JP2023045566A - 冷蔵庫 - Google Patents

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浩二 岩元
Koji Iwamoto
一彰 合野
Kazuaki Aino
浩一 秋吉
Koichi Akiyoshi
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Abstract

【課題】いわゆる引き出し式の扉体のうち貯蔵室の開口部を開閉する扉本体部を回動可能に構成した冷蔵庫について、扉本体部の下部に形成しなければならない隙間を少なくすることができ、このような隙間によって外観が損なわれてしまうことを回避できるようにした構成を提供する。【解決手段】本実施形態に係る冷蔵庫によれば、移動体は、支持部によって前後方向に移動可能に支持される被支持部と、被支持部よりも前側に設けられ、貯蔵室の開口部を開閉する扉本体部と、扉本体部を、扉本体部が貯蔵室の開口部を閉じることが可能な状態となる定常角度と、定常角度に対して傾斜した状態となる回動角度と、の間で回動可能に支持する回動支持部と、移動体が貯蔵室とは反対側に移動する途中において、貯蔵室からの移動体の移動量が所定量を超えるまでは扉本体部の回動を規制し、貯蔵室からの移動体の移動量が所定量以上になると扉本体部の回動を許容する回動規制部と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
一般的に、冷蔵庫には、貯蔵室に対して前後方向に移動可能に構成された扉体、いわゆる引き出し式の扉体が備えられている。また、例えば特許文献1に開示されているように、この種の引き出し式の扉体のうちの一部である扉本体部を回動可能に構成した冷蔵庫が考えられている。扉本体部は、引き出し式の扉体のうち、貯蔵室の開口部を開閉する主体となる構成要素である。
このように構成される冷蔵庫によれば、使用者は、扉体全体を貯蔵室から引き出さなくとも、手動によって扉本体部を手前側に回動させることにより、当該扉本体部の収容容器内に収容されている貯蔵物を容易に取り出すことができ、また、当該扉本体部の収容容器内に貯蔵物を容易に収容することができる。また、扉体全体を貯蔵室から引き出さなくとも、扉本体部の収容容器内に貯蔵物を出し入れすることができるから、貯蔵物の出し入れの際に貯蔵室の内部から外部に流出する冷気の量を抑制することができる。
特開2005-49031号公報
しかしながら、従来構成の冷蔵庫では、扉本体部が貯蔵室の開口部を閉じた状態、つまり、扉体全体が貯蔵室側に完全に引き込まれた状態においても扉本体部を回動可能とするために、扉本体部の下部に当該扉本体部の回動を許容するための隙間が形成された構成となっている。そのため、冷蔵庫を正面側から見た場合に、その隙間が目立ってしまい、外観が損なわれてしまうという課題がある。
そこで、本実施形態は、いわゆる引き出し式の扉体のうち貯蔵室の開口部を開閉する扉本体部を回動可能に構成した冷蔵庫について、扉本体部の下部に形成しなければならない隙間を少なくすることができ、このような隙間によって外観が損なわれてしまうことを回避できるようにした構成を提供する。
本実施形態に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体部に設けられ、前面に開口部を有する貯蔵室と、前記貯蔵室に対して前後方向に移動可能に設けられている移動体と、前記貯蔵室の内部に設けられている支持部と、を備え、前記移動体は、前記支持部によって前後方向に移動可能に支持される被支持部と、前記被支持部よりも前側に設けられ、前記貯蔵室の開口部を開閉する扉本体部と、前記扉本体部を、前記扉本体部が前記貯蔵室の開口部を閉じることが可能な状態となる定常角度と、前記定常角度に対して傾斜した状態となる回動角度と、の間で回動可能に支持する回動支持部と、前記移動体が前記貯蔵室とは反対側に移動する途中において、前記貯蔵室からの前記移動体の移動量が所定量を超えるまでは前記扉本体部の回動を規制し、前記貯蔵室からの前記移動体の移動量が所定量以上になると前記扉本体部の回動を許容する回動規制部と、を備える。
本実施形態に係る冷蔵庫の構成例を概略的に示す正面図 本実施形態に係る冷蔵庫の野菜室の構成例を概略的に示すものであって、野菜室扉体に前方容器および後方容器が取り付けられている状態例を示す横断平面図 本実施形態に係る冷蔵庫の野菜室の構成例を概略的に示すものであって、野菜室扉体に前方容器および後方容器が取り付けられている状態例を示す縦断側面図 本実施形態に係る冷蔵庫の野菜室の構成例を概略的に示すものであって、野菜室扉体から前方容器および後方容器が取り外されている状態例を示す横断平面図 本実施形態に係る冷蔵庫の野菜室の構成例を概略的に示すものであって、野菜室扉体から前方容器および後方容器が取り外されている状態例を示す縦断側面図 本実施形態に係る扉本体部および前方容器の構成例を概略的に示す側面図 本実施形態に係る支持フレームおよび支持レールの構成例を概略的に示す縦断正面図 本実施形態に係る野菜室扉体の構成例を概略的に示すものであって、扉本体部が定常角度に回動している状態例を概略的に示す縦断側面図 本実施形態に係る野菜室扉体の構成例を概略的に示すものであって、扉本体部が回動角度に回動している状態例を概略的に示す縦断側面図 本実施形態に係る定常角度に回動した状態における扉本体部およびその周辺部分の構成例を概略的に示す縦断側面図 本実施形態に係る回動角度に回動した状態における扉本体部およびその周辺部分の構成例を概略的に示す縦断側面図 本実施形態に係る支持フレームの前部およびその周辺部分の構成例を概略的に示す横断平面図 本実施形態の変形例に係る扉本体部および前方容器の構成例を概略的に示す平面図 本実施形態の変形例に係る扉本体部および前方容器の構成例を概略的に示す背面図
以下、冷蔵庫に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示する冷蔵庫10は、その外郭を構成する矩形箱状の断熱箱体11の内部に複数の貯蔵室12,13,14,15,16を備えている。貯蔵室12,13,14,15,16の内部には、例えば食品類などといった各種の貯蔵物を貯蔵することが可能である。断熱箱体11は、冷蔵庫本体部の一例である。以下、断熱箱体11の前後方向を単に「前後方向」と称し、断熱箱体11の左右方向を単に「左右方向」と称し、断熱箱体11の上下方向を単に「上下方向」と称する場合がある。そして、断熱箱体11の「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」を、それぞれ、本開示における「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」と定義する。
詳しい図示は省略するが、断熱箱体11は、内箱と外箱との間に断熱材を備えた構成である。断熱箱体11を構成する断熱材としては、例えば、真空断熱パネル、発泡ウレタン、断熱性材料を成形した断熱成形体など、種々の断熱材を適用することができる。
貯蔵室12は、この場合、冷蔵温度帯に維持される冷蔵室である。以下、貯蔵室12を「冷蔵室12」と称する場合がある。貯蔵室13は、この場合、冷蔵温度帯に維持される野菜室である。以下、貯蔵室13を「野菜室13」と称する場合がある。貯蔵室14は、この場合、冷凍温度帯に維持される製氷室である。以下、貯蔵室14を「製氷室14」と称する場合がある。貯蔵室15は、この場合、冷凍温度帯に維持される小冷凍室である。以下、貯蔵室15を「小冷凍室15」と称する場合がある。貯蔵室16は、この場合、冷凍温度帯に維持される大冷凍室である。以下、貯蔵室16を「大冷凍室16」と称する場合がある。
