JP2023059153A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報処理方法に関する。
従来、画像を撮像する撮像装置のパンおよびチルトの少なくともいずれかを制御することで当該撮像装置の撮像範囲を変更する技術がある。
また、撮像装置を制御する機能としてショット機能がある。ショット機能は、到達目標とする撮像範囲である目標撮像範囲への移動時間が指定され、現在の撮像範囲から指定された目標撮像範囲まで撮像装置の撮像範囲を制御し、指定された移動時間で目標撮像範囲に到達させる機能である。さらに、撮像装置によっては複数の目標撮像範囲を保持することが可能である。
特許文献1では、現在位置から目的位置へユーザーに指定された指定時間で到達するよう撮像装置のパン、チルトを制御する方法について開示されている。
しかしながら、特許文献1では、指定した移動時間で実際にパンチルトの移動可能な撮像範囲をユーザはわからず、ユーザが指定した目標撮像範囲にユーザが指定した移動時間で撮像範囲を制御できないことがある。
そこで、本発明は、指定した移動時間で実際に移動可能な撮像範囲をユーザが把握することを可能にする技術の提供を目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、パンおよびチルトの少なくともいずれかを制御することで撮像範囲を変更することができる撮像装置に関する情報を表示手段に表示させる情報処理装置であって、ユーザ操作に基づき、前記撮像装置の現在の撮像範囲から当該撮像範囲を制御する移動時間の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報に基づく前記移動時間と、前記撮像装置の撮像範囲を変更させる場合の変更可能な速度である可動速度と、に従って算出された範囲であって前記移動時間において前記撮像範囲が到達可能な範囲である移動可能範囲を示す情報を含む第1ウィンドウを表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する。
本発明によれば、指定した移動時間で実際に移動可能な撮像範囲をユーザが把握することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、図示された構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本実施形態におけるシステム構成を示す図である。本実施形態におけるシステムは、撮像装置100、情報処理装置200、ディスプレイ210、およびネットワーク300を有している。
図1は、本実施形態におけるシステム構成を示す図である。本実施形態におけるシステムは、撮像装置100、情報処理装置200、ディスプレイ210、およびネットワーク300を有している。
撮像装置100および情報処理装置200は、ネットワーク300を介して相互に接続されている。ネッワーク300は、例えばETHERNET(登録商標)等の通信規格に準拠する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から実現される。
なお、ネットワーク300は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless Lan)、WAN(Wide Area Network)等により実現されてもよい。
撮像装置100は、画像を撮像する装置であり、パン、チルト、およびズームの少なくともいずれかの制御により撮像範囲を変更することが可能な撮像手段として機能する。撮像装置100は、撮像した画像の画像データと、画像を撮像した撮像日時の情報と、撮像装置100を識別する識別情報と、撮像装置100の撮像範囲の情報とを、ネットワーク300を介し、情報処理装置200等の外部装置へ送信する。情報処理装置200は、例えば、後述する処理の機能を実現するためのプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ等のクライアント装置である。なお、本実施形態に係るシステムにおいて、撮像装置100は1つとするが、複数であってもよい。すなわち、複数の撮像装置100が、ネットワーク300を介して、情報処理装置200と接続されてもよい。この場合、情報処理装置200は、例えば、送信された画像と関連付けられた識別情報を用いて、送信された当該画像は、複数の撮像装置100のうちどの撮像装置100により撮像されたかを判断する。
ディスプレイ210は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成されており、撮像装置100が撮像した画像などを表示する。ディスプレイ210は、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)等の通信規格に準拠したディスプレイケーブルを介して情報処理装置200と接続されている。なお、ディスプレイ210および情報処理装置200は、単一の筐体に設けられてもよい。
