JP2023040473A - Optical waveguide and electronic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、光導波路および電子機器に関するものである。 The present invention relates to optical waveguides and electronic devices.
光通信技術は、様々な環境で用いられている。このため、光の伝送媒体である光導波路については、耐候性が求められている。特に、電子機器、自動車、航空機等に用いられる場合、光導波路には高い難燃性および軽量化が要求される。 Optical communication technology is used in various environments. Therefore, an optical waveguide, which is a light transmission medium, is required to have weather resistance. In particular, when used in electronic devices, automobiles, aircraft, etc., optical waveguides are required to have high flame resistance and light weight.
特許文献1には、光を伝播する導波路コアと、導波路コアを包囲するクラッド部と、クラッド部を包囲して被覆する被覆部と、を有する光導波路が開示されている。また、被覆部が難燃性のシリコーン樹脂を含むことが開示されている。これにより、導波路コアおよびクラッド部で構成される光導波路本体に対し、簡易かつ低コストで難燃性を付与することができる。
特許文献1に記載の光導波路では、全体の難燃性と機械的特性の双方において、被覆部の影響が支配的である。このため、被覆部では、高い難燃性と高い機械的特性とが両立している必要があり、材料の選択肢が限られたり、難燃性または機械的特性のいずれかが不十分になったりする。
In the optical waveguide described in
本発明の目的は、高い難燃性と高い機械的特性とを両立する光導波路、および、かかる光導波路を備える電子機器を提供することにある。 An object of the present invention is to provide an optical waveguide that achieves both high flame retardancy and high mechanical properties, and an electronic device equipped with such an optical waveguide.
このような目的は、下記(1)~(10)の本発明により達成される。
(1) 第1軸に沿って延在するコア部を含む光伝送部と、
前記第1軸と直交する第2軸に沿って前記光伝送部を挟むように配置されている第1カバー層および第2カバー層と、
前記光伝送部と前記第1カバー層とを接着する第1接着層と、
前記光伝送部と前記第2カバー層とを接着する第2接着層と、
を備え、
前記第1カバー層、前記第2カバー層、前記第1接着層および前記第2接着層は、難燃性を有し、かつ、前記光伝送部の、前記第1軸および前記第2軸の双方と直交する第3軸に沿う外側まで延在しており、
前記第1接着層および前記第2接着層は、前記外側で互いに接着していることを特徴とする光導波路。
Such objects are achieved by the present invention of the following (1) to (10).
(1) an optical transmission section including a core section extending along a first axis;
a first cover layer and a second cover layer arranged to sandwich the optical transmission section along a second axis orthogonal to the first axis;
a first adhesive layer that bonds the optical transmission section and the first cover layer;
a second adhesive layer that bonds the optical transmission section and the second cover layer;
with
The first cover layer, the second cover layer, the first adhesive layer, and the second adhesive layer have flame retardant properties, and are the first and second axes of the optical transmission section. extending outward along a third axis orthogonal to both,
An optical waveguide, wherein the first adhesive layer and the second adhesive layer are adhered to each other on the outside.
(2) 前記光伝送部は、
前記コア部、および、前記第3軸に沿って前記コア部と並ぶ側面クラッド部、を含むコア層、
を有する上記(1)に記載の光導波路。
(2) The optical transmission section
a core layer including the core portion and side clad portions aligned with the core portion along the third axis;
The optical waveguide according to (1) above.
(3) 前記光伝送部は、
前記第2軸に沿って前記コア層を挟むように配置されている第1クラッド層および第2クラッド層、
をさらに有する上記(2)に記載の光導波路。
(3) The optical transmission section
a first clad layer and a second clad layer arranged to sandwich the core layer along the second axis;
The optical waveguide according to (2) above, further comprising:
(4) 前記光伝送部は、
前記第2軸に沿って前記第1クラッド層、前記コア層および前記第2クラッド層を挟むように配置されている第1支持層および第2支持層、
をさらに有する上記(3)に記載の光導波路。
(4) The optical transmission section
a first support layer and a second support layer arranged to sandwich the first clad layer, the core layer and the second clad layer along the second axis;
The optical waveguide according to (3) above, further comprising:
(5) 前記光伝送部の前記外側に位置し、前記光伝送部、前記第1接着層および前記第2接着層で囲まれる空隙を有する上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の光導波路。 (5) The adhesive according to any one of (1) to (4) above, which has a gap located outside the optical transmission section and surrounded by the optical transmission section, the first adhesive layer, and the second adhesive layer. optical waveguide.
(6) 前記第1カバー層に固定されているコネクターを備える上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光導波路。 (6) The optical waveguide according to any one of (1) to (5) above, comprising a connector fixed to the first cover layer.
(7) 前記コア部と光学的に接続されている光路変換部を備える上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の光導波路。 (7) The optical waveguide according to any one of (1) to (6) above, including an optical path changing portion optically connected to the core portion.
(8) 前記光路変換部は、前記コア部またはその延長線上に設けられ、閉塞している空間部を有し、前記空間部の内面が光の伝送方向を変換する上記(7)に記載の光導波路。 (8) The optical path conversion section according to (7) above, which is provided on the core section or an extension thereof and has a closed space section, and the inner surface of the space section changes the transmission direction of light. optical waveguide.
(9) 前記第1接着層と前記第2接着層とが接着している部分の、前記第3軸に沿う幅は、0.05~10mmである上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の光導波路。 (9) Any one of (1) to (8) above, wherein the width along the third axis of the portion where the first adhesive layer and the second adhesive layer are bonded is 0.05 to 10 mm. The optical waveguide according to .
(10) 上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の光導波路を備えることを特徴とする電子機器。 (10) An electronic device comprising the optical waveguide according to any one of (1) to (9) above.
本発明によれば、高い難燃性と高い機械的特性とを両立する光導波路が得られる。
また、本発明によれば、前記光導波路を備える電子機器が得られる。
According to the present invention, an optical waveguide having both high flame retardancy and high mechanical properties can be obtained.
Further, according to the present invention, an electronic device including the optical waveguide is obtained.
以下、本発明の光導波路および電子機器について添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION An optical waveguide and an electronic device according to the present invention will be described in detail below based on preferred embodiments shown in the accompanying drawings.
1.第1実施形態
まず、第1実施形態に係る光導波路について説明する。
1. First Embodiment First, an optical waveguide according to a first embodiment will be described.
図1は、第1実施形態に係る光導波路を示す斜視図である。図2は、図1に示す光導波路の端面を示す図である。図3は、図1に示すコア部に沿って光導波路を厚さ方向に切断したときの断面図である。 FIG. 1 is a perspective view showing an optical waveguide according to the first embodiment. FIG. FIG. 2 is a diagram showing an end surface of the optical waveguide shown in FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view when the optical waveguide is cut in the thickness direction along the core portion shown in FIG.