冷蔵室12は、冷蔵庫10が備える複数の貯蔵室12,13,14,15,16のうち最も上部に設けられた貯蔵室となっている。そして、野菜室13は、この冷蔵室12の下側に設けられており、且つ、断熱箱体11の上下方向における中央部に位置して設けられている。そして、製氷室14と小冷凍室15は、この野菜室13の下側に設けられており、且つ、断熱箱体11内において冷蔵庫10の横方向に沿って並んでいる。また、大冷凍室16は、断熱箱体11内において製氷室14および小冷凍室15の下側に設けられている。また、大冷凍室16は、冷蔵庫10が備える複数の貯蔵室12,13,14,15,16のうち最も下部に設けられた貯蔵室となっている。本実施形態において、大冷凍室16は、製氷室14および小冷凍室15との間に他の貯蔵室を介在することなく、これら製氷室14および小冷凍室15の直下に位置して設けられている。
また、冷蔵室12は、その前面に矩形状の開口部を有している。冷蔵室12の前面開口部は、左右方向に回動可能である、いわゆる観音開き式の2つの冷蔵室扉体12D[L],12D[R]によって開閉されるようになっている。冷蔵室扉体12D[L],12D[R]は、冷蔵室12に対して左右方向に回動可能に設けられている移動体の一例である。
また、野菜室13は、その前面に矩形状の開口部を有している。野菜室13の前面開口部は、前後方向に移動可能である引き出し式の野菜室扉体13Dによって開閉されるようになっている。野菜室扉体13Dは、野菜室13に対して前後方向に移動可能に設けられている移動体の一例である。
また、製氷室14は、その前面に矩形状の開口部を有している。製氷室14の前面開口部は、前後方向に移動可能である引き出し式の製氷室扉体14Dによって開閉されるようになっている。製氷室扉体14Dは、製氷室14に対して前後方向に移動可能に設けられている移動体の一例である。
また、小冷凍室15は、その前面に矩形状の開口部を有している。小冷凍室15の前面開口部は、前後方向に移動可能である引き出し式の小冷凍室扉体15Dによって開閉されるようになっている。小冷凍室扉体15Dは、小冷凍室15に対して前後方向に移動可能に設けられている移動体の一例である。
また、大冷凍室16は、その前面に矩形状の開口部を有している。大冷凍室16の前面開口部は、前後方向に移動可能である引き出し式の大冷凍室扉体16Dによって開閉されるようになっている。大冷凍室扉体16Dは、大冷凍室16に対して前後方向に移動可能に設けられている移動体の一例である。
次に、上述した移動体の一例である冷蔵室扉体12D[L],12D[R]、野菜室扉体13D、製氷室扉体14D、小冷凍室扉体15D、大冷凍室扉体16Dのうち、特に、野菜室扉体13Dおよびその周辺部分の構成例について、さらに詳細に説明する。
図2から図5に例示するように、野菜室扉体13Dは、左右方向における両端部に一対の支持フレーム101を備えている。換言すれば、野菜室扉体13Dは、左右方向における一端側と他端側つまり左端側と右端側に、それぞれ支持フレーム101を備えている。支持フレーム101は、前後方向に長い長尺部材の一例である。
また、野菜室扉体13Dは、一対の支持フレーム101の間に後方容器102を備えている。後方容器102は、大型収容容器の一例であり、上面が開放した矩形の容器状に形成されている。また、後方容器102は、野菜室扉体13Dの前後方向における中央部から後部にわたって配置される比較的大型の容器となっている。そして、支持フレーム101は、この後方容器102の上下方向における中央部よりも上側に位置して設けられている。
また、野菜室扉体13Dは、扉本体部103を備えている。扉本体部103は、野菜室扉体13Dの前部を構成しており、野菜室13の前面開口部を開閉可能に構成されている。即ち、扉本体部103は、野菜室扉体13Dのうち、野菜室13の前面開口部を開閉する機能を担う主体となる構成要素となっている。
また、扉本体部103の裏面には、前方容器104が設けられている。前方容器104は、小型収容容器の一例であり、上面が開放した矩形の容器状に形成されている。また、前方容器104は、野菜室扉体13Dの前後方向における前部に配置される比較的小型の容器となっている。
図6に例示するように、扉本体部103の裏面には、引っ掛け部103aおよび当接部103bが設けられている。引っ掛け部103aは、扉本体部103の裏面の上部において、左右方向に沿って複数、この場合、2つ設けられている。引っ掛け部103aは、上下方向に貫通する矩形枠状に形成されている。当接部103bは、扉本体部103の裏面の下部において、左右方向における中央部に位置して設けられている。当接部103bは、扉本体部103の裏面から後方に向かって矩形状に突出している。
一方、前方容器104の前面には、爪部104aが設けられている。爪部104aは、前方容器104の前面の上部において、左右方向に沿って複数、この場合、2つ設けられている。また、爪部104aは、その先端部が下方に向かって延出している。
前方容器104は、爪部104aを引っ掛け部103aに上方から引っ掛けることにより扉本体部103の裏面に着脱可能に取り付けられている。また、前方容器104が扉本体部103の裏面に取り付けられた状態において、扉本体部103側の当接部103bは、前方容器104の前面の下部に当接する。これにより、当接部103bは、前方容器104のがたつきや位置ずれを抑制する。
また、図7に例示するように、支持フレーム101は、被支持板部105を有している。被支持板部105は、被支持部の一例であり、左右方向における外方つまり後方容器102とは反対側に向かって延出している。上述した通り、支持フレーム101は、野菜室扉体13Dの左右方向における一端側と他端側にそれぞれ設けられている。よって、左右方向における一端側の支持フレーム101に設けられている被支持板部105は、一端側被支持部の一例として定義することができ、一方、左右方向における他端側の支持フレーム101に設けられている被支持板部105は、他端側被支持部の一例として定義することができる。
また、野菜室13の内部には、前後方向に長い長尺な支持レール106が備えられている。この場合、支持レール106は、野菜室13の左側壁の内面および右側壁の内面にそれぞれ設けられている。また、支持レール106は、支持板部107を有している。支持板部107は、支持部の一例である。支持板部107は、左右方向における内方つまり後方容器102側ひいては野菜室扉体13D側に向かって延出している。
支持レール106は、支持板部107によって、支持フレーム101の被支持板部105を前後方向に移動可能に支持している。これにより、支持フレーム101は、支持レール106によって、前後方向に移動可能に支持された構成となっている。ひいては、支持フレーム101を備える野菜室扉体13Dの全体は、支持レール106によって、野菜室13に対して前後方向に移動可能に支持された構成となっている。
なお、冷蔵庫10は、支持フレーム101の被支持板部105と支持レール106の支持板部107との間に、前後方向に回転可能な回転体を備える構成とするとよい。これにより、支持レール106の支持板部107に対する支持フレーム101の被支持板部105の前後方向に沿う移動、ひいては、野菜室扉体13D全体の前後方向に沿う移動を一層円滑に行うことができる。
また、野菜室扉体13Dは、扉本体部103の裏面が野菜室13の前面に当接して野菜室13の前面開口部を閉じる全閉位置と、扉本体部103の裏面が野菜室13の前面から離間して野菜室13の前面開口部を開く全開位置と、の間において前後方向に移動可能に設けられている。
