JP2023039137A - 操作装置、光学装置、および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作性の点で有利な操作装置を提供する。【解決手段】 光学装置における可動の光学部材を操作するための操作装置(10)は、操作部材(101)と、操作部材の操作量を検出する検出部(102)と、操作部材の操作量に基づいて指令値を生成する処理部(103-105、107)を有する。処理部は、操作量と指令値の関係と、光学部材の制御量に基づいて、操作量と、操作量の範囲とを設定する。【選択図】 図1
Description
本発明は、操作装置、光学装置、および撮像装置に関する。
レンズ装置における光学部材の駆動を操作するための操作装置において、操作部材の操作量と駆動操作のための指令値との関係を可変にするともに当該関係を表示部に表示させることにより、操作性を向上させたものが知られている(特許文献1)。当該操作装置(デマンドともいう)は、当該指令値と、当該指令値が取りうる値の範囲としての第1範囲と、当該操作量と、当該操作量が取りうる値の範囲としての第2範囲とを関連付けて表示するように構成されている。
特許文献1に開示された操作装置は、操作部材の機械的な端によって操作量の範囲が制限されている端あり操作装置である。ところが、操作部材が機械的な端を有しないことから当該端によっては操作量の範囲が制限されない端なし操作装置(エンドレスデマンドともいう)も存在する。当該端なし操作装置は、操作量の範囲が制限されていないため、当該指令値と、当該指令値の取りうる範囲と、当該操作量と、当該操作量の取りうる範囲とを関連付けて表示することはできない。よって、当該端なし操作装置は、操作性の点で不利となりうる。本発明は、例えば、操作性の点で有利な操作装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、光学装置における可動の光学部材を操作するための操作装置であって、
操作部材と、
前記操作部材の操作量を検出する検出部と、
前記操作部材の操作量に基づいて指令値を生成する処理部を有し、
前記処理部は、前記操作量と前記指令値の関係と、前記光学部材の制御量に基づいて、操作量と、操作量の範囲とを設定することを特徴とする操作装置である。
操作部材と、
前記操作部材の操作量を検出する検出部と、
前記操作部材の操作量に基づいて指令値を生成する処理部を有し、
前記処理部は、前記操作量と前記指令値の関係と、前記光学部材の制御量に基づいて、操作量と、操作量の範囲とを設定することを特徴とする操作装置である。
本発明によれば、例えば、操作性の点で有利な操作装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、実施形態を説明するための全図を通して、原則として(断りのない限り)、同一の部材等には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
〔実施形態1〕
まず、図1ないし図11を参照して実施形態1が説明される。ここで、図1は、実施形態1に係る操作装置の構成例を示す図である。また、図2は、フォーカス(物体距離)操作のための操作部材101(ノブともいう)の外観を例示する図である。例えば、テレビカメラの撮影者(ユーザ)は、図2に例示された無端の操作部材を時計回り方向(CW方向)または反時計回り方向(CCW方向)に回転操作して、光学装置の光学特性を変更する。光学装置の有する可動の光学部材は、操作部材をCW方向に回転操作するとCW方向に対応する方向(無限遠に向かう方向)に、操作部材をCCW方向に回転操作するとCCW方向に対応する方向(至近に向かう方向)に駆動される。光学部材の駆動範囲は有限なのに対し、操作部材の回転量(回転角)の範囲(操作範囲)は無限(-∞°ないし+∞°)である。
まず、図1ないし図11を参照して実施形態1が説明される。ここで、図1は、実施形態1に係る操作装置の構成例を示す図である。また、図2は、フォーカス(物体距離)操作のための操作部材101(ノブともいう)の外観を例示する図である。例えば、テレビカメラの撮影者(ユーザ)は、図2に例示された無端の操作部材を時計回り方向(CW方向)または反時計回り方向(CCW方向)に回転操作して、光学装置の光学特性を変更する。光学装置の有する可動の光学部材は、操作部材をCW方向に回転操作するとCW方向に対応する方向(無限遠に向かう方向)に、操作部材をCCW方向に回転操作するとCCW方向に対応する方向(至近に向かう方向)に駆動される。光学部材の駆動範囲は有限なのに対し、操作部材の回転量(回転角)の範囲(操作範囲)は無限(-∞°ないし+∞°)である。
