JP2023043238A - 目標経路生成装置および目標経路生成方法 - Google Patents

目標経路生成装置および目標経路生成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023043238A
JP2023043238A JP2021150737A JP2021150737A JP2023043238A JP 2023043238 A JP2023043238 A JP 2023043238A JP 2021150737 A JP2021150737 A JP 2021150737A JP 2021150737 A JP2021150737 A JP 2021150737A JP 2023043238 A JP2023043238 A JP 2023043238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
vehicle
target
stop
route generation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021150737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7258094B2 (ja
Inventor
純一 岡田
Junichi Okada
悠司 濱田
Yuji Hamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2021150737A priority Critical patent/JP7258094B2/ja
Publication of JP2023043238A publication Critical patent/JP2023043238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7258094B2 publication Critical patent/JP7258094B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】自車両が緊急停車する際に適切な目標停車位置を設定し、目標停車位置までの走行経路を生成する目標経路生成装置を得る。【解決手段】本開示の目標経路生成装置100は、自車両1の運転情報220に基づき緊急停車の要否を判定する緊急停車判定部11と、緊急停車を要すると判定された場合に目標停車領域31を設定する目標停車領域設定部12と、周囲監視装置140によって取得された車両周辺情報230に基づき目標停車領域31内で走行可能領域32を判定する走行可能領域判定部13と、車両周辺情報230に基づき目標停車領域31内で停車可能領域33を判定する停車可能領域判定部14と、走行可能領域32および停車可能領域33に基づき目標停車位置を設定する目標停車位置設定部15と、目標停車位置に基づき目標経路および車速プロファイルを生成する目標経路生成部16と、を備える。【選択図】図2

Description

本願は、目標経路生成装置および目標経路生成方法に関する。
GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機、カメラ、ミリ波レーダ等の車載機器によって得られる車両周辺の情報を用いて、車両を自動走行させる自動運転を実現するための技術開発が活発に進められている。自動運転車両において走行中に発生した車両の故障によって自動運転の継続が困難となった場合、あるいは、運転者の体調悪化等によって人間による運転監視が困難となった場合に、車両を自動的に緊急停止させる緊急停止制御を実行する車両制御装置および車両制御方法が提案されている。
先行技術の一例として、特許文献1には、自動運転中に車両の一部機能が失陥した場合に、目標とする停車位置を決定し、車両の自動運転を制御するプロセッサによって、車両を適切な位置に停止させる車両制御システムおよび車両制御方法が開示されている。
特開2021-84556号公報
特許文献1に記載の車両制御システムでは、自車両の故障状態を検出した場合に自車両の緊急停止位置を導出し、緊急停止位置に向けて自車両の停止制御を実行するようなシステム構成となっている。かかる車両制御システムでは、地図情報から停車候補エリアを抽出して、停車候補エリアの中から、交差点等の停車禁止エリア、カーブ路でない等の様々な要素による優先度を考慮した上で、適切な目標停車位置を決定する。
しかしながら、特許文献1に記載の車両制御システムでは、地図情報自体の精度が適切な目標停車位置を決定できるレベルよりも低い場合、あるいは、地図情報が作成された以降に道路環境が更新されていて地図情報が走行時点での道路内容とは異なっていたりする場合には、車両の停車が禁止されている停車禁止領域内に誤って目標停車位置を設定するおそれがあった。
本開示は上記のような問題点を解消するためになされたものであり、地図情報および周囲監視装置からの車両周辺情報を利用することにより、地図情報の誤差の有無にかかわらず、自車両が緊急停車する際に適切な目標停車位置を設定するとともに、目標停車位置に到達するための目標経路を生成することが可能な目標経路生成装置および目標経路生成方法を提供することを目的とする。
本開示に係る目標経路生成装置は、
自車両の運転情報に基づき自車両の緊急停車の要否を判定する緊急停車判定部と、
前記緊急停車判定部によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された場合に、地図情報から前記自車両の停車が禁止される停車禁止領域の情報を取得し、前記自車両が走行する経路上で前記停車禁止領域を除外した領域において、前記自車両が停車可能な目標停車領域始点から目標停車領域終点に至るまでの領域を目標停車領域として設定する目標停車領域設定部と、
前記自車両の周囲を監視する周囲監視装置によって取得された車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の走行が可能な走行可能領域を判定する走行可能領域判定部と、
前記車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の停車が許可される停車可能領域を判定する停車可能領域判定部と、
前記走行可能領域および前記停車可能領域に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両を停止させる目標停車位置を設定する目標停車位置設定部と、
前記目標停車位置に基づき、前記自車両が走行する際の目標経路および車速プロファイルを生成する目標経路生成部と、を備える。
本開示に係る目標経路生成方法は、
自車両の運転情報に基づき自車両の緊急停車の要否を判定するステップと、
前記自車両の緊急停車を要すると判定された場合に、地図情報から前記自車両の停車が禁止される停車禁止領域の情報を取得し、前記自車両が走行する経路上で前記停車禁止領域を除外した領域において、前記自車両が停車可能な目標停車領域始点から目標停車領域終点に至るまでの領域を目標停車領域として設定するステップと、
前記自車両の周囲を監視する周囲監視装置によって取得された車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の走行が可能な走行可能領域を判定するステップと、
前記車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の停車が許可される停車可能領域を判定するステップと、
前記走行可能領域および前記停車可能領域に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両を停止させる目標停車位置を設定するステップと、
前記目標停車位置に基づき、前記自車両が走行する際の目標経路および車速プロファイルを生成するステップと、を含む。
