JP2023081202A - 車両 - Google Patents

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Satoshi Tanigawa
拓眞 増田
Takuma Masuda
剛 西尾
Takeshi Nishio
敏広 宮道
Toshihiro MIYAMICHI
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Abstract

Figure 2023081202000001
【課題】本開示は、円滑な運転を確保できる車両を提供する。
【解決手段】本開示に係る車両は、第1の車輪と第2の車輪と車体とエージェント体とを有する。車体は、第1の車輪及び第2の車輪に結合される。車体は、第1の車輪及び第2の車輪によって所定の進行方向に移動可能である。エージェント体は、ファブリックと本体とを有する。ファブリックは、車体内の内装壁と一体化している。ファブリックは、内装壁の穴を塞ぐ。ファブリックは、伸縮性を有する。本体は、ファブリックを介して車体と内装壁との間の空間に収容可能である。本体は、少なくとも頂部がファブリックの下面に密着しながら内装壁の穴を介して内装壁に交差する方向に昇降可能である。
【選択図】図6

Description

本開示は、車両に関する。
リアルな動物又は人間を模した人形が車両に搭載されることがある(例えば、特許文献1又は2参照)。
特開平11-319328号公報 特開平10-38601号公報
車両に搭載される人形は、車内の運転者に対する同乗者の果たし得る役割を同乗者に代わって代理するエージェントとして機能でき、運転の快適性を向上できる。しかし、人形がリアルな動物又は人間を模したものであると、運転者が車両を運転中に人形が気になって円滑な運転が阻害される可能性がある。
本開示は、円滑な運転を確保できる車両を提供する。
本開示に係る車両は、第1の車輪と第2の車輪と車体とエージェント体とを有する。車体は、第1の車輪及び第2の車輪に結合される。車体は、第1の車輪及び第2の車輪によって所定の進行方向に移動可能である。エージェント体は、ファブリックと本体とを有する。ファブリックは、車体内の内装壁と一体化している。ファブリックは、内装壁の穴を塞ぐ。ファブリックは、伸縮性を有する。本体は、ファブリックを介して車体と内装壁との間の空間に収容可能である。本体は、少なくとも頂部がファブリックの下面に密着しながら内装壁の穴を介して内装壁に交差する方向に昇降可能である。
本開示に係る車両によれば、円滑な運転を確保できる。
実施形態に係る車両の概略構成を示す図。 実施形態における車室内のエージェント体の外観構成を示す図。 実施形態におけるエージェント体の構成を示す分解斜視図。 実施形態におけるエージェント体の構成を示すブロック図。 実施形態における表示器の構成を示す図。 実施形態におけるエージェント体の概略動作を示す断面図。 実施形態における昇降機構及び回転機構の動作を示す斜視図。 実施形態におけるファブリックの変形状態及び表示状態を示す斜視図。 実施形態におけるエージェント体の概略動作を示すフローチャート。 実施形態における制御指示情報を示す図。 実施形態におけるエージェント体の詳細動作を示すフローチャート。 実施形態における起動時動作を示すフローチャート。 実施形態における傾聴動作を示すフローチャート。 実施形態におけるエージェント体からの発話動作を示すフローチャート。 実施形態における後退警戒動作を示すフローチャート。 実施形態における要注意道路動作を示すフローチャート。 実施形態におけるデフォルト動作を示すフローチャート。 実施形態における終了動作を示すフローチャート。 実施形態の第1の変形例における表示器及び導光部材の構成を示す図。 実施形態の第2の変形例における表示器の構成を示す図。 実施形態の第3の変形例における本体の構成及び動作を示す図。 実施形態の第4の変形例における本体の構成及び動作を示す図。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る車両の実施形態について説明する。
(実施形態)
実施形態にかかる車両は、エージェントとして機能でき且つシンプルであるエージェント体が搭載されることで、円滑な運転の確保が図られる。エージェントとは、車内の運転者に対する同乗者の果たし得る役割を同乗者に代わって代理したり、運転者に対して情報を提示したり、運転者からの情報を車両に伝達するマスコット的な存在を指すものとする。
例えば、車両1は、図1及び図2に示すように構成される。図1は、実施形態に係る車両の概略構成を示す図である。図2は、実施形態における車室内のエージェント体4の外観構成を示す図である。以下では、車両1の進行方向をX方向とし、車幅方向をY方向とし、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向とする。
車両1は、複数の車輪2-1~2-4、車体3、エージェント体4、カーナビゲーション5、及び車両制御装置100を有する。
車輪2-1~2-4は、それぞれ、Y軸周りに回転可能である。車輪(第1の車輪)2-1,2-2の-X側には、車輪(第2の車輪)2-3,2-4が配され、それに応じて、+X側の車軸及び-X側の車軸(図示せず)が配される。車輪2-1,2-2は、それぞれ、Y方向に延びた+X側の車軸の-Y側、+Y側の端部に連結される。車輪2-3,2-4は、それぞれ、Y方向に延びた-X側の車軸の-Y側、+Y側の端部に連結される。図1では、車両1が4つの車輪2を有する構成が例示されるが、車輪2の数は、3以下でもよいし、5以上でもよい。
車体3は、車軸を回転可能に支持し、車軸を介して車輪2-1~2-4が結合される。車体3は、車輪2-1,2-2及び車輪2-3,2-4の回転によって、X方向に移動可能である。車体3内には、車室6が構成される。車室6は、車体3内において内装壁7a~7d等によって区画される。運転者300の運転時の視界301は、図1に一点鎖線で示すように、フロントウィンドウ3a及び内装壁7a,7bも含む。内装壁7aは、スピードメータ8などの計器類が配置され、ダッシュボードとも呼ばれる。
カーナビゲーション5は、図2に示すように、内装壁7aに配され、運転者300による運転を支援する。カーナビゲーション5は、運転を支援するための表示を運転者300に向けて表示部に表示させたり、運転を支援するための音声を運転者300に向けてスピーカから出力させたりする。
エージェント体4は、内装壁7aに配され、エージェントとして機能する。エージェント体4は、運転者300の視界301に含まれる内装壁であれば、他の内装壁7b等に配されていてもよい。エージェント体4は、運転者300による運転時において、運転者300からの発話を受け、その発話に応じて所定の動作を行ったり、その発話に応じてカーナビゲーション5に所定の動作を行わせたりする。エージェント体4は、運転者300による運転時において、所定の条件が満たされることに応じて、所定の音声を運転者300に向けてスピーカから出力させたりする。例えば、エージェント体4は、運転者300と会話してもよいし、運転者300に向けて運転アドバイス等を行ってもよい。
エージェント体4は、3次元的な物体上の表示形態を変化させて架空の生物としての表情や動きがシンプルに表現され得る。例えば、エージェント体4は、3次元的な物体上に目の画像が投影表示され、光る眼を有する生物が表現されてもよい。光る眼は、その画像の形状に応じて、話す、笑う、瞬きなどの動きとして表現され得る。エージェント体4は、3次元的な物体上に尾の画像が投影表示され、背中の向きが光で表現されてもよい。
エージェント体4は、ファブリック41(図2参照)及び本体42(図1参照)を有する。ファブリック41は、内装壁7aと一体化される。ファブリック41は、内装壁7aの穴7a2を塞ぐ。ファブリック41の端部は、穴7a2の内面に固定されていてもよい。穴7a2は、Z方向から透視した場合、本体42を内側に含む。ファブリック41は、柔軟性・伸縮性を有する。ファブリック41は、光を透過可能である。ファブリック41の色は、内装壁7aの色と同じであってもよいし、内装壁7aの色に近い色(色差が所定値以内の色)であってもよい。
本体42は、ファブリック41を介して空間7a1内に収容可能である。空間7a1は、車体3と内装壁7aとの間の空間である。本体42は、少なくとも頂部がファブリック41の下面41bに密着しながら内装壁7aの穴7a2を介してZ方向に昇降可能である。
車両1の停止時に、エージェント体4は、本体42が空間7a1内に収容され、ファブリック41が内装壁7aの穴7a2を塞いでおり、実質的に出現しておらず、目立ちにくい。
車両1の起動に応じて、本体42は少なくとも頂部がファブリック41の下面41bに密着しながら内装壁7aの穴7a2を介して空間7a1から上昇する。このとき、ファブリック41が内装壁7aと一体化した状態が維持される。本体42は、ファブリック41に内側から目及び尾の画像を投影可能である。また、エージェント体4は、運転者300の発話の音声を認識したり、運転者300に向けて音声を出力したりすることができる。すなわち、運転者300には、車両1の起動に応じて、ファブリック41の外観形状の変化により、エージェント体4がせり上がって出現するように認識される。エージェント体4は、せり上がったファブリック41上の表示形態を変化させて架空の生物としての表情や動きがシンプルに表現され得る。エージェント体4は、表情や動きがシンプルに表現されるため、出現後においても目立ちにくい。
車両1の停止に応じて、本体42は少なくとも頂部がファブリック41の下面41bに密着しながら内装壁7aの穴7a2を介して空間7a1内へ下降する。このとき、ファブリック41が内装壁7aと一体化した状態が維持される。本体42が再び空間7a1内に収容され、ファブリック41が内装壁7aの穴7a2を塞いでおり、実質的に出現しておらず、目立ちにくい。
エージェント体4がシンプルに構成されることにより、運転者300による運転時前において目立ちにくく、運転者300による運転開始への注意を阻害しにくい。また、運転者300による運転時において目立ちにくく、運転者300による運転への注意を阻害しにくい。