ここで、図3は、操作量範囲の変化を例示する図である。図3の(a)において、有限な駆動範囲を有する光学部材の位置は、操作部材の回転角が-180°を超えて-270°になっても、至近端(NEAR端またはMOD端)にとどまっている。同様に、当該光学部材の位置は、操作部材の回転角が+180°を超えて+270°になっても、無限遠端(FAR端またはINF端)にとどまる。光学部材を駆動できる操作部材の操作量の範囲を操作量の有効範囲ともいう。無端の操作部材を有する操作装置は、操作量の有効範囲外へ操作部材が操作された後に操作部材が反対方向に操作された場合、直ちに光学部材を反対方向に駆動する指令を出力する。無端の操作部材を有する操作装置は、操作量の有効範囲の変更が可能であるため、操作部材の操作方向を反転した場合に操作量の有効範囲外における無用な操作を省くことが可能である。そのため、図3の(b)に示されるように、光学部材の位置が至近端で変化しなくなった後、操作部材を図3の(a)とは反対の方向に回転すると指令値(光学部材の位置)が直ちに変化し、操作量の有効範囲も変化する。このように、従来の無端の操作部材を有する操作装置では、操作量の有効範囲は頻繁に変化しうる。よって、操作量と光学部材の位置との間の関係を常に把握することはユーザにとって困難となる。それゆえ、操作装置は、当該関係に関する情報を提供する、例えば、当該情報を感覚的(例えば視覚的)に示す(例えば表示する)ことができれば、操作性の点で有利となりうる。
操作装置10は、レンズ装置(例えば放送機器としての交換レンズ装置)の光学特性(例えば物体距離)を変更するために可動の光学部材(例えばフォーカスレンズ群)の駆動制御を操作する操作装置(例えばフォーカスデマンドまたは単にデマンド)である。ここでは、当該光学部材は、至近端と無限遠端との間における有限の駆動範囲を有する。図1において、101は、操作範囲に端の無い操作部材であり、図2に例示されたノブを含むものとしうる。102は、操作部材101の変位量(例えば回転角の変化量)を検出する検出部であり、例えば、エンコーダを含んで構成されうる。エンコーダは、例えば、周知の光学的スケールや磁気的スケールを含んで構成されうるものであり、操作部材101の回転角の変化量を検出するのに用いられる。エンコーダは、例えば、図4に示されるように、ある時点での回転角(基準変位量または基準検出部出力に相当)を0°として、その後の回転操作によって回転角を増減させる。ここで、図4は、操作部材の回転角(横軸)と検出部出力(縦軸)との関係を例示する図である。操作部材101は、操作範囲が無端であるため、取りうる回転角の範囲は、-∞°ないし+∞°である。エンコーダは、例えば、スケールからの多相信号の検出により、操作部材の時計回り(CW)方向の回転および反時計回り(CCW)方向の回転を区別しうる。エンコーダは、ここでは、回転がCW方向の場合は、出力(回転角変化量)を増加させ、回転がCCW方向の場合は、出力(回転角変化量)を減少させるものとしている。
103は、操作量生成部であり、通信部107(後述)からレンズ装置における光学部材の制御量(例えば位置)を入力される。また、操作量生成部103は、特性設定部104(後述)から入出力特性(操作量と指令値との間の予め設定された関係)を入力される。また、操作量生成部103は、検出部102から出力(変位量)を入力される。操作量生成部103は、当該制御量と当該関係とに基づいて、操作量の初期値と操作量の取りうる範囲とを生成して記憶する。さらに、操作量生成部103は、操作量の初期値に対応する検出部出力(例えばエンコーダ出力)を基準検出出力として記憶する。また、操作量生成部103は、検出出力と基準検出出力と操作量の初期値と操作量の取りうる範囲とに基づいて操作量を生成する。操作量生成部103におけるこれらの処理についてはさらに後述する。
特性設定部104は、後に選択される複数の入出力特性(操作量と指令値との間の予め設定された関係)を記憶しているものでありうる。また、特性設定部104は、後に設定される入出力特性を記憶するものでありうる。特性設定部104は、当該選択や設定のためのユーザインタフェースを含みうる。入出力特性は、入力値(操作量)と出力値(指令値)との間の関係を示し、操作量および指令値の少なくとも一方は、取りうる範囲(最小値および最大値)が可変とされうる。本実施形態では、特性設定部104は、図5の(a)(b)(c)に示される3つの入出力特性を予め記憶し、そのうち図5の(a)の入出力特性が選択されているものとする。
105は、指令値生成部であり、特性設定部104から入出力特性を入力され、操作量生成部103から操作量を入力される。指令値生成部105は、当該入出力特性と当該操作量から指令値を生成する。例えば、図5の(a)の入出力特性においては、操作量が252の場合、指令値は70となる。また、指令値生成部105により生成される指令値範囲は、入力された入出力特性から特定されることになる。
106は、表示部であり、周知の表示デバイスを含んで構成されうるものであり、視覚その他の感覚を通じてユーザが必要な情報を認識できるものであればよい。表示部106は、指令値生成部105から指令値および指令値の取りうる範囲を入力され、操作量生成部103から操作量および操作量の取りうる範囲を入力される。処理部(後述)は、指令値と、指令値の取りうる範囲と、操作量と、操作量の取りうる範囲とを互いに関連づけて表示部に表示させる。当該表示の詳細は後述される。