即ち、野菜室扉体13Dの野菜室13側への移動、換言すれば、断熱箱体11側である後方側への移動は、扉本体部103の裏面が野菜室13の前面に当接することによって規制されるようになっている。また、野菜室扉体13Dの野菜室13とは反対側への移動、換言すれば、断熱箱体11とは反対側である前方側への移動は、図示しないストッパによって規制されるようになっている。図示しないストッパは、野菜室扉体13Dの野菜室13とは反対側である前側への移動を規制する規制部の一例である。図示しないストッパは、例えば、支持フレーム101または支持レール106に設けることができ、あるいは、支持フレーム101および支持レール106の双方に設けることができる。
また、野菜室扉体13Dにおいて、扉本体部103は、支持フレーム101の前部に設けられている。また、扉本体部103は、支持フレーム101の一部に設けられている被支持板部105よりも前側に設けられている。
また、図3および図5に例示するように、支持フレーム101の前部には、扉本体部103よりも後側に位置して、下方に延出する下方延出部108が設けられている。下方延出部108の前部は、上下方向に沿う直線状となっている。また、下方延出部108の後部は、前方から後方に向かって上昇傾斜する傾斜状となっている。このように構成される下方延出部108は、全体として、下方に向かうほど細くなる先細状の形状となっている。また、扉本体部103は、支持フレーム101の前部、より詳細には、下方延出部108の前部において回動可能に設けられている。
即ち、図8から図11に例示するように、扉本体部103は、支持フレーム101の前部において、回動支持部120によって回動可能に支持されている。回動支持部120は、回動軸部121およびリンク機構部122を備えている。
回動軸部121は、支持フレーム101の前部を構成する下方延出部108の下端部において、扉本体部103の下端部を回動可能に支持している。リンク機構部122は、複数の腕部、この場合、前方腕部123および後方腕部124を組み合わせた構成となっている。前方腕部123は、直線状に設けられている。前方腕部123の一端部である前側の端部は、扉本体部103の裏面のうち上下方向における中央部に回動可能に支持されている。また、前方腕部123の一端部と扉本体部103の裏面との接続部分にはヒンジ部125が設けられている。
また、前方腕部123の他端部である後側の端部は、後方腕部124の一端部である前側の端部に回動可能に支持されている。また、前方腕部123の他端部と後方腕部124の一端部との接続部分にはヒンジ部126が設けられている。ヒンジ部126は、扉本体部103が回動することに伴い移動つまり変位する可動部の一例である。
ヒンジ部126は、支持フレーム101に設けられている案内溝130内に移動可能に差し込まれている。案内溝130は、案内部の一例であり、支持フレーム101の前部を構成する下方延出部108に設けられている。また、案内溝130は、この場合、前側上方から後側下方に向かって緩やかに下に凸となるように湾曲しながら下降する溝状に形成されている。案内溝130は、扉本体部103が回動することに伴いヒンジ部126の移動を案内する。
後方腕部124は、前側部124aおよび後側部124bが所定の角度を有して折れ曲がった構成となっている。また、後方腕部124は、前側部124aと後側部124bとの接続部分にヒンジ部127を有している。ヒンジ部127は、下方延出部108の上部において、後方腕部124全体を回動可能に支持している。
後方腕部124の他端部、より詳細には、後側部124bの後端部には、下方に屈曲する屈曲部124cが設けられている。そして、この屈曲部124cの先端部には、左右方向に沿って円柱状に突出する突起部128が設けられている。突起部128は、回動支持部側規制部の一例であり、左右方向における内方つまり後方容器102側に向かって突出している。後方腕部124の後側部124bは、その一端側に設けられているヒンジ部127を中心に他端側が回動可能となっている。そして、突起部128は、このように回動可能である後方腕部124の後側部124bの他端側つまりヒンジ部127とは反対側に設けられた構成となっている。また、突起部128は、後方腕部124のうちヒンジ部127よりも後側の部分に設けられた構成となっている。また、突起部128は、後方腕部124のうち後側の端部に設けられた構成となっている。
以上のように構成される回動支持部120は、扉本体部103を、当該扉本体部103が野菜室13の前面に対して平行な状態となる定常角度と、当該扉本体部103が野菜室13の前面に対して前側から後側に下降するように傾斜した状態となる回動角度と、の間で回動可能に支持する。定常角度は、扉本体部103が野菜室13の前面開口部を閉じることが可能な状態となる角度である。この場合、定常角度に回動した扉本体部103は、野菜室13の前面開口部に概ね或いは完全に平行な状態となる。また、定常角度に回動した扉本体部103は、概ね或いは完全に垂直な状態となる。回動角度は、扉本体部103が定常角度に対して傾斜した状態となる角度である。扉本体部103が定常角度に回動した状態においては、リンク機構部122の前方腕部123と後方腕部124は、ヒンジ部126を中心として相互に近付くように回動している。これにより、リンク機構部122は、扉本体部103を定常角度にて保持する。なお、扉本体部103が定常角度に回動した状態においては、ヒンジ部126は、案内溝130の最下端部に位置している。
そして、扉本体部103が定常角度から回動角度側に回動する場合には、リンク機構部122の前方腕部123と後方腕部124は、ヒンジ部126を中心として相互に離れるように回動する。そして、突起部128が回動停止部131に当接すると、後方腕部124の回動が規制され、ひいては、リンク機構部122の動作、つまり、前方腕部123と後方腕部124が相互に離れるように回動する動作が規制される。これにより、リンク機構部122は、扉本体部103を回動角度にて保持する。
なお、回動停止部131は、支持フレーム101の前部を構成する下方延出部108の後部に設けられている。また、回動停止部131は、この場合、ヒンジ部125、換言すれば、定常角度にある扉本体部103の上下方向における中央部と概ね同等の高さ位置に設けられている。
また、扉本体部103が回動角度に回動した状態においては、ヒンジ部126は、案内溝130の最上端部に位置している。つまり、扉本体部103が定常角度から回動角度側に回動することに伴い、ヒンジ部126は、案内溝130の最下端部から最上段部に移動する。
また、野菜室扉体13Dは、復帰ばね140を備えている。復帰ばね140は、回動復帰部の一例であり、この場合、ヒンジ部125とヒンジ部127との間に掛け渡されている。復帰ばね140は、扉本体部103が定常角度から回動角度に回動することに伴って、つまり、ヒンジ部125がヒンジ部127から離れることに伴って引き延ばされる。そして、扉本体部103が回動角度に回動した状態においては、ヒンジ部125をヒンジ部127側に引き寄せる方向、つまり、扉本体部103を回動角度から定常角度側に回動させる方向に力を発生する。これにより、復帰ばね140は、回動角度に回動した扉本体部103を定常角度に復帰させる方向に付勢する。
また、野菜室扉体13Dは、回動規制部150を備えている。回動規制部150は、支持レール106に設けられている規制条部151と、上述した突起部128と、を備えている。規制条部151は、支持部側規制部の一例であり、この場合、支持レール106の前部の上部に設けられている。また、前後方向における規制条部151の長さは、少なくとも、前後方向における支持レール106の長さよりも短くなっている。また、規制条部151の上面は、前後方向に沿う平坦面を形成している。
