JP2023049681A - 移動体応答装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末による移動体のファインダ操作に応じて、移動体からの報知を、移動体の位置の把握が容易な態様で行うことができる移動体応答装置を提供する。【解決手段】移動体応答装置10は、携帯キー50との間で無線通信を行う通信制御部21と、携帯端末50から送信される報知要求信号を通信制御部21により受信したときに、報知要求信号の電界強度を測定する電界強度測定部22と、報知要求信号の電波強度に基づいて、移動体1の外部への報知レベルを設定する報知レベル設定部25と、報知レベル設定部25により設定された報知レベルにより、移動体1の外部への報知を行う報知制御部26と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体応答装置に関する。
従来、携帯端末に対するカーファインダの操作に応じて、携帯端末から車両の電子―にカーファインダ命令が送信されたときに、電子キーが車載機に対してカーファインダ信号を間欠的に繰り替えし送信し、車載機がカーファインダ信号を受信した時に車外報知を行うようにしたカーファインダシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、車両から携帯機に対して送信強度が異なる複数の距離検出用信号を送信し、携帯機が、受信強度が有効範囲内である2以上の距離検出信号を受信して、2以上の距離検出用信号の受信強度に基づいて車両までの距離を検出するカーファインダシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2013-164805号公報 特開2013-88286号公報
上述したように、携帯端末による車両等の移動体のファインダ操作に応じて、移動体から報知を行うことにより、移動体の位置を利用者に報知する場合、移動体の位置を利用者が把握し易い態様で報知がなされることが望ましい。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、携帯端末による移動体のファインダ操作に応じて、移動体からの報知を、移動体の位置の把握が容易な態様で行うことができる移動体応答装置を提供することを目的とする。また、かかる移動体応答装置の提供により、全ての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへの迅速なアクセスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための態様として、移動体において使用される移動体応答装置であって、携帯端末との間で、無線通信を行う通信制御部と、前記携帯端末から送信される報知要求信号を前記通信制御部により受信したときに、前記報知要求信号の電界強度を測定する電界強度測定部と、前記報知要求信号の電波強度に基づいて、前記移動体の外部への報知レベルを設定する報知レベル設定部と、前記報知レベル設定部により設定された前記報知レベルにより、前記移動体の外部への報知を行う報知制御部と、を備える移動体応答装置が挙げられる。
上記移動体応答装置において、前記報知レベル設定部は、前記電界強度測定部により測定された前記報知要求信号の電界強度が、第1閾値以下である場合は、前記報知レベルを第1レベルに設定する構成としてもよい。
上記移動体応答装置において、前記報知レベル設定部は、前記電界強度測定部により測定された前記報知要求信号の電界強度が、前記第1閾値よりも大きく第2閾値以下である場合に、前記通信制御部により前記携帯端末に対して確認要求信号を送信し、前記確認要求信号に応じた確認応答信号を、前記通信制御部により前記携帯端末から受信しなかった場合に、前記報知レベルを前記第1レベルよりも報知の強度が低い第2レベルに設定する構成としてもよい。
ここで、報知の強度は、移動体の外部に対する注意喚起の効果の高低を意味し、例えば、報知を音の出力によって行う場合は、出力する音の音圧が高いほど報知の強度が高くなる。
上記移動体応答装置において、前記報知レベル設定部は、前記確認要求信号に応じた前記確認応答信号を、前記通信制御部により前記携帯端末から受信した場合に、前記報知レベルを前記第2レベルよりも報知の強度が低い第3レベルに設定する構成としてもよい。
上記移動体応答装置において、前記報知レベル設定部は、前記電界強度測定部により測定された前記報知要求信号の電界強度が、前記第2閾値よりも大きいときには、前記報知レベルを前記第3レベルよりも報知の強度が低い第4レベルに設定する構成としてもよい。