107は、通信部であり、レンズ装置(の通信部)から光学部材の制御量(ここでは位置)を入力され、指令値生成部106から指令値を入力される。通信部107は、入力された光学部材の制御量は、操作量生成部103へ出力する。また、通信部107は、入力された指令値は、レンズ装置(の通信部)へ出力(通信または送信)する。なお、操作量生成部103、特性設定部104、指令値生成部105、通信部107は、単一または複数のプロセッサ(CPU等)から構成されうるものであり、処理部ともいう。
ここで、操作装置100から出力される指令値は、レンズ装置における光学部材の駆動制御のためのものである。いま指令値の取りうる範囲を0ないし100とすると、光学部材の駆動範囲(至近端ないし無限遠端;制御量の取りうる範囲)も0ないし100としうる。つまり、指令値は、当該駆動制御における目標値に相当することから、当該駆動制御における制御量(ここでは光学部材の位置)に一致(対応)する、または相関を有するものである。
また、操作量は、操作部材101の回転角の取りうる範囲-∞°ないし+∞°のうち操作量に対応する指令値の変化する有効な範囲(操作量の取りうる範囲)におけるものである。例えば、操作量の取りうる範囲の幅を360とすると、操作量の取りうる範囲は、操作部材101の回転角-180ないし+180°の範囲や同回転角-270°ないし+90°の範囲に対応しうる。ここで、当該回転角範囲の外側では、操作部材の回転角が変化しても、操作量の取りうる範囲の幅を360としたため、操作量は変化しない。例えば、操作量の取りうる範囲に対応する操作部材の回転角範囲を-180°ないし+180°としたとき、0ないし360の間で変化する操作量は、操作部材101の回転角が-270°であっても0である。また、同様としたとき、0ないし360の間で変化する操作量は、操作部材101の回転角が+450°であっても360である。また、操作部材101の回転角が-270°から-180°の方へ変化した場合は、操作量は直ちに0より大きくなる。同様に、操作部材101の回転角が+450°から+180°の方へ変化した場合は、操作量は直ちに360より小さくなる。例えば、操作部材101の回転角が-270°の場合は操作量が0であるところ、操作部材101の回転角が-269°に変化すると操作量は1となる。また、操作部材101の回転角が450°の場合は操作量が360であるところ、操作部材101の回転角が449°に変化すると操作量は359となる。
ここで、操作量の取りうる範囲、指令値の取りうる範囲の生成について説明がなされる。操作量生成部103は、入力された入出力特性に含まれる操作量の最小値・最大値と指令値の最小値・最大値とから操作量の取りうる範囲と指令値の取りうる範囲とをそれぞれ生成する。操作量生成部103は、例えば、入出力特性が図5の(a)の場合、操作量の取りうる範囲として0ないし360を生成する。また、操作量生成部103は、同様の場合、指令値の取りうる範囲として0ないし100を生成する。
ここで、操作量の初期値の生成について説明がなされる。操作量生成部103は、光学部材の駆動制御における制御量(ここでは位置)が入力されると、上述した制御量と指令値との間の対応関係と入出力特性(操作量と指令値との対応関係)とに基づいて、操作量の初期値を生成する。操作量生成部103は、例えば、入出力特性が図5の(a)の場合、制御量(光学部材の位置)がNEAR端とFAR端との中間であると、当該制御量に対応する指令値は50となり、操作量の初期値として当該指令値に対応する180を生成する。なお、入出力特性は、ここでは、データテーブル形式で表されているが、操作量または制御量を引数とし制御量または操作量を出力とする関数で表されていてもよい。このように、制御量(光学部材の位置)から特定した指令値に基づいて操作量の初期値を生成することにより、制御量(光学部材の位置)と操作量の初期値とを一致(対応)させることができる。そして、当該操作量の初期値(上述の例では180)に基づいて、操作量の取りうる範囲として0ないし360(に対応する操作部材の回転角範囲)を生成することができる。
ここで、検出部としてのエンコーダの出力が説明される。操作部材の回転角を示すエンコーダ出力は、基準となる時点でのものと別の時点でのものとを比較することにより、回転角の変化量を取得することができる。このとき、基準となる時点でのエンコーダの出力を基準エンコーダ出力というものとする。例えば、操作部材の回転角の変化量が+1°の場合に基準エンコーダ出力がNだけ増加すれば、当該変化量が+360°の場合には+360Nだけ増加する。このように、回転角の変化量とエンコーダ出力値の変化量とは互いに比例するため、基準エンコーダ出力と各時点のエンコーダ出力との差をNで割ることにより、操作部材の回転角の変化量(変化の大きさ及び方向)を取得することができる。
ここで、操作量の生成が説明される。前述の通り、各時点のエンコーダ出力と基準エンコーダ出力とに基づいて、操作部材101の回転角の変化量が取得できる。操作量は、操作量の取りうる範囲における正規化値であるため、例えば、操作部材101の回転角のうち指令値の変化する有効な範囲±180°が0ないし360で正規化されている場合、回転角が1°だけ変化すると操作量が1だけ変化する。操作量の変化量がわかれば、操作量の初期値または変化前の操作量(操作量の基準値)に操作量の変化量を加算することにより、各時点の操作量が取得される。加算結果が操作量の取りうる範囲を超えない場合は、加算結果を操作量として生成する。加算結果が操作量の取りうる範囲を超える場合は、操作量の取りうる範囲の最大値または最小値のうち加算結果に近いほうを操作量として生成する。生成した操作量を操作量の基準値として記憶し、それに対応する検出部出力(エンコーダ出力)を検出部出力(エンコーダ出力)の基準値として記憶する。このようにして、操作量の初期値および操作量の取りうる範囲の生成後、各時点での操作量を生成することができる。
