JP2023071564A - 照明装置 - Google Patents

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Kyohei Nakamura
淳 高島
Atsushi Takashima
敦史 今井
Atsushi Imai
正博 清水
Masahiro Shimizu
祐樹 渡部
Yuki Watabe
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Abstract

【課題】光学センサのレンズに傷が付くことを抑制する。【解決手段】照明装置は、光源と、光学センサ71と、電源と、ケース8と、を備える。光学センサ71は、照明空間側に突出するレンズ712を有する。ケース8は、開口部811を通して照明空間側にレンズ712を露出させた状態で光学センサ71を収容する。ケース8は、開口部811の開口端縁における少なくとも一部に壁部812を有する。レンズ712は、壁部812における照明空間側の端面よりも照明空間側に位置する第1部分7121と、壁部812の端面よりも照明空間側とは反対側に位置する第2部分7122と、を含む。光学センサ71は、非レンズ部(保持部713)を更に有する。非レンズ部は、レンズ712とは異なり、光学センサ71をケース8に収容させた状態において第2方向で壁部812と対向する。【選択図】図6

Description

本開示は、一般に照明装置に関し、より詳細には、光学センサを備える照明装置に関する。
特許文献1には、光源部と、点灯装置(電源)と、センサユニットとを備える照明装置が記載されている。センサユニットは、センサ(光学センサ)を含むモジュールと、モジュールを収納する筐体(ケース)とを備える。モジュールは、センサのレンズ部分の全体を外部に露出させた状態で筐体に収納される。
特開2017-27691号公報
特許文献1に記載の照明装置では、上述したように、センサのレンズ部分の全体を外部に露出させているため、例えば、照明装置の輸送時又は施工時にレンズ部分に傷が付く可能性がある。
本開示の目的は、光学センサのレンズに傷が付くことを抑制することが可能な照明装置を提供することにある。
本開示の一態様に係る照明装置は、光源と、光学センサと、電源と、ケースと、を備える。前記光源は、照明空間に光を照射する。前記光学センサは、前記照明空間側に突出するレンズを有する。前記電源は、前記光学センサの検出結果に応じて前記光源に点灯電力を供給する。前記ケースは、開口部を有し、前記開口部を通して前記照明空間側に前記レンズを露出させた状態で前記光学センサを収容する。前記ケースは、前記開口部の開口端縁における少なくとも一部に壁部を有する。前記レンズは、前記光学センサを前記ケースに収容させた状態において、第1部分と、第2部分と、を含む。前記第1部分は、前記壁部における前記照明空間側の端面よりも前記照明空間側に位置する。前記第2部分は、前記壁部の前記端面よりも前記照明空間側とは反対側に位置する。前記光学センサは、非レンズ部を更に有する。前記非レンズ部は、前記レンズとは異なり、前記光学センサを前記ケースに収容させた状態において前記レンズの突出方向である第1方向と交差する第2方向で前記突壁部と対向する。
本開示の一態様に係る照明装置によれば、光学センサのレンズに傷が付くことを抑制することが可能となる。
図1は、実施形態に係る照明装置の斜視図である。 図2は、同上の照明装置の分解斜視図である。 図3は、同上の照明装置が備えるセンサユニットの正面図である。 図4は、同上のセンサユニットの下方から見た分解斜視図である。 図5は、同上のセンサユニットの上方から見た分解斜視図である。 図6は、同上のセンサユニットの断面図である。 図7は、同上のセンサユニットの要部の断面図である。 図8は、実施形態の変形例1に係る照明装置が備えるセンサユニットの要部の断面図である。 図9は、実施形態の変形例2に係る照明装置が備えるセンサユニットの要部の断面図である。 図10は、実施形態の変形例3に係る照明装置が備えるセンサユニットの要部の断面図である。
(実施形態)
以下、実施形態に係る照明装置について、図面を参照して説明する。下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。また、下記の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、下記の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1)概要
まず、実施形態に係る照明装置A1の概要について、図1~図5を参照して説明する。
実施形態に係る照明装置A1は、図1及び図2に示すように、光源ユニットB1と、センサユニットC1と、装置本体5と、を備える。実施形態に係る照明装置A1では、光源ユニットB1及びセンサユニットC1は、例えば、施設の天井に直付けされる装置本体5に着脱可能に取り付けられる。なお、装置本体5は、施設の天井に埋め込まれていてもよい。また、装置本体5は、施設の壁に直付けされていてもよいし、埋め込まれていてもよい。
施設は、例えば、物流倉庫又は工場のような天井の高い建物である。本実施形態では、施設が物流倉庫である場合を例に説明する。なお、施設は、上述のような天井の高い建物に限らず、例えば、オフィスビル又は病院のような非住宅であってもよいし、戸建て住宅又は集合住宅の各住戸のような住宅であってもよい。すなわち、施設は、天井の低い建物であってもよい。