本開示に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法によれば、自車両の運転情報に基づき自車両の緊急停車を要すると判定した場合に、地図情報および周囲監視装置によって取得された車両周辺情報を利用することにより、地図情報の誤差の有無にかかわらず、自車両が緊急停車する際に適切な目標停車位置を設定するとともに、目標停車位置に到達するための目標経路を生成することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態1に係る目標経路生成装置を含む自動運転システムの構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る目標経路生成装置の構成を表す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る目標経路生成装置が配置された車両の模式図である。 実施の形態1に係る目標経路生成方法を表すフローチャート図である。 実施の形態1に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法において、目標停車領域終点を目標停車位置に設定する方法を表す模式図である。 実施の形態1に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法において、自車両が走行する道路環境の一例を表す模式図である。 実施の形態1に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法において、自車両が走行する道路環境の一例を表す模式図である。 実施の形態2に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法において、目標停車領域終点が交差点に隣接している一例を表す模式図である。 実施の形態3に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法において、標停車領域終点が交差点に隣接している一例を表す模式図である。 実施の形態4に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法において、信号機の無い交差点の付近を自車両が走行する場合の道路状況を表す模式図である。 実施の形態5に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法において、渋滞時における走行可能領域の検出の一例を表す模式図である。 実施の形態1から5に係る目標経路生成装置を実現するハードウェア構成を表す機能ブロック図である。 実施の形態1から5に係る目標経路生成装置を実現するハードウェア構成を表す機能ブロック図である。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る目標経路生成装置100を含む自動運転システム500の概略構成を表す機能ブロック図である。自動運転システム500は、走行経路生成装置110および実施の形態1に係る目標経路生成装置100を含む経路生成装置120と、地図情報210、運転情報220および車両周辺情報230を含むデーターベース200と、車両制御装置150と、駆動制御装置160とを備える。なお、目標経路生成装置100は、走行経路生成装置110の一部として組み込まれても良い。以下、目標経路生成装置100を含む自動運転システム500を搭載する車両を「自車両」と呼ぶ。
自動運転システム500は、運転情報取得装置130から運転情報220を取得し、周囲監視装置140から車両周辺情報230を取得して、データーベース200に格納する。
運転情報取得装置130は、自車両1に関する運転情報220を取得して、自動運転システム500に出力する。運転情報取得装置130の一例として、自車両1に搭載され、自車両1を運転あるいは監視する運転者2の表情をモニターする画像センサが挙げられる。また、運転情報220は、たとえば、自車両1の走行に際して、自車両1の走行に異常が生じていないか否かも含めてモニターするGNSSセンサ、ヨーレートセンサ、速度センサ、加速度センサ、操舵角センサ、操舵トルクセンサ等によっても取得される。
周囲監視装置140は、自車両1の車両周辺情報230を取得して自動運転システム500に出力する。周囲監視装置140の一例として、自車両1に搭載され、自車両1の車両周辺を撮像する車載カメラが挙げられる。
周囲監視装置140は、上述の車載カメラ以外にも、レーダ等の装置が挙げられる。レーダには、ミリ波レーダ、レーザレーダ、超音波レーダ等が用いられる。
経路生成装置120内の走行経路生成装置110は、現在地点から目標地点までの走行予定経路を生成する。走行経路生成装置110は、周囲監視装置140から取得した自車両1の現在位置、目標地点等の車両周辺情報230およびデーターベース200から取得した地図情報210等に基づき、自車両1の自動運転による走行予定経路を生成する。目標経路生成装置100については後で詳述する。
データーベース200は、少なくとも、地図情報210、運転情報220および車両周辺情報230を含む。地図情報210は、例えば、道路の形状および車線、標識、信号等の道路情報が挙げられ、カーナビゲーションシステム等から得られる。運転情報220は、上述のように、運転情報取得装置130から出力された情報である。また、車両周辺情報230は、上述のように、周囲監視装置140によって取得された情報である。
運転情報220および車両周辺情報230は自車両1の走行中にリアルタイムで取得されるので、データーベース200への格納と同時に、あるいはデーターベース200を経由せずに直接、経路生成装置120に出力するような態様としても良い。
車両制御装置150は、走行経路生成装置110によって生成された自車両1の目標走行経路に追従走行するように自車両1を制御する。車両制御装置150は、例えば、目標速度、目標操舵角、方向指示器の操作指令等を決定し、決定した各指令値を、動力制御装置、ブレーキ制御装置、自動操舵制御装置、ライト制御装置(いずれも図示せず)等で構成された駆動制御装置160に伝達する。
駆動制御装置160を構成する各装置は以下のように動作する。動力制御装置は、自車両1の速度が目標速度に追従するように、内燃機関、モータ等の動力機の出力を制御する。ブレーキ制御装置は、自車両1の速度が目標速度に追従するように、電動ブレーキ装置のブレーキ動作を制御する。自動操舵制御装置は、操舵角が目標操舵角に追従するように、電動操舵装置を制御する。ライト制御装置は、方向指示器の操作指令に従って、方向指示器を制御する。
図2は目標経路生成装置100の構成を表す機能ブロック図である。目標経路生成装置100は、緊急停車判定部11、目標停車領域設定部12、走行可能領域判定部13、停車可能領域判定部14、目標停車位置設定部15、および、目標経路生成部16を備える。
図3に、自車両1に設置された、目標経路生成装置100を含む自動運転システム500と、自動運転システム500に運転情報220を出力する運転情報取得装置130と、自動運転システム500に車両周辺情報230を出力する周囲監視装置140とをそれぞれ示す。
緊急停車判定部11は、自車両1に搭載された運転情報取得装置130によって取得される運転情報220に基づいて、自車両1の緊急停車の要否を判定する。自車両1に搭載された運転情報取得装置130の一例として、図3に示すような自車両1を運転あるいは監視する運転者2の表情をモニターする画像センサが挙げられる。
運転者2が体調悪化等によって自車両1の走行の運転あるいは監視が困難な状況に陥った場合に、自車両1に取り付けられた画像センサによって運転者2の体調悪化の兆候を示す表情の画像情報を取得して、緊急停車判定部11に送信する。具体的な一例として、運転者2の視線の方向あるいは眼球運動を画像センサでモニターし解析することにより、運転者2が自車両1の運転あるいは監視が可能な程度に良好な状態か否かを判定する。
なお、かかる画像情報は、運転情報220の一部をなす。なお、運転情報220は自車両1に搭載された各種センサ(図示せず)によって取得される自車両1の走行の異常を示す情報も含む。緊急停車判定部11は、運転情報220に基づき、例えば、運転者2の体調悪化の度合いを定量化して、運転者2による運転あるいは走行の監視が困難であると判断した場合は、自車両1を緊急停車させる必要があると判定する。