次に、図2および図3を参照して、本実施形態に係る撮像装置100について説明する。図2は、本実施形態に係る撮像装置100の外観図の一例である。また図3は、本実施形態に係る撮像装置100および情報処理装置200の機能ブロックの一例である。なお、図3に示す撮像装置100の機能ブロックのうち、画像処理部112、システム制御部113、パンチルトズーム制御部114、記憶部115、通信部116等の各機能は、次のようにして実現されるものとする。すなわち、図9を参照して後述する撮像装置100のROM(Read Only Memory)920に格納されたコンピュータプログラムを撮像装置100のCPU(Central Processing Unit)900が実行することで実現される。
レンズ101の光軸の向く方向が撮像装置100の撮像方向であり、レンズ101を通過した光束は、撮像装置100の撮像部111の撮像素子に結像する。また、レンズ駆動部102は、レンズ101を駆動させる駆動系により構成され、レンズ101の焦点距離を変更する。レンズ駆動部102は、パンチルトズーム制御部114により制御される。
パン駆動部103は、パン動作を行うメカ駆動系及び駆動源のモータにより構成され、撮像装置100の撮像方向をパン方向105に回転駆動させるための回転駆動を行う制御をするように駆動する。また、パン駆動部103は、パンチルトズーム制御部114により制御される。
チルト駆動部104は、チルト動作を行うメカ駆動及び駆動源のモータにより構成され、撮像装置100の撮像方向をチルト方向106に回転駆動させるための回転駆動を行う制御するように駆動する。チルト駆動部104は、パンチルトズーム制御部114により制御される。
撮像部111は、CCD(charge coupled device)センサやCMOS(complementary metal oxide semiconductor)センサ等の撮像素子(不図示)により構成される。そして、撮像部111は、レンズ101を通って結像された被写体像を光電変換して電気信号を生成する。画像処理部112は、撮像部111において光電変換された電気信号をデジタル信号へ変換する処理や、圧縮符号化処理などの画像処理を行い、撮像した画像のデータである画像データを生成する。
パンチルトズーム制御部114は、システム制御部113から伝達された指示に基づいて、パン駆動部103、チルト駆動部104及びレンズ駆動部102の制御を行うことで、撮像装置100のパン、チルト、およびズームを制御する。記憶部115は、例えば、撮像範囲を示す情報を記憶(保持)する。また、ショット機能における目標撮像範囲の情報を記憶する。
通信部116は、図9を参照して後述するI/F940を介して、情報処理装置200との通信を行う。例えば、通信部116は、撮像装置100が撮像した画像の画像データを、ネットワーク300を介して情報処理装置200に送信する。また、通信部116は、撮像装置100の現在の撮像範囲を示す情報を送信する。また、通信部116は、情報処理装置200から送信された撮像装置100を制御するためのコマンドである制御コマンドを受信し、システム制御部113へ伝達する。
システム制御部113は、図9を参照して後述するCPU900が実行する処理に従って、撮像装置100の全体を制御し、例えば、次のような処理を行う。すなわち、システム制御部113は、情報処理装置200から送信された撮像装置100を制御する制御コマンドを解析し、当該制御コマンドに応じた処理を行う。また、システム制御部113は、パンチルトズーム制御部114に対してパンチルトズーム動作の指示を行う。また、システム制御部113は、画像処理部112で生成された画像データを情報処理装置200に送信する際に、当該画像データを撮像した撮像時刻の情報および撮像範囲の情報も画像データに付与する。
なお、本実施形態における撮像範囲は、撮像装置100のパン値、チルト値およびズーム値により定まるものとする。なお、パン値は、例えばパン駆動部103の駆動端の一方を0°としたときの、撮像装置100のパン方向105における撮像方向(光軸)の角度である。また、チルト値は、例えばチルト駆動部104の駆動端の一方を0°としたときの、撮像装置100のチルト方向106における撮像方向(光軸)の角度である。なお、撮像装置100により画像が撮像されるときの撮像装置100のズーム値は、レンズ101の焦点距離から算出する。
続いて、図3に示す情報処理装置200の機能ブロックを参照して、本実施形態に係る情報処理装置200の情報処理について説明する。なお、情報処理装置200の各機能は、図9を参照して後述するROM920とCPU900とを用いて、次のようにして実現されるものとする。すなわち、図3に示す各機能は、情報処理装置900のROM920に格納されたコンピュータプログラムを情報処理装置200のCPU900が実行することにより実現される。
表示制御部201は、撮像装置100に撮像された画像やショット機能に係る設定のためのGUI(Graphical User Interface)をディスプレイ210に表示させる。操作受付部202は、キーボード、マウス、タッチパネルなどの入力装置(不図示)を介して、ユーザによる操作の情報を受け付ける。入力部は、ボタン、マウス、ジョイスティックなどを想定し、ユーザらの各種操作を受け付ける。ここで例えば、表示制御部201は、ショット機能に関する設定を行うためのGUIをディスプレイ210に表示させ、操作受付部202は、ディスプレイ210に表示されたGUIに対するユーザー操作の情報を受け付ける。システム制御部203は、ユーザーらの操作に応じて、通信部204を介しリモートカメラに制御コマンドを送信する。