上記移動体応答装置において、前記報知制御部は、前記報知要求信号を前記通信制御部により受信した時点から所定時間以内に、前記通信制御部により前記報知要求信号を前記携帯端末から再度受信したときに、直前に行った前記報知よりも報知の強度を高くして前記報知を再度実行する構成としてもよい。
上記移動体応答装置において、前記移動体の周辺の明るさを認識する周辺照度認識部を備え、前記報知制御部は、前記周辺照度認識部により認識される前記移動体の周囲の照度が所定レベル以下であるときに、前記移動体に備えられた灯体の点灯による前記報知を実行する構成としてもよい。
上記移動体応答装置において、カメラによる前記移動体の周辺の撮影画像を取得する周辺画像取得部と、前記撮影画像から携帯品を手に持った人物を認識する人物認識部と、を備え、前記報知レベル設定部は、前記人物認識部により携帯品を手に持った人物が認識されているときに、前記人物認識部により携帯品を手に待った人物が認識されていないときよりも、前記報知レベルを低く設定する構成としてもよい。
上記移動体応答装置において、前記報知制御部は、音の出力によって前記報知を行い、出力する音の音圧又は音の出力回数の相違により、前記報知の報知レベルを変更する構成としてもよい。
上記移動体応答装置によれば、携帯端末による移動体のファインダ操作に応じて、移動体からの報知を、移動体の位置の把握が容易な態様で行うことができる。
図1は、移動体応答装置、及び移動体応答装置が搭載された車両の構成図である。 図2は、応答報知処理のフローチャートである。 図3は、報知レベルの設定表である。 図4は、車両に対する携帯キーの位置に応じた電界強度と報知レベルの説明図である。
[1.移動体応答装置の構成]
図1を参照して、本実施形態の移動体応答装置10の構成について説明する。移動体応答装置10は、車両1に搭載された車両制御ユニットの機能の一部として構成されてもよく、専用の装置であってもよい。車両1は、本開示の移動体に相当する。移動体応答装置10は、車両1に搭載された通信ユニット11、照度センサ12、カメラ13、ブザー14、及びライト類15と接続されている。
通信ユニット11は、LF(Low Frequency)、RF(Radio Frequency)、BLE(Bluetooth Low Energy、Bluetoothは登録商標)、及びUWB(Ultra Wide Band)による無線通信を行う機能を有している。通信ユニット11は、車両1に備えられたLFアンテナ11a、RFアンテナ11b、BLEアンテナ11c、及びUWBアンテナ11dと接続され、これらのアンテナ11a~11dにより無線信号の送受信を行う。
図1では、移動体応答装置10が、通信ユニット11により、車両1の利用者Uにより所持された車両1の携帯キー(FOBキー)50との間で無線通信を行う状況を示している。携帯キー50は、本開示の携帯端末に相当し、車両1のドアロックを指示するためのドアロックスイッチ51とドアアンロックを指示するためのドアアンロックスイッチ52を有している。
携帯キー50は、ドアロックスイッチ51が操作されたときに、認証用データを含むドアロック指示信号をRF通信により車両1に送信する。また、携帯キー50は、ドアアンロックスイッチ52が操作されたときに、認証用データを含むドアアンロック信号をRF通信により車両1に送信する。また、移動体応答装置10は、車両1のドアハンドルに設けられたタッチセンサ(図示しない)がオンしたときに、携帯キー50との間でLF通信及びRF通信を行って携帯キー50の認証処理を行い、認証OKであれば車両1のドアを解錠する。
照度センサ12は、車両1の周辺の照度を検出して、照度検出信号を移動体応答装置10に出力する。カメラ13は、車両1の周辺を撮影して、撮影画像を移動体応答装置10に出力する。ブザー14は、所定の報知音を車両1の車外に出力する。ライト類15には、ヘッドライト、スモールライト、テールライト、ブレーキライト等が含まれる。ライト類15は、本開示の灯体に相当する。移動体応答装置10から出力される制御信号によって、ブザー14とライト類15の作動が制御される。
移動体応答装置10は、プロセッサ20、メモリ40、図示しないインターフェース回路等により構成された制御ユニットである。プロセッサ20は、メモリ40に保存された移動体応答装置10の制御プログラム41を読み込んで実行することにより、通信制御部21、電界強度測定部22、周辺画像取得部23、人物認識部24、報知レベル設定部25、及び報知制御部26として機能する。
通信制御部21は、通信ユニット11による携帯キー50との無線通信を制御して、携帯キー50との間で無線信号を送受信する。電界強度測定部22は、携帯キー50からRF通信により送信される無線信号を受信したときに、受信した無線信号の電界強度をRSSI(Receive Signal Strength Indication)等により測定する。