目標停車領域設定部12は、緊急停車判定部11において自車両1を緊急停車させる必要があると判定された場合に、自車両1を緊急停車させる領域として目標停車領域31を設定し、出力する。目標停車領域設定部12では、目標停車領域31は、カーナビゲーションシステム等から得られる地図情報210に基づいて設定される。具体的には、カーナビゲーションシステム等から得られる地図情報210から車両の停車が禁止される領域、すなわち、停車禁止領域37に関する情報を取得して、停車禁止領域37以外の領域を目標停車領域31として設定する。
目標停車領域31はピンポイントの地点を示すのではなく、自車両1の進行方向、すなわち走行経路方向に対してある程度の範囲を持つ。したがって、目標停車領域設定部12から出力される目標停車領域31内には、自車両1の現在位置から最も近い位置となる目標停車領域31の始点と、自車両1の現在位置から最も遠い位置となる目標停車領域31の終点がそれぞれ存在する。以下、目標停車領域31の始点を目標停車領域始点S、目標停車領域の終点を目標停車領域終点Eとそれぞれ呼ぶ。
目標停車領域始点Sは、例えば、緊急停車判定部11によって自車両1の緊急停車を要すると判定された時点から自車両1が停車可能な最短の地点である。また、目標停車領域終点Eは、例えば、自車両1が、緊急停車判定部11によって自車両1の緊急停車を要すると判定された時点から、予め設定された許容時間内に停車可能な最長の地点である。
走行可能領域判定部13は、自車両1に搭載された周囲監視装置140によって取得された車両周辺情報230に基づき、対象領域が走行可能領域32か否かを判定する。以下、周囲監視装置140が車載カメラである場合について説明する。走行可能領域判定部13は、車載カメラで取得した路面に関する車両周辺情報230に基づき、走行可能領域32を判定する。走行可能領域32とは、車両が物理的に走行することが可能である領域を表す。
例えば、路面が区画線で区切られている場合、車両は区画線を跨いで走行することは物理的に可能である。したがって、走行可能領域判定部13は、自車両1に近接した路面および区画線の反対側の路面は、いずれも走行可能領域32と判定する。
走行可能領域32の他の一例として、路面がガードレールで区切られている場合は、走行可能領域判定部13は、自車両1からガードレールまでの路面は走行可能領域32と判定し、ガードレールの向こう側の路面は走行可能領域32ではないと判定する。
停車可能領域判定部14は、地図情報210および車載カメラによって取得された車両周辺情報230に基づいて、車載カメラで取得した路面に対して、自車両1が停車可能な領域、すなわち、停車可能領域33を判定する。
停車可能領域33は、道路の属性に基づいて予め設定しておく。例えば、路肩あるいはゼブラゾーンといった道路属性は、車両が継続的に停車しても周辺の交通を阻害するおそれは小さいため、停車可能領域33として判定する。一方、例えば交差点Cといった道路属性は、車両が停車を継続してしまうと周辺の交通を大きく阻害するおそれがあるため、停車可能領域33ではないと判定する。
目標停車位置設定部15は、走行可能領域判定部13において判定された走行可能領域32および停車可能領域判定部14において判定された停車可能領域33に基づき、自車両1を緊急停車させる位置を設定する。つまり、目標停車位置設定部15は、目標停車領域設定部12において設定された目標停車領域始点Sから目標停車領域終点Eに至るまでの領域、すなわち、目標停車領域31内において、ピンポイントとなる地点である目標停車位置Tを設定する。
目標経路生成部16は、目標停車位置設定部15において設定された目標停車位置Tに自車両1が停止できるように、目標停車位置Tまでの目標経路および目標停車位置Tへの到達までの自車両1の車速プロファイルを生成する。目標経路および車速プロファイルは公知の方法によって生成する。
次に、実施の形態1に係る目標経路生成方法を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、ステップS101では、緊急停車判定部11において、自車両1の運転情報220に基づき、自車両1に対して緊急停車が必要か否かの判定を実行する。
緊急停車判定部11の動作の一例として、以下が挙げられる。緊急停車判定部11は、運転者2の顔の表情をモニターする画像センサから出力される運転情報220に基づき、運転者2による運転あるいは走行の監視が困難と判断した場合は、自車両1を緊急停車させる必要があると判定する。一方、緊急停車判定部11が緊急停車の実行は不要と判定した場合は、ステップS102以降の処理を実行しない。
緊急停車判定部11において、緊急停車の実行が必要である判定した場合はステップS102へと進み、目標停車領域設定部12において、自車両1の緊急停車に必要となる目標停車領域31を設定する。目標停車領域31は、具体的には、カーナビゲーションシステム等から得られる地図情報210から停車禁止領域37に関する情報を取得して、停車禁止領域37以外の領域を目標停車領域31として設定する。
目標停車領域31の設定方法について、図5を用いて説明する。図5(a)は、自車両1が緊急停車制御の実行が必要と判定した直後における、自車両1の道路環境を表している。目標停車領域31を設定するにあたり、自車両1から最も近い位置にある目標停車領域31の始点、すなわち、目標停車領域始点S、および、自車両1から最も遠い位置にある目標停車領域31の終点、すなわち、目標停車領域終点Eを設定する。
目標停車領域始点Sは、緊急停車の制御開始時点における自車両1の速度と、自車両1が減速可能な減速度の条件に基づき、最短で停車できる距離を算出することで得られる。一方、目標停車領域終点Eは、緊急停車制御の実行において許容される最長の許容時間を予め設定しておき、この最長の許容時間と、算出された自車両1の目標停車領域始点Sへの到達時点における自車両1の車両速度(車速)に基づき算出することで得られる。
図5(b)は、図5(a)の道路環境に対応する地図情報210を表している。図5(b)の黒丸はノード、直線はリンクをそれぞれ表している。図5(a)で表した目標停車領域31内には交差点Cが含まれている。交差点Cの位置を表すノードおよびリンク情報を地図情報210から取得することができる。
交差点C内は停車禁止領域37であって自車両1を緊急停車させる領域から除外したいため、図5(b)に表される地図情報210に基づいて、目標停車領域31内に交差点Cが含まれないように目標停車領域始点Sまたは目標停車領域終点Eを設定する。図5(c)の例では、目標停車領域31の目標停車領域終点Eが、交差点Cの手前、つまり、自車両1側に位置するように設定されている。
ステップS102において目標停車領域31が設定された後は、ステップS103へと進み、自車両1が目標停車領域31の目標停車領域始点Sに到達するように、自車両1の走行制御を行う。
自車両1が目標停車領域始点Sに到達後は、ステップS104において、周囲監視装置140の一例である車載カメラを用いて、自車両1の周辺の道路環境、つまり、車両周辺情報230を取得する。走行可能領域判定部13において、車両周辺情報230のうち車両の走行が可能な領域に関する情報に基づき、走行可能領域32を判定する。走行可能領域判定部13は、さらに、通常時に車両の進入を許可する通常時走行可能領域34と、一時的に車両の進入を許可する一時走行可能領域35とを判定する。
走行可能領域32について、図6を用いて説明する。図6(a)は、自車両1が走行している道路環境の一例を表す模式図である。自車両1は図6(a)の左側から右側に向かって走行している。図6(a)に表す道路環境において、車載カメラによって取得した車両周辺情報230に基づき走行可能領域判定部13において走行可能と判定された走行可能領域32を図6(b)に表す。図6(b)の第一道路領域40aの部分は、自車両1の走行車線上であり、また、自車両1の進行方向と同方向の走行車線上に対応しており、自車両1の進入が可能な領域となる。
図6(b)の第二道路領域40bの部分はガードレールが途切れている路肩部分に対応しており、自車両1の進入が可能な領域となる。図6(b)の第三道路領域40cの部分は対向車線上に対応しており、自車両1の走行車線と対向車線は区画線によって区切られている。対向車線であるため、区画線を跨いで進入することは好ましくないが、対向車両3が存在しない場合は物理的には自車両1の進入が可能である。