通信部204は、図9を参照して後述するI/F940を介して、システム制御部203から送信される各種設定コマンドや撮像装置100の制御コマンドを撮像装置100に送信する。また、通信部204は、撮像装置100から送信される画像データや、情報処理装置200から撮像装置100へ送信したコマンドに対する撮像装置100からのレスポンスを受信するとともに、システム制御部203に送信する。また、記憶部205は、ショット機能に係る情報や、通信部204が取得した画像の画像データなどを記憶する。
システム制御部203は、操作受付部202が受け付けたユーザ操作に基づく各種設定コマンドや制御コマンドを生成し、通信部204を介して撮像装置100へ送信する。
ここで図4を参照して、本実施形態における表示制御部201によりディスプレイ210に表示されるショット機能に係る設定のためのGUIについて説明する。図4に示すGUI400は、指定された移動時間で撮像範囲が到達可能な範囲である移動可能範囲の情報を提示するとともにショット機能に関する設定が可能なGUIである。
図4に示すように、表示制御部201によりディスプレイ210に表示されるGUI400には、撮像装置100から送信された画像データに基づく画像を表示するためのウィンドウ401(第2ウィンドウ)が含まれる。なお画像データに基づく画像とは、例えば、撮像装置100において撮像された画像に対し符号化処理が施されることで画像データが生成され情報処理装置200に送信されるような場合、当該画像データを復号して得られる画像である。ここでは例えば、システム制御部203が、当該画像データを復号する処理を実行して、当該画像データに基づく画像を取得するようにしてもよい。なおウィンドウ401に表示される画像として、撮像装置100により撮像された静止画であってもいいし、一連の撮像された画像からなる動画であってもよい。本実施形態では、撮像装置100により撮像された動画がリアルタイムに情報処理装置200に配信され、当該動画をリアルタイムにウィンドウ401に表示される場合を想定する。
GUI400におけるウィンドウ402(第1ウィンドウ)には、撮像装置100のパン、チルト、およびズームの各々を駆動限界まで制御した場合の到達可能な範囲(以下、駆動限界範囲)に対応する所定の画像が表示される。所定の画像として、例えば、撮像範囲の駆動可能な範囲を示す所定の色で塗りつぶした画像を用いたり、パン、チルトを所定量ずつ変化させつつ撮像した複数の画像からなるパノラマ画像を用いたりしてもよい。なおパノラマ画像の生成は公知の技術を用いるものとする。またウィンドウ402には、駆動限界範囲における撮像装置100の現在の撮像範囲を示す枠406が表示される。つまり、枠406は、駆動限界範囲における現在の撮像範囲の位置とサイズに対応する。このとき枠406の撮像範囲を撮像して得られた画像がウィンドウ401に表示される。またウィンドウ402には、入力欄413でユーザに指定された移動時間と、撮像装置100の撮像範囲を変更させる場合の変更可能な速度である可動速度と、に従って算出された範囲である移動可能範囲を示す情報が表示される。なお移動可能範囲は、言い換えれば、指定された移動時間において現在の撮像範囲を開始位置として撮像範囲が到達可能な範囲を示す。図4に示す例において、表示制御部201は、駆動限界範囲に対応する所定の画像(例えばパノラマ画像)上において、移動可能範囲を示す情報として、移動可能範囲を示す図形403を重畳して表示する。図4に示す例では、図形403は、グレーで塗りつぶされているが、他の所定の色で塗りつぶされてもよいし、半透明であってもよい。そして移動可能範囲に対応する図形403の外側の境界404上の任意の位置は、指定された移動時間で現在の撮像範囲から任意の一定方向に最高速度で変更した場合の到達可能な撮像範囲の重心位置であるものとする。また移動可能範囲に対応する図形403の内側の境界405における任意の位置は、指定された移動時間で現在の撮像範囲から任意の一定方向に最低速度で変更した場合の到達可能な撮像範囲の重心位置であるものとする。すなわち、図4に示す例において、移動可能範囲に対応するドーナツ型の図形403に目標撮像範囲の重心位置が含まれる限り、指定した移動時間で現在の撮像範囲から当該目標撮像範囲まで到達可能であることを示す。すなわち、目標撮像範囲の重心位置が図形403に含まれている場合、現在の撮像範囲から当該目標撮像範囲まで指定した移動時間で到達可能である。なお算出される移動可能範囲は、現在の撮像範囲から指定した移動時間で到達可能な撮像範囲の重心位置の範囲である場合に限らず、例えば、現在の撮像範囲から指定した移動時間で到達可能な撮像範囲の全体を含む範囲であってもよい。また、移動可能範囲に対応する図形403が表示されている状態において、移動時間が変更されれば、移動可能範囲も動的に変更され、それに伴い移動可能範囲に対応する図形403のサイズも変更される。