周辺画像取得部23は、カメラ13による車両1の周辺の撮影画像を種痘する。人物認識部24は、周辺画像取得部23により取得された撮影画像から、携帯品を手に持っている人物を認識する。報知レベル設定部25は、図3に示した設定表に従って報知レベルを設定する。報知制御部26は、報知レベル設定部25により設定された報知レベルによる報知を行う。報知レベル設定部25と報知制御部26による処理の詳細についは後述する。
[2.応答報知処理]
図3、図4を参照しつつ、図2に示したフローチャートに従って、移動体応答装置10により実行される応答報知処理について説明する。
図2のステップS1で、報知制御部26は、通信制御部21により、携帯キー50から、所定時間(例えば5秒)以内にドアロック信号を2回連続して受信したときに、2回目のドアロック信号を、車両1の位置の報知を要求する報知要求信号として認識し、ステップS2に処理を進める。ステップ2で、報知制御部26は、後述するステップS40の再報知の要求を認識するためのタイマーをスタートさせる。タイマーのタイムアップ時間は、例えば10秒程度に設定される。
続くステップS3で、電界強度測定部22は、報知要求信号の電界強度Eを測定する。次のステップS4~S7,ステップS20~S22,ステップ30は、報知レベル設定部25による処理である。報知レベル設定部25は、図3に示した設定表に従って、報知要求信号の電界強度Eに応じた報知レベルを設定する。
すなわち、報知レベル設定部25は、ステップS4で、電界強度Eが第1閾値Eth1よりも大きく第2閾値Eth2以下(Eth1<E≦Eth2)であるか否かを判断する。そして、報知レベル設定部25は、報知要求信号の電界強度Eが第1閾値Eth1よりも大きく第2閾値Eth2以下であるときは、ステップS5に処理を進め、通信制御部21により、携帯キー50に対して確認要求信号を送信する。
続くステップS6で、報知レベル設定部25は、通信制御部21が携帯キー50から送信された確認応答信号を受信したか否かを判断する。そして、報知レベル設定部25は、通信制御部21が確認応答信号を受信したときはステップS7に処理を進めて、報知レベルを第2レベルに設定する。また、報知レベル設定部25は、通信制御部21が確認応答信号を受信しなかったときにはステップS30に処理を進めて、報知レベルを第3レベルに設定する。
一方、ステップS4で、報知要求信号の電界強度Eが第1閾値Eth1以下(E≦Eth1)であるか、又は第2閾値Eth2よりも大きい(Eth2<E)ときには、報知レベル設定部25は、ステップS20に処理を進める。ステップS20で、報知レベル設定部25は、報知要求信号の電界強度Eが第1閾値Eth1以下であるか否かを判断する。
そして、報知レベル設定部25は、報知要求信号の電界強度Eが第1閾値以上Eth1以下(E≦Eth1)であるときは、ステップS21に処理を進めて、報知レベルを第4レベルに設定する。一方、報知要求信号の電界強度Eが第1閾値Eth1以下でないとき(この場合は、Eth2<Eとなる)は、報知レベル設定部25は、ステップS22に処理を進めて、報知レベルを第1レベルに設定する。
続くステップS8で、報知制御部26は、報知レベル設定部25により設定された報知レベルの音圧により、ブザー14から報知音を出力する。ここで、報知レベルは、第1レベルから第4レベルへと高くなるに従って、ブザー14から出力される報知音の音圧が高くなって、報知の強度が大きくなる設定となっている。
図4は、以上説明したように、報知要求信号の電界強度Eにより、車両1と携帯キー50との距離に応じて、車両1の外部への報知のレベルをレベル1~レベル4の4段階に切り替える態様を説明したものである。図4において、A1の円は、携帯キー50から送信される報知要求信号を車両1が受信した際の電界強度Eが、第2閾値Erh2よりも大きくなると想定される範囲を示している。また、A2の円は、電界強度Eが第1閾値Eth1(<第2閾値Eth2)よりも大きくなると想定される範囲を示している。
図4において、C4は、携帯キー50がA2の範囲の外側に位置している状態を示し、この場合は、報知レベル設定部25により報知レベルが第4レベルに設定される。そして、報知制御部26により、第4レベルの音圧でブザー14から報知音が出力される。C3は、携帯キー50が、A1の外側のA2の範囲内で、A2の外側寄りに位置していて、車両1側で確認応答信号が受信されなかった状況を示している。この場合は、報知レベル設定部25により報知レベルが第3レベルに設定される。そして、報知制御部26により、第3レベルの音圧(<第4レベルの音圧)でブザー14から報知音が出力される。