エージェント体4は、図3及び図4に示すように構成され得る。図3は、エージェント体4の構成を示す分解斜視図である。図4は、エージェント体4の構成を示すブロック図である。エージェント体4は、ファブリック41及び本体42に加えて、マイク43、スピーカ44、本体ECU(Engine Control Unit)45、モータドライバ46、モータドライバ47、表示ドライバ48-1~48-3を有する。
ファブリック41は、柔軟な繊維や樹脂で形成された布体であり、柔軟性・伸縮性を有する。車両1の内装壁7a(ダッシュボード)には、円形もしくは略角型の穴7a2が開いている。ファブリック41は、穴7a2を覆って塞ぐとともに、その外端が穴7a2の内壁に固定されている。ファブリック41は、内装壁7aと一体化されている。
ファブリック41は、本体42の+Z側に配され、概ねXY方向に沿って延びる。ファブリック41は、本体42のZ方向の上昇に伴い、本体42の頂部に応じた形状でXY方向の中央付近が***し得る。
本体42は、ファブリック41の-Z側に配され、Z方向に昇降可能に構成される。本体42は、シェル421、複数の表示器422-1~422-3、回転機構423、昇降機構424を有する。
シェル421は、表面が+Z側に凸状であり、内面が+Z側に凹状であり、本体42における頂部を構成する。シェル421は、中空の半球状であってもよいし、円筒上に中空の半球が接続された形状であってもよい。シェル421は、光に対して透過性又は半透過性を有する。シェル421は、透明又は半透明のプラスチック又はガラス等で形成され得る。
昇降機構424は、本体ECU45による制御のもと、シェル421及び複数の表示器422-1~422-3をZ方向に昇降可能である。昇降機構424は、上板424a、複数の脚部424b~424e、底板424f、昇降モータ424g,424hを有する。
底板424fは、空間7a1の底部に載置されることで車体3に対して固定されてもよいし、所定の締結部材に結合されることで車体3に対して固定されてもよい。上板424aは、その+Z側の面に回転機構423が載置される。
各脚部424b~424eは、棒状である。脚部424b,424cは、それぞれ、Z方向における上板424a及び底板424fの間に配される。脚部424b,424cは、それぞれ、+Z側の端部がY方向に摺動可能に上板424aに接続され、-Z側の端部がY方向に摺動可能に底板424fに接続される。脚部424b,424cは、中央付近で連結部材を介してX軸周りに回動可能に互いに連結される。
脚部424d,424eは、それぞれ、Z方向における上板424a及び底板424fの間に配される。脚部424d,424eは、それぞれ、+Z側の端部がY方向に摺動可能に上板424aに接続され、-Z側の端部がY方向に摺動可能に底板424fに接続される。脚部424d,424eは、中央付近で連結部材を介してX軸周りに回動可能に互いに連結される。
昇降モータ424g,424hは、それぞれ、底板424fに配される。昇降モータ424gは、本体ECU45による制御のもと、モータドライバ47により駆動されて、脚部424b,424cの-Z側の端部のY方向距離を変える。昇降モータ424hは、本体ECU45による制御のもと、モータドライバ47により駆動されて、脚部424d,424eの-Z側の端部のY方向距離を変える。モータドライバ47は、昇降モータ424gの動作と昇降モータ424hの動作とを同期させることにより、底板424fに対する上板424aのZ方向高さを変えることができる。
底板424fに対する上板424aのZ方向高さを変えることにより、昇降機構424は、シェル421及び複数の表示器422-1~422-3をZ方向に昇降させる。
複数の表示器422-1~422-3は、シェル421の内面421aより内側に配される。各表示器422-1~422-3は、シェル421を通してファブリック41に画像を投影可能である。
表示器422における光源は、図5に示すように、複数のLED(Light Emission Diode)4221を含むドットLED型光源であってもよい。図5は、表示器422の構成を示す図である。表示器422の表示面422aは、シェル421の内面421aと対向する。表示器422は、表示面422aがシェル421の内面421aと非接触で且つ近接するように配置され得る。表示器422は、表示面422aがシェル421の内面421aと対向する状態を維持しながら、Z軸周りに回転移動される。図5(a)では、表示面422aがYZ方向に沿った位置にある場合が例示される。
表示器422の表示面422aには、図5(b)に示すように、複数のLED4221が2次元的に配列されてもよい。複数のLED4221の配列は、マトリックス状の配列でもよいし、千鳥状の配列でもよい。図5(b)では、マトリックス状の配列が例示される。表示器422は、複数のLED4221の点灯又は消灯のパターンに応じて、所定の画像を表示できる。
図3に示す表示器422-3は、本体ECU45による制御のもと、表示ドライバ48-3により駆動され、シェル421に尾の画像IM13(図8(b)参照)を投影可能である。これにより、表示器422-3は、シェル421を通して、ファブリック41に尾の画像IM3(図7(b)参照)を投影可能である。例えば、表示器422は、複数のLED4221のうち尾の形状内に含まれるLED4221を点灯させ、残りのLED4221を消灯させることで、尾を表現できる。
表示器422-1,422-2は、本体ECU45による制御のもと、表示ドライバ48-1,48-2により駆動され、シェル421に目の画像IM11,IM12(図8(c)参照)を投影可能である。これにより、表示器422-1,422-2は、シェル421を通して、ファブリック41に目の画像IM1,IM2(図7(c)参照)を投影可能である。例えば、表示器422は、複数のLED4221のうち上に凸の半円弧上に位置にするLED4221を点灯させ、残りのLED4221を消灯させることで、笑った目を表現できる。
回転機構423は、本体ECU45による制御のもと、複数の表示器422-1~422-3をZ方向に沿った回転軸周りに回転可能である。回転機構423は、複数のアーム423a-1~423a-3、シャフト423b、回転モータ423cを有する。複数のアーム423a-1~423a-3は、複数の表示器422-1~422-3に対応する。各アーム423aは、XY平面視においてシャフト423bから放射状に延びる。各アーム423aは、一端がシャフト423bに結合され、他端が表示器422に結合される。シャフト423bは、回転モータ423cの回転軸に連結されている。回転モータ423cは、本体ECU45による制御のもと、モータドライバ46により駆動されて、シャフト423b及びアーム423aを介して表示器422をZ軸に沿った回転軸周りに回転可能である。
シェル421は回転対称な形状を有していてもよく、回転モータ423cの回転軸の延長線は、シェル421の形状中心の近傍を通ってもよい。各アーム423a-1~423a-3は、表示器422とシェル421とのXY方向距離が概ね均等であってもよい。これにより、回転機構423は、表示器422とシェル421とのXY方向距離が概ね均等な状態を保ちながら、複数の表示器422-1~422-3を回転軸周りに回転可能である。
マイク43は、ファブリック41の-Z側に配され、本体42に対してXY方向に隣接する位置に配される。運転者300による運転時において、運転者300からの発話を受け、受けた音声情報を本体ECU45へ供給する。マイク43は、ファブリック41の近傍に配置されることで、運転者300からのファブリック41に向けた発話を検知することができる。
スピーカ44は、ファブリック41の-Z側に配され、本体42に対してXY方向に隣接する位置に配される。スピーカ44は、運転者300による運転時において、本体ECU45による制御のもと、所定の条件が満たされることに応じて、所定の音声情報を運転者300に向けて出力する。スピーカ44は、ファブリック41の近傍に配置されることで、ファブリック41越しに運転者300に向けて音声を出力することができる。これにより、エージェント体4がエージェントとして発話しているように運転者300に認識させることができる。
本体ECU45は、カーナビゲーション5及び車両制御装置100と通信媒体を介して通信可能に接続される。通信媒体は、例えば、CAN(controller area network)であってもよいし、LIN(Local Interconnect Network)であってもよい。本体ECU45は、カーナビゲーション5及び/又は車両制御装置100から通信媒体経由で受信した指示に応じて、エージェント体4を統括的に制御可能である。車両制御装置100は、エージェントECU101、車両ECU102、通信ECU103を有する。通信ECU103は、無線通信回線等を通じてクラウドサーバ400と通信可能であってもよい。
例えば、エージェントECU101は、運転者300からの発話に応じて、又は、自律的に、通信ECU103経由でクラウドサーバ400にアクセスし、音声認識処理プログラムを取得してもよい。エージェントECU101は、運転者300からの発話に応じて、又は、自律的に、通信ECU103経由でクラウドサーバ400にアクセスし、クラウドサーバ400上で発話のための音声情報を生成して取得してもよい。エージェントECU101は、運転者300からの発話に応じて、通信ECU103経由でクラウドサーバ400にアクセスし、運転者300の家の施錠などの遠隔操作を行ってもよい。
カーナビゲーション5は、自律的に、通信ECU103経由でGPS(Global Positioning System)信号を受信し、GPS信号に基づいて車両1の緯度、経度および高度等の現在位置情報を生成してもよい。カーナビゲーション5は、注意すべき地理的位置を示すマップ情報が予め登録されていてもよい。カーナビゲーション5は、現在位置情報とマップ情報とに基づいて、車両1が注意すべき地理的位置に近づいた際に、エージェントECU101に通知してもよい。これにより、エージェントECU101は、車両1が注意すべき地理的位置に近づいたことについて、運転者300に向けて発話するようにエージェント体4を制御できる。