実施形態に係る照明装置A1は、光源(発光素子11)と、光学センサ71と、電源(電源装置2)と、ケース8と、を備える。光源は、照明空間LS1に光を照射する。光学センサ71は、照明空間LS1側に突出するレンズ712を有する。電源は、光学センサ71の検出結果に応じて光源に点灯電力を供給する。ケース8は、開口部811を有し、開口部811を通して照明空間LS1側にレンズ712を露出させた状態で光学センサ71を収容する。ケース8は、開口部811の開口端縁における少なくとも一部に壁部812を有する。レンズ712は、第1部分7121(図6参照)と、第2部分7122(図6参照)と、を含む。第1部分7121は、光学センサ71をケース8に収容させた状態において、壁部812における照明空間LS1側の端面(第1端面814)よりも照明空間LS1側に位置する部分である。第2部分7122は、光学センサ71をケース8に収容させた状態において、壁部812の上記端面よりも照明空間LS1側とは反対側に位置する部分である。光学センサ71は、非レンズ部(保持部)713を更に有する。非レンズ部713は、レンズ712とは異なり、光学センサ71をケース8に収容させた状態において第2方向(例えば、前後方向)で壁部812と対向する。第2方向は、レンズ712の突出方向である第1方向(例えば、上下方向)と交差(直交)する方向である。ここで、照明空間LS1は、照明装置A1から照射される光にて照明される空間であって、照明装置A1の下方に位置する空間である(図1参照)。
実施形態に係る照明装置A1では、上述したように、レンズ712の第1部分7121は壁部812の上記端面(第1端面814)よりも照明空間LS1側に位置し、レンズ712の第2部分7122は壁部812の上記端面よりも照明空間LS1側とは反対側に位置している。すなわち、実施形態に係る照明装置A1では、レンズ712の第2部分7122が壁部812によって保護されており、レンズの全体が外部に露出している場合に比べて、レンズ712に傷が付くことを抑制することが可能となる。これにより、光学センサ71の検出精度の低下を抑制することが可能となる。さらに、レンズ712の第1部分7121のみが外部に露出する構造であるため、レンズの全体が外部に露出する構造に比べて取り扱いが容易になるという利点がある。
(2)詳細
次に、実施形態に係る照明装置A1の詳細について、図1~図7を参照して説明する。以下の説明では特に断りのない限り、図1~図7において矢印で示す上下、前後及び左右の各方向を照明装置A1、光源ユニットB1及びセンサユニットC1それぞれの上下、前後及び左右の各方向と規定する。ただし、これらの方向は照明装置A1、光源ユニットB1及びセンサユニットC1の使用時の方向を限定する趣旨ではない。また、図面中の「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」を示す矢印は、説明のために表記しているに過ぎず、いずれも実体を伴わない。
実施形態に係る照明装置A1は、図1及び図2に示すように、光源ユニットB1と、センサユニットC1と、装置本体5と、を備える。
(2.1)装置本体
装置本体5は、図2に示すように、収容部51と、一対の反射板52と、一対のエンド板53と、を備える。収容部51は、一面(下面)が開放され、前後方向に長尺の矩形箱状である。一対の反射板52は、収容部51の短手方向(左右方向)の両側の開口端縁より斜め上向きに突出する。一対のエンド板53は、収容部51及び一対の反射板52の長手方向(前後方向)の両端に設けられている。
装置本体5は、収容部51の底面に設けられている複数の取付孔54のうち少なくとも2つの取付孔54に吊りボルトがそれぞれ挿通され、これらの吊りボルトにそれぞれナットが締め付けられることで天井に取り付けられる。また、装置本体5では、収容部51の底面に設けられている複数の電源孔55のうちいずれか1つの電源孔55に電源線が挿通される。電源孔55に挿通された電源線は、収容部51の内底面に取り付けられている端子台56に電気的に接続される。端子台56からは3本の電線57が引き出されており、これら3本の電線57の先端には1つのオス型の電源コネクタ58が接続されている。
(2.2)光源ユニット
光源ユニットB1は、図2に示すように、光源モジュール1と、電源装置2と、取付板3と、第1カバー4と、を備える。
(2.2.1)光源モジュール
光源モジュール1は、複数の発光素子11と、基板12と、を有する。複数の発光素子11の各々は、例えば、パッケージ型の照明用白色LED(Light Emitting Diode)である。複数の発光素子11は、照明装置A1の下方に位置する照明空間LS1(図1参照)に光を照射する光源である。なお、発光素子11は、LEDに限定されず、例えば、有機エレクトロルミネッセンス素子又は半導体レーザ素子であってもよい。
基板12は、前後方向に沿って長尺の長方形状に形成されている。複数の発光素子11は、基板12の表面(下面)における短手方向(左右方向)の中央に、基板12の長手方向(前後方向)に沿って等間隔かつ1列に並べて実装されている(図2参照)。また、複数の発光素子11は、基板12の表面に形成されているプリント配線によって電気的に直列又は並列に接続されている。なお、基板12は、複数枚の基板が長手方向に連結されて構成されていてもよい。
(2.2.2)取付板
取付板3は、金属板により、前後方向に長尺の角樋状に形成されている。取付板3は、底板31と、一対の側板32と、を有する。底板31は、前後方向に長尺の長方形状である。一対の側板32は、底板31の短手方向(左右方向)の両端から上向きに立ち上がっている。
取付板3は、複数の爪311と、一対の貫通孔312と、を有する。複数の爪311は、底板31から切り起こされており、底板31の長手方向(前後方向)に沿って等間隔かつ2列に並んでいる。一対の貫通孔312は、底板31の長手方向の一端部(前端部)における左右両側に設けられている。
上述の光源モジュール1は、複数の爪311によって底板31の表面(下面)に取り付けられる。底板31の短手方向(左右方向)の幅は、基板12の短手方向の幅よりも大きい(図2参照)。また、底板31の長手方向(前後方向)の長さは、基板12の長手方向の長さよりも長い。
(2.2.3)第1カバー
第1カバー4は、例えば、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂のような透光性を有する合成樹脂によって半円筒形状に形成されている。すなわち、第1カバー4は、短手方向(左右方向)における両端から中央に行くほど下方への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の主部41を有する。また、第1カバー4は、主部41の短手方向の両端において主部41の長手方向(前後方向)に沿って上向きに突出する一対の突壁42を更に有する。