ここで、図6は、本実施形態に係る操作量生成処理の流れを例示する図である。本処理は、例えば、処理部に記憶(格納)されたコンピュータ可読プログラムに従って処理部により実行される。同図において、ステップS101では、操作量生成部103が特性設定部104から入出力特性を取得する。ステップS102では、光学部材の駆動制御における制御量(ここでは位置)が通信部107により受信されたかが判断される。当該制御量が通信部107により受信された場合は、ステップS103へ処理が進められ、当該制御量が通信部107により受信されなかった場合は、スッテプS102の処理が繰り返される。ステップS103では、操作値生成部103が通信部107から当該制御量を取得する。
ステップS104では、操作量生成部103が、特性設定部104から入力された入出力特性に基づいて、操作量の取りうる範囲を取得する。ステップS105では、操作量生成部103が、取得された制御量と入力された入出力特性とに基づいて、操作量の初期値を生成し、当該操作量の初期値に整合するように操作量の取りうる範囲を生成し、操作量の初期値および取りうる範囲を記憶する。ステップS106では、操作量生成部103が、入力された検出部出力を基準検出部出力として記憶し、処理を終了する。以上のような処理により、操作範囲に端の無い操作装置100においても、操作部材101の回転角の範囲(無限の範囲)のうち指令値の変化する有効な範囲に対応した操作量の取りうる範囲を生成できる。
図7は、本実施形態に係る表示処理の流れを例示する図である。本処理は、図6に係る処理の後に行われ、例えば、処理部に記憶(格納)されたコンピュータ可読プログラムに従って処理部により実行される。同図において、ステップS201では、指令値生成部105が特性設定部104から入出力特性を取得する。ステップS202では、操作量生成部103が検出部102の出力に基づいて操作部材101の操作量を更新する。ステップS203では、操作量生成部103が操作量の取りうる範囲を表示部106に表示させる。ステップS204では、操作量生成部103が、操作量の更新値を表示部106に表示させる。ステップS205では、指令値生成部105が入出力特性に基づいて指令値の取りうる範囲を表示部106に表示させる。ステップS206では、指令値生成部105が入出力特性と操作量の更新値とに基づいて指令値を生成し、当該指令値を表示部106に表示させる。ステップS207では、通信部107が当該指令値をレンズ装置(の通信部)へ出力する。このようにして、処理部は、指令値と、指令値の取りうる範囲と、操作量と、操作量の取りうる範囲とを互いに関連づけて表示部に表示させる。当該表示の態様については後述される。以上のような処理により、操作量と指令値との間の関係を感覚的(例えば視覚的)に分かり易くユーザに提示することができる。
図8は、操作量と指令値との関係を例示する図である。同図において、横軸は、操作量生成部105により生成される操作量、縦軸は、指令値生成部105により生成される指令値を示す。操作量は、上述のように、0ないし360の値として正規化されている。また、指令値は、0ないし100の値(至近端(Minimum Object Distance)に対応する指令値を0、無限遠(INFinity)に対応する指令値を100)として正規化されている。ここでは、3つの入出力特性(操作量と指令値との間の関係)を例示している。第1の入出力特性は、Standardモードに係る入出力特性であり、指令値が操作量に比例している。第2の入出力特性は、Nearモードに係る入出力特性であり、無限遠端側より至近端側でフォーカス調整しやすくなるように、無限遠端側より至近端側で当該入出力特性を表す曲線の傾きが小さくなっている。第3の入出力特性は、Farモードに係る入出力特性であり、至近端側より無限遠端側でフォーカス調整しやすくなるように、至近端側より無限遠端側で当該入出力特性を表す曲線の傾きが小さくなっている。なお、入出力特性は、これらのものには限定されず、用途に応じて種々のものを採用しうる。
ここで、図9は、表示部における表示例(Standardモード)を示す図、図10は、表示部における表示例(Nearモード)を示す図、図11は、表示部における表示例(Farモード)を示す図である。各図の(a)において、上の帯は、指令値の取りうる範囲、下の帯は、操作量の取りうる範囲を示している。表示部106には、当該2つの範囲を、それらの長手方向が互いに平行になるように、かつ当該長手方向においてそれらが(例えば、それらの端部が)互いに整合するように表示させている。また、表示部106には、当該2つの範囲を、それらの長手方向における長さが互いに等しくなるように表示させている。上の矢印(第1指標)は、生成された指令値を指令値の取りうる範囲に関連づけて示し、下の矢印(第2指標)は、生成された操作量を操作量の取りうる範囲に関連づけて示している。いずれの帯も、左端は、至近端に対応し、右端は、無限遠端に対応している。また、各図の(b)は、操作量と指令値との間の関係(入出力特性)を示している。操作量がAの場合、指令値はBとなる。各図において、(a)における操作量Aおよび指令値Bは、(b)における操作量Aおよび指令値Bに、それぞれ対応している。