C2は、携帯キー50が、A1の外側のA2の範囲内で、A2の内側寄りに位置していて、車両1側で確認応答信号が受信された状況を示している。この場合は、報知レベル設定部25により報知レベルが第2レベルに設定される。そして、報知制御部26により、第2レベルの音圧(<第3レベルの音圧)でブザー14から報知音が出力される。C1は、携帯キー50が、A1の範囲内に位置している状態を示し、この場合は、報知レベル設定部25により、報知レベルが第1レベルに設定される。そして、報知制御部26により、第1レベルの音圧(<第2レベルの音圧)でブザー14から報知音が出力される。
このように、携帯キー50が、C4→C3→C2→C1と車両1に近づくに従って、ブザー14から出力される報知音の音圧が小さくなる(報知の強度が低くなる)。そのため、携帯キー50を操作(ファインダ操作)して車両1を見つけようとしている利用者Uに対して、報知音の音圧の違いにより、車両1の位置を特定し易くすることができる。
図2のフローチャートに戻り、ステップS9で、報知制御部26は、タイマーがタイムアップしたか否かを判断し、タイマーがタイムアップしたときは、ステップS10に処理を進めて応答報知処理を終了する。一方、タイマーがタイムアップしていないときには、報知制御部26は、ステップS40に処理を進め、携帯キー50から報知要求信号を受信したか否かを判断する。
そして、報知制御部26は、携帯キー50から報知要求信号を受信したときはステップS41に処理を進め、携帯キー50から報知要求信号を受信しなかったときにはステップS9に処理を進める。ステップS41で、報知制御部26は、直前に行った報知(ステップS8による報知)よりも、報知レベルを上げて報知を実行し、ステップS10に処理を進める。例えば、ステップS7で第2レベルによる音圧でブザー14から報知音を出力した場合は、ステップS41では、第3レベル或いは第4レベル等の第2レベルによる音圧よりも高い音圧でブザー14から報知音を出力する。
[3.他の実施形態]
上記実施形態では、本開示の移動体として車両1を例示したが、本開示の移動体は携帯端末との無線通信が可能であればよく、飛行体、船舶等の車両以外の移動体であってもよく。
上記実施形態では、本開示の携帯端末として携帯キーを例示したが、本実施の携帯端末は、車両1の遠隔操作アプリがインストールされたスマートフォン、携帯電話、タブレット端末であってもよい。この場合、携帯端末と車両1との無線通信は、BLE通信により行ってもよい。
上記実施形態において、報知制御部26は、ブザー14からの報知音の出力による報知を行ったが、ライト類15の点灯又は点滅による報知を行ってもよい。ライト類15の点灯又は点滅による報知を行う場合、報知レベルは、点灯させるライト類15の個数、或いは点滅回数によって変更することができる。
特に、例えば、夜間、或いは車両1が屋内駐車場に駐車していて、照度センサ12により検出される車両1の周囲の照度が所定レベル以下であるときに、報知制御部26により、ライト類15を点灯又は点滅することによる報知を行ってもよい。
上記実施形態において、人物認識部24により、車両1の周辺の画像から、携帯品を手に持った人物が認識されているときに、報知制御部26による報知の強度を、携帯品を手に持った人物が認識されていないときよりも低くしてもよい。これにより、携帯キーを手に持った利用者Uが車両1の近くにいる場合に、ブザー14からの報知音の音圧を下げて、利用者Uが報知音を過剰と感じることを抑制することができる。
上記実施形態において、報知制御部26は、報知レベルに応じて、ブザー14から出力される報知音の音圧を変更した。他の実施形態として、報知制御部26が、報知レベルに応じて、ブザー14からの報知音の出力回数を変更してもよい。例えば、報知レベルが高いほど報知音の出力回数を多くして、報知の強度を高くしてもよい。
なお、図1は、本願発明の理解を容易にするために、移動体応答装置10の構成を、主な処理内容により区分して示した概略図であり、移動体応答装置10を他の区分によって構成してもよい。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアユニットにより実行されてもよいし、複数のハードウェアユニットにより実行されてもよい。また、図2に示した各構成要素による処理は、1つのプログラムにより実行されてもよいし、複数のプログラムにより実行されてもよい。
[4.上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成の具体例である。
(構成1)移動体において使用される移動体応答装置であって、携帯端末との間で、無線通信を行う通信制御部と、前記携帯端末から送信される報知要求信号を前記通信制御部により受信したときに、前記報知要求信号の電界強度を測定する電界強度測定部と、前記報知要求信号の電波強度に基づいて、前記移動体の外部への報知レベルを設定する報知レベル設定部と、前記報知レベル設定部により設定された前記報知レベルにより、前記移動体の外部への報知を行う報知制御部と、を備える移動体応答装置。