なお、各図では、互いに直交する3つの軸として、X軸(第3軸)、Y軸(第1軸)およびZ軸(第2軸)を設定し、矢印で示している。また、矢印の先端側を「プラス側」といい、基端側を「マイナス側」という。さらに、Z軸を表す矢印の先端側を「上」といい、基端側を「下」という。 In each figure, the X-axis (third axis), Y-axis (first axis), and Z-axis (second axis) are set as three axes orthogonal to each other and indicated by arrows. Also, the tip side of the arrow is called the "plus side" and the base side is called the "minus side". Further, the tip side of the arrow representing the Z-axis is called "upper", and the base end side is called "lower".
図1および図2に示す光導波路1は、X軸に沿う幅よりもZ軸に沿う厚さが厚い横断面形状を有し、Y軸に沿って延在する長尺状をなしている。X軸に沿う光導波路1の全幅は、特に限定されないが、1mm以上300mm以下であるのが好ましい。また、Y軸に沿う光導波路1の全長は、特に限定されないが、10mm以上3000mm以下であるのが好ましい。
The
光導波路1は、光伝送部10と、第1カバー層21および第2カバー層22と、第1接着層31および第2接着層32と、を備える。
The
光伝送部10は、光を伝送する機能を有する。具体的には、光伝送部10は、図3に示すY軸マイナス側の端面101とY軸プラス側の端面102との間で光を伝送することができる。
The
光伝送部10は、下方から、第1支持層18、第1クラッド層11、コア層13、第2クラッド層12および第2支持層19がこの順で積層されてなる積層体16を備える。積層体16の各層は、X-Y面に沿って広がっている。コア層13中には、図4に示すように、Y軸に沿って延在する2本の長尺状のコア部14と、各コア部14の側面に隣接する側面クラッド部15と、が形成されている。
The
端面101を第1の光学部品と光学的に接続し、端面102を第2の光学部品と光学的に接続することにより、光導波路1は、第1の光学部品と第2の光学部品との間で光の伝送を可能にする。
By optically connecting the
第1カバー層21は、光伝送部10のZ軸マイナス側に配置されている。第1カバー層21と光伝送部10との間は、第1接着層31を介して接着されている。
The
第2カバー層22は、光伝送部10のZ軸プラス側に配置されている。第2カバー層22と光伝送部10との間は、第2接着層32を介して接着されている。
The
第1カバー層21および第2カバー層22は、Z軸に沿って光伝送部10を挟むように配置されている。
The
第1カバー層21、第2カバー層22、第1接着層31および第2接着層32は、それぞれ、光伝送部10と重なる部分から、X軸に沿う光伝送部10の外側まで延在している。つまり、これらの各層は、光伝送部10からはみ出すように、X軸に沿う幅が広く設定されている。これにより、これらの各層は、光導波路1の外殻に相当する。
The
本実施形態では、第1カバー層21、第2カバー層22、第1接着層31および第2接着層32が、それぞれ難燃性を有している。これにより、光導波路1の全体に難燃性が付与される。
In this embodiment, the
第1カバー層21および第2カバー層22は、光導波路1の最外層に相当し、光の伝送には寄与しないため、その構成材料や厚さの選択にあたっては、難燃性に加え、機械的特性や耐候性を重視することが可能となる。このため、第1カバー層21および第2カバー層22を備えることにより、光導波路1の機械的特性および耐候性を容易に高められる。これにより、例えば折り曲げや捻れ等に伴う伝送損失の増加や、紫外線や熱等に伴う伝送損失の増加を抑制し得る光導波路1を実現することができる。
The
第1接着層31および第2接着層32も、光の伝送にはほとんど影響しないので、その構成材料や厚さの選択にあたっては、難燃性に加え、接着性を重視することが可能となる。このため、第1接着層31および第2接着層32を備えることにより、光伝送部10と第1カバー層21および第2カバー層22との間の剥離を、高い確率で抑制することができる。
Since the first
また、第1接着層31および第2接着層32は、図1に示すように、X軸に沿う光伝送部10の外側において互いに接着している。これにより、光伝送部10の外側は、優れた難燃性を持つとともに、優れた機械的特性を持つことになる。つまり、光伝送部10の外側では、第1接着層31と第2接着層32との接着において光伝送部10が関係しないため、光伝送部10が介在することによる接着力の低下のおそれがない。これにより、第1接着層31および第2接着層32が持つ本来の接着力が十分に発揮され、光導波路1の機械的特性が十分に高められる。
Also, the first
以下、光導波路1の各部についてさらに詳述する。
1.1.光伝送部
図4は、図1に示す光伝送部10の部分拡大斜視図である。
Each part of the
1.1. Optical Transmission Section FIG. 4 is a partially enlarged perspective view of the
光伝送部10は、前述したように、下方から、第1支持層18、第1クラッド層11、コア層13、第2クラッド層12および第2支持層19がこの順で積層されてなる積層体16を備える。
As described above, the
コア層13に形成されているコア部14は、図4に示すように、その側面が、側面クラッド部15、第1クラッド層11および第2クラッド層12で囲まれている。そして、コア部14の屈折率は、これらのクラッド領域の屈折率よりも高くなっている。これにより、コア部14に光を閉じ込めて伝搬させることができる。
As shown in FIG. 4, the
コア層13において、コア部14の光路に直交する面内における屈折率分布は、いかなる分布であってもよく、例えば屈折率が不連続的に変化した、いわゆるステップインデックス(SI)型の分布であってもよく、屈折率が連続的に変化した、いわゆるグレーデッドインデックス(GI)型の分布であってもよい。
In the
X-Z面によるコア部14の断面形状、つまりコア部14の横断面形状は、特に限定されないが、例えば、真円、楕円形、長円形等の円形、三角形、四角形、五角形、六角形等の多角形、その他の異形状が挙げられる。
The cross-sectional shape of the
コア層13の平均厚さは、特に限定されないが、1~200μm程度であるのが好ましく、5~100μm程度であるのがより好ましく、10~70μm程度であるのがさらに好ましい。これにより、コア層13に必要とされる光学的特性および機械的強度が確保される。
Although the average thickness of the
コア層13の主材料としては、例えば、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、エポキシ系樹脂やオキセタン系樹脂のような環状エーテル系樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリシラン、ポリシラザン、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリウレタン、ポリオレフィン系樹脂、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、PETやPBTのようなポリエステル、ポリエチレンサクシネート、ポリサルフォン、ポリエーテル、また、ベンゾシクロブテン系樹脂やノルボルネン系樹脂等の環状オレフィン系樹脂のような各種樹脂材料等が挙げられる。なお、樹脂材料には、異なる組成のものを組み合わせた複合材料も用いられる。また、本明細書において「主材料」とは、構成材料の50質量%以上を占める材料のことをいい、好ましくは70質量%以上を占める材料のことをいう。