野菜室扉体13Dが全閉位置に移動し、且つ、扉本体部103が定常角度に回動している状態においては、つまり、野菜室13の前面開口部が扉本体部103によって閉じられている状態では、回動規制部150において、突起部128が規制条部151の上面に係合する係合状態が形成される。これにより、後方腕部124の回動、ひいては、リンク機構部122全体の動きが規制される。そして、リンク機構部122の動きが規制されることにより、扉本体部103の定常角度から回動角度への回動が不能な状態となる。なお、本開示における「係合状態」は、例えば突起部128が規制条部151の上面に引っ掛かったり噛み合わさったりするような状態を意図するものではなく、突起部128が規制条部151の上面に単に接触する状態を意図するものである。
そして、野菜室扉体13Dが全閉位置から全開位置側つまり野菜室13とは反対側である前側に移動すると、当該野菜室扉体13Dとともに支持フレーム101および当該支持フレーム101に設けられている突起部128が前側に移動する。即ち、野菜室扉体13Dの前側への移動に伴い突起部128が規制条部151の上面上を前側に移動する。そして、野菜室扉体13Dが前側に移動する途中において、野菜室13からの野菜室扉体13Dの移動量つまり引き出し量が所定量を超えると、突起部128が規制条部151の前端部よりも前側に移動し、突起部128が規制条部151の上面に係合した係合状態が解除される。これにより、後方腕部124の回動、ひいては、リンク機構部122全体の動きが許容されるようになる。そして、リンク機構部122の動きが許容されることにより、扉本体部103の定常角度から回動角度への回動が可能な状態となる。
以上のように、回動規制部150は、野菜室扉体13Dが野菜室13とは反対側である前側に移動する途中つまり野菜室13内から引き出される途中において、野菜室13からの野菜室扉体13Dの移動量つまり引き出し量が所定量を超えるまでは扉本体部103の回動を規制するように構成されている。また、回動規制部150は、野菜室扉体13Dが野菜室13とは反対側である前側に移動する途中つまり野菜室13内から引き出される途中において、野菜室13からの野菜室扉体13Dの移動量つまり引き出し量が所定量以上になると扉本体部103の回動を許容するように構成されている。
また、回動規制部150は、支持レール106側に設けられている規制条部151と、支持フレーム101側に設けられている突起部128と、を係合させることにより、扉本体部103の回動を規制するように構成されている。なお、規制条部151の長さは、適宜変更して設定することができる。この場合、規制条部151の前端部は、野菜室扉体13Dが野菜室13とは反対側である前側に移動する途中つまり野菜室13内から引き出される途中において、突起部128を規制条部151に係合させたい位置まで、つまり、扉本体部103の回動を規制したい位置まで延出させるようにするとよい。また、規制条部151の後端部は、野菜室扉体13Dが全閉位置に移動し、且つ、扉本体部103が定常角度に回動している状態において、突起部128が規制条部151に係合した状態を維持できる位置、つまり、扉本体部103の回動が規制された状態を維持できる位置まで延出させるようにするとよい。
また、図12に例示するように、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122は、左右方向において、支持フレーム101の外側部分つまり被支持板部105の外端部よりも内側つまり後方容器102側に設けられている。また、支持フレーム101のうち被支持板部105よりも前側の部分つまり下方延出部108を構成している部分には、外板部160および内板部161が設けられている。外板部160は、左右方向における下方延出部108の外側部分を構成している。また、内板部161は、左右方向における下方延出部108の内側部分を構成している。なお、上述した案内溝130は、内板部161に設けられている。
そして、上述したリンク機構部122は、左右方向において、外板部160よりも内側であって且つ内板部161よりも外側となる部分に設けられている。換言すれば、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122は、左右方向において、外板部160と内板部161との間に挟まれるようにして設けられている。
また、支持フレーム101のうち被支持板部105よりも前側の部分つまり下方延出部108を構成している部分には、外板部160と内板部161とを連結する連結板部162が設けられている。連結板部162は、外板部160の前端部と内板部161の後端部とを左右方向に沿って連結している。また、連結板部162は、左右方向よりも上下方向に長い長尺な板部を形成している。
また、この連結板部162には、当該連結板部162を前後方向に貫通する貫通孔162aが形成されている。この場合、貫通孔162aは、左右方向よりも上下方向に長い長尺な矩形の開口を形成している。そして、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122は、この貫通孔162a内に挿通されている。なお、貫通孔162a内には、復帰ばね140も挿通されている。
また、回動支持部120の一部を構成する回動軸部121は、前後方向に沿って長尺である支持フレーム101の延長線上には設けられておらず、この場合、支持フレーム101の延長線上よりも低い位置に設けられている。また、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122は、前後方向に沿って長尺である支持フレーム101の延長線上に、あるいは、延長線に沿うように設けられている。また、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122は、支持フレーム101の上端部よりも低い位置であって、且つ、支持フレーム101の下端部よりも高い位置に設けられている。
また、回動支持部120は、ダンパー170を備えている。ダンパー170は、抵抗付与部の一例である。この場合、ダンパー170は、回動支持部120の一部を構成する回動軸部121に設けられており、扉本体部103の回動に所定の大きさの抵抗を与えるように構成されている。
なお、本実施形態においては、ダンパー170は、定常角度と回動角度との間にわたって扉本体部103の回動に常に一定の大きさの抵抗を与える構成ではなく、扉本体部103が定常角度に到達する直前および扉本体部103が回動角度に到達する直前において、扉本体部103に与える抵抗を大きくするように構成されている。なお、ダンパー170は、定常角度と回動角度との間にわたって扉本体部103の回動に常に一定の大きさの抵抗を与える構成であってもよい。
また、図12に例示するように、野菜室扉体13Dは、カバー部材180を備えている。カバー部材180は、覆い部の一例であり、支持フレーム101の前部に着脱可能に取り付けられている。カバー部材180は、前後方向において外板部160と概ね或いは完全に面一となる状態で取り付けられている。また、カバー部材180は、左右方向において内板部161と対向する状態で取り付けられている。また、カバー部材180は、内板部161に対して所定の隙間を有して平行な状態で取り付けられている。また、カバー部材180は、前後方向よりも上下方向が長い長尺な板状に形成されている。支持フレーム101の前部に取り付けられたカバー部材180は、回動支持部120のリンク機構部122や復帰ばね140を左右方向における外側から覆う。