以上から、図6(b)に示される第一道路領域40a、第二道路領域40bおよび第三道路領域40cの領域全体が走行可能領域32として判定される一方、それ以外の部分は、走行可能領域32外と判定される。図6(a)では、ガードレールによって区切られた道路の向こう側、および、対向車両3が存在する部分が走行可能領域32外に相当する。
次に、通常時走行可能領域34と一時走行可能領域35の判定について説明する。図6(b)で表した走行可能領域32において、第一道路領域40aの部分は自車両1が本来走行すべき道路であるため、通常時走行可能領域34と判定される。
一方、第二道路領域40bの部分は路肩であり、通常の走行で使用する領域ではないことから、一時走行可能領域35と判定される。また、第三道路領域40cの部分は対向車線内であり、進入よって対向車線の交通を阻害するおそれがあることから通常時に走行することは適切でない。しかしながら、例外として、例えば自車線上にある落下物を回避する等の目的で、一時的に自車両1が侵入することが適切である場合がある。以上の理由により、第三道路領域40cの部分は一時走行可能領域35と判定される。
通常時走行可能領域34および一時走行可能領域35は、地図情報210および車載カメラから取得した車両周辺情報230に基づいて判定される。地図情報210から、現在、自車両1が走行している道路の車線数情報を取得し、車載カメラからは、道路スペース情報と白線情報等を取得する。なお、道路スペース情報と白線情報はいずれも車両周辺情報230に含まれる。
例えば、図6(a)のように自車両1が走行している道路が二車線であるという情報を地図情報210から取得し、車載カメラによって区画線の位置と走行可能領域32を取得する。自車両1が左側の車線を走行している場合は、区画線の右側に存在する領域は自車両1が走行できる程度の道路幅を有しているものの、区画線の左側は走行可能領域32が殆ど存在しないこととなる。これらの情報から、区画線の右側に存在する領域は通常時走行可能領域34と判定される。
一方、図6(c)に示すように、自車両1が右側の車線を走行している場合は、区画線の右側に存在する領域および区画線の左側に存在する領域は、いずれも自車両1が走行できる程度の道路幅を有することとなる。地図情報210では二車線であることが検出できるので、区画線の右側に存在する領域は対向車線であり、区画線の左側に存在する領域は同一方向車線であることが分かるため、区画線の右側に存在する領域は一時走行可能領域35であると判定される。
図4のフローチャートに示されるステップS104において、走行可能領域32を判定して自車両1の周辺の道路環境を取得した後、ステップS105において、通常時走行可能領域34が存在するか否かを判定する。通常時走行可能領域34が存在する場合は、続いて、ステップS106において、一時走行可能領域35が存在するか否かを判定する。通常時走行可能領域34および一時走行可能領域35のいずれもが存在する場合は、ステップS107へと進む。
ステップS107では、走行可能領域判定部13において判定した一時走行可能領域35が停車可能領域33であるか否かを判定する。かかる判定は、停車可能領域判定部14において実行される。停車可能領域33は予め道路の属性に応じて設定する。具体的には、路肩領域は停車可能領域33と設定し、対向車線領域は停車可能領域33ではないと設定する。
図6(b)の第二道路領域40bの例では、地図情報210と車載カメラによって取得された車両周辺情報230との組み合わせに基づき、自車両1の左側区画線の向こう側が路肩領域であると判定できるため、図6(b)の第二道路領域40bの部分は停車可能領域33と判定される。
走行可能領域32および停車可能領域33に関する情報に基づき、目標停車位置設定部15において自車両1が停車する目標停車位置Tを設定する。ステップS107において、一時走行可能領域35であって、かつ、停車可能領域33である領域、すなわち、一時走行可能領域35と停車可能領域33が重複する領域が検出された場合は、ステップS108において、停車可能領域33を目標停車位置Tに設定する。なお、該当する停車可能領域33が広い場合は、自車両1から最も近い位置を目標停車位置Tに設定する。
そして、ステップS109において、設定された目標停車位置Tに向かって自車両1が走行するための目標経路と車速プロファイルが生成される。なお、ステップS109は目標経路生成部16によって実行される。自車両1が目標停車位置Tに到達すると、ステップS110において、自車両1を停車させ、一連の制御を終了する。
一方、ステップS107において、一時走行可能領域35と停車可能領域33が重複する領域が検出されなかった場合はステップS201へと進み、自車両1は通常時走行可能領域34内を自動走行しながら、地図情報210および車載カメラによって取得した車両周辺情報230を用いて、一時走行可能領域35と停車可能領域33が重複する領域の検出を継続する。この検出処理は、自車両1が目標停車領域終点Eに到達するまで継続する。
自車両1が目標停車領域終点Eに到達するまでに、一時走行可能領域35と停車可能領域33が重複する領域が存在しなかった場合は、ステップS202へと進み、目標停車領域終点Eを目標停車位置Tとして設定する。以降は、上述したステップS109およびステップS110を実行して、自車両1を停車させる。この場合、図7の模式図に示すように車載カメラを用いて自車両1が可能な限り道路端に近づくように目標停車位置Tを設定しても良い。
以上、実施の形態1に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法によれば、自車両1の運転情報220に基づき自車両1の緊急停車が必要と判定された場合に、地図情報210および周囲監視装置140によって取得された車両周辺情報230を利用することにより、地図情報210の誤差の有無にかかわらず、自車両1が緊急停車する際に適切な目標停車位置Tを設定するとともに、目標停車位置Tに到達するための目標経路および車速プロファイルを生成することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法を、図8に示す模式図に基づき説明する。具体的には、図4に示す目標経路生成方法を表すフローチャートのステップS202において、目標停車領域終点Eが交差点Cに隣接するケースにおける目標経路生成装置の動作および目標経路生成方法について、以下に説明する。
図8は、目標停車領域終点Eが交差点Cに隣接している一例を表す模式図である。目標停車領域終点Eは地図情報210に基づいて設定されているため、地図情報210に誤差が含まれている場合、あるいは、実際の道路環境が地図情報210から変更されていた場合は、図8に示すように、目標停車領域終点Eが交差点領域内に設定されてしまうおそれがあった。
地図情報210により、目標停車領域終点Eが交差点Cに隣接することを認識している場合は、交差点Cの手前の停止線位置を車載カメラで検知し、検出した停止線位置よりも手前に目標停車領域終点Eが位置するように修正する。図8の一例では、交差点Cの手前の停止線が目標停車領域終点Eとなるように修正されているが、停止線位置から所定の距離だけ手前、つまり、自車両1側となる位置が目標停車領域終点Eとなるように、マージンを持たせても良い。
また、目標停車領域終点Eが踏切Rに隣接するケースにおいても、踏切Rの手前の停止線位置を車載カメラで検知し、交差点Cの場合と同様に、踏切領域を避けるべく、検出した停止線位置よりも手前に目標停車領域終点Eが位置するように設定する。なお、交差点領域と踏切領域を総称して、交差領域41と呼ぶ。
以上に説明したステップS202の処理方法を用いて目標停車位置Tを設定し、上述したステップS109およびステップS110を実行することにより、自車両1は目標停車位置Tに停止する。
以上、実施の形態2に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法によると、目標停車領域終点Eが交差点Cに隣接している場合は、交差点Cの手前の停止線位置を車載カメラで検知し、検出した停止線位置よりも手前、つまり、自車両1側に目標停車領域終点Eが位置するように設定するので、自車両1が緊急停車する際に適切な目標停車位置Tを設定するとともに、目標停車位置Tに到達するための目標経路および車速プロファイルを生成することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態3.