ここで、図9におけるStandardモードでは、操作量と指令値との間の関係を表す曲線の傾きは一定で、それゆえ、操作感度(操作量の変化に対する指令値の変化の比率)は一定である。図10におけるNearモードでは、操作量が至近端に対応する操作量0に近いほど操作感度は低くなっている。図11におけるFarモードでは、操作量が無限遠端に対応する操作量360に近いほど操作感度は低くなっている。そのため、Standardモードでは、第1指標(指令値B)は、操作量(物体距離)によらず、第2指標(操作量A)とは常に(ここでは左右方向において)同じ位置にある。また、Nearモードでは、第1指標(指令値B)は、両端にある場合を除き、第2指標(操作量A)より、至近端に対応する指令値0の側へ寄っている。また、Farモードでは、第1指標(指令値B)は、両端にある場合を除き、第2指標(操作量A)より、無限遠端に対応する指令値360の側へ寄っている。
以上のように、本実施形態によれば、操作範囲に端の無い操作部材を有する操作装置においても、操作量および指令値の取りうる範囲を生成することができる。その結果、操作量と指令値との間の関係をユーザが認識しやすく表示部に表示させることができ、以って操作性の点で有利な、操作範囲に端の無い操作部材を有する操作装置を提供することができる。
〔実施形態2〕
つづいて、図12ないし図27を参照して実施形態2が説明される。ここで、図12は、実施形態2に係る操作装置の構成例を示す図である。同図における構成例は、図1における構成例に対して、範囲設定部201を加え、操作量生成部103・指令値生成部105・表示部106をそれぞれ操作量生成部202・指令値生成部203・表示部204で置き換えたものとなっている。実施形態2に係る操作装置は、指令値の取りうる範囲および操作量の取りうる範囲のうち少なくとも一方をユーザが設定する機能を有している点で実施形態1に係る操作装置とは異なっている。
つづいて、図12ないし図27を参照して実施形態2が説明される。ここで、図12は、実施形態2に係る操作装置の構成例を示す図である。同図における構成例は、図1における構成例に対して、範囲設定部201を加え、操作量生成部103・指令値生成部105・表示部106をそれぞれ操作量生成部202・指令値生成部203・表示部204で置き換えたものとなっている。実施形態2に係る操作装置は、指令値の取りうる範囲および操作量の取りうる範囲のうち少なくとも一方をユーザが設定する機能を有している点で実施形態1に係る操作装置とは異なっている。
範囲設定部201は、指令値の取りうる範囲・操作量の取りうる範囲のうち少なくとも一方を設定する。当該設定は、範囲設定部201に含まれているユーザインタフェースを介して、ユーザによりなされうる。ここで、指令値の取りうる範囲は、10ないし70、操作量の取りうる範囲は、0ないし180に設定されている。表示部204を用いて当該設定を行う方法は後述される。なお、指令値の取りうる範囲・操作量の取りうる範囲のうち少なくとも一方は、記憶しておいた一または複数のものから選択的に有効になるように構成されうる。
操作量生成部202は、実施形態1における操作量生成部103の機能を有するとともに、範囲設定部201から指令値の取りうる範囲・操作量の取りうる範囲のうち少なくとも一方の情報を入力される。操作量生成部202は、入力された当該情報と入出力特性とに基づいて、変形された入出力特性(変形入出力特性)を生成して記憶する。変形入出力特性の生成については後述される。操作量生成部202は、変形入出力特性に基づいて、操作量の初期値を生成して記憶する。当該操作量の初期値の生成については後述される。また、操作量生成部202は、生成された操作量の初期値に整合するように、操作量の取りうる範囲を生成する。当該操作量の取りうる範囲の生成については後述される。
指令値生成部203は、実施形態1における指令値生成部105の機能を有するとともに、操作量生成部202から変形入出力特性を入力される。指令値生成部203は、入力された変形入出力特性に基づいて、指令値を生成する。
表示部204は、実施形態1におえる表示部106の機能を有するとともに、指令値生成部203から指令値の取りうる範囲を入力され、操作量生成部202から操作量の取りうる範囲を入力される。処理部は、指令値と指令値の取りうる範囲と操作量と操作量の取りうる範囲とを互いに関連付けて表示部204に表示させる。