また、図4に例示するように、扉本体部103は、扉本体部側補強部材191を備えている。扉本体部側補強部材191は、第1補強部の一例であり、扉本体部103のうち回動支持部120によって回動可能に支持されている部分、この場合、回動軸部121によって回動可能に支持されている扉本体部103の下端部を補強している。より詳細に説明すると、扉本体部側補強部材191は、扉本体部103の左端部において支持レール106の前端部の下部によって回動可能に支持されている部分と、扉本体部103の右端部において支持レール106の前端部の下部によって回動可能に支持されている部分と、を相互に連結するようにして取り付けられている。このように、扉本体部側補強部材191は、扉本体部103の左端部側および右端部側において支持レール106によって回動可能に支持されている部分の間に掛け渡されるように設けられており、これにより、扉本体部103のうち回動可能に支持されている部分を強固に補強している。扉本体部側補強部材191は、この場合、左右方向に延びる長尺な板状に形成されている。なお、扉本体部側補強部材191の形状は、板状に限られるものではなく、適宜変更して実施することができる。
また、扉本体部103は、支持フレーム側補強部材192を備えている。支持フレーム側補強部材192は、第2補強部の一例であり、左右方向における一端側に設けられている支持フレーム101と、左右方向における他端側に設けられている支持フレーム101との間を補強している。また、支持フレーム側補強部材192は、左右方向における両端部の支持フレーム101間を補強することにより、左右方向における一端側に設けられている支持フレーム101の被支持板部105と、左右方向における他端側に設けられている支持フレーム101の被支持板部105との間を補強している。
また、支持フレーム側補強部材192は、後方容器102と前方容器104との間に設けられている。即ち、支持フレーム側補強部材192は、後方容器102と前方容器104との間において、左右方向における両端部の支持フレーム101間、より詳細には、左右方向における両端部の被支持板部105間を補強している。
支持フレーム側補強部材192は、この場合、左右方向に延びる長尺な棒状に形成されている。なお、支持フレーム側補強部材192の形状は、棒状に限られるものではなく、適宜変更して実施することができる。
また、野菜室扉体13Dは、扉本体部側補強部材191および支持フレーム側補強部材192を、それぞれ異なる高さ位置に備えている。具体的に説明すると、扉本体部側補強部材191は、回動支持部120の一部を構成する回動軸部121と概ね同等の高さ位置に設けられている。また、扉本体部側補強部材191は、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122よりも低い位置に設けられている。一方、支持フレーム側補強部材192は、回動支持部120の一部を構成する回動軸部121よりも高い位置に設けられている。また、支持フレーム側補強部材192は、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122と概ね同等の高さ位置に設けられている。
また、野菜室扉体13Dは、ハンドル200を備えている。ハンドル200は、操作部の一例であり、この場合、扉本体部103の前面の上部に設けられている。また、ハンドル200は、扉本体部103の前面の上部のうち左右方向における中央部に位置して設けられている。また、ハンドル200は、扉本体部103の前面から前方に向かって突出している。冷蔵庫10の前方に存在する使用者は、このハンドル200を把持して手前側に操作することにより、扉本体部103を定常角度から回動角度に容易に回動させることができる。
また、図8および図9に例示するように、冷蔵庫10は、引き込み機構部210を備えている。引き込み機構部210は、引き込み部の一例であり、この場合、支持レール106の後部の下部に位置して設けられている。引き込み機構部210は、野菜室扉体13Dを野菜室13内側である後側に引き込むための図示しない付勢装置を備えている。図示しない付勢装置は、例えば、支持フレーム101の後部の下部に設けられている図示しない引き込み用溝部に挿し込まれるピンと、このピンを野菜室13内側である後側に引き込むばね部材などを備えている。
野菜室扉体13Dが野菜室13内側である後側に移動する途中つまり野菜室扉体13Dが野菜室13内側である後側に押し込まれる途中において、野菜室13までの野菜室扉体13Dの移動量つまり引き出し量が所定量以下になると、換言すれば、野菜室13の前面と扉本体部103の後面との間の距離が所定量以下になると、引き込み機構部210が備える図示しないピンが、支持フレーム101が備える図示しない引き込み用溝部に挿し込まれる。そして、引き込み機構部210は、支持フレーム101側の引き込み用溝部に挿し込まれたピンを、ばね部材が発生する付勢力によって野菜室13内側である後側に引き込む。
これにより、引き込み機構部210は、野菜室扉体13Dが野菜室13内側である後側に移動する途中つまり野菜室扉体13Dが野菜室13内側である後側に押し込まれる途中において、野菜室13からの野菜室扉体13Dの移動量つまり引き出し量が所定量以下になると、その野菜室扉体13Dを野菜室13内側である後側に自動的に引き込むように構成されている。
以上に例示した冷蔵庫10によれば、野菜室扉体13Dは、回動角度に回動した扉本体部103を定常角度に復帰させる復帰ばね140を備えている。この構成例によれば、いわゆる引き出し式の野菜室扉体13Dのうち野菜室13の前面開口部を開閉する扉本体部103を回動可能に構成した冷蔵庫10について、回動角度に回動した扉本体部103を、復帰ばね140によって自動で定常角度に戻すことができる。これにより、野菜室13の前面開口部が扉本体部103によって完全に閉じられていない状態、つまり、いわゆる半開き状態となってしまうことを抑制することができる。
また、冷蔵庫10によれば、野菜室扉体13Dは、回動支持部120のリンク機構部122や復帰ばね140を左右方向における外側から覆うカバー部材180を備えている。この構成例によれば、使用者による手動によって扉本体部103を定常角度から回動角度に回動させる場合や、復帰ばね140の復帰力によって扉本体部103を回動角度から定常角度に自動で回動させる場合において、リンク機構部122や復帰ばね140に使用者の手指が接触したり挟まってしまったりすることを、カバー部材180によって回避することができる。
また、冷蔵庫10によれば、引き込み機構部210は、野菜室扉体13Dが野菜室13内側である後側に移動する途中つまり野菜室扉体13Dが野菜室13内側である後側に押し込まれる途中において、野菜室13からの野菜室扉体13Dの移動量つまり引き出し量が所定量以下になると、その野菜室扉体13Dを野菜室13内側である後側に自動的に引き込む。この構成例によれば、全開位置側から全閉位置側に移動する野菜室扉体13Dを、引き込み機構部210によって自動的に全閉位置側に移動させることができる。これにより、野菜室13の前面開口部が扉本体部103によって完全に閉じられていない状態、つまり、いわゆる半開き状態となってしまうことを一層抑制することができる。なお、引き込み機構部210が野菜室扉体13Dの引き込み動作を開始するときの野菜室扉体13Dの引き出し量は、適宜変更して設定することができる。