ここで移動可能範囲を算出する処理について説明する。本実施形態におけるシステム制御部203は、撮像範囲を変更させる場合の変更可能な速度である可動速度と、ユーザに指定された移動時間とに従って、移動可能範囲を算出する。なお可動速度は、パン駆動部103のパン方向105に撮像方向を制御する場合の速度範囲であるパン速度範囲と、チルト駆動部104のチルト方向106に撮像方向を制御する場合の速度範囲であるチルト速度範囲とを含む。以下、移動可能範囲の算出処理について説明する。
まずシステム制御部203は、パン駆動部103のパン方向105に撮像方向を制御する場合の速度範囲であるパン速度範囲と、ユーザに指定された移動時間とに基づき、現在の撮像範囲から当該移動時間でパン方向105に移動可能な範囲を算出する。なおパン方向105に移動可能な範囲を、パン可動範囲とする。なお、撮像装置100がパン方向105に撮像方向を制御する場合の速度の上限値と下限値とから定まるパン速度範囲の情報は、予めシステム制御部203が保持しているものとするが、撮像装置100から送信されるようにしてもよい。ここでパン速度範囲の下限値が1[度/秒]であり上限値が20[度/秒]であり、ユーザに指定された移動時間が5[秒]である場合を想定する。このとき、システム制御部203は、当該移動時間とパン速度範囲の下限値を乗じることでパン可動範囲の下限の絶対値である5[度]を算出する。同様に、システム制御部203は、当該移動時間とパン速度範囲の上限値を乗じることでパン可動範囲の上限の絶対値である100[度]を導出する。そして、例えば、現在の撮像範囲の重心位置のパン値を原点としたときのパン可動範囲αとして、-100<α<-5、5<α<100、を算出する。なお当該原点に対し一方の変位方向に正の符号を付し、他方の変位方向に負の符号を付しているものとする。
そしてシステム制御部203は、次のような処理を実行する。すなわちチルト駆動部104のチルト方向106に撮像方向を制御する場合の速度範囲であるチルト速度範囲と、ユーザに指定された移動時間とに基づき、現在の撮像範囲から当該移動時間でチルト方向106に移動可能な範囲(チルト可動範囲)を算出する。なお、撮像装置100がチルト方向106に撮像方向を制御する場合の速度の上限値と下限値とから定まるチルト速度範囲の情報は、予めシステム制御部203が保持しているものとするが、撮像装置100から送信されるようにしてもよい。ここでチルト速度範囲の下限値が1[度/秒]であり上限値が10[度/秒]であり、ユーザに指定された移動時間が5[秒]である場合を想定する。このとき、システム制御部203は、当該移動時間とチルト速度範囲の下限値を乗じることでチルト可動範囲の下限の絶対値である5[度]を算出する。同様に、システム制御部203は、当該移動時間とチルト速度範囲の上限値を乗じることでチルト可動範囲の上限の絶対値である50[度]を導出する。そして、例えば、現在の撮像範囲の重心位置のチルト値を原点としたときのチルト可動範囲βとして、-50<β<-5、5<α<50、を算出する。なお当該原点に対し一方の変位方向に正の符号を付し、他方の変位方向に負の符号を付しているものとする。
以上のようにして、算出したパン可動範囲αとチルト可動範囲βとを用いて、システム制御部は、移動可能範囲を算出する。すなわち、現在の撮像範囲の原点を0度としたときの水平方向(パン方向105)のパン可動範囲αと、垂直方向(チルト方向106)のチルト可動範囲βとからなる矩形範囲を移動可能範囲として算出する。図4に示す例において、移動可能範囲に対応する図形403上の水平方向における範囲がパン可動範囲αに対応し、図形403上の垂直方向における範囲がチルト可動範囲βに対応している。なお、本実施形態においてパン速度範囲およびチルト速度範囲に対し、ズーム値を変更する速度の範囲であるズーム速度範囲は大きいものとする。すなわち、パンおよびチルトについて到達可能な範囲であれば、ズームについても到達可能な範囲であるものとする。よって図4に示す例において、移動可能範囲に対応する図形403に目標撮像範囲の重心位置が含まれる場合、当該目標撮像範囲のズーム値に関わらず、現在の撮像範囲から当該目標撮像範囲まで指定された移動時間で到達可能であるものとする。なおズーム速度範囲も考慮して、移動可能範囲を算出するようにしてもよい。
また、図4に示すように、予めユーザに設定された一又は複数の目標撮像範囲の各々の位置とサイズを示す枠がウィンドウ402に重畳される。図4に示す例では、3つの目標撮像範囲の各々の位置とサイズを示す枠407~409が所定の画像(パノラマ画像)上に重畳される。またこのとき、表示制御部201は、3つの目標撮像範囲の各々に対応する枠407~409を、指定された移動時間で現在の撮像範囲から到達可能か否かに応じて(言い換えれば移動可能範囲に含まれるか否かに応じて)、表示態様を異ならせてもよい。具体的には、表示制御部201は、移動可能範囲に対応する図形403に含まれる枠408を第1表示態様で表示させる。このとき、図形403に枠407が含まれることから、枠407に対応する目標撮像範囲は現在の撮像範囲から指定された移動時間で到達可能であることを示す。また表示制御部201は、移動可能範囲に対応する図形403に枠407および枠409が含まれないことから、枠407および枠409の各々に対応する目標撮像範囲は現在の撮像範囲から指定された移動時間で到達不可であることを示す。これより表示制御部201は、枠407および枠409は第1表示態様と異なる第2表示態様で表示させる。なお、表示制御部201は、現在指定された移動時間で到達できない目標撮像範囲に対応する枠407および枠409について、パンおよびチルトのいずれが当該移動時間で到達できないかに応じて表示態様を異ならせてもよい。例えば、パンが当該移動時間で間に合わない場合とで、チルトが当該移動時間で間に合わない場合と、で枠の表示態様を異ならせてもよい。