第1カバー4は、一対の突壁42の間に取付板3を収容し、取付板3の一対の側板32の先端(上端)に、一対の突壁42の先端(上端)に形成されている引掛部が引っ掛けられることで取付板3に取り付けられる。
(2.2.4)電源装置
電源装置2は、図2に示すように、点灯回路21と、点灯回路21を収容する電源ケース22と、を有する。点灯回路21は、長方形状のプリント回路板23に集積回路を含む種々の電子部品及びメス型の電源コネクタ24が実装されたプリント回路で構成されている。上述の装置本体5側の電源コネクタ58は、電源コネクタ24に電気的かつ機械的に接続される。
電源ケース22は、金属板により、一面(下面)が開口した矩形箱状に形成されている。電源ケース22は、点灯回路21を収容し、開口面を底板31の裏面(上面)に対向させた状態で取付板3に固定される。電源ケース22は、取付板3に固定された状態において、取付板3と電気的に接続される。さらに、取付板3は、光源ユニットB1が装置本体5に取り付けられた状態において、装置本体5と電気的に接続される。すなわち、電源装置2の電源ケース22は、取付板3を通して装置本体5と電気的に接続される。
電源装置2は、後述のリモコン受光部72が受信したリモコン信号により、後述の光学センサ71が有効である場合には、光学センサ71の検出結果に応じて光源モジュール1に点灯電力を供給する。より詳細には、電源装置2は、光学センサ71が照明空間LS1に存在する人を検出した場合には、光源モジュール1に点灯電力を供給する。また、電源装置2は、光学センサ71が上記人を検出しなくなってから後述の動作保持時間が経過した場合には、光源モジュール1への点灯電力の供給を停止する。すなわち、電源装置2は、光学センサ71の検出結果に応じて発光素子(光源)11に点灯電力を供給する電源である。
(2.3)センサユニット
センサユニットC1は、図3~図5に示すように、第2カバー6と、センサモジュール7と、ケース8と、台座9と、支持枠10と、複数(図示例では3つ)の保護部材13と、を備える。
(2.3.1)第2カバー
第2カバー6は、図3~図5に示すように、主部61と、エンド部62と、突出片63と、を有する。第2カバー6は、透光性を有しない合成樹脂によって形成されている。
主部61は、上述の第1カバー4の主部41と同一の曲面形状を有する。主部61の前後方向の長さは、主部41の前後方向の長さよりも短い。エンド部62は、主部61の一端部(前端部)を塞ぐ。突出片63は、主部61の他端部(後端部)の周縁から後方に突出する。
また、第2カバー6は、一対のリブ64を更に有する。一対のリブ64は、主部61の他端部において突出片63の両端近傍に設けられている。一対のリブ64の各々は、突出片63と平行に突出している。
また、第2カバー6は、一対の突壁65を更に有する。一対の突壁65の各々は、主部61の裏面(上面)において主部61と一体に形成されており、主部61の裏面から上向きに突出している。一対の突壁65の各々は、貫通孔651を有する。各貫通孔651は、前後方向に沿って長い長孔であって、突壁65をその厚さ方向に貫通している。
第2カバー6は、一対の突壁65にそれぞれ設けられた貫通孔651及び取付板3の一対の側板32にそれぞれ設けられた挿通孔に挿通させた段付きねじを、後述の台座9の一対の突部93にそれぞれ設けられたねじ孔931に挿通させることで、取付板3に取り付けられる。第1カバー4及び第2カバー6が取付板3に取り付けられた状態では、第2カバー6の突出片63及び一対のリブ64が、第1カバー4における第2カバー6側の端部に差し込まれる。これにより、第1カバー4の主部41と第2カバー6の主部61とが面一になる。
(2.3.2)センサモジュール
センサモジュール7は、図4及び図5に示すように、光学センサ71と、リモコン受光部72と、基板73と、コネクタ74と、を有する。
光学センサ71は、例えば、焦電型赤外線センサである。すなわち、光学センサ71は、人体から発せられる赤外線を焦電素子で検出することにより照明空間LS1(図1参照)に存在する人を検出する人感センサである。光学センサ71は、人の存在を検出すると人体検出信号を出力する。光学センサ71は、図6に示すように、センサ部711と、レンズ712と、保持部713と、を有する。
センサ部711は、上述の焦電素子を含む。すなわち、センサ部711は、人体から発せられる赤外線を検出することにより上記人を検出する検出部である。センサ部711は、複数のリード端子7111を介して基板73の表面(下面)に実装されている。
レンズ712は、図6に示すように、センサ部711の前方(下方)に位置する。レンズ712は、外部(照明空間LS1側)から入射する赤外線をセンサ部711に集光するための集光レンズである。より詳細には、レンズ712は、上下方向において照明空間LS1側(下側)に突出するドーム形状の、所謂小型マルチレンズである。すなわち、光学センサ71は、照明空間LS1側に突出するレンズ712を有する。レンズ712の裏面(上面)には、上向きに凸となる複数の凸部が形成されている。本実施形態では、上下方向が第1方向である。
レンズ712は、図6に示すように、第1部分7121と、第2部分7122と、を含む。第1部分7121は、レンズ712のうち、後述のケース8の壁部812における照明空間LS1側の第1端面814よりも照明空間LS1側(下側)に位置する部分である。第2部分7122は、レンズ712のうち、壁部812の第1端面814よりも照明空間LS1側とは反対側(上側)に位置する部分である。すなわち、本実施形態では、レンズ712の第1部分7121のみがケース8の壁部812から露出している。
保持部713は、第1保持体714と、第2保持体715と、を含む。第1保持体714は、上下方向の両端が開口した円筒状に形成されており、その内部には上述のセンサ部711が収納される。第2保持体715は、上下方向の両端が開口した円環状に形成されており、レンズ712の一端(上端)においてレンズ712と一体に形成されている。そして、第1保持体714内にセンサ部711を収納した状態で第1保持体714に第2保持体715を組み付けることで、第1保持体714及び第2保持体715を介してセンサ部711とレンズ712とが一体に構成される。