ここで、変形入出力特性の生成が説明される。変形入出力特性における操作量の取りうる範囲は、例えば、操作量の取りうる範囲がその最大の範囲より制限される場合、それらの範囲の比率(縮小比率)を当該最大の範囲における操作量に乗じて得られる。変形前の入出力特性を図13の(a)、変形入出力特性を図13の(b)に示す。操作量の取りうる範囲を0ないし180とすると、変形前の入出力特性(a)における操作量に縮小比率1/2を乗じることにより、変形入出力特性(b)が得られる。なお、ここでは、変形入出力特性の生成は、上述のような縮小比率により行われたが、それには限定されず、任意の係数により行われうる。当該係数は、例えば、範囲設定部201におけるユーザインタフェースにより、例えば、1/2や2として設定されうる。
次に、本実施形態における操作量の生成が説明される。まず、変形前の入出力特性において、操作量に対応する指令値を一時的に記憶する。例えば、図13の(a)の入出力特性において、操作量108に対応する指令値30を記憶する。その後、変形入出力特性において、一時的に記憶された指令値に対応する操作量を操作量の初期値として生成する。例えば、図13の(b)の変形入出力特性において、一時的に記憶された指令値30に対応する操作量54を操作量の初期値として生成する。このようにすれば、操作量の取りうる範囲を設定するにあたり、その時点の指令値を保存するように、操作量の初期値を設定することができる。
つづいて、操作量の取りうる範囲に基づく操作量の生成が説明される。操作量は、上述の操作量の初期値に操作量の変化量を加算することにより得られる。ここで、加算結果が操作量の取りうる範囲を超えない場合は、加算結果が操作量として生成される。加算結果が操作量の取りうる範囲を超える場合は、操作量の取りうる範囲の最大値および最小値のうち加算結果に近い方が操作量として生成される。このようにして生成された操作量は、基準操作量として記憶され、それに対応する検出部出力(エンコーダ出力)は、を基準検出部出力(基準エンコーダ出力)として記憶される。このような構成により、検出部出力に基づいて操作量を生成(更新)することができる。なお、加算結果が操作量の取りうる範囲を超えた場合に、基準操作量は更新されずに基準検出部出力は更新されるため、操作量の取りうる範囲に対応する操作部材101の回転角範囲は変更されることになる。
ここで、図14は、本実施形態に係る操作量生成処理の流れを例示する図である。本処理は、例えば、処理部に記憶(格納)されたコンピュータ可読プログラムに従って処理部により実行される。同図において、まず、ステップS301では、操作量生成部202が特性設定部104から入出力特性を取得する。ステップS302では、操作量生成部202が範囲設定部201から操作量の取りうる範囲を取得する。ステップS303では、操作量生成部202は、当該入出力特性および当該操作量の取りうる範囲に基づいて、変形入出力特性を生成して記憶する。ステップS304では、当該変形入出力特性(当該操作量の取りうる範囲)が有効であるか判断され、当該変形入出力特性(当該操作量の取りうる範囲)が有効であればステップS305へ処理が進められ、そうでなければ処理が終了とされる。ステップS305では、操作量生成部202は、当該変形入出力特性と指令値とに基づいて、操作量の初期値および取りうる範囲を生成して記憶する。ステップS306では、操作量生成部202は、検出部出力(エンコーダ出力)を基準検出部出力(基準エンコーダ出力)として記憶し、処理が終了とされる。このように処理により、操作部材の操作範囲に端の無い操作装置200において、ユーザによる操作量の取りうる範囲の設定をその前後で指令値が変更されることなく行うことができる。
ここで、図15は、本実施形態に係る表示処理の流れを例示する図である。本処理は、図14に係る処理の後に行われ、例えば、処理部に記憶(格納)されたコンピュータ可読プログラムに従って処理部により実行される。同図において、ステップS401では、指令値生成部203は、範囲設定部201から指令値の取りうる範囲を取得する。ステップS402では、指令値生成部105は、特性設定部104から入出力特性を取得する。ステップS403では、操作量生成部202は、検出部102の出力を取得する。ステップS404では、操作量生成部202は、操作量の取りうる範囲を表示部204に表示させる。ステップS405では、操作量生成部202は、検出部出力と基準検出部出力と操作量の初期値と操作量の取りうる範囲とに基づいて、操作量を生成(更新)し、当該操作量を指令値生成部203へ出力し、表示部204に表示させる。ステップS406では、指令値生成部203は、変形入出力特性に基づいて指令値の取りうる範囲を生成し、表示部204に表示させる。ステップS407では、指令値生成部203は、変形入出力特性と操作量とに基づいて指令値を生成し、当該指令値を表示部204に表示させる。ステップS408では、指令値生成部203は、当該指令値を通信部107にレンズ装置へ送信させ、その後、処理が終了とされる。このような処理により、操作量と指令値との間の関係のみならず、操作量および指令値のうち少なくとも一方の取りうる範囲を感覚的(例えば視覚的)に分かり易くユーザに提示することができる。