なお本実施形態のシステム制御部203は、移動可能範囲に目標撮像範囲の重心が含まれる場合(当該目標撮像範囲の枠の重心が図形403に含まれる場合)、図形403に当該目標撮像範囲の枠が含まれ、当該目標撮像範囲は到達可能であるものと判定する。一方、システム制御部203は、移動可能範囲に目標撮像範囲の重心が含まれない場合(当該目標撮像範囲の枠の重心が図形403に含まれない場合)、図形403に当該目標撮像範囲の枠が含まれないものとし、当該目標撮像範囲は到達可能でないと判定する。
また図4に示すように表示制御部201は、GUI400において、一覧情報410を表示させる。一覧情報410は、ユーザに設定された一又は複数の目標撮像範囲の各々について、当該目標撮像範囲が現在指定された移動時間で到達可能か否か示す移動可能情報411と、当該目標撮像範囲を特定するID412とを含む。図4に示す一覧情報410の移動可能情報411では、ID412“1”である枠407の目標撮像範囲と、ID412“2”である枠409の目標撮像範囲とが移動不可であることが示されている。一方、移動可能情報411では、ID412“3”である枠408の目標撮像範囲は移動可能であることが示されている。
続いて図5に示すフローを参照して、本実施形態における移動可能範囲の情報を表示させる処理について説明する。なお図5に示すフローの処理は、例えば情報処理装置200のROM920に格納されたコンピュータプログラムを情報処理装置200のCPU900が実行して実現される図4に示す情報処理装置200の機能ブロックにより実行される。
まずS501にて、システム制御部203は、入力欄413にてユーザから移動時間について指定があるかを判定し、移動時間の指定がされたと判定された場合(S501にてYes)、S502に遷移する。一方、移動時間の指定がされてないと判定された場合(S501にてNo)、S501の判定処理を繰り返す。
次にS502にて、システム制御部203は、パン速度範囲と、指定された移動時間とに基づき、パン可動範囲を算出する。ここでパン速度範囲の下限値が1[度/秒]であり上限値が20[度/秒]であり、ユーザに指定された移動時間が5[秒]である場合を想定する。このとき、システム制御部203は、当該移動時間とパン速度範囲の下限値を乗じることでパン可動範囲の下限の絶対値である5[度]を算出する。同様に、システム制御部203は、当該移動時間とパン速度範囲の上限値を乗じることでパン可動範囲の上限の絶対値である100[度]を導出する。そして、例えば、現在の撮像範囲の重心位置のパン値を原点としたときのパン可動範囲αとして、-100<α<-5、5<α<100、を算出する。
次にS503にて、システム制御部203は、チルト速度範囲と、指定された移動時間とに基づき、チルト可動範囲を算出する。ここでチルト速度範囲の下限値が1[度/秒]であり上限値が10[度/秒]であり、ユーザに指定された移動時間が5[秒]である場合を想定する。このとき、システム制御部203は、当該移動時間とチルト速度範囲の下限値を乗じることでチルト可動範囲の下限の絶対値である5[度]を算出する。同様に、システム制御部203は、当該移動時間とチルト速度範囲の上限値を乗じることでチルト可動範囲の上限の絶対値である50[度]を導出する。そして、例えば、現在の撮像範囲の重心位置のチルト値を原点としたときのチルト可動範囲αとして、-50<α<-5、5<α<50、を算出する。
次に、S504にて、システム制御部203は、算出したパン可動範囲とチルト可動範囲とに従って移動可能範囲を算出する。
続いてS505からS509の処理を、i=0に初期化したうえで、予めユーザに指定された目標撮像範囲の数だけ実行する。まずS506にて、システム制御部203は、目標撮像範囲iの重心位置が移動可能範囲に含まれるかどうかを判定する。目標撮像範囲iの重心位置が含まれると判定された場合(S506にてYes)、S507へ遷移し目標撮像範囲iを移動可能リストに追加する。一方、目標撮像範囲iの重心位置が含まれないと判定された場合(S506にてNo)、S508へ遷移し、システム制御部203は、目標撮像範囲iを移動不可リストに追加する。そしてS509へ遷移し、システム制御部203は、iをインクリメントし、S505に戻る。すべての目標撮像範囲について処理を終えるとS510へ遷移する。S510にて、表示制御部201は、算出した移動可能範囲と、指定された目標撮像範囲に対応する枠と、を含む図4に示すGUI400をディスプレイ210に表示させる。