Main materials of the
第1クラッド層11および第2クラッド層12の平均厚さは、それぞれ1~200μm程度であるのが好ましく、3~100μm程度であるのがより好ましく、5~60μm程度であるのがさらに好ましい。これにより、第1クラッド層11および第2クラッド層12に必要とされる光学的特性および機械的強度が確保される。
The average thickness of each of the first clad
また、第1クラッド層11および第2クラッド層12の主材料は、例えば、前述したコア層13の構成材料として挙げた材料から適宜選択して用いられる。
Also, the main material of the first clad
なお、第1クラッド層11および第2クラッド層12の少なくとも一方は、必要に応じて設けられればよく、省略されていてもよい。
At least one of the
一方、本実施形態に係る光導波路1は、第1クラッド層11および第2クラッド層12を有しているので、コア部14とその側面を囲む部位との間で、安定した屈折率差を形成し、維持することができる。このため、コア部14の伝送効率をより高めることができる。
On the other hand, since the
第1支持層18は、第1クラッド層11の下面に設けられている。第2支持層19は、第2クラッド層12の上面に設けられている。このような第1支持層18および第2支持層19を設けることにより、前述した光導波路1の外殻の内部でも、コア層13、第1クラッド層11および第2クラッド層12が熱や外力等から保護される。
The
第1支持層18および第2支持層19の平均厚さは、特に限定されないが、1~200μm程度であるのが好ましく、3~100μm程度であるのがより好ましく、5~50μm程度であるのがさらに好ましい。各層の平均厚さが前記範囲内であれば、第1支持層18および第2支持層19によるコア層13等を保護する能力を確保しつつ、光伝送部10が厚くなりすぎることの弊害、例えば光導波路1の可撓性が低下すること等を抑制することができる。
The average thickness of the
なお、第1支持層18および第2支持層19の平均厚さとは、各層の厚さを10か所以上で測定したときの平均値である。
The average thickness of the
第1支持層18および第2支持層19の平均厚さは、互いに異なっていてもよいが、互いに同じであるのが好ましい。これにより、厚さの違いに伴う光導波路1の反りを抑制することができる。なお、平均厚さが同じとは、平均厚さの差が5μm以下であることをいう。
The average thicknesses of the
第1支持層18および第2支持層19の主材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィン、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のようなフッ素樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー等の各種樹脂を含む材料が挙げられる。
Examples of main materials for the
第1支持層18および第2支持層19の熱分解温度は、250℃以上であるのが好ましく、300℃以上であるのがより好ましい。これにより、第1支持層18および第2支持層19は、十分な難燃性を示すことができる。
The thermal decomposition temperature of the
このうち、第1支持層18および第2支持層19の主材料は、それぞれポリイミド系樹脂であるのが好ましい。ポリイミド系樹脂は、弾性率が比較的大きく、熱分解温度も高いことから、外力や外部環境に対する十分な耐久性および高い難燃性を有している。
Among them, the main materials of the
第1支持層18および第2支持層19の主材料は、互いに異なっていてもよいが、互いに同じであるのが好ましい。これにより、主材料の違いに伴う光導波路1の反りを抑制することができる。
The main materials of the
第1支持層18および第2支持層19の少なくとも一方は、難燃性を有していてもよい。第1支持層18および第2支持層19の難燃性は、UL94規格の20mm垂直燃焼試験によって評価される。UL94規格の20mm垂直燃焼試験は、幅13.0mm、長さ125mmの試験片の一端をクランプに垂直に取り付け、試験片の他端に対し、20mm炎による10秒間の接炎を2回行って、試験片の燃焼挙動を評価する試験である。試験結果は、V-0、V-1、V-2およびNot(難燃性なし)という4つの燃焼性分類のいずれに当てはまるかを判定した結果である。本明細書では、V-0に当てはまる試験片と同じ構成材料であり、かつ、V-0に当てはまる試験片以上の厚さを有する支持層について、難燃性を有するとみなす。
At least one of the
なお、第1支持層18および第2支持層19には、必要に応じて、フィラー、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、保存安定剤、可塑剤、滑剤、劣化防止剤、帯電防止剤、難燃剤等が添加されていてもよい。このうち、フィラーを添加することにより、第1支持層18および第2支持層19の熱膨張係数を調整することができる。
In addition, the
第1支持層18および第2支持層19は、必要に応じて設けられればよく、省略されていてもよい。
なお、光伝送部10の構成は、図2に示すものに限定されない。
The
Note that the configuration of the
図5は、第1変形例に係る光導波路1Aの端面を示す図である。
図5に示す光伝送部10では、図2に示す第1支持層18および第2支持層19が省略されている。また、図5に示す側面クラッド部15および第2クラッド層12は、一体化しており、境界が存在しない。
FIG. 5 is a diagram showing an end surface of an
In the
図2に示す光伝送部10を、図5に示す光伝送部10で代替しても、光導波路1Aは、上述した光導波路1と同様の効果を奏する。
Even if the
1.2.カバー層
第1カバー層21は、光伝送部10の下面に接着されている。第2カバー層22は、光伝送部10の上面に設けられている。
1.2. Cover Layer The
第1カバー層21および第2カバー層22は、前述したように難燃性を有する。第1カバー層21および第2カバー層22の難燃性は、UL94規格の20mm垂直燃焼試験によって評価される。UL94規格の20mm垂直燃焼試験は、幅13.0mm、長さ125mmの試験片の一端をクランプに垂直に取り付け、試験片の他端に対し、20mm炎による10秒間の接炎を2回行って、試験片の燃焼挙動を評価する試験である。試験結果は、V-0、V-1、V-2およびNotという4つの燃焼性分類のいずれに当てはまるかを判定した結果である。本明細書では、V-0に当てはまる試験片と同じ構成材料であり、かつ、V-0に当てはまる試験片以上の厚さを有するカバー層について、難燃性を有するとみなす。
The
第1カバー層21および第2カバー層22の平均厚さは、特に限定されないが、1~200μm程度であるのが好ましく、3~50μm程度であるのがより好ましく、5~20μm程度であるのがさらに好ましい。各層の平均厚さが前記範囲内であれば、第1カバー層21および第2カバー層22による光伝送部10を保護する能力を確保しつつ、光導波路1が厚くなりすぎることの弊害、例えば可撓性が低下すること等を抑制することができる。
The average thickness of the
なお、第1カバー層21および第2カバー層22の平均厚さとは、各層の厚さを10か所以上で測定したときの平均値である。
The average thickness of the
