JP2023079028A - ストレッチャー用シート支持装置およびストレッチャー - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造がシンプルで操作性に優れ、安価なストレッチャー用シートを安定させ、且つ視認性よく支持すること。【解決手段】 ストレッチャーで搬送する救護者に合わせて、ベッド台の長手方向から短手方向に複数のシートフレームを装着して、ベッド台の長手方向から短手方向に橋渡たされるシート材を支持して、空気感染に対する防護機能を高めた状態あるいは雨除け機能を高めた状態で、救護者を迅速に指定先に搬送することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、空気感染に対する防護機能を高めた状態で、救護者を迅速に指定先に搬送するストレッチャー用シート支持装置およびストレッチャーに関するものである。
従来、被災者をストレッチャーから降ろす際に、吸水シートからの体液などの戻りがなく、ストレッチャー、手や衣服などに体液が付着しないストレッチャーシートを提供するため、不透水性シートおよびその上に配置された吸水シートからなる被災者用ストレッチャーシートであって、該吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有すると共に被災者を横たえる広さを有し、該不透水性シートは、吸水シートよりも広く、吸水シートと共に折り返して、吸水シートの上に横たわる被災者を両側から覆うことが可能な大きさである被災者用ストレッチャーシートが下記特許文献1に開示されている。本例は、身ぐるみタイプの被災者用ストレッチャーシートを開示している。このように、ストレッチャーは、緊急搬送する患者を仰向けの状態で搬送するのが一般的である。
一方、雨天時における救急災害現場では、ストレッチャー・各種担架での傷病者搬送時の雨対策に対応したストレッチャーシートが下記特許文献2に開示されている。
この雨よけカバーによれば、雨天時のストレッチャー・各種担架での傷病者搬送時において、雨に濡れることによる発生していた、傷病者の体温低下等を軽減し、緊急性が高く過酷な救急災害現場において、十分に使用が可能で、傷病者に対して、効果ある活動を行うことができる。
特開2016-77390号公報 特開2018-134328号公報
また、上記特許文献2は、雨除け機能が重視されてはいるが、密閉性が確保されていないため、患者の呼吸による呼気が搬送者に空気伝搬し、例えばコロナ患者の救急搬送に際し、搬送者に対する感染防止対策は不十分なものであった。
さらに、密閉性のみを追求してしまうと、患者が通常の呼吸行為が制限され息苦しさを与えてしまうおそれがあり、また、患者搬送後は、使用したシートを簡便に廃棄するための機構も必要なり、一定の空気濃度を保持した状態で患者を指定搬送先に搬送できる構造がシンプルで扱い易く、安価なストレッチャー用シートカバーが求められている。
また、病院側にとっても、一般病棟と、特殊な感染症患者が収容される特殊病棟とを確保した場合に、搬送される患者の病状に合わせて搬入口を別個独立した動線を確保できない構造上の制限のため、一般病棟の搬入口を使用しなければならない場合もある。
このように現状のストレッチャーでは、雨天時における搬送者に対する雨除け対策およびコロナ患者搬送時における感染予防対策が不十分であり、簡単な構成で雨除け対策と、感染予防対策とを講じながら、迅速に患者を指摘先へ搬送し、かつ、院内を容易に移動させることができるストレッチャーの開発が医療関係者、救護隊員にとって近々の課題である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、構造がシンプルで操作性に優れ、安価なストレッチャー用シートを安定し、且つ視認性よく支持するストレッチャー用シート支持装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明のストレッチャー用シート支持装置は以下に示す構成を備える。
本発明に係るストレッチャー用シート支持装置は、ストレッチャーを構成するベッド台の長手方向外端側から短手方向を跨ぐように複数のシートフレームが装着されて、前記ベッド台の長手方向側から短手方向に橋渡たされるシート材を支持することを特徴とする。