また、冷蔵庫10によれば、回動規制部150は、野菜室扉体13Dが野菜室13とは反対側である前側に移動する途中つまり野菜室扉体13Dが野菜室13内から引き出される途中において、野菜室13からの野菜室扉体13Dの移動量つまり引き出し量が所定量を超えるまでは扉本体部103の回動を規制する。また、回動規制部150は、野菜室扉体13Dが野菜室13とは反対側である前側に移動する途中つまり野菜室扉体13Dが野菜室13内から引き出される途中において、野菜室13からの野菜室扉体13Dの移動量つまり引き出し量が所定量以上になると扉本体部103の回動を許容する。
即ち、本実施形態に係る冷蔵庫10は、野菜室扉体13Dが全閉位置に移動している状態では、扉本体部103を定常角度から回動角度に回動させることができない構成となっている。よって、いわゆる引き出し式の野菜室扉体13Dのうち野菜室13の前面開口部を開閉する扉本体部103を回動可能に構成した冷蔵庫10について、扉本体部103の下部に形成しなければならない隙間、つまり、野菜室扉体13D全体が野菜室13側に完全に引き込まれた状態つまり全閉状態においても扉本体部103を回動可能とするために形成しなければならない隙間を少なくすることができる。よって、本実施形態に係る冷蔵庫10によれば、このような隙間によって外観が損なわれてしまうことを回避することができる。
なお、扉本体部103の回動が規制されている状態から許容される状態に切り替わるときの野菜室扉体13Dの引き出し量は、適宜変更して設定することができるが、例えば、少なくとも、扉本体部103の全体が、全閉状態にある冷蔵室扉体12D[L],12D[R]、製氷室扉体14D、小冷凍室扉体15D、大冷凍室扉体16Dの前面よりも前側に位置する引き出し量としたり、前方容器104内に貯蔵されている上下方向に長い貯蔵物が野菜室13の上壁部の下面に接触しない状態となる引き出し量としたりするとよい。
また、冷蔵庫10によれば、使用者は、全閉位置に移動している野菜室扉体13Dを全開位置側つまり前側に所定量引き出すことによって、回動規制部150による規制状態を解除して、扉本体部103を回動角度に回動させることが可能な状態とすることができる。よって、使用者は、野菜室扉体13Dを前側に所定量引き出し、さらに、扉本体部103を定常角度から回動角度に回動させることによって、前方容器104内に収容されている貯蔵物を容易に取り出すことができ、また、前方容器104内に貯蔵物を容易に収容することができる。
また、冷蔵庫10によれば、回動規制部150は、支持レール106に設けられている規制条部151と、支持フレーム101の回動支持部120に設けられている突起部128と、を係合させることにより、扉本体部103の回動を規制するように構成されている。この構成例によれば、支持レール106側の規制条部151と支持フレーム101側の突起部128との物理的あるいは機械的な係合によって扉本体部103の回動を一層確実に規制することができる。
また、冷蔵庫10によれば、突起部128は、扉本体部103が回動することに伴い回動するリンク機構部122の後方腕部124に設けられている。この構成例によれば、突起部128の移動を規制条部151で規制することによって、後方腕部124の回動を確実に規制することができ、ひいては、リンク機構部122全体の動きを確実に規制することができる。そして、リンク機構部122の動きを確実に規制することにより、扉本体部103の回動を一層確実に規制することができる。
また、冷蔵庫10によれば、回動支持部120は、左右方向において、支持フレーム101の外側部分つまり被支持板部105の外端部よりも内側つまり後方容器102側に設けられている。この構成例によれば、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122や復帰ばね140が支持フレーム101よりも外側に位置してしまうことを回避することができる。これにより、リンク機構部122や復帰ばね140に使用者の手指が接触したり挟まってしまったりすることを一層確実に回避することができる。
また、冷蔵庫10によれば、回動支持部120は、左右方向において、外板部160よりも内側であって且つ内板部161よりも外側となる部分に設けられている。この構成例によれば、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122や復帰ばね140が支持フレーム101よりも外側に位置してしまうことを回避することができる。これにより、リンク機構部122や復帰ばね140に使用者の手指が接触したり挟まってしまったりすることを一層確実に回避することができる。また、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122や復帰ばね140が支持フレーム101よりも内側に位置してしまうことを回避することができる。これにより、リンク機構部122や復帰ばね140に後方容器102や前方容器104が接触したり干渉したりすることを回避することができる。
また、冷蔵庫10によれば、外板部160と内板部161とを連結する連結板部162を備え、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122は、その連結板部162を貫通する貫通孔162a内に挿通されている。この構成例によれば、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122が支持フレーム101よりも外側に位置してしまうことを一層確実に回避することができる。これにより、リンク機構部122に使用者の手指が接触したり挟まってしまったりすることを一層確実に回避することができる。また、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122が支持フレーム101よりも内側に位置してしまうことを一層確実に回避することができる。これにより、リンク機構部122に後方容器102や前方容器104が接触したり干渉したりすることを一層確実に回避することができる。
また、冷蔵庫10によれば、リンク機構部122に可動部の一例として備えられているヒンジ部126は、案内溝130内に移動可能に差し込まれている。そして、案内溝130は、扉本体部103が回動することに伴うヒンジ部126の移動を案内する。この構成例によれば、扉本体部103の回動に伴うリンク機構部122の動きを案内溝130に沿って安定して行うことができ、これにより、扉本体部103の回動を一層安定化させることができる。
また、冷蔵庫10によれば、回動支持部120のリンク機構部122は、被支持板部105を有する前後方向に長い長尺な支持フレーム101の延長線上に設けられている。この構成例によれば、扉本体部103の回動に伴って動作するリンク機構部122を支持フレーム101によって効率良く支持することができる。そして、このようにリンク機構部122が支持フレーム101によって安定した状態で支持されることにより、扉本体部103の回動を一層安定化させることができる。
また、冷蔵庫10によれば、回動支持部120は、扉本体部103の回動に所定の大きさの抵抗を与えるダンパー170を備えている。この構成例によれば、扉本体部103の回動に伴い発生する衝撃や振動をダンパー170によって緩和することができる。特に、本実施形態においては、ダンパー170は、扉本体部103が定常角度に到達する直前および扉本体部103が回動角度に到達する直前において、扉本体部103に与える抵抗を大きくするように構成されている。この構成例によれば、扉本体部103が定常角度に到達することに伴い発生する衝撃や振動、および、扉本体部103が回動角度に到達することに伴い発生する衝撃や振動を一層効率良く緩和することができる。