第1カバー層21および第2カバー層22の平均厚さは、互いに異なっていてもよいが、互いに同じであるのが好ましい。これにより、厚さの違いに伴う光導波路1の反りを抑制することができる。なお、平均厚さが同じとは、平均厚さの差が5μm以下であることをいう。
The average thicknesses of the
第1カバー層21および第2カバー層22の主材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィン、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のようなフッ素樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー等の各種樹脂を含む材料が挙げられる。
Examples of main materials for the
第1カバー層21および第2カバー層22の熱分解温度は、250℃以上であるのが好ましく、300℃以上であるのがより好ましい。これにより、第1カバー層21および第2カバー層22は、十分な難燃性を示すことができる。
The thermal decomposition temperature of the
このうち、第1カバー層21および第2カバー層22の主材料は、それぞれポリイミド系樹脂であるのが好ましい。ポリイミド系樹脂は、弾性率が比較的大きく、熱分解温度も高いことから、外力や外部環境に対する十分な耐久性を有している。
Among them, the main materials of the
第1カバー層21および第2カバー層22の主材料は、互いに異なっていてもよいが、互いに同じであるのが好ましい。これにより、主材料の違いに伴う光導波路1の反りを抑制することができる。
The main materials of the
なお、第1カバー層21および第2カバー層22には、必要に応じて、フィラー、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、保存安定剤、可塑剤、滑剤、劣化防止剤、帯電防止剤、難燃剤等が添加されていてもよい。このうち、フィラーを添加することにより、第1カバー層21および第2カバー層22の熱膨張係数を調整することができる。
In addition, the
また、第1カバー層21の構成材料は、第1支持層18および第2支持層19の双方と異なっていてもよいが、いずれか一方と同じであるのが好ましく、双方と同じであるのがより好ましい。これにより、双方の熱膨張差が小さくなるため、熱膨張差に伴う反りや剥離等を抑制することができる。
In addition, although the constituent material of the
さらに、第2カバー層22の構成材料も、第1支持層18および第2支持層19の双方と異なっていてもよいが、いずれか一方と同じであるのが好ましく、双方と同じであるのがより好ましい。これにより、双方の熱膨張差が小さくなるため、熱膨張差に伴う反りや剥離等を抑制することができる。
Furthermore, the constituent material of the
1.3.接着層
第1接着層31は、光伝送部10と第1カバー層21とを接着する。第2接着層32は、光伝送部10と第2カバー層22とを接着する。
1.3. Adhesive Layer The first
第1接着層31および第2接着層32は、接着剤で構成され、難燃性を有する。第1接着層31および第2接着層32の難燃性は、UL94規格の20mm垂直燃焼試験によって評価される。UL94規格の20mm垂直燃焼試験は、幅13.0mm、長さ125mmの試験片の一端をクランプに垂直に取り付け、試験片の他端に対し、20mm炎による10秒間の接炎を2回行って、試験片の燃焼挙動を評価する試験である。試験結果は、V-0、V-1、V-2およびNotという4つの燃焼性分類のいずれに当てはまるかを判定した結果である。本明細書では、V-0に当てはまる試験片と同じ構成材料であり、かつ、V-0に当てはまる試験片以上の厚さを有する接着層について、難燃性を有するとみなす。
The first
なお、第1接着層31の難燃性を評価する試験を行うときには、例えば、第1カバー層21と、接着前の第1接着層31と、の積層体について評価するようにしてもよい。この積層体がV-0の試験結果を得たときには、第1カバー層21および第1接着層31の双方が難燃性を有するとみなすことができる。
When conducting a test for evaluating the flame retardancy of the first
同様に、第2接着層32の難燃性を評価する試験を行うときには、例えば、第2カバー層22と、接着前の第2接着層32と、の積層体について評価するようにしてもよい。この積層体がV-0の試験結果を得たときには、第2カバー層22および第2接着層32の双方が難燃性を有するとみなすことができる。
Similarly, when conducting a test for evaluating the flame retardancy of the second
第1接着層31および第2接着層32の平均厚さは、特に限定されないが、1~200μm程度であるのが好ましく、3~100μm程度であるのがより好ましく、5~50μm程度であるのがさらに好ましい。各層の平均厚さが前記範囲内であれば、第1接着層31および第2接着層32の接着力を確保しつつ、光導波路1が厚くなりすぎることの弊害、例えば可撓性が低下すること等を抑制することができる。
The average thickness of the first
第1接着層31および第2接着層32の平均厚さは、互いに異なっていてもよいが、互いに同じであるのが好ましい。これにより、厚さの違いに伴う光導波路1の反りを抑制することができる。なお、平均厚さが同じとは、平均厚さの差が5μm以下であることをいう。
The average thicknesses of the first
第1接着層31および第2接着層32の主材料としては、難燃性を有する樹脂であれば、特に限定されないが、例えば、難燃性エポキシ樹脂、難燃性シリコーン樹脂等が挙げられる。このうち、難燃性エポキシ樹脂が好ましく用いられる。
The main material of the first
難燃性エポキシ樹脂は、硬化によって第1接着層31および第2接着層32に必要な接着性を発現する。硬化前の難燃性エポキシ樹脂は、例えば、エポキシ樹脂と、臭素化フェノキシ樹脂と、硬化剤と、を含む。
The flame-retardant epoxy resin develops adhesiveness necessary for the first
エポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹脂、ヒドロキノン型エポキシ樹脂、ビスフェノールフルオレン型エポキシ樹脂、ナフタレンジオール型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ジフェニルスルフィド型エポキシ樹脂ポキシ樹脂、ジフェニルエーテル型エポキシ樹脂、レゾルシノール型エポキシ樹脂等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いられる。 Examples of epoxy resins include bisphenol A type epoxy resin, bisphenol F type epoxy resin, biphenol type epoxy resin, hydroquinone type epoxy resin, bisphenol fluorene type epoxy resin, naphthalenediol type epoxy resin, bisphenol S type epoxy resin, and diphenyl sulfide type epoxy resin. Epoxy resins, poxy resins, diphenyl ether-type epoxy resins, resorcinol-type epoxy resins, etc. may be mentioned, and one or more of these may be used in combination.