実施の形態3に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法では、図4に示すフローチャートのステップS202について、上述した実施の形態2の場合とは異なる方法で実行する点に特徴がある。
実施の形態3に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法の特徴であるステップS202の処理について、以下に説明する。図8において示した例では、交差点Cの手前に描かれている停止線を検出して目標停車領域31を修正する方法であった。しかしながら、例えば、先行車両4によって停止線が隠れる等の事情により、車載カメラでは停止線位置が検出できない場合があり得る。
そこで、実施の形態3に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法では、車載カメラによっては停止線が検出できない場合を鑑み、交差点Cの信号機42の位置を検出する方法を用いることとした。図9に示す模式図を用いて、交差点Cの信号機42の位置に基づき目標停車領域31を設定する方法を説明する。なお、踏切Rについても交差点Cと同様に扱えば良いので、以下は、専ら交差点Cの場合について説明する。
まず、自車両1から自車両1の走行方向の前方に位置する信号機42までの距離Ltlを、車載カメラを用いて検出する。次に、該当する交差点Cのサイズ、つまり、交差点Cの地図上の占有領域を表す情報を地図情報210から取得する。なお、交差点Cの地図上の占有領域は、上述の交差領域41と一致する。ここで、交差点Cのサイズは、交差点Cの開始地点から終了地点までの距離であるLcrossで表される。そして、予め設定された距離マージンであるLを用いて、(Ltl-Lcross-L)を算出し、自車両1の位置から(Ltl-Lcross-L)だけ走行方向の前方に進んだ地点が目標停車領域終点Eとなるように設定する。
距離Lcrossに関する情報が地図情報210に含まれていない場合は、自車両1の走行車線と交差する道路の車線数、すなわち、交差点Cに接続する道路の車線数を用いて距離Lcrossを算出する。図9に示すように、自車両1の走行車線と交差する道路の総車線数Nと道路幅Rの積により、Lcrossを算出する。
実際には、交差点Cの終了位置と信号機42の設置位置が異なる場合があるため、マージンを持たせて距離Lcrossの値を大きめに算出するようにしても良い。例えば、道路幅Rの値を実際の道路幅よりも大きい値で算出しても良いし、あるいは、走行車線と交差する道路の総車線数Nと道路幅Rの積で算出された値に対して予め設定された距離マージンを加えても良い。
以上に説明したステップS202の処理方法を用いて目標停車位置Tを設定し、上述したステップS109およびステップS110を実行することにより、自車両1は目標停車位置Tに停止する。
以上、実施の形態3に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法によると、交差点Cの信号機42の位置に基づき目標停車領域31を設定するので、車載カメラによっては停止線が検出できない場合であっても、自車両1が緊急停車する際に適切な目標停車位置Tを設定するとともに、目標停車位置Tに到達するための目標経路および車速プロファイルを生成することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態4
実施の形態4に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法として、実施の形態2および3とは異なるステップS202の処理方法を、以下に説明する。具体的には、ステップS202の処理方法として、停止線および信号機42の位置を用いない方法である。
図10は、信号機42の無い交差点Cの付近を自車両1が走行している場合の状況を表す模式図である。図10(a)に示す扇状の斜線の領域は、自車両1に搭載された車載カメラによって走行可能領域32を検知している範囲を表し、図10(b)は、検知された走行可能領域32に関して、通常時走行可能領域34および一時走行可能領域35をそれぞれ表している。
図10(b)に示すように、一時走行可能領域35および走行可能領域32の外側の境界に着目すると、交差点Cの終了地点におけるコーナー部36が境界の形状に反映される。かかるコーナー部36を交差点Cの終了地点と判定し、自車両1からコーナー部36までの距離Lcornerを取得する。なお、コーナー部36の形状は、周囲監視装置140によって取得される。
そして、上述の事例で示した交差点Cの開始地点から終了地点までの距離である距離Lcrossを地図情報210から取得し、予め設定した距離マージンLを用いて、自車両1から交差点Cの開始地点までの距離を(Lcorner-Lcross-L)として算出する。なお、図10(b)の例では交差点Cの左右のコーナー部36が検出されているが、他車両等の影響により片側のコーナー部36のみから距離Lcornerが検出された場合は、かかる片側の距離Lcornerのみを用いて算出しても良い。
以上に説明したステップS202の処理方法を用いて目標停車位置Tを設定し、先に説明したステップS109およびステップS110を実行することにより、自車両1は目標停車位置Tに停止する。
以上、実施の形態4に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法では、交差点Cのコーナー部36の形状に基づき目標停車位置Tを設定するので、交差点Cに停止線あるいは信号機42が無い場合でも、自車両1が緊急停車する際に適切な目標停車位置Tを設定するとともに、目標停車位置Tに到達するための目標経路および車速プロファイルを生成することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態5.
