された雌ねじは、後述するように、スタブ62によって加工されたものである。
スタブ62の雄ねじ621のねじ山の各々には、スリット621aが形成されている。スリット621aは、より具体的には、雄ねじ621のうち、スタブ62の先端近傍の幾つかのねじ山を除いたねじ山に形成されている。
スタブ62は、第1の実施形態におけるコレクターバー12(図5)と同様に、少なくとも先端に、スタブ62の一部が溝状に切り取られた形状を有する刃部62aを有している。スタブ62はまた、コレクターバー12と同様に、先端に向かって外径が小さくなるテーパー形状を有していることが好ましい。テーパー角αの好ましい範囲は、コレクターバー12の場合と同様である。
[アノードアセンブリ60の製造方法]
次に、図18~図20を参照して、アノードアセンブリ60の製造方法の一例を説明する。
まず、図18に示すように、アノードブロック61に、スタブ62の外径よりも少し小さい外径を有する下穴61bを形成する。下穴61bの内周面には、雌ねじは形成しなくてもよい。
次に、図19に示すように、スタブ62を下穴61bにねじ込む。このとき、アノードブロック61の下穴61bは、スタブ62によって加工され、拡径されるとともに内周面に雌ねじが形成される。
その結果、図20に示すように、内周面に雌ねじが形成された穴61aがアノードブロック61に形成されるとともに、スタブ62がアノードブロック61に接続される。図示は省略するが、他のスタブ62も同様にしてアノードブロック61に接続する。その後、ヨーク63(図16)を例えば抵抗溶接によってスタブ62に接続し、ロッド64(図16)を例えば抵抗溶接によってスタブ62又はヨーク63に接続する。これによって、アノードアセンブリ60(図2)が製造される。
本実施形態によるアノードアセンブリ60の構成によれば、アノードブロック(電極ブロック)とスタブ(導電棒)との接続作業を簡素化することができる。また、スタブ62によって穴61aを形成することで、アノードブロック61の雌ねじとスタブ62の雄ねじ621とを別々に加工した場合と比較して、アノードブロック61の雌ねじとスタブ62の雄ねじ621とのギャップのバラツキを小さくすることができる。
上記の実施形態では、アノードアセンブリ60が3本のスタブ62を備えている場合を説明した。すなわち、一つのアノードブロック61に3本のスタブ62が接続されている場合を説明した。しかし、アノードブロック61に接続されるスタブ62は1本又は2本であってもよいし、4本以上であってもよい。
上記の実施形態では、スタブ62の雄ねじ621のねじ山の各々にスリット621bが形成されている場合を説明した。しかし電極ブロックと導電棒との接続作業を簡素化するという課題の解決の観点からはこの構成は必須ではなく、省略することも可能である。
[第7の実施形態]
図21は、本発明の第7の実施形態による電極アセンブリであるアノードアセンブリ70の構成を模式的に示す斜視図である。図22は、アノードアセンブリ70の製造途中の構成を模式的に示す分解斜視図である。アノードアセンブリ70は、二つのアノードブロック(電極ブロック)71と、4本のスタブ(導電棒)72と、四つのヨーク73と、ロッド74とを備えている。アノードアセンブリ70では、二つのアノードブロック71の各々に2本のスタブ72が接続され、合計4本のスタブ72がヨーク73を介してロッド74に接続されている。
アノードブロック71の各々は、穴71aの数が二つであること以外は、アノードアセンブリ60(図16)のアノードブロック61と同様である。スタブ72の各々は、外周面に占める雄ねじ721(図22)の長さの割合いが異なる以外は、スタブ62(図17)と同様である。雄ねじ721は、スタブ72の外周面のほぼ全体に形成されている。
ロッド74は、アノードアセンブリ60(図16)のロッド64と同様である。本実施形態では、ヨーク73の形態が、アノードアセンブリ60のヨーク63(図16)と大きく異なっている。本実施形態では、4本のスタブ72の各々に対応してヨーク73が設けられており、ヨーク73の各々は、貫通孔731a(図22)を有するソケット部731と、ソケット部731とロッド74とを接続する接続部732とを備えている。
ソケット部731の貫通孔731aの内周面には、スタブ72の雄ねじ721と締結される雌ねじが形成されている。本実施形態では、スタブ72とヨーク73とは、雄ねじ721とソケット部731の雌ねじとを締結することによって接続されている。
スタブ72の各々は、ソケット部731を貫通し、アノードブロック71の穴71aに挿入されている。本実施形態においても、アノードブロック71の穴71aの各々の内周面には、スタブ72の雄ねじ721と締結される雌ねじが形成されている。アノードブロック71とスタブ72の各々とは、アノードブロック71の雌ねじとスタブ72の雄ねじ721とを締結することによって接続されている。これによって、スタブ72の外周面と穴71aの内周面とが接している。