臭素化フェノキシ樹脂は、第1接着層31および第2接着層32に難燃性を付与しつつ、可撓性を高める。臭素化フェノキシ樹脂とは、1分子中にフェノキシ樹脂と臭素原子とを有する樹脂をいう。具体的には、臭素化フェノキシ樹脂としては、臭素化ビスフェノール類とエピクロルヒドリンを重縮合することによって得られる、重量平均分子量が40,000~100,000程度の熱可塑性ポリマーが用いられる。
The brominated phenoxy resin imparts flame retardancy to the first
硬化剤は、エポキシ樹脂を硬化させるものであれば、特に限定されない。硬化剤としては、例えば、フェノール系硬化剤、酸無水物系硬化剤、アミン系硬化剤、ヒドラジッド系硬化剤、活性エステル系硬化剤、リン含有硬化剤等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いられる。このうち、硬化剤には、アミン系硬化剤または酸無水物系硬化剤が好ましく用いられる。 The curing agent is not particularly limited as long as it cures the epoxy resin. Examples of the curing agent include phenolic curing agents, acid anhydride curing agents, amine curing agents, hydrazide curing agents, active ester curing agents, phosphorus-containing curing agents, etc. One of these Or it is used in combination of 2 or more types. Among these, an amine-based curing agent or an acid anhydride-based curing agent is preferably used as the curing agent.
第1接着層31および第2接着層32の主材料は、互いに異なっていてもよいが、互いに同じであるのが好ましい。これにより、主材料の違いに伴う光導波路1の反りを抑制することができる。
The main materials of the first
なお、第1接着層31および第2接着層32には、必要に応じて、無機系難燃剤、硬化促進剤、シランカップリング剤、フィラー、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、保存安定剤、可塑剤、滑剤、劣化防止剤等が添加されていてもよい。
In addition, the first
1.4.外側接着部
光導波路1は、前述したように、X軸に沿う光伝送部10の外側において互いに接着している。すなわち、図1に示す光導波路1は、第1接着層31と第2接着層32とが接着した外側接着部4を有している。外側接着部4とは、第1カバー層21、第1接着層31、第2接着層32および第2カバー層22がこの順で積層してなる部位を指す。このような部位は、難燃性を有する部材のみで構成されているため、光導波路1の難燃性に大きく寄与する。具体的には、光導波路1に炎が接した場合、光導波路1のX軸方向の両端が燃焼の起点となりやすい。したがって、X軸方向の両端に外側接着部4が存在していることにより、光導波路1に優れた難燃性が付与されることになる。
1.4. Outside Adhesion Portion As described above, the
したがって、光導波路1は、X軸方向における光伝送部10の両側に位置する2つの外側接着部4を有している。外側接着部4は、それぞれ、Y軸に沿って延在している。また、外側接着部4は、第1接着層31と第2接着層32とが接着している構造を有しているので、機械的特性に優れ、亀裂や剥離等の起点になりにくい。よって、外側接着部4は、光導波路1の機械的特性の向上にも寄与する。
Therefore, the
また、外側接着部4は、光伝送部10の外側に位置するため、Z軸に沿う外側接着部4の厚さt4は、光導波路1の最大厚さt1よりも薄くなる。このため、光導波路1を被着体に貼り付ける場合、光伝送部10が位置する部分が被着体に接する一方、外側接着部4は被着体から離れる確率が高くなる。この場合、被着体に貼り付けられた光導波路1のうち、外側接着部4は、被着体から浮いた状態になる。これにより、光導波路1を被着体から剥がす作業を行うとき、外側接着部4を把持することができるので、作業性を高めることができる。
Also, since the
厚さt4は、最大厚さt1の10~90%であるのが好ましく、30~70%であるのがより好ましい。これにより、外側接着部4による効果、すなわち、光導波路1の難燃性および機械的特性を高めつつ、光導波路1に優れた可撓性を付与することができる。厚さt4が前記下限値を下回ると、最大厚さt1や各部の構成材料等によっては、外側接着部4による効果を十分に得ることができないおそれがある。厚さt4が前記上限値を上回ると、厚さt4と最大厚さt1との差がほとんどなくなるため、最大厚さt1や各部の構成材料等によっては、光導波路1の曲げやすさや捻りやすさ等が低下し、取り扱い性が低下するおそれがある。
The thickness t4 is preferably 10-90% of the maximum thickness t1, more preferably 30-70%. This makes it possible to impart excellent flexibility to the
なお、最大厚さt1は、80~500μm程度であるのが好ましく、100~300μm程度であるのがより好ましい。 The maximum thickness t1 is preferably about 80-500 μm, more preferably about 100-300 μm.