実施の形態5に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法を以下に説明する。
実施の形態5に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法は、図4のフローチャートのステップS105において通常時走行可能領域34が無い場合についての処理方法に関する。なお、通常時走行可能領域34が無いという条件は、正確には通常時走行可能領域34の範囲が予め設定された面積よりも小さいことを表す。予め設定された面積の一例として、検出した通常時走行可能領域34の総面積に対して、車載カメラによって検出可能である面積の10%以下であると設定するような場合が挙げられる。
図11は、交通渋滞時における走行可能領域32の検出の一例を示した模式図である。図11に示すように、自車両1が走行する道路上の交通量が多い場合は、先行車両4によって通常時走行可能領域34および一時走行可能領域35の検出範囲が小さくなってしまい、目標停車位置Tを設定することが困難となる。かかる条件下においては、周辺の交通の流れを維持するという観点から、自車両1が先行車両4を追従した走行を行うことが好ましい。
ステップS105において、自車両1が走行する道路上の交通量が多いため充分な通常時走行可能領域34および一時走行可能領域35が検出できない場合、つまり、通常時走行可能領域34が先行車両4によって制限される場合は、ステップS301において先行車両4を検知し、ステップS302において先行車両4を追従するための目標経路を生成する。追従走行は先行車両4が停止するまで継続し、ステップS303において先行車両4の停止を検知すると、自車両1が先行車両4の後方に停車する制御を行い、自車両1が停車した時点で制御を終了する。
以上、実施の形態5に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法によると、自車両1が走行する道路上の交通量が多く、通常時走行可能領域34が先行車両4によって制限されて目標停車位置Tを設定することが困難な場合であっても、先行車両4を検知し、先行車両4を追従するための目標経路を生成することにより、自車両1が緊急停車する際に適切な目標停車位置Tを設定するとともに、目標停車位置Tに到達するための目標経路および車速プロファイルを生成することが可能となるという効果を奏する。
以上が、各実施の形態についての説明となる。各実施の形態によれば、自車両1の緊急停車制御が必要となった場合、地図情報210を用いて自車両1の停車に適切な領域を先読みすることが可能となる。また、交差点Cあるいは踏切Rといった自車両1が緊急停車すると周辺の交通を阻害してしまうような交差領域41を停車禁止領域37として設定して、目標停車領域31から予め除外することができる。さらに、目標停車領域31内では、車載カメラによって取得した車両周辺情報230を用いて走行可能領域32および停車可能領域33を判定し目標停車位置Tを設定するため、地図情報210において目標停車領域31に含まれる誤差を車載カメラによって修正することができる。
また、各実施の形態によれば、センチメートルレベルの高精度な地図情報210を用いなくても、緊急停車を安全に実施することが可能となる。地図情報210に停車可能領域33の対象外とすべき交差点Cあるいは踏切Rの位置情報が含まれていれば、車載カメラによって取得された車両周辺情報230に基づく位置情報の修正機能によって、交差点C内あるいは踏切R内での緊急停車を回避することが可能である。さらに、高精度地図には緊急停車用の路肩位置情報を含むものがあるが、上述の各実施の形態に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法によると、たとえ地図情報210に路肩位置情報が含まれてなくても適用可能である。以上から、高精度地図が整備されていない道路であっても各実施の形態に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法を活用できることが、本開示の特徴であると言える。
各実施の形態に係る目標経路生成装置および目標経路生成方法は、車載カメラによる道路の誤検知が発生しても、地図情報210との組み合わせによって目標停車位置Tの誤認識を回避できる特徴を有する。車載カメラのみで交差点Cの開始位置を検知する方法では、例えば道路の舗装の色違いによって発生した境界を停止線として車載カメラが誤認識すると、交差点Cの開始位置ではない地点を目標停車位置Tに設定してしまうおそれがある。本開示では、地図情報210に含まれる交差点Cの位置情報との整合性を取りながら停止線を判別するため、上述のような誤認識を回避することができる効果を奏する。
上述した各実施の形態は一例に過ぎず、道路条件は各実施の形態の事例に限定されるものではない。実施の形態2から4では交差点C内あるいは踏切R内を目標停車位置Tの対象外の具体的な事例としているが、地図情報210に含まれる情報であれば、他の領域も目標停車位置Tの対象外に設定しても良い。
以上、実施の形態1から5に係る目標経路生成装置100の各構成要素の機能がハードウェアおよびソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしながら、これに限られたものではなく、実施の形態1から5に係る目標経路生成装置100の一部の構成要素を専用のハードウェアで実現し、別の一部の構成要素をソフトウェア等で実現する構成であっても良い。
たとえば、図12および図13の機能ブロック図に示すように、一部の構成要素については専用のハードウェアとしての処理回路50でその機能を実現し、他の一部の構成要素についてはプロセッサ51としての処理回路50が、メモリ52に格納された実施の形態1から5に係る目標経路生成装置100のうち、ソフトウェアの部分をコンピュータ等で実行させるためのプログラム54を読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
さらに、図13に示すように、実施の形態1から5に係る目標経路生成装置100の各機能部等が用いる設定データは、ソフトウェアの一部、すなわち、実施の形態1から5に係る目標経路生成装置100のうちソフトウェアの部分をコンピュータ等で実行させるためのプログラム54が記憶されている記録媒体53からメモリ52にインストールされても良い。
以上のように、実施の形態1から5に係る目標経路生成装置100は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
本開示は、様々な例示的な実施の形態が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 自車両、2 運転者、3 対向車両、4 先行車両、11 緊急停車判定部、12 目標停車領域設定部、13 走行可能領域判定部、14 停車可能領域判定部、15 目標停車位置設定部、16 目標経路生成部、31 目標停車領域、32 走行可能領域、33 停車可能領域、34 通常時走行可能領域、35 一時走行可能領域、37 停車禁止領域、40a 第一道路領域、40b 第二道路領域、40c 第三道路領域、41 交差領域、42 信号機、50 処理回路、51 プロセッサ、52 メモリ、53 記録媒体、54 プログラム、100 目標経路生成装置、110 走行経路生成装置、120 経路生成装置、130 運転情報取得装置、140 周囲監視装置、150 車両制御装置、160 駆動制御装置、200 データーベース、210 地図情報、220 運転情報、230 車両周辺情報、500 自動運転システム
本開示に係る目標経路生成装置は、
自車両の運転情報に基づき自車両の緊急停車の要否を判定する緊急停車判定部と、
前記緊急停車判定部によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された場合に、地図情報から前記自車両の停車が禁止される停車禁止領域の情報を取得し、前記自車両が走行する経路上で前記停車禁止領域を除外した領域において、前記自車両が停車可能な目標停車領域始点から目標停車領域終点に至るまでの領域を目標停車領域として設定する目標停車領域設定部と、
前記自車両の周囲を監視する周囲監視装置によって取得された車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の走行が可能な走行可能領域を判定する走行可能領域判定部と、
前記車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の停車が許可される停車可能領域を判定する停車可能領域判定部と、
前記走行可能領域および前記停車可能領域に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両を停止させる目標停車位置を設定する目標停車位置設定部と、
前記目標停車位置に基づき、前記自車両が走行する際の目標経路および車速プロファイルを生成する目標経路生成部と、を備え
前記目標停車領域始点は、前記緊急停車判定部によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された時点から前記自車両が停車可能な最短の地点であり、前記目標停車領域終点は前記自車両が前記緊急停車判定部によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された時点から予め設定された許容時間内に停車可能な最長の地点である
本開示に係る目標経路生成方法は、
自車両の運転情報に基づき自車両の緊急停車の要否を判定するステップと、
前記自車両の緊急停車を要すると判定された場合に、地図情報から前記自車両の停車が禁止される停車禁止領域の情報を取得し、前記自車両が走行する経路上で前記停車禁止領域を除外した領域において、前記自車両が停車可能な目標停車領域始点から目標停車領域終点に至るまでの領域を目標停車領域として設定するステップと、