ここで、図16は、表示部における表示例(指令値範囲が制限される場合)を示す図である。また、図17は、表示部における表示例(操作量範囲が制限される場合)を示す図である。また、図18は、表示部における表示例(操作量の取りうる範囲が0ないし540、指令値の取りうる範囲が0ないし100の場合)を示す図である。これらの図は、実施形態1に係る図9と同様の図であるが、帯内の黒色部分が指令値の取りうる範囲または操作量の取りうる範囲を示している点で相違している。図16は、Standardモードの入出力特性において指令値の取りうる範囲を設定した場合の表示例である。図17および図18は、Standardモードの入出力特性において操作量の取りうる範囲を設定した場合の表示例(範囲の幅がそれぞれ180、540)である。
図16の表示例では、指令値の範囲が制限され、操作量Aが操作量の取りうる範囲の左端(0)である場合、指令値Bは指令値の取りうる範囲の左端となる。図17の表示例では、操作量の範囲が制限され、指令値の取りうる範囲よりも操作量の取りうる範囲が狭いため、指令値の帯全体よりも操作量の帯内の黒色部分が短く表示されている。操作量A(180)が操作量の取りうる範囲の右端にある場合、指令値B(100)は指令値の取りうる範囲の右端となる。図18の表示例では、操作量の範囲が0ないし360から0ないし540へ拡張され、操作量の取りうる範囲が指令値の取りうる範囲よりも広いため、指令値の帯全体よりも操作量の帯内の黒色部分が長く表示されている。操作量A(540)が操作量の取りうる範囲の右端にある場合、指令値B(100)は指令値の取りうる範囲の右端となる。
ここで、図19は、指令値の取りうる範囲の設定処理の流れを例示する図である。また、図20ないし図23は、指令値の取りうる範囲の設定例を示す図である。図20は、指令値の取りうる範囲の設定に係る初期状態の表示例であり、V字状の指標(範囲指定指標)が現在の範囲の一端を示している。図19において、まず、ステップS501では、指令値生成部203は、図21・図22のように、範囲設定部201を介したユーザの操作により範囲指定指標を移動させて、指令値の取りうる範囲に関する情報を記憶する。範囲指定指標は、例えば、操作部材101の操作による矢印(指令値を示す第1指標または操作量を示す第2指標)の移動に伴って移動するようにプログラムされうる。なお、範囲設定部201は、範囲指定指標の移動および範囲設定のために、操作部材101に替えて又は加えて、ユーザにより操作される周知の入力デバイスを含みうる。指令値生成部203が指令値の取りうる範囲を記憶した後は、表示部204に表示させられた範囲指定指標の状態は、操作部材101または他の入力デバイスを操作しても、図23のように変化しない。つづくステップS502では、指令値生成部203は、記憶された指令値の取りうる範囲を有効にする(範囲設定フラグを有効に対応する値へ変更する)。図24は、指令値の取りうる範囲が設定されている場合の表示部における表示例を示す図である。ここでは、指令値の取りうる範囲が設定されているため、指令値を生成するための入出力特性(テーブルまたは関数)や第1指標の移動の態様は、当該設定の内容に基づいて、当該設定の前とは異なるものに変更されている。なお、操作量や指令値および操作量の双方の取りうる範囲を設定する場合についても、それぞれの場合に整合した同様の処理および表示を行えばよい。なお、ここでの例示では、取りうる範囲が初期(デフォルト)の取りうる範囲よりも狭い。ところが、それには限定されない。例えば、第1指標および第2指標のうち少なくとも一方は、現時点での取りうる範囲の端に至った(図25では第2指標が当該右端に至った)後、ユーザの操作により移動を続けられるようにしてもよい。ここで、図25・図26は、操作量の取りうる範囲の設定例を示す図であり、図27は、操作量の取りうる範囲が設定されている場合の表示部における表示例を示す図である。図26(操作量の取りうる範囲を有効とする前)および図27(操作量の取りうる範囲を有効とした後)に示されるように、指令値または操作量の取りうる範囲を示す帯を拡張できる構成が採用されうる。当該構成により、取りうる範囲が初期(デフォルト)の取りうる範囲よりも広くなる設定が可能である。
以上のように、本実施形態によれば、操作範囲に端の無い操作部材を有する操作装置においても、操作量および指令値の取りうる範囲を可変に生成することができる。その結果、操作量と指令値との間の関係をユーザが認識しやすく表示部に表示させることができ、以って操作性の点で有利な、操作範囲に端の無い操作部材を有する操作装置を提供することができる。
〔光学装置・撮像装置等に係る実施形態〕
図28は、光学装置・撮像装置の構成例を示す図である。当該光学装置10は、以上に例示した操作装置(ここでは10a)とレンズ装置(ここでは10b)とを含んで構成されている。また、当該撮像装置は、当該光学装置10と、当該光学装置10(レンズ装置10b)により形成された像を撮る(撮像する)撮像素子20aを有するカメラ装置(撮像装置本体)20とを含んで構成されている。カメラ装置20は、撮像素子20aを有する撮像部20cと(カメラ)操作装置20bとを含んで構成されている。なお、操作装置10aは、遠隔操作装置として、レンズ装置100とは有線または無線で通信を行う。また、カメラ装置20は、光学部材に対する指令値を送信する機能を有しうる。カメラ装置20は、当該指令値を、例えば、カメラ装置20のオートフォーカス機能またはオートアイリス機能等により生成しうる。操作装置20bは、遠隔操作装置として、撮像部20cとは有線または無線で通信を行う。また、操作装置10a・操作装置20bは、レンズ装置の物体距離に対応する指令値、レンズ装置の焦点距離またはズーミングに対応する指令値、およびレンズ装置の開口絞りの開口径またはFナンバーに対応する指令値等のうちの少なくとも1つを生成しうる。本実施形態によれば、例えば、操作性の点で有利な光学装置または撮像装置を提供することができる。