X軸に沿う外側接着部4の幅W4、すなわち、第1接着層31と第2接着層32とが接着している部分の、X軸に沿う幅は、0.05~10mmであるのが好ましく、0.10~5.0mmであるのがより好ましく、0.20~3.0mmであるのがさらに好ましい。これにより、光導波路1の幅が必要以上に広くなるのを避けつつ、光導波路1の難燃性および機械的特性をより高めることができる。また、光導波路1を被着体に貼り付けた場合、この部分が被着体から特に浮いた状態になりやすい。その結果、光導波路1を被着体から剥がす作業を行うときの作業性を特に高めることができる。
The width W4 of the
1.5.空隙
光導波路1は、図2に示すように、内部に空隙5を有している。この空隙5は、光伝送部10の外側に位置し、光伝送部10、第1接着層31および第2接着層32で囲まれている。
1.5. Gap The
このような空隙5を有することにより、コア層13における伝送損失を低減することができる。具体的には、コア層13がX軸において空隙5に隣接することになるため、コア層13と空隙5との屈折率差が特に大きくなる。このため、コア層13から空隙5への光の漏れが特に抑制され、コア層13における伝送損失を特に低減することができる。これにより、例えば、コア層13の全体で光を伝送する場合、効率よく光を伝送することができる。
By having
また、空隙5が存在することによって、光伝送部10と外側接着部4との断熱性を高めることができる。これにより、外側接着部4が高温になった場合でも、光伝送部10が急激に高温になるのを抑制する、つまり耐熱衝撃性を高めることができる。その結果、温度上昇に伴う光伝送部10の発火や伝送損失の増加を抑制することができる。
In addition, the presence of the
さらに、空隙5が存在することによって、空隙5が緩衝帯として機能するため、光導波路1の耐衝撃性を高めることができる。これにより、光導波路1に衝撃が加わっても、伝送損失の増加を抑制することができる。
Furthermore, since the
X軸に沿う空隙5の幅W5は、特に限定されないが、0.05~10mm程度であるのが好ましく、0.10~5.0mmであるのがより好ましく、0.20~3.0mmであるのがさらに好ましい。これにより、光導波路1の幅が必要以上に広くなるのを避けつつ、光伝送部10と外側接着部4との断熱性および光導波路1の耐衝撃性を十分に確保することができる。
The width W5 of the
なお、空隙5は、必要に応じて設けられればよく、任意の材料で埋められていてもよい。任意の材料としては、例えば、前述した難燃性を有する接着剤等が挙げられる。
The
1.6.第1実施形態の効果
以上のように、本実施形態に係る光導波路1、1Aは、光伝送部10と、第1カバー層21および第2カバー層22と、第1接着層31および第2接着層32と、を備えている。光伝送部10は、Y軸(第1軸)に沿って延在するコア部14を含む。第1カバー層21および第2カバー層22は、Y軸と直交するZ軸(第2軸)に沿って光伝送部10を挟むように配置されている。第1接着層31は、光伝送部10と第1カバー層21とを接着している。第2接着層32は、光伝送部10と第2カバー層22とを接着している。
1.6. Effects of the First Embodiment As described above, the
このうち、第1カバー層21、第2カバー層22、第1接着層31および第2接着層32は、難燃性を有し、かつ、光伝送部10の、Y軸およびZ軸の双方と直交するX軸(第3軸)に沿う外側まで延在している。そして、第1接着層31および第2接着層32は、光伝送部10の外側で互いに接着している。
Of these, the
このような構成によれば、高い難燃性と高い機械的特性とを両立する光導波路1、1Aが得られる。これにより、電子機器等に組み込まれたとき、電子機器に要求される難燃性を満たしつつ、組み込み作業や物体との接触等に伴う光導波路1、1Aの耐損傷性を高めることができる。
According to such a configuration,
また、本実施形態では、光伝送部10がコア層13を有している。コア層13は、コア部14、および、X軸(第3軸)に沿ってコア部14と並ぶ側面クラッド部15を含む。
Further, in this embodiment, the
このような光導波路1、1Aでは、コア層13が層状をなしているため、光伝送部10を層状の部材にさせやすくなる。これにより、いずれも層状をなす部材の積層によって光導波路1、1Aを製造することが可能になる。このため、光導波路1、1Aの製造容易性が高くなる。
In such
なお、コア層13に形成されるコア部14の本数は、1本であっても、3本以上であってもよい。また、光伝送部10が、互いに積層されている複数のコア層13を有していてもよい。
The number of
また、本実施形態では、光伝送部10が第1クラッド層11および第2クラッド層12をさらに有している。第1クラッド層11および第2クラッド層12は、Z軸(第2軸)に沿ってコア層13を挟むように配置されている。
Further, in this embodiment, the
このような構成によれば、コア部14とその側面を囲む部位との屈折率差が安定する。このため、コア部14における伝送損失を低減することができる。
According to such a configuration, the refractive index difference between the
また、特に、光導波路1では、光伝送部10が第1支持層18および第2支持層19をさらに有している。第1支持層18および第2支持層19は、Z軸(第2軸)に沿って、第1クラッド層11、コア層13および第2クラッド層12を挟むように配置されている。
In particular, in the
このような構成によれば、第1支持層18および第2支持層19によって、コア層13を保護することができる。これにより、第1支持層18および第2支持層19として難燃性に優れた部材を用いた場合、光導波路1の難燃性を特に高めることができる。また、第1支持層18および第2支持層19は、光伝送部10の機械的特性を高める。このため、第1支持層18および第2支持層19を設けることで、光導波路1の機械的特性および耐候性を特に高めることができ、例えば折り曲げや捻れ等に伴う伝送損失の増加や、紫外線や熱等に伴う伝送損失の増加を抑制することができる。
With such a configuration, the
また、本実施形態に係る光導波路1、1Aは、前述したように、空隙5を有する。空隙5は、X軸(第3軸)に沿う光伝送部10の外側に位置し、光伝送部10、第1接着層31および第2接着層32で囲まれている。
Further, the
このような構成によれば、コア層13における伝送損失を特に低減することができるとともに、光伝送部10と外側接着部4との断熱性および光導波路1、1Aの耐衝撃性を高めることができる。
With such a configuration, the transmission loss in the
なお、第2変形例として、光伝送部10は、コア層13のみを有していてもよい。この場合、第1接着層31は、第1実施形態における第1クラッド層11の機能を備えていればよく、また、第2接着層32は、第1実施形態における第2クラッド層12の機能を備えていればよい。
As a second modification, the
このような第2変形例によれば、難燃性および機械的特性を低下させることなく、第1実施形態に比べて光導波路1を薄くすることができる。これにより、光導波路1の可撓性および製造容易性を高めることができる。