前記自車両の周囲を監視する周囲監視装置によって取得された車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の走行が可能な走行可能領域を判定するステップと、
前記車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の停車が許可される停車可能領域を判定するステップと、
前記走行可能領域および前記停車可能領域に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両を停止させる目標停車位置を設定するステップと、
前記目標停車位置に基づき、前記自車両が走行する際の目標経路および車速プロファイルを生成するステップと、を含み、
交差領域が前記停車禁止領域として設定され、
前記目標停車領域を設定するステップは、前記周囲監視装置によって取得された前記交差領域のコーナー部の形状および前記地図情報から取得した地図上の前記交差領域の占有領域に基づき前記交差領域を特定し、前記交差領域外に前記目標停車位置を設定する。

本開示に係る目標経路生成方法は、
自車両の運転情報に基づき自車両の緊急停車の要否を判定するステップと、
前記自車両の緊急停車を要すると判定された場合に、地図情報から前記自車両の停車が禁止される停車禁止領域の情報を取得し、前記自車両が走行する経路上で前記停車禁止領域を除外した領域において、前記自車両が停車可能な目標停車領域始点から目標停車領域終点に至るまでの領域を目標停車領域として設定するステップと、
前記自車両の周囲を監視する周囲監視装置によって取得された車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の走行が可能な走行可能領域を判定するステップと、
前記車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の停車が許可される停車可能領域を判定するステップと、
前記走行可能領域および前記停車可能領域に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両を停止させる目標停車位置を設定するステップと、
前記目標停車位置に基づき、前記自車両が走行する際の目標経路および車速プロファイルを生成するステップと、を含み、
前記目標停車領域始点は、前記自車両の運転情報に基づく前記自車両の緊急停車の要否の判定によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された時点から前記自車両が停車可能な最短の地点であり、前記目標停車領域終点は前記自車両の運転情報に基づく前記自車両の緊急停車の要否の判定によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された時点から予め設定された許容時間内に停車可能な最長の地点である

Claims (20)

  1. 自車両の運転情報に基づき自車両の緊急停車の要否を判定する緊急停車判定部と、
    前記緊急停車判定部によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された場合に、地図情報から前記自車両の停車が禁止される停車禁止領域の情報を取得し、前記自車両が走行する経路上で前記停車禁止領域を除外した領域において、前記自車両が停車可能な目標停車領域始点から目標停車領域終点に至るまでの領域を目標停車領域として設定する目標停車領域設定部と、
    前記自車両の周囲を監視する周囲監視装置によって取得された車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の走行が可能な走行可能領域を判定する走行可能領域判定部と、
    前記車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の停車が許可される停車可能領域を判定する停車可能領域判定部と、
    前記走行可能領域および前記停車可能領域に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両を停止させる目標停車位置を設定する目標停車位置設定部と、
    前記目標停車位置に基づき、前記自車両が走行する際の目標経路および車速プロファイルを生成する目標経路生成部と、
    を備える目標経路生成装置。
  2. 前記目標停車領域始点は、前記緊急停車判定部によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された時点から前記自車両が停車可能な最短の地点であり、前記目標停車領域終点は前記自車両が前記緊急停車判定部によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された時点から予め設定された許容時間内に停車可能な最長の地点であることを特徴とする請求項1に記載の目標経路生成装置。
  3. 前記走行可能領域判定部は、前記走行可能領域として、車両の進入が通常時は許可される通常時走行可能領域と一時的に車両の進入が許可される一時走行可能領域とをさらに判定することを特徴とする請求項1または2に記載の目標経路生成装置。
  4. 前記目標停車位置設定部は、前記一時走行可能領域と前記停車可能領域が重複する領域が前記目標停車領域内に存在しない場合は、前記目標停車領域終点を前記目標停車位置に設定する機能をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の目標経路生成装置。
  5. 交差領域が前記停車禁止領域として設定されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の目標経路生成装置。
  6. 前記目標停車領域設定部は、前記交差領域に対して予め定められた距離よりも近い地点に前記目標停車領域終点が位置する場合は、前記周囲監視装置によって前記交差領域において前記自車両側に設けられた停止線位置の情報を取得し、前記目標停車位置を前記停止線位置よりも前記自車両側に位置するように設定することを特徴とする請求項5に記載の目標経路生成装置。
  7. 前記目標停車領域設定部は、前記周囲監視装置によって取得された信号機の位置および前記地図情報から取得した地図上の前記交差領域の占有領域に基づき前記交差領域を特定し、前記目標停車領域終点が前記交差領域内に位置する場合は、前記交差領域外に前記目標停車位置を設定することを特徴とする請求項5に記載の目標経路生成装置。
  8. 前記目標停車領域設定部は、前記周囲監視装置によって取得された前記交差領域のコーナー部の形状および前記地図情報から取得した地図上の前記交差領域の占有領域に基づき前記交差領域を特定し、前記交差領域外に前記目標停車位置を設定することを特徴とする請求項5に記載の目標経路生成装置。
  9. 前記交差領域が交差点領域である場合は、前記交差領域の占有領域は、交差点に接続する道路の車線数に基づき算出されることを特徴とする請求項7または8に記載の目標経路生成装置。
  10. 前記目標停車位置設定部は、前記通常時走行可能領域が先行車両によって制限される場合は、前記自車両が前記先行車両を追従するように設定し、
    前記目標経路生成部は、前記先行車両を追従するように前記目標経路と前記車速プロファイルを出力することを特徴とする請求項3に記載の目標経路生成装置。
  11. 自車両の運転情報に基づき自車両の緊急停車の要否を判定するステップと、
    前記自車両の緊急停車を要すると判定された場合に、地図情報から前記自車両の停車が禁止される停車禁止領域の情報を取得し、前記自車両が走行する経路上で前記停車禁止領域を除外した領域において、前記自車両が停車可能な目標停車領域始点から目標停車領域終点に至るまでの領域を目標停車領域として設定するステップと、
    前記自車両の周囲を監視する周囲監視装置によって取得された車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の走行が可能な走行可能領域を判定するステップと、
    前記車両周辺情報に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両の停車が許可される停車可能領域を判定するステップと、
    前記走行可能領域および前記停車可能領域に基づき、前記目標停車領域内において前記自車両を停止させる目標停車位置を設定するステップと、
    前記目標停車位置に基づき、前記自車両が走行する際の目標経路および車速プロファイルを生成するステップと、
    を含む目標経路生成方法。
  12. 前記目標停車領域始点は、前記緊急停車判定部によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された時点から前記自車両が停車可能な最短の地点であり、前記目標停車領域終点は前記自車両が前記緊急停車判定部によって前記自車両の緊急停車を要すると判定された時点から予め設定された許容時間内に停車可能な最長の地点であることを特徴とする請求項11に記載の目標経路生成方法。
  13. 前記走行可能領域を判定するステップは、前記走行可能領域として、車両の進入が通常時は許可される通常時走行可能領域と一時的に車両の進入が許可される一時走行可能領域とを判定することをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の目標経路生成方法。
  14. 前記目標停車位置を設定するステップは、前記一時走行可能領域と前記停車可能領域が重複する領域が前記目標停車領域内に存在しない場合は、前記目標停車領域終点を前記目標停車位置に設定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の目標経路生成方法。