本発明によれば、構造がシンプルで操作性に優れ、安価なストレッチャー用シートを安定し、且つ視認性よく支持することで、搬送される介護者や救護者の様子を視認し、かつ対話しながら安心して搬送作業を行える。
また、防水シートが介護者や救護者の全身を覆うことができるため、雨天時に介護者や救護者の全身が雨水に触れることなく搬送することができる。
また、透明シートが介護者や救護者の全身を外気から遮断するように覆うことができるため、感染症を患う介護者や救護者と搬送作業者とが非接触の状態で搬送先まで搬送することができる。
本実施形態を示すストレッチャーの構造を説明する斜視図。 本実施形態を示すストレッチャーの側断面図。 図1に示したマットを載置するストレッチャーフレームを示す平面図。 図3に示したストレッチャーに対するストレッチャーカバーの取り付け状態を説明する図。 (a)はストレッチャーの斜視図。(b)はストレッチャーに取り付けるフレーム装着部品の一例を示す図。(c)は、(b)に示したストレッチャーにフレーム装着部品を取り付けた状態を示す図。 (a)はストレッチャーの斜視図。(b)はストレッチャーに取り付けるフレーム装着部品の一例を示す図。(c)は、(b)に示したストレッチャーにフレーム装着部品を取り付けた状態を示す図。 本実施形態を示すストレッチャーの構造を説明する斜視図。 本実施形態を示すストレッチャー用シートカバーの活用状態例を示す図。 本実施形態を示すストレッチャー用シートカバーの活用状態例を示す図。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示すストレッチャーの平面図である。本例は、脚折れ型で車載用のストレッチャーに対応する。なお、本実施形態では、カバーシートは、雨除けシート(防水シート)として機能させることも、感染者を搬送する遮断する透明シートとして機能させることもできる。
図1において、1は長身方向に伸びる枠体(フレーム)を構成するベッド板で、所定厚のノンスリップストレッチャーマット(マット)2が載置される。3,4は安全ベルトで、ベルト固定具を指定方向に開くことでロックが解除する機構を備える。安全ベルト3,4は載置された患者の両体側から伸びて中央部でロックされることで、患者搬送時の振動や移動を押させるように機能する。
5~8は双輪キャスタで、ストレッチャー本体を支えるとともに、搬送方向を切り替えるためストレッチャーの中心軸方向に対して可動可能に構成されている。9,10はサイドレールで、患者の体側方向の移動を制限する。
なお、救急車内で救護活動を行うためのオプション部材、ガートル架、昇降ハンドル、ボンベ受けは省略している。
図2は、本実施形態を示すストレッチャーの側断面図である。
図2の(a)は、図1のa-a断面を示し、図2の(b)は図1のb-b断面を示す。なお、図1と同一のものには同一の符号を付して、その説明を省略する。
図3は、本実施形態を示すストレッチャーのベッド板1の外枠側に設けるスリットSLの配置状態を示す図である。なお、図3の(a)は、ストレッチャーのフレームの平面図を示し、図3の(b)は、ストレッチャーのベッド板1の中央部に配置するシートフレーム装着用のスリットSLを示し、図3の(c)は、ストレッチャーのベッド板1の頭上側に配置するシートフレーム装着用のスリットSLを示し、図3の(d)は、ストレッチャーのベッド板1の足先側に配置するシートフレーム装着用のスリットSLを示す。また、本実施形態では、各位置において、スリットSLを2か所並置した場合を示すが、スリットSLの数は、3個以上であってもいいし、1個で構成してもよい。
本実施形態では、ベッド板1の長さが例えば2100mmとする場合を示し、長手方向の両端部には、左右対称にシートフレームを差し込むためのスリット(切り欠き)SLを、例えば6か所設けている。ここで、シートフレームは、材料が、厚みが3mmの透明ポリカーボネイトで構成されている。なお、シートフレームの両端部は、端から約10cmの領域は、厚さが5mmで成型されている。これは、シートフレームが図3に示すボトムに形成されたスリットSLに装着された際に、抜けにくくするためである。