構成1の移動体応答装置によれば、移動体の利用者による携帯端末に応じて、携帯端末から送信された報知要求信号が移動体により受信されたときに、移動体と携帯端末との距離に応じて変化する報知要求信号の電界強度に基づく報知レベルによって、移動体の外部への報知が行われる。これにより、携帯端末による移動体のファインダ操作に応じて、移動体からの報知を、移動体の位置の把握が容易な態様で行うことができる。
(構成2)前記報知レベル設定部は、前記電界強度測定部により測定された前記報知要求信号の電界強度が、第1閾値以下である場合は、前記報知レベルを第1レベルに設定する構成1に記載の移動体応答装置。
構成2の移動体応答装置によれば、報知要求信号の電界強度が第1閾値以下であるときに、第1レベルによる報知を行うことによって、携帯端末を操作した利用者に対して、携帯端末と移動体との距離がある程度長いことを認識させることができる。
(構成3)前記報知レベル設定部は、前記電界強度測定部により測定された前記報知要求信号の電界強度が、前記第1閾値よりも大きく第2閾値以下である場合に、前記通信制御部により前記携帯端末に対して確認要求信号を送信し、前記確認要求信号に応じた確認応答信号を、前記通信制御部により前記携帯端末から受信しなかった場合に、前記報知レベルを前記第1レベルよりも報知の強度が低い第2レベルに設定する構成2に記載の移動体応答装置。
構成3の移動体応答装置によれば、報知要求信号の電界強度が第1閾値よりも大きく第2閾値以下である場合に、移動体と携帯端末との間で確認要求信号と確認応答信号の送受信の可否を確認することにより、移動体と携帯端末とがどの程度離れているかをより詳細に区分して認識することができる。そして、報知レベル設定部により、確認応答信号を受信しなかったときに、報知レベルを第1レベルよりも低い第2レベルに設定することにより、携帯端末を操作した利用者に対して、携帯端末と移動体との距離が短い状況にあることを報知することができる。
(構成4)前記報知レベル設定部は、前記確認要求信号に応じた前記確認応答信号を、前記通信制御部により前記携帯端末から受信した場合に、前記報知レベルを前記第2レベルよりも報知の強度が低い第3レベルに設定する構成3に記載の移動体応答装置。
構成4の移動体応答装置によれば、報知レベル設定部は、確認要求信号の送信に応じて、携帯端末から確認応答信号を受信したときに、報知レベルを第2レベルよりも低い第3レベルに設定する。これにより、携帯端末を操作した利用者に対して、移動体と携帯端末との距離が、第2レベルに応じた距離よりも短いことを報知することができる。
(構成5)前記報知レベル設定部は、前記電界強度測定部により測定された前記報知要求信号の電界強度が、前記第2閾値よりも大きいときには、前記報知レベルを前記第3レベルよりも報知の強度が低い第4レベルに設定する構成4に記載の移動体応答装置。
構成5の移動体応答装置によれば、報知要求信号の電界強度が第2閾値よりも大きいときに、報知レベルを第3レベルよりも低い第4レベルに設定ことにより、携帯端末を操作した利用者に対して、移動体と携帯端末との距離が、第3レベルに応じた距離よりも短いことを報知することができる。
(構成6)前記報知制御部は、前記報知要求信号を前記通信制御部により受信した時点から所定時間以内に、前記通信制御部により前記報知要求信号を前記携帯端末から再度受信したときに、直前に行った前記報知よりも報知の強度を高くして前記報知を再度実行する構成1から構成5のうちいずれか一つの構成に記載の移動体応答装置。
構成6の移動体応答装置によれば、携帯端末の利用者は、携帯端末の操作を続けて行うことにより、移動体からの報知を、報知レベルを上げて再度実行させることができる。これにより、利用者による移動体の位置の確認を容易にすることができる。
(構成7)前記移動体の周辺の明るさを認識する周辺照度認識部を備え、前記報知制御部は、前記周辺照度認識部により認識される前記移動体の周囲の照度が所定レベル以下であるときに、前記移動体に備えられた灯体の点灯による前記報知を実行する構成1から構成6のうちいずれか一つの構成に記載の移動体応答装置。
構成7の移動体応答装置によれば、夜間等の移動体の周辺の照度が低い場合に、灯体の点灯により、携帯端末を所持した利用者が視認し易い報知を行うことができる。
(構成8)カメラによる前記移動体の周辺の撮影画像を取得する周辺画像取得部と、前記撮影画像から携帯品を手に持った人物を認識する人物認識部と、を備え、前記報知レベル設定部は、前記人物認識部により携帯品を手に持った人物が認識されているときに、前記人物認識部により携帯品を手に待った人物が認識されていないときよりも、前記報知レベルを低く設定する構成1から構成7のうちいずれか一つの構成に記載の移動体応答装置。