  15. 交差領域が前記停車禁止領域として設定されることを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の目標経路生成方法。
  16. 前記目標停車領域を設定するステップは、前記交差領域に対して予め定められた距離よりも近い地点に前記目標停車領域終点が位置する場合は、前記周囲監視装置によって前記交差領域において前記自車両側に設けられた停止線位置の情報を取得し、前記目標停車位置を前記停止線位置よりも前記自車両側に位置するように設定することを特徴とする請求項15に記載の目標経路生成方法。
  17. 前記目標停車領域を設定するステップは、前記周囲監視装置によって取得された信号機の位置および前記地図情報から取得した地図上の前記交差領域の占有領域に基づき前記交差領域を特定し、前記目標停車領域終点が前記交差領域内に位置する場合は、前記交差領域外に前記目標停車位置を設定することを特徴とする請求項15に記載の目標経路生成方法。
  18. 前記目標停車領域を設定するステップは、前記周囲監視装置によって取得された前記交差領域のコーナー部の形状および前記地図情報から取得した地図上の前記交差領域の占有領域に基づき前記交差領域を特定し、前記交差領域外に前記目標停車位置を設定することを特徴とする請求項15に記載の目標経路生成方法。
  19. 前記交差領域が交差点領域である場合は、前記交差領域の占有領域は、交差点に接続する道路の車線数に基づき算出されることを特徴とする請求項17または18に記載の目標経路生成方法。
  20. 前記目標停車領域を設定するステップは、前記通常時走行可能領域が先行車両によって制限される場合は、前記自車両が前記先行車両を追従するように設定し、
    前記目標経路を生成するステップは、前記先行車両を追従するように前記目標経路と前記車速プロファイルを出力することを特徴とする請求項13に記載の目標経路生成方法。
JP2021150737A 2021-09-16 2021-09-16 目標経路生成装置および目標経路生成方法 Active JP7258094B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021150737A JP7258094B2 (ja) 2021-09-16 2021-09-16 目標経路生成装置および目標経路生成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021150737A JP7258094B2 (ja) 2021-09-16 2021-09-16 目標経路生成装置および目標経路生成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023043238A true JP2023043238A (ja) 2023-03-29
JP7258094B2 JP7258094B2 (ja) 2023-04-14

Family

ID=85725287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021150737A Active JP7258094B2 (ja) 2021-09-16 2021-09-16 目標経路生成装置および目標経路生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7258094B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116206483A (zh) * 2023-04-21 2023-06-02 深圳市速腾聚创科技有限公司 停车位置的确定方法、电子设备及计算机可读存储介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331652A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Toyota Motor Corp 車両停止装置
WO2013008299A1 (ja) * 2011-07-11 2013-01-17 トヨタ自動車株式会社 車両の緊急退避装置
JP2021084556A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 トヨタ自動車株式会社 車両制御システム及び車両制御方法
JP2021115972A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 マツダ株式会社 車両制御装置
JP2021115973A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 マツダ株式会社 車両制御装置
JP2021115971A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 マツダ株式会社 車両の走行制御装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331652A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Toyota Motor Corp 車両停止装置
WO2013008299A1 (ja) * 2011-07-11 2013-01-17 トヨタ自動車株式会社 車両の緊急退避装置
JP2021084556A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 トヨタ自動車株式会社 車両制御システム及び車両制御方法
JP2021115972A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 マツダ株式会社 車両制御装置
JP2021115973A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 マツダ株式会社 車両制御装置
JP2021115971A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 マツダ株式会社 車両の走行制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116206483A (zh) * 2023-04-21 2023-06-02 深圳市速腾聚创科技有限公司 停车位置的确定方法、电子设备及计算机可读存储介质
CN116206483B (zh) * 2023-04-21 2023-08-04 深圳市速腾聚创科技有限公司 停车位置的确定方法、电子设备及计算机可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP7258094B2 (ja) 2023-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107807634B (zh) 用于车辆的驾驶辅助装置
JP6438516B2 (ja) 車両の走行制御装置
EP3770880B1 (en) Traffic signal display estimation system
US11498577B2 (en) Behavior prediction device
US11150649B2 (en) Abnormality detection device
US8170739B2 (en) Path generation algorithm for automated lane centering and lane changing control system
JP6465319B2 (ja) 車両の走行制御装置
US10703363B2 (en) In-vehicle traffic assist
JP6623311B2 (ja) 制御装置及び制御方法
CN113771867B (zh) 一种行驶状态的预测方法、装置和终端设备
JP7259716B2 (ja) 車両制御システム及び車両制御方法
US20220105957A1 (en) Vehicle traveling control apparatus
JP7470555B2 (ja) 交通標識表示装置
CN118235180A (zh) 预测可行驶车道的方法和装置
JP7258094B2 (ja) 目標経路生成装置および目標経路生成方法
CN114919601A (zh) 一种车辆控制方法、装置、设备、介质及车辆
JP6609292B2 (ja) 車外環境認識装置
JP2019202722A (ja) 車両制御装置
US11468767B2 (en) Map information system
CN114212101B (zh) 一种自动驾驶定位方法、***及汽车
CN112406869B (zh) 一种车辆换道控制方法及装置
JP7141421B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
US20230174102A1 (en) High definition map abnormality inference and corresponding driving method, device and mobility apparatus
JP7467522B2 (ja) 車両制御装置
US20230150531A1 (en) Apparatus for determining transfer of control authority of vehicle and method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230404

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7258094

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151