本体ECU45は、エージェント体4の制御に関する情報を通信媒体経由でカーナビゲーション5及び/又は車両制御装置100へ送信可能である。本体ECU45は、マイク43から音声情報を受けたことに応じて、音声情報を通信媒体経由でカーナビゲーション5及び/又は車両制御装置100へ送信してもよい。
本体ECU45は、指示に応じて、モータドライバ47を介して昇降モータ424g,424hを動作させ、本体42を昇降させるように制御してもよい。本体ECU45は、指示に応じて、モータドライバ46を介して回転モータ423cを動作させ、表示器422をシェル421に対して回転させるように制御してもよい。本体ECU45は、指示に応じて、表示ドライバ48-1~48-3を介して表示器422-1~422-3を動作させ、所定の画像がシェル421を介してファブリック41に投影表示されるようにしてもよい。本体ECU45は、カーナビゲーション5及び/又は車両制御装置100から通信媒体経由で音声情報を受信すると、音声情報に応じて、スピーカ44から所定の音声を出力してもよい。あるいは、エージェント体4は、カーナビゲーション5からの指示を受信し、その指示に応じて、カーナビゲーション5に代わって又はカーナビゲーション5と協働して、運転アドバイス等の音声を出力してもよい。
次に、エージェント体4の概略動作について図6~図8を用いて説明する。図6は、エージェント体4の概略動作を示す断面図である。図7は、昇降機構424及び回転機構423の動作を示す斜視図である。図8は、ファブリック41の変形状態及び表示状態を示す斜視図である。
車両1の停止時に、本体ECU45は、図6(a)に示すように、本体42を空間7a1内に収容させている。
本体ECU45は、図7(a)に示すように、底板424fに対する上板424aのZ方向高さが低い状態で昇降機構424を待機させる。これにより、シェル421の頂部がファブリック41の下面41bに非接触であるか点接触している状態であり、ファブリック41は、図8(a)に示すように、表面41aが平坦な状態である。ファブリック41が内装壁7aと一体化されている。これにより、ファブリック41及び内装壁7aがほぼ連続な面を形成しており、エージェント体4が出現していないように運転者300に認識させることができる。
車両1が起動すると、車両ECU102は、車両1の起動をエージェントECU101へ通知する。エージェントECU101は、車両1の起動の通知に応じて、上昇指示を通信媒体経由で本体ECU45へ送信する。車両1の起動は、エンジン車におけるエンジンの始動、電気自動車(EV)又はハイブリッド車(HV)におけるモータの始動、前記車両におけるアクセサリー電源のオン状態を含む。本体ECU45は、上昇指示を受信すると、上昇指示に応じて、図6(b)、図6(c)に示すように、本体42をファブリック41の下(-Z側)からファブリック41を押し上げるよう、好ましくはファブリック41に直角な方向(+Z方向)に上昇させる。本体ECU45は、本体4がファブリック41を介して内装壁7aより+Z側にせり出すようにする。
本体ECU45は、図7(b)に示すように、底板424fに対する上板424aのZ方向高さがより高くなるように昇降機構424を制御する。これにより、シェル421の頂部がファブリック41の下面41bに密着しながらシェル421が+Z方向に上昇する。これにより、シェル421は、ファブリック41に張力を与える。ファブリック41の表面41aは、図8(b)に示すように、ファブリック41が内装壁7aと一体化した状態が維持されながら、内装壁7aから+Z側に***した形状に変形する。***した形状は、例えば円錐台、錐台、その角をR面やC面とした面を構成してもよい。運転者300からは本体42は見えない。シェル421の上昇量は、時間帯や車室6内の照度等に応じたシーンによって可変にしてもよい。
本体ECU45は、図6(c)に示すように、本体42が内装壁7aに対して所定のZ高さまでせり出した際にファブリック41の表面41aに尾の画像IM3や目の画像IM1,IM2などを投影表示させる。
本体ECU45は、図7(b)に示すように、各表示器422を制御する。これにより、各表示器422はファブリック41の内側からシェル421を通してファブリック41に光を投射し、ファブリック41の表面に光点を生じさせる。本体ECU45は、ファブリック41の表面41aに画像IMを投影表示させることができる。
本体ECU45は、表示器422-1,422-2をシャフト423bの+X側に位置させ、表示器422-3をシャフト423bの-X側に位置させる。車両1の起動直後において各表示器422はこの位置になっている。この位置になっていない場合、本体ECU45は、回転機構423を制御することで、表示器422-1,422-2をシャフト423bの+X側に位置させ、表示器422-3をシャフト423bの-X側に位置させてもよい。シェル421における+X側の位置に目の画像IM11,IM12が投影表示され、シェル421における-X側の位置に尾の画像IM13が投影表示される。
これにより、図8(b)に示すように、内装壁7aより+Z側に***したファブリック41の表面41aにおける+X側の位置に目の画像IM1,IM2が投影表示され、ファブリック41の表面41aにおける-X側の位置に尾の画像IM3が投影表示される。
すなわち、ファブリック41の表面41aにおける車両1の前方側に目の画像IM1,IM2が投影表示され車両1の後方側に尾の画像IM3が投影表示される。これにより、本体ECU45は、エージェント4が運転者300と一緒に前方を向いて車両1に乗車しているように運転者300に認識させ得る。
本体ECU45は、図6(c)、図6(d)に示すように、ファブリック41の表面41aにおける尾の画像IM3や目の画像IM1,IM2などの表示位置を変更可能である。図6(d)では、尾の画像IM3の表示位置及び目の画像IM1,IM2の表示位置がXY平面方向において図6(c)と逆になる場合が例示される。
本体ECU45は、図7(c)に示すように、エージェントECU101からの回転指示に応じて、回転機構423を制御して、表示器422-1,422-2をシャフト423bの-X側に位置させ、表示器422-3をシャフト423bの+X側に位置させてもよい。エージェントECU101は、所定の条件(例えば、マイク43を介して運転者300の発話が検知されること)が成立することに応じて、回転指示及び表示指示を本体ECU45へ送信可能である。シェル421における-X側の位置に目の画像IM11,IM12が投影表示され、シェル421における+X側の位置に尾の画像IM13が投影表示される。
これにより、図8(c)に示すように、内装壁7aより+Z側に***したファブリック41の表面41aにおける-X側の位置に目の画像IM1,IM2が投影表示され、ファブリック41の表面41aにおける+X側の位置に尾の画像IM3が投影表示される。
すなわち、ファブリック41の表面41aにおける車両1の後方側(すなわち、運転者300側)に目の画像IM1,IM2が投影表示され車両1の前方側に尾の画像IM3が投影表示される。これにより、本体ECU45は、エージェント4が運転者300の方を向いて車両1に乗車しているように運転者300に認識させ得る。図6(c)→図6(d)の場合、本体ECU45は、所定の条件(例えば、マイク43を介して運転者300の発話が検知されること)が成立することに応じて、エージェント4が運転者300の方を振り向いたように表現することができる。
エージェント体4は、+Z側に***したファブリック41の表面41aにおける画像表示で表現される。これにより、マスコット的存在の動作がシンプルに表現される。エージェント体4では、リアルなマスコットを構成する場合に比べて、可動部を減らすことができる。また、画像IMの表示位置の変更は、シェル421内における各表示器422の回転動作で実現されるので、シェル421を停止したまま行うことができ、ファブリック41の下面41bの摩耗を防ぐことができる。
車両1が停止すると、車両ECU102は、車両1の停止をエージェントECU101へ通知する。エージェントECU101は、車両1の停止の通知に応じて、下降指示を通信媒体経由で本体ECU45へ送信する。車両1の停止は、エンジン車におけるエンジンの停止、電気自動車(EV)又はハイブリッド車(HV)におけるモータ又はエンジンの停止、前記車両におけるアクセサリー電源のオフ状態を含む。本体ECU45は、下降指示に応じて、図6(c)→図6(b)→図6(a)の順に示すように、本体42の少なくとも頂部をファブリック41の下面41bに密着させながら内装壁7aの穴7a2を介して本体42を空間7a1内へ下降させる。このとき、ファブリック41は、内装壁7aと一体化した状態が維持される。本体ECU45は、図6(a)に示すように、本体42を空間7a1内に収容させる。
本体ECU45は、図7(b)→図7(a)の順に示すように、底板424fに対する上板424aのZ方向高さが高い状態から低い状態に昇降機構424を戻す。これにより、シェル421の頂部がファブリック41の下面41bに非接触であるか点接触している状態になり、ファブリック41は、図8(b)→図8(a)の順に示すように、表面41aが+Z側に***した状態から平坦な状態に戻る。このとき、ファブリック41が内装壁7aと一体化されている。これにより、ファブリック41及び内装壁7aがほぼ連続な面を形成しており、エージェント体4が出現していないように運転者300に再び認識させることができる。
次に、エージェント体4の概略動作について図9を用いて説明する。図9は、エージェント体4の概略動作を示すフローチャートである。
本体ECU45は、カーナビゲーション5及び/又は車両制御装置100から指示を受信するまで待機する。本体ECU45は、指示を受信すると、その指示が上昇指示であるかどうか確認する(S1)。