また、第2保持体715は、図7に示すように、突出部716を有する。突出部716は、上下方向と直交する方向(前後方向及び左右方向を含む平面に平行な方向)に突出する。突出部716は、第2保持体715の略全周にわたって形成されている。突出部716は、上下方向において壁部812の第2端面815(後述する)と対向する。なお、突出部716は、第2保持体715の全周にわたって形成されていなくてもよく、例えば、第2保持体715の周方向における一部に形成されていてもよい。
リモコン受光部72は、フォトダイオード、アンプ、フィルタ等を1つのパッケージに収容した赤外線リモコン受光モジュールである。リモコン受光部72は、赤外線を通信媒体とするリモートコントロール信号(リモコン信号)を受信する。リモコン信号は、リモートコントローラから送信される。リモコン信号は、光学センサ71の動作を設定するための設定情報を含む。設定情報は、例えば、光学センサ71の動作保持時間、光学センサ71の有効/無効、及び光源モジュール1の調光に関する情報を含む。動作保持時間は、光学センサ71が人の存在を検出しなくなってから人体検出信号を出力し続ける時間である。リモコン受光部72は、図6に示すように、基板73の表面(下面)に実装されている。すなわち、光学センサ71及びリモコン受光部72は、基板73の同一面(下面)に実装されている。また、光学センサ71及びリモコン受光部72は、リモコン受光部72が前側、光学センサ71が後側となるように前後方向に並んでいる。
基板73の裏面(上面)には、コネクタ74が実装されている。すなわち、コネクタ74は、基板73における光学センサ71及びリモコン受光部72とは異なる面(上面)に実装されている。コネクタ74には、図6に示すように、複数の電線を含むケーブル741が接続されている。複数の電線は、光学センサ71に給電するための給電線と、光学センサ71から人体検出信号を出力するための出力線と、を含む。
また、基板73の表面(下面)には、信号処理回路が実装されている。信号処理回路は、光学センサ71の出力を信号処理し、人体検出信号を出力する。信号処理回路は、光学センサ71が人の存在を検出しなくなってから上述の動作保持時間が経過するまで人体検出信号の出力を継続する。また、信号処理回路は、動作保持時間が経過するまでに光学センサ71が人の存在を検出しなければ人体検出信号の出力を停止し、動作保持時間が経過する前に光学センサ71が再度人の存在を検出すれば人体検出信号の出力を継続する。
(2.3.3)ケース
ケース8は、一面(上面)が開口した矩形箱状の合成樹脂成形体である。ケース8は、その内部に上述のセンサモジュール7を収容して保持するように構成されている。ケース8の外周面には、全周にわたって段部80が形成されている。また、ケース8の底壁81には、開口部811及び窓孔816が設けられている。開口部811は、光学センサ71のレンズ712を照明空間LS1側に露出するための開口部である。窓孔816は、リモートコントローラからのリモコン信号を通過させるための孔である。開口部811の開口径は、窓孔816の開口径よりも大きい(図3参照)。開口部811及び窓孔816は、窓孔816が前側、開口部811が後側となるように前後方向に並んでいる。このようなケース8は、開口部811を通して照明空間LS1側にレンズ712を露出させた状態で光学センサ71を収容する。なお、窓孔816が貫通したままでは虫等がケース8内に侵入する可能性があるため、底壁81の裏面(上面)側において窓孔816を塞ぐように防虫シールが貼り付けられていることが好ましい。
また、開口部811の開口端縁には、上下方向に突出する壁部812が一体に形成されている。すなわち、ケース8は、開口部811の開口端縁における少なくとも一部に壁部812を有する。本実施形態では、壁部812は、上下方向からの平面視において開口部811の開口端縁の全周にわたって円筒状に形成されている。また、本実施形態では、壁部812は、上下方向(第1方向)において、照明空間LS1側である下側と、照明空間LS1側とは反対側である上側との両方に突出する突壁部である。
壁部812は、内周面813と、第1端面814と、第2端面815と、を有する。内周面813は、壁部812の内側の周面であって、光学センサ71をケース8に収容させた状態において、図6に示すように、前後方向で保持部713の第2保持体715と対向する。第1端面814は、壁部812における上下方向の2つの端面のうち、照明空間LS1側(下側)の端面である。第2端面815は、壁部812における上下方向の2つの端面のうち、照明空間LS1側とは反対側(上側)の端面である。
ケース8の段部80から底壁81までの側壁のうち、短手方向(左右方向)に対向する一対の側壁82の各々は、内側に向かって凸となる半円筒面形状に形成されている。また、ケース8の開口端近傍における左右両側の側面には、4つの引掛部83が設けられている。4つの引掛部83の各々は、上下方向からの平面視において矩形平板状である。ケース8は、4つの引掛部83が主部91と4つの突片92との間の隙間にそれぞれ差し込まれることで台座9に取り付けられ、台座9を介して取付板3に取り付けられる。
ここで、ケース8は、仕切り壁84を更に有する。仕切り壁84は、ケース8の内部空間を、前後方向に2つの空間(第1空間S1及び第2空間S2)に仕切る。第1空間S1は、センサモジュール7を収容するための空間である。第2空間S2は、リモコン受光部72を収容するための空間である。第1空間S1は、第2空間S2よりも大きい。仕切り壁84は、底壁81の裏面(上面)から上向きに突出している。この仕切り壁84によって、開口部811を通して第1空間S1に入射する赤外線が第2空間S2側に入射することを抑制することが可能である。すなわち、リモコン受光部72は、窓孔816を通して入射するリモコン信号のみを受信することが可能となる。これにより、ケース内に仕切り壁を設けない場合に比べて、リモコン受光部72の受信精度を向上させることが可能となる。
(2.3.4)台座