また、冷蔵庫10によれば、扉本体部側補強部材191は、扉本体部103のうち回動支持部120によって回動可能に支持されている部分、この場合、回動軸部121によって回動可能に支持されている下端部を補強している。この構成例によれば、扉本体部103のうち回動支持部120によって回動可能に支持されている部分およびその周辺部分を効率良く補強することができる。これにより、扉本体部103の回動を一層安定化させることができる。
また、冷蔵庫10によれば、支持フレーム側補強部材192は、左右方向における一端側に設けられている支持フレーム101の被支持板部105と、左右方向における他端側に設けられている支持フレーム101の被支持板部105との間を補強している。この構成例によれば、野菜室扉体13Dを前後方向に移動可能に支持する支持フレーム101のうち特に被支持板部105部分およびその周辺部分を、支持フレーム側補強部材192によって効率良く補強することができる。これにより、野菜室扉体13Dの前後方向に沿う移動を一層安定化させることができる。
また、冷蔵庫10によれば、扉本体部側補強部材191の高さ位置と支持フレーム側補強部材192の高さ位置とが異なっている。ここで、本実施形態に係る冷蔵庫10によれば、扉本体部103は、その下端部が回動可能に支持されている。そのため、回動可能に支持されている扉本体部103の下端部の高さ位置あるいはその近辺の高さ位置に扉本体部側補強部材191を設けることによって、扉本体部103の回動を一層安定化させることができる。また、支持フレーム側補強部材192は、その補強対象である支持フレーム101、より詳細には、被支持板部105の高さ位置あるいはその近辺の高さ位置に設けることによって、支持フレーム101あるいは被支持板部105を一層強固に補強することができる。これにより、野菜室扉体13Dの前後方向に沿う移動を一層安定化させることができる。
また、冷蔵庫10によれば、野菜室扉体13Dは、使用者が手動によって扉本体部103を回動させるために操作するハンドル200を備えている。この構成例によれば、使用者は、このハンドル200を把持して手前側に操作することにより、扉本体部103を定常角度から回動角度に容易に回動させることができる。これにより、いわゆる引き出し式の野菜室扉体13Dのうち野菜室13の前面開口部を開閉する扉本体部103を回動可能に構成した冷蔵庫10について、その扉本体部103の操作性の一層の向上を図ることができる。
また、冷蔵庫10によれば、回動支持部120は、支持フレーム101の前部に設けられている。この構成例によれば、野菜室扉体13Dの前部を構成する扉本体部103を、野菜室扉体13Dの前部において回動可能に支持することができる。即ち、扉本体部103を、その近傍において回動可能に支持することができ、扉本体部103の回動を一層安定して行うことができる。
また、回動支持部120の一部を構成するリンク機構部122を扉本体部103の近傍に配置することができる。これにより、リンク機構部122を構成する前方腕部123や後方腕部124を極力短く構成することができ、リンク機構部122による扉本体部103の支持力を、当該扉本体部103に効率良く伝達することができる。また、リンク機構部122をコンパクトに構成することができ、構造の複雑化を回避することができる。
なお、回動支持部120は、野菜室扉体13Dの前後方向における極力前側の位置に設けることが好ましく、例えば、野菜室扉体13Dの前後方向における中央部よりも前側、より好ましくは、野菜室扉体13Dの前端部から当該野菜室扉体13Dの前後方向における全長の1/3ほどの範囲内、さらに好ましくは、野菜室扉体13Dの前端部から当該野菜室扉体13Dの前後方向における全長の1/5ほどの範囲内に設けるようにするとよい。
なお、本開示は、上述した一実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更や拡張を行うことができる。例えば、本実施形態は、野菜室扉体13D以外の移動体にも適用することができる。
また、図13に例示するように、野菜室扉体13Dは、複数の前方容器104を備える構成としてもよい。この場合、それぞれの前方容器104に爪部104aを設け、扉本体部103の裏面には、それぞれの前方容器104の爪部104aに対応する引っ掛け部103aを設けるようにするとよい。また、扉本体部103の裏面には、それぞれの前方容器104に対応する当接部103bを設けるようにするとよい。
また、図14に例示するように、扉本体部103の裏面の両端部にそれぞれ前方容器104を備える場合には、これら両端部の前方容器104の上下方向の長さを、中央部の前方容器104の上下方向の長さよりも短くした構成とするとよい。この構成例によれば、両端部の前方容器104がリンク機構部122や復帰ばね140に干渉しにくくなり、扉本体部103の回動を一層円滑に行うことができる。
また、扉本体部側補強部材191および支持フレーム側補強部材192は、例えば金属材料で構成することが好ましいが、金属材料以外の材料、例えば、樹脂材料などによって構成してもよい。また、冷蔵庫10は、扉本体部側補強部材191の高さ位置と支持フレーム側補強部材192の高さ位置とが異なる構成であってもよいし、双方の高さ位置が概ねあるいは完全に同じである構成であってもよい。また、冷蔵庫10は、扉本体部側補強部材191の形状と支持フレーム側補強部材192の形状とが異なる構成であってもよいし、双方の形状が概ねあるいは完全に同じである構成であってもよい。
また、野菜室扉体13Dは、後方容器102の前部と前方容器104の後部との間に掛け渡される伸縮可能なパッキンを備える構成としてもよい。この構成例によれば、扉本体部103が定常角度から回動角度に回動することに伴い後方容器102の前部と前方容器104の後部との間に形成される隙間をパッキンによって塞ぐことができる。これにより、このような隙間内に貯蔵物が挟まってしまうことを、パッキンによって回避することができる。
また、冷蔵庫10は、扉本体部103を回動角度において固定する回動固定機構を備える構成としてもよい。この構成例によれば、回動角度に回動した扉本体部103が復帰ばね140の復帰力によって意図せず定常角度側に回動してしまうことを回避することができ、使用者の手指が扉本体部103の裏面と野菜室13の前面との間に挟まってしまうことを抑制することができる。
なお、このような回動固定機構を備える場合には、回動固定機構によって扉本体部103の回動が固定された状態を使用者による手動操作に応じて解除する手動解除機構部を備えるようにするとよい。また、このような回動固定機構を備える場合には、野菜室扉体13Dが所定量以上野菜室13内側に押し込まれることに応じて、回動固定機構によって扉本体部103の回動が固定された状態を自動的に解除する自動解除機構部を備えるようにしてもよい。
また、ハンドル200は、扉本体部103が回動可能に支持されている部分から極力離れた位置に設けるようにするとよい。これにより、使用者は、より小さい力で扉本体部103を回動させることが可能となり、使い勝手の一層の向上を図ることができる。
また、ハンドル200は、扉本体部103内に収容可能に設けてもよい。この構成例によれば、ハンドル200を扉本体部103内に収容することによって、野菜室扉体13Dの前面からハンドル200が突出した状態を解消することができ、野菜室扉体13Dの前面の外観を野菜室扉体13D以外の扉体の前面の外観に合わせることができる。これにより、冷蔵庫10全体としての外観が、ハンドル200によって損なわれてしまうことを回避することができる。