また、ボトムの中央部にも、左右対称にシートフレームを差し込むためのスリット(切り欠き)SLを、例えば2か所設けている。
なお、本例は、ベッド板1の上面にマット2が載置されている状態を示し、ベッド板の短手方向には、左右対称の2か所に対して設けるスリットSLを配置した例を示す。
図4は、図3に示したストレッチャーに対するストレッチャーカバーシートの取り付け状態を説明する図である。なお、図4は、ストレッチャー用カバーシート支持装置としてシートフレームを図3に示したベッド板1に設けるスリットSLに先端部を挿入して固着する場合を示すが、スリットSLの構造によっては、シートフレームの先端に突起を設けて、その突起がスリットSL内に設ける溝と係合して係止させる構成であってもよい。
なお、図4の(a)は平面図を示し、図4の(b)は図4の(a)のc-c断面図を示し、図4の(c)はシートフレーム31の平面図を示し、図4の(d)は、図4の(a)に示す取り付けたシートフレーム31の湾曲状態を示す断面図である。
本例は、シートフレーム31の両先端部が、図4の(d)はシートフレームの後端部に設ける取り付け用のスリットSLに差し込まれることで、かまぼこ型(トンネル型)のシートフレームが組み上がり、そのシートフレームの形状に沿ってカバーシートCSを橋渡した状態を示す。ここで、カバーシートCSは、シート材であって、透明フィルム材で構成されている。なお、
本例はシートフレームをベッド板1に対して三か所装着した状態を示し、その形状に沿ってベッド板1の長手方向から幅方向に向かって峠を越えるように、カバーシートCSを橋渡した状態を示し、雨除けシートとしても、ウィルス感染防護シートとしても機能させることができる。
なお、ウィルス感染防護シートとして機能させる場合は、カバーシートCSの上下左右端側をベッド板1とマット2との間に折り返すように、例えばベッドメーキングのように折り畳むことでドーム型の空間であって、ある程度の密閉性を確保することもできる。
これにより、救急隊員は、患者の呼吸にともなってウィルス感染してしまうことを回避しつつ、患者はドーム型のフィルムシート内に収容されていても、周囲を見回せることができ、かつ、息苦しさも和らげることもできる。
また、コロナ感染患者でない場合には、雨除けシートとしても機能し、冷たい雨が降る状態での搬送時には、雨除けと寒さ除けとして機能して、指定搬送先まで患者の体温低下による体力消耗を防ぐことができる効果を奏する。
さらに、本実施形態のストレッチャーにヒート部材と、エアー循環基材とを組み合わせることで、冬場の患者搬送時における体温低下を防止できる機能を組み合わせてもよい。
なお、本実施形態では、ある程度の密閉する空間形状をトンネル形状あるいはドーム形状とする場合を示したがこれに限定されず、ベッド板1に対して立体的に膨らむ形状であればよく、いわゆるテント型、傘型で開くようにシートフレームの形状を成形すればよい。
具体的には、ベッド板1の縦方向と横方向の支えとなる、例えば十文字状にフレームを組み上げる構造としてもよい。
〔第1実施形態の効果〕
本実施形態によれば、構造がシンプルで操作性に優れ、安価なストレッチャー用シートを安定し、且つ視認性よく支持することで、搬送される介護者や救護者の様子を視認し、かつ対話しながら安心して搬送作業を行える。
また、防水シートが介護者や救護者の全身を覆うことができるため、雨天時に介護者や救護者の全身が雨水に触れることなく搬送することができる。
また、透明シートが介護者や救護者の全身を外気から遮断するように覆うことができるため、感染症を患う介護者や救護者と搬送作業者とが非接触の状態で搬送先まで搬送することができる。
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、シートフレームの先端をベッド板1に形成したスリットSLに差し込むことでシートフレームがドーム型に組み上がる例を示したが、シートフレーム用のガイド部材をベッド板1に外付けするように取り付けた状態で、シートフレームの先端を差し込む構成としてもよい。
図5は、本実施形態を示すストレッチャーに取り付けるフレーム装着部品の一例を示す図である。本例は、フレーム装着部品をクランプで構成した例である。