台座9は、図4及び図5に示すように、矩形板状の主部91と、主部91の左右両側から上向きに突出する角筒状の一対の突部93とが合成樹脂成形体として一体に形成されている。一対の突部93の各々は、左右方向に貫通するねじ孔931を有する。また、主部91の一面(下面)の四隅には、L字状の突片92が下向きに突出している。
台座9は、取付板3の底板31に設けられた一対の貫通孔312(図2参照)に、一対の突部93をそれぞれ挿通させた後、取付板3の一対の側板32にそれぞれ設けられた挿通孔に挿通させた段付きねじを、一対のねじ孔931にそれぞれ挿通させることで取付板3に取り付けられる。
(2.3.5)支持枠
支持枠10は、合成樹脂材料により、ケース8の内側に嵌まり込む寸法の矩形枠状に形成されている。そして、支持枠10は、ケース8に保持されたセンサモジュール7の基板73と対向するようにケース8の内側に嵌め込まれる。つまり、支持枠10は、ケース8内において、センサモジュール7の基板73を支持するように構成されている(図6参照)。
(2.3.6)保護部材
保護部材13は、図4及び図5に示すように、第1保護部材131と、一対の第2保護部材132と、を含む。第1保護部材131は、左右方向に沿って長尺の棒状に形成されており、台座9の前方に配置されている。一対の第2保護部材132は、前後方向に沿って長尺の棒状に形成されており、支持枠10の左右両側に配置されている。第1保護部材131及び一対の第2保護部材132は、センサユニットC1を取付板3に取り付けた状態において、取付板3側(上側)からの異物(例えば、塵、埃、水分、虫等)がセンサモジュール7側(下側)に入り込むことを抑制する。
(3)センサユニットの詳細
次に、センサユニットC1の詳細について、図6及び図7を参照して説明する。
センサユニットC1の光学センサ71は、上述したように、ケース8の開口部811を通して照明空間LS1側にレンズ712を露出させた状態で、ケース8の第1空間S1内に収容される。また、センサユニットC1のリモコン受光部72は、上述したように、上下方向においてケース8の窓孔816と対向するように、ケース8の第2空間S2内に収容される。そして、第1空間S1と第2空間S2との間には、仕切り壁84が設けられている。したがって、この仕切り壁84により、開口部811を通して第1空間S1内に入射した赤外線が第2空間S2内に入り込むことを抑制することが可能となる。
また、センサユニットC1では、光学センサ71がケース8に収容された状態において、レンズ712の第1部分7121は、壁部812の第1端面814よりも照明空間LS1側に位置し、レンズ712の第2部分7122は、壁部812の第1端面814よりも照明空間LS1側とは反対側に位置している。すなわち、センサユニットC1では、レンズ712の第1部分7121のみがケース8の壁部812から外部に突出している。したがって、レンズ全体が露出している場合に比べて、レンズ712に傷が付くことを抑制することが可能となる。
さらに、センサユニットC1では、図6に示すように、壁部812の内周面813と保持部713の第2保持体715とが前後方向において互いに対向している。このため、例えば、振動等によって光学センサ71が前後方向に揺れた場合には、壁部812と第2保持体715とが接触することとなり、レンズ712は接触しないので、この場合もレンズ712に傷が付くことを抑制することが可能となる。すなわち、本実施形態では、保持部713が非レンズ部である。要するに、非レンズ部としての保持部713は、レンズ712とは異なり、光学センサ71をケース8に収容させた状態においてレンズ712の突出方向である第1方向と交差(直交)する第2方向で壁部812と対向する。本実施形態では、第1方向は上下方向であり、第2方向は前後方向である。また、本実施形態では、非レンズ部713は、センサ部(検出部)711及びレンズ712を保持する保持部713である。
また、センサユニットC1では、光学センサ71をケース8に収容させた状態において、上下方向(第1方向)からの平面視における壁部812とレンズ712との隙間G1(図7参照)は、図6に示すように、試験指F1がレンズ712の第2部分7122に接触しない大きさである。ここで、試験指F1は、例えば、日本の電気用品安全法の別表第四1(2)ハに規定されている擬似指である。このように、壁部812とレンズ712との隙間G1の大きさを、試験指F1が接触しない大きさにすることで、充電部であるセンサ部711との距離を確保することができ、感電の可能性を低減することが可能となる。
また、センサユニットC1では、光学センサ71をケース8に収容させた状態において、図7に示すように、前後方向(第2方向)における壁部812と保持部(非レンズ部)713との間に隙間G2が設けられている。これにより、ケース8に対して光学センサ71が前後方向に揺れた場合でも、保持部713が壁部812に接触することを抑制することが可能となる。その結果、壁部812から光学センサ71に加えられる力による光学センサ71の位置ずれを抑制することが可能となる。
また、センサユニットC1では、上述したように、保持部713の第2保持体715は、突出部716を有する。突出部716は、上下方向(第1方向)において壁部812の第2端面815と対向する。このため、例えば、光学センサ71が基板73から外れて落下したり、光学センサ71を含む基板73全体が落下したりするような場合でも、突出部716が壁部812の第2端面815に接触することにより、それ以上の落下を抑制することが可能となる。
ここで、実施形態に係る照明装置A1は、上述したように、物流倉庫のような天井の高い建物の天井に設置される照明装置である。このため、照明装置A1では、水平方向(前後方向及び左右方向を含む平面に平行な方向)における光学センサ71の検出範囲よりも鉛直方向(上下方向)における光学センサ71の検出範囲を広くすることが優先される。実施形態に係る照明装置A1では、上述したように、レンズ712の周囲を壁部812で覆い、レンズ712の一部(第2部分7122)を保護しているので、レンズ712の厚さを薄くすることが可能となる。これにより、鉛直方向における光学センサ71の検出範囲を広くすることが可能となる。
(4)効果