図28は、光学装置・撮像装置の構成例を示す図である。当該光学装置10は、以上に例示した操作装置(ここでは10a)とレンズ装置(ここでは10b)とを含んで構成されている。また、当該撮像装置は、当該光学装置10と、当該光学装置10(レンズ装置10b)により形成された像を撮る(撮像する)撮像素子20aを有するカメラ装置(撮像装置本体)20とを含んで構成されている。カメラ装置20は、撮像素子20aを有する撮像部20cと(カメラ)操作装置20bとを含んで構成されている。なお、操作装置10aは、遠隔操作装置として、レンズ装置100とは有線または無線で通信を行う。また、カメラ装置20は、光学部材に対する指令値を送信する機能を有しうる。カメラ装置20は、当該指令値を、例えば、カメラ装置20のオートフォーカス機能またはオートアイリス機能等により生成しうる。操作装置20bは、遠隔操作装置として、撮像部20cとは有線または無線で通信を行う。また、操作装置10a・操作装置20bは、レンズ装置の物体距離に対応する指令値、レンズ装置の焦点距離またはズーミングに対応する指令値、およびレンズ装置の開口絞りの開口径またはFナンバーに対応する指令値等のうちの少なくとも1つを生成しうる。本実施形態によれば、例えば、操作性の点で有利な光学装置または撮像装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、操作装置における処理部は、前述した複数の実施形態に係る機能を選択的に又は可能な限りは組み合わせて実施できるものとしてもよい。
100 操作装置
101 操作部材
102 検出部
103 操作量生成部(処理部を構成)
104 特性設定部部(処理部を構成)
105 指令値生成部(処理部を構成)
107 通信部(処理部を構成)
101 操作部材
102 検出部
103 操作量生成部(処理部を構成)
104 特性設定部部(処理部を構成)
105 指令値生成部(処理部を構成)
107 通信部(処理部を構成)
Claims (10)
- 光学装置における可動の光学部材を操作するための操作装置であって、
操作部材と、
前記操作部材の操作量を検出する検出部と、
前記操作部材の操作量に基づいて指令値を生成する処理部を有し、
前記処理部は、前記操作量と前記指令値の関係と、前記光学部材の制御量に基づいて、操作量と、操作量の範囲とを設定することを特徴とする操作装置。 - 前記処理部は、前記制御量に対応する指令値が生成されるように、前記操作量の初期値と前記操作量の範囲とを設定することを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
- 前記操作量および前記指令値のうち少なくとも一方の範囲は可変であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作装置。
- 前記操作量と前記指令値の関係を設定するためのユーザインタフェースを有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の操作装置。
- 前記制御量は、前記光学部材の位置を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の操作装置。
- 前記光学部材は、前記光学装置の物体距離、焦点距離、開口径のうち少なくとも1つを変更するために可動であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか1項に記載の操作装置。
- 前記処理部は、前記指令値と、前記指令値の範囲と、前記操作量と、前記操作量の範囲とを互いに関連づけて表示部に表示させることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の操作装置。
- 前記表示部を有することを特徴とする請求項7に記載の操作装置。
- 請求項1ないし請求項8のうちいずれか1項に記載の操作装置と、
前記操作装置により操作される可動の光学部材とを有することを特徴とする光学装置。 - 請求項9に記載の光学装置と、
前記光学装置により形成された像を撮る撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021146152A JP2023039137A (ja) | 2021-09-08 | 2021-09-08 | 操作装置、光学装置、および撮像装置 |
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-
2021
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