JP2008119476A - 病院の患者搬送車台用プライバシー・スクリーン - Google Patents
病院の患者搬送車台用プライバシー・スクリーン Download PDFInfo
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Abstract
【課題】車台の幅と、車台の長さの2倍の長さとを合計した長さに等しい長さをもつ材料からなる細長ピースを提供することにある。
【解決手段】病院用車台の幅と、長さの2倍の長さとを合計した長さに少なくとも等しい長さを有する材料の細長ピースを有する病院用車台のプライバシー・スクリーン。材料のピースに配置された開放ポケットがポールを受入れ、該ポールは、車台のベッドに設けられた既存の孔内に挿入されて、プライバシー・スクリーンを車台に取付ける。
【選択図】図1
【解決手段】病院用車台の幅と、長さの2倍の長さとを合計した長さに少なくとも等しい長さを有する材料の細長ピースを有する病院用車台のプライバシー・スクリーン。材料のピースに配置された開放ポケットがポールを受入れ、該ポールは、車台のベッドに設けられた既存の孔内に挿入されて、プライバシー・スクリーンを車台に取付ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、病院の患者搬送車台用プライバシー・スクリーンに関する。
病院、ナーシングホームおよび他のヘルスケア施設での患者は、検査、X線撮影、手術および同様な処置を受けるため、彼らの部屋から建造物内の他の領域へと頻繁に移動される。患者が歩行不可能である場合には、移動は、一般に、患者が車輪付搬送台上に横たえられている間に行われる。移動の間、患者は建造物のホールを通る誰かに見られてしまう。多年に亘って、患者が見られないようにする車台用のプライバシー・スクリーンを設ける試みがなされてきた。しかしながら、これらの従来技術のプライバシー・スクリーンは、患者のプライバシーを充分に保護できないものであるか、標準型の病院用車台へのスクリーンの迅速な着脱が行える態様で車台に取付けることができないものである。このため、病院スタッフは、患者の搬送前の車台へのスクリーンの装着、および後の洗浄のための車台からのスクリーンの取外しにかなりの時間を費やさなくてはならない。従って、プライバシー・スクリーンは、広くは使用されていない。
本発明は、車台の幅と、車台の長さの2倍の長さとを合計した長さに等しい長さをもつ材料からなる細長ピースを提供することにより、従来技術の病院用車台のプライバシー・スクリーンの上記欠点を解消することにある。
材料のピースの各端部に1つのポケットが配置され、両端部の間に配置される2つのポケットは、車台の幅に等しい距離だけ分離されている。ポールは、ポケットを通り、車台のコーナに設けられた孔内に挿入され、スクリーンを、車台に迅速かつ容易に取付けかつ車台から迅速かつ容易に取外すことができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および長所は、添付図面に関連して述べる本発明の以下の詳細な説明を考察することにより一層容易に理解されよう。
ここで図面の図1を参照すると、病院、ナーシングホームまたは同様なケア施設内のあちこちに患者を搬送し、または救急車からこのような施設に患者を搬送するのに使用される標準型車台10は、平らな水平ベッドを有している。ベッド12上には、患者を支持するパッド14またはマットレスが置かれている。図示の実施形態では、パッド14は、ベッド12の全体をカバーしかつ対向側部16および対向端部18を備えた長方形の形状を有している。車台10は、患者が車台から転がり落ちることを防止する側方レール19を有している。車台10の底に配置された車輪20は、患者が車台上に置かれたときに移動される。車台10の4隅には孔22が設けられており、これらの孔22は、IVバッグまたはモニタリング機器を支持するポールを支持するのに使用される。
ここで図面の図1を参照すると、病院、ナーシングホームまたは同様なケア施設内のあちこちに患者を搬送し、または救急車からこのような施設に患者を搬送するのに使用される標準型車台10は、平らな水平ベッドを有している。ベッド12上には、患者を支持するパッド14またはマットレスが置かれている。図示の実施形態では、パッド14は、ベッド12の全体をカバーしかつ対向側部16および対向端部18を備えた長方形の形状を有している。車台10は、患者が車台から転がり落ちることを防止する側方レール19を有している。車台10の底に配置された車輪20は、患者が車台上に置かれたときに移動される。車台10の4隅には孔22が設けられており、これらの孔22は、IVバッグまたはモニタリング機器を支持するポールを支持するのに使用される。
