JP2023091319A - 発光装置 - Google Patents

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Takashi Iino
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Abstract

【課題】美観性の低下を抑制する発光装置1を提供する。【解決手段】発光装置1は、実装基板10と、実装基板10に実装される複数の発光素子16と、発光素子16から出射される青色光の波長よりも長い波長の緑色光を放出する緑色蛍光体を含有する緑色蛍光体層22と、緑色光よりも長い波長の赤色光を放出する赤色蛍光体を含有し、平面視において複数の発光素子16の少なくとも一部に重なるように設けられる1又は複数の赤色蛍光体層20と、赤色蛍光体層20に対応して設けられると共に、平面視において赤色蛍光体層20の少なくとも一部に重なるように設けられる1又は複数の反射層24と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、発光装置に関する。
特許文献1には、複数の発光素子(LED素子)が実装される実装基板を有する発光装置が開示されている。特許文献1の発光装置においては、各発光素子上に蛍光体を含む樹脂層が設けられている。
特開2021-145074号公報
ここで、複数の発光素子と、それらに対応する蛍光体を含む樹脂層を含む発光装置においては、蛍光体を含む樹脂層が外部から斑点状の模様として視認されてしまう可能性がある。外部から斑点状の模様が視認されると、発光装置の美観性が低下してしまう。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、美観性の低下を抑制する発光装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下の通りである。
(1)実装基板と、前記実装基板に実装される複数の発光素子と、前記発光素子から出射される出射光の波長よりも長い波長の第1色光を放出する第1蛍光体を含有する第1蛍光体層と、前記第1色光よりも長い波長の第2色光を放出する第2蛍光体を含有し、平面視において前記複数の発光素子の少なくとも一部に重なるように設けられる1又は複数の第2蛍光体層と、前記第2蛍光体層に対応して設けられると共に、平面視において前記第2蛍光体層の少なくとも一部に重なるように設けられる1又は複数の反射層と、を有する発光装置。
(2)(1)において、前記第2蛍光体層は、前記複数の発光素子の少なくとも一部のそれぞれに対応して複数設けられており、前記反射層は、複数の前記第2蛍光体層のそれぞれに対応して複数設けられている、発光装置。
(3)(1)又は(2)において、前記第1蛍光体層は、少なくとも前記実装基板上であって前記複数の発光素子間の少なくとも一部に設けられている、発光装置。
(4)(1)~(3)のいずれかにおいて、前記実装基板上であって前記複数の発光素子間には、前記第1蛍光体層又は前記第2蛍光体層が設けられている、発光装置。
(5)(1)~(4)のいずれかにおいて、前記第1蛍光体層は、前記反射層の少なくとも一部を覆うように設けられている、発光装置。
(6)(1)~(5)のいずれかにおいて、前記第2蛍光体層は、前記発光素子の少なくとも一部に接触するように設けられている、発光装置。
(7)(1)~(6)のいずれかにおいて、前記第2蛍光体層は、その内側から外側に向かうに従い下方に傾斜する外周面を含む形状であり、前記反射層は、前記第2蛍光体層の外周面に沿うように設けられている、発光装置。
(8)(1)~(7)のいずれかにおいて、平面視において前記複数の発光素子の周囲を囲う環状壁と、前記環状壁と前記実装基板とで形成される領域に充填されている封止樹脂層と、を有し、前記第1蛍光体層は、前記封止樹脂層よりも下方に設けられている、発光装置。
(9)(8)において、前記実装基板は、前記封止樹脂層よりも熱伝導性が高い材料からなる、発光装置。
(10)(1)~(9)のいずれかにおいて、前記出射光は青色光であり、前記第1色光は緑色光であり、前記第2色光は赤色光である、発光装置。
(11)(1)~(10)のいずれかにおいて、少なくとも前記第1蛍光体層と前記実装基板とを接着する接着層を有する、発光装置。
上記本発明の(1)~(11)の側面によれば、美観性の低下を抑制する発光装置を提供することができる。