実施形態に係る照明装置A1では、レンズ712の第1部分7121は壁部812の照明空間LS1側の第1端面814よりも照明空間LS1側に位置し、レンズ712の第2部分7122は壁部812の第1端面814よりも照明空間LS1側とは反対側に位置している。すなわち、実施形態に係る照明装置A1では、レンズ712の第2部分7122が壁部812によって保護されており、レンズの全体が外部に露出している場合に比べて、レンズ712に傷が付くことを抑制することが可能となる。これにより、光学センサ71の検出精度が低下することを抑制することが可能となる。さらに、レンズ712の第1部分7121のみが外部に露出する構造であるため、レンズの全体が外部に露出する構造に比べて取り扱いが容易になるという利点がある。
実施形態に係る照明装置A1では、上下方向(第1方向)からの平面視における壁部812とレンズ712との隙間G1は、試験指F1がレンズ712の第2部分7122に接触しない大きさである。これにより、光学センサ71の充電部(センサ部711)との距離を確保することが可能となり、その結果、感電の可能性を低減することが可能となる。
実施形態に係る照明装置A1では、保持部(非レンズ部)713は、上下方向(第1方向)において壁部812の第2端面815と対向する突出部716を有する。これにより、光学センサ71の照明空間LS1側への落下を抑制することが可能となる。
実施形態に係る照明装置A1では、光学センサ71をケース8に収容させた状態において、前後方向(第2方向)における壁部812と非レンズ部(保持部)713との間に隙間G2が設けられている。これにより、壁部812から光学センサ71に加えられる力による光学センサ71の位置ずれを抑制することが可能となる。
実施形態に係る照明装置A1では、光学センサ71は、照明空間LS1に存在する人を検出する人感センサである。これにより、照明空間LS1内の人の有無に応じて光源モジュール1を点灯させることが可能となる。
実施形態に係る照明装置A1では、非レンズ部713は、レンズ712及びセンサ部(検出部)711を一体に保持する保持部713である。これにより、レンズ712及びセンサ部711を一体化することが可能となる。
(5)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
(5.1)変形例1
上述の実施形態では、図7に示すように、上下方向(第1方向)において壁部812の第2端面815と保持部713の突出部716との間に隙間G3が設けられている。また、上述の実施形態では、図7に示すように、前後方向(第2方向)において壁部812の内周面813と保持部713との間に隙間G2が設けられている。このため、大気中の異物(例えば、塵、埃、水分、虫等)が隙間G2,G3を通ってケース8内に侵入する可能性がある。
したがって、図8に示すように、上下方向において壁部812の第2端面815と保持部713の突出部716との間にシール部材14が設けられていてもよい。すなわち、変形例1に係る照明装置のように、上下方向(第1方向)において壁部812と保持部(非レンズ部)713との間に配置されるシール部材14を更に備えていてもよい。シール部材14は、例えば、断面形状が円形のパッキンである。これにより、上下方向における壁部812と保持部713との隙間G3(図7参照)を塞ぐことができ、ケース8内への異物の侵入を抑制することが可能となる。
なお、シール部材14の断面形状は、円形に限らず、例えば、四角形状であってもよいし、三角形状であってもよい。すなわち、シール部材14の断面形状は、壁部812と保持部713との隙間G3を塞ぐことができれば、どのような形状であってもよい。
(5.2)変形例2
変形例1では、図8に示すように、上下方向における壁部812の第2端面815と保持部713の突出部716との隙間G3に、パッキンからなるシール部材14を配置している。これに対して、図9に示すように、突出部716の一部である第2部分718がシール部材14であってもよい。すなわち、シール部材14は、保持部(非レンズ部)713の一部(第2部分718)であってもよい。
変形例2に係る照明装置では、保持部713の突出部716は、図9に示すように、第1部分717と、第2部分718と、を含む。第1部分717と第2部分718とは、上下方向(第1方向)において上方から、第1部分717、第2部分718の順番に並んでいる。第1部分717と第2部分718とは、二色成形により形成されている。第1部分717は、第1保持体714及び第2保持体715と同じ樹脂材料により形成されている。第2部分718は、例えば、ゴムのような弾性を有する材料により形成されている。このように、壁部812に接触する第2部分718の材料を弾性材料にすることで、保持部713を介して基板73に加わる力を低減することが可能となる。また、壁部812の第2端面815と突出部716との隙間G3(図7参照)を第2部分718で塞ぐことができ、ケース8内への異物の侵入を抑制することが可能となる。
なお、保持部713の一部である第2保持体715全体が弾性材料で形成されていてもよい。この場合においても、保持部713を介して基板73に加わる力を低減することが可能となる。
(5.3)変形例3
上述の実施形態では、図7に示すように、壁部812の内周面813が上下方向に沿って形成されている。これに対して、壁部812の内周面813は、図10に示すように、上下方向(第1方向)において第2端面815から第1端面814に向かって壁部812の厚さが薄くなるように傾斜していてもよい。言い換えると、壁部812の内周面813は、上下方向において照明空間LS1(図1参照)側に近づくほど開口部811の開口面積が大きくなるように傾斜していてもよい。壁部812の第1端面814は、上述したように、上下方向における照明空間LS1(図1参照)側(下側)の端面である。壁部812の第2端面815は、上述したように、上下方向における照明空間LS1(図1参照)側とは反対側(上側)の端面である。