構成8の移動体応答装置によれば、カメラの撮影画像から、携帯端末を所持した利用者が移動体の近くにいると推測される場合に、報知レベルを低くして報知を行うことができる。
(構成9)前記報知制御部は、音の出力によって前記報知を行い、出力する音の音圧又は音の出力回数の相違により、前記報知の報知レベルを変更する構成1から構成8のうちいずれか一つの構成に記載の移動体応答装置。
構成9の移動体応答装置によれば、音の出力によって報知を行う場合に、音圧又は音の出力回数の相違によって、携帯端末を所持している利用者に対して、携帯端末と移動体がどの程度離れているかを認識させることができる。
1…車両(移動体)、10…移動体応答装置、11…通信ユニット、12…照度センサ、13…カメラ、14…ブザー、15…ライト類、20…プロセッサ、21…通信制御部、22…電界強度測定部、23…周辺画像取得部、24…人物認識部、25…報知レベル設定部、26…報知制御部、40…メモリ、41…制御プログラム、50…携帯キー(携帯端末)、51…ドアロックスイッチ、52…ドアアンロックスイッチ、U…利用者。

Claims (9)

  1. 移動体において使用される移動体応答装置であって、
    携帯端末との間で、無線通信を行う通信制御部と、
    前記携帯端末から送信される報知要求信号を前記通信制御部により受信したときに、前記報知要求信号の電界強度を測定する電界強度測定部と、
    前記報知要求信号の電波強度に基づいて、前記移動体の外部への報知レベルを設定する報知レベル設定部と、
    前記報知レベル設定部により設定された前記報知レベルにより、前記移動体の外部への報知を行う報知制御部と、
    を備える移動体応答装置。
  2. 前記報知レベル設定部は、前記電界強度測定部により測定された前記報知要求信号の電界強度が、第1閾値以下である場合は、前記報知レベルを第1レベルに設定する
    請求項1に記載の移動体応答装置。
  3. 前記報知レベル設定部は、前記電界強度測定部により測定された前記報知要求信号の電界強度が、前記第1閾値よりも大きく第2閾値以下である場合に、前記通信制御部により前記携帯端末に対して確認要求信号を送信し、前記確認要求信号に応じた確認応答信号を、前記通信制御部により前記携帯端末から受信しなかった場合に、前記報知レベルを前記第1レベルよりも報知の強度が低い第2レベルに設定する
    請求項2に記載の移動体応答装置。
  4. 前記報知レベル設定部は、前記確認要求信号に応じた前記確認応答信号を、前記通信制御部により前記携帯端末から受信した場合に、前記報知レベルを前記第2レベルよりも報知の強度が低い第3レベルに設定する
    請求項3に記載の移動体応答装置。
  5. 前記報知レベル設定部は、前記電界強度測定部により測定された前記報知要求信号の電界強度が、前記第2閾値よりも大きいときには、前記報知レベルを前記第3レベルよりも報知の強度が低い第4レベルに設定する
    請求項4に記載の移動体応答装置。
  6. 前記報知制御部は、前記報知要求信号を前記通信制御部により受信した時点から所定時間以内に、前記通信制御部により前記報知要求信号を前記携帯端末から再度受信したときに、直前に行った前記報知よりも報知の強度を高くして前記報知を再度実行する
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の移動体応答装置。
  7. 前記移動体の周辺の明るさを認識する周辺照度認識部を備え、
    前記報知制御部は、前記周辺照度認識部により認識される前記移動体の周囲の照度が所定レベル以下であるときに、前記移動体に備えられた灯体の点灯による前記報知を実行する
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の移動体応答装置。
  8. カメラによる前記移動体の周辺の撮影画像を取得する周辺画像取得部と、
    前記撮影画像から携帯品を手に持った人物を認識する人物認識部と、を備え、
    前記報知レベル設定部は、前記人物認識部により携帯品を手に持った人物が認識されているときに、前記人物認識部により携帯品を手に待った人物が認識されていないときよりも、前記報知レベルを低く設定する
    請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の移動体応答装置。
  9. 前記報知制御部は、音の出力によって前記報知を行い、出力する音の音圧又は音の出力回数の相違により、前記報知の報知レベルを変更する
    請求項1から請求項8のうちいずれか1項に記載の移動体応答装置。
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