本実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。 本実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。 第1変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。 第2変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。 第3変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。 第4変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。 第5変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。 第6変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。 第7変形例の発光装置の一部を模式的に示す平面図である。 図4AのIV-IV切断線で切り取った切断面を示す断面図である。 第8変形例に係る発光装置を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の実施形態(以下、本実施形態という)について図面を参照して説明する。但し、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において様々な態様で実施することができ、以下に例示する実施形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。本明細書と各図において、既出の図に関して説明したものと同様の機能を備えた要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略することがある。
さらに、実施形態において、ある構成物(第1の構成物)と他の構成物(第2の構成物)の位置関係を規定する際、「上に」とは、ある構成物の直上に直接接触して位置する場合のみでなく、特に断りの無い限りは、間にさらに他の構成物(第3の構成物)を介在する場合を含むものとする。
[発光装置の構成の概要]
まず、図1、図2を参照して、本実施形態に係る発光装置の構成の概要について説明する。図1は、本実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。図2は、本実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。なお、図1、図2においては、図面が煩雑になるのを避けるため、発光素子16等、複数設けられる構成を示す符号を一部省略している。図2においては、4個の発光素子16及びボンディングワイヤBWを通過する切断線で切り取った断面を模式的に示している。
本実施形態に係る発光装置1は、COB(Chip On Board)型のLED発光装置である。発光装置1は、後述のように白色系の光を出射可能な発光装置である。発光装置1は、例えば、投光器やイルミネーションなどの各種照明機器に用いられるものであるとよい。
発光装置1は、実装基板10と、回路基板12と、配線パターン14と、発光素子16と、環状壁である反射枠18と、第2蛍光体層である赤色蛍光体層20と、第1蛍光体層である緑色蛍光体層22と、反射層24と、封止樹脂層26を有する。
実装基板10は、平面形状が矩形であって、実装面(図2の上側の面)において各種部品を実装している。実装基板10は、熱伝導性の高いアルミニウムからなる金属基板である。ただしこれに限られず、実装基板10は、例えば、セラミック基板等であってもよい。実装基板10は、少なくとも封止樹脂層26よりも熱伝導性が高い材料から成るとよい。
回路基板12は、実装基板10と同一の平面形状を有する。回路基板12は、その中心部に円形の開口部12aを有する。回路基板12は、実装基板10上に接着シート12bを用いて固定されている。
配線パターン14は、その一部が回路基板12の開口部12aの縁に沿うように延伸して配置されている。配線パターン14は、絶縁性を有するソルダーレジスト(不図示)に覆われているとよい。ソルダーレジストは、例えばエポキシ樹脂等の耐熱性絶縁樹脂から成るとよい。配線パターン14は、矩形の回路基板12の対角上に配置される一対の端子電極を含むとよい。一対の端子電極は、一方がアノード電極であり、他方がカソード電極であり、ソルダーレジストに形成される開口部から露出すると共に外部電源に接続可能であるとよい。
発光素子16は、複数設けられている。発光素子16は、実装基板10の実装面のうち回路基板12の開口部12aから露出する領域に絶縁性の接着剤等を介して実装されている。図1においては、発光装置1が16個の発光素子16を有する例を示している。ただしこれに限られず、発光装置1は、発光素子16を少なくとも2個以上有しているとよい。
本実施形態において、発光素子16は、青色光を出射する青色LED(Light Emitting Diode)である。発光素子16は、例えば、窒化インジウムガリウム(InGaN)を含む発光層を有する積層構造を有しているとよい。
複数の発光素子16はアノード電極とカソード電極をそれぞれ含む。隣接する発光素子16のアノード電極とカソード電極とは、ボンディングワイヤBWにより電気的に接続されている。複数の発光素子16のうち、開口部12aの内縁近傍に配置される発光素子16は、ボンディングワイヤBWにより配線パターン14に電気的に接続されている。
なお、図1に示す配線パターン14の形状や、ボンディングワイヤBWによる直列又は並列の接続構成は一例であり、これらに限られるものではない。