図5の(a)はベッド板1を固定するフレームが平板状のストレッチャーの斜視図を示し、図5の(b)はクランプ構造を備える固定具で、コ字型の外枠に、下板がねじ切りされた締め付けねじを右ネジに回転することで押し上がる。これにより、図5の(b)に示す固定具が図5の(c)に示すようにベッド板1に固着される。図5の(c)は、図5の(b)のd-dの要部断面図を示す。
図5の(c)には、固着具がベッド板1の外周側に一部がつき出る先端部が形成され、その先端部であって、ベッド板1に平行するようにスリットSLが設けられている。
これにより、ベッド板1に直接スリットSLを設けられない既存のストレッチャーであっても、シートフレームを装着する固着具を外付けすることができるため、図4に示すようにストレッチャーカバーをストレッチャーのベッド板の短手方向に橋渡すことで、ドーム型もしくはトンネル型に外気と遮蔽される空間を自在に形成することができる。
〔第3実施形態〕
上記実施形態では、シートフレームの先端を平板状のベースに固定具を固着して、固定具に形成したスリットにシートフレームを差し込むことでドーム型に組み上げる例を示したが、パイプ状のベースに固定具を固着して、固定具に形成したスリットSLにシートフレームを差し込むことでドーム型に組み上げる構成としてもよい。
図6は、本実施形態を示すストレッチャーに取り付けるフレーム装着部品の一例を示す図である。本例は、フレーム装着部品を吊りバンドで構成した例である。
図6の(a)はベッド板1の外枠形状がパイプ状のストレッチャーの斜視図を示し、図6の(b)は吊りバンド形状の固定具で、半円状の下板と、上板とが係合して、ねじ切りされた締め付けねじを右ネジに回転することで固定具がベッド板1に固着される。図6の(c)は、図6の(b)のd-dの要部断面図を示す。
図6の(b)には、固着具がベッド板1の外周側に一部がつき出る先端部が形成され、その先端部がベッド板1に平行するようにスリットSLが設けられている。
これにより、ベッド板1にスリットSLを設けられない外枠がパイプ構造を有する既存のストレッチャーであってもシートフレームを装着する固着具を外付けすることができるため、図4に示すようにカバーシートをストレッチャーのベッド板の短手方向に橋渡すことで、トンネル型もしくはドーム型に外気と遮蔽される空間を自在に形成することができる。
〔第4実施形態〕
上記実施形態では、搬送車内でドーム型に組み立てる場合について説明したが、シートフレームが複数のパーツから構成され、各シートフレームパーツをドーム型を構成するシートフレームの頂上で係合する機構を備えることで、1つのシートフレームが組み上がった状態で、カバーシートを橋渡す作業を車内で行う。これにより、1つのシートフレームを車内の側壁にあらかじめ装備するよりも、各段にコンパクトに積載することができる。さらに、シートフレームパーツとして取り扱うことで、パーツの消毒や清掃が容易になる。
〔第5実施形態〕
上記実施形態では、搬送車内でドーム型に組み立てる場合について説明したが、もちろんストレッチャーからベッド板1を外して、ベッド板1の前後に設ける搬送取手で救護者を搬送するための担架および担架機構にも本発明を適用可能である。
〔第6実施形態〕
図7は、本実施形態を示すストレッチャーの平面図である。本例は、脚折れ型で車載用のストレッチャーに対応する。なお、本実施形態では、カバーシートは、雨除けシート(防水シート)として機能させることも、感染者を搬送する遮断する透明シートとして機能させることもできる。また、図1と同一のものには同一の符号を付してその説明を省略する。
図7において、100は孔で、先細りする円柱状のシート垂れ防止棒101(図9参照)が挿通し、所定長挿し込まれると、シート垂れ防止棒101の直径が孔100の直径よりも太くなると係止する構造である。シート垂れ防止棒101は、一例として帯電性の影響を受けにくい木製とするが、帯電処理されたプラスチック製であってもよい。ただし、医療機器を搭載する車内では磁気の影響を受ける場合や、搬送中に落雷を受ける可能性もあるので、金属製は好ましくない。