本実施形態においても、アノードブロック71の穴71aの内周面に形成された雌ねじは、スタブ72によって加工されたものである。また、スタブ72は、スタブ62(図17)と同様に、少なくとも先端に、スタブ72の一部が溝状に切り取られた形状を有する刃部72aを有している。
[アノードアセンブリ70の製造方法]
次に、図22を参照して、アノードアセンブリ70の製造方法の一例を説明する。まず、アノードブロック71に、スタブ72の外径よりも少し小さい外径を有する下穴71bを形成する。下穴71bの内周面には、雌ねじは形成しなくてもよい。
次に、スタブ72をヨーク73のソケット部731の貫通孔731aにねじ込む。スタブ72がソケット部731を貫通するまでねじ込んだ後、さらにスタブ72をアノードブロック71の下穴71bにねじ込む。このとき、アノードブロック71の下穴71bは、スタブ72によって加工され、拡径されるとともに内周面に雌ねじが形成される。
その結果、内周面に雌ねじが形成された穴71a(図21)がアノードブロック71に形成されるとともに、スタブ72がアノードブロック71に接続される。このとき、スタブ72はヨーク73とも接続される。
これらの工程を、4本のスタブ72の各々について行う。ヨーク73とロッド74とは、スタブ72を接続する前に予め接続しておいてもよいし、スタブ72を接続した後に接続してもよい。ヨーク73とロッド74とは、これに限定されないが、例えば抵抗溶接によって接続することができる。これによって、アノードアセンブリ70が製造される。
本実施形態によっても、アノードブロック(電極ブロック)とスタブ(導電棒)との接続作業を簡素化することができる。
上記の実施形態では、アノードアセンブリ70が二つのアノードブロック71を備え、さらに、二つのアノードブロック71の各々に2本のスタブ72が接続されている場合を説明した。しかし、アノードブロック71の数は一つであってもよいし、三つ以上であってもよい。また、各々のアノードブロック71に接続されるスタブ72は1本であってもよいし、3本以上であってもよい。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第2~第4の実施形態は、任意に組み合わせて実施することが可能である。また、第5の実施形態で説明したコレクターバー52(図13)に、第2の実施形態で説明した導電部材221(図10)を組み合わせたり、第4の実施形態で説明した穴42a(図12)を組み合わせたり、これらの両方を組み合わせたりしてもよい。
また、第6及び第7の実施形態で説明したスタブに、第2の実施形態で説明した導電部材を設けてもよい。
1 電解炉
10、20、30、40、50 カソードアセンブリ(電極アセンブリ)
11、51 カソードブロック(電極ブロック)
11a、51a 穴
11b、51b 開口部
12、22、32、42、52 コレクターバー(導電棒)
121、321 雄ねじ
12a、52a 刃部
121b スリット
60、70 アノードアセンブリ(電極アセンブリ)
61、71 アノードブロック(電極ブロック)
61a、61a 穴
62、72 スタブ(導電棒)
621、721 雄ねじ
621a スリット
62a、72a 刃部
63、73 ヨーク
731 ソケット部
732 接続部
64、74 ロッド
91 アノードアセンブリ
92 シェル
93 ライニング
94 融液
95 アルミニウム

Claims (5)

  1. アルミニウム製錬用の電解炉で使用される電極アセンブリであって、
    円柱形状の穴を有する炭素製の電極ブロックと、
    前記穴に挿入された円柱形状の金属製の導電棒と、を備え、
    前記導電棒は、少なくとも先端に、前記導電棒の一部が溝状に切り取られた形状を有する刃部を有する、電極アセンブリ。
  2. 請求項1に記載の電極アセンブリであって、
    前記導電棒の外周面に雄ねじが形成されており、
    前記穴の内周面に前記雄ねじと締結される雌ねじが形成されている、電極アセンブリ。
  3. 請求項2に記載の電極アセンブリであって、
    前記雄ねじのねじ山にスリットが形成されている、電極アセンブリ。
  4. 請求項1に記載の電極アセンブリであって、
    前記穴の内周面及び前記導電棒の外周面にねじが形成されていない、電極アセンブリ。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の電極アセンブリであって、
    前記電極ブロックは、前記穴に連続して形成され、前記電極ブロックの前記穴が形成された面以外の面に開口した開口部を有する、電極アセンブリ。
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