本体ECU45は、指示が上昇指示であれば(S1でYES)、エージェント体4の本体42を上昇させる(S2)。すなわち、本体ECU45は、少なくとも本体42の頂部をファブリック41の下面41bに密着させながら内装壁7aの穴7a2を介して本体42を空間7a1から上昇させる。このとき、ファブリック41が内装壁7aと一体化した状態が維持される。
本体ECU45は、指示が上昇指示でなければ(S1でNO)、指示が下降指示であるかどうか確認する(S3)。
本体ECU45は、指示が下降指示であれば(S3でYES)、エージェント体4の本体42を下降させる(S4)。すなわち、本体ECU45は、少なくとも本体42の頂部をファブリック41の下面41bに密着させながら内装壁7aの穴7a2を介して本体42を空間7a1内へ下降させる。このとき、ファブリック41が内装壁7aと一体化した状態が維持される。
本体ECU45は、指示が下降指示でなければ(S3でNO)、指示が制御指示に関する指示であるかどうかエージェントECU101に問い合わせる(S5)。エージェントECU101は、指示が制御指示に関する指示であれば(S5でYES)、制御指示を本体ECU45経由で実施し(S6)、処理をS1に戻す。エージェントECU101は、指示が制御指示に関する指示でなければ(S5でNO)、未登録の指示として、処理をS1に戻す。
S5の確認対象である制御指示は、予めエージェントECU101(図4参照)に登録されていてもよい。例えば、エージェントECU101には、予め、図10に示すような制御指示が登録されていてもよい。図10は、制御指示情報101aを示す図である。図10に示すように、制御指示情報101aは、識別子101a1、名称情報101a2、目の向き情報101a3、目の明るさ情報101a4、時間情報101a5、及び特徴情報101a6が複数の制御指示について対応付けられている。
識別子「1」の制御指示では、エージェント体4の「振り向く」動作が表現される。識別子「1」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が車両1の「進行」方向側から「回転1.5秒」により「運転者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「弱→強→中」と変化する。
識別子「2」の制御指示では、エージェント体4の向きが「戻る」動作が表現される。識別子「2」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者」側から「回転1.5秒」により車両1の「進行」方向側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「中→強→弱」と変化する。
識別子「3」の制御指示では、エージェント体4が「スタンバイ」している動作が表現される。識別子「3」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者」側であり、目の画像IM1,IM2の明るさが「弱」であり、「10秒に一度まばたく」ように点灯パターンが変化することで、「無表情、目が小さめ」な雰囲気が表現される。
識別子「4」の制御指示では、エージェント体4の「見張り」動作が表現される。識別子「4」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が車両1の「進行」方向側であり、目の画像IM1,IM2の明るさが「弱」であり、「5秒に一度目をキョロキョロ」するように表示位置が変化することで、「無表情、目は大きめ」な雰囲気が表現される。
識別子「5」の制御指示では、エージェント体4の「会話中」の動作が表現される。識別子「5」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側であり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」であり、「3秒に一度まばたき」するように点灯パターンが変化することで、「発話中 穏やかな表情」が表現される。「話者」は、車両1に運転者300以外に同乗者がいる場合における発話した同乗者を指す。また、エージェント体4の「運転者or話者」との会話には、マイク43、スピーカ44が利用される。
例えば、エージェントECU101は、マイク43及び本体ECU45を介して「運転者or話者」からの発話の音声情報を受け、音声情報に応じた発話の内容を言語解析し、適切な返答の音声情報を生成し、音声情報に応じた音声を本体ECU45経由でスピーカ44から出力させる。エージェントECU101は、この動作を繰り返すことで、「運転者or話者」との会話を実施できる。
識別子「6」の制御指示では、エージェント体4の「あいさつ」の動作が表現される。識別子「6」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側であり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」であり、「2秒間の笑顔」になるように点灯パターンが変化することで、「笑顔」でのあいさつが表現される。また、「笑顔」の後に、「会話」に移行し、識別子「5」の場合と同様に、エージェント体4の「運転者or話者」との会話に、マイク43、スピーカ44が利用される。
識別子「7」の制御指示では、エージェント体4の「傾聴」の動作が表現される。識別子「7」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側であり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」であり、「2秒に一度 うなずく」ように点灯パターンが変化することで、「運転者 発話中」に傾聴している様子が表現される。識別子「5」の場合と同様に、エージェント体4の「運転者or話者」に対する傾聴及びうなづきの音声に、マイク43、スピーカ44が利用される。
識別子「8」の制御指示では、エージェント体4の「嬉しい」様子が表現される。識別子「8」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側であり、目の画像IM1,IM2の明るさが「強」であり、「目が∩」の点灯パターンに「標準×2回」変化することで、嬉しい様子が表現される。
識別子「9」の制御指示では、エージェント体4が「注意」している様子が表現される。識別子「9」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側であり、目の画像IM1,IM2の明るさが「強」であり、「目ぢからが強い」ように点灯パターンが変化することで、注意している様子が表現される。
識別子「10」の制御指示では、エージェント体4の「後方監視」動作が表現される。識別子「10」の制御指示では、目の画像IM1,IM2の表示位置が車両1の「後方」側であり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」であり、「2秒に一度目を少しキョロキョロ」するように表示位置が変化することで、運転者300がギアを「Rに入れた時」にエージェント体4が後方監視する動作が表現される。
また、エージェントECU101には、予め、図示しないが、識別子及びトリガー条件が複数のトリガー条件「TC1」~「TC10」について対応付けられた条件情報が登録されていてもよい。トリガー条件「TC1」~「TC10」は、それぞれ、識別子「1」~「10」に対応する。
例えば、エージェントECU101は、トリガー条件「TC1」が成立すると、条件情報を参照し、識別子「1」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101aを参照し、識別子「1」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の輝度変更指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「1」の制御指示を本体ECU45経由で実施する。
エージェントECU101は、トリガー条件「TC10」が成立すると、条件情報を参照し、識別子「10」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101aを参照し、識別子「10」の制御指示に応じた1以上の指示を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「10」の制御指示を本体ECU45経由で実施する。
次に、エージェント体4の詳細動作について図11を用いて説明する。図11は、エージェント体4の詳細動作を示すフローチャートである。
エージェントECU101は、車両1の運転が開始されたか否かを判断する(S11)。車両1が起動すると、車両ECU102は、車両1の起動をエージェントECU101へ通知する。
エージェントECU101は、所定時間前から現在までの所定期間に車両1の起動が通知されていなければ(S11でNO)、待機する。
エージェントECU101は、所定期間に車両1の起動が通知されていれば(S11でYES)、エージェント体4の上昇指示を通信媒体経由で本体ECU45へ送信する(S12)。本体ECU45は、上昇指示を受信すると、上昇指示に応じて、本体42をファブリック41の下(-Z側)からファブリック41を押し上げるよう、好ましくはファブリック41に直角な方向(+Z方向)に上昇させる。本体ECU45は、本体4がファブリック41を介して内装壁7aより+Z側にせり出すようにする。このとき、ファブリック41が内装壁7aと一体化した状態が維持される。本体ECU45は、本体4の上昇が完了すると、上昇完了通知を通信媒体経由でエージェントECU101へ送信する。エージェントECU101は、上昇完了通知に応じて、起動時動作(S13)を実施する。
起動時動作(S13)では、図12に示すS31~S33の処理が行われてもよい。図12は、起動時動作を示すフローチャートである。