変形例3に係る照明装置では、上述したように、壁部812の内周面813は、上下方向(第1方向)において第2端面815から第1端面814に向かって壁部812の厚さが薄くなるように傾斜している。このため、開口部811における照明空間LS1(図1参照)側の開口面積を大きくすることが可能となり、壁部812の内周面813が上下方向に沿って形成されている場合に比べて、水平方向(前後方向及び左右方向を含む平面に平行な方向)における光学センサ71の検出範囲を広くすることが可能となる。
(5.4)その他の変形例
上述の実施形態では、光学センサ71が人感センサであるが、光学センサ71は人感センサに限らず、例えば、画像センサ(イメージセンサ)であってもよい。この場合、照明装置A1では、例えば、画像センサで人を検知した場合に光源モジュール1を点灯させ、画像センサで人を検知しなくなってから一定時間が経過すると光源モジュール1を消灯させる。
上述の実施形態では、照明装置A1が前後方向に長尺の照明器具であるが、照明装置A1は、上記照明器具に限らず、例えば、シーリングライトであってもよい。すなわち、照明器具A1は、上述の実施形態で説明した照明器具に限定されない。
上述の実施形態では、壁部812は、開口部811の開口端縁の全周にわたって形成されているが、壁部812は、開口部811の開口端縁の一部に形成されていてもよい。すなわち、壁部812は、開口部811の開口端縁の少なくとも一部に形成されていればよい。
上述の実施形態では、壁部812は、第1方向(上下方向)において、照明空間LS1側である下側と、照明空間LS1側とは反対側である上側との両方に突出している。これに対して、壁部812は、例えば、第1方向において、照明空間LS1側である下側のみに突出していてもよいし、照明空間LS1側とは反対側である上側のみに突出していてもよい。要するに、壁部812は、第1方向において、照明空間LS1側と照明空間LS1側とは反対側との少なくとも一方に突出していればよい。
上述の実施形態では、照明装置A1が光源ユニットB1とセンサユニットC1と装置本体5とを備えているが、装置本体5は照明装置A1に含まれていなくてもよい。すなわち、照明装置A1は光源ユニットB1とセンサユニットC1とで構成されていてもよい。
(態様)
本明細書には、以下の態様が開示されている。
第1の態様に係る照明装置(A1)は、光源(11)と、光学センサ(71)と、電源(2)と、ケース(8)と、を備える。光源(11)は、照明空間(LS1)に光を照射する。光学センサ(71)は、照明空間(LS1)側に突出するレンズ(712)を有する。電源(2)は、光学センサ(71)の検出結果に応じて光源(11)に点灯電力を供給する。ケース(8)は、開口部(811)を有し、開口部(811)を通して照明空間(LS1)側にレンズ(712)を露出させた状態で光学センサ(71)を収容する。ケース(8)は、開口部(811)の開口端縁における少なくとも一部に壁部(812)を有する。レンズ(712)は、第1部分(7121)と、第2部分(7122)と、を含む。第1部分(7121)は、光学センサ(71)をケース(8)に収容させた状態において、壁部(812)における照明空間(LS1)側の端面(814)よりも照明空間(LS1)側に位置する部分である。第2部分(7122)は、光学センサ(71)をケース(8)に収容させた状態において、壁部(812)の端面(814)よりも照明空間(LS1)側とは反対側に位置する部分である。光学センサ(71)は、非レンズ部(713)を更に有する。非レンズ部(713)は、レンズ(712)とは異なり、光学センサ(71)をケース(8)に収容させた状態においてレンズ(712)の突出方向である第1方向(例えば、上下方向)と交差する第2方向(例えば、前後方向)で突壁部(812)と対向する。
この態様によれば、レンズ(712)の第1部分(7121)のみが壁部(812)から露出しているので、レンズ全体が壁部から露出している場合に比べてレンズ(712)に傷が付くことを抑制することが可能となる。
第2の態様に係る照明装置(A1)では、第1の態様において、壁部(812)は、第1方向(例えば、上下方向)において、照明空間(LS1)側と照明空間(LS1)側とは反対側との少なくとも一方に突出している。
この態様によれば、壁部(812)が突出していない場合に比べて、レンズ(712)の第2部分(7122)に接触しにくくなる。
第3の態様に係る照明装置(A1)では、第1又は第2の態様において、レンズ(712)は、第1方向(例えば、上下方向)において照明空間(LS1)側に突出するドーム形状である。第1方向からの平面視における壁部(812)とレンズ(712)との隙間(G1)は、試験指(F1)がレンズ(712)の第2部分(7122)に接触することを規制する大きさである。
この態様によれば、人の指がレンズ(712)の第2部分(7122)に接触することを抑制することが可能となる。
第4の態様に係る照明装置(A1)では、第1~第3の態様のいずれか1つにおいて、壁部(812)は、第1方向(例えば、上下方向)からの平面視において開口部(811)の開口端縁の全周にわたって筒状に形成されている。壁部(812)は、第2方向(例えば、前後方向)で非レンズ部(713)と対向する内周面(813)を有する。
この態様によれば、すべての方向において、人の指がレンズ(712)の第2部分(7122)に接触することを抑制することが可能となる。
第5の態様に係る照明装置(A1)では、第4の態様において、壁部(812)は、第1端面(814)と、第2端面(815)と、を有する。第1端面(814)は、第1方向(例えば、上下方向)において照明空間(LS1)側の端面である。第2端面(815)は、第1方向において照明空間(LS1)側とは反対側の端面である。内周面(813)は、第1方向において第2端面(815)から第1端面(814)に向かって壁部(812)の厚さが薄くなるように傾斜している。
この態様によれば、水平方向における光学センサ(71)の検出範囲を広くすることが可能となる。
第6の態様に係る照明装置(A1)では、第5の態様において、非レンズ部(713)は、第1方向(例えば、上下方向)において壁部(812)の第2端面(815)と対向する突出部(716)を有する。
この態様によれば、光学センサ(71)の照明空間(LS1)側への落下を抑制することが可能となる。