環状壁である反射枠18は、環状であって、開口部12aの内縁に沿って配線パターン14を覆うように回路基板12上に起立して設けられている。反射枠18は、平面視において、複数の発光素子16の周囲を囲うように設けられている。反射枠18は、白色塗料が混入された熱硬化性のシリコーン樹脂等の合成樹脂にシリカ等のフィラーが含有された樹脂からなり、硬化後は光反射性を有する。反射枠18は、発光素子16から出射された光を外部に導くように反射する。
赤色蛍光体層20は、粒子状の赤色蛍光体が透明樹脂に含有されて成る層である。赤色蛍光体は、例えばCaAlSiN3:Eu(CASN)または(Sr,Ca)AlSiN3:Eu(SCASN)であるとよい。赤色蛍光体層20は、複数の発光素子16の上面にそれぞれ配置されている。赤色蛍光体層20は、流体である樹脂が発光素子16上に塗布された後、硬化することで形成される。赤色蛍光体層20は、例えば、半球状で硬化しているとよい。ただし、これに限られず、赤色蛍光体層20は、その内側から外側に向かうに従い下方に向けて傾斜する外周面を含む形状で硬化しているとよい。また、赤色蛍光体層20は、発光素子16の上面に接触して設けられているとよい。また、複数の発光素子16は互いに離間して配置されていることより、複数の赤色蛍光体層20も互いに離間して配置されている。
緑色蛍光体層22は、粒子状の緑色蛍光体が透明樹脂に含有されて成る層である。緑色蛍光体は、例えばY3Al5O12:Ce(Yttrium Aluminum Garnet、YAG)であるとよい。本実施形態において、緑色蛍光体層22は、回路基板12の開口部12a及び環状壁である反射枠18の内側に充填して設けられている。そのため、緑色蛍光体層22は、実装基板10上であって複数の発光素子16間に設けられている。
また、緑色蛍光体層22は、複数の発光素子16、及び複数の発光素子16上に設けられる後述の反射層24を覆うように充填されている。そのため、緑色蛍光体層22は、平面視において開口部12aの内側の全領域に設けられている。また、本実施形態において、緑色蛍光体層22は、内側から外側に向かうに従い下方に向けて傾斜する外周面を含む形状の赤色蛍光体層20に沿う凸部を含む形状である。
なお、赤色蛍光体層20及び緑色蛍光体層22に含まれる透明樹脂は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の無色かつ透明な合成樹脂であるとよい。ただし、これに限られず、赤色蛍光体層20及び緑色蛍光体層22に含まれる透明樹脂は少なくとも透光性を有するものであればよい。
反射層24は、複数の赤色蛍光体層20のそれぞれ覆うように複数設けられている。反射層24は、発光素子16と共に赤色蛍光体層20を挟むように設けられている。反射層24は、例えば、酸化チタン(TiO2)を透明樹脂に含有して成る半透明の層であるとよい。
封止樹脂層26は、発光素子16、赤色蛍光体層20、緑色蛍光体層22、ボンディングワイヤBWを封止すると共に保護する層である。封止樹脂層26は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の無色かつ透明な合成樹脂であるとよい。ただし、これに限られず、封止樹脂層26は少なくとも透光性を有するものであればよい。封止樹脂層26には緑色蛍光体層22に含まれる緑色蛍光体よりも低い濃度で緑色蛍光体が含まれてもよい。封止樹脂層26は、反射枠18と実装基板10とで形成される領域に充填して設けられている。図2に示すように、封止樹脂層26は、反射枠18と同等の高さまで充填されているとよい。
なお、図1、図2に示す発光装置1は模式的に示したものであり、図示した部品以外の部品を有していてもよい。
[白色光の出射原理]
発光装置1は、青色光によって緑色蛍光体及び赤色蛍光体を励起させて得られる緑色光及び赤色光を混合させることで白色光を出射する装置である。以下、本実施形態における白色光の出射原理について具体的に説明する。
蛍光体を含有する赤色蛍光体層20及び緑色蛍光体層22は、波長変換機能を備える層である。蛍光体は、入射された光を吸収し、吸収した光の波長と異なる波長の光を放出する物質である。蛍光体は、吸収した光よりも光エネルギーが小さい光を放出する。言い換えると、蛍光体は、自身が放出する光よりもエネルギーの大きい光を吸収した場合に波長変換を行う。さらに言い換えると、蛍光体は、自身が放出する光よりも波長の短い光を吸収した場合に波長変換を行う。
ここで、出射光である青色光は、ピーク波長が約430~490[nm]の範囲にある光である。第1色光である緑色光は、ピーク波長が約490~570[nm]の範囲にある光である。第2色光である赤色光は、ピーク波長が約610~780[nm]の範囲にある光である。すなわち、青色光、緑色光、赤色光のうち、青色光が最も波長が短く、赤色光が最も波長が長い。また、青色光、緑色光、赤色光のうち、青色光が最も光エネルギーが大きく、赤色光が最も光エネルギーが小さい。波長と光エネルギーは反比例の関係にあるためである。
発光素子16は発光層を含み、この発光層から出射光である青色光が放出される。発光層から放出される青色光は、発光素子16の上方(図2の上方)のみではなく、発光素子16の側方や下方にも出射されることとなる。発光素子16の側方や下方に出射された光は、反射枠18や実装基板10において反射されることで、封止樹脂層26を通じて発光装置1の外部に放出される。