上昇完了通知が受信されたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC6」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「6」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「6」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「6」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S31)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」になり、「2秒間の笑顔」になるように点灯パターンが変化する。これにより、「笑顔」でのあいさつが表現される。また、「笑顔」の後に、「会話」に移行し、エージェント4は、例えば音声「こんにちは」をスピーカ44から出力する。
S31が行われたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC5」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「5」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「5」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「5」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S32)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」になり、「3秒に一度まばたき」するように点灯パターンが変化する。これにより、「会話中」の動作が表現される。また、「会話」として、エージェント4は、例えば音声「今日も安全運転お願いします」をスピーカ44から出力する。
S32が行われたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC2」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「2」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「2」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「2」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S33)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者」側から「回転1.5秒」により車両1の「進行」方向側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「中→強→弱」と変化する。これにより、エージェント体4の向きが「戻る」動作が表現される。
図11に戻って、エージェントECU101は、マイク43への音声入力があるか否かを判断する(S14)。本体ECU45は、マイク43への音声入力があると、その音声情報を通信媒体経由でエージェントECU101へ送信する。エージェントECU101は、音声情報を受信すると、その音声情報を保持する。
エージェントECU101は、所定時間前から現在までの所定期間に音声情報が保持されれば、マイク43への音声入力があるとして(S14でYES)、傾聴動作(S15)を実施する。
傾聴動作(S15)では、図13に示すS41~S48の処理が行われてもよい。図13は、傾聴動作を示すフローチャートである。
所定期間にマイク43への音声入力があったことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC1」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「1」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「6」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「1」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S41)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が車両1の「進行」方向側から「回転1.5秒」により「運転者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「弱→強→中」と変化する。これにより、エージェント体4の「振り向く」動作が表現される。
本体ECU45は、マイク43への音声入力があると、その音声情報を通信媒体経由でエージェントECU101へ送信する。エージェントECU101は、音声情報を受信すると、音声情報に応じて音声認識を行い(S42)、運転者300からの発話内容が実施できるか否かを判断する(S43)。
エージェントECU101は、発話内容が実施できれば(S43でYES)、トリガー条件「TC7」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「7」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「7」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「7」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S44)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」になり、「2秒に一度 うなずく」ように点灯パターンが変化する。これにより、エージェント体4の「傾聴」の動作が表現される。また、傾聴に伴う「発話」として、エージェント4は、例えば音声「はい」をスピーカ44から出力する。
S44が行われたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC6」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「6」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「6」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「6」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S45)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」になり、「2秒間の笑顔」になるように点灯パターンが変化する。これにより、エージェント体4の「あいさつ」の動作が表現される。また、あいさつに伴う「発話」として、エージェント4は、例えば音声「しばらくお待ちください」をスピーカ44から出力する。
一方、エージェントECU101は、音声認識ができていないか音声認識できても発話内容が実施できなければ(S43でNO)、トリガー条件「TC7」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「7」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「7」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「7」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S46)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」になり、「2秒に一度 うなずく」ように点灯パターンが変化する。これにより、エージェント体4の「傾聴」の動作が表現される。また、傾聴に伴う「発話」として、エージェント4は、例えば音声「すみません」をスピーカ44から出力する。
S46が行われたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC6」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「6」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「6」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「6」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S47)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」になり、「2秒間の笑顔」になるように点灯パターンが変化する。これにより、エージェント体4の「あいさつ」の動作が表現される。また、あいさつに伴う「発話」として、エージェント4は、例えば音声「実行できません」をスピーカ44から出力する。
S45又はS47が行われたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC2」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「2」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「2」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「2」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S48)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者」側から「回転1.5秒」により車両1の「進行」方向側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「中→強→弱」と変化する。これにより、エージェント体4の向きが「戻る」動作が表現される。