第7の態様に係る照明装置(A1)では、第1~第6の態様のいずれか1つにおいて、光学センサ(71)をケース(8)に収容させた状態において、第2方向(例えば、前後方向)における壁部(812)と非レンズ部(713)との間に隙間(G2)が設けられている。
この態様によれば、壁部(812)から光学センサ(71)に加えられる力による光学センサ(71)の位置ずれを抑制することが可能となる。
第8の態様に係る照明装置(A1)は、第1~第7の態様のいずれか1つにおいて、シール部材(14)を更に備える。シール部材(14)は、第1方向(例えば、上下方向)において壁部(812)と非レンズ部(713)との間に配置される。
この態様によれば、ケース(8)内への異物の侵入を抑制することが可能となる。
第9の態様に係る照明装置(A1)では、第8の態様において、シール部材(14)は、非レンズ部(713)の一部(718)である。
この態様によれば、非レンズ部(713)とは別にシール部材(14)を用意しなくてもよく、部品点数の削減を図ることが可能となる。
第10の態様に係る照明装置(A1)では、第1~第9の態様のいずれか1つにおいて、光学センサ(71)は、照明空間(LS1)に存在する人を検出する人感センサである。
この態様によれば、人の有無に応じて光源(11)を点灯させることが可能となる。
第11の態様に係る照明装置(A1)では、第10の態様において、人感センサは、人体から発せられる赤外線を検出することにより人を検出する検出部(711)を有する。非レンズ部(713)は、レンズ(712)及び検出部(711)を一体に保持する保持部(713)である。
この態様によれば、非レンズ部(713)によりレンズ(712)及び検出部(711)を一体化することが可能となる。
第2~第11の態様に係る構成については、照明装置(A1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
2 電源装置(電源)
8 ケース
11 発光素子(光源)
14 シール部材
71 光学センサ
711 センサ部(検出部)
712 レンズ
713 保持部(非レンズ部)
716 突出部
718 第2部分(一部)
811 開口部
812 壁部
813 内周面
814 第1端面(端面)
815 第2端面
7121 第1部分
7122 第2部分
A1 照明装置
F1 試験指
G1 隙間
G2 隙間
LS1 照明空間

Claims (11)

  1. 照明空間に光を照射する光源と、
    前記照明空間側に突出するレンズを有する光学センサと、
    前記光学センサの検出結果に応じて前記光源に点灯電力を供給する電源と、
    開口部を有し、前記開口部を通して前記照明空間側に前記レンズを露出させた状態で前記光学センサを収容するケースと、を備え、
    前記ケースは、前記開口部の開口端縁における少なくとも一部に壁部を有し、
    前記レンズは、前記光学センサを前記ケースに収容させた状態において、
    前記壁部における前記照明空間側の端面よりも前記照明空間側に位置する第1部分と、
    前記壁部の前記端面よりも前記照明空間側とは反対側に位置する第2部分と、を含み、
    前記光学センサは、
    前記レンズとは異なり、前記光学センサを前記ケースに収容させた状態において前記レンズの突出方向である第1方向と交差する第2方向で前記壁部と対向する非レンズ部を更に有する、
    照明装置。
  2. 前記壁部は、前記第1方向において、前記照明空間側と前記照明空間側とは反対側との少なくとも一方に突出している、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記レンズは、前記第1方向において前記照明空間側に突出するドーム形状であり、
    前記第1方向からの平面視における前記壁部と前記レンズとの隙間は、試験指が前記レンズの前記第2部分に接触することを規制する大きさである、
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記壁部は、
    前記第1方向からの平面視において前記開口部の前記開口端縁の全周にわたって筒状に形成されており、
    前記第2方向で前記非レンズ部と対向する内周面を有する、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記壁部は、
    前記第1方向における前記照明空間側の前記端面である第1端面と、
    前記第1方向における前記照明空間側とは反対側の端面である第2端面と、を有し、
    前記内周面は、前記第1方向において前記第2端面から前記第1端面に向かって前記壁部の厚さが薄くなるように傾斜している、
    請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記非レンズ部は、前記第1方向において前記壁部の前記第2端面と対向する突出部を有する、
    請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記光学センサを前記ケースに収容させた状態において、前記第2方向における前記壁部と前記非レンズ部との間に隙間が設けられている、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記第1方向において前記壁部と前記非レンズ部との間に配置されるシール部材を更に備える、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記シール部材は、前記非レンズ部の一部である、
    請求項8に記載の照明装置。
  10. 前記光学センサは、前記照明空間に存在する人を検出する人感センサである、
    請求項1~9のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. 前記人感センサは、人体から発せられる赤外線を検出することにより前記人を検出する検出部を有し、
    前記非レンズ部は、前記レンズ及び前記検出部を一体に保持する保持部である、
    請求項10に記載の照明装置。
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