According to such a second modification, the
2.第2実施形態
次に、第2実施形態に係る光導波路について説明する。
2. Second Embodiment Next, an optical waveguide according to a second embodiment will be described.
図6は、第2実施形態に係る光導波路1Cを示す平面図である。図7は、図6に示す光導波路1Cの端面を示す図である。図8は、図6に示すコア部に沿って光導波路1Cを厚さ方向に切断したときの部分断面図である。
FIG. 6 is a plan view showing an
以下、第2実施形態について説明するが、以下の説明では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。なお、図6ないし図8において、第1実施形態と同様の構成については、先に説明したのと同じ符号を付している。また、図8では、第1接着層31および第2接着層32の図示を省略している。
The second embodiment will be described below, but in the following description, differences from the first embodiment will be mainly described, and descriptions of the same items will be omitted. In addition, in FIGS. 6 to 8, the same reference numerals as described above are given to the same configurations as in the first embodiment. Also, in FIG. 8, illustration of the first
図6に示す光導波路1Cは、コネクター6を備える以外、図1ないし図3に示す光導波路1と同様である。すなわち、図6に示す光導波路1Cは、第1実施形態の光導波路1と同様の部材である導波路本体1aと、導波路本体1aに取り付けられたコネクター6と、を備える。
An
このような光導波路1Cによれば、コネクター6を介して他の光学部品との接続作業を容易に行うことができる。
According to such an
なお、導波路本体1aは、図6に示すように矩形であってもよいが、長手方向の中央部分の幅が両端部よりも広くなった平面視形状をなしていてもよい。このような形状であれば、コア部14同士の間隔を広げることができる。これにより、コア部14同士の間でクロストーク、すなわち光信号の混在が発生しにくくなる。また、幅が広くなった分、導波路本体1aの機械的強度を高めることができる。
The waveguide
コネクター6は、図6に示すように、導波路本体1aのY軸方向における両端部に取り付けられている。
The
コネクター6として、例えば、MTフェルール等が挙げられる。その他のコネクターとしては、例えば、SC、FC、MU、D、DJ、ST、LC、SCF、SCH、MT、MPO、MT-RJ等の各種規格に沿ったコネクターが挙げられる。
Examples of the
コネクター6は、図7に示すように、Y軸に沿って貫通する貫通孔61を備える。そして、図8に示すように、導波路本体1aのうち、第1カバー層21が、貫通孔61の内面に固定されている。固定には、例えば接着剤が用いられる。これにより、第1カバー層21ではなく、光伝送部10が貫通孔61に固定される場合に比べて、接着に伴う応力が光伝送部10に及ぶのを抑制することができる。その結果、応力による光伝送部10の伝送損失の増加を抑制することができる。
The
一方、本実施形態では、第2カバー層22と貫通孔61との間は接着されず、隙間が空いている。これにより、導波路本体1aが熱膨張しても、隙間に吸収させることができるので、導波路本体1aに負荷がかかりにくくなる。
On the other hand, in the present embodiment, the
なお、コネクター6は、Y軸方向における導波路本体1aの両端部のうち、一方のみに取り付けられていてもよい。また、第1カバー層21だけでなく、その他の部位も貫通孔61の内面に固定されていてもよい。
The
以上のように、本実施形態に係る光導波路1Cは、第1カバー層21に固定されているコネクター6を備える。これにより、コネクター6を介して他の光学部品と光伝送部10との接続作業を容易に行うことができる。また、第1カバー層21がコネクター6に固定されていることで、光伝送部10が直接固定される場合に比べて、光伝送部10の伝送損失の増加を抑制することができる。
As described above, the
また、図8に示す光導波路1Cは、端面101を覆う保護膜62を備える。保護膜62は、端面101を覆うとともに、コネクター6に固定されている。これにより、保護膜62は、光伝送部10と他の光学部品との間に介在し、弾性および透光性を有する。これにより、保護膜62は、端面101を損傷から保護するとともに、他の光学部品との屈折率差を整合する屈折率整合膜として機能する。なお、図示しないが、保護膜62と同様の保護膜が、端面102を覆うように設けられていてもよい。
Moreover, the
弾性とは、外力が与えられたときに変形し、外力が除かれると原形に回復する性質のことをいう。本明細書では、保護膜62の引張強さが0.3MPa以上であり、かつ、弾性率が0.01~1000MPaである状態を指して、「弾性を有する」という。
Elasticity refers to the property of deforming when an external force is applied and restoring the original shape when the external force is removed. In this specification, the term "having elasticity" refers to a state in which the
透光性とは、光導波路1に入射される光の波長において、透過性を有する性質のことをいう。本明細書では、保護膜62に対して波長850nmの光を入射させたとき、挿入損失が2dB以下である状態を指して、「透光性を有する」という。
Translucency refers to the property of having transparency at the wavelength of light incident on the
保護膜62の構成材料としては、例えば、透明ポリアミド、ポリオレフィン、フッ素樹脂、ポリエステル、(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネートのような可塑性樹脂、エポキシ系樹脂、オキセタン系樹脂、ビニルエーテル系樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂、シリコーン系樹脂、透明ポリイミドのような硬化性樹脂等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を含む材料が用いられる。
Materials constituting the
また、保護膜62の構成材料には、必要に応じて、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマーが添加されていてもよい。
The constituent materials of the
保護膜62の構成材料には、熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂のような硬化性樹脂が好ましく用いられる。このような材料は、保護膜62を形成する際、短時間で効率よく形成することができる。このため、高温時における寸法精度に優れた保護膜62が得られる。そして、保護膜62に難燃性を付与することができる。これにより、保護膜62は、端面101が直接露出するのを防止して、端面101に難燃性を付与することができる。
A curable resin such as a thermosetting resin or a photocurable resin is preferably used as a constituent material of the
Y軸方向における保護膜62の厚さは、特に限定されないが、3~500μmであるのが好ましく、5~250μmであるのがより好ましく、10~200μmであるのがさらに好ましい。保護膜62の厚さが前記下限値を下回ると、保護膜62の変形能が低下しやすくなるため、保護膜62と導波路本体1aや他の光学部品との間に隙間が残るおそれがある。一方、保護膜62の厚さが前記上限値を上回ると、保護膜62を通過する光の損失が増大するおそれがある。
以上のような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
Although the thickness of the
Also in the above-described second embodiment, the same effect as in the first embodiment can be obtained.
3.第3実施形態
次に、第3実施形態に係る光導波路について説明する。
3. Third Embodiment Next, an optical waveguide according to a third embodiment will be described.
図9は、第3実施形態に係る光導波路1Dを示す平面図である。図10は、図9に示すコア部に沿って光導波路1Dを厚さ方向に切断したときの部分断面図である。
FIG. 9 is a plan view showing an
以下、第3実施形態について説明するが、以下の説明では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。なお、図9および図10において、第1実施形態と同様の構成については、先に説明したのと同じ符号を付している。 The third embodiment will be described below, but in the following description, differences from the first embodiment will be mainly described, and descriptions of the same items will be omitted. In addition, in FIGS. 9 and 10, the same reference numerals as described above are given to the same configurations as in the first embodiment.