図11に戻って、エージェントECU101は、傾聴動作(S15)が完了すると、処理をS14に戻す。
一方、エージェントECU101は、所定時間前から現在までの所定期間に音声情報が保持されず、マイク43への音声入力がなければ(S14でNO)、発話すべきか否か判断する(S16)。エージェントECU101は、運転者300に伝えるべき情報があり、発話すべきであれば(S16でYES)、エージェント体からの発話動作(S17)を実施する。
エージェント体からの発話動作(S17)では、図14に示すS51~S55の処理が行われてもよい。図14は、エージェント体からの発話動作を示すフローチャートである。
発話すべきであると判断されたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC1」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「1」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「1」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「1」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S51)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が車両1の「進行」方向側から「回転1.5秒」により「運転者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「弱→強→中」と変化する。これにより、エージェント体4の「振り向く」動作が表現される。
S51が行われたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC5」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「5」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「5」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「5」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S52)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」になり、「3秒に一度まばたき」するように点灯パターンが変化する。これにより、「会話中」の動作が表現される。また、運転者300に伝えるべき情報として、エージェント4は、例えば音声「自宅のカギは閉めました」をスピーカ44から出力する。
本体ECU45は、マイク43への音声入力があると、その音声情報を通信媒体経由でエージェントECU101へ送信する。エージェントECU101は、音声情報を受信すると、音声情報に応じて音声認識を行い(S53)、例えば運転者300からお礼の言葉「ありがとう」が発せられたことを認識する。
これに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC8」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「8」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「8」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「8」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S54)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側であり、目の画像IM1,IM2の明るさが「強」であり、「目が∩」の点灯パターンに「標準×2回」変化する。これにより、エージェント体4の「嬉しい」様子が表現される。また、嬉しい様子に伴う「発話」として、エージェント4は、例えば音声「どういたしまして」をスピーカ44から出力する。
S54が行われたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC2」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「2」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「2」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「2」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S55)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者」側から「回転1.5秒」により車両1の「進行」方向側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「中→強→弱」と変化する。これにより、エージェント体4の向きが「戻る」動作が表現される。
図11に戻って、エージェントECU101は、エージェント体からの発話動作(S17)が完了すると、処理をS14に戻す。
一方、エージェントECU101は、運転者300に伝えるべき情報がなく、発話すべきでなければ(S16でNO)、車両1が後退走行中であるか否かを判断する(S18)。車両ECU102は、ギアがR(後退走行)に入れられたことを認識すると、後退走行中である旨をエージェントECU101へ通知する。
エージェントECU101は、所定時間前から現在までの所定期間に後退走行中の通知があれば、車両1が後退走行中であるとして(S18でYES)、後退警戒動作(S19)を実施する。
後退警戒動作(S19)では、図15に示すS61~S63の処理が行われてもよい。図15は、後退警戒動作を示すフローチャートである。
ギアがR(後退走行)に入れられたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC10」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「10」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「10」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「10」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S61)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が車両1の「後方」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」になり、「2秒に一度目を少しキョロキョロ」するように表示位置が変化する。これにより、エージェント体4の「後方監視」動作が表現される。
また、後退警戒に伴う「発話」として、エージェント4は、例えば音声「バックしています。車両の周囲に注意してください」をスピーカ44から出力する。
車両ECU102は、ギアがニュートラルに戻されるかR以外に入れられると、後退走行完了をエージェントECU101へ通知する。エージェントECU101は、後退走行完了が通知されるまで(S62でNO)、S61を繰り返し行う。
後退走行完了が通知されると(S62でYES)、エージェントECU101は、トリガー条件「TC2」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「2」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「2」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「2」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S63)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者」側から「回転1.5秒」により車両1の「進行」方向側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「中→強→弱」と変化する。これにより、エージェント体4の向きが「戻る」動作が表現される。
図11に戻って、エージェントECU101は、後退警戒動作(S19)が完了すると、処理をS14に戻す。
一方、エージェントECU101は、後退走行中でなければ(S18でNO)、車両1の現在位置が注意すべき地理的位置であるか否かを判断する(S20)。カーナビゲーション5には、注意すべき地理的位置を含むマップ情報が予め登録されている。カーナビゲーション5は、現在位置情報とマップ情報とに基づいて、車両1が注意すべき地理的位置に近づいた際に、その旨をエージェントECU101に通知する。エージェントECU101は、所定時間前から現在までの所定期間に注意すべき地理的位置に近づいた旨の通知があれば、車両1の現在位置が注意すべき地理的位置であるとして(S20でYES)、要注意道路動作(S21)を実施する。
要注意道路動作(S21)では、図16に示すS71~S73の処理が行われてもよい。図16は、要注意道路動作を示すフローチャートである。