発光装置1において、発光素子16から上方に向けて出射された青色光は、発光素子16上に設けられる赤色蛍光体層20に入射される。赤色蛍光体層20に含有される赤色蛍光体は、青色光の一部を吸収し、第2色光である赤色光を放出する。赤色蛍光体層20から放出される赤色光の一部は、反射層24を通過し、さらに、緑色蛍光体層22を通過し、発光装置1の外部に放出される。なお、緑色蛍光体層22は、緑色光よりも波長の長い赤色光の波長変換を行わない。そのため、赤色蛍光体層20から放出される赤色光は、緑色蛍光体層22を通過し、赤色光として発光装置1の外部に放出される。
また、発光素子16から側方に向けて出射された青色光は、発光素子16の周囲に配置される緑色蛍光体層22に入射される。緑色蛍光体層22に含有される緑色蛍光体は、青色光の一部を吸収し、第1色光である緑色光を放出する。緑色蛍光体層22から放出される緑色光は、反射枠18や実装基板10等において反射されることで発光装置1の外部に放出される。
また、発光素子16から下方に向けて出射された青色光は、実装基板10において反射され、発光素子16から上方又は側方に向けて出射される。そのため、発光素子16から下方に向けて出射された青色光は、上述のように赤色光又は緑色光として発光装置1の外部に放出される。
赤色蛍光体層20に入射された青色光の一部は、波長変換されることなく、赤色蛍光体層20を通過し、青色光として発光装置1の外部に放出される。また、緑色蛍光体層22に入射された青色光の一部は、波長変換されることなく、緑色蛍光体層22を通過し、青色光として発光装置1の外部に放出される。
以上説明したように、発光装置1においては、光の三原色である青色光、緑色光、赤色光のそれぞれが外部に放出されることとなる。そして、それら光が混ざり合うことで白色系の光として視認されることとなる。
[反射層の機能:非点灯時]
本実施形態においては、複数の発光素子16上に、赤色蛍光体層20がそれぞれ設けられている。このように赤色蛍光体層が設けられる構成においては、発光装置の非点灯時において、封止樹脂層及び緑色蛍光体層を介して赤色蛍光体層が外部から視認される場合がある。これは、外光が赤色蛍光体層で反射し、その反射光が使用者の眼に届くためである。
特に、複数の発光素子を実装すると共に、複数の発光素子のそれぞれに対応して赤色蛍光体層を複数設けた構成においては、赤色蛍光体層が外部から赤味がかった斑点状の模様として視認されることとなる。赤色蛍光体層が外部から赤味がかった斑点状の模様として視認されると、発光装置の見栄えが悪くなってしまう。
そこで、本実施形態においては、赤色蛍光体層20を覆うように反射層24を設ける構成を採用している。発光装置1の非点灯時において、発光装置1に入射される外光は赤色蛍光体層20に到達する前に反射層24で反射されることとなる。そのため、発光装置1を外部から見た場合、赤色蛍光体層20が視認されることが抑制される。その結果、発光装置1の美観性が低下することが抑制される。
なお、反射層24は赤色蛍光体層20の形状に沿う形状であるとよい。すなわち、反射層24は、図2に示すように赤色蛍光体層20が半球状である場合、赤色蛍光体層20の外周面を覆う形状であるとよい。このような構成により、発光装置1を斜めの方向から見た場合においても、赤色蛍光体層20が視認されることが抑制される。
ここで、「覆う」とは発光装置1を任意の角度から見た際に、少なくとも一部が覆われていることを意味する。すなわち、反射層24は、発光装置1を任意の角度から見た際に、赤色蛍光体層20の少なくとも一部を覆うように設けられているとよい。ただし、一部を覆うように設けられるものに限らず、反射層24は、赤色蛍光体層20に部分的に接触するように設けられているとよい。また、反射層24は、平面視において赤色蛍光体層20の少なくとも一部に重なるように設けられているとよい。
さらに好ましくは、反射層24は、発光装置1の反射枠18に囲われた領域を任意の角度から見た際に、赤色蛍光体層20の全体を覆うように設けられているとよい。ただし、これに限られず、反射層24は、少なくとも、平面視において赤色蛍光体層20全体と重なるように設けられているとよい。すなわち、平面視における反射層24の面積は、平面視における赤色蛍光体層20の面積以上であるとよい。
なお、平面視において反射層24が設けられる領域の占める割合が大きい場合、外光を反射しやすくなって美観性が維持される一方で、発光素子16からの出射光を外部に取り出しにくくなり、発光量が低下してしまう。本実施形態においては、複数の赤色蛍光体層20のそれぞれに対応して反射層24を設ける構成を採用するため、平面視において反射層24が設けられる領域の占める割合を最小限にできる。そのため、平面視において開口部12aのほぼ全域に反射層24を設けた場合等と比較して、発光量が低下することを抑制できる。
[反射層の機能:点灯時]