以上説明したように、本実施形態における情報処理装置200は、撮像範囲を変更させる場合の変更可能な速度である可動速度と、ユーザに指定された移動時間とに従って、現在の撮像範囲から移動可能な移動可能範囲を算出する。そして、情報処理装置200は、移動可能範囲の情報をディスプレイ210に表示させる。このようにすることで、指定した移動時間で実際に移動可能な撮像範囲をユーザが把握することができる。
なお、図4に示す例では、パン速度範囲の下限値およびチルト速度範囲の下限値を考慮して算出された移動可能範囲に対応する図形403が表示された。例えば、パン速度範囲が1~20[度/秒]であり移動時間が5[秒]である場合を想定する。このときパン速度範囲の下限値である1[度/秒]と移動時間5[秒]を乗じたパン可動範囲の下限の絶対値である5[度]となる。そして、図4に示す例では、現在の撮像範囲の重心を0度として、水平方向に左右5度までの範囲は、指定された移動時間の5秒では移動不可の範囲として扱われる。しかしながらこれに限らない。すなわち、パン速度範囲の下限値が1[度/秒]であり移動時間5[秒]でも、一時停止を挟みながらパンを制御すれば、現在の撮像範囲から水平方向に左右5度までの範囲内の目標撮像範囲に当該移動時間で到達可能である。
そこで図4に示す例に限らず、本実施形態におけるシステム制御部203は、パン速度範囲およびチルト速度範囲それぞれの下限値は考慮せず、それぞれの上限値と、指定された移動時間とに従って、移動可能範囲を算出するようにしてもよい。図6に示すGUI600のウィンドウ602(第1ウィンドウ)では、このようにして算出された移動可能範囲に対応する図形603が重畳されている。
(実施形態2)
本実施形態では、パン駆動部103のパン方向105に撮像方向を変更する速度(パン速度)やチルト駆動部104のチルト方向106に撮像方向を変更する速度(チルト速度)を考慮して、移動可能範囲の表示態様を異ならせる実施形態である。なお、本実施形態では、実施形態1と異なる部分を主に説明し、実施形態1と同一または同等の構成要素、および処理には同一の符号を付すとともに、重複する説明は省略する。
本実施形態では、パン駆動部103のパン方向105に撮像方向を変更する速度(パン速度)やチルト駆動部104のチルト方向106に撮像方向を変更する速度(チルト速度)を考慮して、移動可能範囲の表示態様を異ならせる実施形態である。なお、本実施形態では、実施形態1と異なる部分を主に説明し、実施形態1と同一または同等の構成要素、および処理には同一の符号を付すとともに、重複する説明は省略する。
図7に示すGUI700は表示制御部201によりディスプレイ210に表示され、ウィンドウ701(第1ウィンドウ)には、駆動限界範囲に対応する所定の画像(パノラマ画像など)が表示される。またウィンドウ701には、現在の撮像範囲に対応する枠702と、複数の目標撮像範囲の各々に対応する枠703~705が重畳して表示される。
ここで、指定時間と現在の撮像範囲、指定された目標撮像範囲によってショット機能の実行時の撮像範囲の変更速度は変わる。例えば、或る指定時間において、現在の撮像範囲からより遠い位置の目標撮像範囲までの変更速度は、当該現在の撮像範囲からより近い位置の目標撮像範囲までの変更速度より速い。ショット機能の実行時において撮像範囲の変更速度がより速い場合、撮像される映像中の被写体がぶれてしまい、映像としての品質も低下してしまうことがある。そこで本実施形態では、ウィンドウ701に表示される移動可能範囲を示す図形の表示態様を、現在指定されている指定時間において現在の撮像範囲を起点としてショット機能を実行する場合の変更速度に応じて異ならせる。図7に示す例では、現在の撮像範囲に対応する枠702を起点として、現在指定されている移動時間“5”秒において、到達可能な移動可能範囲内であっても枠702から遠いほどショット機能実行時の変更速度が速くなる。ここで、第1閾値と、第1閾値より大きい第2閾値とを予め設定する。そしてショット機能実行時の変更速度が第1閾値未満になる範囲(低速範囲706)、第1閾値以上かつ第2閾値未満になる範囲(適正速度範囲705)、第2閾値以上になる範囲(高速範囲707)とで移動可能範囲の表示態様を異ならせる。
このようにすることで、指定時間で到達可能な範囲の情報をユーザに提示できるだけでなく、撮像される映像の品質の観点で適切な範囲の情報をユーザに提示することができる。
(実施形態3)
実施形態1では、情報処理装置200により移動可能範囲の算出や目標撮像範囲が移動可能範囲に含まれるかの判定処理が実行されたが、本実施形態では、撮像装置100により実行される。なお、本実施形態では、実施形態1と異なる部分を主に説明し、実施形態1と同一または同等の構成要素、および処理には同一の符号を付すとともに、重複する説明は省略する。
実施形態1では、情報処理装置200により移動可能範囲の算出や目標撮像範囲が移動可能範囲に含まれるかの判定処理が実行されたが、本実施形態では、撮像装置100により実行される。なお、本実施形態では、実施形態1と異なる部分を主に説明し、実施形態1と同一または同等の構成要素、および処理には同一の符号を付すとともに、重複する説明は省略する。