車両1の現在位置が注意すべき地理的位置であることに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC9」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「9」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「9」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「9」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S71)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「強」になり、「目ぢからが強い」ように点灯パターンが変化する。これにより、エージェント体4が「注意」している様子が表現される。
また、注意している様子に伴う「発話」として、エージェント4は、例えば音声「この先、注意して走行してください」をスピーカ44から出力する。
カーナビゲーション5は、現在位置情報とマップ情報とに基づいて、車両1が注意すべき地理的位置を通過し終わった際に、その旨をエージェントECU101に通知する。エージェントECU101は、車両1が注意すべき地理的位置を通過し終わった旨の通知があるまで(S72でNO)、S71を繰り返し行う。
車両1が注意すべき地理的位置を通過し終わった旨が通知されると(S72でYES)、エージェントECU101は、トリガー条件「TC2」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「2」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「2」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「2」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S73)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者」側から「回転1.5秒」により車両1の「進行」方向側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「中→強→弱」と変化する。これにより、エージェント体4の向きが「戻る」動作が表現される。
図11に戻って、エージェントECU101は、要注意道路動作(S21)が完了すると、処理をS14に戻す。
一方、エージェントECU101は、車両1の現在位置が注意すべき地理的位置でなければ(S20でNO)、車両1の運転が終了するか否かを判断する(S22)。車両1が停止すると、車両ECU102は、車両1の停止をエージェントECU101へ通知する。
エージェントECU101は、所定時間前から現在までの所定期間に車両1の停止が通知されていなければ、車両1の運転が終了されないとして(S22でNO)、デフォルト動作(S23)を実施する。
デフォルト動作(S23)では、図17に示すS81の処理が行われてもよい。図17は、デフォルト動作を示すフローチャートである。
車両1の運転が終了されないことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC4」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「4」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「4」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「4」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S81)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が車両1の「進行」方向側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「弱」になり、「5秒に一度目をキョロキョロ」するように表示位置が変化する。これにより、エージェント体4の「見張り」動作が表現される。
図11に戻って、エージェントECU101は、デフォルト動作(S23)が完了すると、処理をS14に戻す。
一方、エージェントECU101は、所定時間前から現在までの所定期間に車両1の停止が通知されていれば、車両1の運転が終了されるとして(S22でYES)、終了動作(S24)を実施する。
終了動作(S24)では、図18に示すS91~S92の処理が行われてもよい。図18は、終了動作を示すフローチャートである。
車両1の運転が終了されることに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC1」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「1」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「1」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「1」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S91)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が車両1の「進行」方向側から「回転1.5秒」により「運転者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「FIX1秒」で「弱→強→中」と変化する。これにより、エージェント体4の「振り向く」動作が表現される。
S91が行われたことに応じて、エージェントECU101は、トリガー条件「TC6」が成立したとして、条件情報を参照し、識別子「6」の制御指示を実施すべきであると判断する。エージェントECU101は、制御指示情報101a(図10参照)を参照し、識別子「6」の制御指示に応じた1以上の指示(例えば、回転機構423の回転指示、表示器422-1,422-2の表示指示、スピーカ44の発話指示など)を順次に発行して本体ECU45へ送信する。これにより、エージェントECU101は、識別子「6」の制御指示を本体ECU45経由で実施する(S92)。
これに応じて、エージェント4は、目の画像IM1,IM2の表示位置が「運転者or話者」側になり、目の画像IM1,IM2の明るさが「中」になり、「2秒間の笑顔」になるように点灯パターンが変化する。これにより、「笑顔」でのあいさつが表現される。また、「笑顔」の後に、「会話」に移行し、エージェント4は、例えば音声「運転お疲れ様でした」をスピーカ44から出力する。
図11に戻って、本体ECU45は、終了動作(S24)が完了したことに応じて、終了動作完了通知を通信媒体経由でエージェントECU101へ送信する。エージェントECU101は、終了動作完了通知に応じて、下降指示を通信媒体経由で本体ECU45へ送信する。本体ECU45は、下降指示に応じて、本体42の少なくとも頂部をファブリック41の下面41bに密着させながら内装壁7aの穴7a2を介して本体42を空間7a1内へ下降させる。このとき、ファブリック41は、内装壁7aと一体化した状態が維持される。本体ECU45は、本体42を空間7a1内に収容させる。
以上のように、実施形態では、車両1内にエージェント体4が搭載される。エージェント体4は、本体42及び伸縮性のファブリック41を有し、本体42の少なくとも頂部がファブリック41の下面41bに密着しながら内装壁7aの穴7a2を介してZ方向に昇降可能である。例えば、車両1の起動等に応じてエージェント体4はファブリック41を持ち上げてせり上がるので、運転者300には、内装壁7aと一体化したファブリック41の形状として見える。また、裏から照光によってファブリック41の面に目や尾の画像が投影表示されることで、架空の生物としての動作及び様子が表現される。これにより、エージェントとして機能するエージェント体4をシンプルに構成できるため、運転時等においてエージェント体4が目立ちにくく、運転への注意を阻害しにくい。この結果、運転者300による円滑な運転を確保できる。
なお、エージェント体4における内装壁7aと一体化した部材は、ファブリック41に代えて、半透明なゴム膜などの伸縮性を有する膜部材であってもよい。膜部材は、内装壁7aと一体化される。膜部材は、内装壁7aの穴7a2を塞ぐ。膜部材の端部は、穴7a2の内面に固定されていてもよい。膜部材は、柔軟性・伸縮性を有する。膜部材は、光を透過可能である。膜部材の色は、内装壁7aの色と同じであってもよいし、内装壁7aの色に近い色(色差が所定値以内の色)であってもよい。
例えば、車両1の起動等に応じてエージェント体4は膜部材を持ち上げてせり上がるので、運転者300には、内装壁7aと一体化した膜部材の形状として見える。また、裏から照光によって膜部材の面に目や尾の画像が投影表示されることで、架空の生物としての動作及び様子が表現される。これによっても、エージェントとして機能するエージェント体4をシンプルに構成できる。
エージェント体4は、ファブリック41の表面41aに尾の画像を表示せずに目の画像を表示してもよい。この場合、本体42は、図5に示す表示器422-3が省略されてもよい。これにより、エージェント体4は、ファブリック41の表面41aにおける目の画像の表示位置及び表示態様で架空の生物としての表情や動きが表現されるので、さらにシンプルに構成され得る。
エージェント体4は、ファブリック41の表面41aに目の画像を表示せずに尾の画像を表示してもよい。この場合、本体42は、図5に示す表示器422-1,422-2が省略されてもよい。これにより、エージェント体4は、ファブリック41の表面41aにおける尾の画像の表示位置及び表示態様で架空の生物としての表情や動きが表現されるので、さらにシンプルに構成され得る。
エージェント体4において、図5(a)に示すように、シェル421の内面421aが上に凹の曲面状であるが、各表示器422の発光部すなわち表示面422aが平面状であり、表示面422aからの内面421aへの光には、2次元的な光路差が存在する。このため、表示面422aと内面421aとの距離が離れると、2次元的な光路差に応じて光の拡散の度合いが異なることなどにより、内面421aに投影される画像がぼけた像となりやすい。