発光装置1の点灯時においては、発光素子16から出射された青色光の一部は、赤色蛍光体層20において波長変換されることなく赤色蛍光体層20を通過する。赤色蛍光体層20を通過した青色光の一部は、反射層24において反射される。反射層24において反射された青色光は、再び赤色蛍光体層20へ入射される。この際、反射層24において反射された青色光の一部は波長変換されて赤色光となる。そして、赤色光は、発光素子16又は実装基板10において反射されることで外部に放出されることとなる。
また、反射層24において反射された青色光の一部は、赤色蛍光体層20において波長変換されることなく赤色蛍光体層20を通過する。赤色蛍光体層20を通過した青色光の一部は、発光素子16又は実装基板10において反射される。それにより赤色蛍光体層20に三度入射されることとなる。
このように、反射層24が発光素子16と共に赤色蛍光体層20を挟むように設けられていることにより、発光素子16から出射された光は、赤色蛍光体層20を複数回通過することとなる。そのため、赤色蛍光体層20における波長変換効率が十分でない場合においても、赤色光を強くすることができる。その結果、発光装置1においては、比較的再現が困難と言われている色温度が小さい赤味がかった白色を表すことが可能となる。具体的には、色温度が2700[K:ケルビン]以下の色を表することができる。
さらに、反射層24を有することより、発光素子16から出射されて外部に取り出される光が拡散されるため、輝度ムラが低減されることとなる。すなわち、発光装置1の発光面において均一な光を出すことができる。
以上説明したように、発光装置1が反射層24を有することにより、非点灯時においては、赤色蛍光体層20が視認されることによる美観の低下を抑制することができ、点灯時においては、比較的再現が困難とされる色温度が低い色を表すことができると共に輝度ムラを低減することができる。
[放熱]
発光装置1においては、蛍光体層に含まれる蛍光体は、吸収した光を波長変換するが、波長変換時の損失で発熱することとなる。このように、蛍光体は、自身の波長変換損失による発熱により、温度が上昇することとなる。蛍光体の温度が上昇すると、波長変換効率が低下してしまう可能性がある。その結果、所望の色の光を放出できなくなってしまう可能性がある。
そこで、本実施形態においては、蛍光体において効率良く放熱することが可能な構成を採用した。具体的には、緑色蛍光体層22が、熱伝導性の高い実装基板10上に設けられる構成を採用した。すなわち、緑色蛍光体層22を、封止樹脂層26よりも下層に配置する構成を採用した。このような構成により、緑色蛍光体層22に含有される緑色蛍光体の熱は、実装基板10へと伝達されることとなる。
また、赤色蛍光体においては、放熱効率が悪いと、場合によっては熱源である発光素子16よりも高温となってしまう。そこで、本実施形態においては、赤色蛍光体層20が、発光素子16の上面に設けられる構成を採用した。このような構成を採用することで、赤色蛍光体層20に含有される赤色蛍光体の熱は、発光素子16を放熱経路として実装基板10へと伝達される。
なお、赤色蛍光体層20においては、含有される赤色蛍光体の濃度が均一でなくてもよい。例えば、赤色蛍光体層20の下部において、上部よりも赤色蛍光体の濃度が高いとよい。これにより、赤色蛍光体層20のうち放熱経路である発光素子16に近い側に多くの赤色蛍光体が位置することとなり、赤色蛍光体が保持する熱を効率的に放熱することができる。
同様に、緑色蛍光体層22においても、その下部において上部よりも緑色蛍光体の濃度が高いとよい。これにより、緑色蛍光体層22のうち実装基板10に近い側に多くの緑色蛍光体が位置することとなり、緑色蛍光体が保持する熱を効率的に放熱することができる。
なお、赤色蛍光体層20は、発光素子16に直接接触して設けられていなくてもよい。少なくとも、赤色蛍光体層20の厚みよりも厚い他の層が、赤色蛍光体層20と発光素子16との間に設けられていないとよい。
また、緑色蛍光体層22は、実装基板10に直接接触して設けられていなくてもよい。少なくとも、緑色蛍光体層22の厚みよりも厚い他の層が、緑色蛍光体層22と実装基板10との間に設けられていないとよい。
以上説明した本実施形態においては、緑色蛍光体層22が、発光素子16及び反射層24の全体を覆うように充填される例を示したが、これに限られない。緑色蛍光体層22は、少なくとも、実装基板10上であって複数の発光素子16間に設けられているとよい。また、赤色蛍光体層20は、少なくとも、複数の発光素子16それぞれに対応して設けられると共に、平面視において複数の発光素子16それぞれの少なくとも一部に重なるように設けられているとよい。また、反射層24は、少なくとも、複数の赤色蛍光体層20それぞれに対応して設けられると共に、平面視において複数の赤色蛍光体層20それぞれの少なくとも一部に重なるように設けられているとよい。
[変形例]
以下、本実施形態の各変形例について説明する。なお、変形例を示す各図においては、図2で示したボンディングワイヤBWや、開口部12aより外側の各構成については省略して図示している。なお、本実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成については同じ符号を用いて、それらの詳細な説明については省略する。
[第1変形例]