第一実施形態では、車台上で搬送される患者にプライバシーを与えるため、車台にプライバシー・スクリーン24が取付けられる。スクリーン24は、実質的にパッド14の両側部16およびパッド14の1つの端部18に沿って配置されるのに充分な長さを有する材料の細長ピース26からなる。材料のピース26は、車台の横を歩く誰かがパッド上に横たわる患者を見ることを防止するのに充分なだけパッド14から上方に延びた幅を有する。材料のピース26の各端部にはポケット28が配置されており、ピースの中央の両側に位置する2つのポケット28は、パッド14の端部18の長さに等しい距離だけ分離されている。図示の実施形態では、ポケット28は材料のピース26の全幅を横切って延びているが、ポケット28は、ピースの幅の一部のみをカバーしかつ多数のセクションに設けることもできる。一端のポケットおよび2つの中央ポケットは円筒状であり、材料のピース26に永久的に取付けられている(図4)。材料のピース26の他端のポケット28aは、材料自体のピース26の端部29に形成される。このポケット28aは、端部29をピース上に折返し、これを、例えばフック/ループファスナのような解放可能ファスナ30を用いて、下に横たわる材料に結合することにより端部29に形成される(図5)。これは、後述のように、スクリーンの装着を容易にする。材料のピース26は、洗浄可能なファブリックで形成するか、使い捨て可能な材料で形成することもできる。
各ポケット28に挿通されるポール32は、スクリーン24を車台10に取付けるべく、ベッド12の4つのコーナで孔22内にぴったり嵌合される。
スクリーン24は、ポール32を、材料のピース26の3つの固定ポケット28内に挿入し、次にポールをベッド12の3つの孔22内に挿入することにより取付けられる。第四のポール32aが最終孔22内に挿入され、調節可能なポケット28aが、材料のピース26をポール32aの回りで引っ張りかつピース自体の上に二重に折返して、ファスナで結合することによりポール32aの回りに形成される。スクリーン24によりカバーされない車台10の端部は患者の頭部側端部となり、これにより、車台を引っ張る人が、車台上で搬送される患者を見ることが可能になる。
スクリーン24は、ポール32を、材料のピース26の3つの固定ポケット28内に挿入し、次にポールをベッド12の3つの孔22内に挿入することにより取付けられる。第四のポール32aが最終孔22内に挿入され、調節可能なポケット28aが、材料のピース26をポール32aの回りで引っ張りかつピース自体の上に二重に折返して、ファスナで結合することによりポール32aの回りに形成される。スクリーン24によりカバーされない車台10の端部は患者の頭部側端部となり、これにより、車台を引っ張る人が、車台上で搬送される患者を見ることが可能になる。
患者が搬送されたならば、ファスナ30を開きかつ材料のピース26を残りのポール32から持上げることにより、スクリーン24を容易に取外すことができる。材料のピース26が洗浄可能である場合には洗浄して再使用でき、使い捨て可能な場合には使い捨てできる。車台が再使用される場合には、ポール32は、スクリーンを再装着するため孔22内に残しておいてもよいし、或いは取外して保管しておくこともできる。
図6に示す第二実施形態では、材料の細長ピース23は、パッド14の両側部16および両端部18に沿って実質的に延びるのに充分な長さを有している。材料のピース23の両端部は結合され、連続ループを形成している。この実施形態では、4つの全てのポケット28は材料のピース23に永久的に取付けられており、材料のピース23がパッド14の上方に配置されるときに、各ポケットが各孔22の上方に配置される。ポール32は、ポケット28を等って孔22内に配置される。この実施形態は患者の搬送にも使用できるが、その主な用途は、車台を押す人がプライバシー・スクリーンの内部を見る必要がない死体を搬送することにある。
この実施形態のスクリーンは、最初に、4つの全てのポール32を、ベッド12のコーナに配置された孔22内に挿入することにより取付けられる。次に、各ポールに各ポケット28を取付けることにより、材料のピース23が装着される。材料のピース23は、該ピースをポール32から上方に引っ張ることにより取外される。ポール32は、車台20上に残しておくこともできるし、取外して保管することもできる。
上記説明に採用された用語および表現は、説明用語として使用したものであって限定的なものとして使用したものではない。従って、このような用語および表現の使用は、図示しかつ説明した特徴の均等物またはその一部を排除するものではない。従って、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によってのみ制限を受けるものである。
上記説明に採用された用語および表現は、説明用語として使用したものであって限定的なものとして使用したものではない。従って、このような用語および表現の使用は、図示しかつ説明した特徴の均等物またはその一部を排除するものではない。従って、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によってのみ制限を受けるものである。
10 車台
14 パッド
22 孔
23、26 材料のピース
24 プライバシー・スクリーン
28、28a ポケット
30 ファスナ
32、32a ポール
14 パッド
22 孔
23、26 材料のピース
24 プライバシー・スクリーン
28、28a ポケット
30 ファスナ
32、32a ポール
Claims (9)