また、ハンドル200は、左右方向に延びる形状であってもよいし、上下方向に延びる形状であってもよい。また、冷蔵庫10は、複数のハンドル200を備える構成としてもよい。また、冷蔵庫10は、ハンドル200を備えない構成としてもよい。
また、規制条部151は、支持レール106に一体に設けてもよいし、支持レール106とは別の部品として設けてもよい。規制条部151を支持レール106に一体に設ける場合、前後方向における規制条部151の長さを、前後方向における支持レール106の長さと概ね或いは完全に同じ長さとした構成を実現しやすい。なお、規制条部151を支持レール106に一体に設ける場合であっても、前後方向における規制条部151の長さを、前後方向における支持レール106の長さと異なる長さとすることは許容される。また、規制条部151を支持レール106とは別の部品として設ける場合、前後方向における規制条部151の長さを、前後方向における支持レール106の長さと異なる長さとした構成を実現しやすい。なお、規制条部151を支持レール106とは別の部品として設ける場合においても、前後方向における規制条部151の長さを、前後方向における支持レール106の長さと概ね或いは完全に同じ長さとすることは許容される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本実施形態は、あくまでも例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。本実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその均等の範囲に含まれる。
図面において、10は冷蔵庫、11は断熱箱体(冷蔵庫本体部)、13は野菜室(貯蔵室)、13Dは野菜室扉体(移動体)、101は支持フレーム(長尺部材)、103は扉本体部、105は被支持板部(被支持部、一端側被支持部、他端側被支持部)、107は支持板部(支持部)、120は回動支持部、124は後方腕部(腕部)、126はヒンジ部(可動部)、128は突起部(回動支持部側規制部)、130は案内溝(案内部)、140は復帰ばね(回動復帰部)、150は回動規制部、151は規制条部(支持部側規制部)、160は外板部、161は内板部、162は連結板部、162aは貫通孔、170はダンパー(抵抗付与部)、180はカバー部材(覆い部)、191は扉本体部側補強部材(第1補強部)、192は支持フレーム側補強部材(第2補強部)、200はハンドル(操作部)、210は引き込み機構部(引き込み部)、を示す。

Claims (13)

  1. 冷蔵庫本体部に設けられ、前面に開口部を有する貯蔵室と、
    前記貯蔵室に対して前後方向に移動可能に設けられている移動体と、
    前記貯蔵室の内部に設けられている支持部と、
    を備え、
    前記移動体は、
    前記支持部によって前後方向に移動可能に支持される被支持部と、
    前記被支持部よりも前側に設けられ、前記貯蔵室の開口部を開閉する扉本体部と、
    前記扉本体部を、前記扉本体部が前記貯蔵室の開口部を閉じることが可能な状態となる定常角度と、前記定常角度に対して傾斜した状態となる回動角度と、の間で回動可能に支持する回動支持部と、
    前記移動体が前記貯蔵室とは反対側に移動する途中において、前記貯蔵室からの前記移動体の移動量が所定量を超えるまでは前記扉本体部の回動を規制し、前記貯蔵室からの前記移動体の移動量が所定量以上になると前記扉本体部の回動を許容する回動規制部と、
    を備える冷蔵庫。
  2. 前記回動規制部は、
    前記支持部に設けられている支持部側規制部と、
    前記回動支持部に設けられている回動支持部側規制部と、
    を係合させることにより、前記扉本体部の回動を規制する請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記回動支持部は、一端側を中心に他端側が回動する腕部を備え、
    前記回動支持部側規制部は、前記腕部の他端側に設けられている請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記回動支持部は、前記冷蔵庫本体部の左右方向において前記被支持部よりも内側に設けられている請求項1から3の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記被支持部よりも前側に設けられ、前記冷蔵庫本体部の左右方向における外側部分を構成する外板部と、
    前記被支持部よりも前側に設けられ、前記冷蔵庫本体部の左右方向における内側部分を構成する内板部と、
    を備え、
    前記回動支持部は、前記冷蔵庫本体部の左右方向において前記外板部よりも内側であって且つ前記内板部よりも外側となる部分に設けられている請求項1から4の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記外板部と前記内板部とを連結する連結板部を備え、
    前記回動支持部は、前記連結板部を貫通する貫通孔内に挿通されている請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記回動支持部に設けられ、前記扉本体部が回動することに伴い移動する可動部と、
    前記可動部の移動を案内する案内部と、
    を備える請求項1から6の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記被支持部を有する前後方向に長い長尺部材を備え、
    前記回動支持部は、前記長尺部材の延長線上に設けられている請求項1から7の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記回動支持部は、前記扉本体部の回動に抵抗を与える抵抗付与部を備える請求項1から8の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記扉本体部のうち前記回動支持部によって回動可能に支持されている部分を補強する第1補強部を備える請求項1から9の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記被支持部として、
    前記冷蔵庫本体部の左右方向における一端側に設けられている一端側被支持部と、
    前記冷蔵庫本体部の左右方向における他端側に設けられている他端側被支持部と、
    を備え、
    前記一端側被支持部と前記他端側被支持部との間を補強する第2補強部が備えられている請求項1から9の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記被支持部として、
    前記冷蔵庫本体部の左右方向における一端側に設けられている一端側被支持部と、
    前記冷蔵庫本体部の左右方向における他端側に設けられている他端側被支持部と、
    を備え、
    前記扉本体部のうち前記回動支持部によって回動可能に支持されている部分を補強する第1補強部と、
    前記一端側被支持部と前記他端側被支持部との間を補強する第2補強部と、
    を備え、
    前記第1補強部の高さ位置と前記第2補強部の高さ位置とが異なる請求項1から9の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記移動体は、使用者が手動によって前記扉本体部を回動させるために操作する操作部を備える請求項1から12の何れか1項に記載の冷蔵庫。
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