図3Aは、第1変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。第1変形例においては、実装基板10上であって複数の発光素子16間に設けられている緑色蛍光体層22aが、発光素子16の上面よりも低い位置まで充填されている。そのため、第1変形例においては、図3Aに示すように、実装基板10上に充填される緑色蛍光体層22aと、反射層24上の緑色蛍光体層22bとが互いに分離して設けられる。
第1変形例の構成においても、本実施形態の構成と同等の効果を発揮することができる。すなわち、第1変形例の構成においては、美観性が低下することを抑制でき、色温度が低い色を表すことができ、効率的に放熱を行うことができる。
なお、緑色蛍光体層22aは、少なくとも発光素子16の高さの2分の1以上の高さになるよう充填されているとよい。これにより、緑色光が不足することを抑制できる。
[第2変形例]
図3Bは、第2変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。第2変形例においては、図3Bに示すように、反射層24上に緑色蛍光体層が設けられていない。すなわち、第2変形例は、緑色蛍光体層22bが設けられていない点において第1変形例と異なっている。
第2変形例の構成においても、本実施形態の構成と同等の効果を発揮することができる。すなわち、第2変形例の構成においては、美観性が低下することを抑制でき、色温度が低い色を表すことができ、効率的に放熱を行うことができる。
[第3変形例]
図3Cは、第3変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。第3変形例においては、図3Cに示すように、緑色蛍光体層22の上面が平坦面となっている点において本実施形態と異なっている。
第3変形例の構成においても、本実施形態の構成と同等の効果を発揮することができる。すなわち、第3変形例の構成においては、美観性が低下することを抑制でき、色温度が低い色を表すことができ、効率的に放熱を行うことができる。
[第4変形例]
図3Dは、第4変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。第4変形例においては、図3Dに示すように、赤色蛍光体層20が、発光素子16の側面の一部を覆うように設けられている。
第4変形例の構成においても、本実施形態の構成と同等の効果を発揮することができる。すなわち、第4変形例の構成においては、美観性が低下することを抑制でき、色温度が低い色を表すことができ、効率的に放熱を行うことができる。
さらに第4変形例においては、発光素子16から出射される青色光が、本実施形態の構成と比較して、赤色蛍光体層20へ多く入射される。そのため、第4変形例においては、本実施形態よりも赤色光を強くすることができ、色温度が低い色を表しやすい。
なお、第4変形例においては、各層の積層工程が本実施形態と異なることとなる。図2に示す本実施形態においては、まず発光素子16を実装基板10に実装し、その後、赤色蛍光体層20、反射層24、緑色蛍光体層22の順で積層することとなる。一方、第4変形例においては、まず発光素子16を実装基板10に実装し、その後、緑色蛍光体層22、赤色蛍光体層20、反射層24の順で積層することとなる。
[第5変形例]
図3Eは、第5変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。第5変形例においては、複数の発光素子16上に、透光性を有する樹脂部28がそれぞれ設けられている。また、緑色蛍光体層22は、樹脂部28の一部を覆う高さまで充填されている。
赤色蛍光体層20は、樹脂部28及び緑色蛍光体層22上に設けられている。すなわち、第5変形例においては、赤色蛍光体層20は、発光素子16の上面に直接接しておらず、樹脂部28及び緑色蛍光体層22を介して、発光素子16の上方に設けられている。また、反射層24は、赤色蛍光体層20を覆うように設けられている。
第5変形例の構成においても、本実施形態の構成と同等の効果を発揮することができる。すなわち、第5変形例の構成においては、美観性が低下することを抑制でき、色温度が低い色を表すことができ、効率的に放熱を行うことができる。
[第6変形例]
図3Fは、第6変形例の積層構造の一部を模式的に示す断面図である。第6変形例においては、緑色蛍光体層22の下方において、実装基板10、反射層24及び発光素子16に沿うように接着層25が設けられている。
接着層25は、アクリル成分、フッ素成分、シリコーン成分、金属酸化物等で形成された光透過部材であり、接着性を有するとよい。接着層25の剛性は封止樹脂層26の剛性よりも高いとよい。また、接着層25は封止樹脂層26と同じ合成樹脂材から成るものであってもよい。
接着層25は、緑色蛍光体層22と実装基板10との間、緑色蛍光体層22と反射層24との間、及び緑色蛍光体層22と発光素子16との間に設けられている。このような構成により、緑色蛍光体層22は、実装基板10の上面、反射層24の上面、及び発光素子16の側面に対して接着層25により接着されている。このため、緑色蛍光体層22が他の部材から剥がれて浮き上がってきたりすることが抑制される。その結果、緑色蛍光体層22の温度が上昇した場合であっても、熱を効率良く実装基板10及び発光素子16へ伝達することができる。