- 第一長さを有する対向端部と、第二長さを有する対向側部と、各コーナに配置された孔とを備えた病院用車台のプライバシー・スクリーンにおいて、
a)少なくとも前記第一長さと、前記第二長さの2倍の長さとの合計にほぼ等しい幅および長さを有する材料の細長ピースと、
b)該材料のピースの幅を実質的に横切って延びている開放ポケットとを有し、材料のピースが車台の上方に配置されるときに、前記ポケットの各々が車台の各孔の上方に配置され、
c)前記ポケットを通って、車台のコーナに配置された孔内に挿入されるポールを更に有することを特徴とするプライバシー・スクリーン。 - 前記材料のピースは、洗浄可能なファブリックであることを特徴とする請求項1記載のプライバシー・スクリーン。
- 前記材料のピースは、使い捨て可能な材料から作られていることを特徴とする請求項1記載のプライバシー・スクリーン。
- 前記ポケットは各端部が開放しており、ポールをポケットに挿通できることを特徴とする請求項1記載のプライバシー・スクリーン。
- a)前記材料のピースの長さは、前記第一長さと、第二長さの2倍の長さとの合計にほぼ等しく、
b)前記材料のピースの各端部の近くには1つのポケットが配置され、2つのポケットは材料のピースの両端部の間に配置されかつ前記第一長さにほぼ等しい距離だけ間隔を隔てられていることを特徴とする請求項1記載のプライバシー・スクリーン。 - 前記ファブリックのピースの一端のポケットは解放可能なファスナを有し、該ファスナは、関連するポールの回りにポケットを形成できることを特徴とする請求項5記載のプライバシー・スクリーン。
- 前記解放可能なファスナは、フック/ループ型ファスナからなることを特徴とする請求項6記載のプライバシー・スクリーン。
- 前記材料のピースの両端部のポケットおよび材料のピースの両端部の間のポケットは、材料のピースに永久的に取付けられていることを特徴とする請求項6記載のプライバシー・スクリーン。
- a)前記材料のピースの長さは、前記第一長さの2倍の長さと、前記第二長さの2倍の長さとの合計にほぼ等しく、
b)前記材料の細長ピースは一体に結合されて、材料のピースを連続ループに形成していることを特徴とする請求項1記載のプライバシー・スクリーン。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US59239906A | 2006-11-02 | 2006-11-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008119476A true JP2008119476A (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=39504836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007311557A Pending JP2008119476A (ja) | 2006-11-02 | 2007-11-02 | 病院の患者搬送車台用プライバシー・スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008119476A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103239336A (zh) * | 2013-04-26 | 2013-08-14 | 张云 | 内科护理床 |
KR101479714B1 (ko) | 2013-02-14 | 2015-01-06 | 안수렬 | 환자 침상용 차단막 구조 |
CN110478175A (zh) * | 2019-08-05 | 2019-11-22 | 肖洪峰 | 一种用于妇产科的门诊检查床 |
CN111643304A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-09-11 | 河南省中医院(河南中医药大学第二附属医院) | 产后护理遮挡装置 |
-
2007
- 2007-11-02 JP JP2007311557A patent/JP2008119476A/ja active Pending
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KR101479714B1 (ko) | 2013-02-14 | 2015-01-06 | 안수렬 | 환자 침상용 차단막 구조 |
CN103239336A (zh) * | 2013-04-26 | 2013-08-14 | 张云 | 内科护理床 |
CN110478175A (zh) * | 2019-08-05 | 2019-11-22 | 肖洪峰 | 一种用于妇产科的门诊检查床 |
CN111643304A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-09-11 | 河南省中医院(河南中医药大学第二附属医院) | 产后护理遮挡装置 |
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