それに対して、実施形態の第1の変形例として、図19に示すように、表示器422とシェル421との間に導光部材425が配されてもよい。図19は、実施形態の第1の変形例における表示器422及び導光部材425の構成を示す図である。導光部材425は、表示器422の光をシェル421へ導く。
図19(a)では、導光部材425として、ファイバーオプティックプレート(FOP)4251が例示される。FOP4251は、表示器422側に平面状の入射面を有し、シェル421側に上に凸の曲面状の出射面を有する。FOP4251の入射面は、表示器422の表示面422aに実質的に接触し接着剤等により固定されてもよい。表示器422が回転機構423により回転されるとFOP4251も回転される。FOP4251は、回転時に、出射面が内面421aに2次元的にほぼ等距離で近接し且つ非接触な状態に維持されるように配され得る。
2次元的に配列された複数のLED4221(図5(b)参照)から出射された光は、それぞれ、FOP4251でコリメート光(平行光)に保たれながらシェル421の内面421aへ導かれ得る。これにより、2次元的な光の拡散の度合いが均等化され得るので、シェル421の内面421aに投影される画像を精細な画像とすることができる。
図19(b)では、導光部材425として、正の屈折パワーを有するレンズ4252が例示される。レンズ4252は、表示器422側に平面状の入射面を有し、シェル421側に上に凸の曲面状の出射面を有する。レンズ4252の入射面は、表示器422の表示面422aに実質的に接触し接着剤等により固定されてもよい。表示器422が回転機構423により回転されるとレンズ4252も回転される。レンズ4252は、回転時に、焦点面が内面421aにほぼ一致した状態に維持されるように配され得る。
2次元的に配列された複数のLED4221(図5(b)参照)から出射された光は、それぞれ、内面421aにおける表示面422aより狭い領域421a1に集光されるように、レンズ4252で屈折される。これにより、領域421a1では、2次元的な光の拡散が抑制されるので、シェル421の内面421aに投影される画像を精細な画像とすることができる。
あるいは、表示器422における光源は、ドットLED型光源(図5(b)参照)以外の光源であってもよい。例えば、実施形態の第2の変形例として、表示器422における光源は、図20に示すようなレーザ光源4222及びレーザ偏向機構4223を含むレーザ型光源であってもよい。図20は、実施形態の第2の変形例における表示器422の構成を示す図である。
図20(a)は、レーザ光源4222及びレーザ偏向機構4223が表示器422の筐体内に収容される構成が例示される。レーザ光源4222は、本体ECU45による制御に応じて、レーザ光を出射する。レーザ偏向機構4223は、レーザ光源4222とシェル421の内面421aとの間におけるレーザ光源4222の出射部近傍に配される。レーザ偏向機構4223は、本体ECU45による制御に応じて、内面421aに所定の画像がスキャンで描画されるように、レーザ光の進行方向を変更させる。レーザ偏向機構4223は、向きが可変であるミラー又はプリズムなどの光学部材であってもよい。
この場合、本体ECU45は、レーザ偏向機構4223を制御することで、表示器422を回転させることなく、ファブリック41の表面41aにおける目や尾の画像の表示位置を変更できる。このため、本体42は、回転機構423が省略されてもよい。
図20(b)は、レーザ偏向機構4223a~4223cが分散配置される構成が例示される。レーザ偏向機構4223aは、レーザ光源4222とともに表示器422の筐体内に収容され、レーザ光源4222の出射部近傍に配される。レーザ偏向機構4223b,4223cは、レーザ偏向機構4223a及びシェル421の内面421aとの間に配される。レーザ偏向機構4223aは、本体ECU45による制御に応じて、レーザ偏向機構4223b,4223cを介して内面421aに所定の画像がスキャンで描画されるように、レーザ光の進行方向を変更させる。レーザ偏向機構4223aは、向きが可変であるミラー又はプリズムなどの光学部材であってもよい。レーザ偏向機構4223b,4223cは、向きが固定されたミラー又はプリズムなどの光学部材であってもよい。
あるいは、表示器422における光源は、図示しないが、液晶又は有機EL等のフレキシブル型ディスプレイであってもよい。この場合、表示器422は、シェル421の表面又は内面421aに貼り付けられてもよいし、シェル421の表面と内面421aとの間に挿入されてもよい。これにより、シェル421の表面に画像を表示することで、ファブリック41に画像を投影表示可能であってもよい。また、シェル421の表面に画像をアニメーション表示することで、エージェント体4の動きを表現しても良い。
また、エージェント体4の本体42におけるシェル421の形状は、本体42の上昇時にファブリック41の下面41bに少なくとも頂部が密着可能であれば中空半球状以外の任意の形状であってもよい。
例えば、シェル421は、図21(a)に示すような内側が中空である円錐形状であってもよい。図21は、実施形態の第3の変形例における本体42の構成及び動作を示す図である。
この場合、本体ECU45は、上昇指示に応じて、図21(b)→図21(c)→図21(d)の順に示すように、本体42の少なくとも頂部をファブリック41の下面41bに密着させながら内装壁7aの穴7a2を介して本体42を空間7a1から上昇させる。このとき、ファブリック41は、内装壁7aと一体化した状態が維持される。
本体ECU45は、下降指示に応じて、図21(d)→図21(c)→図21(b)の順に示すように、本体42の少なくとも頂部をファブリック41の下面41bに密着させながら内装壁7aの穴7a2を介して本体42を空間7a1内へ下降させる。このとき、ファブリック41は、内装壁7aと一体化した状態が維持される。
あるいは、シェル421は、図22(a)に示すような内側が中空である円錐台形状であってもよい。図22は、実施形態の第4の変形例における本体42の構成及び動作を示す図である。
この場合、本体ECU45は、上昇指示に応じて、図22(b)→図22(c)→図22(d)の順に示すように、本体42の少なくとも頂部をファブリック41の下面41bに密着させながら内装壁7aの穴7a2を介して本体42を空間7a1から上昇させる。このとき、ファブリック41は、内装壁7aと一体化した状態が維持される。
本体ECU45は、下降指示に応じて、図22(d)→図22(c)→図22(b)の順に示すように、本体42の少なくとも頂部をファブリック41の下面41bに密着させながら内装壁7aの穴7a2を介して本体42を空間7a1内へ下降させる。このとき、ファブリック41は、内装壁7aと一体化した状態が維持される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 車両
2,2-1~2-4 車輪
3 車体
4 エージェント体
41 ファブリック
42 本体
422 表示器
423 回転機構
424 昇降機構
425 導光部材

Claims (10)

  1. 第1の車輪と、
    第2の車輪と、
    前記第1の車輪及び前記第2の車輪に結合され、前記第1の車輪及び前記第2の車輪によって所定の進行方向に移動可能である車体と、
    前記車体内の内装壁と一体化し前記内装壁の穴を塞ぐ伸縮性のファブリックと、前記ファブリックを介して前記車体と前記内装壁との間の空間に収容可能であり少なくとも頂部が前記ファブリックの下面に密着しながら前記内装壁の穴を介して前記内装壁に交差する方向に昇降可能である本体とを有するエージェント体と、
    を備えた車両。
  2. 前記本体は、前記車両の起動に応じて、少なくとも頂部が前記ファブリックの下面に密着しながら前記内装壁の穴を介して前記空間から上昇する
    請求項1に記載の車両。
  3. 前記本体は、前記車両の停止に応じて、少なくとも頂部が前記ファブリックの下面に密着しながら前記内装壁の穴を介して前記空間内へ下降する
    請求項2に記載の車両。
  4. 前記本体は、
    上に凸状であるシェルと、
    前記シェルを前記方向に昇降可能である昇降機構と、
    をさらに含む
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車両。
  5. 前記ファブリックは、光を透過可能であり、
    前記本体は、前記ファブリックに目の画像を投影可能である1以上の表示器を含む
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車両。
  6. 前記ファブリックは、光を透過可能であり、
    前記本体は、前記ファブリックに尾の画像を投影可能である1以上の表示器を含む
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車両。
  7. 前記本体は、
    上に凸状であり光に対して透過性又は半透過性を有するシェルと、
    前記シェル及び前記1以上の表示器を前記方向に昇降可能である昇降機構と、
    をさらに含む
    請求項5又は6に記載の車両。
  8. 前記本体は、前記1以上の表示器を前記方向に沿った回転軸周りに回転可能である回転機構をさらに含む
    請求項5から7のいずれか1項に記載の車両。
  9. 前記本体は、上に凸状であり光に対して透過性又は半透過性を有するシェルをさらに含み、
    前記1以上の表示器は、前記シェルの内面より内側に配され、前記シェルを通して前記ファブリックに画像を投影可能である
    請求項5又は6に記載の車両。
  10. 前記本体は、前記1以上の表示器と前記シェルとの間に配され、前記1以上の表示器の光を前記シェルへ導く導光部材をさらに含み、
    前記1以上の表示器は、前記導光部材及び前記シェルを通して前記ファブリックに画像を投影可能である
    請求項9に記載の車両。
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