なお、接着層25は、緑色蛍光体層22の下方の全体に設けられているものに限らず、実装基板10、発光素子16、及び反射層24の少なくとも一部に接触するように設けられているとよい。なお、赤色蛍光体層20が設けられていない発光素子16においては、発光素子16の側面に加えて上面にも接着層25が設けられているとよい。
また、第6変形例の構成においても、本実施形態の構成と同等の効果を発揮することができる。すなわち、第6変形例の構成においても、美観性が低下することを抑制でき、色温度が低い色を表すことができる。また、緑色蛍光体層22が他の部材から剥がれることに起因して見た目が劣化してしまうことを抑制することもできる。
[第7変形例]
図4Aは、第7変形例の発光装置の一部を模式的に示す平面図である。図4Bは、図4AのIV-IV切断線で切り取った切断面を示す断面図である。第7変形例においては、互いに隣接する4個の発光素子16を1組と定義する。図4Aにおいては、2組の発光素子16を示している。
第7変形例においては、図4A、図4Bに示すように、赤色蛍光体層20が、互いに隣接する4個の発光素子16に跨って設けられている。すなわち、1個の赤色蛍光体層20が、1組の発光素子16に対応して設けられている。そのため、赤色蛍光体層20は、同じ組に含まれる4個の発光素子16間にも充填されている。
また、反射層24は、赤色蛍光体層20を覆うように設けられている。すなわち、反射層24は、平面視において4つの発光素子16のそれぞれと少なくとも一部が重なるように設けられている。
なお、図4A、図4Bの例においては2組の発光素子16を示すが、例えば、発光素子16を16個有する発光装置においては、4組の発光素子16が設けられているとよい。そして、所定の組の発光素子と、他の組の発光素子との間には、緑色蛍光体層22が充填されているとよい。図4Bにおいては、同じ組に含まれる発光素子16間に赤色蛍光体層20が設けられると共に、異なる組にそれぞれ含まれる発光素子16間に緑色蛍光体層22が設けられる構成を示している。このような構成により、赤色蛍光体層20の温度が上昇した場合であっても、熱を効率良く実装基板10へ伝達することができる。同様に、緑色蛍光体層22の温度が上昇した場合であっても、熱を効率良く実装基板10へ伝達することができる。
なお、第7変形例においては、4個の発光素子16を1組と定義したが、これに限られず、複数の発光素子16を1組とするものであればよい。例えば、互いに隣接する3個の発光素子16を一組として、それら3個の発光素子16を跨って赤色蛍光体層20が設けられていてもよい。
また、全ての組の発光素子16上に第2蛍光体層である赤色蛍光体層20が設けられていなくてもよい。すなわち、複数の組のうち一部の発光素子16上に第2蛍光体層である赤色蛍光体層20が設けられており、他の一部の発光素子16上に第2蛍光体層である赤色蛍光体層20が設けられていなくてもよい。
また、第7変形例の構成においても、本実施形態の構成と同等の効果を発揮することができる。すなわち、第7変形例の構成においても、美観性が低下することを抑制でき、色温度が低い色を表すことができる。
また、第7変形例の構成においては、複数の発光素子16に対して1個の赤色蛍光体層20が配置されることより、1個の発光素子16に対して1個の赤色蛍光体層20が配置される構成と比較して、赤色蛍光体層20の総数を減らすことができる。そのため、外部から赤味がかった斑点状の模様として視認される部分の数を減らすことができる。その結果、美観性が低下することをより抑制することができる。
また、第7変形例の構成においては、赤色蛍光体層20が複数の発光素子16間に設けられていることより、白色光を生じさせるのに必要な赤色蛍光体層20の総量を確保しつつ、発光素子16上に配置される赤色蛍光体層20の量を減らすことができる。これにより、平面視において、外部から赤味がかった斑点状の模様として視認されやすい赤色蛍光体層20の部分を減らすことができ、美観性が低下することを抑制できる。
[第8変形例]
図5は、第8変形例に係る発光装置を模式的に示す平面図である。なお、図1で示した構成と同じ構成については同じ符号を用いて、その説明は省略する。
第8変形例に係る発光装置1は複数の発光素子16を有し、その一部の発光素子16上に赤色蛍光体層20及び反射層24が設けられている。具体的には、図5に示すように、8個の発光素子16上に赤色蛍光体層20及び反射層24が設けられており、その他の8個の発光素子16上には赤色蛍光体層20及び反射層24が設けられていない。また、赤色蛍光体層20及び反射層24が設けられている8個の発光素子16は互いに共通の配線パターン14に電気的に接続されている。また、赤色蛍光体層20及び反射層24が設けられていない8個の発光素子16は互いに共通の配線パターン14に電気的に接続されている。