本実施形態によれば、その対策として先細りタイプの丸棒をストレッチャー頭部にある穴に差し込む事によりシートが頭に触れなくなり、救護者がストレッチャーに対して水平に寝た状態から、救護者の腰から頭部分(上半身)を起こす事象が発生する時、カバーシートが垂れてきて頭部分に触れる事により患者にストレスが発生する恐れを防止することができる。
また、シート垂れ防止棒101の形状を先細りタイプの丸棒とすることで、差し込まれるシート垂れ防止棒101が抜け落ちてしまうことを確実に防止することができる。
図8、図9は、本実施形態を示すストレッチャー用シートカバーの活用状態例を示す図である。
本例は、シートカバーがベット板に支持されることで、ベッド板の長手方向から短手方向に透明トンネルを形成した活用状態を示す。
本使用例によれば(図8)、シートカバーをラフに覆う雨除けシートや、やや蜜に覆う感染予防シート、寒さ対策シートとしても活用できる。
また、本使用例によれば(図9)、救護者がストレッチャーに対して水平に寝た状態から、救護者の腰から頭部分(上半身)を起こす事象が発生する時、カバーシートが垂れてきて頭部分に触れる事による患者へのストレスを軽減できる。
なお、シートフレームは、上述したように一体とせずに、分離した構造として車内搬送装備として収容し、必要に応じて、分離したシートフレームをシートフレームの両側から中央側に組み上げて、シートフレームの中央部に設ける係合部材でシートフレームが完成する機構としてもよい。
これにより、シートフレームの取扱いと管理が容易となり、患者搬送車における装備品として常備でき、気象の変化や、搬送患者の対象に合わせていつでもドーム型あるいはトンネル型のストレッチャーまたは担架として使用できる。
また、シートフレームは、カバーシートを支持する板状であって、ある程度の曲げ方向に柔軟な素材であれば、ポリカーネードを原料とするものでなくても、本発明の適用に支障は生じないし、素材自体を透明に限定する必要もない。
1 ベッド台
2 マット
3,4 安全ベルト
31 シートフレーム
CS カバーシート

Claims (9)

  1. ストレッチャーを構成するベッド台の長手方向外端側から短手方向を跨ぐように複数のシートフレームが装着されて、前記ベッド台の長手方向側から短手方向に橋渡たされるシート材を支持することを特徴とするストレッチャー用シート支持装置。
  2. 1つのシートフレームの両端部は、前記ベッド台の外枠の長手方向に平行し、前記外枠の幅方向の中央部に形成される複数のスリットのうち、いずれか1つのスリットに挿入されて固定されることを特徴とする請求項1に記載のストレッチャー用シート支持装置。
  3. 複数のシートフレームの両端部は、前記ベッド台の外枠の長手方向に平行し、前記外枠の幅方向の中央部に形成される複数のスリットに挿入されて固定されることを特徴とする請求項1に記載のストレッチャー用シート支持装置。
  4. 複数のスリットは、それぞれ近接して所定間隔で配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載のストレッチャー用シート支持装置。
  5. 前記シートフレームは、幅が500mm以上600mm以下とし、かつ、前記ベッド台の底面からの高さが450mm以上550mm以下となるように成型されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載のストレッチャー用シート支持装置。
  6. 前記シートフレームの形状は、トンネル型、ドーム型、蒲鉾型、屋根型を含むことを特徴とする請求項5に記載のストレッチャー用シート支持装置。
  7. 前記シート材は、透明フィルム材であることを特徴とする請求項1に記載のストレッチャー用シート支持装置。
  8. 長身方向に伸びる枠体の一方端の中心部には、前記ベッド台の長手方向側から短手方向に橋渡たされるシート材の垂れ下がりを支えるシート垂れ防止棒を挿通するための孔を備えることを特徴とする請求項1に記載のストレッチャー用シート支持装置。
  9. 前記請求項1乃至8項のいずれか1項に記載のストレッチャー用シート支持装置を備えることを特徴とするストレッチャー。
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