ここで図8に示すフローを参照して、本実施形態における移動可能範囲の情報を表示させる処理について説明する。なお図8に示すフローの処理は、例えば撮像装置100のROM920に格納されたコンピュータプログラムを情報処理装置200のCPU900が実行して実現される図3に示す情報処理装置200の機能ブロックにより実行される。
まずS801にて、撮像装置100のシステム制御部113は、情報処理装置200においてユーザにより指定された移動時間の情報を情報処理装置200から取得する。
次にS802にて、システム制御部113は、パン速度範囲と、指定された移動時間とに基づき、パン可動範囲を算出する。次にS803にて、システム制御部203は、チルト速度範囲と、指定された移動時間とに基づき、チルト可動範囲を算出する。次に、S804にて、システム制御部113は、算出したパン可動範囲とチルト可動範囲とに従って移動可能範囲を算出する。続いてS805からS809の処理を、i=0に初期化したうえで、予めユーザに指定された目標撮像範囲の数だけ実行する。まずS806にて、システム制御部113は、目標撮像範囲iの重心位置が移動可能範囲に含まれるかどうかを判定する。目標撮像範囲iの重心位置が含まれると判定された場合(S806にてYes)、S807へ遷移し目標撮像範囲iを移動可能リストに追加する。一方、目標撮像範囲iの重心位置が含まれないと判定された場合(S806にてNo)、S808へ遷移し、システム制御部113は、目標撮像範囲iを移動不可リストに追加する。そしてS809へ遷移し、システム制御部113は、iをインクリメントし、S805に戻る。すべての目標撮像範囲について処理を終えるとS810へ遷移する。S810にて、システム制御部113は、算出した移動可能範囲と、指定された目標撮像範囲に対応する枠と、を含む図4に示すGUI400を生成する。そしてシステム制御部113は、生成したGUI400の情報を情報処理装置200に送信することで生成したGUI400を情報処理装置200を介してディスプレイ210に表示させる。
以上、本実施形態における撮像装置100は、撮像範囲を変更させる場合の変更可能な速度である可動速度と、ユーザに指定された移動時間とに従って、現在の撮像範囲から移動可能な移動可能範囲を算出する。そして、撮像装置100は、移動可能範囲の情報をディスプレイ210に表示させる。このようにすることで、指定した移動時間で実際に移動可能な撮像範囲をユーザが把握することができる。
(その他の実施形態)
次に図9を参照して、上述の実施形態の各機能を実現するための情報処理装置200のハードウェア構成を説明する。なお、以降の説明において情報処理装置200のハードウェア構成について説明するが、撮像装置100も同様のハードウェア構成によって実現されるものとする。
次に図9を参照して、上述の実施形態の各機能を実現するための情報処理装置200のハードウェア構成を説明する。なお、以降の説明において情報処理装置200のハードウェア構成について説明するが、撮像装置100も同様のハードウェア構成によって実現されるものとする。
本実施形態における情報処理装置200は、CPU900、RAM910、ROM920、HDD930、および、I/F940を有している。
CPU900は情報処理装置200を統括制御する中央処理装置である。RAM910は、CPU900が実行するコンピュータプログラムを一時的に記憶する。また、RAM910は、CPU900が処理を実行する際に用いるワークエリアを提供する。また、RAM910は、例えば、フレームメモリとして機能したり、バッファメモリとして機能したりする。
ROM920は、CPU900が情報処理装置200を制御するためのプログラムなどを記憶する。HDD930は、画像データ等を記録する記憶装置である。
I/F910は、ネットワーク300を介して、TCP/IPやHTTPなどに従って、外部装置との通信を行う。
なお、上述した各実施形態の説明では、CPU900が処理を実行する例について説明するが、CPU900の処理のうち少なくとも一部を専用のハードウェアによって行うようにしてもよい。例えば、ディスプレイ210にGUI(GRAPHICAL USER INTERFACE)や画像データを表示する処理は、GPU(GRAPHICS PROCESSING UNIT)で実行してもよい。また、ROM920からプログラムコードを読み出してRAM910に展開する処理は、転送装置として機能するDMA(DIRECT MEMORY ACCESS)によって実行してもよい。
なお、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを1つ以上のプロセッサが読出して実行する処理でも実現可能である。プログラムは、ネットワーク又は記憶媒体を介して、プロセッサを有するシステム又は装置に供給するようにしてもよい。また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。また、情報処理装置200の各部は、図9に示すハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアにより実現することもできる。なお、上述した実施形態に係る情報処理装置200の1以上の機能を他の装置が有していてもよい。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲は限定的に解釈されるものではない。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱しない範囲において、様々な形で実施することができる。例えば、各実施形態を組み合わせたものも本明細書の開示内容に含まれる。