第8変形例においては、複数の発光素子16のうち一部の発光素子16上に第2蛍光体層である赤色蛍光体層20が設けられていない例について示したが、これに限られない。例えば、複数の発光素子16のうち一部の発光素子16上に第2蛍光体層である赤色蛍光体層20が設けられており、複数の発光素子16のうち他の発光素子16上に第2蛍光体層である、橙色蛍光体を含有する橙色蛍光体層が設けられていてもよい。橙色蛍光体は、ピーク波長が約590~610[nm]の範囲にある橙色光を放出する物質である。
また、第2蛍光体層は、1又は複数の発光素子16上に設けられているとよい。例えば、16個の発光素子16のうち15個の発光素子16上に第2蛍光体層が設けられておらず、1個の発光素子16上に第2発光体層が設けられていてもよい。
[その他]
本実施形態及び各変形例においては、発光装置1が、青色光を出射する発光素子16、赤色蛍光体を含む赤色蛍光体層20、及び緑色蛍光体層22を有する例を説明したが、これに限られるものではない。少なくとも、発光素子16が出射する光の波長よりも、蛍光体が放出する光の波長が長いとよい。また、実装基板10上に設けられる蛍光体層に含まれる蛍光体が放出する光の波長よりも、発光素子16上に設けられる蛍光体層に含まれる蛍光体が放出する光の波長が長いとよい。
また、本実施形態及び各変形例においては、発光装置1が複数の発光素子16を有する例を説明したが、これに限られない。すなわち、発光装置1は1個の発光素子16を有するものであってもよい。この場合であっても、発光装置1を外部から見た場合、赤色蛍光体層20が視認されることが抑制される。その結果、発光装置1の美観性が低下することが抑制される。また、発光装置1が1個の発光素子16を有する構成において、緑色蛍光体層22が少なくとも実装基板10上に設けられているとよい。この場合であっても、本実施形態及び各変形例と同様に効率的に放熱するという効果を得ることができる。
1 発光装置、10 実装基板、12 回路基板、12a 開口部、12b 接着シート、14 配線パターン、16 発光素子、18 反射枠、20 赤色蛍光体層、22 緑色蛍光体層、24 反射層、25 接着層、26 封止樹脂層、28 樹脂部。

Claims (11)

  1. 実装基板と、
    前記実装基板に実装される複数の発光素子と、
    前記発光素子から出射される出射光の波長よりも長い波長の第1色光を放出する第1蛍光体を含有する第1蛍光体層と、
    前記第1色光よりも長い波長の第2色光を放出する第2蛍光体を含有し、平面視において前記複数の発光素子の少なくとも一部に重なるように設けられる1又は複数の第2蛍光体層と、
    前記第2蛍光体層に対応して設けられると共に、平面視において前記第2蛍光体層の少なくとも一部に重なるように設けられる1又は複数の反射層と、
    を有する発光装置。
  2. 前記第2蛍光体層は、前記複数の発光素子の少なくとも一部のそれぞれに対応して複数設けられており、
    前記反射層は、複数の前記第2蛍光体層のそれぞれに対応して複数設けられている、
    請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第1蛍光体層は、少なくとも前記実装基板上であって前記複数の発光素子間の少なくとも一部に設けられている、
    請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 前記実装基板上であって前記複数の発光素子間には、前記第1蛍光体層又は前記第2蛍光体層が設けられている、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記第1蛍光体層は、前記反射層の少なくとも一部を覆うように設けられている、
    請求項1~4のいずれか1項記載の発光装置。
  6. 前記第2蛍光体層は、前記発光素子の少なくとも一部に接触するように設けられている、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記第2蛍光体層は、その内側から外側に向かうに従い下方に傾斜する外周面を含む形状であり、
    前記反射層は、前記第2蛍光体層の外周面に沿うように設けられている、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の発光装置。
  8. 平面視において前記複数の発光素子の周囲を囲う環状壁と、
    前記環状壁と前記実装基板とで形成される領域に充填されている封止樹脂層と、
    を有し、
    前記第1蛍光体層は、前記封止樹脂層よりも下方に設けられている、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 前記実装基板は、前記封止樹脂層よりも熱伝導性が高い材料からなる、
    請求項8に記載の発光装置。
  10. 前記出射光は青色光であり、
    前記第1色光は緑色光であり、
    前記第2色光は赤色光である、
    請求項1~9のいずれか1項に記載の発光装置。
  11. 少なくとも前記第1蛍光体層と前記実装基板とを接着する接着層を有する、
    請求項1~10のいずれか1項に記載の発光装置。

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