図9に示す光導波路1Dでは、光伝送部10が光路変換部7を備える以外、図1ないし図3に示す光導波路1と同様である。すなわち、図9に示す光伝送部10は、コア部14と光学的に接続され、光路を変換する機能を持つ光路変換部7を備えている。
An
このような構成によれば、光導波路1Dの表面に実装された他の光学部品に対して、容易に接続可能な光導波路1Dを実現することができる。これにより、よりコンパクトな光モジュールを構築することができる。
With such a configuration, it is possible to realize an
光路変換部7は、コア部14の光路を変換し、光導波路1Dの表面に配置された他の光学部品に対して接続可能な構造を有していれば、いかなるものであってもよく、例えば屈曲導波路等であってもよい。
The optical
図10に示す光路変換部7は、コア部14上に設けられた空間部71を有する。空間部71は、第1クラッド層11からコア層13を貫通し、第2クラッド層12に達するように広がっている。そして、空間部71の下方は、第1カバー層21および第1接着層31に覆われ、空間部71の上方は、第2カバー層22および第2接着層32によって覆われている。また、空間部71のX軸プラス側およびX軸マイナス側は、図10には図示しない側面クラッド部15で覆われている。これにより、空間部71は閉塞している。
The optical
図10に示す空間部71は、X軸と平行な軸を有する三角柱状をなしている。そして、空間部71の内面72が光の伝送方向を変換するミラーとして機能する。
A
このような空間部71によれば、光路変換部7を容易に形成することができる。これにより、製造容易性に優れた光導波路1Dを実現することができる。また、空間部71が閉塞しているため、外部に露出せず、したがって、空間部71が難燃性を低下させる原因になりにくい。なお、閉塞とは、空間部71が何らかの部材で取り囲まれており、空間部71が密閉されている状態を指す。ただし、部材における通気性、部材間の接着部に意図しない隙間等が存在している状態も、閉塞に含む。
以上のような第3実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
With such a
The same effects as those of the first embodiment can be obtained in the third embodiment as described above.
なお、光路変換部7は、図9に示すコア部14の途中に設けられる他、コア部14の延長線上に設けられてもよい。また、空間部71は、少なくともコア部14またはその延長線を横切っていればよく、その形状や大きさは上記に限定されない。
The optical
また、光路変換部7は、図9に示すように、Y軸方向における光導波路1Dの両端部に設けられていてもよいが、いずれか一方の端部に設けられていてもよい。
Further, as shown in FIG. 9, the optical
4.電子機器
上述したような光導波路1、1A、1C、1Dは、高い難燃性と高い機械的特性とを両立する。このため、かかる光導波路1、1A、1C、1Dを備えることにより、信頼性の高い電子機器を実現することができる。
4. Electronic Device The
電子機器としては、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、ゲーム機、ルーター装置、WDM装置、パソコン、テレビ、サーバー、スーパーコンピューター等の情報通信機器類や、医療用機器、センサー機器の他、車両、航空機、船舶の計器類、自動車制御機器、航空機制御機器、鉄道車両制御機器、船舶制御機器、宇宙船制御機器、ロケット制御機器のような移動体制御機器類、発電所、製油所、製鉄所、化学コンビナートのようなプラントを制御するプラント制御機器類等が挙げられる。 Examples of electronic devices include information communication devices such as smartphones, tablet terminals, mobile phones, game machines, router devices, WDM devices, personal computers, televisions, servers, supercomputers, medical devices, sensor devices, and vehicles. , aircraft, ship instruments, automobile control equipment, aircraft control equipment, railway vehicle control equipment, ship control equipment, spacecraft control equipment, mobile control equipment such as rocket control equipment, power plants, oil refineries, steel mills , plant control equipment for controlling plants such as chemical complexes.
以上、本発明の光導波路および電子機器を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。 Although the optical waveguide and the electronic device of the present invention have been described above based on the illustrated embodiments, the present invention is not limited to these.
例えば、本発明の光導波路は、前記実施形態の各部が同様の機能を有する任意の構成のものに置換されたものであってもよく、前記実施形態に任意の構成物が付加されたものであってもよい。 For example, the optical waveguide of the present invention may be one in which each part of the above embodiment is replaced with an arbitrary configuration having the same function, or an arbitrary configuration is added to the above embodiment. There may be.
1 光導波路
1A 光導波路
1C 光導波路
1D 光導波路
1a 導波路本体
4 外側接着部
5 空隙
6 コネクター
7 光路変換部
10 光伝送部
11 第1クラッド層
12 第2クラッド層
13 コア層
14 コア部
15 側面クラッド部
16 積層体
18 第1支持層
19 第2支持層
21 第1カバー層
22 第2カバー層
31 第1接着層
32 第2接着層
61 貫通孔
62 保護膜
71 空間部
72 内面
101 端面
102 端面
t1 最大厚さ
t4 厚さ
W4 幅
W5 幅
1
Claims (10)
前記第1軸と直交する第2軸に沿って前記光伝送部を挟むように配置されている第1カバー層および第2カバー層と、
前記光伝送部と前記第1カバー層とを接着する第1接着層と、
前記光伝送部と前記第2カバー層とを接着する第2接着層と、
を備え、
前記第1カバー層、前記第2カバー層、前記第1接着層および前記第2接着層は、難燃性を有し、かつ、前記光伝送部の、前記第1軸および前記第2軸の双方と直交する第3軸に沿う外側まで延在しており、
前記第1接着層および前記第2接着層は、前記外側で互いに接着していることを特徴とする光導波路。 an optical transmission section including a core section extending along a first axis;
a first cover layer and a second cover layer arranged to sandwich the optical transmission section along a second axis orthogonal to the first axis;
a first adhesive layer that bonds the optical transmission section and the first cover layer;
a second adhesive layer that bonds the optical transmission section and the second cover layer;
with
The first cover layer, the second cover layer, the first adhesive layer, and the second adhesive layer have flame retardant properties, and are the first and second axes of the optical transmission section. extending outward along a third axis orthogonal to both,
An optical waveguide, wherein the first adhesive layer and the second adhesive layer are adhered to each other on the outside.
前記コア部、および、前記第3軸に沿って前記コア部と並ぶ側面クラッド部、を含むコア層、
を有する請求項1に記載の光導波路。 The optical transmission section is
a core layer including the core portion and side clad portions aligned with the core portion along the third axis;
The optical waveguide according to claim 1, comprising:
前記第2軸に沿って前記コア層を挟むように配置されている第1クラッド層および第2クラッド層、
をさらに有する請求項2に記載の光導波路。 The optical transmission section is
a first clad layer and a second clad layer arranged to sandwich the core layer along the second axis;
3. The optical waveguide of claim 2, further comprising:
前記第2軸に沿って前記第1クラッド層、前記コア層および前記第2クラッド層を挟むように配置されている第1支持層および第2支持層、
をさらに有する請求項3に記載の光導波路。 The optical transmission section is
a first support layer and a second support layer arranged to sandwich the first clad layer, the core layer and the second clad layer along the second axis;
4. The optical waveguide of claim 3, further comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021147457A JP2023040473A (en) | 2021-09-10 | 2021-09-10 | Optical waveguide and electronic apparatus |
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JP2021147457A JP2023040473A (en) | 2021-09-10 | 2021-09-10 | Optical waveguide and electronic apparatus |
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2021
- 2021-09-10 JP JP2021147457A patent/JP2023040473A/en active Pending
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