100 撮像装置
200 情報処理装置
210 ディスプレイ
201 表示制御部
203 システム制御部
200 情報処理装置
210 ディスプレイ
201 表示制御部
203 システム制御部
Claims (12)
- パンおよびチルトの少なくともいずれかを制御することで撮像範囲を変更することができる撮像装置に関する情報を表示手段に表示させる情報処理装置であって、
ユーザ操作に基づき、前記撮像装置の現在の撮像範囲から当該撮像範囲を制御する移動時間の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された情報に基づく前記移動時間と、前記撮像装置の撮像範囲を変更させる場合の変更可能な速度である可動速度と、に従って算出された範囲であって前記移動時間において前記撮像範囲が到達可能な範囲である移動可能範囲を示す情報を含む第1ウィンドウを表示手段に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記移動時間と前記可動速度とに基づき、前記移動可能範囲を算出する算出手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記可動速度は、前記パンを制御する場合の速度範囲であるパン速度範囲と、前記チルトを制御する場合の速度範囲であるチルト速度範囲とに対応し、
前記算出手段は、前記パン速度範囲の上限と、前記チルト速度範囲の上限と、前記移動時間とに従って、前記移動可能範囲を算出することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記算出手段は、更に、前記パン速度範囲の下限と、前記チルト速度範囲の下限とに従って、前記移動可能範囲を算出することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記移動可能範囲を示す情報が前記第1ウィンドウで表示されている状態において、前記移動時間がユーザにより変更されたことに伴って、前記第1ウィンドウで表示されている前記移動可能範囲を示す情報も変更されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、現在の撮像範囲からの到達目標とする目標撮像範囲としてユーザに設定された一又は複数の目標撮像範囲の各々に対応する枠を前記第1ウィンドウにおいて表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項の記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記一又は複数の目標撮像範囲の各々に対応する枠のうち、前記移動可能範囲に含まれる枠と、前記移動可能範囲に含まれない枠とで表示態様を異ならせることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記一又は複数の目標撮像範囲の各々について、当該目標撮像範囲を識別する識別情報と、前記移動可能範囲に含まれるかを示す情報と、を含む一覧情報を前記表示手段に表示させる請求項6又は7に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記第1ウィンドウと、前記撮像装置により撮像された画像が表示される第2ウィンドウと、を並べて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記現在の撮像範囲に対応する枠を前記第1ウィンドウに表示させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- パンおよびチルトの少なくともいずれかを制御することで撮像範囲を変更することができる撮像装置に関する情報を表示手段に表示させる情報処理装置であって、
ユーザ操作に基づき、前記撮像装置の現在の撮像範囲から到達目標とする撮像範囲である目標撮像範囲までの移動時間の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された情報に基づく前記移動時間と、前記撮像装置の撮像範囲を変更させる場合の変更可能な速度である可動速度と、に従って算出された範囲であって前記移動時間において前記撮像範囲が到達可能な範囲である移動可能範囲を示す情報を含む第1ウィンドウを表示手段に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - コンピュータを、請求項1乃至10の少なくともいずれか1項の情報処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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